【🎲・微閲覧注意?・SS】麦わらの一味の〇〇が捕まった!?

  • 1二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:10:25

    ハッピーエンドが好きだが、ダイス目には従う方針で。


    捕まったキャラ

    dice1d10=8 (8)

    1:ルフィ

    2:ゾロ

    3:ナミ

    4:ウソップ

    5:サンジ

    6:チョッパー

    7:ロビン

    8:フランキー

    9:ブルック

    10:ジンベエ

  • 2二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:12:02

    ルフィ「フランキーが捕まっただって!?」


    誰に捕まった?

    dice1d4=2 (2)

    1:海賊

    2:海軍

    3:賞金稼ぎ

    4:上陸中の村人たち

  • 3二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:15:07

    チョッパー「海軍の奴ら……ゆるさねぇ」


    なぜ捕まった?

    dice1d4=1 (1)

    1:仲間を庇って捕まった

    2:罠に嵌められた

    3:実力で負けた

    4:燃料切れを狙われた

  • 4二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:16:12

    誰を庇って捕まった?


    dice1d9=4 (4)


    1:ルフィ

    2:ゾロ

    3:ナミ

    4:ウソップ

    5:サンジ

    6:チョッパー

    7:ロビン

    8:ブルック

    9:ジンベエ

  • 5二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:21:36

    ルフィ「フランキーが捕まったって!?」

    チョッパー「ああ、どうやら海軍がフランキーを捕まえたみたいなんだ」

    ルフィ「フランキーぐらい強いやつがどうして…!?」

    ウソップ「すまねぇ…フランキーは俺を庇って攻撃を受けて、海に落ちてしまったんだ。そこを海軍の奴らに…!」

    ルフィ「まだ遠くまで連れて行かれてないはずだ!野郎ども!助けに行くぞ!!」


    dice1d2=1 (1)

    1:ルフィたち視点

    2:フランキー視点

  • 6二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:24:18

    フランキーはどこにいる?

    dice1d2=1 (1)

    1:護送船

    2:近くの島の牢屋


    ルフィたちはどこを探す?

    dice1d3=1 (1)

    1:護送船

    2:近くの島の牢屋

    3:探している最中に海軍の襲撃を受ける

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:28:47

    フランキーを連れた護送船へ追いつくことができた。

    ルフィ「見えた!あの軍艦の中にフランキーがいるんだな!」

    ルフィは護送船に向かって飛び移ろうとしたが、軍艦から砲弾が発射された。


    どうする?

    dice1d2=1 (1)

    1:ルフィだけ軍艦に突撃

    2:船を砲撃から護りながら軍艦へ近づく

  • 8二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:33:46

    ルフィは護送船に向かって飛び移ろうとしたが、軍艦から大量の砲弾が発射された。

    ゾロ「ここは俺たちに任せろ」

    ゾロは刀を抜き、砲弾を真っ二つにし、サンジも蹴りで砲撃を蹴り砕いていく。

    ウソップ「砲撃戦で俺様に勝てると思うな!」

    ウソップの狙撃技術なら飛んでくる砲撃を撃ち落とすことは容易だった。

    ルフィ「よーし!いまだ!ゴムゴムのぉ〜〜ロケットォ!」

    ルフィは飛んでくる砲弾を掻い潜り、フランキーを乗せた護送船へと乗り込んでいった。


    dice1d3=2 (2)

    1:ルフィ視点

    2:ゾロたち視点

    3:フランキー視点

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:38:34

    ナミ「よし!私たちも乗り込むわよ!船を軍艦に近づけなさい!」

    ナミの指示でサニー号も軍艦へと近づけていく。ルフィが軍艦で暴れ回っているからか軍艦の砲撃も弱まっており、サニー号が近づくのも難しくはなくなっていた。


    その時…

    dice1d4=2 (2)

    1:軍艦で爆発が!

    2:ルフィの叫び声が!

    3:別の軍艦がサニー号を襲ってきた!

    4:少し離れた場所から向かってくる竜巻の気配を感じた。

  • 10二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:41:58

    ブルック「ルフィさんの声!?これはただ事じゃないですよ…!私、先に行ってきます!」

    海を走り、サニー号に先行する形で軍艦に乗り込んだブルックが見た物は…


    dice1d3=1 (1)

    1:倒れるルフィの姿

    2:海軍が秘密裏に作り上げた巨大ロボ

    3:目も虚な状態で立つフランキー

  • 11二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:45:56

    ブルックが見た物は…倒れたルフィの姿だった。

    ブルック「ルフィさん!」

    サンジ「どうした!?」

    チョッパー「なんだよ!?なんかあったのか!?」

    ブルック「ルフィさんがやられました!」

    持っていた電伝虫で様子を伝える。

    ルフィ「ちくしょお……いてぇ……」


    痛みを堪えて立ち上がるルフィ。その目の先には…

    dice1d3=1 (1)

    1:海軍の実力者

    2:CP9の強敵

    3:操られたフランキー

    4:もう一人のルフィ

  • 12二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:51:25

    ルフィ「強えな…誰だお前は?」

    ???「俺は海軍本部中将の…」


    dice1d5=5 (5)

    1:モモンガ

    2:ドーベルマン

    3:ヤマカジ

    4:オニグモ

    5:ストロベリー

  • 13二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 17:58:55

    ストロベリー「ストロベリー…それが俺の名前だ」


    ルフィ「頭長ぇオッサンだなぁ」

    ブルック「凄い剛毛な髪の毛ですね…!でも、剣も使い手なら私、負けませんよ!」

    ルフィ「待てブルック!」


    dice1d4=3 (3)

    1:まだ強い敵がいるぞ

    2:こいつの部下との連携は厄介だぞ

    3:能力者への罠があるぞ

    4:こいつは俺がやる!

  • 14二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 18:03:01

    ルフィ「罠があるぞ!」

    ブルック「へ?うおわああああ!?」

    ストロベリーが振るった剣により斬られたロープから大量の海水が降り掛かる。

    ブルック「ひいい!!海水ー!!」

    ストロベリー「海の藻屑となれ……」

    ルフィ「ブルック!」


    dice1d3=2 (2)

    1:ルフィが庇う

    2:ブルックが吹き飛ばされる

    3:ブルックが避ける


    ちょいと休憩します。

  • 15二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:43:22

    ルフィ「ブルック!」

    ブルック「あーれー!」


    ブルックが飛ばされた方向

    dice1d3=2 (2)

    1:軍艦内部

    2:ルフィの方向

    3:澡

  • 16二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:52:19

    ルフィ「危ねぇ!」

    ストロベリーの一撃を受け吹き飛ばされたブルックをルフィが受け止め、そのまま後ろへと下がる。

    ブルック「いやー助かりました。ルフィさん、ありがとうございます」

    ルフィ「気にすんな。それよりこの軍艦、罠だらけだぞ」

    ストロベリー「よくぞ見破ったな……。この軍艦には至る所に罠が仕掛けられている。」

    ルフィ「くそ…厄介だなぁ!戦い辛え…」

    ストロベリー「それに…罠は甲板だけではない。あれを見ろ!」


    dice1d3=1 (1)

    1:マストの上から罠が発動

    2:横付け間際のサニー号へ罠が発動

    3:……と見せかけて甲板に落とし穴が!

  • 17二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 21:55:21

    ストロベリーの指差した方向、マストの上から何かが降ってくる!


    降ってきた物は…

    dice1d4=2 (2)

    1:能力者用の捕縛網

    2:無数の槍

    3:金タライ

    4:降ってきたものは囮で本命はストロベリーの攻撃

  • 18二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 22:01:42

    ストロベリーの指差した方向、マストの上から何かが降ってくる。それは無数の槍だった。

    ルフィ「おわぁ!?」

    ブルック「危な!?ルフィさん!これは……」

    ストロベリー「当然だ……槍には毒が塗ってある……!」

    ブルック「毒!?」

    ルフィとブルックは甲板を逃げ回る。なんとか槍の攻撃は避けられているが、この槍の量の前ではそれは時間の問題だろう。

    ルフィ「毒なんて効くか!」

    無理矢理に弾こうとするルフィをブルックが片手で制すると剣先からの冷気で壁を作る。

    ルフィ「うお!?助かったぞブルック!」

    ブルック「二度と毒なんかで仲間を失ってたまるものですか!」

    ストロベリー「ぬぅ…!」


    dice1d3=3 (3)

    1:サニー号が到着。ルフィたちに援軍が駆けつける

    2:牢獄の中のフランキーが物音に目覚める

    3:海軍側の援軍が駆けつける

  • 19二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 22:04:39

    その時、砲撃音が辺りに響き渡り、サニー号の後方側からもう一隻の海軍本部の軍艦が現れた。


    『耐えろストロベリー…今すぐ援軍に向かう!』

    ストロベリー「その声は…!」


    dice1d4=2 (2)

    1:モモンガ

    2:ドーベルマン

    3:ヤマカジ

    4:オニグモ


    続きはまた明日。

  • 20二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 08:45:29

    保守

  • 21二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 20:45:45

    保守

  • 22二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 21:00:47

    ドーベルマン「私が着くまで持ち堪えろ…!」

    ストロベリーの軍艦へ近づくサニー号に向かって接近していく。

    サンジ「クソ!援軍かよ!」

    ゾロ「どうする?このまま突っ込むか?」

    ナミ「挟み撃ちにされるのはまずいわ」

    ジンベエ「むぅ…ルフィくんの援軍に向かう側とあっちの軍艦を抑える側に分かれるのが一番か」

    ウソップ「サニーを守る役もいるんじゃねぇか?」


    各自の行動

    ゾロdice1d3=3 (3)

    ナミdice1d3=3 (3)

    ウソップdice1d3=3 (3)

    サンジdice1d3=1 (1)

    チョッパーdice1d3=1 (1)

    ロビンdice1d3=2 (2)

    ジンベエdice1d3=1 (1)


    1:ルフィの援軍に向かう

    2:ドーベルマン撃退に向かう

    3:サニー号を守る


    >>20

    >>21

    保守ありがとうございます。

  • 23二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 21:08:58

    ジンベエ「よし、サンジとチョッパー、わしがルフィくんの援護に向かう」

    ゾロ「俺とウソップ、ナミが船を護る側か。ロビンは一人で大丈夫か?」

    ロビン「ふふ、私の能力なら相手が多くても問題ないわ」

    ウソップ「船を守りながら援護はするぞ!」

    サンジ「頼むぞ、お前ら。よし…いくぜ!」


    dice1d3=3 (3)

    1:ルフィ視点

    2:ドーベルマン視点

    3:フランキー視点

  • 24二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 21:27:18

    頭上からの轟音で牢獄のフランキーは目を覚ました。

    フランキー「ん?なんだ?」

    スーパーには程遠い目覚めの悪そうな顔を浮かべながらフランキーは鉄格子の外を見た。

    海兵「麦わらが暴れ回っている!中将の援軍に向かえ!」

    フランキー「……ッ!」

    フランキー「ルフィ……!」

    スーパーに程遠い目覚めの悪い顔をさらに歪ませながらフランキーは外にいるであろう仲間の名を呟いた。


    フランキーの残存エネルギーは…

    dice1d100=25 (25) %

  • 25二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 21:52:21

    フランキー「残ってるエネルギーはきっかり1/4か…心許ねぇがやるしかねぇ!」

    海兵「おい!何をしている!?」

    フランキーは鉄の拳を振り回し、鉄格子に殴りかかる


    dice1d3=2 (2)

    1:上でルフィが暴れてるせいか鉄格子の付け根が緩んでるところを見つける

    2:鉄格子はびくともしない

    3:鉄格子が少し凹む

  • 26二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 21:55:15

    海軍バッドエンドスレか?

  • 27二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 21:57:16

    …が、鉄格子はびくともしない。

    何か脱出するための策を考えていたフランキーだが、その思考は海兵たちの声で中断された。

    海兵「おい!何をしている!大人しくしろ!」


    dice1d3=3 (3)

    1:その海兵から鍵を奪い取ろうとする

    2:構わず鉄格子を殴り続ける

    3:天井に異変が起こる

  • 28二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:10:18

    >>26

    大まかに

    1:フランキー救出エンド

    →別設定で新規SS制作

    2:他の仲間も捕まるエンド

    →全滅しなけりゃ続き物SS制作

    3:フランキー救出するが他の仲間が捕まるエンド

    →続き物SS制作

    で考えてます。

  • 29二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:12:04

    その時、天井から異音が響く

    フランキー「ん?なんだ?」


    dice1d3=3 (3)

    1:よく見れば空気穴がある

    2:天井が崩れる

    3:天井が開いて誰かが落ちてくる

  • 30二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:24:10

    ギギギと音を立てて天井が割け、そこから誰かが落ちてくる。

    フランキー「おいおい…!」


    dice1d4=1 (1)

    1:モブ海兵

    2:ルフィ

    3:ブルック

    4:ストロベリー


    続きはまた明日。

  • 31二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 06:58:03

    モブ海兵「うわぁぁ!」

    フランキー「なんだ?天井が…落とし穴にでもなってんのか?ならあそこから出れそうだな」

    フランキー「よし…クー・ド・ブー!!」ボシュゥウ!!

    落ちてきたモブ海兵を踏み台に飛び上がり、尻からの放出で飛び上がるフランキー


    ストロベリー「く…ッ仕留め損ねたか!」

    ルフィ「危ねぇ…落とし穴まであんのか!んん?あれは…」

    フランキー「でぇたぁぜぇ!」

    ブルック「フランキーさん!!ご無事でしたか!」


    フランキーのエネルギー残量

    25%-dice1d25=7 (7) %


    続きは夜に書きます。

  • 32二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 13:15:57

    昼保守。

  • 33二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:12:53

    ストロベリー「な!?まさか落とし穴を開けることが裏目に出てしまうとは……。だが、麦わらの一味は一人残らずここで……」

    ルフィ「フランキーが無事なら船を沈めないように手加減して戦わなくてもいいよな!!」

    ストロベリー「くっ…こうなったら……」


    dice1d3=1 (1)

    1:道連れだ!この軍艦の最後の罠を起動!諸共に沈んでもらおう!

    2:海軍の秘密兵器。軍艦の一部が変形して巨大ロボにッ!

    3:ベガパンクの技術の一部を流用した海軍オリジンセラフィム起動!

  • 34二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:19:53

    ストロベリー「最後の手段だ!この軍艦の最後の罠を起動!」

    ブルック「なんですか!?船の淵が迫り上がってきましたよ!?」

    フランキー「いや違う、甲板が…船が変形してるのか!?」

    ストロベリー「そう、変形したこの軍艦諸共沈んで貰う。この軍艦そのものが海底の監獄になるのだ!」



    dice1d3=2 (2)

    1:サンジたち視点

    2:ゾロたち視点

    3:ロビン視点

  • 35二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:41:26

    サニー号に並んだ軍艦から雪崩れ込んでくる海兵たちを蹴散らしながらルフィたちの乗る軍艦からの異音にナミが驚愕の声をあげる。

    ナミ「な、なに?あの軍艦…自分から沈もうとしてるの!?」

    ウソップ「おいおいやばいぜ。あんな軍艦がこんな近くで沈んだらサニーも海流の煽りをもろに受けちまうぜ!」

    ドーベルマン「……隙ありだ!」

    ゾロ「隙なんてねぇよ!」

    海兵たちの合間を縫って飛びかかるドーベルマンの攻撃をゾロが防ぐ。

    ドーベルマン「ぐっ!」

    ゾロ「中将自ら前線に出てくるとはな。お前の船の守りはいいのか?」

    ドーベルマン「俺の部下は優秀だ」

    ゾロ「そうかよ、そりゃ残念だな!相手が悪い」

    サニー号と軍艦の接船時に気づかれないように軍艦に乗り込んだロビンが今頃は海兵たちを蹴散らしているだろうに。

    ドーベルマン「相手が悪い?それはどうかなこちらには……」


    dice1d2=2 (2)

    1: ベガパンクの技術の一部を流用した海軍オリジナルのセラフィムがある。

    2:まだ軍艦の援軍が来る。

  • 36二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:53:35

    ドーベルマン「まだ援軍が来るのだぞ」

    ウソップ「マジかよ!?」

    ドーベルマン「ここで足止めをしているだけでもお前たちは不利になっていく」

    ゾロ「足止めだけか?ヌルいぜ。剣士を相手にするんならてめぇも命取りに来い」

    ドーベルマン「仲間のために役目を果たす。それこそが正義なのだ」

    ゾロ(なかなか踏み込んでこねぇ…。実力のある奴に全力で足止めに徹する動きをされるのは厄介だな)

    適度に他の海兵に紛れてナミやウソップも狙おうとするドーベルマンの動きに、ゾロは必然的に守りの動きばかりをすることになる。

    ゾロ「せめて、ロビンかルフィたち側がなんとかしてくれりゃいいんだが……」


    dice1d2=1 (1)

    1:サンジたち視点

    2:ロビン視点

  • 37二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 21:59:44

    ジンベエ「よし、到着じゃ」

    ジンベエが背負ったボートに乗ったサンジとチョッパーが軍艦の近くまで着いた時、軍艦の外郭が変形し出した。

    チョッパー「なんだなんだ!?」

    サンジ「なんだかこの軍艦沈んでるみたいだぞ」

    ジンベエ「いかん!このままではわしらも沈むのに巻き込まれてしまいそうじゃ」


    dice1d3=2 (2)

    1:変形中の薄くなったところを三人で攻撃して壊す

    2:ジンベエにボートを打ち上げてもらい、サンジとチョッパーだけ上から軍艦へ侵入する

    3:変形中の隙間を見つけて三人で乗り込む

  • 38二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 22:05:57

    ジンベエ「このまま上へおぬしらを打ち上げる。そこからなんとか侵入してくれ!」

    チョッパー「ジンベエはどうするんだ!?」

    ジンベエ「なんとか沈むのを遅らせれるように底から軍艦を支えてみよう」

    サンジ「どっちにしろ時間との勝負ってわけか」

    チョッパー「ジンベエ!頼んだぞ!」

    チョッパーとサンジを乗せたボートがジンベエの打ち水により上昇し、沈みゆく軍艦より高く打ち上がる。

    ジンベエ「これでよし。さて……わしもやるかのぅ」


    dice1d3=1 (1)

    1:侵入と同時にルフィたちと遭遇

    2:侵入したがサンジとチョッパーが逸れる

    3:侵入したところは変な機械がある場所だった


    続きはまた明日。

  • 39二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 09:13:37

    チョッパー「うぉおおおおッ!」

    サンジ「ぐぐぐ……!」

    軍艦の上まで飛べた二人だが、屋根のように変形している途中、穴になっているところを見つける。

    サンジ「あそこから中に入れそうだが、今にも閉じちまいそうだ」

    チョッパー「任せろ!ランブル!」

    怪物強化の形態になったチョッパーがその穴に手をかけ、こじ開けようとする。

    チョッパー「ぬぎぎ……ダメだ。閉じないように堪えるのが精一杯だ!」

    サンジ「なら俺が行く!」

    穴を除き込んだ時、ルフィたちの姿を発見する。

    サンジ「おいルフィ!」

    ブルック「あ、サンジさん!助けに来てくれたんですね」

    ルフィ「あの穴から出れるか?」

    ストロベリー「くっ!逃すわけにはいかん!」


    dice1d4=1 (1)

    1:フランキー「てめぇにもらった借りを返させてもらうぜ!くらえ!」

    2:ブルック「失礼ですが…もう斬っちゃいました」

    3:ルフィ「ギア4!ゴムゴムのぉ〜!」

    4:ルフィ「ギア5…あっひゃっひゃっひゃー!」


    続きはまた夜に。

  • 40二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 12:18:10

    保守

  • 41二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 21:40:36

    フランキー「てめぇにもらった借りを返させてもらうぜ!くらえ!」

    フランキーの拳がストロベリーを殴り飛ばした。

    フランキー「フランキーアイアンBOXING!!」

    ストロベリー「ぐはぁッ!」

    フランキー「よっし!」スッキリ!

    ルフィ「よし、俺に掴まれ!ゴムゴムのぉ〜ロケットぉ!!」

    チョッパー「……なんとかなったみたいだな」

    サンジ「ああ、無事でよかったぜ」


    dice1d3=2 (2)

    1:ゾロたち視点

    2:ロビン視点

    3:ルフィたち視点

  • 42二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 21:47:50

    一方、ドーベルマンの乗ってきた軍艦の上で海兵たちを蹴散らしているロビン。

    ロビン「ふぅ…だいたいは倒せたかしら」

    海兵「く……っ、強すぎる」

    ロビン「あら?まだ残っているのね。急いでいるから寝てて貰うわね」

    海兵「うっ!……ぐぅ……」

    ロビン「あとはルフィたちが無事だといいけれど」

    その時、あちら側の軍艦からルフィたちが飛び出してくる姿を見つけた。

    ロビン「ふふ……大丈夫そうね」


    dice1d3=1 (1)

    1:ほぼ壊滅させたし、サニー号に戻ろうかしら

    2:せっかくなのでこの軍艦から何か拝借しようかしら

    3:このまま残った海兵を倒しきろうかしら

  • 43二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:05:48

    ロビン「そろそろサニー号へ戻ろうかしら」

    ルフィたちも目的を果たしたならこちらの軍艦でやることももうないだろう。

    サニー号の甲板へ戻るとルフィたちが脱出したのをみて動揺しているドーベルマンへ背後から一撃をいれる。

    ドーベルマン「ぐふっ……!」

    ロビン「ごめんなさいね」

    ゾロ「戻ったか」

    ロビン「邪魔をしてしまったかしら?」

    ゾロ「いや、いい。やる気ねぇ奴の相手で飽き飽きしてたところだ」

    ナミ「ロビン!そっちも終わったみたいね!」

    ウソップ「ルフィたちと合流したら早くここから逃げねぇとまた軍艦がくるらしいぞ!」

    ナミ「船も少し離さないとあの沈む方の軍艦の影響で舵に影響受けちゃうわ」

    ロビン「あら、そうなの。なら急がないといけないわね」

    能力で海兵たちを海へ落としていくロビン。


    援軍の軍艦の姿は

    dice1d2=1 (1)

    1:まだ見えない

    2:見えてきた

  • 44二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:13:41

    程なくして、ジンベエが引っ張るボートがサニー号へ向かってくる。
    ウソップ「フランキ〜〜!すまねぇ…俺を庇ったばっかりに!」
    フランキー「おぉう!気にすんな」
    ウソップ「うぅ…せめてこれを受け取ってくれ、新しいコーラだ!」
    フランキー「んんんん〜〜!ス〜パ〜!!これで俺も完全に元通りってわけだ!」
    ルフィ「よーし、仲間も取り戻したし!野郎ども出航だ!」

    ドーベルマンとストロベリーの救出のため、援軍にきた軍艦も麦わらの一味を追う足は鈍く、麦わらのジョリーロジャーを掲げた船は悠々と海を進んでいくのだった。

    完

  • 45二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:26:02

    稚拙な内容だけど、自分にとって初のSSを書き切れてよかった。

    ほとんどの選択肢にルフィ側が不利になるものと有利になるものを入れたけど、だいたい有利になる方にダイスが偏った。
    書き始める前に色々ルートを考えていたけどスムーズに解決までルートを辿って行った。

    ダイスの結果では
    対洗脳フランキーや、ニセフランキー対本物のフランキー戦
    ルフィも牢屋に入るルートとかも考えたりもしていた。
    GOLDでのルフィとフランキーのコンビが好きだから捕まる役がフランキーになった時に二人での脱出ルートをちょっと期待した。

    気持ちよくぶっ飛ばせるような敵としてロボや海軍製のオリジナルセラフィムのルートも考えたけど、ダイスの結果ストロベリーもドーベルマンも「そんなの持ってないよ」状態になってしまった。結果普通にボコられてしまった。許してください。

    オリジナルセラフィムは海軍側の能力者か、アニオリの能力者、劇場版の能力者のコピーという設定でダイスで決定する予定だった。
    オリジナルロボも相手を捕えることに特化したという設定、それが他の仲間を捕まえるルートも考えていたけどダイスがスルーした。

    ロビンがもう少し軍艦に残っている場合は試作品のそれや捕まえる用の罠がある展開も考えていた。

  • 46二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:33:16

    次は新しい設定で書くつもりだけど、
    現時点での四皇麦わらの一味の戦力が強すぎてダイスの結果次第とは言え、緊張感がなかったので、次は偉大なる航路前半のメンバーでの話を検討したい。

    文書だけでなく、画像を貼れた方がよかったのではないかと思うので、状況次第にはなるけども用意できるなら画像も用意したい。

    ダイス次第ではあるもののサクサク解決まで行ったので、展開の面でルフィたち側がある程度不利になるか劣勢な場面を作りたい。

    ナミさんの出番が少なかったので、捕まる役か活躍する役かでプッシュしたい。

    重ね重ね、稚拙な文書を読んでくださり、ありがとうございます。
    構成が練れ次第、(残っていたなら)このスレで次回作書きたいと思います。

  • 47二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 09:04:08

    まだ落ちが考えきれてないけど、ちょっと浮かんできたので今日の夜に新作かけたら書き始めます。

    偉大なる航路前半どころか、一味の戦力がアラバスタ〜空島ぐらいの戦力のものになりそう。

  • 48二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 20:45:23

    保守

  • 49二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 22:26:35

    次の話を少しずつ書き始めていきます。

    注意書きとしては、
    アラバスタ〜空島ぐらいの時期。アニオリだとその期間で色々な島に行ってたのでそういうイメージ。
    基本的にハッピーエンドを目指したいけど、ダイス目には従います。
    ナミさんをメインに(できるようなダイス目が出てくれたらいいなぁ)。
    ※ワンピゲーム作品の画像を貼ります。

  • 50二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 22:38:10

    偉大なる航路のとある島に上陸した麦わらの一味たち。


    ナミ「いい買い物できちゃった。」

    少し多めに買ってしまったがこれも必要経費。服や靴、アクセサリーなど、ナミは大喜び。

    荷物持ち役がいないのが寂しいが、コックは食材を、狙撃手は開発の材料を、医者は薬を、それぞれ自分の買い物をしている。

    たまには一人での買い物も楽しいものである。

    ナミ「まぁ、ルフィたちは気の毒だけどね。」

    船長と剣士、考古学者の三人は手配書が作られているお尋ね者。

    他の仲間のように堂々と買い物ができないのは少し可哀想かもしれない。

    ナミ「大人しく留守番してるならお土産ぐらい買って帰ってもいいかな。」

    船長の留守番をすることを最後まで嫌がっていた姿を思い出す。

    そんな事を考えながら歩いていると、視界にどこかで見た覚えのある二人組の男の姿が映った。


    dice1d3=1 (1)

    1:誰だっけ?全然思い出せない

    2:どこかで見覚えがあるような…?

    3:あ!あんた達は!!

  • 51二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 22:54:30

    ナミ(…誰だっけ?全然思い出せない)

    直感があの男達を知っていると告げているのだが、記憶を掘り起こしても全く思い出せない。

    ナミ「うーん、どこで会ったことある人達だったかな……」

    しばらく悩んだ末に思い出すのを諦めた。

    ナミ「ま、どうでもいいか」

    気を紛らわせるために、そのままの方向に歩き出すのだった。

    そして、その男達とすれ違った時に片方の男のハートの形のサングラスを見て、やっと思い出した。

    ナミ「あっ!」

    ジャンゴ「お、お前は!」

    ナミ「変なメガネの催眠術師!?」

    ジャンゴ「麦わらの一味の航海士!!」

    ほぼ同時に互いの姿を見て叫ぶナミとジャンゴ。

    ジャンゴの隣にいるフルボディが両拳にナックルを装着し構えを取る。

    フルボディ「ちょうどいい、あの暴力コック諸共海に沈めてやる!覚悟しろ!」

    ナミ「い、いやぁああ!」

    まさか目の前にいた二人組が自分の顔を知っている海兵だとは思いもしなかったため、完全に油断していた。

    ナミは荷物を放り出してその場から逃げ出す。

    ジャンゴ「待て!」

    ジャンゴが武器のチャクラムをナミ目掛けて飛ばし、フルボディとともに追いかけてくる。


    dice1d3=2 (2)

    1:チャクラムが身を掠る

    2:チャクラムをクリマ=タクトで弾き落とす

    3:避けてそのまま逃げる

  • 52二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 22:56:04

    >>51

    誤字りましたクリマ=タクトではなく、クリマ・タクトですわ…。

  • 53二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 23:00:09

    ナミ「くっ!」

    咄嗟に武器のクリマ・タクトを取り出し、真っ直ぐな軌道で飛んでくるチャクラムを打ち落とす。

    ジャンゴ「な、なにぃ!?」

    その予想外の反撃に驚いて足を止めるジャンゴ。

    フルボディ「おとなしく捕まれ!」

    だが、その隙に飛びかかったフルボディの拳が放たれる。


    dice1d3=2 (2)

    1:攻撃を受けて吹っ飛ぶ

    2:クリマ・タクトでガードする

    3:攻撃を避ける

  • 54二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 23:05:33

    フルボディの攻撃をクリマ・タクトを受け流すようにナミは構える。

    フルボディ「ちっ!」

    想像以上の威力の拳にタクトを構えた手が痺れるが、フルボディをいなしそのまま駆け出す。

    ナミ「とりあえず逃げなきゃ!」

    二人の攻撃を防ぎきり、ナミは一目散に逃げるのだった。


    dice1d3=1 (1)

    1:追いかけてくるフルボディとジャンゴを振り切れない!

    2:このまま逃げれば振り切れそうだ!

    3:完全に振り切った。

  • 55二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 23:23:38

    必死に逃げるナミとそれを追うジャンゴとフルボディ。

    ナミ「なんであいつらがここにいるのよ!」

    ナミは走りながら、なぜあの二人がこの街にいるのか考える。

    ジャンゴに至っては海賊だったはずだ。相方のフルボディという男は東の海の海兵だったはず。

    なぜ、海兵をしているのか。なぜ、偉大なる航路にいるのか。


    ジャンゴとフルボディはナミを追いかけて走りながら会話を続ける。

    フルボディ「ジャンゴ!あの女、思ったよりやるぜ!」

    ジャンゴ「ああ!だが、このまま行けば……!」

    一向に追いつけないがそう引き離されもしない。だが、二人の表情からは焦りは微塵も感じられない。


    郊外に飛び出し、浅瀬の海が見える場所まで来たナミ。

    ナミ「はぁ……はぁ……」

    必死に逃げる最中、ゴーイングメリー号の停めてある場所から大きく引き離されてしまった。

    街を突っ切って船の方へ戻るには二人の海兵が邪魔だ。

    ナミ「あっ……!」

    思わず立ち止まってしまう。切れ切れになった呼吸を整えながらナミは進行方向に立つ一人の女性を視界に捉える。


    dice1d3=3 (3)

    1:まさかこの人も海兵…?

    2:こいつ、アラバスタの時の奴!?

    3:たしか、こいつはボン・クレーが言っていた…大佐!?


    続きはまた明日。

  • 56二次元好きの匿名さん24/10/15(灍) 23:41:50

    フルボディのジャンゴ呼び違和感だなぁ…
    「ブラザー」に脳内変換してお読みください。

  • 57二次元好きの匿名さん24/10/16(ć°´) 07:22:14

    ナミ「たしか、こいつはボン・クレーが言っていた…大佐!?」

    以前、アラバスタを出航する時に襲撃してきた部隊を指揮していた女性だ。

    ??「あら、わたくしの事を覚えているみたいね。でもこちらもあなた達のことは忘れてはいないわ。あなた達に船二隻を沈められた上に逃げられるなんて」

    女性はゆっくりと怒りを隠さずに言う。

    ヒナ「憤激よ。ヒナ憤激」

    そう、ナミの目の前に立ち塞がるのは海軍本部大佐〝黒檻〟のヒナだ。

    ナミ「くっ!」

    ヒナ「さぁ……覚悟しなさい!」


    dice1d3=1 (1)

    1:挟まれるのはマズイ!先手でヒナに攻撃を仕掛ける。

    2:未知の実力者が相手だ。ヒナの行動に備える。

    3:後ろから飛びかかってくるジャンゴとフルボディの攻撃を避ける。


    続きは夜に。

  • 58二次元好きの匿名さん24/10/16(ć°´) 13:24:21

    このレスは削除されています

  • 59二次元好きの匿名さん24/10/16(ć°´) 13:25:39

    前方には大佐が立ち塞がり、後ろからはフルボディとジャンゴが追いかけてくる。

    完全に囲まれる前に… 挟み撃ちにされるのだけは避けなければ。

    ナミ「や、やるしかない……!」

    武器を構えるナミをヒナが油断なく見つめる。

    隙がみえない構えだが、それでもナミもここで捕まるわけにはいかない。

    ナミはヒナに向かって駆け出し、攻撃を仕掛ける。


    dice1d4=1 (1)

    1:〝冷気泡〟!〝熱気泡〟!

    2:天候は〝台風〟!〝サイクロン=テンポ〟!!

    3:天候は〝霧〟!〝フォッグ=テンポ〟!!

    4:飛びかかり、クリマ・タクトでヒナに殴りかかる!

  • 60二次元好きの匿名さん24/10/16(ć°´) 21:25:48

    三節棍の武器であるであるクリマ・タクトを分離させそれぞれ左右の手でマーチングバンドのバトンのように回す。

    左のタクトからは冷えた気泡が、右のタクトからは熱の気泡が吹き出し、宙で交わっていく。

    水分を含み上昇する〝熱気泡〟と下降する〝冷気泡〟がぶつかり、急激に冷却され生まれるのは雲。

    ヒナ「なるほど…これが雷を作り出すというおかしな武器なのね」

    ヒナは冷静にナミの能力を分析しながら、上空にできたまだ小さな雲を見上げる。

    ナミ「……!?な、なんでそれを!?」

    自分の技を海軍の大佐が知っていることに驚くナミ。目に見えて動揺するのを見逃すヒナではなかった。

    ヒナ「アラバスタでバロックワークスのエージェントの一人を倒したそうね。」

    ミス・ダブルフィンガーというトゲトゲの実を食べた女のことだ。

    ヒナ「バロックワークスの面々の身柄を運んだのは海軍よ。」

    当然、取り調べも行われている。その名うての殺し屋を倒した海賊についても聞き出すのは自然なこと。

    ヒナ「あなた随分と恨まれてるのねぇ。ペラペラと喋ってくれたわよ。」

    ナミ「……だったら!」

    会話の最中でも雲を成長させ続けていたナミは三本目のタクトを大きく振りかぶり、雲へ目掛けて三つ目の気泡〝電気泡〟を放つ。

    ナミ「この技の威力も当然知ってるんでしょう!?」

    その電気を引き金に雲は雷雲となり、稲妻を轟かせる。


    dice1d4=2 (2)

    1:ヒナに避けられる

    2:ヒナに直撃する

    3:ジャンゴとフルボディを巻き込んで周囲に雷が落ちる。

    4:ヒナ「その技の欠点は遅すぎること…」

  • 61二次元好きの匿名さん24/10/16(ć°´) 21:35:06

    ナミ「くらいなさい!〝サンダーボルト=テンポ〟!!」

    直下のヒナ目掛けて稲妻が落ちる。

    ナミ「や、やった…?」

    確かに稲妻はヒナ目掛けて落ちたはずだが、ミス・ダブルフィンガーとの戦いで放った時とは違和感を感じる。

    あの時に直撃したダブルフィンガーの肉の焦げるような異臭も、みっともない女の悲鳴もない。雷が落ちた衝撃で舞った土煙が晴れるとただ、そこに静かに佇みヒナは平然と立っていた。

    ヒナ「威力だけはすごいわね。」

    ナミ「……そんな!?」

    普通なら感電しているはずなのに!?


    dice1d3=3 (3)

    1:ナミ「な…なんで…!?」

    2:ナミ「何かの能力者なの!?」

    3: ヒナの近くに立っている長く黒い棒に目がいく。先ほどまであんな棒はあっただろうか?

  • 62二次元好きの匿名さん24/10/16(ć°´) 22:17:04

    ヒナの近くに立っている長く黒い棒に目がいく。先ほどまであんな棒はあっただろうか?

    いや、そもそも雷は本当にヒナへ直撃したのだろうか?

    先ほどの光景を思い返すと雷はあの黒い棒へ直撃したように見えた。

    ナミ「まさか……あの黒い棒で雷を受け止めたの?」

    いや違う。まるで雷の方が吸い寄せらえれたように見えた。まるで……

    ナミ「まさか……避雷針!?」

    ヒナ「ご明察。」

    避雷針を置いていた?いや、先ほどまでは無かったはず。まさかこれは……。

    ナミ「あなたも能力者なの!?もう!この海には生身のまともな人間はいないのかしら?」

    悪魔の実の能力で作り出した可能性がある。

    ヒナ「その生身の人達を海賊から守るためにわたくしは自分の能力を使っているつもりよ」

    ナミ「私をここで捕らえるつもりのようね……そう簡単にいくもんですか!!

    ヒナ「ジャンゴ、フルボディ。あなた達は下がっていなさい。足手まといになるから

    ……ヒナ迷惑」

    ジャンゴ「了解♡」

    フルボディ「了解♡」



    dice1d3=1 (1)

    1:雷が効かないなら、この技ならどう!?

    2:相手の能力が何かを見極めないと……。

    3:能力者が相手なら海が弱点のはず…!

  • 63二次元好きの匿名さん24/10/16(ć°´) 22:24:21

    ナミ「雷が効かないなら、この技ならどう!?」

    ただのキュート美人だと思われがち(本人談)だが、ナミは麦わらの一味の航海士。その頭脳と戦闘センスは並外れている。

    ウソップに設計してもらったクリマ・タクトも作った本人以上に使いこなせているという自負がある上に修羅場を潜り抜けてきた棍捌きは並大抵のものではない。


    dice1d4=4 (4)

    1:ヒナ「悪いけれどお遊びに付き合う気はないわ」

    2:天候は〝台風〟!〝サイクロン=テンポ〟!!

    3:天候は〝霧〟!〝フォッグ=テンポ〟!!

    4:飛びかかり、クリマ・タクトでヒナに殴りかかる!


    続きはまた明日。

  • 64二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 09:46:18

    ナミ「てやぁああ!!」

    ヒナ目掛けて素早くかけると飛び上がり、クリマ・タクトを振り下す。

    脳天へと直撃すれば昏倒するであろうその一撃をヒナはわずかばかり体をずらし、紙一重でかわす。

    クリマ・タクトの先端が地面へとめり込み、砂埃が上がる。

    ナミ「あっ!?」

    隙を晒したナミにヒナは踏み込みながらその腕を振るう。


    ヒナの反撃。

    上限100この話で今まで降ったダイスの回数+出目の合計値(11+21=32)以上なら大成功。

    6以上31未満なら成功。

    5以下なら失敗。


    dice1d100=52 (52)

  • 65二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:19:40

    勢いをつけての渾身の一撃を放ったばかりのナミにそれを防ぐ手立てはない。

    クリマ・タクトを振り下ろしたその体へヒナの伸ばした右腕が触れた瞬間にぐにっとそれが歪み、体を強張らせていたナミの体に沿うようにしてヒナの腕が通過していく。

    ナミ「んなぁ!?」

    フルボディ「くあっ!!シビレる~~〝オリオリの実〟の能力!!」

    「わたくしの体を通り過ぎる全てのものは…〝禁縛〟される!!」

    上手いのか下手なのかわからないヒナのモノマネをするフルボディと、

    ジャンゴ「言ってくれェ!!決めゼリフ言ってくれェ!」

    それを期待するジャンゴが囃し立てる中、ヒナの腕がナミの体を通り過ぎる。


    ガシャン…!


    鉄格子の扉が閉まるかのような音と共に通り過ぎたヒナの腕の軌跡に黒い塊が残った。

    ナミ「んぐぅっ!!?」

    その黒い塊に両腕ごと体を巻かれ強い力で締め付けられるナミ。

    これこそがオリオリの実の能力。食べた者は〝枷〟をはめて敵を拘束する檻人間となる。

    その能力を受けたナミが驚愕する。

    ナミ「な、なんなのコレ……!?鉄の錠…!?」

    体の自由が利かない。文字通り、両腕ごと体を束ねられ、なんとかして脱出しようと体をよじるが、その鉄の戒めはびくともしない。

    身動きが取れなくなったナミを見てヒナは口を開く。


    dice1d3=2 (2)

    1:「ジャンゴ、フルボディ 身柄を船に運びなさい。」

    2:「近くにまだ仲間がいるはず。警備を固めなさい。」

    3:「どうかしら?鋼鉄の錠で体の自由を封じられた気分は」

  • 66二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:35:31

    ヒナ「近くにまだ仲間がいるはず。警備を固めなさい。」

    」

    ジャンゴ「は!了解♡」

    フルボディ「了解♡」


    ヒナ「……全くあの子達は仕方ないわね。」

    捕らえた海賊をその場に駆けていく二人を見てため息をつく。

    ヒナ「さて、と」

    ナミはなんとかして抜け出そうともがくが、鉄の塊はびくともしない。

    ナミ「くっ!このっ!」

    一部の隙間なく嵌められた鋼鉄の錠の苦しさに目尻には涙を浮かべている。

    ヒナ「無駄よ。その錠は能力者であるわたくしにしか外せないわ。」

    ナミ「こ、こんな能力があるなんて……」

    相手を捕えることに特化している能力。

    その能力を目の当たりにして、ナミは改めて自分の無謀さを悟るのだった。

    雷を防いだ避雷針もこの鉄の能力で作り出していたのだろう。


    ヒナ「わたくしのオリオリの実の能力から逃れた海賊はいないわ。大人しくしていなさい。」

    そう呟いたヒナがふと視線を落とすと、そこに落ちていたのは拘束された際の苦しみから手から落ちたクリマ・タクトだった。

    それを拾ったヒナにナミが叫ぶ。

    ナミ「か、返しなさい!!」

    ヒナ「聞いていた以上におかしな武器ね……。見る分にはただの鉄の棒じゃない。」

    そう言いながら、クリマ・タクトを肩で担ぐヒナ。

    ナミ「返して!!」

    拘束されたままの姿で憤るナミを見てヒナが口を開く。


    dice1d3=1 (1)

    1:「随分と逞しいわね。あのコ達よりも役に立ちそう」

    2:「仲間の居場所を知っているなら教えなさい?」

    3:「うるさいわね。少し黙っていなさい」

  • 67二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:42:49

    ヒナ「随分と逞しいわね。あのコ達よりも役に立ちそう」
    並の海賊では鋼鉄の錠を嵌められれば、大男の海賊でさえもがき苦しみ、泣き叫ぶことしかできないのだがナミは違うようだ。
    ヒナ「でも、その強情な心と体……いつまで持つかしら?」

    ナミ「……!?」
    ヒナ「オリオリの実の能力で作り出した錠は能力者であるわたくしにしか外せない。つまりあなたはこの拘束を解くことはできないわ。」
    ナミ「く…っ!うぅ…!」
    ヒナ「さぁ、あなたの身柄を運ばせてもらうわ」
    そう言って鉄の塊に拘束されたまま動けないナミの体を掴み上げるとヒナはナミの身柄を護送船へと連行していく。
    ナミ「い、いや……!」
    ヒナ「暴れない方が賢明よ。」
    鉄の塊に体を拘束され、抵抗もできず運ばれていくナミはただ、自分の迂闊さと油断を呪うのだった。

    第一部 完

  • 68二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 10:54:48

    続編へ続きますが二つ目のSS完結できて満足です。

    一度書いたからなのか筆がのって長文連発になってしまいました。読みやすい文章にはなっていないかと思いますが今後の課題にしていきたいです。

    前回のSSだと救出、脱出までがスムーズに終わったので今回もナミがヒナ達からスルッと逃げてしまう方向にならないか心配でしたが、捕まって続編へと繋がる流れになりました。

    ジャンゴ、フルボディ戦で捕まるルートや逆に余裕で逃げ切るルート、
    ヒナ戦では足元がつかる程度ですが舞台に浅瀬の海を用意し、そちらへ逃げれば能力者のヒナに善戦するルートなども考えていました。
    ただ、鉄の避雷針は近くにいた場合は落ちた雷が地面にほとばしりそうでちょいと無茶があったかもしれないし、ヒナにダメージ描写があっても良かったのかなとは反省。

  • 69二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 11:10:31

    前回のSSではこちら側でルートへのフラグ管理をしていましたが、メモ管理がややこしくなったので、今回はダイスの数字で数字の少ない出目が出たらナミにとって悪い方向へ、大きい出目ならナミにとって良い方向へ進む展開を考え、ダイスの選択肢に取り入れました。
    1:6回
    2:4回
    3:2回
    と読み返すと結構偏りがありましたね。

    例外としてヒナ戦では、1の出目が出た次の選択肢で4が出た場合はヒナ側の判定としてオリオリの能力を受けるといういわゆる大外れ枠を作らせていただきました。
    それまでのダイスを振った回数と出目の合計値で判定するやり方をとり、
    ・数字以上ならヒナの攻撃が大成功で捕まり、
    ・6以上数値未満ならヒナの成功で武器か行動不能にはならないものの制限が付くように体のどこかを拘束される、
    ・5以下ならヒナの失敗で回避に成功するというTRPG的要素を入れました。

    SSが進んだり、それまでに良い出目が多く出ているなら致命傷にはならないという考えです。
    制限が付く場合は1:だけでなく、2:の出目以降でも4:の出目が次の選択肢で出るようには考えており、2個目の制限がついた場合は3:の出目の次の選択肢でも出るようには考えていました。
    今回のナミは出目の偏りや振った回数が少ないのもあってすぐにやられましたが。

    ヒナ側の判定以外の回数や出目の合計は続編へも引き継ぎます。
    当時は七人メンバーですが、コレなら一味全滅エンドはない…と思いたいです。

  • 70二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 11:24:46

    ナミが捕まらなかった場合はまた別の設定でSSを書くつもりでしたが、ヒナ嬢に〝禁縛〟されたのでナミ救出か他の誰かが捕まるかの続編を制作予定です。

    ヒナ相手に誰かが直接戦うルートになるのか、戦わずに捕らえられたナミを救出して脱出ルートになるのかはダイス目には従いたいとは思います。
    せっかく催眠術使えるジャンゴがいるんだし、前回SSでできなかった洗脳シチュとか出来たらいいなぁ。
    ただ、ヒナと直接戦う場合はサンジは手を出せないのでどうするでしょうかね……。


    今回貼らせていただいた画像はグランドバトル3というゲームからです。
    20年以上前のゲームですが、画像集めがてら久々に遊びましたが、ヒナで即死コン決めれなくなっていて衰えを感じました……。


    ある程度、続編のルートが決まりましたら(残っていましたら)このスレに書き込んでいきたいと思います。
    稚拙さに拍車がかかったような気がしますが、読んでくださった方々本当にありがとうございます。

  • 71二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 14:42:05

    おもしろいSSだけど>>1が考えてることをだいぶ出してくれてるから意外性とかが感じられなくてもったいないかも

    ある程度情報秘匿してもいいよ

  • 72二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 00:02:57

    せっかく捕まったんだし、ナミはもっと描写が欲しいな

  • 73二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 04:40:06

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 12:07:37

    感想、保守ありがとうございます。

    たしかに…なぜこうなったのかという説明のしたさに饒舌に成ってしまっていました。
    個人的にこの手の企画では公正性は欠かせないとは考えていましたが、その結果として大事な意外性が失われてしまう方が読み物として致命的だと思うので、第一部は、ダイス目=内部点数という形でしたが、

    ・第二部以降は全てのダイス目=内部点数という形ではなく、こちらで管理する秘匿性の形式に変更したいと思います。
     同時に意外性を選択肢や物語内に挙げれるように務めたいと思います。


    さらに、ヒナの判定に移る条件も変更したいと思います。
    第一部では1の出目が出た後で4の出目が出た場合に大成功、成功、失敗のヒナの判定のチャンスを作っていましたが、その場合はどの出目がルフィたち側に悪い出目なのかわかってしまうことから、

    ・ヒナの判定チャンス発生については、第二部以降はヒナが戦闘する場合では通常のダイス目の選択肢の下に上限100のダイスを作り、その出目が10以下の場合は次はヒナの判定チャンスのレスにしたいと思います。
     このダイスの出目は事前にヒナの判定チャンスで成功が出ている相手へ成功の回数×30の補正がかかるようにします。つまり、3回成功が出た相手には10+3成功×30=100%大成功が発動するようにします。
    1/3の出目から1/4の出目が出た時に判定チャンスが発生してましたが少し確率が上がります。その分、大成功の確率は減ると予想しています。

    ・一度大成功して禁縛されている状態(以下、禁縛状態)の相手へのヒナの判定チャンスは自動で大成功になるようにします。
     ダイスの出目次第にはなりますがルート制作過程で禁縛状態の相手にヒナが追撃を行うルートも想定に上がったので、ルールを決めるにあたり挙げさせていただきます。なんらかの理由で禁縛状態ではなくなった相手へは上の判定チャンスに従いたいと思います。

    練れ次第、ナミ視点からの続きを書き始めますのでどうかよろしくお願いいたします。

  • 75二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:17:45

    海の上で停泊している軍艦。その旗には政府公認の海軍マークが掲げられてある。


    「あの女の様子はどうだ?」

    海兵の一人が言う。

    「ここに連行された時はギャーギャー騒いでいたが、今じゃ大人しいもんだ」

    別の海兵が答える。

    「まぁ、無理もねぇ。あのヒナ嬢に捕まったらこうもなるさ……」


    〝黒檻〟のヒナが食べた悪魔の実の名は〝オリオリの実"。彼女の体を通り過ぎる物に鋼鉄の錠を嵌めて捕える檻人間である。

    その身にヒナに敗れた証として両腕ごと体に鋼鉄の錠を巻きつけられたナミは、苦悶に満ちた表情を浮かべながら耐え続ける事しか出来ない。

    そう、ここは海軍の護送船。


    ナミは

    dice1d3=1 (1)

    1:最下層の牢屋の中で横たわっていた。

    2:船のマストの根本に括り付けられていた。

    3:船首で日差しや潮風にさらされ続けていた。

  • 76二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:28:47

    ナミは最下層の牢屋の中で横たわっていた。

    連行され、牢屋の中へ放り込まれてもなおその身に嵌められた鋼鉄の錠によって自由を奪われている。


    「うぅ……くっ!」


    ナミはせめて起き上がろうとするものの、身を縛る鋼鉄の戒めのせいで上手く体が動かせない。

    オリオリの能力を受けている限り、自力での脱出は不可能だろう。

    仲間の救援を祈り、今は堪えるしかない。

    その時、鉄格子の向こう側から何か音が聞こえてきた。それは段々と大きくなっていく。

    音の正体はすぐに分かった。こちらに向かってくる足音だったのだ。それも複数人のものだ。

    軋みながら鉄格子の扉が開くと黒檻のヒナが入ってきた。


    dice1d3=1 (1)

    1:ナミ「く、黒檻の…ヒナ…ッ!」

    2:ナミ「この拘束を外しなさい」

    3:ナミ「う、うぅ……」

  • 77二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:37:58

    ナミ「く、黒檻の…ヒナ…ッ!」

    自身を捕え、酷い目に遭わせている人物の登場にナミは歯噛みする。

    そんな彼女を嘲笑うかの如くヒナは見下すように笑った。


    ヒナ「ふふっ、随分苦しそうな顔をしているね。私に捕らえられた事がよほど悔しかったのかしら?」

    ナミ「うるさい!この私に手を出してどうなるかわかってんの!?」

    ヒナ「ふふっ、威勢だけは良いわね」


    鋼鉄による拘束を数時間受けて心身が疲弊はしているのはわかるがそれでもなお自分に噛みつこうとするナミのガッツをヒナは気に入っていた。


    dice1d3=1 (1)

    1:ヒナ「このまま身柄を留置場まで送ってもいいけれども。」

    2:ヒナ「いい気概ね。」

    3:ヒナ「あなた、わたくしの部下にならない?」

  • 78二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 19:16:09

    ヒナ「このまま身柄を留置場まで送ってもいいけれども。」

    ナミ「……く!」

    ヒナ「ねぇ、あなた。海賊なんてやめて海軍へ入隊してみるのはどうかしら?わたくしの部隊でなら歓迎するわ」

    ナミ「ふざけないで!仲間を裏切るなんて出来ないわ!」

    ヒナ「それは立派ね。ヒナ感心。しかし海賊は立派な犯罪者。あなたは牢獄行きよ」


    dice1d3=1 (1)

    1:ナミ「そ、それでも私は……ッ!」

    2:ナミ(ルフィ…!)

    3:ナミ「ぐぅっ…!」

  • 79二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 19:23:11

    ナミ「そ、それでも私は……ッ!」

    ルフィ達に故郷を救われた恩や、何より仲間達への信頼からナミはヒナに屈するわけにはいかないと気丈にも耐えるそぶりを見せる。

    もちろん、監獄へ入れられることへの恐怖がないわけでは決してないが、今は、それでも仲間を想う気持ちの方が強かった。


    ヒナ「ふふっ、強情なのね。でもいつまでその態度が続けられるか楽しみだわ」

    ヒナが手で仕草をすると一緒に入ってきたヒナの部下が


    dice1d3=2 (2)

    1:ナミの体を無理やりに立たせると椅子に座らせる。

    2:フルボディがナミの頭を手で挟み動かせなくする。

    3:ジャンゴがヒモをつけたチャクラムを垂らす。

  • 80二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 19:31:03

    ヒナが手で仕草をすると一緒に入ってきたヒナの部下のフルボディが牢の床にうつ伏せに倒れたままのナミの頭を手で挟み動かせなくする。

    ナミ「なッ!?なにを……!?」

    そして、ナミの眼前でジャンゴがチャクラムを垂らす。


    ジャンゴ「ワン・ツー・ジャンゴで、お前は海兵でヒナ嬢の部下になる!」

    ナミ(さ、催眠術!?)

    チャクラムを見て、ナミは催眠術をかけられようとしていることを理解する。

    しかし、抵抗しようにも鋼鉄の錠に動きを封じられている上に屈強なフルボディに頭を固定されて身動きが取れない。

    ナミ「ぐ、う……ッ!は、放しなさい!」

    ナミの眼前でチャクラムが左右へ振り子のように揺れ始める。

    ナミ(こ、こんな奴なんかに……!)

    必死にもがくナミだがどうする事も出来ない。

    ジャンゴ「ワン!ツー!……」


    dice1d3=3 (3)

    1:ジャンゴ!

    2:ジャンゴ!

    3:ジャンゴ!


    続きはまた明日。

  • 81二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 07:02:02

    保守

  • 82二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 16:55:28

    保守

  • 83二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 20:46:09

    ジャンゴ「ワン!ツー!ジャンゴ!」


    ナミ「わ、私は…海兵で……ヒナ嬢の部下…」

    フルボディは手で押さえたナミから抵抗する力が弱まっていくのを感じていた。

    ナミ「私は……海兵で……ヒナ嬢の部下……」

    手を離すと牢の床に突っ伏したまま抑揚のない声で繰り返し呟くナミ。


    部下達の漫才じみたやり取りをよそに、ヒナは突っ伏しているナミに指示をだす。

    ヒナ「明朝、あなたを連れてあの街へ戻るわ。あなたはそこで麦わら達を捕まえる手伝いをしなさい」

    ナミ「はい……わかりました……」



    ヒナが手で宙を薙ぐと、ナミの体に嵌められていた鋼鉄の錠が溶けるようにして消える。

    ナミの体は自由になったが、床に倒れたまま動こうとはしない。

    ヒナ「……」

    長時間拘束され続けていたことで体力や気力を消耗しているのもあるのだろう。

    その体にはヒナの拘束を受けて黒くなった痣が残っている。

    そのまま動かないナミを残し、ヒナは牢の外へ出る。

    ヒナ「後は任せるわ」


    フルボディ「はい!」

    牢屋から出て行くヒナの後ろ姿を見送った後、部下達はニヤニヤしながらナミを見る。

    フルボディ「やったなブラザー!お前の催眠術はやっぱすげーよ!」

    ジャンゴ「俺は海兵でヒナ嬢の部下だぁああ!!」

    フルボディ「またお前もかかってんのかよ!?」


    dice1d3=1 (1)

    1:ナミ視点(明朝)

    2:ルフィ達視点(現在)

    3:ヒナ視点(明朝)

  • 84二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 21:01:59

    明朝。ナミは一晩を牢の中で横たわって過ごした。

    ナミ(う……私は……)

    意識を取り戻し、辺りを見回すと自分が牢の中にいることに気付く。

    ヒナ「目が覚めたようね」

    そこへヒナがやって来る。そしてナミを見下すようにして言った。

    ヒナ「昨日のことは覚えているかしら?」

    ナミ「私は……麦わらを捕まえるための手伝いをする……」

    抑揚のない声のまま呟く。

    ヒナ「そう、良いわ。ではこれからあなたを街へ連れていく」

    ナミ「はい……わかりました……」

    催眠術が解けていないのかの確認だろう。しかし、どうやらまだナミに催眠術はかかっているらしい。

    牢の外へ出るヒナにナミは付いていく。

    ジャンゴ、フルボディをはじめとしてヒナの部下の大多数はすでに船から降りており、敬礼でヒナを迎える。


    港に付けられた護送船のタラップから降り、一晩ぶりの地面の感触を味わう暇もなく、ヒナの部下の海兵からナミの武器のクリマ・タクトを手渡される。

    ナミ「これは……私の武器……」

    クリマ・タクトを手にし、それを見つめるナミにヒナは告げた。

    ヒナ「あなたはその武器を使ってしっかりと働くのよ」

    ナミ「はい……私は……海兵でヒナ嬢の部下です……」

    昏い瞳のまま、ナミはかけられた催眠術を繰り返す。


    ヒナ「では、まずはこの近辺に潜んでいる可能性の高い麦わら達を捜索するわよ」

    ヒナ「わたくしは街の

    dice1d5=1 (1)

    1:東側2:西側3:南側4:北側5:中央

    を捜索する。あなたは

    dice1d5=1 (1)

    1:東側2:西側3:南側4:北側5:中央

    を捜索しなさい。」

    ※このダイスはヒナの判定の回数にも出目にも加算はされません。

  • 85二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 21:11:02

    ヒナ「わたくしは街の東側を捜索するわ。あなたも付いてきなさい」

    ナミ「……はい。」

    他にも数人の部下を引き連れて街の東側を捜索するヒナにナミは付いて歩く。

    ヒナ「この辺りは人通りも少ないし、何かあっても目撃者はいなさそうね。」

    ナミ「……はい。」

    ヒナ「では……あなたはその路地を捜索しなさい」

    ナミ「……わかりました……」

    指示を受けたナミは路地へと入っていく。

    中央から少し離れると寂れた雰囲気の漂う路地。


    辺りを見渡すナミ。辺りには……

    dice1d3=2 (2)

    1:ナミに付いてきた海兵が一人

    2:誰もいない

    3:ナミに海賊が声をかけてきた

  • 86二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 21:23:02

    辺りを見渡すナミ。辺りには誰もいないようだ。

    振り返り、ヒナや海兵達の姿も見えないことを確認すると足音を極力たてないようにもっと奥へと向かっていく。

    長年の泥棒家業で培った隠密性を活かし、近くに誰がいようとも気づかれないように素早く。


    路地を奥へ奥へと進んでいくと、丘の広場のような場所へ出た。

    ナミ(ここは……)

    広場には、ベンチや噴水があり中央には十字架のオブジェが立っている。

    辺りを見渡すと誰もいないようだ。

    ナミ「よし……」

    安堵のため息をもらすナミ。しかし、先へとその足は数歩で止まる。

    ヒナ「あら?どうしたのかしら?」

    背後から声をかけられる。振り返るとそこには笑みを浮かべたヒナが立っていた。

    ナミ「ヒ、ヒナ……嬢……」

    振り返ったナミは言葉を詰まらせる。


    dice1d3=1 (1)

    1:ヒナ「あなた……」

    2:ナミ「も、戻りましょうか」

    3:ナミ「ここには誰もいないようですよ」

  • 87二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 21:38:16

    ヒナ「あなた……もしかして、催眠術にかかっていないんじゃない?」

    ナミ「い、いえ。私は……海兵でヒナ嬢の部下です……」

    ヒナ「……下手な嘘ね」

    ナミ「何を言っているのか…私にはわかりません……」

    ヒナ「ジャンゴの催眠術。」


    ピシャリとしたトーンの声で話すヒナにナミの背筋に冷たい汗が流れる。

    ヒナ「あのコの催眠術はかかってから効果が及ぶまでに数秒の間があるのよ。それが強力であればあるほど、そして遠くにいればいるほど〝効く〟までのラグがあるの。

    でも、あなたはすぐにかかった。すぐ近くで自分自身にもかけたジャンゴ本人よりも早くね」

    ヒナの目にはナミがジャンゴ以上に催眠術にかかりやすい単純な人間には見えていない。

    ナミ「……くそっ!!」

    バレていた!クリマ・タクトを構えるナミ。催眠術にかかったフリも、もはや通じない。

    ヒナ「部下にしたいというのは本心なのだけれども、従わないのならここで麦わら達を誘き寄せるためのエサになってもらおうかしら」


    ナミ対ヒナ(2戦目)レス数経過した時点で戦闘が続行していた場合は麦わらの一味が一人援軍に加入。

    加入キャラはその際にダイスを振ります。

    援軍到着までのレス数

    1+dice1d10=7 (7)

    ※このダイスはヒナの判定の回数にも出目にも加算はされません。


    続きはまた明日。

  • 88二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 21:41:42

    レス数はこのレスを除いた投稿主が進めたレス数経過で数えます。

    ナミ対ヒナ戦の8レス目が終わった時点で対戦が継続していれば一味の誰かが援軍にきます。

  • 89二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 21:53:07

    待ってよく見たらもしかしてスレ画描いた??

  • 90二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 07:56:30

    戦闘態勢をとるナミを見てヒナもそれに応じて構えた。二人は互いに相手の出方を窺うように睨み合う。

    ナミ(こいつの能力…こいつに触れられると捕まっちゃう……!)

    前回の敗北の経験から、オリオリの実の能力者であるヒナに接近戦を仕掛けるのは危険であるとナミは判断した。

    ナミ「……もう二度と捕まったりなんかしないわ!」



    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナの動きに注意する

    2:距離を取ることを徹底する

    3:ヒナの様子を伺う


    ヒナの判定。10以下で成功

    dice1d100=54 (54)



    >>89

    スレ画は10年ぐらい前のリアル脱出ゲームからです。

  • 91二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 08:02:37

    ヒナ「いいえ。逃れられないわよ。私からは」

    意気込むナミをみてヒナは半ば呆れたようにそれを否定する。

    昨日のナミの実力をみているヒナからすればナミの実力はたかが知れている。

    なんらかのトラブルが起こらない限り、取り逃すことはない相手だ。


    それに……

    dice1d3=1 (1)

    1:ナミに返したクリマ・タクトには仕込みをしている

    2:ナミは一晩牢に入れられた疲れが残っている

    3:部下達にこの広場からの脱出ルートは塞ぐように指示をしている。


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=77 (77)

  • 92二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 08:08:37

    それにナミに返したクリマ・タクトには仕込みをしている。

    もしも本当に催眠術にかかっていたなら解除をするつもりだった仕込みが。

    ナミ「余裕ぶって……。」

    じわじわと距離を詰めてくるヒナのプレッシャーに押されたのもあり、先に動いたのはナミだった。ナミはクリマ・タクトを振るう!


    dice1d3=2 (2)

    1:〝熱気泡〟!

    2:〝サイクロン=テンポ〟!

    3:〝冷気泡〟!


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=92 (92)

  • 93二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 08:14:44

    ナミ「サイクロン=テンポ!」

    クリマ・タクトを組み換え、技を放つ。この技は〝熱気泡〟と〝冷気泡〟を合わせたぶつかった物を大きく吹き飛ばすブーメランの技だ。

    だが、放ったそれは普段の勢いを感じられず、宙で失速し地面へ落ちる。


    ナミ「なっ!?」

    ヒナ「隙だらけよ」

    ナミが放つ技が最初から不発に終わることを知っていたヒナはナミ目掛けて駆け出していた。

    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナの右腕が振るわれる

    2:ヒナの飛び蹴り

    3:ヒナの正拳突き


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=96 (96)

  • 94二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 08:21:06

    ナミ「きゃあ!?」

    駆けた勢いのまま放たれるヒナの飛び蹴りを地面に向かって転がるように飛びこんで避けるナミにヒナは舌打ちをする。

    ナミ「あ、危ない……。」

    前転をするようにして転がり、立ち上がるナミ。

    ナミ「私のクリマ・タクトになにをしたの!?」


    dice1d3=2 (2)

    1:ナミ(とにかく、落ちたクリマ・タクトを回収しないと…)

    2:ヒナ「教えてあげようかしら」

    3:ヒナ「自分で考えることね」


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=96 (96)

    続きは夜に。

  • 95二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 09:41:49

    10以下は流石に出ないか

    もう少しヒナ側のダイスは当たり判定大きくても良かったかも

  • 96二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:03:20

    武器に細工をされたことに気づき、ナミはヒナを問いつめる。

    ヒナ「教えてあげようかしら。あなたの武器の空洞部分はわたくしのオリオリの実の能力でごくごく僅かな塊を埋めてあるの」

    ナミ「まさか……!?」

    ヒナ「あなたが本当にわたくしの部下であるなら、解除してあげるつもりだったのだけれども」

    ナミ「く、くそぉ……!」

    悔しそうに歯噛みするナミ。

    正直に言うと、ヒナにはナミが催眠術にかかっている確証が持てていなかった。

    先ほど、伝えたジャンゴの催眠術に付いてもほぼほぼハッタリである。それに引っかかったからこそナミが演技をしていたことも見抜けたのだが、

    ヒナ「大人しく捕まりなさい!!」


    dice1d3=2 (2)

    1:ナミ「きゃあ!」

    2:ナミ「い、嫌よ!」

    3:ナミ「この……」


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=7 (7)

  • 97二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:20:38

    ナミ「い、嫌よ!」

    策略にハマり動揺が隠せないナミに向かって、ヒナは一気に距離を詰め、拳を放つ。

    ヒナ「はぁっ!」

    咄嗟に体を仰け反らせて回避するナミだが、ヒナの裏拳が顔を襲う。

    ナミ「あうっ!?」

    完全に怯んだナミにヒナのオリオリの能力が迫る。



    ヒナの判定チャンス。

    上限100。第一部からで今まで降ったダイスの回数+出目のポイント(秘匿)の合計値(80)以上なら大成功。戦闘終了。

    6以上79以下なら成功。

    5以下なら失敗。

    dice1d100=63 (63)


    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナ「それで終わりじゃないわよ」

    2:ヒナ「吹き飛びなさい!」

    3:ヒナ「捕まえた…」


    ヒナの判定。(大成功の数×100)+(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=12 (12)

  • 98二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:35:42

    ナミ「く…ぅっ!」

    衝撃と痛みにチカチカとするのを必死に堪えてヒナの追撃を回避しようとするナミだが、それを見逃すほどヒナは甘くはない。

    ガシャン…!

    ナミの思わぬ敏捷性は予想外だったが、その左手首に鋼鉄の錠がかけられる。

    ナミ「そ、そんな…っ!」

    警戒していたのにも関わらずついにオリオリの能力を受けてしまい、絶望の表情を浮かべるナミにさらなる追撃が迫る

    ヒナ「吹き飛びなさい!」


    ヒナの判定チャンス。

    上限100。第一部からで今まで降ったダイスの回数+出目のポイント(秘匿)の合計値(83)以上なら大成功。戦闘終了。

    6以上82以下なら成功。

    5以下なら失敗。

    dice1d100=99 (99)


    dice1d3=3 (3)

    1:ナミ「うぁああっ!」

    2:ナミ「きゃああああっ!

    3:ナミ「んぐぅっ!」


    ヒナの判定。(大成功の数×100)+(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    既成功数:1

    dice1d100=32 (32)


    戦闘終了でない場合、ナミに援軍が到着。

  • 99二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:06:56

    海軍本部大佐として数々の海賊達を捕縛してきたヒナ。正真正銘の海賊捕縛のエキスパートである彼女の前にもはや目の前の女海賊は敵ではなかった。

    ヒナ「はぁっ!」

    左手首に鋼鉄の錠がかけられた衝撃と痛みに、ナミは思わずヒナから目を離してしまった。

    ナミ「あっ……!?」

    一瞬の硬直。一瞬の油断。

    今まさに自分を討ち取らんと眼前に迫る狩人の眼光にナミは恐怖した。

    ヒナ「吹き飛びなさい!」

    鋼鉄の錠がかけられた左手首を右手で押さえながら、なんとか回避しようと試みるも時既に遅し。

    オリオリの実の能力を発動しながら放たれたヒナの鋭い蹴りがナミの体を捉えていた。


    ガシャァン!!

    ナミ「んぐぅっ!?」

    あの音だ。自分を捕える為の鋼鉄が嵌まった錠の音。

    またあの時と同じように両腕ごと体がオリオリの能力で拘束されてしまった。

    だが、あの敗北よりも体に走るずっと強烈な痛みにナミは苦痛に顔を歪ませる。


    dice1d3=3 (3)

    1:ナミは〝禁縛〟されてしまった

    2:ナミは〝禁縛〟されてしまった

    3:ナミは〝禁縛〟されてしまった

  • 100二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:31:28

    ナミ「あぁああっ!?」

    ヒナの凄まじいキックを受け、オリオリの能力による拘束をその身に受けながら宙を錐揉み回転しながら吹き飛とばされるナミ。

    ヒナがナミの演技を見抜いてからわずか五分にも満たない決着だった。

    昨日の敗北の悔しさと、そして仲間の為にも捕まるわけには行かないという強い意志がナミを奮い立たせた故の演技と行動だった。

    しかし、それはヒナにとっては取るに足らないものに過ぎなかったのだ。


    昨日、ナミに嵌めた鋼鉄の錠はいわば手加減。ヒナにとっては哀れみすら感じる程度の相手としてしか彼女は認識をされていなかった。

    だが、今回嵌める際には多少の本気を出していた。小賢しいその行動がヒナの怒りをかってしまった。その違いがナミに嵌められた拘束の体を絞める強さとなって現れていたのだ。


    〝禁縛〟されてしまった。その事実を痛感させられながら重力に従い、黒檻に囚われた女海賊は地面へと落ちていく。


    dice1d3=1 (1)

    1: 宙空でヒナの追撃を受ける

    2:背中から落ちる

    3:正面から落ちる


    続きはまた明日。

  • 101二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:44:01

    ダイス目には従うし、自分で書いておいてあれなんだけどナミさん捕まりすぎでは?
    画像用意できてなくて焦るんですけど。

    第一部では1/3→1/4=約8%引いて捕まるし、
    第二部では10%のヒナの判定を引いて、ヒナの判定の追撃40%を引いて、ラストターンで耐えれば援軍が来るのに敗北確定の17%引いて戦闘終了したんだけど……?

  • 102二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 07:35:29

    だが、それで終わりではない。ヒナは跳躍しトドメを刺そうとナミに迫っていく。

    ヒナ「…トドメよ」


    dice1d3=1 (1)

    1:広場の十字架のオブジェへ目掛けて蹴り飛ばす

    2:広場の噴水に向かって蹴り落とす

    3:体を掴み、広場のベンチへ投げ飛ばす

  • 103二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 11:22:33

    ナミ「……ッ!?」

    空中で体を捻り、ヒナはナミに向かって渾身の蹴りを放った。

    ナミ「きゃあああっ!」

    両腕ごと体をオリオリの能力で拘束されたナミには回避などできるはずもなく、ヒナの蹴りは容赦なくナミの背を捉えた。

    鋼鉄の錠を起点に体を大きくのけ反らせ、広場の十字架のオブジェ目掛けて蹴り飛ばされる。


    dice1d3=1 (1)

    1:十字架のオブジェの中心に空いた穴に嵌る

    2:十字架のオブジェにぶつかり、地面に落ちる

    3:十字架のオブジェに足が引っかかり、逆さの状態で磔になる

  • 104二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 11:39:31

    頭から十字架のオブジェ目掛けて突っ込んでいき、そのままオブジェの中心に空いた穴へと頭から突っ込んでいく。

    ナミ「あ、ああっ!?」

    十字架の穴に頭や肩は通ったものの、体を縛る鋼鉄の錠は穴の直径より大きく、引っ掛かってしまう。

    ナミ「う、う……っ!」

    体を捻りなんとか抜け出そうとするも鋼鉄の錠はびくともしない。

    十字架のオブジェの穴と鋼鉄の錠の二つに嵌り、嵌められ、ナミは身動きが取れなくなってしまう。

    ヒナ「……確保」

    ナミ「くっ……ぅ……!」

    もう逃げ出すことはできない。

    ジタバタと足を動かすも、地面に足は付くことすらできない。

    ヒナ「もう、無駄な抵抗はしない事ね」

    ナミ「……っ」

    無駄な努力を捕らえられた相手に諌められ、歯噛みする。一瞬、広場に静寂が訪れる。ナミが観念したと確認し、ヒナは部下へ連絡を取る。


    ヒナ「ジャンゴ。そっちはどう?」

    ジャンゴ『ヒナ嬢。麦わらの一味は以前発見できず、まだ捜索中です。』

    ヒナ「そう。なら作戦変更よ。この街の海軍支部と連絡を取りなさい」

    ジャンゴ『はっ!』

    ヒナ「麦わらの一味をおびき寄せ、捕獲するわ。」

    フルボディ『了解しました!』

    ヒナ「催眠術にかかったフリをしていたあの女を再度拘束したから至急回収してちょうだい。」

    ジャンゴ『なんだって!?あれは演技だったってのか!』

    フルボディ『わかりました!すぐに向かいます!』

    通話を終えるヒナが見やると、うちのめされたナミはすでに意識を失っていた。


    この場にもう一人この光景を目撃していた人物がいた。

    dice1d3=1 (1)

    1:ロビン

    2:チョッパー

    3:ウソップ

  • 105二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 11:49:56

    ヒナに加えてもう一人この場でこの光景を目撃していた人物がいた。

    ロビン(酷いことするわね)

    麦わらの一味、考古学者のニコ・ロビンだ、

    手分けして昨日から行方不明になった仲間の捜索をしていた彼女が駆けつけた時、目撃したのは蹴り飛ばされたナミが十字架のオブジェ目掛けて頭から突っ込んでいく所だった。

    ロビン(どうしようかしら?)


    ロビンはヒナの能力や実力を

    dice1d3=2 (2)

    1:海兵であること以外知らない

    2:バロックワークス所属時代にリサーチ済み

    3:詳しくは知らないが倒されたナミの様子から警戒している


    このままではナミは連れていかれる連れていかれるであろう

    dice1d3=2 (2)

    1:助けるためにヒナに挑む

    2:どこへ連れていかれるのかを尾行する

    3:この場を離れ仲間達の元へ戻って伝える


    続きはまた夜に。

  • 106二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 16:17:22

    >>99

    ここのダイス目の結果がどれも同じなのが、ナミにとってどうしようもできない感が伝わって好きだな

  • 107二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 18:47:30

    ナミを倒した女海兵に見覚えがあった。彼女は黒檻のヒナ。

    バロックワークスに所属していた時に、警戒すべき相手としてリストアップされていた。

    ロビン(とりあえず、様子を見てみましょう)

    実際に戦っている姿や能力を目撃したわけではないが、ナミが倒された姿を見ながらロビンは考えていた。

    ロビン(あのヒナという海軍将校は噂通り強そうね。まともに戦って勝てるかしら…?)

    もちろん、負けるつもりも捕まるつもりもないが、今ここで飛び出しても勝てる保証はない。

    ロビン(まずは様子を見てみましょう)

    そう判断したロビンは広場の物陰に身を潜めたのだった。


    ナミ「……」

    ナミが十字架のオブジェに頭から体を突っ込み動かなくなるのを確認したヒナが部下に連絡をし、回収を命令する。

    ヒナ「そう。なら作戦変更よ。麦わらの一味をおびき寄せ、捕獲するわ。」

    捕らえたナミを餌に麦わらの一味をおびき寄せ、捕獲する作戦を知りロビンは眉をひそめた。

    ロビン(まずいわね…)

    ナミが捕まったとなれば残る仲間は誰一人として彼女を見捨てることはしないだろう。

    ロビン(このままじゃ、全員で罠に飛び込むことになるわ。せめて、航海士さんがどこへが連れていかれるのかだけは確かめなければ)


    数分後、海兵が数名やってきて整列をする。ヒナの指示を受けた彼らは梯子をかけ、前から押し、後ろから引き、航海士であるナミを十字架のオブジェから引き抜くとその体を地面に横たえる。

    ロビン(あの黒い物…おそらくあれがヒナのオリオリの実の能力ね)

    ナミに嵌められた鋼鉄の錠にロビンは目を止めた。オリオリの実の能力で作り出された錠。ナミの動きを封じているのだろう。

    ロビン(あの能力は厄介そうね)


    dice1d3=2 (2)

    1:どうやって相手を捕まえるのかしら

    2:ヒナと戦うのは危険そうね…

    3:どれほど硬い拘束なのかしら

  • 108二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 19:05:28

    ロビン(黒檻のヒナと戦うのは危険そうね…)

    ロビンが冷静に分析をする中、屈強な男達に囲まれたナミの身柄がヒナの指示で運ばれていく。

    ヒナの実力を測る中で最大限の警戒をするべきだとロビンは判断したが、連行されてしまう前にここで仕掛けるべきなのではと悩み、踏ん切りがつかない。


    ウソップ「ロビン!ここにいたのか」

    後ろから声をかけられて振り返るとそこには一緒に東側でナミを捜索していたウソップとチョッパーがいた。

    ロビン「静かに…!」

    指を自分の口にやり、二人に状況を手短に説明する。

    ロビン「海軍大佐に航海士さんが捕まって連行されるみたい。そして囮に私たちを誘き寄せるらしいわ」

    驚きの声をあげそうになるチョッパーの口を抑えて、ウソップはロビンに返事をする。


    ウソップ「大佐レベルが相手かよ…どうする?ルフィ達に知らせるか?」

    ロビン「どこへ連れて行かれるのかを探って、こちらも作戦を立てるべきかと悩んでいるの」

    チョッパー「でもモタモタしていたらナミが連れて行かれちゃうぞ?」

    ロビンはともかく、大佐級の相手なら戦力が心許ない。仲間に知らせて戦力を増やすべきか、

    ここで動くよりも、救出する作戦を立てるべきか、

    ナミのことを思えば今すぐにでも救出するべきだ。

    三つに意見が分かれた。

    ロビン「役割分担することも視野に入れてどう動くかを決めましょう」


    dice1d3=1 (1)

    1:ナミを助けるために動く

    2:連行の尾行をする

    3:仲間を呼びにいく

  • 109二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 19:25:54

    チョッパー「おれ…やっぱりナミがこのまま連れて行かれるのは嫌だよ」


    涙ながらに訴えるチョッパーにウソップは覚悟を決めた。それに合わせてロビンも踏ん切りをつけたようだ。

    ロビン「では、作戦を立てましょう」

    ロビンはナミを連行している女大佐ヒナのことをウソップ達に伝える。

    実際に戦っているところを見たことはないため能力の詳細こそ知らないが、彼女はオリオリの実の能力であり、相手を捕まえることに特化した能力であること。それがナミを捕らえているということ。

    チョッパー「あの拘束を壊すことはできそうなのか?」

    仮にナミを奪還したとして、ナミ自身が動けるのかどうかでも大分変わるだろう。

    ロビン「それはわからないけれど、期待しない方が良さそうね」

    ナミが敗北する光景を見ていただけに、打ちのめされた彼女がすぐに動けるとは想像がしにくい。

    ウソップ「なら、ナミを運ぶ役はチョッパーに任せた」

    役割を任命されたチョッパーが鼻息を荒く頷く。


    ロビン「私の能力なら航海士さんを無理矢理にでも引っ張れることはできると思うわ」

    ハナハナの実の能力ならば視界の届く範囲に腕を咲かせることが出来る。ナミに嵌められている鋼鉄の錠の重さはわからないがあの形状だ。最悪、ナミを転がしてでも運ぶことはできるだろう。


    ロビン「ただ……」

    ヒナがそれを許すだろうか。ロビンの能力には能力で咲かせた腕が受けた痛みや傷が本人にも反映されるという弱点がある。そこを狙われない様に、

    ウソップ「ああ、援護は任せろ!」

    先に狙撃で海兵達を襲撃し、ロビンがナミをチョッパーのところまで運ぶ隙をウソップが作る作戦だ。


    ロビン「最後に、作戦が失敗した時のことを考えましょう」

    dice1d3=3 (3)

    1:ルフィ達に状況を伝えるためにも誰かは辿り着けるように散り散りに逃げる

    2:包囲されることを予想して強引に突破をするため合流を優先

    3:全員が発見されたわけではない場合に限り、誰かが尾行役を引き継ぐ

  • 110二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 19:42:31

    ロビン「全員が発見されたわけではない場合に限り、誰かが尾行役を引き継ぐこと」

    ウソップ「わかった!」

    チョッパー「わかった!」

    物陰に獣形態で待機するチョッパー以外の二人は隠れたまま海兵達に攻撃を仕掛けることになる。

    ナミを奪還できない最悪のケースの場合に備えての作戦だ。


    ロビン「では、行きましょう」

    各々が配置に付く様に三人は別れる。

    ウソップは街の屋根に登り、ロビンは路地の陰に潜み、チョッパーは曲がり角の先で拾ったソリと共に待機。それぞれが三方向からの攻撃を準備する。



    ヒナに打ちのめされたナミは海兵達によって十字架のオブジェから引き抜かれ、顔に水をかけられ無理矢理に気絶から起こされて運ばれていく。

    ナミ「ん……う……」

    意識を取り戻したものの、まだ頭がクラクラしており、全身の痛みと身をキツく絞める鋼鉄の錠の重さにその足は覚束ない。

    きっと、この拘束がヒナに解かれることは二度とないのだろう。それでも諦めたくはないのだが、海兵達に取り囲まれてしまってどうすることも出来ない。

    もはや、自分の足で歩いているのか海兵に引き摺られて歩いているのかさえわからない。

    ナミ「うっ……くっ……」

    悔しさと苦しみに唇を強く噛む。


    その時、

    dice1d3=2 (2)

    1:海兵「ヒナ嬢!いました麦わらの一味です!」

    2:連行している海兵の頭に何かが着弾した

    3:海兵「お前!そこで何をしている!」


    続きはまた明日

  • 111二次元好きの匿名さん24/10/22(灍) 05:51:36

    ボンッ!

    海兵「ぎゃあ!」

    その時、前を歩く屈強な海兵の一人の頭に当たった何かが爆発した。

    ナミ(これは……)

    海兵「て、敵襲!敵襲!!」

    狙撃に動揺した、海兵達の陣形が崩れる。そこへまた数発撃ち込まれる爆発を伴う狙撃。

    ナミ(ウソップ!?)

    すぐに理解した。仲間が助けに来てくれたことを。

    逃げるなら今しかない!重い鋼鉄の錠のせいで普段とは比べ物にならないほどの緩慢な動きだが、ナミは必死に足を動かした。

    海兵「ヒナ嬢!危ない!」

    海兵達は上官を守ろうと意識をナミから離している。チャンスはやってきたのだ。


    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナ「逃げられる、と本気で思っているのかしら?」

    2:花びらが舞い、現れた腕がナミの体を掴んだ

    3:海兵「いたぞ!あそこから狙撃しているのか!?」

  • 112二次元好きの匿名さん24/10/22(灍) 06:04:58

    傷ついた体に鞭を打って、足を動かすナミに海兵達はまだ気づいていない。

    ナミが逃げられる様な体ではないのは誰の目にも明らかだからだ。事実、一歩足を動かすだけでも体力の消耗は大きく、その歩みは遅すぎる。

    今のナミを取り押さえるのは容易であろう。

    ナミ「はぁ、はぁ……」

    だが、それでも彼女は必死に足を動かしていた。仲間が助けに来てくれたのだ。ここで捕まれば二度と仲間に会えなくなる恐怖に近い予感があった。


    その時、目の前に花びらが舞うのを見た。

    花びらと共に現れた複数の腕がナミの体を掴むと大きく、強く引き寄せようとする。

    ヒナ「……!逃がさない!」

    敵襲の混乱の最中、冷静にナミが逃げようとしていることを見抜いたヒナが目と鼻の先の距離にいるナミを取り押さえようと駆ける。


    dice1d3=1 (1)

    1:ヒナがナミの体を取り押さえる

    2:ヒナ目掛けて狙撃が着弾する

    3:引き寄せられたナミがバランスを崩して転ぶ


    続きは夜に

  • 113二次元好きの匿名さん24/10/22(灍) 13:13:44

    🎲が🍊に厳しい

  • 114二次元好きの匿名さん24/10/22(灍) 21:19:47

    複数の腕に体を引き寄せられながらナミは笑みをこぼす。

    ナミ「ロビン!?」

    この花びらと腕の能力はロビンだ。彼女が能力で生み出した腕によってナミはヒナから引き離されようとしていた。

    ナミはロビンの助けに応えようと引き寄せられながら必死に足を動かした。

    だが、ほぼ同時に動き出していたヒナとの差が急速に距離が縮まっていく。

    ウソップ「必殺!〝火炎星〟!!」

    ヒナが振り返ると同時に構えていたウソップが狙いすました一撃を放つ。

    ナミにヒナの手が届くよりも早くそれは着弾する。


    ジャンゴ「ブラザー!俺は左!!」

    フルボディ「俺は!右だ!」

    ヒナが振り返り駆けた瞬間、その意図を察したジャンゴとフルボディが両腕を広げ、ナミに向かうヒナの盾となった。

    ジャンゴ「ぐあァ!」

    その盾は確かにヒナを守った。顔面に着弾し倒れゆくジャンゴを背にヒナの手がナミに嵌められた枷に届いた。

    ウソップ(…ッ!)


    ナミ「いやあっ!?」

    枷を鷲掴みにされ、女性とは思えないほどの胆力でヒナに引き寄せられるナミ。ヒナは引き寄せ、倒したナミを掴んでいた腕にもつかみかかる。

    ロビン(……!)

    咄嗟に能力を解除し、避けることはできたがナミが仰向けに倒され、ヒナに取り押さえられてしまった。


    作戦の失敗を感じてウソップとロビンは冷たい汗をかく。


    dice1d3=3 (3)

    1:ロビン「まだ…!」

    2:ナミ「うぅ…」

    3:ウソップ「やるしかねぇ!」

  • 115二次元好きの匿名さん24/10/22(灍) 21:34:40

    ウソップ「いや…まだやるしかねぇ!」

    ヒナを怯ませることができればロビンがナミを救出できるはずだ。

    狙撃の数を増やしてヒナに放つが他の部下達がそれを体を張って防ぐ。

    ウソップ「なんてヤツらだ……」

    上官を守るために犠牲になろうとも構わない。その覚悟に気圧されそうになる。


    ロビン「……っ!」

    ロビンはナミをなんとか引き寄せられないかと能力の腕を咲かせて四方八方から攻めるが、ヒナがそれを許さない。

    ヒナの攻撃を受ける前にその腕を解除し続けているが、一本や二本の腕ではまともに受け止めるのは危険だと感じるほどの勢いにロビンも手を焼いているようだ。


    時間をかければかけるほどヒナの元へ部下達が駆けつけてくる。

    救出作戦を切り上げて逃げるべきではないか?二人の頭にそう考えが浮かぶ。


    dice1d3=2 (2)

    1:ロビン「ここまでね…」

    2:ナミ「に、逃げてぇ!」

    3:ウソップ「くそ…っ!」


    ヒナの出目がウソップかロビンより大きい場合相手がどこから攻撃をしているか発見できる。

    両方発見できない場合は、ウソップとロビンが逃走。

    両方発見した場合は部下に指示を出して分担して追う。

    ヒナdice1d100=83 (83)

    ウソップdice1d100=61 (61)

    ロビンdice1d100=13 (13)

  • 116二次元好きの匿名さん24/10/22(灍) 22:04:51

    ナミの救出は不可能だとロビンが判断した時、能力の腕をヒナに掴まれる。

    ロビン「ぐっ!?」

    すぐに解除をする。隠れた場所からハナハナの能力を使う場合、当然だが目の前で使用するよりも動きは悪くなる。驚くことにヒナは既にその動きに慣れて来ているようだ。

    海兵「くらえッ!」

    ロビン「ッ!?」

    ヒナへの攻撃に集中していたからか背後に迫る海兵の姿に気づくのが遅れてしまった。ロビンに両腕を広げて掴み掛かろうとしてくるその海兵の体から腕を咲かせて一気に関節を捻り、骨を折る。

    だが、その瞬間ロビンの頬を黒い塊が掠める。ヒナが投げたそれは壁にぶつかり、埋まると壁にヒビを入れた。

    ヒナ「そこに潜んでいたのね。ニコ・ロビン」

    ヒナの眼孔はロビンを捕らえていた。

    ロビン「……!」


    ウソップ「ヤベェ!ロビンが見つかっちまった!!」

    ロビンが逃げれるように再度ヒナへ狙いを定める。次の一撃を放とうとした時、ウソップは苦悶の表情を浮かべるナミが映る。倒れたナミの首を片手で掴んだヒナがウソップへ向けていたのだ。

    ウソップ「ナミを盾に…!?というか……」

    ヒナ「攻撃がやんだ……やはり、あの方向に狙撃手が潜んでいるわね。あなた達追いかけなさい」

    部下に指示を出すとウソップがいる場所まで海兵達が大勢駆けていく。

    ウソップ「い〜や〜!!!」


    ナミ「に…逃げてぇ……」

    弱々しい声で仲間達へ逃げるように懇願するナミから手を離し、ヒナはロビンに向き直る。

    ヒナ「逃がさないわよ。誰一人として」



    ロビン対ヒナ

    前回のナミ対ヒナ戦と同じく、レス数経過した時点で戦闘が続行していたかどうかでストーリーを変えます。

    計算上、既にヒナ側の大成功の判定の可能性は消えており、代わりにヒナ側が成功を3回出したレスの時点でヒナの勝利。レス数経過した時点で戦闘が続行していた場合はロビンが逃げきる扱いになります。

    戦闘終了までのレス数:3+dice1d10=1 (1)


    ウソップ側が逃げ切れるかどうかのレス数。そのレス数までにヒナが勝利した場合は逃げきれなかった扱い。ただし、ロビン側が逃げ切れた場合は自動で成功。

    dice1d10=6 (6)

  • 117二次元好きの匿名さん24/10/22(灍) 22:13:18

    ロビン「はじめに言っておくわ。私は政府の人間が大嫌いなの。邪魔をするなら容赦はしないわよ」

    ヒナ「海賊の邪魔をしない海軍はいないわ。あなたこそ大人しく捕まりなさい」

    まだ二人に距離はあるのだが、この場に張り詰める緊張感にロビンは思わず唾を飲む。


    dice1d3=2 (2)

    1:ナミに目をやる。今は無理かもしれないが必ず助けると誓う。

    2:ロビン「このまま距離を取ったまま逃げれるかしら」

    3:ハナハナの能力で攻撃を仕掛ける。


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=88 (88)


    続きはまた明日。

  • 118二次元好きの匿名さん24/10/23(ć°´) 05:19:53

    ロビン「このまま距離を取ったまま逃げれるかしら」

    ナミへの心配はあるが、逃げ切るにはこのまま距離を離していきたい所だ。

    だが、その考えを見透かすかのようにヒナは一歩を踏み出す。それと同時にロビンも後ずさる。

    先ほどの海兵の他にもヒナの部下が潜んでいるかもしれない。注意をヒナだけに向けるのは危険か。

    ふと、意識をヒナから周りへと広げた一瞬の隙にヒナはロビンへ向かって駆け出した。



    dice1d3=3 (3)

    1:ロビン「“力”…“速さ”…それは私には意味のないもの。〝六輪咲〟!」

    2:壁や障害物を盾に逃げていく。

    3:潜んでタイミングを狙っていたモブ海兵がロビンへ襲いかかる。


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=62 (62)

  • 119二次元好きの匿名さん24/10/23(ć°´) 05:28:05

    海兵「いまだ!」

    やはりまだ他にも海兵は潜んでいた。ヒナがロビンへの距離を詰めるのに合わせて飛びかかってきた。

    ロビン「何人が相手でも私には同じことよ」

    空中で海兵の体に腕を咲かせて捕えると動きを封じた海兵の背を踏み、跳び上がり近くの壁を跳び越えヒナから逃走を図る。

    ヒナも壁を跳び越えてくる。そう簡単には逃げきれそうにはない。


    dice1d3=2 (2)

    1:ロビン「ヒナがナミから離れた今なら助けに向かえるかしら?…やめた方がいいか」

    2:ヒナ「なかなか身軽ね」

    3:ヒナ「マズイ…このままでは逃げられてしまう…!」


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=33 (33)


    続きは夜に

  • 120二次元好きの匿名さん24/10/23(ć°´) 11:46:57

    大成功の目が消えてるからナミみたいにラストで逃げきれずに捕まるってのがないからもう少しドキドキ感が欲しいかも

  • 121二次元好きの匿名さん24/10/23(ć°´) 19:08:23

    ヒナ「なかなか身軽ね」

    ロビン「お褒めにあずかり光栄だわ」

    息一つ切らさないヒナにロビンは余裕の表情で答える。

    ヒナ「ただ…容赦しないと言われたけれども逃げるだけでいいのかしら?」

    ロビン「……。」

    安い挑発だが、ロビンに引っかかるところがあった。

    ヒナ「かわいそうね。あのナミという女……仲間に見捨てられて」


    dice1d3=3 (3)

    1:ロビンはヒナへ目掛けて能力で攻撃を仕掛ける。

    2:ロビン「あの人達なら必ず仲間を取り戻しにくるわ。覚悟をしていなさい」

    3:ロビン「黙りなさい!」


    ヒナの判定。10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=71 (71)


    >>120

    このまま進むならナミだけが捕まったまま第三部に行きそうなので、そこで逃走ではなく倒すか倒されるかのロビン対ヒナ戦やりますわ。

  • 122二次元好きの匿名さん24/10/23(ć°´) 19:46:14

    ロビン「黙りなさい!」

    挑発に乗り、ロビンが怒りをあらわにする。

    ヒナ(…!ヒナ意外。想像よりも直情型なのかしら?)

    だが、次の瞬間頭上から降り注ぐ塊を察知して後ろに飛び退く。

    ガシャンと音を立てて割れる植木鉢が足元に広がる。

    ロビンの能力だと気づき、顔を上げた時には花びらが数枚舞っているだけでもうそこにはロビンの姿は無かった。


    ヒナ「不覚よ…。ヒナ不覚…!」

    悔しさに歯噛みしながら、海賊を取り逃がした不甲斐ない自身への怒りに身を震わせる。

    挑発に乗ったフリだったのだろうか。あのまま向かってくるかと追うよりも構えてしまった自分の判断に肩を震わせる。


    ロビン「はぁ…はぁ…!」

    ヒナだけでなく、街を所狭しと走る海兵達からも身を隠しながらロビンは息を整える。

    ヒナに勝てるかどうかはわからないが、負けるつもりもない。

    一瞬だが、一度自分で下した逃走という決定に逆らってでもヒナを倒そうかと考えてしまったことを恥じてしまう。

    ロビン(これでいい…。あの子達と協力する方が航海士さんを助けれる確率は上がるはず)


    だが、

    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナ「ニコ・ロビン。わたくしから逃れたままでいられると思わないことね」

    2:ロビン「航海士さんは必ず助け出す」

    3:二人はそう遠くないうちに再び合間見えるだろう。


    ロビン逃走成功。

  • 123二次元好きの匿名さん24/10/23(ć°´) 20:32:09

    だが、ヒナとロビン。そう遠くない内に二人は再び合間見えるだろう。

    その時は全力での死闘になるのであろうが。


    ウソップ(ぜぇ…ぜぇ…)

    息も絶え絶えに海兵から逃走中のウソップは壁を背に海兵達が駆けていくのをやり過ごしていた。

    あまりにも執拗な追跡に体力が尽きかけていた。もうそのすぐ近くまで海兵が迫っている。

    ウソップ(もうダメだ…!)


    海兵「そこに潜んでいるな!手を上げろ!」

    剣を構えた海兵が勢いよくウソップの前に躍り出る。

    だがそこにウソップの姿は無かった。

    ロビン「大丈夫?長鼻くん」

    ロビンの能力で民家の屋根にまで引き上げられたウソップが安堵のため息を洩らす。

    ウソップ「助かったぜ…無事だったかロビン!」

    ロビン「ええ…でも航海士さんは…」

    ウソップ「大丈夫だ。ルフィは必ず仲間を見捨てたりなんかしねぇ。俺たちで必ず助けるぞ」

    根拠のないその言葉だが、なぜだか嘘には聞こえない。救出する決意を固め他の仲間達との合流を急いだ。


    一方、ヒナは襲撃を受けた地点まで戻ると、うつ伏せになった状態で必死にもがいているナミを見下ろしていた。


    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナ「もう二度と逃げようなんて思えないように、もっと体を〝禁縛〟してあげる」

    2:ヒナ「次にいつ襲撃が来るかはわからない。すぐに身柄を運びなさい」

    3:ナミの背中を乱暴に踏みつける。


    ちょっと色々展開考えるので続きはまた明日。

  • 124二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 07:14:29

    拘束特化能力は厄介だよなぁ

  • 125二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 08:09:01

    保守

  • 126二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 11:41:54

    ロビンを追う時にヒナの手から解放されたがオリオリの実の能力による拘束のせいで、立ち上がることすら出来ずにいた。仮に立ち上がれたとしてもまだ周りには海兵達が残っており、逃げることが出来たかというと怪しいところだ。
    ナミ「……っ!」
    だが、それでも何もせずただ黙って捕まっているつもりはない。
    ナミ「ん……っ!」
    体を捻り、うつ伏せの状態で足を動かす。

    やがてヒナが戻ってくる。
    ヒナ「呆れた。まだ逃げようと考えているのね」
    ナミ「はぁ……はぁ……」
    諦めの悪さに呆れながらも、ナミが必死に体を動かし続けるのをヒナはただ見ていた。
    ナミ「ロビンを…捕まえられなかったんでしょ?」
    ヒナ「……!」
    ナミ「あんたなんかにロビンは捕まえられるもんですか……!」
    ナミの言葉にヒナの眉がピクリと動く。ロビンを捕まえられなかったことへの怒りがふつふつと沸き上がる。
    そこへ部下から狙撃手の行方も取り逃したことの報告が入り、苛立ちがより募る。そしてそれは、目の前の女海賊へぶつける怒りへと変わる。
    ヒナ「そう……まだそんな口がきけるのね」

    うつ伏せの状態で身動きが取れないナミの背を踏みつける。
    ナミ「ぐっ!」
    ヒナ「ニコ・ロビンだけではないわ。麦わらの一味全員を捕え、あなたの前に突き出してあげる。」
    ナミ「そんなこと……できるわけないわ……」
    ヒナ「できるわよ。あなたを捕らえるのとそう変わらないわ。麦わらの一味は全員捕らえて、監獄に入れてあげる」
    現にヒナにナミは捕えられている。この女の実力と能力を身をもって知っているナミは、その発言が決して冗談ではないことを理解していた。

    今度はヒナ自らナミの身柄を運び、この島の海軍支部へと連行していく。二度目の襲撃もなくナミの抵抗も許さず、その身柄は牢へと入れられるのだった。
    チョッパー(ナミ……必ず助けるからな…!)
    海軍側の唯一の誤算は海兵達の誰もが尾行されていることに気づけなかったことだけだ。

    第二部 完

  • 127二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 12:17:29

    第二完結です。まず完結まで行けてよかった。

    前回いただいた感想で物語の意外性を重要視したいと思い、色々と無い頭を捻りましたがこれでよかったんだろうか……。

    ジャンゴの催眠術はナミ側が怪しい行動をしたのを海兵側に目撃されるたびに内部計算で100%になるまで催眠術にかけられる展開も考えたりしたんですが、街での捜索でヒナと一緒に探す出目が出てしまい、かかったフリ(かかりが甘かった)をヒナに見抜かれるルートになったので没になり、その結果ジャンゴをヒナの盾にして負傷させてしまいました。

    ヒナの判定についてはナミ対ヒナ2戦目の内部計算の時点で70を超えていたのと、ルールを変えたことからナミ側に援軍到着→ヒナの追走を振り切れるか…ってルートになるかと思っていたんですが、最後の最後で17%を引いてナミの敗北という結果に。
    ぼんやりと考えていたナミ救出ルートを形を変えて書かせていただきました。援軍到着ルートだと、援軍は一人を予定していましたが合流しロビンとウソップをメインに救出できるかどうかの展開にさせていただきました。

    ロビンの逃走戦は内部計算の都合、大成功の目が消えてるからラストでヒナ勝利って展開が見えないのは確かに問題だと思うので、ロビンとヒナ側をバチバチさせて決着が着くまでの戦闘が行われる第三部に持ち越そうと思います。
    ただ、ルフィ達側のハッピーエンドは出来るなら目指したいとは思っているので、戦闘のルールを練ってる途中ですが出目の数字自体はロビン側が有利な戦闘にはなるかもしれません。
    成功の出目の数字自体はヒナが不利だが、両者成功の際にはヒナの判定の方が反映されるルールとかならバランスは取れるかとか色々考えています。一番避けたいのはどっちも出目が失敗し続けたままレスが延々と進み続けることなのでもう少し考えを煮詰めたいです。

    何か要望や気になるところがありましたらご指摘いただけると嬉しいです。

  • 128二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 19:23:26

    ヒナ「どういうことかしら?」

    この島の海軍支部の大佐に謁見したヒナが、信じられないと言った表情で首を傾げる。

    支部大佐「ですから、私どもがあなたの管理下で戦うのには協力できません」

    本部大佐であるヒナに支部大佐が口答えするなど本来許されないことだ。だが、支部大佐は毅然とした態度でヒナの威圧にも動じない。

    本部大佐「あなたが麦わらの一味を捕まえるために必要だと言うから協力しているだけですよ」

    ヒナ「なら、なぜわたくしの管理下では戦えないと?」

    本部大佐「位はあなたの方が上なのはご存知です。ですが、私にはあなたに従う気がありません」

    支部大佐の意外な言葉に眉を顰める。


    ヒナ「どういう意味かしら?」

    支部大佐「……私は、あなたが信用できないと言っているんです」

    ヒナの目が鋭く、支部大佐を睨む。

    支部大佐「あなたが私の指揮に従うというのならば協力はしましょう」

    ヒナ「……。」

    支部大佐「ここは私の縄張りです。私のやり方でやらせてもらいます」

    ヒナ「……わかったわ」

    支部大佐の申し出にヒナは頷くしかなかった。海軍本部大佐である自分が支部大佐の指示に従うなど、他の海兵達の前では口が裂けても言えないだろう。だが、この提案を呑むしか他に手はないようだ。麦わらの一味を捕えるためには海軍でも噂になるほどの罠が張り巡らされたこの支部で迎え撃つ方が、麦わらの一味を捕らえられる確率は上がるだろう。


    支部大佐「ところで、あなたが捕らえたという女海賊ですが、今はこの支部の牢屋に?」

    ヒナ「ええ、そうよ」

    支部大佐「そうですか……。では、私がその女海賊と面会をしてもいいでしょうか?

    なかなかの上玉と聞きましてね。私のコレクションに加えたいのですよ」

    ヒナ「……!」

    支部大佐の申し出にヒナは怒りをあらわにする。海軍としても女性としても嫌悪感をこの男には抱かずにはいられない。

    支部大佐「おや?賞金額すらついていない木っ葉海賊の処遇に何か問題でも?」


    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナ「呆れたわ」

    2:ヒナ「まださせるつもりはないわ」

    3:ヒナ「最低ね。あなた」

  • 129二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 19:36:42

    ヒナ「……まだそれはさせるつもりはないわ」

    支部大佐のコレクションが何を指すのかは想像するのも嫌になるが、一番の懸念材料はナミに集中しすぎて他の一味を取り逃すことだけだ。

    支部大佐「おやおや、まぁ楽しみは後に取っておくべきでしょうかね?」

    噂の支部のトップがこんな男だったとは予想だにしていなかった。

    一度は気に入っただけにナミをこの男に手渡すべきか、そもそも海賊を守る必要があるのかヒナは頭を悩ませる。


    支部大佐「まあこの支部の罠も明日には対麦わら用に万全に機能するでしょう」

    ヒナ「甘く見ないことね。あの一味を」

    支部大佐「はっはっは。麦わらがどれほどのものかは知らないですが、この支部を甘く見ないでもらいましょう!

    いずれ、あのナバロンをも凌ぐ要塞となり、海軍の歴史に輝かしい名を残すことになるのですから!」

    ドゴーン!

    高笑いをする支部大佐の後ろ、窓の外。遥か先で轟音と共に多数の海兵が吹き飛んでいた。

    支部大佐「な、なにごと!?」


    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナ「来たわね。麦わら」

    2:部下「大変です!敵襲です!!」

    3:さらに轟音が響き、入り口見張り棟が崩壊する

  • 130二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 19:44:17

    窓にへばりつき、その光景を見ている支部大佐は入り口付近の見張り棟が崩壊するのも目撃した。

    支部大佐「あ、あわわわ…」

    支部の精鋭達が紙切れのように飛ばされていく。

    ヒナ「どうするのかしら?」

    慌てふためく支部大佐に腕組みをしたままのヒナが問う。

    支部大佐「と、とりあえずさっき言ったように今は牢屋の様子を見に行こうかなぁ……と」

    支部大佐はそそくさと逃げ出そうとするが、それを許さないとばかりにヒナの足が支部大佐の顔面のすぐ前に突き出される。

    ヒナ「指揮をあなたが取るんでしょう?なら、この支部の現状を把握するのが筋ではないのかしら?」

    支部大佐「は……はい……」

    ヒナ「では、行ってきたらどうかしら?わたくしは最前線に出て麦わらを抑えます 」

    支部大佐「え、ええ!すぐに!」

    ヒナの言葉に冷や汗を流しながら支部大佐は駆け出す。

    支部大佐が去った後、ヒナはやれやれと言った顔でタバコに火をつけながら歩き出す。

    黒檻のヒナ「ニコ・ロビン……あなただけは逃さないわ」

    当然、ロビンだけでなく麦わらの一味全員を捕えるつもりだが、先の屈辱を忘れることだけはない。


    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナ視点

    2:ルフィたち視点

    3:ナミ視点

  • 131二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 20:05:05

    ルフィ「ふんっ!!」

    常人ばなれした胆力で、海兵達を次々殴り倒していく。目にも留まらぬ速さで拳と足を振るうその様は、まさに鬼神の如し。

    ロビン「船長さん気合い入ってるわね」

    涼しげな顔をしているロビンだが、その通った後には立っている海兵は誰一人として残っていなかった。剣士が、コックが、狙撃手が、船医が…それぞれ暴れまわりながら先へと進んでいく。

    ロビン「でも気をつけて。この支部は罠の扱いに長けた海兵が多くいると聞くわ。もっと強力な罠があるかもしれない」


    前へ前へと突き進んでいくルフィをウソップが引き止める。

    ウソップ「ルフィ!こっちだ!!」

    ロビンが基地内部の見取り図を探し当て、その方向へとルフィを誘導する。

    ロビン「ここから真っ直ぐ北の方角に牢があるわね。この基地の一番海沿いのところね」

    ルフィ「よーしヤロウども!北だぁ!!」

    サンジ「待っててねぇ!ナミさーん!!」

    船長のルフィに続き気合いを入れて燃えているコックのサンジが吼える。


    支部中央にかかった鉄筋の橋を一丸となって突破していく麦わらの一味。その橋の下は天然の洞窟になっている。この支部は天然の洞窟の上に作られた要塞なのだ。

    支部大佐「おのれ…麦わら!この基地の罠の真髄をくらうがいい!」

    支部大佐が『danger』と書かれたスイッチを押すと橋の両端が爆破され崩れていく。

    支部大佐「はっはっは落ちろ!麦わら!!」

    橋が崩れる最中、左右に洞窟の穴が見えた。壊れ行く橋の中、一味全員は橋を渡り切るか左右の穴へと飛び移るかを選ぶことになる


    ルフィdice1d3=2 (2)

    ゾロdice1d3=1 (1)

    ウソップdice1d3=2 (2)

    サンジdice1d3=1 (1)

    チョッパーdice1d3=2 (2)

    ロビンdice1d3=2 (2)

    1:崩れる前に渡り切る

    2:右の穴に飛び移る

    3:左の穴に飛び移る

    続きはまた明日。

  • 132二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 08:00:12

    ゾロとサンジは気合いで渡りきることができた。

    ルフィ、ウソップ、チョッパー、ロビンは右側の洞窟へ飛び移る。

    チョッパー「みんな…無事か?ん?これは風の匂い…?」

    チョッパーは洞窟から流れる風を感じ、洞窟の先が外であることに気づく。

    ロビン「どうやらこの洞窟は先へと続いていそうね」


    ルフィ「うーんダメだ…ここから上へ腕を伸ばしても穴の淵の形が邪魔でとどかねぇ」

    ウソップ「ねずみ返しみたいになってんのか」

    サンジ「ロビンちゃーん!あとヤロウども大丈夫か〜」

    ロビン「ええ、私たちはこっちの洞窟から先を目指すのはどうかしら?」

    ルフィ「んん…それで行こう!ゾロ、サンジそれでいいか?」

    ゾロ「ああ、構わねぇ」

    サンジ「ロビンちゃんを危険な目にあわせたら承知しねぇからな!」

    ルフィ達は右側の洞窟へと進むことにした。

    渡りきったあの二人にはこの支部の秘密兵器が待っている。そして、麦わら達が進んだ洞窟の先には罠と精鋭部隊がいる。

    支部大佐「はっはっは!麦わらめ……この基地の真髄にやられたようだな!これで奴らも終わりよ!…ところで、あの本部の大佐はどこへ行ったんだ?」

    部下達は首を横の振って知らないと告げる。

    支部大佐「まあいい、この基地の秘密兵器で麦わらを仕留めるとしよう」

    ロビン「誰かいるわね」

    洞窟の先に待ち構えていた海兵がレバーを上げると洞窟の床が競り上がり、天井へ向かって伸びていく。

    ルフィ「うぉお!?」

    ウソップ「このままじゃペシャンコにされちまうぞ!」

    全員で天井を抑え、潰されまいと堪える。

    チョッパー「あ、あそこ!」

    チョッパーが指したレバーを動かせばこれは止まるはずだとウソップ達は直感で理解する。一番力のあるルフィに天井を抑える役目を任せるとして

    dice1d3=1 (1)

    1:ロビンが能力でレバーを下げる

    2:ウソップが狙撃でレバーを下げる

    3:小柄なチョッパーがレバーのところまで走る

    続きは夜に

  • 133二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 14:05:42

    保守

  • 134二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 21:35:15

    ロビン「私に任せて」

    ロビンがハナハナの能力でレバーの近くへ腕を咲かせ、レバーを動かそうと伸ばす。

    だが、ロビンがレバーを降そうとした腕を凄まじい力で掴まれる。

    ロビン「っ!?」

    ガシャン!

