「ん、今の私はスーパーシロコ」

  • 13.5周年からの新任24/10/12(土) 13:02:11

    「ん、今の私はスーパーシロコ、だからホシノ先輩、私に負けたら私の言う事を聞いてもらう。」

    そうして私は彼女の前に立つ──

  • 23.5周年からの新任24/10/12(土) 13:05:13

    初めてのブルアカSSなのと掲示板での投稿なので至らぬ点等あると思います、遅筆なので書き溜めているのを定期的に投稿する形式を取るつもりです。
    ご指導ご鞭撻頂けると幸いです。
    物語の疑問点を書いていただけてるともしかしたらどこかで回答を行うかもです、答えなかったら答えられないか考えてないです、どうか許して。

  • 3二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 13:05:39

    期待

  • 4二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 13:05:51

    がんばれ

  • 53.5周年からの新任24/10/12(土) 13:06:33

    朝だ、目を覚まし伸びをする、いつもの通り食事を取り、着替えて学校に向かう準備を済ませ玄関を開ける。

    「ん、いつも通り」
    「ん、待ってた」

    私が立っていた、正確には別の世界の私だ、私の家を訪ねるのは珍しいけどそこは問題では無い、その私が何故か2人居た事が大問題だった。

    「ん」
    「ん」

    驚き呆然としている私をここぞとばかりにつついてくる私達。

    「ん、人をおもちゃにしないで欲しい……あれ?」

    二人に抗議をしようとして気付く、片方の私はいつも通り大きい、しかしもう片方の私、服はあっちの私と同じだけど背丈が変わらない、それに胸も。
    なにより少し姿が透けていて時折ノイズが走るように歪んでいる。

    「どうしたの、その体」
    「私にも分からない、朝目が覚めたら傍に私のコフプレをしたよわシロコがいた」
    「ん、よわシロコはあっち」
    「そう、ならコスシロコ」
    「ん、それも違うコスプレなんかじゃない」
    「そんな事よりまずは状況を先生に知ってもらうべき。」
    「「それもそうだね」」

    私達は学校に向かいながら先生へ連絡を入れる。

  • 6二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 13:17:56

    期待の保守

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:12:53

    とりあえず10まで埋めるのだ

  • 8二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:21:25

    了解

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:21:39

    干油

  • 10二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 14:21:50

    加湿

  • 113.5周年からの新任24/10/12(土) 19:06:57

    「ん、そういう事らしい」
    「なるほどね……ってどういう状況よ!これ!」
    「うへ〜、シロコちゃんが三人もだなんておじさん選べないよ」
    「あら〜シロコちゃんが増えて更にかわいいですね!」
    「え、えぇっと……とりあえずお身体に問題は無いでしょうか?その……コスシロコ先輩?」
    「ん、問題ない、皆に触れるしお腹も空く、後で芝関ラーメンに行こう」

    コスシロコはその呼び方に不満気な顔をしたけど頷いた。

    「ふふ、やっぱりシロコちゃんですね♪」
    「先生もいる事だしお願いしちゃおっかぁ、ね?先生」

    ”構わないよ”
    ”皆で食べられるなんて嬉しいね”

    応えながら先生はあっちの世界の私に優しく微笑んでいた。

  • 123.5周年からの新任24/10/12(土) 22:41:23

    保守する為だけに書き込むならと書き貯めを投下してるのですが、これで良いのでしょうか

  • 13二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:47:27

    人によるとしか…
    区切りのいい所までまとめて出す人も居れば1レスずつ小出しの人もいる

  • 143.5周年からの新任24/10/12(土) 22:48:53

    なるほど、ありがとうございます参考にさせて頂きます。

  • 153.5周年からの新任24/10/13(日) 06:33:00

    そうして今は芝関ラーメンでの食事を終えてひと息ついている。

    「それで、コス先輩はどこまで覚えてるの?」
    「ん、あっちの世界の私がどうしてこっちにいるのかは知ってる」
    「という事は虚妄のサンクトゥムでの作戦は終えているんですね……でもその姿はその……やはり色彩の影響なのでしょうか?」
    「先生、確かにあのシロコさんからは色彩の力を感じます!けどあちらの世界のシロコさんとは何かが違うようですね」

    ”どう違うのか分かるかな?”

