【閲注】相澤先生関連のSSを書いていく・9

  • 1二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:03:46

    相澤先生最推しで雑食なスレ主が先生関連のSSを書いていく
    CP無夢クロスBLNL左右非固定何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれ
    CP関係は最近右寄りが多い(だがいきなり左も飛び出る)

    なんとなんと9スレ目
    狂気って長続きするもんですね
    10スレ目までは続けたいなあとか思ってるよ
    昼間保守が出来ない人間なので保守してくれる人や雑談してくれる人歓迎です

    新規の人も楽しんでいってくれ

  • 2124/10/26(土) 22:04:03
  • 3124/10/26(土) 22:04:19
  • 4124/10/26(土) 22:04:37

    歴代スレ

    初代

    【閲注?】相澤先生関連のSSを書いていく|あにまん掲示板先生関連のSSを書いていくスレ主が相澤先生最推しで夢BLNL左右非固定の人間なので何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれbbs.animanch.com

    2

    閲注?】相澤先生関連のSSを書いていく・2|あにまん掲示板先生関連のSSを書いていくスレ主が相澤先生最推しで夢BLNL左右非固定の人間なので何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれ前スレhttps://bbs.animanch.com/board/3846…bbs.animanch.com

    3

    【閲注?】相澤先生関連のSSを書いていく・3|あにまん掲示板先生関連のSSを書いていくスレ主が相澤先生最推しで夢BLNL左右非固定の人間なので何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれこんな壁打ちスレが3つも続いてる!いつも感想有難うございます!楽しい!飽きる…bbs.animanch.com

    4

    【閲注?】相澤先生関連のSSを書いていく・4|あにまん掲示板先生関連のSSを書いていくスレ主が相澤先生最推しで夢BLNL左右非固定の人間なので何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれこんなスレがもう4つもある狂気いつも付き合ってくれてる人たち有難うこれからも…bbs.animanch.com

    5

    【閲注?】相澤先生関連のSSを書いていく・5|あにまん掲示板先生関連のSSを書いていくスレ主が相澤先生最推しで夢BLNL左右非固定の人間なので何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれ単発スレのつもりが随分遠くまで来たこのスレはスレ主が飽きるまで相澤先生中心の…bbs.animanch.com

    6

    【閲注?】相澤先生関連のSSを書いていく・6|あにまん掲示板先生関連のSSを書いていくスレ主が相澤先生最推しで夢BLNL左右非固定の人間なので何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれCP関係は最近右寄りが多い(だがいきなり左も飛び出る)このスレが6スレ目………bbs.animanch.com

    7

    【閲注】相澤先生関連のSSを書いていく・7|あにまん掲示板先生関連のSSを書いていくスレ主が相澤先生最推しで夢クロスBLNL左右非固定の人間なので何が飛び出てくるかわからねえ、覚悟してくれCP関係は最近右寄りが多い(だがいきなり左も飛び出る)ついに7スレ目に…bbs.animanch.com
  • 5二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:05:13

    たておつ

  • 6二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:06:22

    たておつ
    10スレまでとは言わずいつまでもやっててくれてええんやで…ふらっと帰ってきてもええんやで…
    いつもありがとう

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:07:09

    たておつやで

  • 8二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:08:46

    立て乙
    前スレの怒涛の有罪澤めちゃくちゃ楽しかった

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:09:15

    たておつ
    スレ主のssにいつも助けられてるで

  • 10二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:09:55

    スレ民たちが一斉に『『有罪』』!!って言ってるのおもろいな
    本当に山田に一発喰らった方がいいですよ先生
    まあきっともうA組女子にあんなことした時点で戻れねえんですが

  • 11二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:11:00

    たておつ
    俺はスレ主が飽きるまでついてくぞ

  • 12124/10/26(土) 22:11:22

    そんじゃあ失恋爆豪の話を投下していくね


     もしも。
     もしも、もっと早く自分の気持ちに気付いていたのなら。そしてもっと早く行動していたのなら。何か変わったのだろうか。

     ‡

     負けることが昔から嫌いだった。
     いや、少し違う。勝利以外の全てが嫌いだった。敗北が糧にならないとは言わないが、それでも自分が目指すのは完膚なきまでのトップだった。
     爆豪はこの日初めて「負けたこと」に対する悔しさを忘れていた。

    「卒業したら相澤先生の事務所貰うことになった」

    「うええ!?」

  • 13124/10/26(土) 22:11:42

    >>12

     夜。

     広間に集まってみんなが雑談をしているときのことだ。一年の時と比べて少し髪の伸びた心操がそう言いだした。一斉に集まる視線に彼はポーカーフェイスのまま視線を逸らす。

     いつも通りの顔をしているが手はぎこちなくグーとパーを繰り返し、落ち着かないように首の裏を掻いている。

     質問が矢継ぎ早に飛びそうになった瞬間、場の空気を察した蛙水がいの一番に問いかける。

    「事務所を貰うって……」

    「先生、もうヒーローとしては現場に立てないし、俺らが卒業したら事務所畳むって言ってて。だったら俺に下さいって言ったら「まァ別に良いよ」って」

    「か、軽いな……先生らしいけど」

  • 14124/10/26(土) 22:12:06

    >>13

    「っていうか師匠から事務所も貰うんか! 良いな~! そんなん信頼の証じゃんね!」

    「先生に信頼してもらえるのって凄いわ。心操ちゃんの努力の結果ね」

    「……有難う」

     普段なら褒められても「やめろよ慣れ合うの」と言いそうなものだが、こればかりは本当にうれしかったのか心操がはにかみながら受け応える。

     その姿が珍しく、一部の女子や男子たちから髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜられていた。

    「でもなんで僕達に?」


    「……相澤先生はみんなにとっても恩師だし、先生の今後が気になってる人も多いと思って。それなのにずっと黙ってるのは……その、クラスメイトに、不義理かな、って」


     つまずきながらの言葉に、室内全体がなんだか感動ムードになる。心操は恥ずかしさからか珍しくポーカーフェイスを崩して赤面していた。

  • 15124/10/26(土) 22:13:49

    >>14

    「し、心操~!」

    「やめろ切島もう無理だから……おいもう無理だって!」

     もみくちゃにするメンバーに切島が加わり、重力に押しつぶされた心操が呻き、周りからは笑いが漏れる。爆豪はその様子を少し離れたところから見ていた。

     誰にも気づかれないまま、そっとその場を離れた。彼がこういう時輪に入ってこないことは皆理解していたのでその場から消えても誰も言及することはなかった。ただ一人心操が部屋に戻る爆豪を呼び止めようとしたが、他のクラスメイトに声をかけられてそれも届かない。好都合だった。

     エレベーターに乗って四階まで上がり、自室へと戻る。心臓に疾患が残っているためにつけてもらったスマートウォッチを起動し、薬をしっかりと飲んでからベッドに横になった。


    「何が事務所じゃクソが……」


     自分の口から負け惜しみのような言葉が出てきたことに驚きつつ、体を丸めて布団に潜り込んだ。

  • 16124/10/26(土) 22:14:51

    >>15

     ‡


     爆豪がその現場を目撃したのは誓って偶然だった。

     夜、少しならばリハビリとして外を出歩くことを許されている爆豪は雄英の中に設置された森林を歩きつつ、夜風に当たっていた。

    「……」

     右手を動かすが、掌は相変わらず動かない。握ることが出来ず握力は宿らなかった。

     まだ”個性”を使えるほど右手は使い物になっておらず、心肺機能も復活しているわけではない。だが、卒業後はベストジーニストの事務所で面倒を見てもらえることとリハビリに最適な環境を提供してもらうことが決まっていたからか、今できることを全力でやるという信念にブレはなかった。

  • 17124/10/26(土) 22:15:30

    >>16

     焦りが無いと言えば嘘になるが、一番近くにいる幼馴染は”個性”が無くなることを理解しながらも将来を見据えている。更にその先へ行くことを自負している自分がこの程度の逆境で焦りを感じ取り乱すわけもなかった。

     風が強く吹く。

    「……! ………!」

    「んだァ……?」

     風に乗って、声が聞こえてきた。

     普段ならばどうせ他科の連中だろうと見過ごすが、聞こえる声がやけに聞き覚えのある低音だったので足を止めた。

    「センセーと、心操……?」

     足は思わず音源へと向かう。

     あの二人が師弟関係であることは知っているが、こんな夜遅くまで一緒に居ることは珍しい。

     担任の相澤は自分は寝袋で寝る癖に自分たち生徒には散々しっかり睡眠を取れとうるさく言うことが多かった。当然、その生徒の中には弟子の心操も含まれる。

    「なにやってんだ」

  • 18124/10/26(土) 22:16:31

    >>17

     夜遅く、二人きり。

     きっと何らかの理由があるだろうが爆豪は自分の中に芽生えた好奇心を抑えることが出来なかった。足音を出来るだけ殺して、音に近づいていく。

     そして、月明かりに照らされた二人の影が爆豪の視界に入った時。

    「────」

     唇を合わせている、二人が。

     息を殺す。これを見て良いわけではないと自分が分かっている。だが目を逸らせない。


     ──これ、キスだ


     頭の中が沸騰するくらい顔が赤くなっていく。心拍数が上がりそうになるのを気合で堪えた。心操が背伸びをして、相澤は目を閉じてそれを受け入れている。

  • 19124/10/26(土) 22:18:00

    >>18

     心操の押し付けるようなそれから漏れる小さな吐息に、爆豪はやっと正気に戻って物陰に隠れる。暫くすると、やっと離れたのか会話が聞こえ始めた。

    「ほ、本当に、良いんですね?」

    「それキスした後に確認するか、普通?」

    「あ、あ、すみません、あの、でも、夢みたいで」

    「ったく、卒業したらって言ったのにな」

    「ごめんなさい、あの、我慢、出来なくて」

     心操は涙声になっていた。

     そんな声を爆豪は聞いたことはない。いつだってポーカーフェイスで、飄々としている男だった。けれど相澤の前で涙を見せる男は、まるで自分たちより年下の様で。

    「まったく、生徒に手を出すなんてな。辞職モンだ」

    「えっ、あ、いや、だって今のは俺が勝手に」

    「でも俺は拒まなかったよ」

    「びっくりしてたんですよ。誰だって生徒にキスされたらびっくりするでしょ」

    「そうはいってもな」

  • 20124/10/26(土) 22:19:55

    >>19

    「今のはノーカン、ノーカンですよ。先生、ちょっと俺よろけただけです、本当に、先生は唇で受け止めてくれただけで」

    「苦しいな言い訳が」

     心操は必死になって弁明していた。相澤はそれを揶揄うように笑っていたが、あの男がどこまで本気かは爆豪にはわからない。もしこれでこのタイミングで辞職をするなどと言い始めたら使い物にならない右手で心操を爆破するしかないな、とすら思った。

     その思考にいたって、ふと爆豪は気づく。


     ──……ンで爆破すんだ?


