- 1124/10/29(火) 18:51:21
- 2二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 18:52:58
立て乙です
- 3124/10/29(火) 18:53:20初代スレここだけ病弱コハル|あにまん掲示板興奮するとすぐ熱を出す季節の変わり目でも風邪で熱を出す筋肉つかないし体力もほとんどないので前線張るのはムリ日焼けで黒くなるんじゃなくて赤くなるくらい肌も弱いそれでも憧れは止められないので正実には入るし…bbs.animanch.com
その2
ここだけ病弱コハルその2|あにまん掲示板興奮するとすぐ熱を出す季節の変わり目でも風邪で熱を出す筋肉つかないし体力もほとんどないので前線張るのはムリ日焼けで黒くなるんじゃなくて赤くなるくらい肌も弱いそれでも憧れは止められないので正実には入るし…bbs.animanch.comその3
ここだけ病弱コハルその3|あにまん掲示板興奮するとすぐ熱を出す……どころか心臓発作を起こすくらい虚弱で病弱なコハルが主人公のエデン条約編再構成小説スレ体は弱くて脆いけど、原作同様正義感は強いし代わりに学力が上がってる。えっちなことにも興味あ…bbs.animanch.com詳しいことは上記参照
- 4124/10/29(火) 18:56:32
【注意事項】
・原作批判、またはそれに繋がりかねないレスはお控えください。原作シナリオに言いたいことがある場合は別スレたててね!
・所詮二次創作であり落書きです。内容を間に受けないでください。展開に多少の粗があっても大目に見てね! - 5124/10/29(火) 18:57:31
工事完了です……ひぃんとりあえず10まで埋めてくれると嬉しいよー
- 6二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 19:14:49
立て乙うめ
- 7二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 19:33:11
建て乙
- 8二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 19:41:52
たておつ
- 9二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 19:59:15
建て乙
- 10二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:00:06
立て乙
- 11二次元好きの匿名さん24/10/29(火) 20:52:26
守りたいこの笑顔(絶対)
- 12前スレ19724/10/29(火) 23:19:49
- 13二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 00:56:33
- 14二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 07:55:53
草ァ!!
- 15二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 08:38:25
是故空中 無色 無受想行識(だから生まれたり、減ったりするものはない。「空」なのだ。「空」とは何か?「空」とは万物全て変化するということだ。)
- 16二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 17:18:44
保守
- 17二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 17:33:39
ばにたす思想に近いと言われる諸行無常ですら意味は
※人が死ぬのも無常ですが、生まれるのも無常、成長するのも無常だというのです。不幸な人が幸福に恵まれるのも無常なのです。
万物ばんぶつは流転るてんしています。だからこそ、努力するのであり、一刻一刻が貴重なのであり、限りある命を大切にするのです。
けっして、「無情」ではありませんぞ。※
だそうで無駄を説くものではないとのこと - 18124/10/30(水) 19:14:52
ひぃん野生のクールポコと仏教関係者が集まってカオスだよ―
前スレの続きから投稿するから、初見の人はちんぷんかんぷんだと思うよー気になった人は>>3の過去スレを見てねー
今回はスレでも心配されてるあの人が出てくるけど、ほとんど原作のワンシーンと変わらないよーぶっちゃけ読み飛ばしてもいいくらいだよー
でもサイ◯リヤの間違い探しくらいにはif要素が散らばってるから、暇な人だけ読んでみてねー
- 19124/10/30(水) 19:17:35
【……】
向かいの部屋へと退散した私は、一人ベッドに腰掛けて考えていた。素材がいいからか、それとも手入れがされているからか。ベッドは妙な音を立てることもなく、大人一人分の体重を優しく支えてくれた。
【……ナギサ……】
思い出されるのは、少し前の記憶。補習授業部の一次試験が終わってからのことだ。
試験後、ティーパーティーに呼ばれていた私は、件の彼女が待つテラスへと向かった。そこは一般生徒が出入りを禁止されている、トリニティの最高責任者たちが集う場所。茶会(ティーパーティー)の名を冠する故か、そこは煌びやかな、されど品を損なわない程度の調度品が置かれていた。少しばかり金細工の施されたティーポットと、茶菓子の乗った皿が幾つか。それらが幾つか乗せられた長テーブル。その奥の椅子に、彼女は一人座っていた。
「こんにちは、先生。……いえ、もう時間的には、"こんばんは"でしょうか」
【こんにちは、ナギサ。なんとも微妙な時間だね】
亜麻色の髪を伸ばした、まさに淑女然とした人物。私の目の前で紅茶を嗜む彼女こそ、このトリニティにおける最上位者。トリニティ総合学園生徒会『ティーパーティー』のホスト……生徒会長、桐藤ナギサだ。 - 20124/10/30(水) 19:18:48
「まずは、お疲れ様でした。先生。補習授業部については……実は、既に聞いております。一次試験は、残念な結果に終わってしまったようですね」
ですが、まだあと二回残っていますので。次は皆さん受かるといいですね。
ナギサはニッコリと微笑みながら、何やら手元を動かしていた。これは……チェス盤?
