- 1スレ主24/10/30(水) 23:46:12
- 2スレ主24/10/30(水) 23:48:25
空を飛ぶ鳥ですら居眠りしてしまう程平和な国、プププランド。
そんな国にそびえ立つある城の中で、オレンジの色をしたボールのような生命体達が点呼を取っていた。
バンダナ「よし、これで全員!
今日も1日がんばろう!」
一同「おーー!!」
そんなこんなで、いつも通り今日も平和な1日が始まる。
なんて事は無かった。
突如としてプププランド及びポップスターに開いたディメンションミラーによって、ワドルディ達は青春に満ちた学園都市、キヴォトスへと飛ばされてしまったのだった! - 3スレ主24/10/30(水) 23:50:19
?「先生は、もうそろそろいらっしゃる頃でしょうか...」
ワニャ、ワニャー!
?「...本当に、この部屋で合っているのでしょうか?
やけに騒がしい上に、気配も多いといいますか...」
ガチャ
ワド一同「うわぁぁぁぁ!?」
突如として開かれた扉に、部屋にぎゅうぎゅう詰めになっていたワドルディ達は雪崩のように部屋から飛び出てしまった。
勿論、この時ドアを開けた張本人がワドの雪崩に巻き込まれたのは言うまでもない。
─ワドルディ達の無事を確認したり、巻き込まれてしまった女の人を助けたり暫くして...。
?「先程は申し訳ありませんでした。私の不注意で...。」
バンダナ「だいじょうぶです!こちらこそ巻き込んでしまってごめんなさい...ケガはありませんか?」
?「柔らかかったおかげか、ケガはありません」
?「ところで...あなたたちがこの部屋にいたと言う事は...おそらく、私たちが呼び出した先生......のようですが。」
ワドA「せんせい...?」
ワドB「ぼくたち、勉強なんて教えられないよ...」
バンダナ「その言い方は、もしかしてあなたもよく把握していないんですか...?」
?「......ああ。推測形でお話したのは────────」
と、話を聞いていくごとに少しずつ話が見えてきた。
とは言ってもここがどんな場所かとか、自分が先生になってとか、そんな感じの簡単な事くらいだったが。
これより先は、これから考えて行けばいいだろう。 - 4二次元好きの匿名さん24/10/30(水) 23:58:39
保守代わりに
ゲームのテーマ曲を作ろうと奮起するゲーム開発部
音楽が得意そうな人を探すゲーム開発部の面々
通りかかるいかにもなヘッドホンといかついマイクを持ったマイクカービィ - 5二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:02:02
ミレニアム崩壊RT!?
- 6二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:03:28
その内マイク以外のカービィがポップしそうだな
- 7二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:05:41
キヴォトス内のアイテム(武器とか兵器)とかってどこまでがボムでどこからがクラッシュになるかな
- 8二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:05:43
バチバチのサクラコとミネ
ミカを連れてやってくるナギサ
なんとか納めようとするバンワド
爆発寸前のクラッシュカービィ - 9二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:07:19
砂漠に現れたビナーと戦う生徒の面々
ビナーに色塗りするマキ
通りかかるペイントカービィ - 10二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:08:00
このレスは削除されています
- 11二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:08:10
ミカに一発貰えば解除出来るはず...
- 12二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 00:28:21
- 13二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 07:10:44
このレスは削除されています
- 14二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 16:05:54
わにゃ
- 15二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 23:06:55
それからエレベーターで向かった先で最初に会った青髪の女の人、七神リンが学校の偉い人らしき人達に詰められたり、大量の謎の生命体に困惑を隠せないでいたり、いきなりワドルディが失われた行政制御権のふぃくさーとやらになるといきなり言われたりと何やかんやあり。
ワドルディ、にすると数が多すぎるという事で、リーダーの青いバンダナの彼”バンダナワドルディ”が「シャーレ」の担当顧問となった。
そしてシャーレの建物に「とある物」を取りに行くことになったのだが。
ドカァァァァン!!
タタタタタタタ...
