【オリキャラ🎲】AA-12を持つ少女アオバPart5

  • 1アオバ124/11/01(金) 20:20:54

    【あらすじ】

    リオによって要塞都市エリドゥに拐われたアリスとアオバ。

    要塞都市はアリスの身体を乗っ取ったKeyにより【アトラ・ハシースの箱舟】へと姿を変える。
    辛くもリオ、ヒマリを連れ逃げることが出来たアオバ。

    不完全な【箱舟】を完成させるため、ミレニアムに侵攻するKey。
    無数の守護者達、多次元バリアを突破し【箱舟】に乗り込む攻略班。
    困難を乗り越えた先にはアビ・エシュフと元アバンギャルド君─シンギュラリティというさらなる困難が立ち塞がる。

    アオバと攻略班はアリスとミレニアムを救うことが出来るのか─。

  • 2アオバ124/11/01(金) 20:23:40

    ステータス紹介

    【アオバ能力ステータス】
    主要な部分を載せます
    戦闘力62→70
    ※アームギア装備時89
    ※【カシュティリアシュ】装備時はキヴォトス最強クラスにも五分の戦いが出来ます。
    持久力35→39
    耐久力71→83
    知力39→42
    腕力47
    機動力65
    政治74
    倫理32(悪党に対して)
    左が初期、右が成長後です。

  • 3アオバ124/11/01(金) 20:24:14

    愛宕 アオバ
    160cm
    胸は中の上程度、お尻は小さめ
    黒髪ミディアム(肩にかかる程度)
    一人称 私 本官
    ヴァルキューレ警察学校公安局所属3年生

    一部からは【Master Key】と呼ばれている。

  • 4アオバ124/11/01(金) 20:25:22

    使用武器 AA‐12 
    【第12号ヴァルキューレ試作散弾銃】
    フルオートショットガン。
    エンジニア部によって様々な改良を施された銃。
    それはあらゆる困難を薙ぎ払う。

  • 5アオバ124/11/01(金) 20:27:08

    その他装備
    ・アームギア
    エンジニア部が運搬補助用のアームギアを元に、AA-12を片手で運用出来るように開発した。
    重さや反動を物ともしない。
    自爆機能付き。

    ・パワードスーツ【カシュティリアシュ】
    エンジニア部が【アビ・エシュフ】の技術を用いて作製したパワードスーツ。
    アビ・エシュフの持つアクティブ防護システムはないが、未来予知にも近い回避性能を持つ。

    ・【破壊の鍵:スーパーノヴァ】
    アリスのスーパーノヴァをアオバが【箱舟】に似た力を使い変質させた黒色の光の剣。
    多次元バリアを攻撃手段として転用し、防御不可の必殺の一撃を繰り出せるロマン銃となった。

  • 6アオバ124/11/01(金) 20:29:19

    【主要人物】

    『先生』
    先生の護衛にアオバが選ばれ、一緒にミレニアムに来校。
    ミレニアムのテロ事件の解決及びゲーム開発部の廃部は阻止されアオバは護衛の任を解かれる。
    アオバの無茶に心配しながらも付き合ってくれる。
    【箱舟】攻略班として指揮を担当する。

    『カンナ』
    アオバの上司兼恋人。
    アオバには弱みを見せてくれる。
    身体が不調のアオバの無茶を許し攻略班の下へ駆け付けるのを許可した。

    『ゲーム開発部』
    喧嘩し仲直りし、一緒に試練を乗り越えたかけがえのないパーティーメンバー。
    アリスを助けるために攻略班に同行する。

    『エンジニア部』
    アオバを魔改造した張本人達。
    メンバーからアオバへの好感度は高い。
    【箱舟】攻略班の現場技術職担当。

    『ネル』
    強くなる為の理由を説き、アオバを導いた。
    ネル含めたC&Cは【箱舟】を攻略する重要戦力。

    『Key』
    アオバを【Master Key】と呼び、アオバに仕掛けたバックドアから別の世界線の情報を手に入れる。
    【箱舟】を早くに顕現させたのは、このタイミングなら対応出来ないと考えた為。
    目的とは別にアオバを始末することに執着している。