「これが気になりますか? ただのチェスです。お恥ずかしながら、こうしてチェスを指すのが趣味でして」
【だいぶ盤面に差があるみたいだけど?】
「そうですね。あまり見ない形ではあるかと。黒はキングとクイーン、後はポーンだけ。白はキング、ルーク、ナイト、ビショップがそれぞれ3〜4個ずつ……まあ、手慰みのようなものです」
言いながら、ナギサは一つ駒を動かした。黒のポーンが一つ、盤面から退けられる。指揮に関しては一家言あるが、残念ながら、チェスに関しては門外漢だ。
【一人で指してたのかい?】
「ええ、まあ。今日はうるさいミカさんもいませんし。……外に出た際に、友人と指すことも偶にありますが、まあ稀です。それに……いえ、なんでもありません」
一瞬何かを言いかけたナギサは、途中で言葉を打ち切って笑みで覆い隠した。 - 21124/10/30(水) 19:19:58
「さて、今日は先生にお伝えしたいことがあったのですが……その前に、先生の方が、私に言いたいことがあるようですね。お先にどうぞ?」
【ありがとう。確認したいことがあってね。……もしも、3回とも試験に落ちた場合は、どうなるのかな?】
「……ふむ。ヒフミさん辺りが漏らしたのですかね? 彼女は大分おっちょこちょいなところが見受けられますので。それがいいところでもあるんですが」
【いいや? 私が勝手に気になっただけだよ】
「おや? それは失礼いたしました。流石は先生というべきでしょうか……ともかく。質問にお答えしますと」
――試験で不合格を繰り返し、落第を逃れられそうになく、助け合うこともできなかった……となれば、みなさん一緒に退学していただく他ありませんね。
ナギサは微笑みながらそう告げたのだ。
【……退学、だって?】
退学。キヴォトスにおけるそれは、外の世界における同じ概念とは数段重さが違う。キヴォトスにおいて、学校とはいわば国家そのもの。ここにおいて学籍とは、=で国籍であり、戸籍のようなものなのだ。それを強制的に取り上げてしまう退学は、もはや国外追放と言い換えても差し支えがない措置だ。
必然、そんな措置が下されるのは非常に稀であり。例を挙げれば"災厄の狐"と謳われ、方々で暴れまわっていたとある生徒ですら停学止まりなあたり、いかに退学が重い措置であるかわかるだろう。
想像だにしなかった答えに、思わず冷や汗が流れた私に対し、ナギサは平然とした様子で言葉を返した。 - 22124/10/30(水) 19:20:48
「ふふ。勿論本来は、こんなに簡単に退学にすることなどできません。落第、停学、退学に関しては校則で定められており、長い手続きと、確認と議論の応酬を繰り広げなければなりませんから。我々はゲヘナと違って、手続きを重要視しますので。――ですが、補習授業部はその辺りを無視できるように作ってあります。シャーレの強権を少しばかり組み込ませて頂いたのもあって、このような措置が可能となっているのです」
そもそもこの補習授業部は……生徒を退学させるために作ったものですから。
落ち着いた様子でそんなことをのたまったナギサに、私は凍りつくしか無かった。
【……一体、なぜそんなことを?】
ざわつく心を無理矢理落ち着かせ、私は努めて冷静に疑問を発した。対してナギサは笑顔の仮面を外し、真剣な表情で私を見据えた。
「あの中に、トリニティの裏切り者が潜んでいるからです」
【裏切り者? それは、どういう……】
理解の追いつかない私に対し、構わずナギサは言葉を続ける。
「その裏切り者の目的は、『エデン条約』締結の阻止。……この言葉の重さを理解して頂くためには、『エデン条約』についてまず説明する必要がありますね」 - 23124/10/30(水) 19:21:51
――その後のナギサの説明を要約するとこうだ。
キヴォトスにおいて、トリニティ総合学園と双璧をなすマンモス校。『ゲヘナ学園』。この2校ははるか昔から敵対関係にあり、争いが絶えない状態にある。
そこで、ゲヘナとトリニティ、両校の中核メンバーが全員参加する中立機構を作成。『ETO(エデン条約機構)』と呼ぶべきこの団体が、ゲヘナとトリニティ間の紛争に介入することにより、両校の全面戦争を回避し、無駄な消耗と、キヴォトスのパワーバランスが崩れることを避ける。
共倒れを避ける、ある種の不可侵条約。それこそが、『エデン条約』である。
「長きにわたって続く、ゲヘナとトリニティの争い。『エデン条約』はその唯一の解決手段であり、ひいてはキヴォトスの安定化にも繋がります。……かつて連邦生徒会長が提示したものでしたが、彼女が行方不明になった後、空中分解しかけたものをどうにか私の手でここまで立て直したのです。……ですが」