     どうして、爆破するのが心操だけなのか。この場合辞職を決めた相澤を爆破するべきではないのか。

     自分の感情が理解できず首を捻る。

     その思考を遮るように、相澤が笑った。

    「冗談だよ、俺だってこの立場を手放すわけにはいかない。お前だけじゃない手のかかる生徒たちがたくさんいて、そいつらをちゃんとヒーローとして送り出す義務がある」

  • 21124/10/26(土) 22:20:49

    >>20

    「先生……」

    「キスは見逃してやる、お前の言う通り俺はよろけたお前を唇で受け止めただけだ」

    「改めて聞くと苦しいですね言い訳が」

    「やかましい。告白は卒業が終わってからもう一度頼む。まァ……それまでお前が他の可愛い女子とかに流されずこんなおっさんを好きでいたらの話だが」

    「ずっと好きですよ」

    「どうだか。最近後輩女子から熱烈にアプローチされてるらしいじゃないか」

    「どうしてそれを……」

    「さァね?」

    「もしかして嫉妬ですか? 嫉妬ってやつですか?」

    「お前案外ポジティブだな」

     相澤の呆れ声が聞こえる。その声がどうにも愛しさに満ちていて、胸が苦しくなった。発作だろうかと一瞬焦るが、それとはまた違うものだ。苦しいが、心疾患とは何らかかわりのない症状。

  • 22124/10/26(土) 22:21:54

    >>21

     ──なんだ、これ

     胸が苦しい、呼吸が辛い。

     けれどスマートウォッチに記されている心拍数は平常通りだ。和気あいあいとした会話が聞こえてくるたびに胸が痛むのに、数字には表れない。

    「事務所の件はみんなに言っても良いですか?」

    「どうして」

    「みんな先生の今後気にしてるので」

    「気にしてないだろ」


    「してます。口に出さないだけですよ、特に爆豪なんかは結構直接聞いてきますよ」


    「爆豪が?」

     どくり。

     心臓が跳ね上がる。ディスプレイに記載された心拍数が初めて上がり始めた。

    「はい。だいぶ慕われてますね先生」

    「……そう」

    「あ、嬉しいんですか?」

    「そりゃ、まあ。俺あんまり好かれる教師じゃないし」

    「その自認はちょっとおかしいな……」

    「そうか?」

  • 23124/10/26(土) 22:22:34

    >>22

    「ブラドキングみたく分かりやすく可愛がることだけが好かれる秘訣じゃないですよ。まァでも、爆豪があんなに懐いていたのは俺としても意外でした」


     ──懐いてねェわボケが後で覚えとけよ


     爆豪は反射で思わず内心言い返す。

     だが、同時に心操の言葉に心当たりもあった。相澤の今後について、執拗にあの男に聞いていた自覚はある。というのも相澤は直接聞いても答えないので弟子に聞くしかなかったせいなのだが。

     たしかに、自分らしくはなかったかもしれない。

     落ち着いていく心拍数に比例して、爆豪の思考はクリアになっていた。


     ──俺ァどうしてそんなセンセーの今後を聞こうとしてたんだ……?

  • 24124/10/26(土) 22:23:32

    >>23

     自分の思考を客観的に分析することは爆豪の得意とするところだった。一つ一つを検証していく。相澤からの言動、それを受け止める自分の感情、そして発露した自分の言動、行動、そのほか。

     そして一つ一つを整理していくと、ピースがぱちりと嵌るようにして一つの結論が導き出されていく。


    「──っ」


     爆豪は、一つのことに思い当たってしまい思わず自分の口を覆った。咄嗟に動いたのは左手で、麻痺が残る右手は自分のことを庇ってすらくれない。

    「先生、あの、抱きしめる、とかは」

    「ダメ」

    「じゃあ手をつなぐのは」

    「ダメに決まってるだろう、卒業まで我慢しろ」

    「ゔ~……」

     心臓がうるさい、痛い。

     嫌だ、なんで気付いてしまったんだ、どうして、なんでこんなタイミングで。

     涙が出てきそうになる、呼吸が苦しくなる。それらを必死に押し殺して、後ろで幸せそうな二人の声を聞いた。

  • 25124/10/26(土) 22:24:35

    >>24

    「じゃあ先生、俺が今から言う事否定しないでくれませんか。応えなくていいんで」

    「……しょうがないな、良いよ」

     そんな、甘い声を俺は聞いたことが無い。

     当たり前だ、聞かせてもらおうと思ったことが無いのだから。その為に動いたことが無いのだから。

     心操の足音が──相澤のものでないのは分かっていた。彼は片足が義足だから──相澤の方へと一歩近づく。


    「先生、好きです」


    「……そう」

     この世の幸せを全部集めたらきっとこんな形になるんだろう。柄にもなく詩的なことを考えた。

     それからしばらく二人は事務的なことを話して、けれど距離感だけはそのままで。爆豪がここで息を殺していることなんて知りもしないまま。

     そうして五分ほどが経過しただろうか「そろそろ寝なさい」と相澤が解散を告げる。

  • 26124/10/26(土) 22:25:47

    >>25

    「はい、有難うございました」

    「ん。あ……そっちの道はたしかパワーローダーが工事するって言ってたから帰るなら迂回してもらえるか」

    「了解です」

     心操の足音が消えていく。

     静かになった空間に、相澤のため息の音がよく聞こえた。

    「さて」

     片足が義足の特徴的な足音がこちらへと近づいてくる。爆豪は逃げる気はなかった、これだけ近くに居てこの人が気付かないわけがない。何より、先ほど心操にわざわざ「迂回をしろ」と言っていた。

     それはつまり。

    「爆豪、大丈夫か?」

    「センセー……」

    「心拍数とかのモニターは平常値内だったから声をかけずにいたんだが……」

    「や、だい、じょうぶ」

    「そうか」

  • 27124/10/26(土) 22:26:32

    >>26

     座り込んだ爆豪に相澤は視線を合わせる。

     先ほどまでの甘やかな雰囲気など一切見せず、いつもの教師としての彼が爆豪の目には映っていた。

     だが、ほんの少し滲ませた気まずさが先ほどのことを「なかったこと」にしようとしていないとわかる。

    「……見てたろ」

    「ぉん」

    「爆豪、こんなことをお前に頼むべきじゃないのは分かっているんだが」


    「俺が見たんはあいつがよろけたのをセンセーが唇で受け止めたとこだけだ。あとは……遠くて、話し、あんまきこえんかった」


     言われたくなくて、言わせたくなくて。

     爆豪は早口に言葉を遮る。目の前の担任が目を見開いた後あからさまにほっとしたのを見て、一層胸が締め付けられた。

  • 28二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:27:31

    切ねえよ!!!!

  • 29124/10/26(土) 22:28:23

    >>27

     ──そんなにあいつが大事かよ。

     在学中の身分で、教師である相澤に迷惑がかかるとわかっていて、それでキスをしたあいつが、そんなに大事なのか。

     口から出そうになる罵倒を必死に口内に押しとどめる。

     わかっている。あの男は自分の感情をきちんと理解してそのうえで勝負に出た。土俵にすら上がっていない人間が、外野から文句を言うべきではない。

     自分は、勝負の場にすら立っていない。

    「悪いな」

    「……別に」

    「送ってく、立てるか?」

     相澤から手を差し伸べられる。


     立てるわ、と言いたかった。いつも通りに振舞いたかった。


    「……ゃ、無理、かもしれん」

  • 30124/10/26(土) 22:30:07

    >>29

    「あ? そんな具合悪いのか、すぐ病院に」

    「そ、いうんじゃねえ。ずっと座ってたから、今立つとくらっとくんじゃねえかってだけだわ」

    「だが」

    「本当に、そういうんじゃねえ、でも、立てねえ」

     すぐに教師の顔に戻ってこちらを心配してくるこの男と顔を合わせたくなくて、けれど言葉をこれ以上紡ぐことが出来なくて、自分の心に精いっぱいの抵抗をする。涙が零れ落ちかける。

     目の前の男が、息をのむ音が聞こえた。

     相澤は少し悩んでから、爆豪の膝裏と背中に手を入れ、ひょいと持ち上げる。

    「少し揺れるぞ」

    「おん」

    「大丈夫か? いきなり高くなって気持ち悪くなってないか?」

    「別に」

     本当は浮遊感が少し気持ち悪かった。これならば歩いたほうが余程マシだ。

  • 31124/10/26(土) 22:31:05

    >>30

     けれどそんなことを言ったらこの人は肩を貸して歩かせるだろうから、爆豪は何も言わない。

     相澤の足が一歩また一歩と寮へと進んでいく。

     爆豪はたくましい相澤の胸に頭を預けた。きっとこの男は全部気付いている、気づいたうえで知らないふりをしている。

     いっそここで彼の唇を奪ってしまおうか。

     そういう発想すら思い浮かんだ。

     けれど。

     けれど、

     爆豪の手は薄情で動いてくれない。わかりきっていた、この男がもう自分のものにならなくなってしまったことくらいは。だから負け惜しみすらいえない、伝えることすらできない。

     僅かに揺れる腕の中で、爆豪は苦しみから逃れるように目を閉じた。

  • 32124/10/26(土) 22:32:48

    >>31

    ここまで~!

    かっちゃんってマジ失恋する姿が似合うよな…やっぱ心強き男は自分が土俵にすら上がれないうちに決着がついてしまってるのが一番堪えるよね…可愛いよね…

    先生は狡い男だから全部わかったうえで応えてくれないのが似合うよね…という欲望の悪魔合体です

  • 33二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:36:36

    心相の可愛さと爆豪の切なさで情緒狂う
    また罪深いことしてるなこの男

  • 34124/10/26(土) 22:36:52

    以下没になった展開等

    先生に好きと伝えることが出来ないままキスだけしてしまった爆豪
    だが先生はなかったことにしてしまい次の日いつも通りに接してくる
    余りにも情けなく一人男泣きしているところを出久に見つかり失恋したことを伝える
    「君が諦めるなんて!」と幼馴染に解釈違い起こした出久により好きな相手(先生とはバレてない)に突撃されそうになる「マジやめろおい出久止まれおいコラクソナードォ!」となり近くに居た心操に助けを求めて洗脳で止めてもらう
    そこで心操と話し「適当やってたら俺がとるかんな」「手ごわいな」と良い感じに終わる

  • 35二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:36:59

    スレ主のひとでなし…!!!
    それはそれとして失恋似合う男がかっちゃんなのはわかるの悔しい

  • 36二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:38:26

    気づいた時には遅すぎるシチュ大好き
    かっちゃん失恋が似合うのクソ分かるわ

  • 37124/10/26(土) 22:40:08

    >>34

    爆豪が好きになった先生の行動や言動を思い起こすシーン

    余りにも女々しいのでカット

    いつから先生のことを好きになっていたのかを冷静に考える爆豪

    期末試験での自分たちの脆弱性の指摘、記者会見での言動、家庭訪問、VS死柄木での活躍、傍に居てくれることのただただ強い安心感、全部が尊い思い出で、知らないうちに「この人に俺を好きになって貰いたい」と思っていたが恋心を認められるだけの度量がなかったのと経験不足故に気付くのが遅れてしまった

  • 38124/10/26(土) 22:43:06

    反応嬉しい~!ありがとう
    かっちゃんはね、失恋がとってもよく似合うの
    気付いたときには全部遅くて自分の欲しいものは何一つ手に入らない姿がよく似合うの

    相澤先生は常に追われる立場の人だと思ってる
    何かを追いかけてすり抜けることを恐れているから相手に求めてもらってやっと恋愛が出来る人

  • 39124/10/26(土) 22:44:36

    書きたいもん書いたから今日は寝るぜ!
    明日も起きたときの気分で書くの決めるね
    おやすみやで

  • 40二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:45:07

    どの展開も良すぎる

    >>34の色々吹っ切れて宣戦布告してるのすごいかっちゃんって感じだ

  • 41二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:47:35

    >>37

    >>恋心を認められるだけの度量がなかった

    ここすごい爆豪勝己って感じだわ

  • 42124/10/26(土) 22:51:25

    今思ったけどCPモノで最初に書いたのも緑谷の失恋だったわ
    ごめんな幼馴染…

  • 43二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:52:29

    スレ主のSSで心操くんの想いが健全に叶ったの初めて見たからめっちゃほっこりしてる気持ちと爆豪くんに同情して切ない気持ちが争ってる

  • 44二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:57:16

    >>42

    マジ?って思ってみてきたら赤字で爆笑した

  • 45二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 22:59:49

    片や気持ちをちゃんと受け取って応えてもらえてる一方で自分の気持ちは気付きつつやんわりと流されてるの切なさと大人の狡さが限界突破しとる

  • 46二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:01:55

    当て馬とか三角関係とかが苦手だけどするする読めたからなんでだろうって思ったらそうかそもそも当て馬にも三角関係にもなれなかったんだ…つら…

  • 47二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:02:08

    赤字強調される実らないほんま笑う

  • 48二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:07:10

    何故か恋愛が上手くいかないイメージある幼馴染達
    デクは明るい失恋話爆豪は湿った失恋話がよく似合う気がする

  • 49二次元好きの匿名さん24/10/26(土) 23:53:03

    いつかスレ主がいなくなってしまうことに怯えてる
    もしかしてこれが…恋!?

