土曜の朝だけど、懺悔を聞いてほしい

1オチはない21/09/11(土) 06:56:25

昨晩、動物を轢いた。

夜勤の職場に向かう途中、下り坂の途中で少し急勾配になってる場所の終わり際に、轢かれた動物の死体（だとおもう。もしかしたら息があったのかもしれない）があった。
いつもその道を通っているもんだから、本当に油断していた。
自分はちょっと高い目線でじいさんばあさんが歩いてないかだけ意識に置きながら急勾配の所をスピードを出して下ったので、その動物を避ける事が出来ずに、がたん、と軽自動車ごと自分が揺れるのを感じた。

その子が死んでいたのだと思い込みながら「すまぬ！！」とだけ意識して仕事場に向かったけど、やはり仕事の序盤は結構その事を考えていた。
ずっと考えているのも元々低い自分のパフォーマンスが落ちるし、なによりその時はどうしようもないので、帰りがけに酒を買って、その子に供える事にした。

このスレを立てる数十分前に仕事が終わり、コンビニでワンカップを買って、現場に向かった。
俺を含む気付かなかった車のせいか、雨が降ってて滑りやすかったのか、あるいは両方が原因なのか。
一番大きい血痕から、死体がかなり離れていた。

ワンカップの蓋をあけて、血痕の場所と、死体にそれぞれ謝りながら酒をかけた。
それでも、きちんとその姿を見る勇気はなかった。

既に死んでいたかもしれないものに対してナイーブすぎるかもしれないけれど、自分のせいだけじゃないのだろうけれどもうちょっと注意してれば文字通りの死体蹴りをせずに済んでいた。
公道に酒を流すのも自己満足だし、そもそも飲み物を道路に流すの普通に迷惑行為なんだけど、でも何もせずにいられなかった。

もっと注意深く生きていれば。そのような後悔が残っている。