【SS】小鍋だて談義

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 22:51:55

    ※ややトレウマの要素があります

  • 21/1024/11/06(水) 22:52:14

    「小鍋だて、をしてみませんか?」
    コナベダテ、という聞いたことがない単語にトレーナーが首をかしげる。
    すると、グラスワンダーが『小鍋だて』と机に指で書いた。

    「それ一体なんなんだい?」
    トレーナーは再び首を傾げた。
    「この本を読んでいただけますか」
    そう言うと、グラスワンダーは一冊の文庫本を差し出した

    受け取ったトレーナーが表紙をめくると、カバー裏に作者の写真と経歴が載っていた。
    「随分、昔の作家さんの本なんだね」と読みながらトレーナーが言い、付箋を貼ってあるページを開いた。
    そこから始まる章は、以下のような内容であった

    ──
    作者である『私』が10代のころ、可愛がってもらっている老人のもとをふと訪ねた。
    突然の訪問にもかかわらず、老人は喜んで『私』を迎えてくれた。
    老人は長火鉢の前に座り、夕食で小さな土鍋で旬の食材を煮て食べている。
    『私』はこのときはじめて小鍋だてを見たのだった。
    その時はおいしそうとは思わなかった『私』だったが、50となった頃には冬の夜の小鍋だてが何よりも楽しみになっていた。
    ──

  • 32/1024/11/06(水) 22:52:47

    「なるほど、そういう料理なんだね」
    読み終わった本を返しながら、トレーナーが言った。
    「はい。読んでいまして、私も一度この料理を食べてみたくなりました」
    「2、3種類しか具を入れないって、随分シンプルなんだね」
    トレーナーの想像する鍋とは、大きな鍋に様々な具を入れて大人数でつつきながら食べるものである。

    「今よく行われている鍋料理は寄せ鍋と呼ばれているものなんです。この小鍋だては1人、多くても2人で食べるものらしいですよ」
    そんなトレーナーの心を読んだかのようにグラスワンダーは答えた。

    「でも、どうしてこの本を読むことにしたの?」
    「最近、いわゆる時代小説を読むことに夢中になっていまして。その縁でロブロイちゃんが紹介してくれました」
    そう言うとグラスワンダーはいくつかの時代小説の名前を上げた。
    それらはドラマ化されたものばかりで、詳しくないトレーナーにも聞き覚えがあった。
    「トレーナーさんさえよければ、ぜひ作ってみませんか?」

    「もちろん、いいよ」
    グラスワンダーの珍しいお願いである。
    トレーナーは一も二もなく、了解した。

    「ありがとうございます、トレーナーさん」
    「どういたしまして。そうしたら、具材と、鍋を用意しに行かない?」
    トレーナーの提案に、グラスは微笑み、首肯する。
    それを合図に、トレーナーも立ち上がり、外に出る準備を始めるのであった。

  • 43/1024/11/06(水) 22:53:21

    ──料理はトレーナーの自宅で行うことになった。
    必要なものを用意するべく、トレーナーとグラスワンダーはホームセンターに来ている。

    「1人用の鍋はどこかな?」
    トレーナーが棚を物色していると、別の棚を探していたグラスワンダーが手招いた。
    「ああ、ここにあるんだ。どれにしようか?」
    トレーナーが物色していると、グラスワンダーがあっ、と声を上げた。
    「これはいかがですか?」
    そう言って、指し示したのは、白と青の釉薬がかかっている土鍋であった。
    色合いが、ふとグラスワンダーの勝負服を連想させ、トレーナーの心をくすぐる。
    「良いと思うよ。シンプルで落ち着いているからピッタリだな」
    そうですね、とグラスワンダーは籠に鍋を丁寧に入れた。

    「そうしましたら、次は具材を買いにいきましょう」
    会計が済み、鍋の入った袋を持ったグラスが言った。

    既に夕方に近い時間なこともあり、風が冷たく吹き付ける。
    2人は、近くのスーパーまで身を寄せるようにして歩いた。

    *
    「せっかくですので、良い食材を買いましょう」
    スーパーに来たグラスは、上品なデザインのパッケージをした豆腐を手に取り言った。
    普段トレーナーが食べている物より高いが、せっかくの食事なので奮発することにした。
    「大根とネギはどうするの?」
    それでしたら、とグラスが耳を少し躍らせながら言った。
    「スぺちゃんのご実家から送ってもらったものをおすそ分けしてもらいました物があります。それを使いましょう」
    「それはいいね!そうしたら、彼女にも今度何かお礼をしないとね」
    「ええ、今度頂いた大根を使ったお料理を作ってあげようと思っています」
    グラスは楽しそうに何を作ろうとしているかを、トレーナーへ語った。
    彼は、そんな様子を微笑まし気に聞いていた。

  • 54/1024/11/06(水) 22:53:41

    それから、豆腐と出汁のもとになる昆布と鰹節、鶏肉に薬味を買うと2人は店を出た。
    ウマ娘と食べる鍋にしてはやや心もとない量ではあったが、グラスワンダーはこれで構わないと言った。

    「私は、小鍋だてを試してみたいだけですので。それに……」
    「それに?」
    「最近はそれほど食べなくなりました。あまり、動かなくなったからでしょうか」
    あぁ、とトレーナーがつぶやいた。
    今年の宝塚記念の後、グラスワンダーに骨折が見つかり、それ以来、トレーニングも最低限となっていた。

    「スぺちゃんたちが一緒でしたらもっと必要であったかもしれませんが」
    そう言うと、グラスワンダーがクスっと微笑んだ。

    かつて黄金世代と呼ばれていたウマ娘たちも今はターフにはほとんどいない。
    ある者は次のステージへと進み、ある者は進学をし、またある者は海外へと行った。
    (そして、恐らくグラスも……)
    トレーナーはふと思う。
    『怪物』と呼ばれたグラスワンダーは、今年は一度も勝てていない。
    そして今度の怪我である。
    いよいよ、次の道を考える時が来たのかもしれない。

    (もし、グラスが引退したら俺は…)
    そう思うと胸に冷たいものが流れ込むような気分になる。
    二人三脚で全力で駆け抜けた後のことは、想像もできないのだ。

    「……さん、トレーナーさん?」
    そこまで考えていた時、ふと怪訝そうなグラスワンダーの声が聞こえた。
    トレーナーは思いを振り払うと、不安を見せないように笑顔で言った。
    「ああ?ごめん。それじゃあ、行こうか」

    冬の空には、鉛色の雲が垂れ込めている。

  • 65/1024/11/06(水) 22:54:06

    グラスワンダーは残りの具材を取りに行くため、いったん別行動なった。

    トレーナーはいち早く自宅に戻ると、テーブルにカセットコンロを置く。
    買ってきた土鍋を軽く洗い、中に水を入れて、昆布を浸す。
    そして、鍋に蓋をして、しばらく置いておく。

    待っている間に部屋を片付け、汚れているところを掃除する。
    そして片づけが済むと、買ってきた食材を食べやすいように切っていく。
    一通り切り終わった時、インターフォンが鳴った。
    トレーナーが、ドアを開けると、野菜の入った袋を持つグラスワンダーが立っていた。

    「いらっしゃい、上がって」
    トレーナーは手招きをする。
    失礼します、と一礼したグラスは、玄関に入ってきた。

    「寒かったでしょ。ゆっくりしてて」
    手を洗い、上着を脱いだグラスに、トレーナーが声をかけた。
    「いえ、私も手伝います」
    そう言うと、グラスは食材を手に、キッチンへと向かった。
    「なら、一緒に作ろうか?」
    トレーナーの提案に、グラスは笑顔で答えた。

    一緒に野菜を切っている間に、カセットコンロに火をつける。
    弱火でじっくりと、出汁が出るのを待つ。

    野菜を切り終わるころには、鍋も随分と温まった。
    そして沸騰する前に昆布を取り出すと、次に鰹節を入れ中火にする。
    やがて、グラグラと鍋が沸騰しだしたタイミングで、鰹節を引き上げる。

