- 1◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 03:18:35
- 2◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 03:19:36
- 3◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 03:20:08
↓メリノのステータス
[人物]
名前:福原メリノ
種族:羊の獣人
所属学園:アビドス
学年:1年生
所属:対策委員会
使用武器:AR
趣味:裁縫、日向ぼっこ、刃物研ぎ
好き:お昼寝、夜空、先生
嫌い:虫、羊料理、雨
性格 (69)
1に近いほど内向的、100に近いほど外交的
[アビドスに入学した理由]
右も左も分からなかった
私に道を教えてくれたホシノに憧れたから
[ステータス]
戦闘:19(39)
知性:48
倫理:39
神秘:27
医療:65
技術:79
運動:96
事務:25
体力:30/30 - 4◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 03:20:29
[容姿]
髪色:黄緑
髪の長さ:84
1ほど短く、100ほど長い
髪型:前髪ぱっつんのロング(通常の姿)
ポニーテール(運動の姿)
目の色:薄紫
R232 G162 B190 (明るい灰みの赤紫系の色)
肌の色:10
1に近いほど白色100に近いほど褐色
[体系]
身長:148cm
スリーサイズ
胸:特大 腹:特大 尻:大
太もも:比較的細め
[過去]
中学生の時に不良の喧嘩に巻き込まれて
ケガを負い、右人差し指の神経が損傷した
ケガの深刻度:99 - 5◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 03:20:59
[交友関係]
メリノ→対策委員会
ホシノ dice1d50=1 (1) +50
シロコ dice1d100=96 (96)
ノノミ dice1d100=43 (43)
セリカ dice1d100=51 (51)
アヤネ dice1d100=15 (15)
対策委員会→メリノ
ホシノ dice1d70=62 (62) +30
シロコ dice1d100=30 (30)
ノノミ dice1d100=56 (56)
セリカ dice1d100=30 (30)
アヤネ dice1d100=70 (70)
メリノ→先生
dice1d50=18 (18) +50
- 6◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 03:21:52
現在、前スレで続きを書いているので、こちらでの進行は少々お待ちください...。
- 7◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 03:56:47
[第十話 崩壊]
帰宅した私はベットに横になる。
メリノ「ちょっと頑張りすぎたかな?」
メリノ「眠い......でも、ご飯食べないと......。」
重い体を動かし、キッチンに立つ。
いつもやっちる動作なのに、体がいつもより重い。
メリノ「っ!危ない危ない。危うく手を切るところだった......。」
ぼーっとした頭で刃物を持つのは危険だ。
今日は、レンジだけで出来るものにしておこう。
メリノ「600Wの8分で......。よし!」
メリノ「待てる間どうしようかな?」
メリノ「うーん......。」
メリノ「......。」
メリノ「(トサッ)......。」
(チーン)
......。
翌日。いつもの会議に出席するため、私は対策委員会の部屋に来ていた。
......だが。
セリカ「まだ、連絡つかないの!?もう1時間は経つわよ!?」
アヤネ「それが......電話をしても、つながらないんです。」
ノノミ「また誘拐されてしまったのでしょうか?」
シロコ「......あ、私。メリノの家の合鍵がある。」
シロコ「みんなで行こう。」
ホシノ「メリノちゃんとシロコちゃんそんなに仲良かったんだねー。」
アヤネ「行ってみましょう!もしかしたら、家にいるかもしれません!」
セリカ「でも、メリノちゃんの家ってシロコ先輩の家の近くでしょ!?だったら遠いいんじゃ......。」
アヤネ「いえ、ヘリで行きます!」
セリカ「ヘリ!?でも、それだったらすぐ行けそうね。」
アヤネ「では、皆さん。乗ってください!」 - 8◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 04:38:04
(カチャカチャ)(カチャン)
シロコ「ん、開いた。」
ノノミ「入りましょう。」
扉を開けると、特に荒らされたような跡もなく、綺麗さを保ったままだった。
アヤネ「め、メリノちゃん?」
......。
ホシノ「返事、ないね。」
部屋に入り、リビングに入ると、この時間になってもカーテンがかかっており、部屋は暗かった。
しかし、そんなことはみんなの目には入らなかった。
ホシノ「め、メリノちゃん!?」
メリノが床に居た。
アヤネ「大丈夫ですか!?メリノちゃん!」
メリノ「ZZZzzzzz......。」
セリカ「ね、寝てるだけ?」
シロコ「メリノ......。」
"えっと、とりあえず無事そうかな?"
