- 1124/11/07(木) 18:46:42
- 2二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:49:23
やったー!クトゥルフスレだー!
- 3124/11/07(木) 18:50:48
- 4二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:51:51
わーいクトゥルフだスレ民クトゥルフだぁいすき
もしよければ潔で - 5二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:52:01
冴
- 6二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 18:55:56
犬に取り憑かれた潔TRPGのスレ主ですか?
ハッピーエンドなのも面白かったです! - 7124/11/07(木) 18:56:30
それじゃKPCを決めるで
KPCは……
①潔
②冴
dice1d2=1 (1)
- 8124/11/07(木) 18:59:05
- 9二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 19:06:56
待ってましたー!今回も楽しみです!
- 10124/11/07(木) 19:08:12
気づけば糸師冴は海の中にいた
いや、呼吸は出来ているので海中を漂っているわけではない
冴がいるのは透明な箱の中だ
四方八方を透明なガラスで覆われた空間。その向こうに見えるのは、澄み渡る美しい青。魚らしきなにかが幻想的に泳いでいた
冴「……なんだここ……」
そして、ひとつのぬくもりに気づく
冴「……子ども……?」
冴の腕には赤ん坊が抱かれていた。この幻想的な空間で、冴は眠る赤ん坊と二人きりだったのだ
冴はいつも通り、練習で疲弊した身体を横たえて眠りについたはずだ。まどろみに落ちる中、誰かが自分を呼んだような気がしたがはっきりとは思い出せない。冴が覚えているのはそれだけ
冴「……夢か?」
冴「……」
何もわからない、この幻想的な空間に、冴は何故かひどく不安を抱くことだろう
〈SAN値〉
冴(75)dice1d100=65 (65)
- 11124/11/07(木) 19:15:02
冴「誰だこの子どもは……呑気に寝てやがる」
冴「……」
冴は眠る前に来ていた普段着を身に着けているが、持ち物は何もない
赤ん坊は血色がよく、健康的な寝息を立てている
冴「……はあ」
冴「……?」
冴「……何か、メモがはさまってんな」
冴が赤ん坊を包むタオルをみていると、メモが挟まれているのがわかる
表(メグリメグッテ アイニオイデ)
裏(メグリメグッテ アツメテオイデ)
冴「?」
冴「……さっぱりだな」
〈アイデア〉
冴(60)dice1d100=29 (29)
〈目星〉
冴(70)dice1d100=55 (55)
- 12124/11/07(木) 19:23:42
両方成功です
冴はこの空間(箱)が大体10人ほど入れるエレベーターのようなスペースだと気づく
また透明な壁には見にくいが「16の丸いボタン」がついていた。ボタンには0~16と数字が書かれている。また更にそのボタンの上のスペースには「0」という白い数字が浮かんでいる
冴「エレベーターか?」
冴「妙な夢だな」
冴「……」
冴「ちいせえ子どもだな。親はどうしたんだか」
冴「……見覚えもねえし。凛……なわけねえか。顔が微妙に違う気が……っ?」
冴がどうしたらよいか考えていると、突如箱が動き出す。泡の動きからして下に降りているようだった
よくみれば「3」のボタンが光っており、数字は1……2……と動いている。3になったとたん、チン、と音がして、透明な扉がゆっくりと開いた
水が流れ込んでくると身構えた冴だったが……開いた先には「植物が生い茂る空間」が現れた - 13124/11/07(木) 19:30:17
冴「なんなんだ一体……」
冴「……」
冴「っ……あ? 何だ急に、子どもが重く……」
冴が箱の外に出た瞬間、腕の中の重みが増した。不思議に思った冴がそちらを見れば、腕の中の赤ん坊は、3歳ほどの幼児に姿を変えていた。黒髪短髪の男児で、頭の双葉が特徴的である
〈SAN値〉
冴(75)dice1d100=15 (15)
子どもを包んでいたタオルはなくなり、幼児相応の服を着ている
冴が困惑しながら見ていると、子どもはゆっくり目を開けて冴の服を掴んだ
冴「おい、お前誰だ?」
?「……??」
冴「首を傾げられてもな」
?「だれ?」
冴「……まあ、そうだろな」
?「……うう」
冴「おい待て……」
?「うえーん!!」
冴「……」
〈アイデア〉半分
冴(30)dice1d100=67 (67)
- 14二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 19:34:56
(今更だけど廻中エレベーターってタイトルなら蜂楽あげればよかったな)
- 15124/11/07(木) 19:38:09
SAN値減少無し、アイデアは失敗です
冴「……どっかで見たような」
子「うえーん! ぐすっ……うう……」
冴「泣くんじゃねえよ……」
子「うう……あっ」
冴「あ? 何だ、後ろに何かあったか?」
冴「……」
冴「扉が消えてやがる」
冴「どうなってんだ」
冴が一生懸命あやしていると、子どもは少しずつ落ち着いて、少しぐずる程度になる
冴「……」
子「ぐすっ……ぐすっ……」
冴「結局誰なんだこの子どもは……」
冴「おい、自分で歩くかお前」
子「……」冴の服をぎゅっと掴む
冴「降りる気ねえな」
冴「……仕方ねえ」
それではこの植物園の探索を開始します
〈知識〉半分
冴(33)dice1d100=8 (8)
〈目星〉
冴(70)dice1d100=61 (61)
- 16124/11/07(木) 19:45:14
両方成功です
冴「見たことねえ植物ばっかだな……季節も関係ねえな。これは暑い地域に生えてる植物だが、こっちは寒いところに生える植物だ。統一性がねえ」
子「?」
冴「おい葉に触るな、毒があるかもしれねえだろ」
子「うう……」
冴「あっ」
子「うえーん!!」
冴「……」
冴「見るだけだ。いいか、触んなよ」(綺麗な花の近くに行く)
子「ぐすっ……ぐすっ……」
冴「はあ……」
〈アイデア〉
冴(60)dice1d100=43 (43)
〈聞き耳〉
冴(25)dice1d100=88 (88)
- 17124/11/07(木) 19:52:34
アイデア成功、聞き耳失敗です
冴はふと上を見上げると、そこには空はなく透明な天井の向こうに先ほど見ていた綺麗な海が見えた
冴「天井があるってことは森林じゃねえな。植物園か?」
子「ぐすっ、ぐすっ」
子「!」
冴「なんだ?」
子「も!」
冴「も?」
子「も、も!」
冴「もも?」
子「あっち! いって!!」
冴「あ? どっちだよ」
子どもが指さす方を行けば、少し開けた場所につくだろう
そこには何本もの桃の木があり、瑞々しい桃の実がなっている
子「もも、たべる」
冴「食べていいのかこれ」
子「ちょーだい」
冴「待て、暴れんな」
子「よっちゃんこれたべる」
冴「よっちゃん? お前のことか」
冴「……」
冴「んな知り合いいたか……いやいねえな」 - 18124/11/07(木) 19:56:27
冴「桃、ほんとに食うのか?」
子「たべる」
冴「ほら」一個取る
子「……かわついてる……」
冴「あ?」
冴「……」
冴「剥けってか、俺に」
冴「……仕方ねえな」
〈DEXロール〉皮を剥く
冴(75)dice1d100=74 (74)
冴は桃を
①食べる
②食べない
dice1d2=2 (2)
- 19124/11/07(木) 20:02:33
冴「ほら剝いてやったぞ」
子「ちょーだい」
冴「……」
子「……」
冴「……うまいか」
子「おいしい!」
冴「だろうな」
子「んふふ」
冴「幸せそうな顔しやがって」
そうして子どもが桃を食べていると、桃からライムグリーン色の宝石のような美しさのカケラが出てきた
子「わあ」
冴「なんか落ちたぞ」
子「くふふ、やったあ」
冴「なんだそれ」
子「よっちゃんの」
冴「?」
冴「……!」
冴「消えた……?」
宝石のようなカケラは子どもが握った瞬間、溶けるようにして消えて行った
〈聞き耳〉
冴(25)dice1d100=86 (86)
- 20124/11/07(木) 20:06:40
失敗です
冴は目の前で起きた不可思議な出来事に気を取られていた
その時、突如周囲の草木が揺れる音がする
この空間に風などなく、自分たちが生み出す音以外はなかったというのに、何故
そうして冴は音のする方に顔を向けた
冴「……!!」
冴は無意識に子どもを自身に引き寄せた
そこにいたのは
獲物を見つけて臨戦態勢に入った、全長が計りきれないほどの【黒い大蛇】の姿だった
〈SAN値〉
冴(75)dice1d100=31 (31)
失敗時 dice1d3=3 (3) の減少
- 21124/11/07(木) 20:15:09
成功なのでSAN値減少は−1です
→冴(74)
蛇から逃げるには
目星成功→DEX×5を2回成功させる必要があります(最短3ターン)
子どもを先に行かせる場合は3ターンを冴が稼ぐことで逃がせます。
その後冴が逃げるには、目星は要らないですがDEX×5が二回必要です
冴が子どもを抱えて逃げる場合には、DEXや回避に−補正はつけずに逃亡が可能です。ダメージはすべて冴が受けます
というわけで、冴は子どもを抱えて逃げますか? 先に子どもを逃がしますか?