  • 7アオバ124/11/01(金) 20:33:14

    ストーリー再開

    ウタハ「【箱舟】のレールガン発射まで1─」
    レールガンが発射され、発射時の爆音に顔を顰める。
    シンギュラリティとの戦闘中でもKeyはお構いなしにミレニアムへと攻撃を加えていく。
    Keyは本部の位置を今の所把握していないがいつ本部に撃たれてもおかしくない。
    何処に撃たれても被害は大きいので出来る限り撃たせたくはないが─
    膠着する戦況、いやこちらが時間が経つほど不利な状況。
    次第に焦りは強くなっていく。

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 20:33:46

    スレ立てありがとうございます

  • 9アオバ124/11/01(金) 20:34:40

    【攻略班視点】
    アオバが戦闘中、少しでも敵の情報を探る攻略班。
    ユズ「………」
    モモイ「ユズどうしたの?」
    ユズ「レールガンが発射準備中僅かに敵の動きが鈍っている…」
    ウタハ「本当かい?」
    ユズ「僅かですが…アオバさんの攻撃が当たっています…」
    完全に回避していたはずの敵があるタイミングで攻撃が命中していると言うのだ。
    レールガンの攻撃は確実に避けるが、アームに装備されているショットガンの攻撃が当たっているようだ。

    散弾の1〜2個ならダメージは全くない、表面が僅かに傷つく程度だろう。
    しかし当たったという事実は揺るがない。
    ウタハ「アビ・エシュフとの同時運用、更にレールガンにリソースを回すと動きが鈍ると見た…使えそうな手だが危険過ぎる賭けだ」
    先生「"何か思い付いたの?"」
    ウタハ「次のレールガン発射のタイミングで改良したハッキングツール【万華鏡】を使いシンギュラリティの動きを鈍らせる」
    ウタハ「ユズが敵の僅かな隙を見つけてくれた、その僅かな隙をハッキングによって大きな隙に変えるんだ」
    ミドリ「でもレールガンが発射されるとミレニアムが…」
    ウタハ「何発も撃たれるとミレニアムが保たない、次の発射準備中が最後のチャンスだ」
    ウタハ「しかし全ての要素が上手く噛み合っても恐らく1〜2秒程度の隙、そして作戦をアオバに知らせると同時に【王女】にも悟られてしまう」
    モモイ「そんな…」
    ウタハ「タイミングはアオバに伝える、後は彼女だよりになってしまうが…」

  • 10アオバ124/11/01(金) 20:36:46

    ※ユズの言うレールガンは【箱舟】の物です。

    「レールガンの攻撃は避けるが」
    の部分はアオバのスーパーノヴァです。

    紛らわしくてすみません。

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 20:37:26

    ありがとうございます
    前スレは貼らない感じですか?

  • 12アオバ124/11/01(金) 20:46:17
  • 13アオバ124/11/01(金) 20:52:41

    【アオバ視点】
    【箱舟】のレールガンが再び発射準備に入る。
    アオバ「くっ、また…」
    突如視界の端にメッセージウィンドウが開く。

    『【箱舟】がレールガンを発射すると同時に敵にハッキングを仕掛ける、後は頼む』

    攻略法を見つけてくれたのだろう。
    短い説明だが、私は仲間の策を信じて戦うのみ。

    ウタハ「発射30秒前!」
    ウタハさんの合図でスパートをかけようとする。
    しかし突然シンギュラリティが攻撃を牽制程度に留め回避に専念しだした。
    それどころかここから逃げようとしている。
    先生「"やはり見破られてる…"」
    ウタハ「それでも変わらない、ここで決める」

    逃げに徹し速度の増した敵。
    それに対応するためには─
    アオバ「お願い、力を貸してください─」
    【カシュティリアシュ】に私に対する負荷を無視するように制限を外させる。
    そして私自身の演算能力も限界まで高める。

