- 1アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:39:31
- 2アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:39:41
前スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第5713層|あにまん掲示板テンプレは、あちらに…>>2bbs.animanch.com設定スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 脳内設定スレ98|あにまん掲示板ここは、「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」から派生したスレです。■ルールは特になし、設定など固めすぎず好きにロールプレイして遊ぼうぜ!という趣のスレですが、やはり個々人で「自分のキャラ」の設定な…bbs.animanch.com姉妹スレ
ダンジョンマスター専用掲示板 その70|あにまん掲示板※エラーが出るからテンプレは2レス目bbs.animanch.com・次スレは>>185さん
・スレ立ては「その他話題」、画像は「いらすとや」のイラストを使用
・「このダンジョン一緒に攻略しようぜ!」など、特定メンバーでやりたい遊びはダンジョン攻略スレで進行
・ダンジョン攻略の他に、集まってするイベントはイベントスレで進行
・画像の貼り付けは原則禁止
・あくまで掲示板、直接名前を出すのは避ける
・プロレス系ロールは喧嘩にならないよう気をつける
・スレチの話題は禁止
・メタ会話は()で囲もう
・本スレ、関連スレ以外へのコテハン・話題を持ち込むのは原則禁止
>ルールは上記を守るだけ
>熟練者に成るもよし 初心者に成るもよしダンジョン関係に成るのもok trpgのキャラに成りきるのもokです!
>気軽に誰でも書き込んでくださいね!
- 3アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:40:32
1に私…2にテンプレ…3に私…
- 4アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:41:35
4に私の保守…
- 5アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:42:00
5に煙草…
- 6アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:42:15
6ザトウ…
- 7アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:44:06
7はラッキーセブンってどこから来たんだろう…
- 8アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:45:06
8は…タコの脚の数……
- 9アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:46:11
9は中原ではクーっていう所もあるんだって…
- 10彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 16:46:46
(※スレ立てお疲れ様ですわ〜!!!)
- 11アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 16:46:51
気がついたら10…お話の持ち合わせがないのが私…
- 12吟遊詩人24/11/02(土) 17:05:35
立て乙
ふふふふふふふふ、チョコレートうまうま - 13二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 17:06:00
スレ立て……お疲れ様、です…アノマスさん…
【ちっちゃい手に握られたちっちゃいスコップを霧散させる魔女清掃員】 - 14二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 17:06:56
- 15騒々神◆7Ne9e.LPTA24/11/02(土) 17:08:24
【なんか商品だそうかなと思ってたら保守終わってた神】
- 16アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 17:09:10
将来はうんちくおばばのアノマスちゃんと言われるぐらいに……【それでいいのか?】
- 17二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 17:13:49
- 18アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 17:15:46
- 19彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 17:17:18
【────『欠翼山脈』の一角が開戦と同時に消し飛んだ。絶大な衝撃が大地を揺るがし、魔族の躰は紙のように吹き飛んだ。
開戦同時に銃弾よりも疾く突き出された隻腕の爪は間違いなく魔族の心臓を貫いて余りある殺傷能力を秘めていたが、竜爪によって吹き飛んだ先で魔族は起き上がりつつあった】
【"大竜"ユグラフォルスは追撃を仕掛ける事もなくその双頭の瞳を細めた】
『『“その肌と装備を合わせたとしても、物理的に我が爪を防ぐのは困難であった筈。だが事実として我が爪は不可解な障壁によって防がれ、そして我が爪に遥か劣る砂塵によって汝が肌は汚れている”』』
(拙い。コイツ、私よりも─────)
【滔々と双頭で『真言』を奏でながらも、"大竜"はその意識を逸らさずに魔族に集中させている。
上位種族特有の侮りが存在していない。突ける油断がなく、また戦に高揚しながらも冷静な判断能力を失わずに手を打てる】
『『“時間制限か、強大な攻撃に限って発動可能な制約なのか。試してみるべきか”』』
(─────戦上手!)
【魔族が瞬きをした刹那に距離を詰められている。
容易に家屋すら一息で叩き壊せるその体躯を以て竜は魔族を叩くのではなく“掴んで”笑った。
─────『封緘聖堂』による無敵化は展開時間に応じて著しい負荷を肉体に強制する。十二秒程度が限界だ。掴まれた状態で発動すれば叩き殺されるか自滅するかの二択】
【"大竜"ユグラフォルスが猛るような咆哮を上げて右前肢で足首を掴んだ魔族の身を、唯関節の捻りによって傍の後方に叩き下ろす。
此れは予備動作だ。直に助走を付けて前方へと叩き付けられる。未だユグラフォルスはその肉体のみで勝負をしており、其れ故に全ての攻撃は僅かな──数瞬もあれば回復し切れる程度の──体力の消費によって再現可能である。魔族は腹を決めた】
『『“ほう、我が腕より逃れたか。善い、善い、捨て身の勇猛果敢もまた素晴らしい!”』』
「言ってくれる。『封緘聖堂』の特性はもう掴まれたか………………」
【“片足首が千切れ飛んだ”魔族は顔を顰めながら目の前の"大竜"を睨んだ。
『封緘聖堂』の反動で全体骨格に歪みが生じ始めている。その上、貴重な札も明かさざるを得なかったというのに眼前の"大竜"はまだその絶大なる身体能力程度しかまた示していない。とんだシャークトレードである】 - 20二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 17:21:34
- 21二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 17:22:34
- 22【D・S】◆LXse3il6fw24/11/02(土) 17:23:26
では先手必勝立て乙ですよー?
【白雷跳シリーズ】
【ドルヴィ・スタジオ】作、85,000G
《白電獣の毛皮》から作り出された中級武装の革鎧。
蒼白色を基調とした厚手の毛皮をふんだんに使用し、柔軟な衝撃拡散による防護能力を持つ。
さらに、全身運動によって毛皮に蓄積される雷属性のエネルギーが防御膜を展開することで更なる防御力を獲得する。
【デビルズ・ナックル】
【D・S】キアン・ミスタム作、110,000G
《唯角竜の白甲》から作り出された上級武装のナックルダスター。
《白い唯角竜》の特に重硬な背甲に【金属属性】を付与・鍛錬した精製金属を重厚なナックルダスターへと加工した。
硬さと重さがそのまま威力へと変換され、その破壊力は迫撃砲にも匹敵するだろう。 - 23【D・S】◆LXse3il6fw24/11/02(土) 17:24:57
【アウターシェイド】
【D・S】ヤエノ・哀染作、5,500G
《ウォー・シャドウの外皮》から作り出された初級武装の外套。
軽く濃黒な皮を鞣し、裁断した繊維を編んだ外套。
全身覆うデザインながら軽さ故に動きを損なうことは一切ない。防御性能は非常に低い。
また、装備中は影に潜むことで得られる高い隠密性能が売りである。
【スパイククラブ】
【ドルヴィ・スタジオ】作、3,900G
《針樹の太枝》から作り出された初級武装の棍棒。
幹から枝葉にかけて全てに鋼の様に硬く鋭い針が張り巡らせている樹木《針樹》の太枝が元となっており、加工後も物騒な形状は健在である。
殺傷力の高いそれを安全に持ち運ぶために専用の保護具が付属している。 - 24【D・S】◆LXse3il6fw24/11/02(土) 17:26:01
【ダーク・ストリング】
【ドルヴィ・スタジオ】ヤエノ・哀染作、85,000G
《黒影竜ルクシェイドの尾》から作り出された中級武装の弩。
闇の中からの奇襲を得意とする《ルクシェイド》の尾は、軽量かつ強靭。
放たれたボルトは闇属性の力をまとい、単純な破壊力を向上させるばかりか奇襲及び狙撃時に威力上昇補正がはたらく。
最大5発まで同時装填・連射可能。
【コガラシ】
【ドルヴィ・スタジオ】タテナシ・刀凛丸作、69,000G
《風精楓の葉》《軽量化鋼》から作り出された中級武装の軽鎧。
人工的に軽量化された鋼と風精霊が住う楓の木の葉が組み合わされた山吹色の精製金属には風の加護が宿る。
装着者の疾走時には追い風が、防御時には旋風が防御を手助けする。 - 25アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 17:31:39
- 26騒々神◆7Ne9e.LPTA24/11/02(土) 17:33:32
それもそっかー
そんじゃ
【トンボウガン】
【上級クラスの青いトンボの魔物(名前は知らない)から作り出したボウガン】
【翼をふるわせ空を飛びつつエネルギーをチャージできる優れもの】
【最大チャージの一撃は分厚い壁を紙のように貫く】
【スパイダーダガー】
【上記と同じく上級クラスの毒蜘蛛の魔物からつくりあげたダガー】
【強力な毒を纏っている他刀身からワイバーンなら拘束できるくらいの強度を持つ糸を放つことが可能】
【エレクトリックウィップ&ランス】
【中級の雷竜の尾を素材に作りだした武器】
【見た目は一件ぶった切った尾に棒をぶっ刺しただけに見えるがバッチリと使用可能】
【さらに普段は鞭だが持ち手のボタンを押すことにより突撃槍にもなるぞ】
- 27吟遊詩人◆h2EaMP/vZYMU24/11/02(土) 17:33:34
結構手ごろな価格のアイテムが出てきたね
- 28二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 17:39:20
- 29アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 17:49:25
- 30二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 17:49:37
機能が複数あって面白いな
- 31彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 17:53:16
【とら言え、あくまでもスペックが何処までも高いという程度。理不尽な初見殺し染みた権能や法則を有している訳ではなく────故に魔族は『隠匿』によって姿を隠した連結魔剣を密かに死角から放ちながら、自身に意識を『吸引』して解体の魔剣と共に吶喊した】
【予想通りにユグラフォルスの視線が此方を向く。細石の岩鱗は無敵と言っても良い強度を有しているだろうが解体の魔剣ならば断ち切れる。ならば警戒されるべきは魔族本人だと算段して】
『『“─────属性変換-フォーマルクラフト”』』
「は?」
【"楔"によって封じられていた一本角の“地の相”が低く唸ると同時、真白の宝石が砂になるまで砕かれ散った大地の真中から現れた】
【其れ自体は理解出来る。宝石とは地底の領分だ。極まった地属性ならば生み出すのも不可能ではないだろう。だから、魔族が戦慄したのは其処ではないのだ】
・・
(魔術を使ったのか?此れ程の竜種が?)
【宝石を触媒として励起する魔術属性を変換する術だ。《竜の炉心》から無尽蔵に発生する魔力が宝石を介して光属性の魔力波として周囲一帯を薙いで、魔族が発動した魔法を相殺した】
【明確に此方の手札を封殺する形で行使されているのが分かる。『隠匿』を剥がされた連結魔剣の強襲は"大竜"の手で引き起こされた軽い土砂崩れの影響で地の底で砕かれた】 - 32彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 17:53:29
「……………宝石魔術を起点として、全属性までも操れるのか?」
『『“所詮は付け焼き刃よ。我が命を預けるには到底値しない程度の技量しか持たぬが───しかし搦手を封じる役には立つ”』』
【「そもそも竜の寿命を以てすら此岸の魔術全てに対抗魔術を編み出すのは至難の業でな」と"大竜"は嘯き、期待を込めた眼差しを魔族に向けた】
『『“クカッ、さて───汝はこの戦局を如何する?我に魅せてくれ、人たる者の可能性を!”』』
【魔族は嘆息した。
撤退の道は既に失われていた。緊急転移スクロールを起動させるだけの時間は眼前の竜と相対する上で逆に後戻り出来ない死へと誘う奈落だ】
【まだ完全にパターンを読み切れていない。しかし学習し切るまでに生きていられる可能性は限りなく低いだろう─────今の魔族でも持ち堪えられるかは未知数なのだ。然れども、魔族は啖呵を切って答えた】
「十三手──────勝負ッッ!!!!!」
『『“善いぞォッ!!!!!!!我を楽しませろッ、人間ッ!!!!!!フハハハハハ!!!!!!!!クハハハハハッ!!!!!!!”』』
【────この戦いが終結する時。立っているのは一人だけとなる】 - 33騒々神◆7Ne9e.LPTA24/11/02(土) 17:55:45
んー……いいねぇあいつ……!
- 34二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 18:02:33
自分の魔法をいざ見てみようってなるとイメージ固まっちゃってて気づけないことも多いよね
- 35二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 18:07:46
人それぞれ見えるものが違うからな…難しく考えるアノマスちゃんに他の存在はまさに潤滑油だ
- 36二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 18:10:04
やれる事が少ない、というのは違うかと……むむ、む…
【少し悩んでいる魔女清掃員】
【なぜ悩むかと言えば、アノマスさんは今でも十二分にとても強いから、である】
【正直言ってアノマスさんは火力と手数で大抵の敵を押し潰せるだろう。身軽で加速手段も持ち合わせていながら、ポンと凄まじい火力を叩き込めるのだから、ヒットアンドアウェイを繰り返せばそこら辺の敵は蹂躙できる】
【ならば、明確に一歩上のステージを見据えた提案をしてみようと魔女は決心した】
………染まれる事を活かした、魔法攻撃に対しての反撃…
アノマスさん…「身体全身をくまなく覆い、全ての属性攻撃を吸収し自身の魔力へと転換。自らが属性攻撃をする際はその属性を底上げする無属性結界」を作り出してみるのは、如何でしょう…
因みにあたしにも、恐らく出来ません…ですが貴女なら、その体質を生まれ持った貴女なら成しえる、かと
- 37病弱死霊術師【過去ログ】24/11/02(土) 18:10:21
【とある村での防衛戦】
【パンプキンタイムと呼ばれるスタンピードから街を守るそれに参加した彼女は……】
ウェヒヒヒヒ……どんな人達が来るんでしょうねぇ……
【興奮していた】
【蘇ってからなったアンデット好きに加えハロウィンという特殊な状況の魔物たちと会えるのが楽しみなのだ】
【ぞろぞろと闇からスケルトンやリビングアーマーを呼び出し警備にまわし自身もハロウィンを楽しんでいると……】
キヒッ……来ましたねぇ……!
【大規模スタンピード、と言う訳では無いがそれでも大量のアンデットたちが湧き始める】
【恐らく吸血鬼だと思われるマントをつけ鋭い牙を持つスケルトンや狼男のゾンビ】
【かぼちゃのゴーレムやかぼちゃ頭のデュラハーン】
【更にお菓子や農具が宙を待っている(恐らくポルターガイストームとやらだろう)ものまでおりテンションはダイアップ】
さてさて……何人仲間に出来ますかねぇ!
【周囲に怨念は無いため自己強化はできないが呼び出したアンデットともにスタンピードに立ち向かうのであった】 - 38騒々神◆7Ne9e.LPTA24/11/02(土) 18:11:49
- 39彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 18:24:55
「一手ッッ!!!!!」
【シャフツの無限紅鎖を振るう。無限延長の魔具はその射程故に外端の速度に関しては魔族の保有する無数の魔具の中でも頭抜けていた】
【其れを、連結魔剣によって更に押し込む。絶大な質量と相まって既に大型車両の群れであろうと問題無用で轢き潰す水準まで激烈する鋭い死神の鎌は岩の如き"大竜"の鱗に苦もなく弾かれる】
『『“どうした!?!?その程度かァ!!!!!その程度ならば掠りの傷にもならんぞォ!!!!!”』』
「囀るな。その程度の事を私が計算してない等と見縊るなよ─────ッ!」
【逸脱の速度で接近した無限紅鎖は岩鱗に弾かれたがその運動量は完全には相殺されず、余った延長が竜の腕に"巻き付く"。1mも伸ばせば容易に人の手首を引き千切る質量だ。其れが手枷の如く竜の隻腕に嵌められて、】
・・
【翼なき"大竜"の巨躯が空を跳ぶ。鎖によって拘束されようとも、その程度の縛りが“古き森の王”の身を囚える事はない。
瞬時に【欠翼山脈】の中腹から頂上と同じ高度まで跳び上がった"大竜"が腕に巻き付いた無限紅鎖の先をお返しのように地面に叩き込み、そして違和感に気付いた】
『『“成程、鎖の質量によって自身の質量を誤魔化し離脱したかッ!!!!随分と思い切りの良い、此れとて一級品の魔具だろうに!!!!!”』』
【"大竜"の膂力によって花咲くが如く捲れ上がった岩盤と土煙の中に魔族の影は見通せない。其れでも何処か期待を隠せない表情で竜は眼下を見下ろして双頭を咆哮させた】
「二手」
【『バルガ・ヴァラスの静弩』による魔弾の狙撃が行われる。周囲の魔力と空気を虚無へと収束させる世界の均衡力を利用した砲撃はやはり"大竜"の岩鱗を穿つには足りないが宝石魔術によって放出された光属性を消去するには充分で────其れはつまり魔族が再び闇属性魔法を使えるようになったという事を意味している】
((“不味いな。十三手まで耐えられん”)
【最初の二手を観た時点で"大竜"ユラグフォルスはそう判断を下していた。食い止めても其れすら計算済みで全体の流れに縫い込まれている。同等の手が続けば“詰まされる”と】
【故に、論理的な帰結としてユラグフォルスは対抗策を考えた】
((“十三手に届く前にカウンターで殺す”))
【“欠翼山脈の決闘者”は常勝の戦士だ】 - 40アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 18:25:34
- 41二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 18:39:43
要は、貴女の体質と魔力の有り様を…魔術的要素として落とし込む……例えば”加速”という異能を持つお方が、”物体を加速させる魔術”として、自らの異能を魔術へと落とし込む…といった具合でしょう、か
それこそ、アノマスさんが足りないと仰った、コンボにも使えるような……相手の属性を受けストックし、適宜解放して自らの属性を強化する…など……
………当たり前ですが、あたしに出来なくて貴女に出来る事なんて、沢山あるのですよ?
大丈夫…謝らなくて大丈夫、です…アノマスさん……
【謝るアノマスさんをぎゅっと慰める魔女清掃員】
…もうちょっと、したら…今日の訓練はおしまいに、しましょっか……
えへへ…あたし、ちょっぴりお腹が空いちゃって…
(※少し落ちます〜!)
- 42病弱死霊術師24/11/02(土) 18:43:35
【病弱死霊術師の呼び出したアンデットのうち一体がゾンビのオオカミ男に飛びかかられ視界から消えていくのを見送りつつ先端に頭蓋骨のような意匠の施された杖でぼかりと一撃を食らわせ魔女衣装のゾンビを殴り飛ばすが】
【その隙にガブリとスケルトンの吸血鬼に噛みつかれてしまう……のだが】
ウェヒヒ……自分から飛び込んできてくれるなんて…嬉しいですねぇ♡
【この女に意味は無い】
【ゾンビだから吸う血もないし痛みも感じない】
【更には攻撃されているというのに愛おしそうに頭蓋骨を撫で……自分の魔力を流し込んでゆく】
【そしてすぐに病弱死霊術師の魔力に染め上げられ味方になるのだった】
【一方その頃かぼちゃ頭のデュラハーンに向かっていったリビングアーマー達は……】
【デュラハーンの振るう大剣を2人がかりで受け止めた所で一人がメイスで殴りつける堅実な戦法を取っているのだった】
- 43彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 18:51:35
【"大竜"ユグラフォルスが再び大地に帰る。
その巨躯から信じられない程に機敏な動きで竜の爪は煙霧の中に潜んでいた魔族へと突き出された。闇の中に在っても嗅覚は衰えない。況してや異邦からの異族ともなればこの距離で位置が掴めないなんて事は有り得ない】
【解体の魔剣によって爪の一撃が斬り払われる。己が爪を絶ち岩鱗を削ぎ落としたその刃の鋭さに驚嘆しながらも双頭が二方向から魔族を牙で噛み砕こうとして────止まる】
『『“成程、死の魔剣をよもや盾にするとは────面白い使い道だな”』』
「三手」
【『メモリー・オブ・ブラック』が所有者の意思に従って一斉に散開し普く方角から"大竜"に触れようとする。その全てが触れるのみで致死となりかねぬ死の魔剣、生身で戦う魔獣にとっては余りに理不尽な足切り性能を誇るが】
『『“さぁ、次は何だ?”』』
【ユグラフォルスが旋回すると同時に薙ぎ払われた尾が巻き起こした岩盤の大津波によってその半数が砕かれ、残る半数もまたユグラフォルスの纏う紅き雷によって撃滅された。
────其れは“生命の雷”である。樹海を育てる雷は主人の軌跡に追随し、爪の軌跡に残留して魔剣の群れを強引に蒸発させた。自然界で用いる余りにも過剰な火力。一体何を相手にしようとしていたのか考えるだけで鳥肌が立つ】
【此れだから戦闘巧者はと魔族は毒付いた。
単なる討滅戦とは違い、"読み合い"という要素が常に介在する。如何に相手の想定を上回り致命の一撃を叩き込むかを考え続けねばならない────魔族は賭けに出た。予定とはズレるが、此処に至っては此れ以外で勝てるかどうかも怪しいのだから仕方がない】
「【戴冠せよ】─────『熾災劫巡-Incursio.Ignis.Purgatorium-』『焔燬絶影-Seraphim.Fortissimo-』」
【四手と五手が続け様に打たれる。
絶大なる魔力の全てが一斉に加速剤に転化されて、焔の翼が魔族の機動力を支える。対深淵用決戦装備弍番。二柱の竜を屠った武装が展開され、】
【──────そして、此処に勝敗は決した】 - 44アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 18:53:16
(※お疲れ様です〜!)
魔術的要素に…その説明分かりやすい……
ストックしてお返ししたり属性強化したり…【上手いことやればセルフ強化もできるかもしれない】
……私にできなくてあなたにできる事も沢山、ね…こういうのが個性って言うのかな…?
…ごめ…ちがっ、えっと……………うん
【何かと謝るのが癖になっちゃっているらしく困り顔のままぎゅっと慰められる少女】
うん…朝から付き合ってくれてありがとう…!
【きゅぅ…とお腹がなり口元が震えている】
あはは…私もおなかすいてるみたい……
夜ご飯はオークンウッドってドラゴンのお肉のシチューが食べたいな…えと、興味があって…
- 45アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 19:14:52
【焔箒の魔女に威力を最低限に落とした焔矢をこちらに向けて撃ってもらう。全身結界というよりは手で吸収するような感覚で受け止める少女】
…清掃員さんの焔は馴染んでるから魔力自体は手に取るように分かる感じ。あなたの手加減があったからこそだけど実際キャッチしたし…えへへ
【フレンドリーファイアな行動も私達ならボールを渡す様に繋げられないかなと考えるがそうじゃない】 - 46〈明徒花〉24/11/02(土) 19:20:50
(※たておつです…!)
【"灰遺の荒地"。草の一本も生えず木々や動物達は食い荒らされ豊かだった草原は短期間の内に荒地へと姿へ変えた。灰のような大地とかつて生息していた生物の遺痕しか残っていない様子を依頼主が名付けたのだ】
【そしてその荒地の中心に聳えるのがその動物達の死骸によって作られた歪なタワー。"灰塔"と名付けられたその塔に棲み着くのがこの土地をこの姿に変えた存在…】
【《デスバシリウム》そう名付けられた昆虫型の魔物。群れを形成し棲み着いた土地の生物を餌とし土地を枯らすまで棲み続ける害悪の化身のような存在である】
【群れが土地を枯らす程の規模に成長するの稀であるが特筆すべきは成長した群れによる土地の侵略速度の速さ】
【鉄のように硬い骨格と高い酸性のブレスを持つ個体群による波状攻撃は厄介極まる】
『キリがないんですけどーー!?!?』
【そんなデスバシリウムの巣である灰塔の麓で終極体となった明徒花と灰塔の周辺を探索する役割を持つスカウト・デスバシリウム複数体が戦闘を繰り広げていた】 - 47病弱死霊術師【過去ログ】24/11/02(土) 19:20:56
【そしてそこに病弱死霊術師が闇の鎖で何重にも縛り付けじわりじわりと魔力を流し込む】
【リビングアーマー達はほかの魔物たちの方に向かってゆき戦線に加わってゆく】
【魔法使いの格好をしたスケルトンが放つ魔術を装甲で防ぎメイスで粉砕】
【ポルターガイストームが病弱死霊術師に農具を叩き付けようとするのをゴーストが念力をたたきつけ止めようとするが呼び出した死霊術師がデュラハーンを仲間にするのに収集していたことで突破されてしまいゴーストは消滅】
ぐっ……!
【様々な農具が死霊術師に突き刺さり痛みは感じずともその衝撃で魔力の流れが止まる】
【そしてデュラハーンの大剣でばっさりと切り裂かれ黒い霧を吹き出しつつ地に伏せる】
……痛いですねぇ……辛いですねぇ……
【しかしそれをアンデットな事による耐久力で逆再生の様に起き上がり攻撃されたことによる恨みを元にして闇属性の魔術を発動】
怨返し……しますね?
【デュラハーンもポルターガイストームも纏めて闇の魔術により討伐するのであった】
- 48病弱死霊術師24/11/02(土) 19:22:11
【そして他の冒険者達と協力し朝まで耐久して帰ってこようとしたらハロウィンまだ続けたい怪異に囚われて期間が送れたのだった】
- 49アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 19:28:38
- 50二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:32:30
虫タイプの魔物の厄介さは数だよなぁ…
あと虫特有のフィジカルそのまま巨大化してたりするからシンプルに強い - 51二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:36:33
- 52二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:38:27
オーバーエボン変異体のことやな
エボン○○って名前になる - 53アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 19:39:12
- 54二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:40:54
何よりデケェ虫で恐ろしいのは鳴き声出すやつ
あのサイズ感で結構ウルセェのが巨大化したらもうほんとに洒落にならない - 55彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 19:43:51
『『“────其れが貴様の全力だな?”』』
【無限に引き延ばされた時間の中で、"大竜"ユグラフォルスは笑った。何と喜ばしい事であろう、人の身で有りながら斯様な強さへ至るとは。其の方と戟を交える事の能う喜びは筆舌に尽くし難い────しかし勝利するのは我だ、と】
【不意に“嵐”が吹き荒ぶ。余りにも凝縮された魔力は存在するだけで物理的な作用を伴い、灼熱の風で大地を灼いた─────“大地の胎”より生まれた竜は、英雄たる人の手で奪われた翼の痕跡を堂々と天に掲げて誇る】
【─────爆滅。周囲の岩石全てが溶岩に変ずる程の火属性の放出を経て、火焔を熾り込んだ猛る炎の翼を以て"大竜"ユグラフォルスは太古の姿に回帰を果たした】
【沸々と大地が滾る。“大地の諸相”の熱感情に当てられた大地が間欠泉の如く溶岩を噴き上げる様は塔が林立する様にも似ていた。
“魔力の嵐”が視界を縦横無尽に撹拌する。吹き荒ぶ紅き雷が降り注いで天と地とを蹂躙する。その隻腕の勝利の雷戟を構えて飛翔した"大竜"を魔族は驚きの表情で見上げた】
「セー、」
『『“汝の全力に応え!!!!!!我もまた全力で汝の相手を努めようぞ!!!!!!!”』』
【「セーブしていたのか」と言い終わるよりも疾くユグラフォルスの手によって魔族の躰が溶岩の海に蹴り込まれる。
扱う加速の原理は同じであっても"大竜"と魔族の間には隔絶した身体的性能の差が有る。故に魔族の身では耐えられない加速をも悠然と耐え凌げるユグラフォルスは魔族よりも疾く動けたというだけ】
【溶岩の中に放り込まれても生存可能な生命体は極少数だ。溶岩とは“固体”である。有する分子数は他の二態と比べても圧倒的に多く、其れら全てが高温なのだから秘める熱量は埒外の数値となる】
【────だが、"大竜"ユグラフォルスは人の可能性を信じていた。だから溶岩海に魔族を蹴り込むと同時にその"詠唱"を開始している】
『イルガの風よ、』
【『封緘聖堂』によって、魔族は未だギリギリで生を保っていた。最初の高熱による死を何とか凌いだ後に【貴冠】の黒焔によって広大な地下空間を形成し、『熾災劫巡』によって逃げ込んで安全圏を確立した】
【安全圏など何処にもない】 - 56二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:44:02
ガチで破壊音波になるよね
振動=衝撃 - 57彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 19:44:15
『其の始まりを語れ』
【"大地"の属性を有する古き竜の『真言』が呪文として放たれて、全てを蹂躙する暴虐の火と雷の嵐が溶岩海をも綺麗に蒸発させる程の熱量を解放し山脈の胴を消し飛ばした】
【────魔族はまだ、生きている】
【『水晶の雨雫』によって一瞬だけ溶岩を防御し、其れによってギリギリで『竜の威吹-ドラゴンブレス-』を凌げるだけの耐久を残した。
自分以外の全てが蒸発した結果として独り空に浮く魔族の躰は反動によって圧死する寸前であったが、優れたイガルのフィジカルは周囲を知覚するだけの生命は残してくれた】
【焔の翼を羽撃かせ、此方に猛然と迫る"大竜"の姿が見える。死の魔剣を取り出す頃には既に魔族の躰は山脈の麓の────"大竜"の威吹によって中腹が消し飛ばされた影響で闘技場の如くその上方が全て平面となっている大地に蹴り込まれている】
(─────動けない。知っている。だとしても、此処で動けなければ)
【辛うじて発動した『封緘聖堂』によって最早肉体が完全に破壊されているだけではない。地面に蹴り込まれた事で、周囲の土が邪魔して魔剣を構える型すら取れない】
【其れは接触が致死に繋がる魔剣による不確定性を排除する為にユグラフォルスが取った戦術であり、土を緩衝材として挟む限りは幸運による勝利すらも有り得ない】
【魔族の思考速度を以てしても、其処までが限界であった。音速を遥かに超えてユグラフォルスがその蹴りを魔族の埋まった地面に叩き込むまで】
【─────大地の表層に微かな"紅"が滲む。其れが戦の終着を表していた】
【“大地の諸相”が“魔王”を殺した】
【"大竜"ユグラフォルスの勝利だ】 - 58二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:45:37
まーた地理院が泣く
- 59病弱死霊術師24/11/02(土) 19:46:25
- 60騒々神◆7Ne9e.LPTA24/11/02(土) 19:47:23
……えっ……
- 61アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 19:47:49
- 62二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:48:50
まだわからんぞぶっ潰したと思ったのにオレが時を止めたとか言って粉砕されたもん
- 63二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:49:19
- 64二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:50:01
- 65栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg24/11/02(土) 19:50:25
そうそう、不死鳥のポーションとか使ってるかもしれません
立て乙です - 66〈明徒花〉24/11/02(土) 19:50:41
【酸のブレスを炎で焼き飛ばし、噛み付こうとしてくるスカウト・デスバシリウムをコーラルでその胸部を貫き遠方に投げ飛ばす。更に終極体の腕が分裂し腕ごとに「煌炎雷-アクティナ」の熱線で複数個体を焼き貫く】
『幾ら倒しても倒しても数が減った気がしない!魔力保つかな!?肝心のタワーも残ってるのに…!!』
【偵察兵役のスカウトタイプだけでもかなりの数だ。しかし、木を石には変えられない。終極体が足裏から炎を噴かし後方に飛び退きコーラルをスカウト・デスバシリウムに向ける】
『《炎耀散花-イリオスイムノ》‼︎』
【解放された大爆炎が殺到するデスバシリウム達を呑み込み塵も残さず焼滅させる】
『…次はタワーを』
【そう呟き終極体が短距離ジャンプで飛び上がった瞬間…鋭い酸のブレスが終極体を撃ち抜き空中で体勢が崩れ激しく地面に落下してしまう】
『なに…が…!?上…!?』
【上…つまりタワーを見上げればそこにはタワーから顔だけを出して顎の牙を動かす個体…スナイパー・デスバシリウムが、そして今が好機とばかりにワラワラと巣から出てくるアサルト・デスバシリウムの群れ…】
『……それだけですか?全く無駄な努力を…』
【終極体が立ち上がり眼前の群れを睨み付ける】
『一番速い奴を連れて来なさい。一番大きい奴を連れて来なさい、一番強い奴を…出してください』
『——————叩き潰す』
【弱気を隠す強気の挑発。終極体の口が開かれ咆哮が木霊する】
【…内心で密かに思った「もっと破壊力があれば…」という思いに蓋をして】 - 67二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:52:06
イガルさんの中継は長い何が起きてるかよくわからんの方だからあってS+よ
- 68二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:52:07
おいたわしや地理院……
- 69アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 19:53:07
- 70二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:53:21
ヤバい相手と戦うときは大体ピンチになってから本番だよねあの人
竜血喰らいさんと同じというか、むしろここからだぜ!みたいな - 71二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:53:44
- 72二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:53:45
- 73二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:53:45
(※その言い方はもうシンプルにdisやんか)
- 74騒々神◆7Ne9e.LPTA24/11/02(土) 19:54:10
- 75重鎧剛蛇◆tzxenNZQbg24/11/02(土) 19:54:42
私もあれ程の粘り強さ…欲しいですね
- 76二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:54:59
- 77二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:55:13
SS超えってなると「一桁ランカーが複数人で対処しないとヤバい」みたいな領域なんで流石にそれは無いと思う
- 78二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:56:30
(※まだ明記されてないランクを外から決めちゃうのはちょっと他人のロールへの干渉になりがちだから気を付けて……規模が大きすぎて前例ができるという面で怖いのは分かりますがそこに関しては権利持ってるのはネタ出した人ですから)
- 79二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 19:57:24
- 80栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg24/11/02(土) 19:57:25
- 81彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 19:57:38
【──────“魔王”の魂が祖霊の円環に還るよりも疾く、"大竜"ユグラフォルスはその隻腕に紅き雷を宿して大地に投擲した】
『『“新たな命を得よ、蘇生-リザレクション-”』』
「は????」
【全身を大地に潰されて死んだ筈の魔族は元通りになった躰と再び湧き上がるようにして聳え始めた山を前に疑問符を浮かべた────いや、何をされたのかは分かる。恐らくは目の前の"大竜"の御業なのであろうが、理解が追い付かない】
【再び元の形を取り戻した『欠翼山脈』に紅き雷を降らせ、広大な樹海を一から創造しながら"大竜"は笑いながら魔族に向き直った】
『『“クカカッ、ついつい興が乗って手加減を忘れてしもうたわ。躰は元の形に戻したからどうか許しておくれ”』』
「何言ってるのか良く分からないな……………」 - 82アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 19:58:58
- 83栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg24/11/02(土) 19:59:19
わぁ…
力自体はかなりあって強大だけど温厚で愉快な性格してるタイプのドラゴンさん… - 84アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 20:04:02
【魔族さんが蘇生してホッとした二人】
…龍語? - 85二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 20:04:13
周囲の空間を把握する結界のようなものを展開して地理の変化を確認するんですが
問題はその結界も壊れる事があるってことですね
メンテナンス人材はいくらあっても足りない… - 86アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 20:07:39
- 87〈明徒花〉24/11/02(土) 20:08:16
【視界に黒点が写る】
『…?なに…?』
『グラスどうしたの…?』
【終極体の動きが一瞬止まる。デスバシリウムが飛び掛かってくるのを片腕で殴り飛ばして脚で頭部を踏み潰す】
『いや…なんでも……ってこの…!!』
【スカウトと比べると一回り巨大なアサルトの牙による攻撃を両腕で防ぎ逆に掴んで牙を引き千切る】
『(本体、ブレスの集中攻撃が来る注意して)』
『りょーかい…!!』
【ベイルの警告通り酸のブレスによる集中攻撃が始まったので光属性魔法のシールドによって防御しながら背中から射出された枝がブレスを吐くアサルトに突入していき次々と爆発する】
【————視界の黒点が大きくなる】
『…ッ!?』
『……い……………れは……弱……』
【薄らと声が聞こえた気がした。それに気を取られて再び終極体の動きが止まる。視界の黒点が徐々に広がってくる】
『(本体!勝手に動きを——————??)』
『(ベイル…?どうし——————)』
【分身達の声も途絶え、彼女達によって制御されていた2本の腕が力無くダラリと垂れ下がる。コーラルが声を上げるが分身達はおろか少女にすら聞こえていないようだ】
『…俺が……せ………』
『だ……れ……?この…記憶……誰の……?』
【視界の黒点が急速に拡大していき脳内に響く声がより鮮明になり…完全に終極体の動きが止まる】
『——————————グラスッッ!!!』
『"レクトー"……』
【少女の視界に写る景色が見知った森の中に変わった】 - 88アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 20:11:25
- 89彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 20:11:43
『『“何、我も戦える人間を自ら減らすのは気乗りがしないのでな。いや、割と本気に死にそうと思ったからつい滅多に出さぬ"翼"まで出してしまったが……………”』』
「殺人しないタイプの戦闘愛好家なのだなぁ。殺人しないタイプの戦闘愛好家って何???」
【「というか何で雷で蘇生が………?」と魔族が首を傾げ「“雷は植物を育てるじゃろう。その応用よ”」とユグラフォルスが答える】
【魔族は軽く引いたが何とか飲み込んだ】
「あー…………………其れで素材の方はどうなるのだろうか?いや、普通に考えればクエスト失敗なのだが」
『『“汝か自力で削ぎ落とした岩鱗については自由にするが善い。"戦利品"という奴だ、勇士にはやはり報いがなくてはな”』』
「あぁ、成程……………………」
【既に元の地形と植生を取り戻した『欠翼山脈』を見て、それから再びユグラフォルスを見てから魔族は「此れと戦うの厭だなぁ…………」と思った】
「お気遣い、感謝する。ありがとう。それでは鱗を幾つか持ち帰らせて頂くとしよう」
『『“あぁ、持って行くが良い。強くなったら、また来てくれると我は嬉しいぞ”』』
「真面目に死に掛けた、というか本当に死んだから其れは本当に勘弁願いたいなぁ……………!」 - 90二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 20:13:45
あの竜死んでも自己蘇生できそうだな…
- 91栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg24/11/02(土) 20:14:28
「オラワクワクすっぞ!」とかそういうタイプのドラゴンさんだ…
- 92二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 20:14:46
- 93栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg24/11/02(土) 20:16:44
- 94彼方の魔族◆o4H3Dx3iss24/11/02(土) 20:19:28
という訳で、鱗を幾つか頂いて帰還した。
ご期待に沿えず申し訳ないな。
【『“大地の諸相”の瀝鱗』】
【渦巻くような土と火、そして雷の属性を帯び紅き雷を微かに纏う細石の鱗。
"大竜"ユグラフォルスの岩鱗は、積み重なる地層の如く時が経つに連れて堅くなる。或いは其れは、彼の竜の歴史の重さやもしれぬ】
割と初手からそんな態度ではあったのだが、故郷の戦闘狂共がもっと暗めの所業をやらかすのが記憶に残っているせいで先入観があったな。
いやだとしてもヤバいだろアイツ。
『真言』と言うらしい。何でも"古き詞"の力で意思疎通を可能にしているのだとか
あのレベルの竜を頑張って殺したとしても蘇るのは気分最悪になりそう【小並感】
- 95二次元好きの匿名さん24/11/02(土) 20:20:14
- 96騒々神◆7Ne9e.LPTA24/11/02(土) 20:20:41
- 97アノマス◆UBru6zWM0.24/11/02(土) 20:24:02
- 98〈明徒花〉24/11/02(土) 20:26:01
【突然視界に写る景色が変わったが少女は動けないでいた。すると再び景色が変わる】
『強さには怒りが必要だ……怒りが俺を強くする…』
(だれ…?けど…わたし…知ってる…?)
【視界に写るのは少女とは違う立派な男の手。しかし、その声色は低くそれでいて深い闇を感じるもの】
『レクトーを……"フィリィ"を…守る為に…更なる力を……』
【少女が激しい頭痛に襲われる。その瞬間視界が変わり…】
(なに…これ……)
【其処は灰が空から舞い落ち地面は黒い硝子で覆われて視界の先には巨大なクレーターがぽっかりと空いた何かの跡地】
『……全ては◾️◾️の為に』
【その視界の先に影が複数現れる】
『—————‼︎貴様‼︎』
『愚かな…‼︎お前を信じた俺が馬鹿だった…‼︎』
『なぜ…貴方がこのような惨劇を……‼︎』
【終極体に似た特徴を持つ異形の集団が視界の主に怒りをぶつける】
『サライオン……エイリヴェル……ミアソル…』
【視界に再び黒点が写る】
『————————止めてみろ』
【黒点が視界を覆い尽くした】