キッと、ナギサは鋭い目で私を見据えた。その目からは、強い憤りが見て取れた。
「ここまで来て。締結直前まで来たこのタイミングで。……これを妨害しようとする者たちがいると耳にしました。それが誰で、何人いるのかは分かりません。残念ながら特定には至りませんでした……そこで。可能性のある容疑者たちを一箇所に集めたのです」
裏切り者は、必ずあの中にいます。――ならば、一つの箱にまとめてしまいましょう。まとめて捨てられるように、ね。 - 24124/10/30(水) 19:23:28
「ここまで言えばわかるでしょう。補習授業部こそ、その『箱』なのです。……申し訳ありません。こうして先生を血なまぐさい争いに巻き込んでしまって。私のことは罵っていただいて構いません」
そう言って、ナギサは頭を下げてくる。……トリニティの裏切り者を消すための入れ物。それが、補習授業部の正体。……なんというか、パワープレイにもほどがある。それだけナギサがエデン条約締結に力を注いでいるということか。だが……
【私をただ利用するだけなら、こうして話してはいないだろう? 違うかい?】
「……流石ですね。言っても信じてもらえるだろうとは思っていましたが。こうなったら話は簡単です」
ナギサは再び笑みを見せた。何を考えているのかわからない笑みを。
「先生。補習授業部にいる裏切り者を探していただけませんか?」
……やはりか。恐らく今の私の顔は、苦虫を噛み潰していることだろう。
話の流れで予想はしていたが、彼女の伝えたい事とは、トリニティの裏切り者についてと、それを見つけ出すことだった。
「先生を、トリニティを騙し、平和を脅かそうとするテロリストです。ことはキヴォトス全体の平和にも直結します。――如何でしょう? 連邦捜査部『シャーレ』として、ご理解頂けたらと」
……ごめんね、ナギサ。その問に関して、私は一つしか答えを持っていない。
【私は、私のやり方で対処させてもらうよ】
なぜならば、私は『先生』なのだから。あの子たちを、疑ってかかるような真似はできない。 - 25124/10/30(水) 19:24:40
「……」
ナギサの無色透明な笑みに、別の色が混じった。
「……そうですか。分かりました。……しかし先生、ゴミを分別して捨てるのが困難な場合、まとめて捨ててしまうのも一つの手段。……そうは思いませんか?」
【そのゴミこそが、見方を変えれば宝石かもしれない。私がその手段を取ることはないよ】
「……それからもう一つ」
ナギサは笑顔を被ったまま、至極冷静にさらなる事実を付け加えた。
「試験については基本的に、私たちの手の上にあります。例えばですが……急に試験の範囲が変わるとか、試験会場が変わるとか、難易度が変わる、とか。……そういったことが起きないことを願っていますが……」
とてつもなく平坦な願いだった。思わず、【……それは、脅しと捉えていいのかな?】と聞きかけてしまうくらいには。
「失礼しました、良くない言い方でしたね。ですが、可能性としてあり得ますので、一応ご参考までに。――それでは、引き続き補習授業部をよろしくお願いしますね、先生」
ちなみにですが、1次試験の内容については、私たちは何ら手を加えておりません。この部分については、誓って嘘ではないことをお約束します。
そう、ナギサは付け加えた。
……確かに、一次試験の内容は適正範囲、どころかすごく簡単なものだった。アズサがギリギリで落ちる程度であったし、特に妨害はなかったのだろう。
「先生のやり方……それが、トリニティに利するものであることを、願っていますよ」
そう締めくくって、ナギサは静かに紅茶を口に運ぶのであった。 - 26124/10/30(水) 19:25:09
「――ああ、最後に一つだけ、よろしいでしょうか」
【……?】
話は終わりかと、席を立とうとした時だった。口を湿らせたナギサが、不意に声をかけてきた。一体なんだというのだろう。まさかこれ以上何かあるというのか。
「……。――コハルさんは、元気でいますか?」
【……コハル? ああ、見ている側が辛いけど……一応元気、であってるのかな。あれ以降発作も起きてないみたいだし。なかなか体調が良くならないみたいだけどね】
「……そうですか」
【……なぜ気になったのか、聞いても?】
「……。ええ。と言っても、そこまで大袈裟なことではありません。コハルさんは虚弱な正義実現委員として割と有名な方ですので、少々気になっただけです」
【……私からも一つ、聞いていいかい? ――なぜコハルを補習授業部に? あの子が裏切り者とは、とても思えないけれど】
「……」
ナギサは懐から何かを取り出すと、パチンと蓋を開いて中身を見つめていた。あれは……懐中時計?
