- 1スレ主24/10/20(日) 09:02:08
！注意！
こちらは「【夢注意・閲覧注意】グヘヘ…好みのショタをさらってやったぜ【🎲⚓️あり】」に登場するキャラクターがメインのスピンオフスレになります
上記のシリーズスレの内容が前提となっておりますので、予めご了承ください
以下にシリーズのリンクの一覧を記載しますので、よろしければぜひご覧ください
グヘヘ…好みのショタをさらってやったぜシリーズ一覧 | Writening【あらすじ】 個性「エロ同人」をもつJKロージー・百合草は街をさまよっていた転弧をprpr目的でさらうが、その憔悴ぶりを見かねて保護することに 和やかに交流を重ねていく一方で、義父であるヒーローレコード…writening.net - 2スレ主24/10/20(日) 09:04:54
〜今回のメインキャラクター〜
プロフィール(15年前)
透鏡誠
年齢：36
容姿：ミルクティーっぽい色の短髪、垂れ目で柔和な印象
『個性』：カメラアイ
ヒーローネーム：レコードホルダー
ヒーロー歴：11年
戦闘力：81
人脈：64
料理スキル：83
周囲のカメラとぴっちり同期！カメラがあるなら見逃しはしない、追跡特化サポーター！他人の眼球をカメラと定義し、視界ジャックで相手を翻弄するぞ！
シリーズの主人公ロージーを引き取ったヒーロー、おそらく聖人にして前作主人公。新人のベストジーニストのサイドキックとして活動している
義娘ともども恋愛に対してクソ雑魚なことが判明しており(ついでに童貞も確定)、クソナード疑惑が浮上している
↓はAI生成によるイメ画になります - 3スレ主24/10/20(日) 09:14:13
〜判明している経歴〜
中高生時代：小学生の轟炎司と出会う。交流開始
↓
23歳：ロージー(当時5歳)と出会う
↓
25歳：ヒーローとしてデビュー
↓
36歳：グヘヘ…好みのショタをさらってやったぜシリーズ一覧 | Writening【あらすじ】 個性「エロ同人」をもつJKロージー・百合草は街をさまよっていた転弧をprpr目的でさらうが、その憔悴ぶりを見かねて保護することに 和やかに交流を重ねていく一方で、義父であるヒーローレコード…writening.net↓
？？歳：轟家殴り込み、燈矢の運命を変える
↓
？？歳：AFOに襲撃されるも、ほぼ7割のダメージを与え撤退。負傷()を理由にヒーローを引退、ヒーロー事務所の所長に就任する
↓46歳：オールマイトとAFOが衝突
47歳：AFO確保戦において司令部にてサポートを担当、AFO逮捕
↓
現在
- 4スレ主24/10/20(日) 09:24:03
(予定の確認…よし。各種手配の確認…問題なし。服装…よし)
たっぷり採光で明るい室内で、椅子に座りながら男は指折り数えて段取りや準備を確認する。男の「目」であれば、各所の監視カメラからそれらを把握することなど児戯に等しい。
カメラ映像との視覚同期を切り、男は部屋の中に備えつけられた姿見に目を向けた。
透鏡「…僕も歳をとったなあ」ｸｽｸｽ - 5スレ主24/10/20(日) 09:35:31
コンコン
透鏡「どうぞ」
ガチャ
「おまたせ」
スタッフ「娘さん、一段とお綺麗になりましたね」
透鏡「ええ、本当に。ありがとうございます」
ロージー「まさかこんなドレスを着れるようになるなんて、あのときは思いもしなかったなあ」
ロージー
前シリーズの主人公。prpr目的で転弧をさらうも純愛を育み、15年後に婚約した
ロージー「136cmだったのが」
透鏡「今じゃ180か」
ロージー「夫より背が高い妻なんてそうそういないでしょう…」
透鏡「個性社会じゃたいして珍しくもないさ。胸を張りなさい」
ロージー「うん」
ロージーのウェディングドレス、デザインは
1.ボディラインを強調したマーメイドドレス
2.すっきりとしてシンプルなスレンダードレス
3.胸元にレースをあしらったアメリカンスリーブデザインのドレス
dice1d3=1 (1)
- 6スレ主24/10/20(日) 09:40:29
透鏡「ドレスは一緒に選んだんだっけ」
ロージー「うん。あとは香山さんや冬美さん、冷さんや被身子ちゃんとも相談しながら」
透鏡「よく似合っているよ」
ロージー「考えた甲斐があった」ｴﾍﾝ
透鏡「…うん。本当に綺麗だ」
透鏡「ロージー、結婚おめでとう」 - 7スレ主24/10/20(日) 09:48:00
転弧「…………」ｿﾜｿﾜ
転弧
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎となるはずだった青年。ロージーと透鏡、そしてたくさんの人々に救われ、現在はヒーローとして活躍している
迫「…めちゃくちゃソワソワしてるな」ﾋｿﾋｿ
燈矢「みっともねえ、どっしり構えてろよ」ﾋｿﾋｿ
引田「あんまりからかわないの。大好きな人と愛を誓い合うんだから緊張ぐらいするわ」ﾋｿﾋｿ
転弧「聞こえてっからな…」 - 8スレ主24/10/20(日) 09:59:21
「大変おまたせいたしました。新婦の入場です」
転弧「！」
式場の扉が開く。その中から義父に手を取られ、花嫁衣装をまとった女が進み出た。
膝上までのボディラインを強調したマーメイドドレス。着る者を選びかねないデザインは、しかし、異形型の個性を除けばあまり見ない身長である花嫁の美しさを際立たせていた。スラリとした膝上までのシルエットと、膝下から海のように広がる純白の対比に客はみな息を飲む。
アイラインに縁取られて常よりもさらに意志を強く見せる金の虹彩は、客の目など芥も同然かというように新郎だけを見つめ続けている。転弧もまたそれに応え、見つめ合いながら二人の距離は縮まっていく。
明るい金髪を二つのお団子にした少女がヴェールを持ち上げながらニコニコと追従し、式場の扉は閉じられた。 - 9スレ主24/10/20(日) 10:16:00
〜数時間後、披露宴会場〜
渡我「カアイイ…カアイかったですねえ、ロージーちゃん！」
分倍河原「わかる。そうでもねえな！」
転弧「そうだろ」ﾄﾞﾔｱ
迫「いやーあれは凄みがあったな…色気だけじゃないなにかを感じた」
冬美「あのデザインにして正解だったね」
冷「本当に。転弧くんもあんなに立派になって…」ｸﾞｽｯ
ロージー「あわわわ冷さん落ち着いて…！？」
夏雄「泣くのはまだ早いよ母さん…」
袴田「あの子供がいまや我々の同僚であり一人の夫。時の流れは早いものだな」
相澤「まったくですね。体育祭でスタジアムを粉砕していたのが懐かしい」
紙原「俺もまさか同級生の夫と仕事をすることになるとは思っていませんでしたよ」
土川「あやかりたい…！私もあんな若くてかっこいい子と…！！」
ワイワイ ガヤガヤ - 10スレ主24/10/20(日) 10:23:02
「透鏡、隣いいか」
透鏡「はい、エンデヴァー…いや」
透鏡→炎司
1.炎司くん
2.炎司
3.エンくん
dice1d3=1 (1)
炎司「プライベート、だからな。それで構わない」
透鏡「ありがとう」
炎司→透鏡
1.誠
2.誠兄さん
3.誠さん
dice1d3=3 (3)
- 11二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 10:27:28
エンデヴァーとお義父さん仲良しでいいな
- 12スレ主24/10/20(日) 10:32:46
透鏡「炎司くんもいつもみたいに呼んでくれてかまわないよ」
炎司「…わかった、誠さん」
透鏡「今日は来てくれてありがとう」
炎司「あなたの娘の、そして俺の…息子の友人の結婚式だ。招待されて参加しないわけにはいかないだろう」
透鏡「律儀だな、パトロールで忙しいだろうに」
炎司「これくらいなら礼にもなりはしない。あなたは俺たちを…燈矢たちを救ってくれたんだ。祝うくらいさせてほしい」
透鏡「気持ちとご祝儀はありがたく受け取るよ」ｸｼｮｳ - 13スレ主24/10/20(日) 10:39:23
透鏡「ロージーたちは来賓の方と話すので忙しそうだし、少し二人で話でもどうかな」
炎司「ああ。思えばこうして二人きりで食事をするのは久々だな」
透鏡「ここ15年は怒涛の日々だったからねえ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
炎司「…誠さん、今日はあなたの話が聞きたい」
透鏡「僕の？なんだか急な申し出だね」
炎司「いやなら構わない。ただ、いつもは俺ばかり話していたとふと思った」
炎司「長く共に過ごしてきたにしては、あなたについて知らないことが多すぎる」
透鏡「そういえば、僕自身についてはあまり話していなかった気がするなあ」
透鏡「…うん、いいよ。時間が来るまで間の手慰みにくらいはなるだろう」
──これは、僕が伝説と呼ばれるまでの物語だ - 14スレ主24/10/20(日) 10:46:23
