【SS】ホシノと先生が過去のアビドスに行く話 1.5

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:59:30

    今の先生とホシノが過去のユメホシに会ったらどうなる?ってことを多分色んな箇所でされてるだろうけど妄想を形にしようと思った
    勢いに任せて書き始めるのでだれたりするかも
    行き当たりばったりになるかも
    それでもいいなら読んでください
    だれてもちゃんと完結には持っていきたい
    って思ってたけど保守し損ねて落としました
    ごめん!!!
    とりあえずもう少し書いてから出したかったけど、キリがいいから保守がてら書きます

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/07(木) 23:59:52

    このレスは削除されています

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:00:06
  • 4二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:01:50

    スレ立てありがとうございます
    保守できなくて申し訳ない

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:04:07

    今日は目覚ましの前に起きた。
    なにも不思議なことはない、基本的に自分は早起きなのでむしろこれが普通だ。
    最近は先生と寝てるので微妙に崩れただけだ。
    顔を洗いに洗面所に向かう。
    一通り身支度を終えて鏡に映る自分を見る。
    うん、我ながらいい顔をしている。
    覚悟の決まった顔だ。
    朝食の支度をしようとして、部屋に戻ると丁度目覚ましが鳴った。
    すぐに目覚ましは止められて、先生が体を起こす。

    ホシノ「おはよう、先生...よく寝れた?」

    "まあね...目覚めもすっきりだ...
    ホシノは起きるの早いね"

    ホシノ「おじさんは元々早起きだからね、大抵は目覚ましの前に起きるんだ」

    "そっか...
    じゃあ、とりあえず朝食の食べながら今後の具体的な方針を決めようか"

    ホシノ「わかった」

    2人で分担しながら朝食の準備をする。
    今日は意外と上手く作れた気がする。
    そんな可もなく不可もない朝食を食べながら今後の方針を話し始める。

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:05:48

    "それで、今後はどうする?
    基本的にはホシノに一任するよ
    問題点とか、行き詰まったら私も意見出すけど...なにかある?"

    ホシノ「とりあえず...今後起きる大きめなイベントを少し変えてみようと思う
    ほら、この間のユメ先輩が攫われた時みたいにさ
    基本的にはイベントにイレギュラー要素を足してみて、結末を変えてみよう
    そうすれば、未来は変えられることになる...」

    "...そっか
    それで...大きなイベントって直近だとなにがあるかな"

    ホシノ「......確か今日、ユメ先輩がアビドス砂漠に埋まってる鉱石の話を持ってくるはず」

    "鉱石?"

    ホシノ「そう、昔の人がアビドス砂漠にある大オアシスに捨てたってことを先輩から聞いて探しに行くんだ
    普通なら、私とユメ先輩は探すんだけど...なにもなかったんだ
    ...でも、今の私達は覚えてるよね...場所」

    "ああうん...でもなくなっちゃったよね"

    ホシノ「でも、今ならある
    もし、今...あの鉱石が見つけたら大量のお金が入って、大きく未来が変わると思うんだ」

    "なるほど...やってみる価値はありそうだ"

    私と先生は顔を見合わせる。
    方針は決まった...どんな妨害があるかはわからないが...やってみよう。

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:06:36

    準備も終え、私たちはアビドスに向かう。
    特に何か起きるでもなく、予定の時間に着いた。
    ほぼ同じタイミングでユメ先輩と昔の私もアビドスに着いた。
    今後も同じように余裕をもって来るようにと釘を刺された。
    我ながら生意気である...
    ユメ先輩はなんだか楽しそうな顔をしていた。
    生徒会室に入るなり話したいことがあると言い出した。
    やはりあの鉱石のようだ

    ユメ「まずはこの石を見て欲しいんだ」

    ホシノ(過去)「...なんですかこれ?」

    生徒会室に入るなり、ユメ先輩は自信たっぷりにテーブルにそれを広げた。
    昔の私は怪訝そうな顔でそれを見ていた。

    ユメ「これね、希少鉱石が含まれてるんだけど...実は昔、アビドスの人達が邪魔だからってオアシスに捨てたらしいの
    それで、今日はこれを探しに行きたいと思います」

    ホシノ(過去)「.......ユメ先輩、それ本気で言ってます...?」

    ユメ「だ、ダメかな...?」

    ホシノ(過去)「...そんなの...いいに決まってるじゃないですか!
    なんですかその面白そうなのは!?」

    2人のやり取りを先生は微笑ましげに、私は呆れながら見ていた。
    主に昔の私を。

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:10:05

    "アビドスの鉱石の話は私も聞いたことがあるね..."

    ホシノ(過去)「先生ほんと!?」

    昔の私が鉱石の存在を肯定する先生の発言に目を輝かせる。

    "うん...ただ、私が知ってる場所と違うかも...それ、どこにあるかな?"

    ユメ先輩は地図を取り出してホワイトボードに貼り付けてオアシスの場所を示す。

    "...あれ、私が知ってる場所と違うな"

    今度はユメ先輩と昔の私が落胆した声を出す。

    "私が知ってる場所は...ここなんだけど..."

    先生はあの鉱石がある場所を示す。

    ユメ「...どっちが本当の場所なんでしょうか、先生」

    "どうせなら、どっちも行ってみようか...私もも気になるしね"

    ユメ先輩と昔の私は嬉しそうな声を挙げる。
    なるほど...自然に正しい場所を誘導している。

    ホシノ「それじゃあ、準備しようか
    これ、無理して日帰りにしないで一泊することを想定して行った方がいいかもね
    あっユメさんはコンパスは絶対に忘れないでください」

    ユメ「なんでそんなピンポイントで...?」

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:10:39

    ユメ先輩と昔の私は興奮を、私と先生も別の意味で興奮しながら準備を始める。
    水着を持ってくるようにとユメ先輩から言われたので一度家に帰って支度を整えることにした。
    隠れ家で準備を終え、私達はアビドスに向かう。

    "...にしても、なんで水着?"

    ホシノ「ユメ先輩だからねー...」

    先生のまっとうな指摘に合間に返す。
    私だって不思議だし...

    ホシノ「それじゃ、行こうか先生...未来を変えに」

    "あまり気負い過ぎないで行こう...初めてだからね"

    そしてアビドスに向かう。
    一足先に戻ってきていたユメ先輩と昔の私と合流してアビドス砂漠に向かう。
    途中、やはりというかなんというか...ユメ先輩のコンパスがなかったことがわかり、家に戻るとその途中でコンパスが落ちていた。
    この人やっぱ危ないな...
    私と昔の私の視線から気まずそうに顔を逸らしていた。

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:17:08

    えー...これで10レス目
    実は保守はほとんど人任せでした
    すみません
    今度からちゃんと自分でも保守します...
    あと、感想等は何時でも待ってます
    励みになるので引き続きお願いします...

