- 1二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:15:39
- 2二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:16:20
鬼太郎とかにありそうな設定!
- 3二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:18:21
能力面も精神面もホロボロ様が1番マトモ(※人類の味方ではない)なのおかしいだろ
- 4二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:19:29
- 5二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:24:32
- 6二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:38:50
逆にこいつら祠で封印できるのか
- 7二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:40:02
そんなとんでもないのが眠っているにも関わらず素人が壊せる程度の封印しかない祠側にも責任がある
- 8二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:40:56
まあザイゴーグは本編でも結構あっさり封印解かれてるし…
- 9二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 16:44:54
- 10二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 17:38:53
- 11二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 17:43:57
ネロンガを封印したのは村井強衛門です・・・
- 12二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 18:51:18
まあウルトラマンってだいたいそんなんだし…
- 13二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 19:50:36
ホロボロスとニジカガチがメンバーの中ではむしろ格下側なのおかしいな?
- 14二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 19:59:29
- 15二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 20:47:08
ダイナマイト使わないと入れないぐらいには頑丈だったから…
- 16二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 22:32:07
- 17二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 23:28:57
こ な い で
- 18二次元好きの匿名さん24/10/12(土) 23:45:37
- 19二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 00:41:55
- 20二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 04:34:08
この伝承は現在、ごく僅かな文献にのみ残されており、噓か真か定かではない
かつて日本の■■県沿岸部には、猿奈須という漁村が栄えていた
海神に愛された村と呼ばれ、その豊富な水産資源の取り引きにより莫大な富を得た猿奈須では、年に一度豊漁を祝う祭りが行われ、海の神「菩宮羅虞」に感謝と来年の豊漁を願ったという
しかしある時、村へ来て間もない若い衆が菩宮羅虞の祠が安置された海辺の洞窟へ肝試しに入ってしまった
祭りが行われてから三日の内は立ち入りを禁じられていたその洞窟で彼らが見たものは、祠の周りに置かれた供え物を貪る人型の異形であった
緑色の蛙にも似たその生物は若い衆に気づいても何もしてはこなかったが、気味悪がった若い衆は洞窟に置かれていた大きな石でその生物を殴り倒し、その際祠にも傷をつけてしまったという
若い衆が退散しようとしたその時、海が揺れ、魚のような頭部を持ち、蟹のような鋏を打ち鳴らしながら大海魔――菩宮羅虞が姿を現した
菩宮羅虞は恐怖で動けぬ若い衆を一瞬の内に呑み込み、上陸すると猿奈須を蹂躙し、一夜の内に家屋の破片すら残らないほどに破壊し尽くし、再び暗い海の中へ消えたという
緑色の蛙に似た生物は、菩宮羅虞の眷属だったのではないかと推測がされている - 21二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 07:49:28
ボクラグって何由来の名前なんだろ…って当時考えてたけどクトゥルフにまんまそういうのがいたのね
- 22二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 10:17:00
魔破解呑矛や夏乃眼龍みたいに再封印エンドが珍しい気がする
- 23二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 16:16:40
- 24二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 20:14:27
古の時代より、龍は自然の象徴であり畏怖と信仰の対象であった
時代が進み、文明の発達と共に空想の産物となった今でも、龍の存在は数々の神話や昔話の中に登場し、世界の様々な地域で信仰が残り続けている
このような伝承を聞いたことはないだろうか?
日本の地下、その何処かには古代の神殿があり、龍が眠りについていると
計九つの頭を持ち、紺碧の鱗に身を包んでいるというその龍は、日本各地にその存在を証明するかのように類似する伝承が遺されている
「九頭竜」、あるいは「青龍」と複数の名が付けられているこの龍は、「壬龍」と呼ぶことが正しいようだ
またこの伝承を語り継ぐ巫女は、「壬龍は力を失ってはおらず、今も地下の水脈から地上の人々を見ている」という
龍の強さは時に災害となり、信仰を忘れた愚かなる人々に牙を剝く
祠を傷つけられた程度では怒らないという壬龍だが、もしその逆鱗に触れるようなことがあれば、その時は何が起こるというのだろう - 25二次元好きの匿名さん24/10/13(日) 23:50:50
日本全国から次々と曰くつきの祠が・・・
- 26二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 02:45:52
ホラー系スレいいな
- 27二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 02:51:03
祠を壊すと起きる理由が
気持ち良く眠れるツボが刺激されなくなって起きちゃうなドルゴ様ほんとかわいいすき - 28二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 05:54:19
「九頭流村」の伝承をご存知だろうか
日本国内において消滅集落というものは数多く存在する
住民が居なくなる原因は、過疎化や災害、またはダム建設による水没といったところが一般的だろう
だがインターネット上に見られる都市伝説には、「発狂した一人の村民が他の村民を皆殺しにした」など物騒で眉唾な原因で消滅したとされる村の存在が幾つか語られている――だいたいは創作に過ぎず、期待していると後々肩を落とすものばかりだ
大昔に廃村となった「九頭流村」にもその類の奇怪な話が伝えられている
こちらはさらに気味の悪い内容で、村に立ち寄った旅人を捕らえ、「赤目様」という神の生贄にしていたのだという
その話が村の外部へと伝わり、旅人が立ち寄らなくなると今度は村の中から生贄を捧げ続け、やがて誰もいなくなってしまった
因習によって消えた村――今では迷信に惑わされた村民の自業自得だろうと考えられるかもしれないが、かつてこの跡地を興味本位で訪れた人物はこう語る
「あれは本物です。廃れた家屋の中に足を踏み入れて間もなく、いるはずのない老人たちがこちらをじっと見つめていた。恐怖のあまり逃げたその先で、異様な祠を見た。苦到流怖、死合牙…そのような不気味が字が刻まれていて、今でも忘れることができない。動けないでいると、今度は引きつった笑い声にも似た大きな音が聞こえてきたんです。ちょうど、その祠の後ろに聳え立っていた岩山から…あそこには何かいる。絶対に。ただの都市伝説なんかじゃない」
彼は這う這うの体で逃げ帰ってきた今でも、時折悪夢に魘されるという
夢の中で老人たちが手招きをし、その背後に巨大な赤い目の怪物が舌なめずりをするかのように待ち構える――村が消え去った今でも、異形の神とその奴隷となった人々は生贄を求め続けているのだろうか - 29二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 14:12:44
- 30二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 14:32:21
このレスは削除されています
- 31二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 16:59:31
- 32二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 17:13:54
- 33二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 17:21:17
- 34二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 17:22:52
そこはすぐに呼べ
- 35二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 18:43:56
- 36二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 23:37:11
- 37二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 01:27:13
なんとウルトラマンマックスは御神木を引き抜いてしまった!
古来よりクスノキなどの樹木の香りには防虫効果、転じて厄除けの効能があるといわれる。
不運にもウルトラマンマックスは一度でも御神木を根から引き抜いたことで厄除けのご利益を失い、かの黒光りする昆虫のごとく種族単位で執念深いスラン星人との悪縁を断ち切ることができなくなってしまったのだ!
触手に拘束されてゴーデス細胞とマガオロチの卵を入れられたマックス、このまま怪獣に変化してエネルギーを供給する苗床になってしまう運命なのか!?
どうする!?マックス!負けるな……!マックス!!
- 38二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 01:48:57
アーアーアーアーアー(御神体並感)
- 39二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 09:38:07
こんな想像をしたことはあるだろうか
光の届かない、暗く深い海の底から、得体の知れないモノが姿を現し襲ってくる
なんとも気味が悪く、未知への恐怖を掻き立てられることだろう
日本北部のとある漁村には、「羅厳様」の伝承があった
海神として崇められる羅厳様は、村を災害から守り、豊富な魚を恵んでくれるという
どの家屋にも木彫りの羅厳様像が置かれ、家族の一員として扱っており、その信心深さの元で平和が成り立っていた
しかし、ある日を境にそれは一変してしまった
海岸の洞窟に建てられた羅厳様の祠が、一夜の内に破壊されてしまったのだ
さらにその日以降、村で不審な死が相次ぎ、遺体は全て人のそれとは思えぬ力で殴り殺された形跡があった
村人は皆「羅厳様の祟り」だと恐れ慄き、家族を連れて村を離れる者、自宅の羅厳様像にひたすら許しを乞う者、生贄を捧げて祟りを鎮めようとする者が続出し、かつての平和は失われてしまった
この漁村が廃れてから、もう随分経つ
だから、祠を壊した犯人が誰なのか、誰が村人を撲殺したのか、確かめようとしてもできないだろう
ただ、一つ気になることは
夜の海辺で村の男を殴り殺す羅厳様を見た、と言う子供が紙に鉛筆で描き出したそれが
どうしても村人が崇めていた「羅厳様」には見えないことだ - 40二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 12:31:33
(魚)人違いだこれーーーー!!!
- 41二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:14:48
そうかボーズ星人か・・・
- 42二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 09:21:28
人間の顔で、最も感情を表すことができる部位はどこだろうか
それは目だ
「目は口ほどに物を言う」という諺や「目が笑っていない」という表現がある通り、人間の目は様々な感情を伝えることができる
奇妙な写真がある
岩肌に明らかな「眼球」と言えるものが現れ、こちらを睨んでいる、なんとも気味の悪い代物だ
この写真が撮られた背景には、1980年後半から1990年初頭におけるバブル景気がある
一時の好景気で豊かになり、別荘地を建てる人々も現れた
この時も景気の追い風を受けた成金の一人が、日本国内の某山中に別荘を建てようとし、その為に邪魔な祠を破壊してしまった
その数日後、別荘建設地付近の岩山に突如巨大な「眼球」が現れ、怪しげな光を放ったかと思えば、進捗を見に来ていた成金と工事関係者数名を吸い込み消えたのだという
これが世間に公表されると、「祠を壊したから山の神が怒ったのだ」という声が多く上がり、それから間もなくバブルは崩壊し、別荘ブームも終わりを告げた
写真の眼球は血走り、怒っていると言えば確かにそう見える
しかし、この写真の撮影者はこう語っている
「あの目は現れてから消えるまで、ずっと笑っていた」と - 43二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:26:47
どんどん怪異が増えていく
- 44二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 00:08:36
もしかして>>1の祠ってどれか一つでも壊すと連鎖的に残りが復活するタイプ?