僕…透鏡誠は、51年前の8月28日、 dice1d10=3 (3) で産まれた
1〜8.ごく普通の家庭
9or10.特殊な家系
幼いころはこれといった特徴のない、普通の子供であったと思う
幼少期の透鏡、ヒーローへの憧れ
dice1d100=29 (29)
- 15スレ主24/10/20(日) 10:54:34
強いて言うのなら、ほかの子供よりはヒーローへの憧憬がやや薄かったくらいかな
個性が発現したのは、確か dice1d6=5 (5) (6が出たら産まれた時から)歳のときだったと思う
発現直後は能力の制御ができなくてね、暴発させては鼻血を出しながら倒れたものだ
小学生になるころは、なんとかオンオフくらいはできるようになっていたけどね
小学生時点での個性の掌握具合
dice1d100=83 (83)
小学生時代の周囲からの扱い
dice1d100=30 (30)
低いほど悪く、高いほどよい
- 16スレ主24/10/20(日) 11:01:18
一応オンオフ以外にも、視覚情報の同時処理もそこそここなせるようにはなっていたよ。思えば視界ジャックの構想もこのころからぼんやりあったね
でも、僕の個性はあけすけに言うなら覗きだってできる…というか、大抵の人はたぶんそっちをイメージするようなものだったからね
あからさまではなかったけれど、友人から遠巻きに見られる時期があったり、同級生の親がヒソヒソと話しているのを目にしたりもしたな
あ、覗き野郎ってからかわれたときもあったっけ
そうした扱いに対するショック度
dice1d100=70 (70)
- 17スレ主24/10/20(日) 11:04:28
さすがにショックだったよ。そんな気は一切なかったし、そんなことに使ったこともなかったから
幸いいじめられるとまではいかなかったけど、あまり友達らしい友達もできないまま僕の小学校生活は終わったんだ
いま思えば、こういう経験があったから今の僕があるのかも - 18二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 11:32:51
小学生時点でかなり練度高いのさすがやでパッパ
- 19スレ主24/10/20(日) 12:06:10
透鏡「小学生までの僕は、こんな感じかな。平凡だろう？」
炎司「いいか誠さん、小学生の時点で個性をほぼ制御しているのは平凡ではないんだ」
透鏡「そうなのか…」
炎司「俺はその年頃には時折物を燃やしていたぞ」
透鏡「想像しやすい」
炎司「あなたと出会ったのも、ちょうどその頃だったな」
透鏡「そういえばあの時きみは小学生だったね」
炎司「ああ、確か…小学 dice1d6=3 (3) 年生のときだった」
透鏡「よく覚えてるなあ」
炎司少年と透鏡が出会ったのは
1.友人とヒーローごっこをしていたとき
2.迷子になっていたとき
3.公園で一人項垂れていたとき(父死亡後確定)
dice1d3=2 (2)
- 20スレ主24/10/20(日) 12:23:40
〜36年前〜
炎司(小3)「…知らない場所まで来ちまった…」
1.おつかい、頼まれてるのに(父死亡前)
2.…お父さん…(父死亡後)
dice1d2=1 (1)
「………？」
炎司「………」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
「あ、ねえ、ちょっとそこのきみ」
炎司「？」
透鏡(中3)「一人でどうしたんだ？もしかして…迷ってる？」
それぞれの第一印象
透鏡→炎司 dice1d100=89 (89)
炎司→透鏡 dice1d100=86 (86)
1に近いほど無関心、100に近いほど好意的or気になる
- 21二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 12:34:14
第一印象から両思いなのか
- 22スレ主24/10/20(日) 12:49:15
炎司「あ…えっと…」
炎司(…不思議だ、急に話しかけられたのに全然怖くない)
炎司(俺のことが心配だって、助けたいって…すごく、伝わってくる)
透鏡「…すまない、お節介だったかな…」
炎司「い、いや…！俺、その、おつかいに来たんだけど迷っちまって…ここに行きたいんだけど」
透鏡「うん、そのお店なら少し戻ってから交差点を左に…いや、きみがよければ案内してもいいかな」
炎司「いいん、ですか？」
透鏡「説明するよりは確実だし、僕もそこに用事があるから」
炎司「じゃあお願いします！」
透鏡「うん、よろしく。僕は透鏡誠、きみは？」
炎司「俺、轟炎司です！」
透鏡「炎司くんか…かっこいい名前だね」 - 23二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 12:50:28
ほわほわする
- 24スレ主24/10/20(日) 12:54:55
〜数年後〜
あれをきっかけに、僕と炎司くんは交流を始めた。遠慮がちな会話は気の置けないやりとりに変わって、僕たちは年の離れた友人になった
そんな折に、その事件は起こった
透鏡「はあっ、はあっ…炎司くん…！」
炎司「…誠さん…」
透鏡「…その、お父さんのこと…」
炎司「………」ｳﾂﾑｷ
炎司はどのくらい透鏡を心の支えにしたか
dice1d100=18 (18)
1に近いほど1人で乗り越えた、100に近いほど依存した
- 25スレ主24/10/20(日) 15:01:42
炎司「……だいじょぶ」
透鏡「でも」
炎司「大丈夫だ。俺は、強いから」ﾆｺ…
透鏡「炎司、くん」
炎司「お父さんが死んじゃったから…これからは、俺が家族を守っていかないと」
炎司「だから、俺は強くなきゃいけないんだ。泣いてる暇なんて、ねぇんだよ」
透鏡「…炎司くん…」
炎司「俺は…俺は、大丈夫だよ、誠さん。アンタに面倒はかけさせないから」
一人で乗り越えようとする炎司、そのトラウマに透鏡は
1.気づかなかった
2.気づいたが、なにも言えなかった
3.気づいたうえで手を伸ばそうとした
dice1d3=2 (2)
この出来事以降、二人の距離感は dice1d100=35 (35)
1ほど変わらない、100ほど離れてしまった
- 26二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:12:47
炎司さん強いな
ちょっと気にするくらいの距離感か - 27スレ主24/10/20(日) 15:14:02
透鏡「……わかった。でも、なにかあれば遠慮なく頼ってほしいんだ」
透鏡「僕は、友達にはなるべく笑っていてほしいから」
炎司「…ああ、ありがとう」ﾆｺﾘ
お父さんの死が、彼の心に深い傷をつけたこと。その傷はいつか膿んで、炎司くんを殺すだろうということ。直感していたはずだったのに、僕はなにも言えなかった。言ってしまえばこの心地よい関係は壊れて、二度とこんなふうにはできないと思ってしまったから。
そんな負い目があって、少しだけ僕は彼と距離を空けてしまったのだった。 - 28二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:16:35
気づいたのに力になれなかったのは辛いな
- 29スレ主24/10/20(日) 15:20:08
炎司「…確かにあの頃少し会う頻度も時間も減ったが、そういうことだったのか」
透鏡「きみのせいじゃない、僕の心の問題だったんだ」
炎司「あのときのあなたは高校生だったろう、踏み込めなかったのも無理からぬ話だ。むしろそのまま関係を断ち切らなかったことに驚いているぞ」
透鏡「気まずさはあったけど、それで切れるほどヤワな関係でもなかったろう？僕もそれはいやだったし」
炎司「むぅ…」
透鏡(あ、ちょっと耳赤い)
炎司少年、当時透鏡の負い目には
1.気づいていた 2.気づいていなかった dice1d2=2 (2)
距離を置かれたことについては dice1d100=95 (95)
1で気づかなかったor気にしてなかった、100でとっても悲しい
- 30二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:21:46
今生の別れ並みのショック…
- 31スレ主24/10/20(日) 15:24:23
炎司「だが、まあ。正直なところ、真相がわかって安堵している」
透鏡「というと」
炎司「あのとき、俺はあなたの懸念に気がつかなかったが、距離を置かれたことはわかったからな」
炎司「あなたまでいなくなるのではと…はっきりと言うと、不安になった」
透鏡「……もしかして僕ってとんでもなく畜生なことをしていたのかな…」
炎司「気にするな、それこそ俺の心の弱さの問題だ」
透鏡「…あれ、ってことは炎司くん、もしかして結構僕のこと好き」
炎司「ええいもういいだろうそれは！！！今はあなたの話をしてるんだろうが！！！」ｺﾞｵｯ!