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 00:41:50

    建て乙です

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 01:36:22

    追ってたのに保守出来なくて申し訳ないです
    建て乙です

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 07:59:40

    スレ立て感謝
    続きが見ることができて嬉しい

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 11:02:41

    建て乙です

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/08(金) 21:30:12

    続きが見れて嬉しい
    見返してみよう

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 02:43:29

    意図的な過去改変か
    そして宝探しだ

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 09:03:39

    保守

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 18:25:59

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 23:49:21

    保守

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/09(土) 23:53:32

    前スレでユメ先輩がまさかの全部乗せラーメンを頼むのは驚いたな
    そして食べきるとはさすがユメ先輩
    微笑ましかったな

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 10:40:10

    ほしゅの

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 20:56:30

    コンパス落としちゃってたか
    先生とホシノグッジョブ

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 21:05:48

    書いております

  • 24二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:18:36

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 08:31:29

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 08:31:59

    このSSの朝の描写が大好きだな

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 19:45:09

    >>26

    先生とホシノの朝ごはんとか寝起きの描写良いよね

  • 28二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 19:53:49

    過去の改変かあ
    一番怖いのはバタフライエフェクトよね
    下手に過去を変えた結果、全く違う結末になんてことは十分あり得る訳だし
    例えばノノミがアビドスに来ない、例えばシロコがホシノたちに会えず野垂れ死ぬ、例えば…違う理由でユメ先輩が死ぬ、とかね

  • 29二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 20:20:40

    >>28

    過去改編によるバタフライエフェクトもある程度折り込み済みっぽいけどね

    ユメ先輩を死なせずに後輩も諦めない、すげえ覚悟だよ

  • 30二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 01:10:59

  • 31二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 08:10:41

    >>27

    なんというか暖かいよね

  • 32二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 18:45:53

    鉱石掘りからあのポスター破りまでどのくらいの期間があるんだろうな

  • 33二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 00:59:29

    ほしゅなし

  • 34二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 08:10:02

    ユメ先輩も寝坊してて可愛いな

  • 35二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:19:40

    ユメ「それじゃあ着替えようか!」
     
    オアシスに着いてから開口一番ユメ先輩はそういう言う。
    私も昔の私も困惑している。
     
    ユメ「ほら、早く早く!」
     
    促されるまま私達は着替えの準備をする。
     
    ホシノ「先生、何やってるの...後ろ向いてよ
    それとも、ユメさんとホシノちゃんの裸見たいの?
    この変態さんめ」
     
    "ご、ごめん...!"
     
    棒立ちする先生に後ろを向いてユメ先輩と昔の私は着替え始める。
    私は念の為、先生を見張るため後から着替えることにした。
     
    ユメ「ソラノちゃん、私達着替え終わったから見張り変わるよー!」
     
    ホシノ「あっ...はーい!」
     
    2人が着替え終わり、見張りを交代する。
     
    "けど見張りって...そんな信頼ない?"
     
    ホシノ「付き合いの長い私と優しいユメ先輩はともかく、ホシノちゃんからはまだ少ないんじゃない?」
     
    "酷いなあ..."

  • 36二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:20:14

    ホシノ「...まあ、どうしてもって言うなら...私のは見ていいよ」
     
    "ソラノ...!?"
     
    ユメ「わお...」
     
    ホシノ(過去)「ふざけたこと言ってないで早く着替えてください!」
     
    ホシノ「ただの冗談なのに...」
     
    私の爆弾発言?を受けて三者三様の反応を見る。
    でも実際...先生が見たらどうしようか...
    ...怒りながらも許しそうな自分がいる気がする。
    手早く水着に着替え終わると私は待っている3人に声を掛ける。
    最後に先生が着替える番だ。
     
    "私の着替えも別にのぞい...ごめん、ソラノみたいに冗談だからそんな目で見ないでください...ごめんなさい"
     
    先生も私と同じ冗談を言う。
    私は呆れた顔で、ユメ先輩は困り顔で、昔の私は殺しそうな目で見ていた。
    若干先生が可哀想だったが...まあ仕方ない。
    ふと、先生が着替えてる最中に昔の私を見る。
    ...あれ、ちらちらと先生を見ようとしてる?
    .......あれ...嘘だよね?
     
    "お待たせ、着替え終わったよ"
     
    先生も水着に着替えて戻ってきた。
    全員砂漠で水着で向かい合うというなんとも奇妙な光景だった。
    ...相変わらずユメ先輩はでかいな。

  • 37二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:20:53

    ユメ「うわあ...水着でよりわかるけど...体型までホシノちゃんとソラノちゃん似てるんだねー」
     
    ホシノ(過去)「本当ですね...私はまだ一年なんで成長するので大丈夫だと思いますが...ソラノ先輩はもう3年ですよね...」
     
    ホシノ「......うへ...私の事より自分の事心配しな」
     
    ホシノ(過去)「えっ?」
     
    自分は成長すると信じて、3年の私と心配する昔の私よ...これがその3年の自分の姿だぞ。
    隠れて笑っている先生の脇腹を打って悶絶させておく。
     
    ホシノ(過去)「...そういえば先生、スク水着ですが...私達水着なんですよ、何かないんですか?」
     
    昔の私が先生にそんなことを言い出す。
    私も先生もユメ先輩もそんなことをまさか過去の私が言い出すとは思わず、驚いた。
     
    "えっ...あー...似合ってるよ..."
     
    ホシノ(過去)「そ、そうですか...」
     
    なに、なんなの...?
    もしかして先生が気になってるの?
    大人だよ?
    信頼できないって言ってた大人だよ?
    少し助けてもらっただけで信じるの?
    いや、確かに先生はいい人だ...今まで出会った大人の中で1番と言っても誇張にはならない。
    けれど、私が先生を信じるのだって時間はかかった。
    やっと私は全幅の信頼を置けるようになったのにもう信じちゃうの?
    それなのに...だめだよそんなの...そもそも昔の私は先生の何を知ってるのさ。
    いや、私だって全部を知ってるわけじゃないけどそれでm

  • 38二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:21:19

    "ソラノ、なんか怖いよ?"
     
    おっと...いけないいけない、落ち着かないと。
     
    ホシノ「それよりも先生、私のスク水はどう?」
     
    "へっ?"
     
    ホシノ「前に手伝いの報酬として散々ねだった私のスク水だよ?」
     
    "そ、ソラノ...それは!?"
     
    落ち着いて私は牽制する。
    先生は渡さないよ?
    唖然とする昔の私と、先生を置いて私は宝探しを始めるのだった。
     
    ザックザック。
    砂を掘る音と実に楽しそうなユメ先輩と昔の私の話し声が聞こえる。
    ザックザック。
    少し疲れてきたのか、口数が減り始める。
    ザックザック。
    遂には会話もなくなった。
    私は元々出てこないは知ってるが、それはそれとして楽しいので無言で掘りながら2人を眺めていた。

  • 39二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:21:34

    ユメ「ねえ、ホシノちゃん、ソラノちゃん...言っていいかな」
     
    ソラノ「なんですか?」
     
    ホシノ(過去)「...やめてください、薄々わかってるので」
     
    ユメ「やっぱり出ないじゃないかな...」
     
    ホシノ(過去)「...やっぱりそうですよね!
    出るわけないですよね、こんなの!」
     
    ユメ「ほ、ホシノちゃんもノリノリだったよね!?
    あと...やっぱり水着は着る意味なかったような」
     
    ホシノ(過去)「そもそも、なんで水着なんて着ようって言ったんですか?」
     
    ユメ「それは...地下水とか溢れて砂漠化が解決しないかなーって...」
     
    ホシノ(過去)「そんな確率ありましか!?」
     
    段々とヒートアップする2人私は宥める。
     
    ホシノ(過去)「ところで、先生はどうしましたか?」
     
    ホシノ「先生は一足先にダウンしたから日陰で休んでるよ」
     
    休む直前、まだまだ自分も若者だけど、学生の体力が羨ましいとボヤいていたのを思い出した。

  • 40二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:22:10

    ホシノ(過去)「もうやめましょう!
    こんだけ掘ったのに出ないってことはないんですよ、きっと!」
     
    昔の私はツルハシを投げだして砂漠に倒れる。
     
    ホシノ「そうだね...じゃあ、私達も少し休憩したらもう1つのポイントに向かおうか」
     
    ホシノ(過去)「...本当にあるんですかね」
     
    ホシノ「さあ...結局は噂だからね...確定はできないよ」
     
    ホシノ(過去)「じゃあ、無駄骨になることもあるんじゃないですか」
     
    ホシノ「そうだね...でも、この時間だって楽しかったでしょう?」
     
    昔の私は無言になった。
    私はそのまま続ける。
     
    ホシノ「結果を追い求めるのもいいけど、身近にいる大切な人との思い出も増やすのはすごく大切なことだよ
    これは少しだけ長く生きてきた先輩の教訓だよ」
     
    昔の私は少し不思議そうな顔をしていた。
     
    ホシノ(過去)「まあ、情報元がユメ先輩ではなく、先生なので信憑性は高いですからね」
     
    ユメ「ひ、酷くない?」

  • 41二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:22:26

    ホシノ「......さて、そろそろ移動しようか
    先生、行けるー?」
     
    "なんとか..."
     
    先生に声を掛けて、私たちは大オアシスを後にして鉱石が埋まってる場所に向かう。
     
    ホシノ「...あれ...?」
     
    ユメ「ソラノちゃん、どうしたの?」
     
    ホシノ「いま、地震でも起きました?」
     
    ホシノ(過去)「そんなの起きてませんよ」
     
    "私も気づかなかったな"
     
    ホシノ「...そっか」

  • 42二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 18:24:39

    私事で申し訳ないが体調不良もあってなかなか書けなかった...やっと更新出来た

  • 43二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 00:49:09

  • 44二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 08:06:54

    更新ありがとうございます

  • 45二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 19:14:31

  • 46二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 23:36:13

    ほしゅの

  • 47二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 01:22:56

    保守

  • 48二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 08:07:12

    砂漠のど真ん中で水着で採掘作業確かにシュールだ
    先生は熱中症でダウンしちゃったか
    そして地震...不穏な気配がする

  • 49二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:43:13

    私達は砂漠を歩いていた。
    ユメ先輩が提示してきた場所は案の定なにも出ず、ただ疲労が溜まっただけだった。
    まあ、楽しかったのでそれはそれでよかったが。
    多少足取りは重いが、それでも私達は目を輝かせながら鉱石が埋まる場所に向かって進む。
    だが、私と先生は緊張していた。
    私達は今まさに歴史を変えようとしている。
    それなのに緊張しないはずがない。
    ましてや、歴史を変えようとするとそれを阻む歴史の修正力が働く可能性は高い。
    それでも私はユメ先輩を救うために戦うことを決めたんだ。
    私と先生はお互い顔を見合わせる。
    力が漲って気がする。
    そう思っていると前を歩いているユメ先輩が声を挙げた。

    ユメ「ちょっと大変かも...砂嵐だ...!」

    ユメ先輩が言う通り、顔に砂が当たる。

    ホシノ(過去)「あそこに廃棄された建物がありますよ
    とりあえずあそこで砂嵐をやり過ごしましょう!」

    昔の私の指示に従って私達は迅速に建物に避難した。
    なるほど...もう動き始めたか...

    ホシノ「ふぅ...みんな大丈夫?」

    声を掛けると全員多少砂が付いたくらいでそこまで問題はなさそうだった。

  • 50二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:43:36

    ユメ「ふぅ...すごい砂嵐だね...
    ...これ、素直に帰った方がいいのかな」

    まずい...今帰ったらそれこそ歴史の修正力の思惑通りになってしまう。

    ホシノ(過去)「何言ってるんですか、帰らないで探しに行きますよ!
    そもそもこの砂嵐で動けないじゃないですか、だったら砂嵐が収まったら行きますよ!」

    ユメ「わ、わかった...」

    結構ノリノリな昔の私に押されて宝探しは続行になった。

    "ホシノ、この砂嵐って..."

    ホシノ「わかってる...多分歴史の修正力だよ
    私の時はこの時間はまだ帰り道で砂漠にいたけど、こんな砂嵐なかったよ」

    "そっか...妨害がこれだけで終わるとは思えないし、気を付けて行こうか"

    ホシノ「そうだね...」

    私達が隠れて喋っているとユメ先輩が口を開いた。

    ユメ「あっ地震...」

    ユメ先輩の言う通り、地震だった。
    今度は全員が気づいた。
    決して大きくはないが、どことなく不安になる揺れだった。
    結局、砂嵐が収まったのは大体1時間後だった。

  • 51二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:44:09

    ホシノ(過去)「よし、それじゃあ行きましょう
    今日中の採掘ポイントにはついておいて、最低でも明日には作業できるようにしましょうか」

    昔の私が先頭を歩いて再度移動を始める。
    ユメ先輩がそれに駆け足でついていく。
    私は少し溜息をつきながらもそれに着いていくが...歩き出す直前、先生に手を握られた。

    ホシノ「どうしたの、先生?」

    "ホシノ、手が震えてるよ"

    言われて確認する。
    なるほど、たしかに少しだけ震えていた。

    ホシノ「うへっ...自分でも気づかなかったよ...
    これから何が起こるかわからないから流石に不安だったかも
    でもありがとう、先生...手を握ってくれたおかげで収まったよ」

    握られた手を先生に見せる。
    私の言う通り、震えは止まっていた。
    それに安堵したような顔を先生は浮かべて私たちもユメ先輩と昔の私に着いていく。

    ホシノ(過去)「あともう少しですね...」

    採掘ポイントまでもう少しのところで、昔の私がつぶやいた。

    ユメ「や、やっとだね...宝探しから連続で体力が」

    ホシノ(過去)「情けないですね...そんなの私だって...
    ...みんな、伏せて!」

  • 52二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:44:35

    唐突に緊迫した声を昔の私は挙げる。
    それと同時に地面が揺れる。
    先程とは違い、大きく...