  • 50二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 00:12:32

    スレ主あんまり安易な曇らせとかやらないけど時々この人が書いたガチの曇らせというか鬱展開が見たくなる
    凄く丁寧に人の心を折りそう
    たぶんキャラより先に俺らの方が心折れそう

  • 51二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 00:59:40

    >>50

    わかる

    似たような理由でスレ主は絶対書かないと思うけどヤンデレとかも見てみたい

    俺らが想像できないようなブツを書き上げてくれるんじゃないかと思ってしまう

  • 52二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 11:03:08

    スレ主の相澤先生の解釈はもちろんのこと他キャラの解釈まで結構ちゃんと軸があるの毎回すごいなと思ってる

  • 53124/10/27(日) 12:58:05

    おはよう
    このスレ民ほんとに私のこと褒めてくれるな(n回目)

    今日はいきなり降ってきてしまった「大戦後オルマイと差し飲みする機会のできた先生がオルマイが童貞だとしってテンション上がってしまい同意は得たものの半ば逆レの勢いで童貞を奪った後朝チュンして死にそうな顔をしてころしてくれと土下座をする」話を書こうと思う

    なおギャグなのですけべシーンは無く主に先生が死ぬほど反省し死ぬほど罪悪感に苛まれオルマイがひたすら聖人
    最終的にオル相に落ち着くかどうかはまだ書いてないからわからない

    夜になったら書きにくるね

  • 54二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 14:07:53

    やらかし澤嬉しい
    スレ主の書く右澤エチおじ要素あるの本当助かるし寿命が伸びる

  • 55二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 14:18:56

    スレ主お酒で失敗したりするやらかし澤先生好きね
    俺も好き

  • 56124/10/27(日) 17:47:36

    さっき一瞬だけど規制されてた
    もし規制されてこっち書き込めなくなったらワイにはあにまんに書き込む手段がゼロになるので作品ページを更新する形で生存を知らせていくで
    したら誰かURLとか貼ってくれると助かる

  • 57124/10/27(日) 17:48:17

    ところでなんだが
    なんだかんだ私生活でやらかしてしまう相澤先生が好き

    競馬を嗜む程度にやってる相澤先生も好き
    人気薄だけど自力のある馬に賭けてたらラスト1ハロンで化け物突っ込んできて「嘘だろ!?」って叫んでて欲しい(自語り:今日の天皇賞秋負けました

  • 58二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 18:16:36

    スレ主競馬負けてて草

  • 59124/10/27(日) 18:32:32

    相澤先生の競馬はですね
    最初は潜入先のおっちゃんから信頼を得るために始めたことなんだけどだんだん馬に愛着がわいてしまってそのままG1(とっても凄いレース)に少額を賭ける程度にはハマってしまってたら可愛いなって思うんですよね
    差し馬や追い込み馬とかよりも一生懸命逃げる馬が好きそう
    逃げ馬は大体最後バテて馬郡の中に沈んでしまうので最後まで「行け…!」って応援してるタイプ

    ただG1勝ててないけど地力があると思ってる馬にはどうしても期待してしまうので逃げ馬じゃなかったり人気薄でも買ったりする
    なので時々えぐい配当になる

  • 60124/10/27(日) 18:40:54

    先生はお金を稼ぐために賭けておらず馬が可愛くて賭けているので絶対に騎手で買ったりしない
    なので馬券予想する競馬おじさんとかが嫌い
    基本的に馬券予想おじさんは騎手込みで予想をするので

    マイクも相澤の影響で馬券を買ったりすることはあるけどマイクはシンプルに人気馬が好きそうなので結構払い戻しを貰えることが多いただし額は渋い

    先生が競馬の中継を見ているのでエリちゃんも少しだけお馬さんのことを知ってる
    エリちゃんはお馬さん可愛い!って思ってるので競馬場に行きたがることがある
    最近の競馬場は結構子連れに優しいのでお馬さんを見に時々連れて行ってもらうエリちゃん
    先生はレース中叫んだりするタイプじゃないけど周りはめちゃくちゃ叫ぶのでパドックとかでお馬さんを見ることがメインでレースには連れて行かなそう

  • 61二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 18:42:58

    競馬のこと全然わからないけど今スレ主が楽しそうなのはわかる

  • 62二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 18:53:46

    お馬さん見てはしゃぐエリちゃんに優しい眼差し向ける先生が見えた

  • 63二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 18:56:32

    ポケモンの時と言いスレ主の「これが好きなんだなあ」ってのが分かる語り好き
    お馬さん見て「先生、お馬さん!」って笑ってるエリちゃんに「可愛いね」って笑顔返す先生とかめちゃくちゃ見たい

  • 64124/10/27(日) 19:57:41

    23時くらいに持ってくるぜ!

  • 65二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 20:19:48

    猫動画の他に応援してた引退馬の動画とかも見てる先生はいいな

  • 66二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 21:30:21

    >>59

    サイレンススズカとかキタサンブラックとかに突っ込んでそうな先生だ…

  • 67124/10/27(日) 23:04:10

    >>66

    相澤先生はG1勝てないけど力のある逃げ馬を応援してしまうタイプだと思うので昔のだったらツインターボとか

    あと最近のだと今日走ってたホウオウビスケッツとか好きそう

  • 68124/10/27(日) 23:04:58

    さて今から投げていくぜ!

     すごくきれいな土下座だなあ。
     たぶん、土下座という物を生まれて初めて見た気がする。言葉として知ってはいるけど実際見るのは結構貴重だよね。ファンの人に握手やハグを求められることはあっても、土下座して愛を伝えられることってないからなあ。
     ぼんやりとそう考えていると、床で頭を下げ続けている相澤くんがやっと言葉を発した。
    「申し訳ありません」
    「いや、あの、そんな頭下げないでよ相澤くん。昨日のは合意だったじゃないか」
    「あんな酒の席で取った合意に意味なんてないですよ」
    「私お酒飲んでないよ」
     ベッドに腰かけている私の足元で頭を下げたままの相澤くんは全裸の状態だった。かくいう私も服は着ていない。
     どれだけ言い募っても彼は頭を上げてくれないので、私の方から動くことにする。睡眠の質を気にして購入したマットレスが立ち上がる時の音を吸収した。

  • 69124/10/27(日) 23:05:30

    >>68

     そのままポットからお湯を入れ、インスタントコーヒーを作る。二人分作って戻ってきても、相澤くんは先ほどと同じ体勢で頭を下げたままだ。

    「相澤くん、コーヒーを飲もう」

    「……」

    「頼むぜ。頭を下げられっぱなしってのは逆に困る」

     わざと非難する言葉を選べば、彼はのそりと起き上がる。いつも顔色が悪いが今日は飛びぬけて悪い。白を通り越して青い顔はいっそ幽霊を思わせた。

     相澤くんって正直メンタルがすごく強いイメージがあったから、この顔は意外だった。彼はどんな時だって凛としていて、時には私の背中さえも押してくれた。どれだけ自分が辛い目に合っていてもだ。

     そんな彼がここまでのことになっているのだから、きっと昨日のことはとても大ごとなのだろうなとわかる。私は別に大したものを失っていないし、むしろ新しい体験が出来て楽しかったから問題ないのだけれど。

    「ええとね、相澤くん」

  • 70二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 23:06:31

    >>67

    めっちゃイイな…

    それはそうとウマ娘のツインターボとの会話は漫才みたいになってそう

  • 71124/10/27(日) 23:07:58

    >>69

    「……はい」

    「そんな死にそうな顔しないでくれ。あのさ、昨日のことは……私、別に本当に気にしてないから」

    「そ、っ、れは……」

    「そう言っても君は気にしてしまうか。とりあえずちゃんと話そう。私も君も、シャワーを浴びてお風呂入って服を着て……ご飯を食べよう」

    「……」

    「何度も言うけどな相澤くん。私は本当に怒ってないんだ、本当に、OFA継承前の緑谷少年の拳一つ分すら怒ってない」

    「……それ、ちょっと分かりにくいです」

     あ、雰囲気が少し柔らかくなった。

     顔色も少し戻ったかな、良かった良かった。私は出来るだけ安心させられるようにいつもの笑顔を浮かべる。

    「じゃ、とりあえずシャワー浴びよっか!」

    「俺は良いのでオールマイトさん先に」

    「君今一人にしたら危ないだろ、一緒に入ろう!」

    「は」

    「ほら、早く歩いて歩いて!」

    「あの、ちょ、オールマイトさん」

     相澤くんを無理やり立たせて風呂場へと案内する。あまり私に逆らえないのか、こんな弱い力でも簡単に連れ出すことが出来た。

     さて、どうしてこんなことになってしまったのか。

     ああそうだ、昨日は大戦後やっと時間が取れて珍しく二人でご飯を食べようってことになって……。

  • 72二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 23:09:17

    久々にリアルタイムで観れた…
    相変わらずスレ主の文才が輝いている…

  • 73124/10/27(日) 23:10:56

    >>71


     ‡


     相澤くんは目を見開いて固まっていた。そんなにおかしなことを言ったかな。

    「え、オールマイトさん、童貞、なんですか」

    「だからそうだよ」

     公安から用意してもらった個室の飲み屋で私と相澤くんは珍しく差し飲みをしていた。私が副担任を降りて雄英の教職から去るので、最後に二人で話しておこうか、なんて話になって、そうしたら警備とかの問題で公安が店を用意してくれた。

     そういう場所だったせいか……それと、あの大戦を経たおかげか、私たちの話は大いに盛り上がった。

     家族の話になった流れで、彼が「オールマイトさんはご家族とかはいらっしゃらないんですか」というので「特にいないよ」と言った。そうしたら今度は「じゃあ恋人さんとかは」というので「いないよ、生まれてこの方一度も」と返したんだ。すると冒頭の言葉が返ってきた。

     ああそうか、私にとっては縁のない話だったけど、普通の人ならこの年齢で未経験っていうのはあり得ないのかな。相澤くん引いちゃったかもしれない。

  • 74124/10/27(日) 23:14:09

    >>73

    「相澤くん、その……引いた?」

    「いえ……そりゃそうだな、とちょっと納得しました」

    「良かった!」

     そりゃそうだなってどういう意味だろう。

    「あなたがそれだけ活動していたのだから、俺たちの平和が守られていたんですね」

    「よしてくれよ。私は自分の活動を恥とは思っていないが、それでも世の中を停滞させてしまったとは思っているんだぜ」

    「それこそやめてください。あなたがいなければ社会は形作られる前に滅んでましたよ」

     何か今日は相澤くんすっごい褒めてくれるな。

     憑き物が落ちたみたいだ、黒霧の件が効いているんだろうか。優しい顔つきの彼は二回り以上年下ってこともあってやっぱり可愛い。

    「でも、そうか……童貞ですか」

    「ちょっと噛み締めるように言うのやめてくれるかい!?」


    「ああすみません、その……勿体ねえなって思って」


    「モッタイナイ……?」

     なんか想像しない言葉が出てきたな。

  • 75124/10/27(日) 23:14:55

    >>74

     童貞に勿体ないっていう形容詞使うもんなのかい?