透鏡「うわちょ漏れてる漏れてるスーツ焦げるって」 - 32二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:25:18
轟炎司ってひょっとして可愛い…？
- 33スレ主24/10/20(日) 15:29:20
〜鎮火中〜
透鏡「ふぅ…それで何の話だっけ」
炎司「まったく…まあ、あなたの幼少時代や俺と出会ったときの話は聞けたが」
炎司「それからあなたはどうしていたんだ。直々会ってはいたが、俺の近況報告にうなずくばかりでまるで自分の話はしていなかっただろう」
透鏡「ああ、きみの雄英時代の話だね」
炎司が雄英生のころ、透鏡は
123.普通に大学に通っていた
4.ヒーロー試験を受けてみていた
5.ヴィジランテとして活動していた
dice1d5=4 (4)
- 34二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:34:32
受けてたのか…アグレッシブだね
- 35スレ主24/10/20(日) 15:37:36
透鏡「実はね、大学に通っている合間に一度ヒーロー免許の仮免を受けたことがあったんだ」
炎司「初耳だぞ…！？」
透鏡「そりゃあ言ってなかったからね」
炎司「幼いころはさほどヒーローに憧れていなかったと言っていたが、どんな風の吹き回しだったんだ」
透鏡「そうだな…」
1.成長するにつれて、強く憧れるようになったんだ
2.誰かを助ける、その目的に一番直結してるのはヒーローだったから
3.こんな個性でも、誰かの役に立ちたいと思って
4.>>36
dice1d4=1 (1)
仮免試験の結果は
1〜6.一次試験で不合格
78.二次試験で不合格(補講を受けなかった)
9.合格したがヒーローデビューはしなかった
dice1d9=3 (3)
- 36二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:41:15
パッパほどの人が不合格とは見る目がない……
- 37二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:42:35
結構厳しいらしいからね
いきなり救助とかで合格出来る訳でも無いしノウハウ足りなさそうだし - 38スレ主24/10/20(日) 15:48:34
透鏡「ちょうどあのころは、いわゆるヒーロー黎明期だったろう？」
炎司「そうだな。………オールマイトが日本で台頭したのも、そのくらいの時期だった」ﾑｽｯ
透鏡「こーら、そんな顔しない」ﾌﾟﾆｯ
【そういえば透鏡、身長いくつ？
150＋ dice1d60=12 (12) 】
透鏡「とにかく、ヒーローのテレビ露出が増えていくなかで、彼らがどんな思いで働いているかを知って…憧れたんだ」
透鏡「僕の個性ははっきり言ってヴィラン向きだけど、それも誰かを助けられるかにはさほど関係がないと思えたし」
炎司「自信を得たというわけか」
透鏡「単純だろう？ま、結局そのときは不合格だったんだけど」
炎司「今のあなたからでは考えられんな…なにが足りなかったんだ」
透鏡「えーっと少し待ってくれ、採点を思い出してみる…」
透鏡青年、不合格の原因は
123.実力(戦闘力)不足
456.救助の知識が足りなかった
78.経験が少なくうまく立ち回れなかった
9.とにかく運が悪かった
dice1d9=2 (2)
受験当時の実力は、現在を100として dice1d100=64 (64)
100で弱体化オールマイトの八割
- 39二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 15:52:07
なるほど戦闘テストあるか…あの時代だし特に
- 40二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:10:20
戦闘力も重視されるよねテスト
相性と単純な実力不足かな - 41スレ主24/10/20(日) 16:31:20
透鏡「あー…実力不足と言われたっけ、そういえば。頑張ってもいまの6割くらいだったんだよねえ」
炎司「現在の基準ならならストレートで合格していそうだな…」
透鏡「でも当時はヴィラン犯罪もいまの比じゃなかったし、戦闘力の評価配分も高かったし…」
炎司「なによりヒーロー黎明期、周囲の基準も極めて高かったというわけか」
透鏡「うん。いわゆる必殺技もなかったし。視界ジャックは通常の戦闘スキルだからね」
炎司「この際だから言うが、視覚を封じる技術が単なる戦闘スキルに過ぎないのは本当に凶悪だと思うぞ」
透鏡「そんなに褒めないでくれよ」
炎司「褒めてないが…」ｱｷﾚ
ちなみに当時視界ジャックは
1.開発済み 2.未開発 3.開発したが不安定 dice1d3=2 (2)
炎司「しかし、現にいまあなたはヒーローになっている。そこからどうやってまたヒーローを目指したんだ」
透鏡が再びヒーローを目指したきっかけは
1.炎司 2.ロージー dice1d2=2 (2)
- 42二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:35:29
苦労したんだろうな開発に…ロージーがきっかけか
- 43スレ主24/10/20(日) 16:40:06
透鏡「うん、きっかけはね…あの子だよ」
ロージー「ふにゃ…」
転弧「おい誰だ酒飲ませたのは」
根津「いやあ…これアルコールの臭いで酔ってるね…」
ロージー「てんこくんはどこだ」
転弧「ここだ、俺はここだぞ姉貴」
ロージー「かわいい。てんこくんはかわいい。こくほうにすべき」
転弧「落ち着け。姉貴落ち着け寄りかかるなまて姉貴。ストップ、すとっぷ！！！」ｶｵﾏｯｶ
八木「犯罪臭がすごいからお姉さん呼び一旦やめないかい！？」
炎司「……止めなくていいのか、アレは」
透鏡「若い者に任せるよ」ｺﾞｸｺﾞｸ - 44スレ主24/10/20(日) 16:48:31
〜28年前〜
透鏡(23歳)「ふぅ、今日もよく働いたなあ」
「…………」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
透鏡「…あの子、また一人でいるな…」
透鏡(親はどうしてるんだろう。もう夕方だしさすがに心配だ…)
透鏡(それにしても、いったいを何を読んで…)ﾋｮｲ
フワーオ♡(どピンク)(もろR18)(ギシアン)
透鏡「！？！？！？」
透鏡、えっちなものへの耐性は
dice1d100=38 (38) －30(女性経験なし)
透鏡(な、な、なん！？！？)
透鏡(とっとにかく読ませるのをやめさせなければ…！！)
透鏡「ちょ…子供がこんなの見ちゃだめだよ」
「……………」
ロージー(5歳)「…ごめんなさい」
- 45二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:50:24
純情！？まあそうか…でも純情すぎない？
- 46二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:52:09
AFOはハニトラをすべきだったのでは？
- 47二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:54:12
- 48スレ主24/10/20(日) 16:56:26
【クソ雑魚！！！本当に成人男性ですか？？？】
透鏡(…顔色がよくないな…)
透鏡「きみ、大丈夫？お父さんとお母さんは？」
ロージー「おうち」
透鏡「…一人でここまで来たの？」
ロージー「おうちにいても、どうせ私はいらないもん」
透鏡(いらない…まさか、この子は虐待を？)
透鏡(とにかく一人にはさせておけない)
透鏡「一人じゃ危ないよ」
ロージー「誰も心配しないもん。だって私………バケモノだし」