    これで、準備は完了だ。

  • 76/1024/11/06(水) 22:54:32

    切った具材を笊に持ったグラスがリビングにやってくる。
    「では、入れましょうか」
    そう言うと、グラスは具材を鍋に入れていった。

    すぐさま具の入った鍋はすぐに沸騰する。
    「鍋が小さいのですぐに煮えますね」
    グラスが感心するように言う。

    煮えた具材を椀の中に盛り、スープを少しとるとグラスワンダーは言った。
    「それでは、いただきましょう」
    2人そろって、いただきます、というと椀に箸をつけた。
    やけどしないように息で冷ましながら、ネギを口に入れる。

    「おネギがこんなに甘いなんて……」
    グラスは感動したようにつぶやく。
    ネギは、とろりと柔らかく、噛むと甘みと出汁の香りが口に広がる。

    次いで、大根と鶏肉を食べる。
    大根が蕩けて鶏肉に絡み、それだけで濃厚な風味を味わえた。

    「ああ、美味しいね」
    ええ、そう言うとグラスは鍋に残った具を掬い椀にいれた。

    「そろそろ、お豆腐を入れようか」
    鶏肉を食べ終わり、鍋が空になると、トレーナーは豆腐を入れていく。
    大根も一緒に入れると、しばらく温めた。
    再び、鍋が温まるまで、2人は他愛もない世間話を楽しんだ。

  • 87/1024/11/06(水) 22:55:05

    「はい、グラスの分」
    トレーナーは、温まった豆腐と大根を盛ると、差し出した。

    「ありがとうございます……ああ……」
    グラスが醤油を垂らした豆腐を口に入れると、目をつぶって咀嚼する。
    それを見た、トレーナーも豆腐を食べた。

    ──小さいころは、湯豆腐の何が美味しいのか、と思っていた。

    しかし、こうして改めて食べてみるとどうだろうか。
    大根とネギの甘みが染み込んだ豆腐が口内で崩れるたび、大豆と野菜の甘さが口にあふれる。

    (こんなに豆腐が美味しいなんて……)
    トレーナーは、口の中の豆腐を飲み込み、残りの豆腐もかきこみ食べる。
    気付くと、小さい鍋はすっかり空になっていた。

    「こんなにお豆腐が美味しいなんて……」
    「え、ええ。トレーナーさんがそう言うのでしたら、どんどん、入れて行きましょう」
    グラスが菜箸と笊を持ち、言った。

    こうして、2人は入れる具材の順番を入れ替えたり、薬味を垂らしたりしながら鍋を堪能していった。

  • 98/1024/11/06(水) 22:55:51

    具材はあっという間になくなった。

    「美味しかったね」
    片付けが済み、トレーナーがお茶を入れながら言う。
    「ええ、こうして小さい鍋ですとまた違う美味しさがありますね」
    たしかに、とトレーナーが頷く。
    鍋が小さく、一度に入れる具の種類も少ない。そのため、一つ一つの具材の味がはっきりと際立っていた。

    「『男伊達より小鍋立て』ではありませんが、こうした粋な食べ方もあるのですね」
    トレーナーから手渡された湯のみをもち、満足げにグラスが言った。
    しばらく、2人は無言でお茶をすすった。

    *
    「……トレーナーさん、お話ししたいことがございます」
    グラスが湯のみを置くと、真剣な顔つきで言った。

    「なんだい?」
    静かに言った心中に、さざ波が立つのを、トレーナーは感じた。
    「今後のことについての相談です」
    トレーナーは、黙って彼女の話に頷く。

    「トレーナーさんと二人でトゥインクル・シリーズを歩んできました。その甲斐あって、私は、身に余る結果を得ることができました」
    トレーナーは静かに聞いている。グラスは続けた。
    「そして、この前の怪我以来、今後のことを考えていましたが、私はここで身を引こうと思います」

    トレーナーはその言葉をかみしめる。やがて静かに言った。
    「……心残りはないんだね」
    「ええ」
    静かな、だが既に決意が固まっている、短い返事であった。

  • 109/1024/11/06(水) 22:56:20

    「これから、どうするんだい?」
    トレーナーは質問した。
    「実を言いますと、アメリカに一度戻ろうと思っております」
    そう言うと、グラスワンダーはバッグから一通の手紙を取り出す。
    その便箋に付いているマークにトレーナーは見覚えがあった。

    「アメリカのトレセンからかい?」
    「はい。縁あって、とある学校から招へいを受けております。今まで黙っていて申し訳ありません」
    「いや、それは気にしないで」
    「ありがとうございます。私自身、このお誘いを受けるか悩みましたが、私の新しい目標のために、承諾することにしました」
    「新しい目標……?」
    首をかしげるトレーナーに、グラスは意外なことを口にした。

    「私、トレーナーになろうと思います。そのために、アメリカでの最新のトレーニング方法を習得しようと思います」
    トレーナーは、思いがけない言葉に目を見開いた。
    「それは、どうしてなんだい?」
    「最近、トレーニングを見てほしいという子たちの指導をすることが多くなりました。彼女たちを教えていくうちに、私の走りを教えて伝えていきたいという思いが日に日に増していきました」
    そうか、とトレーナーはつぶやく。

    ウマ娘の中には、自身の走りを後世に伝えていくことを強く望むものが多い。
    彼女らは、たとえ自身が走れずとも、自身の走りが後世に伝わることで、その意思が途絶えることなく連綿と続くと信じている。
    グラスワンダーも後輩たちを教導する中で、そうした思いを募らせていったのであろう。

    思い返せば、最近のグラスワンダーは、ティアラ路線で活躍するウマ娘と話すことが多かった。
    以前、神社のイベントを一緒におこなったスイープトウショウを始め、それまで触れ合う機会がなかっただろうティアラ路線の子と何か熱心に話しているようであった。
    ティアラ路線のウマ娘には、自分の走りを後世に伝えるため、指導者になる子が多いと聞く。
    今から思えば、その時に育み伝えることの尊さや意義を聞いたのだろう。

    「そうしたら、もう会えないね」
    トレーナーは、寂しげに言った。

  • 1110/1024/11/06(水) 22:56:45

    「いいえ」
    グラスワンダーは、はっきりと首を振り、再び真剣な眼差しで言った。
    「私は、いずれまたこの学園に戻ってまいります。今度は学生ではなく、トレーナーとして」

    トレーナーは何も言えない。
    ──ウマ娘のトレーナーは数えるほどしかいないのが現状だ。
    それに、レースの世界ではとある伝説がある。

    『ウマ娘トレーナーのウマ娘は、大成しない』
    何かしらの根拠がある話ではない。
    しかし、トレーナーとなったウマ娘が指導したウマ娘が、伸び悩むケースが多いことも事実なのだ。

    何も言えないトレーナーの心中を察したように、グラスは微笑み言った。
    「大丈夫です。アメリカではウマ娘がトレーナーとして指導して、G1を勝った子がいると聞いています。なら、私も、日本でこのジンクスを壊してみせます」
    「ジンクスって、まるでサトノダイヤモンドみたいだね」
    「ふふふっ、確かにサトノちゃんみたいですね」
    そのまま2人で笑い合い、やがてトレーナーが言った。

    「分かった。君がそこまで言うなら、俺はいつまでも学園で待っているよ」
    最初に会った時のように、と言いかけ飲み込んだ。
    それを言うのは、いささか無粋であったからだ。
    「いいのですか?私がトレーナーになれなかったら、また待ちぼうけですよ」
    何かを察したように、グラスが微笑みながら言った。
    「ああ、それでも待ち続けるよ、あの時言ったように、俺は君を支えたいんだ」
    グラスワンダーは少し赤面しうつむいた。
    「……変わりませんね、トレーナーさんは」
    小さくつぶやいたその言葉は、静かに部屋に溶けていった。