    「一部否定、反転している様ですが状態の詳細、原因は不明、年齢はこの世界のシロコさんと同一だと推測されます、先生の求める趣旨の回答は不可能と思われます」

    ”大丈夫だよ、ありがとう”

    アロナ、プラナとの会話を終えて意識を対策委員会の会話に戻す。

  • 163.5周年からの新任24/10/13(日) 06:33:28

    「どうしましょう、私達の方から不用意に情報を伝えればコスシロコ先輩の世界の未来を悪い方向に変えかねませんし……」
    「私が覚えているのは虚妄のサンクトゥムでの事件を解決して暫くまで、何故その後この姿になって、どうしてここに来たのか、それは思い出せない」

    そう話すシロコから察するに列車砲シェマタを巡る事件を迎えていない、もしくはそれに関わる事件でこうなったと推測するのが妥当だろう。
    しかしその詳細を彼女に容易に伝えるのは推奨できない、それは対策委員会の皆も同じ意見であった様で止める必要は生じなかった。

    「そう……ですね、コスシロコ先輩にお伝えできるのは、私達はそれ以降に何が起こったのかを知っている時間軸に居ます、という事です。それ以上は……」
    「ん、大丈夫、私にもそれから先を知ると問題が起きる可能性があるのは分かる、映画で観たバタフライエフェクトだね」
    「でもでも、そうなるとこれ以上のヒントはないよねぇ、どうしよっか?」
    「ん、とりあえずいつも通り借金返済のために働こう」
    「え、私達は良いのですが……コスシロコ先輩はそれで良いんですか? 」
    「そうですね〜!人が増えたらその分働けちゃいます☆」
    「良し!そうと決まったら早速行くわよ!」

    新?メンバーが加わって初めての依頼それは──

  • 173.5周年からの新任24/10/13(日) 13:37:10

    「ホラースポットを根城にする集団の制圧?」
    「はい、どうやら廃墟となった場所をホラースポットとしてネットに噂話を書き込み、それに興味を持って訪れた人達を襲っているそうです」
    「何よそれ、ろくでもないわね……」
    「ちゃんとお仕置きしなきゃですね〜」
    「悪趣味な子達もいるもんだねぇ、おじさん、そういう子達は制圧してもまた別の場所でもやるからキリが無いと思うんだよねぇ……」
    「ん、私にいい考えがある」
    「ん、奇遇だね、私も」
    「ん……私には分からないんだけど何……?」
    「あっちの世界のシロコ先輩には分からない様なのですが、私達にも教えて頂けますか?」
    「ん、名付けて──」



    「ぎゃああああああああ」
    「ひぃいいいいいいいい」
    「許してぇええええええ」

    月が照らす廃墟の中に響く悲鳴の数々、それらは悲痛からではなく恐怖によるものだった。
    彼女等の身を襲ったは暴力のそれでは無い、その正体は──

  • 183.5周年からの新任24/10/13(日) 18:00:21

    「ドッペルゲンガー作戦?」
    「ん、今ここに同じ顔が3人いる」
    「ドッペルゲンガーに出会うと死んでしまう話は有名」
    「……私は2人より背が高いし顔付きも……少し違うけど」
    「細かい事は気にしないで、一体デカイのが居た方がむしろボス個体みたいで丁度良い」
    「デカ……ボス……」

    そう返答に困った顔をしているあっちの世界のシロコ、そして当然の疑問にアヤネが口を開く。

    「あの……ドッペルゲンガーは見た人、他人ではなく、その本人だと思うのですが……」
    「ん、そこも細かい事は良い、相手に恐怖を感じさせれば目的達成だから」
    「えぇ……何でもありすぎない……?で、具体的にはどうするの?」

