- 1二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 14:31:27
- 2二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 14:31:57
「ノア……やっぱり恥ずかしいわ……。」
打ち上げ当日のことであった。与圧服を着込んでロケットに搭乗したユウカだが、その下にはオムツを履いていた。打ち上げが完了するまでの時間トイレに行くことはできないため、オムツに用を足さざるを得ないのだ。それは隣に座るノアも同じことであった。
「大丈夫ですよユウカちゃん。漏らす時は私も一緒ですからね。」
「そういう問題じゃなくて……!」
ユウカの気も知らず、ノアはいつも通りマイペースであった。そんな彼女に呆れつつも、どこか安心するユウカであった。
「3……2……1……」
カウントダウンが終わると、ロケットのエンジンが点火した。凄まじい轟音と共にユウカとノアを乗せたロケットは空高く舞い上がっていく。徐々に高度を上げていき、大気圏を抜けようとしたその時だった。 - 3二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 14:32:12
「うわあっ!!出る……っ!!」
ユウカの身体にとてつもなく強いGが押し掛かる。腑抜けた声が上がるとともに、股下が徐々に暖かくなっていくのを感じた。
「どうしたのですか?ユウカちゃん?」
「何でもないわよ!揺れたから驚いただけ!」
「『出る』って言ってましたけど、何が出たんですか?」
「そ、そんなのどうだっていいじゃない……!」
「もしかして……おしっこですか?ちょうど私もお漏らしした所なのでお気になさらず♪」
「あ、あんたはそれで恥ずかしくないの?」
「全然恥ずかしくないですよ。そもそもユウカちゃんも私もオムツを履いているじゃないですか。」
「ううっ……!」
ユウカは顔を真っ赤にしながら俯いてしまう。そんな様子を見てノアはクスクスと笑い出した。
「そういえば初めて水中訓練した時のユウカちゃん、オムツにお漏らししながら泣いてましたよね。リオ会長と通信中に『もうお嫁に行けない……。』なんて言って。可愛かったですよ♪」
「そんなことほじくり返さないでよ!!」 - 4二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 14:32:43
そんな会話をしている間にも2人を乗せたロケットは大気圏を突破し、やがて宇宙ステーションへと到達した。2人は与圧服を脱ぎ、オムツを外して船内服に着替えた。しかし、この後予期せぬ事態に見舞われるのであった。
「ノア、ちょっとトイレ行ってくるわね。」
ユウカがトイレに着くと、異変に気が付いた。
「あれ……?もしかして壊れてる……!?」
彼女が目にしたものは、壊れたトイレの姿だった。宇宙ステーションの設備設計を担当したのは同学校のエンジニア部だ。ユウカはその部長である白石ウタハに連絡を取ることにした。
「こちらユウカ。ウタハ先輩、聞こえますか?」
「どうしたんだユウカ?」
「実はトイレで用を足そうとしたところトイレが壊れているのを目の当たりにしまして……。」
「すまない、伝え忘れていた!そのトイレは自爆兵器をリサイクルして作ったもので、うっかり自爆機能を除き忘れていたんだ!本当に申し訳ない!」
「え〜っ!?ビーム装置とか変形機構とか付ける前にこういうところ見直してくださいよ〜!!」
これによってユウカとノアは宇宙生活が終わるまでの数週間の間、オムツを常用して過ごすことを余儀なくされたのであった。
おわり - 5二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 14:36:00
品性を疑う
- 6二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 16:26:19
- 7二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 17:06:45
ありがとうございます!保守し忘れてたのでスレ立て感謝です!
それじゃ初ダイスを…
(宇宙飛行のあくまで別√で)
トイレが壊れている現状、オムツはどれくらい予備がある?
dice1d100=96 (96)
(高い程準備万端)
- 8二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 17:08:03
かなり余裕がありますね…ただ微妙に個数が足りないのと
オムツを使いまくったらやらかしそうな感じが… - 9二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 19:08:22
保守
- 10二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 20:43:03
宇宙生活1日目。滞在期間は2週間だが、トイレが使えないという絶望から始まった。そんな中ユウカは残りのオムツを数えていた。
「残りのオムツは96枚……。宇宙飛行士は私とノアの2人で滞在期間が2週間でなるべく飲食を控えて1日3枚交換すると仮定すると……消費するオムツは84枚ね。」
「意外と余りますね。それでも諸々を我慢してやっとですのでギリギリではありますが……。」
「コユキも行きたがってたけど、この調子じゃあ連れてこなくて正解だったわね。本人には悪いけど。」
「それ以前にあの子は何するか分からないじゃないですか。」
我慢を前提に導き出された84枚という数字。果たして、彼女たちは無事にオムツ生活を乗り切れるのだろうか…… - 11二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 20:52:57
- 12二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 20:57:54
- 13二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 21:01:23
(まさかSSまで続き書いていただけるとは…)
…水中でもやっちゃってる事考えるとさらに頑張って排泄回数抑えても3回は無理な気がしてきたぞ?
(おむつがどれだけ吸収率良くても小と大両方とも受け止められる容量してるかは分からんし)
マジですか…了解です
- 14(試しに🎲)24/11/11(月) 21:12:22
- 15二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 21:32:52
1日目の時点では割と耐えたっぽい…?
(まぁ最初の時点で1回分は使っちゃってる訳ですが)
トイレ直したり出来ないか試してみたりとかはするのかな? - 16二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 23:53:14
宇宙に出て初めての船外活動が始まった。2人は宇宙服に着替え、宇宙へと身を乗り出した。
(やっぱ厚いわねこれ……)
ユウカはオムツの厚みが気になる様子だ。ミレニアム製の大容量オムツで1日に数回程度の交換で済む優れものだが、下半身の違和感は無視できなかった。しかし今は作業に専念しなければならない。なんとか耐えつつも黙々と作業を進めて数時間後、管制局から通信が入った。
「こちらユウカ。リオ会長、どうなされましたか?」
「船外活動開始からずいぶん経ったようね。ここで漏らしなさい。」
「でもまだ尿意なんて……」
「ここと地球では尿意の感じ方は違うのよ。だから漏らしなさい。」
宇宙での尿意の感じ方は地球のそれとは異なり、満杯になってから初めて感じるようになる。そのため定期的に排泄を行わなければならないのである。
「分かりました……」
リオに言われるとユウカはオムツに排尿を行った。この後ノアにも排泄命令が下り、2人は宇宙ステーションに戻った後お互いのオムツが尿を吸っているのをお互い確認しあった。 - 17二次元好きの匿名さん24/11/11(月) 23:59:45
はじめての船外活動、リオ会長が頑張って指導してくれてるの心強いですね…
(このある種少し無機質な指示もこういう時頼もしく聞こえますね)
宇宙だと尿意や便意の感じ方が違うらしいですから、定期的に排泄する必要は出てきそうですし、
1日に数回の交換で済むオムツも凄い…
(所で二人でオムツを確認したって事はつまり下半身裸の格好でお互い見せ合って…エッッッッ!?)
- 18二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 00:44:12
保守
- 19二次元好きの匿名さん24/11/12(火) 09:15:47
船外活動中にも漏らす必要があるならオムツの数もうちょい考えて使わないとヤバいのでは…?
- 20(試しに🎲)24/11/12(火) 17:55:01