    脳が破裂しそうな頭痛に襲われる。
    アオバ「ぐッ!?」
    胃が裏返りそうな吐き気。
    血の味。
    遠くなる意識─

  • 14アオバ124/11/01(金) 20:54:59

    アオバ「…ジャマ、ダ」

    シコウノ、ジャマヲ、ノゾク。
    イタミ、ムシ。

    ワタシ、スベテ、カケテ。

    ─カナラズ─
    アオバ「アアアアア!!!」

    ─アリス、タスケル─
    アオバ「アアアアア!!!」



    何かが弾ける音がした。
    アオバの見る景色がモノクロに変わる。
    その時アオバは何かを超えた感覚を感じた─

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 20:58:07

    アオバ...さすがに限界が来たか
    どうなるか

  • 16アオバ124/11/01(金) 21:42:58

    モモイ「アオバの動きが変わった…?」
    ミドリ「すごい…」
    ユズ「わ、私でも追いきれない…」
    アオバが苦しみ叫んだ途端、彼女の動きが変わった。
    あれほど苦労していた敵の動きを今は簡単に追えている。
    ウタハ「今アオバが【カシュティリアシュ】の制限を自ら解除した」
    モモイ「制限?」
    ウタハ「解除するとスーツが身体的な負荷を考慮しなくなる設定だ」
    ウタハ「もちろん彼女から解除出来ないように設定したのだが、権限を無視して解除したようだ」
    ウタハ「そしてスーツの動きに適応しようと演算能力を限界まで引き出そうと脳に負荷をかけている」
    先生「"それは─"」
    ウタハ「危険なんてものじゃない、通常耐えられるような負荷じゃない」
    コトリ「モニターが危険値を示しています!?気絶してもおかしくない負荷ですよ!?」
    ヒビキ「アドレナリンの過剰分泌で無理やり動いてる感じ…」
    ウタハ「発射まで5─」

  • 17アオバ124/11/01(金) 21:53:46

    アオバ視点

    視界がモノクロになってから全てが遅く見える。
    1秒が何倍も引き伸ばされ、全ての動きが把握出来る。
    あれほど苦労していた敵の動きにも簡単に対処出来た。
    直撃はしないが少しずつ装甲を削り取っていく。

    『4』

    全てが見える、流れを支配している事で感じる全能感。
    ─あぁ、最高の気分だ。
    ─このままの状態でいたい、このまま敵を蹂躙したい。


    『3』

    ─違う、私はアリスを助けるために戦っている。
    ─戦いたいからではない、アリスを、ミレニアムを、皆を助けるためだ。

    『2』

    ─全てが決まる、その瞬間に全てを賭す。

    『1』

    合図と同時にスーパーノヴァを発射出来るよう準備する。
    私の全てをこの一撃に込めて─

  • 18アオバ124/11/01(金) 22:09:39

    レールガンが発射される。
    同時に─

    ウタハ「【万華鏡】起動!」
    アオバ「光よ────────!!!!」

    シンギュラリティの動きが完全に止まる。
    スーパーノヴァの放つ黒い光がシンギュラリティを貫く。

    しかし─

    アオバ「何ッ!?」
    それはシンギュラリティの脚部を貫き破壊したが本体の破壊には至っていない。
     
    アオバ「ぐぅッ!?」
    踏み倒してきた負荷を清算するときが来た。
    頭痛と目眩と吐き気でその場に倒れ込む。
    ここで動けなければ意味がないが、もう身体が動かない。

    ミドリ「いい加減に倒れて!!」
    モモイ「シナリオ的にここで倒れろ!!」
    脚部を失い、まだ体勢を立て直せない敵に皆が攻撃を加える。
    弾幕と爆風の嵐が過ぎ去った後─

    シンギュラリティがこちらに武器を向けるが、それを撃つことはなかった。
    そして崩れ落ちるシンギュラリティ。

    ─【王女】の従者は地に伏した。

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 22:21:04

    アオバとみんなのおかげでシンギュラリティに勝てたのか良かった
    だがアオバの状態が心配だなかなりに負荷が来そうだ

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/01(金) 22:26:16

    MoAのラスボスの最期の如くだな、シンギュラリティ…
    後はアビエシェフかね…

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 08:04:51

    保守

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:11:24

    期待の保守

  • 23アオバ124/11/02(土) 19:07:00

    コメ、保守ありがとうございます!再開します。

  • 24アオバ124/11/02(土) 19:10:15

    先生視点

    ユズが弱点を発見し、ウタハが作戦を立て、アオバと皆が力を合わせ敵を打ち倒した。
    しかし皆に喜びはない。
    なぜなら勝利の代償があまりに大きかったから。

    アオバは胃の内容物を全て吐き出し、心臓の辺りを掻き毟る。
    そのまま地面に倒れ動かなくなる。
    先生「"アオバ!?"」
    皆が勝ったことなど忘れて駆け寄る。
    意識はない、ただ苦しみに顔を歪めている。
    パワードスーツから引き剥がし地面に寝かせる。

    アオバ「…あ……あ……」
    モモイ「先生!?アオバが、アオバが!?」
    ミドリ「アオバさん!!」
    ユズ「ど、どうすれば…」
    アオバは必死に息を吸おうと喘ぐような呼吸をしている。
    それを見てウタハが深刻な顔をする。
    ウタハ「まずい、死戦期呼吸だ、心肺蘇生を始める」
    心停止後の喘ぐような呼吸、しかし息は吸えていない為この状態では命は長くない。
    一刻も早く心肺蘇生を行わなくてはならない。
    心臓マッサージを始めるウタハ。

  • 25アオバ124/11/02(土) 19:11:35

    モモイ「アオバ!!」
    ウタハ「決して、死なせたり、するものか!」
    必死にアオバの命を繋ごうとするウタハ。

    ヒビキ「ヘリに確かAEDがある!」
    コトリ「護衛します!!」
    ヒビキとコトリはAEDを取りに走る。
    たった二人で危険な道中を駆け、仲間を助けようとしている。

    ユズ「!?アレはッ!?」
    ユズの声で私達の周りを守護者が囲んでいることに気づく。
    ミドリ「なんでこんな時に敵が来るの!?」
    モモイ「絶対負けないんだから!!」
    ユズ「アオバさんを─助ける!!」
    ゲーム部の皆は、自分の身を盾にウタハとアオバを守る。

  • 26アオバ124/11/02(土) 19:22:17

    皆がアオバの為に戦っている。
    戦うことの出来ない私は、アオバに何が出来るだろう─。
    ウタハ「先生は彼女達を指揮して欲しい!!」

    決まっている─アオバを助ける。
    大人の責任を果たす。

    ウタハ「先生、早く…─それは…いったい…何を─」



    "大人のカードを取り出す"



    私は、誰かの為に命を賭けた子を決して見捨てたりはしない。

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:30:51

    アオバ、過負荷で心臓が止まってしまったか
    まさか先生、大人のカードを使うのか

  • 28アオバ124/11/02(土) 21:37:40

    アオバ視点
    先程まで【箱舟】にいたが、目が覚めると電車の中にいた。
    アオバ「あれ?私さっきまで戦って─」
    皆の協力により、ついに強敵を倒すことが出来た。
    しかしその後激しい吐き気と胸の痛みに襲われて─
    アオバ「もしかして私─」
    あそこで命が燃え尽きたのか…。
    無理もない、【カシュティリアシュ】の制限を外し、身体は限界を超えていた。
    敵を倒すまでよく保ってくれたと自身を褒めると同時にここで力尽きてしまったことを悔いる。
    アオバ「アリスや皆の重みになってしまう…」
    アリスが助かっても、そのせいで私が死んだと知ったとき何を思うだろう。
    彼女はきっと二度と笑顔になることはないかもしれない。

    進んでいた電車がゆっくりと停まり始める。
    そして電車のドアが開く。
    なぜだろう、電車から出ないと行けないと思うのは。
    座席から立ち上がりドアへと向かう。

    最後に振り返ると座席に青い髪の女性が座っていた。
    誰かはわからない。
    そんなことより早くここから出なくてはならない。
    電車を出る。
    光が景色いっぱいに広がり私は──────

  • 29アオバ124/11/02(土) 21:53:59

    アオバ「ぷはっ!?痛い!?えっ!?何事!?」
    身体中が酸素を求め苦しみ、そして胸の痛みに飛び起きる。
    ウタハさんが唖然とした表情をしている。
    見える景色は依然モノクロだ、色が白と黒以外見えない。
    しかしそれよりも別の違和感に気づく。
    先程まで死に体だったのになぜこんなに体調が回復しているのか?

    ウタハ「アオバ無事かい?!」
    アオバ「はい…そ、それよりも身体が元気なんです…」
    ウタハ「元気?」
    アオバ「今までの疲労や痛みが全部消えてて、何かなさったんですか?」
    これまでのエンジニア部の発明品を見て、もしかしたらなんて事もあり得るかもしれない。
    ウタハ「私は何も、先生が何かを取り出した後君が飛び起きたんだ」
    アオバ「先生が何かして─先生!?」
    先生を見るとひどい脂汗を掻き、苦しみに顔を歪ませ座り込んでいた。

    アオバ「先生!大丈夫ですか!?」
    先生「"アオバ…良かった…"」
    アオバ「もしかして私を助けたせいでこうなったのですか…?」
    先生「"生徒が悲しむ姿を見たくないから、悲しませないのが先生だから…"」
    アオバ「だからって、先生が居なくなったら皆悲しみます!!」
    先生「"アオバも同じだよ、アオバが居なくなったら悲しむ人がいる、生徒を助けられて生きてるなら儲け物だよ"」
    アオバ「ありがとう…ございますっ…」
    私は先生を抱きしめた。
    ウタハ「勢いで先生を抱いてるけど、君には大切な人がいなかったかな?」
    アオバ「な、なんで知ってるのですか!?」
    慌てて先生から離れる。
    ウタハ「君の事を語る尾刃局長の様子がソレだったからね」
    先生「"役得だね"」
    アオバ「先生もからかわないでください!?」

  • 30二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 21:58:04

    大人のカードでアオバに蘇生と回復をさせたのか
    そしてカンナとの仲バレてたか

  • 31二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:53:46

    蘇生は成功か

  • 32アオバ124/11/03(日) 05:01:11

    今日は夜遅くの再開です。

  • 33二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 13:14:03

    若干色盲みたいにはなってるか…

  • 34アオバ124/11/03(日) 20:35:24

    コメ、保守ありがとうございます!
    ストーリー再開しますがその前に。

    前Partにて元アバンギャルド君、シンギュラリティについて質問があったので、私の中の設定を話せたらなと思います。

    元アバンギャルド君を改造しており、守護者のような要素を足している。

    変更点はアバンギャルド君を語る上で欠かせたないあのダサい顔が守護者のような中心に目のようなモノがあるデザインに変わっている。(顔だけでなく頭部のデザインも変更されている)
    キャタピラが六脚に変更、脚の生え方はカブトガニが分かりやすい(検索は自己責任で)
    デザインがダサさからキモさに変わっている。

    武装はガトリングガン、ロケットランチャー。
    アサルトライフルは非効率的で除外された。
    黄金比デザインの盾は使っていない。
    回避用にブースターが追加されている。
    回避性能としてはAC4のアレサを参考。
    一瞬で画面外に消えてる感じです。

    シンギュラリティとは技術的特異点。
    機械が人を超える、Keyが人間の世界を滅ぼす為に名付けた。
    【Master Key】の創造主に向けた決意の現れかも…。

  • 35アオバ124/11/03(日) 20:40:16

    ミドリ「アオバさん起きたの!?」
    ユズ「よ、良かった…」
    モモイ「そんなことより、私達だけじゃこの数無理だよぉ!?」
    絶えず押し寄せる無数の守護者。
    私が倒れた後にこんな数を用意するなんて、殺意の高いことで…。
    アオバ「私も戦います」
    ウタハ「心臓が止まっていたんだよ、大丈夫かい?」
    アオバ「先生のおかげで拐われる前より元気が良いんです」
    見える景色の色だけは無くしてしまったけれど、目が見えるだけ、生きているだけ儲け物だと思う。
    ウタハ「本当は止めたいがそうも言っていられない、AEDを取りに行ったコトリとヒビキも心配だ」
    2人は私の為に危険を冒してくれていたようだ。
    ウタハ「何度目の無茶振りだろうか─よろしく頼む」
    アオバ「お任せください!」

    再び【カシュティリアシュ】を起動させる。

  • 36アオバ124/11/03(日) 20:40:59

    守護者自体は強くない、私が参戦したら呆気なく終わった。
    大型の守護者もいたが、スーパーノヴァの攻撃は防御不可の一撃必殺のため脅威度は変わらない。
    戦闘終了後ゲーム部の皆にとても心配された。
    嬉しさ半分申し訳無さ半分の複雑な感情だ。