透鏡「！」
バケモノ。その言葉が胸に刺さって抜けなくなった。澱んだ瞳はそれを粛々と受け入れてるのが、我が事のように苦しくなった。
1.その姿が、幼いころの自分と重なった
2.手を取らねばこの子は堕ちると、直感した
3.ここで見て見ぬふりをすれば後悔すると思った
4.炎司くんへの負い目を繰り返したくなかった
dice1d4=2 (2)
透鏡「…………」
透鏡「誰もじゃないよ」
ロージー「？」
透鏡「──僕が、心配なんだ」
- 49二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:56:27
それはそう…結果だけ見るとした方がマシかな…変身出来る個性持ってるか部下を寄越すか
- 50二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 16:57:05
ヒロアカ風に言えば助けを求める顔をしていたのか
- 51二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:01:07
お色気ヒーローとかヴィラン見たら鼻血吹いて倒れるぞレコードホルダー
- 52二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:02:25
- 53二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:04:15
気を逸らすには有効だからね…AFOや女性ヒーローが露出多めだったりすると目が他の所に行くからな
- 54スレ主24/10/20(日) 17:07:28
【>>47
私がとっても嬉しいです】
炎司「……………」
透鏡「すごくコメントしづらそう」
炎司「……まあ……そうだな……」
炎司「納得、というか…結果的に最良だった、というか…」
炎司「…決して大きな声では言えんが、ロージーさんが一般人として生きているのは間違いなくあなたのおかげだ…」
炎司「そのまま放置していれば…おそらく、最悪のヴィランが誕生していた…」
透鏡「それは言い過ぎだろう。百歩譲ってきっかけは僕でも、この手を取ってくれたのはロージー本人だ」
透鏡「ヴィランになっても、きっとあの子は優しいままだったよ」
炎司「そうか…そうか…？？」
- 55二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:09:07
まあ変態だけどあんな状況でも家族を思いやれる優しい子だよ…お義父さんの目は多分間違ってない…いやどうなんだろう
嬉しいのかスレ主… - 56スレ主24/10/20(日) 17:13:32
炎司「…ごほん、まあもしもの話は置いておくとしてだ」
炎司「つまり、幼少期のロージーさんに手を差し伸べたことで、ヒーローへの想いが再燃したと…そういうことでいいのか？」
透鏡「そういうことになるのかな。不思議と「よし、もう一度ヒーロー目指すか」ってやる気になったし」
1.たぶん、ヒーローはきみのもとにもやって来るって希望を見せたかったのかも
2.あの子の未来のためにも、諦めた姿は見せたくなかったし
3.どうせ引き取るなら心機一転、なんでもチャレンジしてみようって
4.養子を引き取るには社会的信頼があったほうが都合よかったしね
5.歩合制とはいえ当時より給料が上がるっていうのもあった
dice1d5=5 (5)
- 57二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:14:26
うーん世知辛い
- 58二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:16:51
子供引き取るにもあって生活苦しかったのかな…世知辛い
- 59スレ主24/10/20(日) 17:18:46
透鏡「あと単純にお給料がね…子供一人育てるとなるとお金がかかるんだよ、うん」
炎司「文字通り現金な動機だな！？」
透鏡「四人も育ててるきみならわかるだろ？？」
炎司「ぐぬ…」
透鏡「とは言っても一回落ちてるわけだし、対策が必要だったよね」
炎司「戦闘力だったか。具体的にはなにを？」
透鏡「うん。いまも使ってる視界ジャックの開発に加えて…」
12.とにかく身体を鍛えまくったよ
34.脳トレをしまくったよ
56.個性伸ばしをしまくったよ
7.やれることは全部やったよ
dice1d7=7 (7)
【>>55
だってAFOはえっちですから…少年期青年期壮年期ボロボロ状態全部】
- 60二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:20:37
なるほど…出来る事全部か…努力の結晶つまりはOFAって事か
- 61二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 17:43:20
お金は必要…世知辛いね
- 62二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 18:26:47
頑張ったねレコードホルダー…
- 63二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 18:42:54
身体づくりに励んだんだな…むしろ筋トレ脳トレだけでそこまで行かれるとビックリする
- 64スレ主24/10/20(日) 18:56:25
透鏡「まず、フィジカル面をとにかく鍛えまくったね」
炎司「身体能力の底上げか」
透鏡「あと格闘技術とかね。知っての通り僕の個性は攻撃系じゃない、それなら生身と道具でカバーするしかない」
透鏡「ツテもお金もなかった僕には、生身を鍛えるしか選択肢がなかったんだ」
透鏡の格闘技術 dice1d100=20 (20) ＋50
90でミルコに匹敵
透鏡「次に脳トレ…というか、あれはもはや荒行だったな」
透鏡「とにかく脳を個性を使ったときの負荷に耐えられるように、なるべく長く、たくさんのカメラとの同期を続けて…」
透鏡「2、3回病院のお世話になった」
炎司「初耳だぞ…！？！？」
透鏡「言ってなかったからね」
透鏡、脳トレ()の結果
常人の脳の dice1d10=1 (1) ＋1個分の処理能力を獲得
透鏡「それと必殺技の開発だね。これが一番苦労したなあ」
開発した必殺技、それは
1.ロック・ブレイン
2.バースト・アイ
3.リメンバー
4.>>63 技名と詳細
dice1d4=3 (3)
- 65二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 18:58:31
リメンバー…と言うかそのスペックで行けたのかAFO撃退…頑張ったな…父親パワーだな
格闘能力ダイス1d100だけど大丈夫…？ - 66二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:01:07
脳みそ2個分だ…無茶してるなお義父さんそんな滝行みたいな事して…
- 67二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:07:33
お義父さんは天然系なのか…格闘熟練してるな…
- 68スレ主24/10/20(日) 19:11:27
【>>65
ご指摘ありがとうございます、1d50でした…
50より大きい数字ではありませんのでそのまま通します】
透鏡「なんだかんだで一番大きかったのは必殺技の開発かな」
炎司「アレか…本人にとってもっとも幸福な、あるいは凄惨でトラウマになるような…そういった特定の記憶を鮮明に思い出させる」
透鏡「要は視界ジャックの応用なんだけどね。あれは仕組みとしては相手の網膜に働きかけてるから、そこからちょいちょいと頑張って脳に接続して任意の記憶を掘り起こして網膜に投影を」
炎司「頑張ってできるか？？？」
透鏡「できちゃってるから…本当は脳みそもう2、3個ぶん処理能力増やして負荷を軽くしたかったんだけど」
炎司「やめてやれヴィランが哀れだぞ」
透鏡「炎司くんそういうこと言うんだ…」
ちなみにリメンバーは使うと
1.しばらく個性が使えなくなる
2.個性は使えるが著しくパフォーマンスは落ちる
3.脳に過負荷がかかり運動能力が落ちる
4.特にデメリットはない
dice1d4=4 (4)
- 69二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:13:26
！？使い放題では！？
- 70二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:15:23
相手の正確な観察から繰り出される堅実な格闘術と視界を奪う技にトラウマを想起させる技…強くない？
デメリットないし…AFOにリメンバー使いまくったのかな必殺技で平静を乱しながら - 71スレ主24/10/20(日) 19:19:06
【なんでデメリットないんだよ！？！？！？】
透鏡「そんなこんなでヒーローになって、ロージーを引き取ったのが dice1d15=15 (15) 歳(最低保証5歳)のときだね」
炎司「あなたがヒーローになったと知ったときはさすがに腰を抜かしたぞ…その体躯に虫も殺したことがないような顔、まさかエイプリルフールじゃないかと」
透鏡「ヒーロー志望の子にそんな嘘はさすがにつかないよ…」
透鏡「まあ、そうしてロージーとの生活にもすっかり慣れたころに」
炎司「転弧くんを保護したと」
炎司「……改めて言うが、あなたがロージーの手を取っていて本当によかった。本当に」
透鏡「噛みしめるねえ」
- 72二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:21:55
幸せな家庭をロージーに教えたのはお義父さんだよな…本当良かった…マジで何でデメリットないんだ！？
ロージーを15歳の時に引き取ったって事で良いのかな？ - 73二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:22:09
さすレコ
- 74スレ主24/10/20(日) 19:23:56
- 75二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:33:40
- 76二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:38:41
忙しさで禿げそうだねレコードホルダー
- 77二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 19:39:12
つまりリメンバーをエンデヴァーに使えば…酷すぎるから止めよう
- 78二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:01:47
ロージーの両親とか行政に働きかけて環境改善を図り続けて、それでもどうにもならなくて結局15歳で引き取ることになったのかもしれない
- 79二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:02:48
法律も勉強してたのかなヒーローとして手の届く見える範囲を増やす為に
- 80スレ主24/10/20(日) 20:27:05
【>>75
判定次第ですが各出来事の間は数年空いていますので大丈夫…なはずです
あまりにも期間が短ければ成長🎲振ってみましょうか】
透鏡「…転弧くんの件も大変だったが、正直に言うと私としてはそのあとのほうが修羅場だったな」
炎司「う…」ｷﾞｸﾘ
透鏡「責めているんじゃない。ただ、もう少し気にかけるべきだったとね」
炎司「…何事も気負いすぎるのはあなたの悪癖だな。あれはどう見ても…」
透鏡「そうだとしても、友人を自称する以上僕にだってできたことがあったはずなんだ」
透鏡「それを、ロージーのそばを離れられないから、転弧くんの件が忙しいからとおざなりにした」
炎司「…………」
燈矢「よーしそのまま動くなよ」ﾊﾟｼｬ
転弧「おいなに撮った」
ロージー「てんこくん。かわいい。かっこいい。わたしがまもるぞ」ｷﾞｭｰ!
燈矢「焦凍に送る」ﾗｰｲﾝ!
転弧「なにやってんだテメェ！！！」
ロージー「こら。はなれるな。おねーさんはさびしいとしぬ」ｷﾞｭｰ!
炎司「…あれから 10＋ dice1d5=3 (3) 年か」
透鏡「時の流れは早いね」
- 81二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:27:51
逆転裁判とかも個性的に出来そうだね…
透鏡法律事務所…弁護士やってそう… - 82二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:28:49
13年か…なんか長い事経ってるね…
- 83二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:34:07
仲良さそうで良かったよ轟兄弟も大喜び
- 84スレ主24/10/20(日) 20:34:10
〜13年前・轟家の前〜
透鏡(38歳)「…ここに来るのも、久々な気がするな」
透鏡、轟家にやってきた理由は
1.炎司から相談を受けて
2.冷さんから相談を受けて
3.炎司くんの様子がおかしい…
4.いろいろとひと段落したので、近況報告のため
dice1d4=4 (4)
- 85二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:34:59
なるほどね確かに報告する事色々あるね…
- 86スレ主24/10/20(日) 20:38:18
透鏡(ロージーのこと、転弧くんのこと、二人の関係のこと。話すことがたくさんあるな)
透鏡(炎司くんのことも聞きたいし。燈矢くんたちは元気だろうか)
透鏡「ごほん…ごめんください、透鏡です」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
出迎えたのは
1.炎司 2.冷 3.燈矢 4.冬美と夏雄 5.…怒鳴り声が聞こえる
dice1d5=5 (5)
- 87二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:38:51
いきなり！？間が悪いのか良いのか
- 88スレ主24/10/20(日) 20:43:05
「──────────！！」
透鏡(……怒鳴り声？)
透鏡「ッ失礼します…！」
強盗。ヴィラン。いやな予感が次々頭をよぎる。土足のまま屋敷の中を駆け抜け、怒鳴り声のもとにたどり着いた僕が目にしたのは。
炎司「何度…何度言ったらわかる！！」
燈矢「おとうさ…でも…」
息子を恐ろしい形相で睨む旧友と、それに怯える少年の姿だった。
炎司の動揺 dice1d100=69 (69) ＋20(大切な友人)
透鏡の激情 dice1d100=1 (1) ＋30(ロージーや転弧)
- 89二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:44:35
炎司びっくりするほど動揺してるな…お義父さんは冷静に状況を分析してる感じか？
- 90二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:45:01
怒りに飲まれてはいけないと思っている所がありそうだ
- 91スレ主24/10/20(日) 20:49:46
透鏡「………炎司くん」