    「だってあのオールマイトですよ。いやあなたが特定の人物を作らなかったからこそ保たれていた平和なんでしょうけど、アンタほどの男だったら誰だって抱かれたいもんですよ」

    「そ、そういうものかい……?」


    「そうですよ、世の中の女も男もみんなアンタに抱かれたがってますよ」


    「お、男も……?」

     大丈夫かな相澤くん。

     元から酒を飲むと言動が怪しくなるタイプなんだけど今日は結構ペース早いし……ペース早いよね? 前酔いつぶれた時とおんなじくらいの飲み方のはずだし。

     女も男も抱かれたがってる……そうなのかなあ。

     なんかちょっと嬉しいな、抱くっていうのがどういう物なのか私にはちょっと想像がつかないけど、そうやって求められるのは素直に嬉しい。

     そういう生き方は選べなかったし、これからも選ぶことはないと思うけれど、ただ高潔な存在として祀り上げられるより俗っぽい感情込みで親しまれた方がありがたい気持ちもある。

  • 76124/10/27(日) 23:17:13

    >>75

    「嬉しいものだね、そういうの」

    「……へえ?」

     あれなんか間違った?

     相澤くんの目がなんかちょっと怖いな。今変なこと言ったっけ……?

    「あ、相澤くん?」

    「オールマイトさんも、やっぱり経験位はしておきたいなと思ったことあるんですか?」

    「経験かい……? ああ、うん。まあしておきたいというか……うーん、あまりにも世界が違う事過ぎて想像がつかない、というか」

    「リードされたいってことですか」

    「リー……? ううん……? そうだね、もし、経験するなら誰かに教えてもらいたい? とは思う、かも」

    「なるほど」

     なにがなるほどなんだろ。

     あれ、なんかちょっと嫌な予感するな。私は別に危機感知持ってないけどこれはまずい流れな気がする。


    「じゃあ、俺で童貞卒業してみません?」


    「はい?」

    「俺で、童貞を」

    「あー待って待って待って待って、聞こえているよ相澤くん!」

  • 77124/10/27(日) 23:18:02

    >>76

     ダメだ脳が処理しきれない!

     これ目の前にいるの相澤くんであってるよな? いや雄英の施設から直接一緒に来たし途中でトイレとかも行かなかったから間違いなく相澤くんなんだけど!

     もうびっくりだぜ、彼ってこういう事言うんだな。

     でも相澤くんって冗談とか言わないし、たぶんこれ本気? なんだろうな……?

    「ええと、理由を、聞いても」

    「オールマイトの童貞っていうのに興味があって」

    「そんなに気になることかいそれ」

    「ええ。で、これからそれずっと腐らせるくらいなら俺が初めて貰っても良いんじゃないかと思いまして」

    「ううん……まあもう戦いに区切りはついたし、行為をする相手を作らない理由もなくなったけれど」

    「俺リードするの上手いですよ」

     おお、グイグイくるな。

     相澤くんのこういうところ、初めて見るかもしれない。彼も結構俗っぽいところがあるんだな。

  • 78124/10/27(日) 23:18:52

    >>77

     さて。

     どう答えれば良いんだろう。これって要するに性行為? を一緒にしないかって聞かれてるんだよね?


     興味があるかって聞かれたらある方だとは思うけど、それは「この世にUFOがいるとしたら見たいですか?」って感じの興味の方なんだよな。存在することへの興味と言うか。


     歳も歳で性欲はめっきり無くなったし、最近は月一くらいでしかマスターベーションもしない。取り立ててやってみたいと思うわけではない。

     でも、そうだなあ。

     相澤くんを見て見ると、彼は彼で少し顔が赤かった。あんなに顔に出ないタイプなのに、きっとこの誘いも勇気を出してくれたんだろうな。

     そう思うと……別にしても良いかな、と思う。

     こういうのは好きな人とやるべきだ、なんていう純情な歳でもない。ワンナイトという物が存在することも知っている。そういうことをする人を汚らわしいと思っているわけでもない。

  • 79124/10/27(日) 23:19:42

    >>78

     なら、信頼が出来る人に求められる悦びというものを一生に一度くらいは経験しても良いんじゃないかと思う。

     私は机の上に放り出されたままの相澤くんの手に自分のそれを重ねた。

    「……っ」


    「じゃあ、お願いしても良いかい?」


    「ぇ……」

     そんな驚かなくても。

     やっぱり嫌なのかな? って思って聞こうとしたら凄い速さで「いいえこちらこそお願いします」って返事をされた。そんなにお願いされるようなことかなこれ。

     とりあえず今日は新しく買った別邸の方に行こうかな。ああいや、全財産はエルクレスに投げ打ったけどほら私って版権料だけですぐにお金が溜まっちゃうから税金対策で事務所の法務部の人が家を買っておいてくれたんだよね。

     って、私は誰に言い訳をしているんだろう……?


     ‡


     と、言うことがあったわけなんだけど。

  • 80124/10/27(日) 23:20:37

    >>79

     相澤くんはお風呂から上がっても顔が青いままだ。

    「……そんなに、嫌だった?」

    「いいえ、とても良かったです」

     すごいな即答。

     私も昨日のアレで「いや全然良くなかったですマジで最悪な思い出になりました」と言われたら流石に傷ついていたけれども。

    「じゃあなんで?」

     家事AIが出してくれた衣類に袖を通して彼の髪を拭いてやる。一瞬嫌がったけど私がやりたがっていることに気付いてされるがままになっていた。

     椅子に座らせて、静音性の高いドライヤーで髪を乾かす。やっぱりシャンプーをちゃんとしたの使えば相澤くんの髪ってさらさらになるんだなあ。

    「……あ、貴方のことを、汚して、しまったと」

    「私のことを?」

    「その……オールマイトっていうヒーローは、俺らヒーローにとって、あの、すごい特別な存在でして」

     これ録音したら怒られるかな。

     マイク伝いで聞いてはいたけど、やっぱり直接本人から言ってもらうと嬉しいよね。特に彼は私にとって教師としての大先輩なんだし。

    「そんな貴方の……初めてを、貰いたい人は恐らくこの世に沢山いて……まるで出し抜くみたいな形で、得てしまったことが、その」

    「別に気にしなくていいのにな」

    「そうですね、もう終わってしまったことなんですが。でも気にせずにいるには少し重くて」

  • 81124/10/27(日) 23:24:22

    >>80

     律儀だなあ。

     私は正直昨日は良い思いをさせてもらったな、とすら思っているんだぜ。たぶん昨日の「初めて」は世間一般と比べてもだいぶ気持ちよかった部類だろうし。


    『オールマイトさんのデカすぎでしょ……はは、口入らねえ』

    『い、いいよそんなことしなくて……っ、ぁ、あ、いざわくん!』

    『これそこらの女だったら逃げ出してたかもしれませんね。でもケツだったらちゃんとナカまで入るんで安心してください』

    『う、うう……舐めながら言わないでくれ……』


     ……本当に、びっくりするくらい気持ちよかったし。

     いつも活動に支障が出たら抜くくらいしかしてなかったからなあ。初めて人肌に触れて誰かと性行為をやる意味? みたいなものを知れたよ。

     私は感謝しかしていないんだが、やっぱり彼はそうじゃないみたいだな。

  • 82124/10/27(日) 23:24:56

    >>81

    「相澤くん、私は昨日のこと良かったと思っている」

    「……オールマイトさん」

    「あの、気持ちよかったし。あんまり思いつめないでくれよ」

     髪が奇麗に乾いた。

     つやっつやだ。やっぱりヒーローたるもの身だしなみはきちんとしないとな!

    「だからそんな落ち込んだ顔をしないでくれ」

    「……はい」

     あ、やっと笑ってくれた。なんだかそういう表情をすると年相応って感じがして可愛いなあ。はは、私が親だったこれくらいの子供がいたかもしれないんだよね。


     きゅん。


     え、なに今の。怖。

    「オールマイトさん?」

    「相澤くん、すごく怖いこと言って良いかい?」

    「なんすか」

    「今きゅんってした……」

    「は!? ってえ!?」

    「わー! 相澤くん!」

  • 83124/10/27(日) 23:25:47

    >>82

     恐怖を胸の内にとどめておけなくて思わず口にすると相澤くんが椅子から転げ落ちた。手を差し伸べると、目を見開いて信じられない物を見る目で私を見てる。

     そりゃそうだ、私も今私が信じられない。

    「え、あ、な、なにいってんですか」

    「私もそう思うんだけども」

    「……れ、恋愛感情がバグった?」

    「可能性はある」

    「嘘だろ!」

     そんな大声で叫ばなくったって。

     ああどうしよう、なんかそういうところも可愛いなって思う。この可愛いってたぶん子供たちに向けるやつとは全然違うものだ。

    「ど、どうしようか相澤くん」

    「どうするったって……」

    「これ、もしかして恋ってやつかい?」

    「違います絶対違う。セッ〇スしたから体が勘違いしてるだけです」

  • 84124/10/27(日) 23:28:00

    >>83

    「ええ……凄い力説するなキミ」

    「オールマイトが特定個人好きになるわけないでしょ!」

    「君の中の私ってなんなんだい!?」

     なんかすごいこと言われた気がする。

     いや私だって恋愛くらい……はしたことないけども! まあそうだね、恋愛って言う恋愛をしたことはない! だから相澤くんみたいなこと思われててもしょうがないかなとは思うけど!

    「な、なんか君にそう言われると、すごい傷つく!」

    「え」

    「どどどどどうしよう相澤くん、私こういうの初めてで」

    「お、落ち着きましょうオールマイトさん。とりあえず頭一回打ってみますか?」

    「君に本気で殴られたら私と言えどちょっと生死をさ迷うんじゃないか?」

     手近にあったドライヤーをもって本気の目を向けてくるから私もたじろぐ。相澤くんって肉弾戦めちゃ強なんだよね。アーマーがあれば問題ないけど今生身だし絶対危ないって。

  • 85124/10/27(日) 23:28:31

    >>84

    「……そ、の。恋、ではないと、思うんですよ、俺は」

    「根拠を聞いても?」

    「オールマイトさんってヘテロでしょ」

    「へてろ」

    「異性愛者でしょう?」

    「……」

     異性愛者。

     なるほど女の子を好きなはずだから相澤くんを好きになるわけがないって話か。


     ああいやでも相澤くんめちゃくちゃ可愛く見えてるんだよな今。どうしよこれ。


    「……一旦ご飯食べない?」

    「は? この流れでですか?」

    「うーん、私の理解できる範疇を超えてしまって」

     素直に言ってみると、相澤くんは気まずそうな顔になってしまった。まあここはその弱みに付け込ませてもらおう。

    「一回お腹いっぱいになれば解決の糸口も見つかるんじゃないかと思うんだよね、どうだろう」

  • 86124/10/27(日) 23:29:03

    >>85

    「……はあ」

     お、これは押せばいけるときの相澤くんだ。

     転げ落ちた彼に再度手を差し伸べれば、おずおずと言った様子で手を取って貰える。

     なんだろう、そういうところもちょっと可愛いんだよなあ。


    『オールマイトさんっ……! オールマイトさん!』

    『ちょ、あ、あいざわくん! それ、やば……!』

    『は、ぁ、ちゃんと見ててください、搾り取られるとこ』

    『う、うう……!』

    『はぁ、オールマイトさん、格好いい、素敵ですよ』

    『そ、それ今言われるの複雑なんだケド!?』

    『はは、でも本心ですよ、ほら、俺の腰掴んで、もっと好きに動いてください』

    『い、いや、でも』

    『童貞卒業記念日なんだから、パーっとやりましょ』


     ああ、そうか。

  • 87124/10/27(日) 23:29:57

    >>86


     昨日の蠱惑的な表情をしていた彼が私の脳裏に住み着いてしまったのか。


    「……わかりました、ご飯食べましょう」


    「ありがとう相澤くん!」


     これ、責任取って貰わないとだめかもしれないなあ。

  • 88124/10/27(日) 23:32:54

    >>87

    以上になります!


    これ相澤先生はオルマイのことを性対象としては見ていたけど当然恋愛感情を抱くなんて烏滸がましい程度には尊敬をしていたんで酒でその辺が童貞衝撃の告白でバグって関係を持ってしまいやべえどうしようなんで俺そんなことをとなってる状態

    オルマイはたぶん抱いている感情は恋とかではないんだけど多分これから取り返しがつかないくらい恋になっていく感じ

    残念だったない相澤先生!

    もう貴方に逃げる場所なんてないんですよ!

  • 89124/10/27(日) 23:36:38

    相澤先生は「俺のこと好きにしていいですから」「何のために頑丈だと思ってるんです?」って挑発ガンガンしてくるタイプだと思うんだ
    なんか私が書く右澤いつも挑発して返り討ちにあってるな…(もしかして:性癖

  • 90二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 23:36:40

    まあ仕方ない
    童貞誑かしたんだから責任取りなね先生

  • 91二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 23:39:23

    調子乗って逆転される展開いいよね分かる
    オールマイトが好きかも発言してからの2人のドタバタ具合にめちゃ笑ってたら最後の方の自覚ターンであらあら〜ってなった

  • 92124/10/27(日) 23:40:25

    相澤先生は流されやすいがゆえにせめて自分の意思だと主張する意味も込めて挑発をしていてほしいんですよね

    俺は別に流されてこんなことをしているわけじゃねえぞっていう意思表示

    いや流されてるんだけどもね



    >>90>>91

    わーい早速反応ありがとう!


    今日は書くだけ書いたので寝ます!

    おやすみ!

    明日も保守オネガイシマス!

  • 93二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 23:46:47

    個人として呼ぶときはオールマイトさんなのにヒーローとしてのオールマイトを呼ぶときは呼び捨てになるの可愛い

  • 94二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 06:44:32

    オールマイトがはわわって感じじゃなくて結構しっかり目の反応するオル相良すぎる

  • 95二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 18:04:23

    スレ主の書く先生のまさか自分に惚れないだろうでうかうかと人のこと沼に突き落とすくせに相手がガチになったら若干引き気味になるダメ男感が大好き

  • 96124/10/28(月) 19:13:09

    ただいま
    今日は書けなさそうなので没ネタを投下しておくね

    学校のヒーローリレー(ヒーロー名を自分でつけて走るリレー)にアンカーで出場することになったエリちゃん
    対戦相手は格好いい個性を持ってとってもみんなに好かれていて優しい同級生
    周りからの期待に応えたいと頑張りすぎる彼女にかつてのデクを重ねてしまう
    自分が何を言っても言葉は届かないので次の体育祭のレースで勝つことで対等になって想いを伝えたいと考える

    そこで思い出したのはかつて競馬場に連れて行ってくれた時に見たあるレース
    エリちゃんはあのレースを模して大逃げを打つことを提案する
    当日大逃げをかましフロアをぶち沸かして勝利してクラスメイトに想いを伝える

  • 97124/10/28(月) 19:15:00

    >>96

    というものを考えたけどこれは私が好きな競馬のレースパロ(レースパロとは?)をしたいが故の話になってしまいキャラである意味がないので没になった


    ちなみにこちらが該当のレース

    レースが始まるのが1:30くらいから

    「これが競馬だ、これが競馬の恐ろしさ」クィーンスプマンテ【エリザベス女王杯 2009】実況:馬場鉄志アナウンサー


  • 98124/10/28(月) 19:17:07

    ヒーロー名ってぶっちゃけ競走馬の名前っぽいよなと思ったのとなんとかして競馬と推しを悪魔合体させてえ~という欲望からこねくり回していたけどどうにもならなかったのでここで供養するね

    ちなみに上のレースで猛追して3着になった馬をクラスメイト
    1着の大逃げした馬をエリちゃんにして当て書きしようとした

  • 99124/10/28(月) 19:23:07

    今日も保守ありがとう!


    >>93>>94>>95

    感想&反応&褒めありがとう!

    嬉しいぜ!

  • 100124/10/28(月) 19:30:50

    好きな物×好きなもの=すごく好きな物の精神で書いてるんだけどままならないね
    でもお馬さんと戯れるエリちゃんと保護者先生はめちゃくちゃ絵面的にいいと思うのでどっかで書きたいなとは思います

  • 101二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 19:45:03

    すごい良い話だなって設定読んでたけど突然出てきた動画で爆笑した
    こんだけリレーでリードしてるエリちゃんはたしかにフロアを爆沸きさせてるだろうな…

  • 102124/10/28(月) 20:34:54

    あと今書きたいのはギャグなんだけど
    マイクがAVを探してたらやたらとロングセラーで売れてるくせにレビュ1が星一でほとんどの低評価レビューが「男優の声が良すぎて集中できない」ってなってる謎のAVを見つける話し
    気になって買ってみたら確かに男優の声がかっこよくて内容が頭に入ってこねえなと思ってたら「なんかめちゃくちゃ聞いたことある声だな…」って思い始めてよく聞いたら「これ相澤の声じゃね?」って思い至る

    後日確認をしたら「教師やる前に…仕事で世話になった人の頼みで断れなくて…」って言われる
    そのあとそのAVがひょんなことから高校の中で広まりかけてあわや大惨事になる

    そんな話し

  • 103二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 20:36:45

    > そのAVがひょんなことから高校の中で広まりかけてあわや大惨事になる

    相澤先生の胃がとんでもなく痛みそうで草

  • 104二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 22:07:25

    下世話な話題で盛り上がる男子とめちゃくちゃハイテンションでいじってくるミッナイまで見えた
    もし峰田の手に渡ったら一瞬でクラス内の男子に広がりそうだな

  • 105二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 07:17:53

    めちゃくちゃピキりながらAV回収と発生源特定に奔走してるだろうな先生

  • 106二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 12:35:31

    スレ主ssだけじゃなくて妄想もめちゃくちゃ良くて好き
    AV騒動で走り回る先生見た過ぎる

  • 107124/10/29(火) 19:56:09

    ただいま

    これは私が相澤先生の彼女だった時の話なんだけどさ
    あいつペアリング買ってよって私がお願いしたらすごい嫌そうにため息ついたんだよね
    これもしかして通販で買ってくるやつかな?って思ってたら部屋着から着替えて「時間の無駄だから今から行くぞ」って言い出して連れてってくれたんだ
    ほんと可愛いところあるよね笑

    先生俺死にたいんですよ

  • 108二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 19:59:46

    おかえり
    スレ主が死んだら素晴らしい妄想とSSが見れなくなるので生き返って

  • 109124/10/29(火) 20:26:48

    今日はね
    なんかめちゃくちゃ体調が悪いので申し訳ないが寝るよ
    おやすみ

    ところで体調不良になる相澤先生ってえっちだよね
    明日はこれ書くわ

  • 110二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:32:42

    おやすみって言ったら寝なよ

    保守して待ってるからお大事にしてくれ
    体調不良相澤先生楽しみや
    おやすみ

  • 111二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 21:41:55

    関係ない話だけどなんか相澤先生の子守唄ってめっちゃ眠れそうだなって思った
    スレ主お疲れ様 ゆっくり休んでくれ

  • 112二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 22:20:28

    スレ主お疲れ様
    冷静に考えなくてもこんな場末の掲示板で毎日SSっていうか小説書いてる方がおかしいんだし申し訳ないとか思わなくてええんやで
    雑談の合間に書いてくれるだけでもワイらは嬉しいんや

  • 113二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 06:16:19

    エリちゃんとかから熱うつされて体調不良になる先生とか見たいな

  • 114二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 07:52:55

    寝かしつける時に相澤先生に絵本読んで欲しい
    日本昔話とかそういうの

  • 115二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 19:22:05

    スレ主お疲れ様保守
    SS書ける人凄い

  • 116124/10/30(水) 19:46:21

    ただいま
    書きたい設定がどうしても長くなるせいで時間取れないと書きづらい
    相澤先生が花吐き病(風邪に似ている症状を引き起こすが実際は全く別物のウイルスが個性因子と結合することによって起こる個性起因型病症)にかかって
    病を治すには急激な満足感を得ることによる感情の昂りから個性因子との結合を引き離す必要(このため超常社会黎明期では「好きな人結ばれないと死ぬ」と思われていた)があるのだけど
    相澤先生はあまり感情の起伏が激しくないせいで解決が難しくてどうしよう…ってなってしまう

    だけどなかなか懐いてくれない猫ちゃんがある日急に懐いてくれて(口田の個性)どちゃくそテンション爆上がりして病が治る話
    先生のために奔走していた元A組は「理不尽だよな」って言ってる

  • 117二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 19:47:07

    このレスは削除されています

  • 118二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 19:52:08

    >先生のために奔走した元A組は「理不尽だよな」って言ってる


    A組お疲れ様…本当にお疲れ様…多分駆けずり回って先生治そうとしてたよな…いい子達や…

  • 119二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 20:22:24

    このレスは削除されています

  • 120二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 20:25:07

    このレスは削除されています

  • 121二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 20:27:15

    このレスは削除されています

  • 122124/10/30(水) 20:28:29

    ごめん私があまりに興奮してしまってスレチなことで気持ち悪い語りをしてしまったので消した…
    119もすまん

  • 123124/10/30(水) 20:37:39

    今日はなんか短いやつ書くよ〜
    本当に短くて山もオチも意味もないやつになっちゃうけども
    日付変わる前に持ってくるね

  • 124二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 20:58:36

    おー
    寒くなってきたから毛布着て待機してる

  • 125二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 21:50:06

    花吐き病大好きだし猫ちゃんで解決できちゃう先生面白い大人で最高
    腑に落ちないA組もかわいい

  • 126124/10/30(水) 23:12:38

    書いてきたよ~
    短めだけど投げていくね

     相澤はそれなりの広さがある室内を歩き回る。

    「カヤコさん、どこですか」

     それなりの広さ、といっても成人男性が一人で暮らすにしては少々手狭だ。相澤は荷物が少ないのでそこまで狭さを感じないが、同僚の山田は部屋をもっと広くしてくれと何度か校長に抗議しているらしい。
     名前を呼びながら、相澤は部屋の中を歩き回る。口調からは若干の焦り声が見て取れた。ほんの少し上ずり、視線が左右に揺れている。

    「カヤコさん」

     足元にあるいくつかの置物を避けて進む。部屋の中は何度も見たがやはりどこにも見当たらない。部屋に居ないとなると……と相澤の視線は外に向いた。
     だがびゅうびゅうと空風が吹いている外に「カヤコさん」がいるとは思えず、再度部屋の中を見渡す。

    「カーヤーコさーん」

     困り果てた低い声が部屋の中に響いた。

  • 127124/10/30(水) 23:13:02

    >>126

     だが返事はなく、相澤をさらに困らせる。別に知らないうちにフラっと戻ってくることもあるだろう。だが「いない」とわかってしまうとどうにも気になるのだ。

     相澤は携帯の画面をつける。

     動画投稿サイトへとアクセスし、マイページのメニューから保存フォルダを開いた。そこに保存されている動画を一つ選んで再生する。

     ほどなくして、可愛らしい動物の鳴き声が部屋の中に響き渡る。そっと携帯を床に置き、自分も床に膝をついた。そして耳を澄ませること五分。


    「……やっぱり聞こえねえ」


     仮免試験の当日夜に爆豪と緑谷が喧嘩したときのような絶望感溢れる声を出してしまった。もう少し頑張れば「嘘だろ」という副音声も聞こえてきそうだ。

     相澤は携帯を拾い上げ、動画を止める。

     頼みの綱と思い、隣の部屋の同僚へと電話をかけた。

  • 128124/10/30(水) 23:13:48

    >>127

    『ハイもしもしィこちらプレゼント・マイク』

    「山田か、助けてくれ」

    『お前の助けてくれってマジ不気味だからヤなんだケド』

    「そう言わずに」

    『え~……じゃあ今度雑誌の表紙一緒に飾って。前の評判良かったらしくって編集長からジュルスケ抑えてってお願いされてンノ』

    「…………」

    『ジャ、この話はここまで』

    「待て待て待て待て。わかった、雑誌だな、俺は立ってるだけで良いやつだな? それならやる」

    『マジィ? イレイザーがめっずらし。そこまで切羽詰まってるって何? 仕事?』

    「プライベートだ」

    『マジで珍しいな相澤クン。え、なに? もしかして仕事忙しすぎて彼女に振られた?』

    「何年前の話してんだ。朝からカヤコさんがいないんだ、どこにも」

    『カヤコちゃんがぁ?』


     山田は再度「それで?」と聞いてくる。次いで聞こえてくるのは「来月の二日開けとけよ」というスケジュールの確認だった。


    「お前カヤコさんに懐かれてただろ、俺より。ちょっと部屋来てくれねえか」

    『ちょっと仕事片づけてからでも良い? NARUHAYAな奴がいっこ……』

    「そこをなんとか曲げてくれ」

    『ンな声出すなよ相澤ァ……』

  • 129124/10/30(水) 23:14:15

    >>128

     いつになく弱り切った声を出す相澤に山田は電話の向こう口でUh~mと唸った。そして、何かを思いついたように「あ」と大きな声を出す。

     大きな、とは言ってもヴォイスの影響がある程度ではない。人並みの声だ。


    『お前さ、今何着てる?』

    「服」

    『じゃなくて、Ah~、ヒーロースーツ、着てんの?』

    「休日だぞ着てねえよ」

    『ヒュウ! ビンゴ!』

    「あ゙?」


     頼んでいる身だが鬱陶しいノリに相澤の口調がつい荒くなる。「お口が悪いぜ消ちゃん」と窘められるが余計に腹が立っただけだった。

  • 130124/10/30(水) 23:14:43

    >>129

    『それって洗濯前?』

    「そうだが」

    『お前洗濯予定の物全部まとめて籠に入れて週末洗う癖そのまんま?』

    「そうだが……」

    『ついでに肌着とかも一緒に籠に入ってる?』

    「そう、だが……おい、なんなんだ」

    『マァ~ジわかってねえの? これ大ヒントだぜ。カヤコちゃんも可愛いところあるじゃん』

    「……?」


     相澤は首をかしげる。

     今は正直さっさと山田に部屋まで来てほしい気持ちでいっぱいだった。彼女はいつも相澤のことは見向きもせず、山田の柔らかな金色の髪にじゃれつくのだ。正直、嫉妬を覚えていないと言えば嘘になる。

     だが山田が呼べば八割は来てくれる。相澤にとってその可能性は何よりも高かった。


    「おい、俺は真面目に」

    『良いから籠の中見て見ろよ。真っ黒な肌着とかを一枚一枚ていね~いに上から取ってな』

    「おい、山田」

    『じゃ、籠見たら連絡チョーダイ、あとで詳しい日程送っておくからな、逃げんなよ』

    「あ、おい!」

  • 131124/10/30(水) 23:15:14

    >>130

     山田の通話が切れてしまった。

     相澤は舌打ちをしてかけ直すが出てくれる気配はない。携帯を放り投げている、この状態の山田は簡単には出てくれないのだ。

     しょうがなく、洗濯物を纏めている籠の元へと行く。この辺りは捜索したがカヤコさんはいなかったはずだ。


    「適当言ってたらぶっ殺してやる」


     そう言いつつ、手がかりがもうこれしか無いので相澤は一枚一枚丁寧に衣服を籠から取り出していく。肌着、下着、肌着、上着、部屋着、下着、肌着……汚いミルフィーユみたいだなと思って食欲がなくなった。

     層が半分程度まで減ってきて、ヒーロースーツに差し掛かった時だ。服を引く力に僅か抵抗が生まれた。


    「……!」


     ヒーロースーツから手を離し、おそるおそる目を凝らしてみると、真っ黒なヒーロースーツの上に黒い毛の塊がすやすやと眠っている。


    「カヤコさん?」


     至近距離で名前を呼ぶと「んぷるぅぅぁ」と寝起きの声が聞こえる。真っ黒な耳をピルピルと動かして、金色の瞳が眠たげに相澤を見た。

     大声で叫び出したくなるのを堪えて、相澤は携帯を構える。シャッターを切るとこちらを見ているカメラ目線の黒猫が、不服そうな表情で画面に収まっていた。

  • 132124/10/30(水) 23:16:04

    >>131


     ‡


     緑谷は思わずコーヒーを吹き出しかけた。


    「えっ、相澤先生猫飼ってるんですか!? 寮で!?」

    「おうよ、お前らが卒業してから結構すぐだったかな~。任務先で見つけたらしくって」

    「い、意外ですね」

    「意外だろォ?」


     相澤が着いた任務先はペットの違法ブローカーだったらしい。戦後落ち着いてきたところでペットセラピーが爆発的なブームとなり、その結果動物を虐待して販売する業者が後を絶たなくなった。

     その根絶の為に公安から直接話を受けた相澤が、現場で見つけたのが「カヤコさん」という黒猫らしい。


    「カヤコ……?」

    「ネーミングセンスねえからドラマのヒロインから取ってきたらしいゼ」

    「ああ、先生らしい……」


     どこか古めかしい名前だなと思った。恐らくは一昔前の世代をテーマにしたドラマから取ってきたのだろう。相澤は昔から少しセンスがずれている。


    「カヤコちゃんはさぁ、相澤のことがだぁいすきなんだけどツンデレさんだからそういうの言葉にしないんだよね」

  • 133124/10/30(水) 23:16:41

    >>132

     猫だから言葉にしないのは当たり前じゃないか、とは言わない。


    「俺がいつも様子見に行くと相澤の予備のヒロスにゴロゴロしてるし。毛が黒だから気付いてないけどあいついっつも毛だらけなんよ」

    「ああ、だからたまに来る心操くんが「ここら辺に黒猫いるよね?」って言うんですね」

    「心操Boyに元凶はお前の師匠って言ってやっといて」


     心操に言ったらきっと喜ぶだろうな、と緑谷は頷く。


    「僕もあってみたいですカヤコさん」

    「Ah~、それは無理だわ」

    「え?」

    「飼育現場が死ぬほど劣悪で生き残りがカヤコちゃんしかいなくってさ、人間不信なんだわ。マ、四年近く面倒見続けてるからやっと俺や相澤には懐いてきたけど、初対面だとちょい怖がらせるかも」

    「そ、そうなんですか」


     今度口田を連れてきて”個性”を使ってもらうべきだろうかと真剣に考える。


     ──それにしても猫かあ、先生全然顔に出さないから分からなかったや

  • 134124/10/30(水) 23:17:25

    >>133

     相澤が猫好きなことは心操伝いで彼の受け持ちクラスに広まっていた。卒業時世話になった先生に贈るプレゼントに猫型のアイマスクを選んだら「こんなん三十路の男がつけられないだろ」と怒られたことを未だに覚えている。


     ──でも先生、まだ使ってくれてるんだよなあ


     いまだに現役な猫さんアイマスクを見るに、自分たちからのプレゼントだからというのもあるが実際猫のデザインはかなり好きなのだろう。


    「猫を飼うことができたうえに自分たちだけに懐いてくれるなんて、普通ならうれしくてしょうがないのに先生顔に出さないの凄いですね」

    「そうでもないぜ?」

    「? ……わ、わあ……!」


     にやりと笑ったマイクが差し出してきたのは携帯の画面。それは教員寮の個人部屋──恐らく相澤の部屋──を撮影したものだったのだが。

     キャットタワー、自動給餌器、自動トイレその他猫グッズが殺風景な部屋の中に置かれている。元々相澤の部屋は私物が少ないおかげか手狭感はないけれど、相澤消太という人物を知っている緑谷から見ると「物がありすぎる」という変わった感想になってしまう。

  • 135124/10/30(水) 23:18:07

    >>134

    「先生、浮かれてたんですね」

    「この給餌器とトイレなんて飼ったその日に買ってきたからな」

    「はは……」

    「いっくら結婚する気ねえからって流石に独身満喫しすぎだろうがよ! な、緑谷もそう思うダロ!?」

    「あー……はは」


     緑谷は乾いた笑いを漏らす。

     ここに相澤が一人でいる姿を想像した。


     ──あ、でも楽しそうかも


     想像の中の相澤はキャットタワーを使ってもらえてなくても、粗相をされても幸せそうだった。


    「でもきっと先生幸せですよ」

    「……そりゃぁな。毎日俺は相談という名の惚気を聞かされてるんで」

    「ご愁傷さまです」

    「ちなみに今度相澤と俺が表紙を飾る雑誌が発売されるから買ってくれよな」

    「この流れで!?」

    「テーマはアラフォーの色気、大人の恋愛」

    「この面子で!?」

  • 136124/10/30(水) 23:20:06

    >>135

    ここまで!

    どっかで書きたいと思ってた相澤先生と猫ちゃんの話!

    相澤先生は猫ちゃんに全然好かれてないと思ってるけどペットカメラとかを設置したらカヤコさんは相澤先生にベタ惚れでずっと予備の寝袋とかヒロスでゴロゴロしてる


    あとは寒くなってきたから短めの寒い日の話とかも書きたいね


    今日はここまでにするよ~

    おやすみ!

  • 137二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 23:21:27

    ずっと口角上げながら見てました!
    めっちゃ癒された
    おつかれスレ主

  • 138二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 23:30:07

    猫も先生も愛らしすぎるし職員室で話してるっぽいデクと山田の雰囲気もめちゃくちゃ好きな感じだ!
    いつも楽しい話ありがとうスレ主

  • 139二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 23:40:24

    こういうほのぼの大好き…
    スレ主ありがとう、疲れ吹っ飛んだ

    あとその雑誌を買わせてください

  • 140二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:13:00

    オデ スレ主ノ CP無 スゴク スキ
    アリガトウ

  • 141二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 07:31:57

    カヤコさんが先生そっくりな性格なのも相澤先生がカヤコさんに骨抜きにされてるのもとても尊い
    これからも末長くお幸せに暮らしてほしい

  • 142二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 12:40:46

    相澤先生と猫ちゃんの話可愛すぎる
    籠の中で服と一緒に寝る猫ちゃん…

  • 143124/10/31(木) 19:22:46

    ただいま

    改めてヒロアカ世界って極めて幸運な状況で蜂起が起こったよなと思う

    私の愛読書にパンプキンシザーズという漫画があるんだけども
    主人公の住む帝国は戦争をしまくって領地を広げたので被支配地域の人々の中には凄い迫害を受けた人たちがいて
    その人たちがテ◯リストとして国際会議を行っていた首都を蹂躙するっていう話があるのね


    それの何が厄介かと言ったら「誰に怒れば良いのかわからないようになってる」ことなんだ
    テロリストたちは皆顔を隠しているし首謀者は出てこないもしかしたら避難してきた隣人は敵かもしれない
    ヒロアカ世界ではAFOや死柄木弔に連合のネームドキャラなど「こいつらをぶん殴ったらスカッとするんじゃねェか!?」っていうわかりやすい敵がいたけどそんな奴らは最後の方まで出てこない

    その点ヒロアカ世界は異形差別の集団は唆されたという被害者的立ち位置が取れるし唆されたとしても病院や避難所を襲ったりしなかった
    敵はわかりやすくラスボスだったからみんなで力を合わせて倒したおかげで明日への希望にすることもできた
    十分社会と個人が相手の非と自分の非を受け入れて前を向けるようになってるなあと思う

    これがもしも異形差別に苦しんだ人たちが殺意のある集団テ◯リストになってAFOが自我出したりせずに裏方に徹していたら今の百倍はヤバい状況になってたよな

    ってことを仕事中に考えてた

  • 144124/10/31(木) 19:23:57

    今日はハロウィンなのでなんか短いやつ書くよ〜

  • 145124/10/31(木) 20:04:00

    ハロウィンでは書かないけど近いうち書きてえな〜って思ってるのはセクピスパロです
    すまんヒロアカ読者のひとたちには馴染みがないかもしれない
    でも好きなんだセクピスパロ…
    相澤先生は先祖返りの猫又であってほしい

  • 146124/10/31(木) 20:14:27

    今書きたいやつ
    ・乱交続き
    ・性教育続き
    ・AV発見記
    ・花吐き病
    ・セクピスパロ

    ハロウィン書き終わったら明日以降のどっかでこれどれか書く

  • 147二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 20:49:04

    スレ主おかえり
    読んでて思わず「oh...」って声出た…なにかが少し違うだけ被害が物凄いことになるの怖いな…
    ハロウィンのお話しも毛布に包まれながら待ってる

  • 148二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 20:51:57

    おかえり〜
    AV発見記も性教育も先生の胃がマッハで痛みそうで草なんだ
    俺先生の滅多に痛まなそうな胃がものすごい勢いでキリキリするの好き

  • 149二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 20:57:00

    スレ主おかえり
    ヒロアカ世界もだいぶヤバいと思ってたけど確かに異形差別の人たちが自主的にテ◯に走ってたらもっとやばかったな
    こういうスレ主の話きけるの楽しくて好き
    ところでセクピスパロ懐かしすぎて草

  • 150二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 21:58:36

    セクピスパロ…だと!?
    最高すぎる
    腹筋して身体温めながら待ってる

  • 151124/10/31(木) 22:37:38

    色々やってたらこんな時間や
    今から書くで
    短いから日付変わるまでには持ってこれると思う

  • 152124/10/31(木) 23:45:35

    書けたぜ書けたぜ

     さくり。
     小麦粉とバターの味が口の中いっぱいに広がる。手に持っていた時は確かに固形物であったはずなのに、口に入った瞬間ほろりと解けて溶けてしまう。
     僅かな甘さはバターの風味をしっかりと引き立てていて、甘いものが苦手な相澤でも美味しく食べることが出来た。飲み込んだ後鼻から抜けたのはカボチャの風味で、差し出された紅茶を飲むと風味が更に増幅し今まで感じたことのなかった『豊かな味わい』とやらを体感することが出来る。
     相澤は追加のクッキーを食べようと皿に手を伸ばしてから自分に用意されていた十枚のクッキーを全て食べてしまっていることに気付く。

    「……」

     誰にも見られていないことを確認してから相澤は手を引っ込めた。少しばかり部屋が暑い気がした、暖房が効きすぎているのだろうか。
     自分の皿を持って流しに運ぼうと立ち上がる。

    「エリちゃん?」

  • 153124/10/31(木) 23:46:00

    >>152

     だが、立ちあがろうとした相澤を、エリが服の裾を掴む形で止めていた。真っ赤なヒイラギの実を宿した瞳がきょろりと相澤を見つめている。

     彼女はまだ自分の手元に残っている五つのクッキーと相澤の顔を見比べていた。相澤はひくりと口元を動かして、エリと目線を合わせる。


    「それはエリちゃんが食べて良いんだよ」

    「でも、先生……クッキー好き、だから」

    「違うよ好きじゃないよ」

    「好きじゃないの?」

    「美味しいなとは思ったけども、エリちゃんが食べる分を取りたいとは思わなかったかな」

    「でも……」


     近頃のエリは世話を焼くことがブームだった。

     雄英高校に留まってミリオやデク、他の雄英生徒などから無償の愛を受けているからなのか、とにかくそれらをきちんと「返す」ことが彼女の楽しみになっていた。

  • 154124/10/31(木) 23:46:33

    >>153

     これもその一環だろう。美しい愛情の一つだ。

     だがその可愛らしくも美しい愛情を受けて内心冷や汗を流していた。

     ここはハロウィンパーティー会場。二年A組の生徒たちに招待されたエリを連れてくる形で相澤はご相伴にあずかっている。つまりエリは主役の一人でもあった。

     皆が談笑しているおかげでまだ気づかれていないが、それも時間の問題だ。


    「エリちゃん、砂藤が作ってくれたクッキーは美味しくない?」

    「ううん、とっても美味しい。これね、リンゴのお味がするの」

    「そっか、それは良かったね。先生はエリちゃんが美味しくクッキーを食べてくれる方が嬉しいな」

    「……でも、わ、わたし、お腹、いっぱいだから」


     先生と半分こしたい。

     消え入るような声で言われて相澤は表情を固まらせる。彼女は別に食が細いタイプではない。夕飯はきっちり食べたが、クッキー五枚程度を食べきれないわけもなかったし、それを食べたところで物足りないレベルだろう。

     それでも、相澤と食べることを優先しようとしている。子供の情緒の成長を喜んで一緒に食べるべきか、思う存分食べてもらうべきか。

  • 155124/10/31(木) 23:47:00

    >>154

    「あれえ? 先生どうしたの?」


     よりにもよって。

     軽い口調で問いかけてきたのは芦戸だった。ピンク色の癖っ毛がふわりと揺れる。彼女の手には一枚のクッキーが握られていて、相澤の前で行儀悪くぱくりと口に放り込んでいた。


    「ああ、えっとな……」

    「先生と、クッキー、半分こしたいの」

    「ええっ、エリちゃんクッキー美味しくなかった?」

    「お、美味しかったけど。先生と、半分こ、したくて」


     芦戸がじとりとこちらを見る。

     こういう時女子は必ず男を悪者にする。だが実際相澤が優柔不断な態度を取っていたせいでもあるので、とやかく言うことはできなかった。


    「せんせー……」


     沈黙を貫くと「先生が何かした」と芦戸の思考が確信に変わる気配がする。それをいち早く察したのは人の機嫌に敏感なエリだった。

  • 156124/10/31(木) 23:47:28

    >>155

    「ち、違うの。クッキー食べてた先生がワクワクさんだったから、だから分けてあげたかったの」


     エリに見えない角度で相澤は両腕を上げた。降参のポーズだった。エリの声は存外大きく、広くて騒がしい部屋の中にしっかり目に響く。

     談笑をしていた面々の瞳がこちらを向いており、相澤は思わず顔を覆って俯いた。


    「え、あ、そ、そうなん、だ?」

    「うん、そうなの。先生とっても美味しそうに食べてたから、もっと食べてほしくて」

    「や、優しいな~エリちゃんは! あ、そうだ俺の分のクッキー先生と半分こするからエリちゃんは自分の食べな食べな!」

    「でも先生と半分こしたい……」

    「そ、そっかぁ~」


     瀬呂が気を利かせて相澤の隣に座るが、存外頑固な少女はリンゴ柄のクッキーを抱えて相澤の方を見ている。部屋の中が重苦しい沈黙に包まれるが、どちらかと言えば困惑の比率が高い沈黙だった。

     みんなを困らせていることがわかってはいても、最近我儘を言うことを覚えたエリは「やっぱり自分で食べます」とは言わない。次第に生徒たちの視線はエリから相澤へと移り始めた。

  • 157124/10/31(木) 23:47:52

    >>156

    「先生、半分こしてあげましょ」

    「エリちゃんにはあとで俺らがあげますから」

    「……そう、だな」


     子供からクッキーを強奪する大人という不名誉を甘んじて受ける必要に相澤は眩暈がした。


    「じゃあ、一ついただこうかな」

    「半分こしたいです」

    「五個あるから半分こは無理じゃないかなあ」

    「私もう五つ食べてます。三つあげます」

    「み、みっつかあ」


     思わず相澤の口調が崩れる。

     珍しいものを見た、と峰田がつぶやいたのであとで締めることにした。これは教育的指導だ。

     年端も行かない少女からクッキーを更に強奪する行為に胃がキリキリと痛み始める。どうにかして二つで済ませたいと相澤が殊更優しい声を出そうとした時だ。


    「おーい! 追加クッキー焼けたぞ……ってなんだこの空気」

  • 158124/10/31(木) 23:48:29

    >>157

    「砂藤、カボチャの方こっちで良いか?」

    「ん? おお!」


     焼きたてのクッキーを持ってきた砂藤と手伝いの心操が調理場から帰ってきた。相澤は渡りに船だと心操に視線を送る。


    「っ!?」


     師匠からの尋常ではない視線に心操はすぐさま異常を察知する。人の唇を見て喋る言葉をわかるようになれと教え込まれていた心操は、相澤がぱくぱくと動かす口を見て頷きを一つ返した。

     砂藤からクッキーの乗っている天板を借りて二人の元にひざまずく。


    「エリちゃん、追加のクッキーはいかが?」

    「えっ、あ、でも……」

    「心操、実は俺とエリちゃんはクッキーを半分する予定なんだ」

    「ええっ、勿体ない! そうだエリちゃん、こっちのリンゴ味のクッキーは先生にあげて、エリちゃんはカボチャの焼きたてクッキーを食べるのはどうかな?」

    「焼きたてっておいしい……?」

    「勿論」

    「じゃあ先生に」

    「先生猫舌だからあついの苦手なんだ」

    「そうなの?」

    「そうだよ」


     嘘だ。

     相澤も心操も涼しい顔でウソをつく。だが、エリはこの二人の嘘を見抜けるほど成熟してなかった。

     彼女の小さな手が、天板に乗っかったカボチャのクッキーに伸びたことが、この場に居る全員の勝利条件だった。

  • 159124/10/31(木) 23:49:02

    >>158


     ‡


     迷惑をかけたお詫びとして皿洗いをする。スポンジで皿を磨くなど一体いつぶりだろうか。シャー、という清々しい音と水の匂い、それから肌にまとわりつく洗剤の泡。どれも懐かしい感覚だった。


    「先生、あとこれで終わりです」

    「了解」

    「……別に良いですよ、俺あとやっときますから」

    「いや、せっかく楽しいハロウィンパーティーに水差しちまったからな、これくらいはさせてくれ」


     砂藤が残りの皿を持ってきて流しに置く。それらを丁寧にけれども早くしっかりと洗って泡を流した。残り一枚の泡が流しきったと同時に、相澤は水道のレバーを下げる。


    「よし、これで終わりだ」

    「ありがとうございます」

    「こっちこそ有難うね、クッキー美味しかったよ」

    「……あの、先生」

    「なんだ」

  • 160124/10/31(木) 23:49:40

    >>159

     誰もいなくなった共有スペースは不自然なくらいに静かだった。明日は土日だが、もう夜も遅く皆寝静まっている。砂藤にも何度も寝るように言ったが彼は「いや、最後まで見ておきたいです」と頑として譲らなかった。

     まあもとはと言えば自分がエリにだらしない顔を見せてしまったせいなので何とも言えないが。

     静かな、本当に静かな部屋でも頑張らなければ聞き取れない声量で、砂藤が問いかける。


    「ワクワクさんだったって、本当ですか」


     至極真面目な表情だった。相澤の位置から見るだけでも手は汗ばんでいるように見える。それはこんな質問を教師にするという不躾な態度に自分で恐怖しているのか。それとも……。

     悩んだところで言う言葉は決まっている。相澤は大して間を置かずに返答した。


    「そうだよ。クッキー自体食ったの二十年ぶりくらいだったし最後に食ったやつの味も覚えてないけど……美味かったよ、お前のクッキー」

    「わ、ワクワクさんでしたか!?」

    「ワクワクさんでした」

    「お、おっしゃぁあああ!」

  • 161124/10/31(木) 23:50:34

    >>160

     あまりの大声に「おい、みんな寝てる」と言えば砂藤は慌てて口をふさいだ。だが目は爛々と輝いていて、いつになく嬉しそうだった。この間の期末で上位成績者に食い込んだ時よりも嬉しそうなのは少し複雑だが。


    「その、先生にも食べてもらえるって聞いてめちゃくちゃレシピ考えて」

    「……んな無駄な事」

    「無駄じゃないっス! ヒーローやる以上は成人男性にだって菓子配ることありますし! そ、それに」

    「それに?」

    「先生に、美味いって言わせたかった、ですし」


     片目しかない目を思わずぱちくりと開閉する。


    「は?」

    「こ、言葉のまんまっスよ! やっぱ得意分野なら先生から誉め言葉の一つくらいは引き出しておきたいって言うか」

    「そ……うか」

    「そうっス。良かった、すっげぇ安心した」

  • 162124/10/31(木) 23:52:06

    >>161

     砂藤はそう言うと鼻の下を擦って「じゃあおやすみなさい」と部屋に戻っていった。まさかこのためだけに残っていたのだろうか、律儀な男だ。

     ……と思ったら、どたどたと足音を立てて戻ってくる。全く騒がしい男だった。


    「あ、えと、戸締り、よろしくっす!」

    「知ってるよ」

    「あの、共有スペースの方も!」

    「はいはい」

    「じゃあ今度こそおやすみなさい!」

    「はいお休み」


     怒涛の嵐のような展開に口元が笑みだかなんだかわからない形になる。表情筋が豊かではないのだ。相澤は最後に水回りのチェックをして電気を消してからキッチンを出る。

     戸締り用の鍵をポケットから取り出し当たりの窓が閉まっていることを確認していた時、机の上に何か物が置いてあることに気付く。


    「なんだァ……?」


     カチリ。

     懐中電灯をつけて机の上に山となっているそこを照らしてみると、何か個包装されているカラフルなそれらが相澤の目に映った。

    「……あいつら」

     ふ、と口元が緩む。

  • 163124/10/31(木) 23:52:29

    >>162

     机に近づくと、二十個ある小さな包みたちが相澤の手の中に帰るのを待っていた。


    『トリックオアトリート! お返しは最高の授業で!』


     添えられたメッセージカードをヒーロースーツの内側にしまい、包みを近くに置いてあった付属らしい紙袋に入れて持ち上げる。

     どうにも、心はワクワクさんだった。

  • 164124/10/31(木) 23:55:18

    >>163

    ここまで!

    滑り込みハッピーハロウィン!

    お菓子作るイベントなら絶対砂藤君出したかった

    エリちゃんは相澤先生が猫舌だって信じてるのでこれから先あったかいものを渡すときフーフーしてくれるようになる

    先生の胃は死ぬ(完全に見た目がアレなので



    >>146

    これ今書きたいの他何かないかなって考えてたんだけど相澤兄妹xマイク【R18】とか書きてえなって思った

    後ろを兄、前を妹に使われるマイクの話


    相澤兄妹がわからん人は作品ページのCPありから見てくれよな!


    じゃあみんなお休み!

  • 165二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 00:16:10

    寝る前にいい話読めた
    ほっこりした気分で一日締めれるわ
    ありがとうスレ主

  • 166二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 06:38:42

    ワクワクさん可愛い〜!
    ハロウィンに可愛い話ありがとうスレ主!

  • 167二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 07:31:16

    登場人物みんな優しくて癒される
    相澤先生に美味しいと言われて喜ぶ砂藤がなんかすごい可愛いいしクッキーめっちゃ食べたくなった

  • 168二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 12:37:09

    エリちゃんにワクワクさんだったからって言われちゃう先生かわよ
    クッキー食いたくなってきたな

  • 169二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 12:40:11

    あ~めっちゃ可愛い癒された
    無性にクッキー食べたくなった

  • 170124/11/01(金) 20:10:32

    ただいま!

    今日は疲れたので書くの無理そう〜


    >>165>>166>>167>>168>>169

    感想ありがとう!

    書いてる最中ずっとクッキー食いたかったからみんなも同じ気持ちになってくれて嬉しい

  • 171124/11/01(金) 20:18:01

    これは顔出ししてない配信 者相澤先生の世界線の話なんですが
    前職高校教師だったけど冤罪でセクハラ疑惑ふっかけられてしまい裁判に持ち込んで完膚なきまでの勝訴を勝ち取ったけど
    同時に加害者生徒が必要以上に世間に叩かれたのを見て心を痛めてしまい社会復帰ができなくなってしまう
    そんな折自分の声を褒めてくれた教え子たちのことを思い出し配信業を始める先生

    動画は広告収益だけでスパチャは解禁せず絶対に儲かるガチ恋営業もしない(でもガチ恋がつく)
    トークも下手だけど人生相談だけはうまいのと勉強教えるのが上手いので中高生に人気が出てしまい「俺も未練がましいな…」と自嘲する日々

    そんなある日学祭へのオファーが来て思わず項垂れるがいつまでもこうしているわけにはいかないしと相手方に前職での事件と解決していること全てを話した上で身バレした時学校側にかかるリスクを説明しオファーを受けることに
    相澤先生は無事学祭を乗り切ることができるのか…!?

    って話を考えてた

  • 172二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 20:47:11

    スレ主なんでそんな面白そうな話いくつも考えられるんだ…すでに30本近く話書いてるよね?

  • 173二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 21:57:09

    まあこのスレで一番怖いのはスレ主の更新速度というのはいまに始まった話ではないので…

  • 174二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 22:49:06

    スレ主おかえりお疲れ様〜
    ハロウィンのやつ可愛かったよ

  • 175二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 08:32:38

    >加害者生徒が必要以上に世間に叩かれたのを見て心を痛めてしまい


    ここすごい先生って感じだ…

  • 176二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 08:33:06

    配信 者相澤先生最高じゃん
    自分の書いたコメントあの声で拾われたりしたらもうイチコロですよ

  • 177124/11/02(土) 10:35:24

    相澤兄妹にはセッしてほしくないけどセッ以外のこと全てをしてて欲しい
    妹先生がやたら乳首敏感だから彼氏もエッロって思ってたのになんとなく聞いてみたら「ああ、兄貴がそこ好きだから」って言われてその場で別れをきりだしたり
    彼女にフェされてる時にうっかり「消子のがうまかったな…」と言ってしまい彼女にぶん殴られて別れてしまう兄澤先生だったり

    すげ〜爛れてる近親相姦しててほしい
    近親相姦って言ってしまった

    今日は書く物まだ決まってない〜
    書きたいの渋滞してて逆になんもしたくないになってるのでまた短いのになるかもしれん
    夜にまた来るね

  • 178二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 10:40:19

    おかえり
    相澤兄妹のどちらも恋人にはしたくねえな…
    兄澤先生それは殴られるわ

  • 179二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 10:47:56

    爛れてる相澤兄妹好き
    これで兄弟の距離感も出してくるんだからずるいわ

  • 180二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 14:07:29

    相澤兄妹の話大好き
    関係は爛れてるのに本人達はすごいナチュラルに兄妹やってる異質さたまらん

  • 181124/11/02(土) 18:45:38

    書く物マジで決まらねえ〜!
    今日は夜更かししても大丈夫だから夜中に書くね
    マジ決まらないけど漠然となんか書きたいという気持ちはあるのでみんなの中でこれ見てえというのがあったら教えてくれ
    勝手だけどその中からひとつ選ばせて貰いたいっす

  • 182二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 18:47:41

    配信 者相澤先生!配信 者相澤先生!

    >>181

  • 183124/11/02(土) 18:50:10

    さっそくありがとう
    ごめん飯作ってくるから21時くらいに戻ってくる!

  • 184二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 18:50:53

    >>181

    AV発見記がとても気になる!

  • 185二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 18:55:10

    >>181

    カヤコさんと先生の後日談とか見たいです…!

  • 186二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:03:46

    >>181

    有罪澤×元A組女子の続きを.......もしくはAV発見記〜相澤先生の痛む胃を添えて〜を.......

  • 187二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 20:02:13

    >>181

    花吐き病の相澤先生が見たいです!

  • 188124/11/02(土) 20:47:52

    ただいま

    みんなリクエストありがとう〜!

    ありがてえありがてえ

    じゃあ中から選ばせてもらうね!


    1.配信 者

    2.AV発見記

    3.カヤコさん後日談

    4.有罪澤続編

    5.AV発見記

    6.花吐き病


    dice1d6=1 (1)

  • 189124/11/02(土) 20:50:02

    ダイスの結果配信 者澤になりました!
    他のリクエストしてくれた人たちもありがとう!

    配信 者設定なんも練ってなかったからこれから練り練りして書いてくるね
    多分日付変わるだろうからみんな先に寝ててくれ〜

  • 19018224/11/02(土) 20:54:20

    やったー!
    ありがとうございます!!

  • 191124/11/02(土) 20:56:19

    やべえ190超えてた
    出来上がったらこっち埋めて新スレの方に投げるね
    新スレ保守の関係上明日の昼くらいに持ってくる

  • 192二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:59:29

    配信 者先生楽しみ!

  • 193124/11/03(日) 03:47:17

    こんな時間にかけちまった……
    結構長くなったから全部投げたら次スレの保守も出来ると思うので次スレ立てて投げておくね!
    みんな起きたら読みに来てほしい

  • 194124/11/03(日) 03:51:56
  • 195124/11/03(日) 03:52:42

    こっちは邪魔になっちゃうから先に埋めておくね

  • 196124/11/03(日) 03:53:04

    埋め

  • 197二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 03:54:00

    このレスは削除されています

  • 198二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 03:54:39

    このレスは削除されています

  • 199124/11/03(日) 03:54:57

    埋めるよ

  • 200二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 03:55:30

    うめ

オススメ

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