深夜、お腹を空かせたウオッカがスペちゃんと

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:28:24

    キッチンで鉢合わせてしまい夜食を手作りしてる所を見られてしまい
    「あ!す、スペ先輩…これは…その…!」
    って、誤魔化そうとしてたら
    「うわぁ〜!ウオッカさんお料理作れるんですか!凄いです!そして…美味しそうですね〜!」
    って目をキラキラ輝かせて見てきて、しかもお腹を鳴らしてるから
    「あー…良かったらスペ先輩も食べます…?」
    って、ほっとけなくて一緒に作ってあげたら
    「凄いです…盛り付けも綺麗で料理人さんみたいです〜!」
    ってニコニコした顔で言うもんだから嬉しくなるけど
    「あー、その…スペ先輩、今日の事は…ナイショにしててくれますか?」
    って言ったら
    「ハッ!そうですよね!夜にご飯食べてるってバレたら怒られちゃいますもんね!」
    って、よだれを拭きながら言われて可笑しくなって、
    しかも料理を食べたスペちゃんが
    「これ…すっごく美味しいです…!優しくてあったかくて…お母ちゃんが作ってくれたご飯みたいです!」
    って言うもんだから、なんだか嬉しくなって
    食べ終わって食器一緒に片付けて部屋に戻る前に
    「その、良かったらまた何か作ってあげますよ?スペ先輩さえ良かったら…」
    って言ってあげたら
    「本当ですか〜!!嬉しいです〜!!」
    ってスペちゃんに両手で手を握られて笑顔で言われて
    不思議とドキドキするウオッカ

    っていう幻覚を受信したんですが
    私一人ではどうすればいいかわかりません!!

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:31:21

    そこまで書けるんだったらもうちょっと磨けばSSとして整うだろうが!、!!!!!

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:33:26

    書けよド一流
    格の違いってやつを見せてくれ

  • 4二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:40:00
  • 5二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:41:53

    お母ちゃんの写真を見せてもらってここに映ってるのが
    実は超貴重なマシンでビックリして「スペ先輩のお母ちゃんさんに会いてぇっす!」
    って言って顔真っ赤にしたスペちゃんに「お、お母ちゃんにご挨拶…だべか…?」って言われて
    自分の言ったことが恥ずかしくなって鼻血を出しちゃうウオスペだと!?
    僕のデータには無いぞ!?

  • 6124/11/02(土) 12:42:11

    頑張ってみます

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 12:42:36

    >>6

    応援してるぜ👍

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 13:17:29

    ほう…ウオスペ…

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 14:01:07

    ウオッカの料理ってお母さんから教え込まれたんだっけ

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 14:07:12

    ウオスペとは盲点だった
    でも勝ちG1が3つ被ってるしアニメ空間だとかわいい系のちょっと抜けた先輩とかっこいい系でしっかりしてそうな後輩でめちゃくちゃ相性良いな

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 14:20:37

    >>9

    きっちり仕込まれているらしいよ(クリスマス参照)

  • 12124/11/02(土) 22:20:31

    書けたので投下していきます

    「……腹、減ったなぁ…」
    ……目を擦って時計をふと見てみると、ちょうど綺麗なLの形を描いてた。
    「…やっぱ寝過ぎちまったか。」
    起き上がって頭をボサボサと掻く。こんな時間に目が覚めちまった原因はわかっている。
    昨日見たドラマに出てきたシーンに影響されて、
    屋上でマンガを読んでて顔に載せたまま寝ちまって…運悪くそのまま誰も屋上に来なかったせいで、夕方まで寝ちまったからだ。
    おかげでトレーニングには当然遅刻したし、スカーレットやテイオーには笑われて…散々だった。
    「……どうすっかなぁ…。」
    本に手を伸ばしてみても薄暗くて見づらい。
    こんな中スマホを見て目が悪くなんのも嫌だ。
    じゃあ、と目を閉じても空腹で気が散ってソワソワして…
    だからって明かりを付けようもんなら…
    隣でぐっすりと眠っている、トレーニングに遅刻せず俺を散々笑いイジってた優等生サマが起きて…何を言われるかもわかんねぇ。
    …ダサいとわかっていても、そんな姿を朝まで眺める事になるのは耐えられなくなって、冷蔵庫の中の食材をいくつかと…朝食用の人参1本を持ち出して部屋を抜け出した。

