【🎲・閲覧注意】どきどき♡びれっじpart3

[1 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:26:40]

「というわけでマグカップ組＆ラウダさんでオリジナルシナリオを独自ルールで遊んでいきます！

　シナリオを進めるキャラ（PC）とは別に、メタ視点の私たちワイプ組の反応も入ります。

　現在は二日目が終わったところですね…」

「なんでちょっと元気がないわけ？」

「いろいろあったんだ…」

「僕もいろいろあったよ」

「一日目に比べて長かったな、二日目」

「ぎゅっと中身が詰まってたからね」

「泥沼ダイスに陥ってる奴がいたから、かな…」

「本シナリオではCP要素が含まれる可能性があります。

　左右は明言しませんが、こだわりの強い方や地雷のある方はブラバ推奨ですよ。

　それと展開によっては猟奇・ホラー的な展開や性癖モロ出し、暴力描写や性描写が含まれる可能性がありますのでご注意ください」

[2 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:28:37]

「私はすごいえらいつよい愛の女神。

　語気の強いレスやレスバはサクッと撃滅しますね。愛の女神なので。

　CPに関する質問や展開への不満も基本的にスルーです。愛の女神なので。

　合わないと感じた方はそっとブラバ＆理想のスレがあるなら自分でレッツスレ立て！ですよ」

「このスレでは独自ルールを採用してシナリオを遊んでいます。

　詳細はpart1スレをどうぞ」

part1

【🎲・閲覧注意】どきどき♡びれっじ｜あにまん掲示板

part2

【🎲・閲覧注意】どきどき♡びれっじpart2｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:30:41]

「今回のシナリオの登場人物であり、皆さんがダイスを振って行動を決定するPCは…」

ミオリネ

・大学の友人グループの一人。スレッタと特に親しく、実家を訪ねることを提案した。

グエル

・大学の友人グループの一人。スレッタの故郷の村についてから体調を崩してしまう。

備考：シャディクに色ボケている。進行役の慈悲で生き残ったが…

エラン（4号）

・大学の友人グループの一人。やや流されやすい面がある？

備考：実は村の出身であることを思い出した。『花嫁』に選ばれた…？

ラウダ

・スレッタの故郷の村人。田舎から出ていくことを切望している模様。

備考：エランとチュチュに色ボケている。

ナナシ（5号）

・村人の一人。集落からは少し離れた位置に暮らしている。

備考：ヤンデレ度99になってしまった悲しきモンスター。過去が過去なだけに仕方ない。

シャディク

・村人の一人。ナナシの家に居候状態。

備考：グエルとエランに色ボケている。

[4 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:31:20]

「そしてNPCがこちらです」

スレッタ

・大学の友人グループの一人。長期休暇前に故郷へ戻り、以後連絡がつかなくなった。

備考：大事なところで鈍くなる。

ケレス

・エランの保護者。

備考：エランと互いにほんのり色ボケている。

[5 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:32:02]

「立てたはいいものの眠いので…10まで埋めて寝ます」

[6 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:33:14]

新スレ乙です
続き楽しみ

[8 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:34:58]

「なんだか救われるような気がするんだよね」

「俺はむしろやばいルートに足を突っ込んだと思ったね」

「僕とエランが生存状態で終わればそれは救いなんだよ」

「そ、そっかあ」

[9 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:37:55]

「あと五日もあると思うと、なんとかなりそうだな」

「嘘でしょ。私、何も情報を得られた気がしないんだけど…」

[10 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:39:55]

「…そういえば」

「グエルさん…ナイフ、持ってたんですよね」

「あ」

「忘れていたのは進行役の落ち度なので…

　大きな違いではありませんが、多少は何かが変わりますよ」

dice1d2=2 (2)

1：使った

2：使えなかった

[11 二次元好きの匿名さん 24/10/28(月) 23:49:18]

新スレ乙です
そういえば銀製じゃないか？みたいなフラグがあったけど…ダメだったか～
まあ縄切るだけでめちゃくちゃかかったしな…

[12 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 05:22:47]

スレたて乙です
最近見始めました楽しみにしてます

[13 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:26:54]

「…なるほど」

「救済措置をことごとく蹴らないでください、グエルさん…」

「俺だって救済されたいんだ…！」

「そうですねえ…

　ミオリネさんは確定として、それ以外は…

　ふむ…」

dice1d5=2 (2)

「…値が小さい方が、グエルさんは嬉しいかもしれないですね～？

　それから、前スレの画像ありがとうございます。使えそうな場面があれば使わせてもらいますね」

[14 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:29:17]

「なるほどなるほど？

　では確実に…というのが二人ですね。

　まずはその二人を決めましょう。グエルさんを抜いたPC順で…あ」

「女神の私、最大値を間違えて…」

「…い、いえ、いいんです。シャディクさんも抜いちゃいましょう。

　グエルさんとシャディクさんを抜いたPC順、5は私です」

dice2d5=4 3 (7)

[15 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:33:52]

「…あ。ミオリネさんを抜いていたので、女神の私の選択で合っていましたね！」

「脳がボロボロすぎてお恥ずかしい限り。

　つまり、えー…ミオリネさんとグエルさんを抜いた数字で考えて…

　ミオリネさん、ネモさん、シャディクさんが確定ですか。

　これはまたすごいところを…」

「どういう意味だ…何のダイスだ…！？」

「さらに他の皆さんにダイスを振ってもらいます。

　…そうそう。エランさんは？？の成功率が8割に変わりました」

エラン？？（21～）：dice1d100=35 (35)

ラウダ？？（51～）：dice1d100=36 (36)

スレッタ？？（31～）：dice1d100=81 (81)

[16 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:36:22]

「これが友情パワーですか」

「すごいです！」

「？？？」

「では…dice1d3=3 (3)

　1：ハードモード続行、暗い場所から始まります

　2：それなりにやさしく、山の中からにしましょう

　3：せっかくなので、玄関前にでも倒れておきましょう」

[17 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:40:50]

【三日目・朝】

～マーキュリー邸～

「ふわ…おはよ…。…ねえ、何だか今朝、騒がしくない？」

「ミオリネ…」

「それが、大変なことになって」

「大変なこと…？」

「…ミオリネ、久しぶりだな」

「玄関の前に倒れていたんだ。

　何があったのか聞いても、思い出せないみたいで…」

「細かい傷もたくさんできてるし、それに何より…」

「…ねえ、その人、誰？」

[18 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:46:37]

「…！」

「…ミオリネまで…」

「何よ、その反応。…もしかして、村に来てから会ってたっけ？」

「…違う。彼は…グエルは、僕たちの大学の友人で…」

「変な冗談やめてよ。この村には私とエランで来たんだから」

「………」

「…そうか。ミオリネも、忘れてしまったんだね。

　実はね、僕の家の使用人たちも…それにこの調子なら、他の村の人も、かな。

　きっと、僕とエラン以外、みんな…」

「何か…とんでもないことが、起きているよね」

「？」

[19 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:47:01]

代償って存在忘れられるやつかあ…スレッタとエランが覚えてるのが救いだけど…

[20 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:51:10]

「…グエルが、こんな調子で…

　出掛けるわけにはいかないかな」

「エラン…」

「なんだかよくわからないけど…

　スレッタ。私たちは、今日どうする？」

「…ミオリネ。

　僕たちは昨日まで、何をしてたか…覚えてる？」

dice1d3=2 (2)

1：スレッタに家の案内をしてもらって…

2：…ここで言っていいの？…儀式を止めるため、屋敷を調べてたよね

3：確か…スレッタの友達を助けたいんだよね

[21 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:55:21]

「！」

「儀式…？」

「…ほ、本当に言ってよかった？」

「構わないよ。こんな事態になったんだ。

　情報は共有しておかないと、いつ、何があるか…」

（儀式を止めることが目的なら、僕とスレッタは協力できるはず。

　…ネモにも、伝えた方がいい。

　どうしようかな…）

dice1d3=3 (3)

1：先にスレッタと話そう

2：今はグエルのそばについていよう

3：一番にネモと話すべきかな…

[22 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:56:19]

ワイプ勢は自分のPC絡みのシーンしか見れないからマジで何があったんだよグエル…状態だろうなあ

[23 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 06:58:41]

「…ごめん。用が、できてしまって」

「…俺に構わず、出掛けてくれ」

「それか、そいつを連れて出掛ければいいんじゃないの？」

「それは…」

「エランを困らせるんじゃない。…本当に、いいから」

「…ごめんね」

「…さて。僕とミオリネは…」

dice1d3=1 (1)

1：ちゃんとグエルと話さないとね

2：僕はグエルのそばについているから、ミオリネは調査を続けて

3：今は時間が惜しい。グエルと一緒に調査を続けよう

[24 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:05:19]

【三日目・朝】

～マーキュリー邸・客間～

「話すって言っても…」

「ミオリネ。きみはまず、この状況を正しく認識する必要がある」

「どういう意味？」

「言葉のままの意味だよ。　きみは…何が原因かはわからないけど、グエルのことを忘れてしまった。

　思い出せないにしても、『忘れている』ことを認識してほしい」

「？」

（言い回しが難しいな…）

「…俺に関してだけ、記憶喪失になっている…そういう状態だと言いたいのか？」

「………」

dice1d3=3 (3)

1：そっか、そういうことなのね

2：いまいちわからないんだけど

3：忘れてるわけないじゃん。最初から知らないんだから

[25 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:08:25]

「…わかっていても、くるものがあるな」

「ミオリネ…」

「な、なによ。二人してそんな目で見て…」

「…きみを責めたって仕方ないね。

　じゃあ…グエル。この村について、部屋で休んでから…玄関前で目を覚ますまで。

　一切の記憶がないって言ってたよね」

「ああ」

「でも、見たところ…」

ミオリネ目星（51～）：dice1d100=18 (18)

スレッタ目星（31～）：dice1d100=96 (96)

[26 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:14:00]

「体格がいいのね。スポーツでもやってるの？」

「今それ関係あるか？」

「体中…特に足に、細かな傷が目立つね。

　よく見ると、乾いた土がついている部分もある。外にいたのは間違いない。

　ちょっとごめんね」

「うわっ」

「何？急にそいつの頭を撫でたりして」

「…髪から葉の切れ端が落ちたね。腐葉土みたいな匂いも微かに…山にでもいたのかな」

「スレッタって実は探偵？」

「茶化さないで。…ちょっと脱がせるね」

「ひ、必要なことなんだな？…わかった」

[27 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:18:10]

「…胴体はなんともない、かな。いや、打ったような痕があるか…

　でも、そう強い衝撃じゃなさそうだ。他は…あ」

「な、何それ…」

「…腕に、掴まれた痕。指の細さから見て、女性かな…」

（何故だろう。この痕を見るだけで、寒気が…）

「…首にも、薄っすらとだけど、同じような痕が。

　他には…」

「！？ま、待て、下も脱ぐのか…？」

「照れてる場合じゃないよ。…仕方ないな。ミオリネ、ちょっとだけ外に出ててくれる？」

「あんたが残ってたら意味なくない？」

「誰もいないのに脱ぐ方が意味ないよ」

[28 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:23:58]

「…よし。これで二人きりだね」

「わ、わざわざそういうことを言わないでくれ」

「？…下の方は…太腿やふくらはぎは、なんともなさそうだ。

　足は…あ」

「…何だ、これは？」

「…縄の痕」

「な…！？」

「どう考えても、普通じゃない。…グエル…」

グエル：dice1d100=20 (20)

スレッタ：dice1d100=99 (99)

[29 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:27:49]

「審議」

「何ですか？」

「この状況で唯一寄り添ってくれる相手に…

　もっとこう、強い想いがあってもいいと思うんだが…！」

「え～」

「何よりこれは色ボケシナリオだ！」

「まあ…相手が99ですし…？」

dice1d3=3 (3)

1：でも振り直しはなしです（笑）

2：仕方ないので振り直しで　dice1d100=19 (19)

3：まあ…確かに状況が状況ですよね　dice1d100=100 (100)　+30

[30 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:29:45]

「は？」

「俺は今…感動を噛み締めている」

「グエルさん、生存ダイスの慈悲は外すのに…」

「色ボケだけはしっかりと当てるなんて…」

[31 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:30:04]

100笑

[32 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:32:05]

どシリアスな展開からいきなり凄い色ボケ始まって草

[33 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 07:37:30]

ヤンデレ99といいダイス神…

[34 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 12:22:41]

でも彼女スレッタじゃなくてエリクトの可能性が高いんですよね笑

[35 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 12:23:42]

さすが初手結婚してくれ男これは草

[36 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 12:24:12]

今グエルの瞳に光が入ってるんですよねわかります

[37 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 14:15:59]

グエルがおそらくパンいちである状況で99と130は性のビッグバンか起きないか心配だなー（棒）

[38 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 14:27:01]

さすがにミオリネを外に待たせて大したことはできないとは思うが…

[39 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 18:31:42]

エリクトどうする…

[40 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 20:00:51]

>>38

ミオリネにバレたら色ボケ状況次第ではガタイの良い知らん男が大事な友人襲ってる図扱いされかねんからな…

[41 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 20:41:17]

「つらかっただろうな…」

「…覚えていない傷が、こんなにもあるというのは…

　確かに、気味が悪い。

　だが、こんな傷よりも…」

「…忘れられてしまうのは、つらいよね」

「ミオリネは、本当に俺のことを…」

「冗談でそんなこと言う人じゃないからね、ミオリネは。

　…でも、大丈夫。僕は覚えてる。…僕が傍にいるから」

「スレッタ…」

「…ちょっと！顔、近いよ」

「わぷっ、…い、今のは、そういう流れでは…！？」

[42 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 20:46:06]

「全然違うから。…いや、違わないんだけど」

（違わないということは…そ、そういうことなのか！？）

「…でも、僕は…そういうの、しないって決めてるんだ」

「そういうの、って」

「…こうやって、手を重ねたり…寄り添ったり。それ以上はね、しない」

「…無理にとは、言わないよ。望まないことはしたくない」

「グエル…そうじゃ、ないんだ。そうじゃないんだけど…

　…そうだね。きっと、祭りの夜を越えて…僕が、胸を張れる僕になれたら」

「？」

「…その時は、望んでも…いいかなって。そう思うから。

　待ってて」

[43 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 21:30:32]

ここから入れる保険になるのか、悲恋になるのか…

[44 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 21:39:08]

ご、ゴネ得⋯

[45 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 21:41:56]

シャディク…と思ったけどシャディクもグエルのこと忘れてる組か
そういや記憶消えてもグエルが花嫁候補の一人なのは変わらずなのかな

[46 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 21:45:01]

シャディクも二股だし…(語弊)

[47 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:25:05]

「で？何かわかった？」

「グエルはどうにも…どこかに監禁されていて、そこから逃げ出したみたいだ」

（…山の方にいたなら、もしかすると…）

「………」

「事件じゃん！け、警察に行った方がいいよ！」

「ミオリネ。この村は普通じゃないんだよ。

　…警察に頼っても、上手くいくとは限らない」

「今更だけどさ。あんたの故郷、やばいね」

「…否定できないなあ。とにかく！お昼からは調査を続けよう。

　グエルを一人にはできないし、三人でね」

dice1d3=2 (2)

1：え？本気で言ってるの？　スレッタ交渉（41～）：dice1d100=22 (22)

2：こんなわけわかんないやつと一緒なんて嫌！

3：…事情があるみたいだし、わかった。よろしくグエル

[48 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:34:14]

「ひ、ひどくない！？」

「ひどいも何も、初対面なのに知り合いみたいな顔して話しかけてくるんだよ？

　正直すっごい怖いんだけど！」

「ミオリネ～…」

「…いや、ミオリネが悪いんじゃない。俺が…妙なことに巻き込まれたのが悪いんだろうな…」

「そういうことを言ってるんでもないけど…うう。私が悪者みたいな空気じゃない…！」

「…仕方ないな…今日は僕とグエルが一緒に行動するから、ミオリネは…」

「一人で行動しろって？まあいいけど。…待って、昨日みたいな目に遭ったらどうするの！？」

「じゃあ…一緒に行動するか？」

「うっ…」

「大丈夫。危ない場所に近づかなければ、何も起きないだろうから」

[49 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:37:41]

「何なんですかグエルさん」

「怒るんじゃない」

「ある意味豪運ですね…こんな展開でもなければ、こうはならなかった気がします」

「グエル、何があったわけ…？」

「そのうちわかるかもしれないし、わからないかもしれないな…」

「…では、エランさんのターンですね。

　向かった先は…」

dice1d2=1 (1)

1：ネモの家

2：山沿いの通り

[50 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:40:52]

【三日目・朝】

～ネモの家・玄関前～

「…グエルのこと、ネモにもわからなかったら…どうしよう」

「あ。そういえば以前来た時は、シャディクが出て来たけど…

　いつの間に、ここで暮らすようになったんだろう…？」

（…玄関の鍵が開いた。誰か出てくるみたいだ…）

dice1d2=1 (1)

1：ネモ

2：シャディク

[51 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:43:22]

「おはよう！来てくれたんだ」

「おはよう、ネモ。…その、話したいことがあって」

「何？きみの話なら何だって聞くよ。

　さあ、中に…」

「…ネモ？」

「………」

dice1d2=1 (1)

1：…中に入って

2：あいつに会わせたくないし、別の場所で話そうか

[52 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:48:02]

～ネモの家・居間～

「あれ、エランだ。おはよう」

「シャディク」

（本当にここで暮らしているんだ…）

「返事しないで」

「え？」

「冷たいな」

「あんなの、もう放っておこうよ。

　いないと思っていれば、そのうち本当にいなくなるんじゃない？」

「………」

dice1d3=2 (2)

1：「さすがにかわいそう…だと思うよ」

2：「どういう意味？」

3：（今はネモの言う通りにしておこう…）

[53 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:52:11]

「言葉のまま！あんなやつ、消えちゃえばいいから」

「それは…」

「いいよ、エラン。今まで蓋をしていた気持ちが噴き出して、自分でも歯止めが利かないんだろう。

　俺はこの程度で怒ったりしないし、気にすることはないさ」

「そういう『わかってる』みたいな態度も嫌い」

「俺は好きなんだけどね。きみたち、皆のこと。

　あ、エランは特別大好きだよ」

「…？」

dice1d3=3 (3)

1：エラン「どうして…？」

2：ネモ「何それ、気持ち悪いこと言わないで」

3：シャディク「いっそ…」　dice1d100=9 (9)

[54 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 22:57:09]

「（頭を抱える）」

「（頭を抱える）」

「これは何のダイスなのかなあ」

「高いほど…平和でした」

「す、救い…救いは…？」

「僕は終わってしまうんだろうか。あるいはネモが…？」

「え～…dice1d3=3 (3)

　1：さすがにかわいそうなので、あくまで冗談…ということに…

　2：…意思を尊重してくれれば、まあ…セーフ？

　3：無理そうですね（笑）」

[55 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:01:25]

「いっそ、俺のものにしてしまえば解決するんじゃないか？」

「は…？」

「何の話…？」

「というか、そうだな。元々『そう』だったものが、元に戻るだけなんだから。

　うん、その方がずっと自然だ」

「な…何言って…駄目、だめだ、そんなこと」

「こればっかりは聞いてあげられないなあ。

　じゃあエラン、こっちにおいで」

「…？」

dice1d100=20 (20)

「高いほど自発的に、低いほど意思とは関係なく…ですよ」

[56 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:09:22]

（…どうして。従うつもりなんてないのに、足が勝手に…？）

「シャディク！」

「見せつけるほど悪趣味じゃないし、きみはここにいるといいよ。

　俺たちは部屋に行こうか」

「でも」

「大丈夫。何もひどいことなんてしないから。

　髪の一本まで、大切に扱うと約束するよ」

「何を、するつもり…？」

「お前…あの時、何もしなかったくせに…

　助けてくれなかったくせに…今更…こんな形で…！」

「…そのことは、一応、気にしていたんだ。

　だから今度こそ助けるよ。安心するといい」

（…シャディクに、手を取られて…触れられたところが、熱い…）

[57 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:13:46]

これは閲覧注意の予感、続けて

[58 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:16:38]

～ネモの家・シャディクの部屋～

「ここは…」

「俺の部屋！どうかな？」

「甘いものが好き？お菓子が机の上に、いろいろと…。

　…それより、ネモが、ショックを受けていたけど」

「彼は繊細だからね。難しいな…悲しませないよう立ち回りたいんだけど。

　もちろん、エランのこともね」

「きみが何を言っているのか、僕には全く分からない」

「なら、説明しようか。

　エランは『花嫁』に選ばれた。なら、先に誰かのものにしてしまえばいい」

「…結婚、するってこと？既婚者になれば、『花嫁』の資格は満たさないと…？」

「人間同士、家同士の結びつきを、書類の上だけで決めるものになんて、大した意味はないよ」

[59 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:18:35]

ワイプシャディクの顔が死んでそうで笑う

[60 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:21:56]

「それなら、何を…」

（抱き締められている…？

　…シャディク、いい匂いがする…）

「だから、こうやって…」

「…あっ」

dice1d3=2 (2)

1：鋭い痛みが走った気がする

2：「もっと深く繋がろうか」

3：「…エランの全部、もらうね」

[61 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:27:13]

「深く、って…？」

「そう、深く。どんな力でも引き裂けないくらい、俺のものにしてしまおう」

「シャディクの…」

（頭がくらくらする。いい匂い。甘くて、やさしくて、…ぞっとするほど、深い。

　心地いい温度に溶かされて、どこまでも沈んでいくような…

　でも、ここが僕にとって、一番…『相応しい』場所のような…）

「やっと言えるね。おかえり、エラン。

　…ちょっと、やりすぎかもしれないけど。

　あれに奪われるよりはずっといい」

[62 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:28:28]

大丈夫？ネモが世界滅ぼさない？？

[63 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:30:38]

「何か言うべきことがあると思う」

「俺は悪くない」

「………」

「5号さん、いろいろと諦めきった顔をしています…」

「別にいいじゃないですか。ある意味安全圏ですよ」

「救いが…ない…」

「むしろ救われているような気がしますが…

　あ、そうそう。エランさんからシャディクさんに対しては色ボケ95固定なのでよろしくお願いします」

「は？」

「クリティカルが出ないと決して覆らないので、そのつもりで」

[64 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:36:15]

なんだ、クリティカルを出せばいいんだな(ぐるぐる)

[65 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:39:18]

「もう、むり、だ」

「大丈夫、いけるいける」

「っ…むり…！」

「仕方ないなあ…」

「は、はあっ…はっ…、…シャディク…きみ…」

「なに？」

「…不思議な人だと、思っていた、けど。まさか、…人じゃない、なんて」

「まあ、深く繋がればわかるよね」

[66 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:45:24]

（繋がるって…物理的な話かと思ったけど、さっきのあれは…何をされたんだろう。

　頭…いや、違う。心？魂…そんなものに、直接触れられたような…

　正直、少し…ううん、かなり…いや、他と比べられないくらい…）

「気持ち良かった？」

（違うとは…言えない）

「よかったよ」

（…思考を読まれている？）

「しかし、ネモに怒られそうだなあ」

「…どうして、きみ…そんなにネモに気を遣っているのかな。

　僕の読み取った情報が間違いじゃないなら、ネモの方が…」

「…あの時、あの場所に落ちる前に助けてあげられたら…なんて、後悔しているんだよ、これでも」

[67 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:48:42]

「あの時…」

（…何のことだろう）

「繋がったからと言って、すべてを理解できたわけじゃないか。

　それでも構わないさ。きみが無事ならね」

「…ありがとう？」

「どういたしまして。さて、ネモを待たせたままだけど…

　いい加減、会いに行こうか」

「………」

dice1d3=1 (1)

1：「許さない…許さない…」

2：ぼんやり景色を眺めている

3：「…エランが確実に無事でいられるなら、これで…」

[68 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:52:32]

～ネモの家・居間～

「すごい怒ってる」

「…当然だと思うけど」

「エランに、なんてことを…

　こんなの、誰に奪われるか変わっただけで、同じことじゃないか…！」

「そういう考え方もあるのかあ」

（正直…もう取り返しはつかないだろうし。

　ネモに納得してもらえるのが、一番なんだけど）

dice1d3=2 (2)

1：真面目に説得しよう　エラン交渉（41～）：dice1d100=25 (25)　-15

2：ネモの記憶を飛ばすとか、できないかな…

3：いっそネモも同じ状態になるとか…？

[69 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:53:26]

とりあえず失敗したのは選ばなくて良かったけどもう全体的にやばい！

[70 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:55:38]

「すごいこと考えるね」

（やっぱり読まれている…？）

「エラン…そいつから離れて…

　もう僕はどうなったっていい、から…

　そいつを殺す方法を考えるから…！」

「こわいなあ」

「…できないの、結局？」

dice1d3=2 (2)

1：できるけどかわいそうだから

2：やりたくないから

3：できるけど…

[71 二次元好きの匿名さん 24/10/29(火) 23:58:01]

「真面目に説得、がんばれ」

「………」

「エラン…きみも、そいつと一緒にいるのなんて、嫌だよね…

　大丈夫、僕が助けるから…今度こそ…ううん、今回だって…」

「…？」

dice1d2=2 (2)

1：気になるけど今は説得だ　エラン交渉（41～）：dice1d100=59 (59)

2：今回って…前回があったの？

[72 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 00:01:59]

「…そう、前に…十年前に、僕たちは…」

「僕たちは…？」

「森の奥…地底の社で、…何もかも、奪われた…」

「…地底、の…」

（暗くて、冷たくて、かなしい場所…

　どうしてだろう、不思議なくらい…よく知っている）

「あの子たちも…」

「あの子たち？」

「水星ちゃんたち、だよ。片や体を、片や魂を奪われた、かわいそうな双子」

dice1d3=1 (1)

1：まさか、それなら僕の知るスレッタは…！

2：そんな…じゃあ、本当のスレッタは…？

3：ごめん、全然わからない

[73 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 06:41:41]

「…エリクトみたいだと、思ってはいたけど。本当に、エリクトだったと…？」

「そう。気付いているのはごく一部だけどね。

　俺やネモ、ラウダ…きみにわかりやすく言うなら、強い力を持って生まれた者ほど影響を受けにくい」

「…だからラウダは、花嫁に選ばれた？」

「察しがいいね。まあ、基準はそこだけじゃないんだろうけど」

「そもそも…あの二人が、あんな場所に行かなければ…

　僕たちだってこうはならなかったんだ…！」

「…スレッタたちが、その、地底の社に行ったのか。

　何のために…？」

「さて、そこは俺にもわかりかねる。俺にわかるのはただ結果として…

　彼女たちが大きな代償を支払って、地上に帰って来たことだけだ。

　おかげであの年は、花嫁を捧げずに済んだようだけどね」

dice1d3=2 (2)

1：エラン（今ならネモを落ち着かせられないかな…）　エラン交渉（41～）：dice1d100=18 (18)　-10

2：ネモ「…みんな、きらいだ…全部、いなくなっちゃえばいいのに…！」

3：シャディク「きみたちはこれからどうするのかな」

[74 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 06:47:25]

（ネモの思考がどんどん悪い方向へ…）

「エランだって…そう思うよね…？」

「えっと」

「シャディクのことなんて嫌いだよね。だって、僕たちを助けてくれなかった…

　スレッタとエリクトだって嫌いだ。僕たちを巻き込んだりして…

　ラウダのことも嫌い。村の人も、…あの化け物も…全部…」

「ネモ…」

「みんないなくなっちゃえばいいって、思うよね…？」

「…エラン。きみの本当の気持ちを答えた方がいいよ」

「………僕は」

dice1d3=3 (3)

1：…シャディクが好き、だと思う

2：村のことはわからないけど、きみやシャディク、友達たちのことは…好きだよ

3：（とりあえずネモに合わせておこう…）

[75 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 06:52:04]

「…ネモと同じ気持ち、だよ」

「！」

「………」

「そっか、それなら…もう全部、どうなったって、いいよね」

（何か間違えたような気がする）

「きみのその優しさは、時に毒だね」

（…優しいと言うより、流されやすいだけかな。特に、ネモには…）

「それじゃあ…」

dice1d3=2 (2)

1：僕たち以外の全員、捧げものにしちゃおう！

2：儀式を行う連中がいなくなれば、花嫁になんてならなくて済むよね

3：全部捨てて逃げちゃおう

[76 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 06:56:48]

「そんなことしなくても、もう花嫁には、」

「どうしようかな。火を放てば早いかな。それとも確実に、一人ずつ、全員の方がいいかな？」

「あの、」

「大丈夫！二人でならやれるよ。…ね、僕だけに任せたりしないよね？

　僕たち、双子なんだから。二人で一緒にやるよね？」

（…まずい）

「ここまで壊れるなんて。…脆いな」

エラン（いい加減、目を覚まさせないと）

エラン交渉（41～）：dice1d100=76 (76)　-15

[77 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:02:29]

「ネモ…聞いて」

「大丈夫、悪いやつがいなくなれば、僕たちはもう、自由で…」

「そんなことしても、自由にはなれないよ。

　…仮になれたとしても、きっと後悔する。きみは優しいから」

「僕がやさしいのはきみにだけだよ」

「違う。…少しだけ、思い出した。

　あの日…スレッタとエリクトが、森の方に向かって帰って来ないと知って…

　探しに行こうと提案したのは、きみだったよね」

「…それは」

「大事な友達だから、何かあってはいけないからって。

　…今も同じ。僕たちだけじゃない、ラウダも…他の皆も。全員が助かる道を、探そう」

dice1d3=1 (1)

1：…僕だって、本当は…

2：そんなもの、ないよ

3：嘘つき

[78 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:03:42]

このド修羅場からの救いはあるのだろうか

[79 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:12:03]

「…本当は、誰も傷つかないのが一番だって、わかってる。

　でも僕はもう…あの日の僕みたいに、汚れのない手を持ってはいないんだよ」

「………」

「あの日…僕より先に、きみが、地底の社にたどり着いた。

　そこでエランは、あの化け物に…

　…僕は、きみを取り戻すために、全てを差し出したよ。

　皆の記憶の中にいる僕の存在を奪われ…名前だって奪われて…

　神官として、死ぬまであいつに尽くし続けるんだって、契約させられて…」

「山の社に仕えることをやめさせなかったのは、あれのミスだろうけどね」

「僕のことを忘れて、覚えている子供はいなくなって…母さんが狂ったのも、死を選んだのも、僕のせい。

　父さんが、地底の社に飛び込んで死んだのもね。

　…あの化け物に尽くすためって名目で、人を殺すのを…手伝ったこともあるんだよ。

　こんな僕が、皆を助けるなんて…無理だよ」

「ネモ…」

dice1d2=2 (2)

1：………

2：それでも、一緒に頑張ってみよう

[80 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:15:13]

「頑張るって…何を、どうやって…」

「わからないけど…諦めたら、きみは…

　自分自身でも嫌っている、今のまま変わらない。

　…そんなの悲しいから。だから、頑張ろう。自分で自分を、許せるくらい」

「…エラン…」

（抱き着かれた。…泣いている？）

「撫でてあげて。ずっと一人で頑張っていたんだから。

　…俺がいても、ずっと一人だって…そう思っていたから」

「………今まで、頑張ったんだね。ネモ」

[81 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:18:31]

「展開が濃いんですが」

「びっくりですね～…！」

「まさかそんな過去が」

「もしかして丸く収まった？」

「救われる…？救われるよね？」

「まあ、たぶん…？

　ついでにこんな状況になったので、ヤンデレ成分が中和される可能性もありますが」

dice1d3=1 (1)

1：変化なしです（笑）

2：独占欲と過激さは残っているものの、穏やかになりました

3：さっぱりきれいに落ち着きました

[82 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:19:43]

ダイス神ヤンデレ好きなの…？

[83 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:21:25]

「ラウダさんのターンですよ」

「他の皆のターン、長くないか？」

「いろいろあったので…」

「僕だけ除け者にされてないか…？」

「いいじゃないですか！ある意味平和ですよ」

「納得いかないが…行き先を決めればいいんだな」

dice1d3=1 (1)

1：資料館

2：駐在所

3：駄菓子屋

[84 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 07:24:14]

【三日目・朝】

～資料館～

「おはようございます、ニカさん」

「ラウダくん！おはよう。開館直後に人が来るなんて初めてだよ」

「すみません、忙しい時間帯でしたか？」

「ううん！嬉しいってこと。好きなだけ見ていってね！」

（本当にうれしそうだな…）

dice1d3=2 (2)

1：ニカの話を聞く

23：資料を見る

[85 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 10:05:33]

地底の杜の神(仮称)と山の杜の神的なのが2ついて
ネモは元々山の方の神官でそっちの神様がシャディク…ってことなのかな

[86 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 17:09:33]

前回の資料館では小道具は調べたけれど民話？みたいなのが見られなくて用途が不明だったから今回はヒントになるといいな

[87 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 19:24:54]

（今日は何を見ようかな…

　役に立つものがあればいいんだが）

dice1d3=3 (3)

1：郷土料理の本

2：古い時代の手記

3：民話を紹介するパネル

[88 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 19:45:40]

（これは…昨日見た笛に関係する話かな。

　…若い女が、赤子を抱えて夫の帰りを待っていた夜のこと。

　外に恐ろしいものの気配を感じ、その何かが家の中に入ってこようとしていると気付いた彼女は…

　日頃から神に捧げていた笛を、祈りを込めて吹くと、悪いものの気配がすっかり消えてしまった。

　家に戻った夫と相談し、感謝を込めて菓子を家の祭壇に置いておくと、

　いつの間にか菓子はすっかりなくなっていた…）

「あ、それは村にいたおばあさんに聞いた話を書いたんだよ。

　そのおばあさんの、ずっと昔の先祖の話なんだって」

「へえ…」

（実話なのかどうかは、微妙なラインだが…

　祭りでも楽器を演奏するし、そういう話が残っていること自体はおかしくないか。

　…他には…）

dice1d2=2 (2)

1：郷土料理の本

2：古い時代の手記

[89 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 19:55:46]

「これは…」

（手記がいくつか並べられているが、解読できないものばかり…）

「それはね…原文も一部が欠けていたり、書かれた時代が古すぎて解読できてない部分もあるんだけど。

　解読できた部分は、こっちのパネルに書いてあるから。

　興味があるなら読んでみてね」

「はい」

（一つ目の手記は…。

　神…土地に繋ぎとめる、…石。…何のことだろう？最後の方はまともに解読できているらしいが…

　『損なわれることあらば、加護を失い、牙を剥くやもしれない』…いかにも不吉だな）

（二つ目は…神の姿に言及しているんだろうか？…美しいとしか書かれていないな。

　それに…財と息災、万病に効く酒をもたらす…？そんな話、聞いたことがあったかな…？）

（最後の手記は…逸話かな？

　神への供物を怠ったことで怒り、荒ぶった神が、水害を起こし村を沈めたと…

　…これって、実際にあった自然災害のことなんだろうか）

ラウダ目星（51～）：dice1d100=70 (70)

[90 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 19:59:29]

「…そういえば…」

「どうかした？」

「この…最後の。逸話が書かれた手記は、特に欠けたところがないような気がして」

「ああ、それね。他の手記とは保存状態や紙の質が違って…

　書かれた時期が、百年以上離れているみたい」

「百年以上…」

「記録に残っているだけでも…

　こっちの、新しい手記が書かれたあたりの時代以降、水害が増えたみたい。

　だからこういう逸話が生まれたんじゃないかな？」

「………」

（何か、引っ掛かるような気がするな…）

[91 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 20:01:29]

「僕だけ朝の行動が短いような気がする」

「不思議ですねえ」

「ところで今の情報、結構重要なんじゃないか？」

「普通ならそうなんですけど、他の皆さんがシナリオ破壊に勤しんでいるので…」

「…何が起きてるんだ、本当？」

[92 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 21:58:43]

【三日目・昼】

～マーキュリー邸～

「それじゃあミオリネ…本当に、僕たちとは別行動するんだよね？」

「そいつがいなきゃスレッタと一緒に行動するけど。

　…っていうか、スレッタは大丈夫なわけ？そいつと一緒で…」

「…友達にひどいことはしない。約束するよ」

「友達って…

　…ああもう！あんたの顔を見てると混乱するし、私はもう行くからね！」

ミオリネ行き先：dice1d3=3 (3)

グエル・スレッタ行き先：dice1d4=4 (4)

1：マーキュリー邸

2：山沿い

3：海沿い

4：山

[93 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:01:39]

【三日目・昼】

～海沿いの通り～

「はあ…本当、何が起きてるのよ。

　…そういえば、ケレスさん…もう三日も連絡がついてないはずだけど、心配してないかな。

　それどころか、私の家族とか、他の友達も…

　…電話、試してみようっと」

ミオリネ？？（76～）：dice3d100=83 23 2 (108)

[94 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:04:44]

「…あ、繋がった？あの、もしもし…」

『だれ？』

「…あれ？」

（ケレスさんにかけたつもりだったんだけど…今の声、子供だよね？）

『おねえちゃん、だれ？』

「えっと…私は…」

dice1d2=2 (2)

1：名乗る

2：やめておく

[95 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:07:18]

（…何か、変な感じ。名前を教えるのはやめておこうかな…）

「…お姉さん、知り合いの電話にかけたつもりだったんだけどな。

　番号を間違えちゃったみたい」

『どこにいるの』

「どこ、って…」

『あいにいっても、いい？』

「………」

dice1d3=3 (3)

1：電話を切る

2：いいよ

3：あなたはどこにいるの？

[96 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:10:16]

『わたしは…』

「ゆっくりでいいよ。説明できるかな？」

『…くらくて、つめたい…』

「…大丈夫？」

『さむいよ…こわいよ…』

「………」

dice1d3=3 (3)

1：電話を切る

2：迎えに行くから、場所を教えて

3：あなたの名前は…？

[97 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:13:34]

『わたしのおなまえ…』

「そう。お家の人に、迎えに行ってもらうよう伝えるから。

　だから、教えて？」

（…この子、本当に怖がってる。

　小さな子供を疑ったりするんじゃなく…安心させてあげないと）

『わたしは…スレッタ』

「…え？」

『スレッタ・マーキュリーっていうの。

　おかあさん、おとうさん…エリクト…

　むかえに、きてくれるかな…？』

「………」

『おねえちゃん？…あっ』

「え？ま、待って、どうしたの…

　…電話、切れてる…」

「…今の…どういうこと？」

[98 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:14:51]

単独行動になった途端に成功する電話チャレンジさあ…と思ったらスレッタ(本物)とコンタクトとれた！？

[99 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:17:27]

【三日目・昼】

～山道～

「…本気で登るのか？」

「うん。…話を、した方がいいかなって。

　グエル、調子はどう？」

「特に問題はないが…」

「よかった。怪我をしてたんだし、足が痛むとか…何かあったら言ってね」

「ああ…」

グエル？？（51～）：dice1d100=79 (79)

[100 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:22:51]

「…何となく、見覚えがある気がするな…」

「この山道に？…やっぱり、この辺りに連れて来られたのかな…」

「…誘拐・監禁の犯人がいる場所に、わざわざ近づくのは…危険じゃないか？」

「きみの言うことももっともだけど、相手は…僕にとっても、大切な相手だからね。

　話し合いで解決できるなら、そうしたいんだ。

　…馬鹿げてると思う？」

「…いや。平和的でいいんじゃないか？腕っぷしが必要になったら俺に任せろ」

「ええ～。怪我人に任せちゃっていいのかな？

　僕、結構強いよ？」

「関係ない。…守りたいんだ」

「…そ、そっか！すごいなあグエルは～…あはは…」

（照れている…）

[101 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:25:13]

～ネモの家・玄関前～

「…よしっ。じゃあ、インターホンを鳴らすね」

「ああ…」

「…グエル、念のため…どこかに隠れておく？」

「いや。それだとお前に何かあった時に動けないだろ」

「そ、そっか」

dice1d3=1 (1)

1：ネモ

2：シャディク

3：誰も出てこない…？

[102 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:30:43]

「…やあ。久しぶり」

「ネモ…」

「名前…ああ、そうか。もう皆、わかるのか…」

「………」

「…で、そっちは誰？見ない顔だけど…

　村の外の友人でも招いたわけ？」

「…きみも、忘れてるんだね」

「？…まあ、何だっていいけど…興味もないし」

dice1d3=3 (3)

1：グエル「…お前が俺を監禁していたのか？」

2：ネモ「一つ、聞きたいんだけど…」

3：スレッタ「ちゃんと、話がしたくて」

[103 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:35:23]

「………」

「ネモ？」

「今更、なんて…僕が言うことでもないか…

　僕だってきみと…話そうともしなかったし」

「…僕のせい、かな。僕が逃げ出したから…

　きみのこと、置いて…」

（…二人の間に何があったんだ？）

「別に…それでいいって思ってたのも、事実だから。

　じゃないとあの日、僕たちがしたこと…無駄じゃないか。

　むしろ、どうして戻ってきたの」

「…ラウダが…選ばれたって知って」

（知らない名前が出てきたな…）

[104 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:41:05]

「…ラウダ、ね。あいつ…本当、他人を巻き込んでばかりで…」

「そもそも…選ばれたラウダだって、巻き込まれた立場だよ」

「…そうかもね」

「ネモ、一つ確認したいんだけど。

　…きみは今も、神に仕える立場として…儀式を、成功させるつもり？」

（神に仕える…神官のような役職なのか？）

「…そう尋ねるってことは、きみたちは…へえ。

　それなら…」

dice1d3=3 (3)

1：中で話そうか

2：ところで隣の彼だけど…　dice1d3=2 (2)　（1：真面目　2：色ボケ　3：dice1d100=97 (97) ）

3：…もっと早く、動いてくれれば…

[105 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:44:51]

「そうすれば、僕たち…こんなことには…

　そうだ、エランだって…！」

「え、ちょっと…」

「スレッタ、こっちに。…突然、興奮状態になったな。

　なんというか、情緒不安定なのか？」

「いや…僕の知ってる彼は、もっと落ち着いていたけど…」

「というか今、エランの名前が聞こえたような…」

dice1d3=2 (2)

1：様子を見に出てくる　dice1d2=1 (1)　（1：エラン　2：シャディク）

2：グエル「…多少手荒にでも、落ち着かせるべきじゃないか」

3：ネモ「やっぱり駄目だ、許せない…」

[106 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:48:11]

「や、野蛮だよ！」

「今にも野蛮な手段に出そうな誘拐・監禁犯を前になんて悠長なことを…」

「い、言い返せない…」

「…いなくなっちゃえばいいんだ、きみたち二人とも…」

「す、すごいこと言ったぞ」

「ネモ、どうして…」

「とにかく…少し、頭を冷やしてもらおう」

グエル：dice1d100=42 (42)

スレッタ：dice1d100=27 (27)

ネモ：dice1d100=45 (45)　-20

[107 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:52:05]

「っ…離せ…！」

「儚げ美少年みたいな顔のくせに強いぞ！？

　というか落ち着いて見たらエランにそっくりだな…」

「今！？」

「なんなんだよ、もう…

　どうして僕ばっかり、こんな…何もかも、上手くいかなくて…」

「…そう気を落とすな。俺たちは話をしに来たんだ。

　だから…落ち着いてくれ。

　お前が俺たちに危害を加えないなら、俺たちだって手荒な真似はしない。

　むしろ…協力できればいいと、思っている」

「………」

ネモ：dice1d100=63 (63)

[108 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:56:38]

「…じゃあ、きみは…僕を救ってくれるの…？」

（なんか壮大な話だな…だが、まあ…）

「ああ。俺はまだ、何が何なのか分かっていないし…

　お前にもきっと、ろくでもない目に遭わされたんだろうが…

　…こんなに傷ついた顔をしたやつを、放ってはおけない」

「グエルってさあ…」

「？」

「…信じる、からね。僕のこと、救ってくれるって…

　見捨てたり、置いて行ったり…忘れたり、しないって…」

「当然だ。…忘れられるのは、つらいからな」

「グエルってさあ！」

「な、何なんだ？」

[109 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 22:59:21]

「何が何なんだ」

「それを聞きたいのは僕もだよ。

　おかげで僕の昼行動が潰れた気がするんだけど？」

「そこは申し訳ないですが…

　いやあ、色ボケダイスがエランさんへのものを上回りましたね」

「つまり？」

「依存先が分散されたので、ちょっとはいい感じになったんじゃないですか？」

「お前の人間関係、いつの間にそんな複雑化してたんだ」

「いろいろあってね…」

[110 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:01:56]

ひとたらし…！

[111 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:04:18]

「さてさて。

　ネモさんが予想外の事態で昼行動を潰されたので…

　お二人の昼行動を決めます！」

「家にいたら…さすがに気付きそうですけど。どうしましょう？」

「そもそも大した情報が残ってないんですよね…」

「じゃあ他の場所の探索かな？」

「懐かしの我が家を探索する可能性もあるけど」

「では…」

dice1d4=1 (1)

1：懐かしの我が家

2：山の社

3：山沿い

4：海沿い

[112 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:10:02]

【三日目・昼】

～ネモの家・ネモの部屋～

「…彼は、ずっと僕のことを覚えていてくれたんだね。

　幼い頃の服が、まだ残っているなんて思わなかった」

「きみの存在をよすがにしていたんだろう」

「僕は…彼に、何もできなかったのに。覚えてすらいなかった…」

「それでも…彼にとっては、唯一救うことのできた存在だ。

　エランが健やかに生きている、それだけで…自分の価値を認められたんだろう」

「…そう。…他には…書物庫、見てみようかな」

「ああ。何か情報がないか探るのかい？

　残念ながら地底に住まうあれのことは記されていないと思うけど…」

「それでも。…ネモがどんな本を読んでいたのか、気になるから」

エラン目星（41～）：dice1d100=3 (3)

エラン？？（21～）：dice1d100=23 (23)

[113 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:13:36]

～書物庫～

「これはまた派手にやったね」

「きちんと棚を固定しておかなかったのが悪いと思う」

「仕方ない、片付けよう。本を一か所にまとめて、棚を起こして…」

「…ごめん。手伝わせてしまって」

「かわいいエランのためなら、何てことないよ」

（かわいいという表現はどうかと思う）

「本当のことなんだけどなあ」

「…やっぱり心、読まれている…？

　…あれ、この本…」

[114 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:18:36]

「どうかした？」

「どうしてだろう、気になって…カバーを見るに、古典の名作だね。

　ネモ、古典が好きなの、かな…」

「…その本は、確かによく読んでいたね」

「………」

（古典なのは、カバーだけ。

　中身は…自殺について、書かれている。

　何度も…ページが擦り切れるくらい、読んだらしい。ネモ…）

「きっともう必要ないものだろう。

　これを機に処分するっていうのはどうかな？」

「賛成。…もう、こんな気持ちにさせたくない」

「俺もだよ。…ずっと一緒にいたのに、何もできなかったんだけどね」

「………」

dice1d100=24 (24)

[115 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:20:52]

「何もできなかったとしても、孤独じゃないことに…意味はあったはず」

「…そうかな」

「それにシャディクは、ネモのことをずっと覚えていた。

　ネモは何度も…忘れられることを恐れているようなことを、口にしていたから。

　心のどこかでは、シャディクの存在が助けになっていたと思う」

「だったら嬉しいな」

「…うん」

（そうであってほしいという…僕の勝手な願望かもしれないけど）

[116 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:23:36]

【三日目・昼】

～資料館～

（…もう昼か。これから、どうしようかな…）

（エラン…今日は会っていないけど。

　今日も、あいつと一緒にいるのか…？）

「………」

「？」

（難しい顔…お腹がすいてるのかな？

　若い男の子だもんね）

dice1d3=3 (3)

12：山沿い　dice1d3=3 (3)　（1：資料館　2：駐在所　3：駄菓子屋）

3：山

[117 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:27:07]

「ラウダさんまで山登りですか…」

「え？ま、まさか僕以外全員山に…？」

「全員ではないですよ！」

「つまりほぼ全員が山にいるんだな？」

「まあ…」

「しかし今行っても…いえ！

　ラウダさん、幸運を振りましょう」

ラウダ幸運（31～）：dice1d100=16 (16)

[118 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:29:38]

～山道～

「…こういう時、連絡する手段がないのって不便だよな。

　村の外では、携帯とか、スマホとか…使うらしいけど」

「はあ…これでエランがいなかったら、とんだ徒労だ…」

「…ん？」

dice1d3=1 (1)

1：玄関前には誰の姿もない

2：ラウダ幸運（31～）：dice1d100=80 (80)

3：修羅場

[119 二次元好きの匿名さん 24/10/30(水) 23:39:03]

成功すると引けないダイス

[120 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:22:43]

～ネモの家・玄関前～

「…ここまで来たが、途中でエランを見かけることはなかったな。

　どうしたものか…」

dice1d3=1 (1)

1：インターホンを鳴らすか…

2：できれば家には入りたくないし、近くを散策してみよう

3：…いっそこのまま帰るか…

[121 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:24:47]

「できればあいつには会いたくないけど…

　エランに何かあってからでは遅いか。

　いないことさえわかればいいんだし…」

dice1d3=2 (2)

1：ネモ

2：シャディク

3：ラウダ幸運（31～）：dice1d100=13 (13)

[122 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:28:08]

「やあ、こんにちは。何か用かな？」

「シャディク…」

「ラウダが自発的にここへ来るなんて、珍しいな」

「………」

ラウダ？？（51～）：dice1d100=84 (84)

[123 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:39:48]

新たな修羅場始まっちゃう…？
でも一人蚊帳の外だったラウダも合流できたのは少し嬉しい

[124 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:40:15]

「…お前、何か…」

「うん？」

「うまく言えない、けど…何か、あったのか？

　何かが、変わった？」

「驚いた。察しがいいね」

「一体、何が変わったんだ…？」

（髪を切った、とか…そういう単純な話じゃない気がする。

　何か、もっと本質的なところ…）

dice1d3=3 (3)

1：…ところで、エランを知らないか？

2：あいつはいないのか？

3：dice1d100=26 (26)　※86～成功

[125 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:45:29]

（…よく分からない。ただ、少し…）

「？」

（…不気味な感じがする、ような）

「うーん」

dice1d3=1 (1)

1：（彼らはラウダも救いたいと言っていたし…）よければ中に入ってくれ

2：（巻き込まないのが正解かな？）近くを散歩でもしようか

3：dice1d100=32 (32)

[126 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:47:54]

（以前は勝手に招くことはできないと言っていたのに？

　どういう心境の変化…あるいは、状況が変わったのか？）

「そんなに怖い顔をしなくても大丈夫だよ」

「………」

dice1d3=3 (3)

1：入る

2：入らない

3：エランは？

[127 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:51:13]

「中にいるよ」

「な…！」

「もちろん、彼自身の意思で。

　…懐かしの我が家だからね」

「…そう、か。いや、そうだな。

　思い出したんだから、帰っても…不思議じゃない、のか」

「お茶菓子もあるし、上がっていってくれ。

　その方が、落ち着いて話もできるだろうし」

「…わかった」

[128 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 06:57:45]

「一か所に人が集まり過ぎです」

「ミオリネ以外全員いるんだが？」

「こんなことなら一緒に行動するのを拒否しなければ…と思いもしますが。

　ミオリネさん、結構重要なイベントを起こしましたからね」

「嫌われた甲斐があったというものだな…」

「存在を忘れられているからね。仕方ない」

「そんなことになってたのか！？」

「俺とエランもすごいことになったけど」

「僕は救われるなら何でもいいよ、もう」

[129 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 17:05:17]

☆

[130 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 20:07:37]

「ミオリネさんの夕方行動を決めたいんですが…」

「さっきの電話なに？スレッタを名乗る不審者…じゃないよね。

　あ、そういえば序盤で双子の写真が出てきたっけ…

　…どういうこと？」

「ミオリネさんが自発的に他の皆さんのいる場所に行くとは思えないんですよね～」

「無視すんな。っていうか、皆同じ場所にいるの！？」

「…こっちの話なので、気にしないでください！

　ミオリネさん、夕方の行き先を決めましょう！」

「え～…」

dice1d3=2 (2)

1：マーキュリー邸

2：山沿い

3：海沿い

[131 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:23:14]

【三日目・夕方】

～山沿いの通り～

「スレッタが言ってた通り、こっちの通りは海沿いに比べて活気があるわね。

　…スレッタ、か」

「さっきの電話…何だったんだろう」

dice1d3=2 (2)

1：資料館

2：駐在所

3：駄菓子屋

[132 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:25:42]

皆にスルーされ続ける駄菓子屋

[133 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:26:24]

～駐在所～

「…ん？見ない顔だけど…何か困り事か？」

「あなたがここの駐在さん？」

「ああ」

「…その…」

dice1d3=1 (1)

1：（スレッタは、巻き込まない方がいいって言ってたよね…）

2：グエルのことを相談する

3：公衆電話が壊れていると訴える

[134 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:33:54]

「…やっぱり、何でもありません」

「遠慮しなくていい。見たところ、まだ学生か？

　大人には素直に頼れよ」

「大丈夫。その、ちょっと道に迷ったと思ったんだけど。

　こんな狭い村だし、大通りを真っ直ぐ進めば着く場所だから」

「大通りを…ああ、あの屋敷か。

　里帰りか？それとも友達の家に遊びに来たのか」

「友達の家に。急に連絡つかなくなったから、心配になっちゃって」

「…その友達とは、会えたんだよな？」

「もちろん」

「そっか。…よかったな」

[135 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:36:05]

「見事に何も起きませんでしたね」

「次からはミオリネさんの選択肢から駐在所が消えますので、そのつもりで」

「時間を無駄にしちゃった…けど、他の皆が集まってるなら事態は進んでる…よね？」

「妙な進み方をしていますね。

　こんなはずでは」

[136 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:40:32]

【三日目・夕方】

～ネモの家・居間～

「………」

「………」

「………」

「…えっと…」

（空気が重くないか…？）

「まさかこんなにたくさん客人を招くことがあるなんてね。

　俺のとっておきのお菓子を振る舞ってあげよう」

「そういうのいいから」

dice1d3=1 (1)

1：エラン「まずは、情報を共有した方がいいかな」

2：ラウダ「…懐かしいな。僕たちが揃うなんて」

3：シャディク「そういえば、きみ…」

[137 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:47:55]

「…というわけで、エランはもう俺のものだから『花嫁』になる資格はない」

「………」

「な…いつの間に、そんなことに…！？

　え、エラン、大丈夫なのか？」

「別に…特に変わったところはないよ。むしろ体調はいい方だ」

「シャディクがどうしてそんなことができるのか、理解できないんだけど…

　前々から変わっているとは思っていたけど」

「俺も…こいつからはただならぬ何かを感じる」

「そんな大したものじゃないよ」

「よく言うよ…」

dice1d3=2 (2)

1：グエル「とにかく、全員が儀式を止めたいと思っている。…そういうことでいいんだよな？」

2：ネモ「エランが候補から外れたってことは、『花嫁』の資格を持っているのは…」

3：スレッタ「…グエルのこと、聞いておきたいんだけど…」

[138 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 22:54:09]

「きみだけだね、ラウダ」

「…そう、なるのか。つまり、このままだと…」

「祭りの夜に…ラウダが。それだけは、絶対に止めないと」

「エラン…」

「それなんだが、祭りまでに村から逃げ出すんじゃ駄目なのか？」

「そう考えるのも当然だよね。…ただ、確証はないんだけどね…」

「…祟られる」

「え？」

「逃げ出そうとしたり、表立って儀式を邪魔しようとすると…祟られる」

「…どういうこと？どうしてそんなこと、ラウダが知って…」

[139 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:01:58]

「…駐在警察官の女性が、前任者がいなくなった話をしていた。そのこと？」

「あなたも知っていたんだ。…そうだね、彼もそうなのかもしれない」

（それ以外にも、何か思い当たる節があるみたいだけど…あまり聞かれたくなさそうにも見えるな）

「じゃあ、逃げる以外の方法を探さないといけないわけだが。

　何か名案を持っている人はいないかな？」

「お前こそ何か知らないの？どれくらい年を食ってるのか知らないけど…」

「やだなあ。俺はまだぴちぴちだよ」

（死語だが？）

（センスが…）

dice1d3=3 (3)

1：エラン「それぞれの持っている情報から…何か思いつかないかな？」

2：ネモ「…きみに、聞きたいことがあるんだけど」

3：スレッタ「グエルは、もう『花嫁』候補じゃないのかな…？」

[140 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:07:54]

「…俺？」

「グエルのこと、軽くしか紹介できていなかったけど…

　彼はこの村に来てすぐ、きっとどこかへ連れ去られ、監禁されて…

　今朝、僕の家の前に倒れていた。この数日間の記憶を失ってね。

　きっと『花嫁』に選ばれたからだと思っていたんだけど…」

「僕はそんなの知らないけど」

「僕も初対面だ。…でも、同じ候補なんだとしたら同情する。

　こんなタイミングで村を訪れてしまうなんて…災難だったね」

（ネモも忘れているのか…それとも、本当に知らない？）

「ああ、素敵な子だからね。一時は選ばれたものの…

　…いや、違うな。候補から外されたというより…」

「…？」

シャディク？？（16～）：dice1d100=7 (7)

[141 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:13:29]

「シャディク？」

「…うーん、わからない！」

「は？ふざけるなよお前、本当に…

　役に立たないなら出て行ってくれない？」

「ど、どうしてシャディクにだけそんなに当たりが強いの！？」

「なんだろう、わかりそうだったんだけど…思ったより消耗しているのか。

　それとも、気付くこともできないくらい根深いものなのかな？」

「意味深かつ不安を煽ることを言うんじゃない」

「本当だ。…とにかく、花嫁候補じゃないのかどうかは重要事項だ。

　判別する方法はないのか？」

「そこは確実に違うと言えるよ」

[142 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:18:42]

85％成功するのに外すとは…

[143 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:22:08]

「それなら、僕たちが第一に守るべきなのはラウダ…ということかな」

「そうなるね。祭りが始まるまでに、状況を打開しないといけないな」

「打開って言っても、どうやって…」

「家の中はいろいろ調べてみたけど…まだ、有力な情報にはたどりつけていない、かな」

「…この家にも、大した情報はない。そんなものがあるなら、僕は…十年も、こんな…」

「そう暗い顔をするな。…今はもう、一人じゃないだろ。皆で立ち向かおう」

「…うん」

「グエル。」

「何故そんな険しい顔を…！？」

[144 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:25:30]

シャディクさん今のダイス外して大丈夫だったんですか……！？！？

[145 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:28:25]

「話が盛り上がるのはいいけど、そろそろ帰らないと日が沈むんじゃないか？」

「そうだね。じゃあ、僕たちは山を下りて…」

「エランは俺といる。そうだろ？」

「え？」

「………」

（エランといれるのは嬉しいけど、シャディクのためっていうのが嫌だな…って顔かな）

「僕はいつも通り、家に帰るけど…」

「エランが帰らないと、妙に思われるかもしれない。一緒に戻った方がいいんじゃないか？」

dice1d3=3 (3)

1：それもそうか。また明日、エラン

2：ネモが代わりに水星ちゃんの家に行けばいいんじゃないか？

3：いっそ全員で泊まりに行こうか

[146 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:30:22]

推定人外のシャディクと推定タゲ集中持ちのラウダ…いや今まで何も無かったし平気か(荒れる色ボケダイスから目を逸らしつつ)

[147 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:33:09]

「絶対あやしまれるよ！」

「ネモの言う通り」

「その結論はおかしいだろ」

「天然か？」

「部屋の数は足りると思うけどね」

「水星ちゃん以外、冷たい」

シャディク交渉（61～）：dice1d100=85 (85)

グエル対抗：dice1d100=77 (77)

エラン対抗：dice1d100=74 (74)

ラウダ対抗：dice1d100=73 (73)

ネモ対抗：dice1d100=62 (62)

[148 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:34:01]

ぅわょぅしゃろぅっょぃ

[149 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:35:08]

シャディクどんだけお泊まりしたいんだよ

[150 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:38:48]

【三日目・夜】

～マーキュリー邸・客間～

「ただいま～…いや、多っ！？」

「おかえり～。ミオリネ、だったよね？」

（シャディクに見つめられてお願いされると、断れない…これも、シャディクと繋がったせい？）

（エランや…グエルとも、一緒に過ごせるなんて。…夢みたい。…夢じゃない、よね？本当に…）

「どうして僕まで…？」

「まあ…ある意味都合がいいんじゃないか」

「一人部屋だと万が一があるし、最低でも二人組を作って寝るようにした方がいいかな？」

「つ、ついていけない…何この展開…」

[151 二次元好きの匿名さん 24/10/31(木) 23:43:32]

「部屋割は…僕とミオリネは決まりかな」

「どうしてそんな話になってるのよ」

「いっそ全員で同じ部屋でも楽しいと思うよ」

「お前がいなきゃ楽しいんだけどね」

「本当、シャディクへの当たりの強さが尋常じゃないな…」

「僕はシャディクと一緒に寝るのが道理…かな」

「えっ…」

（…エラン、結構人間関係が複雑になっていそうだな…）

dice1d3=3 (3)

1：全員で一緒に寝る

2：3・4にわかれる

3：2・2・3にわかれる

[152 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:21:57]

「とんでもない組み合わせになる可能性もありますが…

　おもしろいので完全ランダムにしましょう」

「悪魔か？」

「女神です」

「私だけ流れについていけてない…

　とは言っても、グエルのこともあったもんね。

　PC私はグエルのこと忘れてるから、本気で何が何だか、だろうけど」

「ふふふ。では、まず三人組を選びましょうか」

dice3d7=3 4 7 (14)

1：ミオリネ　2：グエル　3：エラン　4：ラウダ

5：ネモ　6：シャディク　7：スレッタ

[155 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:28:46]

「画像ミスをしたので再投稿です。

　ダイス結果は前レスのものを採用していますよ～」

「エランさん、ラウダさん、そしてスレッタちゃんが同じ部屋ですね」

「図らずも幼馴染、ネモさん抜きですね…！」

「サビ抜きみたいなノリで仲間外れにしないでくれる？」

「これ私は誰と一緒の部屋でも認識上は知らない男と一緒になるじゃない…」

「では二人組を作りましょう。ミオリネさんと一緒の部屋なのは…」

dice1d3=3 (3)

1：グエル　2：ネモ　3：シャディク

[156 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:35:21]

「僕とエラン、ラウダで一部屋。残りはミオリネとシャディク、グエルとネモがペアだね」

「公正なるくじ引きの結果…とはいえ、大丈夫か？彼女…」

「どうしてスレッタかエランと一緒じゃないのよ！」

「くじの結果だね。エラン、せっかくだから旧友たちと思い出話に花を咲かせるといい」

「ありがとう。きみは…ミオリネのこと、あまり困らせないように」

「ネモが一緒なら、万が一のことがあっても心強いな。よろしく」

「よろしくね。…きみと一緒で、よかった」

「グエル…」

「だから何なんだ、その反応は…？」

[157 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:41:39]

【三日目・夜】

～スレッタの部屋～

「急に泊まりの準備なんてさせて、家の人たちに悪いな…」

「皆、気にしてないよ。むしろ僕の友達が来て、喜んでるんじゃないかな？」

「…この家の人たちは、僕たちのしようとしていることに勘付いて…

　邪魔をしようとか、思わないのかな」

「そこはまあ、神官であるネモもいるからね。

　妙に思うことはあっても…神官の意思に背くことが、神の意思にも背くことになるんじゃないか…

　なんて考えると、下手には動けないよ」

「なるほど…あいつと協力するのにも、意味があるってことか」

「ネモ…幼馴染の中で、一人だけ別の部屋になってしまったけど。

　拗ねたり、寂しがったり…していないかな」

「いいんじゃないの、あの部屋割で！」

「どうして急に怒ったんだ…？」

[158 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:45:44]

「………」

「エラン？」

「本当に、懐かしいな、って…

　…僕は、十年前から一度もここへ帰っていなかったから。

　スレッタとも、何も知らないまま、大学での出会いが初対面だと思っていたし」

「…そうだね。

　おかげで面倒に巻き込まれたとしても…きみが思い出してくれたのは、嬉しい。

　申し訳ない気持ちもあるけど…」

「…そこはスレッタのせいじゃないだろ」

「ラウダ…ありがとう」

dice1d3=2 (2)

1：エラン「これは…恋バナをする流れでは？」

2：ラウダ「僕の知らない、外での話…聞かせてほしいな」

3：スレッタ「明日からはどうしようか…」

[159 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:56:20]

グエルとネモ同室だけど色ボケ130の壁があるからまあ…(二股ルートの可能性から目を逸らしつつ)

[160 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:56:48]

「ラウダは外に出たことがないんだよね」

「ああ。いつか自然と、出て行くものだと思っていたけど…」

「外は…いろいろなものがあるよ。

　もちろん村も、儀式のことさえなければいい場所だと思うけど」

「のんびりできるのは確かだね。外での生活は、目まぐるしく感じる時もあるし。

　でも、大学で興味のあることを学んだり、友達と学校帰りに遊びに行ったり…

　そういうのは、ここではできない経験だと思う」

「…そうか」

「祭りの後、一緒に遊びに行こう。ラウダと一緒なら、きっと楽しい」

「…そうだね。ありがとう、エラン」

（エランもなんというか、なかなか…）

dice1d2=2 (2)

1：尋ねる

2：尋ねない

[161 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 06:59:01]

「ではラウダさんに家族のことを聞きはしません、と」

「単にラウダさんがかわいそうなだけの話なので、スルー安牌かもですね」

「お次はミオリネさんとシャディクさんですね！」

[162 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 16:42:51]

ちょいちょいスレッタが怒ってるの面白い

[163 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 21:33:33]

【三日目・夜】

～マーキュリー邸・客室～

「………」

「眠らないのかな？それとも眠れない？」

「…あんたが怪しいから眠れないのよ！」

「え、俺？」

「くじ引きだかなんだか知らないけど、おかしいでしょ…！

　どうしてスレッタやエランと一緒じゃないのよ…」

「これを機に俺と仲を深めるといいことがある、とか？」

「ポジティブか！」

dice1d3=1 (1)

1：ミオリネ「でもまあ、昨日は助けてもらったわけだし…」

2：ミオリネ「あんたと話すことなんてないから」

3：シャディク「こういう時は恋の話がセオリーなんだったかな？」

[164 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 21:37:17]

「一応、感謝はしてる。ありがとね」

「どういたしまして」

「…話したいことがあるんだけど、いい？」

「何かな？」

dice1d3=3 (3)

1：電話のこと

2：グエルのこと

3：エランのこと

[165 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 21:43:58]

「あんたとエラン…何があったのか、よくわかってないんだけど。

　結婚したとか…そういう話じゃないんだよね？」

「そうだね。

　一つの存在になったと思ってもらえばいいかな？」

「…わからないんだけど」

「説明が難しいな。俺も感覚的にやっていることだし…」

「どうしてそんなことができるわけ？」

「それを成すだけの力があるってことさ」

「…つまり…？」

「俺はそういう生き物ってこと」

dice1d3=2 (2)

1：…いや、全然わからないんだけど！

2：少なくとも、普通の人間じゃないよね

3：…神様、とか？

[166 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 21:46:51]

「そう思ってくれて構わないよ」

「…決定的なことは言わないんだ？」

「言ったところで、そう重要な情報でもない。

　俺のことより、もっと考えるべきことはあるだろう？」

「…まあ、そうね。

　何だっけ…地底の、社？そこにいる…何かのこと。

　考えないといけないよね…」

「その通り。明日から、皆で力を合わせて頑張ろう」

「…皆で、ね。スレッタとエラン以外、どこまで信用できるんだか…」

[167 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:08:22]

【三日目・夜】

～マーキュリー邸・客室～

「………」

「ネモ、どうかしたのか？」

「うん…あの家にいないのが、変な感じで」

「友達の家に泊まるのはわくわくするからな。わかるよ」

「わくわく…なのかな、これ？」

dice1d3=2 (2)

1：グエル「不安なら同じベッドで寝るか？」

2：グエル「わくわくだろ。俺にも経験がある」

3：ネモ「エランのこと…」

[168 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:12:37]

「そうなんだ…？」

「ああ。だからネモも、難しく考えずに楽しむといい」

「…楽しむ…」

「そうだ。ゲームでもするか？」

「………」

dice1d3=1 (1)

1：…そうだね。遊んでみようか

2：僕のことは気にしないで。疲れているだろうし、眠ってくれたらいいから

3：…怖いんだ

[169 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:14:01]

「遊びといえど勝負なら負ける気はないぞ」

「…そうだね。真剣にやった方が、きっと楽しいね」

グエル：dice1d100=34 (34)

ネモ：dice1d100=100 (100)

[170 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:16:39]

「ここで…？」

「100なんだし何かあってもよくない？」

「このままだと無駄な100クリですもんね…」

「え～…dice1d3=1 (1)

　1：そんなものはないです

　2：何かに気付くかもしれません

　3：色ボケしますかあ…」

[171 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:32:55]

「僕の勝ちだね」

「くっ…も、もう一度だ！」

「もう何回目か数えてないけど…そろそろ眠らない？

　明日に響くよ」

「…ネモ、カードゲームが強いんだな。運が良いのか？」

「…どうだろう。でも、重要な場面で切り札を手繰り寄せられるなら…

　それに越したことはないね」

「そうだな。…いざって時は頼らせてもらう」

「…そうだね。グエルのことは…守りたいな」

[172 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:34:54]

「それでは深夜になりますが…

　出目が低いことを祈っていてくださいね」

「えっ？」

「だって、このまま仲良しこよしでハッピーエンド一直線なんてつまらないですから…」

dice1d100=40 (40)

「…ま、いざって時の対抗策も一応、案はあるので。

　引けるかどうかはダイス次第ですけど」

[173 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:36:17]

「高くもないものの低くもない…」

「半分を超えていませんし、低いのでは？」

「4割と言うと多く感じませんか？

　…対抗ダイスを振りましょうか」

dice1d100=1 (1)

[174 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:38:02]

「いち」

「そ…そんなことあります…！？」

「被害を受けるのは～」

「淡々と進行しないでください！」

dice1d3=1 (1)

1：グエル

2：エラン

3：ラウダ

[175 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:42:39]

【三日目・深夜】

～マーキュリー邸・客室～

「……ん…」

（目が覚めてしまった…

　ネモは…よかった。よく眠っているみたいだ）

（それにしても、何か妙な…）

dice1d3=3 (3)

1：幻聴

2：ピンチ（？？）

3：ピンチ（……）

ネモ？？（31～）：dice1d100=82 (82)

[176 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:46:12]

体が動かない。

焦ってどうにか逃れようとするも、指先すら動く気配がない。

急に何が起きたのか。
自分はこのまま、どうなってしまうのか？

理解の及ばない力に、グエルが恐怖を覚えた頃。

何かが、体の上を這うような感覚があった。

上擦った声が零れる。

そんなつもりはないのに。
気持ちが悪いのに。

それでも。
それなのに。
だからこそ…？

混乱するグエルの体を、心を、何かが侵そうと…

[177 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:48:57]

「グエル！」

「あ…？」

「しっかり…！僕のこと、わかる？」

「…ネモ」

「うん。…何があったか、言わなくてもいい、けど…

　これだけは、ちゃんと答えて。

　…大丈夫？」

「………」

dice1d100=61 (61)

[178 二次元好きの匿名さん 24/11/01(金) 23:52:39]

「…ああ。ネモのおかげで、何とか」

「よかった…。僕も咄嗟のことで、よくわからなかったんだけど…

　今の、何かわかる？」

「…わからない。ただ…

　何かが、俺の内側に触れようとしたような…

　気持ちの悪い感覚があった」

「………」

「何だったんだろうな…」

「…明日…皆と話した方がいいかもしれないね」

「ああ…」

dice1d3=2 (2)

1：何だか眠る気分じゃなくなったな。散歩してくるよ

2：起こして悪い。早く寝よう

3：…一緒に寝てもいいか？

[179 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 06:49:48]

「大丈夫なのかな。このまま眠って…」

「わからないが…眠らないわけにもいかないだろ」

「…僕、起きてるよ。何かあればすぐ、グエルを助けられるように」

「気持ちは嬉しいが、しっかり体力を回復してくれ」

「………」

「…でないと、明日お前に頼れないだろ。

　ほら、寝よう」

dice1d2=1 (1)

1：…わかった。おやすみ

2：………　dice1d100=37 (37)　※37以下、それ以上で結果が変わる

「低い方が平和なやつです」

[180 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 06:52:13]

「でも、何かあったらすぐに頼って。

　…グエルは、僕のこと、救ってくれるんだよね。

　そのきみがいなくなったら…困るよ」

「ああ。約束したからな」

「約束…破ったりしないでね」

「当然だ」

[181 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 06:56:07]

「ことごとくつまらない選択肢に転がりますね」

「平和が一番です！」

「俺に何が起きたんだ…」

「さあ～？」

「ろくでもない予感…」

[182 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:29:51]

【四日目・朝】

～マーキュリー邸～

「おはよう。全員、無事に起きて来られたね」

「ちょっと、不安を煽るような言い方しないでよ」

「どちらかというと、会話が盛り上がって寝不足気味かな…

　楽しかったよ。ありがとう、エラン、スレッタ」

「どういたしまして。シャディクはどうだった？」

「ミオリネには英雄の素質があるね。常に前に進むことを考えている」

「え、英雄？もう、何よそれ」

（まんざらでもなさそう…）

「グエル、昨夜のこと」

「ああ。…少し、話があるんだが」

[183 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:38:42]

「…夜中に、目が覚めたと思ったら…

　何かが、俺の内側に入り込もうとするような、奇妙な感覚があった。

　ネモが声を掛けてくれて、その感覚は消えたんだが。

　あれは…とにかく、よくない感じがした。

　皆も気を付けてくれ」

「いや、シンプルにそいつが何かしたんじゃ…っていうかエランとそっくり！？」

「今？」

「僕の兄弟におかしな疑いをかけるのはやめてほしい」

「実際、ネモのおかげで助かったんだろうからね」

「ぐっすり眠っていたから感知できなかったよ。ごめんごめん」

「か、軽くないか…？」

[184 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:43:20]

「にしても、グエルの体験した出来事…」

「…止めなかったら、どうなってたんだろ…」

「縁起でもないこと言わないでくれ」

「でも、知っておいた方がいいとは思う。

　…そもそも、誰がそんなことを…というのは、愚問かな」

「うーん。直に見ればわかるかもしれないけど…」

dice1d3=3 (3)

1：スレッタ「まさか連れ去ろうと…？」

2：シャディク「何かわかるといいんだが…」　シャディク？？（16～）：dice1d100=72 (72)　-20

3：エラン「…もしかして」

[185 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:46:40]

「エラン？」

「…昨日の、あれと…同じようなこと？」

「可能性はあるね」

「二人だけで通じ合ってんじゃないわよ。あれって何？」

「何だろう…シャディク？」

「何なんだろうね？」

「………今ふざけるタイミングじゃないでしょ！！！」

「いやあ、言葉での説明が難しくて」

dice1d3=1 (1)

1：エランの言う通りなら、花嫁はグエルってことになるのかな？

2：しかし、あれがそんなことするかなあ…？

3：グエルが体験したのは似て非なるものだと思うよ

[186 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:50:00]

グエルはこの先生きのこれるのか

[187 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:51:26]

「ラウダではなく…？」

「俺がエランを奪ってしまったから、焦って手を出して来た、とか？」

「お前のせいじゃないか…お前のせいでグエルが…」

「そう怒ってやるな。エランのため、そしてネモのためでもあっただろうし…

　俺のことはお前が助けてくれたじゃないか」

「…グエルさあ…」

「グエルが狙われているうえ、直接手を出されたなら…

　これまで以上に状況は厳しくなったんじゃないか？」

「………」

dice1d100=31 (31)　※76～成功

[188 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:55:50]

（何か閃きそうだったけど…無理だった…）

「ミオリネ？」

「何でもない。…で、結局どうするの？

　このままここで膝をつき合わせて話すより、情報を集めた方がいいんじゃない？」

「そう、だな」

「少なくともグエルには、誰かがついていた方がいいし…

　僕が一緒に行くよ」

「僕の方が向いているんじゃない」

（一触即発の空気なんだが？）

「…グエル。きみが決めた方がいいと思うよ」

[189 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 07:59:54]

「…じゃ、さくっと選んでよ」

「え？それはまあ…」

（付き合いの長いスレッタ…

　…それに、俺たちはいわゆる両想いの可能性が高いからな！）

「グエル…」

（そういえばネモは精神的に不安定なんだった…

　どうやら俺に懐いてくれたらしいし、放っておくのも悪いか…？）

dice1d3=3 (3)

1：気心の知れたスレッタで

2：昨夜の実績もあるし、ネモで

3：第三の選択肢だ　dice1d6=2 (2)

第三の選択肢

1：一人で構わない

2：ミオリネ、頼む

3：ラウダ、いいか？

4：エランと行くよ

5：シャディクが一番強いのでは？

6：いっそ三人で行こう

[190 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 08:02:47]

「はあ？」

「一番頼りにならないところに行ったね」

「はあ！？頼りになるわよ私は！」

「自分でそう言うのも珍しいな…」

（…忘れられているって言っていたし、それで？）

（グエル…どうしてそこで僕を選ばないのかな…！？）

「…それで、ミオリネは構わないの？」

dice1d2=2 (2)

1：やってやろうじゃないの！

2：いや、駄目でしょ

[191 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 08:17:25]

「そ、それは…やっぱり俺を忘れているからか…！？

　俺がどうなってもいいとかそういう」

「違うっつーの。

　…シャディクの言う通り、私は一番そういうのに鈍い…っぽいし。

　そんな私とあんたが二人でいたら、どうぞ襲ってくださいって言ってるようなもんでしょ」

「そういうことか…心配してくれたんだな、ありがとう」

「別に。知り合っちゃった以上、何かあったら寝覚めが悪いし」

「じゃあグエル、改めて…どうする？」

dice1d4=3 (3)

1：スレッタ

2：ネモ

3：三人で行こう

4：一人でも大丈夫じゃないか？

[192 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 08:32:34]

「あのさあ」

「な、なんだ」

「僕はそれでいいよ。…その方が、確実にグエルを守れる…よね？」

「ネモ…！」

「む、むむ…っ」

（人間、おもしろ）

（楽しんでるな、シャディク…）

（何だこの状況）

「…これで決まり？残りはどうしよっか。

　全員単独行動…ともいかないよね。ラウダだって狙われてるかもしれないし…」

[193 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 08:37:05]

「そこはまあ、俺とエランが一緒でいいんじゃないか」

「さっきの話忘れたの？鳥頭なの？」

「鳥じゃないなあ」

（じゃあ何なんだろう…）

「ミオリネでは護衛として見た時、力不足かも…

　って話だよね」

「そ。…まあ、誰が一緒にいたって危ないのかもしれないけどね」

「ラウダはどう思う？ラウダが一緒に行動したい人を選んでくれればいい」

「僕は…」

dice1d3=2 (2)

1：…エランと一緒がいいな

2：せっかくだし、ミオリネと親交を深めようかな…

3：シャディク、頼ってもいいか？

[194 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 09:01:12]

【🎲・閲覧注意】どきどき♡びれっじpart4｜あにまん掲示板

「次ですよ～」

「当初の想定よりかなり長いシナリオになってますね…」

[195 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 09:44:32]

たておつ
グエルが三人で行くのを選んでるのも力不足って話が出ても尚ミオリネが選ばれてるのも面白い
グエル忘れられちゃったけどミオリネに思い出してもらえる可能性あるのかな…？
電話に出てたスレッタのことや小屋で拾った鍵とか他にも色々気になる
続きも楽しみ

[196 二次元好きの匿名さん 24/11/02(土) 19:23:06]

長いシナリオずっと楽しめて嬉しいです
ハッピーエンド頑張れ〜！