- 1124/11/07(木) 18:46:42
- 2二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:49:23
やったー!クトゥルフスレだー!
- 3124/11/07(木) 18:50:48
- 4二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:51:51
わーいクトゥルフだスレ民クトゥルフだぁいすき
もしよければ潔で - 5二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:52:01
冴
- 6二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:55:56
犬に取り憑かれた潔TRPGのスレ主ですか?
ハッピーエンドなのも面白かったです! - 7124/11/07(木) 18:56:30
それじゃKPCを決めるで
KPCは……
①潔
②冴
dice1d2=1 (1)
- 8124/11/07(木) 18:59:05
- 9二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 19:06:56
待ってましたー!今回も楽しみです!
- 10124/11/07(木) 19:08:12
気づけば糸師冴は海の中にいた
いや、呼吸は出来ているので海中を漂っているわけではない
冴がいるのは透明な箱の中だ
四方八方を透明なガラスで覆われた空間。その向こうに見えるのは、澄み渡る美しい青。魚らしきなにかが幻想的に泳いでいた
冴「……なんだここ……」
そして、ひとつのぬくもりに気づく
冴「……子ども……?」
冴の腕には赤ん坊が抱かれていた。この幻想的な空間で、冴は眠る赤ん坊と二人きりだったのだ
冴はいつも通り、練習で疲弊した身体を横たえて眠りについたはずだ。まどろみに落ちる中、誰かが自分を呼んだような気がしたがはっきりとは思い出せない。冴が覚えているのはそれだけ
冴「……夢か?」
冴「……」
何もわからない、この幻想的な空間に、冴は何故かひどく不安を抱くことだろう
〈SAN値〉
冴(75)dice1d100=65 (65)
- 11124/11/07(木) 19:15:02
冴「誰だこの子どもは……呑気に寝てやがる」
冴「……」
冴は眠る前に来ていた普段着を身に着けているが、持ち物は何もない
赤ん坊は血色がよく、健康的な寝息を立てている
冴「……はあ」
冴「……?」
冴「……何か、メモがはさまってんな」
冴が赤ん坊を包むタオルをみていると、メモが挟まれているのがわかる
表(メグリメグッテ アイニオイデ)
裏(メグリメグッテ アツメテオイデ)
冴「?」
冴「……さっぱりだな」
〈アイデア〉
冴(60)dice1d100=29 (29)
〈目星〉
冴(70)dice1d100=55 (55)
- 12124/11/07(木) 19:23:42
両方成功です
冴はこの空間(箱)が大体10人ほど入れるエレベーターのようなスペースだと気づく
また透明な壁には見にくいが「16の丸いボタン」がついていた。ボタンには0~16と数字が書かれている。また更にそのボタンの上のスペースには「0」という白い数字が浮かんでいる
冴「エレベーターか?」
冴「妙な夢だな」
冴「……」
冴「ちいせえ子どもだな。親はどうしたんだか」
冴「……見覚えもねえし。凛……なわけねえか。顔が微妙に違う気が……っ?」
冴がどうしたらよいか考えていると、突如箱が動き出す。泡の動きからして下に降りているようだった
よくみれば「3」のボタンが光っており、数字は1……2……と動いている。3になったとたん、チン、と音がして、透明な扉がゆっくりと開いた
水が流れ込んでくると身構えた冴だったが……開いた先には「植物が生い茂る空間」が現れた - 13124/11/07(木) 19:30:17
冴「なんなんだ一体……」
冴「……」
冴「っ……あ? 何だ急に、子どもが重く……」
冴が箱の外に出た瞬間、腕の中の重みが増した。不思議に思った冴がそちらを見れば、腕の中の赤ん坊は、3歳ほどの幼児に姿を変えていた。黒髪短髪の男児で、頭の双葉が特徴的である
〈SAN値〉
冴(75)dice1d100=15 (15)
子どもを包んでいたタオルはなくなり、幼児相応の服を着ている
冴が困惑しながら見ていると、子どもはゆっくり目を開けて冴の服を掴んだ
冴「おい、お前誰だ?」
?「……??」
冴「首を傾げられてもな」
?「だれ?」
冴「……まあ、そうだろな」
?「……うう」
冴「おい待て……」
?「うえーん!!」
冴「……」
〈アイデア〉半分
冴(30)dice1d100=67 (67)