アヤネ+ホシノ「......。」
アヤネ「メリノちゃん!起きてください!」
アヤネが声を張り上げる。
しかし、メリノは起きなかった。
ホシノ「メリノちゃ~ん。そろそろ起きないとおじさん怒っちゃうよ~?」
メリノ「ZZZzzzzz......。」
ノノミ「起きませんね......。」
シロコ「メリノ、寝すぎ。」
"とりあえず、メリノは無事だし。"
"学校に連れてく?"
アヤネ「そうですね。全然起きませんし、お説教は起きてからにします。」
その後メリノをヘリに乗せて学校へ戻る。
その間もメリノはずっと寝ていた。
この騒音の中で......? - 9◆Rr0As2zifm7H24/10/26(土) 04:38:46
途中ですが、10話は長くなる予定なので、一旦ここで区切ります!
では、おやすみなさい~ - 10二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 07:26:21
二人いるせいか…?
- 11二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 09:21:55
スレ立て乙です
- 12二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 14:23:06
一応 保守
- 13二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:21:15
ほ
- 14二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 00:30:31
うわーん!続きが気になります!
- 15二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 01:36:36
すみません!スレの流れ関係なく勝手にアイドルメリノちゃん描いちゃいました!許してください!
Write an article | Write a story | Write a blog | Publishing tool | BlankaryBlankary is a minimalist publishing tool. Write and publish with one click.blankary.com - 16二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 01:53:22
UDK
- 17◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 02:06:06
- 18◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 02:25:17
学校につき、メリノちゃんを起こす。
ノノミ「メリノちゃん?起きてください!」
シロコ「メリノ、起きて。」
だが、メリノは全然起きない。
セリカ「ねえ、流石に寝すぎじゃない?」
アヤネ「そうですね......一応、病院に連れていきますか?」
ホシノ「そうだね......一応、連れていこうか。」
病院へ連れていき、検査をしてもらう。だが......。
医者「検査の結果ですが、異常は見られませんでした。」
医者「こちらが、検査の結果です。」
そう言って医者は紙を渡してくる。
様々な数値が書いてあるが、ほぼ全て平均値だ。
......肥満には目をつむっておこう。
医者「もしかすると。身体の異常ではなく、精神の異常かもしれません。」
医者「なにか、最近異常はありませんでしたか?」
そう聞かれ、みんなが考え込む。
シロコ「そういえば、最近メリノは眠れていないかも。」
セリカ「え?メリノちゃんが寝れてない?どういうこと?」
シロコ「私とメリノの部屋はお隣なんだけど、最近メリノの部屋の電気が遅くまで点いてることが多い。」
アヤネ「たしかに、最近会議中の居眠りが多いですね......。」
ホシノ「......。」
医者「となると......不眠症の可能性がありますね。」
医者「ですが、まだわかりません。私としては、入院をお勧めいたしますが、どういたしますか?」
ノノミ「では、お願いしてもいいですか?」
医者「分かりました。お任せください。」
その後、入院の手続きをして病院を後にする。
メリノは今どんな状態なのか分からないが、無事を祈るしか私たちには出来なかった。
[第十話 崩壊]
終了 - 19◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 02:41:30
[第十一話 新月]
気が付くと、アビドス砂漠に居た。
もはや私は何もしゃべってはいなかった。
だって、同じ景色がずっと続いているんだもん。喋ることももうないよ。
メリノ「いつまで歩けばいいんだろ?」
......。
病院から学校へ戻る途中。
アヤネ「っ!アビドス市街地にて爆破テロが発生しました!」
ホシノ「アヤネちゃん、相手の数は?」
アヤネ「それが......一人です!」
セリカ「一人!?爆破テロを!?」
ノノミ「急いで向かいましょう!」
アヤネ「先生!指揮をお願いできますか!?」
"もちろん!"
シロコ「それじゃあ、行こう。」
急いで市街地へ向かうと、悲惨な光景が広がっていた。
ビルは半壊し、道路には爆破跡が多数。車もかなりの数燃えている。
ノノミ「これは......。」
セリカ「こんなにめちゃくちゃにして!許さないんだから!」
シロコ「アヤネ。敵の位置は?」
アヤネ:ここより南西の方角に居ます!