炎司「ッ！？ ま、誠…さん…」
透鏡「久しぶりだね、土足のまま上がってすまない。…旧友に免じて、その手を一度下ろしてはくれないか」
炎司「これは…これ、は」
透鏡「燈矢くんも、久しぶりだね。覚えてるかな」ﾒｱﾜｾ
燈矢「…誠、おじさん…」
透鏡「そうそう！覚えててくれたんだね、嬉しいよ」
透鏡「これはお土産だ。確かきみは蕎麦が好きだったと思って」
燈矢「あ…うん…！」
透鏡「これ、お母さんたちに持っていってあげてくれ。あとしばらくお父さんと話しているから、お母さんにはお構いなくと伝えてほしい」
燈矢「……うん、わかった」
炎司「………」
透鏡「…炎司くん」
透鏡「少し、話そうか」 - 92スレ主24/10/20(日) 20:56:25
〜轟家・道場〜
透鏡「さあ、座って」
炎司「…誠さん、これは」
透鏡「我が家の問題だから関係ない、と？」
炎司「っ……」ﾋﾞｸｯ
透鏡「確かにこれはきみの家庭で起こっていることだ」
透鏡「だけど、僕はきみが燈矢くんに怒鳴っているところを目にした。もはや部外者ではないんだ」
透鏡「友として、そして当事者として。僕には事情を聞く権利がある。そうじゃないかな」
炎司「…………」
透鏡「怒りながらでいい、支離滅裂でもいい。…話してくれないか、炎司くん」
透鏡「きみが、なにを考えているのか。どんな想いを抱えているのか」
透鏡(同じ間違いを、繰り返してなるものか)
炎司「……誠さん、俺は…」
炎司は自分の思いや考えをどのように吐露したか
dice1d100=71 (71)
低いほど落ち着いて冷静に、高いほど激しく感情的に
- 93二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 20:57:56
冷静じゃいられなかったもんねエンデヴァーからして…
- 94スレ主24/10/20(日) 21:11:44
透鏡(炎司くんは、ゆっくりと語りはじめた)
透鏡(強くなりたいと願ったこと。オールマイトを超えなければならないと思っていること)
透鏡(自分では無理だと悟ったこと。自分の子供に夢を託そうと決めたこと)
透鏡(冷さんとの結婚、燈矢くんの体質、彼との確執)
透鏡(最初こそ必死に抑え込んでいた感情があふれ、溢れる)
炎司「俺、は…俺はッ、オールマイトを、平和の象徴を超えなければ…！」
炎司「否、俺が無理だとしても焦凍なら必ず…！」
炎司「だからこそ、もう燈矢は必要ない！あの子はもう頑張る必要などないんだ、なのになぜわからない！？」
炎司「なぜ…なぜ、自分の身を焼く…！」
透鏡(困惑。怒り。焦り。恐怖。マグマのようにそれらがまとわりついているのが見えるような気がした)
透鏡「…………」
透鏡「炎司くん」
1.組手をしようか
2.少し出かけよう
3.目を逸らすな
4.おいで
dice1d4=3 (3)
- 95二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:15:06
それを選ぶとは透鏡パッパさすがやで
- 96二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:15:22
容赦ねえな透鏡さん…正しいものは正しいって言う人だもんな
- 97二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:16:07
透鏡さんハッキリ言う人だなやっぱり
- 98スレ主24/10/20(日) 21:22:33
透鏡「炎司くん。目を、逸らすな」
炎司「は…？」
透鏡「さっきから、私の目を見て話していないね？」
炎司「なに、を」
透鏡「見せようか。私の視界を通して、いまのきみの姿を」
──視界ジャック、発動──
炎司「ぐうっ…！？ぉ、え…」
透鏡「まぶたを閉じても無駄だ。網膜に直接投影しているからね」
炎司「っ……う……」
透鏡「見てわかっただろう。きみは…恐怖に囚われている」
炎司「きょう、ふ」
透鏡「きみは本当はわかっているんだ。なぜ燈矢くんが、己の身を焼いてまで強さを求めるのか」
透鏡「ただ、それを認めてしまうのが恐ろしい。そうじゃないのか？」
炎司「おれ、俺は…！！」
透鏡「もう一度言う」
透鏡「目を逸らすな。自分を見つめろ、轟炎司！」
透鏡「いまのお前は、胸を張ってヒーローを名乗れるのか！？」
炎司の激情 dice1d100=49 (49)
40以上で個性暴発、戦闘開始
- 99二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:23:51
轟家燃えない…？
- 100二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:27:30
冷さんが感じたその恐怖を客観的に本人に追体験させるのいいなぁ
まさにレコードホルダーにしかできない荒技だ - 101スレ主24/10/20(日) 21:30:16
炎司「……ま、れ。黙れ…！」
ゴオオッ…！
透鏡「っ……！」
炎司「おれ、は、強く、強く、なければ」
炎司「そのため、なら、なんでも、なんだろうと…！」ﾕﾗｱｯ…
透鏡「オールマイトを超えたいと。なんのためだ！」
透鏡「僕がそばにいる！もう一度原点を見ろ！」
透鏡「自分の始まりを見失うな、炎司くん！！」
炎司「黙れーーー！！」
！戦闘開始！ - 102二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:31:06
始まっちゃった！？お義父さん無事じゃ済まないぞ！
- 103スレ主24/10/20(日) 21:34:00
透鏡(念のため道場に移って正解だった…！)
透鏡(とにかくいまは炎司くんを落ち着かせるか気絶させる、リメンバーは使えない…！ヒーロースーツもない…！)
炎司「はーっ、はーっ…！」ﾒﾗﾒﾗ
透鏡(炎司くんも冷静じゃない、いつもより限界は早いはず)
透鏡(『気絶させる』か、『個性の使用限界までしのぎきる』…！)
【勝利条件】
1.炎司を気絶させる
2.5ターン耐久する
のいずれか
【敗北条件】
自身が気絶する
《１ターン目》
1.視界ジャックで動きを封じる
2.いったん距離をとる
3.一気に距離を詰めて絞め落とす
dice1d3=2 (2)
- 104二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:34:55
耐久すれば勝ちだから逃げないとな
- 105二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:35:35
大丈夫ここには熱が籠る身体を冷やしてくれる人がいる！！そうだよな！？
- 106スレ主24/10/20(日) 21:39:02
2.いったん距離をとる
透鏡(さすが炎司くん、なんて火力だ)
透鏡(味方なら頼もしいが、敵に回るとここまでの脅威とは！)
透鏡(とにかく焼け死ぬ前に距離をとる！)
炎司「逃げ、るな…目を逸らすなと言ったのはあなただろう…！」
透鏡「だからこの場に残ってるんじゃないか！」
《２ターン目》
1.視界ジャックで動きを封じる
2.一気に距離を詰めて絞め落とす
3.水をぶっかける
dice1d3=2 (2)
- 107二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:40:36
一気に詰めるのか…燃えない！？大丈夫！？
- 108スレ主24/10/20(日) 21:45:34
2.一気に距離を詰めて絞め落とす
透鏡「さて、どうするか…！」
透鏡(木造の道場だ、火の回りが早い！)
透鏡(このままではジリ貧か、逃げ切っても二人でガスで死ぬ！)
透鏡「…賭けてみるか」
炎司「逃げられないぞ、俺からは…！」
透鏡「その言葉、そっくりそのまま返すぞ！」ﾀﾞｯ!
炎司「なんッ…！？」
透鏡「過去からも、自分の行動からも、人は決して逃げられない！」
透鏡「なにも消えない…いや、消させはしない！」
透鏡「痛みも苦しみも、笑顔も日常も、すべてきみを形作ってきたものだから！」
ゴオオッ…！！
炎司「やめ、やめろ、来るな！！」
透鏡「向き合うのが怖いなら、僕が隣で手を握る！」
炎司「やめろ誠さ、来るな、だめだ！！」
透鏡「僕を見ろ、轟炎司──！！」
炎司「やめろおおお！！！」 - 109二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:46:19
色んな意味で説得しに来たな
- 110二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:47:35
うーんこれは主人公
- 111二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:48:43
本当かっこいいぜ、レコードホルダー
- 112二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:49:39
真っ直ぐ見つめるカメラアイ…カッコいいぜレコードホルダー…
- 113スレ主24/10/20(日) 21:51:55
透鏡「──やっぱり、きみはヒーローだな」
ガシッ
炎司「あッ、が…！？」
透鏡「そのまま焼き殺せばいいものを。僕を傷つけることを恐れて炎を収めたね」
透鏡「僕の、勝ちだ」
グウウッ…！
炎司「ぐぁ…あ………」ﾊﾞﾀﾝｯ
透鏡「………う、ぐ…！」
ジュウウッ…！
透鏡「はは…さすがに、無傷とは、いかないが…！」
透鏡「本気でなかったとはいえ、エンデヴァーに勝ったんだ…ちょっとは、自分を…褒め……」
バタン……
【勝利条件】炎司を気絶させる を達成
WIN 透鏡誠 - 114二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:54:07
こんなん推さざるを得ないわ
レコードホルダーが推しになっちまうー！ - 115二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:56:23
苦しみの淵に立つ親友を助けるなんてマジかっこいいぜレコードホルダー
炎司もゆっくり元に戻っていこうな… - 116二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 21:59:12
エンデヴァーを正面から見つめて救い出す…カッコ良すぎるよレコードホルダー…意外と荼毘の憧れになったりして
男だけど夢女になりそうだぞ - 117二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:03:13
レコードホルダーは責任とって推させて
- 118二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:10:01
本当カッコいいよレコードホルダー
この後公安にAFOか… - 119二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:10:21
過労でぶっ倒れるな…
- 120スレ主24/10/20(日) 22:15:20
炎司「あのときは、本当にすまなかった…」
透鏡「僕こそ、言葉が強すぎた」
炎司「いや、あなたがはっきりと言ってくれたおかげで目が覚めたんだ。自分の中のしこりが弾けたような…そんな感覚だった」
透鏡「起きたあとはびっくりしたよ、もう病室が海になるんじゃないかってくらい泣いていたもの」
炎司「一歩間違えていたら親友を焼き殺すところだったんだ、当然だろう…！」
透鏡「あーあーほら、また泣いてる…」ﾌｷﾌｷ
夏雄「…親父、またあのときの話してるのかな」
冬美「きっとそうね。…私たち、透鏡さんに感謝してもしきれない」
燈矢「警察にも「組手が白熱してつい」なんて庇ってくれたしな。ったく、うちの親父が恥ずかしいぜ」
冷「こら燈矢」
燈矢「ふん」ﾌﾟｲ
燈矢「……ま、こうして家族で過ごせるのは悪くねえな」
転弧「いいからさっき焦凍くんに送った写真消せ！！！俺の姉貴だぞ！！！」
ロージー「はっはっはってんこくんいつぶんしんしたのかな。すごい、ごにんくらいいるぞ。ちこうよれー」
迫「まってロージーちゃん抱きつかないで転弧がすげえ目でこっち見てるから」 - 121スレ主24/10/20(日) 22:16:51
ちなみにレコードホルダー、このときの火傷の痕は
1.完治した 2.残った 3.あえて残した
dice1d3=3 (3)
- 122二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:18:48
賑やかだな…そして火傷系イケメンか…色気増したのでは！？
追おじさん笑える - 123スレ主24/10/20(日) 22:46:32
炎司「すまない、取り乱した…」
透鏡「いいんだよ。むしろこうやって人前で泣けるようになって…僕は安心してるんだ」
炎司「…昔俺が想像していたヒーローは、決して人前では涙を見せなかった。弱みも絶対に明かさず…」
透鏡「うん」
炎司「その理想と今は、かなりかけ離れているが」
炎司「…だが。不思議と、悪くないと思えるんだ」
透鏡「…うん」ﾆｯｺﾘ
「話には聞いてましたが、お二人ってこんなに仲良かったんですね」
炎司「ホークス」
ホークス「どうも、はじめまして。お招きいただき光栄です」
透鏡「こちらこそ、若きトップヒーローの一人に出席していただけるとは思いませんでした」
ホークス「あの『伝説』の娘さんの結婚式なんだ、そりゃあ出席もしますとも」
透鏡「褒め上手ですね」
透鏡はホークスが公安所属であることに
dice1d100=85 (85) 69以下で気づいている
気づいている場合
1.ホークスが純粋に祝いに来ただけではないと感じる
2.1＋？？？
3.2＋？？？
dice1d3=1 (1)
- 124二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:50:47
ピュアだ！この人そっち方面もピュアだ！？
- 125スレ主24/10/20(日) 22:51:34
炎司「…ホークス、まさか先ほどの会話を」
ホークス「オフレコですね、わかってますよ」
透鏡「そうしてもらえると助かるよ…」
ホークス「その代わりと言ってはなんですが、透鏡さんの話俺にも聞かせてください」
透鏡「そんなにおもしろい話はないんですがね」
炎司「…おもしろい話ではないかもしれないが、俺が気になっている話ならあるぞ」
ホークス「へえ、なんです？」
炎司「警察に転弧くんの引渡しを迫られたとかなんとか言っていなかったか」
ホークス「…へえ、それはまた物騒ですね」
透鏡「ああ、5＋ dice1d8=2 (2) 年前のあれか…」
- 126二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 22:52:44
7年前か…
- 127スレ主24/10/20(日) 22:59:22
〜7年前〜
透鏡(44歳)「……はい？なんと？」
八木『警察が転弧くんの引き渡しを迫っています。知り合いに確認を取りましたが、そんな動きはさすがにおかしいと』
透鏡「つまり、警察のさらに上か、あるいは公安による指令」
八木『なるべく穏当に対処するつもりですが、その間転弧くんを保護していただきたい』
八木『家はきっと騒がしくなります。彼に余計な不安を与えたくはありません』
透鏡「わかりました、引き受けましょう」
123.透鏡「警察への対処も、一緒に行わせてほしい」
4.ロージー「…………」
dice1d4=1 (1)
- 128スレ主24/10/20(日) 23:03:14
透鏡「…僕に策があります。警察への対応に、僕も同席させていただきたい」
八木『そんな、申し訳ない！本来なら我々が対応すべきなのに…』
透鏡「…転弧くんが僕を見る目にはまだ怯えがあります。彼と共に過ごした時間も短い」
透鏡「だけど、そんな僕にも彼の『父親』としての自負があります。『息子』の危機になにもしない親はいませんよ」
八木『……わかり、ました』
透鏡「ありがとうございます」
ガチャ
透鏡「……ふぅーっ…」
透鏡「…さて、やるか」 - 129二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:11:00
頑張れ…！
- 130スレ主24/10/20(日) 23:17:39
〜数日後〜
公安「………」ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ
透鏡「………」
八木「………」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
公安「繰り返しの説明になりますが、転弧くんは我々で保護させていただきたい」
公安「我々のもとであれば、不安定かつ危険な個性であろうと制御のための適切なプログラムを用意できます」
公安「セキュリティも万全、義務教育に相当する学習も行わせますし」
公安「…ここだけの話、すでに保護している少年は転弧くんと歳が近い。きっと彼の精神にもよい影響を及ぼすはずです」
公安「転弧くんはあなたの娘さんと仲良くしてらっしゃるようですが…年の離れた異性よりは、きっと安心感を得るはずですよ」
透鏡「…………なるほど、そちらの主張はわかりました」
透鏡はどのように対応するか
1.冷静に淡々と、公安に預けるメリットがないと説く
2.公安が提示する環境は転弧によくないと論理的に詰める
3.脅迫する