    ホシノ「...これは...先生!」

    だが、これはただの地震ではない。
    私と先生はこれを知っている...この揺れの正体を。

    "これは...まさか、ビナー!?"

    先生が声を挙げると同時に、離れた場所で巨大な体が地面から飛び出した。
    アビドス砂漠に出現する巨大な蛇のようななにか。
    目的も正体も何もかもが不明な存在。
    ビナーが、私達の行く手を遮った。

    ユメ「まさかこれが...アビドス七不思議の1つ?」

    ホシノ(過去)「そんなこと言ってる場合ですか!?
    先生、ビナーって言いましたがなにか知ってるんですか!?
    情報をください!」

    "知ってると言っても...ビナーと言う存在がいるってことと数度の戦闘経験だけだよ!
    ほぼほぼ知らないようなものだし、戦闘しても結局何度かダメージを与えると逃げるからまともに倒したことはないに等しいよ!"

    私達は声を張り上げて状況を確認する。
    どうしていきなりビナーが...
    だが、考えていてもしょうがない...

    ホシノ「先生、撤退しよう」

  • 53二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:45:42

    "ホシノ...いいの?
    鉱石まではもう少しだけど..."

    ホシノ「だけどこれは...きっと歴史の修正力だよ
    流石にこれには...ビナーには敵わない...
    先生の指揮と6人くらいの生徒がいてやっと撃退できるような相手だよ?
    お世辞にも戦闘に役に立つとは言えないユメ先輩と私が2人...足手まといがなくて私が1人で...ううん、2人で戦っても殺されるのがオチだよ」

    "...わかった...けど、気落ちしないでね..."

    "わかってる、歴史を変えるチャンスはまだあるしね"

    私は覚悟を決める。
    引くことにだって勇気は必要だ。

    ホシノ「ユメさん、ホシノちゃん...撤退しよう!
    流石にこの戦力でビナーには勝てない...鉱石は諦めよう!」

    ユメ「わ、わかった...」

    ホシノ(過去)「何を言ってるんですか、こんなところで撤退なんてできませんよ!」

    昔の私の発言に耳を疑った。

    ホシノ「ホシノちゃんこそ何を言ってるの...戦闘経験がある私と先生が勝てないって判断したんだよ?
    だったら素直に引く方が賢いってわかるよね?

    ホシノ(過去)「だから、戦わないんです!
    戦わないで潜り抜けて、目的のポイントに行くんです!
    私とソラノ先輩、それに戦闘経験がある先生の指揮があればきっと...!」

  • 54二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:46:05

    その瞬間、平手打ちをしていた。
    別に昔はともかく、今はキレやすい性格ではないはずだった。
    けれど、過去の自分だからだろうか...その無鉄砲さに無性に腹が立って、私は自分を止められなかった。

    ホシノ「もう1度言うけど、撤退だよ
    確かに私とホシノちゃんなら突破は可能かもしれないね」

    ホシノ(過去)「だったらなんで!」

    ホシノ「先生とユメさんは?
    ビナーを無視してポイントに行くとき、私とホシノちゃんでも多分無傷じゃすまない
    それなら私達に戦闘力で劣る2人は?
    ......はっきり言うね、よくて重傷、最悪死ぬよ」

    私の口からは冷たい言葉があふれ出る。
    昔の私も否定しようとしたが事実なので否定できなかった。

    ホシノ「...目先のお金に目がくらみすぎだよ
    あと、自分を過大評価しすぎだよ...
    ......お前は強いには強いけど、誰も守れないんだから...」

    ホシノ(過去)「...ソラノ先輩...何を?」

    ユメ「喧嘩してる場合じゃないよ、2人とも!
    ビナーもなんだか動き出しそうだし、なんかよくわかんないのがいっぱい出てきたよー!」

    ユメ先輩の声にハッとして前を見る。
    ビナーの近くからドローンやら無人兵器がわらわらと出てきていた。

  • 55二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:46:30

    ホシノ「先生、あれどういうことかわかる!?
    ビナーは単独で動くんじゃなかったの!?」

    "わからない、ビナーが眷属を持ってくるのは初めてだ!"

    ホシノ「ホシノちゃん、ビナーがイレギュラーな行動をしてる...つまり私たちの戦闘経験も意味を失ってる
    もう撤退するしかないのはわかってるね?」

    ホシノ(過去)「...わかりました...すみませんでした」

    落ち着いたのか、昔の私は少しうなだれながら小さく呟いた。

    ホシノ「私こそ、叩いてごめんね
    ...先生、私が殿になって囮になるからその隙に大オアシスまで撤退して!」

    "なっ...ソラノを1人になんかできないよ!"

    ホシノ「先生だってこれが一番全員無事に生還できるってわかってるでしょ!
    その気持ちは嬉しいけど、他に作戦考えてる余裕ないよ!」

    "だけど、ホシノとソラノを軸にじりじりと引いていけば...!"

    ホシノ「今仮にそれやっても眷属がすごい勢いで出て来てるから、あっという間に囲まれちゃうよ!
    それだったら私が囮になって手薄なところから先生たちは離脱して!
    私は乱戦が得意だから1人でも無理矢理突破できるよ!」

    "でも...ソラノ...!"

    ホシノ「大丈夫、先生!
    おじさんのこと...信じて?」

  • 56二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:46:49

    私の指示に先生は悔しそうに歯噛みしていた。
    先生は私を1人にしたくないだろうけど...ほかに手も、他の手を考える時間もない。

    "ごめん、ソラノ...あとで落ち合おう...!"

    ホシノ「ホシノちゃんは先導して先生とユメ先輩を連れて大オアシスまで撤退して
    いくらかは私の方で引き受けるけど、眷属がきっと私から漏れてそっちに向かうはず...注意して!」

    ホシノ(過去)「わかりました、任せてください」

    昔の私は先ほどと違って素直に引き受けてくれた。

    ユメ「ソラノちゃん!」

    ユメ先輩が悲痛そうな声で私の事を呼ぶ。

    ホシノ「......ユメさん、2人をお願いします」

    ユメ「ちゃんと帰ってこないと許さないからね!」

    昔の私が2人を引き連れて撤退を始めた。
    それと同時に、ビナーの眷属たちも動き始めた。

    ホシノ「おっと、お相手はこのおじさんだよー」

    私は間に割って入るような立ち位置で立ち塞がる。
    眷属たちも知恵があるのか、逃げた先生たちを追うには私の撃退が必要と考えて、敵意を私に向けてきた。
    合図もなにもなく、眷属たちと私は走り出す。
    銃弾が飛び交う中、私は砂漠を走り、時間を掛けながらも1体ずつ倒していく。

  • 57二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:47:11

    だが正直、ゾッとしていた。
    1体1体はそこまで強くはないが、数は膨大だ。
    敵への殺意以外は感情もない、ただの操り人形。
    だが、その無機質な殺意は私の恐怖を煽る。

    ホシノ「...正直残って一緒に撤退した方がよかったかも」

    そんな本音が漏れるくらいには怖かった。

    ホシノ「いった...やばい...結構被弾も増えてきたかな...」

    元々1対多の乱戦は私は得意だった。
    そんな戦いばかりをしてきていた。
    眷属達は次第に数を減らし、動かなくなった眷属が私の足元に転がる
    それと同時に私もダメージを負っていく。
    いくら乱戦が得意でも砂漠で遮蔽物もなく、足場も悪いこの環境では動きも鈍り、次第に被弾も増えていった。

    ホシノ「...いや、これ減ってるかな?」

    しばらく戦っているとそんな言葉が口から漏れる。
    視線を遠くに移すとまだまだ眷属が向かってくるのが見えてきた。
    これだけ戦っているのに終わりが見えてこないのは正直堪える。
    しかもまだ眷属の相手だけでこれだ...ビナーとは戦ってすらいない...
    その事実だけで折れそうになる。
    だが、そろそろ先生たちも撤退し終えただろうか...そろそろ私も本格的に撤退を視野に入れよう。

    ホシノ「...あれ、ビナーは?」

    ビナーの姿が見えない。
    あの巨体だ、すぐにどこかに行けるはずが

  • 58二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:47:34

    ホシノ「ごあ...!?」

    ビナーを探していた私に凄まじい衝撃が襲い、吹き飛ばされた。

    ホシノ「今のは...首を使っての薙ぎ払いかな...
    流石にあの質量を不意打ちは堪えるなー...」

    よろよろと立ち上がり、前を見る。
    今の衝撃で視界がぼやけている。
    足がふらついている。
    ビナーは健在、眷属は増えて続けている。

    ホシノ「...どうしようかな...流石にまずいねこれ」

    別に油断はしていなかったはずだが...見通しが甘かった。
    先生に信じてなんて言ったが...この様だ...

    ホシノ「...ごめんね、先生...私帰れないや」

    後悔は残りつつも先生を守れて少しだけ満たされた気がして死を待つ。

    ホシノ「...あれ?」

    敵の動きが止まった。
    ビナーも、眷属達も動きを止めてただこちらを見ている。
    しばらくするとビナーが大きな揺れを起こしながら地面に潜り、眷属達も引き返し始めた。

    ホシノ「助かった...のかな...
    ある一定範囲内に入ってきたのを迎撃する...タイプ?
    でも今までのビナーってそんなんだっけ...」

  • 59二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:47:55

    疲れた頭では考えてでも出てこないので考えるのは止めた。
    なにはともあれ、そのイレギュラーさに私は救われた。

    ホシノ「...戻ろう...先生達が待ってる」

    ダメージで足取りが重いが...私は大オアシスまで戻った。
    大オアシスに着くころには既に日は傾いており、寒くなっていた。
    大オアシスでは火が起こされていて、先生達が戻ってきたのがわかりやすかった。

    ホシノ(過去)「...あれは...先生、ユメ先輩!
    ソラノ先輩が帰ってきました!」

    見張りをしていた昔の私に見つかり、今日の寝床にするであろう廃棄された建物から先生とユメ先輩が出てきた。

    "ソラノ...!
    怪我は...結構負ってるね...でも無事で帰ってきてくれてよかったよ"

    ホシノ「なんとかね...それこそユメさんや先生は無事...?」

    ユメ「私達は無事だよ、ホシノちゃんが頑張ってくれたからね...
    って、私たちの心配よりソラノちゃんの方が!」

    ホシノ「見た目ほど酷い傷はないですから大丈夫ですよ...」

    ホシノ(過去)「ソラノ先輩、お疲れ様です
    ところで私の心配はないんですね」

    ホシノ「うへっ...まあね...
    だってホシノちゃんは強いからね...だから安心して先生とユメさんを任せられたんだよ」

  • 60二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:48:32

    みんな、私に労いと治療を受けるようにと口々に言う。
    みんなの体をよくよく見れば私ほどではなかったが怪我や汚れがあり、こっちも大変だったのがわかった。

    ホシノ「とりあえず、この後の話をしようか
    日が昇り始めたら出発するけど、それまではおじさんとホシノちゃんで交代で見張りをしよっか」

    ホシノ(過去)「見張りって...私は構いませんけど...」

    ユメ「ソラノちゃんその体でやるの!?
    無茶だよ...私と先生だっているんだし...!」

    ホシノ「見張りだってコツがいるんですよ、ユメさん
    それを教えてる時間もないですし、悠長に教えてる余裕もないです
    ビナーからは逃れましたがいつ襲ってくるかわからないですから...慣れてる私達が交替で見張りをして、先生とユメさんは有事の際にすぐに動けるように体力を養ってください

    ユメ「うぅ...そうだけど」

    "...わかった...ただし、無茶はしないでくれ
    ホシノ、悪いけどソラノ様子を見て適宜サポートをお願いできるかな...ホシノに負担は増えるけど"

    ホシノ(過去)「わかりました
    ソラノ先輩も絶対に無茶はしないでくださいね」

    私の方針に、先生とユメ先輩は渋々従うことになった。

    ホシノ「わかってるよ
    あっ見張り先に任せていい?
    治療と食事、体力回復してきちゃうからさ」

    ホシノ(過去)「わかりました...ってことユメ先輩、行ってきます」

  • 61二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:49:06

    ユメ「うん、気を付けてね?」

    ホシノ「...あっ先生はちょっとこっち来て?
    悪いけど...ユメさんとホシノちゃんはちょっと見ないでね?」

    昔の私はきょとんとしながら、ユメ先輩は何かに気づいた様子でその場を離れてくれた。
    私と先生も少し移動する。

    "ホシノ...どうしt...うわっ...!"

    移動し終えた瞬間、私は先生に抱き着いた。

    ホシノ「......怖かった...」

    "......"

    ホシノ「さっきまでは何ともない風に話してたけど...帰ってこれてすごく安心した
    さっきの戦い...私眷属としかほぼ戦ってないんだ...
    それなのに、結構追い詰められてさ...不利な足場とか、遮蔽物がほぼないとか言い訳はできるけど...得意なはずの乱戦で結構ピンチだったんだ」

    "そっか..."

    ホシノ「それで...ビナーから強烈な一撃貰っちゃってさ...眷属はいっぱい出てくるのに足も震えて視界もぼやけてきちゃて...死んじゃうかと思ったよ...」

    "ごめん...もっとましな指示を早く考えてれば"

    先生も私を置いていくのが辛かったのだろうか...そんな風に感じさせるほど先生の声は悲痛だった。

  • 62二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 17:49:16

    ホシノ「いいんだよ、先生...これは私が言い出したことなんだしさ...
    もうダメかなって思ったときはそうでもなかったけど...みんな無事で戻ってこれたのがわかってちょっと緊張の糸が途切れたかも」

    "...そっか...ありがとう、ホシノ...私達を守ってくれて"

    ホシノ「うん...みんな守れてよかった...死なないでよかった...」

    "ホシノ..."

    ホシノ「...怖かったよ...先生」

    静かに泣きじゃくる私を先生は私が落ち着くまで抱きしめてくれた。
    泣きながらも不思議に思う...今まで一人で色々乗り越えてきたのにどうして先生が相手だとこうも私は弱くなるのだろうか...

  • 63二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 00:50:39

  • 64二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 11:39:17

    歴史の修正力...まさか砂嵐にビナーに無数の眷属とかなり大規模な事象を引き起こすのか
    ビナーが撤退したのはあそこで修正が完了したからか
    そして先生、ホシノを頼む

  • 65二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:23:32

    保守

  • 66二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 03:48:21

  • 67二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 13:13:59

    ほしゅの

  • 68二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 23:24:52

    ほしゅの

  • 69二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 23:27:44

    歴史の修正力、かなり強大な相手だな
    先生、ホシノをたっぷり癒してくれ

  • 70二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 08:09:37

    ユメ先輩察しが良いな
    そしてホシノが助かって良かった

  • 71二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 19:16:01

  • 72二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 01:28:49

  • 73二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 08:35:59

    ホシノ、ビナーに吹っ飛ばされたからしばらく療養が必要になりそうだ
    あと過去ホシノからも何か聞かれることになりそう

  • 74二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 17:06:09

    保守

  • 75二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 01:10:00

  • 76二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 08:23:05

    遮蔽物のない砂漠がここまで危険な場所になるとは
    ホシノ、しっかり休んでくれ

  • 77二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 17:39:25

    ビナー君ってネタにされてるけどやっぱ怖いよね

  • 78二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 22:48:53

    よるほ

  • 79二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:56:40

    ほしゅの

  • 80二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 07:54:00

    ビナーの巨体と質量、かなりの威力だったな
    ホシノの怪我がどれほどか

  • 81二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 15:18:48

    ひるほ

  • 82二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:16:44

    ほしゅの

  • 83二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 08:15:32

    保守
    一旦学校に戻る感じかな

  • 84二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:12:22

    一通り慰めてもらった後、私は軽く夕食を済ます。
    乾パンとレーションという味気のないものだったが、先生と一緒に食べたのでまあいいとしよう
    そこから約一時間ほど仮眠をとる。
    先生は絶えず私の傍にいてくれて、一緒に寝てくれた。
    過保護だなとも思いつつも、それが嬉しくて...一時間とは思えない睡眠の質だった。
    交代の時間より少し早めに起きた私は軽く準備を済ませてから見張りの場所に向かう。
    ...お腹周りに違和感を感じたがきっと気のせいだろう。

    ホシノ「ホシノちゃんお疲れ様ー、交代だよー」

    ホシノ(過去)「...お疲れ様です...少しは休め...いえ、気が晴れましたか?」

    なんとなく含みのある返事に私はたじろぐ。

    ホシノ「ま、まあよく寝れたしね?
    ほら、ホシノちゃんも早く休んできな?」

    ホシノ(過去)「...そうさせていただきます」

    私の言葉に素直に昔の私は従う。
    でもなんだかその視線は冷たい気がした。
    夜の砂漠は静かでとても冷たかった。
    幸いなことに怪しいものは見えず、ビナーも来ている気配がない。

    ユメ「ソラノちゃん、見張りお疲れ様」

    ユメ先輩が私の隣に座った。

  • 85二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:13:20

    ホシノ「...ユメさん、なにやってるんですか?
    見張りは私とホシノちゃんでやるので寝ててください
    明日が辛いですよ?」

    ユメ「一回目覚めて寝つきが悪いからちょっとお話に付き合ってよ」

    優しく微笑みながらそう言ってくる。
    私は断り切れなかった。

    ユメ「ソラノちゃん...ビナー...だっけ?
    ありがとうね、おかげで助かったよ」

    ホシノ「いえ、気にしないでください...
    私のためでもあるので...」

    ユメ「でもすごいよね...あんな大きな化け物に立ち向かえるなんて...しかも前に迎撃したこともあるんでしょ?」

    ホシノ「はい、あの時は...後輩もいたので...あとは今回みたいに急に戦闘になったわけじゃないので対策もできたので」

    ユメ「ソラノちゃんの後輩かー...どんな子?」

    対策委員会の後輩を思い出す。
    そういえば今は未来はどうなってるのだろうか。
    時間は進んでいるのだろうか...?
    そうしたらみんな心配しているのだろう...
    ...考えないようにしていたが...寂しさが溢れてくる
    みんなに会いたくなってきた...

  • 86二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:13:37

    ホシノ「みんないい子ですよ...1人は強い子で...私自身も強い自覚はありますがそろそろ抜かれそうです
    1人はとても優しくて、私も諸事情で辛い時があったんですが支えてくれました
    1人はとても真面目で、みんなをまとめてくれます...将来リーダーは多分この子になると思います
    もう1人は...可愛いですね...色んな事に一生懸命だけどちょっと騙されやすいですが...それでも、誰よりもみんなを想ってると思います。
    みんな、私には過ぎたいい子たちです」

    懐かしむように私はユメ先輩に説明する。
    もっと自慢したい...あなたの守ってきたアビドスはこの子たちのおかげでいい方向にいけていると。
    だが、そうもいかない...

    ユメ「そっか...ソラノちゃんもみんなこと大切なんだね」

    ホシノ「...はい、とても」

    ユメ「......そっか...そうなんだ」

    ユメ先輩が私を見て微笑む。
    なんだろうか、この見透かされている感じがするのは。

    ユメ「そういえばさっき、自分にはすぎたって言うけど...そんなことないと思うよ?」

    ホシノ「えっ?」

    ユメ「だって、そんなに後輩のことを思えるならソラノちゃんも立派な先輩だよ」

    ホシノ「......そうですか」

    だけど私はまだ...
    それは言えずに私は口を閉ざした。

  • 87二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:14:02

    ユメ「さて...そろそろ私も戻るね
    見張り、辛いだろうけど頑張ってね」

    ホシノ「わ、わかりました...」

    そう言うとユメ先輩は戻っていった。
    ユメ先輩と2人で話すとなんだか不思議な気持ちになる...
    すこしぽわぽわとしながらも交代の時間近くになった。
    背後から昔の私が歩いてくる音が聞こえた。

    ホシノ「...ホシノちゃん、それは冗談としては面白くないよー」

    振り向いて声を掛けようとした瞬間、私は銃を頭に突き付けられていた。

    ホシノ「...なんでこんなことするのかな...もしかしてビナーと遭遇してきた時のこと、根に持っている?」

    ホシノ(過去)「いえ、そういうわけではありません...
    あれに関しては私のミスです...むしろ止めていただきありがとうございました」

    ホシノ「じゃあなんで...」

    ホシノ(過去)「小鳥遊ソラノ...あなたは一体、何者なんですか?」

    あまり意外な質問とは思わなかった。
    昔の私は確かにバカだとは思うが...勘は鋭い...
    私と先生の存在にはずっと違和感を持って今日まで過ごしてきたのだろう。
    今日はおそらく、ビナーの時の事でそれを我慢できなくなったのだろうか。

  • 88二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:15:11

    ホシノ「私は小鳥遊ソラノ、ただの先生の護衛だよ」

    ホシノ(過去)「それじゃわからないんですよ!
    まだ先生は連邦生徒会から来たってのはわかりました...だけど、お前はどうだ!?
    年齢と名前はわからず、学校も不明
    それにその高い戦闘力...この私に匹敵して...それなのに私が存在も知らない...
    あと...これは根拠のないものだけど...お前を見ているとぞわぞわする...
    短気な性格なのは自覚はあるけれど...それを差し引いてもお前の発言、行動はなんでかすべてがむかつく!
    ...お前は...お前はなんなんだ!?」

    なるほど、確かに私の存在は先生比べて謎に満ちていた。
    それに、同一人物ゆえに生じる違和感や自分自身から言われるから感じる苛立ちを感じていたのだろうか...それが一気に爆発したのだろう。

    ホシノ「......悪いけど、私は小鳥遊ソラノで、先生の護衛...としか言えないね
    学校も言えない...」

    ホシノ(過去)「だったら...!」

    ホシノ「それでも私は...アビドスが、ユメさんが大事...そこは信用してもらわなくても押し通す」

    強い眼差しを向け、昔の私に答える。
    その返答に昔の私はなにも言わずに銃を下した。
    これで昔の私からの話は終わりだろう。
    だが...

    ホシノ「...だけど、私はお前(私)が嫌いだよ、小鳥遊ホシノ」

    ホシノ(過去)「はっ...?」

  • 89二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:16:04

    唐突な発言に、思わず固まっていた。
    昔の私が私の言動にいら立ちを覚えるように、私自身昔の私の言動に苛立ちを覚える。
    例えばかたくなにユメ先輩を救うときに協力をしなかった時や目先の利益に目が眩んで無鉄砲な発言をしたりなど。
    2年だけだが、成長してよくわかった。

    ホシノ「お前は、自分だけが正しいと思ってる...
    アビドスに来る大人は悪い大人ばかり、ここを出て行った生徒もダメな奴
    そうやって自分を正しいと信じて何もかも下見て、大人になりきろうとしている子供だよ
    ...ユメさんだってそう...大切な人なのはそうだけど、どこか下に見てる」

    ホシノ(過去)「お前...!」

    私の言葉に激昂する昔の私を無視して続ける。

    ホシノ「『あの人はいい人だ、だけど現実が見えてなくて...理想ばかりだから私がしっかりしないと』
    そう思ったこと、ないとは言わせないよ
    それは結局、心のどこかで下に見てるってことだよ」

    ホシノ(過去)「......」

    心を見透かされたような顔をして驚いてる。
    当たり前だ、私が昔思ったことだ。

    ホシノ「そうやって理想すらも見えない大人ぶるお前(私)が大っ嫌いだよ...
    ...それは直した方がいいよ...じゃないと、後悔するからさ」

    それでも、結局は私だ。
    不幸な目にあってほしいわけでも、馬鹿にしたいわけでもない。
    厳しく言ってるだろうけど、これは忠告なのだ。
    ユメ先輩と一緒に幸せになってほしいから私は強く言う。

  • 90二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:17:19

    例え私は経験できなかったとしても...未来を変えられたら、私が経験できなかった青春を歩んでほしいから...
    馬鹿なことは否めないけれど、自分はまったくバカなわけではない...
    だからこの忠告もただの嫌いな奴からの戯言とは思わないはずだ。

    ホシノ「嫌いって言ったけど...私は直してほしいから言ったんだよ
    さっき私はアビドスが大事って言ったけど、そこにはホシノちゃんも含まれてるからね」

    ホシノ(過去)「...お前は.......あなたは本当になんなんですか...」

    俯いて再度私に質問をする。

    ホシノ「私は小鳥遊ソラノ、アビドスを守るために来た何でもない生徒だよ」

    私はそうやって答えるのだった。
    私は立ち上がって仮眠をとるために歩き出す。
    だけど、私はそのまま地面に倒れた。

    ホシノ(過去)「...ソラノ先輩?」

    あれ...まずいな...下腹部がすごく痛い...
    ビナーからの攻撃がよほど効いたのだろうか...けど、なんで今更...
    遠くなる意識の中、昔の私の慌てる声だけが耳に残っていた。

    覚醒し始めてる中、私が感じていたのは揺れだった。

    ホシノ「うっ...うーん...あれ、私...」

    "あっ...起きた?"

    私達は砂漠を歩いていた。

  • 91二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:18:02

    街を目指して帰っている途中だった。
    私だけは先生に背負われていた。

    ホシノ「...これ、どういう状況?
    先生、下ろしてほしいな...」

    体を少し動かすが、痛みで顔をしかめた。

    "だめだよ、絶対安静だからね
    まったく...なんであんな大けが隠してたの...骨も折れてるかもだし、至る所に傷あるじゃん..."

    ホシノ「うへへ...まあ...ビナーの巨体で薙ぎ払われたり、遮蔽物ない場所で360°集中砲火だからね...いくらおじさんでもきつかったことだね...」

    "笑い事じゃないよ
    あの時はああするしかなかったから怪我するのはしょうがないとしても...なんで言ってくれなかったの"

    ホシノ「おじさんも確認してなくてそこまで怪我してるとは思わなかったんだ...
    あと、アドレナリンとか出ててね痛みは感じなかったかも...あとは...心配させたくなくて...」

    "悪い癖だよ...それ...なんでも一人で抱え込もうとするのは......なにその顔"

    先生の指摘はもっともだ...それで何度か大事になってるので反省すべき点だが...

    ホシノ「先生がそれを言う?」

    "...とにかく、心配させたくないならちゃんと言って!"

    ホシノ「うへっ...わかったよ...」

    なんとも締まらないお説教をもらって私は先生の背中で揺れながら街に戻ってくる。

  • 92二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:19:02

    "さて...じゃあ解散しようか..."

    ホシノ(過去)「えっ...解散ですか?
    ソラノ先輩すごい怪我してますし、病院に行ったりとかなんでしたら私達がお世話したりとかも」

    ホシノ「だ、大丈夫大丈夫!
    確認したところそこまで大きい傷じゃないから先生に頼めば何とかなるからさ」

    無論、ここで2人に頼ることもできない
    この時代の人間ではないので病院には行けないし、住んでいる場所も私...昔の私も知っている廃棄した隠れ家なので正体が怪しまれる。

    ユメ「まあまあ...私達はお邪魔かもしれないよホシノちゃん...」

    ホシノ(過去)「えっ...お邪魔...
    ...えっ?」

    ユメ先輩がとんでもないことを言い出した気がする。
    昔の私はフリーズした。
    私も先生もフリーズした。

    "私たちそういう仲じゃないよ!?"

    ユメ「はいはい、それじゃあ私達は失礼しまーす」

    ニコニコと半ば強引に昔の私を引き連れて帰っていった。
    すごく睨まれていたのは気のせいじゃないと思う。
    なんとも微妙な雰囲気になったまま、私と先生は隠れ家に戻る。

  • 93二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:19:23

    "よし、じゃあまずは服を脱ごうか"

    ホシノ「えっ脱ぐの!?」

    "服が汚れてるし、怪我の様子も見たいからね
    砂漠では意識なかったから私が脱がせたけど、今は自分で脱げるでしょ?"

    ホシノ「裸見たの!?
    さすがに恥ずかしいよ!?」

    "いくらなんでもけが人相手には興奮しないよ"

    きっぱりと答える先生に強がってる様子は見られない。
    だが、裸を見られたのにその反応は悲しい。

    "いた...いたいよ、ホシノ...なんで叩いてくるの..."

    ホシノ「べっつにー」

    なんとなく軽く叩いておく。
    観念して私は軽く包帯の交換などをしてもらうことにした。

    "...背中、小さいね"

    ホシノ「嫌味かな...これでもおじさん、気にしてるんだよー?」

  • 94二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:19:40

    "そうじゃないよ
    こんな小さな背中に押し付けた自分の不甲斐なさがね
    いや...ホシノやほかの生徒が私よりも全然強いのは当然だけどさ...それでもホシノ達は守るべき子供で、私は守らなきゃいけない大人だ
    だからせめて知識や指揮でホシノ達をより安全に勝利に導くべきなんだろうけど...ごめん...それすらもできなかった
    ...ホシノの体にこんなに傷が"

    ホシノ「...触ればわかると思うけど、そんなに深い傷はないよ
    骨に来てるのも少しのヒビ程度だしさ...あまり気にしないでよ」

    "......"

    先生の強みはその指揮能力だ。
    その強みをビナーの時に発揮できなくてかなり落ち込んでいるのだろう。

    ホシノ「気にしないでいいのに...
    元々はおじさんが先生を巻き込んだ結果なんだしさ?」

    "だとしても...邪魔になってるかも
    私さえいなければビナーの時ももっと楽に突破できてたかもしれない..."

    ホシノ「...ねえ先生、私過去に来て何回泣いてると思う?」

    唐突な質問に先生が困惑する。

    "さ、さあ...数えてないよ"

    ホシノ「実は私も...だけど結構泣いてると思うんだよね...
    元々そんなに泣いたことないのに...先生に甘えてるからかな?」

    "わ、私のせい...?"

  • 95二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:19:56

    ホシノ「ううん、先生のおかげ
    嬉しくて泣いたこともあったけど、辛くて泣いたときもあった
    でも1人でならきっと我慢して泣いてなくて...抱えていつか壊れてたよ
    だからこうやって、何度も泣けてるのは...私がこうやっていられるのは先生のおかげだよ
    だから、邪魔なんて言わないで?
    弱くなってるように見えるけど...その分1人で抱えてないから負担は楽になってるんだよ?」

    "...おかしいな...私もこんなに弱音を吐くタイプじゃなかったのに"

    私の言葉に先生が苦笑しながら返す。

    ホシノ「じゃあ私と同様、私に頼ってくれてるってことなのかな?」

    "情けないことにね..."

    ホシノ「いつも頼ってばっかだから私は嬉しいよ」

    沈んでいた先生の顔は明るさを取り戻していた。

    ホシノ「あっ先生...今日も一緒に寝てね?
    ビナーの恐怖が残ってるからね」

    "寝るのはいいけど、微妙に冗談かどうか判断しづらいのは止めて欲しいかな..."

    ホシノ「どっちだと思う...?」

    "......本当?"

    ホシノ「ありゃ...バレたか...」

  • 96二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:20:57

    私は先生に抱きしめられた。
    何も言わない先生の胸に抱かれて震えが来た。
    砂漠で歩いてた時も怖くなかったかと言われたら嘘になる。
    その恐怖が緊張の糸が途切れて...
    ...いや、やはり裸で寒いからということにしておこう

    それから、先生から治療を受けて私は動き出す。
    未だ傷が痛むため、満足に動けない
    そのため、私は先生から手厚い看病を受けることにした。
    作ってもらった食事は食べさせてもらったりした。
    そのまま、あっという間に夜になる。
    私は先生と共にベットに入った。
    受けた傷は大きい。
    今でも痛む。
    未来を変えるための作戦は失敗した。
    それでも、私の気持ちは驚くほど穏やかに眠りについた。
    だって、先生がいるし...なによりまだまだ始めたばかりだ。

  • 97二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:28:22

    お待たせ、更新したよ!

  • 98二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:21:29

    待ってた!!!!

  • 99二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 09:19:01

    どうなるか楽しみです

  • 100二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 09:21:11

    ホシノの弱音珍しい故に染みるね

  • 101二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:12:35

    ゆうほ

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています