スレ主の文章力を客観的に評価して欲しい 3

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:15:15
  • 2二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:15:37

    ヘタクソッ

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:15:54

    【第一章 北国から来た剣豪】


    北海道で最も多くの人口を有する都市、函館。

    約百五十年前の明治時代の始まりと共に開拓が始まり、北海道の中心地として発展してきたこの都市は整然とした美しさを持つ街並みが特徴的で、商業施設が多く集う都心のようなエリアが広がっている。

    街のレストランでは新鮮なウニやいくら、カニを使った鮮やかな料理が振る舞われ、都市を見下ろすように聳え立つ定山渓ではスキーを楽しむ事が出来る。

    都市の中央に位置する電波塔は百メートルを越える高さがあり、市民に親しまれているようだ。

    早朝の商店街で開催される朝市ではトマトやとうもろこしといった新鮮な野菜が立ち並び、みずみずしい自然の恵みと共に人々の賑わいと活気を味わえるのだ。

    そんな札幌の街の大通りを、一人の幼い少女を連れた大柄な男が歩いている。

    少女の方は、まだ六歳程度に見える背丈と体格だ。

    水色のグラデーションが入った銀色の長髪に、右が琥珀色で左が瑠璃色の瞳。

    頭部と尻からはそれぞれユキヒョウに似た獣の耳と尾が生え、純粋なヒトではない事が窺える。

    一方で隣にいる少女の父親らしき男は非常に大柄で、少女を縦に三つ並べても身長では敵わなさそうな程だ。

    顔には髭を生やしており、非常に屈強かつ荘厳な出で立ちをしている。

    肩幅の広さも尋常ではなく、並の男が三人がかりで襲い掛かっても全く相手にならないだろう。

    少女の方はマフラーやブーツで身を温めているのに対し、男の方は薄手の着物に下駄という古風な格好で、それでいて寒そうな素振りを一切見せない。

    どちらも新鮮な果物がふんだんに入った草のバスケットを抱えており、どうやら街の商店街で行われる朝市に参加した後のようだ。

  • 4二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:16:55

    少女は果物が詰まった重いバスケットを持たされ、不満を漏らす。

    「なんで私が運ばなきゃなんねーんだよ。親父が運べばいいだろ。」

    幼く可愛らしい見た目に反し、口調はかなり荒いようだ。

    それに対し、男………彼女の父親は優しく諭すように言った。

    「それは違うよ、旭。確かに、私ならこれらのバスケットを全て運べるだろう。しかし、それではお前の鍛錬にならない。幼いうちから重い物を運ぶ事も、強くなる為には大切だ。」

    「白樺家は、妖術と剣術を組み合わせた流派で名を上げた名家だ。歴代の白樺家の面々は、何れも優れた剣士にして妖術使いであった。お前も白樺家の一員なのだから、それに恥じない強さを身につけなければならない。」

    「でも、私は風を起こす妖術が使えんぞ。筋肉がなくたって、これを極めれば果物が入った重てぇバスケットだって風で浮かせられるはずだぜ。」

    「旭、それでは駄目なんだ。いいかい、強い妖術を使えば、それだけ身体に大きな負担がかかる。身体が貧弱なのに妖術が使えるだなんて、絶対に有り得ない。強力な妖術を使う為にも、まずは身体を鍛えて屈強にしなければならないんだ。」

    父に優しく諭されるも、旭はどうやら納得していないようだった。

    旭は確かに理解はしていた。

    自分は優れた妖術使いの一族に生まれ、父の期待に報いる為にも強くなって剣術と妖術の両方を極めなければならない。

    確かに自分が強くなるたびに父が喜ぶのは嬉しいし、喜ぶ父の顔は好きだ。

    でも、早朝から起こされた挙句に重いバスケットを持たされるのは好きではない。

    札幌の朝は寒いのだからもっと長く寝ていたいし、野菜や果物の詰まった籠は幼い自分には結構重い。

    それを言っても父は「早起きは良いパフォーマンスを生み出すんだ。」と言って一切聞こうとしない。

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:17:23

    父にはもちろん、父の雇っている執事にもこの事に関する苦情を言ったが、結果は全く変わらなかった。

    「そうむっとするな。今日はお前の大好きな林檎も買えた。帰って母さんに切ってもらおう。」

    「林檎は美味いけど重たいんだよ!しかも私らの家がある場所って………。」

    旭の機嫌が悪い理由は、単に重いバスケットを持たされたからではない。

    彼等の暮らす白樺家の屋敷は、都市を見下ろすように聳え立つ藻岩山の中腹にある。

    山頂よりは地上から近く、登りやすいように人の手によって登山道も整備されているものの、麓の街から屋敷へは片道で三十分ほどの時間がかかり、幼い子供には登るのは決して容易ではない。

    旭は学校や市場への行き帰りの度にこの峠を越えなければならず、強いストレスを感じていた。

    「ったく、なんでご先祖サマはこんな場所に家建てたんだろーな。後に使う人の事も考えてくれよ。せめて箒に乗って空を飛べればいいんだけどなあ。」

    「そう不平を言うな。毎日山を登り降りすれば、剣術の習得に必要な足腰が鍛えられて強固になる。それに、高い山に位置しているからこそ、麓の街の美しい夜景がよく見えるだろう。」

    「でも親父、剣握らせてくんねーじゃん。」

    「今のお前には危険だからな。最低でもあと六年経つまではお預けだ。妖術を込めて浮かせた箒に乗って空を飛ぶ事も出来るが、それもお前にはまだ早い。」

    ちぇっ、結局自力で登んなきゃなんねーのかよ。

    旭はそうぼやきながら、父と共に藻岩山へと入っていった。

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:27:42

     吾輩は猫である。名前はまだ無い。
     どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
    吾輩はここで始めて人間というものを見た。 しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
    この書生というのは時々我々を捕つかまえて煮にて食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。
    ただ彼の掌てのひらに載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。
    掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始めであろう。
    この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶やかんだ。
    その後猫にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度も出会でくわした事がない。のみならず顔の真中があまりに突起している。
    そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙を吹く。どうも咽むせぽくて実に弱った。これが人間の飲む煙草たばこというものである事はようやくこの頃知った。
     この書生の掌の裏うちでしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくすると非常な速力で運転し始めた。書生が動くのか自分だけが動くのか分らないが無暗むやみに眼が廻る。胸が悪くなる。到底とうてい助からないと思っていると、どさりと音がして眼から火が出た。それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。
     ふと気が付いて見ると書生はいない。たくさんおった兄弟が一疋も見えぬ。肝心の母親さえ姿を隠してしまった。
    その上今いままでの所とは違って無暗に明るい。眼を明いていられぬくらいだ。
    はてな何でも容子がおかしいと、のそのそ這はい出して見ると非常に痛い。
    吾輩は藁わらの上から急に笹原の中へ棄てられたのである。

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:29:52

    読むに値しない
    荒らしなので通報しておくね

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:47:39

    父と共に藻岩山に入った旭は、高い岩場から町を見渡してみた。
    あの町に居た頃には何処までも広いように感じた町が、此処から見ればなんと小さく狭い町なんだろう。
    あそこにあるのはさっきまで旭と父が居た果実園。 林檎を採る人が胡麻のように小さく見える。

    「何をしている旭、早く行くぞ」
    「はいはい」

    父の後に続く。
    旭よりも先に生まれ――当たり前だけど――旭よりも先に修練に励んだ父の背はなんと広いんだろう。
    腰の剣で背後から襲いかかっても、あっさりといなされてしまいそうだ。
    それでも、さっき町が狭いように感じたように、父はこの広大な世界に比べればまだまだな実力なのか。

    藻岩山、その名の由来は『藻のように岩が生い茂るから』らしい。
    いや正確なところは知らない。 人によっては『昔は藻が生えていた』とか、『かつて藻という化け物が居た』とか、色々言われる。

    とにかく藻岩山は岩が多い。
    藻岩山自体はそう高い山ではないのに岩がやたらと多くて、ただの登山だけで全身が鍛えられるようだ。

    そんな山を父はひょいひょいと登っていき、そこに着いていくのがやっとの自分は――本当に、情けない。
    旭は息が半分切れてきた自分を内心嘲笑しつつ、父にバレないように何ともしない顔で続く。
    父は全く振り返らないが、たぶん、父が全力で登れば倍の速さに違いない。 気を遣ってもらってる。

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:48:31

    「どうした旭、もう疲れたのか?」
    「まさかッ!」

    旭は強気に笑って、バスケットを背負い直す。

    「そういう親父こそ、私に着いてこいよ!」

    息を短く整えると岩場を強く蹴り、父を追い抜いた。
    父が居ない景色、誰にも遮られない先頭の景色だ。 なんて心地良いのだろう。
    しばらく走って旭は立ち止まる。

    「――なんだ旭、それで終わりか」

    父が真後ろに居た。 息一つ切らさず、汗もかいていない。
    それに対し旭は息を切らし、汗が額から頬を伝う。

    「ふんっ、親父のためにも此処までにしておいてや――」

    強がりを言い終わらないうちに、頭を剣の鞘で叩かれた。
    父が顔をしかめている。

    「言葉遣いが汚い、そんな言葉遣いが名門白樺家に許されると思っているのか」
    「はんっ! こんなの一つで落ちるほど格が低いわけ――」

    また叩かれた。

    「『その程度』だと思われるぞ」
    「思いたい奴には言わせとけばいいんだ――おやッ、お父様! 叩かないでください!」

    またしても叩かれそうになり、旭は思わず頭を抑えながら身を引いた。

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:54:54

    >>3開幕で函館って言ってるのに「そんな札幌の街」で爆笑してしまった

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 15:58:37

    最も繁栄した都市な函館様の中に札幌があるんだぞ
    察してやれ

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 16:03:07

    >>10

    函館か札幌か迷っちゃってさ

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 16:21:09

    3get

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 16:24:28

    このスレは荒らしが立てたスレです
    反応せず通報してください

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 18:18:24

    こういうので散々叩く奴いるけどさ
    そもそも出力できてる時点ですごいんだわ
    普通頭の中で妄想するだけして書かないので決まりなんだ
    だからイッチよあんまり凹むな
    あと荒らしコメは適度に削除しといたほうがいいぞ
    適度な添削と荒らしは全く違うから

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 18:30:09

    どう見ても文章力を客観的に評価するよりイッチに自分の精神状態を客観的に理解させる方が先決だろ

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 18:31:52
  • 18二次元好きの匿名さん24/11/14(木) 22:27:11

    1つ目のスレではそこそこレスついてたけど3つ目のこのスレではもうレス全然つかないね
    やっぱ信用の積み重ねって大事だね

オススメ

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