うぐっ、げほっ……

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:07:22

    カハァ!
    ……くそ、今日は一段と酷いな

    ここだけマコトの体が雷帝時代のいざこざでズタボロになっており、余命僅かな世界

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:08:57

    ギャグ病気はいいけどイブキが泣くようなのは許されないぞ!

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:10:31

    スペランカー化すればいいだけだから

  • 4二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:11:35

    もしかして後遺症か何かで髪が白くなってる?
    …下手するとヒナ諸共

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:11:46

    このレスは削除されています

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:14:28

    >>2

    だいじょぶだいじょぶ、イブキの前ではいつも元気いっぱいだぞ!


    ……いなくなった後、一気に大量吐血とかするけど

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:16:07

    本当はヒナと互角に戦えるぐらい強かったんだ
    炎上する飛行船からイブキを連れて脱出するぐらいの力は未だ残ってるんだ
    でも無理するとカハる
    本当ならあなたの傷の半分は私が受け持つべきだったのに、ってヒナは今でも曇ってる

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:16:55

    とあるご主人「ギャグ時空の奴は…そう簡単には4なない。」

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:20:02

    >>7

    こうなる前はヒナの良き理解者であって欲しい


    あと、風紀委員の予算を削っている理由が『ヒナが自分と同じようにならない為』って可能性もありそう

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:26:35

    「マコト先輩、大丈夫? 疲れちゃった?」
    「ああ…ごめんなイブキ…ちょっとだけ寝させてくれるか?」
    「うん! じゃあイブキ、膝枕するね!」
    「キキッ…ありがとうな。少ししたら、起きるから…」

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:33:42

    >>10

    大丈夫?起きる?そのまま事切れない?

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:36:39

    マコト曇らせ…いいな
    遺書とかで引き継ぎをしっかり書いてそう

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:40:34

    このレスは削除されています

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:42:37

    赤モップがよくサボる理由がそんなところに……

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/10(日) 23:42:55

    ヒナが食らうはずだったものがマコトが庇ってこうなったとかだとひなもお労しいことになる

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:03:21

    同世代のサツキが催眠術(というかオカルト)に傾倒してるの、普通の手段じゃマコトの体を治せないからだったりしそう
    例の催眠術も苦痛を和らげる為に開発したのが始発点だったりして

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:09:05

    マコトの角がどんどんボロボロになってある日ポロッと取れてほしい

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:16:22

    >>10

    >>11

    イブキは聡いし悟ってそうでもある

    安心して逝けるように何も分かって無いフリして屈託無い笑顔を見せた後、目を閉じたマコトを慈母のような表情で抱きしめて、それでも我慢できなかった涙が零れてそう

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:24:10

    雷帝の遺産を全て潰す事に成功して祝勝会を開くことになったけど一向にマコトが来ないから様子を見に行ったら議長の椅子で眠るように事切れたのを発見して崩れ落ちそうなのは誰だろう

    ヒナだと本格的にシナって引きこもりが長期化しそう

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:24:43

    >>19

    イロハ

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:27:23

    >>18

    そこにヒナがやってきて事切れたマコトを見ちゃって、イブキは我慢してるのに年上の自分が大泣きしちゃって欲しい


    たぶん、この時の空模様は雲一つ無い快晴なんだろうなぁ

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:27:30

    >>14 >>16 >>18

    体を休めてほしくて、サボる姿を見せつつ自分はなんやかんや仕事するイロハ

    心身の苦痛をどうにかして和らげてあげるため、催眠術に傾倒しているサツキ

    残り時間を可能な限り記録に残しておくために、いつも写真撮影してるチアキ

    自分を見て笑顔になってくれるならと、一生懸命笑顔で傍にいてくれるイブキ


    あかん、激重万魔殿になってしまう!!?

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:31:31

    もし4ぬ時は病院の窓を見ながらイブキの髪を少し撫でてから何も言わずなくなって欲しい
    ……あかん想像したら涙出てきた少し泣いてくる

  • 24二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:43:32

    先生経由でゲヘナ以外の医療系生徒たちがマコトを調べてみたけれど、そもそも今生きてることすら奇跡とかそういうレベルだったらどうしよう

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:47:09

    「本来の自分はあまり体を動かさない」という催眠術をかけられてるマコト……
    催眠術が解けた時、ゲヘナの二大巨塔と呼ばれたFRONTマコトが目覚める

  • 26二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:51:14

    僅かなマコト延命の一助になっているのが雷帝の遺産(またはその一部・破片)であり、雷帝の遺産すべての破壊=マコト延命の完全な終了になる、とかでもいい。

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 00:52:59

    >>26

    ヒナはひとつぐらい例外があってもいいでしょ、って日和るけど徹底して全て破壊すると宣言してるマコト……

    これが今のこじれの原因じゃん?

  • 28二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:05:17

    >>25

    でもこれが命を削ることを対価に強さを得ている感じで戦いが終わったあとでボロボロの姿になって倒れるんだ

  • 29二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:14:10

    >>27

    マコト本人はとっくの昔に自分が死ぬことを受け入れているけど、周囲はそれを許容出来ないってのはいいな…

  • 30二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:14:17

    一つのソファーにヒナと並んで座って、持ち込んだブドウジュースを分けて乾杯して軽い雑談交えた最後に嫌がらせへの詫びと、雷帝関連へ付き合わせたことへの感謝とヒナのこれからへの祈りを独り言のように呟いて事切れるマコトがいてもいい

  • 31二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:17:52

    この概念何が酷いって、マコトが死んでもゲヘナはそこまで変わりそうにないってことなんだよ

    そもそもマコトの存在を知らない生徒すらいる訳だから、彼女の死もせいぜい数日ぐらいしか話題にならない可能性もある

  • 32二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:24:44

    >>31

    キヴォトスで死者は珍しいみたいだからそういう意味ではもっと尾を引くんじゃねえかな?

    マコト本人がどうこうではなく、あくまで「悲しくも亡くなった万魔殿議長らしき生徒(詳しくは知らんけど)」って形で

  • 33二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:25:23

    休学して留年してなければ先生に生徒を見送らせてしまうこともなかったのにな…

  • 34二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:35:11

    昔どこかのスレで見た、生徒たちが遺書を遺す概念の中で、誰が書いたのかも誰に宛てたのかも分からない、ただ「遺産は全て壊せ」とだけあるってのがずっと心に残ってるんだが、それもアリだろうか
    道半ばになっちゃうけど...

  • 35二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 01:55:11

    >>33

    たぶん休学中に各地を尋ねて体を治す方法模索してたんじゃない?

    マコトってそう簡単に諦めないイメージだし(逆に言えば、一年かけてダメだったので折れたとも)

  • 36二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 02:01:52
  • 37二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 06:11:18

    >>35

    卒業後1人で遺産破壊に回るのは絶対大変だから、周囲が学校に留まるよう説得した説もある

  • 38二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 06:18:01

    ゲーム的には前に出れる臨戦マコトが実装されて『スキル演出で毎回吐血してるのにコイツ死なねぇな...』みたいになりそう

  • 39二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 06:18:13

    プライベートでヒマリと貧弱トークしてないかな

  • 40二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 07:30:49

    最後の雷帝の遺産を破棄する作戦を確実なものにするために先生を呼ぶマコト、なぜか敵対するヒナ、ユーザーがヒナ誰が抑えるんだよって思ってたら急にヒナと互角に戦い始めるマコト、なんとか最後の遺産を破壊した後にヒナに敵対の理由を聞こうとしたら

    「先生…最後の遺産はコイツではないのだ…最後の遺産はコレだ!」って言って自分の延命装置を破壊するマコト

    >>27

  • 41二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 08:15:16

    >>40

    あまりのガンギマリっぷりにユーザーはビビるし、マコトを止められなかったことでギャン泣きするヒナに釣られて泣く人も少なからず出そう

  • 42二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 08:22:50

    >>40

    間違いなくスチルでドーン!とお出しされる奴

  • 43二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 11:04:54

    >>38

    たぶん北斗のトキとかそういう枠になる

    あっちもめちゃくちゃ強いけど、最終的にはきっちり死んだキャラだし

  • 44二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 13:44:49

    ここのマコトが遺書に何を書くのか気になる

  • 45二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 18:38:56

    あげ

  • 46二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 18:47:46

    >>40

    ターミネーター2じゃねーかよ・・・

  • 47二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 18:56:34

    >>44

    「雷帝の遺産を遺したまま逝く。それが心残りでならない。あのようなものの後始末を他者に任せねばならない。それだけがただ口惜しい」みたいな責任感と心残りが山盛りの……

