- 1二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:48:05
タイトル『>>5』
- 2二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:50:04
通り魔雨
- 3二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:50:06
分銅岬
- 4二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:50:17
ソフト・ニャンコ
- 5二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:50:29
- 6二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:50:55
芋かぁ...芋!?
- 7二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:51:15
草
- 8二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:51:47
今といえばイギリスの救世主のエピソードが有名だな
- 9二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:52:14
芋掘りでもするの?
- 10二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:54:11
ある土地で必ず一個だけ採れる人の顔に見える芋とか?
- 11二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:55:00
芋
漫画家・岸辺露伴は農業に関する知識を得るために農業高校へと向かい取材を行う、その帰り道ちょうど芋掘りを行っている農家を見つけ追加取材として行ってみることに…
しかしそれは命をかけた体験だと露伴は振り返る
大まかな筋
帰りに怪しい芋掘りを見つけ掘り進むが人面芋が多く見える、いつの間にか絡みついてくる芋のツタと地面に埋まる自身の足、ケラケラと笑う老婆を見て露伴は此処が化物の住処だと理解するあと一歩で引きずり込まれる瞬間にヘブンズ・ドアー、老婆を身代わりになんとか脱出するのだった - 12二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 22:57:00
狩猟時代の段階から育ったらその時点で食べることができる故に農作物として芋は育てられてたらしいからそこから狩りと芋にまつわるエピソードに出来ないかしら?
- 13二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 23:01:40
「な、なにィ〜〜〜〜ッッッッ!?
これも、これも、これもこれもこれもッ!!
掘る芋掘る芋が全て、人の顔の形をしているッ!?
逆三角形の形に並んだ三つの点を人の顔と誤認する、シミュラクラ現象によるものではないッ!!
明らかに、苦悶の表情を浮かべた人の顔だッ!!」
- 14二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 23:02:37
小学校の低学年…いや幼稚園の頃だったかな
時期は曖昧だけど「芋掘り」の行事があったのを覚えている
別に特別な思い出ではないし、ぼくの周りの人間に聞いても大体の人は同じような経験をしているという答えだ
いまぼくが言いたいのはその「裏」…つまり芋…特に「サツマイモ」はそれくらい多くの人間にとって身近な存在だってことで…
本職の農家さんでもなけりゃあそこに異常性とか危険性とかあるなんて想定する人はほとんどいないと思う
これから描くエピソードはそういう「油断」が招いた事態…「サツマイモにしてやられた」という多分ほかには誰も経験してないだろうってお話だ
ご都合がよろしければ読んでいただきたい - 15二次元好きの匿名さん24/11/04(月) 23:20:51
「くそッ!」
この岸辺露伴が雨に濡れ 山道で息を荒げているのは他でもない
取材のためだ
この時期にしか現れないと噂される幻の蛾の観察に来た
しかし幻の蛾はおろか普通の蛾の一匹すら見当たらず
探すのに集中し過ぎて雨が降っていることにも気付かなかった――
「そちらの方」
「ッ!?」
木々の向こうに老人がいる
いつからだ いつからいた?
「私はこの先でイモを栽培している者ですが……こんな山奥で雨に濡れては風邪をひいてしまいます。どうでしょう我が家で体を温めては」
怪しい
だが、この雨に濡れた体は風邪どころか低体温症をも招きかねん
それに蛾の幼虫といえば作物の葉を食う害虫……この老人なら何か知っているかもしれない……
「助かります。是非そうしていただければ」
「では、こちらへ」
僕に背後を見せた、その老人の首の後ろには
イモのようなものが一つ、首の肉に根を張るようにくっついていた