- 1二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:35:48
- 2二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:38:38
そらそうなる(
- 3二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:39:10
力だけはある赤ちゃんが癇癪起こしたらそうなるに決まってるやろがい!!!!!!!!!
- 4二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:39:12
良かったなセナ、新鮮な死体が沢山だぞ()
- 5二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:41:08
(そういえば昔のヒナも暴れると手がつけられなくなって毎回失神させられて泣き喚くヒナに引きずられながら家に帰ったな…懐かしいものだ)
- 6二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:42:19
サラッと同棲してる???もっと頂戴!!!
- 7二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:47:00
幼児退行したヒナには陸八魔アルママを呼んでこなければならない!
- 8二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 19:55:04
- 9女先生24/10/14(月) 20:02:17
"ほ、ほらヒナおいで〜
せ…ママだよ〜" - 10二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:03:25
なぜだかこれまで敵対していた便利屋68社長陸八魔アルと社員一同に存在しない記憶が…だけど確かに便利屋68オフィスで一緒に過ごしたはずの末っ子空崎ヒナの謎の記憶が…
- 11二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:04:25
キキキッ…そうか…空崎ヒナ…お前にも母親ができた…
- 12二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:06:46
- 13二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:40:47
万魔殿モブ「お納めください」つおよそ7桁の現ナマ
- 14二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 02:51:56
アルは最初は依頼料に釣られてホイホイ依頼を受けたけど、実情を知ればお金を受け取るよりもヒナの為に行動すると信じてる
- 15二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 03:38:45
なんだったらゲヘナの治安改善……までは行かんが、風紀委員の体制見直しとか試みそう
- 16二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 03:49:34
- 17二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 07:43:43
ムツキ「え?」
カヨコ「は?」
ハルカ「……」 - 18二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 07:47:17
女先生ママに甘えまくるヒナ…
- 19二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:00:13
しまった!パパマコトの発想はなかった!便利屋68に襲撃されるまであt…………
- 20二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 18:28:39
ゲヘナらしからぬ毒のなさだからね 甘えるならアルちゃんというヒナの直感はとても正しい
- 21二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:28:01
イロハ「マコト先輩」
マコト「な、なんだイロハ!今はヒナをこの便利屋社長に押し付けていていそg」
イロハ「いえ、たぶん一大事です」
マコト「一大事だと!?この状況以上に一大事と言えるような事が早々起きてたm」
イロハ「あー…では皆さんも手出しせずに退避でお願いします。…では爆弾設置し終わったみたいなので私はイブキと共に隠れておくのであとはよろしくお願いします」
マコト「は?…いや待て、いったい誰と連絡とっていたんだ?私を置いてどこにいk」
大量の火薬が爆発する轟音と衝撃
→木っ端微塵となる扉
→爆発に飲み込まれるマコトとヒナを抱えて慣れたように爆発から避難するアル
マコト「な、なにごとだぁ!?」
??「あ、アル様を誑かした罪…許さない許さない許さない許さない許さない……!!」
??「くふふ、ハルカちゃんいつもよりすっごい爆発だね!…私達のアルちゃんをいつの間にか奪ってたんだから許せないよね…?」
??「まぁ社長は無事なようだしまずは…そこにいる議長さんにでも話を聞こうか…」 - 22二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:40:00
- 23二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:48:52
アルママ→理解出来る(亜音速ヘドバン)
マコト父ちゃん→そのデータ学習させてもらうね(カリカリカリカリ) - 24二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 20:17:33
昔からやるときはやる性格だったってことね
- 25二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 20:19:22
無理
- 26二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:24:46
カヨコ「で、良かったの社長。ヒナをオフィスに連れて帰ってきちゃって?」
アル「し、仕方がないでしょう!今の状態のヒナを外部に知られない様にって任されたんだから!(行政官が憎たらし気に睨んでくるから考える暇もなく連れて帰ってきちゃったんだけど…)」
ヒナ「ママ…」
ムツキ「それに風紀委員長ちゃんってばママ大好きだもんねぇ~」
アル「わ、私はママだって認めてないわよ!」
ヒナ「ま、ママ…?ママはママじゃないの…?」
アル(うっ…ど、どうしてこうなっちゃったのよ…。急に万魔殿から依頼だって渋々ゲヘナ学園を訪れてみれば、ヒナは泣きじゃくってるし目があったら「ま…ママ…!」って抱き着いてくるしで訳が分からないわよ!)