    ……深夜だから少しテンションがアガってるのもあるが、本来は許可されてない深夜に寮を歩くという行動に少しアウトローさを感じて浮かれ、
    同時に見つかるかもしれないというスリルを感じながら足は自然とキッチンに向かっていた。

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:20:52

    「とりあえず簡単に野菜スープと…サイコロ人参ステーキでいいかなっと…」
    見つかって怒られればまた何をイジられるのかわかったもんじゃねぇから、
    なるべくサッと作って食べれて、ボリュームがある物にしたかった。
    野菜とウインナーを小さく切って皿に入れ、水と塩こしょうを入れて…
    ラップを被せてレンジの中に入れる。
    で、程よく温まったら音がなる前に取り出す。
    で、そっと閉じる。
    「アチチッ…味は…よし、こんなモンかな。」
    次はサイコロ状にした人参をラップで包む。
    これも柔らかくしてサッとバターと塩で炒める。
    商店街のおっちゃん自慢の人参だ。これくらいで充分旨い。
    「こっちはちょっと時間かかるんだよな…もう一品くらい作ろっかな〜…?」
    レンジを回した後、ちょっと残っていたウインナーとキャベツを見る。
    「うーん…そうだな〜…」
    翌朝の事を考えると食べすぎるのもいけねぇ。
    朝食が食べれねぇで夜食を食べた事がバレるのも面倒だし、
    だからって足りなくて眠れなかったら意味がない。
    ここは慎重に……と考えていた、その時だった。
    ぐぅぅ…、とキッチンの裏から音が聞こえた。

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:21:35

    「……え?」
    「はっ、はわわっ!」
    ……聞き覚えのある声が聞こえた。
    そして、そこから聞こえた音やこの時間にいるだろう人が連想ゲームみたいに、あっという間に浮かんだ。
    「…す、スペ先輩?」
    「……えっ、えっと…こんばんわ…ウオッカさん…」

    キッチンの裏からは、何故か卵を持ったスペシャルウィーク先輩、スペ先輩が出てきた。
    「なんでそんな所に…というか…その卵は…?」
    「あ…あはは…フジ先輩が見回りに来たかと思って咄嗟に隠れて…」
    「……えっと…もしかして、スペ先輩も夜食…っすか?」
    スペ先輩は、図星を突かれてドキッとしたような顔を浮かべる。
    「そ…それは…その…」
    短い沈黙が流れたが、それに割って入るように…うっかりそのままにしてたレンジが、チンと音を鳴らした。
    「ひゃあっ!?」
    「うわぁっ!?」
    すると、驚いたスペ先輩がうっかり卵を落としそうになったので
    咄嗟にしゃがんで手を伸ばしてキャッチする。
    「あ、ありがとうございます〜…!危ない所でした〜…!」
    小声でお礼を言うスペ先輩。俺もホッとする…が、同時にスペ先輩と手が触れ合ってる事と、顔を目の前に近づけてしまってた事に気付いた。
    「あ、す、すんません!」
    卵をすぐに返してサッと立ち上がると
    スペ先輩は俺が咄嗟に謝った事にキョトンとしていた。
    「…?なんで謝るんですか?」
    …正直、自分でもわからない。
    「そ、それは…その…」
    今度は俺が言い訳を考えてると
    また沈黙に割って入るように…今度はスペ先輩のお腹が鳴った。
    「あ…。」

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:22:13

    「……えっと、お腹…空いてるん…ですよね?」
    「……うう…そうなんです〜!お腹が空いて我慢できなくなってぇ〜…けど…」
    涙を浮かべて、キッチンに置いてある炊飯器を見つめるスペ先輩。
    「卵かけご飯でも食べようと思って卵を持ってきたのは良かったんですが…炊飯器が空っぽだったんですよ〜!」
    ……そういえば、寝る前にオグリ先輩とダンツフレーム先輩がそんな事を言ってた気がする…。
    「うう……だからせめてゆで卵だけでもと思ってたら…」
    「俺がやって来たんすね…」
    つい苦笑いを浮かべるが、俺も夜食を食べようとしてた分、スペ先輩の事は言えなかった…。

    ……あ、そうだった…この状況…。
    フジ先輩じゃなくてすっかり安心していたが…ちょっとマズイ。
    「……そういえば、ウオッカさんは何故こんな時間に…?」
    心臓がドキリと音を出したように、俺は固まってしまった。
    だけど、言い訳は何もしなかった。
    「あれ…くんくん…そういえばいい香りがするような…」
    ウインナーのスモーキーな香りと野菜の甘い香りが混ざりあった、すっかり出来上がった野菜スープの香りに、スペ先輩が気付かないわけがなかったからだ。
    「あ!す、スペ先輩…これは…その…!」
    そして、俺が言い切る前にスペ先輩は…俺の背後に置いてあった野菜スープに気付いた。
    「うわぁ〜!美味しそうな野菜スープ…!これ…もしかして…!」
    「…はははっ…はい、俺が作りました…」
    諦めたように答える。すると…
    「うわぁ〜!ウオッカさん自分でお料理作るんですね!凄いです!知らなかったです!そして…美味しそうです〜!」
    って、目をキラキラ輝かせた。
    ……いや、キラキラ輝いてるのは目だけじゃなくて…口元もか。
    …こんな状態のスペ先輩を、ほっておく事が出来るわけもなかった。
    「あー…良かったらスペ先輩も食べます…?」
    「…!!!い、いいんですか…!ありがとうございます〜!」
    ぱあっと顔を明るくして頭を下げるスペ先輩。
    それはそれはもう、嬉しそうだった。
    そのまま小躍りを踊るみたいに卵を持ったままウキウキしていた。

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:22:51

    …そんなスペ先輩を眺めていると、一つ思い付いた。
    「…あ、そうだ、良かったらその卵も食べちゃいませんか?俺が料理しますんで。」
    「いいんですか!?ぜひ、お願いしますっ!」
    そう言って大事に両手で持っていた卵を…眩しいくらいの満面の笑みで差し出してくるスペ先輩。
    「じゃ、ちょっと待っててくださいね、2人前に分けちゃうんで。」
    「はいっ!」
    サイコロ人参ステーキを完成させると、そのままバターが残ったフライパンに、
    さっきのキャベツを千切りにして溶いた卵と混ぜて、塩コショウで味付けした物を入れて両面を焼く。
    クレープみたいに1枚の生地になったら、破裂しないようにチンしたウインナー、ケチャップを乗せて畳む。
    …ウマトックで見たキャベツホットドッグの完成。それを半分に切って盛り付ける。
    で、他の料理も盛り付けて、椅子に座ってワクワクしてるスペ先輩の元に持っていく。
    「お待たせしましたっす。」
    すると、スペ先輩は…目をぱちくりさせて料理を見ている。
    「…?どうしました?」
    そう聞くとスペ先輩は、俺と料理を交互に見ながら…ニコニコとした笑顔で言ってくれた。
    「こ、これ…凄いです…美味しそうで、盛り付けも綺麗で美味しそうで…プロの料理人さんが作ったみたいで…美味しそうだべ〜!」
    …美味しそうって3回くらい言ってたのはさておき、お世辞抜きで喜んでくれてるのが一目でわかった。
    「…へへ、良かったです。」
    「私が持ってきた卵も、まさかホットドッグになっちゃうなんて…凄すぎますよウオッカさん!」
    「はは…ありがとうございます。」
    ……あまり、学園内の友人や先輩に料理を振る舞う機会なんてそこまで無いから、
    ここまで褒められるのは…少しくすぐってぇ反面、純粋に嬉しかった。
    ………だけど、ここまで感動されたらちょっと心配になって…
    「あー、その…スペ先輩、一応今日の事は…ナイショにして…くれますよね?」
    「……ハッ!そうですよね!夜にご飯食べてるってバレたら怒られちゃいますもんね!」
    …そう、よだれを拭きながら言われてしまった。
    多分、言っておかないと俺が料理を振る舞った事を誰かに話しちゃうだろうな、って思った。
    予想通りで…裏表が無くて…そんなスペ先輩が可愛く感じて…ちょっと可笑しくなって、笑ってしまった。
    「はは、じゃあ食べましょっか!」
    「はい!いただきますっ!」

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:23:24

    スープの味付けも丁度良いし、サイコロステーキも柔らかい。
    キャベツドッグは、スペ先輩と半分にしたから、俺も丁度良い量だった。

    スペ先輩は…豪快にペロリと食べてくれるかと思いきや、
    意外にもゆっくりと味わってくれていた。
    「これ…すっごく美味しいです…!優しくてあったかくて…お母ちゃんが作ってくれたご飯みたいです!」
    「…そう…ですかね…?そう言って貰えたら嬉しいっす。」
    スペ先輩のお母さんの話を聞いてる事もあるのと…
    そもそも俺の料理も、母ちゃんに教え込まれたから、そう言ってもらえるのは更に嬉しかった。
    「へへ、口にあったみたいで、良かったっす!」
    「…はい!」
    …気が付けば、さっきまで感じていたスリルや浮かれは無くなっていて…
    スカーレット達にバカにされてイライラしてた事もすっかり忘れて、
    純粋にスペ先輩との食事の時間を楽しんでいた。
    …サッと食べてしまおうとしていた夜食の時間が、もう少し長く続いて欲しい…不思議とそう思えていた。
    「…ごちそうさまでした、っと。」
    「ごちそうさまでした!美味しかったですっ!」
    食べ終わった食器には、何一つ残っていなかった。
    それが、妙に嬉しかった。
    スペ先輩が喜んでくれた事が、俺も嬉しかった。
    ……母ちゃんも俺達がこうやってごちそうさま、と言って綺麗に完食した食器を持ってきて…美味しかったと言われた時はこんな気持ちだったのかな、とふと思った。
    音を立てないように溜め水に食器を沈めてそっと洗い、すすいで片付ける。
    それをスペ先輩が乾いたタオルで拭いて、棚に戻してくれた。
    …少し手慣れたようなそっとした手付きで、音を立てずに戻していく。
    ……イタズラに、いつもやってるんですか?と聞いてみると
    また図星を突かれたようで、苦笑いを浮かべている。
    ……それがまた、可愛く思った。
    …先輩相手にこんな事を思うのもだけど、実家の弟を見ているようで…安心したんだと思う。

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:24:45

    「今日は本当に、ごちそうさまでしたっ!」
    「いえいえ、こっちもスペ先輩に喜んでもらえて良かったですよ!」
    なんとか誰にも見つからず戻って来れた。
    部屋へ戻ってる時でも、スペ先輩は何度もお礼と感想を言ってくれた。
    これまたわかりやすいくらい、満足した顔のスペ先輩。
    眺めているとこっちまで嬉しくなるような笑顔。
    不思議と、ずっと見ていたい。そんな気持ちになった。
    「それじゃ、俺も部屋に戻りますんで。おやすみなさいです!」
    そう言って、スペ先輩と別れようとしていた…その時だった。

    「……。」
    「……?スペ先輩…?」
    振り向くと、スペ先輩が俺のパジャマの袖を軽く掴んでいた。
    妙に俯いていて、目を逸らしたりしてて…普段とはなんだか…違うような…?
    「…えっと…どうしたんすか…?」
    「あの…今日のお料理…ホントにホントに美味しくって…だから…その…!」
    …もじもじしていたスペ先輩は、意を決したように…言った。

    「ま、また…!ウオッカさんと一緒にご飯食べたいです!!」
    …まるで、可能な限り勇気を振り絞ったように切り出された割には、何気ない誘い。
    ……だけど、不思議と嬉しかったし…不思議と…袖を掴んでいるスペ先輩が、切り出したスペ先輩が、可愛く思えて…ドキッとしてしまった。
    またこの人にご飯を食べて貰える、一緒に、食事が出来る…。
    そう思う事が不思議と…特別に感じた。

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:25:02

    「……勿論、いいっすよ!」
    「…!本当ですか!?」
    また、ぱあっと明るい笑顔を浮かべるスペ先輩。
    だけど、さっきまで微笑ましいだけだったはずの笑顔が…凄く可愛く感じる。
    「そ、その…良かったらまた何か作ってあげますよ?スペ先輩さえ良かったら…」
    「本当ですか〜!!嬉しいです〜!!」
    …そう言いながら、スペ先輩は両手で…俺の手を包むように握って…また笑った。
    「…あっ!す、すいません!えっと…大きい声出したら、見つかっちゃいますねっ」
    「……あ、あはは…そうっすねっ」
    「それでは、本当にありがとうございました!おやすみなさいっ!」
    そう言って、スペ先輩はお部屋の中に戻って行った。

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:25:26

    「…寝れねぇ。」
    ……腹も満たされて、身体もスープでいい感じに温まった。
    ベッドに入って眠るだけ…だったはず。
    また起き上がって頭をボサボサと掻く。
    さっきまでの事が忘れられなかった。
    というかむしろ、それ以外頭にねぇ。

    顔、部屋に戻る前に見た…スペ先輩のもじもじしてた時の顔。
    炊飯器が空っぽでションボリした顔。
    図星を突かれてドキッとした顔。
    俺の作った料理を見て目を輝かせてた時の顔。
    それを美味しそうに食べてた顔。
    ビックリして卵を落としかけた時、近くで見た顔。
    それをキャッチして、手が触れた事………。
    ……手、スペ先輩に手を握られた。
    「…どうしちまったんだ…俺っ…!」
    ただ…スペ先輩は美味しそうに俺の作った料理を食べてくれた…それだけだ…。
    美味しかったって言ってくれて…嬉しくて…
    裏表が無くて、無邪気で…可愛く笑ってて…

    ……可愛い、スペ先輩。
    「…ああ、そうか…わかっちまった…」
    弟とも違うし、母ちゃんから見た俺達とも違った。
    嬉しかったのは、そうだ…
    「俺…チョロすぎねぇか…?だとしたら…ダセェ…」

    好きな人に喜んで貰えたから…。
    俺、スペ先輩の事…好きになっちまったんだ。

    ー結局、その夜は朝まで眠れなかった。

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:25:44

    「はぁ〜…わ、私…どうしちゃったんだろう…」
    ベッドに入ってごろごろ…ごろごろ…。
    ウオッカさんと別れてからずっとそれを繰り返してます…。

    お料理してた時のウオッカさん、手際が良くて…お母ちゃんを当てはめちゃった。
    それにご飯の味だって本当に優しい味で…。
    小さい頃、夜中に目が覚めちゃった私にお母ちゃんが作ってくれた人参スープみたいで暖かかったなぁ…!
    ……だからあの時、ウオッカさんとお話するのがホッとするのかなって思ったんだけど…
    …そ、それだけじゃなくって……。

    『へへ、口にあったみたいで…良かったっす…!』
    『…!は、はいっ!』

    「ウ、ウオッカさん…なんだかカッコよかったなぁ…」
    そ、それから…ウオッカさんの顔を見てるだけでドキドキして来ちゃって…。
    けどそれだけじゃなくって、ウオッカさんとまたご飯が食べたいなぁ…って、
    また一緒にご飯を食べながらお話したいなぁ…って。
    それで…ついお誘いしちゃったけど…。
    ……一緒にご飯を食べたい、なんて普通の事のはずなのに…。
    「お母ちゃん…私…どうしちゃったんだろう…」
    ……明日、ウオッカさんと…どうお話しようかなぁ…。

    「…ああ〜っ!お、お手々…つ、繋いじゃったのも…なんだかこっ恥ずかしくなってきたべ〜!」

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 22:26:10

    おしまいです

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:14:56

    なんかこの時間に読んだらお腹空いてきた…

  • 24二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:23:21

    やればできるじゃねぇかスレ主…

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:25:35

    >>24

    ありがとうございます…

  • 26二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:26:34

    好き(好き)

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:27:44

    すごくいい

  • 28二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 23:36:11

    頑張って書いて良かったです

  • 29二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 00:45:10

    今日はずっとウオスペの事考えてた
    将来はバイクの免許を取ったらスペちゃんと出かけたいウオッカと
    そう聞いて美味しいご当地グルメやキャンプ飯が食べられる事を期待するスペちゃん
    あると思います

  • 30二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 01:45:39

    ウオスペってウオッカサポカのランダムイベントを見た時から密かに推してるんだよね…素敵なSS見れて良かったです

  • 31二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 01:48:11

    ハートコラ置いておきまずね

  • 32二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 01:49:45

    そういえば遠回しに好意を伝えるための常套句に「君の作ったお味噌汁を毎日飲みたい」というのがあったな……。

  • 33二次元好きの匿名さん24/11/03(日) 02:00:06

    >>26

    >>27

    >>30

    喜んで頂けて良かったです、ありがとうございます

スレッドは11/3 14:00頃に落ちます

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