    シロコの強引さに呆れながら具体案をセリカは尋ねた。
    そしてドッペルゲンガー作戦は決行される──

  • 19二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 23:53:24

  • 20二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 10:42:57

    保守

  • 21二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 21:40:23

    ほほ

  • 223.5周年からの新任24/10/14(月) 23:27:31

    「今日は何匹釣れるか楽しみだな」
    「あぁ、ここ最近は特に噂にクビを突っ込んだ人間が酷い目にあった。って噂が良い感じに広まって入れ食いだからな」
    「物資の方から少人数で来てくれるなんて、正に鴨が葱をしょってきてるみたいだな!」

    ゲラゲラと品も無く笑う彼女達こそ依頼のターゲットだ、まだ日が明るいうちに準備でもしているのだろう。
    彼女達の配置に着くであろう目星を付けて私達も準備をした。



    夜になり配置に着く、囮役はセリカとノノミが担当した、ホシノ先輩が最初に囮役を買って出たけど私達が確認した以上のターゲットが周囲にいた場合に備えて、最大戦力のホシノ先輩が待機しておくのが一番安全だって話に落ち着いた。
    そうして月が昇り、夜が老けた頃作戦は始まった。

  • 233.5周年からの新任24/10/14(月) 23:30:28

    保守して下さった方ありがとうございます、巻き添えなのか規制を受けていたので家に帰る頃だと間に合わなかったのでとても助かりました。

  • 24二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 07:32:33

    保守

  • 253.5周年からの新任24/10/15(火) 14:45:43

    「ほ、本当に何か出そうね……」
    「本当に何か出るのも面白そうですね〜☆」
    「わ、私は幽霊なんて信じないからっ!」
    「うふふっ楽しみですね、セリカちゃん♪」

    廃墟に踏み入れ不用心に進む二人、T字配置の場所に来たその時、二人の逃げ道を断つように後方から二人、右から二人、前方に三人がザザっと銃を構えながら立ち塞がった。

    「おいおい、こんな夜更けに出歩いたら危ないんじゃないのか?」
    「私達が出口まで安全に案内してやるよ、なに、ちょっと礼を弾んでくれたらいいんだよ、簡単だよな?」
    「逃げたって構わないけど、何が起こっても私達は責任取れねぇなぁ」
    「な、何よ!急に現れて捲し立てて!」
    「あら〜、皆さんお顔が怖いですよ?」

    すぐに銃を構えるセリカと普段通りの笑みを浮かべたままのノノミ、そのどちらも相手の目には挑戦と挑発に映るだろう。

  • 26二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:33:06

    保守

  • 27二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:12:58

    保守

  • 283.5周年からの新任24/10/15(火) 23:47:36

    「リーダー、どうする?お客さんは」
    「呑気なもんだな?怖い目に合わなきゃ分からな──」
    「ん、そうだねきっと怖い目に合わないと分からないんだ」

    リーダーと呼ばれた子が応え、脅すように語気を強めた、瞬間その後ろに音もなく現れるあっちの世界のシロコ、その姿は暗い廃墟の中に溶け込み、くすんだ青とも銀とも言い難い、怪しい光二つが浮かんでいた。

    突然の声と現れた存在に「ヒッ……」と声を漏らす者達と「だ、誰だッ!?」と声の主を捉えるため動くリーダー、そして振り返るが既にそこには姿も二つの光も無い。

  • 29二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:48:50

    保守

  • 30二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:54:06

  • 313.5周年からの新任24/10/16(水) 20:08:57

    「今はどんな気持ち?怒ってる?怖がってる?困惑してる?それともまだ気持ちが追いついて無いかな?」

    セリカ達の後ろに位置どった二人組、その後ろからも声が響く、それに叫び振り向くもやはり居ない。

    「いったい何なんだよっ!お前は!何がしたいんだ!」
    「ん、『私達』は怒ってるよ」
    「わ、私達!?」

    困惑する言葉に応えながら右に構えた二人の後ろに青い光が二つ並ぶ、そして振り返る時に姿は無い。
    突然の状況にセリカ達から目を離さざるを得ない襲撃者達、作戦通りだ

  • 323.5周年からの新任24/10/16(水) 22:46:35

    「おい!どこに居やがる!出てこい!」
    「あなた達の後ろに居るよ」

    その叫びに再び応える、セリカ達の方を向くがやはり姿を捉える事はできない、右と後方に構えた二人達も同様に姿を捉えられず半狂乱になり始めている。
    統率も取れず恐怖に陥った集団がどうなるかなど、簡単な話だ。
    それぞれが散り散りに逃げ出し、私達が先に仕掛けた罠によって逃げる先々で物や棚が倒れゆく、彼女達からすれば、さながらポルターガイストだろう。

  • 333.5周年からの新任24/10/16(水) 23:26:01

    煽られた恐怖、それは留まるところを知らず彼女達を追い詰める、息も絶え絶えになったところをホシノ先輩が手際よく昏倒させ拘束し、廃墟の外に放り出して行く。

    ”凄い速さだ!”
    ”ホシノ、カッコイイね”

    「う、うへぇ、先生、褒めてくれるのは嬉しいけど気持ちが緩んじゃうよぉ」

    無線で先生とホシノ先輩がイチャついている、後で私も褒めて貰わないと。

  • 34二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 09:07:27

    保守

  • 353.5周年からの新任24/10/17(木) 15:21:44

    そのためにも最後の仕上げだ、最後の一人になり孤立したリーダーの前に『私達』で姿を現す、まずはコスシロコから。

    「ん」
    「お、お前が私達を!」
    「そう、でも『私達』の場所に踏み込んだのはそっちだよ」
    「なっ……」

    そう言いながら左から私が姿を現す、リーダーはまるで油の刺されていないロボットの様にギギギッと少しずつこちらを向いた。
    言葉を作る事もできずパクパクと動かすだけの口、その表情は既に恐怖の色で染まりきっている。

    「ん、後悔しても遅いよ、大事な事はいつもそうだ」

    あっちの世界の私がそう言いながら姿を現す。
    そしてゆっくり、ゆっくりとリーダーに手を伸ばす、銃を手にしている事すら忘れ、目を離せず迫る手を見る事しかできず遂には気を失う。

  • 363.5周年からの新任24/10/17(木) 23:43:19

    ”おつかれ様シロコ”
    ”完璧な作戦だったね”

    「ん、これで弾薬を節約しながら制圧できる」
    「まさかこんなに上手くいくなんて……シロコ先輩はやっぱり凄いです!」
    「仲間の私でもあんなの怖いわよ、暗闇の中から突然出てきてすぐ消えるんだから……どういうからくりなの?」
    「ん、別に不思議な事はしてない、相手に振り向かれる前に音を立てなように動くだけ」
    「え、私達にも見えない速さだったってこと?」
    「ん、そういう事、私とあっちの世界の私には楽勝、この世界の私は無理だから、少し遠くから声をかけて黒い布で姿を隠してた」
    「ん、そんな事ない本気を出せばそれくらい……」
    「シロコちゃ〜ん、嘘は駄目だよぉ、まだおじさんの方が速いからね」

    ”もしかしてだけど”
    ”ホシノもできる?”

    「流石におじさんには難しいよぉ、もうそんな元気な歳じゃないからねぇ」

    ”『ヒーロー』にならできる?”

    「う、うへぇ……その言い方はズルいんじゃないかなぁ?」

    『ヒーロー』と呼ばれたホシノ先輩は一度顔を羞恥からか赤く染め、抗議したけど、先生の「どう?どう?」と言葉が聞こえてきそうな顔に観念したらしく。

    「できなくは無いと思うけど、音を立てないのは大変そうだねぇ、おじさんは狭い場所での動きは得意じゃないし」
    「逆にそこでできないって言わないのが凄いわね……」

    ”流石はホシノだね”

  • 37二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 09:48:57

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 09:51:28

    まっっっったく関係ない話なのだが...コスプレだったりスーパーだったりでDCコミックのスーパーガールの衣装を着てるシロコが浮かんだ

  • 39二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 11:32:06

    >>38

    覆面するせいでちょっと想像に難くないのおもろいw

  • 40二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 11:37:52

    ん、超シロコ。ウォーミングアップで終わりにする

  • 413.5周年からの新任24/10/18(金) 17:19:48

    めちゃくちゃ今更なんですけど、本編のネタバレ含んでるので、いや本当に今更です、すみません。

  • 42二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 17:20:36

    >>38

    確実にエッチなのでちょっと見たい

    AIでもいいからだれか作ってくれない?

  • 433.5周年からの新任24/10/19(土) 00:18:07

    「ん、私も褒めるべき」

    ”シロコも凄かったよ”
    ”よく頑張ったね”

    そう言って先生は私を撫でてくれる、とても満足。

    「ん、私も頑張ったから褒めるべき」

    ”そうだね、シロコも頑張ったよ”

    コス私も撫でられて満足そうな表情をしている。

    ”シロコは良いの?”

    「わ、私は別に……」

    あっちの世界の私は遠慮してるみたい、素直じゃないね。

    ”良いんだよ、君もシロコなんだから”

    「ん……ありがとう、先生」

    おずおずと近づいて撫でられる私、表情に出そうとはしてないけど、喜んでるのがわかる、耳が寝ているから。

  • 44二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 11:24:11

    同じ3.5先生なりに保守しとくね

  • 453.5周年からの新任24/10/19(土) 15:22:05

    その後はヴァルキューレに「不審者に襲われた」と通報して引き渡した、先生が知り合いの生徒から何か厳しい目を向けられながら話をしていて、大きな溜息を吐かれたけど、大した問題では無かったみたい。
    こうして不思議な姿のシロコを加えた対策委員会最初の依頼は大成功に終わった。

    出逢い編fin

  • 463.5周年からの新任24/10/19(土) 15:22:48

    保守して下さる皆々様ありがとうございます、本当に助かります。

  • 473.5周年からの新任24/10/19(土) 23:30:50

    コスシロコが現れ、その現状に皆が慣れてきた頃、今日シロコ達は三人でサイクリングに出掛けている、恒例の対決になっている。
    ピポポポポポポポポポポポポポポポポ-ン
    突如鳴り響く呼び鈴の連打音。

    「な、何よ急に!?」
    「あら〜?」
    「う〜ん?……あー、『あの子達』だねぇ」

    外を見ると綺麗な緑髪を二つに纏めた子、背丈も格好も同じく髪を下ろしている子が並んでいる。
    髪を下ろしている子は校門にある呼び鈴を再度連打しようと構え直し、二つ纏めの子ほこちらが見てくるのを待ってましたと言わんばかりにこちらを見つめセリカと目が合うと「入・れ・て」とニヤニヤしながら口パクをしている。

  • 48二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 10:40:36

    保守

  • 493.5周年からの新任24/10/20(日) 20:56:56

    「どうしたんでしょう?鉄道もできてもう私達に用事は無いと思うのですが……?」
    「とりあえずお迎えに行ってきますね〜」




    「あはっ、お菓子とお茶よろしくね〜、相変わらず外暑っついんだから喉がカラカラになっちゃった」
    「干からびるー干物ー」
    「と、とりあえずこちらをどうぞ……」
    「プハァ……生き返る〜!」
    「ふっかつー、からの勝利のポーズ!」

    奪われた水分を取り戻して一息ついた二人はCentral control center(CCC)所属の橘ノゾミと橘ヒカリ。二人は続けてお菓子に手を伸ばしている、ノゾミは指の間全てにお菓子を挟み、ヒカリは棒状のお菓子を両手に持ちポーズ決めて満足気だ。

  • 50二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 00:05:45

    保守

  • 51二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 11:21:06

    保守

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています