- 1二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 15:33:16
- 2二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 15:34:03
あっ…
- 3二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 15:34:21
転売ヤーの被害にあいそう…
- 4二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 15:35:41
転売価格100倍でも売れそう
- 5二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 16:15:13
最初は気にしてない素振りをしてたナギサだけどミカも買ったと聞いて数日分を買い占めてしまうのは知ってるね?
- 6二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 16:16:33
- 7二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 16:18:10
- 8二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 16:23:00
そのチケットを管理しているのは誰なんだ?
先生の動向を知れて、利用者がダブらないようにスケジュールを組めて…
アロナ、嘘だよな…? - 9二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 16:24:36
あーっ!
先生が雑魚寝部屋で群がられて潰れた! - 10二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 16:24:43
- 11二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 16:53:31
トリニティ辺りの裕福な生徒やユウカの様な金持ってる生徒が買い占めそう
- 12二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 17:00:25
添い寝どころじゃなくてピーー(効果音)券に変わってそう
- 13二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 17:01:23
実際自分を肯定してくれる人が添い寝してくれたら
欲しい - 14二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 17:34:35
やばいやばいやばいやばいやばい"
私は今猛烈に焦ってた。給料日からまだ1週間だというのにもう財布の中には4桁しか残っていない。
"仕方ないじゃないか。まさかあの娘が復刻するなんて思わなかったし、限定の娘も魅力的だったんだから"
"全員天井だったけど後悔はない。ないけどこのままだともやし生活すらできなくなってしまう!"
「クックックッお困りのようですね、先生」
"何しに来た"
「そう邪険に扱わないでください。お金に困っているのでしょう?」
"生徒を売る気はないよ"
「それは分かっています。なので生徒を売らない方法以外で魅力的な提案が一つございまして」
裏があるのは明らかだ。普段だったら問答無用で断る。けど餓〇寸前の財布事情と生徒を売らないという前置きのせいで覚悟が揺らいでしまった。
"……聞くだけは聞くよ" - 15二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 17:39:20
「ありがとうござます。簡単なお話です。普段先生はシャーレの当番を設けて共同で仕事をしております。そこに有料オプションを付ければいいだけなのです」
“有料オプション? 私が手伝ってもらっている立場なのにお金なんて取れないよ”
「当番の生徒が数日前に生徒側からの連絡で変更する事が稀にありませんか?
先生はご存じか分かりませんが、その際には生徒の間で金銭のやり取りが発生し、その日の当番の権利を買っているのですよ?」
“私との当番の権利を売買してるだって?”
「はい。普段は仲のいい友人同士で交換をしていることが殆どです。しかしどうしても。という時にはそれが公開で売りに出されます。
その時付いた値段は――――。いえ。これは知らない方がいいですね。それほどまでに先生との当番は生徒たちにとって魅力的なのです。
ですが当番はあくまでも業務。出来る事は先生を軽く労う程度です。彼女たちは普段やりたいとおもっていても出来ないことを押さえているのです。
そこに先生が有料オプションという免罪符を用意するのですよ」
“それはもはや――――! やっぱり今すぐにでも出て行って――――”
「落ち着いてください。何もそこまでする必要はないのですよ。
先生が許せる範囲の事を、先生が許せる範囲で決めればいいのです。そう、例えば。添寝権とか」
体が硬直する。その提案は今の私にとってあまりにも魅力的すぎる。
「先生は今何徹目ですか? ただ生徒と一緒に仮眠を取るだけで先生は睡眠をとれる上にその日の糊口を凌げます。そして生徒は先生と共に眠れて幸福です。誰も損はしないでしょう?」
“う……ぐ……!”
「さぁ先生、どうなさいます?」
私は誘惑に負けた。
「ありがとうございます。不正や偽造防止のために券の製造は私の方で担いますね。
追加オプションなども即日で対応できますのでよろしくお願いします」
そう言って黒服は居なくなった。その場には数枚の券が残っている。
「1000円で私と添寝できる券、か。誰か買ってくれるかなぁ」
お膳立ては書きました。後は誰か、誰か…… - 16二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:21:16
『特大スクープです!!なんとたった今、シャーレの先生公式アカウントより、1000円で先生と添い寝できる券が発売されたようで…あれ?もう売り切れ?私も買いたかったぁ!』
ブツッ…
「…ということでどうでしょう、先生?先生の懐は暖まり、生徒は先生と添い寝できる。誰も困っていないでしょう。ちなみに転売対策も万全にしております。他者の手に渡ると灰になるようにしていますよ…先生、そろそろシャワーを浴びたほうが宜しいかと」
" - 17二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:23:20
- 18二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:24:01
- 19二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:48:36
転売対策よりは強盗対策として役に立つ末法世界キヴォトス。
- 20二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:53:04
- 21二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:55:02
このレスは削除されています
- 22二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:56:00
- 23二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 21:09:23
私が「1000円で私と添寝できる券」を発行してから2週間。新たな問題が発生していた。
金額の問題じゃない。そもそも使い込んだ私が悪いのだし、この2週間当番をした生徒全員が添寝を希望してきたんだ。逼迫するような状況じゃない。
“追加オプションを求められるんだよなぁ”
「ではどうなさいますか、先生」
“何時から居たの”
「つい先ほどからですよ。先日申しましたが、先生の許せる範囲の事を、許せる範囲で提示すればよいのですよ?」
“そこが問題なんだ”
「つまり生徒たちに、券を発行させてもらえさえすれば金銭次第で何もやってもよくなる。という可能性を与えてしまった事を懸念されているのですね」
“そうなんだよ! ある生徒に耳元で囁かれたんだ。「書類仕事で腰がお疲れですよね? 癒させてください」って。
そりゃぁ普段座りっぱなしだもん。腰がガチガチで痛いから指圧して欲しいなんて思う事はあるよ。でも……”
「お考えは分かります。一つは券の発行に関してですね。添寝権と同じように恒久的に売りに出せば問題になりかねない。けれどその場でその生徒にやって欲しいと思ったことに対する免罪符が発行できないと。実はその件で参りました」 - 24二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 21:10:06
“どういう事”
「此方をご覧ください。このスマホ型端末は券の即時発券機です。
フォーマットもシンプルです。出来る事と金額を入力するだけ。発券は即時で、券のセキュリティもそのままです。
更に特殊な生体認証を用いていますので、先生以外には発券どころか入力すら不可能です。これならばその要望にお応えできるかと」
“でも”
「事実上の逆パパ活を容認できるかですよね」
“私は生徒達にあったタガを外してしまった。そんな気がするんだ”
「ですが先生、これは当番業務の延長戦でしかありませんよ? むしろ傍目からすれば当番の方がグレーにすら見えませんか?」
“何が言いたい”
「当番の日であっても騒動が起きない日はありません。その際先生は当番の生徒を連れて戦闘に出ていますよね?
これはいくら正当な報酬が出ているとはいえ、金銭で生徒を戦場に派遣しているともいえるのですよ?」
“……”
「それに対してこの券は先生の許せる範囲の事を、許せる範囲で提示できるのです。
まして券の発行権は先生以外にありません。どう考えるかは先生次第です。
急ですが私はお暇させていただきます。不要であれば捨ててくださって結構ですよ」
その場には発券機と私だけが残された。 - 25二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 21:32:19
なるほどこうやって先生と生徒のテクスチャをゆっくり変質させ剥がしていく実験なんだな