アル「え、え~と…ねぇヒナ?」
ヒナ「なにママ?」
アル「……、……どうして私がママなのかしら?」
ヒナ「…?……(ニッコリ)」
アル「うっ…!(む、無駄に可愛い笑顔やめてよ!無下にママ呼び拒もうとしてるのが心が痛いじゃない!)」
ヒナ「ママ~♡」
カヨコ「まぁ何かあったら手伝うよ、ママ」
ムツキ「くふふ~、なんだか面白い事になっちゃったけど応援してるよ、ママ」
ハルカ「あ、あ、あの!私なんかがお役に立てるか分かりませんが、ま、ま、ママ様の為に頑張ります!」
アル「だ、だからママじゃないってばぁー!」 - 27二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 23:28:13
自分の中でキングヘイローと陸八魔アルが混ざり合ってアルちゃんの口調がおかしくなってる気がする…
- 28二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 02:52:00
ムツキ「風紀委員長ちゃん、あ~ん」
ヒナ「あ~ん!」
買い置きしていたアーモンドチョコレートを食べさせるムツキ
アル「ちょ、ちょっと勝手に食べさせちゃっていいの?虫歯やニキビができて怒られないかしら?」
ムツキ「後でママが歯磨きしてあげれば大丈夫だよ!」
アル「私が歯磨きさせるの!?」
ムツキ「ママにやってほしいもんねぇ~?」
ヒナ「ねぇ~?」
アル「ど、どうしてこうなるのよ…」
忘れる前にソファでヒナの頭を膝に乗せて歯磨きするアル
綺麗な歯を磨いているがヒナは一切抵抗せずにアルに身体を預けている
それからしばらくしてカヨコとハルカが便利屋68オフィスに帰ってきた
ハルカ「み、みなさんご飯買ってきました…」
ムツキ「あっ、ハルカちゃんにカヨコちゃんお帰り!」
カヨコ「あ、社長、はいこれ。ヒナの着替えや食費とか預かってきたよ」
アル「あ、ありがとうカヨコ…」
ハルカはムツキとヒナの元へ向かい、アルとカヨコの二人っきり
カヨコ「ねぇ社長?」
アル「……言いたい事は分かるわ。あのヒナが癇癪起こすほど心が辛かったなんて知らなかったし、私をママ呼びだなんて…正直まだ受け入れていないけど、だからってヒナを見捨てようだなんて考えてないわ」
アル「この食費の割にはぶ厚い札束だって依頼料金の上乗せでしょうけど、あんなヒナを見ていて素直に受け取れないわね…」
カヨコ「ふふっ、社長ならそう言うと思った。…みんなで子育て頑張ろうね」
アル「こ、子育てじゃないから!」 - 29二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 03:00:38
みなさんのSSも読みたいな…(チラッ
- 30二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 08:10:11
ヒナと遊園地に行く便利屋を想像した
- 31二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 13:49:01
夕方以降またSS投稿宣伝ついでに保守
- 32二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 15:40:27
かわいいけどお労しい…
- 33二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 15:49:29
先生がヒナのヒナを世話するんか?いろいろ死ぬぞ
- 34二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 15:57:05
- 35二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 20:15:54
1/2
ヒナ「ハンバーグおいし〜!」
目を丸く輝かせながら感動しているヒナにアルは安堵する
ハルカ「あ、あのあの!グラタンもポテトサラダも美味しいですアル様!」
アル「ふふっ、ありがとうハルカ。ハルカが作ってくれたシチューも美味しいわ」
ハルカ「あ、ああっ、ありがとうございます!!」
調理本を片手に子供が好きそうな料理をヒナの為にみんなで幾つか作ってみたのだ。
アル「あら、どうしたのヒナ?…も、もしかして美味しくなかった?」
ヒナ「…おいしいよ」
カヨコ「もしかしてミニトマト嫌い」
ヒナ「……っ!…ち、違うよ」
俯くヒナだがトマトは食べたくなさそうで、気づかれないように便利屋一同顔を見合わせる。
アル「好き嫌いリストにミニトマトなんてあったかしら?」
カヨコ「アコやイオリ達から好きな料理とかあっても嫌いな物はないって聞いてきた。…たぶん子供の頃の精神が前に出ているからだと思う」
ムツキ「へぇ〜、風紀委員長ちゃん昔はトマト嫌いだったんだね」 - 36二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 20:20:42
>>35 2/2
そして頷く便利屋一同
ムツキ「わぁ〜ミニトマト美味しい〜!」
ヒナ「…っ!?」
カヨコ「うん、ミニトマト独り占めしたくなっちゃうくらい美味しいね」
ヒナ「…っ!?」
ムツキ「あれれぇ〜?風紀委員長ちゃんのトマト余ってるねぇ〜?」
ハルカ「あ、あ、あのあの!の、残ったらももっ勿体ないですよね!わ、私が貰っちゃいます!」
ヒナ「えっ!?」
アル「…ハルカも普段から遠慮せずにこれくらい要求してくれると嬉しいのよね」
ハルカ「ごごごごめんなさいごめんなさい!!」
アル「でもそうね、ヒナが食べないのなら私が食べちゃおうかしら?」
ヒナ「えっ…え、あ…」
お皿に残っているミニトマトをアルが摘もうとすると…
ヒナ「だ、ダメー!」
便利屋一同「「あっ…」」
慌てて食べるヒナ。
ヒナ「おいしい…」
アル「本当?」
ヒナ「うん!おいしいよママ!」
アル「…そ、そう。ヒナがトマト美味しいって喜んでくれて良かったわ」
ムツキ「くふふ、ほらほらママ〜笑顔引きつったらダメだよ」
アル「ふ、ふふっ…」
好き嫌いせずに笑顔でいてくれるヒナの為に何も言えないアルであった
- 37二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 23:21:55
微笑ましいなあ
- 38二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 06:37:31
かわいい
- 39二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 12:29:24
マコトパパの登場でその勢いでSS書き始めたとはいえ特に終着点がまだ決まらないな
ほのぼの多数とシリアス少しで行きたいとは思っている - 40二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:38:34
1/2
ヒナ「わーい!」
アル「ちょ、ちょっと待ちなさい!まだ体拭いていないんだから!」
アルと一緒にお風呂に入ったヒナはすっぽんぽんで元気良く飛び出してくる。
アル「ハルカ捕まえて!まだ身体拭いてる途中だったの!」
ハルカ「は、ははははいぃー!」
ヒナ「わっぷっ!」
ムツキ「ナーイスキャッチ!」
ハルカ「ふえぇ〜…お、お怪我なく受け止められました……」
えへへと笑いながらバスタオルでヒナを包むハルカ。まだ訪れて1日も過ぎていないのだが、どうやら幼児退行してしまったヒナの前では少しだけお姉ちゃんとして素直にいられるようだ
カヨコ「おつかれママ。お風呂からも元気な声が聞こえてたよ」
アル「…そうでしょうね。顔に何度もお湯かけられたわ…」
カヨコ「ママ呼び否定しないんだ」
アル「もう人前でなければそれでいいわよ…」
アル「それにしてもヒナ大丈夫かしら?」
カヨコ「……?」
アル「風紀委員の仕事が嫌になって子供のように暴れて誰かに甘えたくなった、それなら沢山甘やかして依頼料金貰って終わるつもりでいたのよ。本当に最初はそう思ってたの。…でも今のヒナは今日一緒に過ごして、どうもただの現実逃避ではなく幼い子供の言動にしか見えなくて…」
カヨコ「ゲヘナの問題児やトリニティとの確執、羽沼マコトからの嫌がらせやら重なってストレスからの自己防衛による幼児退行、そんな所かな?」
アル「…………問題児って私達も入ってるかしら?」
カヨコ「入ってたら社長をママって呼びながら甘えないと思うよ」
アル「それ、喜んで良いのよね?」 - 41二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:40:07
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:44:07
>>40 2/2
ムツキ「アルちゃーん、風紀委員長ちゃんそろそろおねむの時間だよー!」
アル「はーい!…難しい話はまた明日ね」
カヨコ「明日で済む話かな?」
ヒナ「ママー!一緒におねんねしよう!」
アル「はいはい…」
寝巻きに着替えるなり抱きついてくるヒナを受け止めるアルはそのままベッドまで運んだ。ヒナからあまり重さを感じなかったのに少し驚いたが、問題は全て明日にでも考えようとベッドに横になる。
アル「……あら、どうしたのみんな?」
ハルカ「あ、あの…あの…」
ムツキ「今日は私とハルカちゃんがアルちゃんの隣だったんだけどなぁー」
アル「あ…」
アル(わ、忘れてた!)
アル「ご、ごめんなさい2人とも!あ、明日!明日一緒に寝ましょね!」
ムツキ「ふーんだ、いーもんいーもーん!今日はハルカちゃんを抱き枕にしちゃうんだから!アルちゃんにはあげないから!」
ハルカ「ええぇぇー!?わ、私なんか抱き枕で良いんですか!?」
ムツキ「ハルカちゃんあったかいし抱き心地もさいこーだから一緒に寝よーね!」
カヨコ「なら私はヒナがベッドから落ちないように隣で寝ようかな」
ヒナ「わーい!カヨコお姉ちゃんも一緒におやすみしようね!」
カヨコ「…………そうだね」
ムツキ「あれれぇ〜?カヨコお姉ちゃん背中向けちゃってどうしたのかな?」
アル「ほらカヨコお姉ちゃん、電気消すから早くベッドに入りなさい」
ハルカ「あ、あああ…あのあの!か、かかっカヨコお姉ちゃんさん!おやすみなさい!」
カヨコ「…無理して真似しなくていいから」
「はぁ…」とため息つきながら消灯するカヨコの口元は眠りにつくまでニヤケが落ち着くことは無かった。
- 43二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 20:51:13
今回はアルちゃんのお風呂のお色気シーンでも書こうと思いましたが、この幼児退行状態のヒナのお風呂シーンはなんだか罪悪感を覚えそうだったので一瞬だけお風呂描写を載せました
- 44二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 21:35:56
かわいい…