    その後私の為にAEDを取りに行っていた2人も無事合流出来た。
    アオバ「皆さん本当にありがとうございます!」
    モモイ「買ってもらうゲーム機がもう一つ増えたね!!」
    ミドリ「お姉ちゃん!私達も助けてもらってるんだよ!でも良かったです…」
    ユズ「本当に…良かったです…」
    コトリ「AEDを使うことがなくて良かったです、そうだ!インナーにマッサージ機能を付けるのはどうでしょう?備えあれば憂いなしです!」
    ヒビキ「何を着てもらおう、何が似合うかな?」
    心配してたりどのように恩を返して貰おうか等各々の性格が出て面白いなと思う。

  • 37アオバ124/11/03(日) 20:43:36

    先生「"会話中ごめんね、アビ・エシュフはどうなったんだろう?"」
    アオバ「そういえば!」
    勝利と皆との会話で、存在をすっかり忘れていた。
    ウタハ「【箱舟】内に入ってから無線が駄目になっている、本部とも連絡が取れないからミレニアムの安否も不明だ」
    【箱舟】に入ってからも、何度も【箱舟】のレールガンを撃たれている。
    それが致命打になっていないことを祈るしか出来ない。
    ウタハ「今はC&Cと合流しよう、この人数が合わされば攻略も可能なはず─」
    突如爆発音が鳴り響き、ウタハさんの言葉を遮る。
    先生「"あっちだ!"」
    先生の指差す方に煙が、そこで戦闘中かもしれない。
    皆でそこに急行する。


    現場に到着する。
    アオバ「ネルさん…」
    そこには、血塗れで傷だらけのネルさんがいた。

  • 38二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 20:48:27

    アビエシェフが勝ったか相打ちに持ち込んだか
    ネル先輩な立てていそうだが血まみれになるほどの戦闘となると心配だな

  • 39アオバ124/11/03(日) 22:35:26

    アオバ「ネルさん!?」
    急いでアビ・エシュフに攻撃を行いネルさんから引き離す。
    ネル「…そっちは終わったみてぇだな」
    全身に傷跡、特に片足からの出血がひどい。
    アオバ「ケガの具合は?」
    ネル「あー骨にヒビ入ってるかもな、立ってるのすげぇ痛え」
    それでも二本の足で立ち、臆する事なく相手を睨む様子に尋常じゃないタフネスを感じる。
    先生「"他の子達は?"」
    ネル「雑魚共が大量に群がってきたせいで分断されちまった」
    つまりその間、誰の支援もなく一人で足止めをしていたことになる。
    アオバ「…あなたのおかげで無事勝てました」
    ネル「ならあたしの足になれ、さすがに歩けねぇ」
    ネルさんを抱えながら打ち合わせを行う。
    ネル「チッ、手加減しながらだと思うように動けねぇ」
    アビ・エシュフに囚われているトキさん。
    その顔に生気はない。
    もうそろそろ限界のはずだ、一刻も早く助けないと。
    ネル「このままチンタラしてっとあいつがくたばっちまう」
    時間が経てばトキさんが死にアビ・エシュフは停止するが、ネルさんはその勝ち方はしたくないようだ、私もそうだ。
    しかしどうすればいい?

  • 40二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 23:24:48

    やはり動かすためのエネルギー供給元を断ちに行くか?

  • 41二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 07:59:05

    どうする感じかね…?

  • 42アオバ124/11/04(月) 09:45:34

    ネル「なぁ、そういやアイツってお前のソレみたいに飛べるのか?」
    アオバ「えっ?」
    いつの間にか空を飛べるように改造されていた【カシュティリアシュ】。
    アビ・エシュフもそのように飛べるのかを聞いているようだ。
    もし飛べないのなら、足場が完全にない空中に放り出されたらアビ・エシュフはどうするのか?
    もしかしたら私達の対処なんて出来ないかもしれない。
    アオバ「試す価値はあるかと」
    ネル「問題はどうやって外に放り投げるかだ」
    アオバ「方法と作戦は皆さんにお願いしましょう」

  • 43アオバ124/11/04(月) 09:49:41

    短距離での無線は繋がるのでアオバから策を聞いた攻略班。
    ウタハ「元々のスペック及び目的を考えると、たぶんアビ・エシュフは飛行能力を持たないものと思われる」
    【箱舟】の中枢を守護するのが役目な以上空を飛ぶ必要は無い。
    ウタハ「無いものと仮定して彼女達が言いたいのは【箱舟】の外にアビ・エシュフを落としてほしいということだ」
    空に浮かぶ【箱舟】からアビ・エシュフを落とす策を提案された皆の反応はそれぞれだ。
    モモイ「それじゃあのロボに乗ってる人は諦めるってこと!?」
    ウタハ「いや彼女達の事だ、恐らく助けるつもりで動く」
    コトリ「アビ・エシュフが空中で身動きの取れない場合、アオバさんは3次元戦闘が可能なので戦う条件としては最適ですね」
    ウタハ「空中に落とした後の事は彼女達に任せるとして、問題は足場を崩すための道具が無いことか」
    ヒビキ「まず爆薬が無いと無理」
    先生「"確かアカネが持ってるはずだ"」
    今ネル以外のメンバーは何処にいるのか不明だ。
    ウタハ「C&Cを探すのと作戦の下準備でそれなりの時間を必要とする、アオバとネルには完了まで無理をさせてしまう…急ごう」

  • 44アオバ124/11/04(月) 15:49:30

    ウタハ『時間が欲しい、それと準備完了したら連絡する』
    メッセージウィンドウが開き指示を確認する。
    アオバ「だそうですネルさん」
    ネル「やる事は変わんねぇようだな」
    私は片方のアームで彼女を抱えているので武器が一つ使えない。
    ネルさんは片足を負傷しているので機動力が無くなっている。
    お互いに足りない部分を補完しながらの戦闘になる。

    恐らく敵には何となくの作戦がバレているので、アビ・エシュフを先生達の所に仕向けられると困る。
    どうするか?
    アオバ「無視出来ないようにしましょうか」
    スーパーノヴァを【箱舟】中心部の建物に向けて構える。
    現在のスーパーノヴァはどんな物体も消滅させる一撃必殺。
    ラッキーパンチで中枢を破壊できればその時点でアビ・エシュフはほぼ機能停止、Keyの企みも潰えるが─。

    アビ・エシュフがこちらに攻撃を仕掛ける。
    ネル「来たぞ!」
    こちらとしては中枢が何処か分からず、そしてアリスさんに当たるかもしれないので出来れば使いたくない手だ。
    【箱舟】から脱出する事も考える必要がある。
    こういう手もあるぞ、と見せびらかす抑止力として持つだけで十分だ。
    アオバ「行きます!」
    アビ・エシュフとの決戦が始まった。

  • 45二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 15:53:04

    アビ・エシュフとの戦いどうなるか
    相手は箱舟からのバックアップもあるからかなりの強敵になりそうだ

  • 46アオバ124/11/04(月) 18:26:01

    ネル「おい、さっきより動きがすばしっこいぞコイツ!」
    シンギュラリティを倒す事はデメリットにもなる。
    シンギュラリティに割いていた演算リソースを全てアビ・エシュフに回すことが出来るからだ。

    けれど先生のおかげで回復した私も調子良く動けるようになっていた。
    パワードスーツの扱いに完全に慣れ反応速度も上がった。
    色盲になったおかげというのも変だが、処理する情報が少ないのもありがたい。
    今までで一番コンディションが良い状態だ。

    動きはお互いに拮抗しているが、相手は向かってくる銃弾を撃墜出来るアクティブ防護システムを持っている。
    それを貫通出来るのはスーパーノヴァだけだがトキさんに当たる可能性があり安易に撃てない。
    彼女を助ける以上は手加減をしなくてはならない。

    そんな事情はお構い無しにガトリングガンや主砲を惜しげも無く撃ってくるアビ・エシュフ。
    ネル「だぁあ!!すげぇ面倒くせぇ奴だな!!」
    押され気味な戦況にストレスが溜まっているネルさんは叫ぶ。
    アオバ「今は耐えましょう、相手を釘付けにするのが目的です」
    ネル「わかってる!アイツに一発食らわせる前に死なれてたまるか!!」
    周りにはいつの間にか群がってきた守護者。
    アームの腕の中で守護者に向けてSMGを乱射するネルさん。
    互いに決め手に欠く攻防が続く─。

  • 47アオバ124/11/04(月) 20:42:35

    先生視点

    私たちははぐれたC&Cの皆を探しに【箱舟】を走る。
    守護者が群がる場所を発見する、そこにはC&Cのメンバーが。
    モモイ「どけどけぇ!!」
    ゲーム部、エンジニア部の全員で群がる守護者を撃破した。

    アスナ「ご主人様だ!」
    アカネ「先生助かりました、前衛がアスナ先輩以外いなかったので苦戦していたところでした」
    カリン「こういう時に役にたてず申し訳ない…」
    先生「"皆無事で何よりだ"」
    アカネ「部長とアオバさんはどちらに?」
    ウタハ「今アビ・エシュフの足止めを行っている」
    先生「"これからの作戦にC&Cの力が必要なんだ、力を貸して欲しい"」
    アカネ「はい、どうぞご命令を」


    C&Cの皆にも作戦を共有する。
    アカネ「とあるポイントにアビ・エシュフを誘い、爆弾で足場を崩し空中戦に持ち込む、ですか」
    ウタハ「そのための爆弾を借りたいと思うのだが」
    アカネ「…度重なる戦闘で消耗しており数が少ないですが」
    ウタハ「足りない分はヒビキとユズにお願いしよう」
    先生「"仕掛けるポイントはどうしよう?"」
    ウタハ「【箱舟】の外郭に良さそうなポイントがある、そこに仕掛ける」

    ウタハ「暴君にはそろそろ王の座から降りてもらおうか」

  • 48アオバ124/11/04(月) 22:36:05

    先生達と別れてからそれなりの時間が経つ。
    まだかと足止めしつつ待っていると、アビ・エシュフを一発の銃弾が襲う。
    対物ライフル用の大口径弾、これは─

    ネル「やっと来たか」
    カリン「リーダー待たせてすまない」
    アスナ「リーダーすごい怪我!大丈夫?」
    アカネ「お待たせしました」
    C&Cの皆さんが援護に駆け付けてくれた。
    アオバ「先生達とは会えましたか?」
    アカネ「はい、そして作戦内容も承知しております、準備はエンジニア部に担当してもらっています」
    カリン「私達は2人と一緒にターゲットを目的地まで誘導する役割を担当する」
    アスナ「いっくよぉ!」
    C&Cの皆さんが参戦する。

    アビ・エシュフを指定された目的地まで誘導する。
    簡単そうに聞こえるが果たして誘いに乗るのか?
    ネル「乗るかどうかじゃねぇ、無理やり押し込むんだよ!」
    C&Cの苛烈な攻撃、ネルさんが弾幕を張り、アスナさんが撹乱させ、逃げ道をカリンさんが塞ぐ。
    アカネさんは持っていた爆薬を渡したので、指示役を担当する。
    大した打ち合わせの時間がないのにここまでの連携、私の動きも考慮して戦闘している。

  • 49アオバ124/11/04(月) 22:37:05

    アスナ「全然当たらないよ!」
    アスナさんの動きはまるで未来予知でもしているのかというくらい正確に回避を行いながら付かず離れずの立ち回りを見せる。
    敵が彼女から距離を取ろうとすると─
    カリン「─逃がさない」
    高威力且つ正確な射撃が襲う。
    立ったまま撃っているのになんて正確さだ。
    アカネ「アオバさんもう少し肉薄出来ますか?」
    アオバ「分かりました」
    アカネさんも状況に応じた指示を的確に行っている。
    アオバ「これが戦闘のプロ…」
    ネル「あたしがいること忘れてねぇだろうな?」
    アオバ「あなたの強さは身に沁みてますから…」
    パワードスーツの腕の中で不機嫌そうなネルさんだが、アレを一人で押し留めていたのだから凄くないわけがない。

    少しずつだが確実に目的地まで誘導できている。

  • 50二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:40:01

    爆破による崩落にもアビ・エシュフも対応してこないか心配だな
    場合によっては取っ組み合いになりそう

  • 51二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:59:26

    むしろ対処のためにアビエシェフから近づいて来るのも考えてはいそうな気は…

スレッドは11/5 10:59頃に落ちます

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