バンダナ「な、何が起こってるの?」
ユウカ「なんで私たちが不良と戦わなきゃいけないの!?」
いざ向かったシャーレの建物周辺では、不良達が暴れ回っていた。
話によれば、連邦生徒会に恨みがあるとかその他の理由やらで大事な物があるらしき建物に襲撃したようだ。
ハスミ「今は先生が一緒なので、その点に気をつけましょう。」
「先生を守ることが最優先。あの建物の奪還はその次です。」
そう、先生はキヴォトス外の存在。キヴォトス人と勝手が違う為、銃弾一発でも致命傷になり得ると考え先生の命を最優先に設定した。
のだが...。
バンダナ「待って!ぼくも戦うよ、あの建物を取り戻さないといけないんだよね?」
チナツ「!?...で、ですが...」
バンダナ「大丈夫!ぼく、こう見えて戦い慣れてるから!」
ハスミ「しかし...先生はキヴォトスの外から来たのですから、銃弾一発でも...」
バンダナ「あれくらい平気だよ、ぼくに任せて!」
(カービィなら、1回で納得させられたかな...)
どうも不安が拭えないが、本人がここまで大丈夫と言っているならと一旦納得することにした。
すぐ納得してくれなかった所に、バンダナワドルディは少し思うところがあった様だが、いざ戦闘を始めようとなるとすぐに準備する。
そしてどこからとも無く取り出したのは... - 16二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 23:11:38
ユウカ「先生、それってまさか...」
そう、槍である。このいかにも現代風で銃が基本の世界で、戦い慣れていると言われて取り出したのが槍である。バンダナワドルディ以外の全員が困惑だとか驚きだとかそれぞれの感情を出している。
そんな事に気づいてすらいないバンダナワドルディは、
バンダナ「よし、急がないとなんだよね。それじゃあ、行こう!」
困惑しつつも武器を構えた皆を見て先陣を切った。
スズミ「...私たちも、先生の援護とシャーレの奪還に取り掛かりましょう!」
───戦闘スタート───
1番に先陣を切ったバンダナワドルディは不良の集団に目をつけられ集中し狙われるものの、持ち前の身軽さと槍さばきで回避しつつ武器を弾いて無力化していく。
僅かに出遅れてしまった残りのメンツも、何やら言いつつ慣れた手つきで不良達を倒していき...。
それなりに不良の量がいた割にはあっさり制圧できた。恐らく騒動に乗って荒らしてやろうという精神の者が多かったのだろう。
だからといって見逃される訳でもないが。
バンダナ「とりあえず、ここはひと段落したかな?」
ハスミ「ですが、まだシャーレには距離があります。次の戦闘を始めましょう」
─────☆─────
バンワドの状態
(1)〜(4) 無傷、さすがバンワド
(5) 少しかすったものの問題なし、銃は思ったより手強い
(6) 少し被弾、慣れない土地でうまくいかなかったかな?
dice1d6=4 (4)
- 17二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 07:27:11
ほ
- 18二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 14:59:07
このスレ世界のバンワドは先生でもあるがワドルディ達の族長みたいな立ち位置としていそうだな
- 19二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 15:07:57
ピンクボールと一緒に星々を駆け回った経験は伊達ではないという事か
- 20二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 22:50:26
今回はそのピンクボールがいないがバンワドとワドルディの数に経験+αで何とかする感じかね
- 21二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 22:51:47
チナツ「先生は護衛対象ですし、後方に居てもらおうと思っていましたが...。驚きました、まさか槍1本で無傷で切り抜けるとは。」
「これなら前にいても問題なさそうですね。」
バンダナ「でしょ、でもまだ次があるんだよね。気を引き締めていこう!」
─────────
ユウカ「もうシャーレの部室は目の前よ!」
リン「今、この騒ぎを巻き起こした生徒の正体が判明しました。」
リンの話によると、百鬼夜行連合学院で退学になり、他にも前科がある危険な人物らしい。
バンダナ「うーん、でもどうしてシャーレを狙ったのかな...?」
しかし、そんな事を考えるまでも無く、次の不良が。そして...
ハスミ「騒動の中心人物を発見!対処します!」
ワカモ「フフ、連邦生徒会の子犬たちが現れましたか。お可愛らしいこと。」
騒動の中心人物、ワカモが前に現れた!! - 22スレ主(やっべ名前忘れてた☆)24/11/01(金) 22:56:00
───戦闘スタート!───
※味方は基本固定100、相手はHPバー×10のHP・最大攻撃力を持つ。互いにdiceを振り、大きい方が大きいだけダメージを与える。
HP0でダウン、敵全滅で勝利、味方Striker全滅で敗北。
Special生徒はdice1d3が3の時発動、EXスキルに合わせて効果が変化する。
...これ一々やるのめんどいしちゃんと管理できるかなぁ()
不良達 (10×5) dice1d50=43 (43)
︿﹀ TARGET ︿
ユウカ 100 ・ スズミ100
dice2d100=44 76 (120)
ワカモ (10×25) dice1d250
︿﹀TARGET ︿
ワドルディ 100・ハスミ 100
dice2d100
チナツ dice1d3=3 (3)
﹀HEAL
ユウカ
成功なら回復 3×dice1d10=6 (6)
- 23スレ主(やっべ名前忘れてた☆)24/11/01(金) 23:18:42
──
ワカモ「私はここまで、後は任せます」
ユウカ「逃げられてるじょない!?追うわよ!」
ハスミ「いえ、生半可な行動をしてはなりません。私たちの目標はあくまでも、シャーレの奪還。」
「このままシャーレのビルまで前進するべきです。」
ワドルディ「そうだね、ワカモは他の人に追ってもらって、ぼくたちはシャーレに急ごう!」
ユウカ「......ええ、そうね。」
チナツ「罠かもしれませんし。」
ハスミ「はい。建物の奪還を優先で。このまま引き続き、進むとしましょう。」
──
ワカモ 撤退
不良達 50-1-33=16
ワドルディ・ハスミ Miss!!
チナツ 成功 >ユウカ 体力MAX
──
- 24二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 01:36:24
バンワドに惚れるワカモ?いや愛でる対象になるのか?
- 25二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 08:14:22
ほしゅ
- 26スレ主24/11/02(土) 09:41:21
ユウカ「よし!建物の入り口まで到着!」
ゴゴゴゴゴゴ.........
ユウカ「......うん?この音は......。」
チナツ「気をつけてください、巡航戦車です......!」
バンダナ「戦車...硬そうだね。」
どうやらガラクタだとか何とかで、壊してしまってもいいらしい。
──
不良達 16 dice1d50=43 (43)
︿﹀ ︿
ユウカ 100 ・ スズミ 100
dice2d100=86 3 (89)
クルセイダー (10×5) dice1d50=27 (27)
︿﹀ ︿
ワドルディ 100・ハスミ 100
dice2d100=81 11 (92)
チナツ dice1d3=3 (3)
﹀HEAL
ワドルディ
成功で3×dice1d10=2 (2)
- 27二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:19:48
これは行けたかね…?
- 28スレ主24/11/02(土) 22:08:34
スズミ「閃光弾、投擲!」
ユウカが前方でタンクとなり、合間を縫ってスズミが閃光弾を投げ入れる。生じた隙を逃がさずに1人1人的確に倒して行き...
ユウカ「不良たちはもう残っていないみたいね、かんぺき〜。」
不良達 全滅 !!
─
ハスミ「砲撃の直撃は避けたいですし、隙を見て...。」
「っ先生!?」
ハスミが忠告する前に、ワドルディは飛び出していたらしい。
的が出てきたと言わんばかりにワドルディに狙いが向き、一直線に砲弾が放たれる────
ワドルディ「ここっ!」
『きんきゅうかいひ』
砲弾がまさに当たらんとする直前、まるで世界がスローになったかのようにぴょんぴょんと跳ねクルセイダーに近づきながら回避。そして - 29スレ主24/11/02(土) 22:09:00
ワドルディ「『いっとうりょうだん』!」
クルセイダーの横から槍を1振り、更に放たれる衝撃波はよりクルセイダーは一撃で大破させた。
ジジッ、バチバチ...
ドカーーーン!!
チナツ「す、すごい...こうも簡単にクルセイダーを破壊してしまうとは...」
クルセイダー 破壊 !!
──
不良達 全滅
クルセイダー 破壊
スズミ・ハスミ Miss!!
チナツ 成功>ワドルディ 体力MAX
victory!
──
- 30二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:09:36
バンワドと言う槍使いに勝てるのは近距離対応可のアリウス辺りか山海経のカンフー及び近距離の修行をしてるもしくはできるメンツ位と数少ない気がしてきた
- 31スレ主24/11/02(土) 23:16:05
近づけさせずに、とか機動力で上回って距離を取り続ける、とかなら体力切れとかで遠距離でもどうにかできそう
- 32二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 04:47:00
ワドってバンダナ以外にもパラソルとかゴールドとかグランとか塊魂とか強い種類結構あるし何が相手でも割と何とかはなりそう
- 33二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 13:41:32
後攻撃をしないもしくはできない変わりに絶対に死なないレベルに打たれ強いシルバーもいるしホントにそう
- 34スレ主24/11/03(日) 22:03:05
ワドルディ達は無事不良達&クルセイダーを撃破。シャーレに到着したワドルディはリンに言われシャーレの地下に向かった。
?「...これでは怖そうにも......。」
ワドルディ「あれ、中に誰かいる...?」
扉を開け、階段を降りていけば...。
ついさっきも一瞬だけ交戦した、ワカモがそこに居た。
先程離脱したのは、先にここに入るためだったのだろうか。
ワカモ「......あら?」
ワドルディ「こ、こんにちは...?」
予想外の出来事に、つい疑問形の挨拶が飛び出て閉まった。
ワカモ「あら、あららら......。」
「......。」
───────
dicetime!
ワカモはワドルディに...
(1)〜(3) 本編通り惚れる
(4)、(5) 本編通りでなく可愛いという意味でだが一目惚れ
(6) 何この生物...(惚れない)
dice1d6=5 (5)
- 35スレ主24/11/03(日) 22:03:35
誤字ってるわ
怖そう→壊そう - 36二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 22:05:21
まぁ、わにゃは可愛いからな惚れるのも無理は無い(可愛い的な意味で)
- 37スレ主24/11/03(日) 22:35:35
diceresult
(5)本編通りでなく可愛いという意味でだが一目惚れ
(6)にならなくて良かった...ギリ回避
─────────
ワカモ「あ、ああ......。」
ワドルディ「?」
ワカモ「し、し......。」
ワドルディ「し...?」
ワカモ「失礼いたしましたー!!」
ワドルディ「......?」
壊そうとか言っていた割には、何故か急に帰って行った...。部屋を見て回るが、特に被害は無かったので、とりあえずよしとしておこう。
─数分後─
暫く待っていれば、リンがここに入って来た。
何かあったか尋ねられたが、悪い事はなかったので特に何も無かったと答えておいた。
それからリンは、連邦生徒会長が残した物らしい『シッテムの箱』という’初めて’聞く名前の不思議な薄い板を渡してきた。
タブレットに見えるが製造元から動く仕組みまで正体が不明のソレ、多分スージーの方が得意だろう。
これがタワーの制御権を取り戻すのに必要らしいが、誰も起動すら出来なかったのに、自分に出来るのだろうか...。
リンは少し不安そうに複雑な表情を浮かべた後、邪魔しないようにと離れていった。
ワドルディ「ああ言われちゃったけど...どうしよう。起動の仕方なんて分からないよ...。でも、ぼくがやらないと、キヴォトスが危ないんだよね。」
そう、1度息を吐くと、落ち着いてタブレットを触ってみる。
- 38スレ主24/11/03(日) 22:36:55
...しかし、やはりと言うべきか電源ボタンすら見つからないそれを起動する方法は分からない。
どうにかなってくれと、祈るように画面をタップすると、
”「シッテムの箱」を起動させる。”
ワドルディ「...!ついた!」
祈りが通じたのかシッテムの箱は起動し、画面に光が灯る...が。一難去ってまた一難、今度はパスワードを要求される。
ワドルディ「パスワード...?どうしよう、何にも思い浮かばないや...」
”脳裏に浮かんだ文章を入力する。”
だが意外にも、そのもう一難はあっさり攻略できた。
ワドルディ「...あれ、開いた...?」
またまた急に切り替わる画面に驚きを隠せずにいると、気づけば見知らぬ教室に居た。 - 39二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 23:35:19
アロナとワドのやり取りは面白いだろうな
- 40二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 08:09:38
わにゃ
- 41二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 14:32:05
そういえばポップスター割ってたね君…
- 42二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 19:19:34
このレスは削除されています
- 43スレ主24/11/04(月) 21:53:17
壊れた壁の向こうにはどこまでも続くような幻想的な青い空と水面が広がっていた。
印象は、とにかく不思議な空間。シッテムの箱とやらは転移装置の様な物だったのだろうか。
.........。
ワドルディ「寝てるところ悪いけれど...起こしてみるしかなさそうだね」
まるでカービィみたいな寝言を言う水色髪の少女に近づき、頬をつついてみる。
?「うにゃ......だめですよぉ......しっかり噛まないと......。」
「あぅん、でもぉ......。」
「......うぅぅぅんっ。」
何回かつついてみると、やっとのこと体を起こしたようで。
未だ夢の中といった感じで寝ぼけている少女はゆっくりとこちらを向く。
...やっぱり、カービィに似ているなぁ。
?「ありゃ、ありゃりゃ......?」
目の前の少女はやっと目が覚めて来たのか、目を大きく開いて驚いている。 - 44スレ主24/11/04(月) 21:54:23
?「この空間に入ってきたということは、ま、ま、まさか
先生......!?」
まだ完全に頭が冴えきっていないのか、若干聞き取りづらいがあまり問題は無いだろう。
ワドルディ「うん、ぼくはワドルディ!シャーレの先生だよ。」
「きみは、一体?」
?「ん?でも...いや、そうですよね!...ってもうこんな時間!?」
「うわ、わああ?落ち着いて、落ち着いて......。」
「えっと......その......あっ、そうだ!まず自己紹介から!」
アロナ「私はアロナ!この『シッテムの箱』に常駐しているシステム管理者であり、メインOS、そしてこれから先生をアシストする秘書です!」
「やっと会うことができました!私はここで先生をずっと、ずーっと待っていました!」
ワドルディ「.........寝てなかった?」
アロナ「も、もちろんたまに居眠りした事もあるけど......。」
ワドルディ「まあ、いっか。これからよろしくね!アロナ!」
アロナ「はい!よろしくお願いします!」
それからちょっと雑談をして。
アロナ「あ、そうだ!」 - 45スレ主24/11/04(月) 22:28:55
アロナ「ではまず、形式的ではありますが、生体認証を行います♪」
せーたいにんしょー...それがどういう意味なのかはよく分からなかったが、アロナに言われた通り近づく。
どちらかというと、アロナがワドルディにあわせて近づいたと言った方が正しい気がするが。細かいことはいいのだ。
アロナ「さあ、この私の指に、先生の指を当ててください。」
ワドルディ「分かった!............えっと。どうしよう。」
アロナ「?どうされましたか、先生?」
指を触れるという行為で戸惑うとはアロナも思わなかったようで、心配そうにワドルディを見る。
どうしてワドルディがアロナの指に『指』を触れるのが出来ないかというと...。
ワドルディ「ぼく、指なんてないよ。」
アロナ「あっ。そういえば、そうですね...。アロナちゃんうっかりでした。」
ワドルディ「ごめんね、でも、どうしよう。指でやらなきゃいけないんだよね...?」
アロナ「そうですね......。それなら、そのまま手を触れてくれるだけで大丈夫です!」
ワドルディ「いいの?ありがとう、アロナ」
つん。アロナとワドルディの指と手が触れ合う。
アロナ「うふふ、まるで指切りするみたいでしょう?」
ワドルディ「そうだね、じゃあ、約束を破ったら...あ、でも約束はしてないか。」
アロナ「そうですね。どちらかというと握手の方が近かったですかね......?」
アロナ(......自分で言っておいてなんですけど、指は無いのに指切りは分かるんですね...。)
と、暫く画面に残っている指紋(?)を見ていたらしいアロナは、若干怪しい表情をしながらも確認を終えた。
それから、今の状況をアロナに話した。ポップスターから来た、という話をしていた時はアロナは不思議そうな顔を浮かべつつも、どこか合点がいったようだった。
...何のことかは、今のぼくにはさっぱりだったけれど。
アロナ「なるほど......先生の事情は大体...半分くらいわかりました。」 - 46スレ主24/11/04(月) 22:29:40
連邦生徒会長についてはアロナもさっぱりのようだったが、サンクトゥムタワーの問題についてはどうにかできそうらしい。
────────────
ウイィィィィィィン────
アロナ「先生。サンクトゥムタワーの制御権を無事に回収できました。今サンクトゥムタワーは、私アロナの統制下にあります。」
「今のキヴォトスは、先生の支配下にあるも同然です!」
ワドルディ「うーん、支配下、かぁ...。」
アロナ「先生が承認さえしてくだされば、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管できます。」
「でも......大丈夫ですか?連邦生徒会に制御権を渡しても......。」
ワドルディ「もちろん!支配なんて良くないことだからね、それに、支配しようとした人達って、大体上手くいかないものだから...。」
これまでの冒険(途中から宇宙レベルの危機)の経験から、ワドルディは支配することの邪悪さ、そして支配しようとして力を持った者達の末路をよく知っていた。
それ故に...正確にはそれとその制御権とやらが具体的によく分からなかったという理由から、ワドルディは制御権を自分の手から手放すことにした。
アロナ「...?そういうものなんですかね?」
「分かりました。これよりサンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管します!」 - 47二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 23:16:57
事実だが笑えるかと言うと何とも言えんのがなぁ…
- 48二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 23:33:44
カービィ世界はね、世界が滅ぶようなガジェットや生命体がワラワラいるしね…
- 49スレ主24/11/04(月) 23:40:09
インベードアーマーにマスタークラウン、ギャラクテイック・ノヴァ...さあ、どこでどれが出てくるかな?