- 45二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 00:13:20
蘆屋道満 がジャグラー枠とみた
- 46二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 04:27:45
人は古来より、自然の中に神を見出し崇めてきた
「石」に対する信仰もその一つである
石神信仰において、石とは神の依り代であり、人と神を結ぶ重要な役割を果たしている
日本内陸部の某山中に存在する「芭羅慈神殿」
その祭壇には神の像と共に光り輝く「青い石」が安置されており、山の所有者である■■一族により「絶対に動かしてはならない」と定められている
石に手を出さないという条件の下、一度だけ調査が許されたが、神殿内部で採取された化石から推測するに、なんと3万年前には建設されていたという事実が浮かび上がった
人類史を大きく塗り替えるかもしれない大発見に学会は湧き立ち、更なる調査が望まれたが、石を動かされる可能性を危惧する■■一族が許可を出さず、それからは進展がない
一族はここまで頑なに石を守り続ける理由に関して、このような伝承を語っている
「砂の地獄を生み出す暗吐羅、国土を枯らし天の鳥を落とす。民の祈り一つになりし時、未来に光明あり。白銀の流星、碧き石を持ちて楔と為し、暗吐羅の御霊を鎮めん」
青い石は、白銀の流星として地上に降りた神と一族の人々の間に結ばれた、約束の象徴なのだという
その歴史を知らぬ愚かな人間が、欲に負け石を盗み出してしまうようなことがあれば
それは即ち、国土の危機を蘇らせてしまうことになるのだろう - 47二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 14:15:17
この辺の伝説「太平風土記」に纏めて記載されてそう
- 48二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:27:05
- 49二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 23:46:01
霊の存在を信じたことはあるだろうか
1990年から2000年代、夏にTVをつければ数多の心霊特番を目にしたものである
昨今では科学や医学の進歩と共に、霊はまやかしに過ぎないと考えられかつてのような心霊特番もめっきりと見なくなった
それでも人が霊を意識してしまうのは、「死後、人はどうなるのか」という未知の領域への恐れと好奇心からなのだろう
東北地方の二人山には、このような昔話がある
「戦国時代、互いの国が敵対関係にあったが故に結ばれず、世を憎んで心中した若殿と姫君が、死後に怨霊鬼・戀鬼となり互いの国を滅ぼした後、物の怪退治を生業としていた錦田小十郎景竜という流浪の武士に討たれ、刀石の下に封印された」
二人山の名は自害した若殿と姫君から付けられたものであり、刀石は実際に存在する
付近の香野村にはこの話が世代を超えて伝えられているが、ただのお伽噺だと考える者も当然いたようだ
しかし、以前ダム建設のため工事が入った時、奇妙な出来事が連発したことで一気に信ぴょう性が増したという
作業員のヘルメットが新調したものであるにも関わらず真っ二つに切れたり、刀石の爆破直前に作業者全員が気を失ったり、責任者の夢に毎夜武士が現れ警告されたり、単なる偶然とは思えない現象が連発した為、ついに工事の予定を白紙にせざるを得なかったという
人の「念」というものには現代科学の域を超えた力があり、死後も多かれ少なかれ影響を及ぼすことがある
そして、それは必ずしも「恨み」や「怒り」といった負の念ではなく、強い「覚悟」として後の世を守り続けているのかもしれない - 50二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 07:34:06
そうだった、本格的な怨霊の出番もあるんだった
- 51二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 15:28:17
怪獣怪談いいぞ〜
- 52二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 17:36:10
このレスは削除されています
- 53二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 18:50:52
■■県北部の岩坪村には、「捨て子山」にまつわる怪奇な伝承が存在する
その昔、貧しい時代にはありふれた風習だったが、岩坪村においても口減らしのため子供を犠牲にしていた
そして犠牲となる子供は山へ捨てられ、村の救済を願うべく山神の生贄にされたのだという
時代が進み、この風習が廃れていくと、これまで犠牲になった子供たちを供養するべく山中に祠が立てられ、山は「捨て子山」と呼ばれるようになった
しかし1970年頃、村で奇妙な事件が起こる
白い服を着て剪定鋏を持った少女が、赤い花を村人に配り回っていた
少女は「かなえ」と名乗り、昼夜を問わず同じ服装で現れては笑顔で花を差し出す
心配した村人が「家はどこか」と聞いても答えず、村でかなえという子を持つ親を探しても見つからなかったという
奇妙な出来事はそれだけにとどまらず、少女から花を貰った村人は全員、数日後に全身の血を抜かれて死亡したのだ
最初の発見者は野菜のお裾分けをしようと隣家を訪問した際、赤子の泣き叫ぶような声を聞き、「新しく子が生まれたのか」と思い玄関の戸を開けたところ、蛇のようにうねる植物の蔦がその家の主を締め上げ、血を抜き取る様を見たという
村は大騒ぎとなり、吸血花を配っていた少女が何者か突き止めようとしたところ、剪定鋏をカチカチと打ち鳴らしながら「捨て子山」の方へ歩いていく少女の姿を目撃し、度胸のある村人数名がその後を追いかけた
そして辿り着いた場所、少女が消えた先には――生贄となった子供たちを祀る祠と、それに巻き付くように咲き誇るあの吸血花があったという
その後、忌まわしい吸血花を排除しようと山へ入る村人が続々と現れたが、誰一人として帰ってこなかった
現在でも岩坪村には住民が暮らしているが、「捨て子山」へ立ち入ることは固く禁じられており、その他にも「村で赤い花を差し出されても決して受け取ってはならない」、「年に一度行う、子供たちへの懺悔と供養の儀式は欠かしてはならない」という決まりが存在する
恐るべき吸血花は、自分たちを犠牲にして生き伸びた村への、そして村にそうさせた世の中への、子供たちの恨みを養分と共に吸い取って生まれた怨念の化身なのだろうか
そしてその花を配っていた「かなえ」という少女は、何者なのだろうか
真実は未だ、山の静寂に隠されたままである - 54二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 00:52:36
そうか今なおまだいるのか・・・
- 55二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 02:10:28
お地蔵様をダイナマイトで爆破したら江戸時代暴れたのをお地蔵様に倒された巨大ニセ閻魔大王が出てきて大体滅んだ
- 56二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 12:09:11
閻魔にも2種類・・・
- 57二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 12:32:05
ニュージェネクライマックスのグリムドみたいにトレギアが封印を破ったり、依り代のトレギアを倒したら封印が解かれたみたいな感じなのはちょくちょくあったような気がする
- 58二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 23:55:52
この世界深掘りしたらもっともっとヤバいのが出てきそうだ
- 59二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 05:08:53
- 60二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 06:00:17
- 61二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 07:54:37
このレスは削除されています
- 62二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 18:36:39
そうかこの石の形はマックスの方か
- 63二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:26:12
アントラーそんな序盤の敵だったのか
- 64二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 00:16:31
曰くつきの場所で犯してはならない「禁忌」というと、何を思い浮かべるだろうか
何かを祀っている祠を破壊する、御神体を盗む、禁句を口にする等、それは原因となる曰くによって様々だろう
■■県内陸部に存在する原生林「弥勒巌陀」にも、けっして犯してはならない禁忌が存在する
それは、「湧き水を飲む」ことだ
突き出た石と歪んだ木の根により、険しいでこぼこ道が続く「弥勒巌陀」の奥地には、一転して穏やかな平地が存在するという
とある動画投稿者がその平地に辿り着き、そこで天然の湧き水を発見したことから一連の事件は起きた
その湧き水を一口飲み、その美味さに感動した様子の投稿者を見て、真似をする者が続出したのである
やがて話題になるとTVで活躍する芸能人も「弥勒巌陀」に足を踏み入れるようになり、湧き水を堪能していた
しかし、それから暫くして初めにこの湧き水を飲んだ投稿者が謎の失踪を遂げた
自宅には家具や貴重品がそのまま残されており、何かが這いずった跡と思われる緑のぬめりと、全身に痺れをきたすような異臭が残っていたという
さらには彼の後から湧き水を飲んだ視聴者や芸能人までが同様に失踪し、十件目を超えた辺りでようやく犯人らしきモノが目撃された
それはグネグネと脈打ちながら煙を吐き出し、麻酔にかかったように動けなくなった人間を呑み込む緑の怪物だったという
この不気味な失踪事件は、県庁が「弥勒巌陀」を立ち入り禁止にするまで続いた
現在に至るまで足を踏み入れたという人物はいないものの、「立ち入り禁止」の看板越しに森の様子を見た者によると、人々の失踪後には至る所に赤い花が咲いていたという - 65二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 02:44:59
とある港町。ワダツミ町。古代から漁業が盛んな、その町にも曰く付きの祠が四つある。
二つは海の近くにある神社。その祠に祭られているのは「薙羅」「龍根倶」。どちらもワダツミの守り神だという。
残りの二つの祠は、少し離れた小島にあった。そちらには「鍔反無」「魔邪波」が祭られている。この二柱は悪神であり、太古の昔、ワダツミの人々を襲い続けていたが守護神であった「薙羅」「龍根倶」により小島に封じられたのだという。
だが、ここ最近の不景気の影響か小島の権利を土地開発会社に売り払った者が居た。開発会社の責任者を任された社員が小島を調査した際に祠を壊してしまったのだ。社長から「祠を壊すな」と厳命を受けていたのにも関わらず。以降、様々な怪異が開発会社の調査チームを襲った。持ち込んだ未開封のペットボトルの水を開封すると中から硫黄の様な異臭が溢れ出し、どす黒い水に変わっていく、当然、飲めるような状態ではない。
調査の為に持ってきた機材も不調が続き、挙句の果てには二つの祠を勝手に壊した者達が胸に大きな穴を穿たれて死んでいた。その遺体は海水に塗れていた。
この件から開発会社は調査を切り上げ、祠を立て直した。利権を持ったままにしていると言う。
亡くなった開発責任者の手記によると彼は「鍔反無」と「魔邪波」を見たらしい。「鍔反無」は大きな口顎を持つ恐竜の様な顔、「魔邪波」はタツノオトシゴの様な顔をしていた、と書かれている。いつ、どこで見たのだろうか?