- 14二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 19:34:56
(今更だけど廻中エレベーターってタイトルなら蜂楽あげればよかったな)
- 15124/11/07(木) 19:38:09
SAN値減少無し、アイデアは失敗です
冴「……どっかで見たような」
子「うえーん! ぐすっ……うう……」
冴「泣くんじゃねえよ……」
子「うう……あっ」
冴「あ? 何だ、後ろに何かあったか?」
冴「……」
冴「扉が消えてやがる」
冴「どうなってんだ」
冴が一生懸命あやしていると、子どもは少しずつ落ち着いて、少しぐずる程度になる
冴「……」
子「ぐすっ……ぐすっ……」
冴「結局誰なんだこの子どもは……」
冴「おい、自分で歩くかお前」
子「……」冴の服をぎゅっと掴む
冴「降りる気ねえな」
冴「……仕方ねえ」
それではこの植物園の探索を開始します
〈知識〉半分
冴(33)dice1d100=8 (8)
〈目星〉
冴(70)dice1d100=61 (61)
- 16124/11/07(木) 19:45:14
両方成功です
冴「見たことねえ植物ばっかだな……季節も関係ねえな。これは暑い地域に生えてる植物だが、こっちは寒いところに生える植物だ。統一性がねえ」
子「?」
冴「おい葉に触るな、毒があるかもしれねえだろ」
子「うう……」
冴「あっ」
子「うえーん!!」
冴「……」
冴「見るだけだ。いいか、触んなよ」(綺麗な花の近くに行く)
子「ぐすっ……ぐすっ……」
冴「はあ……」
〈アイデア〉
冴(60)dice1d100=43 (43)
〈聞き耳〉
冴(25)dice1d100=88 (88)
- 17124/11/07(木) 19:52:34
アイデア成功、聞き耳失敗です
冴はふと上を見上げると、そこには空はなく透明な天井の向こうに先ほど見ていた綺麗な海が見えた
冴「天井があるってことは森林じゃねえな。植物園か?」
子「ぐすっ、ぐすっ」
子「!」
冴「なんだ?」
子「も!」
冴「も?」
子「も、も!」
冴「もも?」
子「あっち! いって!!」
冴「あ? どっちだよ」
子どもが指さす方を行けば、少し開けた場所につくだろう
そこには何本もの桃の木があり、瑞々しい桃の実がなっている
子「もも、たべる」
冴「食べていいのかこれ」
子「ちょーだい」
冴「待て、暴れんな」
子「よっちゃんこれたべる」
冴「よっちゃん? お前のことか」
冴「……」
冴「んな知り合いいたか……いやいねえな」 - 18124/11/07(木) 19:56:27
冴「桃、ほんとに食うのか?」
子「たべる」
冴「ほら」一個取る
子「……かわついてる……」
冴「あ?」
冴「……」
冴「剥けってか、俺に」
冴「……仕方ねえな」
〈DEXロール〉皮を剥く
冴(75)dice1d100=74 (74)
冴は桃を
①食べる
②食べない
dice1d2=2 (2)
- 19124/11/07(木) 20:02:33
冴「ほら剝いてやったぞ」
子「ちょーだい」
冴「……」
子「……」
冴「……うまいか」
子「おいしい!」
冴「だろうな」
子「んふふ」
冴「幸せそうな顔しやがって」
そうして子どもが桃を食べていると、桃からライムグリーン色の宝石のような美しさのカケラが出てきた
子「わあ」
冴「なんか落ちたぞ」
子「くふふ、やったあ」
冴「なんだそれ」
子「よっちゃんの」
冴「?」
冴「……!」
冴「消えた……?」
宝石のようなカケラは子どもが握った瞬間、溶けるようにして消えて行った
〈聞き耳〉
冴(25)dice1d100=86 (86)
- 20124/11/07(木) 20:06:40
失敗です
冴は目の前で起きた不可思議な出来事に気を取られていた
その時、突如周囲の草木が揺れる音がする
この空間に風などなく、自分たちが生み出す音以外はなかったというのに、何故
そうして冴は音のする方に顔を向けた
冴「……!!」
冴は無意識に子どもを自身に引き寄せた
そこにいたのは
獲物を見つけて臨戦態勢に入った、全長が計りきれないほどの【黒い大蛇】の姿だった
〈SAN値〉
冴(75)dice1d100=31 (31)
失敗時 dice1d3=3 (3) の減少
- 21124/11/07(木) 20:15:09
成功なのでSAN値減少は−1です
→冴(74)
蛇から逃げるには
目星成功→DEX×5を2回成功させる必要があります(最短3ターン)
子どもを先に行かせる場合は3ターンを冴が稼ぐことで逃がせます。
その後冴が逃げるには、目星は要らないですがDEX×5が二回必要です
冴が子どもを抱えて逃げる場合には、DEXや回避に−補正はつけずに逃亡が可能です。ダメージはすべて冴が受けます
というわけで、冴は子どもを抱えて逃げますか? 先に子どもを逃がしますか?