    腕に奔る激痛にロビンが思わず腕を引っ込める。

    ルフィ「どうした!ロビン!」

    チョッパー「腕に何かされたのか!?」

    ウソップ「おい、あそこに誰かいるぞ!!」

    仲間達の言葉に痛みを堪えながらロビンは首を横に振る。

    ロビン「……まさか……ここにあなたがいるとは予想外ね」

    自分の腕を振り、動くのを確認しながら能力を腕を掴んだ人物を見据え、ロビンは冷や汗を流しながら呟く。


    ロビン「船長さん、みんなこの罠を任せてもいいかしら?」

    ルフィ「お?おう、いいけどよ」

    ロビン「私は……あの人の相手をするわ」

    ルフィ「え?あの人って誰だ?」

    ロビン「海軍本部大佐の黒檻のヒナよ」

    レバーの近くに陣取っているのはあのヒナだ。ロビンはそれに気づくとそちらへ向かうことを決めた。先に交戦した時にも感じたが離れたまま能力を使うだけでは勝てないと察していた。

    ウソップ「ええ!お前一人でそんな奴と!?」

    ルフィ「おい!ロビン!この罠をなんとかしてくれ」

    ロビン「ええ、任せてちょうだい。船長さん……みんなお願いね」

    ロビンが一人で戦うと言うことに一味は驚きを隠せないが、この罠から抜け出せないとまともに戦えない。それができるのはロビンだけだ。

    ロビン「大丈夫よ、私は負けないわ」

    ロビン(ヒナの後ろにあるあのレバーをなんとか降ろせば…!)

    dice1d3=1 (1)

    1:ロビン視点

    2:ゾロ、サンジ視点

    3:支部大佐視点

  • 135二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:08:47

    ロビンは少し、身をかがめながら競り上がる床から降りるとヒナに向かい、構えるとヒナのすぐ後ろに転がる影に目を留める。
    ロビン(あれは……!?)
    ナミ「ロビン…!!」
    ロビン「!航海士さん…!?」
    牢に入れられていると思っていたナミの姿を見て驚きを隠せない。
    ロビン「どうしてここに……!?」
    ヒナ「……それを知る必要は無いのではなくて?」
    馬鹿正直に、この支部の大佐の趣味の悪さを話す必要もない。
    ナミをここへ連れて来た理由の半分はあの支部大佐に渡したくないということ。もう半分は
    ヒナ「大人しく捕まるのならこの女にはこれ以上危害を加えないわ。」
    ナミ「……ッ!」
    人質だ。
    ナミの体には当然、オリオリの実の能力による錠が嵌められている。
    ヒナ「この女を見殺しにする気かしら?」
    ロビン「……っ!」
    ナミ「やめて!ロビンに手を出さないで!!」
    必死に叫ぶナミに、ヒナは冷酷な笑みを浮かべるが
    ナミ「うわぁっ!?」
    ナミの体が転がり、ヒナから急速に離れていく。ロビンの能力でナミをヒナから引き離したのだ。
    ロビンの後ろ側にまで転がされ目を回しているナミの前に立ち、ロビンはヒナと対峙する。
    ロビン(随分とあっさり航海士さんを手放したわね)
    ロビンはヒナの実力ならナミを簡単に取り返されるようなヘマをすることはないだろうことに疑問を抱く。
    ヒナ「別にその女を取り返そうと思えばいつでもできるわ。あんたを倒した後にゆっくりと…ね」
    ヒナの狙いはあくまで麦わらの一味の全員の捕縛。すでに海賊捕縛のスペシャリスト、黒檻のヒナがロビンを標的に定めていた。

  • 136二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 22:29:14

    次レスより、ロビン対ヒナ戦をやります。


    ルールとしてはdice1d3=で出た出目にそれぞれポイント(0〜2点)を振り、それの合計がこのレスでの決めたダイスの数値+10を上回るとロビン側の勝利となります。

    ロビンが負けた場合でもこの合計値は次にヒナと戦うキャラの点数に引き継がれます。


    第二部と変わらず、もう一つダイスを振り、(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行で、ヒナ側の判定になります。

    6〜100で成功、5以下で失敗。この判定で成功3回でたらヒナ側の勝利となります。

    ロビン側が負けた場合は成功の数はリセットになります。


    ロビン側は大きい確率で点を稼げるが時間がかかり、ヒナ側は最初は10%の判定を成功させた上で判定を成功させ続けないと勝てないが成功する度に増えるというイメージです。


    ただ、10レス以上決着がつかない場合、ダイスでロビン側かヒナ側に有利な状況になるという設定でボーナスをつけます。

    ロビン側は全てに判定に+1点。ヒナ側は判定チャンスに+10%。

    ロビン側が負けた場合もこのボーナスは継続します。


    ロビン側が勝利するまでの点数

    10+dice1d10=1 (1)

    ややこしいルールですが、続きはまた明日

  • 137二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 06:56:33

    ロビン「あなたは私より強いのかしら?」

    ヒナ「すぐにわかるわ。ニコ・ロビン。」

    ロビンはハナハナの能力で腕を無数に咲かせると、それぞれを蛇のようにうねらせてヒナへと襲いかからせる。

    ロビン(すぐに決着をつける!)



    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナに能力の腕を拘束される

    2:罠を解除するためにレバーを下げる

    3:ヒナに腕を避けられる


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=55 (55)

    >>136

    書き忘れていましたが、ヒナの判定成功時はロビン側のポイント加算は無効になります。

  • 138二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 07:07:56

    ヒナへの攻撃は囮。別の腕でレバーを掴むとそれを降ろそうと力を込める。

    ヒナがそれを邪魔しようとするがもう遅い。

    ロビン「これで……!」

    レバーが降り、床の競り上がりが止まる。

    ヒナ「……ふふふ」足を止めたヒナが笑みを浮かべる。

    ルフィ「うぉお!!」

    チョッパー「うわぁ!」

    後ろから聞こえる悲鳴にロビンは振り返った。


    競り上がっていた床が今度は一気に底へと落ちて行く。

    ロビン「なっ!?」

    咄嗟のことで反応できず、ルフィやウソップ達はそのまま落下していく。

    ロビン「……っ!」

    ヒナ「その下は海水で満たされているらしいわ。」

    ヒナがゆっくりと歩いて来る。


    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナ「隙だらけよ」

    点数0

    2:ロビン「なんてことを…」

    点数2

    3:ナミ「ロビン!危ない!」

    点数1

    >>137

    点数の記載が抜けておりました。

    現在の点数:2(11点以上でロビン側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=28 (28)

    続きは夜に。

  • 139二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 14:21:25

    保守

  • 140二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 20:56:30

    ナミ「ロビン危ない!」

    ロビン「っ!」

    ナミが叫び、ロビンは我に返りヒナから距離を取る。だが、その隙を逃すまいとヒナの拳が顔の前を通り過ぎる。

    間一髪で避けたロビンは、そのまま距離を取る。

    ヒナ「このレバーは三段階あるのよ。上に引けば天井へ、下に引けば落下するように。」

    つまり、真ん中で止めれば床は元に戻るということだ。

    ロビン「……!」

    ロビンが歯噛みする。

    すぐにレバーを戻さないと仲間達が危ない。だが、ヒナがそれを許すだろうか?


    dice1d3

    1:自分でレバーを戻しにいく

    点数0

    2:ヒナへ能力で攻撃する

    点数2

    3:能力でレバーを戻しにいく

    点数1

    現在の点数:3(11点以上でロビン側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=34 (34)

  • 141二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 20:57:03

    >>140

    ダイスミス

    dice1d3=2 (2)

  • 142二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 21:15:34

    ロビン「くっ!!」

    ヒナへめがけて腕を伸ばす。ヒナの体へ腕を咲かせるのが一番だが、ヒナは絶妙な体さばきでそれを避ける。

    ロビン(当たらない……!)

    どうにか関節を極めたいのだが、咲かせた腕を逆にヒナに掴まれかねない。


    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナの飛び蹴りが放たれる

    点数0

    2:距離を取ったまま睨み合う

    点数2

    3:なんとかヒナの関節をハナハナの腕が捉えた

    点数1

    現在の点数:5(11点以上でロビン側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=2 (2)

  • 143二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 21:27:38

    ロビン「〝六輪咲〟!!」

    ヒナ「!」

    ロビンが咲かせた腕の一本がヒナの右腕の関節を捉えた。

    ロビン「捕まえた…!」

    このまま他の関節も捉え、一気に骨を折ってしまおうとロビンが力を込める。

    ヒナ「捕まえた?それは私のセリフよ」

    だが、ヒナは余裕の表情を崩さない。

    ロビン「!」

    ナミ「ダメ!ロビン!腕を離して!」

    ヒナの腕がロビンの能力の腕を通り過ぎていく。

    ガシャン!

    ロビン「んぅ!?」

    ロビンの能力の腕にオリオリの実の枷が嵌められる。突如として鋼鉄の塊に腕を挟まれた痛みに思わず怯んでしまった。


    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナ「隙だらけよ」点数0

    2:ロビン(ま、マズイ!!)点数2

    3:ナミ「に、逃げてロビン!」点数1

    現在の点数:5(11点以上でロビン側の勝利)

    ※前レスはヒナの判定が成功したので加算なし


    ヒナの判定チャンス。

    6以上100以下なら成功。

    5以下なら失敗。

    dice1d100=42 (42)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    dice1d100=5 (5)

    続きは明日

  • 144二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 07:51:16

    これ、ロビンもオリオリ受けるコースになりそうだな

  • 145二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:15:50

    ナミ「に、逃げてロビン!」

    ヒナ「もう遅いわ」

    ナミが叫ぶが、ヒナはすでに迫りつつある

    ロビン「く…!はぁッ!!」

    咄嗟に地面から無数の腕を咲かせてヒナへの妨害をするが、その腕は悉くオリオリの実の能力に拘束されてしまう。

    能力で咲かせた腕が受けた痛みはロビン自身も感じている。

    ロビン「うぐ……!」

    痛みに耐えかね、思わず能力の発動を解除する。

    ヒナ「隙だらけよ」

    その一瞬を見逃さず、ヒナがロビンへ迫る。


    dice1d3=1 (1)

    1:ヒナ「捕らえた…!」点数0

    2:ロビン(きょ、距離をとらなければ…!)点数2

    3:ナミ「だ、ダメッ!」点数1

    現在の点数:5(11点以上でロビン側の勝利)

    ※前レスはヒナの判定が成功したので加算なし


    ヒナの判定チャンス。

    6以上100以下なら成功。

    5以下なら失敗。

    dice1d100=33 (33)42


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:1

    dice1d100=

  • 146二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:17:16

    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:1

    dice1d100=96 (96)

    なんで振れなかったんだろ?

  • 147二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:27:18

    ヒナ「捕らえた…!」

    ハナハナの能力の腕を束ねるようにして捕らえ、ロビンへ迫るヒナ。その腕を寸前で避け、距離を取ろうとするロビンだが、その片足をヒナの脚に取られ、転倒してしまう。

    ロビン「ああっ!くうっ……!」

    すぐに起き上がろうとするが、すでにヒナがロビンめがけて攻撃の構えを取っていた。


    dice1d3=3 (3)

    1:鋭い蹴りを受ける。点数0

    2:すぐに体勢を整え、横へ飛ぶ。点数2

    3:能力でガードする。点数1

    現在の点数:5(11点以上でロビン側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:2

    dice1d100=63 (63)

  • 148二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:38:52

    ロビン「〝二十輪咲 金盞花〟!!!」

    避けれないと察したロビンは自身の腕から十本ずつ腕を能力で咲かせてガードの構えを取る。

    ヒナ「無駄よ」

    そのガードの上からヒナの鋭い蹴りが撃ち抜かれる。


    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナ「その程度で防げるとでも?」点数0

    2:ロビン(なんて力…!!)点数2

    3:ロビン(う、受けきれないッ!?)点数1

    現在の点数:5(11点以上でロビン側の勝利)

    ※前レスはヒナの判定が成功したので加算なし


    ヒナの判定チャンス。

    6以上100以下なら成功。

    5以下なら失敗。

    dice1d100=50 (50)

    ※既成功数が2回なので、成功ならヒナの勝利


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:2

    dice1d100=13 (13)

  • 149二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 09:52:04

    ロビン「なんて力…!」

    ヒナの蹴りを両腕で受けたロビンだが、そのまま吹き飛ばされてしまう。

    ロビン「くぅっ!」

    それを見逃すほどヒナは甘っちょろい女ではない。ロビンの隙を突いてオリオリの能力を発動させながらもう一度蹴りを放つ。

    ヒナ「捕らえた……!」

    ガシャン!

    ロビン「ああっ!?」

    ナミ「ロビン!」

    ナミが叫ぶ中、ロビンの胴にはオリオリの実の能力で出来た鋼鉄の錠が嵌められた。

    宙で自身を捕らえた能力に目を白黒させているロビンに追撃をヒナは放つ。

    ヒナ「砕けなさい!」

    ロビン「く…っ!ああああ!!」

    自身を縛る鋼鉄の枷が砕けるほどのヒナの連続蹴りを空中で受けて吹き飛ばされ、壁に叩きつけられてロビンは意識を失ってしまった。


    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナ「あなたを捕らえるのに〝力〟も〝速さ〟も必要なかったようね」

    2:ナミ「そ、そんな…ロビンまで…」

    3:ロビン「う…うぅ…」

  • 150二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 10:27:10

    ガシャン!

    倒れ伏したロビンにも両腕ごと鋼鉄の錠を嵌め、ナミの前に突き出す。

    ナミ「そ、そんな…ロビンまで…」

    ロビン「ごめんなさい…航海士さん……」

    ナミが呆然とする中、ヒナはロビンを地面に転がす。

    ロビン「う……!」

    ロビンはまだダメージが残っているのか、抵抗できずにいる。

    ヒナ「さて、残るは穴に落ちた三人だけね。今頃溺れ死んでいるのかもしれないけれども」

    ナミ「ルフィ…!」

    身を縛る鋼鉄の錠の痛みに顔をしかめながらもナミはルフィの名を呼ぶ。



    落ちた穴の中……

    dice1d3=1 (1)

    1:チョッパー

    2:ウソップ

    3:ルフィ


    続きはまた明日。

    (ロビンが半分くらいしか削れなかったけど大丈夫なのかこれ…)

    戦闘開始から現在8ターン

  • 151二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 20:26:06

    もっとロビンやナミがオリオリの能力を受けて苦しんでいる描写が欲しい

  • 152二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 01:42:34

    実際に戦ったらハナハナの実じゃオリオリの実に相性悪そうな気がする
    というか、触れたらアウトな能力に勝てそうにないだろうし

  • 153二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 12:37:31

    一方、床が落ちたルフィ達。

    チョッパー「うぉおお!ルフィがんばれー!」

    ルフィ「んギギギ…!」

    咄嗟に四肢を伸ばして仲間と共に落ちるのを防いだルフィだが、それも長くは持ちそうにはない。

    下には水が満ち溢れている。カナヅチである悪魔の実の能力者では落ちればどうなるかは明らかだ。

    チョッパー「ど、どうするんだルフィ!このままじゃ……」

    ルフィ「んなこと言ったってよぉ…!」

    今にも伸ばした腕が限界を迎えそうだ。


    ウソップ「いや、ここは俺様に任せろ!試作品だがそうも言ってられねぇ!」

    ルフィの体にしがみつきながらウソップは腹に装着した新型の発明品を構える。

    ウソップ「必殺!〝ウソ〜ップ ア〜アア〜〟!!」

    その発明品からかぎ爪付きのロープが飛び出し、落ちた仕掛けの淵に到達すると引っかかる。

    ルフィ「おぉ〜!!スンゲェ!!」

    チョッパー「ウソップスゲー!」

    ウソップ「よーし!野郎ども一気に登るぞー!」

    ウソップの体にしがみつき、一気にロープを巻き上げ……

    「「「ホゲー!!!」」」……ることなく、全員揃って壁に激突した。

    ウソップ「巻き上げる機能作ってなか…った……」

    チョッパー「ウソップの…アホー!」

    ルフィ「だけど…こっからなら登れるぞ」


    ウソップとチョッパーを抱えて落とし穴から生還した時、ルフィ達が見たのは……

    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナに踏まれているナミ

    2:こちらを睨みつけるヒナの姿

    3:鋼鉄の錠を嵌められ項垂れるロビンの姿

    >>151

    ヒナとの決着、ゾロ、サンジとの合流、海軍支部からの脱出の流れを終えてスレのレスが余ってたら番外編かナミとロビンバッドエンド書けたら書くかもしれません。書けないかもしれません。というか、苦しむ系の描写多い方が覗かれてるんですかね…?

    続きは夜に。

  • 154二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 17:40:11

    ゴムゴムの実の能力でウソップとチョッパーを連れて登った時、目に飛び込んできたのは鋼鉄の錠を嵌められ、項垂れるロビンの姿だった。


    ルフィ「ロビン!?」

    ロビン「船長さん……ごめんなさい。捕まっちゃったわ」

    ルフィはロビンを拘束しているオリオリの能力の錠と鋼鉄の錠を見る。ヒナの足元に転がされているナミの体にもそれが嵌められている。

    ルフィ「お前!俺の仲間を離せ!」

    ヒナ「それは出来ないわ」

    ルフィが怒りの表情で叫ぶが、それをヒナは一蹴する。

    ロビン「船長さん……私を置いて逃げて……」

    ルフィ「……っ!何言ってんだよ!」

    ロビンの言葉に思わず怒鳴り返す。仲間を置いて逃げるなんて、そんなことできるわけがない。

    ルフィ「待ってろ!俺たちが助ける!」

    そう言ってルフィはヒナへ殴りかかる。ウソップとチョッパーも戦闘の構えを取る。


    dice1d3=3 (3)

    1:ナミ「こいつに触れちゃダメ!」点数0

    2:ヒナ「速い…!」点数2

    3:ルフィ「ゴムゴムのぉ〜!!」点数1

    現在の点数:5(11点以上でルフィ側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:0

    dice1d100=13 (13)

  • 155二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 17:49:49

    「〝ゴムゴムのぉ〜銃〟!!」

    ヒナ「くっ!」

    身を捻りかわしたヒナがルフィの腕につかみかかるが、寸でのところでそれよりも早くゴムの腕がルフィの元へと戻る。

    ナミ「気をつけてルフィ!そいつに捕まると動けなくなるの!」

    二度もヒナのオリオリの能力の錠を嵌められ、身をもってその能力の強力さを思い知らされたナミがルフィに警告する。

    ナミ「触れられないように気をつけて!」

    ナミの言葉に頷きながらルフィは頷く。

    ルフィ「俺の仲間を返してもらうぞ!」

    仲間をまず取り戻そうと腕を伸ばす。


    dice1d3=2 (2)

    1:ヒナがそれを阻む点数0

    2:ロビンを掴む点数2

    3:ナミを掴む点数1

    現在の点数:6(11点以上でルフィ側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:0

    dice1d100=30 (30)


    10ターン経過のボーナス判定(次レスより反映)

    dice1d2=1 (1)

    1:ルフィ側の点数+1

    2:ヒナの判定+10

  • 156二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 17:58:56

    ヒナ「させないわ!」

    ルフィの狙いを察してヒナが阻もうとする。ナミとロビンのどちらをルフィが助けようとしているのか。

    わずかな逡巡。ヒナが阻んだのはナミの救出だった。直前にルフィに助言をしていたのもあるが、ナミ自身のことをどこかで気に入っている部分はあったのかもしれない。

    だが、ルフィの伸びた腕はロビンを掴んでいた。恐るべき反射神経の賜物なのか、はたまた野生の勘と言うべきものか。ヒナの思惑を外して捕らえられた仲間の一人がルフィ達の元へと取り返される。

    ルフィ「チョッパー!ロビンを頼む」

    ヒナに打ちのめされて傷を負ったロビンをチョッパーに託し、ルフィはヒナに向き直る。

    ヒナ「……!」

    ロビンの時のように相手を倒せば問題ないと冷静に対応しようとするヒナめがけてウソップの狙撃が放たれる。

    ウソップ「え、援護は任せろ!」


    dice1d3=3 (3)

    1:ヒナ「厄介な…!」点数1

    2:ナミを救出する点数3

    3:ウソップ「必殺!〝火炎星〟!」点数2

    現在の点数:8(11点以上でルフィ側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:0

    dice1d100=96 (96)

  • 157二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 18:04:57

    ウソップ「必殺!〝火炎星〟!!」

    咄嗟に避けたヒナのすぐ後ろに着弾したウソップの弾が爆ぜる。街でジャンゴを狙撃した時の攻撃かと分析するが、ウソップに耳打ちをされたルフィも既に動き出していた。

    ルフィ「うぉおおっ!!」

    ヒナ「…来なさい!」

    ルフィの攻撃をいなし、カウンターを放たんと構えるヒナ。


    dice1d3=2 (2)

    1:ルフィの狙いは初めからナミだった点数1

    2:ルフィ「ゴムゴムのバズーカ!」点数3

    3:ウソップ「必殺!〝煙星〟!」点数2

    現在の点数:10(11点以上でルフィ側の勝利)


    ヒナの判定。(成功の数×30)+10以下で判定チャンスへ移行

    現在の成功数:0

    dice1d100=17 (17)

  • 158二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 18:18:18

    ルフィ「〝ゴムゴムのバズーカ〟!」

    ルフィがヒナとぶつかり合う一瞬、放たれた技は地面に向かって強烈な一撃となって地面を揺らす。

    ヒナ「!?」

    ルフィの拳が地面を打ち、生じた衝撃が地面を伝い、ヒナへと迫る。

    ヒナは咄嗟に飛び上がり回避する。

    だが、その隙を狙ってウソップの援護射撃が行われる。

    ウソップ「必殺!〝火炎星〟!!」

    咄嗟にガードをするが、放たれた技は爆発ではなく、強烈な煙幕となって広がる。

    ヒナ「さっきの技じゃない!?」

    狭い洞窟内部、充満する煙が晴れるまでの時間、ヒナはまともに動けない。

    その間にルフィがナミと駆け寄る。

    ルフィ「大丈夫か!ナミ!」

    ナミ「ルフィ……!」

    ナミはルフィに助けられ安堵の表情を浮かべるが、まだ窮地は脱していない。早く、ヒナから離れなければ。

    ウソップ「おーいこっちだ!こっちから逃げれるぞ!」

    ヒナ「……させない!!」

    ウソップの声を頼りにかけだしたヒナだが、その先はルフィ達が落ちかけた海水に満たされた落とし穴だ。

    ヒナ「なっ!?」

    足を踏み外し、そのまま落下しそうになるヒナは、腕から鋼鉄の柵を伸ばし、洞窟の壁に引っ掛けようとするが、その壁をルフィが砕くと、穴へと落ちていった。

    ヒナ「あ、あぁああっ!!」


    dice1d3=3 (3)

    1:ナミ「ルフィ…みんな…ありがとう」

    2:ナミ達に嵌められた鋼鉄の錠を調べる

    3:チョッパー「早くロビン達を縛るコレを壊して安静な場所へ連れていかねぇと!」

  • 159二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 18:28:46

    チョッパー「早くロビン達を縛るコレを壊して安静な場所へ連れていかねぇと!」

    ルフィ「そうだな!んぎぎぎ!」

    ナミの身に嵌められた鋼鉄の錠を壊せないかと力を込めるが、鋼鉄の錠はルフィの腕力でもビクともしない。

    チョッパー「ダメか…」

    身を絞めるようにして長時間の拘束を受けてきたナミの体は弱りきっている。ロビンの怪我の治療もこれが嵌められたままでは思うようには出来ない。


    ルフィ「やっぱゾロを見つけて斬ってもらうしかねぇかもな?」

    この支部に突入する際に、情報共有としてオリオリの実の能力について話し合っていた。

    鉄がどれほどの強度なのかはわからないが、ゾロの斬撃なら破壊できる可能性は高い。

    ルフィ「ゾロがここにいればなぁ〜」

    ウソップ「そうだな……というか、あいつらはどこまで行ったんだ?」

    ナミがここにいるということは、ゾロとサンジは空の牢屋を目指していることになる。

    ウソップ「ロビンが持たせてくれた電伝虫が繋がればいいんだが、まずこの洞窟を抜けねぇとな」

    方針を固め、ナミをルフィが、ロビンをチョッパーが抱え、洞窟の出口を目指す。


    一方その頃、

    支部大佐「我が支部の秘密兵器はどうした!?」

    海兵「麦わら一味の男二人と交戦し……」

    dice1d3=2 (2)

    1:善戦しています!

    2:大破しました…!!

    3:苦戦しています!

  • 160二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 21:03:58

    海兵「麦わら一味の男二人と交戦し……大破しました……」

    支部大佐「なんだと!?……あの高額の金銭を投入して作り上げた対海賊捕縛ロボが大破しただと!?!」

    海兵「それが……麦わらの一味には能力者なのか鋼鉄をも切り裂く斬撃を放つ剣士がいるようでして……」

    支部大佐「なんだと!?そんな人間がいるわけがなかろう!……いや、待てよ。確か麦わらの一味にはロロノア・ゾロとかいう剣士がいたな……」

    海兵「はい。その者が鋼鉄をも切り裂く斬撃を放ったようです」

    支部大佐「そんなバカな……。あのロボの超スピードでの撹乱は通用しなかったのか?」

    海兵「はい。もう一人の男の蹴りで頭を打ち砕かれてました」

    支部大佐「あわわわ……」


    ゾロ「なんだったんだ。今のデカブツは」

    サンジ「さあ?だが、ナミさんはこの先の牢屋にいるはずだ。だがロビンちゃんのことも心配だ…」

    dice1d3=1 (1)

    1:このまま牢屋の方へ向かう

    2:ウソップ達から連絡が来る

    3:ロビン達へ連絡する


    >>153

    今更ながら『覗かれてる』ではなく『望まれてる』の間違いでしたわ……。

  • 161二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 21:08:36

    とりあえず、ナミが囚われていると思われる牢屋へ向かうサンジとゾロ。

    サンジ「ナミさ〜ん!!あなたのプリンスが助けに来たよぉ〜!!」

    サンジの叫び声が響きわたるが、返事をする者はいない。

    ゾロ「おいおい…ナミどころか誰もいないぞ?」

    サンジ「なんだって!?」

    牢屋の中に囚人が一人もいない。

    サンジ「まさか……罠だったのか?」

    ゾロ「いや、牢屋は他にもあるはずだ。一応探すぞ」

    サンジ「……そうだな。そうしよう」

    二人は牢屋を一つ一つ確認していくが……

    サンジ「ここにもいない!」

    ゾロ「こっちにもいねぇな……」

    やはりどの牢屋にも囚人はいない。


    dice1d3=3 (3)

    1:支部大佐「最後の罠を起動せよ!」

    2:支部大佐「どういうことだ?なぜ麦わらの一味の女がいない!?」

    3:ロビン達から連絡が来る


    続きはまた明日

  • 162二次元好きの匿名さん24/10/29(灍) 06:47:24

    保守

  • 163二次元好きの匿名さん24/10/29(灍) 15:37:05

    と、その時サンジのポケットに入れていた電伝虫が小刻みに震え出す。

    サンジ「ロビンちゃんからのラブコール〜♡」

    連絡が来たと飛び上がるサンジだが、

    電伝虫『プルルルル……』

    ウソップ『やった繋がった!もしもしサンジか!?』

    ルフィ『ウソップ!お前かよ!』

    ウソップ『悪いな、ちょっと色々あってな。それよりお前達はどこだ?今どこにいやがる?』

    ゾロ『牢屋の中だ。ナミがいるはずだって話だが、ここには誰もいねぇ』

    ウソップ『そうそれだ。ナミはこっちで救出した。だけど、ロビンがオリオリの実の能力にやられちまってな。ナミの拘束共々ゾロに斬ってもらえると助かるんだが……』

    ゾロ「ああ……そういうことか。わかった」

    サンジ「おい!ロビンちゃんがやられたってどういうことだ!?」

    ロビン『ごめんなさい…。ヘマをしたわ』

    ウソップ『ロビンは大丈夫だ。今はチョッパーが運んでる』

    サンジ「お前らがいてなんてザマだ……。やっぱナイトである俺がいないと(以下略)」

    サンジの悪態は途中からいつものメロリンモードになり、話が進みそうにないのでゾロが尋ねる。

    ゾロ「んで、お前らは今どこにいるんだ?」


    ウソップ達がいる場所は…

    dice1d3=3 (3)

    1:わからねぇ。とりあえず、風が来る方へ向かってるんだが…

    2:もう洞窟を抜けたところだ

    3:どうやらこの基地の中みたいだ

  • 164二次元好きの匿名さん24/10/29(灍) 15:49:11

    ウソップ『どうやらこの基地の中みたいだ。俺たちが今いるのは1階だ…と思う』

    ゾロ「基地のどこらへんかわかるか?」

    ウソップ『ああ。それならもうすぐわかる』

    轟音と共に遠くで基地の一部が壊れていく。

    ルフィ「うぉおおっ!!!」


    洞窟を抜けた先は基地の内部に通じる階段だった。

    ウソップ「電伝虫が通じないか連絡を入れるから俺様の敬語をするように!」

    チョッパー「ぜぇ…ぜぇ…わかった!」

    ウソップが連絡を入れようとするが、チョッパーの疲労が色濃く見える。

    ルフィ「チョッパー、お前はそこでロビンとナミの手当てをしてくれ!」

    ロビンとナミを床に寝かせてできる範囲での傷の手当てを開始するチョッパー。

    二人に嵌められたオリオリの実の拘束は重く、ルフィはともかくここまで運んできたチョッパーの体力もかなり消耗していた。

    ロビン「ありがとう。船医さん……」

    チョッパー「俺は大丈夫。ロビン達の方が大変だからな!ちょっと染みるけど我慢してくれよ」

    ルフィは仁王立ちで、雪崩混んでくる海兵達と対峙していた。

    ルフィ「〝ゴムゴムの…鞭〟ィ!〝スタンプガトリング〟!」

    蹴りの連打で海兵達を薙ぎ倒していく。

    その攻撃で基地の壁に穴が開いてしまう。


    dice1d3=1 (1)

    1:一方、洞窟内部

    2:サンジ「あそこか!」

    3:支部大佐「この支部の全兵力を持って麦わらを捕えろぉ!!」

  • 165二次元好きの匿名さん24/10/29(灍) 15:57:01

    一方、洞窟内部。

    ヒナ「酷い目にあったわね」

    穴に落とされたヒナは海水に落下するよりも早く、壁へオリオリの実の能力で杭を打ち込むようにして掴まり、それを繰り返すことでようやく登り切ることができた。

    ヒナ「さて、逃さないわよ。麦わらの一味…」


    ルフィ「くっそ〜数が多いな」

    通話を終えたウソップの援護があるとはいえ、動けないナミとロビンを守りながら戦うのも限界が近い。

    海兵達もナミとロビンばかりを狙ってくるのでルフィの動きもそれを阻止するようにしか動けなくなっていく。

    ルフィ「はぁ……はぁ……」

    ナミ「ごめん……なさい」

    ロビン「あなた達に迷惑を……」

    疲労困憊の二人も謝罪をするが、二人は何も悪くない。

    ルフィ「気にすんな!俺たちが絶対助ける!」

    海兵達がジリジリと詰め寄ってくる。このままではいずれ捕まってしまうのも時間の問題だろう。

    その時だった。基地の壁に亀裂が入り砕ける。


    その中から出てきたのは…

    dice1d3=2 (2)

    1:支部大佐「海賊捕縛ロボマークⅡ!発信だ!!」

    2:サンジとゾロだった!

    3:支部大佐「くらえ!麦わらこの基地の最後の罠を!!」

  • 166二次元好きの匿名さん24/10/29(灍) 16:04:17

    その中から出てきたのは…

    サンジ「無事か!?ナミさん!ロビンちゃん!?」

    ルフィ「サンジ!ゾロ!」

    ゾロ「チョッパー!ロビンの怪我はどうなってるんだ!?」

    チョッパー「酷い怪我だ……でも、命に別状は無い。早く安静にしてあげないと…」

    一味全員が集合し、状況を確認する。

    ウソップ「これ…切れるかゾロ!?」

    鋼鉄の錠を嵌められたナミとロビンを見て、ウソップはゾロに頼み込む。

    鋼鉄の錠を斬れるかどうか。

    ゾロ「やってみねぇとわかんねぇが、やってみるか」

    斬れる自信はあるが、ナミとロビンを傷つけずに済むか。

    サンジ「クソマリモ!レディの肌に傷をつけるんじゃねぇぞ!」

    ゾロ「うるせぇエロコック!黙ってろ!」

    サンジがルフィに加勢しながら叫ぶ。

    集中力を高めようとゾロが呼吸を整えて刀を構える。

    ゾロ「いくぞ!」

    鋼鉄の錠を斬るため、斬撃を放つ…


    dice1d3=2 (2)

    1:だが、その斬撃は空を切る

    2:まずナミの拘束を斬った

    3:まずロビンの拘束を斬った

  • 167二次元好きの匿名さん24/10/29(灍) 16:08:40

    ガキィン!

    小気味良い音と共にナミに嵌められていた鋼鉄の錠が割れる。

    ゾロ「よし、切れたぞ!」

    サンジ「よくやったマリモ!ナミさん大丈夫かい!」

    鋼鉄の錠を斬れるとわかった瞬間からサンジはナミの元へと駆け寄る。

    ナミ「うぅ…なんとか…」

    長時間の拘束を受け続け、体力の消耗も激しいナミ。サンジはその体を抱える。

    ウソップ「よくやった!ゾロ!次はロビンの方を頼む」

    ゾロ「ああ、任せろ」

    ゾロがロビンに嵌められた錠を斬ろうと刀を再度振るう


    dice1d3=3 (3)

    1:だが、その斬撃は空を切る

    2:ロビンの拘束を斬った

    3:支部大佐「秘密兵器マークⅡ発進!!」

  • 168二次元好きの匿名さん24/10/29(灍) 20:34:44

    支部大佐「秘密兵器マークⅡ発進!!」

    その刀がロビンに振るわれるよりも早く、地響きと共に

    巨大なロボットが天井を突き破って現れる。

    ルフィ、チョッパー「「ロ、ロボだ〜!!」」

    ウソップ「なんだありゃあ!?」

    サンジ「さっき壊したのに、まだあんなの残ってんのかよ!」

    巨大なロボットの襲来に驚くルフィ達。

    支部大佐「秘密兵器、マークIIだ!こいつなら麦わらの一味を倒せるはずだ!!」

    巨大ロボに乗り込んでいるのはこの支部の大佐だ。

    支部大佐「行け!マークII!」

    命令を受けた巨大ロボは、その巨大な腕を振り上げる。

    ゾロ「うぉおおっ!!」

    ロビンを抱えて振り下ろされる腕を避けるゾロ。

    だが、その腕は基地の床を容易く破壊する。

    ルフィ「うぉおおっ!かっこいい〜〜!」

    支部大佐「くらえ!必殺技!!」


    dice1d3=2 (2)

    1:手錠マシンガン!

    2:突進

    3:連続パンチ


    続きはまた明日

  • 169二次元好きの匿名さん24/10/30(ć°´) 07:33:54

    >>153

    >>160

    正直なところ、エログロは嫌だけど、バッドエンドを期待したい気持ちもある

    覗いているし、望んでるから頼むぜ

  • 170二次元好きの匿名さん24/10/30(ć°´) 13:16:05

    保守

  • 171二次元好きの匿名さん24/10/30(ć°´) 20:50:14

    操縦席の支部大佐がレバーを引くと、巨大ロボが駆動音を立てて発光し出す。

    ルフィ「ビームか!?」

    チョッパー「え!?ビーム!?」

    ウソップ(ビーム!?)

    サンジ「ビーム!?」

    支部大佐が操縦する巨大ロボは、突如として走り出してルフィ達を押し潰そうと突進してくる。

    支部大佐「コレこそがこのロボの必殺技!突進だ!」

    ルフィ「うぉおおおっ!?逃げろ〜!!」

    チョッパー「ぎゃあああああ!?」

    支部大佐の操縦する巨大ロボはルフィ達の頭上を掠めて走り去っていく。

    ゾロ「あ、危ねぇ……」

    かろうじて突進をロボの足をくぐり抜けるゾロ。

    サンジ「危なかったぜ……。あんなの食らったらひとたまりもねぇぞ」

    巨大ロボの突進をなんとか避けた一味は一箇所に集まるが、そこにまたUターンしたロボの突進が襲いかかる。

    チョッパー「ぎゃあぁ〜!?また来たぁ〜!!」


    dice1d3=1 (1)

    1:必殺!火薬星!

    2:ゴムゴムの風船!

    3: ロビンの拘束を斬る

  • 172二次元好きの匿名さん24/10/30(ć°´) 20:58:43

    ウソップ「必殺!〝火薬星〟!!」

    ウソップの攻撃をもろともせずに突進をしてくる巨大ロボにウソップ達は驚愕する。

    支部大佐「ふははは!無駄無駄無駄!このロボにそんな攻撃は通用しない!!麦わらの一味もこれでお終いだ!」

    ナミをチョッパーに任せてサンジもロボ相手に前線に出る。

    サンジ「くらえ!!!」

    サンジの攻撃をものともしない巨大ロボの頭上に登ったルフィが天井を蹴破り、強烈な蹴り落としを頭部に放つ。

    ルフィ「〝ゴムゴムの斧〟!」

    頭部のコックピットに乗り込んでいた支部大佐はルフィの攻撃を食らってしまう。

    支部大佐「ぐわぁあっ!?」

    巨大ロボは頭部を攻撃され、その衝撃で操縦席が揺れる。それによりコントロールが効かなくなる。

    支部大佐「な、なんだ!?コントロールが効かない!?」


    dice1d3=1 (1)

    1:出鱈目な挙動で暴走し、一味に襲いかかる

    2:明後日の方向へ走り出し、止まらなくなる

    3:その場に倒れ動かなくなる

  • 173二次元好きの匿名さん24/10/30(ć°´) 21:13:34

    出鱈目な挙動になり、そのまま一味に襲いかかる巨大ロボ。

    ルフィ「うぉおおおっ!!」

    サンジ「とりゃあっ!」

    ゾロ「でやぁあっ!」

    3人がかりで巨大ロボに攻撃を仕掛けるが、振り回される巨大な腕と強固な装甲に苦戦する。


    ウソップ「そうだ。ナミ、これクリマ・タクト!昼間に逃げるときに拾っておいた」

    ナミ「あ、ありがとう。でも中に…」

    ウソップ「ああ、中に入ってた鉄の塊も取っといたぞ」

    ヒナにされた細工も取られ、元のクリマ・タクトに戻ったのを確認するとナミは

    ナミ「やられっぱなしじゃ…いられないわね」

    と、クリマ・タクトを振り、巨大ロボの頭上に雷雲を作り出す。ナミが何をするかを察したルフィ達が離れるのを見計らって一直線に雷を落とす!!

    支部大佐「ぐあわわわ〜〜!!」

    感電し、あちらこちらから黒い煙を上げながらロボはそのままバランスを崩し、仰向けになり壊れたネジマキのおもちゃのようにその場で同じ動きばかりをするようになってしまう。

    支部大佐「あ…ああ……!!」

    一味の全員が勝利したと喜んだその時、チョッパーとナミだけは自分たちが脱出した洞窟から出てきた人影に気づいた。


    ナミ「そ…そんな…」

    ヒナ「ヒナ不満よ。あんだけ大きなこと言っておいて、やられるなんてね」

    黒檻のヒナが立っていた。


    dice1d3=3 (3)

    1:ナミの〝トルネード=テンポ〟で勝負をかける

    2:ナミの〝サイクロン=テンポ〟で吹き飛ばす

    3:チョッパーがランブルボールを食べ、ヒナに攻撃を仕掛ける

  • 174二次元好きの匿名さん24/10/30(ć°´) 21:20:31

    チョッパー「下がってろナミ!」

    ランブルボールを食べて変形の幅を広げたチョッパーがナミを守ろうとヒナに攻撃を仕掛ける。

    ナミ「ダメ!チョッパー!!」

    ヒナ「随分と…珍しい生き物ね」

    ヒナはオリオリの能力を持ってチョッパーの攻撃を迎え撃つべく構える。


    dice1d3=1 (1)

    1:腕力強化で攻撃

    2:飛力強化で跳びながら隙を窺う

    3:毛皮強化で攻撃に備える


    続きはまた明日

  • 175二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 05:20:13

    チョッパー「〝刻蹄…!」

    発達した上腕を振りかぶり、ヒナの下から撃ち抜こうと飛びかかるチョッパー。

    ヒナ「無駄よ」

    ガシャン!

    しかし、その攻撃はヒナに見切られ逆にオリオリの能力を発動させたヒナの撃ち下ろしを受けて鋼鉄の錠がはめられる。

    チョッパー「うわああ!?」

    鋼鉄の錠を嵌められたチョッパーは、技の勢いのまま転がってしまう。

    ナミ「チョッパー!大丈夫!?」

    ヒナ「次はあなたよ」

    ヒナの鋭い眼光がナミを貫く。

    ナミ「くっ……!」

    ヒナの鋭い視線に射抜かれ、ナミの足が一瞬止まる。二度も捕えられた相手、その能力の恐怖も骨の髄まで染み込んでいる。

    ヒナはすでにナミめがけて突進してきている。


    dice1d3=3 (3)

    1:足がすくんで動けない

    2:ナミの〝サイクロン=テンポ〟で吹き飛ばす

    3:ヒナの攻撃が空をきる。蜃気楼…!?


    続きは夜に

  • 176二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 11:19:24

    ナミのリベンジか?

  • 177二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 18:48:11

    ヒナ「はぁ!!」

    通り過ぎた物を捕らえるヒナの腕がナミめがけて振るわれるが、その腕はナミの体に触れることなく空をきる。

    ヒナ「な……!?これは蜃気楼!?」

    ヒナは蜃気楼に惑わされたと気づいた時にはナミの姿はそこにはなかった。

    ナミ「ふぅ……危なかった」

    間一髪、能力で作り出した蜃気楼によってヒナの攻撃を躱すことに成功したナミ。

    隙を見せたヒナに対してナミはクリマ・タクトを組み替える。


    dice1d3=2 (2)

    1:ナミ「天候は〝竜巻〟!」

    2:ナミ「天候は〝台風〟!」

    3:ナミ「天候は〝霧〟!」

  • 178二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 19:08:08

    「天候は〝台風〟!」

    昼間はヒナに細工をされて不発に終わった技〝サイクロン=テンポ〟を放つ。

    ヒナ「ぐっ!?」

    ヒナは咄嗟に両腕でガードするが、その風圧に吹き飛ばされてしまう。

    ナミ「よし!」

    吹き飛んだヒナに対してナミは

    ナミ「あんたの能力はもうわかってる。二度と捕まってたまるものですか!」

    と、意気込み、クリマ・タクトを組み替える。

    ヒナ「…わたくしに二度捕まったあなたが言えるセリフかしら?」

    ナミ「う……」

    吹き飛ばしたとはいえど、ヒナはさほどダメージを受けた素ぶりを見せず、ナミに向き直る。

    ナミ「でも……あんたに勝てなくても、逃げることぐらいできるわ!」

    変形し、ヒナの拘束から抜け出したチョッパーが走り、ナミはそれを追ってヒナから距離を取る。

    ヒナ「待ちなさい!逃がさないわ!」

    ヒナは逃げるナミ達を追いかけようとするが、元々距離があった上にナミやトナカイの走力には追いつけない。

    ルフィ「よーし!逃げるぞ〜!!」


    dice1d3=2 (2)

    1:落石により、ナミの行手が阻まれる

    2:落石により、ヒナの行手を阻まれる

    3:ヒナは悔しそうに拳を握る

  • 179二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 19:36:43

    ヒナも必死に追おうとするが、ルフィ達の大暴れや巨大ロボの暴走で崩壊寸前だった支部基地の壁や天井が崩れ、その行手を阻まれる。
    ヒナ「……!ヒナ屈辱!!」
    海軍に所属してから海賊を取り逃がすことなどほとんどなかったヒナだが、これでは麦わらの一味を誰一人として捕まえられないと悔しさを滲ませる。
    支部大佐「あわわわ……」
    巨大ロボのコックピットから目を回しながら這い出てくる支部大佐。
    ヒナ「何をやってるのよ……」
    もはや怒りを通り越して呆れしか出てこない。
    ヒナ「……スモーカー君の気持ちが少しわかる気がするわ」
    同僚の問題児がなぜあれだけ麦わらに執着するのか。なぜあれだけ捕らえることに拘るのか。
    ヒナ「……次に会った時は必ず捕らえるわ。」
    麦わらのルフィ、そして航海士ナミ。
    口に咥えたタバコに火を点け、煙を吐き出す。火はタバコだけでなくヒナの心にも点いた。

  • 180二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 19:36:56

    ゴーイングメリー号まで逃走した一味はすぐさま出航する。
    ゾロに拘束を斬られ、解放されたロビンが逃げ切ったことから緊張感が切れ倒れ込んだナミをベッドまで運ぶ。ロビンはナミに事情を尋ねる。
    ロビン「それで、何があったの?」
    ナミ「それが……」
    自分が捕まった経緯を話すと……
    ロビン「そう…」
    チョッパー「かなり疲れ切ってる。休ませてやろう」
    ロビン「ええ……」
    一味の全員、疲れ切っていた。見張に任せてそれぞれが休んでいた。

    痛む体に疼きを覚えふと目が覚めたナミは、安心できる船と仲間達の側に自分がいることに安心し、水を飲もうと台所まで足を運ぶ。
    ルフィ「……よう!」
    ナミ「はぁ〜……」
    船長がキッチンで盗み食いをしているのを目撃さえしなければそのまま戻り、また眠っていただろうに。
    ナミ「サンジくんにまた怒られるわよ」
    ルフィ「いやぁ〜なんか腹減っちまってよぉ…」
    ルフィの視線が自分に来たのを感じ、少し離れる。オリオリの能力で長時間拘束され、腕や体にはまだ黒いアザが残っているのがなぜか気恥ずかしくなった。
    自分は船に戻ってこれたと言うのに、このアザがまだ自分を縛っているかのような感覚を覚えてしまう。
    ナミ「私は……」
    言葉が上手く出てこない。何を言いたいのか。何を言うべきなのか。それが見つからない。
    ただ、何かを言うべきだとは思うのだが、それが謝罪なのか。反省なのか。後悔なのか。懺悔なのか。

    ルフィ「…お前は俺の仲間だ」
    ナミ「……うん」
    ただ、今ここに自分はいる。きっと言葉を自分から出さなくともそれだけで今は良い。そう思えた。

    麦わらの一味のナミが捕まった 第三部 完

  • 181二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 19:51:42

    書き物なんて初めてなのに、無事に書き切れて本当によかった。

    次スレまで伸びないように後半マシラばりにハラハラしながら書いてました。後半で結構雑になってしまったところは書き切れるか焦ってました。
    ゾンビ戦法による突破も視野に入れてましたが、ヒナ戦でロビンが半分ほどしか削れないままやられた時は本気で延々と展開が伸びないか心配でした。

    ぐへへ展開に出来ないかと支部大佐というオリキャラを出しましたが、下衆ロールプレイが出来なさすぎてひたすら麦わらに振り回されるヘッポコキャラになってしまいました……。

    フランキー編で出せなかった巨大ロボも出せる展開にできてダイスには感謝です。
    展開次第では、強力な磁石になるギミックも考えてました。オリオリの拘束を受けてるキャラが磁石に引っ張られて動けなくなるとか面白いかなとも思ったんですが、出目の結果結局没に。

    最後、ナミが解放されたので巨大ロボのトドメやヒナとの三戦目の展開に持って行けました。
    もしも出目次第でナミが3回目の禁縛をされたとしても残りレス数的にルフィが助ける展開にはしようと思ってました。その場合、ヒナに囁かれ船に戻っても完全にはかかりきっていないし、時間経過で薄れるとはいえ催眠術が残っていてルフィ達の側にいることが正しいのか苦悩しながら日々を過ごすエンドにするつもりでした。

    重ね重ね、保守や感想をくださった皆様ありがとうございました。
    バッドエンドルート(というか、別設定?)は書けるかわからないですが、書けたら書きます。

  • 182二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 07:28:51

    保守

    オリオリ拘束がフェチだから楽しみ

  • 183二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 12:43:36

    保守

  • 184二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 21:09:18

    【閲覧注意】番外編 バッドエンド確定ルート


    偉大なる航路のとある島。

    麦わらの一味はこの島に訪れていた。

    ナミ「いやぁ〜いっぱい買い物できたわね」

    両手に戦利品を持ちながらウキウキ気分なナミ。

    ロビン「ええ、そうね」

    同じく両手に戦利品を持つロビンも笑顔だった。

    二人はこの島にある市場を巡っていたのだ。

    ロビン「でもちょっと買いすぎじゃないかしら?」

    ナミ「あら?私は別に気にしないけど……。まあ、いいか!さてとそろそろ船に戻る時間だし戻りましょう!」

    ロビン「ええ、そうしましょう」

    海賊船を港に着けるわけにはいかないため、街から少し離れたところに停泊させていた。


    ふと、街の騒がしさに気づく二人。

    ナミ「何かあったみたいね……」

    ロビン「あれは…海兵かしら?」

    建物の影に身を隠しながら騒ぎを見学することにした。

    二人の視線の先には一人の女海兵がいた。

    その海兵に向かって剣を持った海賊らしき大男が切り掛かる。

    だが、その攻撃は空振りに終わる。

    わずかに動いただけでその剣をかわすとその女海兵は腕を振るう。

    ガシャン!

    振るわれた腕が海賊の体を通り過ぎるとそこには黒い枷が海賊の体に沿うように嵌められて動けなくなる。


    dice1d3=3 (3)

    1:ナミ「なんなのあれ!?」

    2:ロビン「あれは…オリオリの実の能力!」

    3:海賊「ぎゃあ!!なんだコレ!?」

  • 185二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 21:25:21

    海賊「ぎゃああ!?な、なんだこれは…!!」

    一瞬で無力化された海賊の叫びが響いていた。

    ナミ「な、なんなのアレ!?」

    ロビン「あれは…おそらくオリオリの実の能力…。ということはあの女海兵は〝黒檻〟の異名で知られる海軍本部大佐よ」

    ロビンは冷や汗を流していた。

    食べた者はまさに悪魔の如き力を得るという悪魔の実。ロビンも能力者だが、そのロビンも警戒するような相手があの女海兵だ。

    ナミ「な、なんでそんな奴がこんなところにいるのよ!?」

    ロビン「それは分からないわ……でも、今は見つからないように逃げないと……」

    ナミ「う、うん!」

    気づかれないようにゆっくりと後ずさりしながらこの場から離れようとするナミとロビン。

    だが、女海兵黒檻のヒナは気づいていた。もとより麦わらの一味を捕らえることを目的としていた。標的以外の海賊を捕らえることになったのは予定外だが、それも些細なこと。

    ヒナは二人の動きを見逃さなかった。

    ナミ「な!?」

    ヒナの部下がナミとロビンを取り囲むように現れた。

    ヒナ「その二人を捕らえなさい」

    ナミ「くっ……」

    ロビン「〝三十輪咲き〟!〝クラッチ〟!!」

    咄嗟にハナハナの能力で取り囲もうとする海兵達を倒すと、ロビンはナミに叫ぶように指示を出す。

    ロビン「二手に別れて逃げましょう」

    追ってくるヒナを背に、別れて逃げることを提案するロビン。

    ナミ「わ、わかったわ!ロビン気を付けてね!」

    ロビン「ええ、あなたも」

    そして二人は別々の方向に逃げる。


    ヒナは

    dice1d3=1 (1)

    1:ナミを追う

    2:ロビンを追う

    3:二人とも逃さない

    続きはまた明日。まとめられるか不安……。

  • 186二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 05:54:54

    ナミ「はぁ…はぁ…!」

    逃げる途中、何度も海兵に見つかりその度に道を変えながら逃げるナミ。

    ナミ「くっ!」

    何度かは隙を見て武器のクリマ・タクトの技で倒したりはしたが、体力が尽きてくる。

    海兵A「見つけたぞ!麦わらの一味だ!」

    海兵B「よし、捕らえろ!!」

    ナミ「また!?」

    逃げている途中で別の海兵に見つかってしまう。その隙をついて他の海兵も集まってくる。

    休む間もなく押し寄せてくる海兵達を前に、背中に流れる汗が急激に冷えていくのを感じる。


    ナミ「もう!なんでこんなに海兵がいるのよ!」

    囲まれるのだけは避けようと、必死に逃げ続けるナミだがその行く先は海兵に指示を出すヒナによって知らず知らずのうちに誘導されていた。

    ナミ「はぁ…はぁ…ここは……」


    dice1d3=2 (2)

    1:最初にヒナを目撃した街の広場

    2:行き止まりの路地裏

    3:森の入り口

    続きは夜に

  • 187二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:25:59

    >>185

    やっぱここのダイスはよくナミさん狙うなぁ

  • 188二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:04:17

    塀に囲まれた路地裏に迷い込んでしまったナミ。

    ナミ「しまっ!?」

    慌てて引き返そうとするナミだが、すでに海兵達に囲まれていた。

    海兵「もう逃げられないぞ」

    こちらに沢山の海兵が来るとは……ロビンは逃げ切れたのか、そのことが気にかかるが今は目の前の相手に集中するしかない。そう思った時、海兵達が道を開けヒナがナミの前に現れる。

    ヒナ「もう逃げられなくてよ」

    ナミ「くっ!」

    ヒナの威圧感に思わず後ずさりしてしまうナミ。だが、すぐに気持ちを切り替えてクリマ・タクトを構えると技を繰り出す。


    ナミ「〝サイクロン=テンポ〟!!」

    熱気と冷気を組み合わせ、ぶつかったものを突風で吹き飛ばすブーメランのような技を繰り出すナミ。

    ヒナ「見え見えよ」

    ヒナはその攻撃を余裕でかわすと、値踏みをするようにナミを見る。

    ヒナ「不満よ。ヒナ不満。麦わらの一味の実力はその程度なのかしら」

    ナミ「なんですって!?」

    ヒナの言葉に激昂するナミ。

    ヒナ「まあ、いいわ。あなたはここで捕らえられるのだから」

    そう言うとヒナは構えを取ると一気にナミに肉薄する。

    ヒナ「はあっ!!」

    ガキィン!

    ナミ「うぐっ!」

    ナミはヒナの攻撃をクリマ・タクトで受け止めるが、その衝撃で弾き飛ばされてしまう。

    ナミ(な、なんて力なの!?)

    ヒナ「どうしたの?その程度かしら?」

    ナミ「くっ!このっ!」

    ヒナの言葉に怒りを覚えながら立ち上がるナミ。そして再びクリマ・タクトを構えて技を繰り出す。

    dice1d3=2 (2)

    1:トルネード=テンポ

    2:もう一度サイクロン=テンポ

    3:……と見せかけて三角跳びの要領で塀を乗り越える

  • 189二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:31:08

    ナミ「くらいなさい!〝サイクロン=テンポ〟!!」

    再度技を放つナミだが、ヒナに一度見せた技は通用しない。ヒナはそれを簡単にかわすと、ナミの元へ戻るクリマ・タクトとほぼ同じ速さで肉薄する。

    ヒナ「遅すぎるわ!」

    ナミ「な!?」

    放たれたヒナの蹴りをクリマ・タクトで受け止めようとするが、クリマ・タクトをヒナの脚が通り過ぎ、鋼鉄の錠が嵌められる。

    ナミ「あっ!?」

    ヒナ「捕まえた」

    ナミのクリマ・タクトにオリオリの実の能力で作り出した錠を嵌めたヒナ。その錠の重さに思わずクリマ・タクトを落としてしまう。

    ナミ「し、しま……!?」

    目を白黒させるナミ。隙だらけな女海賊の体を収監せんと黒檻の腕が迫る。


    ナミに嵌められる鋼鉄の錠の数

    dice1d3=3 (3)

  • 190二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:03:42

    ヒナ「覚悟しなさい」

    ナミの胸ぐらを掴み、引き寄せたヒナはナミが抵抗するよりも早くその体を黒檻の錠で捕えるべく腕を振るう。

    ナミ「うぁっ!?」

    ガシャン!

    ナミ「きゃあっ!?」

    ヒナの腕がナミの体を通過した瞬間、錠が嵌められた。隙間なく嵌められた錠はナミの体を締め付ける。

    ナミ「う……くぅ……」

    必死にもがくナミだが、その体から錠が外れる気配はない。だが、まだヒナの攻撃は終わらない。振り切った腕とは逆の腕を振るい、黒檻の錠を嵌めた。

    ナミ「うあぁっ!?」

    ガシャン!

    さらに二つ目の鋼鉄の錠がナミに嵌められる。想像以上の絞めつけに悲鳴を上げるナミ。

    ヒナ「まだ終わりじゃないわよ」

    そう言いながらさらに腕を振るうと、三つ目の錠が嵌められる。


    ナミ「お…ごぉ……!?」

    鋼鉄の錠が三つも嵌められ、ナミは苦悶の表情を浮かべる。

    もはや、鉄の塊に体を埋められたも同然だ。

    ナミ「うぐぅ……」

    苦しみに顔を真っ赤にしているナミ。大男でさえ、一つ嵌められれば動けなくなる代物だ。ナミの細い体では耐えられるはずもない。息を荒くして、必死に呼吸を整えていた。だがヒナはそんなナミを気遣うことはない。


    dice1d3=1 (1)

    1:トドメの正拳突きを放つ

    2:身柄を運ぶように部下に指示を出す

    3:脚を払い、転倒させる

    続きは明日

  • 191二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:04:06

    画像載せ忘れ。

  • 192二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 09:45:08

    ナミ(く、苦し……い……!)

    ヒナ「ふふ、苦しいでしょう?でもこの程度で終わりじゃないわ」

    ナミ(う、嘘でしょ……?)

    ギリギリと音を立てて拳を握りしめるヒナ。

    ナミ「や、やめ……」

    ヒナのする行動に恐怖を覚えるナミ。だが、黒檻に収監された女海賊にそれを避けることなどできない。

    ヒナ「砕けなさい!」

    正拳突きで鋼鉄の錠越しにナミの腹に拳をめり込ませる。

    ドゴォ!!

    ナミ「あぐぁ!?」

    その衝撃は凄まじく、鋼鉄の錠が砕きながらナミの体を吹き飛ばす。オリオリの実を食べたヒナにとっては悪人を捕らえるのも開放するのも自在なのだ。


    錐揉み回転させながら吹き飛ばされたナミは、そのまま地面に激突する。

    ナミ「がはっ!?」

    たった一撃で意識を刈り取られてしまうナミ。白目を剝き、泡を吹いて仰向けで倒れている。

    ナミ「う……ぁ……」

    ピクッピクッと体を痙攣させるナミ。拳で腹を殴られたことで服は破れて肌が露出している。そして腹の部分には大きな痣ができていた。

    ヒナ「あら?もう終わり?」

    ナミの惨状を見ても、特に気にする様子もなく近づいてくるヒナ。その冷たい瞳には何の感情も浮かんでいないように見える。

    ヒナ「予想より弱かったわね。まあ、いいわ。早く連れていきましょう」

    ナミの髪を掴み、持ち上げる。

    ナミ「う……ぁ……」

    意識を朦朧としたまま、なすがままにされているナミの体にヒナの腕が迫る。

    ヒナ「わたくしの体を通り過ぎる全ての物は…〝禁縛〟される…!」

    ガシャン…!


    dice1d3=1 (1)

    1:連行される道中のナミ視点

    2:時間が経過してロビン視点

    3:連行された後のナミ視点

  • 193二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 10:36:19

    海兵「オラ!さっさと歩け!」

    ナミ「う、うぅ……」

    鋼鉄の錠で両腕ごと体を拘束され、両脇を屈強な海兵に捕まれて歩かされるナミ。

    ナミ「く、くぅ……」

    鋼鉄の錠に囚われた両腕は動かすことができず、歩くたびに体全体を締め付ける苦痛に耐えながら進むことしかできない。

    ナミ「あぅ……!」

    背中を強く叩かれ、思わず前のめりになってしまう。


    (いや…。逮捕されるなんて…)

    海賊を続ける以上は覚悟はしていたつもりだった。だが、いざその時が来るとやはり恐ろしさで身が竦んでしまう。自由な旅も、故郷を救ってくれた仲間達への恩も、逮捕されれば全てが終わってしまう。

    逃れられない運命に身体の震えがとまらない。体に隙間なく嵌められ強固に縛られた女海賊にこの黒檻から脱獄するすべはない。

    ナミ「いや……いやぁ……」

    泣き言を零すナミにヒナは冷酷に告げる。

    ヒナ「麦わらの一味、航海士ナミ。あなたの最期の航路は……監獄よ」

    ナミ「いやぁぁ!!」

    絶望に叫ぶナミ。その体を鋼鉄の錠で締め上げられ、そしてそのまま連行されていくのだった。


    エンディング分岐

    dice1d3=3 (3)

    1:ナミだけ捕まる(監獄へ)

    2:ロビンも捕まる

    3:ナミだけ捕まる(催眠術で洗脳)

  • 194二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 13:00:03

    数日後。海軍の監獄島にて。
    ロビン「ここに航海士さんが捕まっているはず……」
    仲間達と共に収監されたナミの救出を目論むロビンは監獄島へ潜入していた。
    運良くヒナがナミの方へ行った隙をついて逃れることができたロビンだが、もしもヒナが追ってきたのが自分だったらと思うとゾッとする。
    ロビン「航海士さん……!」
    牢獄に囚われているであろう仲間を救い出すために、慎重に進んでいくロビン。仲間達は別のところでそれぞれナミを救出するために戦っているのだろう。
    そして遂に目的の場所を見つけることができた。そこは他の独房とは一線を画す厳重な警備が施されており、その厳重さがこの先に捕らえられている人物の重要性を示していた。

    ロビン「随分と仰々しい警備ね……」
    罠を警戒しつつロビンは慎重に牢獄を覗き込む。そこにはうつ伏せに倒れ伏したナミの姿があった。
    ロビン「航海士さん……!?大丈夫!?」
    慌てて駆け寄り、抱き起こして揺さぶるとナミは呻き声を上げながら目を開いた。
    ナミ「うぅ……」
    ロビン「よかった……無事だったのね」
    ナミ「ろ、ロビン……?どうしてここに……?」
    ロビンの腕の中で目を覚ましたナミは、なぜ彼女がここにいるのか理解できていないようだ。だがそんな疑問に答えている暇はないと、ロビンは話を続ける。
    ロビン「詳しい話は後よ。今はここから逃げるのが先決」
    ナミ「で、でも私……」
    ロビンに抱えられた状態のまま、不安そうな声を上げるナミ。
    ガチャン!
    ロビン「な…?なにを…!?」
    ロビンの手に手錠が嵌められる。それをかけたのは…。
    ロビン「こ、航海士さん!?」
    ナミ「ご、ごめん……ね……ロビン」
    手錠をかけたのはナミだった。弱々しく謝る彼女の目はどこか虚ろで焦点が合っていないように見える。そして次の瞬間、ロビンの体に異変が起こる。
    ロビン「うぐっ!?」
    突然、身体中から力が抜けていく感覚に襲われたロビンは膝をついてしまう。
    ロビン「これは…海楼石……?」
    海楼石は悪魔の実の能力者を無力にさせる。なぜナミがそんな物を持っているのか理解できないでいた。聡明な頭脳を持つロビンだが、この状況に思考も危機感も鈍ってしまっていた。

  • 195二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 13:15:45

    まさか、助けに来た相手が…あのナミが自分を裏切るなんて。

    ナミは虚ろな瞳でロビンを見つめながら、ゆっくりとロビンに近づいていく。

    ナミ「ごめん、ごめんね……でもこうしないと……」

    うわ言のように謝罪の言葉を繰り返すナミ。ロビンは何とか海楼石の手錠を外そうとするが、力が入らず立ち上がることができない。

    このような状況であってもナミを乱暴に落とすまいとする自分に困惑しながらもロビンの頭脳は今の状況を理解しつつあった。


    ヒナ「拍子抜けね。ここまで上手く罠に嵌まるなんて」

    ロビン「あなた……!」

    牢屋の扉が開くとそこには海軍本部大佐 黒檻のヒナがいた。

    ロビン「航海士さんになにを…!?」

    ヒナ「わたくしの部下には催眠術の心得があるものがいてね。それを彼女に使ってもらったのよ」

    そう言ってヒナはナミを指差す。ナミは虚ろな目をしてうわ言のように謝罪を繰り返していた。

    ロビン「催眠術……?」

    ヒナ「そうよ。今、その女はわたくしの部下になったわ。思っていたよりも抵抗していたけれども」

    ロビン「なんて卑劣な……!」

    催眠術でナミを操っていると知り怒りを覚えるロビン。だが、そんなロビンにヒナは冷たく言い放つ。

    ヒナ「だけど、今こうしてあなたを捕らえるための罠に嵌めれたんだから、それも大した問題じゃないわね」

    ロビン「くっ……!?」

    悔しそうに歯噛みするロビン。だが、今の彼女は無力だった。手錠を嵌められ海楼石の鎖で繋がれたロビンは自身を捕らえるべく迫る黒檻の腕を避けることはおろか、立ち上がることさえできない。

    ロビン「あ……あぁ……」


    鋼鉄の錠が嵌る音と女海賊の悲鳴が同時に牢に響いた。


    dice1d3=1 (1)

    1:ナミは完全に洗脳される

    2:ナミを完全に洗脳できなかった

    3:ロビンにも催眠術をかける

  • 196二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 13:27:45

    偉大なる航路。アラバスタ周辺海域をナワバリとし、海賊を捕らえる海軍の部隊がある。
    その名は〝黒檻部隊〟。
    黒檻のヒナが率いる部隊。その実力や統率力は高く、また〝特殊な訓練〟として捕えた海賊を更生させるために教育を施すなど情に厚い部分もあると言われている。

    ビビ「そ、そんな……ナミ、さん……?」
    アラバスタ王国王女の前に立つ女海兵の姿を見て愕然とする。
    ビビ「ど、どうして!?ナミさんが……!?」
    仲間だと思っていた人物の登場に動揺を隠せないビビ。そんな彼女に向かってヒナは言った。
    ヒナ「わたくしの部下のナミが証言してくれたわ。ビビ王女が今までなにをしていたのか」
    ビビ「そ、それは……」
    ナミ「ごめん……なさい……!」
    虚ろな目をしたナミが謝罪の言葉を述べる。だが、その言葉は本心ではなく催眠術によるものだった。

    国が庇うであろうビビ王女を捕らえることは物証的な面からも、難しいかもしれない。
    だが、こうして催眠術にかかったナミの心により深い影を落とすためには必要なことだった。
    部下の催眠術による強烈な洗脳の影響は大きく、心の拠り所へとナミは執着するようになってしまっていた。仲間を全て失い、そして残してきた仲間の前に海兵になった姿を晒し、もう二度と戻れないところまで落としてみれば、彼女はよりヒナへ傾倒する…のかもしれない。

    ヒナ「もしも上手くいかなければ、その時は……」
    ナミ「ごめ……ん、なさい……」
    虚ろな瞳で謝罪を繰り返すナミ。その目には涙が浮かんでいる。
    ヒナ「しっかりとあなたを監獄へ送ってあげるわ」

    バッドエンドルート 完

  • 197二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 13:32:55

    バッドエンドはこういうのでよかったんでしょうか…?
    正直、自信が持てない……。

    ひとまず、スレを完走間際まで辿り着いたのと、まとめきることができて一安心です。
    ♡をくれた方や保守、感想をしてくださった皆様方に心より感謝をさせていただきます。

    次スレなどは全然考えていないのですが、またSSスレを建てた時には何卒よろしくお願いいたします。

  • 198二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 17:11:51

    書きたいものを書くのが一番だし、ハッピーエンドもいいけど、バッドエンド系やヒロインキャラが能力でやられる展開のSSはまたあっても良いと思う
    ヒロインピンチ展開は良いジャンルだと思う

オススメ

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