それからも小島に入って祠を壊そうとする者は、胸に大穴が開き海水に塗れた状態で発見されるという。
街の歴史資料館にある文献に妙な記述があった事も追記しておく。
太古の昔「鍔反無」と「魔邪波」が暴れていた時、「薙羅」と「龍根倶」だけでなく「大地の巨人」「海の巨人」が現れ封印の手助けをしたという。まだいるのだろうか・・・・ - 66二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 07:54:16
(そういえばメタ的にはマガジャッパが新規じゃなかったらマガタッコングになるかもしれなかったんだっけ)
- 67二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 13:46:27
- 68二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 22:15:32
元ネタ怪獣知りたかったから書き込み助かります!
- 69二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 00:46:11
古の文献に記述がある。岩屋部族の集落にある名もなき山。その名もなき山の樹海に入った者は生きて戻ってこないと言われている。集落の者達が語るに「その樹海の奥深くに「婆羅陀魏」と呼ばれる神が存在し、恐れを知らぬ者を食い殺すからだ」と
それを証明するかのように樹海の入り口には「婆羅陀魏」を神として祭る祠があった。この祠に樹海に入る事を祈ると生きて戻ってくる事ができるらしい。
だが、ある日、祠が壊された。地下資源を狙った者達の嫌がらせだった。そして調査と称して樹海に入って行った調査団は壊滅して戻って来た。僅かな生き残りの証言によると爬虫類にムササビの膜をもった巨大な生物が襲い掛かって来たと言う。
だが調査団を雇った者達が、引き下がるとも思えない。彼等が、これ以上の手出しをしなければ良いのだが・・・・
集落から神を鎮める為の祝詞が聞こえてくる。
「バーラダギ、バラダギ、バーラダギ、バラダギ、バーラダギ、バラダギ・・・・・」 - 70二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 00:47:48
大怪獣バラン、復活しないかなぁ
- 71二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 07:31:10
どの話も雰囲気面白いなあ
- 72二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 08:09:23
- 73二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 14:39:31
- 74まとめ24/10/22(火) 20:50:47
- 75二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:02:40
ウルトラマン世界の日本、狭い島国なのに怪獣が地中に封印されすぎなのよ
- 76二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:09:51
- 77二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:14:20
- 78二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:12:27
- 79二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:15:03
バランが出現する岩屋部落のあるとされる場所が東北の北上川上流の秘境で日本のチベットとか呼ばれてたり蝦夷を(本編では語られないけど)想起させる要素があるってことだね
阿蘇(熊襲)のラドンと合わせて作品の中にまつろわぬ民の影が見えるって話だったはず
- 80二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 00:32:57
バサラにか関してはそろそろけ決着つけて欲しいなぁ…個人的には真っ赤な月の下でマザラス星人のBGMをバックに戦って欲しい
- 81二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 01:42:08
ウルトラ怪獣だけかと思っていたけど、東宝怪獣が行けるのならば大映と東映怪獣も行けるな
- 82二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 07:46:51
ツブラヤバースの他にも封印・伝承怪獣は多いし楽しみね
- 83二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 16:42:35
それも面白そうだ
- 84二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 16:46:16
- 85二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 21:24:24
- 86二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 22:14:37
- 87二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 23:24:46
これを生き抜いた先人達は全員タロウ世界の住人だったんだろうか?
