異世界レジライ　追放されたレジライは商人スキルで無双します！今更戻ってこいと言われてももう遅い！

1二次元好きの匿名さん24/10/31(木) 19:04:18

冒険の途中、勇者一行はダンジョンの前で休憩をとっていた。皆が体を休める中、勇者が険しい顔でレジライに向かって歩み寄る。

勇者：「なあ、コロンブス。正直言って、お前にはうんざりだ」

レジライ：「は？なんだよ、いきなり。俺の商人として身につけたスキルで色々助けてやってるだろ？」

勇者：「はっ、助けてる？お前が？何の役にも立たないくせに偉そうにするな！俺たちはもっと強い仲間が必要なんだ！」

レジライ：「……役に立たない、だと？」

女魔道士：「そうよ、実際に戦いで足を引っ張ってるのは事実でしょ？道具や食料を集めるだけじゃ、これから先は通用しないわ」

レジライ：「おいおい、俺がいなけりゃ、その道具も食料も手に入らなかっただろ？」

勇者：「それがどうした？戦いでは何の役にも立たない商人なんて、足手まといに過ぎないんだよ！」

聖女：「……ごめんなさい、コロンブスさん。でも、やっぱりあなた一人でついてくるには無理があるわ」

レジライ：「……なるほどな。要するに、俺はお前らの荷物持ちにすらなれないってことか？」

女魔道士：「ええ、はっきり言ってその通りよ。正直、ここまでお情けで連れてきてあげてただけ。もう必要ないの」

勇者：「さっさと消えろ、役立たず！俺たちはお前抜きでもっと強くなれる！」

レジライ：「……ふん、分かったよ。そんなに俺が邪魔だってんなら、もう二度と顔を出さねぇよ！あばよ、元相棒！」

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荷物をまとめたレジライは、一行に背を向けてその場を去っていく。振り返ることもなく歩き去るその姿には、怒りと悲しみが入り混じっていた。しかし、彼がいなくなったことで、後に勇者一行が自分たちの過ちを痛感することになるとは、このとき誰も予想していなかった――。