普段絶対に涙を見せなさそうななのに生徒が先生が重症or誘拐された後、助かったことに安堵して号泣しちゃう生徒といえば

  • 1二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:47:13

    ネルよな?

  • 2二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:48:11

    カヨコ

  • 3二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:48:32

    キキョウ

  • 4二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:48:42

    サオリ

  • 5二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:50:49

    トキ

  • 6二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 20:58:59

    ネルには先生の胸倉をつかみつつ号泣しながら「どれだけ心配したと思ってんだ!?ザケンな馬鹿野郎!!」ってキレ号泣しながら大粒の涙を零してほしい・・・

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:31:04

    >>6


    この概念でSSを書いて下さるお医者様はいらっしゃいませんか!?

  • 8二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:32:39

    >>7

    当店セルフサービスとなっております

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:35:35

    >>7

    あなたが書けばいいじゃない

  • 10二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:37:54

    イズナ

  • 11二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:40:13

    3章後のホシノ

  • 12二次元好きの匿名さん24/10/14(月) 22:52:15

    >>8


    うわぁーん!とりあえず考えてきますー!!

  • 13ネルSS24/10/15(火) 08:26:33

    取り合えず触りだけ



    ・・・耳鳴りの向こうで、声がする

    ―――「・・・い、先生!?おいしっかりしろ先生!?」

    ―――「ミレミアムHQ!こちら03!先生が負傷、繰り返す先生が負傷!ただちに救急ヘリを要請します。急いでください、重症です!」

    ―――「アスナ、先生を『見ろ』!動かしても大丈夫か!?」

    ―――「・・・大丈夫!でも早くお医者さんに診せないと本当に危ない!」

    ―――「っ、カリン!先生を背負え!急いで撤退するぞ、アスナ!先導しろ!トキとアカネはカリンと先生を守れ、しんがりはアタシがやる!行くぞ!」

    ―――「「「「了解!」」」」

    ―――「死なせねぇ・・・絶対に死なせねぇからな、先生・・・!!」





  • 14二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 08:42:29

    >>13

    乙。

    それ読んで思ったけど、スレの概念アスナにも当てはまりそうだな。

    あのコは感情表現豊かな方だけど悲しい時や追い詰められた時も取り繕って笑うタイプって感じで意外と泣く姿がイメージできない。

  • 15二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 08:46:57

    スレ主ですが、今更ながらスレタイめっちゃ誤字ってて恥ずかしいっすね・・・w

  • 16ネルSS24/10/15(火) 14:53:51

    >>13





    目が覚めると、真っ白な天井が目に入った。どこかの病院のベッドに、私は寝ているらしい。


    「・・・知らない天井だ」


    最近はあまり通じないお約束を挟みつつ、ゆっくりと現状を思い出そうとする。たしかミレニアムの技術を盗用している企業へ強硬偵察するC&Cの作戦に同行して、警備の傭兵部隊を一掃して、メインサーバーからデータを吸いだして・・・


    そこまで思い出したところで廊下が騒がしくなる。どたどたと足音が近づいてくると病室の扉が勢いよく開いた。


    アカネ「・・・ご主人様!よかった、目が覚めたのですね!」


    アスナ「ほら、言ったとおりでしょ!ご主人様、今日目が覚めるって!」


    トキ「本当に目覚めているとは・・・アスナ先輩の直感は相変わらず、すごいですね」


    カリン「目が覚めてよかったよ先生、具合はどう?」


    ひらいた扉から飛び込んできたC&Cの面々に囲まれて一斉に言葉を浴びせられた。少々面食らいつつも元気そうなみんなの様子に安堵する。


    「あはは、大丈夫だよ。それでアカネ、悪いんだけど何がどうなったのか説明を―――」


    ふと騒がしさに忘れていた違和感に気付く。アスナ、アカネ、カリン、トキ・・・ネルは?ネルはどうしていないんだ?

  • 17ネルSS24/10/15(火) 14:54:42

    >>16


    その疑問が取っ掛かりとなったかのように、全ての記憶がよみがえった。


    「―――ネルは!?ネルは今どこにいるんだ!?」


    そうだ、サーバーからデータを吸いだしている間、護衛として私の隣に居てくれたネル。その背後から警備の残党らしい男が近づいてきて、手にした何かを投擲してきて・・・それが何であるのかなんて確認する余裕もなかった。


    とっさにネルを突き飛ばして、「何か」とネルの間に割って入ってシッテムの箱を目の前にかざして・・・そこで、今度こそ本当に記憶が途切れている。状況を考えるに、投擲された手りゅう弾かなにかの爆発にふっ飛ばされて、私は気絶してしまったのだろう。無事だったのは、アロナとプラナのおかげか。


    アカネ「ご、ご主人様、まだ起きてはダメです。あれから1週間も眠っていたんですよ!?」


    トキ「ネル先輩なら、ほら、そこにいますよ」


    アカネに優しく、しかし断固とした力でベッドに押し戻されながら、トキに示された方向に目線を向ける。扉の隣の壁に背を預けて腕組みしているネルの姿がそこにあった。俯いているために表情は見えないけれど、その姿にほっと胸をなでおろす。

  • 18ネルSS24/10/15(火) 14:57:02

    >>17


    「ネル・・・!あぁよかった。無事だったんだ・・・!」


    ネル「・・・おう」


    私の言葉にネルはごく短い言葉で答えた。それに少し違和感があったものの無事であるならそれで何よりだ。


    「それにしても、1週間か・・・そんなに眠っていたんだ私」


    カリン「あのタブレットのおかげだね・・・それでも吹き飛ばされた時に全身を強く打っていたからしばらくは入院だってさ」


    「そっか・・・そんなに仕事に穴を開けてしまって、みんなにまた迷惑を掛けてしまうね」


    申し訳ないと謝罪する私を、C&Cの面々は何とも言い難い表情を浮かべて見ていた。


    そして、ネルがいる方から何かが『ブチっ!』とキレる音が微かに聞こえた。


    アカネ「ご主人様、こういう時くらいはお仕事よりもご自身のことを一番に―――」


    ―――ドゴォ!!


    突如、アカネの言葉をかき消す轟音が病室に響いた。全員が振り返ると、そこには全面にひびが走る病室の壁と、ひびの中心部に拳を打ち付けているネルの姿があった。

  • 19ネルSS24/10/15(火) 14:57:32

    >>18


    ネル「―――っざけんな!!寝ぼけたこと言ってんじゃねぇぞてめぇ!!」


    病室に響き渡るネルの怒声、私だけでなく他の面々まで肩を震わせるほどの迫力


    ドスドスと足音を立ててベッドまで近づいてきたネルはアカネを押しのけて私の胸倉をつかみ上げた。


    アカネ「ぶ、部長・・・!」


    「ネ、ネル、落ち着いて・・・!」


    ネル「落ち着けだぁ!?てめぇ自分の状態理解してねぇのか!死に掛けたんだぞ、1週間も目が覚めなかったんだぞ・・・!?それなのに仕事だぁ!?バカも休み休み言いやがれ!!そんなもん連邦生徒会にでも丸投げしときゃあいいんだよ!!」


    「ネ、ル・・・」


    ネル「この1週間、アタシたちがどんな気持ちでいたのか、てめぇにわかるか!?アスナもアカネも、カリンもトキも!それだけじゃねぇ、セミナーの連中も!ゲーム開発部のチビ達も!エンジニア部もヴェリタスも!全員がてめぇの無事を願って心配してたんだ!!なのにてめぇがイの一番に心配するのは仕事のことか!?」


    ―――ポロポロ、ポロポロ


    「・・・」


    ネルは、泣いていた。ミレニアムの00が、約束された勝利の象徴が、まるで年相応の少女のように、大粒の涙を零して泣いていた。


    ネル「てめぇが怪我をして心配しない奴がいると思うか!?怪我で仕事が滞ったからって文句を垂れるような奴がいると思うか・・・!?アタシらと先生の仲は、その程度のもんだったのかよ、馬鹿野郎・・・!!」

  • 20ネルSS24/10/15(火) 14:58:23

    取り合えず書いた分だけ!

  • 21二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 01:37:03

    保守

  • 22二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 13:37:52

    保守

  • 23ネルSS24/10/16(水) 21:06:10

    >>19


    アスナ「・・・リーダー」


    そっと涙を流し続けるネルの肩にアスナが手を置く。


    ネル「・・・っ!」


    ネルはスカジャンの袖で乱暴に目元を拭くと、脱兎のごとく病室から飛び出していってしまった。


    「ぁ・・・!」


    その背を呼び留めようとして手を伸ばすが・・・言葉が続かない。それに、一体どの面を下げて待ってなどと言うのか。ネルを、私の無思慮な言葉で傷つけてしまったというのに・・・


    アスナ「・・・ご主人様、今日はもうみんなで帰るね?」


    アカネ「部長が壊した壁はセミナー経由でC&Cに請求書を回してくださいませ、ご主人様」


    気まずい沈黙を打ち破る様に比較的冷静な二人がトキとカリンの背中を押して病室から出ていく。


    そうして、私は病室で一人きりになった。




  • 24ネルSS24/10/16(水) 21:07:56

    >>23


    その後、医師から怪我の説明を受け(あとなぜ病室の壁がひび割れているのか説明を求められ)私は1か月間の入院を余儀なくされた。


    ネルが言っていた通り、多くの生徒たちが私のことを心配して見舞いに来てくれた。


    ミレニアムだけでなく、トリニティ・ゲヘナ・アビドス・百鬼夜行・レッドウィンター・・・私が関わった学校の生徒たち全員が来るんじゃないかと思うほど、毎日本当に大勢の生徒たちが来てくれた。


    そして、その誰もが私の不在による業務の滞りに不満や文句を言うことは決してなかった。


    一度だけ、見舞いに来てくれたリンちゃんに「病室でも出来る仕事があるなら手伝うよ」と言ってみたことがあった。


    だが眼鏡の奥でギロリとこちらを睨み「こんな時くらいちゃんと休んでください」と怒られ「・・・普段から負担を掛けている身で何をいまさらと思うかもしれませんが、本当にどうかご自愛ください、先生」と懇願にも近いお願いをされてしまったりもした。


    C&Cの子たちは毎日一人は必ず来てくれた。みんな「今こそメイドの本領発揮!」とばかりに張り切ってお世話をしてくれた。


    アスナに食事を手伝われて


    アカネに部屋を掃除してもらって


    カリンに洗濯物を頼んで


    トキと一緒にトランプで遊んで


    だけどネルは


    ネルだけはついぞ、この一月の間に一度たりとも姿を見せてはくれなかった。

  • 25ネルSS24/10/16(水) 21:09:20

    明日は仕事で投稿が出来ませんのでもしよければ保守を願います!

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