戦ってもいいですが、おすすめはしません
では冴の行動を
- 22二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 20:36:26
子どもを抱えて逃げーる
この子ども先に行かせたらはぐれそう - 23124/11/07(木) 20:45:17
それでは逃げましょうか
冴「なんだあれ……」
冴「……っ」
子「うう……」
冴は子どもをしっかり抱きなおす
大蛇は冴を見てじりじりと近寄ってくる。その大きな生物の鋭い瞳はこちらを逃すまいとしており、また鱗は不気味に反射していた
冴は自身の鼓動がうるさいほどよく聞こえた。同時に子どもが恐怖で身体を震わせ、しかし先ほどのように泣き喚くことはせず、ただ冴の服をぎゅっと掴み縋っている。冴は深く息を吸い込み、視線をできるだけ蛇からそらさないように、逃げ道を探る
〈目星〉
冴(70)dice1d100=63 (63)
- 24124/11/07(木) 20:52:10
成功です
植物の葉に紛れて見えにくいが、透明なエレベーターの扉があるのを見つけた
冴(あそこまで走れば助かるか?……)
冴(この蛇から逃げ切れたらの話だが……)
冴(……)
子「うう……っ……」
冴「しっかり掴まってろよ」
冴が構えた瞬間、大蛇はその巨体に見合わず俊敏な動きで全身をうねらせ、冴に向かって突進してくる
その巨大な身体は宙を裂き、影が覆いかぶさるように迫ってきた
冴「くそっ……」
〈押しつぶし〉
大蛇(40)dice1d100=68 (68)
〈回避〉
冴(85)dice1d100=36 (36)
- 25124/11/07(木) 20:55:57
冴「……っぶねえ」
子「ひっ……」
冴「大丈夫だ、逃げんぞ」
冴のすぐそばの地面に蛇が突進したが、当たることはなかった
太い胴体が落雷のような大きな音を立て、子どもは震えながら耳を塞いだ。それをあやす余裕は冴にはない。ただ抉れた地面を見て、当たっていたらどうなっていただろうと過り、しかしすぐに思考を切り替えた
冴「今のうちに……」
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=66 (66)
- 26124/11/07(木) 20:59:52
一回目のDEXロール成功です
冴「っ……はあ……はあ……」
いつもなら大して息も切れないようなダッシュだが、大蛇への恐怖か、子どもを抱えているせいか、やけに息が上がっているのを冴は自覚していた
冴「……くそっ」
後ろを見れば、当たり前のように大蛇は起き上がり、再びその巨体をうねらせている。もう一度あれが来る。冴は子どもを落とさないよう強く抱きしめて身構えた
〈押しつぶし〉
大蛇(40)dice1d100=42 (42)
〈回避〉
冴(85)dice1d100=22 (22)
- 27二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 21:03:30
出目が安定してるのさすが冴って感じだ
- 28124/11/07(木) 21:04:44
再び冴のすぐ真横に大蛇が落ちてくる。地面が抉れ、植物が飛び散り冴の顔に葉や枝が当たる。地面の揺れと葉に気を取られて足がもつれそうになるが、咄嗟に子どもに当たらないように背中で庇い、冴は走り続ける
冴「そのまま埋まってろ……!」
子「っ……」
冴「……耐えろよ」
冴「あと少し……もう少しだ」
子「……うん!」
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=49 (49)
- 29124/11/07(木) 21:12:18
二回目成功です
冴は子どもを抱え、息を切らしながら透明な扉の前へとたどり着く
もう冴は振り返らなかった。すぐ後ろから腹を空かせた大蛇がシュー……シュー……と舌を鳴らしながら近づく気配がする
冴「さっさと開け……!」
何度もボタンを連打し開いた隙間に身体をねじ込む。今度は扉を閉めるためにボタンを連打するだろう。ガラにもなく焦っている自分に気づいていたが、取り繕う余裕はない
振り返った時、大蛇が大口を開けて扉の中に飛び込む寸前であった。ひゅっと喉が鳴る
しかし寸でのところで、扉は閉まった
冴「はあ、はあ……ふう……」
腕の中の子どもは、冴を心配そうに見上げていた
冴「……なんだ」
子「だいじょうぶ……?」
冴「……ああ」
子「……」
冴「お前は?」
子「……うん」
冴「怪我はねえのか」
子「ない……」
子「……」
子「おにいちゃん、ありがとう」
冴「……」
冴「ああ」 - 30二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 21:13:59
冴本当に安定してるし子どもの扱いもうまいなぁ
- 31124/11/07(木) 21:20:32
冴が息を整えていると、再びエレベーターが動き始めた
今度は6のボタンが点灯している。浮かぶ数字も4……5……と進んでいく
冴「……次は6階か?」
冴「何なんだこの夢は……」
冴「……で、結局お前は誰なんだ」
子「?」
冴「名前は?」
子「よっちゃん……」
冴「……誰だよ」
チンっと、小気味よい音とともに扉が開いた
開いた先は眩しく、外に出なければその景色は全く見えないだろう
冴「……ほら行くぞ」
子「うん……」
子どもを抱いたまま冴は一歩外に出た、瞬間
冴「……っ!!」
冴「しまっ……」
そこは湖に浮かぶボートの上だった
突如足場の悪いところに降り立ったため、いくら体幹があろうと踏ん張りがきかず、冴は大きくバランスを崩して落水してしまう。どうにか子どもは落とさず抱きかかえたままだが、このままでは溺れてしまうだろう
落水すると同時に口に入った水で、冴はこれが海水であると気づく
冴「くっ……」 - 32124/11/07(木) 21:27:41
水中に沈む最中、冴は不思議なものをみる
何人もの人間が楽しそうに笑う姿が泡の中に映っては消えていく
それは誕生日を祝われる幼子の姿、友人と楽しそうに笑い合う姿、好きなものに没頭する姿……
その中に、冴の腕にいた子どもによく似た子どもの姿がある
サッカーボールで友人と遊ぶ姿、サッカーボールを抱きながらテレビを見る姿、サッカーボールを抱きながら眠り、父親らしき人に頭を撫でられている姿……
水中ではそんな楽しそうな、幸せそうな笑顔が次々と泡に浮かんでいた
〈SAN値〉
冴(74)dice1d100=89 (89)
冴「……あ?」
?「だいじょうぶ?」
冴「……てめえ」
冴「……でかくなってねえか」
海かと思いきや水嵩は低く、そこは冴の膝上程度しかなかった
そして冴を心配そうに見る子どもは、成長して6歳ほどの見た目になっていた
〈アイデア〉半分+10
冴(40)dice1d100=47 (47)
- 33124/11/07(木) 21:33:52
SAN値は−1です→冴(73)
アイデア失敗か……
6歳になった子どもはどこかで見たような顔をしているが、誰なのかは思い出せない
冴「……誰だったか」
子「みておにいちゃん!」
冴「あ? なんだよ」
子「すごくきれいだよ!!」
子どもが指を指した先の水面は、ライムグリーン色に輝いている
冴「なんであそこだけ……」
子「いこっ!!」
冴「おい待て転ぶぞ」
子「あっ!!」べちゃっ
子「……」
冴「言わんこっちゃねぇ」
子「……ひぐっ、うえーん!!」
冴「……はあ」
冴「……ほら、さっさと立て」
冴「手を離すな、ゆっくり歩け」
〈目星〉
冴(70)dice1d100=68 (68)
- 34124/11/07(木) 21:43:10
成功です
子「はやくはやくっ」
冴「転ぶっつってんだろうが……だめだ、やっぱりお前はボートに乗れ。俺が押してやる」
子「えへへ」
冴「凛でももう少し言うこと聞くぞ」
子「りん? だれ?」
冴「愚弟だ」
子「??」
冴「……弟だ」
子「おとーと?」
そんな話をしながら子どもが乗ったボートを押し、水面の色が変わっている場所までたどり着く
冴が子どもがうっかり落ちないように手を添えながら覗き込めば、あの桃から出てきたような宝石のようなカケラが沈んでいることに気づいた
子「あっ! おれの!」
冴「待て乗り出すな。俺が取る」
冴はしゃがみ込み、慎重に腕を伸ばした。ライムグリーンのカケラは簡単にとることができるだろう
しかしその瞬間
ボートは急に転覆し、子どもは湖に投げ出された - 35124/11/07(木) 21:46:08
冴「おい馬鹿……!」
落ちたとはいえ、浅いため溺れる心配はない。落水した子どもに呆れていると、様子がおかしいことに気づく。溺れる心配はないはずなのに、子どもは溺れているように見えたのだ
〈目星〉
冴(70)dice1d100=36 (36)
- 36124/11/07(木) 21:49:12
冴「なんだ……?」
冴はそれを目にしてしまった。溺れる子どもの足に絡みつく、タコの足のような触手を。触手の先には巨大な影が見えるが、一体何なのかは把握できない
子「ごほっ……はっ……っ……」
冴「!」
〈SAN値〉
冴(73)dice1d100=14 (14)
失敗時減少 dice1d3=3 (3)
- 37124/11/07(木) 21:58:28
SAN値減少は−1です→冴(72)
【戦闘:巨大触手】
先ほどと同じく目星→DEX×5を”一回”成功で逃亡できます
子どもを助けるためにはSTR対抗ロールに成功する必要があります
成功すれば無事引きはがせますが、失敗すると子どもが解放される代わりに冴が絡まれます
この場合STR対抗ロールに成功することで冴は解放されます
冴が子どもに先に逃げろと指示した場合、2ターンあれば子どもは逃げ切ることが可能です
抱えて逃げる場合は前回と同じく特に−補正はありません
子「ごぼっ……っ」
冴「くそ、離せよタコ助が……っ」
〈STR対抗ロール〉
冴(60)dice1d100=75 (75)
- 38124/11/07(木) 22:08:50
冴「しまっ……」
冴が子どもを引きはがそうと触手を掴んだ瞬間、それは標的を冴に変えた。子どもは簡単に解放され、代わりに触手が冴を締め付ける
ぬめりと冷たさを感じるそれが手や足を絡めとり、あっという間に肌を覆い尽くした。僅かな抵抗にも反応し、更に締め付け、呼吸さえ苦しくなる
触手は脈動しながら不気味に蠢いている。その気色悪さに冴は鳥肌が立つのを感じるだろう。未知の生物に侵されるようなおぞましい恐怖により息が上がった
冴「うぐっ……」
子「ごほっ、ごほっ……おにいちゃん……っ」
冴「……!」
子どもに先に逃げろと指示しますか?
子どもは待機させて一緒に逃げますか?(※STR対抗ロールに成功しなければ一緒に逃げることは難しいです)
- 39二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 22:19:45
迷うなぁ
子どもに先に逃げろと指示するで! - 40124/11/07(木) 22:37:07
ではでは……
冴「何やってんだ、さっさと行けっ!」
子「え……あ……おにいちゃん……」
冴「くっ……」
冴「どこだ……出口は、どこだ……っ」
子「……!」
〈目星〉
冴(70)dice1d100=50 (50)
子(45)dice1d100=93 (93)
- 41124/11/07(木) 22:42:41
よかった片方成功したか……
冴「あっちだ! さっさと走れ!!」
子「う……」
子「……!」
子どもは戸惑いながらも、冴が言った通りの方へと走り出した
これより2ターン後に子どもは透明なエレベーターに到着します
【1ターン目】DEX順より触手→冴
冴「くそっ……気持ちわりい……」
〈触手:組み付き(捕獲状態)〉
触手(80)dice1d100=42 (42)
ダメージ
dice2d6=2 5 (7)
回避は不可能
- 42124/11/07(木) 22:50:35
冴の身体に巻き付いた触手はじわじわと締め付ける強さを増していった。冷たく硬い感触が肌に食い込み、胸が圧迫され、呼吸がしづらくなる。身体を捻じればねじるほど、締め付けが増していくような気さえした
強烈な圧力は冴に鋭い痛みを与えるだろう。その痛みに骨が軋み、冷や汗が滲みでる
冴「うっ、あっ……」
冴「っ……ぐっ……」
冴「はっ、はっ……」
冴HP16→9
冴(いてえ……骨もやられたんじゃねえかこれ……)
冴(このままじゃ確実に死ぬ……)
冴(抜け出さねえと……)
〈STR対抗ロール〉
冴(60)dice1d100=52 (52)
- 43124/11/07(木) 22:56:14
成功です
冴は痛みを堪えながら触手を振りほどいた。べちゃっと水の上に落ち、髪が乱れる。鬱陶しそうに前髪を上げて、冴は触手を睨みつけた
冴「ちっ……2度と捕まってたまるか」
【2ターン目】
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=17 (17)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=8 (8)
- 44124/11/07(木) 23:00:41
冴「んなトロい動きで捕まるかよ」
再び冴に向かって伸びてくる触手だが、冴は難なくそれを避ける。バシャッと水が撥ねて冴を濡らした。それを見てから冴は触手に背中を向け、勢いよく水底を蹴った
冴「あのガキ逃げれただろうな……」
冴「いや……んなこと気にする余裕はねえか」
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=83 (83)
- 45124/11/07(木) 23:04:27
失敗です
冴「うぐっ……」
冴(くそっ……身体が痛くて思うように動かねえ……)
冴は走り出そうとしたが、先ほど触手に締め付けられた痛みが全身に走り、思わず足を止めてしまった
そして背後に気配を感じ、冴は再び触手を見る
冴「……」
冴「来てみろよ……」
【3ターン目】
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=32 (32)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=51 (51)
- 46124/11/07(木) 23:09:01
冴「はあ……はあ……」
冴は痛みに耐えながら力を振り絞って、ギリギリのところで身を捩って触手を避けた。痛みと疲労、そして緊張と恐怖が冴の精神を削り、思考を鈍らせていく
冴は額にじんわりと浮かぶ汗や、頬を伝う汗にも構わず、再び触手に背を向けた
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=80 (80)
- 47124/11/07(木) 23:13:34
クトゥルフ特有の泥仕合が始まった……
冴「ああ……くそっ……」
冴「動けよ身体……」
やはり締め付けられたときに骨をやられたのか、冴の身体は激しい痛みに襲われている。思うように動かず走ることすらままならない自分の身体に、冴は苛立ちと焦りを覚えた
冴(避けるのもきつくなってくるな……)
冴(こんなとこで死んでたまるか……)
【3ターン目】
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=57 (57)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=44 (44)
- 48124/11/07(木) 23:17:12
冴「どこ狙ってんだよ……」
触手が冴に向かって伸びてくるが、ふらついた冴に反応できなかったのか、冴の真横に着水する。傍にあったボートがひっくり返り、冴に大量の水をかぶせるが、それを避ける余裕は冴にない
冴(今度は逃げる……)
冴(逃げねえときつい……)
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=84 (84)
- 49二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:21:23
兄ちゃ期待値は高めなのにダイスが……ダイスが……!