  • 48二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 19:02:32

    逆に遺産全て破壊した時の遺書はもう思い残すことはない!と思っていたが万魔殿の皆んなとヒナに会えなくなるのは悲しいとか書いてて欲しい

  • 49二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 19:10:18

    ところで若干スレチな感じがしないでもないんだけどさぁ
    エデン条約も一種の「雷帝の遺産」と思ってるマコトってありえる? 雷帝の存在が産んだ現代まで尾を引く面倒事という意味で
    雷帝と関係なく条約を締結して趣旨を乗っ取ることを遺産の破壊と考えたヒナ、雷帝が不在の今そんなもんゲヘナにいらんとするマコト

  • 50二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 21:10:46

    >>48

    最初の頃はとにかく遺産を壊すことだけ考えていたけど、万魔殿でイブキたちと過ごすうちにもう少し長く生きていいかもしれないと思うようになった旨が書かれていたら嬉しいな

  • 51二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 22:02:02

    >>44

    「空崎ヒナへ きっとお前なら平気だろうが、寂しく思わないでくれ。私が逝ってもお前の側にはたくさんの人がいる。それでも嫌なら魂だけになってでも見守ってやる」


    とか

  • 52二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 22:10:26

    ヒナが雷帝から「私の発明を使わねば死ぬぞ?」とか唆されて致命傷負ったマコトに遺産使って延命させたとかだったらいいな、その後「このマコト様がやつの遺産で延命して喜ぶと思ったか!」みたいな感じで袂を分かってほしい

  • 53二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 23:43:37

    >>52

    マコトはそのまま相打ち常套でいたんだけどヒナが勝手に使ったんだね……

  • 54二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 00:29:58

    マコトって色んな人に自分を賞賛させたがるけど、その実自分自身はそこまで他人に必要とされてないって考えてるのが何故だか似合うよね

    たぶん延命装置を使われる以前から痛み分け上等の無茶な戦い方してたんだろうな

  • 55二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 07:50:35

    ヒナは延命で仲違いしたけど完璧な延命じゃなくて吐血するくらい体調が悪いことは知らないとかだったらいいな

  • 56二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 10:50:53

    >>55

    これを踏まえたうえで>>40の戦闘中にマコトが吐血して、それにヒナが驚いたせいで負けるって展開があり得そう


    ユーザーは「いやなんで知らないんだよ!」って最初はなるんだけど、今までのイベントやメモロビをしっかり見返すと『マコトはヒナと一緒にいる時、一切病弱描写がなされてない』って気づくんだ

  • 57二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 11:50:11

    >>38

    自傷火力で制限着いてそう

    EX1「このEXスキルは自身の体力が1/3以上の時のみ使用出来る。自身の最大体力の1/3を消費し、相手単体に攻撃力のx倍分のダメージを与える。このスキルによって消費された体力は回復出来なくなる。(バリア無視)」

    EX2「このスキルは自身の体力が1/3未満の時のみ使用出来る。自身を中心とした円形範囲内の味方全員の会心値を上昇、体力を全回復した後、自身の攻撃力のx倍分のバリアを付与する。自身は退却する。」

    みたいな感じ

  • 58二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 16:07:55

    >>41

    想像するだけで泣きそうなんだが…

    お、大人のカードでなんとか出来ないんですか!?

    この物語は最後には必ずハッピーエンドにたどり着くんですよね!?!?

  • 59二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 17:27:34

    サツキが催眠療法でマコトの延命の一助になってる概念とは真逆だけど
    いつも使ってる催眠術がマコトがいつか死ぬことを知っていていなくなることに耐えられなくて必死に覚えた「マコトのいるいつものゲヘナ」を見せる催眠で今はマコトにだけ効く(自分が2人いることになるから)とかだったら重くていいなと思う

  • 60二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 18:36:24

    >>52

    けど本当はヒナが苦渋の決断で延命させてくれたこと自体は感謝してるし延命の結果である万魔殿での二年間は楽しかったから今は正直ヒナに謝りたいくらいに思ってて欲しい

  • 61二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 19:26:12

    >>38

    (挿入されるイブキとの思い出カットイン)

    『保ってくれ...もう少しだけ...!(吐血)』

    3:45から

  • 62二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 20:45:29

    雷帝の遺産だけあってどんなに負荷をかけても死ぬことはないとかだったらいいな、どんなに無理をして血反吐吐いても痛みで気絶しか止まることはないみたいな

  • 63二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 22:26:31

    >>62

    マコト「いくら銃で撃たれようが、血を流そうが、痛めつけられようが死なない…『こんなもの』が、命だとでもいうのか!!」

    …こういう台詞をイベントでお出ししてきそうだなぁ

  • 64二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 23:10:10

    最後まで強く自分の意思を貫くマコトもいい‥‥‥
    最期の最後に皆に絆されて諦めるマコトもいい‥‥‥

    心がふたつある‥‥‥

  • 65二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 23:26:30

    余命わずかな系スレで何故か強キャラになってて笑う

  • 66二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 23:29:06

    >>65

    古来より『余命わずかな病弱キャラはいつでも退場させられるのでどれだけ強さを盛っても良い』という言葉がある

  • 67二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 23:46:37

    脇腹を砲弾の破片で抉られて内臓がいくつかダメになってて免疫が著しく落ちているしそもそも際どい所に食い込んだ破片が摘出できなくてそれが太い血管を裂くリスクを抱えていたりだとかそういうのが好き

  • 68二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 00:00:25

    >>66

    うむ…(某世紀末マンガのあいつを見ながら)

    病弱だから戦闘時間に制限ありってのもよくある制約よね

  • 69二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 07:22:20

    逆にとんでもなく弱体化してるパターンだと腕相撲で万魔殿全員に勝てなそう
    先生と良い勝負しそう

  • 70二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 07:32:29

    苦節の末に雷帝の遺産も残り僅か。最後の詰めのために先生を呼びつけたと思ったらヒナと慮外の激突を繰り広げ始め、健闘虚しく「最後の遺産」の破壊に成功してしまう…
    普段の気迫の欠片もない穏やかな表情で万魔殿とヒナと先生に感謝を述べて「疲れたからイブキのところで休む」とか言って一足先に帰還。追ってゲヘナに戻った先生とヒナ達が見たのは、深い深い眠りについたマコトを膝の上に、静かに涙を零して撫でるイブキの姿で…
    暫しの後、遺体の整理を依頼するためヒナがマコトを抱えてセナのところへ行く。処置が始まって「常々興味があると思っていましたが…まさかあなたが初めてだとは思いもしませんでした」と呟いて、セナが手を触れた瞬間に
    「はっっ!!私としたことがッ!完全に寝ていた!!すまんイブキ!今は何時だ!?」とか騒ぎ出して一同プレイヤー全員腰抜けるまで脅かして欲しい
    (なお体は依然セナやミネ団長すら少しでも安らかな短い余生を送るのを薦めるしかできないレベル)

  • 71二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 14:13:02

    >>70

    ハッピーエンド…なのか?

    まあ、先生がいなくなるまでは大丈夫そうだしええか!

  • 72二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 15:21:54

    遺産の影響で、少しずつ体が機械化されていくってのを想像した
    当然拒絶反応が出て常に苦しいわ痛いわ吐血するわで。機械化が進んでいるところの皮膚の下はターミネーターのようになってたりする。完全に機械化されれば「羽沼マコト」は死んで「羽沼マコト」だった“何か”に変わってしまい、かといって遺産を破壊すればマコトは死ぬが、マコトとして終わらせられる。そのことを知ってるのは本人と…あと誰がいいかなぁ

  • 73二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 20:32:15

    人体でテセウスの船すんな!

    それはさておき、知れるのはヒナしかいなくないか?
    マコトが想像以上に強いのもあるだろうがヒナに葛藤デバフも掛かっていたという落とし所で

  • 74二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 21:01:43

    ヒナの手痛い一撃で皮膚が剥がれてネジやケーブルが飛び散り金属フレームが剥き出しになってそれに動揺したヒナにダメージを全く受けた様子なく反撃して欲しい

  • 75二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 22:09:05

    良い概念やムホホということで辻ssを投下させていただく

    パスワードはhinamakoです

    特にcp要素はありません

    Writeningwritening.net
  • 76二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 05:20:18

    絶対スレチだし下手っくそな文章だけど、一応SS書けますた。ちょいグロテスク描写あるけど載せても大丈夫ですかね?

