- 1二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:28:24
キッチンで鉢合わせてしまい夜食を手作りしてる所を見られてしまい
「あ!す、スペ先輩…これは…その…!」
って、誤魔化そうとしてたら
「うわぁ〜!ウオッカさんお料理作れるんですか!凄いです!そして…美味しそうですね〜!」
って目をキラキラ輝かせて見てきて、しかもお腹を鳴らしてるから
「あー…良かったらスペ先輩も食べます…?」
って、ほっとけなくて一緒に作ってあげたら
「凄いです…盛り付けも綺麗で料理人さんみたいです〜!」
ってニコニコした顔で言うもんだから嬉しくなるけど
「あー、その…スペ先輩、今日の事は…ナイショにしててくれますか?」
って言ったら
「ハッ!そうですよね!夜にご飯食べてるってバレたら怒られちゃいますもんね!」
って、よだれを拭きながら言われて可笑しくなって、
しかも料理を食べたスペちゃんが
「これ…すっごく美味しいです…!優しくてあったかくて…お母ちゃんが作ってくれたご飯みたいです!」
って言うもんだから、なんだか嬉しくなって
食べ終わって食器一緒に片付けて部屋に戻る前に
「その、良かったらまた何か作ってあげますよ?スペ先輩さえ良かったら…」
って言ってあげたら
「本当ですか〜!!嬉しいです〜!!」
ってスペちゃんに両手で手を握られて笑顔で言われて
不思議とドキドキするウオッカ
っていう幻覚を受信したんですが
私一人ではどうすればいいかわかりません!! - 2二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:31:21
そこまで書けるんだったらもうちょっと磨けばSSとして整うだろうが!、!!!!!
- 3二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:33:26
書けよド一流
格の違いってやつを見せてくれ - 4二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:40:00
- 5二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:41:53
- 6124/11/02(土) 12:42:11
頑張ってみます
- 7二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:42:36
応援してるぜ👍
- 8二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 13:17:29
ほう…ウオスペ…
- 9二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 14:01:07
ウオッカの料理ってお母さんから教え込まれたんだっけ
- 10二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 14:07:12
ウオスペとは盲点だった
でも勝ちG1が3つ被ってるしアニメ空間だとかわいい系のちょっと抜けた先輩とかっこいい系でしっかりしてそうな後輩でめちゃくちゃ相性良いな - 11二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 14:20:37
きっちり仕込まれているらしいよ(クリスマス参照)
- 12124/11/02(土) 22:20:31
書けたので投下していきます
「……腹、減ったなぁ…」
……目を擦って時計をふと見てみると、ちょうど綺麗なLの形を描いてた。
「…やっぱ寝過ぎちまったか。」
起き上がって頭をボサボサと掻く。こんな時間に目が覚めちまった原因はわかっている。
昨日見たドラマに出てきたシーンに影響されて、
屋上でマンガを読んでて顔に載せたまま寝ちまって…運悪くそのまま誰も屋上に来なかったせいで、夕方まで寝ちまったからだ。
おかげでトレーニングには当然遅刻したし、スカーレットやテイオーには笑われて…散々だった。
「……どうすっかなぁ…。」
本に手を伸ばしてみても薄暗くて見づらい。
こんな中スマホを見て目が悪くなんのも嫌だ。
じゃあ、と目を閉じても空腹で気が散ってソワソワして…
だからって明かりを付けようもんなら…
隣でぐっすりと眠っている、トレーニングに遅刻せず俺を散々笑いイジってた優等生サマが起きて…何を言われるかもわかんねぇ。
…ダサいとわかっていても、そんな姿を朝まで眺める事になるのは耐えられなくなって、冷蔵庫の中の食材をいくつかと…朝食用の人参1本を持ち出して部屋を抜け出した。
……深夜だから少しテンションがアガってるのもあるが、本来は許可されてない深夜に寮を歩くという行動に少しアウトローさを感じて浮かれ、
同時に見つかるかもしれないというスリルを感じながら足は自然とキッチンに向かっていた。 - 13二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:20:52
「とりあえず簡単に野菜スープと…サイコロ人参ステーキでいいかなっと…」
見つかって怒られればまた何をイジられるのかわかったもんじゃねぇから、
なるべくサッと作って食べれて、ボリュームがある物にしたかった。
野菜とウインナーを小さく切って皿に入れ、水と塩こしょうを入れて…
ラップを被せてレンジの中に入れる。
で、程よく温まったら音がなる前に取り出す。
で、そっと閉じる。
「アチチッ…味は…よし、こんなモンかな。」
次はサイコロ状にした人参をラップで包む。
これも柔らかくしてサッとバターと塩で炒める。
商店街のおっちゃん自慢の人参だ。これくらいで充分旨い。
「こっちはちょっと時間かかるんだよな…もう一品くらい作ろっかな〜…?」
レンジを回した後、ちょっと残っていたウインナーとキャベツを見る。
「うーん…そうだな〜…」
翌朝の事を考えると食べすぎるのもいけねぇ。
朝食が食べれねぇで夜食を食べた事がバレるのも面倒だし、
だからって足りなくて眠れなかったら意味がない。
ここは慎重に……と考えていた、その時だった。
ぐぅぅ…、とキッチンの裏から音が聞こえた。 - 14二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:21:35
「……え?」
「はっ、はわわっ!」
……聞き覚えのある声が聞こえた。
そして、そこから聞こえた音やこの時間にいるだろう人が連想ゲームみたいに、あっという間に浮かんだ。
「…す、スペ先輩?」
「……えっ、えっと…こんばんわ…ウオッカさん…」
キッチンの裏からは、何故か卵を持ったスペシャルウィーク先輩、スペ先輩が出てきた。
「なんでそんな所に…というか…その卵は…?」
「あ…あはは…フジ先輩が見回りに来たかと思って咄嗟に隠れて…」
「……えっと…もしかして、スペ先輩も夜食…っすか?」
スペ先輩は、図星を突かれてドキッとしたような顔を浮かべる。
「そ…それは…その…」
短い沈黙が流れたが、それに割って入るように…うっかりそのままにしてたレンジが、チンと音を鳴らした。
「ひゃあっ!?」
「うわぁっ!?」
すると、驚いたスペ先輩がうっかり卵を落としそうになったので
咄嗟にしゃがんで手を伸ばしてキャッチする。
「あ、ありがとうございます〜…!危ない所でした〜…!」
小声でお礼を言うスペ先輩。俺もホッとする…が、同時にスペ先輩と手が触れ合ってる事と、顔を目の前に近づけてしまってた事に気付いた。
「あ、す、すんません!」
卵をすぐに返してサッと立ち上がると
スペ先輩は俺が咄嗟に謝った事にキョトンとしていた。
「…?なんで謝るんですか?」
…正直、自分でもわからない。
「そ、それは…その…」
今度は俺が言い訳を考えてると
また沈黙に割って入るように…今度はスペ先輩のお腹が鳴った。
「あ…。」 - 15二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:22:13
「……えっと、お腹…空いてるん…ですよね?」
「……うう…そうなんです〜!お腹が空いて我慢できなくなってぇ〜…けど…」
涙を浮かべて、キッチンに置いてある炊飯器を見つめるスペ先輩。
「卵かけご飯でも食べようと思って卵を持ってきたのは良かったんですが…炊飯器が空っぽだったんですよ〜!」
……そういえば、寝る前にオグリ先輩とダンツフレーム先輩がそんな事を言ってた気がする…。
「うう……だからせめてゆで卵だけでもと思ってたら…」
「俺がやって来たんすね…」
つい苦笑いを浮かべるが、俺も夜食を食べようとしてた分、スペ先輩の事は言えなかった…。
……あ、そうだった…この状況…。
フジ先輩じゃなくてすっかり安心していたが…ちょっとマズイ。
「……そういえば、ウオッカさんは何故こんな時間に…?」
心臓がドキリと音を出したように、俺は固まってしまった。
だけど、言い訳は何もしなかった。
「あれ…くんくん…そういえばいい香りがするような…」
ウインナーのスモーキーな香りと野菜の甘い香りが混ざりあった、すっかり出来上がった野菜スープの香りに、スペ先輩が気付かないわけがなかったからだ。
「あ!す、スペ先輩…これは…その…!」
そして、俺が言い切る前にスペ先輩は…俺の背後に置いてあった野菜スープに気付いた。
「うわぁ〜!美味しそうな野菜スープ…!これ…もしかして…!」
「…はははっ…はい、俺が作りました…」
諦めたように答える。すると…
「うわぁ〜!ウオッカさん自分でお料理作るんですね!凄いです!知らなかったです!そして…美味しそうです〜!」
って、目をキラキラ輝かせた。
……いや、キラキラ輝いてるのは目だけじゃなくて…口元もか。
…こんな状態のスペ先輩を、ほっておく事が出来るわけもなかった。
「あー…良かったらスペ先輩も食べます…?」
「…!!!い、いいんですか…!ありがとうございます〜!」
ぱあっと顔を明るくして頭を下げるスペ先輩。
それはそれはもう、嬉しそうだった。
そのまま小躍りを踊るみたいに卵を持ったままウキウキしていた。 - 16二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:22:51
…そんなスペ先輩を眺めていると、一つ思い付いた。
「…あ、そうだ、良かったらその卵も食べちゃいませんか?俺が料理しますんで。」
「いいんですか!?ぜひ、お願いしますっ!」
そう言って大事に両手で持っていた卵を…眩しいくらいの満面の笑みで差し出してくるスペ先輩。
「じゃ、ちょっと待っててくださいね、2人前に分けちゃうんで。」
「はいっ!」
サイコロ人参ステーキを完成させると、そのままバターが残ったフライパンに、
さっきのキャベツを千切りにして溶いた卵と混ぜて、塩コショウで味付けした物を入れて両面を焼く。
クレープみたいに1枚の生地になったら、破裂しないようにチンしたウインナー、ケチャップを乗せて畳む。
…ウマトックで見たキャベツホットドッグの完成。それを半分に切って盛り付ける。
で、他の料理も盛り付けて、椅子に座ってワクワクしてるスペ先輩の元に持っていく。
「お待たせしましたっす。」
すると、スペ先輩は…目をぱちくりさせて料理を見ている。
「…?どうしました?」
そう聞くとスペ先輩は、俺と料理を交互に見ながら…ニコニコとした笑顔で言ってくれた。
「こ、これ…凄いです…美味しそうで、盛り付けも綺麗で美味しそうで…プロの料理人さんが作ったみたいで…美味しそうだべ〜!」
…美味しそうって3回くらい言ってたのはさておき、お世辞抜きで喜んでくれてるのが一目でわかった。
「…へへ、良かったです。」
「私が持ってきた卵も、まさかホットドッグになっちゃうなんて…凄すぎますよウオッカさん!」
「はは…ありがとうございます。」
……あまり、学園内の友人や先輩に料理を振る舞う機会なんてそこまで無いから、
ここまで褒められるのは…少しくすぐってぇ反面、純粋に嬉しかった。
………だけど、ここまで感動されたらちょっと心配になって…
「あー、その…スペ先輩、一応今日の事は…ナイショにして…くれますよね?」
「……ハッ!そうですよね!夜にご飯食べてるってバレたら怒られちゃいますもんね!」
…そう、よだれを拭きながら言われてしまった。
多分、言っておかないと俺が料理を振る舞った事を誰かに話しちゃうだろうな、って思った。
予想通りで…裏表が無くて…そんなスペ先輩が可愛く感じて…ちょっと可笑しくなって、笑ってしまった。
「はは、じゃあ食べましょっか!」
「はい!いただきますっ!」 - 17二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:23:24
スープの味付けも丁度良いし、サイコロステーキも柔らかい。
キャベツドッグは、スペ先輩と半分にしたから、俺も丁度良い量だった。
スペ先輩は…豪快にペロリと食べてくれるかと思いきや、
意外にもゆっくりと味わってくれていた。
「これ…すっごく美味しいです…!優しくてあったかくて…お母ちゃんが作ってくれたご飯みたいです!」
「…そう…ですかね…?そう言って貰えたら嬉しいっす。」
スペ先輩のお母さんの話を聞いてる事もあるのと…
そもそも俺の料理も、母ちゃんに教え込まれたから、そう言ってもらえるのは更に嬉しかった。
「へへ、口にあったみたいで、良かったっす!」
「…はい!」
…気が付けば、さっきまで感じていたスリルや浮かれは無くなっていて…
スカーレット達にバカにされてイライラしてた事もすっかり忘れて、
純粋にスペ先輩との食事の時間を楽しんでいた。
…サッと食べてしまおうとしていた夜食の時間が、もう少し長く続いて欲しい…不思議とそう思えていた。
「…ごちそうさまでした、っと。」
「ごちそうさまでした!美味しかったですっ!」
食べ終わった食器には、何一つ残っていなかった。
それが、妙に嬉しかった。
スペ先輩が喜んでくれた事が、俺も嬉しかった。
……母ちゃんも俺達がこうやってごちそうさま、と言って綺麗に完食した食器を持ってきて…美味しかったと言われた時はこんな気持ちだったのかな、とふと思った。
音を立てないように溜め水に食器を沈めてそっと洗い、すすいで片付ける。
それをスペ先輩が乾いたタオルで拭いて、棚に戻してくれた。
…少し手慣れたようなそっとした手付きで、音を立てずに戻していく。
……イタズラに、いつもやってるんですか?と聞いてみると
また図星を突かれたようで、苦笑いを浮かべている。
……それがまた、可愛く思った。
…先輩相手にこんな事を思うのもだけど、実家の弟を見ているようで…安心したんだと思う。 - 18二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:24:45
「今日は本当に、ごちそうさまでしたっ!」
「いえいえ、こっちもスペ先輩に喜んでもらえて良かったですよ!」
なんとか誰にも見つからず戻って来れた。
部屋へ戻ってる時でも、スペ先輩は何度もお礼と感想を言ってくれた。
これまたわかりやすいくらい、満足した顔のスペ先輩。
眺めているとこっちまで嬉しくなるような笑顔。
不思議と、ずっと見ていたい。そんな気持ちになった。
「それじゃ、俺も部屋に戻りますんで。おやすみなさいです!」
そう言って、スペ先輩と別れようとしていた…その時だった。
「……。」
「……?スペ先輩…?」
振り向くと、スペ先輩が俺のパジャマの袖を軽く掴んでいた。
妙に俯いていて、目を逸らしたりしてて…普段とはなんだか…違うような…?
「…えっと…どうしたんすか…?」
「あの…今日のお料理…ホントにホントに美味しくって…だから…その…!」
…もじもじしていたスペ先輩は、意を決したように…言った。
「ま、また…!ウオッカさんと一緒にご飯食べたいです!!」
…まるで、可能な限り勇気を振り絞ったように切り出された割には、何気ない誘い。
……だけど、不思議と嬉しかったし…不思議と…袖を掴んでいるスペ先輩が、切り出したスペ先輩が、可愛く思えて…ドキッとしてしまった。
またこの人にご飯を食べて貰える、一緒に、食事が出来る…。
そう思う事が不思議と…特別に感じた。 - 19二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:25:02
「……勿論、いいっすよ!」
「…!本当ですか!?」
また、ぱあっと明るい笑顔を浮かべるスペ先輩。
だけど、さっきまで微笑ましいだけだったはずの笑顔が…凄く可愛く感じる。
「そ、その…良かったらまた何か作ってあげますよ?スペ先輩さえ良かったら…」
「本当ですか〜!!嬉しいです〜!!」
…そう言いながら、スペ先輩は両手で…俺の手を包むように握って…また笑った。
「…あっ!す、すいません!えっと…大きい声出したら、見つかっちゃいますねっ」
「……あ、あはは…そうっすねっ」
「それでは、本当にありがとうございました!おやすみなさいっ!」
そう言って、スペ先輩はお部屋の中に戻って行った。 - 20二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:25:26
「…寝れねぇ。」
……腹も満たされて、身体もスープでいい感じに温まった。
ベッドに入って眠るだけ…だったはず。
また起き上がって頭をボサボサと掻く。
さっきまでの事が忘れられなかった。
というかむしろ、それ以外頭にねぇ。
顔、部屋に戻る前に見た…スペ先輩のもじもじしてた時の顔。
炊飯器が空っぽでションボリした顔。
図星を突かれてドキッとした顔。
俺の作った料理を見て目を輝かせてた時の顔。
それを美味しそうに食べてた顔。
ビックリして卵を落としかけた時、近くで見た顔。
それをキャッチして、手が触れた事………。
……手、スペ先輩に手を握られた。
「…どうしちまったんだ…俺っ…!」
ただ…スペ先輩は美味しそうに俺の作った料理を食べてくれた…それだけだ…。
美味しかったって言ってくれて…嬉しくて…
裏表が無くて、無邪気で…可愛く笑ってて…
……可愛い、スペ先輩。
「…ああ、そうか…わかっちまった…」
弟とも違うし、母ちゃんから見た俺達とも違った。
嬉しかったのは、そうだ…
「俺…チョロすぎねぇか…?だとしたら…ダセェ…」
好きな人に喜んで貰えたから…。
俺、スペ先輩の事…好きになっちまったんだ。
ー結局、その夜は朝まで眠れなかった。 - 21二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:25:44
「はぁ〜…わ、私…どうしちゃったんだろう…」
ベッドに入ってごろごろ…ごろごろ…。
ウオッカさんと別れてからずっとそれを繰り返してます…。
お料理してた時のウオッカさん、手際が良くて…お母ちゃんを当てはめちゃった。
それにご飯の味だって本当に優しい味で…。
小さい頃、夜中に目が覚めちゃった私にお母ちゃんが作ってくれた人参スープみたいで暖かかったなぁ…!
……だからあの時、ウオッカさんとお話するのがホッとするのかなって思ったんだけど…
…そ、それだけじゃなくって……。
『へへ、口にあったみたいで…良かったっす…!』
『…!は、はいっ!』
「ウ、ウオッカさん…なんだかカッコよかったなぁ…」
そ、それから…ウオッカさんの顔を見てるだけでドキドキして来ちゃって…。
けどそれだけじゃなくって、ウオッカさんとまたご飯が食べたいなぁ…って、
また一緒にご飯を食べながらお話したいなぁ…って。
それで…ついお誘いしちゃったけど…。
……一緒にご飯を食べたい、なんて普通の事のはずなのに…。
「お母ちゃん…私…どうしちゃったんだろう…」
……明日、ウオッカさんと…どうお話しようかなぁ…。
「…ああ〜っ!お、お手々…つ、繋いじゃったのも…なんだかこっ恥ずかしくなってきたべ〜!」 - 22二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:26:10
おしまいです
- 23二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:14:56
なんかこの時間に読んだらお腹空いてきた…
- 24二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:23:21
やればできるじゃねぇかスレ主…
- 25二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:25:35
ありがとうございます…
- 26二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:26:34
好き(好き)
- 27二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:27:44
すごくいい
- 28二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:36:11
頑張って書いて良かったです
- 29二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 00:45:10
今日はずっとウオスペの事考えてた
将来はバイクの免許を取ったらスペちゃんと出かけたいウオッカと
そう聞いて美味しいご当地グルメやキャンプ飯が食べられる事を期待するスペちゃん
あると思います - 30二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 01:45:39
- 31二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 01:48:11
- 32二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 01:49:45
そういえば遠回しに好意を伝えるための常套句に「君の作ったお味噌汁を毎日飲みたい」というのがあったな……。
- 33二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 02:00:06
- 34二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 10:01:13
スペちゃんの着替え中に入っちゃって鼻血を出すウオッカと
自分の着替えに出くわした時はそういう反応をしない事や先輩の着替えを見て鼻血を出したのを見てめっちゃ怒るスカーレットと
早く閉めて欲しいスペちゃん - 35二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 12:30:07
このCP流行れ
- 36二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 15:45:44
スペちゃんはウオッカの事、
素直に「かっこいいです〜!」って言いそうよね - 37二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 18:00:31
この二人には初々しい恋をして欲しいよ…
ウオッカもスペちゃんもお互い手繋ぎたくても
踏み出せなくてドキドキするでしょ絶対… - 38二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 18:58:52
ウオッカ持ってなかったから動画探してきた
これね…良いネ…ペアラーメン一緒に食べて
スペちゃんの幸せそうな顔眺めるんだろうなぁ…
というかこうやって後押ししてくれるウオッカに
スペちゃんがどんどん惹かれて行く奴じゃんこれ…
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtube.com - 39二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 20:33:07
個人的にはアニメでスペちゃんがウオッカちゃん呼びなのがかわいくて好き
- 40二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 23:05:40
- 41二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 23:14:31
- 42二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 23:24:17
好き
- 43二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 23:25:38
ほう…ウオスペですか…
ありがとう……… - 44二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 07:32:00
アニメだとツイスターゲームもした仲だからな…
- 45二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 10:43:55
ありそうでなかった二人
- 46二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 19:20:46
ウオッカの事が好きになったとスペちゃんから相談された黄金世代の反応が気になる
- 47二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 19:32:30
元ネタ的にはなんとなく運命的なものを感じなくもないんじゃないか程度には関係あるが…(共にシラオキ系の馬)
- 48二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 21:23:48
- 49二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 21:37:14
そういえばそれで2人揃ってフクキタルにコロコロ鉛筆貰ってたな
- 50二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 21:48:37
ありがとう…脳内再生余裕だった…
- 51二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 01:01:44
珍しいCPだな…SSも良かった…好き…(珍しいCPだけどSSも最高だったし俺は好きだよの意)
- 52二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 01:19:21
お祭りでスペちゃんは浴衣でウオッカは半袖シャツで回って欲しい…
で、ウオッカは最初に浴衣姿のスペちゃんに見惚れて欲しいし
スペちゃんはデートだからって緊張して出店の料理が目に入らないくらい
ウオッカとのプランに気を遣っちゃってたけど
それに気付いたウオッカに「スペ先輩のいっぱい食べてる所、俺好きですよ」
って言われてプランとか気にせず沢山食べるようになって欲しい…
けど、最後は思い出したように花火のベストスポットに連れて行けて
そこで二人でりんご飴なりチョコバナナなり一緒に食べながら手繋いで花火眺めて欲しい… - 53二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 02:36:07
二人が付き合ってる事に慣れてきたら
料理してるウオッカにスペちゃんが後ろから抱きついて
「うわぁ〜!ウオッカちゃん!良い匂いがするね!」
って言ってじゃれついて、さり気無く呼び方も変わってるんだろうなぁ
けど、ウオッカもそれに慣れた感じで「スペ先輩、ちょうど良かった!味見してくれますか?」って言って
小皿にちょっと作ってる料理入れて差し出して
味見して貰って、美味しそうにしてる顔見て笑顔になるんだろうなぁ… - 54二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 02:56:32
急に生えてきたが一体どこからこのCPを…?
- 55二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 08:37:43
突然降りてきたとしか…
- 56二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 17:18:02
またss書きたいですね…あの晩からお互いを見る目が変わっちゃったウオスペで…
- 57二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 21:48:32
- 58二次元好きの匿名さん24/11/05(火) 22:13:24
是非…!読みたい…!!
- 59二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 00:58:56
ウオッカがスペちゃんの為に腕によりをかけ作ったフルコースも
そのお返しにスペちゃんが一生懸命握ったジャンボおにぎりも
どっちもお互いにとって最高のご馳走なんだ - 60二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 07:36:32
保守
- 61二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 13:53:00
素晴らしい概念
- 62二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 20:57:39
この組み合わせは盲点だった
- 63二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 00:59:04
スピカ内がちょっとザワザワしそう
- 64二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 07:56:51
予想外の所が接近したらざわつくか
- 65二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 15:03:01
ウオッカともっと仲良くなる為にエアバイクを練習してるスペちゃんと
それがただ「ぶんぶんです!ぶーんぶん!」って言ってるだけで全然バイクっぽくないけど
嬉しさと可愛さで悶えるウオッカ - 66二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 15:09:28
二人が最近意識しあってる事についてダスカはどう思ってるんだろ
- 67二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:58:04
- 68二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 19:02:00
スレ主です!!是非お願いします!!!
- 69二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 20:57:12
ワクワクする…
- 70二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:03:07
ある日のトレーニング後…
トウカイテイオーはとある2人を横目に、ゴールドシップとひそひそ会話をしていた
「ねぇねぇゴルシ…」
「んお?何?トイレ行きてーの?」
「チ ガ ウ ヨ!!勝手に決めつけないでよ!」
「あの2人…最近怪しくない?」
テイオーはスペシャルウィークとウオッカを指し示した
どうやら楽しそうに談笑している様子だ
「あー…スペとウオッカか?」
「最近ウオッカが心を込めてスペに色んな料理作ってあげてて2人でいる時間も長くなってるくらいで怪しいところなんて…」
「そこが怪しいんだって!!」
「ボクの推理によるとこれは完全に…」
「矢印向き合ってるってことっしょ?」
「そゆこと!これは完全にお互いのこと想ってるよ!」
「オマエ…あの2人の性格知ってるだろ?どっちも純白のウブウブちゃんだぞ…?」
「ゴルシ…これはお互い無意識なんだよ…」
「無意識に両想いになっちゃってるんだよ~~~!」
それを聞いたゴールドシップは少し魔が差した
「……ちょっとこっそり聞いてみっか?あいつらの会話」
「賛成っ!」
テイオーはニイっと笑った
2人の仲がどれだけのものなのか知りたくなったのだ - 71二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:04:38
「こんなこともあろうかと携帯型の茂みを持ってんだよな~!」
「携帯型の茂みって何!?」
「タイプAとタイプBとタイプCとライトニングがあっけどどれにする?」
「いや接続端子みたいに言わないでよ!どれでもいいって!」
─────────────
こそこそ…
(よし…!けっこう近づけた!)
(いだっ!!尻尾踏むなオマエ!!)
(ちょっ…暴れないでよ!狭いから仕方ないじゃん!)
ガサガサ…
「あれ…?」
「ん?どうかしましたか?」
((ヤバいっ!!))
「ん~…いやなんでもないっす…」
((あっっぶな~~…))
「あ!そうだ!スペ先輩に差し入れ渡そうと思ってたんすよ!」
「差し入れですか…!?嬉しいです~~!」 - 72二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:07:03
ウオッカはスポーツバッグからボトルと小さな袋を取り出した
「はい!自家製のスポドリとにんじんクッキーです!」
「わあ……!!味見してもいいですか!?」
「もちろんっすよ!」
「まずはドリンクから…(ゴクッゴクッ)」
口のなかにはちみつの風味が広がり
後味に残る爽やかなレモンが
いいアクセントになっていた
疲れた体に染み渡って
今にもまた走り出せそうな気分になった
「美味しい~~~~~!!疲れが吹き飛んじゃいますね!!」
「へへっ…喜んでもらえて良かったっす」
「クッキーも食べてみます!」
サクッ……といい音が鳴った
にんじんのやさしい甘みと香りが
口いっぱいに広がった
ドリンクのレモンの酸味との相乗効果で
より甘味を感じられるように作られている
「うわあ~~!ドリンクによく合いますね~!」
「美味しすぎてすぐに食べきっちゃいそうです!」
「えへへ…ありがとうございます……」 - 73二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:08:48
(えっ……なんかめっちゃいい雰囲気じゃない…?)
(こりゃ思ったよりも進展してるかもな…)
「あっ!でも食べすぎちゃだめっすよ!」
「こないだみたいにしばらくダイエットメニュー生活になるっすからね!」
「あうう…気をつけます…」
「あ……でもそれならどうして差し入れにお菓子を…?」
「それは…ご褒美的な…やつっす」
「その…頑張った所……見てたっすから……」
「………!!ウオッカさん……!」
(優しいね…!ウオッカ!)
(オイオイ!あんなに甘やかしてたらまた腹ポンポコリンになっちゃうぜ!)
「そのウオッカさんの優しい所大好きです!」
「でもあんまり優しさに甘えないようにしないとなぁ……えへへ…」
(大好きっ!?今大好きって言ったよゴルシ~~!)
(スペもやり手になったものよのう…)
「あ………えと……あざす…………///」
「…………あ!その…!えっと…今の大好きっていうのはっ…あの……」
「……俺も…好きです」
「…………へ?」
「スペ先輩が美味しそうに俺のご飯食べてくれるとこ……好きです」
「……は……はひ///…ありがとうございます……///」 - 74二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:10:03
(違うよ~~!2人とも!お互いのことが好きって言ってよ~~!)
(なあテイオー)
(なに!?)
(今はこのちょっともやもやする状況楽しもうぜ)
(う~~ん…それもそうか)
「……え~と…そろそろ寮に戻りましょうか!」
「は……はい!そっすね!!」
そう言うと2人はそそくさと帰っていった
2人とも顔を赤くしながら
「いや~いいもの見れたねゴルシ!ボクすっごくドキドキしちゃったよ!」
「こりゃ今後に期待大だな…」
「ホントに楽しみ…………あ…LINEだ」
「……………え?……ウオッカから?」
『お前ら2人でなに企んでたんだ?』
「……………バレバレじゃん!!」
「オイ!だからライトニングじゃなくてタイプCにしろっつったろ!!」
「それ関係あったの~~!?」
終わり - 75二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:11:36
以上です!素晴らしい概念をくれたスレ主に感謝
- 76スレ主24/11/07(木) 23:12:28
こちらこそ良い物を見せていただきました…
照れながらお互いの事好きっていうシーンで悶えて
USBみたいな携帯型の茂みで笑いました…!
じれったいのが最高です…ありがとうございます… - 77二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 08:33:22
ウオスペ最高だな…
- 78二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 15:10:00
良いよね…良い…
- 79二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 21:17:26
プールトレーニング中にウオッカの体を見たスペちゃんが
「ウオッカさんってスタイルいいですよね~…私すぐ太っちゃうから羨ましいです~」
って言った後
「あの……あんまジロジロ見られると……恥ずかしいっす………」
ってウオッカに照れながら言われて
「あっ…!ごっ…ごめんなさいっ!」
って慌てるスペちゃんは思いついた - 80二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 01:14:57
「あ…スペ先輩、ごはん粒が…」ってナチュラルにひょいぱくしてしまったが
気付いた時にはもう遅くってお互い顔真っ赤のウオスペ - 81二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 01:21:26
(このさみー中、あれくらいで済んでるスペ先輩すげー)と普通の長袖で過ごしてるスペちゃんを見るウオッカと
(ウオッカさんのマフラーにニット帽…似合ってて格好いいべ…)
とウオッカの冬服を見るスペちゃん - 82二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 10:32:50
ウオッカに「包丁使うの上手っすね〜」と褒められて
嬉しくなってにんじんを山盛りに切っちゃったスペちゃんと
それを難なく料理してもう2品くらい作っちゃうウオッカ - 83二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 10:46:24
ファッション交換とかもしてほしいな
- 84二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 11:02:40
このスレ見てると腹減ってくる
- 85二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 17:54:36
家庭的なのがいいですね
- 86二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 00:27:39
二人で温泉街行って食べ歩きとかしてほしい
だけど一緒にお風呂入る時、出たお腹見られるのをスペちゃんが気にして
夕食の時間まで遠慮しちゃってあんまり食べれずいたのに気付いて
ウオッカの方から夕食をあーんで食べさせてあげて欲しい
それでそのまま一緒にお風呂入って、嬉しそうに寄ってくるスペちゃんにドキドキして欲しい - 87二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 08:15:53
ウオッカの隠れてる目がどうなってるか気になって本人に聞いてみると
「普通っすよ?ただかっけぇから隠してるだけっす」って言いながら
サラッと髪をかき上げてそっちの目を見せてくれたが
妙に色気があってドキドキしちゃうスペちゃん - 88二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 16:44:47
カッコよさがこういうところででてくるのはいいな
- 89二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:09:56
お互いに素直で純粋だからめっちゃ可愛らしい恋愛しそう
- 90二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:22:04
- 91二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:41:16
ポッキーの日ですが、ウオスペはポッキーゲームではなく
ウオッカがスペちゃんに餌付けをするかの如くポッキーを食べさせてあげて
スペちゃんはそれを美味しそうにモグモグしてると思います - 92二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 08:48:05
- 93二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 16:22:39
ウオスペのお出かけはスペちゃんがめっちゃ食べる事以外は
凄い普通の高校生がするデートみたいな感じだろうなぁ - 94二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 20:19:14
- 95二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 20:37:26
- 96二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 00:42:06
- 97二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 08:03:02
- 98二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 14:18:12
舌ペロ可愛いな二人とも…
- 99二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 21:14:28
- 100二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 21:16:23
そういえばウオッカは甘いもの好きを隠したがるんだった
- 101二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 23:16:00
- 102二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 00:53:54
そんなウオッカに一生懸命作ったお菓子を食べてもらおうと頑張るスペちゃん
いざ渡そうとすると(喜んで…いや、受け取ってもらえるかな〜…)(そもそも美味しいって言ってもらえるかな〜…!)と緊張してモジモジしてしまうが
「スペ先輩の気持ちが込められたお菓子、断るなんて格好悪い事しねぇっす!」とむしろ喜んで受け取ってくれて
しかも美味しそうに食べるウオッカを見て
安心すると同時にメチャクチャ喜んで欲しい
その後、お腹をつい鳴らして一緒に食べるまでがセットで - 103二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 01:22:27
ウオッカはスぺちゃんを喜ばせる為に、色々と新しく料理のレシピを調べて作ってみたりするんだろうなぁ
スぺちゃんもウオッカの手料理を心待ちにしていたり - 104二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 07:44:14
ウオスぺの関係についてはスズカとダスカは気付いているのだろうか
- 105二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 07:48:27
ダスカは気付いたら気付いたでウオッカが部屋でだらしなくしてたら
「アンタそんな格好スペ先輩がここに居たら見せれるの!?」とか
スペちゃんを引き合いに出して叱ったりして
「あっ、ずりー!今スペ先輩は関係ねーだろ!?」
って喧嘩になったりとかしそう
スズカさんは一生懸命オシャレしたりするスペちゃんを微笑ましく見守りそう - 106二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 15:26:07
まだこの事を知らないマックイーンと沖トレとキタちゃん
- 107二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:46:25
水着スペちゃんの普段とのギャップに心臓バクバクになるウオッカ
- 108二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 00:10:32
もどかしいウブな恋をずっとしてほしい気持ちと
いつかは夫婦並の距離感でいちゃらぶしてほしい気持ちが
喧嘩している - 109二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 07:43:55
クリスマスの頃には生足ミニスカサンタ姿のスぺちゃんに『掛かり』っ放しで
辛抱たまらん状態だろうね(鼻息荒くガン見) - 110二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 07:58:42
ダブルサンタいいね
- 111二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 16:14:26
ウオッカとスペちゃん再育成して新しいssのネタを探してこようかな〜
- 112二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 22:01:58
ウオッカが妹と弟の面倒見てた影響で無意識にスペちゃんの口を拭いてあげてそう
- 113二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 23:05:31
ウオッカの料理が美味し過ぎて幾らでも食べるスぺちゃんは慢性的な太り気味に悩まされるな
ミラ子以上にダイエット漬けな日々になりそう - 114二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 07:47:23
- 115二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:47:51
ウオスぺ流行ってくれ
- 116二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 18:00:28
- 117二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 19:48:31
- 118二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 06:46:01
二人のウマホはツーショットや互いの写真で埋め尽くされてそう
- 119二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 17:35:43
いずれ正夢になる予感
- 120二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:15:54
ウオスペ相合い傘
絶対ウオッカの肩が濡れてる - 121二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:28:00
- 122二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:34:25
最高ですか…
- 123二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 00:59:35
意外と身長差あるのが良い
- 124二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 10:48:33
調べたけど7cm差(スぺ:158cm ウオ:165cm)だった。距離が近けりゃスぺちゃんに上目遣いされる事が多いだろうし、ウオッカは耐えられるのか?
- 125二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 17:23:13
スペちゃんが自分のぱかぷちを抱っこしてスリスリしてるのを見て
鼻血が出そうになるウオッカ
ウオッカが自分のぱかぷちを大事に抱っこしてるのを見てぬいぐるみの自分が羨ましくなるスペちゃん - 126二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 17:58:19
- 127二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:43:42
- 128二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 20:16:29
あかん、デジたん以外も尊死する
- 129二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 22:49:41
- 130二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 22:50:51
ホワアアアアアアアア!!
- 131二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 01:08:36
バイクでの旅もいいけど
二人きりで電車で遠くまで遊びに行って
知らない街を探検したり、ちょっと海に寄ったりして
そこでレアなバイクが置いてあるバイクショップやら
ひっそりやってる海の家を見つけたりして
遊び疲れて最後はスペちゃんがウオッカの肩にもたれかかって眠りながら帰る…
この二人はそういうのが似合いそう - 132二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 07:42:06
バイクならウオッカの背後から確り抱き付くスぺちゃんってのも凄く良い
- 133二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 08:22:39
夢オチにするにはもったいない概念だ
- 134二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 16:01:51
ウオスペは旅行が似合う
- 135二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:48:25
ベタだけどレストランとかでカップル限定メニュー頼むシチュもいいな
- 136二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:55:46
素晴らしい……じゃあ俺デジタル化すっから(昇天
- 137二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 00:28:50
- 138二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 05:00:52
- 139二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 13:51:27
寝ぼけてスペちゃんのお腹を枕にしちゃうウオッカと
ダイエットを自分から決意して太り気味が解消されたスペちゃん - 140二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 20:08:47
雪の降る寒い日、二人で一緒にマフラーを巻いて
美味しそうに肉まんを頬張るスペちゃんを見て
さみーのも悪くねぇな〜と幸せになるウオッカ - 141二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 21:54:47
料理を作ってるウオッカを間違えてお母ちゃんって呼んじゃうスペちゃんはいる
- 142二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 01:09:24
ちょっとだけホームシックになりそうになったスペちゃんを
優しく受け入れて抱きしめてそのまま一緒に寝るウオッカ - 143二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 07:47:07
- 144二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 13:37:08
2人でずっとくっついていそう
- 145二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 21:31:32
またスズカは走りに行ってたか
- 146二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 07:46:23
- 147二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 07:49:33
- 148二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 09:14:39
実際は逆にスペちゃんがそれやってウオッカが真っ赤になりそう
- 149二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 15:50:39
遠征中に突然スペちゃんの声が聞きたくなって電話すると
実はウオッカに会えず寂しがってたので
電話越しに涙目になった目や、赤くなった顔、そして声が聞きたくなったと言われて嬉しくて、にやけて緩くなった口元を見られず安心してウオッカとお話するスペちゃん - 150二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:03:57
ウオスペで一緒に北海道旅行してほしい
- 151二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 07:33:51
- 152二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 07:40:39
- 153二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 15:41:23
そして部屋に行くと一つの布団に枕が二つ…
- 154二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 15:43:34
すべてを察して通話開始と同時に走りに行くスズカ
- 155二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:22:03
またss書いてます
上手に書けたら投下します - 156二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:18:13
喧嘩してもその日の内に謝って一緒にご飯食べてそうな二人
- 157二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 17:45:50
映画館で一緒にポップコーン食べてたら手が触れて
そのまま映画の内容頭に入らなくなりそう - 158二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:18:05
- 159二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:25:11
- 160二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:58:29
- 161二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 09:21:47
神降臨
- 162二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 11:53:01
好 き
- 163二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 11:56:59
個人的には大人になった二人は、二人だけの時はタメ口で喋ってると凄く滾る
- 164二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 19:08:06
- 165二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 21:11:51
今でこそ動画サイトやサブスク配信ばっかりなイメージだけど、それなりに前ならスぺちゃんとウオッカがテレビで事前情報無く洋画を見てたら、唐突に濡れ場シーンが出て来て絶対に気まずく(叡智な雰囲気)なるパターンだよね。
- 166二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:28:21
スレ主です…気付いたら神絵が投下されていて驚きました…感謝です…!
- 167二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 02:08:15
ありがたや…
- 168二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 09:19:30
スペちゃんはウオッカの弟達とも仲良くなりそう
それでウオッカは早くスペ姉ちゃんと結婚しろよ〜
って弟達にからかわれて顔真っ赤にする - 169二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 16:09:16
何故今までこの二人の可能性に気が付かなかったんだろう
- 170二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:26:21
スペちゃんが食べ過ぎでウオッカから叱られてる光景を見た周りのウマ娘たちがあの2人夫婦みたいで微笑ましいって噂しててほしい
- 171二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 07:37:56
スぺちゃんが食べ過ぎにより「太り気味」でポッコリお腹を摩っていると余計それっぽく見える
- 172二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 16:52:30
- 173二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:29:39
楽しみ!
- 174二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 01:42:19
ウオスペ北海道のアンテナショップ回ってほしい
- 175二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 07:34:00
ウオスペの可能性は無限大
- 176二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 17:51:14
料理するウオッカが沢山見れる良いCP
- 177二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 17:53:34
ウオッカが毎日の中で何か美味しい物を食べる毎に「これを俺が美味く作れたらスぺ先輩も喜んでくれるだろうな」って考えちゃってそう
- 178二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:01:49
加筆してました
投下します
『…日本に上陸していた台風13号の影響で、飛行機は欠航が相次いでいましたが、台風13号は熱帯低気圧に変わり…』
……俺はテレビの電源をそっと消して、うなだれてるスペ先輩の背中を撫でる。
「…うう…なして〜…」
「仕方ねぇっすよ、スペ先輩…残念ですけど…」
「でもぉ……。」
先輩はずっと俯いて、耳も尻尾も垂らしてすんすんと泣いている。
ついこの間までの元気な姿は見る影もない。
……むしろ、ついこの間までは普段より何倍も増して元気…というか、張り切っていた。
というのも、俺とスペ先輩はあれからすっかり仲良くなって…食事を食べに行ったり、映画を見たりと一緒にいる時間が増えた。
そんな中…『ウオッカさん!このお休みの間に北海道に行きませんかっ!』
と、スペ先輩に誘われたのだった。
『北海道…ですか?』
『はいっ!この間作っていただいたお料理のお礼もしたいですし!
北海道の美味しい物をご馳走しますから、是非!』
…一応、出来ない事も無い。というのも、飛行機等の移動手段はレースに参加する生徒のために
理事長さんが学割が効くようにしてくれていたし、
ウチのトレーナーも休みの申請にあっさりOKを出してくれた。
となると、後は宿泊する場所を決める…のも、あっさり解決した。
『寝泊まりはご心配なくっ!私の実家に来てください!』
……なんでも、広いから俺一人が泊まっても問題ないし、スペ先輩の実家からならスペ先輩のお母さんが車も出して案内してくれるとか…。
…スペ先輩はキラキラと目を輝かせてそう誘ってくれた。
- 179二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:02:26
それで話が進んで…いたんだけど…
「なしてこんな時に〜!台風のばかばか〜!うう…」
…スペ先輩のお母さんにも連絡して、残念ながら旅行は中止になっちまって…
今は寮でテレビを見て過ごしてた。
……しかも余計に意地悪なのが、休日の最終日のタイミングで台風は消えちまったって事。
旅行に行けないなら行けないで二人で何処かに出かける、なんて事も出来なかった。
スペ先輩が落ち込むのも無理はない、ひたすらに気の毒だし…俺も残念だ。
「……うう…今日はもう元気も食欲も出ません…すいませんウオッカさん…私、部屋に戻りますね…」
「……はい…。」
スペ先輩は、目を潤ませて、鼻をすすりながらトボトボと部屋に戻っていく。
小さくなっていく背中を見ていると、いても立っても居られなくなった。
(これじゃ多分、明日からもしばらく落ち込んだままだ…!)
俺に出来る事がねぇかを必死に考えていると…ふと、ある事を思い出した。
「…あ、そういえば確か……!」
靴を履いて外に出ると、まあまあ強い風と、そこそこの雨が降っていた。
…が、そんなの気にしている時間はない。
「…よし、これくらいの天気なら行けるっ!」
そうして俺は、濡れる事も気にせず全力で駆け出した。 - 180二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:03:48
…ずっと楽しみで、準備していたのに…全部水の泡…。
「海鮮料理…ザンギ…どさんこラーメン…ジンギスカン…」
久々にお母ちゃんに会える事も、美味しいご飯も勿論楽しみだったけど、何より…それをウオッカさんと一緒にというのが凄く楽しみだった。
ウオッカさんと一緒にいる事で、楽しい事が何倍にもなって…特別な気持ちになる。
だから…かもしれない。この悲しい気持ちも、何倍になってる気がした。
「うう…味噌ラーメンだって…きっと喜んで貰えたのに…」
…もう考えても悲しくなるだけなので、人参でも食べてふて寝しよう…と思っていると、ノックの音と一緒にウオッカさんの声が聞こえた。
「…スペ先輩、その…ご飯作ったんですけど…食べれますか…?」
……嬉しいと同時に、泣いてる顔を見られたくなかったので、断ろうかどうか迷っていると…
「…ぐぅぅ」
…とお腹さんが代わりに返事をしてしまった。
「……うう〜…さっきああ言いましたけど、泣いてたらお腹空いちゃいました…」
「そっか、じゃあ…食べませんか?」
「……はい…。」
ドアを開けると、涙でよく見えないけど…優しく微笑んだウオッカさんが立っていた。
目を擦りながらついていくと……
「…ん?この香りって…?」
……何処かで嗅いだことのある、懐かしい香りがフワッとした。
「…えっ…?」
涙を拭って目を開いてみると…テーブルの上に二つの丼が置いてあった。
その中には…なんと…!
「…あ〜っ!!み、味噌バターコーンラーメンっ!!」
さっきまで一緒に食べたかったと思って仕方なかった味噌ラーメンが…!
それも、バターとコーンも一緒に…!
「街にあったアンテナショップで買ってきたんです。」
「あんてな…?」
夢じゃないかと思ってポカーンとしていた私にウオッカさんが、聞き慣れないお店の名前を教えてくれた。
「はい、こないだ出来たばっかりの…北海道の食品を取り扱ってるお店です」
「ええっ!?そんな場所がっ!?」 - 181二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:04:02
そんな夢のようなお店があるなんて…と感激していたけど、ふとハッとしてウオッカさんの身体を見てみると…
「…あ…そういえばウオッカさん…身体が濡れて…」
「全然大丈夫ですよ、むしろ…。」
ウオッカさんはそう言うとニコッと笑って髪をワシャワシャと掻いて整えてる。
「……むしろ、スペ先輩が落ち込んでるのに何も出来ねぇ方が辛いんで。」
「…ウオッカさん……。」
私の為に、ここまでしてくれたって思うと…胸がきゅっと締め付けられて、涙が込み上げて来て…だけど、とっても嬉しかった。
「…さっ、伸びちゃうんで食べませんか?せめて食事だけでも…北海道を味わいたいっす!」
「…はいっ!本当に、ありがとうございます…!」 - 182二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:04:51
…スペ先輩はすっかり笑顔でラーメンをすすってる。
「はふっ…はふっ…!んん〜〜〜!なまら美味しい〜〜〜!」
「ホントっすね…!」
味噌とバターの溶け込んだ濃厚でコクのあるスープが、麺によく絡んでいる。
しかも、生麺タイプを買ったからこその食感がたまらない。
付属してたチャーシューも少し厚めだけど柔らかくて…噛めば濃い旨味が溢れてくる。
一緒に売っていた半熟タイプの味玉も良く合うし、合間で食べるサッと茹でたほうれん草がサッパリさせてくれて飽きずに食べられる。
「あ!ウオッカさん!黒胡椒をちょっとかけても美味しいですよっ!」
「あ!くださいっ!」
スペ先輩に勧められて黒胡椒をかけると、味がまた変わって美味い。特にコーンの甘みと黒胡椒のピリッとした感じがスープと合わさって…最高だ。
「あー…美味かった〜!」
「はいっ!ごちそうさまでしたっ!」
気がつくと丼は空っぽ。俺もスペ先輩も、お互いスープまで飲み干していた。
そしてスペ先輩も、気付けば頬が緩んで…とても満足そうな顔を浮かべていた。
……ああ、そうだ。あの一緒に夜食を食べた夜と同じ。あの顔だ。
「もう大丈夫そうっすね、スペ先輩。」
「えへへ…もうすっかり元気になりました!」 - 183二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:05:14
「ははっ、良かったっす!」
「えへへ…ウオッカさんの作ってくれたご飯…本当に美味しかった…」
「まあ、本場のにはきっと負けちゃうでしょうけど…」
…あの日に見たような、裏表のない無邪気な笑顔でまた褒められて…つい俺も頬が緩んでしまいそうになる。
「そんなこと無いですよっ!美味しいだけじゃなくって優しい味がして…私、とっても元気を貰いました…!」
すると、スペ先輩は前のめりになって、顔を近づけて、目を輝かせて…更に褒めてくる。
「はは、ありがとうございま…」
…流石にちょっと恥ずかしくなって、目を逸らして…すぐ戻してみると、いつの間にか。
俺の手はスペ先輩にぎゅっと包まれていた。
「しかもわざわざ、私の為に雨の中にお買い物に…!」
…はしゃいでるちびっ子みたいに、手をブンブンと振りながら一生懸命お礼を言うスペ先輩。
「き、気にしなくっていいっすよ〜…!」
ラーメンを食べた直後という事もあって尚更温かい手、ちょっと涙の跡が残ってるきらきらした笑顔から、目が離せなかった。
可愛い、可愛いすぎる。スペ先輩の…全てが可愛くて仕方ない。
「本当に…素敵で…私…本当にウオッカさんの事が…本当に、大好きですっ!」
…そう聞いた瞬間だった。それでも恥ずかしさから泳いでいた目が、完全にスペ先輩から離せなくなった。
「…えっ?」 - 184二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:06:26
「…あっ!い、今のは…その…」
……さっきまでのはしゃぎ様に急ブレーキを掛けたかのように固まってしまったスペ先輩。
「……。」
「あ、あはは!な、なんちゃって〜えへへ…」
誤魔化そうとしていても…全てが顔に出てるかのように、泣いていた跡も隠れる程に、スペ先輩の顔は真っ赤に染まっていた。
……恥ずかしさ以上に…俺は、感情を抑えられなくなっていた。
それでも理性にブレーキをかけて、俺はゆっくりと自分の思いを切り出していく。
「……その、スペ先輩…実を言うと…その…」
「…は、はい…?」
「……今回の旅行の事…ちょっと、緊張してたんです。」
「…緊張?」
「…その…寝泊まりするのに、スペ先輩のご実家に泊まらせて頂くっていうの…その…つまり……」
……最初にどうしても伝えたかった。本心を言う前に、抱え込んでいた事を。
「スペ先輩のお母さんに…ご挨拶する事になるだろうなぁ…って…」
「……ご挨…拶……?」
……少し落ち着いて、薄まりかけていた赤色が、再びスペ先輩の顔を…更に染めた。
「…はうぁっ!?」
恐らく、反応を見るに…先輩もそれが意味をする事に気付いたんだろう。
「ご、ごめんなさいっ!わ、わわわ私っ!そんなつもりじゃっ!!」
申し訳無さそうに手をバタバタさせて慌てるスペ先輩に逆に申し訳無くなって…
「い、いえ!スペ先輩が謝るような事じゃなくって!」
…気付けば前のめりになってしまい、目と鼻の先には、沸騰してしまいそうなスペ先輩の顔があった。
「ひゃ、ひゃぁ…」
「あっ…そ、その…」
……すぐ離れようとしたが、ここで離れたら…切り出せず逃げてしまうような気がした。
そんなダサい真似は絶対したくなかった。
…覚悟を、決めた。
「…俺は、スペ先輩のお母さんに…まだ胸張って挨拶出来ない、そう思ってるんです…!」
「…ふぇっ…?」 - 185二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:06:42
「だって…その…!お、俺はまだ…!スペ先輩に俺の気持ち…ちゃんと伝えていないし…!」
「そ、それ…って…!?」
「お、俺…ちゃんと、伝えたいです!今ここで言いますっ!スペ先輩!」
「ひゃ、ひゃいっ!」
「お、俺…俺は…!スペ先輩の…!事が…!」 - 186二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:08:12
……頭を抱えたり、髪を掻きむしったり、顔を手で抑え込んだりする。
顔は勿論、さっきまで元気に泳いでた目線だって全く動かせない。
(……ああ…ダッセェ…ダサすぎんだろ…俺…)
ホントは良くないってわかってても、鼻にティッシュを詰めるしかなかった。
みっともないけど…幸いなのは……
「…ウオッカさん、大丈夫ですか!?まだティッシュ必要ですかっ!?」
…スペ先輩に、ちゃんと思いを伝えてからぶっ倒れたから、鼻血がかからなかったって事。
「な、なんとか…大丈夫っす…」
「良かったぁ…本当に…!」
スペ先輩はこんな俺を笑うわけでもなく、ずっと心配して看病してくれていた。
たどたどしい言葉で告白して、その直後にぶっ倒れて、一度目を覚ましたかと思えば…膝枕されてる事に気付いてまた気を失った…こんなダサい俺を、だ。
「……すんません、本当に…」
「いえいえ〜!元気になってくれたなら安心しましたよ〜!
む、むしろ私こそ…さっきはごめんなさい!
お膝に勝手に乗せたりしたから…!」
スペ先輩はまた涙を浮かべながらも笑顔で俺の隣に座って来た、かと思えばまたワチャワチャと謝りだす。
「いえ、マジで…カッコ悪い所見せちゃって、お恥ずかしいっす…うう…」
そう落ち込む俺に、スペ先輩は慌てて励ましの言葉を掛けてくれる。
「そんな事無いですっ!えっと、えっと…!私はむしろウオッカさんが落ち込んでるのに何もできない方が…というか…えっと…!」
……すると、突然ピタッと動きを止めて…スペ先輩は再び顔を赤くして…もじもじながら言った。
「本当に…嬉しかったですよ…。
私は咄嗟に言っちゃった…いえ、せっかく言えたのを…つい誤魔化しちゃったのに、ウオッカさんは頑張って最後まで伝えてくれて…。」
「………。」
「あのまま、誤魔化して終わってたら…私の気持ち、もう一度は言えなかったかもしれません…。」
「……スペ先輩…。」
…気がつくと、スペ先輩はそっと俺の手を握っていた。
今度は咄嗟に掴んだんじゃなくて…しっかりと、握っている。
「だから…あの時、ウオッカさんが…好きだって言ってくれたの…本当に…!」
……もう恥ずかしくなんか無かった。むしろ、なんだって出来る気がした。
「…せ、先輩…俺は…!」 - 187二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:09:18
……そう思いながらスペ先輩の手を握り返して、俺はそっと顔を近づけていく。
スペ先輩は驚いた様子を一瞬見せたが…ぎゅっと目を瞑った。
そうだ、スペ先輩を…幸せにするんだ。本当の…心からの気持ちを伝えれたんだ。
俺なら出来る、俺なら…
…………ぐぅぅ……。
「………今のは…。」
「………………えっと…私…です…。」
…すっかり気が抜けてしまったが、指先まで赤くなりそうな勢いのスペ先輩を慰める。
「すいませ〜〜〜ん!!!お腹さんのバカバカ〜〜〜!!!」
「ま、まあまあ!」
「うう…私ったら…」
……ああ、そうだ。あの時と同じ、俺が好きになった先輩だ。裏表が無くて、無邪気で、ひたすらに可愛くて…
一緒にご飯を食べたくなる。あの時と変わらないスペ先輩だ。
「…えっと…先輩!まだ他にも食べようと思って色々買ってきたんで、せっかくなんで食べませんか?」
「……うう…いただきます……。」
「じゃ、せっかくなんで…今度は一緒に作りませんか?」
「…!」
そう言うと、スペ先輩は嬉しそうに耳をピンと立てた。
「ウオッカさんと一緒に料理…!楽しそうです…!」
「へへ…じゃあこの休日の〆って事で…一緒に頑張りましょっ!」
「はい…!はい…っ!」
……きっと、これから色んな事があると思う。
色んな事を一緒にして…時々カッコ悪い所を見せちまう事もあると思う。
けど、今までとは違う。俺はちょっとだけ成長できた。
本気で好きな…大好きな人の為に勇気を出せた。
次にいつチャンスがあるのかはわからない、けど…
それまでにはめちゃくちゃ格好良くて…立派になって…
「じゃ、これがプチ北海道って事で…!」
「はい!えへへ…!いただきま〜すっ!!」
胸張って、この人を守れる。って言えるようになるぜ。 - 188二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:09:38
おしまいです
- 189二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:40:53
あーーーーー好き好き好き好き神SS
- 190二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 06:32:29
アッー!(悶絶しながら尊死するデジタル)
- 191二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 13:27:23
- 192二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 21:21:50
そして、>>160はいずれ正夢へ…
- 193二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:40:28
ごちそうさまでした
- 194二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:45:41
そろそろ完走間近
- 195二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 09:24:24
ウオスペの未来に幸あれ…
- 196二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 15:14:19
ウオスペよ永遠に
- 197二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 17:59:41
ウオスペforever
- 198二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:27:37
このスレでスペちゃんの可愛さを再確認出来た
同時に新しい魅力も知った、ありがとう - 199二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:28:09
まさかウオッカの料理得意な所からここまで発展するとは
- 200二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:28:37