- 50二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:22:12
ここにきて出目が悪い!
- 51124/11/07(木) 23:22:44
あー……ええっと……
冴さんそろそろ成功してほしいんですが……
冴は一歩踏み出す。すると身体に電気を流されたような痛みが走る
冴はこれまで生きてきた中で経験したこともないような痛みに襲われていた
冴の頭には逃げなければという焦りばかり募っていく
冴「っ……」
※一気にダイス振らせてください。そして上で書き間違えてますが現在5ターン目です
〈触手:組み付き〉
触手(45)dice1d100=61 (61)
ダメージはなし
〈回避〉
冴(85)dice1d100=33 (33)
〈DEXロール〉
冴(75)dice1d100=18 (18)
- 52二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:24:52
ようやく逃げ切れてよかった……
- 53二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:25:23
うおおおおお!やった!
- 54124/11/07(木) 23:29:50
触手が再び冴の真横に着水する
それと同時に、気力を振り絞った冴は思い切り水底を蹴り上げ、ようやく走り出した
水の中でスピードは出ないが、すぐに岸辺にたどり着くことができるだろう
子「おにいちゃん!」
冴「んで待ってんだよ……っ」
岸辺の、透明な扉の少し手前で子どもを見つける
冴は後ろを見る。動きは遅くなったものの、水面から這い出た触手が
こちらに近づいてきている
冴「……うっ、ぐっ」
冴は痛む身体にムチをうって子どもを抱き上げ、そのまま扉へ向かう。必死に扉を開くボタンを連打し、開いた隙間に飛び込む。そして閉めるボタンを連打した
隙間に触手が入り始めていた。しかし扉は力強く閉まり、切断された触手が床に落ちる
それはやがて宙に溶けるように消えて行った
冴「はあ……はあ……」
子「おにいちゃん……」
冴「……けがは」
子「……」
子どもは眉を下げながら首を横に振り、心配そうに冴を見つめた - 55124/11/07(木) 23:38:34
冴「……ああ、これ」
子「!」
冴「てめえのだろ」
子「……」
冴はライムグリーンのカケラを子どもに渡す。子どもは嬉しそうにそれを受け取り、カケラは溶けるように消えていく
冴「……」
冴「何なんだそれ」
子「わかんない」
子「……」
子「わかんないけど、だいじなものなんだ」
冴「……そうか」
ふと冴は先ほどまで感じていた痛みがなくなっていることに気づく
冴HP9→16
冴「……?」
子「どうしたの」
冴「……いや、なんでもねえよ」
呼吸を整える中、再び冴たちを乗せたエレベーターは動き出す
今度は『6+dice1d8=』のボタンが点灯しているのがわかる。浮かぶ数字も8…9…と進んで行く
- 56124/11/07(木) 23:39:23
ダイス失敗
6+dice1d8=1 (1)
- 57124/11/07(木) 23:43:58
いや9まで点灯しとるのに7じゃあかんよな……
9+1で10にさせてください、すんません
というわけで10階に止まります
チンっと、小気味よい音が鳴った
扉が開くと、そこは見覚えのない建物の中だ
目に入った窓の景色から、ビルか何かの高層階だとわかる
状況を観察する冴の横を飛び出す影が一つあった
それは、10歳ほどに成長した子どもの姿だった
〈アイデア〉
冴(60)dice1d100=97 (97)
〈目星〉
冴(70)dice1d100=92 (92)
- 58二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:44:08
もう言っちゃうけど、次は7歳か
- 59二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:44:46
冴さん!?急に出目が高くなったな!
- 60124/11/07(木) 23:48:34
アイデア、ファンぶってるな……
冴はその成長した子どもの姿に既視感を覚えるが、どうしても誰なのか思い出せない。その黒髪も、頭の双葉も、丸いシルエットの髪型もどこかで見たことがあるはずなのに、思い出すことができない
冴「おい待て」
冴は急に走り出した子どもの表情を見ることができなかった
冴「……この階段を上がっていったな」
冴「何なんだ急に」
冴「……ちっ、追いかけるか」
〈聞き耳〉
冴(25)dice1d100=33 (33)
- 61124/11/07(木) 23:54:19
失敗っす
冴「……」
冴「……泣き声があちこちから聞こえるな」
冴「何なんだ」
冴「……」
冴が子どもを追うと、階段の先は屋上へつながっていた
勢いよく飛び出せば、高層階を吹く強い風が冴を揺らした
冴「……?」
冴「おい、どうした」
目に入ったのは、子どもが屋上の端で膝をついて動かない姿だ。顔は伏せられているが、すすり泣いている声が聞こえてくる
また子どもから少し離れた場所にふわふわと浮かんでいるカケラを見つけた
冴「……」
冴「……おい」
冴が一歩踏み出した瞬間、カシャン……と金属を擦り合わせたような嫌な音が響いた
音のする方を見やれば、空に黒い裂け目が出来ている
その裂け目から現れたのは巨大な黒鋏だった
冴「……は?」
〈SAN値〉
冴(72)dice1d100=12 (12)
失敗時dice1d3=2 (2)
- 62124/11/07(木) 23:58:50
成功なので−1です。冴(72)→(71)
冴は気づくだろう
その黒鋏は2つ、それぞれ子どもとカケラの真上から、両断するように刃の音を鳴らして降りてきている
冴「おい、さっさと逃げろ……!」
冴「ちっ、聞こえてねえのかよ」
冴「……くそっ」
DEX×5、もしくはPOW×5に成功することで、どちらか片方を助けることが可能です
子どもとカケラ、どちらを助けますか?
- 63二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:59:38
子ども!
- 64124/11/08(金) 00:02:05
冴「間に合え……っ」
〈子どもを庇う〉
冴(75)dice1d100=64 (64)
失敗時
〈幸運〉
冴(75)dice1d100=60 (60)
- 65二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:03:14
よかった!
- 66124/11/08(金) 00:09:44
その子どもの首に刃がかかる寸前で、冴はその子どもを抱き寄せて救うことができるだろう
黒鋏は子どもを両断できなかったことを嘆くようにカシャン……と刃を鳴らし、消えていく
冴「はあ……危なかったな」
子「ぐすっ……うう……」
冴「……いつまで泣いてやがる。さっさと立て……?」
一方で離れたところで何かが砕けた音を聞く。確認すれば、カケラが無残に砕かれ、消えて行ったのが見えた
子「ああ……うう……ぐすっ……」
冴「……」
子「ぐすっ……ぐすっ……」
冴「……行くぞ」
冴が手を引いて子どもを立たせれば、目の前に透明なエレベーターの扉が現れた
迷いなく冴は乗り込む。するといつものように、エレベーターは動き始めた。子どものすすり泣く声を聞きながら、冴は無残に砕けたカケラを思い出す。あれが壊れてしまったことが、どうしても気がかりだった
そうして、10+dice1d5=5 (5) が点灯する
- 67124/11/08(金) 00:12:56
15階か……流石にきづ……いやさっきファンブルだったしな……
開いた扉の先に広がっていたのは、全貌を見渡せないほど広い空間に本棚が所狭しと並ぶ大図書館だった
海外の大図書館などのイメージに近いかもしれない
一歩、その部屋に足を踏み入れた瞬間、隣立つ子どもの姿はさらに成長し、15歳ほどの姿へと変貌した
冴「お前……」
?「何?」
冴「……」
〈アイデア〉前回ファンブルだったので補正なし
冴(60)dice1d100=98 (98)
〈図書館〉
冴(30)dice1d100=57 (57)
- 68二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:17:42
ダメかー
- 69124/11/08(金) 00:21:56
あー……えっと誰だっけ……あいつ……的なね
図書館も失敗です
冴はもう喉元まで、いや口先まで出かかっているはずなのにその人物が誰なのか思い出せない。というかここまで来たら名前を聞いた方が早いのに、その発想すら浮かばない
冴「……俺と会ったことがあるか?」
?「わかんねえけど、今はないと思う。記憶にないし……」
冴「……そうか」
冴はその広い図書館を見て回り、特に歴史、人類学、脳科学の本が多いことに気が付く。また一角に背表紙のタイトルがない本が収まっている本棚を見つけた
冴「……」
?「何の本?」
冴「人類学だ」
?「なんて書いてる?」
冴「……なぜ違うと気づかれてしまうのだろう。人間の記憶や感情は特に興味深い……だとよ」
?「ふーん。よくわかんないな」
?「それは?」
冴「タイトルが書いてねえ本だ」
?「フーン」
冴「読むか?」
?「うーん」
①読む
②読まない
dice1d2=1 (1)
- 70124/11/08(金) 00:26:30
?「おもっ!」
冴「何の本だ……っ!?」
?「うわっ!!」
冴が本を開いた瞬間、見開きいっぱいに写った男性が凄まじい怒号をあげる。ページの中の男性の顔はまるで映像のように動いており、その怒号は本を閉じなければ止まらないようだ
冴は勢いよくその本を閉じた。すると、ぴたりと怒号が止み、静けさが戻ってくる
冴「っ……」
?「び、びっくりしたあ……」
冴「……」
?「な、何であんなに怒ってたんだろ」
冴「知るか」
〈SAN値〉
冴(71)dice1d100=76 (76)
- 71124/11/08(金) 00:30:50
−1の減少です
冴(71)→(70)
あと少しやけど明日にしときます
明日の夕方に戻ってくるんでもし暇だったらほしゅしといてください
でもまあ、落ちてたらまた新しくスレ立てて途中から再開しますわ - 72二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:35:15
ぼちぼち保守しとくわー!
続き楽しみー - 73二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 05:34:47
小さな子どもと冴の組み合わせいいな 好き
- 74二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 09:59:32
冴気づいてくれー
頭の双葉触覚に注目だよ! - 75124/11/08(金) 17:22:11
冴「……さっきから何を探してんだ」
?「何って……いや別に」
冴「……」
?「あー……あのカケラ、ないなって」
冴「……結局あれは何なんだ」
?「俺もよくわかってないけど……必要なものだって思うんだ」
冴「……」
?「手伝ってくれんの?」
冴「てめえを待つよりか有意義な時間の使い方だろ」
?「素直じゃないなあ」
〈目星〉
冴(70)dice1d100=68 (68)
- 76124/11/08(金) 17:30:56
成功です
冴「ほらよ」
?「小物入れ……? の、中に入ってる!」
?「ありがとう!!」
冴「……?」
そうして冴が?に小物入れを渡そうとしたときだった
突如下から突き上げるような強い揺れが空間全体を襲う
立っていられないような揺れを感じ、本棚が崩れるのではと思うほどだったが、周囲の本棚には変わりがない
冴「……なんだ?」
?「!」
?「後ろ……」
?に言われて背後を見ると、背後の本棚に収まっていたすべての本が床に落ちている
何故、と思うより先に落ちて開いていた本から黒い煙が立ち込めた
そこから不気味な呻き声とともに、闇から生まれるように、とうに朽ち果てた屍が2体現れた
冴「……は?」
?「ひっ……何だあれ……ゾンビ!?」
〈SAN値〉
冴(70)dice1d100=64 (64)
失敗時 dice1d8=3 (3)
〈幸運〉
冴(75)dice1d100=53 (53)
- 77124/11/08(金) 17:40:40
両方成功です
SAN値減少は−1→SAN値(69)
冴はその不気味な屍に驚きつつも、冷静を保った。思わず落としかけた小物入れをしっかり持ち直す
冴たちは今対峙する2体の他に、その背後から上がる黒い煙から新たな呻き声が聞こえてくることに気づくだろう
冴「またこれか……」
?「ど、どうすれば……っ」
冴「逃げるに決まってんだろうが」
冴「……抱っこはしねえぞ、自分で走れ」
?「なっ、いやっ、流石に自分で逃げれるって」
毎度のごとく、目星→DEX×5を”二回”成功で脱出可能です
なお今回は?もDEX×5ロールを行い、二回成功する必要があります
なお1ターンごとに冴は幸運を振り、失敗するとゾンビが一体増えます
それでは戦闘前に……
〈目星〉
冴(70)dice1d100=100 (100)
?(45)dice1d100=49 (49)
- 78二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 17:42:12
100!?