- 45二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:04:20
ヒナが「なんでマコトパパは帰ってこないの~?」なんて聞いたら「パパはあなたを捨てたのよ。そんな女のことは忘れなさい」って言いそうな人いるかな
- 46二次元好きの匿名さん24/10/17(木) 22:39:21
パパはあなたを捨てたのよ→なるほどね
そんな女のことは忘れなさい→パパって女だったの!?(キヴォトスなら!) - 47二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 03:06:40
家族団らんすぎる
- 48二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 12:20:53
ほのぼのしてる
- 49二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 16:48:34
1/2
ヒナ「ごちそうさまでした!」
アル「はいごちそうさま」
手を合わせるヒナと便利屋一同。
ヒナをムツキとハルカに任せてアルはカヨコに相談を持ちかけた。
アル「今日はシャーレに行こうと思うの」
カヨコ「シャーレ?もしかして先生に会いにいくの?」
アル「えぇ、なぜだか分からないけれどヒナが私達を求めたのから引き受けた依頼だけど、そもそも私達には医学も福祉の知識も経験もないわ。図書館やネットで下手に知識を付けるよりも、先生にアドバイザーになってもらうと良いと思うの!」
人生経験豊富で経営顧問の先生なら何かしらの助言を貰えるかもしれない。
カヨコ「良い考えだと思うけど一つ問題があるよ」
アル「問題?」
カヨコ「幼児退行したヒナを誰にも知られずにシャーレまで連れて行ける?」
アル「…………そ、そうだったわ!」
カヨコ「前途多難だね」
ムツキ「ねぇアルちゃん、だったらこれとかどーかな?」
アル「…ヘルメットと…私コートじゃない?」
ムツキ「2つとも風紀委員長ちゃんよりサイズ大きいから、長い髪もコートで上手く覆えるし顔も隠せるんじゃない?」
アル「それ良いわね!早速準備に取り掛かりましょう!」 - 50二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 16:49:37
>>49 2/2
早速着替えさせるアル。(私に子供が出来たらこんな感じなのかしら?)と一瞬考えてしまったが、慌てて妄想を頭からかき消してヒナの着替えを手伝ってやった。
ヒナ「ぶかぶか〜」
アル「どうかしら?」
カヨコ「顔を近づければヒナを知っている人なら…かな?」
アル「それなら問題なさそうだけど、アビドスやゲヘナの生徒以外に誰がいるかしら?」
ムツキ「まっ、その時に対処しちゃえば大丈夫だよ!」
真っ黒なヘルメットにアルのコート。
服は背丈の近いムツキの私服を着させてしまえば一目で彼女が空崎ヒナとは分からない。またヒナにはコートのサイズが少し大きく袖からも指先がギリギリ見える程度だ。
ヒナ「ママ、お手手繋いでいこう」
アル「はいはい…ギューってしましょうね」
ヒナ「ギュー!」
アル「ん…」
アル「アルちゃーん、今ちょっとかわいいって思わなかった?」
ムツキ「べべべべ別にそんな訳……わけ…」
ヒナ「……」
アル「ま、まぁ…思わなくもなかったけど…」
ハルカ「あわわわ…ヒサさん可愛いです!あのあのあの!い、命にかえても守ってみせます!」
アル「命はかけなくていいけど…でもそうね、ハルカ言う通り頑張ってヒナを守っていきましょう」
ハルカ「は、はい!」
- 51二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 16:57:09
アル「さて、シャーレまではそう掛かりはしないけど、ヒナ?」
ヒナ「なにママ?」
アル「もし疲れたり喉が渇いたりしたら私やみんなにきちんと教えるのよ?」
ヒナ「はーいママ!」
事務所の鍵をして出発する便利屋一同。
ヒナの心配を一応はしておいたがこれまで見てきたヒナの体力なら問題はないとアルは考えていた。しかしコートだけならまだしも息苦しいヘルメットまでしている、顔色も分からないため皆にも気にかけるよう伝えておいた。
さて事務所から出発して約15分。
近所の公園で休憩しているとどこからともなく〇〇と出くわしてしまった。
アル「あら、あそこに居るのは…〇〇?」
ヒナに関わりある5選より
1:風紀委員
2:アビドス
3:万魔殿
4:サオリ
5:アリス
dice1d5=5 (5)
- 52二次元好きの匿名さん24/10/18(金) 17:05:51
ということで偶然にも天童アリスさんと遭遇しました
- 53二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 02:25:12
1/2
近所の公園で休憩しているとアリスと出くわしてしまった。
アル「あら、あそこに居るのは以前シャーレで見かけた天童アリス、だったかしら?」
アリス「むむむっ、今勇者アリスを呼ぶ声がしました!こっちです!」
ムツキ「あ、こっちに走って来た」
アリス「おはようございます!今アリスの名前が聞こえましたが、アリスを呼んだのは皆さんでしょうか?」
便利屋の視線が呟いたアルへ向けられる。
アル「そうね、私が貴女の名前を呟いたわ」
アリス「初めまして!天童アリスです!ミレニアムサイエンススクールに通っているゲーム開発部の勇者です!」
アル「(勇者…?)私は便利屋68社長陸八魔アル。お金を貰えればなんでもする、それが私達便利屋68よ。よろしくね、アリス」
アリス「はい、よろしくお願いします!」
伸ばされた手を握り返すと、アリスはチラリとヘルメットの少女に視線を向ける。
アリス「ところでですが…なぜ風紀委員長はヘルメットを被っているのですか?」
便利屋一同「っ!?」
こちらへ走ってきて僅かな時間しか経っていないのに、アリスは不思議そうにヒナを見つめる。
アル「ふ、風紀委員長って一体誰の事かしら?」
アリス「こちらの方は空崎ヒナでは無いのですか?生体反応はゲヘナ学園風紀委員長空崎ヒナと一致しているのですが?」
アル「せ、生体反応?」
カヨコ「社長、ちょっと良いかな?…ねぇアリス、どうしてこの子が空崎ヒナだと思ったの?」
アリス「はい!身長、体格、うっすらと見える髪の色、何よりヘルメットのシールドから見える瞳の色、顔の形などがアリスにインプットされている風紀委員長と一致しています!」
カヨコ「インプットね…まるでロボットみたいな物言いだね」
アリス「はい!アリスはロボットであり勇者でもあります!パーティを組んだ仲間は絶対に間違えはしません!」
カヨコ「そう、教えてくれてありがとう」 - 54二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 02:26:56
>>53 2/2
カヨコ「社長。たぶんアリスには下手な誤魔化しは難しいかも」
アル「……下手に隠してヒナの怪しい行動を噂されるのも困るわね……だからって襲おうとしなくていいわよ、ハルカ?」
ムツキ「ももも申し訳ありません!!」
アリス「…?」
アル「ねぇヒナ?天童アリスは貴女の知り合いかしら?」
尋ねるとヒナは親指を立ててくれた。
シャーレに到着するまでは他の人がいる時は、ヘルメットの中身がヒナだとバレないように親指立てたりバッテンしたりして会話するように約束したのだ。
アリス「風紀委員長はなぜ喋らないのですか?」
カヨコ「…ちょっと理由があってね」
カヨコは少しだけ考える。アリスに危険性は無さそうだが、無垢で純粋な子供に見える。このまま別れてしまえばヒナについて誰かに話すかもしれない、と。
カヨコ「これから言う約束をアリスも守ってくれるならシャーレで教えられるけどどうする?」
アリス「シャーレ?もしかして先生に会いに行くのですか!」
カヨコ「そうだね。これから先生に会いに行くんだけど、この子がヒナだって誰にも言わない約束ができるのなら付いてきてもいいよ。…たしか、ケーキを準備して待ってるって言ってたね」
アリス「ケーキ!はい、アリス約束します!」
カヨコ「そっか。ならこれからよろしくね」
アリス「パンパカパーン!勇者アリスは便利屋68パーティに参加しました!…えっと」
カヨコ「私は鬼方カヨコ。こっちが浅黄ムツキで伊草ハルカ。みんな便利屋68の社員で陸八魔アル社長の部下だよ」
アリス「アル、カヨコ、ムツキ、ハルカ…はい、覚えました!」
ハルカ「アリスちゃんよろしくね〜」
ムツキ「よ、よろしくお願いします!」
便利屋68メンバーに 勇者アリスが なかまに くわわった !
- 55二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 02:33:30
さてさて、勇者アリスが仲間に加わりました
冒険にはイベントがつきものですがシャーレにたどり着くまでに何か起こるでしょうか?
1:勇者アリスの導きで無事にシャーレへ到着
2:モンスターの襲来!便利屋68に恨みある生徒と鉢合わせてしまった!
3:あら……ひ、ヒナがいないわ!?
dice1d3=2 (2)
- 56二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 02:35:19
シャーレにたどり着くまでに戦闘が起きてしまいました
こんな時こそ勇者アリスの出番ですね! - 57二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 02:45:45
アル「……下手に隠してヒナの怪しい行動を噂されるのも困るわね……だからって襲おうとしなくていいわよ、ハルカ?」
ムツキ「ももも申し訳ありません!!」
ハルカとムツキを間違えて記入していました…ごめんなさい
- 58二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 06:44:13
ちゃんとわんこ(ハルカ)の躾できてるアルちゃんかっこいい
喋らず大人しくしてるヒナかわいいね - 59二次元好きの匿名さん24/10/19(土) 15:32:13
今日は夜中にSS投稿します
- 60二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:19:59
わかりました
楽しみに待ちます - 61二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:32:44
1/3
左手にはそこらで拾った勇者の剣(木の棒)、背中には巨大な武器、光の剣:スーパーノヴァが背負われていた。
アル「なんだか子供の遠足の引率者になったみたいだわ…」
カヨコ「よく似合ってるよ、ママ」
アル「そそそ外でその呼び方禁止!」
周囲に誰かいないか慌てるが、仲間となったアリス以外は距離が空いている。安堵の息を吐くと背後から突然「見つけたぞ便利屋!」と叫び声。
あ! やせいの 一般不良生徒が あらわれた!
不良「テメーらのせいで依頼は失敗するしヴァルキューレに捕まるしで散々な目にあったんだぞ!」
アル「貴女たちが先生の誘拐なんて依頼受けるのが悪いじゃない」
不良「うるせー!テメーらアイツらをぶっ潰すぞ!」
アリス「むむむっ、これはエネミーとのエンカウントイベントです!勇者としてパーティを守りします!」
勇者の剣(そこらで拾った木の棒)を投げ捨てて光の剣:スーパーノヴァを易々と片手で構えてみせた。
なぜ片手かと言えば空いてる右手はヒナとギューとしているからだ。
アリス「今回の戦闘はヘルメットさんを無傷で生存させることです!敵の殲滅はその二です!」
ムツキ「んー…………ねぇねぇアリスちゃん」
アリス「はい、なんでしょうかムツキ!」
ムツキ「そのでっかい銃を全力で撃ったらどうなっちゃうの?」
アリス「辺り一帯木っ端微塵だぜベイベー!です!」
アル「こここ木っ端微塵!?」
カヨコ「あんた達ちょっとタイム」
ヒナ「……(ビシッと両手でT字を組む)」
不良「はぁー!?てめーら巫山戯てんじゃねぇぞ!」
アル「あんたらが木っ端微塵になるかもしれないから黙ってなさい!!」
不良達「「っ!?」」 - 62二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:40:13
>>61 2/3
… … 作戦会議 … …
ムツキ「それでアリスちゃん、木っ端微塵は言葉通りバラバラになっちゃうの?」
アリス「はい!スーパーノヴァを出力全開で放ったら着弾点のミレニアムの校舎が木っ端微塵に吹き飛んで、斜線上の窓ガラスも粉々に割れていきました!所謂バランスブレイカーです!」
アル「ななな、なんですってー!?」
とんでもない話だ。校舎内で危険な銃を全力で放ったり破壊したりととても正常な行動では無い、もしかしたら見た目や幼い言動から想像もできないアウトローな生徒なのではないかとアルは驚いた。
アリス「ちなみにこのセリフは『この大きなスーパーノヴァの銃口を向けながらカッコよく強いセリフを吐けば相手がビビるから有効だよ!』とモモイが教えてくれました!」
アル「そ、そうなのね…」
ハルカ「あ、あの!わっ私があの人達の中に入って囮になれば、全力で撃ち込んでアル様に楯突くあの人達を一網打尽にできます!」
アル「それはダメよ、ハルカが負わなくても良い怪我をするわ」
カヨコ「出力を落とせば相手が大怪我せずに倒せるのは可能?」
アリス「はい!その通りですカヨコ!」
カヨコ「よし、ならそれで行こっか」
不良「お、おい!話は纏まったのか!?」
アル「えぇ、待たせたわね」
相手の人数は倍以上いるが以前も戦闘を行なった経験があり大した相手ではなかった。しかし現在ヒナは戦闘出来ないどころか護衛対象である。戦力と期待しないだけではなく、後で例の行政官に何を言われるか分からないため傷の一つ付けてはならないのだ。
アル「ムツキはヘルメットちゃんの護衛を任せるわ。いざとなったらシャーレまで走って先生に保護をお願いしてちょうだい」
ムツキ「戦力減るけど大丈夫?」
アル「平気よ。なにせ私達には勇者が仲間に入ったんだからね」
アリス「はい!アリスは毎日お姫様やお貴族様の護衛任務をこなしているのでお任せ下さい!」
アル(…さ、さすがにゲームの話しよね?)
カヨコ(ゲームの話かな)
ハルカ(ゲームの話だね)
ムツキ(あ、アリスさん凄いです!)
- 63二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:46:53
>>62 3/4(分割ミスでページ数ミスりました)
アリス「DEXはアリスが最速、先制攻撃です!魔力解放…光よ!(出力約30%)」
不良「うぉっ、危ねぇ!」
不良たちが飛び退くと、着弾点には巨大なクレーターが完成していた。
ヒナはヘルメットで表情は見えないが両手が握り拳となっていて興奮しているように見えなくもない。
アル「威力控えめにお願いしたのに凄い威力ね…」
カヨコ「着弾地点が穴ぼこ…どうやら話を盛っていた訳ではなさそうだね」
アリス「むむむっ!たった今失礼なデバフ攻撃された気がします!」
カヨコ「冗談だよ。勇者を名乗るだけあって凄いパワーだね」
アリス「勿論です!」
ハルカ「アル様に楯突くなんて許せない…しn…………倒れてください倒れてください倒れてください!!」
不良「な、なんだこいつ!撃っても撃っても倒れねぇぞ!」
カヨコ「余所見しすぎ」
不良「ちょっ…!?」
バンッと眉間に容赦なく放つ。
- 64二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:48:31
>>63 4/4
ムツキ「くふふ〜、ハルカちゃんってばヘルメットちゃんの前で乱暴な言葉使わないよーに頑張ってるね」
アル「あの子なりにお姉ちゃんやってるみたいだけど……これだけ近いと面倒ね…」
放つ銃弾は一人を気絶させるがヒナから離れられない現状、アルは狙撃しやすい場所への移動は難しく公園の遊具にムツキとヒナを隠しながら連中を狙い撃っていた。
不良A「背後がガラ空きだ!」
アリス「なんの!勇者は隙なんて見せません!とりゃあ!!」
不良A・B「ホベッ!?」「ヘヴン!?」
振り向くと同時にスーパーノヴァがアリスを捕らえようと接近していた二人をどこかへと吹き飛ばした。
アル「あ、あんな使い方もできるのね…」
アリス「えっへん!勇者は攻防一体オールラウンダーなのです!…むっ、魔力50%まで再チャージ完了!」
アル「へ?……あ、ふ、2人とも退避退避ぃ!準備できたわ!」
アリス「魔力解放!光よ!!」
カヨコ・ハルカ「ちょっ…」「あわわわっ!!」
アルの声に反応して飛び退く2人の間に放たれた先程より出力の上がったレールガン。飛び退かなくとも元より2人には命中しないし早めに回避行動を取っていたため爆風からも逃れられたが、銃口の先にいた不良集団はたった一発のレールガンで一網打尽となった。
カヨコ「うわ…凄い火力…」
ムツキ「アリスちゃんすっご〜い!」
アリス「これが勇者アリスの力です!」
ゲヘナ学園の 不良生徒との しょうぶに かった!
便利屋68は けいけんちを もらった!
天童アリスと ヘルメットちゃんは おおくのけいけんちを もらった!
- 65二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 02:50:29
今日は外出だった為、投稿が日を回って遅れてしまいました
日に日にSSが長くなってしまってる… - 66二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 12:12:53
アリスとヒナは他人産だから経験値多く貰えるんか
- 67二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:41:45
危ない…スレの保守の今日のSS宣伝するの忘れてたけど助かった…
2人はゲスト参戦なのでたくさん経験値を貰えました! - 68二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:29:08
1/3
アリス「パンパカパーン!勇者アリスと便利屋68の大勝利です!」
アル「えぇ!よく頑張ったわね、アリス!」
ムツキ「アルちゃ〜ん、こいつら縛ってヴァルキューレ風紀委員会呼んでおいたよー!」
アル「あら、手際がいいわね、ありがとうムツキ」
戦闘が終わって一息つく便利屋一同と勇者アリス。不良集団は縛られて身動きが取れなくなってしまい抵抗もできないでいる。
アル「それじゃあシャーレに向かいましょう」
ヒナ「……(コクコクと何度も頷く)」
"やぁみんな、シャーレへようこそ"
アル「こんにちは先生」
ヒナ「……(ペコリ)」
"万魔殿と風紀委員会から連絡があったけど、この子がヒナで間違いないよね?"
ヒナ「……(親指を立てる)」
"元気があってよろしい"
アル「ヒナ、もう喋って良いのよ」
ヒナ「ホント、ママ?…ぅんしょ!」
ヘルメットを外すと髪がボサボサになったヒナが現れた。
"うん、大体の状況は理解出来たかな"
アル「話が早くて助かるわ…ヒナ、おいで。髪を整えるわ」
ヒナ「はーい!」
"思ってたよりも事態は深刻そうだね…"
ソファに座るアルの膝の上に乗ると気持ち良さそうに櫛でとかされる。先生は優しく見守っているが、ヒナの変わりように内心酷く驚いていた。 - 69二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:32:19
>>68 2/3
アリス「ゲヘナの風紀委員長はアルのお子さんだったのですか!?」
あえ「違うわよ!…でもそうね、アリスには助けてもらって、私達は勇者の仲間なんだから内緒にするのは駄目ね」
アリス「……?」
アル「あのねアリス。今のヒナは、ヒナだけどヒナじゃないの。子供のように振舞っているのは少しだけお休みの時間が必要で…だけど他のみんなには知られたくないの。…内緒にしてくれないかしら?」
アリス「ヒナはヒナではない…お休みの時間…。はい、分かりました!アリスはアルと約束します!秘密の出来事記録しました!」
アル「ふふっ、ありがとうアリス。勇者がヒナの味方になってくれて心強いわ」
アリス「勇者として仲間を大事にするのは当然です!」
カヨコ「やっぱりママだね」
ムツキ「ムツキちゃん達もママに甘えたいなぁ〜」
ハルカ「あ、あの!わ、わたっ…私も…ママ様に………いいいいえなんでもありません!!!!」
アル(なんだかこのやり取りも慣れてきたわね)
ハルカ「な、なぜ頭撫でるんでえぇぇぇええ皆さんもどうしてえぇぇ!?」
アル(はぁ…ハルカをなでなですると癒されるわ…)
- 70二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:34:39
>>69 3/3
"話は分かった。ただ、今すぐに私は役に立てないかもしれない"
ムツキ「えーどうして?」
"私は医者ではないから専門知識は持ちえていないからね。既に現在のヒナとなった以上、私が預かるよりもヒナが最も信頼を寄せているアルに任せるのが一番だと思う"
アル「…そう。ごめんなさい先生、なんでもかんでも先生に頼ろうとしてしまって…」
"そんな事ないよ。私は便利屋の皆から信頼されているって知れたし、生徒から頼りにされるのは心から嬉しいよ"
アリス「先生、ヒナは戻りますか?また一緒にゲームで遊びたいです…」
"ハッキリとヒナは戻るよ、なんて無責任な言葉は言えないけど…それでも先生としてヒナの為にも頑張るよ。アリスもヒナと友達で居続けてくれないかな?"
アリス「ヒナはアリスの大切な仲間で友達です。アリスも勇者としてヒナの復活を待ち続けます!」
ヒナ「ハルカちゃんあ〜ん!」
ハルカ「えっ、あ…えっとえっと…」
ヒナ「あ〜ん!」
ハルカ「…あ、あ〜ん……お、おいひぃです…」
アル「凄いわね…無垢すぎてハルカが『私なんかじゃ…』って言わせる隙を与えていないわ」
カヨコ「その内ハルカの肯定感上がりそうだね」
ムツキ「幸せすぎて爆発しちゃうかもねぇ〜」
アリス「アリスも!アリスもヒナからケーキをあ〜んしてほしいです!」
"まぁ程々にしてあげね…"
- 71二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:49:42
今日はここまでです
公式配信でシスターマリーとサクラコ様、そしてミネ団長がアイドルになったし、マリーが2コストでなんだか強そうでしたね - 72二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 07:15:21
ほ
- 73二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 17:34:19
保守
- 74二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 20:54:18
話も一段落ついておやつのケーキを食べている時だった
ヒナ「先生!」
"どうしたんだい?"
ヒナ「あのね、あのね…ヒナね、先生好き!」
"え…?"
キャー!言っちゃったー!と頬に手を当てて体をくねらせるヒナ。一瞬驚きを隠せなかった便利屋一同と目を丸くする先生。
しかしすぐに冷静になる。
アル「これは…どう捉えるべきかしら?」
カヨコ「幼児退行する前からなんとなく雰囲気で感じてはいたけど…」
ムツキ「ちっちゃくなって大胆になったねぇ風紀委員長ちゃん」
アリス「アリスも先生好きです!」
"うん、アリスもありがとうね"
ムツキ「あ、冷静に対応しちゃった」
カヨコ「社長も告白しないの?」
アル「な、ななっななんっで私もなのよッ!」
ムツキ「え〜だってアルちゃんいっつも先生チラチラ見てるしぃ〜ニヤニヤしてるしぃ〜」
ハルカ「あ、あのっ、アル様と先生は絶対お似合いです!」
アル「あ、あんた達だってお似合いなんだから好きって言いに行きなさいよ!」
カヨコ「あ、いや…私はちょっと…」
ムツキ「ムツキちゃんも今の空気では遠慮したいというか…」
ハルカ「わ、私なんかじゃ先生にご迷惑なので…」
("出来れば聞こえないようにしてほしいな…") - 75二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 20:56:04
今日は短めに纏めました、明日は話の途中でダイス振って進めたいと思います
- 76二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 03:26:31
保守
- 77二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 13:00:09
ほ
- 78二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:29:45
このレスは削除されています
- 79二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:37:38
先生と別れを済ませてシャーレから出てきた便利屋一同とヒナとアリス。
アリス「アリスはお昼からゲーム開発部の皆とゲーム作成の時間なので、これで便利屋68とヒナとはパーティ解散です」
アル「忙しい時なのにヒナを守ってくれてありがとう。アリスが頼もしい勇者で助かったわ」
アリス「ヒナはアリスと一緒に戦った仲間、仲間が困った時はいつだって駆けつけます!そして今日から便利屋68もアリスの大切な仲間です!」
アル「ならアリスも便利屋68の特別社員としていつでも歓迎するわ。困った時は私達もいつだって助けるわね」
アリス「本当ですか!パンパカパーン!アリスは新たなパーティを得ました!」
別れを告げたアリスは勇者の剣を片手に走っていく。
アル「カヨコ。風紀委員会にシャーレへ報告お願い。シャーレで先生に話した内容及び昨日勢いで預かってしまったヒナの依頼を本格的に受けるわ」
カヨコ「ん、わかった。先生に好きって言ってたのはどうする?」
アル「それは…やめておきましょう。後からが怖いわ…」
カヨコ「ふふっ、了解」
アル「みんな、帰るわよ」
ヒナ「はーい」
ヒナの手を握るアルの号令で帰路についた。既に回収されたのか先程倒した不良生徒は居なくなっていて、他の誰かに襲われはしなかった。依頼料で柴関ラーメンに寄って行こうよとムツキに誘われたが、またヒナを知る生徒に出くわす可能性を考えて今日はどこにも寄らずに事務所に帰還した。
アル「はぁ〜…疲れたわね…」
ヒナ「つかれたわねぇ〜」
カヨコ「ママ、娘がグウタラしてるのを真似してるよ」
アル「これくらい良いわよ…」
ヒナ「いいわよぉ〜」
ヘルメットを脱げたのがよっぽど嬉しかったのか、ヒナはアルの膝に頭を乗せながら何度も真似する。本当に親子みたいだとカヨコは思っていると突然電話が掛かってきた。グウタラしていたアルは動けないのでカヨコが変わりに電話に出た。
カヨコ「こちら便利屋68…〇〇?」 - 80二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:46:19
さて、電話をかけてきたのはいったい誰か?
1:「ん。便利屋に共同依頼を頼みに来た」
2:「こちら錠前サオリだ。便利屋68に依頼を頼みたい」
3:ちょっと名のある組織「便利屋68だな?貴様らに依頼だ」
4:まさかの間違い電話!?「柴関ラーメンでしょうか?出前頼みたいんですけど?」
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- 81二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 21:48:33
「こちら錠前サオリだ。便利屋68に依頼を頼みたい」
ということで錠前サオリさんが便利屋68へ依頼をしてくれました。 - 82二次元好きの匿名さん24/10/22(火) 22:55:36
サオリ?なにがあった?
そういえば出番のないマコっさん、アフロミイラ化して入院中でさかね? - 83二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 00:37:53
長々と書き続けましたがマコっさんはヒナの様子を見に来る1の開始が何時頃か分からないけど、最新SSの時点でまだ1から24時間前後しか経過してないので再登場はいつになるのやら…
- 84二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 05:04:07
マコトパパと長い間別居してると思ったらまだ24時間しか経ってないのか
- 85二次元好きの匿名さん24/10/23(水) 15:38:04
保守