戦ってもいいですが、おすすめはしません
では冴の行動を
- 22二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 20:36:26
子どもを抱えて逃げーる
この子ども先に行かせたらはぐれそう - 23124/11/07(木) 20:45:17
それでは逃げましょうか
冴「なんだあれ……」
冴「……っ」
子「うう……」
冴は子どもをしっかり抱きなおす
大蛇は冴を見てじりじりと近寄ってくる。その大きな生物の鋭い瞳はこちらを逃すまいとしており、また鱗は不気味に反射していた
冴は自身の鼓動がうるさいほどよく聞こえた。同時に子どもが恐怖で身体を震わせ、しかし先ほどのように泣き喚くことはせず、ただ冴の服をぎゅっと掴み縋っている。冴は深く息を吸い込み、視線をできるだけ蛇からそらさないように、逃げ道を探る
〈目星〉
冴(70)dice1d100=63 (63)
- 24124/11/07(木) 20:52:10
成功です
植物の葉に紛れて見えにくいが、透明なエレベーターの扉があるのを見つけた
冴(あそこまで走れば助かるか?……)
冴(この蛇から逃げ切れたらの話だが……)
冴(……)
子「うう……っ……」
冴「しっかり掴まってろよ」
冴が構えた瞬間、大蛇はその巨体に見合わず俊敏な動きで全身をうねらせ、冴に向かって突進してくる
その巨大な身体は宙を裂き、影が覆いかぶさるように迫ってきた
冴「くそっ……」
〈押しつぶし〉
大蛇(40)dice1d100=68 (68)
〈回避〉
冴(85)dice1d100=36 (36)
- 25124/11/07(木) 20:55:57
冴「……っぶねえ」
子「ひっ……」
冴「大丈夫だ、逃げんぞ」
冴のすぐそばの地面に蛇が突進したが、当たることはなかった
太い胴体が落雷のような大きな音を立て、子どもは震えながら耳を塞いだ。それをあやす余裕は冴にはない。ただ抉れた地面を見て、当たっていたらどうなっていただろうと過り、しかしすぐに思考を切り替えた
冴「今のうちに……」
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=66 (66)
- 26124/11/07(木) 20:59:52
一回目のDEXロール成功です
冴「っ……はあ……はあ……」
いつもなら大して息も切れないようなダッシュだが、大蛇への恐怖か、子どもを抱えているせいか、やけに息が上がっているのを冴は自覚していた
冴「……くそっ」
後ろを見れば、当たり前のように大蛇は起き上がり、再びその巨体をうねらせている。もう一度あれが来る。冴は子どもを落とさないよう強く抱きしめて身構えた
〈押しつぶし〉
大蛇(40)dice1d100=42 (42)
〈回避〉
冴(85)dice1d100=22 (22)
- 27二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 21:03:30
出目が安定してるのさすが冴って感じだ
- 28124/11/07(木) 21:04:44
再び冴のすぐ真横に大蛇が落ちてくる。地面が抉れ、植物が飛び散り冴の顔に葉や枝が当たる。地面の揺れと葉に気を取られて足がもつれそうになるが、咄嗟に子どもに当たらないように背中で庇い、冴は走り続ける
冴「そのまま埋まってろ……!」
子「っ……」
冴「……耐えろよ」
冴「あと少し……もう少しだ」
子「……うん!」