ホシノ「りょうかーい。」
瓦礫の山と化した市街地を進む。辺りにはパニックになって必死に逃げている人が居る。
その流れに逆らいながら、犯人のいる場所へと向かう。
辿り着いた場所は瓦礫の山。7メートルは積みあがっている。
その頂上に居たのは......。
メリノ*「......ん?」 - 20◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 02:52:20
セリカ「め、メリノちゃん!?」
ノノミ「でも、メリノちゃんは入院しているはずじゃ......。まさか、」
シロコ「もう一人の、メリノ。」
メリノ*「もう来たんだ、早かったね。」
メリノ*「もっと暴れたかったんだけど。」
そう言って、もう一人のメリノは銃を一丁投げる。
それは、市販でよく売られている銃で、丈夫で長持ち故に多くの人が愛用している銃。
違う点と言えば、カラーリングと、ステッカーが貼られているくらいだった。
ホシノ「こんなことして......(グッ)どうしたの?おじさんに話してごらん?」
セリカ「許さないわ!街をこんなにめちゃくちゃにして!絶対に!」
メリノ*「そんなに怒らないでよセリカ。柴大将の屋台は無事だよ?」
メリノ*「大将はどうかは知らないけど。」
セリカ「この......。」
ノノミ「もう!私ももう我慢の限界です!悪い子にはお仕置きですよ!」
シロコ「許さない。」
ホシノ「これは少しお灸をすえなきゃねー。」
メリノ*「そうだ......そうやって嫌って......(小声)」
メリノ*「じゃあ......来てみなよ!」 - 21◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 02:55:10
ー戦闘開始ー
1ターン目
メリノ*の体力
??
トラップの数:dice1D10=
対策委員会の体力(前線組だけ)
ホシノ:90
ノノミ:60
シロコ:75
セリカ:65
指揮ボーナス
全員の攻撃力上昇
- 22◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 02:57:14
メリノ*陣営の攻撃
メリノ*dice1d100=76 (76) [攻撃68%]
地雷dice1d100=40 (40) [攻撃150%] 数dice1d10=8 (8)
対策委員会の攻撃
ホシノ dice2d100=47 55 (102) [防御90%/攻撃90%]
ノノミ dice1d100=74 (74) [攻撃70%]
シロコ dice1d100=68 (68) [攻撃75%]
セリカ dice1d100=97 (97) [攻撃50%]
- 23◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:00:18
メリノ*陣営の攻撃
地雷:dice7d100=52 21 56 58 13 59 83 (342) [攻撃150%](残りの分)
地雷:dice8d60=40 43 17 31 28 34 37 20 (250) [対象:dice8d4=3 2 3 1 4 3 4 2 (22) ]
対策委員会の攻撃
dice2d40=40 36 (76) [対象:メリノ*]
- 24◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:03:23
2ターン目
メリノ*の体力
??→??
トラップの数:0
対策委員会の体力(前線組だけ)
ホシノ:90→79
ノノミ:60→0
シロコ:75→0
セリカ:65→0 - 25◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:04:52
メリノ*陣営の攻撃
dice1d100=4 (4) [攻撃68%]
対策委員会の攻撃
ホシノ dice2d100=40 98 (138) [防御90%/攻撃90%]
アヤネ dice1d100=(自動成功) [支援特急便]
- 26◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:06:44
メリノ*陣営の攻撃
dice1d40=1 (1) [対象:ホシノ]
支援特急便の回復
dice1d40=29 (29) [対象:ホシノ]
- 27◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:07:34
2ターン目
メリノ*の体力
??
トラップの数:0
対策委員会の体力(前線組だけ)
ホシノ:79→90
ノノミ:0
シロコ:0
セリカ:0 - 28◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:08:41
メリノ*陣営の攻撃
dice1d100=(自動成功) [邪魔]
対策委員会の攻撃
ホシノ dice2d100=37 51 (88) [防御90%/攻撃90%]
- 29◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:09:19
対策委員会の攻撃
dice1d40=36 (36) [対象:メリノ*]
- 30◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:10:41
4ターン目
メリノ*の体力
??→??
トラップの数:0
対策委員会の体力(前線組だけ)
ホシノ:90
ノノミ:0
シロコ:0
セリカ:0 - 31◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:11:26
メリノ*陣営の攻撃
dice1d100=10 (10) [攻撃68%]
対策委員会の攻撃
ホシノ dice2d100=32 60 (92) [防御90%/攻撃90%]
- 32◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:12:52
メリノ*陣営の攻撃
dice1d60=10 (10) [対象:ホシノ](EX:残り3)
対策委員会の攻撃
dice1d40=17 (17) [対象:メリノ*]
- 33◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:13:23
5ターン目
メリノ*の体力
??
トラップの数:0
対策委員会の体力(前線組だけ)
ホシノ:90
ノノミ:0
シロコ:0
セリカ:0 - 34◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:14:21
メリノ*陣営の攻撃
dice1d100=10 (10) [攻撃68%]
対策委員会の攻撃
ホシノ dice1d100=(自動成功) [戦術的制圧]
- 35◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:15:31
メリノ*陣営の攻撃
dice1d100=31 (31) [攻撃68%]
dice1d60=40 (40) [対象:ホシノ](EX:残り2)
対策委員会の攻撃
dice3d40=3 10 37 (50) [対象:メリノ*](装甲10付与)
- 36◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 03:38:05
メリノ*「はあ......はあ......」
ホシノ「降参して、悪いようにはしないから。」
メリノ*「ま、まだ。戦える。」
???「それは、私が来ても?」
メリノ*「っ!?」
アヤネ「し、シロコ先輩!来てくれたんですね!」
シロコ*「流石に心配になってきたけど......。」
シロコ*「メリノ。なんでこんなことしたの?」
メリノ*「......。(スッ)」
(ボフンッ!)
ホシノ「うえ!?また煙幕!?」
シロコ*「逃がさない。(ダンッ!)」
ホシノ「当たってない......かな?」
シロコ*「ん、多分逃げられた。」
ホシノ「そっか~」
シロコ*「それより、みんなを手当てしよう。」
シロコ*「アヤネ、救援頼める?」
アヤネ「お任せください!」
倒れた三人の手当てをして、学校まで運んだ。夕方近くにみんな目を覚まし、事の顛末を伝える。
セリカ「次にあったら絶対捕まえてやるんだから!」
......。
住民「なあ......今のって......」
住民「メリノちゃんだよな......?」
住民「いや、メリノちゃんがあんなことをするわけ......。」
住民「でも、あの特徴的な角は......。」
住民「どういうことだ......?」
住民「メリノちゃんは......優しい子じゃなかったのか......?」
[第十一話 新月]
終了 - 37◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 05:04:32
[第十二話 三日月]
メリノ「うっ......ん......。」
目が覚めると、見知らぬ天井。
泥の中から上がったように頭が重く、うまく思考を回せない。
外はまだ明るく、時計を見ると15時ほどだった。
メリノ「ここ、どこだろ?」
メリノ「消毒の匂い......病院?」
メリノ「とりあえず、スマホは......(ガサゴソ)」
メリノ「えっと......通知が結構来てる。」
メリノ「「今起きました。病院に居ます。」っと。」
(ポスッ)
メリノ「ふー......そういえば、なんで病院に居るんだろ?」
昨日は普通に寝て、それから......ダメだ。頭が回らない。
メリノ「眠い......さっきまで寝てたのに......。」
最近はいつもそうだ。寝ても寝てもなぜか寝た気がしない。
メリノ「とりあえず......モモッターでも見ようかな?」
こういう時は気分転換が大事。
そう思ってモモッターでアビドスタグを調べる。
メリノ「......え?」
(コンコン)
アヤネ「メリノちゃん。入りますよ。」
(ガラガラガラガラ)
(ヒュオー.......)
アヤネ「あれ?メリノちゃん?」
シロコ「どうしたの?アヤネ?」
アヤネ「め、」
アヤネ「メリノちゃんが居ません!」
一同「!?」 - 38◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 05:22:30
ノノミ「い、いないってどういうことですか!?」
セリカ「もしかして、また誘拐!?」
シロコ「それは......。」
シロコ*「それは、ないと思う。」
シロコ*「こんなとこで誘拐なんてあったらもっと大騒ぎになってる。」
セリカ「じゃ、じゃあ......一体どこに行ったのよ!」
シロコ*「分からない。」
セリカ「そ、そうだ!先生!また、メリノちゃんの位置を教えて!また助けに......。」
(ビービービービー)
アヤネ「皆さん!現在アビドス砂漠にてビナーが出現しました!」
シロコ「また?」
ノノミ「こんなタイミングで......。」
ホシノ「......。」
"みんなはメリノのところに行ってあげて。" - 39◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 05:22:46
アヤネ「え!?でも、ビナーは......。」
"私が何とかしてみせるよ。"
"[大人のカードを取り出す]"
シロコ*「......先生。本気?それを使い過ぎたら......。」
"シロコ。"
"私は私がどうなろうとも、生徒を助けるよ。"
"それが、先生としての義務だから。"
シロコ*「そうだね。先生はそういう人だった。」
シロコ*「でも、無理はしないでね。」
アヤネ「先生。ビナーの撃退。お任せしてもいいですか?」
"もちろん。"
"じゃあ、行ってくるね。"
ホシノ「気を付けてねー、先生。」
ホシノ「さてと......先生があんなに頑張っているんだし、私たちも頑張らないとだよー?」
シロコ「もちろん。」
セリカ「そうね。ここまでしてくれたんだもの!必ず見つけるわよ!」
ノノミ「そうですね!」
シロコ*「先生の頑張りは無駄にしない。」 - 40◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 05:56:00
夕日に照らされる街を走る。足を止めたら撃たれる。
病院を抜け出して、私はこの街から逃げるように走っていた。
足を止めようと考えると、"あの言葉"がよぎり、足を動かす。
メリノ「はあ、はあ、ゲホッ.......はあ、はあ......」
なんでこうなったのか全く分からない。
メリノ「流石に......休まないと......。」
見つかったら撃たれる。
私が何をしたというんだ。何もわからない。だが、みんなが私を恨んでいる。
モモッターで見つけたみんなの恨み言。それが頭の中から抜けていかない。
「みんながあなたを恨んでいます。」
逃げなきゃ......逃げなきゃ逃げなきゃ逃げなきゃ。
(ドスッ)
メリノ「わっぷ!?」
チンピラ「あ?」
チンピラ「いってえなあ、どこ見て......。」
メリノ「えっと......。」
チンピラ「お前、メリノだろ?あの爆発を起こしたよお。」
メリノ「ち、ちがま......。」
チンピラ「嘘ついてんじゃねえよ!お前のせいで仲間が傷ついたんだよ!どうしてくれんだ!?」
メリノ「え、あ......。」
チンピラ「ちゃんと誠心誠意謝れや!(ドゴッ)」
メリノ「あが!?」
チンピラ「あんなの起こしやがってよお!(ドゴッ)気に入ってた店も行けねえんだよ!(ドゴッ)おら!なんか言ってみろや!!」
メリノ「ご、ごめんなさい......。」 - 41◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 06:12:08
チンピラ「声が小せえ!」
メリノ「ごめんなさい!うう、許して......ください......。」
チンピラ「反省の色が見えないな。」
メリノ「ごめんなさい!許してください!お願いします!!」
チンピラ「こいつ大通りに持ってこうぜ。」
チンピラ「お、いいなそれ。こっちこい!」
メリノ「い、いや!やめて!髪引っ張らないで!」
髪を引っ張られ、日のあたる場所に引きずり出される。
チンピラ「おーい!みなさーん。ここにあのテロ犯が居ますよー!」
メリノ「!?ま、待って!それだけは!!」
住民「あれが......あのテロ事件の犯人......。」
住民「ゆるせねえ!この街から出ていけ!」
「聞こえますか?これがあの場所に籠っていたあなたへの怨念です。」
メリノ「ち、ちが......私じゃ......」
???「メリノ......ちゃん?」
メリノ「あ、商店街の.......。」
商店街のおばちゃん「あんた!何をしてるんだい!」
メリノ「......え?」
商店街のおばちゃん「娘みたいに思っていたに......そんな子だったんだね......!」
メリノ「ち、違います!私じゃないんです!」
商店街のおばちゃん「自分のやったことも認めないなんて......あんたのせいで私の店は!店......は!」
商店街のみんな「そうだ!あの事件で建物がつぶれたんだぞ!」
「さあ、受け止めなさい。それがあなたの「罪」なのです。」
メリノ「......。」
石が飛んでくる。角に、髪に、体に、言葉の鉛弾と一緒に心を奪っていく。
私は、みんなの為に動こうとしたのに......なんで。
なんでこうなったの?
[第十二話 三日月]
終了 - 42◆Rr0As2zifm7H24/10/27(日) 06:13:12
今日のところはここで終了します!
いやあ、曇らせって楽しいですね!
では、おやすみなさい~