文章がおもしれーよ笑えるーよな小説教えてくれよ

麗しいスレやね‥‥‥
ボクそんな笑える小説は大好きやで
宮田珠己の「私の旅になにをする。」

これは小説じゃなくてエッセイやけど学級文庫で初めて読んだときからすっかりこの作者のファンになったのん

旅先で出会った人たちを独特のゆるさのある文体で描写するのが特徴で、特に普段日常でするような妄想などの「あるある」ネタも笑えるのん

>>40

35二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:21:37

>>27

無料試し読みの範囲だけ読んできたんだぁ

結構おもしれーよ平坦な表現だけれどもそれが却って読みやすいーよ

36二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:23:31

>>33

剥き出しのタフカテ…？

って思ったら誤字だったんだぁ30秒くらい悩んでたんだよねワシってアホじゃない？

37二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:24:22

とにかく伊藤計劃はソリッドなSF小説家に見えて軽妙でユーモアのある文章を書く危険な男なんだ
ミノタウロス…

38二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:28:48

重松清の「ファミレス」‥‥‥
重松清は暗い話ばっかり書いてるイメージあったからこういうドタバタギャグを書いてたの知って驚いたのが‥‥オレなんだ！

妻の書斎から離婚届の用紙を見つけた国語教師、美人料理研究会とその娘に振り回される編集長、妻と母親との嫁姑問題を抱える頼れる弁当屋の三人が料理教室を通して心境の変化を迎える話っスね

ただ笑えるだけじゃなくて、さまざまな家族間問題をとりあげたり熱い文章で読者を感動させたりもしてるのが巧みなのんな

39二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:36:32

>>32

平山夢明は「非道徳教養講座」というエッセイが笑えるで！

非道徳的な行動を「賢く」するためのコツをホラー小説家である作者が解説してくれてるのん

かなり説得力ある内容だけど挿絵の人が「理解はできるけど納得はできない犯罪者の証言みたいな講座」と言ってて笑ったのん

40二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:37:32

>>34

これも試し読みしたんだぁ

気の抜ける文章がおもしれーよ

「もともと遠かった出世であるが、これ以上遠のくと数学的誤差として消えてなくなるかもしれない」とかヒヒッて変な笑いが出ちゃったーよ

41二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:49:57

浅田次郎の「オー・マイ・ガアッ！」‥‥‥
ラスベガスの巨大カジノのスロットで史上最大の大当たりが出たが、その場にいた三人の客が全員馬鹿で世間知らずだったせいで史上最悪の大当たりにもなったんだなア（ﾆｺﾆｺ

多少三人組の台詞回しが「ブラックラグーン」みたいな回りくどくてカッコつけてる感じはあるけど、地の文では容赦なくこの三人組をこき下ろしてるからバランスが取れてて笑えるのん

42二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:51:49

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43二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:54:28

この一文を読みなさい

これは敵ニンジャが年収の上昇に比例して戦闘力が向上している様を表現したもの

— 2024年10月10日

44二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:55:19

同じく浅田次郎の「プリズンホテル」もうまいで！
クソみたいな性格の小説家が、叔父であるヤクザの組長とその組員たちとで経営するホテルに泊まって、そこでヤクザと同じくらい訳アリで奇妙な従業員や客たちと接していくことで、少しだけ人間的な成長をしていくシリーズものっスね

作者自体が訳アリの経歴だったのもあって妙にリアリティあるし、この小説は豪快で愉快、でも人情味もあって泣ける傑作っス

45二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:55:48

東野圭吾のエッセイを見なさい

このエピソードは作者が記念受験で問題解くのが鬱陶しくなって試験官の激えろ監督を視姦し続けた時のものだ

46二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:57:38

最近読んだ中だと奥田英朗のイン・ザ・プールが良かったっス
心の病に悩める患者たちがクソボケジャワティーな神経科医に振り回される内になんか治ってる……ある意味名医だ
所々クスっとする文章と救いのあるラストの中編集でオススメっスね
気に入ってくれたら続編の空中ブランコや町長選挙もウマイで！

>>47

47二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 20:59:38

>>46

これ面白かったっスね

特に強迫性障害の精神科医の話がお気に入りで５〜６回読んだのん

しかも意外と強迫性障害という症状は心当たりあったからタメになった‥‥‥！

48二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:02:04

文章が笑えるっていうので行くと太宰治のエッセイ系の作品とかはそういう感じのもあるんだよね
なんか人間失格とか初期作品のイメージだけで太宰語ってる人多いけどやねェ…実際は割と自虐ユーモア的な作風の方が強いで！

49二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:05:25

笑える小説‥‥聞いてます
夢枕獏曰く「小説で泣かせるのは簡単で、勃たせるのは難しく、笑わせるのが一番難しい」と‥‥‥

50二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:12:10

>>30

京極夏彦は笑える文を書くのも上手いんだ

妖怪＝阿呆妖怪研究家＝馬鹿

多々良先生行状記も馬鹿全開でおもしろいのん

51二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:22:34

ビートたけしの「漫才」‥‥‥

ビートきよしとの漫才を文章にしたものなのん
今風のお笑いではなくてもっとコンプライアンスが緩かった時代のアウトなネタが多いのが特徴なのん

52二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:28:04

三谷幸喜の「オケピ」‥‥‥
オーケストラの指揮者が天邪鬼な性格の演奏者ばかりの楽団をまとめ上げながら、別れた妻とよりを戻そうと七転八倒する話なのん

53二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:33:44

同じく三谷幸喜の「今宵宇宙の片隅で」‥‥‥
アメリカの日本人街に住むお人好しが好きな人の気を引くためにあの手この手を使うけど全部空回りして、親友のイケメンにかっさらわれてしまうなんて刺激的でファンタスティックだろ？
しかしその後もお人好しすぎて好きな人の幸せを優先して行動し続けるその姿、俺が女なら股を濡らすね

54二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 21:35:45

>>16

時雨沢恵一…神

銃器がいっぱい出てくるけどミリオタでなくとも楽しめるんや

55二次元好きの匿名さん24/10/10(木) 22:12:20

>>7

わかるけど万城目（まきめ）なんだよね