現代の薙刀キチのJKが生えた Final

  • 1◆FJ01QwW8og24/10/27(日) 21:41:09

    岩戸那岐のお話しはこれにて完結(の予定)


    ダイスは殆ど振りません

    兎に角岩戸那岐の物語のエピローグのようなものを流すだけなのでコチラに建てました


    前スレ

    現代の薙刀キチのJKが生えた🎲55.5|あにまん掲示板何か最近駄目だな前スレhttps://bbs.animanch.com/board/3944916/bbs.animanch.com
  • 2◆FJ01QwW8og24/10/27(日) 21:42:13

    岩戸那岐のキャラプロフィール

    x.gd

    過去スレとデータ+スレ主の妄想SS 

    x.gd

    愛知結界情報

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    新規よりのキャラのメモ

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    原作との差異(途中)

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    こちらもFA(AI)

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  • 3二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 21:43:57

    このレスは削除されています

  • 4◆FJ01QwW8og24/10/27(日) 21:45:47

    >>3

    今回は呪術廻戦の原作キャラも殆ど登場しませんし岩戸那岐のエピローグ垂れ流すだけなのでコチラに建てました

  • 5二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 21:46:52

    なるほど了解

  • 6二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 21:46:57

    >>4

    そういうことか …なら良いか

  • 7二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 22:00:05

    立て乙

    ゆっくりやる感じなら10までは埋めたほうが良さげかな?

  • 8◆FJ01QwW8og24/10/27(日) 22:40:55

    日本を混沌に巻き込んだ一件が終わり数ヶ月

    「まだ、終わっていない……」

    そう"まだ"東京には死滅回游の残り香は、まだこの地に深く根を下ろしていた。しかしそれは"まだ"であり自身が薙刀を振るえば遠ざかって行くことを実感する、そして思考の内にはいつか訪れるであろう平穏が何度も何度も何度も巡っては逃避するように死地に飛び込んでは蹂躙し、薙刀を振るい更に動きの無駄を無くす用に模索することで押し込めていた。

    「この戦いが終わったら、私に何が残るのかな……」

    ふと立ち止まり、薙刀を地面に突き立てる。周囲には静寂が広がり、ただ微かな風の音だけが聞こえた。その瞬間、那岐の葛藤が強まる。
    そんな中地面に突き刺した薙刀、人間無骨が答えた


    「さぁの、ワシだって呪いじゃし一本の武器じゃ人間じゃないのじゃ、だから那岐お前の考えは分かるだが……薙刀を技を極める以外に道はないのか?」

    「あったなら、あったらなら、それなら……」

    けど違うんだオレはあの夜にオレのオレ以外の殆どは呪い殺された。理解は出来る安穏な生活、驚異のない暮らし、それでも山があり谷の有る人生

    きっと殆どの人がそれを目指し生きて行くだろう
    けどオレはそんな選択肢ははなから無いように考えている、動いている

    「…………薙刀の鬼だとか求道者だとか言われたけど、きっと次の生でもこの呪い(生き方)は変えられそうに無いほどに駄目なんだオレは」

    「そうか……寝ても覚めても死んでも駄目か」

  • 9二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 22:41:20

    立て乙

  • 10◆FJ01QwW8og24/10/27(日) 22:41:34

    一旦埋め

  • 11二次元好きの匿名さん24/10/27(日) 22:46:47

    そういや悪夢が平和な世界だったな那岐ちゃん

  • 12◆FJ01QwW8og24/10/28(月) 08:29:37

    那岐は口元をわずかにゆがめて人間無骨の言葉を肯定した。那岐にとって、薙刀を振るうことは極める事は既に決まっている事柄で、逃げるや遠ざけるという考えられない程に彼女そのものだったからだ。何度も訪れる戦場、絶え間ない死闘、そして研鑽される技、それが彼女にとっての至上項目であり、周りの人々との他愛ない交流は残り滓の用に残っていた僅かな人間性が熟して来ていた様に思える、何より善い事を為していたのはそれが正しいから社会的な認識との摺り合わせとそれを守ることでの自身を鍛えることの恩恵が大きいと考えたからでしか無かった呪術師に成ったのも最初からそうだった

    「昔の人が言ってた生まれる時代が違えば戦場が常の時代ならば生きやすかっただろうって」

    「お前はどう思ったんのじゃ?」

    「知らないから分からない」

    「考えるだけ無駄だと思ったのじゃな」

    「そうだね」

  • 13二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 12:06:33

    完結まで走り抜けそうか
    良かったわ

  • 14二次元好きの匿名さん24/10/28(月) 22:33:55

    このまま抱えて生きていくのか、それとも何か有るのか……

  • 15二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 18:58:00

    このレスは削除されています

  • 16二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 18:58:31

    このレスは削除されています

  • 17◆FJ01QwW8og24/10/29(火) 18:58:54

    「なら、それで良いのじゃ」

    「でも、オレは……」

    「平和に成った日本で生きられなく成るだけなのじゃ、人生は長いが、世界も日本も広いゆっくり歩んで行けば良いじゃろ、見聞を広めれば何か掴めるかもしれんしの」

    「…………」

    彼女の声は、自分でも驚くほど小さく、かすれていた。山の中で生き、呪いにあの薙刀に魅せられたあの夜から、那岐にとって世界は自分と刃との対話に尽きるものだった。星空を見上げ、物語に浸っていた幼い頃はもう遠い記憶。だが、それを思い返すたびに、自分の中にまだ小さな人間の心が残っているのを感じる瞬間があったと分かる、だから……

    「そうなったらオレは呪術師じゃいれないな……」

    人間無骨は静かに那岐の言葉を受け止めた、確かにそうだ、だがそんな事はお構いなしに言葉を吐き出す

    「何これからも旅先で偽善でも振りまいておれば良いのじゃ今まで通りにの、それで幸せになる人が少なからず居るのは知っておるじゃろう?そうしておけば今までの縁とこれからの縁で何とか成るじゃろうて」

    那岐はその言葉に、ひとつ深呼吸をした。目を閉じ、意識を集中する。戦いでの技術の集積、五体の研ぎ澄まされる感覚、それらが彼女を形作り、彼女の人生そのものになっている。だが、人間無骨の言葉は確かに自分の奥深くに何かを灯した。

    「そうだね……」

    再び薙刀を握りしめた時、その手には以前と変わらぬ力強さがあったが、彼女の中に芽生えたわずかな疑念と希望が新たな色を帯びていた。それが何を意味するのか、どこに行き着くのかは分からない。しかし、もしもこの先にほんの少しでも彼女にとっての答えが見えるのなら、それを追いかける価値はあるかもしれない。

    「ならば、歩むと良い。ゆっくりと、の。」

     人間無骨の声に、那岐はわずかに頷いた。

  • 18二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 22:55:21

    もしかして平和の兆し見ずに死んでた方が那岐的には現世は良かったんだろうか

  • 19◆FJ01QwW8og24/10/31(木) 14:52:32

    >>18

    何回か殺そうかとも思ったんですけどねなんだかんだ異常性が爆発しないまま生き延びてしまいました

  • 20二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 18:08:14

    ダイスのキャラスレはエタるのが定番だけどちゃんと完結して良かった

  • 21◆FJ01QwW8og24/10/31(木) 18:10:50

    >>20

    終わらせないとスッキリしない質なので羂索とかの戦いを無理矢理キンクリさせる形で終わらせました、ラストバトル的なのを期待してた人には申し訳無いですが

  • 22◆FJ01QwW8og24/10/31(木) 18:11:43

    さてスレの余り結構有りますしどうしましょうかね……何か質問とか気になることとかあったら受け付けますが

  • 23二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 21:39:00

    質問です!今後あにまん掲示板での活動を続ける予定はありますか!?(例えば呪術廻戦の原作キャラのファンスレやifスレとか)

  • 24◆FJ01QwW8og24/10/31(木) 21:54:44

    >>23

    🎲系なら近い内にオリキャラファンスレで言ってた奴やろうと思ってますが、それくらいですかね

スレッドは11/3 21:54頃に落ちます

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