【オリキャラ・SS・🎲】成長できる職場、救急医学部 part8

  • 1白染セツナ24/11/13(水) 00:54:11

    【オリキャラ・SS・🎲】成長できる職場、救急医学部 part8
    一ヶ月の勤務で二ヶ月分の経験が積めます。

    あらすじ:
    ティーパーティーとのお茶会でトリニティ生たちとついに和解を果たした白染セツナ。罰や謝罪を求めるのではなく、やり直しの道を選んだセツナの姿勢が、多くのトリニティ生の心を動かし、彼女への評価が変わり始める。平穏な留学生活が訪れたかと思いきや、新たな試練が待ち受けていた。それは――「お茶会を楽しむ」ことだった。
    お茶会の魅力を知りたいセツナは、補習授業部に助けを求め、「楽しいお茶会のノウハウ」を学び始める。しかし、授業中に放課後スイーツ部とばったり遭遇してしまい、予期せぬ展開に巻き込まれていく。
    トリニティ最終章――満足するまで帰れない留学生活、ここに開幕。

    ーーこの子、トラウマ治療のためにトリニティに来たらしい(ド忘れ)

    前スレのリクエスト:万魔殿の服装
    できるだけそれっぽいものを探しました

  • 2白染セツナ24/11/13(水) 00:54:41

    前スレです

    ひょっとして……|あにまん掲示板ゲヘナ一番忙しいのはうちなの?お馬鹿さんたちが暴れたら死体が増えるし風紀委員会が動いたらお馬鹿さんたちが死体になるし下手すると風紀委員会の方々も死体になるかもしれないしよく風紀委員会=忙しいのイメージ…bbs.animanch.com
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  • 3白染セツナ24/11/13(水) 00:55:40

    ステータス
    戦闘 29→0 (戦闘を拒否)
    事務 13
    医療 63
    知性 33
    運動 68
    技術 22
    政治 64
    交渉 33
    創作 71
    倫理 100
    慈悲 44
    神秘 49
    倫理の化け物

    ゲーム 38
    ガーデニングに 95
    料理 71(火が使えない時 42)
    容姿:立ち絵通り、目つきが悪い、角がデカい、ハスミパイ
    身長:188cm

    武装(非殺傷縛り)
    グレラン(煙玉や催眠弾)
    トラウマのせいで今装備していない
    救護波(?)
    筋肉
    担架(?)

  • 4白染セツナ24/11/13(水) 00:55:55

    好感度
    セナ→セツナ 67
    セツナ→セナ 85

    ヒナ→セツナ 66
    セツナ→ヒナ 35

    セツナ→先生 100

    セツナと救急医学部の皆の仲良し度 100
    サヤさんとの仲良し度 57
    ルミとの仲良し度 89
    ミネ団長との仲良し度 38
    ゲーム開発部との仲良し度 62
    スミレとな仲良し度 72
    ジュリ 幼馴染
    パンちゃんに懐かれる
    レイサの好感度 98

    火や煙がトラウマ 100

    トリニティ生の態度と警戒 解除済み
    正実の警戒 解除済み

    セツナが救護騎士団モブたちとの関係 60
    モモフレンズ浸食率 5

    お茶会マナー 64
    お茶スキル 41
    トリニティでの成績 38

  • 5白染セツナ24/11/13(水) 00:57:18

    救急医学部なのに、トリニティにいる時間のほうが長い気がします(苦悶する顔)

    何とても軌道修正しないと……

    それはそれとしてトリニティの思い出作りはもうちょっと続きます


    いままでのトラウマ治療状況 dice1d100=23 (23)

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 01:01:49

    たておつ

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 01:19:22

    たておつ あっちの医学部員もトリニティか百鬼夜行にいる時間のほうが長そうだし誤差誤差

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 01:46:02

    やっぱりこんな時間のスレ立てじゃ10まで行かないんだね

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 01:47:12

    自分で10まで埋めても怒られないと思うよ?

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 01:55:27

    このレスは削除されています

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 05:06:12

    たておつです!
    色々立て込んだせいでやはりトラウマ治療は遅れてるか…なんとか慣れば幸いですけども

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 08:02:04

    今まで治療のどころではないからな

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 13:39:32

    前スレの200が変態に取られた…
    セツナちゃんが脱ぐしかないね…

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/13(水) 22:53:47

    ほしゅ

  • 15白染セツナ24/11/14(木) 02:46:31

    「皆さんは、どうやってレイサさんとお友達になりましたか?」

    私が尋ねると、放課後スイーツ部の皆さんは微笑みながら、お互いに視線を交わします。そして、アイリさんが少し意地悪そうに、カズサさんの方に目を向けてから答えました。
    「それはね……私たち皆も、カズサちゃんのおかげでレイサちゃんと友達になったんですよ。」
    「へえ、そうなんですか?」
    「ちょ、アイリ!」と慌てるカズサさん。

    アイリさんの言葉に引き寄せられるように、私はカズサさんの方に目を向けました。彼女はなんだか複雑そうな顔をして、一度ため息をついてから、ゆっくりと口を開きました。
    「最初の頃は……宇沢のやつに目の敵にされていた、というと大げさかもしれないけど、友達というよりは敵とかライバルとして見られてたんだ、私。実際に戦った回数も、両手で数えきれないくらいあるんだよ。」

    私は驚いて眉を上げます。
    「でも、皆さんは放課後スイーツ部で、レイサさんは自警団の方ですよね……?」
    「いや、まぁ、いろいろあったから、いろいろ。」カズサさんは苦笑しながら言います。レイサさんがカズサさんを敵視していたなんて意外すぎて、少し呆気に取られてしまいました。

    「でも、今はもう友達だから、もう戦うことはないんですよね?」私が確認すると、カズサさんは一瞬、目を伏せてからぽつりと答えました。
    「いや、どうだろ。」
    「え?」思わず聞き返してしまうと、唐突に、聞き覚えのある張りのある声が響き渡りました。

    「杏山カズサ!ここにいたんですね!こんにちは!」
    「レイサさん!?」

    声の方に振り向くと、そこには自警団の制服をまとったレイサさんが、まっすぐにこちらを見つめて立っています。

    「ほら来た……」とカズサさんは呟き、少しうんざりしたように肩を落とします。

  • 16白染セツナ24/11/14(木) 02:49:03

    声のした方へ顔を向けると、そこにはレイサさんが立っていました。彼女の瞳はまるで星が輝いているかのようで、元気いっぱいの笑顔が弾けています。今日も絶好調の様子です。

    「あれ、セツナさん?どうしてここにいるんですか?」と、驚いたように目を丸くし、私に声をかけてきます。
    「あ、ええと……放課後スイーツ部の方々から、レイサさんのお名前を……」
    「セツナさんも、放課後スイーツ団に用があるのですか?」

    ……あれ、団?部じゃなくて団……?その小さな疑問が頭をよぎる間に、レイサさんは突然「挑戦状」と書かれた封筒を取り出し、カズサさんに向かって放り投げました。

    「杏山カズサ!挑戦状を!受け取ってーーーーください!」
    「だから、どうしてそうなるのよ!」
    「もう完全にお約束になってるよね」

    ヨシミさんも肩をすくめて苦笑いを浮かべています。しかし、レイサさんはまったく動じることなく、キリリとした表情で構えました。

    「さあ、勝負です!」
    「ここはお店!ほんと、やめて!」

    ズサさんが必死に言い返しますが、その手にはもうすでに銃が握られています。
    二人の視線が交錯し、一触即発の雰囲気が漂います。私は一瞬どうしたらよいか悩みましたが、このまま戦闘が始まったらお店にも大迷惑がかかるのは明白です。

    「し、失礼します!」

    思わず声をあげ、私はレイサさんの背後に回り込み、そのまま彼女を後ろから抱き上げました。自分でも驚くほどの勢いで、レイサさんの小柄な体をしっかりと持ち上げてしまいます。彼女の足は宙に浮いて、じたばたと揺れています。
    「セツナさん!?」とレイサさんが驚いて振り返ろうとしますが、体格差のおかげで彼女は足をじたばたさせるだけです。

    「レイサがぬいぐるみみたいに……」
    ヨシミさんが小さくつぶやき、周りの放課後スイーツ部の皆もクスクスと笑いを漏らしています。

    **
    マイクロビキニか……

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 02:53:56

    騒ぐ!喋る!暴れる!ぬいぐるみレイサ!
    色々とデカいセツナがMBはヤバい

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 08:44:42

    宇沢のつかみモーションがここに…
    別に宇沢が小さい訳でもないがセツナちゃんがデカいだけで…
    宇沢の頭がセツナパイに埋まられそう

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 09:41:34

    >>16

    絵図は完全にお米様抱っこですね

    ぐへへへへへへへ...後ろから見るとスカートの可愛らしい中身はもちろんのとこ!!

    ドタプゥなお腹も見えちゃってるぜ!!

    あっリクエストの方は無理にとは言わないです......ストーリー読めるだけで十分満足......

    ウッゥウウウウ......満足ですので...ウッウ

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 10:12:40

    >>19

    おは変態。とりま硫酸風呂にいこうか

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 12:29:45

    >>19

    やっちゃえ、バーサーカー

    ■■■■■■■■■■■―――!

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 21:46:18

    >>16

    乗るなスレ主!!

  • 2324/11/15(金) 02:59:52

    今日は更新できず申し訳ございません(苦悶する顔)
    お詫びのコッソリです……

    「……これで満足?」

  • 24二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 03:33:23

    これは危険が危ない!許されるのか!?

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 08:49:51

    エッッッ
    これには変態ももっこりです

  • 26二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 11:06:40

    盛りが足りなくなーい?(悪魔の囁き)

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 21:19:09

  • 28二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 21:21:26

    >>23

    がふぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅぅうううう

    うォォォオオオぁぁああああああ

    アヒ?うぴゅぃいいぃぅいういきぃききぃいい

    オンギャァァァァアギャォオオォオオンンン


    ふぅ......信仰心が!鼻と!ビナーから

    トメドナクセイサンサレ!!!トビイデルゥゥウウゥウウ!!!

    ア゛ァ゛ア゛!!!!

  • 29二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 22:35:42

    >>28

    きっっっっっっっっしょいですね

  • 30二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 22:39:01
  • 31白染セツナ24/11/15(金) 23:56:58

    「どうしてセツナさんが私を抱き上げてるんですか!」
    「それはレイサさんが……あ、ちょっと、暴れないでください!うう、力が強い……」
    レイサさんが腕の中で暴れながら問いかけてきました。その元気さに、私の腕も悲鳴をあげそうです。なんとか押さえていますが、少しでも力を弱めたら簡単に逃げられそうです。とはいえ、これ以上力を入れたら痛めてしまうかもしれません。

    「ナイスキャッチだ、セツナ。絶対に放すなよ。」
    「え?このまま抱き続けるんですか?」
    私は不安そうに尋ねますが、カズサさんはニヤリと笑うだけで何も言いません。

    「セツナさんがこんなに力強いとは思いませんでした……ですが!この程度で、この宇沢レイサを超えることなどできません!この挑戦、受けて立つ!勝負です!」
    「勝負じゃないですうぅぅ!うぅ、腕の中で宇沢ステップしないでくださいぃぃ……!」
    彼女の暴れる動きがさらに激しくなり、これ以上押さえ続けるのは無理そうです。

    「カズサ、どうする?セツナが負けたら次はあんたの番だよ。」
    ヨシミさんが余裕たっぷりの声でカズサさんに話しかけます。
    「まあ、今のうちにテイクアウトして、部室で続きでもするか。」
    「セツナちゃんをこの状態で残すの?」
    「うん。スイーツのためには、時には残酷な決断をしないといけない時もある。」

    「さすが杏山カズサ……いや、封印されしキャスパリーグが選んだ先兵!」
    「え?キャスパ……なんですか?」
    「ちょ、宇沢!あれはやめろって言ったよね!」
    こっそり抜け出そうとするカズサさんがレイサさんの言葉を聞いた後、突然怒りをあらわにし、銃を構え始めます。
    「ちょっと待ってください!発砲は……!」

  • 32白染セツナ24/11/16(土) 00:00:42

    その時です。

    「セツナさん……?これはどういうことですか?」

    名前を呼ばれて振り返ると、そこには補習授業部の皆さんが立っていました。思い出しました。私はもともとお手洗いからの帰り道だったのです……

    「なるほど、集団リンチ中だったか。数に物を言わせて虐げる行為、これは良くない。加勢する。」

    「アズサちゃん!?」ヒフミさんが慌てて止めようとしますが、アズサさんは聞く耳を持ちません。


    「違います、これはいじめじゃないですぅ……!」

    弁解する私の声も届かず、アズサさんが加わったらもうこの一帯は火の海になること間違いありません。ハナコさん、助けてください!あとレイサさんこのは好機と思って動きをスピードアップしないてください!


    「こ、これはハスミ先輩と同等の……」

    「どこを見てるのですか?」

    「ど、どこって!?セ、セツナの顔よ、顔!」

    「ふふ、顔か、それとも同じくらい大きな……」

    「う、うるさい!それより早く助けてよ!どうみてもトラブルに巻き込まれてるじゃない!?」

    コハルさんもオドオドしながら銃を構えます。嗚呼、もう滅茶苦茶ですぅ。誰も彼もが好き勝手動き出し、私は頭を抱えたくなりました。


    「お客様!店内で騒ぐのは他のお客様に迷惑です!お控えください!」

    「「「「「「「「「「はい……」」」」」」」」」」

    **

    その後、dice1d100=92 (92) くらいの説教を喰らいました。

    放課後スイーツ部との仲良し度 49+dice1d51=24 (24) (最低宇沢の半分)


    >>26

    VRoidでこれ以上盛ると形がおかしくなります……(苦悶する顔)


    救護騎士団との交流が少なすぎる、と心の中の団長がそう呟いていますので

    救護騎士団との交流イベント>>36までダイスで

  • 33二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 08:19:46

    めっちゃ怒られてる…
    でもスイーツ部と仲良くできたのでプラスかな…?

    安価は
    団長とのお家デート…兼特別治療

  • 34二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 12:04:18

    ハナエにチェーンソー捌きを教えてもらお……いやだめだな、せっちゃんは真面目で普通の医療従事者なんだった
    セリナとミレニアム新素材開発部にいって医療品の改良依頼ついでにミレニアムデートで

  • 35二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:04:12

    保守します

  • 36二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:18:57

    どこでもセリナを経験するセツナ


    アイドルイベントはまーだ先じゃろうしなぁ…

  • 37二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:24:07

    セツナちゃんシールド使う気はある?
    トラウマ治療と救護波への理解(談議)かな…

  • 3824/11/17(日) 09:11:02

    では振ります、保守挟んだので>>37までです dice1d4=4 (4)

    1. おうちデート

    2. セリナとミレニアムデート

    3. あ...ありのまま 今 起こった事を話します(セリナワープ)

    4. 団長による救護座談と治療

  • 39二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 18:28:36

    休養に来てるはずなのに......怪我ばっかしてない?(今更)

  • 40白染セツナ24/11/17(日) 19:15:53

    店員に怒られて泣きながら謝罪し、何とか許してもらった後、皆で肩を落としてお店を後にしました。お茶会としては完全に失敗でしたが、放課後スイーツ部の皆さんと出会い、レイサさんの話を聞けたのは、本当に良かったです。そして、次回はまた一緒にスイーツを食べに行こうと約束もしました。
    「あんたが来たら宇沢を止める人が増えるから、マジで頼むよ。」
    なんかカズサさんだけ深刻な表情で言っているけど……とりあえずたまに様子を見に行くことにしました。

    それはさておき、最近お菓子を食べる機会が妙に増えています。完全にカロリーオーバーです。毎日スミレさんの鬼メニューをこなしているので太る心配は少ないとは思いますが、油断は禁物です。ひとまずトレーニングの量を倍にすることにしました。健康な身体があればこそ救護活動も捗りますし、健全な精神は……まぁ、筋肉で支えます。

    「セツナ、少し話があるのですが。」
    そんな朝トレをしてる私に、ミネ団長が話しかけてくれました。なんと、救護騎士団の訓練の誘いです。
    「え、でも……私は一応ゲヘナ生ですよ?」
    救護騎士団――トリニティで最も古い部活とされ、その規模からトリニティの武力の一端を担う存在です。私がゲヘナの出身である以上、これまで救護騎士団の訓練に混ざることは避けてきました。それが急にどうして……
    「もう今更セツナを疑う人などトリニティにはいません。それに、今回の訓練と言っても、集団戦に参加させるつもりはありません。セツナには、私と個人訓練をしてもらう予定です。」

  • 41白染セツナ24/11/17(日) 19:17:04

    「でも……私はその、銃とかは……」

    「わかっています。ただ、私は考えました。セツナが武器を持たずとも、自分の身を守れる術は持っておくべきです。」

    ミネ団長は少し間を置き、私の目を見つめながら続けました。

    「身を削るまで救護の道を歩もうとするセツナのことですが、他人を救護する前に、まず自分の安全を保障すべきです。もしセツナが倒れてしまえば、本来救護できたはずの人を救えなくなってしまうのです。」

    あの日、火に包またショッピングモールの屋上に、死体の前に倒れ、何もできなかった悔しさが蘇ます。セナ部長は私のおかげで被害が抑えられたと言ってくれましたが、ヒナ委員長が来なければ、きっと私の努力は無駄になり、ただの犠牲者で終わっていたでしょう。

    「……わかりました。よろしくお願いします。」

    ミネ団長はその答えに安堵したように微笑み、私の頭にそっと手を置いて撫でてくれました。その手の温もりに、少しだけ心が軽くなった気がしました。


    「ところで、セツナ。このバーベルはどういうことです?」

    「あ、最近トレーニングのメニューを倍にしたいと思いまして。でも量を増やすと時間がかかるので、ウェイトを倍にすれば効率的かなーって、これを持ってランニングを……」

    「……今すぐやめなさい。」

    「え?でも、その方が効率的……」

    「今すぐやめなさい。」

    「はいぃぃぃ……」

    **

    セツナのシールド適性 34+dice1d66=47 (47) (最低運動の半分)

    ミネ団長は救護波について…… dice1d4=1 (1)

    1. なんか出ちゃうもの(自分も把握しきっていない)

    2. 救護による救護のための救護の力(救護)

    3. 救護魂の具現化(なお救護魂はなんなのかは不明)

    4. 神秘


    セツナの救護波はダメージのないものは確定ですが、細かい効果は安価やダイスにするべきなのか……

  • 42二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:34:07

    こっちも盾持っちゃうのか……セナが泣くぞ

  • 43二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:36:34

    団長も知らないならもう謎波動ですね…

  • 44二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:44:06

    しっかり身を守れるようになれって言ってくれてありがとう団長…
    己の身を守れなくして迅速な救護は出来ないですからね…武器を手にしないと覚悟決めたなら尚更

  • 45二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:48:56

    81はもうキヴォトスの上位に入れる

    実際あの体型で大盾を構えるだけで戦術できに強い


    >>42

    トラウマが治ったらセナのグレラン+団長の盾という欲張りセットだぞ

    それにセナならまず後輩が自衛できたことに喜ぶはず

  • 46二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 00:23:02

    盾を二つ構えて人間城砦になろう

  • 47二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 01:49:34

    し、シールドヒッポ……

  • 48白染セツナ24/11/18(月) 02:11:57

    救護騎士団の訓練は噂以上に本格的でした。基礎的な体力づくりから始まり、その後、戦闘と治療の二つのチームに分かれての実戦形式の訓練が行われます。戦闘チームは集団戦のシミュレーションを、救護チームはそこで発生した負傷者を治療する、まさに現場さながらの訓練です。その練度と統率力の高さに、彼女らが長い歴史を誇る部活であることを改めて実感しました。

    体力トレーニングについては、正直なところ問題ありませんでした。普段スミレさんに渡された日課メニューのほうが遥かに厳しいので、むしろ少し物足りないくらいです。

    「不満そうですね。」
    「い、いいえ!……顔に出ていましたか?」
    皆が集団戦が始まったあと、ミネ団長は私を皆のいる場所から連れ出しました。
    「セツナは本当に体を動かすのが好きなのですね。」
    「……考えるより先に動いてしまう性分なんです。」
    「それは良いことです。適切な運動は健康につながりますから。でも、体力トレーニングが軽めなのには理由があります。」

    そう言うと、彼女はとある建物の前で立ち止まりました。その無骨な扉を押し開けると、中からは整然と並べられた装備が現れました。
    銃火器、防具、そして盾――まさに装備庫そのものでした。銃器は壁一面に整然と陳列されていて、ピカピカのライフルや拳銃が無数に並んでいます。防具類も種類が豊富で、軽装から重装まで揃っていました。その中でも、特に目を引いたのは、壁際に並べられた大小様々な盾です。光沢のある金属製のものから、重厚感のある透明な複合素材のものまで、多種多様なデザインが並んでいます。
    ミネ団長はその銃器の数々に一切目を向けることなく、まっすぐ盾のコーナーに向かいました。そして、陳列された中で一番大きな盾を手に取り、私の方に差し出しました。

  • 49白染セツナ24/11/18(月) 02:15:07

    「セツナの体格なら、もっと大きい盾でも扱えるはずですが、今はこれが一番大きなものです。」

    「あ、ありがとうございます……でも、これは?」

    「武器は持たなくても、盾なら問題ないでしょう?」

    「……えぇと、大丈夫、だと思います。」


    渡された大盾を腕に装着してみます。見た目に違わず重いものの、トレーニングで鍛えている私には持ち上げられないほどではありません。もしろ更にもう一枚の盾を装備すればよりバランスを取れそうな感じすらあります。これを持ってランニングするくらいなら十分こなせそうです……もっとも、慣れるには少し時間がかかりそうですが。


    「体力を温存していたのは、これを使った実戦訓練を行うためです。」

    「え?」


    彼女の言葉に、思わず顔を上げました。ミネ団長は真剣な表情で私を見つめています。その瞳の奥には、訓練の厳しさだけでなく、私を守りたいという強い思いが感じられました。


    「これから行うのは、私との個人訓練です。盾を使い、敵の攻撃を防ぎ、自分の身を守る術を学びます。」

    **

    団長の訓練は dice1d2=2 (2)

    1. 手加減してくれました

    2. 最初からスパルタ


    次は戦闘回……ちゃんと書けるでしょうか

  • 50二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 09:22:13

    今回は団長にボロボロにされるのか……

  • 51二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 11:21:00

    ディス イズ スパァァァァァルタァァァァァ
    盾が武器ではないなどと言う幻想は捨てたまえ!!

  • 52二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 11:32:54

    知らないのかい?
    盾は投擲武器と相場が決まっている!!
    ぐへへへへへ!!装備ほぼ全てアーマーパージしましょーね....
    ちょこーっと装甲残している部分と丸見えの部分とこギャップ
    ガフッ)

  • 53二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:33:36

    >>50

    ま、まあセツナちゃんの身の安全を思っての事だから…

  • 54二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:47:05

    スパルタが合う子もいるし…

  • 55白染セツナ24/11/18(月) 23:39:43

    激しい衝撃音とともに、私とミネ団長のシールドがぶつかり合います。高耐久のポリカーボネート樹脂製ライオットシールド同士が衝突するたびに、金属製の縁が擦れ合い、火花が散る。その閃光に目が一瞬奪われるたび、私は必死に体勢を立て直し、次の攻撃に備えました。

    「っ!」

    団長の圧倒的な力に押され、盾越しに伝わる振動で腕が痺れます。体重差が私に有利なはずなのに、ミネ団長のシールドバッシュを受けるたびに私はよろめき、地面を踏みしめる足元が危うく崩れそうになる。

    次の瞬間、盾を構え直す暇もなく、団長の鋭い動きが目に飛び込みました。盾を弾かれた隙を逃さず、彼女は愛用のソードオフ・M1887をすでにこちらに向けていたのです。

    「……っ!」

    背筋に冷たいものが走り、思わず上半身をひねりながら、盾を抱えるようにしてその場に倒れ込みました。盾を体に押し当てるようにして、可能な限り全身を覆います。

    「そうです、臆病になりなさい。体を盾から出さないように、盾を体の前から退かされないように。」

    団長の冷静な声が耳に届くのと同時に、轟音と衝撃が盾越しに伝わりました。ソードオフの散弾がライオットシールドに叩きつけられ、何度も何度も盾を震わせます。

    「ひぃ……!」

    痺れた手で盾の取っ手を握り直しながら、私は悲鳴を上げつつ後退しようとします。だが、すぐにそれが間違いだと気づきました。距離を取るつもりが、いつの間にか団長を有利なポジションに追いやってしまっていたのです。

    「臆病と逃避とは違います。」

  • 56白染セツナ24/11/18(月) 23:40:17

    団長の低い声に気づいたときにはもう遅かった。彼女は地面を強く蹴り、一瞬で私との距離を詰めてきました。全身の筋力とバネを活かし、宙に跳躍した団長は空中で一回転しながら、彼女の大盾を私に向かって振り下ろしてきました。

    回避不能――瞬時にそう悟った私は、全身の力を総動員することにしました。両手で盾を掴み、両足を地面に踏ん張り、筋肉が悲鳴を上げるのも構わず全力で迎撃態勢を整えます。

    「くっ……!!!」

    瞬間、轟音とともに圧倒的な衝撃が私の全身を貫きました。盾を通じて伝わる力が骨の髄まで響き、肩や腕、脚に激痛が走ります。衝撃で足元が崩れ、ついに膝を地面につきました。

    「まだ終わっていません。」

    着地と同時に団長の体から放たれた一撃が、まるで爆発のような波動を生み出します。その力で私は盾ごと吹き飛ばされました。

  • 57白染セツナ24/11/18(月) 23:42:18

    「う、うぅ……」


    全身の軋むような痛みに耐えながら、なんとか立ち上がろうと地面に手をつきます。腕が震え、膝も力が入らず言うことを聞きません。それでも、諦めたくない。


    目の前では、ミネ団長が彼女の大盾を力任せに地面へ突き刺していました。そして、彼女は手慣れた動作でソードオフ・M1887をスピンコックし、軽やかにリロードを開始しました。え、なにそれかっこいい、グレネードランチャーでもできるのでしょうか?


    「セツナはもっとできるはずです。」

    「む、むりぃぃ……」


    震える声でそう返しましたが、ミネ団長は揺るぎない視線で私を見つめています。その眼差しには、絶対的な信頼が込められているのが分かりました。


    「いいえ、私はちゃんと覚えています。」


    団長は一歩私に近づきながら、続けます。


    「私が道を踏み外し、ハスミ副委員長に無実の罪を着せたあの時、セツナが自分の力で私たち二人を止めたあの時の力が。」

    「あれは……先のミネ団長の?」

    「違うものだと思いますが、本質は変わらないと思いますよ。」

    「それは、一体……?」

    「分かりません。」

    あっさりとした返事に、少し拍子抜けしてしまいました。


    「なんか出ちゃうものです。」

    「……出ちゃうのですか?」

    「ええ、出ちゃうのです。そして、セツナも出せるはずです……さぁ、セツナも出してみてください。」

    「い、いまは痛みで涙しか出せそうにないですぅぅ……!」

    **

    セツナは救護波のことを正式に習得(自覚) dice1d2=1 (1)

    1. できませんでした

    2. できました

  • 58二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 08:14:25

    >>え、なにそれかっこいい、グレネードランチャーでもできるのでしょうか?


    ボコボコにされていると思っていたが

    これせっちゃんわりと余裕もってない?

    よし団長、ギアを一つ上げよう

  • 59二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 19:53:09

    保守

  • 60白染セツナ24/11/20(水) 03:45:17

    団長との初め、ての個人指導は、私がdice1d100=86 (86) くらいボコボコにされる形で幕を閉じました。

    痛む体を引きずりながら訓練場の床に伸びていると、「セツナは盾の適性があります」とミネ団長が言いました。でも、その言葉は、私にはどうしてもお世辞にしか聞こえません。でも、団長がわざわざ私のために時間を作り、指導してくれたことに変わりはありません。そのご厚意に報いなければ……


    その日以来、日課のトレーニング以外に団長との個人訓練が続くようになりました。そして今日も、訓練場には、私と団長の二人だけです。

    目の前ではミネ団長が軽やかな足取りで動き回り、盾を構えた私を観察しています。その動きは俊敏で、常に隙を伺う鋭さがありました。

    「盾をただ構えるだけでは不十分です。相手の動きを読み、防ぐだけでなく、逸らし、いなすことを考えてください。」

    「……はい!」

    盾を構え直し、じっとミネ団長の動きを見つめました。その瞬間、団長がわずかに身体を沈めたのが目に入りました。

    「参ります。」

    低い声と同時に、団長が弾丸のようなスピードで間合いを詰めてきました。反射的に盾を上げ、全身でその勢いを受け止めました。金属と金属が激しくぶつかる音が響き、腕にズシリとした衝撃が伝わります。

    「セツナ、攻撃する意志がないのなら、防御に全てを捧げなさい。」

    両足を踏ん張り直し、体重を盾に預けてなんとか押し返そうとします。が、それを見越していたかのように団長はすっと後退し、愛銃を再び構えました。

    ──また来ます……!

    次の瞬間、団長は鋭いステップで距離を詰め、正面から銃を放ってきました。咄嗟に盾を構え直し、弾丸が大盾の表面を弾く音が耳に響きます。

    「守る(タンク)ということは、相手に自分の存在を示すことでもあります。ただ逃げるのではなく、ここにいる、私は倒れないと、敵にそう教えてあげなさい、味方にそう信じてさせなさい。」

    彼女の言葉に、私は小さく息を呑みました。

    「セツナ、防御は相手を遮るだけではなく、自分の信念を守ることです。」

    反射的に下がろうとする足を止め、再び前へ踏み出します。

    「いいです、その調子です。」

    団長の声が聞こえましたが、私はもう無言でそれに応える余裕もなく、ただ全神経を集中させて体を動かします。

  • 61124/11/20(水) 03:45:41

    セツナはどこまで成長する? dice1d3=1 (1)

    1. 自分の身を守れる程度

    2. 団長から一本とれる程度

    3. 団長に、勝つ……!

  • 62二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 05:44:04

    ダイス神が出し渋ってきたな
    とはいえ最低限は身についたし友人諸君も少しは安心できるんじゃないか?

  • 63二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 08:47:27

    残当…
    いくら適性が高いとはいえ短時間の訓練はどうにもならない
    でも描写的にちゃんと成長出来た感があってよかった
    …残るのはトラウマだな

  • 64二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:54:01

    ほしゅ

  • 65白染セツナ24/11/21(木) 02:50:15

    訓練の日々が続き、毎日のようにミネ団長にボロ雑巾のようにされていました。成長を感じるどころか、最近は団長の猛攻がますます激しくなっていて、実力差を痛感するばかりです。カズサさんに何度負けてなお挑み続けるレイサさん、本当にすごすぎます……
    そんなことを思いながら、今日も床に大の字になって倒れ込んでいました。全身の痛みがじんじんと響きます。

    「さぁ、立ちなさい、セツナ。」
    「うぅ、団長……やっぱり私は……」
    「なにをおっしゃってるんですか。セツナは確実に強くなっています。タイマンなら、そう簡単には負けないでしょう。」
    私、ずっと団長と一対一でボコボコにされていましたが……?

    ミネ団長は私の顔を見て、小さくため息をつくと、倒れた私の手を引いて起こしてくれました。
    「今日の個人指導はここまでにしましょう。」
    「えっ?」
    「そんな捨てられた子犬のような目をしないでください!ただ、今日は別の形で訓練をするだけです。」
    てっきり、見限られたのかと思って一瞬ヒヤリとしましたが、どうやら違うようです。

    「では、今日は何を……?」
    「巡回救護です。」

  • 66白染セツナ24/11/21(木) 02:53:10

    巡回救護、それ自体は初めてではありませんでした。以前も団長と一緒にトリニティ中を歩き回り、困っている市民や生徒を助ける活動を行ったことがあります。しかし、今日はいつもと何かが違うようです。団長が少しそわそわしているというか、何かを探しているような様子でした。


    「いました。」


    団長の視線の先には、ヘルメット団の二人と、絡まれているトリニティの生徒が一人。普通なら、こんな状況を見たら団長はすぐに救護を叫びながら突進していくはずなのに、今日は妙に落ち着いています。


    「えっと、団長、彼女を救護しないんですか?」

    「もちろん救護します。しかし、今日の救護は私ではなく、セツナがしましょう。」

    「……はい?」

    「さぁ、セツナ、救護が必要な場に、救護を!」

    「そ、そんな……私一人では……」

    私が慌てていると、団長は何も言わずに私の近くに歩み寄り、そっと私を抱きしめてくれました。

    「セツナなら、大丈夫です。」

    「だ、団長……?」


    その声は優しくて、抱きしめられた身体から伝わる温かさに、一瞬だけ不安が和らぎます。団長の腕の力は決して強すぎることはなく、安心感が全身を包むようでした。


    「私を信じてください。今のセツナなら、彼女たちの遅れを取ることはありません。」

    団長の励ましに、少しだけ勇気が湧いてきました。でもその次の瞬間──


    「では、参りましょう。」

    「えっ。」

    そう思ったときには、団長が私を抱えたまま、ぐるぐると回り始めていました。勢いをつけて団長は私をヘルメット団の方に投げ飛ばしたのです。


    「ひぃえええええ……!?」

    **

    セツナの初実戦 dice1d100=45 (45) (100程圧倒的、1ほど泥試合)

    適性のことがあって、負けることはなしにします。

  • 67二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 03:32:26

    50よりちょっと下…まあ善戦は出来てる程度か?

  • 68二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 08:28:12

    初戦闘だから仕方ない

    キマシタワと思ったらこれだよ
    セナといい、団長といい、セツナちゃんがいつも投げられてるな
    それはそれで二人が抱き締め合ってるとき絶対むにゅってると信じる

  • 69二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 13:14:33

    そもそもセツナちゃん攻撃手段がないからどうしてもグダグダになりそう

スレッドは11/22 01:14頃に落ちます

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