- 79124/11/08(金) 17:52:02
あちゃーじゃあさっきの幸運帳消しで
そして目星両方失敗です
?「エレベーターはどこだっ?」
冴「ちっ、こんな時に……あっ」
?「えっ……あっ……」
動くはずのない屍の存在に、冴も内心焦っていたのだろう。ほんのわずかの苛立ちで手に力を入れた瞬間、つるっと手から小物入れが滑り落ちた
不運にもそれはゾンビの元へと転がってしまう
冴「……」
?「と、取りに行かないとっ!」
冴「待て、出口を探すのが優先だ……」
?「でもっ、あれがないとっ」
冴「……」
冴(あれを取りに行けば真っ先に狙われる……落としたのは俺だ。こいつに行かせるのは)
【戦闘開始】
1ターン目 行動順は冴→?→ゾンビ2体
冴は小物入れを取る、もしくは目星ができます
小物入れを取ることにロール判定は要りませんが、ゾンビ2体の攻撃はすべて冴に向かいます(回避は一回しか使用できない)
冴が小物入れを取り返すか、?にカケラを諦めろと言わない限り、?は小物入れを取りに行きます。もしくは先に逃がすことも可能です
冴はどうしますか
- 80二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 18:01:27
出目が怖いけど冴なら自分が囮を引き受けつつ取りいきそうだよな…出目が怖いけど
- 81124/11/08(金) 18:07:29
はいそれでは……
冴「俺が取りに行く」
?「えっ?」
冴「エレベーター探しとけ」
冴はゾンビの足元まで走り、小物入れを取り戻す
そして上を見たとき、冴は光を映さない屍の瞳と目が合うだろう
この世の物とは思えないおぞましい姿に冴は一瞬身体を強張らせた
冴「……」
?「出口……出口は……!!」
〈目星〉
?(45)dice1d100=5 (5)
- 82124/11/08(金) 18:15:36
クリティカルだなどうするか……
それでは?はエレベーターまでの最短の道を見つけました
?はDEX×5を一回成功することでエレベーターにたどり着けます(冴は二回成功する必要がある)
?「あった!」
〈ゾンビの噛みつき〉
ゾンビA(30)dice1d100=38 (38)
ゾンビB(30)dice1d100=38 (38)
ダメージ
ゾンビAdice1d3=1 (1)
ゾンビBdice1d3=2 (2)
〈回避〉
冴(85)dice1d100=56 (56)
- 83124/11/08(金) 18:20:33
屍のそれほど素早くない動きに、冴は落ち着いて対応することができた
冴「出口は?」
?「あっちに! 一緒に逃げよう!」
冴「……」
冴「あの化け物の中を突っ切る必要があるじゃねえか」
?「遠回りしたって同じだろ」
冴「……」
〈幸運〉
冴(75)dice1d100=64 (64)
- 84124/11/08(金) 18:23:18
成功です(ゾンビは二体のまま)
2ターン目
冴「仕方ねえ、さっさと逃げるぞ」
?「ああ」
冴「しっかりついて来い」
〈DEX×5〉2人分振ります
冴(75)dice1d100=10 (10)
?(70)dice1d100=51 (51)
- 85二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 18:25:26
遠回りしたって同じだろにすごくブルロ主人公の風格を感じてめちゃくちゃ良い好き
- 86124/11/08(金) 18:28:14
いい出目だ
冴は?を先に行かせ、ゾンビたちの気を引きながら逃げる。冴のおかげか、?は最短のルートで扉まで向かうことができた
?は無我夢中でエレベーター前に到着し、エレベーターの扉を開けた
?「早くっ!!」
冴「……」
?が冴を呼ぶと同時に、ゾンビが緩慢な動きでその顔を冴の首元目掛けて飛び掛かってきた
〈ゾンビの噛みつき〉
ゾンビA(30)dice1d100=51 (51)
ゾンビB(30)dice1d100=100 (100)
ダメージ
ゾンビAdice1d3=3 (3)
ゾンビBdice1d3=1 (1)
〈回避〉
冴(85)dice1d100=70 (70)
- 87124/11/08(金) 18:32:58
今日のダイスは機嫌がいい
ゾンビの一体は落ちていた本に足を取られ、そのままもう一体のゾンビの方へと倒れ込む。屍が重なり藻掻く姿に冴は言葉を失った。屍よりも冷たい視線で、冴は藻掻く屍を見下ろす
冴「……」
?「呆れてないで早く来いって!!」
冴「ああ」
〈幸運〉
冴(75)dice1d100=25 (25)
3ターン目
〈DEX×5〉
冴(75)dice1d100=7 (7)
- 88二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 18:40:16
出目がよくて安定してるなー
- 89124/11/08(金) 18:43:00
両方成功
冴は倒れた二体の屍を横目にエレベーターに乗り込んだ。背後からは二体より遥かに多いであろう呻き声が聞こえている。先ほど倒れていたゾンビが冴を追ってその手を伸ばしたが、無情にも先にエレベーターの扉が閉じた
?「はあ……はあ……よかった」
冴「……」
?「……このエレベーター、一体どこに向かってるんだろ。水に囲まれて、海の中みたいだけど」
冴「おい、これお前のだろ」
?「ん? あ、カケラ!」
?「ありがとう。取りに行ってくれて」
冴「てめえじゃトロそうだからな。下手に動かれるよりいい」
?「あ、そう……」
冴「……そもそも、俺が落とさなければよかっただけだ。自分のケツ自分で拭っただけで、礼を言われることじゃねえよ」
?「……」
?「やっぱり兄弟だからか、話し方がすごい似てる」
冴「あ?」
?「はは、いや、ごめん」
そうして受け取ったカケラが?の中に消えていく
それと同時に、冴は改めて?の顔を見て……
〈アイデア〉
冴(99)dice1d100=98 (98)
- 90二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 18:44:04
超ギリギリじゃん!?
- 91二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 18:46:29
これ「兄弟…? そういや凛の近くで見た気も…?……あ〜(気づき)」レベルだろ
- 92124/11/08(金) 18:47:50
お、おお……成功した……
冴「お前……潔世一か?」
潔「うん? そうだけど」
冴「……あれ、お前だったのか」
潔「ああ、はは……ほんと、冴のおかげで」
冴「……?」
潔「助か、った……」
冴「おい、どうした」
潔「悪い、なんか息が……っ……」
冴「……」
潔「……っ……はあ……」
潔は壁に寄りかかり、息を荒げている。顔色も悪く、身体に不調をきたしているようだった
その潔の姿に言い知れぬ不安が冴の中に過るが、エレベーターは再び動き出す
16の数字が点灯し、エレベーターの扉が開いた - 93二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 18:49:22
スレ主成功したの意外そうなの草
- 94124/11/08(金) 18:55:39
扉が開いた先には、水槽のアーチで作られた通路が広がっていた
水族館のような雰囲気だが、透明な壁の向こうに揺蕩うのは魚……のような何かだ
通路は冴たちを誘うようにまっすぐ奥へと延びていた
冴「歩けんのか」
潔「どうにか……」
冴「……」
潔「っ………」
冴「……おい」
潔「悪い冴、肩貸してくれ……」
冴「……最初から言え」
潔「……」
冴(……意識あんのかこいつ)
冴(……?)
冴は潔の体調が悪化していることに加え、身体の一部が透けていることに気づくだろう
冴「おい」
潔「……ん?」
冴「……足が、無くなってんぞ」
潔「足、が……? はは……」
潔「ほんとだ……」
冴「……」
冴「……このまま進んでいいのか」
潔「いい……行かなくちゃならない、気がする……俺……この先に……」
冴「……」 - 95124/11/08(金) 19:00:19
連れたって歩くと、やがて広い空間に出た
前面をドーム状の水槽で覆った幻想的な空間だ
冴「……おい」
冴「……何がどうなってんだ」
そこに佇んでいたのは、潔世一だった
冴がそれを見ると同時に、冴の横に居た潔が息を荒くして倒れ込む
冴は咄嗟に支えようとしたが、完全に脱力した潔を受け止めきれず、そのまま潔は床に倒れた
冴「……」
〈SAN値〉
冴(69)dice1d100=85 (85)
失敗時dice1d3=1 (1)
- 96124/11/08(金) 19:14:25
冴のSAN値は68です
潔?「お疲れ冴。待ってたぜ」
冴「……誰だ?」
潔?「え? 酷くね、この間試合したばっかりなのに……」
潔?「凛もあんま人のこと覚えないけどさ、やっぱ兄弟だから似るもんなの?」
冴「……」
冴「本当に潔か」
潔?「ああ」
冴「じゃあこっちの倒れてる潔はなんだ」
潔?「偽物じゃないか?」
冴「……」
冴「お前、誰だ?」
潔?「……」
潔?「素晴らしいね。わかるんだ」
潔?「俺は人間じゃないよ。彼の器をもらおうとしてるものだから」
冴「器?」
潔?「身体が欲しいんだ。彼の心、記憶、すべてを得て彼に成り代わる。昔から俺はそうやって生きてきたんだ」
冴「は?」
潔?「本来人間をこちらに連れてくるのが俺の役目なんだけど、ずっと見ていて、人間の記憶や感情に興味がわいたんだ。心だとか、縁だとか、そういうものを知ることが、完璧な成り代わりに必要なんじゃないかって」
潔?「ま、簡単に言えば人間って面白いなあって思ったって話さ」
冴「で?」
潔?「冴ってさ、もう少し面白い反応しないの? 終始無表情じゃん」
潔?「ま、いいや。今回もさ、ここに連れてくるのは彼ひとりの予定だったんだけど、何故か呼んでない冴が入り込んじゃったんだ」
冴「迷惑な話だ」
潔?「そう言うなよ。彼は君に興味を示していた。もう一人、君によく似た人間もいたけど、彼はよかったのかな? あー、もしかして君の方と話してみたかったのかも」
冴「……」 - 97124/11/08(金) 19:24:50
潔?「面白いね、彼と君の縁は。今はまだピンと来ないかもしれないけれど、きっと不思議な縁があるんだよ」
潔?「俺は彼に成り代わろうとしているけれど、君や君にそっくりな人間に抱く気持ちはよくわからない。それに彼は色んな人間と縁があるけれど、結構複雑なんだよね人間って。彼とその周りの人間については、わからないことばかりだよ」
冴「……」
潔?「君、触手に襲われて骨が折れただろう? でもエレベーターに乗ったらすべてなかったことになってなかった? それは彼のおかげなんだ」
冴「何?」
潔?「彼の感情や記憶は……いや存在はこの空間に溶かして馴染ませているのだけれど、それを逆手にとって出来た芸当だろうね。随分と適応力のある人間だよ」
潔?「そう言えば冴には兄弟がいるんだっけ。随分と彼の幼少期の扱いに慣れていたじゃないか」
潔?「君たちは案外相性がいいのかもね。あー……なんだっけ、あの球蹴り遊びでも、もしかしたら息が合うのかもしれないよ」
潔?「俺はあの遊びに真剣になる人間の気持ちなんてわかんないけど」
冴「……」
冴「で、結局何が言いたいんだてめえは」 - 98124/11/08(金) 19:32:07
潔?「あーそうそう」
潔?「還りたいでしょ? 還してあげるよ」
冴「ならさっさとしろ」
潔?「君は大丈夫。よっぽど運がない限りは還れるよ」
潔?「ただ彼の方はねえ……存在が不十分なんだ。色々落としてきたし、こっちに存在が溶け込みすぎたから。もしかしたら……」
潔?「ま、運が良ければ一緒に還れるんじゃない? 彼の運にかけるのも一つの手だよ」
冴「ふざけんな。両方安全に還せ」
潔?「あーあー、人間って傲慢。俺って君らを好きに出来ちゃうのにそんな口きいちゃって」
潔?「でも……そうだね……」
潔?「生半可な覚悟では足りないような苦しいことをさせるけど、絶対に還れる方法があるよ」
潔?「どうする? あ、君が選ぶなら方法を教えてあげるけど、選ぶ前には教えてあげないよ。そんなのつまらないし」
潔?「さ、どうする冴?」
冴「……」 - 99124/11/08(金) 19:38:09
- 100二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 19:40:29
②で
- 101二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 19:43:24
①かな
正直言うと帰れない場合が気になる - 102二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 21:09:42
迷うけど②で!
- 103二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 22:00:46
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- 104二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 22:01:05
オススメしないだけで戦えないとは言っていない(暴論)
- 105124/11/08(金) 22:01:24
では潔? の提案を飲みますか
潔?「本当にいい?」
冴「さっさとしろ」
潔?「せっかちだなあ。じゃあほら、これ」
冴「これは?」
潔?「ナイフだよ。知ってるでしょ」
冴「……」
潔?「このナイフはね、貫かれた臓器同士を差し替えて、存在の一部を完全に相手に溶け込ませる力をもってるんだ」
冴「……?」
潔?「これで冴の心臓と潔世一の心臓を取り換える。すると君の存在を利用して、彼の存在を君がいる側に繋ぎとめるということだよ」
冴「……」
潔?「使い方は簡単だ。そのナイフで彼の心臓を刺した後に、君自身の心臓を貫くだけ」
潔?「痛いけど死ぬわけじゃない。簡単だろ?」
冴「……」
冴「…………」
潔?「出来ないの?」
冴「……」
冴はナイフを見て、それから倒れている潔を見た。しゃがみ込んで、潔を仰向けにする。苦しそうに息を荒げる潔に、もう意識はないようだ
冴「……これを」
刺すということは、潔を殺すことである。躊躇しないはずがない。冴はナイフを持つ手を上げることもできないまま、ただ潔を見下ろした - 106124/11/08(金) 22:06:29
潔?「心臓どこかわかる?」
いつの間にか近づいてきた潔?は冴の手を背後から取る。待て、と止める間もなかった
潔?の力に引っ張られ、冴はナイフを倒れている潔の心臓に振り下ろしてしまった
皮膚を切り裂き、血があふれ出る。潔はぐぐもった呻きをあげて吐血した。最初は苦しそうに冴のナイフを掴もうとしたが、すぐにその手は脱力し、瞳から光が失せる
冴「……っ」
潔?「あーあ」
潔?「殺しちゃったね」
〈SAN値〉
冴(68)dice1d100=4 (4)
失敗時dice1d6=5 (5)
- 107124/11/08(金) 22:16:13
流石のメンタルだ
一時的とはいえ、目の前の人物の命を奪ったのだ。冴は心臓が嫌な音を立てていることに気づくが、息を深く吐き出して、ナイフを握りなおした
冴「……」
冴「心臓を刺したわりに、出血が少ないな……」
潔?「交換するだけだしね。殺すわけじゃないからさ」
潔?「ほら次、君の番だよ」
冴「……」
まるでついでと言わんばかりに、冴はそのナイフを自分の心臓へと突き刺した。潔に刺したことで躊躇がなくなっていたのだろう
しかしその瞬間、堪えがたい激痛が意識を揺らし、冴は潔の隣に倒れ伏してしまう
冴「あ……ぐっ……」
冴「はっ……」
冴「っ……」
潔?「うんうん、面白いね」
潔?「君の覚悟に免じて返してあげるよ」
潔?「本当に楽しかった。それじゃ、元気でね」
潔?は冴の傍にしゃがみこんで優しく微笑みかけた。そのとき、空間に切れ目が入り、三人のいる空間に水が流れ込んでくる
潔?「水圧に押しつぶされないようにね」
最後に聞いた声は潔のものとは似ても似つかない、聞いたこともないような不思議な音だった
冴たちはその水に飲み込まれていくだろう - 108124/11/08(金) 22:23:54
何かの音で目を覚ます
気が付けば、冴は自分が就寝していた部屋にいた。手には汗を握っている。先ほど起きた自身を貫く感覚も、潔を貫く感覚も、すべてが鮮明に思い出せる
鳴り響いているのはスマートフォン。見れば、かかってきたことなどほとんどない、弟からだった
出ると弟ではなく、先ほども聞いた潔の声が聞こえてくる
潔「……さ、冴」
冴「……」
潔「急にごめん。凛に借りてさ、あの」
冴「覚えてるのか」
潔「……」
冴「俺は覚えてる」
潔「……心臓に」
潔「心臓に傷がある」
潔「塞がってるけど、確かにあるんだ」
冴「……」
潔「冴、俺寝る前に、お前の試合映像をたまたま見てて」
潔「……それが原因だったかはわからないけど……巻き込んで悪い」
冴「……」
潔「……助けてくれて、本当にありがとう」
冴は上着を捲り、心臓を確認する。そこには塞がっているものの、傷が残っていた
トクトクと命を刻む音が左胸から聞こえてくる
それが自分の物なのか、あるいは分け合ったものなのかはわからない
ただこれからは、この鼓動と共に生きていくことになるのだろう - 109124/11/08(金) 22:29:12
後遺症
今後相手が肉体的ロストをすると言い知れぬ喪失感を感じるようになる
片方が肉体的ロストすると、10階でカケラを手に入れられなかったため、DEXに−1の補正がかかるようになる
また潔と冴は傍に居る(心臓がそばにある)と何となく落ち着くようになる
以上でシナリオクリアとなります。生還おめでとうございます - 110二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 22:42:35
お疲れさまでした!
ダイスが荒ぶりもしたけどしっかりクリアしてて終わり方もなんだか綺麗で小説を読んでるみたいで楽しかったです - 111二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 22:53:26
おつかれさまですー
①の場合も気になったけど、②の終わりも味があるなあ
元から関係が深い二人のパターンもおもしろいだろうけど、この距離感の組み合わせだからこその味わいがあって楽しかったです - 112二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 22:59:47
いろいろドキドキハラハラするところも多かったけど面白かったわ
生還できてよかったー - 113124/11/08(金) 23:05:02
(①だとダイス失敗したら問答無用で死にます。それはそれでクトゥルフ味あって最高やけど)
余談やけど、冴は初期に出てる辺りブルロ物語のキーパーソンだと思ってるので、ここ2人が本誌で活躍するのスレ主的に楽しみやー……という思いを込めて潔?に喋らせてたで - 114二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 23:32:01
お疲れさまー!楽しかった
冴の深掘り今から楽しみだよね - 115124/11/09(土) 00:08:08
お付き合いいただいてありがとうございました
朝になったらdice1d3=2 (2) をやるで
①ストーカーのせいでエライ目に遭うシナリオ
②沈没船を探索するシナリオ
③KPCをPCが監禁するシナリオ(前に糸師兄弟で回したシナリオ)
- 116124/11/09(土) 00:13:01
- 117二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 00:23:46
闇神
- 118二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 00:24:46
蜂楽
- 119二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 00:24:53
千切
- 120124/11/09(土) 00:31:19
ええやん、良心の闇神がいて
キャラシも千切のだけ作ればOKやな
しかし今からやって200スレまでに終わるかね…… - 121二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 00:42:56
闇神が最後まで闇をまとっていられるかとても楽しみ
- 122二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 06:03:13
E4安心感があるねー
- 123124/11/09(土) 10:03:07
それでは開始していきます
今回のシナリオは【珠代ひがら】さまからの「海底船と都市の夢」です。キャラクターに合わせた多少の改変があります。ネタバレを含みますので、プレイ予定の方等はこのスレの閲覧をお控えください
キャラクターシートに関しましてはハウスルールを用いてこちらで設定しており、現時点での公開はしません
人を選ぶ描写、背景設定があります。合わない場合はすぐブラウザバックをお願いします
それでは、ひと時の間ですがお付き合いください - 124124/11/09(土) 10:17:35
普段と変わらぬ日常を送っていた蜂楽、千切、國神の三人。たまたま海の近くを三人で散歩していた
蜂楽「泳いじゃう?」
千切「やめとけ、波が荒れてるぞ今日は」
千切「……ま、今日は溺れても助けてもらえそうだけどな」
國神「……」
國神「……何でこんなとこに俺を誘った?」
蜂楽「そりゃいたら誘うよねー! ね、ちぎりん?」
千切「あー別に仲良し同窓会がしたかったわけじゃないぞ。でもそこにいたなら誘うだろ? 誘わないほうがおかしいよな」
國神「……潔もいただろ」
蜂楽「なんか潔、海にトラウマがあるみたいでさー」
千切「あんなに顔を青くされたら、流石に誘えねえよ」
蜂楽「海に行くと心臓痛くなるんだって」
千切「病院行けって言ったけどそんなんじゃねえってさ」
國神「……」
國神「……はあ」
千切「にしても全然人がいねえな」
蜂楽「遊び放題だー!」
〈聞き耳〉
蜂楽(35)dice1d100=93 (93)
千切(25)dice1d100=97 (97)
國神(25)dice1d100=33 (33)
- 125124/11/09(土) 10:28:05
皆失敗そんで千切はファンブルです
波が打ち寄せ風の音が響く海岸。その音に混じって、蜂楽と國神は不気味な声をかすかに聞き取るだろう
千切も同様にその声を聞く。しかし他の二人よりもはっきりとそれが聞こえてしまった。はたしてそれは声だっただろうか。男とも女とも判別できず、何を言っているのか、言葉であるのかすら定かではない。しかしその気持ちの悪さすら覚える音は千切の耳にやけに残り、背筋を凍らせた
〈SAN値〉
千切(55)dice1d100=94 (94)
失敗時dice1d2=2 (2)
三人はその声を聞くと深い睡魔に襲われ、抗うことも出来ずに眠りに落ちるだろう
國神「……どこだここ」
國神「……おい、さっさと起きろ」
蜂楽「んにゃ……もう少し……んえ……」
千切「……」
國神「……」
先に起きた國神の視界に飛び込んでくるのは青。白い光が不規則に揺れ模様を生み出している
その光景はまるで、海の底から地上を見上げているようだった
- 126124/11/09(土) 10:33:41
千切SAN値は53です
千切「……? なんだ、ここ」
蜂楽「むにゃむにゃ……」
千切「起きろ蜂楽」
蜂楽「……あれ、ここどこ?」
千切「國神、どこだよここ」
國神「知るかよ」
蜂楽「なんか海の中みたい」
千切「だとしたら何で呼吸できてんだよ。つか、身体も普通に動かせるし」
國神「……」
國神「ここに来る前のことは覚えてるか」
蜂楽「そういえば変な声を聞いたね」
國神(……蜂楽もか)
千切「変な声ってか……あれは……」
千切「……」
この不可解な減少にSAN値チェックです
〈SAN値〉
蜂楽(60)dice1d100=43 (43)
千切(53)dice1d100=98 (98)
國神(55)dice1d100=48 (48)
- 127二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 10:35:59
千切SAN値ちチェックずっと高いな 激マズか?
- 128124/11/09(土) 10:42:18
千切そんなに走らないでくれ
千切SAN値→52
千切「……」
蜂楽「大丈夫ちぎりん? 顔色悪いけど」
國神「……無理に動くな。倒れられると迷惑なんだよ」
千切「いや、大丈夫だ」
蜂楽「にしてもここ、なんか船みたいだね」
蜂楽「沈没船、みたいな」
國神「……ここは船尾か。あっちに船内に入る扉が見える」
千切「……? 待て、お前らそんな悪趣味なチョーカー着けてたか?」
蜂楽「え? あ、ほんとだ。いやちぎりんにもついてるよ」
三人の首には見覚えのないチョーカーがついている。服は先ほどと変わっていない
國神「……」
國神「……ちっ、スマホは壊れてんな」
千切「え、まじ?」
蜂楽「あちゃー、水没してる」
國神「……」
千切「どうする?」
蜂楽「そりゃもちろん、船の中を探検っしょ」
〈目星〉
蜂楽(90)dice1d100=91 (91)
千切(25)dice1d100=2 (2)
國神(60)dice1d100=80 (80)
- 129124/11/09(土) 10:48:36
この目星クリティカルか……
船内につながる扉へ向かおうとしたとき、千切はふと海中に泳ぐ魚たちの中に違和感を抱いてしまう
魚ではない、なにかがいる
身体は灰色がかった緑色、皮膚は光ってツルツルとした質感を持ち、魚のようにも見えるがその体型は人に近い
じとりとした瞬きのない顔が、その異質さを物語っていた
千切は理解してしまうだろう。それはこの世に存在していてはならないような化け物であり、また彼らと海中で戦うことは無謀であると。襲いかかって来ずにこちらをじっと見つめているが、もし泳いで逃げでもすれば、助かりはしないだろうと
深きものを千切は目にしてしまった
〈SAN値〉
千切(52)dice1d100=51 (51)
失敗時dice1d6=4 (4)
- 130124/11/09(土) 10:53:52
成功なので減少無しです
國神「……」
國神「……おい、千切」
千切「……」
國神「おい」
千切「っ!」
國神に肩を揺さぶられ、千切は青くなった顔を上げた
蜂楽「どうしたのちぎりん」
千切「いや……」
千切(あんな化け物がいるって言えば、こいつらも動揺するか?)
千切(襲ってくる様子はねえし、言わないほうが……)
千切(でも万が一、あいつらがこっちに来たりしたら……)
深きものの存在を伝えますか?※SAN値チェック発生します
- 131二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 10:58:31
伝える
- 132124/11/09(土) 11:03:53
千切「……」
千切「落ち着いて聞いてくれるか」
蜂楽「どうしたの?」
國神「……さっさとしろよ」
千切「あそこに……」
蜂楽「え?」
國神「?」
〈SAN値〉
蜂楽(60)dice1d100=98 (98)
國神(55)dice1d100=55 (55)
失敗時
蜂楽dice1d6=6 (6)
國神dice1d6=4 (4)
- 133124/11/09(土) 11:05:28
國神は減少値なし
蜂楽さん一度に5以上の減少があったのでアイデア入ります
〈アイデア〉
蜂楽(65)dice1d100=42 (42)
- 134124/11/09(土) 11:07:49
蜂楽さんまた発狂してるよ……
発狂表は下にあります
狂気内容はdice1d10=7 (7)
1:気絶あるいは金切り声の発作
2:パニック状熊で逃げ出す
3:肉体的なヒステリー、あるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど)
4:早口でぶつぶつ言う意味不明の会話あるいは多弁症(一貫した会話の奔流)
5:探索者をその場に釘づけにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症
6:殺人癖あるいは自殺癖
7:幻覚あるいは妄想
8:反響動作あるいは反響言語(探索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する)
9:奇抄なもの、異様なものを食べたがる(泥、粘着物、人肉など)
10:昏迷(胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる)あるいは緊張症(我慢することはできるが意思も興味もない;強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはできない)
- 135124/11/09(土) 11:09:42
6じゃなくてよかった
蜂楽が見る幻覚あるいは妄想の内容の案を下レスにください - 136二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 11:40:25
このレスは削除されています
- 137二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 11:43:30
3メートル位のカラフルな蝶
- 138124/11/09(土) 12:30:15
蝶々か、蝶々なら……
蜂楽「あ、」
千切「襲ってくる様子はねえけど……不気味だろ」
國神「……魚……半魚人?」
千切「わかんねえ……」
國神「……?」
千切「だめだキモすぎる。蜂楽、さっさと船内に行こう……」
千切「蜂楽?」
蜂楽「でっかいちょうちょがいる」
國神「……」
千切「は?」
蜂楽「すごーい、あんなでっかいちょうちょみたことないよ」
蜂楽「つかまえてくる!」
千切「!?」
國神「おい馬鹿っ!!」
蜂楽は深きものに向かって走りだす
咄嗟に國神が首を掴んで引き留め、千切が焦ったように蜂楽を揺さぶった - 139124/11/09(土) 12:30:34
國神「あっぶねえ……」
千切「お前どうしちまったんだよ」
蜂楽「ちょうちょがとんでる! はなせよっ」
千切「何言ってんだ……」
蜂楽「いさぎにみせてあげよっと」
千切「あんなの見たら潔のやつ、泡吹いて倒れ……はしなさそうだな。意外と平気そうだ」
國神「……」
千切「おい國神! どうにかしてくれ」
國神「…………」
①こぶしで精神分析(物理)
〈こぶし〉國神(63)dice1d100=80 (80)
ダメージ(手加減によりダメボなし)dice1d3=3 (3)
②捕まえたまま船内に(一部屋分の探索時間、蜂楽は発狂で行動不能)
dice1d2=2 (2)
- 140124/11/09(土) 12:52:49
國神「……落ち着くまで捕まえといてやる」
千切「ほら行くぞ蜂楽」
蜂楽「あー」
船内に入ると、すぐに廊下が見えた。
國神「……」
千切「どうする? どこから見る?」
國神「……館内図だ。ここは二階の客室で、地下に食堂と操舵室、船長室がある。地上のほうは……甲板か」
千切「とりあえずここから」ガチャ
國神「おい待てそんな不用心に」
蜂楽「うあー」
①客室1
②客室2
③客室3
④客室4
dice1d4=2 (2)
- 141124/11/09(土) 13:06:33
その部屋に入ると、机と椅子、ベッドが置かれている。そして机の上にはチェス盤がひろげられており、駒がなく、向かい合わせに座る老紳士が二人、悲しそうな顔をしてチェス盤を眺めていた
千切「うおっ、びっくりした……」
國神「……」
千切「なんだおっさんたち」
男A「……?」
男B「……」
顔立ちからして日本人ではないようだ。老紳士二人は顔を上げて千切達を見た。その様子に敵意はない
千切「あんたらもここに連れてこられたのか?」
老紳士二人が発した言葉は英語だった
國神「……何言ってる?」
千切「あー、結構簡単な英語を話してるぜ」
蜂楽「おじさんちょうちょすき?」
國神「……で」
千切「あーうんうん」
國神「……」
國神「何つってんだよ」
千切「ん? あーわかんねえのか」
〈英語〉簡単な英語なため補正+20
千切(80)dice1d100=66 (66)
- 142124/11/09(土) 13:12:22
成功です
千切「人生最期にチェスしようとしたけど、駒がねえんだって」
千切「不思議な声を聞いて、気づいたらここに? 俺らと一緒だな」
千切「この船って何の船だ? ……沈んだ都市を目指す船? なんだそれ」
國神「……」
千切「だってよ國神」
國神「……最期ってどういう意味だ」
千切「ん? なあおっさんたち、最期って」
千切「……」
千切「もう助からない? なんで」
〈アイデア〉
千切(65)dice1d100=51 (51)
國神(65)dice1d100=54 (54)
- 143124/11/09(土) 13:28:46
國神「……少しいいか」
國神は老紳士の首に手を当てる。すると脈がとうになく、身体は冷たく冷え切っていることに気が付くだろう。心臓は止まっているようだ
その様子を見ていた千切は、老紳士二人の瞳孔が開ききっていることに気づく
二人は気づいてしまった。死体同然の人間が動き、自分たちと会話をしていることに
〈SAN値〉
千切(52)dice1d100=3 (3)
國神(55)dice1d100=10 (10)
失敗時
千切 dice1d2=2 (2)
國神 dice1d2=2 (2)
- 144124/11/09(土) 13:35:11
千切「……まあ、そんなこともあるか」
國神「あるわけねえだろ」
蜂楽「ちょうちょ……」
國神「……ここにいたら俺らも危ないんじゃねえか」
千切「一体何なんだこれ。夢?」
國神「……」
千切「とりあえず、このおっさんたちは今際の際にチェスが出来なくて落ち込んでるってわけか」
〈闇神ロール〉POW×2に失敗すると闇神になりきれない
國神(22)dicee1d100=
〈部屋に目星〉
千切(25)dice1d100=99 (99)
國神(60)dice1d100=43 (43)
- 145124/11/09(土) 13:36:13
どないしたん千切
闇神もう一回 dice1d100=66 (66)
- 146124/11/09(土) 13:46:21
うーんと千切どうするか……
國神はベッドの下に紙きれを見つける。「food ticket」と書かれており、食券のようだ。不思議と水中のはずなのに水に濡れていないように見える
千切「それ、もらっていいっておっさんたち言ってるぞ」
國神「……なら、俺が持っておく」
千切は部屋を見渡した。自分たちは呼吸が出来ているが、この船内には水が満ちており、水没したとわかる。老紳士二人も死体のように冷たくなっていると國神が話していた
徐々に水が満たされる客室、酸素がなくなり、もがき苦しむ様を想像し、千切は青ざめた
〈SAN値〉
千切(52)dice1d100=18 (18)
ここからは國神(闇神失敗ロール)
國神「おい千切」
千切「ん?」
國神「二人に伝えろ」
千切「二人って……おっさんたちに? 何を?」
國神「駒、見つけたら持ってくる。……見つけたらな」
千切「……」
千切「ははっ」
千切「ちゃんと伝えとくぜ、ヒーロー」
- 147二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 13:51:43
- 148124/11/09(土) 13:56:39
SAN値減少なしで
蜂楽「……あれ?」
千切「お、蜂楽。正気に戻ったか?」
蜂楽「俺何してた?」
千切「いつまでも蝶々探してたぜ」
蜂楽「えー、覚えてないや」
國神「手間かけさせんな。もう面倒見ねえぞ」
蜂楽「サンキューヒーロー!」
國神「……」
千切「次はどこに入るか……」
蜂楽「ここでよくない?」ガチャッ
國神「あっ」
千切「元気だなあいつ」
千切「俺、あっちの部屋見てくるから」
國神「おいっ……」
國神「……危ねえだろ、もっと慎重に動け」
國神「……こういうこと言うのは潔の役割だろ」
國神「……俺はこっちを見るか」
①客室1
②客室3
③客室4
蜂楽dice1d3=2 (2)
千切dice1d3=3 (3)
國神dice1d3=3 (3)
- 149124/11/09(土) 14:05:49
蜂楽はひとりで客室3に、千切は國神と客室4に行きます
では蜂楽の方から
蜂楽「失礼しやーす」
蜂楽「ありゃ、明るい。でも誰もいないね」
蜂楽「ベッドが3つだ。大きいなー。飛び乗っていいかな」
蜂楽「……」
蜂楽「んー? ふわふわだ。ブルーロックのベッドよりいいねこれ」
蜂楽「机の上には……封筒だ」
蜂楽「いんびたしょん? 何だっけこれ」
机の上には「Invitation」と書かれた封筒がある
蜂楽「……」
内容は以下の通り。
「ルルイエ行き客船へのご招待
蜂楽 廻 様 千切 豹馬 様 國神 錬介 様
この度我ら教団にて ルルイエ行き客船ツアーを決行することになりました
つきましてはご多忙中とは存じますが ご出席頂けますようお願い申しあげます」
最後には今日の日付が記されている
蜂楽「……俺の名前だ」
〈SAN値〉
蜂楽(59)dice1d100=38 (38)
- 150124/11/09(土) 14:11:10
SAN値減少なし
封筒にはシーリングスタンプが施されており、五芒星の中に目のような印が書かれているマークだ
蜂楽「……」
蜂楽「あ、絵画がある」
蜂楽「……なんだろ、この絵」
どこかの神殿を描写した絵だ
その中央には見たこともない生物がリアルに描かれている
類人的な体型にタコに似た頭部を持ち、鱗に覆われたゴムのような体には大きな鍵爪と細長い翼が備わっている
蜂楽「……なんかゾッとする絵だね」
顔に溜まる触腕までもまるでその場にいるかのように描かれたそれに、蜂楽は恐怖するだろう
大いなるクトゥルフの姿を見た蜂楽はSAN値チェック
〈SAN値〉
蜂楽(59)dice1d100=62 (62)
失敗時 dice1d4=3 (3) +1
5以上減少した場合
〈アイデア〉
蜂楽(65)dice1d100=64 (64)
- 151124/11/09(土) 14:19:43
4の減少です SAN値→蜂楽(55)
※あと2減少すると不定の狂気になります
言いようのない恐怖に襲われ、蜂楽はその絵の前に立ち尽くしてしまうだろう
蜂楽「……はは」
場面は移って千切と國神のいる客室4
千切「ん? お前もこっちにきたのか」
國神「不満ならそう言えよ」
千切「言ってないだろそんなこと。それより、この部屋薄暗いな」
部屋にはベッドと、机がある
國神「……」
千切「どうしたそんなに良く調べて……ってああ、駒探してるんだったか」
千切「いい奴だなお前。普通、こんな状況で駒探してやるなんて、少なくとも俺は思いつかなかったぜ」
國神「……」
國神「おい千切、これ読めるか?」
千切「ん? ああ、机の中に本があったのか。どれ?」
〈英語〉
千切(60)dice1d100=64 (64)
- 152124/11/09(土) 14:26:08
千切「さっぱりわかんねえな」
國神「そうか」
千切「持っていくか? つっても、蜂楽が読めるとは思えねえけど」
國神「……」
dice1d2=1 (1)
①持っていく
②持っていかない
蜂楽「二人とも―、何かあった?」
千切「いや、特にないな。そっちは」
蜂楽「あー、俺らへの招待状があったよ」
千切「は?」
蜂楽「俺たちこの船に招待されたみたいだね」
千切「なんで……」
國神「まだ見てない部屋があるだろ。行くぞ」
千切「そうだった。あ、蜂楽、チェスの駒なかったか?」
蜂楽「駒? なかったと思うけど」
千切「そっか、いや、ならいい」
蜂楽「……」
クトゥルフの絵を二人に見せに行きますか?
- 153二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 15:09:46
見せちゃうかな
クトゥルフ的には見せずに説明だけしたいとこだけど - 154124/11/09(土) 16:32:48
國神は本を所持します
では見せてみましょう
蜂楽「……あとさ、絵、あったんだよね」
千切「ん?」
國神「何の絵だ」
蜂楽「わかんないけど」
蜂楽「ちょっと来て」
そうして蜂楽に連れられ、二人は目にしてしまうだろう
クトゥルフの絵画を目にしたことによるSAN値チェック
〈SAN値〉
千切(52)dice1d100=18 (18)
國神(55)dice1d100=3 (3)
失敗時
千切dice1d4=1 (1) +1
國神dice1d4=2 (2) +1
5以上減少した場合
〈アイデア〉
千切(65)dice1d100=85 (85)
國神(65)dice1d100=47 (47)
- 155124/11/09(土) 16:42:44
千切「なんだこのタコみたいなの」
國神「気持ちわりい」
蜂楽「ね、有名な画家さんが描いたのかなって思った」
蜂楽「こんなに不気味で心がざわざわする作品、中々描けないよ」
千切「ふーん」
國神「おい、なんだこれ」
蜂楽「さっき話した招待状、俺らの名前が書かれてる」
千切「ルルイエってどこだ?」
國神「……」
蜂楽「聞いたことないね」
千切「……」
千切「ま、いいか。次だ次」
3人は客室1に向かった
千切「……なんか声が聞こえないか」
國神「……」
蜂楽「誰か泣いてるね……ベッドの上にいる」
少女「うう……ぐすっ……」
〈闇神ロール〉
國神(22)dice1d100=13 (13)
- 156124/11/09(土) 16:50:07
國神「……」
蜂楽「どうしたのー?」
千切「ひとりか? 親は?」
少女「お姉ちゃん……」
蜂楽「お姉ちゃん?」
少女「お姉ちゃんを……まってるの……」
千切「姉? いたか?」
蜂楽「ううん」
千切「いなくなってからどれくらいだ?」
少女「……三日」
千切「三日?」
蜂楽「……」
千切「……」
蜂楽「そっかそっか、それは寂しかったね」
千切「俺らと一緒に行くか?」
蜂楽「そうだよ、一緒の方が安心だよね」
少女「……ここから動いたら、お姉ちゃんに怒られちゃう。それにいないと、戻ってきたときに心配させちゃうから……」
少女「お姉ちゃんに会いたい……」
少女「お姉ちゃん、探してほしい……」
千切「……」
蜂楽「……」
二人は承諾しますか?
- 157二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 17:42:52
2人なら承諾しそうってことでする
- 158124/11/09(土) 17:56:14
蜂楽「もちろん!」
千切「ちゃんと探してくるから、少し待ってろよ」
少女「……!」
少女「ありがとう!」
一方その頃の國神
机の上に封筒が置いてあるのを発見する
封筒には「invitation」と書かれており、先ほど見た自分たちへの招待状と同じだときづくだろう
内容は以下の通り
「ルルイエ行き客船へのご招待
玉川京子様 優子様
この度我ら教団にて ルルイエ行き客船ツアーを決行することになりました
つきましてはご多忙中とは存じますが ご出席頂けますようお願い申しあげます 1985年 3月28日」
國神(1985年……)
國神(……その姉がここにいるかなんてわかんねえだろ)
國神(……置いていきたくはねえが、行かないって言うならどうにもできないか)
國神(……たぶん、あの子どももおっさんたちと同じで……)
千切「何してんだ? 行くぞ國神」
蜂楽「お姉さん見つけてくるから、ちゃんと待っててねー」
少女は笑顔で三人を見送るだろう
千切「……」
千切(あの子もおっさんたちと同じ、瞳孔が開いていた。手も冷たかった)
千切(みんな、死んでるのか? もしかしたらあの子の姉も……) - 159二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 18:29:49
そもそもこの客船は動いてるんかね?
先に招待されてる姉妹がずっと船にいるのも不思議 - 160124/11/09(土) 19:17:34
船はゆっくり前進してますね
潜水艇でもないのに、海中を進んでいるという状況です
蜂楽「ねー、こっち鍵かかってるよ」
千切「上に行く階段か。そっちは甲板だったよな」
國神「なら下は……こっちは開くぞ」
下へ行く階段を行き、扉を開けるとそこは食堂のような場所だ
いくつもの白いクロスがかけられたテーブルが並び、奥にはカウンターが見える
その中に少年が一人座っていて、退屈そうに空の食器にフォークを突き立てている
蜂楽「おーい君、何してるの」
少年「ん? あー……食券がないから何も出してくれないんだよ」
千切「何でここにいるんだ」
少年「さあね。ま、君らとおんなじみたいなものだよ」
千切「同じ?」
少年「そう。同じさ」
蜂楽「ね、女の子見なかった?」
少年「……さあねえ、ここには僕だけ。誰も来てないよ」
千切「……」
千切(こいつは瞳孔が開いてない。なんか……生きてる感じがするな)
千切(それに、何か嫌な態度だ。俺らを試してるみたいで) - 161124/11/09(土) 19:19:46
蜂楽「ねえー、ドリンクサーバーあるよ。なんか飲む?」
千切「水あるか?」
蜂楽「オッケーちぎりん、國神は?」
國神「いらねえよ」
蜂楽「ふむふむ、じゃあ俺は炭酸……ってあれ?」
千切「どうした?」
蜂楽「そっか。ここ水の中だから、飲み物消えちゃうんだ」
千切「なんだそれ……お、マジだ! 水に溶け込むんだな」
蜂楽「これ直接口付けたらいける?」
千切「いけ蜂楽、今ならだれも見てないぞ」
千切「ん? カウンターの向こうに誰かいるぞ」
蜂楽「ローブ被ってるね。あ、ご注文は店員まで、だって。あの人が店員なんじゃない?」
千切「おーい、あんた」
?「……」
千切「無視かよ」
蜂楽「まあまあ」
國神「……」
〈闇神ロール〉
國神(22)dice1d100=15 (15)
- 162124/11/09(土) 19:26:49
國神(食券って、おっさんたちの部屋で見つけたこれか)
國神(あの子どもに渡してもいいのか……)
國神(……)
?「食券はお持ちですか」
國神「え?」
千切「喋れんのかよ」
蜂楽「食券? 持ってる?」
?「……」
國神「あるが……」
ローブを深く被った人物は、國神から食券を受け取ると「お待ちください」と言って奥の扉に消えていく
國神「……」
蜂楽「いつの間に見つけたの?」
千切「お前がおかしくなってる間」
蜂楽「あー、あの時か」
國神(……子どもに譲るべきだったか?)
〈幸運〉
蜂楽(60)dice1d100=71 (71)
千切(55)dice1d100=36 (36)
國神(55)dice1d100=41 (41)
- 163124/11/09(土) 19:34:02
あー蜂楽さん……
しばらくすると、ローブを深く被った人物が皿いっぱいの料理を持ってきた
?「どうぞ」
國神「……どうも」
少年「わあ!」
少年「ね、これもらってもいい?」
國神「……」
千切「おいおい、これは國神のご飯だぞ」
國神「……」
少年「ねえー、お願い」
國神「勝手にしろ」
少年「やった! いただきまーす!」
千切「あ、おい……よかったのか國神?」
國神「別に」
千切「……」
千切「……? 蜂楽?」
蜂楽は、料理を運んでくるそのローブを深く被った人物の、顔をうっかり見てしまった。その下から現れたのは、濁った目と剥がれ落ちた顔の肉。一部からは骨が露出しており、苔が生えている
〈SAN値〉
蜂楽(55)dice1d100=65 (65)
失敗時 dice1d4=2 (2)
- 164二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 19:39:31
アッ…
不定… - 165124/11/09(土) 19:43:43
ああ、蜂楽のSAN値表記をずっとミスしている……
蜂楽のSAN値は初期(60)で、
今回のをあわせて12減少しました(これまでの成功失敗の結果には問題ないです)
というわけで蜂楽の現在のSAN値は48で、シナリオ開始時から五分の一減少したため、不定の狂気にはいります
内容はdice1d10=1 (1) 期間はdice1d6=6 (6) カ月です
1 健忘症
2 激しい恐怖症
3 幻覚
4 奇妙な性的嗜好
5 フェティッシュ
6 制御不能のチック、震え。会話や文章での人との交流が不可能になる
7 心因性視覚障害、心因性難聴、単数あるいは四肢の機能障害
8 短時間の心因反応。
9 一時的偏執狂
10 強迫観念にとりつかれた行動
- 166124/11/09(土) 19:48:15
健忘症(親しい者のことを最初に忘れる。言語や肉体的な技能は働くが、知的な技能は働かない)
蜂楽が忘れる人物はdice1d3=2 (2) 人
誰を忘れるか
下に人数分レスください
- 167二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 20:25:37
めっちゃ悩むけど親しいって書いてあるくらいだし潔で
- 168二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 20:52:45
これって一緒にいるメンバーでもあり?アリなら千切
ナシなら凛で - 169124/11/09(土) 21:05:14
では蜂楽は潔と千切を忘れてしまいます(6か月間)
蜂楽の精神は気づかぬうちに限界を迎えていたのだろう。蜂楽はふと、隣で自分の顔を覗き込む人物の名前、関係性、どんな時をともにしてきた仲間なのか記憶が霞んでいく
心の奥底で、彼とは親しい中であるとわかっている。けれども実感がわかない
千切「……おい? どうしたんだよ」
蜂楽「……えと」
蜂楽「誰だっけ」
千切「は?」
蜂楽「ね、國神、この人誰だっけ」
國神「何言って……冗談にしては悪質だぞ」
蜂楽「いや、なんか……あれ」
蜂楽「わかんないや」
國神「……」
千切「……」
二人は顔を見合わせた。蜂楽にふざけている様子はない。ただどこかおかしくなってしまったのだと、そう理解し青ざめた
少年「ああ忘れてた!! これあげるよ」
蜂楽「ん? なにこれ」
少年「さっき拾った鍵。どこか開くかもね」
蜂楽「ありがとう!」
少年「……」
少年「面白いね、人間。そうやって自分を守るんだ」
蜂楽「え?」
少年「何でもないよ」 - 170124/11/09(土) 21:10:22
千切「なあ、蜂楽」
蜂楽「え? あ、うん……」
千切「……」
蜂楽の千切に対する態度はどこかよそよそしい。まるで初対面のようだ。蜂楽は國神の隣を歩き、千切と距離を取ろうとするだろう
國神「……とにかく、先に進むぞ」
蜂楽「この鍵が開く扉があるかな」
千切「……」
蜂楽「あ、奥の扉、鍵が開くかも」
千切「……」
國神「……」
國神「……何ぼーっとしてんだよ」
千切「え? いや、別に……」
國神「……」
國神「さっさとここを出てあいつを病院に連れてく」
千切「……!」
國神「急げ、もたもたしてる暇ねえだろ」
蜂楽「國神、早くー! 開けちゃうよ!」 - 171124/11/09(土) 21:18:41
扉を開けると、そこには一人の少女が立っていた
三人を見ると警戒するように後ずさりする
少女「!」
蜂楽「……」
國神「お前は……」
千切「なあ、もしかしてお前、妹がいるか?」
少女「え、はい……」
蜂楽(姉妹? ……よく思い出せない。なんだっけ、何か探してたけど……この子のことかな)
國神「玉川京子か?」
京子「ええ……」
千切「そんな警戒すんなよ。お前の妹に頼まれて探してたんだ」
京子「……」
國神「何でここに」
京子「船について調べてたの。それでこの部屋に入ったら、誰かに閉じ込められて……」
蜂楽「ええ! 閉じ込められてたの?」
京子「……」
千切「……とにかく、お前の妹に約束したから。ついて来てくれるか」
京子「……あなたたちのこと、信用できない」
〈闇神ロール〉
國神(22)dice1d100=49 (49)
- 172124/11/09(土) 21:27:05
では闇神になりきれなかったので、光國神になります
國神「お前の妹、泣きながらずっと待ってたぞ」
京子「え?」
國神「お前に会いたいって。一緒に来いって言っても、お前が戻ってきたときに心配かけるからって、ついて来なかった」
京子「……」
國神「……見つけんの、遅くなって悪かった。閉じ込められてお前も怖かったよな。信用できねえと思うが、俺たちの案内する部屋まで来てくれないか」
京子「……」
京子「……ぐすっ」
京子「怖かったぁ……」
千切「……やっぱヒーローだよお前」
千切「……? 海図か」
少女「うう、ぐすっ、ぐすっ」
國神「もう大丈夫だ」
千切「……」
千切「な、なあ蜂楽」
蜂楽「……ん?」
千切「これ、何だと思う」
〈知識〉半分
千切(30)dice1d100=80 (80)
蜂楽(30)dice1d100=32 (32)
- 173二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 21:28:28
おしい!あと少し!
- 174124/11/09(土) 21:32:23
太平洋の図で、ある部分に印が一つ書かれていることしかわかりませんでしたね
蜂楽「わからないね」
千切「だよな」
蜂楽「……」
千切(すげえ距離取られる。こいつこんなだったか? 潔とは初対面でも結構話してたじゃねえか)
國神「このコンパス……」
京子「それ、狂ってないコンパス……」
國神「お前のか?」
京子「ううん……この部屋にあった。ここ操舵室だから、多分置いてあったんだと思う……」
國神「……」
①持っていく ②持っていかない
dice1d2=2 (2)
- 175124/11/09(土) 21:38:38
それでは京子を連れて三人は戻ります
京子を連れて戻ると、ベッドに座って暗い顔をしていた少女は顔を輝かせた
少女「お姉ちゃん!!」
嬉しそうな声を上げて駆け寄る妹を、姉は優しく抱き寄せた
京子「ごめんね、待たせちゃった」
そう言ってから、京子は三人の方に向き直った
京子「もう一度会えたらって、そう思ってた。これで心残りはないわ」
國神「……」
京子「本当にありがとう」
そう言うと、二人は水の泡となり消えて行った
千切「……よかったな。また会えて」
國神「……ああ」
蜂楽「あれ、二人がいたとこになんか、落ちてるよ」
蜂楽「……紙切れ? 1818……何の数字だろ」
國神「……まだ見てない部屋があんだろ。行くぞ」
千切「そうだな。まだ駒も見つけてねえし」
蜂楽(……駒って、何だっけ)
蜂楽(なんか、頭が働かないなあ) - 176124/11/09(土) 21:45:47
操舵室の近くにあるもう一つの扉に、4ケタの数字を合わせるタイプの鍵がかけられている
國神「数字か」
蜂楽「あ、さっきの!」
蜂楽「……」
蜂楽「何だっけ、忘れちゃった」
千切「1818だろ」
國神「1818……開いたぞ」
そこは豪華な机と椅子が整えられた、高級そうな部屋だ
國神「……船長室か?」
千切「みたいだな。あー、座りごこち良い椅子だ。よっこいせ」
國神「あ、おい……」
千切「少し疲れたから休憩。何かあったら教えろ」
國神「……はあ、わがままお嬢め」
蜂楽「……」
〈目星〉
蜂楽(90)dice1d100=49 (49)
國神(60)dice1d100=40 (40)
- 177124/11/09(土) 21:51:28
蜂楽「あ、見て國神。箱がある」
國神「……これは」
蜂楽「これなんだっけ」
國神「……チェスの駒だ。全部揃ってんな」
千切「お、見つけたか」
千切「届けに行くか?」
國神「ああ」
それでは老紳士のもとにチェスの駒を届けに向かいます
老人A「おおありがとう!」
老人B「さっそくやろう」
そうして二人はよろこんで駒を並べ、チェスを始める
國神「……」
千切「チェスのルールって、結構わかんねえな」
蜂楽「今どっち勝ってる?」
國神「……」
國神(京子は妹に会えなくて、ずっと残っていた)
國神(おっさんたちはチェスが出来なくて心残りだった)
國神(このチェスが終わればおそらく……) - 178二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 21:57:19
心残りが解消されると消えちゃうのか
生還方法もまだ分かんないね - 179124/11/09(土) 21:57:50
しばらくすると、二人の手が止まった
難しい顔をしてチェス盤を眺めていたが、やがてプッと吹き出して笑いだした
「ステイルメイトだな」
「ああ。結局最期まで、私たちは勝負がつかないままだったか」
「仕方ない。それだけ相性ピッタリだったと言うことさ」
ははは、と笑い合うと彼等は三人の方を見る
「ありがとう。君たちのおかげで最期に楽しい思いができたよ」
「君たちもこの先また酷い目に逢うかもしれない。かつての我々がそうだったように」
「でも最後まで諦めず、人生を楽しむといい」
「私たちは十分楽しんだ。だからもういいんだ。ありがとう」
そう言って彼らは笑い声をあげながら水の泡となった
千切「ステイルメイトだとよ」
國神「……」
蜂楽「よかったね、最期に満足できて」
蜂楽「俺も最期はサッカーして死にたいな」
千切「あはは、蜂楽っぽいな。潔とやるのか?」
蜂楽「……??」
千切(え、なんだよその反応……気まずいだろ)
蜂楽(潔って何? 人の名前?)
ふと二人が使っていたチェス盤を見ると、白のキングの駒の蓋が外れ、そこから銀の鍵が覗いていた
國神「行くぞ、残りは甲板だ」 - 180124/11/09(土) 22:04:51
甲板に行く扉はチェスから手に入れたその鍵で開くだろう
最初にいた船尾と同じく、周囲の海を見渡すことができる構造だ
船首には、白髪の人物が立っている
國神「……」
千切「誰だあのじいさん」
國神の声に反応して老人は振り返る。とても美しい老人だ。絵にかいた神様のようだと思うかもしれない
老人「よくぞここまで来た。元の場所に帰りたいか」
老人は穏やかに笑っている。敵意はなさそうだ
千切「……信用できんのか」
國神「……」
蜂楽「悪い人ではなさそう……」
>>181 帰りますか? やり残したことはないですか?
※帰ると答えればエンディングとなります
- 181二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 22:35:44
羅針盤が気になるが…使い所も分からんし帰れる…はず!
帰ります! - 182124/11/09(土) 22:43:26
では
老人「うむ、お前たちならば助ける価値がある」
老人がそう言うと、海の向こうから馬のような何かが大きな貝殻を引いて泳いで来る
老人「乗りたまえ、元の場所へと送り届けよう」
國神「すげっ……」
千切「お、おお……」
蜂楽「わー、よし一番乗りぃ!!」
三人がその馬車に乗れば、それは圧倒的な速度で海面を目指し出した
そのあまりの勢いに、三人の意識は暗転する - 183124/11/09(土) 22:45:08
次に目覚めると、そこは病院だった
潔「お、お前ら!」
國神「……潔?」
千切「んん……うるせー……」
蜂楽「……」
潔「だ、大丈夫かよ!! とにかく看護師さん呼ばないと……」
潔「お前ら海岸で揃って倒れてて……まじでビビった。身体には異状ないらしいけどさ……」
國神「……」
千切「……戻って来れた、のか」
國神「夢だったか……」
千切「お前も覚えてんだろ。じゃあ夢じゃねえよ」
國神「……ああ、そうだな」
國神「全員、無事でよかった」
千切「……」
潔「どうした蜂楽? どっか痛いのか? 今看護師さん来るからな」
蜂楽「……」
蜂楽「……お前誰?」
潔「え」 - 184124/11/09(土) 22:46:01
以上でシナリオクリアとなります
後遺症は特になし、蜂楽の不定の狂気のみです
お付き合いいただきありがとうございました - 185二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 22:52:24
楽しかったです!
やり残しパターンちょっと気になる〜 - 186二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 23:02:21
うわー最後わかってたけど結構グサッとくるね 相棒…
- 187二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 00:29:06
スレ主お疲れさまー!楽しかった!
蜂楽の記憶喪失がめっちゃ悲しい…
メンタルケアしっかりして早く治ると良いね… - 188二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 11:44:52
お疲れさまでした!ダイスの数にハラハラしたけど後遺症なく帰れて良かったー
読んでて楽しかったからE4全員で何かやるのも見てみたくなってきたな - 189二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:10:54
6ヶ月も千切と潔忘れたままの蜂楽悲しいな…
- 190二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:13:07
健忘は本当ツラいよな
本人もそうだけど周りにもダメージ来るし……思い出すまでの時間が割と長いのもしんどい - 191二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:14:01
スレ主おつかれ
今日やってたカイザー達のやつを見てこれも気になって見てみたけどとても面白かった - 192二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:16:13
体に後遺症とかがなかっただけ良かったんだろうが記憶が無いのもキツいだろうな
「……お前誰?」って言われた潔もダメージ来てそう - 193二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:17:20
「……お前誰?」は記憶が戻った蜂楽にもダメージ行きそうで笑えん……
- 194二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:18:21
スレ主のクトゥルフもの全部読んでるし全部好き
どのスレもキャラの解釈が上手くて楽しい - 195二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:19:15
ダイス目が結構ギリギリなのも滾る
長い間おつかれスレ主 - 196二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:27:46
最初の冴と潔のやつも面白かったです
あっちは割としっかり目に今後に影響が出かねないのもあってクトゥルフだ〜〜って思ってた - 197二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:29:21
このスレ見てるとダイスの女神って本当にエンターテイナーだなって気になる
スレ主の盛り上げ方が上手いのもあるんだろうが毎回楽しませてもらってます - 198二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:30:05
冴と潔の方は心臓だったしな
生きてるだけマシ、か……? - 199二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:31:09
スレ主のスレはどれもクトゥルフの一歩間違えたら地獄直行なあの残酷さの表現が上手くて尊敬する
- 200二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:32:17
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