「……。――勿論、コハルさんも容疑者の一人だからですよ。理由は、それだけです」
ここまで何度となく見てきたナギサの笑み。しかし今のそれは、今日一番柔らかくて……何処か、辛そうなものにも感じたのは、私の気のせいだろうか。 - 27124/10/30(水) 19:26:08
かつての記憶を掘り起こしながら、私は思わず呟くのを止められなかった。
【ナギサ……君の行動そのものは、為政者として間違っていないのかもしれない。けど……】
一生徒の決断としては、あまりにも強引すぎるものだ。エデン条約を締結させたい気持ちは汲んであげたいが……それでも、その選択は、多くの犠牲を伴いすぎる。そのような決断は、生徒(子ども)ではなく、大人がすべきものだ。
責任は、本来大人が負うべきものなのだから。
その時だ。コンコン、と控えめなノックが響き、廊下から小さく、しかしはっきりと声が伝わった。
「……すみません先生、今よろしいですか?」
【! ……ああ、大丈夫だよ。おいで、ヒフミ】 - 28124/10/30(水) 19:28:53
今日はここまでだよー
あまりにも原作丸パクリにしかならないから思い切ってカットしようか悩んだよー
けど物語的に必要な場面ではあったから、出来る限り言い回しを変えたりして頑張ってみたよーひぃん石を投げないでー
次回はヒフミからの相談。うまいこと筆が乗ったら合宿二日目突入だよー - 29二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 19:30:49
リアルタイムだとここはヘイトポイントだったけど今となってはもう休め!という感想しか出ない
絶対コハルとも何かある感じじゃん!ナギサだってまだ子供なんだから無理しないでくれ… - 30二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 20:03:13
合宿所にわざわざ空気清浄機置いたり先生との取引シーンでコハルの体調について聞いたり、ナギちゃんもけっこうコハルのこと気にかけてる感じなんだよな
だからこそ作中のキャラ達も言ってるような「なんで合宿強制参加にしたの?」とか「そもそもなんで補習授業部に入れたの?」という疑問が出てくる訳だが - 31二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 20:04:51
どうしたナギサ…錯乱がアスランしてるとでもいうのか…
- 32二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 22:43:00
まずコハルがセイアのところまで出向いて暗殺の工作してなんて無理だしな…
空気清浄機とかもしっかり置いて埃がなくなるまで清掃徹底している辺りナギサもそれは理解しているっぽいけれど - 33二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 23:05:17
この頃のナギサ、親しい人が見たら追い詰められて精神的におかしくなってるのに気が付いてしまうような状態だったのかも。
あそこまでされても原作でヒフミがナギサに文句一つ言わなかったのは、本人の気質もあるけどナギサが痛ましく見えていたからなのかもしれない。
- 34二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 07:42:57
ほ
- 35二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 12:07:55
し
- 36二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 18:13:11
の
- 37124/10/31(木) 20:08:25
ひぃんホシノちゃん助けて私を残業から解放してー!
そんなわけなので今日は更新できないよーごめんねー - 38二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 21:58:01
ホシノ「うへぇ〜・・・。それは自分でなんとかしなよ〜。」
- 39二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 21:59:46
どう考えても途中で体力尽きるしそもそも夜に行動するとストップかかるからなあ
- 40二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 08:01:31
ほ