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=49 (49)
- 29124/11/07(木) 21:12:18
二回目成功です
冴は子どもを抱え、息を切らしながら透明な扉の前へとたどり着く
もう冴は振り返らなかった。すぐ後ろから腹を空かせた大蛇がシュー……シュー……と舌を鳴らしながら近づく気配がする
冴「さっさと開け……!」
何度もボタンを連打し開いた隙間に身体をねじ込む。今度は扉を閉めるためにボタンを連打するだろう。ガラにもなく焦っている自分に気づいていたが、取り繕う余裕はない
振り返った時、大蛇が大口を開けて扉の中に飛び込む寸前であった。ひゅっと喉が鳴る
しかし寸でのところで、扉は閉まった
冴「はあ、はあ……ふう……」
腕の中の子どもは、冴を心配そうに見上げていた
冴「……なんだ」
子「だいじょうぶ……?」
冴「……ああ」
子「……」
冴「お前は?」
子「……うん」
冴「怪我はねえのか」
子「ない……」
子「……」
子「おにいちゃん、ありがとう」
冴「……」
冴「ああ」 - 30二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 21:13:59
冴本当に安定してるし子どもの扱いもうまいなぁ
- 31124/11/07(木) 21:20:32
冴が息を整えていると、再びエレベーターが動き始めた
今度は6のボタンが点灯している。浮かぶ数字も4……5……と進んでいく
冴「……次は6階か?」
冴「何なんだこの夢は……」
冴「……で、結局お前は誰なんだ」
子「?」
冴「名前は?」
子「よっちゃん……」
冴「……誰だよ」
チンっと、小気味よい音とともに扉が開いた
開いた先は眩しく、外に出なければその景色は全く見えないだろう
冴「……ほら行くぞ」
子「うん……」
子どもを抱いたまま冴は一歩外に出た、瞬間
冴「……っ!!」
冴「しまっ……」
そこは湖に浮かぶボートの上だった
突如足場の悪いところに降り立ったため、いくら体幹があろうと踏ん張りがきかず、冴は大きくバランスを崩して落水してしまう。どうにか子どもは落とさず抱きかかえたままだが、このままでは溺れてしまうだろう
落水すると同時に口に入った水で、冴はこれが海水であると気づく
冴「くっ……」 - 32124/11/07(木) 21:27:41
水中に沈む最中、冴は不思議なものをみる
何人もの人間が楽しそうに笑う姿が泡の中に映っては消えていく
それは誕生日を祝われる幼子の姿、友人と楽しそうに笑い合う姿、好きなものに没頭する姿……
その中に、冴の腕にいた子どもによく似た子どもの姿がある
サッカーボールで友人と遊ぶ姿、サッカーボールを抱きながらテレビを見る姿、サッカーボールを抱きながら眠り、父親らしき人に頭を撫でられている姿……
水中ではそんな楽しそうな、幸せそうな笑顔が次々と泡に浮かんでいた
〈SAN値〉
冴(74)dice1d100=89 (89)
冴「……あ?」
?「だいじょうぶ?」
冴「……てめえ」
冴「……でかくなってねえか」
海かと思いきや水嵩は低く、そこは冴の膝上程度しかなかった
そして冴を心配そうに見る子どもは、成長して6歳ほどの見た目になっていた
〈アイデア〉半分+10
冴(40)dice1d100=47 (47)
- 33124/11/07(木) 21:33:52
SAN値は−1です→冴(73)
アイデア失敗か……
6歳になった子どもはどこかで見たような顔をしているが、誰なのかは思い出せない
冴「……誰だったか」
子「みておにいちゃん!」
冴「あ? なんだよ」
子「すごくきれいだよ!!」
子どもが指を指した先の水面は、ライムグリーン色に輝いている
冴「なんであそこだけ……」
子「いこっ!!」
冴「おい待て転ぶぞ」
子「あっ!!」べちゃっ
子「……」
冴「言わんこっちゃねぇ」
子「……ひぐっ、うえーん!!」
冴「……はあ」
冴「……ほら、さっさと立て」
冴「手を離すな、ゆっくり歩け」
〈目星〉
冴(70)dice1d100=68 (68)
- 34124/11/07(木) 21:43:10
成功です
子「はやくはやくっ」
冴「転ぶっつってんだろうが……だめだ、やっぱりお前はボートに乗れ。俺が押してやる」
子「えへへ」
冴「凛でももう少し言うこと聞くぞ」
子「りん? だれ?」
冴「愚弟だ」
子「??」
冴「……弟だ」
子「おとーと?」
そんな話をしながら子どもが乗ったボートを押し、水面の色が変わっている場所までたどり着く
冴が子どもがうっかり落ちないように手を添えながら覗き込めば、あの桃から出てきたような宝石のようなカケラが沈んでいることに気づいた
子「あっ! おれの!」
冴「待て乗り出すな。俺が取る」
冴はしゃがみ込み、慎重に腕を伸ばした。ライムグリーンのカケラは簡単にとることができるだろう
しかしその瞬間
ボートは急に転覆し、子どもは湖に投げ出された - 35124/11/07(木) 21:46:08
冴「おい馬鹿……!」
落ちたとはいえ、浅いため溺れる心配はない。落水した子どもに呆れていると、様子がおかしいことに気づく。溺れる心配はないはずなのに、子どもは溺れているように見えたのだ
〈目星〉
冴(70)dice1d100=36 (36)
- 36124/11/07(木) 21:49:12
冴「なんだ……?」
冴はそれを目にしてしまった。溺れる子どもの足に絡みつく、タコの足のような触手を。触手の先には巨大な影が見えるが、一体何なのかは把握できない
子「ごほっ……はっ……っ……」
冴「!」
〈SAN値〉
冴(73)dice1d100=14 (14)
失敗時減少 dice1d3=3 (3)
- 37124/11/07(木) 21:58:28
SAN値減少は−1です→冴(72)
【戦闘:巨大触手】
先ほどと同じく目星→DEX×5を”一回”成功で逃亡できます
子どもを助けるためにはSTR対抗ロールに成功する必要があります
成功すれば無事引きはがせますが、失敗すると子どもが解放される代わりに冴が絡まれます
この場合STR対抗ロールに成功することで冴は解放されます
冴が子どもに先に逃げろと指示した場合、2ターンあれば子どもは逃げ切ることが可能です
抱えて逃げる場合は前回と同じく特に−補正はありません
子「ごぼっ……っ」
冴「くそ、離せよタコ助が……っ」
〈STR対抗ロール〉
冴(60)dice1d100=75 (75)
- 38124/11/07(木) 22:08:50
冴「しまっ……」
冴が子どもを引きはがそうと触手を掴んだ瞬間、それは標的を冴に変えた。子どもは簡単に解放され、代わりに触手が冴を締め付ける
ぬめりと冷たさを感じるそれが手や足を絡めとり、あっという間に肌を覆い尽くした。僅かな抵抗にも反応し、更に締め付け、呼吸さえ苦しくなる
触手は脈動しながら不気味に蠢いている。その気色悪さに冴は鳥肌が立つのを感じるだろう。未知の生物に侵されるようなおぞましい恐怖により息が上がった
冴「うぐっ……」
子「ごほっ、ごほっ……おにいちゃん……っ」
冴「……!」
子どもに先に逃げろと指示しますか?
子どもは待機させて一緒に逃げますか?(※STR対抗ロールに成功しなければ一緒に逃げることは難しいです)
- 39二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:19:45
迷うなぁ
子どもに先に逃げろと指示するで! - 40124/11/07(木) 22:37:07
ではでは……
冴「何やってんだ、さっさと行けっ!」
子「え……あ……おにいちゃん……」
冴「くっ……」
冴「どこだ……出口は、どこだ……っ」
子「……!」
〈目星〉
冴(70)dice1d100=50 (50)
子(45)dice1d100=93 (93)
- 41124/11/07(木) 22:42:41
よかった片方成功したか……
冴「あっちだ! さっさと走れ!!」
子「う……」
子「……!」
子どもは戸惑いながらも、冴が言った通りの方へと走り出した
これより2ターン後に子どもは透明なエレベーターに到着します
【1ターン目】DEX順より触手→冴
冴「くそっ……気持ちわりい……」
〈触手:組み付き(捕獲状態)〉
触手(80)dice1d100=42 (42)
ダメージ
dice2d6=2 5 (7)
回避は不可能
- 42124/11/07(木) 22:50:35
冴の身体に巻き付いた触手はじわじわと締め付ける強さを増していった。冷たく硬い感触が肌に食い込み、胸が圧迫され、呼吸がしづらくなる。身体を捻じればねじるほど、締め付けが増していくような気さえした
強烈な圧力は冴に鋭い痛みを与えるだろう。その痛みに骨が軋み、冷や汗が滲みでる
冴「うっ、あっ……」
冴「っ……ぐっ……」
冴「はっ、はっ……」
冴HP16→9
冴(いてえ……骨もやられたんじゃねえかこれ……)
冴(このままじゃ確実に死ぬ……)
冴(抜け出さねえと……)
〈STR対抗ロール〉
冴(60)dice1d100=52 (52)
- 43124/11/07(木) 22:56:14
成功です
冴は痛みを堪えながら触手を振りほどいた。べちゃっと水の上に落ち、髪が乱れる。鬱陶しそうに前髪を上げて、冴は触手を睨みつけた
冴「ちっ……2度と捕まってたまるか」
【2ターン目】
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=17 (17)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=8 (8)
- 44124/11/07(木) 23:00:41
冴「んなトロい動きで捕まるかよ」
再び冴に向かって伸びてくる触手だが、冴は難なくそれを避ける。バシャッと水が撥ねて冴を濡らした。それを見てから冴は触手に背中を向け、勢いよく水底を蹴った
冴「あのガキ逃げれただろうな……」
冴「いや……んなこと気にする余裕はねえか」
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=83 (83)
- 45124/11/07(木) 23:04:27
失敗です
冴「うぐっ……」
冴(くそっ……身体が痛くて思うように動かねえ……)
冴は走り出そうとしたが、先ほど触手に締め付けられた痛みが全身に走り、思わず足を止めてしまった
そして背後に気配を感じ、冴は再び触手を見る
冴「……」
冴「来てみろよ……」
【3ターン目】
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=32 (32)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=51 (51)
- 46124/11/07(木) 23:09:01
冴「はあ……はあ……」
冴は痛みに耐えながら力を振り絞って、ギリギリのところで身を捩って触手を避けた。痛みと疲労、そして緊張と恐怖が冴の精神を削り、思考を鈍らせていく
冴は額にじんわりと浮かぶ汗や、頬を伝う汗にも構わず、再び触手に背を向けた
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=80 (80)
- 47124/11/07(木) 23:13:34
クトゥルフ特有の泥仕合が始まった……
冴「ああ……くそっ……」
冴「動けよ身体……」
やはり締め付けられたときに骨をやられたのか、冴の身体は激しい痛みに襲われている。思うように動かず走ることすらままならない自分の身体に、冴は苛立ちと焦りを覚えた
冴(避けるのもきつくなってくるな……)
冴(こんなとこで死んでたまるか……)
【3ターン目】
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=57 (57)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=44 (44)
- 48124/11/07(木) 23:17:12
冴「どこ狙ってんだよ……」
触手が冴に向かって伸びてくるが、ふらついた冴に反応できなかったのか、冴の真横に着水する。傍にあったボートがひっくり返り、冴に大量の水をかぶせるが、それを避ける余裕は冴にない
冴(今度は逃げる……)
冴(逃げねえときつい……)
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=84 (84)
- 49二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:21:23
兄ちゃ期待値は高めなのにダイスが……ダイスが……!
- 50二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:22:12
ここにきて出目が悪い!
- 51124/11/07(木) 23:22:44
あー……ええっと……
冴さんそろそろ成功してほしいんですが……
冴は一歩踏み出す。すると身体に電気を流されたような痛みが走る
冴はこれまで生きてきた中で経験したこともないような痛みに襲われていた
冴の頭には逃げなければという焦りばかり募っていく
冴「っ……」
※一気にダイス振らせてください。そして上で書き間違えてますが現在5ターン目です
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=61 (61)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=33 (33)
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=18 (18)
- 52二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:24:52
ようやく逃げ切れてよかった……
- 53二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:25:23
うおおおおお!やった!
- 54124/11/07(木) 23:29:50
触手が再び冴の真横に着水する
それと同時に、気力を振り絞った冴は思い切り水底を蹴り上げ、ようやく走り出した
水の中でスピードは出ないが、すぐに岸辺にたどり着くことができるだろう
子「おにいちゃん!」
冴「んで待ってんだよ……っ」
岸辺の、透明な扉の少し手前で子どもを見つける
冴は後ろを見る。動きは遅くなったものの、水面から這い出た触手が
こちらに近づいてきている
冴「……うっ、ぐっ」
冴は痛む身体にムチをうって子どもを抱き上げ、そのまま扉へ向かう。必死に扉を開くボタンを連打し、開いた隙間に飛び込む。そして閉めるボタンを連打した
隙間に触手が入り始めていた。しかし扉は力強く閉まり、切断された触手が床に落ちる
それはやがて宙に溶けるように消えて行った
冴「はあ……はあ……」
子「おにいちゃん……」
冴「……けがは」
子「……」
子どもは眉を下げながら首を横に振り、心配そうに冴を見つめた - 55124/11/07(木) 23:38:34
冴「……ああ、これ」
子「!」
冴「てめえのだろ」
子「……」
冴はライムグリーンのカケラを子どもに渡す。子どもは嬉しそうにそれを受け取り、カケラは溶けるように消えていく
冴「……」
冴「何なんだそれ」
子「わかんない」
子「……」
子「わかんないけど、だいじなものなんだ」
冴「……そうか」
ふと冴は先ほどまで感じていた痛みがなくなっていることに気づく
冴HP9→16
冴「……?」
子「どうしたの」
冴「……いや、なんでもねえよ」
呼吸を整える中、再び冴たちを乗せたエレベーターは動き出す
今度は『6+dice1d8=』のボタンが点灯しているのがわかる。浮かぶ数字も8…9…と進んで行く
- 56124/11/07(木) 23:39:23
ダイス失敗
6+dice1d8=1 (1)
- 57124/11/07(木) 23:43:58
いや9まで点灯しとるのに7じゃあかんよな……
9+1で10にさせてください、すんません
というわけで10階に止まります
チンっと、小気味よい音が鳴った
扉が開くと、そこは見覚えのない建物の中だ
目に入った窓の景色から、ビルか何かの高層階だとわかる
状況を観察する冴の横を飛び出す影が一つあった
それは、10歳ほどに成長した子どもの姿だった
〈アイデア〉
冴(60)dice1d100=97 (97)
〈目星〉
冴(70)dice1d100=92 (92)
- 58二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:44:08
もう言っちゃうけど、次は7歳か
- 59二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:44:46
冴さん!?急に出目が高くなったな!
- 60124/11/07(木) 23:48:34
アイデア、ファンぶってるな……
冴はその成長した子どもの姿に既視感を覚えるが、どうしても誰なのか思い出せない。その黒髪も、頭の双葉も、丸いシルエットの髪型もどこかで見たことがあるはずなのに、思い出すことができない
冴「おい待て」
冴は急に走り出した子どもの表情を見ることができなかった
冴「……この階段を上がっていったな」
冴「何なんだ急に」
冴「……ちっ、追いかけるか」
〈聞き耳〉
冴(25)dice1d100=33 (33)
- 61124/11/07(木) 23:54:19
失敗っす
冴「……」
冴「……泣き声があちこちから聞こえるな」
冴「何なんだ」
冴「……」
冴が子どもを追うと、階段の先は屋上へつながっていた
勢いよく飛び出せば、高層階を吹く強い風が冴を揺らした
冴「……?」
冴「おい、どうした」
目に入ったのは、子どもが屋上の端で膝をついて動かない姿だ。顔は伏せられているが、すすり泣いている声が聞こえてくる
また子どもから少し離れた場所にふわふわと浮かんでいるカケラを見つけた
冴「……」
冴「……おい」
冴が一歩踏み出した瞬間、カシャン……と金属を擦り合わせたような嫌な音が響いた
音のする方を見やれば、空に黒い裂け目が出来ている
その裂け目から現れたのは巨大な黒鋏だった
冴「……は?」
〈SAN値〉
冴(72)dice1d100=12 (12)
失敗時dice1d3=2 (2)
- 62124/11/07(木) 23:58:50
成功なので−1です。冴(72)→(71)
冴は気づくだろう
その黒鋏は2つ、それぞれ子どもとカケラの真上から、両断するように刃の音を鳴らして降りてきている
冴「おい、さっさと逃げろ……!」
冴「ちっ、聞こえてねえのかよ」
冴「……くそっ」
DEX×5、もしくはPOW×5に成功することで、どちらか片方を助けることが可能です
子どもとカケラ、どちらを助けますか?
- 63二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:59:38
子ども!
- 64124/11/08(金) 00:02:05
冴「間に合え……っ」
〈子どもを庇う〉
冴(75)dice1d100=64 (64)
失敗時
〈幸運〉
冴(75)dice1d100=60 (60)
- 65二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:03:14
よかった!
- 66124/11/08(金) 00:09:44
その子どもの首に刃がかかる寸前で、冴はその子どもを抱き寄せて救うことができるだろう
黒鋏は子どもを両断できなかったことを嘆くようにカシャン……と刃を鳴らし、消えていく
冴「はあ……危なかったな」
子「ぐすっ……うう……」
冴「……いつまで泣いてやがる。さっさと立て……?」
一方で離れたところで何かが砕けた音を聞く。確認すれば、カケラが無残に砕かれ、消えて行ったのが見えた
子「ああ……うう……ぐすっ……」
冴「……」
子「ぐすっ……ぐすっ……」
冴「……行くぞ」
冴が手を引いて子どもを立たせれば、目の前に透明なエレベーターの扉が現れた
迷いなく冴は乗り込む。するといつものように、エレベーターは動き始めた。子どものすすり泣く声を聞きながら、冴は無残に砕けたカケラを思い出す。あれが壊れてしまったことが、どうしても気がかりだった
そうして、10+dice1d5=5 (5) が点灯する
- 67124/11/08(金) 00:12:56
15階か……流石にきづ……いやさっきファンブルだったしな……
開いた扉の先に広がっていたのは、全貌を見渡せないほど広い空間に本棚が所狭しと並ぶ大図書館だった
海外の大図書館などのイメージに近いかもしれない
一歩、その部屋に足を踏み入れた瞬間、隣立つ子どもの姿はさらに成長し、15歳ほどの姿へと変貌した
冴「お前……」
?「何?」
冴「……」
〈アイデア〉前回ファンブルだったので補正なし
冴(60)dice1d100=98 (98)
〈図書館〉
冴(30)dice1d100=57 (57)
- 68二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:17:42
ダメかー
- 69124/11/08(金) 00:21:56
あー……えっと誰だっけ……あいつ……的なね
図書館も失敗です
冴はもう喉元まで、いや口先まで出かかっているはずなのにその人物が誰なのか思い出せない。というかここまで来たら名前を聞いた方が早いのに、その発想すら浮かばない
冴「……俺と会ったことがあるか?」
?「わかんねえけど、今はないと思う。記憶にないし……」
冴「……そうか」
冴はその広い図書館を見て回り、特に歴史、人類学、脳科学の本が多いことに気が付く。また一角に背表紙のタイトルがない本が収まっている本棚を見つけた
冴「……」
?「何の本?」
冴「人類学だ」
?「なんて書いてる?」
冴「……なぜ違うと気づかれてしまうのだろう。人間の記憶や感情は特に興味深い……だとよ」
?「ふーん。よくわかんないな」
?「それは?」
冴「タイトルが書いてねえ本だ」
?「フーン」
冴「読むか?」
?「うーん」
①読む
②読まない
dice1d2=1 (1)
- 70124/11/08(金) 00:26:30
?「おもっ!」
冴「何の本だ……っ!?」
?「うわっ!!」
冴が本を開いた瞬間、見開きいっぱいに写った男性が凄まじい怒号をあげる。ページの中の男性の顔はまるで映像のように動いており、その怒号は本を閉じなければ止まらないようだ
冴は勢いよくその本を閉じた。すると、ぴたりと怒号が止み、静けさが戻ってくる
冴「っ……」
?「び、びっくりしたあ……」
冴「……」
?「な、何であんなに怒ってたんだろ」
冴「知るか」
〈SAN値〉
冴(71)dice1d100=76 (76)
- 71124/11/08(金) 00:30:50
−1の減少です
冴(71)→(70)
あと少しやけど明日にしときます
明日の夕方に戻ってくるんでもし暇だったらほしゅしといてください
でもまあ、落ちてたらまた新しくスレ立てて途中から再開しますわ - 72二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:35:15
ぼちぼち保守しとくわー!
続き楽しみー