dice1d3=1 (1)
- 131スレ主24/10/20(日) 23:23:14
透鏡「結論から申し上げますと。そちらに預けるメリットは、さほどないかと思います」
公安「…ほう」
透鏡「個性の制御プログラム。さぞや「研究」を重ねて確立させたのでしょう」
透鏡「しかし、各人万別の個性を固定化したプログラムで制御するというのがそもそもナンセンスでは？」
公安「ですから、それは転弧くんの個性に合わせて調整を」
透鏡「それは今すぐできるものなのですか？オールマイトとグラントリノ、プロヒーロー二人が長年かけて積み上げてきた経験に匹敵するプログラムを今すぐ組めるとおっしゃる？」
公安「………」
透鏡「なにより、転弧くんはすでにだいぶ個性を制御できている。あなた方のプログラムを行わせる意味は感じられませんね」
公安「………」ｷﾞﾛｯ
八木(胃が…痛い…！！) - 132二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:26:37
八木さんも大変だな
- 133スレ主24/10/20(日) 23:29:27
透鏡「セキュリティも万全と。この世に個性がある以上、完全なセキュリティなど存在しません。オールマイトの庇護下にある、その前提そのものが最高の抑止力では？」
透鏡「教育の件もご心配なく。多少の工夫は必要ですが、転弧くんは問題なく学校に通っていますので」
透鏡「いまは中学校に入ったばかりなんですがね、志望校は雄英一択だそうです。ご存知でしたか？」
公安「………」
透鏡「保護対象者とは言いますが、あまり実情を把握してはいらっしゃらないようだ」
公安「……貴様…なにが言いたい」
八木(透鏡さんが…怖い…！！)ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ - 134スレ主24/10/20(日) 23:40:07
透鏡「そして、転弧くんは同年代の同性と一緒にいたほうが安心して過ごせる、でしたか？」
透鏡「僕の娘も舐められたものだ」
プルル プルル ガチャ
ロージー『もしもし、お父さん？』
透鏡「急にかけてすまない」
ロージー『それはいいけどどうしたの？』
透鏡「ちょっとビデオ通話にしていいかな。それと転弧くんを呼んでほしい」
ロージー『いいけど』
公安「…なにがしたいのです」
透鏡「まあ、見ていてください」
転弧『こん、にちは』
透鏡「こんにちは、久しぶりだね転弧くん」
転弧『はい、お久しぶりです』
透鏡「ちょっとお願いがあってね。ロージーと手を繋いでほしい。できるかな」
転弧『それ、は…』
ロージー『なんだそんなことか』ﾋｮｲ
転弧『あっ姉貴！！き、急に触って個性が発動したら…！』
ロージー『そしたら勝手に腕生やすし無問題。それともいや？』
転弧『………いやじゃ、ない』
ロージー『じゃあ解決だね』ｷﾞｭｯ
転弧『っ…///』ｷﾞｭ…
透鏡「ありがとう、もう大丈夫だ」
ロージー『了解。今夜はパスタだからなるべく早く帰ってきてね』
透鏡「わかったよ、楽しみにしてる」
ロージー『はいはーい』
プツッ… - 135スレ主24/10/20(日) 23:47:39
公安「………」
透鏡「娘は彼の個性を知っていますよ」
公安「！？」
透鏡「破壊力もその目ではっきりと見ています」
公安「ば、馬鹿な！？知っていながらあのように触れ合えるわけがない！」
公安「そうだとするなら貴様の娘は狂っている！！」
透鏡「はあ。それがなにか？」
公安「はあ！？」
透鏡「あなた方は言いましたね。転弧くんに最適な環境を用意できると」
透鏡「セキュリティ。教育。個性の制御。百歩譲ってそれらを用意できたとしても」
透鏡「彼のすべてを知りながら、悠々とすべてを受け入れて躊躇なく手を取れる。そんな人間を作ることはできません」
透鏡「そしてそんな人間こそ、転弧くんにもっとも必要な存在なんです」
公安「戯言を…！愛で人が救えるのなら苦労などしないわ！」
透鏡「ごもっとも。しかし衣食住足りた人を生かすのは愛だ。そして、我々は衣食住を疎かにしたつもりは微塵もない」
八木(私これいる？？？) - 136二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:50:25
八木さん…
- 137スレ主24/10/20(日) 23:50:30
透鏡「……八木さん、ほら。お帰りいただきましょう」ﾋｿﾋｿ
八木「あッはっはい！そ、そういうことですので今日のところは…」
公安「…いずれ後悔することになるかもしれませんよ」
八木「いえ、そんな日は決して来ません」
八木「そんな日が来ないようにすることが、ヒーローの役割ですから」
八木「………ってオールマイト！！オールマイトなら言うと思いますはい！！！」
透鏡(隠せてない隠せてない！！！) - 138二次元好きの匿名さん24/10/20(日) 23:50:58
八木さん…？
- 139スレ主24/10/21(月) 00:01:49
透鏡「…という一幕があったんだ」
二人「こっわ……」
透鏡「炎司くん、キャラが崩壊しているよ」
炎司「さすがに恐怖したぞ…特に淡々と追いつめていくところ」
ホークス「チビりそうになりましたよ…飲みすぎたかな…」
透鏡「あのときはロージーを貶されてかなり怒りを覚えたからね…八つ当たりも半分あったかも」
炎司「それは怒っても仕方がない」
ホークス「大切な娘さんですもんね、かるく見られたらそりゃムカつきもするか」
ホークス「っと、事務所から連絡だ。すみません、お話の続きはまた今度」
透鏡「はい、また」 - 140二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 00:05:12
お義父さん怖い…
- 141スレ主24/10/21(月) 00:06:37
ホークス「さーてと…」
ロージー「えへへ…てんこくんてんこくん」ﾅﾃﾞｸﾘ
伊口「髪！！セットが崩れる！！」
引田「なかなか覚めないわねえ」
逆俣「水をもう少し持ってくるか」
転弧「………」
伊口「ロージーさんそろそろ離せマジで転弧に殺られる！！！」
ホークス「………」
ロージー「んふふ…あははぁ」
ロージーと転弧はホークスの視線に
1.気づいている 2.気づいていない
ロージー dice1d2=2 (2)
転弧 dice1d2=2 (2)
- 142二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 00:08:49
夢中で気付いてない！色ボケってやつかな！
- 143スレ主24/10/21(月) 00:11:43
ホークス「…ふぅ」
〜喫煙所〜
ホークス「っと…はいどうも」
公安『状況は』
ホークス「別に普通ですよ？あちらさんも気づいた様子はありません」
公安『警戒を怠らないように。徹底的にマークを続けなさい』
ホークス「はいはい。それだけですか？」
公安『ほかに報告が？』
ホークス「ありませんが」
プツッ ツー……
ホークス「…やれやれ」
ホークス「あの二人も大変だな、純粋に愛し合ってるだけなのに」
ホークス「…すべてを破壊する個性と、あらゆる理をねじ曲げかねない個性」
ホークス「そんな二人の間に産まれる子供は、はたしてどんな力を持つのか、か」
ホークス「…まったく難儀なもんやな」 - 144スレ主24/10/21(月) 00:13:29
かなりがっつり進行したところで、今夜はここまでです
途中ちょっと荒ぶりましたが比較的平和でしたね
この調子なら2スレくらいで終わるかな
次回はAFO襲撃戦の回想から始める予定です - 145二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 00:14:12
そういやロージーそんな個性だったね…
次は元からして荒ぶってるから普通に終わりそうだね - 146二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 00:53:39
襲撃戦自体バグみたいなもんだし…
- 147二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 01:05:14
公安ほんまさ…(クソデカため息)
レコードホルダーさん黙って抱いてって気分 - 148二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 06:10:46
エピソードの生まれ自体が荒ぶっている男透鏡誠
- 149二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 07:52:13
置物と化した八木俊典……レコードホルダーがかっこいいばかりに悪いね
- 150二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 07:53:51
毎回テンコに殺意を向けられるマジシャンおじさん…
- 151二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 07:54:45
最後に感極まり口が滑るオールマイト…
- 152二次元好きの匿名さん24/10/21(月) 09:45:37
ロージーって地味に二人のヒーロー誕生のきっかけになってない？
- 153スレ主24/10/21(月) 10:45:01
レコードホルダーやテンコは言わずもがな、テンコが手を差し出したトゥワイスやマグネもヒーロー活動してますし、Mr.コンプレスも本業はマジシャンですが一応ヒーロー免許は持ってるので実は二人どころではなかったり…
あと荼毘ですね、レコードホルダーがヒーローになってなかったらエンデヴァーに太刀打ちできず轟家に介入できなかったので…