日本における「神」は「妖怪」の言い換え

  • 1二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 11:55:34

    皆知ってるね!

  • 2二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 11:56:15

    まぁ捉え方次第な部分はあるよね

  • 3二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 11:57:02

    厄介なものは祀って神にしてしまえの精神

  • 4二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 12:41:43

    妖怪だろうが悪霊だろうが祀れば神や

  • 5二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 12:46:12

    信仰されなくなった神は妖怪になると柳田国男は言ったが現代の民俗学では否定されてるらしい

  • 6二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 12:53:23

    >>5

    マジか

    今ってどんなのが通説になってるん?

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 14:09:33

    >>6

    本当に全く信仰されなくなったら消えていなくなる

    だから失われた神様の研究は難しい

  • 8二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 14:10:46

    >>7

    あー・・・なるほど

    確かにそっちのがあたり前か

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 14:11:21

    ざっくりなんか不気味だなで終わるのが妖怪で
    不気味だから祀っておこうかってなったら神くらいの理解だった

  • 10二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 14:28:46

    日本の信仰は元はアニミズムや神道だしな
    何にでも神様は宿る
    いい感じにしてくれたらありがたい神様でアカン感じのやつは妖怪や邪神や

  • 11二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 15:29:22

    >>7

    信仰されなくなるというか、名前だけ残って畏怖が消えてなくなるというか

    天狗とか誰でも知ってるしそれなりに愛されてるけど、元になった神への信仰やら畏怖やらはなくなってるというか元が神ということすら忘れられてるだろうし

  • 12二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:29:05

    今知られてる妖怪って要は擬人化モノなんだよな江戸時代あたりの
    それ以前はあんまり確固たる名前も姿もない

  • 13二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 19:46:19

    祟り神から文学の神様になったお方もいるし信仰は大事

  • 14二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:02:28

    カンムイが訛って怪異と神になったんだぞ(SEQUEL並感)

  • 15二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:12:19

    こんな話がある

    ある土地を開拓するために古くからある池を埋め立てる事になり、幕府から監督の役人が派遣された
    ある日役人は高熱を出して寝込み、夢枕に女が立ってこう言った
    「私は池に住む蛇神です。病気を治してあげるから池を埋めないで」
    翌朝すっかり熱は下がったが、役人は「治してくれたのは有り難いけどワシも仕事だからなぁ…」と池を埋めてしまった
    その後役人は私費で祠を建てて蛇を祀り、特に祟りも無いという

    前払いでお礼してくれたのに神様の願いを人間が聞いてやらない。幕府の権威の方が圧倒的に上だからだ
    こうなってしまったら神様はお終いだ。信仰もへったくれもありゃしない

  • 16二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:24:31

    >>4

    このシリーズも根底はそういう考えだしね、ベクトルは正反対だけど(神や仏だろうと敵対するなら『悪魔』)

  • 17二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 21:27:17

    神は権力者たちが自分たちの権力を示すために自然現象を祀り上げたもの
    妖怪は下々の民たちが自分たちを納得させるために自然現象をキャラクター化させたもの
    っていうイメージがあるけどどうなんだろう

  • 18二次元好きの匿名さん24/10/15(火) 22:24:56

    >>17

    どっちも違うかな

    日本における信仰や宗教行事は言っちゃえば国家安泰の行事みたいなもんだし

  • 19二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 00:11:00

    >>17

    天狗礫とか山鳴りとかは露骨に「名前を付けて納得させた」って代物だよね

    ただ「日本の神」という括りだと我々が知ってる名前はほぼ記紀神話、つまり出雲地方のごく一部で伝承されてた名前と大和朝廷がその後都合で増やした名前しかない

    名前だけ残ってる神社もあるけどそういう神社でも祀ってるのは記紀神話の神だしね

    大体神社沿革の看板に素戔嗚や天照を勧請しました!ってあるけどその前は何の神崇めてたかは書かれてない(実は前は神社じゃなくて寺だったので書けないってパターンも多いけど)

  • 20二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 00:42:41

    >>10

    付喪神は神or妖怪で3回くらい脳内議論起こしたんだがやっぱ兼ねてるに落ち着くのかな

  • 21二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 01:07:49

    元々『妖怪』って単語自体は、今風に言うなら『超常現象』って意味の言葉で奈良時代なんかだと
    なんか変な事起きた! 妖怪だ! って言ってたんよ

    戦国時代当りから、それぞれの出来事に個別の名前がつき始めて、江戸時代頃に擬人化のノリで色々なキャラクターに
    って考えると最初に神様がいて、信仰が忘れ去られて妖怪にって流れはどう考えてもおかしいって感じでの否定なんよな
    この辺、『妖怪学』って言う妖怪の文化を研究する専門分野が今はあるから面白いよ

  • 22二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 01:21:36

    鬼や天狗、河童なんかは朝廷に従わない者たちの事って話もあるし1本だたらなんかの1つ目おばけ系は製鉄民の事だったりするから擬人化というより人扱いしないための擬獣化擬物化に近い印象だな妖怪は

  • 23二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 10:07:56

    >>21

    妖怪についてもちゃんと学問があるのってなんていうか面白いなって思う

  • 24二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 10:20:26

    >>7

    神も髪も失われたら復活は難しいんだな…

  • 25二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 11:38:18

    菅原道真やら崇徳院あたりの、元は権威ある立場であった人間が、色々あってどん底に
    死後は怨霊となって…みたいな方が、信仰されなくなった神が妖怪になる的なイメージに近そう

  • 26二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 16:01:50

    >>12

    近世の暇人絵師や作家が有り余っている紙を筆でぺけぺけ書きまくったから資料がえらい残ってんのよな

  • 27二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 16:07:45

    >>15

    神との約束を守らないなんてユダヤ・ギリシャからのお決まりの題材だぞ

  • 28二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:44:20

    「付喪神」と「九十九神」みたいな微妙な違いあるしね
    因みに超ザックリに説明すると前者は100年大切にされた事で神となった存在、逆に後者は99年目で捨てられて「あと一年で神になれたのに」という恨みによって妖怪となった存在

  • 29二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:46:11

    >>12

    江戸辺りで漸く情勢が安定してそっちの文化が発展するだけの余裕が生まれた、ってことかねぇ

    偉大なりパクス・トクガワーナ

  • 30二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 18:46:34

    零落した神が妖怪になるって言ってた誰だったか

  • 31二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 19:32:18

    >>21

    怪しい物音や気配でしかなかったものも数多くあるんだよね

    河鍋暁斎・鳥山石燕・水木しげるあたりが姿を与えてモンスター図鑑化してしまった

  • 32二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:44:46

    >>16

    東京が悪魔で溢れた理由が日本人は信仰心が薄いからというね

  • 33二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:54:03

    妖怪というか魔的な物と神は表裏一体で、超自然的な存在が人に恩恵を与えれば神、害を与えるなら魔として捉えられて、時代によって同じものが神になったり魔になったりするとか聞いたな

  • 34二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:58:06

    >>33

    水害、というか水龍はわかりやすい存在だよね

    恵みの雨をもたらすけど、一方で河川の氾濫や土砂災害を引き起こす

  • 35二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 21:59:40

    >>12

    元々は超自然的な物に対する恐怖を鎮めるために名前のないが鬼や天狗が絵巻などに描かれて、そこから派生して名前付けられた鬼や天狗が登場する物語が大衆で楽しまれるようになる

    そこから更に派生して妖怪さえ自作するようになったのが鳥山石燕の画図百鬼夜行とかで、今の妖怪観はそれを下敷きにして広めた水木しげる(水木が参考にした人も色々いるけど)の影響下にあるんだよね

  • 36二次元好きの匿名さん24/10/16(水) 23:43:33

    >>30

    これだよね

    劣等とされた人々の神様は優勢な私たちの神様の手下として貶める…の繰り返しで増えるのが多神教なんだから

    神様のほうが妖怪にされてる

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています