(閲覧注意)[ここだけ]怪獣を育成する宇宙人の掲示板391

  • 1アンデルセン24/10/30(水) 20:14:39

    多重クロス注意
    ウルトラシリーズが基本な世界の
    住人としてエミュするスレです
    他人の事を尊重して楽しみましょう
    マナーを守って楽しみましょう
    次スレはあたりでお願いします

  • 2アンデルセン24/10/30(水) 20:15:38
  • 3アンデルセン24/10/30(水) 20:16:52
  • 4ウルトラマンイミティ24/10/30(水) 21:06:11

    ※建て乙です……すいませんちょっと気力がないので居るものとして処理してください

  • 5トレウス24/10/30(水) 21:44:41

    前スレ200
    「おぉっとぉ…これはこれは…」

  • 6鑢イチカ24/10/30(水) 21:47:52

    前スレ199
    ………そういやハニエルに自分の神核を渡すとか自己犠牲してたねぇアイツ

  • 7佐藤勇一郎24/10/30(水) 21:53:29

    【前スレ199】
    何でしょうかこの人?

  • 8オベロン 24/10/30(水) 21:54:02

    『ずっと向こうの」と、王子の像は
    低く調子のよい声で続けました。
    「ずっと向こうの小さな通りに
    貧しい家がある。 窓が一つ開いていて、
    テーブルについたご婦人が見える。
    顔はやせこけ、疲れている。 彼女の
    手は荒れ、縫い針で傷ついて
    赤くなっている。 彼女はお針子を
    しているのだ。 婦人はトケイソウの花を
    サテンのガウンに刺繍しようとしている。
    そのガウンは女王様の一番可愛い侍女の
    ためのもので、舞踏会に着ることに
    なっているのだ。その部屋の隅の
    ベッドでは、幼い息子が病のために
    横になっている。熱があって、
    オレンジが食べたいと言っている。
    与えられるものは川の水だけなので、
    その子は泣いている。 ツバメさん、
    ツバメさん、小さなツバメさん。
    私の剣の柄からルビーを取り出して、
    あの婦人にあげてくれないか。
    両足がこの台座に固定されているから、
    私は行けないのだ」』

    「私はエジプトに行きたいんです」と、
    ツバメは言いました。 「友人たちは
    ナイル川に沿って飛びまわったり、
    蓮の花に話しかけたりしています。』

  • 9佐藤勇一郎24/10/30(水) 21:57:48

    >>8

    ツバメさん凄いです!

  • 10トレウス24/10/30(水) 21:59:45

    >>8

    「……ここまでならいいんだがなぁ…」

  • 11ありすとアリス24/10/30(水) 22:02:15

    >>8

    「出来ることならツバメさんと変わってあげたいわ…」


    「ありす…そうね…この後の事を考えると…」

  • 12オベロン 24/10/30(水) 22:10:37

    『「ツバメさん、ツバメさん、
    小さなツバメさん」と王子は言いました。
    「もう一晩泊まって、私のお使いを
    してくれないか。 あの子は
    とても喉が乾いていて、お母さんは
    それはとても悲しんでいるのだよ」
    幸福の王子がとても悲しそうな
    顔をしましたので、小さなツバメも
    すまない気持ちになりました。
    「ここはとても寒いですね」と、
    ツバメは言いました。
    「でも、あなたのところに一晩
    泊まって、お使いをいたしましょう」
    「ありがとう、小さなツバメさん」
    と、王子は言いました。
    そこでツバメは王子の剣から
    大きなルビーを取り出すと、
    くちばしにくわえ、町の屋根を
    飛び越えて出かけました。
    ツバメは川を越え、やっと、
    あの貧しい家にたどり着くと、
    ツバメは中をのぞき込みました。
    男の子はベッドの上で熱のために
    寝返りをうち、お母さんは疲れ切って
    眠り込んでおりました。 ツバメは
    中に入って、テーブルの上にある
    お母さんの指ぬきの脇にルビーを
    置きました。 それからツバメは
    そっとベッドのまわりを飛び、 翼で
    男の子の額をあおぎました。』

  • 13オベロン 24/10/30(水) 22:12:52

    『それからツバメは幸福の王子の
    ところに飛んで戻り、やったことを 
    王子に伝えました。 「妙なことに」
    と、ツバメは言いました。
    「こんなに寒いのに、僕は今
    とても温かい気持ちがするんです」
    「それは、いいことをしたからだよ」
    と王子は言いました。 そこで小さな
    ツバメは考え始めましたが、やがて
    眠ってしまいました。考えごとをすると
    ツバメはいつも眠くなるのです。』

    『「今夜、エジプトに行きます」と、
    ツバメは言いました。 ツバメはその
    予定に上機嫌でした。 町中の名所を
    みな訪れてから、教会の尖塔の先に
    長い時間とまっていました。 ツバメが
    行くところはどこでもスズメが
    チュンチュン鳴いていて、「素敵な旅人ね」
    と口々に言っていましたので、
    ツバメはとてもうれしくなりました。

    月がのぼると、ツバメは幸福の王子の
    ところに戻ってきました。
    「エジプトに何かことづけはありますか」
    「もうすぐ出発しますから」』

  • 14トレウス24/10/30(水) 22:26:35

    >>12

    >>13

    「………。」

  • 15佐藤勇一郎24/10/30(水) 23:17:36

    >>12

    >>13

    ツバメさん···

  • 16オベロン24/10/31(木) 20:28:20

    『ツバメさん、ツバメさん、
    小さなツバメさん」と王子は言いました。
    「もう一晩泊まってくれませんか」
    「私はエジプトに行きたいと思っています」
    とツバメは答えました。 「明日僕の友達は
    川を上り、二番目の滝へ飛んでいくでしょう」
    「ツバメさん、ツバメさん、小さなツバメさん」
    と王子は言いました。 「ずっと向こう、
    町の反対側にある屋根裏部屋に若者の姿が
    見える。 彼は紙塗れの机にもたれている。
    傍らにあるタンブラーには、スミレが一束
    刺してある。 彼の髪は茶色で細かく縮れ、
    唇はザクロのように赤く、 大きくて
    夢見るような目をしている。 彼は劇場の
    支配人のために芝居を完成させようと
    している。 けれど、あまりにも寒いので
    もう書くことができないのだ。 暖炉の中
    には火の気はなく、空腹のために
    気を失わんばかりになっている」
    「...もう一晩、あなたのところに
    泊まりましょう」と、よい心をほんとうに
    持っているツバメは言いました。
    王子は言いました。 「残っているのは
    私の両目だけだ。 私の両目は珍しい
    サファイアでできている。 これは
    一千年前に城へ運ばれてきたものだ。
    私の片目を抜き出して、彼のところまで
    持っていっておくれ。 彼はそれを 
    宝石屋に売って、食べ物と薪を買って、
    芝居を完成させることができるだろう」』

  • 17オベロン24/10/31(木) 20:34:51

    『王子様」とツバメは言いました。
    「私にはできません」そしてツバメは
    泣き始めました。
    「ツバメさん、ツバメさん、
    小さなツバメさん」と王子は言いました。
    「私が命じたとおりにしておくれ」
    そこでツバメは王子の目を取り出して、
    屋根裏部屋へ飛んでいきました。
    屋根に穴があいていたので、入るのは
    簡単でした。ツバメは穴を通ってさっと
    飛び込み、部屋の中に入りました。
    その若者は両手の中に顔をうずめるように
    しておりましたので、鳥の羽ばたきは
    聞こえませんでした。 そして若者が
    顔を上げると、そこにはとても美しい
    サファイアが枯れたスミレの上に
    乗っていたのです。
    「私も世の中に認められ始めたんだ」
    若者は大声を出しました。 「これは誰か、
    熱烈なファンからのものだな。
    これで芝居が完成できるぞ」
    若者は、とても幸福そうでした。
    次の日、ツバメは波止場へ行きました。
    大きな船のマストの上にとまり、
    水夫たちが大きな箱を船倉からロープで
    引きずり出すのを見ました。
    月が出るとツバメは幸福の王子の
    ところに戻りました。
    「おいとまごいにやってきました」
    ツバメは声をあげました。』

  • 18オベロン24/10/31(木) 20:37:50

    『ツバメさん、ツバメさん、
    小さなツバメさん」と王子は言いました。
    「もう一晩泊まってくれませんか」

    「もう冬です」ツバメは答えました。
    「冷たい雪がここにも降るでしょう。
    エジプトでは太陽の光が緑の
    シュロの木に温かく注ぎ、 ワニたちは
    温い泥の中に寝そべって過ごしています。」
    「下のほうに広場がある」と幸福の王子は
    言いました。「そこに小さなマッチ売りの
    少女がいる。 マッチを落としてしまい、
    全部駄目になってしまった。お金を持って
    帰れなかったら、お父さんが女の子を
    ぶつだろう。 だから女の子は泣いている。
    あの子は靴も靴下もはいていないし、
    何も頭にかぶっていない。私の
    残っている目を取り出して、あの子に
    やってほしい。そうすればお父さんから
    ぶたれないだろう」

    「もう一晩、あなたのところに
    泊まりましょう」ツバメは言いました。
    「でも、あなたの目を取り出すなんて
    できません。そんなことをしたら、
    あなたは何も見えなくなってしまいます」

    「ツバメさん、ツバメさん、
    小さなツバメさん」と王子は言いました。
    「私が命じたとおりにしておくれ」』

  • 19オベロン24/10/31(木) 20:39:37

    『そこでツバメは王子のもう片方の
    目を取り出して、下へ飛んでいきました。
    ツバメはマッチ売りの少女のところまで
    さっと降りて、宝石を手の中に
    滑り込ませました。「とってもきれいな
    ガラス玉!」その少女は言いました。
    そして笑いながら走って家に帰りました。

    それからツバメは王子のところに
    戻りました。「あなたはもう、
    何も見えなくなりました」
    と、ツバメは言いました。
    「だから、ずっとあなたと
    一緒にいることにします」

    「いや、小さなツバメさん」と、
    かわいそうな王子は言いました。
    「あなたはエジプトに行かなくちゃいけない」

    「僕はずっとあなたと一緒にいます」
    ツバメは言いました。
    そして王子の足元で眠りました。』

  • 20オベロン24/10/31(木) 20:44:56

    『「可愛い小さなツバメさん」
    王子は言いました。「あなたは
    驚くべきことを聞かせてくれた。しかし、
    苦しみを受けている人々の話ほど
    驚くべきことはない。度しがたい
    悲しみ以上に解きがたい謎はないのだ。 
    小さなツバメさん、町へ行っておくれ。
    そして見たものを私に教えておくれ」
    ツバメはその大きな町の上を飛びまわり、
    ものうげに黒い道を眺めている
    空腹な子供たちの青白い顔を見ました。
    橋の通りの下で小さな少年が二人、
    互いに抱き合って横になり、
    身体を暖め合っていました。
    それからツバメは王子のところへ
    戻って、 見てきたことを話しました。
    「私の体は純金で覆われている」と、
    王子は言いました。「それを一枚一枚
    はがして、貧しい人にあげなさい。
    生きている人は、金があれば
    幸福になれるといつも考えているのだ」
    ツバメは純金を一枚一枚はがしていき、
    とうとう幸福の王子は輝きを失い、
    灰色になってしまいました。
    ツバメが純金を貧しい人に送ると、
    笑い声をあげ、通りで遊ぶのでした。
    「パンが食べられるんだ!」と、
    大声で言いました。

    ────やがて、雪が降ってきました。』

  • 21トレウス24/10/31(木) 21:16:57

    「……ついにか…」

  • 22佐藤勇一郎24/10/31(木) 21:36:25

    雪が降ってきましたね

  • 23オベロン24/10/31(木) 22:03:39

    『町の通りは銀でできたようになり、
    たいそう光り輝いておりました。
    水晶のような長いつららが家の
    のきから下がり、 みんな毛皮を着て
    出歩くようになり、子供たちは
    氷の上でスケートをしました。
    かわいそうな小さなツバメには
    どんどん寒くなってきました。でも、
    ツバメは王子の元を離れようとは
    しませんでした。心から王子のことを
    愛していたからです。パン屋が
    見ていないとき、ツバメはパン屋の
    ドアの外でパン屑を拾い集め、
    小さな翼をぱたぱたさせて
    自分を暖めようとしました。
    でも、とうとう自分が死ぬのだと
    わかりました。
    「あなたがついにエジプトに行くのは、
    私もうれしいよ、小さなツバメさん」 と
    王子は言いました。「あなたはここに
    長居しすぎた。でも、キスはくちびるに
    しておくれ。 私もあなたを愛しているんだ」
    「私はエジプトに行くのではありません」
    とツバメは言いました。
    「死の家に行くんです。
    『死』というのは
    『眠り』の兄弟、ですよね」
    そしてツバメは幸福の王子の 
    くちびるにキスをして、
    死んで彼の足元に落ちていきました。』

  • 24オベロン24/10/31(木) 22:05:58

    『その瞬間、像の中で何かが
    砕けたような奇妙な音がしました。
    それは、鉛の心臓がちょうど二つに
    割れた音でした。酷く寒い日でしたから。

    次の日の朝早く、市長が
    市会議員たちと一緒に、像の下の
    広場を歩いておりました。
    柱を通りすぎるときに市長が 
    像を見上げました。
    「おやおや、この幸福の王子は
    何てみすぼらしいんだ」と言いました。

    「何てみすぼらしいんだ」 
    市会議員たちは叫びました。
    彼らはいつも市長に賛成するのです。
    皆は像を見ようと近寄っていきました。

    「ルビーは剣から抜け落ちてるし、
    目は無くなってるし、
    もう金の像じゃなくなっているし」と
    市長は言いました 。
    「これでは乞食と変わらんじゃないか」』

  • 25オベロン24/10/31(木) 22:09:10

    『「それに、死んだ鳥なんかが足元にいる」
    市長は続けました。
    「われわれは実際、鳥類はここで
    死ぬことあたわずという布告を
    出さねばならんな」 そこで書記が
    その提案を書きとめました。

    彼らは幸福の王子の像を下ろしました。

    溶鉱炉で像を溶かすときに、
    その金属を使ってどうするかを決める
    ため、 市長は市議会を開きました。
    「他の像を立てなくてはならない」
    と、市長は言いました。
    「そしてその像は、
    私の像でなくてはなるまい」

    「おかしいなあ」鋳造所の労働者の
    監督が言いました。 「この壊れた
    鉛の心臓は溶鉱炉では溶けないぞ。
    捨てなくちゃならんな」 心臓は、
    ごみために捨てられました。
    そこには、死んだツバメも
    一緒に横たわっていたのです。』  

  • 26ありすとアリス24/10/31(木) 22:15:29

    >>12

    >>13

    >>16

    >>17

    >>18

    >>19

    >>20

    >>23

    >>24

    >>25

    「・・・・・・」


    「・・・きっとツバメは幸せだったわ…王子様のお願いを聞いて様々な人たちを幸せにしていった…そして最期は好きな人の傍で眠りにつけたのだから…」

  • 27二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 22:18:14

    このレスは削除されています

  • 28オベロン24/10/31(木) 22:19:29

    『神さまが天使たちの一人に、
    「町の中で最も貴いものを二つ
    持ってきなさい」とおっしゃいました。
    その天使は、神さまのところに
    鉛の心臓と死んだ鳥を持ってきました。

    神さまは「よく選んできた」
    と、おっしゃいました。
    「天国の庭園でこの小さな鳥は
    永遠に歌い、 黄金の都でこの
    幸福の王子は私を賛美するだろう」』

    かつて、ハニエルを助けるために
    自分の半身を差し出した時と同じように
    ハイドラの顔をした王子は笑っていました。
    心の底から幸せそうに、笑っていました。

    オベロン
    『...めでたし、めでたし、と。
    神に巡り会えるのはいつだって死後だ。
    だから、変に期待しちゃいけないよ?
    僕たちに宝石や金を運ぶツバメは来ない。
    人生を賭けるには、少々分が悪すぎる』

  • 29トレウス24/10/31(木) 22:21:10

    >>28

    「そうだねぇ…確かに神様に会えるのは死後だねぇ…

    でも変だな…俺達は誰を助けるために今こうしている?」

  • 30ありすとアリス24/10/31(木) 22:22:02

    >>28

    「これで『幸福の王子様』もおしまいね…」


    「ということは『身体』の部位が現れる筈よ」

  • 31佐藤勇一郎24/10/31(木) 22:25:35

    >>23

    >>28

    ツバメさんと王子さんは幸せでしょうか?

  • 32鑢イチカ24/10/31(木) 22:27:40

    >>28

    身体と脚、それに声は手に入った

    頭と腕はどうする?

    そうそうないぞ頭を失う童話って

    ハートの女王に打首されて手に入れるか?

  • 33オベロン24/10/31(木) 22:31:52

    >>30

    その言葉通り、王子の像が変化する

    それは像が変形する変化ではなく、

    むしろ金や宝石部分が剥がれていく...

    そんな変化のように見えた。


    オベロン

    『...こう来たか。』


    そこに残されたのは元々立っていた

    像から金と宝石が分離し、そのまま

    みすぼらしい姿になった大きな像と、

    掌サイズに煌めく金の小さな像だった。

    宝石は、台座の辺りに嵌め込まれていた。


    >>32

    オベロン

    『一応、僕としては考えつくけれど...

    あれはその、少々痛ましさが勝ってね。

    出来れば違って欲しいと思ってるんだ』

  • 34鑢イチカ24/10/31(木) 22:34:51

    >>33

    耳なら耳なし芳一で耳を悪霊に取って代わって奪えば済むんよ

    ………頭と腕よ?問題は

    まぁオベロンの懸念が当たる可能性が有るわな

  • 35ありすとアリス24/10/31(木) 22:37:09

    >>33

    「これで『身体』が手に入ったのね…後残ってるのは『腕』と『頭』で良いの?」


    「『腕』なら『手なし娘』って童話があるけど…『頭』が失くなる童話って何かしら?」

  • 36トレウス24/10/31(木) 22:40:31

    >>33

    「もったいぶんなっての! 早く言えって!」

  • 37オベロン24/10/31(木) 22:48:55

    >>34

    >>35

    >>36

    オベロン

    『..."頭"の童話は────』


    クティーラ

    『"ねむの木"ですよ、皆様。

    先生から連絡がありましたので、

    こうして通話をさせていただきます

    ...まぁ、本人は居眠り中なのですが。

    先生がパーツの仮説を立てたのは、

    まずこれを見せたのが要因なので』


    (通話越しに見えるある像は、

    手のない娘が立ち尽くすものと、

    小さな髑髏から生えたねむの木と

    その上に止まる小鳥が象られていた)

  • 38ありすとアリス24/10/31(木) 22:52:04

    >>37

    「クティーラさん!」


    「その像は…『腕』と『頭』はもう手に入れたのね?」

  • 39トレウス24/10/31(木) 22:57:39

    >>37

    「おぉ! 無事だったか!!

    ………んで? それは…残りのやつか?」

  • 40鑢イチカ24/10/31(木) 22:58:55

    >>37

    ねむの木

    ………ねずの木か

    なんか色々あって鳥になった兄を石臼でころしたら人間に戻る話だっけ?

  • 41オベロン24/10/31(木) 23:05:36

    >>38

    >>39

    クティーラ

    『ええ、一度逃げ...休みに来た先生を、

    心当たりのある場所に送りまして。

    どうやら勘は当たっていたみたいです』


    >>40

    『はい、その前に継母に首を

    切り落とされてしまいますが...

    ともかく、貴方たちの頑張りは

    ずっとこちらからも見ていましたよ

    本当に、よく頑張りましたね!

    像を持って私の部屋に来て下さい』


    にこにこと最後に手を振って、

    クティーラからの通話は切れた。

  • 42鑢イチカ24/10/31(木) 23:06:53

    >>41

    う〜ん

    ………コレで、エンドマークかな?

    継ぎ接ぎの肉体とか少し心配だけど

    ………………大丈夫、なのか?

  • 43トレウス24/10/31(木) 23:11:43

    >>41

    「がってんてん! わかったぜ!!」


    >>42

    「邪神ならなんとかなるだろ!!」

  • 44鑢イチカ24/10/31(木) 23:15:04

    >>43

    邪神だから何か不具合起きるんじゃねぇかな?

    ヨグ=ソトースの製造でクトゥルフ招来とか

    インスマスが助走つけて殴るレベルだろ?

  • 45ありすとアリス24/10/31(木) 23:15:44

    >>41

    「・・・・・・」


    「アリス?さっきからどうしたの…?難しい顔して考え事して」


    「いえ…私たちがこの夢の世界に来たことで与えられた役割りって何なのかしら?って思って…」


    「私たちの役割り…?」


    「私たちは確かにアンデルセンさんの案内で身体の部位を手に入れてきた…だけどそれって私たちを夢の世界に引き込まなきゃ出来ないことだったの?オベロンさんが『人魚姫』から『喉』を手に入れてクティーラさんが『腕』と『頭』を手に入れていた…正直言ってアンデルセンさん1人さえいれば『赤い靴』と『幸福の王子様』の身体の部位も問題なく手に入っていたと思うの…だからクティーラさんはどうして態々私たちをこの夢の世界に連れてきたのか…って考えてしまって」


    「そうか…確かに言われてみれば最低でも私たちが絶対に必要だった…ってわけでもないし…特にこれとといった行動もしていない…これじゃあ私たちがここにいる意味がないものね?」


    「だからちょっと気になっちゃって…杞憂だと良いんだけど…」

  • 46オベロン24/10/31(木) 23:35:25

    >>42

    >>43

    >>45

    オベロン

    『さて、僕はここで失礼させて貰おう。

    呼ばれていない客が行くのは駄目だしね

    君たちのご多幸を、秋の森から

    そっと祈らせてもらうよ!じゃあね!』

    (ふらり、とオベロンは森の奥へ消えた)


    あとは、少し歩いた先にある

    病院で像を渡せば全て終わりだ。

  • 47トレウス24/10/31(木) 23:40:14

    >>46

    「おー! またな〜!!」

    手を振って見送った


    「……さて…ゲームとかならここで邪魔はいるけど…ないよな?」

    警戒しつつ歩く

  • 48ありすとアリス24/10/31(木) 23:41:22

    >>46

    「取り敢えずここで考え事してしまってもしょうがないし…クティーラさんのところに行きましょアリス?」


    「そうね…」

  • 49マルクト24/10/31(木) 23:43:25

    >>46

    さて……果たしてこのまま丸く収まるかな?流石に心配

  • 50鑢イチカ24/10/31(木) 23:47:13

    >>49

    儂もじゃ

    儂も凄く心配じゃ

    【付け髭を着けて不安がる】

    >>46

    ………………行くしか無いんだけどさ

  • 51マルクト24/11/01(金) 00:12:54

    >>50

    なんか絶対あるよね……まあ覚悟しとかなきゃダメか……

  • 52鑢イチカ24/11/01(金) 00:15:47

    >>51

    終わったらケーキ食べに行こうな

    俺の奢りで

    ………皆もどうよ

  • 53マルクト24/11/01(金) 00:17:08

    >>52

    わーい!ケーキ食べたかったんだー!ありがとう!

  • 54トレウス24/11/01(金) 00:19:23

    >>52

    「気が利くねぇ! とびっきり甘いやつ頼むぜ?」

  • 55ありすとアリス24/11/01(金) 00:33:01

    >>52

    「ケーキ!?楽しみだわ!」


    「そうねありす!」

  • 56鑢イチカ24/11/01(金) 00:34:15

    >>54

    お前にはオリゴ糖9割のコーヒーを飲ませてやる

    >>53>>55

    ついでにクティーラにも奢るとしよう

    始めての現実

    始めてのケーキ

    ………………きっと驚いて声も出ねぇさ

  • 57ウルトラマンイミティ24/11/01(金) 18:40:46

    ……初めての現実…………
    【それを聞き生まれてからずっと寝ていたことを知り】
    俺たちの……役割……

  • 58ウルトラマンイミティ24/11/01(金) 18:44:10

    【それはそれとして自分もケーキは初めてなので楽しみにしている】

  • 59トレウス24/11/01(金) 19:36:53

    >>56

    「いいのか!? 俺ぁ甘いのが大好きなんだ!!」

  • 60クティーラ24/11/01(金) 20:11:24

    アンデルセン
    『...来たな。おい、来たらしいぞ』

    クティーラ
    『お久しぶり...ではありませんわね?
    どうぞ、ここにそれらを置いて下さい』

    病室の片隅にはアンデルセンがおり、
    ベッドの机には像が二つ置いてあった。

  • 61トレウス24/11/01(金) 20:12:26

    >>60

    「おう! 元気そうだな!!」

  • 62鑢イチカ24/11/01(金) 20:17:22

    >>60

    もすぐ娑婆だがご機嫌は?

    【手を振る】

  • 63佐藤勇一郎24/11/01(金) 20:21:53

    >>60

    あなたがクティーラさんですか?

  • 64ありすとアリス24/11/01(金) 20:29:20

    >>60

    「クティーラさん!」


    「もうすぐ元気になれるのね?」

  • 65クティーラ24/11/01(金) 20:44:40

    >>64

    ええ。きっと元気になれますわ


    >>62

    すっごく良いですよ?

    何しろ、ずーっと待ってましたから


    さ、ここに置いてくださいまし?

  • 66鑢イチカ24/11/01(金) 20:45:57

    >>65

    その前に一つ聞きたい

    娑婆に出て、まずは何をしたい?

    【訊ねる………………顔色は読めない】

  • 67クティーラ24/11/01(金) 20:53:03

    >>66

    ...?

    そんなの、決まってるじゃないですか


    へとへとになるまで歩いて、

    息が切れるまで歌って、

    おいしいものを食べて、

    いろんな物を手に取って、

    たくさんのお店を見るんです!


    ...そのために、これが必要なんです。

  • 68鑢イチカ24/11/01(金) 20:55:08

    >>67

    【読めなかった顔色が優しさいっぱいの顔色になる】

    そうか、なら存分に楽しまないとな

    ケーキを満足するまで食べてみたいもんな

  • 69ありすとアリス24/11/01(金) 20:56:55

    >>65

    「クティーラさんは元気になったら先ず何をするの?お日さまの下でハイキングはどう?」


    「あら?海に遊びに行くというのも良いんじゃない?」


    >>67

    「そうね!それが一番よ!」


    「これまで何も出来なかった分思いっきり楽しまなくちゃ!」

  • 70ウルトラマンイミティ24/11/01(金) 20:58:34

    >>67

    【微笑ましそうに見つめるイミティ】

  • 71トレウス24/11/01(金) 21:09:53

    >>67

    「そうか…そいつはなによりだ!」

  • 72クティーラ24/11/01(金) 21:31:15

    >>68

    >>69

    >>70

    >>71

    五つの像が揃い、机に並ぶ


    クティーラ

    『ようやく、この時が来ました...!

    ...これでやっと、この身体から!

    弱っちいこの身体とおさらばです!』

    (次々に像が光になっていき、

    クティーラへと取り込まれていく)


    『これで、やっと終わりました......




    でも、まだ全っ然足りません!



    だから───第二ラウンドです。』


    (元いた病室が崩れ始め、そのまま、


    ・・・・・・・

    本来の部屋の姿へと変貌し始める)

  • 73ありすとアリス24/11/01(金) 21:33:09

    >>72

    「これって…!?」


    「やっぱりこうなるのね…!!」

  • 74防衛隊24/11/01(金) 21:33:38

    >>72

    俊介「……!?」

  • 75鑢イチカ24/11/01(金) 21:35:39

    >>72

    遊び盛りか?

    良いだろう、遊んでやるよクティーラちゃん?

    【そう言って構える】

  • 76トレウス24/11/01(金) 21:42:16

    >>72

    「あーあ…やっぱそうなるかぁ…」

    なんとも残念そうにしている

  • 77ウルトラマンイミティ24/11/01(金) 21:50:51

    >>72

    【咄嗟に構えるイミティたち】

  • 78佐藤勇一郎24/11/01(金) 21:53:17

    >>72

    ···

    【震えながら構えている】

  • 79マルクト24/11/01(金) 22:45:50

    >>72

    ほら見たことか

    やっぱりじゃん

    【臨戦体制に入る】

  • 80クティーラ24/11/01(金) 23:07:35

    『あははは!これが、動く身体...!
    すごい!すごい!!すごい!!!
    大声だって上げられる、
    地面に立って飛び跳ねられる、
    重い物だって持ち上げられる!
    ...やっと、手に入りました...!!!』

    病室はいつの間にか、
    機械と無機質な壁が複雑に混ざった
    迷宮のような空間へと変貌していた。
    そしてその中心に───彼女はいた。

    『そうそう、誤解無きよう言いますが
    さっきの願いは心からの言葉ですよ?
    ずっと騙してたのは申し訳ありませんが、
    正直に言えば貴方達に止められますので
    かなーり下準備をした甲斐がありました』

    取り込んだ童話の特徴が出ているのか、
    所々に黄金のあしらわれた服装となり
    大きなルビーの嵌め込まれた金の剣を
    引き摺るようにして持ち歩いている。

    『でもまずはそうですね..."動くな"』

    人魚の声により皆の行動が縛られた
    傍らには、勿論アンデルセンもいる。

  • 81ありすとアリス24/11/01(金) 23:12:14

    >>80

    「身体が…!?」


    「動かない…!?」


    ありすとアリスは身体が動かなくなったことに驚く


    「…ッ!!トランプ兵!!」


    アリスが叫ぶと何人かのトランプ兵が現れクティーラに向かって突撃していく

  • 82鑢イチカ24/11/01(金) 23:12:27

    >>80

    正直騙された気はしないんだがな

    さっきの言葉も本心だろ?

    なら、だまされてないさ

    ………………で、動けなくしてどうする?

    俺たちの財布をパクって散財する?

    トレウスの財布は良いぞ~

    惑星を55個買わされても焼肉パーティーができる

    【動きは止まるが口は止まらない】

  • 83クティーラ24/11/01(金) 23:27:41

    >>82

    『おしゃべりは嫌いじゃありませんよ

    ...んーと、更なる成長のためですかね

    私の辞書に"妥協"の文字はありません!』


    >>81

    『...うふふ、えいっ♡』

    (ブンと振った剣は届いていないにも

    関わらず、トランプ兵を切り裂いた)


    『ここは私の精神世界...そしてですね?

    私には"精神攻撃を防ぐ能力"があります

    なら、精神世界で何かされたのなら

    それは等しく同じ精神攻撃なのです。

    という事で、私には効かないんです!

    えへへ...びっくりしたでしょ?

    だから、無駄な抵抗はよしてください

    "お兄様とお姉様みたいに"するのを、

    ちょっとだけ早めちゃいますよ?』

  • 84佐藤勇一郎24/11/01(金) 23:31:41

    >>80

    ど、どうしてですか!?アンデルセンさん!

    >>83

    くっ!どうすれば!?

  • 85ありすとアリス24/11/01(金) 23:31:53

    >>83

    「・・・どういうこと?」


    「・・・もしかして…童話の中で見たハイドラお兄さん達は…本物だったの…!?」

  • 86トレウス24/11/01(金) 23:33:43

    >>80

    「…! これは…まずいな…」


    >>83

    「あーあーあーあー…マジか…クソ…打開策はなにか…なにか…!」

    焦りながら思考を巡らせる

  • 87鑢イチカ24/11/01(金) 23:34:38

    >>83

    欲しいモノは際限なく欲しいって?

    ………………まぁ子供だし良いんじゃない?

    ミゼーアを巻き込んだことにはちょっと待てって言いたいけど

  • 88クティーラ24/11/01(金) 23:42:27

    >>84

    アンデルセン

    『俺はサーヴァント...使い魔だからな、

    主には逆らえんし、逆らうつもりもない

    そもそも俺が同行したのも作戦の内だ。

    上手い事お前達の目を逸らすためのな』


    >>85

    『不思議に思わなかったんですか?

    この夢に入る直前の童話展には、

    全世界の人々への興行をした上に、

    沢山の来場者もいたはずですよね?


    ...ならどうして、ここで会った人は

    ブリーダーズの人たちだけなのか

    それを何故疑わなかったんですか?』


    クティーラが指を鳴らすと空の

    暗がりが晴れ、あった物が露わになる

    ─────そこにいたのは、人だった。

    それもただそこにいるのではなく、

    臓器移植用の透明な排液パックに、

    生理食塩水と一緒に保存されていた。

  • 89トレウス24/11/01(金) 23:44:38

    >>88

    「おい…そいつら…どうするつもりだ…?」

    怒りを込めた目で睨みながら問い詰める

  • 90ありすとアリス24/11/01(金) 23:45:46

    >>88

    「そういうこと…私たち以外の人たちは皆あなたのドナーってことね!!」


    「私も自由を奪われたからクティーラさんの気持ちはわかる…だけどこれは違うんじゃないかな!?」


    アリスは人々を見てクティーラの意図を察しありすは何とかクティーラに止めさせようと説得する

  • 91鑢イチカ24/11/01(金) 23:47:58

    >>88

    ドナーが欲しい形か

    けど、無関係な人を巻き込むのは話が違うな

    流石にお説教だよクティーラ

  • 92佐藤勇一郎24/11/01(金) 23:55:17

    >>88

    じゃ、じゃあ…騙したんですか?

  • 93クティーラ24/11/02(土) 00:04:32

    >>89

    >>91

    >>92

    はい、見ての通りですよ?

    とはいえ今すぐじゃありません、

    まだ大事な仕上げがありますからね

    ...ハンス・クリスチャン・アンデルセン

    貴方の宝具を、私に使いなさい。


    アンデルセン

    『─────心得た。


    お集まりの紳士諸賢、淑女の皆様。

    これよりアンデルセンが語りますは、

    一人の女の物語。 

    不自由に苦しみ、自由を得んとし、

    その渇望のままに世界を掬い取る女。

    女の名を、クティーラ。

    クティーラを討つべく集いしは、

    正しき目を持つ我らが希望。

    善悪は定まらぬ者なれど、

    此度は明白、悪とは是れ邪神なり、

    善とは是れ対する若者かれら。

    この物語がいかなる終演を迎えるか、

    どうぞ皆様、

    最後まで目をお離しなきように──


    メルヒェン・マイネスレーベンス

    "貴方のための物語"──────!』


  • 94二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 00:10:58

    このレスは削除されています

  • 95ありすとアリス24/11/02(土) 00:12:54

    >>93

    「クティーラさん…!?」


    「まだ何かをするつもりなの…!?」

  • 96トレウス24/11/02(土) 00:14:30

    >>93

    「へぇ? 面白い口上だなぁアンポンタン…

    テンション上がってきたぜ…!」

    ニヤッと笑い、クティーラを見る


    「(まぁ…あの能力は間違いなくバフ系だろうな…

    つまり…あのガキはあくまでもサポート…なら…あのガキに集中すればいいか…)」

  • 97鑢イチカ24/11/02(土) 00:16:33

    >>93

    作り変えたか

    ………………アンデルセンの宝具で

    不自由な体を!書き換えたのか!!

  • 98佐藤勇一郎24/11/02(土) 01:00:34

    >>93

    何でしょうか!?

  • 99マルクト24/11/02(土) 07:29:01

    >>93

    まったく……これだから邪神ってやつは!

  • 100ウルトラマンイミティ24/11/02(土) 07:45:15

    (くそっ……メビウスさんのメダルがあれば…!!)
    悪い子には……少々お仕置が必要ですね……!残念ですけど!

  • 101最近のニュータイムジャッカー24/11/02(土) 08:36:28

    【ニュージェネレーションズやウルトラ六兄弟などに戦いをしかけてはある程度したところで撤退するというタルタルムーブを繰り返している】
    【その影響でアブソリューティアンに新しい仲間が増えたと勘違いされているぞ】

  • 102防衛隊24/11/02(土) 15:10:54

    >>93

    ウイ「仕方ありません……やるしかないみたいですね……。最前線には出るつもりはないですが」


    俊介「……」

    (ホシノから貰った怪獣リングを手にして)

  • 103モブソリューティアン24/11/02(土) 22:20:35

    >>101

    なんが同類みたいなやつがいるらしいなぁ

  • 104クティーラ24/11/02(土) 22:34:18

    『...これが、私の理想の姿...?
    ええ、良い!すっごく良いですわ!
    さっきは馴染んでいなかった違和感が、
    隅々まで血の通う感覚が致します...!』

    宝具により羽化したクティーラの姿は、
    肉体が成長して大人に近い姿となり
    禍々しい蠱惑的な美しさを兼ね備えた、
    母であるグリムドにそっくりに変貌した。

    『さて、とはいえ満足しここに胡座を
    かくのは二流...いえ、三流のやる事です
    本来なら、ここで動けない皆様を私が
    残らず取り込んであげる所なのですが...
    ここまで協力してくれたお礼代わりに、
    それは取りやめて差し上げます。
    なので...一冊に纏めて保存しますね?
    時折見返してあげるつもりですので!』

    動けない面々の立つ地面がめくれ、
    やがて、開いた本となって閉じ始めた

  • 105ありすとアリス24/11/02(土) 22:38:16

    >>104

    「クティーラさん…昔の私みたいに身体を作り直したの…?」


    「くっ…!?体が動かない…!!このままじゃ…!!」


    ありすは生まれ変わったクティーラを見てかつての自分を思い出しアリスは何とか逃げ出そうと動けない体を動かそうとしていた

  • 106トレウス24/11/02(土) 22:38:45

    >>104

    「おいおい…! 俺を本一冊に纏めるだぁ?

    舐めんじゃねぇよバカチンがぁ!!」

    無理矢理身体を動かそうと力を込める


    「俺ぁバルタン星人のトレウス様だ!!

    こんなチンケな本にまとめられるほど…薄っぺらい人生送ってねぇんだ!!

    俺を本にするならなぁ…辞書ぐれぇデカいやつにして!ワンピース並の巻数でねぇと割に合わねぇんだよぉ!!」

  • 107鑢イチカ24/11/02(土) 22:41:00

    >>104

    ………………それ、何というか

    ほぼグリムドでクティーラらしさはどこだ?

    って疑問がわいてしまった。

    ………………君との交流時間なんて数時間だけなんだけどね!

    【動こうと藻掻く】

    ………………それに、童話にするには俺の話は重すぎる

    伝記レベルの分厚さを所望するね

  • 108ウルトラマンイミティ24/11/02(土) 22:41:22

    >>104

    あの!?私なんて本になるようなことはしてませんが!?

  • 109マルクト24/11/02(土) 22:51:35

    >>104

    見ろ!これが所詮邪神!

    どれだけ可愛くて無力に見えても人に迷惑をかけまくる面倒くさい存在だ!ろくな奴じゃない!

    2度と可愛い妹ムーブしようだなんて思い上がるんじゃねぇ!!

    【動かないので精神攻撃になるようにヤケクソで叫ぶ】

  • 110クティーラ24/11/02(土) 23:10:49

    >>109

    『そんな事、人も外星人もそうでしょう

    貴女は人に迷惑をかけた事がないとでも?

    小憎らしい役も嫌いではないですけど』


    >>107

    『まぁ、源流に遡ったといいますか?

    私にとっては母の力が理想だったのです

    あんなに自由気ままに生きている人、

    誰だって羨ましくもなりますからね』


    本はほとんど閉じかけ事態は万事休した...

    かに思われた間一髪で、一陣の風が吹く。


    煌めく風は幻想で皆を覆い隠し

    そのままどこかへと連れ去ると、

    クティーラの前から瞬く間に姿を消す。



    『すまないね、少し遅れてしまった!

    ヒーローは遅れてやってくるって言うだろ?

    それは、準備を念入りにしているからさ!

    丁度...今の僕みたいにね?さぁ飛ばすよ、

    騒々しいけれど、森は隠れ家に最適さ!』


    どこかへ皆を連れて行くその人物の、

    まるで王子様のような声が耳に届いた。

  • 111ありすとアリス24/11/02(土) 23:12:27

    >>110

    「誰!?」


    「もしかして…幸福の王子様…ハイドラお兄さん?」

  • 112二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:14:20

    このレスは削除されています

  • 113鑢イチカ24/11/02(土) 23:14:50

    >>110

    あれって割と自由に見えて縛られてると思うけどねぇ?

    割と人間性に縛られて邪神っぽいことで来てなくない?

    終いには今は幼女で下野のロリコン疑惑を加速させてるし


    ………………この声はグッド・ルッキング・借金王?

    いや、ハイドラだな?

  • 114マルクト24/11/02(土) 23:16:20

    >>110

    そ ん な こ と な い !! 迷 惑 し

    か か け て な い が ?

    【自信満々の表情だ】

    >>110

    その声は……ドロボン星人ニュー!!??

  • 115トレウス24/11/02(土) 23:19:27

    >>110

    「あ…! アンタは…!! 誰かはCMのあとでね!!

    ※CMはでません! ご安心を!!」

    驚きながら勝手にテロップを入れる

  • 116オベロン24/11/02(土) 23:27:28

    『ハイドラかと思ったかい?
    残念、僕でした〜...なんてね。
    下らない冗談はこのくらいにして、
    まずは作戦を練らないと、だろ?』

    声の主は、オベロンだった。

  • 117ウルトラマンイミティ24/11/02(土) 23:27:45

    >>110

    これは!?

  • 118ありすとアリス24/11/02(土) 23:29:40

    >>116

    「なんだ…オベロンさんか…」


    「だけど助かったわ!ありがとう!」


    ありすとアリスは少しだけがっかりしたような表情を見せたが助けてくれたことに礼を言う

  • 119ウルトラマンイミティ24/11/02(土) 23:30:27

    >>116

    オベロンさん……!ありがとうございます

  • 120鑢イチカ24/11/02(土) 23:30:40

    >>116

    オベロンか

    よし作戦を練ろう

    ………………今はクティーラがアンデルセンの宝具でグリムドモドキになったわけだが

    精神攻撃を防ぐ能力をどう越える?

  • 121トレウス24/11/02(土) 23:30:58

    >>116

    「なんだよ…おべんちょかよ…」

    普通に最適すぎるあだ名で呼びながら落胆する


    「………んで?作戦を考えるってなんだよ?

    どうすりゃいいんですかぁ?答えてくださいよぉ!!」

  • 122佐藤勇一郎24/11/02(土) 23:31:38

    >>104

    ドキドキ

    >>110

    え!?誰ですか!?

    >>116

    オベロンさん!?

  • 123マルクト24/11/02(土) 23:34:41

    >>116

    うーん全然思いつかないや

  • 124オベロン24/11/03(日) 00:00:56

    君たちの言う通り、あれは100%
    正攻法で勝ちが叶う相手じゃない。
    というか自分の夢なのに負けるとか、
    僕らからしてもありえないだろ?

    だけど、隙はなくとも穴はある。
    まず、作家先生と僕が会っているのにも
    関わらず、僕の奇襲を気取られなかった。
    これは彼が伝えていなかったと見て良い
    それは何故か?先生は主人には従うが、
    "世界を滅ぼしたい"という訳でもない。
    言われた仕事はこなしつつ、僕たちの
    勝ち目を潰さない為に配慮してくれた...
    とはいえ、説得とかは無理だけどね。

    次に、精神攻撃のシャットアウトだ。
    僕がこっそりと調査した結果だけど、
    彼女は能力を二つ...片方は戦闘には
    全く使えない能力だけど──を有してる
    で、そのもう片方が精神を守る能力だ。
    けど、これは彼女自身の能力じゃない。
    あれは弱さ故の"加護"に近いものだ。
    だから、今の羽化した彼女には
    僕らからの攻撃は一応だが通るはずさ
    そしてこれを、彼女はまだ知らない。
    そこを利用して、彼女を無力化する!

  • 125ありすとアリス24/11/03(日) 00:05:04

    >>124

    「・・・つまりオベロンさんの宝具をクティーラさんに当てれば…!!」


    「私たちはクティーラさんと戦えるようになるのね!!」

  • 126鑢イチカ24/11/03(日) 00:07:40

    >>124

    ?????

    【宇宙猫になっている】

    >>125

    ………………………………なるほど!!

    【やっと理解した】

  • 127トレウス24/11/03(日) 00:08:06

    >>124

    「あーよかったよかったぁ〜…それなら安心だぜ…

    それじゃ…いっちょ派手にやりますか!」

  • 128佐藤勇一郎24/11/03(日) 00:35:09

    >>124

    へ、へえ···

  • 129オベロン24/11/03(日) 10:28:46

    >>126

    そうだな...分かりやすくしてあげると、

    確か漫画に、『天与呪縛』って能力が

    あったよね?あれに近い考え方だよ、

    『ハンデの代わりに特殊能力も与えられる』

    なら、ハンデそのものが無くなれば、

    紐付けられた特殊能力も無くなるんだ。


    >>125

    それに加えて、彼女は童話を取り込んだ。

    それならこちらからも逆に取り込ませて、

    弱点を作り出してしまおうという訳さ!


    例えば...騒々しい童話の怪物が、

    ヴォーパルソードで倒されたようにね?

  • 130ありすとアリス24/11/03(日) 11:10:59

    >>129

    「・・・つまり何かしら鍵となる童話をクティーラさんに取り込ませることでクティーラさんを弱体化させる…ということね?」


    「逆にクティーラさんがパワーアップする可能性もあるけど…今の状況だと他にクティーラさんに対抗出来る手段もないだろうし…やるしかないわね!!」

  • 131鑢イチカ24/11/03(日) 11:14:58

    >>129

    前提条件をなくせば攻撃が通ると

    ジャバウォックを取り込ませるか?

  • 132トレウス24/11/03(日) 11:33:54

    >>129

    「なら…どうする? なにか童話を見繕うか?それとも…作り出すか? なんちゃって…」

  • 133二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 18:03:54

    このレスは削除されています

  • 134オベロン24/11/03(日) 18:04:46

    >>130

    >>131

    >>132

    そういうことさ!

    ただ、例に上げたシャバウォックとか

    そういう明確な弱点のある童話には

    リサーチ不足で心当たりが少なくてね...


    すまないが他にも案を出してくれるかい?

    特に...君たち二人は詳しいと聞いてるよ

    (ありすとアリスに笑いかけながら)

  • 135鑢イチカ24/11/03(日) 18:17:41

    >>134

    ウサギとカメとかどうだ?

    アイツに有利な展開にさせて『ウサギ』みたいに慢心し油断して隙を作らせたり

  • 136ウルトラマンイミティ24/11/03(日) 18:25:02

    >>132

    【すっとワンピースを差し出すダークロプス】

    【だからそれは童話では無い】

  • 137ありすとアリス24/11/03(日) 18:25:50

    >>134

    「私たち?」


    「・・・ここは精神の世界…『夢の世界』だわ」


    「『夢の世界』を終わらせるには?」


    「それは簡単目覚めればいいの」


    「『夢の世界』から覚めたのは?」


    「とある少女がいたわ?不思議な国を冒険したの」


    「その少女の名は?」


    「その少女の名は…


    「「『不思議な国のアリス』!!」」

  • 138オベロン24/11/03(日) 18:33:36

    >>137

    ...流石だね。

    では、ありすとアリスに聞こうかな

    童話を手にするにはまず、

    赤い靴や幸福な王子のような実物や、

    紐付けられた物を見つけないといけない


    なら、不思議の国のアリスのお話は、

    一体どこから始まるんだい?

  • 139ありすとアリス24/11/03(日) 18:40:00

    >>138

    「不思議な国のアリスが始まったのは…」


    「大きな木の根元?川辺の土手?」


    「そこから白いウサギを追いかけて…」


    「穴の中に落ちちゃった!!」

  • 140オベロン 24/11/03(日) 18:46:53

    >>139

    と、そこを白い1匹の兎が

    礼服を着た兎が、急いで走り去っていく

    丁度、お茶会にでも行くような格好で。


    オベロン

    『おっと?噂をすればなんとやらだ、

    千載一遇のチャンスがやって来たぞぅ!』


    軽やかにオベロンが兎を追い駆ける

  • 141トレウス24/11/03(日) 18:49:55

    >>139

    >>140

    「………うさぎか…一発だ…」

    近くの石を持ち、狙いを定める


    「もう…バッドエンドも…くだらねぇ読み聞かせもたくさんだ…」

  • 142ウルトラマンイミティ24/11/03(日) 18:51:04

    くらいお話は多かったですが……読み聞かせは楽しかったです

    >>140

    【無邪気に追いかけるセブンガー】

  • 143鑢イチカ24/11/03(日) 18:51:19

    >>140

    ………………じゅるり

    【邪な考えで追いかける】

    焼いたら美味いかな何でもない日のティーパーティーに出せそうだ

  • 144ありすとアリス24/11/03(日) 18:56:19

    >>140

    「追いかけましょ!!追いかけましょ!!」


    「不思議な国への案内人だわ!!」


    >>141

    ありすとアリスは無表情になると『ネビュラスチームガン』でトレウスが持つ小石を狙い撃つ


    「トレウスさん?」


    「わかってるわね?」


    ありすとアリスは笑ってない笑顔でトレウスを見つめる

  • 145オベロン 24/11/03(日) 19:01:56

    >>141

    >>143

    オベロン

    『ライ・ライム・グッドフェロー!!!』

    (危険分子二人を無力化した)


    兎は案の定穴に飛び込み、

    周りは物語と同じような景色である


    オベロン

    『...一応、耳を澄ましておこうか』


    その穴から聞こえてくるのは...

    『...不思議な国の門は、

    どうやらここで間違い無さそうだね』

  • 146ありすとアリス24/11/03(日) 19:06:15

    >>145

    「早速不思議な国に入りましょ!!」


    「着いたら場所は小部屋かしら?楽しみだわ!!」


    ありすとアリスは勢いよく穴の中へ飛び込んでいった

  • 147トレウス24/11/03(日) 19:07:49

    >>144

    「わ…わーったよ…冗談だって…」


    >>145

    「きゅう…」

    ぶっ倒れてしまう


    >>143

    「お前も俺と同類だなぁ…」

  • 148鑢イチカ24/11/03(日) 19:12:11

    >>147

    俺トラブルメーカー枠だが?

    胃痛枠じゃないが?

    >>145

    ( ˘ω˘)スヤァ

    【倒れる様に寝込む】

  • 149オベロン 24/11/03(日) 19:19:53

    >>146

    『あっはは!向こう見ずだけど、

    こればっかりは仕方ないなぁ!


    ...それっ!』

    (寝た二人も穴に放り込みつつ、

    自分も穴へと身を投げた)


    穴の側面には本、香水瓶、花瓶、ランプ

    あらゆる物品が棚に収まりながら、

    壁にくっついて光を乱反射していた。

    長い長い穴を落ち、辿り着いた先は───


    オベロン

    『...広間だね、物語の通りだ

    うん、やっぱりこれがここにあるし』


    金の鍵と小さな扉、そして

    謎の液体が入った小瓶がひとつ。


    『ただ、不思議な国の観光はいけないな。

    出来るだけ早く帰る必要があるからね

    ...アリスの失敗を糧に、慎重に進もう』

  • 150トレウス24/11/03(日) 19:32:23

    >>148

    「でもよぉ…ウサギに手を出そうとしただろ?」


    >>149

    「で?まずはどうすりゃいいんだ?」

  • 151鑢イチカ24/11/03(日) 19:38:14

    >>150

    美味しそうだったから………

    【反省の色が見えない】

    >>149

    小さな扉に入る為に小瓶の液体を飲むなり舐めるなりするんだろう?

  • 152ありすとアリス24/11/03(日) 19:40:13

    >>149

    「小瓶の中の液体を飲むと小さくなってしまうわ」


    「だけどそれじゃあ金の鍵が使いない」


    「先に扉の鍵を開けておきましょう?」


    「そうすれば小さくなっても通れるわ!!」

  • 153トレウス24/11/03(日) 20:34:46

    >>151

    >>152

    「うーむ…なるほど…要は大変なんだな」

  • 154オベロン 24/11/03(日) 20:35:26

    >>150

    >>151

    >>152

    オベロン

    『それじゃ、その通りにしようか』


    扉をあらかじめ開け、金の鍵を持つと

    オベロンが皆の手に液体を少しずつ注ぐ


    『ちょっとお行儀が悪いけれど、

    これは仕方ないから見逃して貰えるかな...』


    そして、こくりとそれを飲み干した

  • 155ウルトラマンイミティ24/11/03(日) 20:36:05

    はい!俺マックス先輩たちがやってたみたいに一応大きさ変えられます!

    >>154

    【発言が遅い】

  • 156鑢イチカ24/11/03(日) 20:36:59

    >>154

    ………飲む前に少し

    【そう言って小さな扉に金色の鍵を差し込んで開くか確かめる】

    ………コレで鍵が違ったら溜まったもんじゃないからな

  • 157ありすとアリス24/11/03(日) 20:38:20

    >>154

    「これで小さくなれるわ」


    「机の上にはケーキがあるけど」


    「食べたら大きくなりすぎて部屋から出られなくなっちゃう」


    「一部だけ千切って扉から出た先で食べましょうか?」

  • 158オベロン 24/11/03(日) 20:44:49

    >>157

    『そうだね、そうしようか』

    ("eat me"と書かれたケーキをちぎり、

    大きな何かの葉っぱに包んで懐へ)


    『...っと、始まったか!

    なんだか少し懐かしい感覚だなぁ』

    (皆の身体がぐんぐん縮み、

    扉が普段通りに見えるサイズになった)


    『さぁ、次にの場所進もう』

  • 159トレウス24/11/03(日) 20:47:20

    >>154

    「おぉ…! すげぇなこれ…!

    …………作ってみるか…?」

    感動しながら小さくなる


    >>158

    「よし来た! 行くぞ!!」

  • 160ありすとアリス24/11/03(日) 20:48:40

    >>158

    「行きましょう行きましょう!!」


    「お次は何処かしら?キノコの森かしら?それとも白ウサギさんのお家?」

  • 161二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 20:49:04

    このレスは削除されています

  • 162鑢イチカ24/11/03(日) 20:50:17

    >>158

    進むのね

    >>160

    マッドハッター茶会も有り得る

    確か不思議の国のアリスには帽子屋がいた筈だし

  • 163佐藤勇一郎24/11/03(日) 20:52:57

    >>158

    美味しいです!

  • 164マルクト24/11/03(日) 20:55:28

    >>158

    おー!

  • 165オベロン 24/11/03(日) 20:57:28

    >>159

    >>160

    >>162

    外に出ると、広がったのはキノコの森

    赤、青、緑、黄色に紫と色とりどりだ


    その中でも一際大きいキノコに

    座っているのは...


    『イモムシか、それとも白兎か

    そんな所かなと思ったかにゃぁ?

    失敬、失敬、冗談はまだ練習中でにゃあ

    単に寝心地が良いだけにゃんだけど』


    オベロン

    『この猫、もしかして...』


    紫の縞模様をした笑いがこちらを見て、

    猫になりながらこちらに語り掛けてくる

  • 166ウルトラマンイミティ24/11/03(日) 20:59:48

    >>158

    【セブンガー及びウインダムは口無かったが何とか取り込み小さくなって進んで言った】

  • 167ありすとアリス24/11/03(日) 20:59:58

    >>165

    「いたずら好きなチェシャ猫ね!!」


    「キノコの森にはイモムシさんだと思ったのだけど…あなたはどうしてここにいるの?」

  • 168鑢イチカ24/11/03(日) 21:01:02

    >>165

    チェシャ猫だ

    敵か味方か分からないチェシャ猫だ!

  • 169マルクト24/11/03(日) 21:02:02

    >>165

    ねこちゃーん!!

    【猫じゃらしを振ってみる】

  • 170トレウス24/11/03(日) 21:03:56

    >>165

    「キノコオンザネコかぁ…!」

  • 171オベロン 24/11/03(日) 21:09:49

    >>167

    『さぁて、自分の胸に手を当てて

    知ってるからと手早くページを飛ばした

    お話は、さて読んだと言えるかにゃ?』


    『お話は読まれなきゃいけないにゃあ

    イモムシも、白兎も読まれなかったにゃ

    にゃからここにいるのはチェシャ猫だけ』


    オベロン

    『...成程。僕たちはアリスの旅路を

    知っていて失敗を飛ばしていった分、

    その部分の登場人物に会っていないから

    ここでイモムシにも会えない訳だね?』


    『そういうこと、だにゃ

    お急ぎならもう失礼するけどにゃ?』

  • 172ありすとアリス24/11/03(日) 21:12:35

    >>171

    「つまりページを読み飛ばして好きなシーンを読むみたいなものね?」


    「なら一気にハートの女王様の元にも向かえるのかしら?」

  • 173トレウス24/11/03(日) 21:17:56

    >>171

    「おう!ありがとうなチータ…じゃなくて!チェシャ猫!!」

  • 174オベロン 24/11/03(日) 21:23:24

    >>172

    『クロッケーに行きたいのかにゃ?

    癇癪持ちの女王様に会いたいのかにゃ?

    なら、ちょっとだけ案内しようかにゃ』

    (リボンがはためくように地上に降り、

    足跡だけになって歩き始める)


    オベロン

    『これは何というか...奇想天外だなぁ』

  • 175トレウス24/11/03(日) 21:25:27

    >>174

    「───そんな事いちいち驚いてたらお前…」

    と、もう既に不思議の国のアリスの世界に入ってるだろ?と言わんばかりに辺りを見渡す

  • 176ありすとアリス24/11/03(日) 21:26:32

    >>174

    「着いていきましょ!!時間を掛けたらクティーラさんが何をするのかわからないわ!!」


    「不思議な国のアリスを体験するなんてこれからも出来るかわからないけど…私たちにはやるべきことが有るのだから!!」


    ありすとアリスは足跡だけを残すチェシャ猫を追いかけていく

  • 177オベロン 24/11/03(日) 21:35:39

    >>175

    >>176

    『おっと、上には気をつけにゃあ

    ハリネズミが飛んでくるかもだにゃ』


    オベロン

    『はははそんな訳...うわっマジか!?』

    (その言葉通りハリネズミが飛んできた)


    『赤の女王はそれをボールにするにゃ

    さて、何を聞きに行くのかにゃ?

    ただ通りたいならここを抜けるだけにゃ

    にゃが、抜けるには赤の女王がいる

    あそこを通らにゃければ出られんにゃ』

  • 178ありすとアリス24/11/03(日) 21:41:08

    >>177

    「何を…そういえばどうすれば良いのかしら?アリスが夢から覚めたのはハートの女王様に裁判に掛けられて『あの言葉』を言ったからだけど…」


    「女王のタルトを盗んで裁判を起こせば良いのかしら?」

  • 179トレウス24/11/03(日) 21:50:57

    >>177

    「おぉ…あぶねぇなこりゃ…2つの意味で…」

    驚きながらハリネズミでヘディングしている


    >>178

    「…………それだとよ…この中の危険分子であり、沸点が低い俺とイチカが赤の女王をぶっ倒して無罪判決にしてやる!!って感じで暴れそうじゃねぇか?」

  • 180オベロン 24/11/03(日) 21:51:05

    >>178

    オベロン

    『そうだね、そこをどうするか──

    ん?このハリネズミ、何か背中に...』


    飛んできたハリネズミの背中には、

    なんとタルトが突き刺さっていた


    『にゃはは!それは赤の女王の!

    やっこさん、クロッケーで飛ばしたら

    自分のタルトを巻き込んだのかにゃ!』


    オベロン

    『はぁ!?最悪だな!...それで、これが

    僕たちの手元にあるって事はだよ?』


    『疑われるにゃあ』


    『タルト泥棒がいたぞ!』

    『捕まえろ!』

    『女王様のご命令だ!』


    オベロン

    『僕ってこんなに運悪かったかなぁ!?』


    大量のトランプ兵が一同を取り囲み、

    気が付けばチェシャ猫は消えていた

  • 181ありすとアリス24/11/03(日) 21:52:08

    >>180

    「トランプの兵士だわ!!」


    「だけどこれでハートの女王様の元に向かえるわね!!」

  • 182鑢イチカ24/11/03(日) 21:56:00

    >>179

    暴れていいの?

    【ウズウズしている】

    >>180

    よ~し!!城攻めだな!!

  • 183トレウス24/11/03(日) 22:05:53

    >>180

    「トランプかぁ…そういや昔…遠い星で俺はダイアモンドのカードで戦ってたなぁ…

    仲間にはスペード、クローバー、ハートがいてさ…」

    遠い過去を思い返しながらどうするか考えている

  • 184マルクト24/11/04(月) 07:35:12

    >>180

    トランプかぁ…燃やす?

  • 185佐藤勇一郎24/11/04(月) 11:59:50

    >>180

    【構えている】

  • 186ウルトラマンイミティ24/11/04(月) 17:00:34

    >>180

    【ダークロプスとエースキラーの2人が子供になったイミティを護るように前に出る】

  • 187オベロン24/11/04(月) 18:02:18

    >>181>>182

    >>183>>184

    >>185>>186

    オベロン

    『...いや、このまま連れて行かれよう

    もしかするとこれで終わりに出来るかも』


    トランプ兵たちが連れて行った先は、

    赤の女王が執り行う裁判の席だった

  • 188トレウス24/11/04(月) 18:14:13

    >>187

    「わぁお…久々に裁判出たな…しかもまた裁かれる側か…」

  • 189ウルトラマンイミティ24/11/04(月) 18:17:10

    >>188

    トレウスさん裁判でたことあるんですか!?

  • 190鑢イチカ24/11/04(月) 18:17:41

    >>187

    懐かしいなぁ

    裁判って人類間引こうとした時以来だっけ?

    【おとなしく裁判の席にいる】

  • 191鑢イチカ24/11/04(月) 18:22:18
  • 192ウルトラマンイミティ24/11/04(月) 18:24:19

    建て乙です

  • 193オベロン24/11/04(月) 18:36:42

    赤の女王
    『私のタルトを盗んだのは貴様らだな!
    即刻、打ち首の刑に処せよ!』

    オベロン
    『待ってくれ、僕たちはたまたま
    あの場所に飛んできたハリネズミに
    タルトがくっついていただけなんだ!』

    トランプ兵
    『嘘をつくな!』
    『偶然にしては出来過ぎだ!』
    『この大嘘つきどもめ!』

  • 194鑢イチカ24/11/04(月) 18:39:28

    >>193

    本当だぁ!!!

    信じてくれよぉ!!!

    うおぉぉぉん!!!

    【顔面土砂崩れの泣き顔で信頼を得ようとする】

  • 195ウルトラマンイミティ24/11/04(月) 18:47:27

    >>193

    嘘なんて付いてません!この目を見てください!

    【全員正直な目をしてじーっと見る……がダークロプスのみバイザーで目が見えない】

  • 196オベロン24/11/04(月) 18:56:27

    >>194

    >>195

    赤の女王

    『黙れ!弁解は認めぬぞ!』


    トランプ兵

    『タルトを盗んだのはお前たちだろう!

    庭園にも勝手に入り込みおって!』

    『そうだそうだ!』

    『証拠は上がってるんだぞ!』


    と、皆の身体に異変が起きる

    少しずつだが、身体のサイズが

    元の大きさに戻り始めているのだ

  • 197トレウス24/11/04(月) 18:56:41

    >>193

    「オラ違うよォー!!!!オラそんなことやってねェよー!!!泥棒じゃねェぬらべっちゃ!!!!」

    メチャクチャ訛りながら弁明する

  • 198ありすとアリス24/11/04(月) 19:04:47

    >>187

    「そうねその通りだわ」


    「アリスが最後にたどり着いたのが裁判所だもの」


    >>193

    「何を言っても聞いてくれないわ」


    「後から作った証拠をでっち上げる人たちですもの…期待するだけ無駄だわ」


    >>196

    「・・・そろそろ『あの言葉』ね?」


    「ええありす…『あの言葉』を言わなくちゃ」

  • 199オベロン24/11/04(月) 19:22:23

    >>198

    オベロン

    『だから冤罪だって言ってるだろ!』


    トランプ兵

    『この嘘つきめまだ言うか!』

    『打ち首だ!』

    『即刻打ち首だ!』


    オベロン

    『(ありすとアリス...君たちならわかるね、

    同じ名前の君たちなら終わらせられる!)』

  • 200佐藤勇一郎24/11/04(月) 19:25:12

    >>187

    はい!

    >>193

    >>196

    うそーん

    >>199

    どうしよう!どうしよう!

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています