- 1二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:07:41
- 2二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:10:34
鉄火起請かよ
- 3二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:12:21
- 4二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:17:11
お前中世に入っても似たようなことやってたヨーロッパさんに喧嘩売ってんのか?
- 5二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:18:37
- 6二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:22:30
二人のうちどちらが正しいか湯起請で決めようとしたらお湯の温度を間違えて両者ともに火傷せずグダグダになったケースもあったらしい
- 7二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:25:43
トリニティていうかヨーロッパを見てみろ魔女は水に嫌われてるから浮いてくるって理由で浮いてきたら死刑浮いてこなかったら溺死っていうどのみち死ぬ裁判もあったぞ
- 8二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:26:37
人類って案外バカですね
現代だから言えることか - 9二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:29:25
今になっては意味あるの?って教えとかも昔はちゃんとした意味があったものも多いからね
豚肉禁止の宗教が多いのはそんだけ寄生虫とかの危険があったからだったりするし、ついでに言うなら神官が聖別した器具で屠殺したなら食べていい(専門業者が専用の道具使ったならセーフ)って教えだった時期もあった
まあ案の定というか散々抜け道探されたみたいで結局は一律禁止って形になったみたいだが
- 10二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:30:47
理由は分からんけど経験則で死にやすいと分かってる物事を禁止するために神の教えだから!って事にしてた事例とか多いから本当にそれ(現代ならなんとでも言える)よ
- 11二次元好きの匿名さん24/10/11(金) 23:47:58
古代にやってたのが一旦退潮した後、中世室町後期になってまた一瞬だけブームが来て
近世の到来とともになくなるんだよねこういう神判
この辺の経緯については清水克行先生の「日本神判史」に詳しい
そもそも日本の中世って相当長い期間(今の我々がイメージするような)公権力ってのが存在しない自力救済社会だったから
なにか揉め事があると下位の人間が自分のバックについてるより上位の有力者を頼んで紛争に突入していくことも珍しくなかった。
その上で「人と人が揉めてる時にそんなはっきり白黒つけられるわけないだろ、どっちもそれなりに言い分がある」
的な意識を中世の日本人は持っていたらしくて(画像は最上義光の文書より)、
そういう時にとりあえずフィフティ・フィフティにしましょう、とかスレタイみたいに神の裁定に委ねましょう、とかの選択肢が出てくる。
で、こうした公権力の弱い社会における紛争解決の知恵として採用されたものが、
喧嘩両成敗(=大名の設ける法廷に出廷せず私的に解決しようとすると裁定にペナルティを与えますよ、の意)の成立などを経て
近世的な大名権力・幕藩体制の法の実効支配力が及ぶようになると神の権威はお呼びでなくなって急速に廃れていったという経緯
- 12二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 00:02:21
これまじないとしてすら意味あると思えないんだけど、ズルして無傷になる方法があったとかじゃないの
文献に残ってる記述ですら権威付けの作り話っぽくて胡散臭え、でも隋書でクロスチェックはされてるんだよなあ - 13二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 00:06:45
少なくともこの時のは本当に無罪なら平気なはずと全員が本気で信じてた可能性もある
そんくらい古代における神や宗教の権威は強い - 14二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 01:02:15
- 15二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 01:19:28
西洋の魔女裁判とか領主がノリノリでやっていたというよりかは
領民に迫られてしょうがなくみたいな事例が結構多かったりする
受け入れがたい不運があった際にとにかく鬱憤の捌け口を探そうとする人間の業というか
ハンムラビ法典の神明裁判は逆に
訴えてもいいけどそれで立証できなかったら訴えたやつは神明裁判にかけるから
みたいな虚偽の告発抑制を狙っているってのもあったり
こういう神明裁判系も神の権威を笠に着つつ
意外とコントロールできるようになってたかもね - 16二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 03:55:01
- 17二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 03:57:06
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 04:05:20
- 19二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 06:55:16
- 20二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 07:03:06
- 21二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:02:55
手の施しようがない異端は宗教裁判では建前上死刑宣告はしないけど
世俗裁判に流されて結局火あぶりになる死の三店方式 - 22二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:06:14
犯罪の抑止力としてはアチアチ熱湯刑は有用なのかもしれない
- 23二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:12:25
バラエティの熱湯も実は熱くないという説があるけど
湯の温度とかいう傍目からはいまいち分からないものを要にすることで
工作や袖の下で回避する余地をふんだんに産み出す邪悪なシステム - 24二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:17:59
当時は法学もそれを実力行使するための警察機構もまだまだ未発達だったろうし
権力を振るう時の根拠って何ってなった時に神様の権威ってめちゃ便利だからねぇ
神聖ローマ帝国内でいわゆる蛮族が統治の根拠を得るために広まっていたキリスト教に改宗したように
あるいは絶対王政を敷いていた国家が王権神授の理論を発展させたように - 25二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 15:21:07
この手の裁判って元々村の厄介者だとか口減らしで都合よく穢を押し付けて処理するための結果ありきのものじゃないの?
- 26二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 15:28:20
- 27二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:39:00
例えば中世ヨーロッパでハインリヒ・クラマー異端審問官はやりすぎで追放処分を食らうほどの過激派だったが
彼が自身の処分や生温い異端審問への怒りで書いた異端審問手引書「魔女に与える鉄槌」は
当時の名門大学教授のお墨付き(これは捏造の疑惑がある)、法王の異端審問お墨付き文掲載(ただし本来この書籍へのものではなくクラマーの異端審問活動許可のためのもの)、最先端技術活版印刷の利用、魔女裁判への神学的根拠付け、ペストの流行トルコの台頭などヤバい世相=不幸の原因をとにかく何処かに求めたい人々の需要が相まってじわりじわりと流行
結果、書に書かれた独断と偏見に満ちた超過激思想が人々に異端審問の手ほどきするような異常な状態が発生したという
ちなみに当時クラマーが活動してた地域ではそこの司教は異端審問を嫌がっていたし魔女や害悪魔術とかある訳ねぇだろ派が力を持っていた(だからこそ法王の許可をもらっておく必要があった) - 28二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 17:12:12
さらに言えば当時のヨーロッパにおいて皆が皆魔女や魔術みたいなものを信じていたかというと全くそんなことはなく
例えば「魔女に与える鉄槌」に正当性を持たせるため最初の方に「魔女や魔術なんて空想の産物だというやつらが居るがそれは信仰の面で間違いでありそんなことを考えるやつは不信心者だ」と主張する項目がある - 29二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 03:01:22
保