- 1二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 20:43:05
- 2二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 21:22:51
猫ちゃんすやすやでかわいい
- 3二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 21:25:48
シュレディンガー「半分生きてる猫なんて居るわけねーだろ! お前らの言ってることおかしいんだよ!」
↓
学会「半分生きてる猫って解釈アリだな……」
↓
シュ「もうやだこいつら!!」 - 4二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 21:26:40
- 5二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 21:27:39
確かビッグバンも考えた人じゃなくて反論した人がつけた名前だったっけ
- 6二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:14:53
そんな鉄の女みたいな成立だったんだ
- 7二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:15:42
- 8二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:17:04
- 9二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:48:22
そんな難しいものだったん?
扉開けるまでは猫が生きてるか死んでるか分からない、それなら今この世界線には生きてる猫と死んでる猫が同時に存在してるって単純なことやなくて? - 10二次元好きの匿名さん22/02/26(土) 23:50:15
ビッグなバーンかよwってライバルが言ったのを採用したんだっけ
- 11二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 00:07:54
説明自体はそう難しいことじゃないんだけどこれがリアルに起こってるってことが難しい
- 12二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 01:16:29
- 13二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 01:45:05
観測者が複数人いれば問題ないよね?って理論だよ
- 14二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 01:58:53
今やシュレーディンガーの代名詞になってるやつ
- 15二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 02:05:25
いや
実際の量子観測の世界では〇〇%の割合で用意した検査物に望んだ反応が得られるという考えで施設が準備されて実際おおむね試算と合致したデータが取れるんだ
だからパラレルワールド仮説ってのは同検査物のa原子とb原子(aから数兆まであるだろうけど)に違った反応が出た際これが逆だった可能性について必然性が証明できないため逆だったパラレルワールドが存在するのではないかというお話
(ほんとに詳しい人ではないのでツッコミどころ多々あると思うけど許してくだち)
- 16二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 02:27:11
パプロフの犬と双璧を成す感じもなんか良い
- 17二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 02:54:15
これってごく微小なものの振る舞いで毒ガスが発生する装置に猫を入れたら
猫もごく微小なものと同じような振る舞いをするのかっていう話だっけ? - 18二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 11:57:38
ミクロな世界では我々の常識感覚を超えた現象が起きているのだ
という説に対し
じゃあ君達が提唱する「ミクロな世界で起きてる現象」が、俺たちが普段見ている世界の現象に繋がる装置を作ればこうなるのか?(ありえないからその説間違ってない?)
という反論だと理解しているけど実際どうなんだろう - 19二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 12:01:51
- 20二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 12:25:09
- 21二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 15:19:01
- 22二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 15:30:20
何が面倒かってこの例えを用いて「あり得るわけないだろ!!」って言ったのに
実際に量子が実在していたこと - 23二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 15:44:36
ただこれややこしいというかマクロなスケールが絡んでるから量子力学の説明としても不適切な気がする
あと詳しくないけど観測問題とかは存在しないということで結論が出たとかなんとか - 24二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 16:49:50
実際のところシュレディンガーの猫はただの思考実験であってあまり大切なものではないんだよな
さて康一くん、二重スリット実験というものは知っているか?
一つの光源から光を発射させてスクリーンに映す場合を想定しよう
その際光の通り道に壁を置き、二つの穴(スリット)を開けるとスクリーンには何が映ると思う?
まあこれは分かるだろう、二つのスリットから出てきた光が干渉しあいスクリーンには波のような模様が映る
干渉縞と呼ばれるものだな
これは光が波としての性質を持っているからだ
さて、この光源を電子銃に変え、電子を打ち出す実験を行ってみたとする
電子は粒子的な性質を持っているから、実際に打ち出すとスリットの先にだけ電子による投影が起こるはずだ
しかし実際の結果は光の場合と同じく干渉縞を作ったんだ
さらにもう一回、今回は発射される電子を観測しながら実験を行った
すると電子の行き先が投影されたスクリーンにはスリットの先にだけ電子による投影が写った。干渉縞は写っていなかったんだ
おかしいだろう?電子を観測せずに実験を行うと干渉縞を作る、つまり波としての性質を表すが、
電子を観測しながら実験を行うと粒子としての性質を示すんだ
この結果から、「電子は観測していない限り波としての性質を示すが、観測すると粒子としての性質を示す」
という量子論での基礎となる解釈が生まれた。いわゆるコペンハーゲン解釈というものだな
さて、ここでいう波だが、電子の波としての性質をどう解釈するかという問題が起こる。これをどう解釈したかまでの変遷はあまりにも長すぎるので割愛するが、「電子が存在する確率の高い場所を繋げたもの」という解釈が生まれた
所謂「波動関数」と呼ばれるものだ
つまり電子は観測されるまでは波状に確率的に存在するんだ。そしてそれらの確率は同時に存在する
意味が分からないかもしれないがそれでいい。ミクロな世界ではそういう法則があるってだけだ
実際に電子を観測するとそれらの確率は一点に収束し、一つの粒子として電子を観測できる
これを波動関数の収縮と呼ぶ
この波動関数を導出する式がシュレディンガー方程式と呼ばれるものだ
シュレディンガー方程式の導出に不可欠な不確定性原理やドブロイの法則などはいったんスルーするぞ - 25二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 16:50:02
このシュレディンガー方程式は波動関数を求められるが、裏を返せば電子の状態は確率的にしかわからないという結果になる。何せ波動関数が確立に関する関数だからな
しかし、量子論以前の力学、所謂古典力学においては「きちんと前提条件があれば確実な答えが出てくる(決定論)」という考え方が主流だったんだ。
シュレディンガーはこの考え方を持っていたためどうしても確実な答えが出てこない量子論の考えに疑問を持った
そこでこのミクロな世界をマクロな世界に拡張したら矛盾が起きるだろうという考えをもって一つの思考実験を考えた
それが「シュレディンガーの猫」だ
電子の状態により50%の確率で崩壊が起きる放射性物質とそれを検知し崩壊が起こったら猫を殺す機械、そしてねこを同じ箱に入れたらどうなるかという思考実験だな
電子の状態は確率が重なり合っているから物質が崩壊する確率も重なり合い、それによるねこの生死も確率的に重なり合う?それはおかしいのではないかということをシュレディンガーは言いたかったのだろう
観察しろというのは……
見るんじゃあなくて観ることだ……
聞くんじゃあなくて聴くことだ
でないと……これから死ぬことになるぜ……康一くん。 - 26二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 18:14:08
センキュー承太郎
- 27二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 19:48:29
- 28二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 19:55:04
- 29二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 20:08:17
これとラプラスの悪魔は中二心を擽る
- 30二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 20:37:26
- 31二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 20:43:20
承り湧いてて草
ついに生物学だけじゃ満足できなくなったか - 32二次元好きの匿名さん22/02/27(日) 20:58:42
補足すると二重スリット実験の実験結果をどう解釈するのかにもいろいろ種類がある
・ミクロ世界ならそれが当然なのですじゃ:コペンハーゲン解釈
・実はマクロ世界にも確率の重なりがあって観測結果の違いにより分岐したパラレルワールドがあるんだよ:エヴェレットの多世界解釈
・波に見えるものは滑走路のような存在で観測するタイミングで電子がその滑走路を動くんだよ:ボーム解釈
シュレディンガーの猫はパラレルワールドが云々言われてるけど実はその思考実験に対し反論するために提唱されたエヴェレットの多世界解釈の考え方
これを勘違いしてる人が結構いてシュレディンガーの猫を多世界解釈の説明に使う人が多いけど思考実験の主題から逸れるのでナンセンスだったりする