  • 77二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 10:43:41

    >>76

    構わん 行け

  • 78二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 14:22:37

    「………ぅ」
    このマコト様としたことが油断した。雷帝の遺産と思われる謎のオートマタを破壊する寸前に、まさか自爆するとは思わなかった。更に爆発の威力は凄まじく、建物が一瞬にして崩壊してしまう程だ。咄嗟にヒナを建物の外に投げたから、巻き込まれてはいない筈だが……。
    「ぐ……ぅぅ…!」
    瓦礫に押し潰された影響か、体がまともに動かない。このままでは流石にまずいか?
    カシャン…
    「!」
    あれは…オートマタのコア部分?あれだけの自爆だったのにも関わらず、全くの無傷ではないか。一体どういう構造をしているんだ……。
    ギギッ…
    「……は?」
    コアからコードが私に向かって伸びてきている。まずい……まずいまずいまずい!分からんがまずい!
    「やめろ!来るな!来るなぁぁっ!」
    コードはそのまま私に触れると、コアを引き寄せて体に押し付ける。次の瞬間、私は耐え難い激痛に襲われた。
    「がっ…ギッ、ィ…!」
    ブチブチと自身の体がコードによって容易く引き裂かれる。ヘイローなど無意味と言わんばかりに。
    ゴリュッ……ゴキッ
    「ッ……っ…!」
    骨が折られ、とうとう体の中に入ってくる。そして心臓にコアが触れたのと同時に、私は意識を失った。

  • 79二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 14:29:49

    >>78

    乗っ取り型かぁ…

    fnafのマイケルみたいになっちゃいそうだね

  • 80二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 16:51:28

    一応こんなのでよければある程度続きますが、いかがでしょう?
    スレ主さん的にもOK貰えれば頑張ります

  • 81二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 22:05:38

    ヘキになりそうな概念だな

    >>72

  • 82二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 23:56:00

    個人的には悪刀鐚みたいな能力の遺産をイメージしてたな~
    所有者の心臓に直接突き刺すことで人体を活性化させ、疲労も苦痛も死の恐怖すらも感じない屈強な肉体を持つ不死身の戦士として半永久的かつ強制的に動かし続ける、的な。

  • 83二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 07:18:26

    隷属器みたいに意識を他に移すタイプの遺産を探し出すも悩む隙もなく粉砕するヒナマコ

  • 84124/11/15(金) 08:29:17

    >>80

    どんどん書いていいよ

    というかもっとちょうだい

  • 85二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 13:28:06

    >>83

    使用した痕跡があったらどうしようそれ…

  • 86二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 22:26:50

    あげ

  • 87二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 23:44:05

    ただいま一生懸命リアル事情を処理しております、SSはもう少々お時間を…!

  • 88二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 04:01:57

    >>78

    「…………何だこれは?」

    目が覚めたら、白い毛玉が私の視界いっぱいに広がっていた。触れるとモフモフと触り心地が良く、このまま顔を埋めて二度寝をしたくなる。まだ体が怠いし重い……本調子ではないから、このまま二度寝を……。

    「っっっって違う!!!!!」

    「きゃあ!?」

    飛び起きて白い毛玉を退かし、自分の体を確認する。何処にも傷はなく、体が怠い以外は至って健康のように感じる。……もしやコアが体の中に入ってきたアレは夢か何かだったのか?というか今更ながらここは病室ではないか。

    「マ…コト?」

    「ん?」

    声のする方を向けば、そこにはキョトンとした顔で床に転がっているヒナがいた。何をしているんだこいつは。

    「何故床に転がっているんだお前は。汚れるぞ」

    「マコト!!」

    「グエーッ!?」

    こ、こいついきなり飛び付いてきた!肺の空気が全部吐き出されたぞ!

    「オ、オエッハキソ……。ヒ…ヒナ貴様……このマコト様に対して良いどきょ「かった……」……う?」

    「良かった…!」

    「…………………」

    私の胸に顔を埋めて泣き出し始めた。……ヒナが泣いているのを見るのは、初めてだな。

    「はぁ……今だけだぞ」

    私はヒナをそっと抱き寄せ、頭を撫でてやった。色々と説明してほしいが、まずはこいつを落ち着かせる事が先か。ヒナの様子から見るに、私はそこそこ長い時間眠っていたようだ。丁度いいところにカレンダーがある。確かあの日は今から……。

    「ふむ……3ヶ月前か」

    ……………………。

    「3ヶ月ぅぅぅううううう!!!?」

    「痛い痛い痛い痛い!髪!マコト髪引っ張らないで!」

  • 89二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:36:47

    >>88

    3ヶ月間もマコト不在とか、ゲヘナの治安かなり悪化してそうだなぁ

  • 90二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:58:51

    保守

  • 91二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:25:38

    >>85

    卒業したはずの雷帝が最悪の方法で帰ってくるな

  • 92二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:59:00

    遺産を悪用する敵とVS無常の時のクーガー兄貴みたいなやりとりするマコト…

  • 93二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 04:33:47

    >>88

    その後、私は医師から説明を受けた。私は救助されるまでに3日近くかかり、心肺停止状態で発見された。直ぐに救急搬送され、何とか息を吹き返す事に成功はしたが、目覚める可能性はほぼ無かったらしい。何でも長時間の圧迫による神経や内臓のダメージ、更には救助活動中に降り始めた雨による低体温症、そして心肺停止状態が少なくとも1時間経過していたという。何故生きているのかは、直ぐに答えが出た。「心臓に何か機械のようなものが同化しており、それが生命維持装置の役割を荷なっている。しかし体がそれに拒絶反応を起こし、身体能力の低下を引き起こしてもいる」と。

    「……………………」

    「マコト……」

    夢ではなかったか……。しかも心臓と同化して分離ができなくなっているときた。何故あれほどの傷が一切の痕跡無く治っているのかは謎だが、コイツが無ければ私は死んでいた可能性が高い。他の遺産も引き続き捜索するが、コイツを分離する方法も探さなければならなくなったな。

  • 94二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 15:46:18

    >>93

    それからというもの私はリハビリを兼ねて退院し、ゲヘナへと戻った。本当なら入院していたほうが良いのだが、流石にヒナ一人にゲヘナを任せる訳にはいかんし、私自身の体にあるコイツをどうにかしなければならない。

    「…………これも違うか」

    私は今ゲヘナの資料、それも雷帝の遺産に関する機密資料を見ていた。少しでも分かれば良いと思っていたが、中々見つからない。一度資料を片端から処分した事があったが、まさか雷帝関連の資料も一緒に処分してしまったのではなかろうな。自分でやった事ながら全然覚えていない……不安になってきたぞ。

    「マコトちゃん、流石に休憩したらどう?もうかなり時間経ってるわよ」

    「ん?……もうこんな時間か」

    サツキの言う通り、かなり時間が経っていた。一度休憩を取るべきだな。

    「ふぅ……しかしこれだけ探しても見つからんとはな。資料を雑に纏めすぎたか……」

    「あの時は雷帝がまだキヴォトスで活動してたし、仕方なかったわよ」

    「それはそうなんだがなぁ……」

    「それに今日はいつもより調子が良くないんでしょ?私が変わりに探しておくから、マコトちゃんはゆっくりしてて」

    「…すまんなサツキ」

    肩をほぐしながら、私は資料室から出た。体がかなり怠いな……今日は早めに寝たほうがいいな。

    「けほっ……。風邪でも引いたか?」

    怠いだけでなく、咳まで出てきた。明日動けるか?

    「げほっ、げほっ……ぅ、げほっ!…な、何だ…?」

    急に咳が激しくなって、胸が苦しい…!

    「げほっ!げほっ!ゴボッ!…………ぁ?」

    何かを吐き出すのと同時に、口いっぱいに広がる鉄の味。床に散らばる赤い物は……血か?何で?私が吐いたのか?

    「ガハッ!ガ、ぁ…ごぶっ…!」

    と、止まらない…!胸の苦しさも更に増して…!ダメだ……い、意識が…………。

  • 95二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 23:54:23

    保守

  • 96二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 04:46:25

    早めに見つけてもらわないと大丈夫か?

  • 97二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:43:18

    このレスは削除されています

  • 98二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:39:19

    もしかしてゲヘナのトップであるはずのマコトの知名度が無いのは、自分が居なくなってもあまり影響が無いように敢えて情報工作を行っている…?

  • 99二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 23:38:57

    >>94

    目が覚めれば病室のベッドで横になっていた。ほんの僅かに体を動かすのも酷く億劫だ……。まぁ、あれだけ血を吐けば否が応でもそうなるか。これはしばらく動けそうにないな。

    「ぬ………むぅ……」

    それにしても違和感がある。胸を中心に、何かが少しずつ大きくなっていくような、なんとも形容し難い違和感だ。しばらく胸に手を当ててどうにかできないかと悩んでいると、部屋に誰か入って来た。

    「!…目が覚めたようですね」

    「セナか」

    入って来たのはセナだった。私が起きたことに驚いたようだが、すぐに安堵の表情を浮かべた。

    「セナ、私はどれくらい寝ていた?」

    「2週間ほどです。発見当初はかなり大騒ぎでした」

    「そうか。……一応聞くが、誰が最初に私を見つけたんだ?」

    「イブキさんです」

    たまらず苦い顔をした。よりにもよってイブキに見られたか…!