  • 1211/1124/11/06(水) 22:57:47

    食器を洗った後、帰り道は、寮まで送ることにした。

    「いつ、アメリカに戻るんだい?」
    「今はまだ、なんとも。ですが、なるべく早く行こうと思っております」
    「そうしたら、みんなで壮行会でもしよう。今度は寄せ鍋で」
    「ええ、皆で囲んで食べる鍋もおいしいですからね」
    グラスワンダーが耳をぴょこぴょこさせて言った。

    やがて、美浦寮の入り口までついた。
    「トレーナーさんは、ここまでで結構です」
    「いいのかい?」
    「ええ、ヒシアマ先輩にも、お話はしておりますので大丈夫ですよ」
    そう言って、数歩歩いたグラスワンダーが立ち止まりくるりと回転し、トレーナーの方を向くと言った。

    「もし、アメリカから帰ってきたら、また小鍋だてを食べましょう」
    「もちろん、いいよ」
    「そのときは、私にもお豆腐の美味しさがわかると思いますので」
    えっ、と驚くトレーナーに、お辞儀をするとグラスワンダーは再び身を翻して、寮へと入っていった。

    (意外なこともあるんだ)
    帰路につき、トレーナーは考える。
    湯豆腐のおいしさが分かるのは、意外と年齢がいるらしい。

    (……ん?)
    不意に頬をかすめる冷たいものに、トレーナーは上を見上げた。

    空からは、雪が舞い降りていた。
    トレーナーは、ジャケットを改めて着こむと、急いで家まで行くのであった。

    (了)

  • 13あとがき24/11/06(水) 22:59:49

    お久しぶりです。
    読んでくださり、ありがとうございます。
    最近は、ようやく冬らしくなってきたかと思いますがいかがお過ごしでしょうか?

    年を取ると湯豆腐が美味しくなるとは言いますが、なかなかに美味しさが分からない自分です。
    自分はキムチ鍋やトマト鍋も好きですが、皆さまはいかがでしょうか?
    もし、好きな鍋がありましたら、感想代わりに書いていただけますと幸いです。


    作中でグラスワンダーが言及している本は、とある小説家で美食家でも有名な方です。
    歴史小説に興味のある人は一度は耳にしたことのある、作品のドラマ化もされた小説家です。
    自分はこの方のとあるシリーズの大ファンで、よく本を読んでいます。
    このSSも、この方のエッセイから、インスパイアを受けました。

    自分の乱文乱筆とは比べるのもおこがましい傑作ですので、もし誰か察した方はば皆様も手に取っていただければと思います。

    年々食べられる量が減り、美食の追及も難しくなっていますが、食い倒れ上等の意識で行きたいと思っている今日この頃です。

    これから、寒さがより強まってきますが、どうぞ皆様ご自愛ください。
    皆様の健康をお祈りして筆を擱かせていただきます。


    追伸:投稿数が11であるところを10と記載してしまい、申し訳ありませんでした。
    今後はこのようなことがないようにいたします。

  • 14あとがき224/11/06(水) 23:00:04
  • 15二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 23:02:33

    リアルタイムで読みながらはよ続き読みたい感想書きたいと思ってたくらい素敵なSSでした!
    グラスに似合った穏やかで丁寧な地の文もグラスの知識の書き方も何もかもが良かったです!

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 23:16:08

    湯豆腐に歴史小説……浅学寡聞ではありますが池波何某先生から天啓を得たのですか?
    秋の夜長に湯豆腐で身体を温めるって一文を見た時風流な表現だと手を叩いた記憶があります

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/06(水) 23:23:01

    しっとり静かな雰囲気のSSすき

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 00:31:51

    多分そのエッセイ本読んだことあるわ
    派手な料理はあまりないけどしみじみ美味しそうなんだよね
    好きな鍋は鶏白菜葱豆腐とかミルフィーユ鍋、あとはきりたんぽですかね

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 11:03:31

    心温まる感じがあって凄く好きです

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 20:44:53

    またいずれ会えますように…

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