宇宙人達からは「美しい星ではあるけど厄ネタが多過ぎるし、科学力に反して原住民がやたら強くて逞しいから、侵略なんてしない方がいい」みたいな評価されてそう。
- 88二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 10:33:57
- 89二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 12:49:16
ウルトラQがまずホラーぽい感じだからか相性いいよね
- 90二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 14:52:46
平安時代の絵巻にこの世のものとは思われぬ蜉蝣のごとき大きな獣が内裏付近に現れ、都の死者は数百名に及んだが一日にして獣は姿を消したという記録が残されている。
「□□十一年、△△天皇の御時。大きし獣有り。その獣、都を震撼させ、一夜にして忽然と姿を消滅す。」
残念ながらこの絵巻を除けば事件に関する資料は朝廷の記録にも当時の貴族の日記にも残されておらず、ながらく散逸した説話絵巻の断片であろうと思われていた。
しかし近年、平安時代の絵巻のものに酷似した獣が描かれた室町時代の絵巻が発見された。
こちらの絵巻では巨大な獣は『異尼女螺』と書かれ、やはり都の家々を壊した後に一夜にして姿を消したようだ。
各絵巻の間にはちょうど五百年の間隔があるが、室町時代の記録の獣の出現日時から来年は五百年目にあたる。
現代に再びこの獣が現れた時、我々に何ができるだろうか - 91二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 18:22:32
- 92二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 20:51:09
「祠を壊したから怒った」なんて言ってる奴は、あの二柱のことを何もわかってない
あの祠も、祠を護る周囲一帯の大自然も、何度も天災や、或いは人間のミスによって何度も破壊されてきた。祠の周りの森は、古来から住人たちによってあらゆる食料や道具の材料を齎す天然の宝物庫として使われてきた。でも、彼らが怒りを示すことは一度もなかった
遥か昔…まだこの地に住む人々が文字すら持たなかった古の時代から、あそこは神とこの世界を畏れ尊ぶ人々の信仰を集めていた。例え粋がった年頃の子供のイタズラで祠の祭壇が壊れても、例え噴火で周りの森ごと焼き尽くされようとも、人々は必ず信仰と文化を立て直し護り続けていた。そしてハンティングや伐採に関する厳密なルールを決め、森を利用するだけでなく護り共生する方法を定めていた。それを知っているからこそ、彼らは今の今まで人類の行動に目を瞑り続けてきたんだ
もうわかるだろ?彼らが荒れ狂うのは祠を壊されたから…テリトリーを破壊されたからではない
古き信仰と文化を嘲笑い、森に生きる命を自分だけの都合で踏みつけ更地にしてしまうほど落ちぶれた人類に絶望し、これ以上この星を破壊されまいとしているんだ - 93二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 22:02:05
危険運転による悲劇的な事故は、残念なことに後を絶たない
煽り運転や飲酒運転、高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違えなど要因は様々だが、いずれにせよ被害者の無念たるや言葉では言い表せない程だろう
かつて■■県で発生した親子2人の死亡事故では、その怒りと悲しみから予想だにしない出来事が起こった
大通りの交差点で、暴走したトラックに撥ねられ若い母親と幼い娘が死亡するという痛ましい事故
母親は風邪で高熱を出した娘を病院に連れて行き、その帰路の途中だった
裁判により運転手の過失が認められ、懲役刑が科せられたが、裁判から暫くして遺族の父親は悲しみに耐えきれず、自ら命を絶ってしまったという
それから数年後、大通りの近くには慰霊碑が建てられたが、同時に奇妙な噂が広まり始めた
「あの大通りを車で通ると、数日以内に奇妙な鳥が現れて殺される」――事件や事故が起きた場所にはそういった都市伝説が生まれる傾向があり、これもその一つに過ぎないと思われていたが、すぐに世間はこれがただの噂ではないと思い知ることになる
この噂を馬鹿にして深夜に大音量で音楽を流し、大通りを車で走り回っていた若者たちが、翌朝大通りの中央で惨殺死体となり発見されたのだ
彼らの四肢は強い力で千切られており、車も原形を留めないほどに大破していた
さらにこの後にも大通りを車で通過した人々は全員が数日以内に惨殺され、警察が捜査しても犯人の手掛かりは全くもって掴めなかった
世間は「事故死した母親と娘、あるいは自ら命を絶った父親の怨念だ」と騒ぎ立てていたが、件の奇妙な鳥を見たという人物は後にこう語っている
「あの鳥の背中に、小学校の時の友人が跨っているのを見た。被害者一家の長男です。彼は天涯孤独の身になった後、車そのものに激しい憎悪を抱いていました。“慰霊碑の傍に車なんて近寄らせるもんか”と言った後で突然学校にも来なくなって、それ以来行方不明のままです。」
現在、その大通りは車両通行禁止の看板が立てられ、歩行者用道路として機能している
家族を失った少年が霊鳥に生まれ変わり、母親と妹のために建てられた慰霊碑を守り続けているのだとしたら、刺激しない方が賢明だ
彼が今は心穏やかに、家族の魂に寄り添っていることを願うばかりである - 94二次元好きの匿名さん24/10/24(木) 22:57:39
- 95二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 06:21:51
報道される事件や事故の中で、人々が最も心を痛める内容は子供の死亡事件、死亡事故だろう
見ず知らずの第三者からしても「可哀想に」と思うかもしれないが、我が子を失った親の悲しみと苦しみは想像を絶するものだ
そして、もし我が子を奪った明確な怨敵がいるのならば、人ならざるモノに変わり果てたとしても復讐を成そうとするのかもしれない
そのニュースが報道された時、誰もが胸の悪くなる思いをしたことだろう
東北地方のとあるアパートで、まだ5歳の由紀という幼女が惨くも命を奪われた
由紀の母親はシングルマザーであり、父親を知らない由紀のために交際中だった男性と結婚を考えていたという
交際相手は公務員であり、誠実で人当たりもよく母親も信頼しアパートの合鍵を渡していた
ところが、この男性は後々の調査で小児性愛者であり、暴行未遂をはたらいていたが実家の権力でもみ消されていたことが判明している
男性は合鍵を使い、母親が仕事に出かけている最中、休日に一人で留守番をしている由紀に猥褻な行為をはたらこうとして抵抗されたため、仕方なく手にかけたのだ
事件発生後、警察の捜査が動いたものの、またしても男性は実家の権力を悪用して自分への疑いを逸らした
母親はこのことに気が付いていたのか定かではないが、事件発生から数か月後、吹雪の夜にアパートの屋上から身を投げた
母娘を憐れに思ったアパートの管理人が、屋上に小さな供養塔を立ててから一年後、同じく吹雪の夜に“それ”は現れた
「二つの目を夜の闇に光らせる巨影が、供養塔のある地点から姿を現し、絶叫にも似た咆哮を上げながらどこかへ歩き去っていくところを見た」と、アパートの住民たちは口を揃えて証言した。
そして翌日、アパートから離れた場所にあったある屋敷が住人諸共氷漬けにされていたという奇怪な事件が報道される
この屋敷こそ、由紀を手にかけた男性の実家であり、当の男性だけは死んでいなかったものの、付近の路上で恐怖に震えているところを発見され、既に会話もままならず今も譫言のように謝罪を繰り返しながら入院しているという
この事件の犯人は見つからないままだったが、母娘が暮らしていたアパートでは年に一度、住民全員で供養が行われているという - 96二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 11:47:24
みんな書くのうまいから読んで満足してしまう
- 97二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 12:29:20
北海道の沖に単眼の怪物を祭った祠がある。地元民の話によると、太古の昔、空から降りてきて暴れまわった悪神「牙威眼」が封じ込められた場所らしい。その手は、山肌をいとも簡単に切り裂き。目から放つ怪しげな光は田畑を焼き払ったと言う。
その祠から真正面に位置する洞穴にも祠があり、そちらには武神像が祭らていた。名を「阿羅喝磨」。善なる人々の願いを受けて降臨し、暴れまわっていた悪神「牙威眼」を打ち滅ぼし封じたと言われている。
「阿羅喝磨」は「牙威眼」を封じた後も見張る為に洞窟の祠に居ると信仰の厚い者は語る。その証拠と言えるかは解らないが、隠れた民話にこうした話がある。
民に圧政を敷いたと領主が人々の反抗心を打ち砕く為に「阿羅喝磨」の武神像を破壊した所、巨人が現れ領主を城と共に一夜で滅ぼしたとされる。その後、砕かれた武神象は新たに作られ祠に奉納された。奉納の記録が民族博物館に収めれていた。
また「阿羅喝磨」の名は、様々な地方で見る事ができる。時には悪政を敷く者を懲らしめる荒ぶる破壊神として、時には善政を敷く者達への実りを約束する豊穣伸として。
「牙威眼」の祠が壊された。「牙威眼」が復活したら恐ろしい事が起きるだろう。今の身勝手な者が多くなった人類を「阿羅喝磨」が救ってくれるかは解らない。だが、私は、人間の善生に期待したい。 - 98二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 17:34:58
大魔神VSガイガンでやんす。
- 99二次元好きの匿名さん24/10/25(金) 21:14:59
- 100二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 00:07:04
- 101二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 00:55:48
このレスは削除されています
- 102二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 00:58:41
「猿の手」という物語をご存知だろうか
三つの願いを叶えてくれるという猿の手の木乃伊を手に入れた一家が、願いの対価として大きな代償を支払うという短編ホラー小説である
人には誰しも叶えたい願いがあるもので、実現への難易度はそれぞれ異なる
しかし、道理を捻じ曲げ無理やり叶えようとした暁には、恐ろしいしっぺ返しが待っているのかもしれない
この話を語った人物は、曰くつきの物品を蒐集しているコレクターである
彼は件の物品を知り合いから譲り受け、その際に「多くの人間を破滅に追いやった呪物」と説明され、最後に「絶対に“これ”の前で願い事を口にしてはいけない」と強く念を押されたという
いつ、誰が作り出したものなのか一切不明のそれは、縦に並んだ三つの目を閉じたトーテムポールのような彫像であり、他の物品と比べても明らかに異様な雰囲気を放っていた
とはいえそういった呪物の類は界隈に浸っているとよく耳にするもので、コレクターは特に警戒したりはせず他の物品と共に棚に飾っていたという
しかし、暫くして彼はこの彫像の恐ろしさを思い知ることになる
その日は、コレクターの祖父の命日であった
祖父もまた蒐集癖があり、コレクターの手持ちには幾つか祖父から受け継いだものもあるという
自身に強く影響を与えた祖父との日々を懐かしんだコレクターは、つい彫像の前で「祖父に会いたい」と願ってしまった
その途端、彫像の目が一つ開眼し、驚いた彼の耳に玄関の戸を叩く音が聞こえてきた
来訪者はしゃがれた声でコレクターの名を呼んでおり、彼はすぐに「祖父だ」と察したという
その直後、電話がかかってきたために出ると、病院から闘病していた母親の容態が急変し、息を引き取ったという緊急の知らせであった
ショックを受けるとともに背筋が凍り付いたコレクターは、咄嗟に彫像に飛びつき「祖父を墓に帰せ」と願った
すると第二の目が開眼すると同時に、戸を叩く音と自身の名を呼ぶ声は消えた
現在、コレクターは母親と同じ病気が見つかったために闘病生活を送っている
件の彫像は箱に詰め、自身を含め誰も近寄らないよう地下室の奥へ封印しているという
彼は確信しているのだろう
もし三度目の願い事をしてしまった時、自分が死ぬ以上に恐ろしいことが起こると - 103二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 11:57:29
このレスは削除されています
- 104二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 18:39:28
保守
- 105まとめ24/10/26(土) 18:41:43
- 106二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 18:48:04
「僕は宇宙人だ」
何処か浮世離れした様子の少女はそう語った
思春期特有の妄想と言えばそれで片づけられるのかもしれないが、彼女の放つ雰囲気には強烈なまでの説得力があった
彼女の生まれた星はこの地球と非常に近しい環境で、千年も続く大きな国がありそこで暮らしていたという
戦争や貧困などはなく、理想の世界のように感じられたが、彼女は「地球の方がずっとマシ」だと言った
なぜならば、彼女の国は太古から宇宙を闊歩し、千年間の眠りについている「神」を崇拝する宗教国家であったからだ
国の頂点に立つ神官は神の加護という権力を持って周期的に多数の生贄を要求していたが、その全ては彼女のような子供たちであり、皆生きたまま祭壇で焼かれた
彼女も生贄の一人として選ばれたが、数百年に一度の逸材として特別視され、「神」に直接会って餌食となるように取り計らいがされたという
そして当日、彼女が「神」の生贄として神殿に入るその前に、突然別の誰かが神のいる部屋をこじ開けてしまい、それがきっかけで星が滅亡することになったのだという
「神」の姿を見てはならないというのは、地球の暗黒神話体系にもよくある設定だ
眠りを覚まされた神の怒りが、禁忌を破った星の住民たちを滅ぼしたのか――そう尋ねると、彼女は首を横に振って言った
「星を滅ぼしたのは神様じゃない。部屋をこじ開けた“別の誰か”だよ。その人が神様も、神官も、崇拝していた人たちも皆殺しにしてしまった。僕だけが生き残って、その人にこう言われたんだ。“語り継げ”と。」
彼女はその後、屍山血河の中に一人座り込んでいたところを銀河連邦という組織に救助され、環境が近く平和に暮らせるであろうこの地球に送り届けられたのだという
今では地球の家族の元で養子となり、「晶」の名を貰って充実した学生生活を送る彼女にとっては、神への畏れも敬意もなく牙を剥いた誰かが救世主だったのだろう - 107二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:03:14
このレスは削除されています
- 108二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:05:33
やってる事はいつもの(怪獣•宇宙人視点では)恐怖!赤い通り魔!なのがこのヒーローらしいというか
- 109二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 01:03:51
御霊信仰というものをご存知だろうか?
古代日本では怨念を抱いて非業の最後をとげた者達の魂は怨霊となり、世に災いをもたらすと考えられていた
こうした怨霊を神として祀り、鎮めることで世に平穏と繁栄を齎そうとする思想・行為を御霊信仰と呼ぶ
M県S市に伝わる伝説も、そうした御霊信仰の一つと言われている
かつてこの地には集落を襲い、人々を喰い殺す魏怒羅(ギドラ)と呼ばれる恐ろしい怪物がいた
これを見かねた時の王権はある英雄を遣わし、彼は死闘の末、見事に怪物を討ち倒した
その後、人々は怪物の霊魂を鎮めるために塚を築き、その御霊を神として祀った すると、怪物の霊魂はクニを護る鎮護の神になったというのだ
2000年代に入った頃、某新興宗教団体がこの塚のあるS市の山林を買い取った
彼らは塚を取り壊して山中に宗教施設を建設し、多くの信徒達がそこで生活するようになった
数年後、彼らのリーダーである男はある事件の首謀者として全国的に指名手配されるのだが、指名手配の直前に不可解な事件が起きる
たった一晩のうちにリーダーの男と信徒全員が忽然と姿を消してしまったのだ
以来、彼らの行方は杳として知れず、誰もいなくなった施設は取り壊され、全ては幻であったかのように再建された神を祀る塚だけが残されている
ある噂がある
誰もいなくなった宗教施設には信徒達の持ち物が残されていた
その中に、彼らの儀式の様子を写したビデオカメラがあった
薄暗い部屋の中で、信徒達の影と、影の中を這い回るように蠢く3つの何かの影
それはこの地に伝わる神の姿だったのか?それとも…… - 110二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 12:53:40
ギドラにも数種類・・・
- 111二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 13:05:19
- 112二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 22:30:33
ギドラそんなに種類いたのか、知らなかった
- 113二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 00:08:22
- 114二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 07:11:22
80怪獣で一番被害やばそうなオコリンボールに属性つけるなら風かな?
- 115二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 14:45:58
個人的にはこういうのもアリかと
光:ルーゴサイト
闇:ムルロア
火:ザンボラー
水:メガロゾーア
風:バリケーン
地:ギガバーサーク
魔王獣はいわゆるそっくりさん的な存在でもあるので特別な出自の怪獣に似たのもいけそう
- 116二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 20:16:16
保守
- 117二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 21:34:06
- 118二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 23:22:09
段々とホラーと並行してオリジナル魔王獣組み合わせ発表スレになってきたな
どっかで魔王獣の画像拾って別スレ立てるか? - 119二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 23:24:22