    「……イブキは大丈夫か?」

    「かなり大きなショックを受けたようです。貴女を発見したイブキさんは悲鳴を上げた後に気絶してしまいましたから」

    「うぐぅ……すまんイブキ…!」

    「今はもう落ち着いていますよ。他の万魔殿のメンバーのケアもありますし、貴女が帰ってきた時に心配させないよう奮起しているみたいです」

    「!……そうか」

    それなら安心だ。……まぁ後で謝っておかなくてはな。

    「それよりも、貴女のほうが問題です。精密検査を行いましたが……」

    そこでセナが言い淀む。珍しいと思いつつ、あのセナが言い淀むという事は相当な事だ。だが、何となく分かる。間違いなく遺産関連だろう。

    「聞かせてくれるか。どのような事でも受け入れるさ」

    「…………分かりました」

  • 100二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 05:58:20

    2週間か
    結構長い間意識失ってたんだね

  • 101二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 16:06:45

    あげ

  • 102二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 21:21:26

    >>99

    「……そう、か」

    精密検査の結果、心臓を中心に体が未知の金属に変質しているというもの。違和感の正体は十中八九これだろう。

    「誰かには言ったのか?」

    「いえ…まだ誰にも」

    「そうか。……セナ、一つ頼みがある」

    「この事は内密に…ですか?」

    「…………ああ」

    「………分かりました。ですが、必要になれば他の人にも伝えます。それでいいですね?」

    「ああ。すまないな」


    ______________________


    それからというもの、常に誰かしら私の側に居るようになった。基本は万魔殿メンバーの誰かだが、かなりの頻度でヒナが私の側に居る事もあった。風紀委員の仕事はどうした貴様。いや「私じゃ嫌?」じゃない。仕事をしろ仕事を。私の側にいるのも立派な仕事?風紀委員の仕事をしろと言っているんだ貴様!予算を減らすぞ!?なんなら万魔殿の仕事も回してやろうか!?貴女が楽になるなら回してもいいだとぉ?吐いた唾は飲めんぞ貴様ァ!いいだろう!ならどうしても万魔殿がやらなければならない仕事以外全てそっちに回してやるから覚悟しろ!

  • 103二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 05:43:55

    とても好きな概念だ
    ssも素晴らしい……

  • 104二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 06:02:05

    ヒナも素で優しいところがあるとはいえ、覚悟ガン決まりだ

  • 105二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 12:54:53

    遅筆かつ下手っぴなSSを投稿させて頂いてる者です
    今エンドが3つくらいありまして、どのエンドに行こうか迷っています……
    1.ノーマルエンド
    2.ビターエンド
    3.バッドエンド

  • 106二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 18:33:21

    >>105

    こう考えましょう、全部書いちゃえばいいさ、と

    まあでも楽しみにしているのでお待ちしますよ

  • 107二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:23:05

    >>102

    「っ……ゔ………ぇ゙えっ…!」

    びちゃびちゃと、ほとんど胃液だけの吐瀉物を洗面台に吐いた。

    「はぁ……はぁ…………っ…ん、ぐ……ふー……」

    口の中を水で濯ぎ、顔を上げる。髪はボサボサで、目の隈が酷い。自分の事ながら、酷い顔をしている。

    「……………………」

    最近になって、また見るようになったあの日の悪夢。瓦礫の中から貴女を見付けたあの時、私は何もできなかった。冷たくなった貴女を見て、私は生きた心地がしなかった。息をしておらず、心臓が止まっている貴女を見て、私は泣き叫ぶ事しかできなかった。いつしか意識を失って、私も同じ病院に搬送される始末だ。

    「……………………」

    目を覚ましたあとに、私は貴女の側から離れる事ができなかった。皆頑張っているのに、私だけ何もしていないの。死んだように眠る貴女から少しでも目を離してしまえば、本当に死んでしまうんじゃないかと思って……離れられなかった。だから目を覚ました時、本当に嬉しかった。良かったと。これで元に戻れるって。でも、医師から告げられた事実に、私はまた絶望した。無駄に時間を浪費しただけで、貴女の役に立つ事なんて何一つできてない。

    「……………………」

    学園に帰って来た後もそうだ。肝心な時に側にいなかった。貴女が倒れてから全て知って、結局また私は何もできずに……。

    「……大丈夫、大丈夫だから」

    だから、今度こそは必ず貴女を守るから。絶対に貴女を元に戻す方法を見つけてみせる。だから……


    だか……ら…………、




    これもきっと……悪い夢なんでしょう…?

  • 108二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 05:59:11

    無力感に苛まれるヒナかわいいね

  • 109二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:17:24

    保守

  • 110二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:21:24

    泳ぎ続けてないと呼吸できないサメみたいな生き様のヒナマコ
    ヒナが無心で治安維持の仕事やってるの、こういう所から気をそらす側面もあるんだね…… だからうかつに休ませてはいけない
    そういうヒナの精神性を知ってか知らずか仕事を与えまくるマコト…… 自分のことを考える時間を減らすために……

  • 111二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 00:13:42

    >>107

    あれから様々な事があった。エデン条約やら世界の存亡の危機やらシェマタやら……。とんでもなく忙しかったが、それと同時に楽しかった時間でもあった。

    「……………………」

    ……そろそろ、限界かもしれん。何度も血を吐き、体調を崩し、酷い時は全く動く事すらできなかった体。それが数週間経った現在、体の調子がずっと良い。というよりも、体調をまるで崩さなくなったというべきか。血を吐く事も無くなり、体の違和感すら消えた。それと引き換えに、思考が纏まらなかったり、短時間の記憶が消失した。目の前にいて、会話をしている相手の事が分からなくなる事もあった。更には自分の事が一瞬分からなくなり、極めつけは体が自分の意思とは関係なく、勝手に動き出し始めるのだ。

    「……………………」

    手の甲をつねる。本来なら痛みがある筈なのに、何も感じない。そのまま引っ張り、力を込めていけば皮膚が剥がれる。

    「……………………」

    手首から先の皮膚を、肉を全て剥がしていく。手に血こそ付いているが、それだけだ。血はあれど、流れていない。

    「……………………」

    出て来たのは、見た事のない金属でできた骨格に近い形状の機械の手。ここまで変質しているという事は、生身の部分はほぼ残っていないのだろう。

    「……なるほど、胸に傷が見当たらなかったカラクリはこれか」

    ゆっくりと、しかし目に見える速さで肉と皮膚が再生していく。いわばこれで金属フレームを覆い隠し、偽装する事で周りに溶け込むのだろう。

    「……………………」

    私は電話を手に取り、二つの学園へと連絡を取る。雷帝の遺産の破壊を、確実なものにするために。

  • 112二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 10:36:01

    どんどん侵蝕されてってる

  • 113二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:32:07

    冷静に考えたらこんな、生物に寄生するかの如き動きをする遺産なんて自分が制御できるうちに壊してしまいたいのは理解する
    けど、そこら辺どうにかならねぇのかなぁ!

  • 114二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:07:23

    ちょっとスレの趣旨とズレるかもしれんが
    マコトが雷帝のスペア用に作られた雷帝のクローンだったりしないかなと思った
    創作だとクローンって短命なことが多いしそんな体で雷帝時代に無茶してたら体ボロボロになって余計に寿命縮まってそう
    この場合マコト自身が雷帝の遺産ってことになるからマコトは延命治療とか打診されても拒否してそう

  • 115二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:28:37

    >>111

    今朝、マコトから雷帝の遺産が発見されたと伝えられた。場所はシェマタが見つかったアビドス砂漠。本当はゲヘナだけで処理するつもりだったけど、確実に破壊するためにアビドス高校とミレニアムサイエンススクールにも協力を要請したと聞かされた。確かに小鳥遊ホシノが味方となってくれれば心強いし、ミレニアムには私と小鳥遊ホシノに並ぶ実力者がいると聞いた事がある。本当はトリニティにも声をかけるつもりだったみたいだけど「話すら聞いてくれるか分からんからやめておいた」と言っていた。まぁ…気持ちは分かる。それでもあのマコトがトリニティにも協力要請を送ろうとしていたのには驚いた。今回の気合の入りよう……相当危険な代物なのは間違いない、けど……。

    「………………っ」

    何なのかしら……この嫌な予感は……。

  • 116二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 08:14:34

    いやにマコトから静かな決意とかを感じてるんだろうな
    ここで止めないと、行っちゃうよ

  • 117二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 08:48:09

    >>10

    HUNTER×HUNTERのメルエムとコムギ思い出した

  • 118二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 15:28:24

    保守

  • 119二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:40:47

    ほしゅ

  • 120二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 02:21:49

    >>115

    「ねぇ、マコト」

    「ん?どうしたヒナ、まさか忘れ物か?」

    「違うわよ。……ただ、何だか嫌な予感がするの」

    「ふむ、嫌な予感か」

    「ええ……」

    装甲車でアビドス砂漠へと移動中に、ヒナがどこか不安……いや、怯えているような表情を浮かべていた。

    「具体的に、どんな感覚だ?」

    「えっと…………。ごめんなさい、うまく言えないのだけど……その……マコト、貴女の事なの」

    「何?私?」

    少しばかり視線を彷徨わせたあとに、ヒナは震える声で言った。

    「マコト………いなくならないわよね…?」

    「………それは分からん。雷帝の遺産が相手では、どんなイレギュラーが起きても不思議では、」

    全て言い切る前に、ヒナが私の手を取る。両手で包み込み、まるで祈るようなその様は、到底いつものヒナのようには見えない。事実、ヒナの両手は小さく震えていた。

    「いなくならない…わよね…?」

    もはやそれは懇願だった。私に「何処にも行かない」と言ってほしい。そう言わんばかりの様子。……ハッキリ言えば不可能だ。私は皆に自分を徹底的に破壊させるつもりだ。故にその願いは叶えてやることができない。

    「ヒナ、雷帝の遺産の恐ろしさはお前も良く知っているだろう。お前は自分の心配でもしていろ」

    「で、でも…!」

    ゴッ!

    「〜〜〜〜〜〜〜!?」

    「いい加減にしろヒナ、しつこいと脳天に肘打ちをかますぞ」

    「も…もうやってる…!」

    プルプルと頭を押さえて呻くヒナ。……考えてみれば、最近はほとんどくだらん会話もしていなかったな。

    「ヒナ、少し話に付き合え」

    「あ…え?」

    「話に付き合えと言った。アビドス砂漠に着くまでまだ時間がある。単なる暇潰しだ」

    ……………………。恨めよヒナ。無責任な私を。

  • 121二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:28:28

    このレスは削除されています

  • 122二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 22:55:32

    ほしゆ

  • 123二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 23:05:05

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 04:07:46

    >>120

    アビドス砂漠の合流地点には、アビドス高校メンバーとC&Cが既に到着していた。このあと砂漠に飲まれた廃墟街へと向かい、そこで私を皆に破壊してもらうのが目的だ。ヒナは……まぁ先程の会話である程度大丈夫か。アビドス高校メンバーやC&Cと多少の会話をしつつ、今回の要点を説明した。まぁ、ほぼ全てでっち上げなんだが……。

    「……………………」

    ところで何故か大型犬を彷彿とさせるC&Cがこちらを見て首を傾げているんだ?

    _________________


    「ん〜……」

    「おいアスナ、お前さっきからどうしたんだ?ゲヘナの議長をずっと見ててよ」

    「あっ、リーダー。あのマコトっていう人、何か嘘をついてる気がするんだよね〜」

    「は?嘘?」

    「うん、何となくだけど!」

    アスナの勘は基本的に当たる。つまりあのゲヘナの議長、羽沼マコトは間違いなく嘘をついている事になる。だが、雷帝の遺産の一例であるシェマタの話を聞いたが、あんな危険なモンを保存するような奴でもねぇし……。

    「……………………」

    一筋縄ではいかないな、こりゃ。

  • 125二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 13:38:17

    アスナは過程すっ飛ばして違和感持ってくるから天敵すぎる

  • 126二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:59:27

    これ直接「私が最後の遺産だから私を○せ」って言うんだろうか

  • 127二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 06:03:10

    直前まで気づかれないように動きそう、なんとなく

  • 128二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:24:33

    >>126

    そう言って◯してくれるキャラって居そう?

  • 129二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:35:55

    >>128

    個人的にはネルかイロハが良いなぁ


    昔、マコトがイロハにだけ全てとは言わないけど匂わせ的な事を言っており、「いざというときは任せたぞ」と託していたら私好み

    まぁ、そんな事を誰にも匂わせすらしていなかったらネルくらいしかマコトの覚悟を受け入れられなさそう

  • 130二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:42:53

    「そういえば聞いてなかったんだけど、今回の雷帝の遺産ってどんなの?教えてくれれば対処がしやすいし」
    小鳥遊ホシノからの質問だ。横にはヒナもいるし、なんなら私を挟むようにC&Cの美甘ネルもいる。あと大型犬っぽい女子も。……目的地まであと少しだし、話しても良いか……。
    「…………以前私とヒナの二人がかりで破壊したオートマタ、その同型機だ」
    「オートマタ?」
    「ああ。…だからといって、オートマタと油断するなよ。ヒナ一人では勝てん程には強力だ」
    「えっ、そんなに…?」
    「そんなにだ。だから万全を期してこれだけの人数を呼んだのだ」
    「うへぇ〜……確かにヒナちゃんより強いってなると大変だね。……あれ、ヒナちゃん大丈夫?」
    「……………………」
    ヒナが沈んだ表情をしている。というよりも何かに気付いた…いや、気付きたくないことに気付いたか。
    「そのオートマタはコアを破壊せん限り動き続ける。頭部を破壊しても平然としていたから、これは間違いないだろう。コアの場所も人体で言えば、ちょうど心臓の所にある」
    「なるほどな、だがコアさえ潰せばやれるって事だな?」
    「確証はないがな」
    ……目的地に到着したか。
    「そのコアだが、かなり厄介な機能を持っている」
    「あ?厄介な機能?」
    「ああ」
    私は振り返り、最後の説明を始めた。
    「コアは独立して活動が可能でな。人体へと侵入するんだ。まるで寄生生物のようにな」
    「人体に侵入…?」
    「その後、コアは少しずつ宿主とした生物を機械に作り変えていく」
    「……………………………ぇ」
    ヒナが掠れた声を出す。
    「…待っ…て…………作り変えるって…どういうことなの…?」
    「そのままの意味だ」
    体ごと振り返れば、今にも倒れてしまいそうなヒナ。……やはり、小鳥遊ホシノと美甘ネルに頼んで正解だったな。この状態のヒナでは到底やれんだろう。
    「私の体内にそのコアがあり、既に体のほぼ全てが機械に変わっている。つまりだ」
    私は自身の胸に手を当てた。
    「今や私が、その雷帝の遺産だ」

  • 131二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:43:28

    >>130

    ホスト規制くらって投稿遅れましたぁ…!

  • 132二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 01:39:46

    ここからでも入れる保険は……ありますか………?

  • 133二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 06:01:14

    最強格二人連れてきたのは色んな意味で正解だったね
    倒すことも、足止めとして時間を稼ぐこともできる

  • 134二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:49:41

    激闘の中でエピソード20くらいに敵を足止めして途中離脱して、最後の方にぼろぼろになって倒れてるマコトが見つかって、マコトの為にも雷帝の遺産を全て破壊しよう、って覚悟を決めて最終決戦を迎えた後の後日談に病院で目を閉じてたマコトがうっすら目を開いて

    「私はまだ生きているのか……」

    って愕然とするんだけど、実は手術によって代替品と入れ替えられて雷帝の遺産は何もかもちゃんと破壊されてるみたいなエンディングがいいな。

  • 135二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 16:09:28

    >>130

    美しい…ヒナは美しいしマコトは格好良い…

  • 136二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:39:43

    >>129

    ネル相手に自己犠牲はド地雷だろうから無理だと思う(アリス、トキ)

  • 137二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 21:19:08

    この概念すごい良い

  • 138二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 05:42:53

    雷帝関連だからこそ、マコトとヒナは事態の深刻さは身を持って知っているのがまた

  • 139二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 05:58:12

    >>130

    「なんで……なんで教えてくれなかったの……」

    「言ったところでどうしようもない。こいつが体内に入った時点で、もう手遅れだったんだヒナ」

    「だからって………だからって!」

    「…逆に聞くが、お前は素直に教えたのか?」

    「っ……!」

    「…………無言は肯定と受け取るぞ」

    マコトは愛銃である「唯我独尊」を手放した。

    「本来なら、私だけで処理する筈だった。だが、実行するには遅すぎたんだ」

    懐から、予備として持っていたハンドガンを自身のこめかみへと向けたマコト。しかし、引き金にかけた指は小さく震えるだけで、一向に引こうとしなかった。ハンドガンを降ろし、それも手放す。

    「ご覧の通り、もう自分で自分を害する事ができん。だからこうしてお前達を呼んだ。確実に私を……遺産を破壊するために」

    「…つまり私達に人殺しをしろっていうの?」

    「人殺しではないぞ小鳥遊ホシノ。もう私は人ではない」

    睨むホシノに、マコトは平然と返した。もう自分は雷帝の遺産となってしまったために、人でなくなってしまったのだと。

  • 140二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 05:58:31

    >>139

    「私はやらないよ。絶対に」

    「何?」

    「私はやらないって言ったんだよ。例えシェマタのような物でも、貴女が人である事に変わりはない」

    ホシノは手に持っていたショットガンを背に回した。

    「ヒナちゃんだけじゃない。貴女を大切だと思ってる人達だって沢山いる筈だよ。その人達を悲しませるつもり?」

    「むっ……」

    「私もやらねぇ」

    「何ィッ!?」

    ネルも同じようにサブマシンガンを背に回し、腕を組んだ。

    「てか機械関係なら今直ぐウチに来い!雷帝の遺産なんて代物、飛び付かねぇ奴のほうが少ねぇし、何より人命がかかってんのなら拒否なんかしねぇよ!拒否すんなら私がミレニアムで暴れてやるって言ってやる!」

    「だ、だが雷帝の遺産はどのような事が起きるか分からんのだぞ!?」

    「うるせぇ知るか!今直ぐウチ来いって言ってんだろ!手足縛って無理矢理連れてくぞ!」

    「な、ならば……イロハぁ!」

    「あっ、私も嫌です」

    「何だとぉ!?」

    イロハはスマホを取り出した。

    「というより、今先生に連絡しました」

    「何をしているんだ貴様ァ!?もしもの時は頼むと言ったではないかぁ!」

    「はい。でも承諾はしてません」

    「お、おのれぇぇぇぇぇぇ!!!」

  • 141二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 05:59:57

    >>140

    「な、何故こんな事に…!?」

    「マコト……」

    「ヒ…ヒナ……」

    ヒナはマコトに歩み寄り、胸倉を掴んで自身に引き寄せた。

    「あー……ヒナ?」

    「ふん!」

    「ぶべ!?」

    そして強烈な、本気のビンタ。そこらの生徒なら一発で失神するほどの一撃だろう。パンッ!などという生優しい音ではなく、バシィィン!と力士の張手が如くの音が響いた。ホシノやネルもたまらず自分の頬を押さえてしまった。

    「ふん!」

    「ばわっ!?」

    更にもう一撃。

    「ふん!」

    「ごっ…!?」

    そして頭突き。マコトは数歩後退すると膝をついた。

    「ぐおぉ……の、脳が揺れる………うっ!?」

    再び胸倉を掴まれて引き寄せられる。ヒナの表情は怒りに染まっており、それを見たマコトは顔を青褪めた。ヤバい、やられる。

    「わー!待て待てヒナ!そういう暴力は良くない!」

    「さっきまで私を殺せって言ってた人の台詞とは思えないね」

    「外野は黙っとれぃ!落ち着けヒナ!そう!まずは深呼吸だ!深呼吸するんだ!」

    「大人しく殴られたらどうだ?」

    「黙れ外野!本当に黙れ!ヒナァ!頼むから落ち着けぇ!一回手を離そう!そしてちゃんと話そう!マコト様ウソツカナイ!!!」

    わーわーぎゃーぎゃー喚き散らしていると、頬に一滴の水が落ちる。雨?いや快晴だし、そもそも砂漠で雨が降るのは非常に稀……。

    「…………ヒナ?」

    「っ……ぅ…………っ…!」

    水滴の正体は、ヒナの涙だった。ヒナも膝をついて、マコトの胸元に顔を埋めた。

    「お願いだから……一人で抱え込まないでよ……頼ってよ…!頼りなさいよバカマコト…!」

    ここで空気読めないこと言ったらブチのめすと言わんばかりにホシノとネルはマコトを睨んでいる。というより、ここにいる大概の者達が同じ気持ちだろう。それらからマコトは目を逸らし、視線を右往左往させたあとに溜め息をついた。

    「……分かった。他に手はないか、もう少しだけ探してみよう。だからヒナ、貴様も手伝えよ」

  • 142二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 06:00:29

    >>141

    ヒナはただ頷き、そのまま啜り泣く。確か私が病院で目を覚ました時もこんな感じだったなと、マコトは思い出した。他の連中は移動のための手配やら準備やらを始めており、イロハは再び先生に連絡を取っている。

    「…とりあえず立つぞヒナ。一回離れてくれ。…………おいヒナ?」

    ヒナは離れようとしない。それどころか背中に腕を回している。

    「……ふぅ。随分と大きな引っ付き虫だな」

    「…うるさいばーか」

    「このマコト様に向かってバカとは……。まぁ今回は許してやる」

    病院の時のように、ヒナの頭を撫でるマコト。ネルはそれを遠目に見ながら作業を進める。この後ミレニアムにマコトを連れて行き、あとはエンジニア部やヒマリに見て貰えば少しは何か分かるだろう。

    「……………………」

    「……おいどうしたアスナ」

    「…………だめ……」

    「あ?」

    「だめ!」

    アスナが声を上げた。ネルは二人の方へと顔を向ければ、そこにはヘイローが消えて一切の表情が抜け落ちたマコトが、ヒナに馬乗りになって両手で首を絞めていた。

  • 143二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 06:30:27

    殴ったから脅威と認識されたのか...コアに乗っ取られてる...

  • 144二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 16:03:30

    これオート発動だよな?雷帝が切り替えさせたとかじゃないよな?

  • 145二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 16:21:21

    ヘイロー無いってことは、今はマコトとは別の何かがいるのか……

  • 146二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:02:19

    もう乗っ取られてんじゃん…

  • 147二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:53:33

    >>142

    「うるさいバーカ」なんて可愛いなぁって思ったらこれだもん…人の心

  • 148二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 19:32:54

    ついに脳まで持っていかれたか...

  • 149二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 02:36:06

    ま、まだ意思が戻る可能性もあるから…(震え声)

  • 150二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 03:09:23

    意思を取り戻して最期の言葉を残して亡くなるやつだ

  • 151二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 05:29:30

    まだ叩いたことによる防衛機能が発動してるだけかもしれないから(震え)

  • 152二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 15:37:41

    保守

  • 153二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 00:31:01

    マコトーッ!!しっかりしてくれ!!!

  • 154二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 01:44:22

    >>142

    瞬間、ネルとホシノは弾丸の如き速さで二人に接近した。ネルは勢いそのままにマコトを蹴り飛ばし、ホシノはヒナを抱えて後退した。

    「ヒナちゃん大丈夫!?」

    「げほっ!げほっ!げほっ!…はっ…はっ……ぁ、かはっ…!」

    咳込むヒナを一瞥したネルは、サブマシンガンを両手に構える。ネルは本気でマコトを蹴り飛ばしたが、当の本人は首を傾けたまま体を起こして立ち上がる。後方ではいきなり何が起きたのか理解できない者が大半だったが、ヘイローが消えているのにも関わらず動いているマコトを見れば否が応でも状況を理解する。慌てて戦闘準備を始める者もいれば、直ぐにこちらに向かって来る者もいる。

    「うぉっ!?」

    ネルの攻撃を直撃しながら平然と反撃するマコト。いくら攻撃しても微動だにせず、回避も防御もせずに反撃してくる相手のというのはネルも初めての経験だった。

    「ぁ…、ぁ………うそ……やだ……」

    「っ…!そこのキミ!ヒナちゃんを下がらせて!」

    「分かった!」

    ホシノはアスナにヒナを預け、ネルと共にマコトに向かった。アスナに抱き上げられて後退するヒナは、ただ茫然自失のまま虚しく手を伸ばす事しかできなかった。

  • 155二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 09:14:00

    うわぁ…ここは地獄や…

  • 156二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 14:03:20

    マコトがターミネーターになってしまった…

  • 157二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 23:53:07

    >>154

    “遅かった…!”

    イロハからの連絡を受けて先生が到着したのは、戦闘が始まってからおよそ2時間ほどだった。負傷した多くの生徒が簡易テントに運び込まれているが、人手や道具が足りずに治療が追い付いていない状況だった。今も戦闘は続いており、銃声や爆発音が聞こえている。

    「先生!」

    チナツが先生へと駆け寄った。負傷した箇所を包帯やガーゼで覆うだけの簡単な応急処置なためか、血が滲んでいる。

    “チナツ!っ…その怪我は……”

    「この程度なら掠り傷です!それよりも戦っている皆の指揮をお願いします!このままだと本当に死人が出かねないんです!」

    “!?…分かった!”

    「装甲車があるのでこちらに!急いで!」

    全速力で走るチナツのあとを追おうとした時、視界の端にいる存在に気付く。

    “ヒナ…?”

    椅子に腰掛けて項垂れているヒナ。外傷は見当たらないが、ぴくりとも動かない。光のない目で虚空を見つめる姿は絶望しきった姿そのものだった。

    「先生早く!」

    “っ、ごめん!”

    今直ぐにヒナの所に行きたいが、それでも優先しなければならないのは戦っている皆だ。先生は心の中でヒナに謝罪しつつ、装甲車に乗り込んだ。

    「かなり揺れます!しっかり掴まってて下さいね!」

    “私は大丈夫!早く皆の所に!”

    チナツは先生がシートベルトをしたのを確認した瞬間、装甲車を直ぐ様アクセルはベタ踏みで発車させた。

    『先生!』

    “アロナ!今の状況は分かる!?”

    『現在美甘ネルさんと小鳥遊ホシノさんが羽沼マコトさんと交戦してます!他の生徒さん達も周りにいるのですが、殆どが動けない状態です!』

    “っ…!マコトの状態は!?”

    『まだ分かりません!今プラナちゃんと二人がかりで確認しているのですが、まるで何かに阻まれてるみたいに…!』

    “分かった…そのまま続けて!”

    『はい!』

    “マコト…!”

  • 158二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 03:54:39

    雷帝の遺産、アロプラにまで影響与えてる……

  • 159二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 10:05:59

    ネルとホシノを相手に長い間戦えるって怖いな

  • 160二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 17:21:30

    >>157

    「着きました!」

    “ありがとうチナツ!”

    装甲車から降りた先生が目にしたのは、マコトがホシノとネルの二人を相手に圧倒している信じられない光景だった。周りにも生徒達がいるが、殆どが気絶していたり手を出す事ができない状況だった。

    “皆!”

    「っ!先生!」

    「ん!ホシノ先輩!先生が来た!」

    「や、やっと来たね先生…!」

    「遅ぇぞ先生!」

    “遅れてごめん!”

    マコトの視線がホシノとネルの二人から先生へと向く。しかし脅威ではないと認識したのか、視線を二人に戻した。

    “私が指揮を取る!皆行くよ!”

    _________________


    今まで戦闘に参加しなかった、又は戦闘に付いていけずに参加できなかった多くの生徒も先生の指揮により、マコトへと攻撃できるようになった。的確な指示により被弾も減り、ようやく逆転できると思ったが……。

    「くっ…効いていない…!?」

    カリンのホークアイは対戦車ライフルの一種だ。それの直撃を側頭部に受けても僅かに首が傾くだけで、ダメージを受けた様子はまるでない。

    「あれだけの攻撃を受けても傷一つありません…!」

    「どんなインチキ使ってんだよ!」

    どれだけ弾丸を撃ち込んでも、傷一つ付かないマコト。何か解決策を見出さなければ、このままだと負ける。それどころか、先生の指揮があってもマコトのほうが優勢なのだ。

    『先生!ようやく羽沼マコトさんの状態が分かりました!』

    “本当に!?”

    『はい!今羽沼マコトさんの体の殆どが機械化されています!暴走…というよりコア部分が羽沼マコトさんの体制御している状態です!』

    『それとダメージを受けないのは、攻撃を受ける瞬間に強力な電磁バリアをピンポイントで展開しているからです。この電磁バリアのせいで、スキャンに影響が出て遅れてしまいました。それを解除できればダメージを与えられる筈です』

    『私とプラナちゃんでハッキングを行ってみます!』

    “分かった!”

    アロナとプラナ、二人のハッキングならどのようなプロテクトがあろうと丸裸になる。直ぐにその効果は現れた。

  • 161二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 17:21:49

    >>160

    先程まで一切怯まなかったマコトが銃撃で体制を崩すようになり、更には少しずつ傷が入る。そうなると、マコトの行動パターンが回避重視のものへと変わって行く。しかし、その回避速度は凄まじいものだった。

    「やっとダメージ与えられるようになったと思ったらこれかよ!?」

    「ちょ、何か衝撃波出てる!?」

    「ソニックウェーブ!?音速を超える速度で動いているんですか!?」

    「もう何でもありじゃないかぁ!」

    電磁バリアは消え、ダメージが通るようになった。しかし当たらなければ意味はないのだ。

    『先生!今ハッキングして分かった事があります!』

    “分かった事!?”

    『はい!羽沼マコトさんの脳はまだ無事です!』

    『まだ機械化されておらず、コアからの電気信号で休眠状態になっているだけです』

    “っ…それってつまり…!”

    『はい!まだ羽沼マコトさんは元に戻せる可能性があります!』

    『もう一度ハッキングし、コアのプログラムを書き換えてみます。そうすれば意識が戻るかもしれません』

    “分かった!二人共お願い!皆聞いてくれ!マコトはまだ生きてる!脳だけはまだ無事なんだ!”

    「っ!?マコト先輩の脳は無事!?」

    “そうだ!今雷帝の遺産にハッキングをしてる!成功すれば元に戻せるかもしれない!だから皆、ハッキングが完了するまで耐えて!”

  • 162二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 17:44:54

    空崎ヒナ、立ち止まってていいのか?

  • 163二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 18:27:52

    久しぶりにあにまん開いたらこんなヒリつく感じのSSが見れて嬉しい

  • 164二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:41:59

    頭が無事なら何とか切り離してサイボーグに…って考えたけどそれじゃ攻殻機動隊やメタルギア ライジングになっちゃうな

  • 165二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 05:21:32

    頼むぞアロプラ......

  • 166二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 05:51:14

    希望がチラつく
    手からこぼれ落ちるか、それとも掴めるかの瀬戸際だ

  • 167二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 15:10:12

  • 168二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 22:13:40

    >>161

    アロナとプラナのハッキングの影響か、マコトの動きが明らかに鈍くなっている。それでようやく互角だ。しかしそれも長くは保てない。こちらは生身であるのに対し、あちらは疲れ知らずの機械だ。更にはマコトの攻撃対象に先生も加わった事がまずい。正確には先生の持つシッテムの箱なのだが、優先的に狙うようになったのだ。一人、また一人と戦闘不能に陥り、ついにはホシノやネルも防戦一方にまで追い詰められる。

    『ま、また新しい防衛プログラム!?』

    『防衛プログラムの構築が早すぎる…!戦闘に余裕ができた分、セキュリティにリソースを回しているのですか…!?』

    『それどころかハッキングした部分も少しずつ奪い返されていきます!このままじゃまた電磁バリアが張られて、今度こそハッキングすらできなくなってしまいますよ!』

    アロナとプラナのハッキングにすら対応し始める雷帝の遺産。先生は大人のカードを使うか一瞬迷うが、相手はマコトであり自身の生徒だ。生徒を相手に大人のカードは使えない。そう思ったのも束の間、二人がマコトに掴まれて投げ飛ばされる。距離はあまり遠くはないが、それでもマコトが先生に到達するほうが圧倒的に早い。

    「先生逃げて!」

    ホシノの叫びも虚しく、飛び出したマコトは先生へと腕を伸ばす。アロナがハッキングを中断してバリアを張ろうとするが、僅かに間に合わない。マコトの手が先生の視界を塞ぎ、そして_____




    紫色の閃光を纏った無数の弾丸が、マコトへと命中した。

  • 169二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 22:57:51

    ヒナー!!!覚悟を決めたかーーーーー!!!!!マコトを雷帝から解放してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

  • 170二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 01:17:11

    こんなにも手に汗握る闘いがあにまんで見られるとは....

  • 171二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 05:48:51

    よっしゃやったれヒナ
    バカマコトを連れ戻してくれ

  • 172二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 17:15:32

    保守

  • 173二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:27:13

    >>168

    先生の前へと降り立ったヒナに、マコトは視線を向けた。撃たれた箇所のダメージの大きさに新たな脅威として認識されたのか、先生からヘイトが外れた。直ぐにヒナへと飛び出して行き、ヒナも同じようにマコトへと飛び出した。

    「先生は二人を連れて下がって!私がハッキングの時間を稼ぐから!」

    “ヒナ!”

    「バカ!死ぬ気か!」

    「ヒナちゃんの言う通り下がって先生!」

    ヒナの後を追おうとする先生を、ホシノとネルが止めた。そのまま二人して先生を持ち上げて、ヒナとマコトとの戦闘から離れる。

    “待って!ヒナが!”

    「あいつなら平気だ!」

    “ど、どうして…!?”

    「“目”だ!」

    “……え?”

    「目だよ目!あいつの目は何か覚悟決めた奴の目だ!むしろ下手に手を出すほうが野暮ってもんだ!」

    「そうそう。それにもう疲れちゃってあの戦いに付いて行けないよ。あんなに周りの被害考えてない戦いなんてもってのほかだし」

    “で、でも一人でなんて…!”

    「うるせぇ!あの場に残ってたら私とこいつだって大怪我してたし、先生なんか下手したら死ぬかもしれないんだよ!先生の今やる事はハッキングをさっさと終わらせてゲヘナの生徒会長の目を覚まさせることだろうが!これ以上うだうだ言うとぶん殴るぞ!」

    「ヒナちゃんを信じよう先生。絶対に大丈夫だから」

    “……分かった。アロナ、プラナ!”

    『お任せ下さい!』

    『ここからは手加減抜きでいきます…!』

    「……てかハッキングっつったらウチに得意な奴らがいるじゃねぇか!」

    “!、そうかヴェリタス!”

    「ついでにコユキのバカもだ!こういう時は頼りになんだろ!安全な所着いたら連絡して手伝って貰うぞ!」

  • 174二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 22:27:35

    >>173

    アコから全て聞いた。ボロボロになって戻って来て、私に伝えてくれた。雷帝の遺産がマコトを眠らせているだけで、まだ脳は無事だって。雷帝の遺産にハッキングをしてプログラムを書き換えれば、マコトを助けられるかもしれないと。それを聞いて、私はやっと動いた。動くことができた。


    情けないわよね。皆頑張っている中で、またあの時のように一人だけ何もできなかったんだから。アコがこの事を伝えてくれなかったら、私はずっとあのままだった。皆の御荷物で、足を引っ張って……。


    でも……だからこそ……!


    「マコトを返して貰うわよ…!」


    必ず貴女を助ける、絶対に…!

  • 175二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 00:26:11

    ヒナアアアアアアアア!持ちこたえてくれええええええええ!

  • 176二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 05:57:22

    アロプラとヴェリタス+コユキ、ハッキング面ではこれ以上ないメンツだ

  • 177二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 13:29:47

    アコのお陰でヒナが戦う覚悟を決めたってのがすげえイイ…

  • 178二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 22:21:51

    頑張れヒナちゃ

  • 179二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 22:58:16

    ヒナーー!マコトを救ってくれーー!!!!

  • 180二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:38:09

    >>174

    ヒナの弾丸が、マコトの左手を粉々に砕いた。だがマコトはそのまま壊れた左手でヒナへと反撃する。しかしマコトの攻撃は異様なまでに大振りなものばかりであり、更にはバランスを崩す。アロナやプラナだけでなく、ヴェリタスのメンバーやコユキが加わった事により、ハッキングの対策に多くのリソースを回しているのだ。それにより体の動きに大きな支障が出ている。大振りな攻撃という事は、その分威力が高いのだ。当たればただではすまないだろう。しかしヒナはそんな危険を省みずに接近戦を仕掛ける。全て紙一重で避け、近距離では取り回しの悪い『終幕:デストロイヤー』を巧みに操ってマコトに銃撃を浴びせていた。

    「はぁっ!」

    マコトの胸部へと銃口を叩き付け、引き金を引く。その衝撃に耐えられなかったのか、マコトが吹き飛ばされて地面を転がった。金属片があちこちに飛び散るも、マコトはそれを踏み砕いて立ち上がる。胸部の金属が剥がれ、そこから覗くのは雷帝の遺産、そのコア。コードが蠢くその姿は、まるで何かの生物のようだ。

    「……っ!?」

    バチリという音と共に、コアが赤く光り出す。それと共にマコトの体から火花と電流が漏れ出した。そして次の瞬間、ヒナは宙を舞っていた。

  • 181二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 08:17:46

    >>180

    追い詰められて一気に出力が上がったのか……?!

  • 182二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 15:08:19

    >>180

    「がっ……ハぁ…ッ…!?」

    何が起きたのか理解が追い付かなかった。分かるのは腹部に走る激痛だけ。空中で体制を立て直そうと藻掻くのも束の間、頭を掴まれてそのまま瓦礫へと投げ飛ばされる。

    「ゴハっ!?」

    更に追撃の蹴り飛ばし。腹の中を掻き回されたかのような衝撃に、ヒナは多量の血を吐いた。内臓が口から飛び出そうな感覚に、ヒナは身悶えしかできなかった。

    「はっ……ァ…か………ッ…!」

    ゴシャッ!

    「あぎッ…!?」

    頭を踏み付けられる。視線だけでも上に向ければ、そこには体の至る所から金属片が飛び出し、ヒビの入ったマコトがいた。

    『リミッター解除』

    追い詰められた雷帝の遺産の諸刃の剣。体の限界以上の性能を引き出すが、当然それ相応の負荷がかかる。ただの数回の攻撃で、これだけボロボロになったのだ。もはや自爆に等しいそれを見たヒナは、歯を食いしばった。

    (こいつ……どこまでも…!)

    ゴシャッ!

    「がっ…!?」

    再び頭部を踏み付けられる。一度だけでなく、何度も何度も。その度にヒナの体が跳ねる。

    「ぅ………あ……………、っ……」

    頭部から出血し、ヘイローが明滅する。視界がボヤけ、体が言う事を聞かなくなっていく。

    「………マ…………コ………………ト……………」

    再び頭部を踏み付けられる。血が飛び散り、ヘイローが消える。数回痙攣すると、ヒナは動かなくなった。

  • 183二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 16:50:37

    やばい... ヘイロー砕けてないよな?大丈夫なのか?

  • 184二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 19:48:07

    スレチで下手くそ遅筆SSを投稿している者です
    正直内容があまりにもスレチすぎて「これ続けて大丈夫か?」と悩んでおります
    流石にまずいと思うのなら、ここいらで一旦終了としますがどうでしょう?

  • 185二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 19:51:43

    大丈夫よ。
    楽しみに待ってる

  • 186二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 00:05:38

    保守!お待ちしております!

  • 187二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 01:00:39

    お待ちしてます

  • 188二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 03:31:31

    ヒナだからこそこの程度で済んだなら、ホシノネルツルギとかの耐久ある生徒でなきゃ抑えることもできないんじゃ……?

    まだ一縷の望みは残っている、それまでどうか頑張れ


    >>184

    こんな面白いところで止めるなど、なんて殺生な

    楽しみにしていますよ

  • 189二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 08:18:27

    >>185

    >>186

    >>187

    >>188

    皆ありがとう…私頑張るよ

    でも微妙にレスが足らない…

  • 190二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 16:45:07

    スレ立てして、余ったらそのまま感想スレにすれば良いんじゃない?

  • 191二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 01:13:51

    ほしゅ

  • 192二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 10:00:11

    保守

  • 193二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 18:50:41

  • 194二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 20:44:26

    しゅ

  • 195二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 03:04:13

    >>182

    (なに……これ……)

    ハッキングを完全に無効化し、雷帝の遺産に脳まで機械化されたマコトが皆を殺している。

    (なによ……これは……)

    皆を殺したあと、マコトが雷帝の遺産のコアを量産し、キヴォトス中に解き放つ。次々とキヴォトスに住まう人々が雷帝の遺産に襲われ、機械化されて支配下に置かれる。

    (なんなのよ……これは……!?)

    マコトを宿主とした雷帝の遺産が、新たな体に乗り換える。古くなり、ボロボロになったマコトはレーンで運ばれ、他のスクラップと共に熔鉱炉へと沈んでいく。

    (……そうか、これは……)

    死にかけている自分が見ている夢だ。認められるような終わりではない夢だ。散々利用され、最後はゴミのよつに捨てられるマコト。

    (ふざけるな……)

    これは夢でしかない。しかしヒナには、到底これがただの夢だと思えなかった。

    (ふざけるな…!)

    こんな結末は、到底認められない。認めてはいけない終わり方だ。ヒナは夢の中で倒れている自分に近寄る。距離が近くなればなるほど体の感覚が少しずつ戻り、全身の痛みが強くなっていく。

    (それがどうした…!)

    本来ならまともに動けないほどの痛みが自分に襲いかかってきている。しかし、今のヒナにはそんな事は関係がなかった。

    (もう好きにさせてたまるか…!マコトを好きにさせるか!)

    ヒナは倒れる自分の体に触れる。次の瞬間、ヒナの意識は夢から現実へと引き戻された。

  • 196二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 11:26:56

    保守
    あとスレ主、そろそろ次スレをお願いします……落ちちゃう……

  • 197二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 20:15:26

    保守

  • 198二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 20:20:28
  • 199二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 20:33:59

    新スレが出来たぞ! 流れ込め~!!!

  • 200二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 20:42:19

    >>200 ならマコト様は元に戻る

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています