- 1124/11/15(金) 22:25:20
- 2124/11/15(金) 22:27:26
スレ画は前回発狂してくれた人
深い意味はない
レストランに行くのは1+dice1d3=1 (1) 人
行く人は人数分下にレスください
- 3二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 22:28:08
じゃあスレがの玲王で!
- 4二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 22:28:48
士道で…!
- 5二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 22:29:11
凪
- 6二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 22:30:18
待ってました!
過去スレ面白かったので今回も楽しみ - 7124/11/15(金) 22:32:11
では玲王と士道で
凪さんまた今度いらっしゃいお待ちしてるで
士道のキャラシ作ったら始める - 8124/11/15(金) 23:00:35
玲王と士道はひょんなことからとあるレストランの無料招待券を手に入れる。それは今話題のレストランで、二人は約束したわけでもなく、たまたま、そのレストラン付近で出会うことだろう
玲王「あれお前はもしかして……士道?」
士道「ん? 何してんの?」
玲王「レストラン、無料招待券をもらったんだよ。今話題らしいし、せっかくだから行ってみようかと思ってさ」
士道「その物騒なババア連れて?」
玲王「ばあやは送迎だけだ。ばばあ言うな」
士道「てか、俺ももらったわ招待券。これだろ?」
玲王「まじか。せっかくだし一緒に入るか? 一人じゃ退屈だと思ってたところだ」
[招待券]
「●●様 無料ご招待券」と書かれたチケットと挨拶状が添えられている。ランチタイムもしくはディナータイムに使え、コース料理が振舞われるとのこと
現在の時刻
①ランチ
②ディナー
dice1d2=2 (2)
- 9二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 23:01:50
>物騒なババア
草
- 10二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 23:06:42
士道のテーブルマナーは壊滅的なのか完璧なのか…
- 11124/11/15(金) 23:07:25
挨拶状にはこのようなことが書かれている
ご当選おめでとうございます。
当レストランは英国のマザーグースをテーマにしたコンセプト・レストランになっており、
各部屋ごとに有名なマザーグースの詩を再現しております。
お越しいただければきっと、マザーグースの世界を心ゆくまで体験いただけるでしょう。
私たちのおもてなしをどうぞご堪能ください。
スタッフ一同、あなた様のお越しをお待ちしています。
レストラン ナーサリー・ライム
玲王「てか意外だったわ。お前もこんなとこに来るんだな」
士道「あーそれな。俺も一人で来る予定じゃなかったし。ついさっき電話が来て。ドタキャンだぜドタキャン」
玲王「お、奇遇。俺も凪と来る予定だったんだけどな。ま、あいつはまた今度来るって言ってたな」
そこは街の一角にある一軒家のレストラン
小さいながらも門と手入れされた庭があり、昔の英国の邸宅を思わせるクラシカルな雰囲気。門には木の看板が掲げられており、OPENの案内と共に「ナーサリー・ライム」と店名が掲げてある
さすがに話題のレストランらしく、二人の前にも数組、客が店内へ入っていくのが見えた - 12二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 23:14:01
士道は冴にドタキャンされたんか?
- 13124/11/15(金) 23:15:16
扉を開けるとウエイターらしき人物が現れた
ウエイター「いらっしゃいませ。ようこそお越しくださいました」
士道「ほい、これ招待券」
ウエイター「どうぞこちらへ」
玲王「あ、一緒のテーブルにしてもらえますか?」
ウエイター「かしこまりました。ご一緒にこちらへ」
玲王「……あれ、こっちは前の客と違う通路じゃないか……?」
士道「なあ、道こっちでいいのか?」
ウエイター「招待券をお持ちのお客様には、特別なおもてなしを用意しております」
玲王「なるほど」
士道「アがるじゃんそういうの」
少し歩くと開けた場所に出た。そこは待合になっており、少し待機することになるようだ
ウエイター「お席の用意をしてまいりますので、少々お待ちください」
玲王「本が一冊置いてあるな。読むか?」
士道「何の本?」
玲王「マザーグースの本だな。このレストランのモチーフになっているやつだ」 - 14124/11/15(金) 23:20:13
マザーグースについて
イギリスやアメリカを中心に親しまれている、英語の伝承童謡。聖書やシェイクスピアと並んで、英米人の教養の基礎となっているとも言われており、昔話のように親から子へと伝えられてきた
その数は600から1,000以上あると言われており、内訳はなぞなぞ唄、子守唄、遊戯唄、早口唄、物語性のある唄、積み上げ唄、暗記唄、おまじないの唄など多種多様。全体的な特徴としては、残酷なものやナンセンスなものが多いということが挙げられる
玲王「っていうのがマザーグースだ。知ってるか?」
士道「dice1d2=2 (2) 」
①もち、知ってる知ってる
②いーや、興味ねえな
士道「で、ここにあんのは……地図?」
玲王「ああ、多分俺たちは今ここにいて、目の前にある部屋がここだな。なるほど、これもマザーグースがコンセプトなわけか」
士道「へえ、凝ってんじゃん」
〈英語〉
玲王(80)dice1d100=70 (70)
- 15二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 23:22:47
成功か?
- 16124/11/15(金) 23:28:13
玲王「どれどれ、確か日本語のタイトルだと……」
Room1:薔薇の花輪だ 手をつなごうよ
Room2:一人の男が死んだ
Room3:リジー・ボーデン
Room4:ロンドン橋落ちた
Room5:誰が駒鳥殺したの?
玲王「あー……」
士道「何その反応」
玲王「チョイスがあれだと思ったんだよ。マザーグースの中でも結構残酷な詩だぜ。案外悪趣味なやつが経営してんのかもな」
士道「へえ、爆発できそうかそれ?」
玲王「いや……でもお前なら……うーん……さあな」
ウエイター「大変お待たせいたしました……ああ、地図をご覧になったのですね」
ウエイター「よろしければお好きなお部屋に案内しますよ」
玲王「どうする士道?」
士道「俺が決めちゃっていいカンジ?」
玲王「よく知らないお前が決めた方が面白いだろ」
士道「じゃあ」
ルート分岐です
1~5の部屋を選んでください
ちなみに3が一番難易度高いです
2、4が易しいです
時間があったら選ばれなかった部屋を他のブルロキャラで回したいと思ってます
ではお好きなお部屋を>>17
- 17二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 23:32:44
2で!
- 18二次元好きの匿名さん24/11/15(金) 23:33:00
一番難易度高い3で行こう!
- 19124/11/15(金) 23:41:52
では命中した2の部屋に行きましょう
Room2:There was a man, a very untidy man
ウエイター「どうぞ」
玲王「……え、は、ここ?」
ウエイター「ごゆっくり」
士道「まじー? いなくなりやがったしあのウエイター」
玲王「……いやいや、これはちょっと……なんだこれ、散らかりすぎじゃないか」
士道「英国の部屋ってカンジじゃん。屋根裏部屋的な?」
部屋に足を踏み入れると、誰かの部屋に踏み込んだのかと錯覚するだろう
やや薄暗い照明に照らされた空間には、素朴な色合いの家具や小物が雑多に置かれていて、昔の英国の庶民の家を思わせる
子どもの頃、誰もが一度は憧れた屋根裏部屋の造りをした部屋だ
壁には古めかしい木製の時計がかけられているが、舞台装置なのだろう。時計は17時半で止まっている
玲王「足の踏み場にも困るぞこれは」
士道「とことんやる経営者ってことか? 嫌いじゃねえな」
玲王「……ま、これが大衆に受けて話題になったんなら成功か。インパクトあるし」
士道「お、メニュー発見」 - 20124/11/15(金) 23:48:05
[メニュー]
前菜 :薔薇のサラダ
スープ :ごろごろ野菜のミネストローネ ~焼き立てパンとぶどう酒を添えて~
メイン :手ごねハンバーグステーキ(2つ)
デザート:ラズベリージャムのヴィクトリアン・サンドイッチケーキとロイヤルミルクティー
おみやげ:駒鳥たちのクッキーセット
玲王「ふーん……ん? こっちのカードは?」
[カード]
一人の男が死んだのさ とってもだらしの無い男
頭はごろんとベッドの下に 手足はバラバラ部屋中に ちらかしっぱなしだしっぱなし
士道「物騒~」
玲王「ああ、この部屋のコンセプトになった詩だな」
士道「へえ」
玲王「俺も詳しく知ってるわけじゃないけどな」
ウエイター「ご存じでしたか」
玲王「うおっ」
士道「……いつの間に? 気配なくね?」
ウエイター「おや、驚かせてしまいましたか。大変申し訳ございません」
ウエイター「前菜のサラダです」
玲王「おお、いい感じだな。どうだ士道」
士道の食レポ テキトー←50→すごい
dice1d100=63 (63)
- 21二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 00:00:27
割とちゃんと食レポしてくれる士道草
- 22124/11/16(土) 00:00:39
士道「見た目は最高に芸術作品じゃん? 薔薇の下には葉野菜とトマト、キュウリ? テンションアがる~」
士道「うーん味は……別に美味しいわけじゃねえな。うん? いや、ドレッシングと薔薇の風味はバカみたいにマッチしてるな。だが一歩間違えればドレッシングが主役……爆発が足んねえ」
玲王「SNS映えはするだろうけどな」
士道「もっと刺激が欲しくなるだろ?」
玲王「次はスープか」
そうして二人でスープを食べ終え、皿が下げられた
玲王「次はようやく……」
士道「ははっ、ようやくお待ちかねの」
玲王「ああ、メインだな……?」
士道「テーブルの下で何か音が……?」
玲王「なんだこれ?」
玲王「……」
士道「ん?」
玲王「……っ!!」
テーブルの下を見れば、生白い何かが転がっている
それは、ぱっと見で何かと気付くのは難しいだろう。けれど誰もが知るそれは、まじまじと見れば嫌が応にも理解してしまう
それは、人間の腕だった
切断面が生々しい、赤い血と白い脂肪がだらだらと流れ出る腕だ
〈SAN値〉
玲王(50)dice1d100=51 (51)
士道(65)dice1d100=99 (99)
- 23二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 00:01:23
あっ……
- 24124/11/16(土) 00:09:47
お、二人とも失敗
減少値
玲王dice1d3=2 (2)
士道dice1d3=1 (1)
士道はその本能的な部分で恐怖を感じるだろう。ここから早く離れなければと直感する。今までいた世界とは隔離されたような感覚に陥った
士道「……」
玲王「は? なんで腕……腕が」
士道「……? 時計の音がすんな」
玲王「は? これ、さっきまで止まってた……なんで動き出してんだよ」
士道「……! カードに何か浮かんできた」
士道「……」
不可解な現象は更に続く。テーブルに置かれていたカードの余白部に、突如じわりと赤い文字が浮かんだのだ
「次の料理が来るまでに、良い子はちゃんとお片づけしよう」
玲王「あ、開かない! 入口が開かない!」
士道「……そこしか出れるところはねえの?」
玲王「ここだけだ! くそっ!」
士道「閉じ込められちゃったってわけか」
- 25124/11/16(土) 00:18:20
ではまた朝に……
ここからは調べられる場所を提示し、それに二人でダイスを振って情報を得る形で進めていきます
時間制限がありますので、二人とも失敗しても振り直しはしません。女神にお祈りをどうぞ
①テーブル下の腕
②本棚
③ベッド
④書き物机
⑤クローゼット
⑥鏡
最初の探索箇所
- 26二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 01:21:57
まず①かなあ
- 27124/11/16(土) 08:37:05
ではテーブルの下の腕を見てみます
玲王「うっ……本物かこれ」
士道「んーそうじゃね」
玲王「ば、馬っ鹿お前!! そんなもの引きずり出すなよ!!」
士道「ほら」
玲王「うわあ近づけんな!!」
士道「重っ、うーん、男の腕か?」
玲王「……」
玲王(切断されたのか……? こんな綺麗に?)
玲王(……ずっと見てると気持ちが悪くなってくる……)
士道「てかこれ、”指が全部切断”されてんな」
玲王「ああ……何なんだ一体……悪趣味がすぎる……」
士道「……」
士道(カードに書いてあったのは、手足は部屋中バラバラ……頭は……)
士道(このお坊ちゃんと探せってか? おもしれえ)
〈SAN値〉
玲王(48)dice1d100=77 (77) 失敗時dice1d2=2 (2)
士道(64)dice1d100=66 (66) 失敗時dice1d2=2 (2)
次の探索箇所
dice1d5=4 (4)
①本棚
②ベッド
③書き物机
④クローゼット
⑤鏡
- 28124/11/16(土) 08:47:31
この調子じゃあっという間に不定になってまう……
玲王→46(計−4)
士道→62(計−3)
士道「こっちのクローゼットは」
玲王「なっ……お前よくあちこち探せるな」
士道「どうせ開かないんだろそのドア。それより見てみ?」
玲王「え?」
士道「時計、何でか知らないけど動き出してんじゃん」
士道「制限時間だと俺は思ってる」
玲王「……」
玲王「ゲーム性のある……レストランとかさ……」
士道「いつまで現実逃避してんだよ。あの腕は本物。ほら触ってみろ」
玲王「うわっ、投げ渡すなよ!!」
玲王「……どうすればいいんだよ」
士道「カードでも読み直してみれば?」
玲王「……はあ、わかった」
玲王「とりあえず、ここから出るためには必要なことなんだな」
士道「そーゆーこと」
<目星>
玲王(50)dice1d100=83 (83)
士道(50)dice1d100=100 (100)
- 29124/11/16(土) 08:57:39
大失敗です
士道「なーんもないな」
玲王「……」
士道「つーか探しにくっ、っておわっ」
玲王「士道!?」
乱暴にクローゼットを漁っていたせいか、もともと老朽化が進んでいたのか、クローゼットがぐらりと傾き士道の方へと倒れてくる
避けきれずに士道はそれの下敷きになるだろう
士道「ってえ……」
玲王「おい大丈夫か?」
士道「退かしてくんね?」
玲王「ああ待ってろ……」
士道「……」
玲王「怪我ねえか?」
士道「ねーけど、まじ最悪だわ」
玲王「服が散らかっちまったな」
士道「男物ばっかじゃん」
<目星>士道ファンブルにより補正−20
玲王(30)dice1d100=31 (31)
士道(30)dice1d100=53 (53)
- 30二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 08:58:09
100ファン… 士道の出目が全体的に高いな…
- 31124/11/16(土) 09:00:10
士道「ちっ、何もねえじゃん」
玲王「どうする?」
士道「時間ねえし次だ次」
玲王「そうだな、次は」
次の探索箇所
dice1d4=2 (2)
①本棚
②ベッド
③書き物机
④鏡
- 32124/11/16(土) 09:02:37
士道「ベッドか」
玲王「正直嫌な予感しかしねえよ」
<目星>
玲王(50)dice1d100=93 (93)
士道(50)dice1d100=59 (59)
- 33124/11/16(土) 09:09:05
失敗か
そうですね、では……
士道「布団が膨らんでるな」
玲王「捲るか……?」
士道「どーぞ」
玲王「……」
玲王「……うわ」
士道「わりと予想通りじゃね」
玲王「……」
ベッドの上には死に装束を纏った、頭部と両手足がない体が寝かせてある
玲王「マネキン……」
士道「に見えんの? 傷口からこんな血が出てんのに?」
玲王「……」
〈SAN値〉
玲王(46)dice1d100=63 (63) 失敗時dice1d2=1 (1)
士道(62)dice1d100=48 (48) 失敗時dice1d2=1 (1)
<アイデア>
玲王(85)dice1d100=55 (55)
士道(65)dice1d100=31 (31)
- 34124/11/16(土) 09:20:38
成功でも1減少です
玲王→45(計−5)
士道→61(計−4)
士道「で、カードに書いてある通りなら、ベッドの下に」
玲王「……ここから血が……本当にこの下にあんのか?」
士道「さっさと見れば?」
玲王「あ、おい、気をつけろ」
士道「っと」
玲王「は? よく手伸ばせるなそんなとこに……」
士道「あったあった」ズルッ
玲王「うわっ待てって」
士道「……」
ベッドの下にはボールのような何かが転がっていた。士道は指先でそれを転がし、掴めるようになってから思い切りそれを引き寄せる。ぐちゃっ、と水音が立った
士道がベッドの下に手を伸ばして引きずり出したのは、
首から切断された人間の頭部だった
〈SAN値〉
玲王(45)dice1d100=83 (83)
成功時dice1d2=2 (2)
失敗時dice1d4=2 (2)
士道(61)dice1d100=29 (29)
失敗時dice1d4=4 (4)
成功時dice1d2=1 (1)
- 35124/11/16(土) 09:30:00
玲王→43(計−7)
士道→60(計−5)
玲王「ひっ……」
士道「おいおい腰抜かすなよ」
士道「てか、やっぱ男の頭か」
玲王「む、無理無理……こっち近づけんな……っ」
玲王「うっ、臭いが……」
士道「確かに血生臭いかもな。ベッドに置いとく?」
玲王「……」
士道「おーい無視すんなよ」
士道「……」
士道「あーあ真っ青。刺激的すぎた?」
士道「ほらほらよく見ろって」
士道「ちょー安らかな顔じゃね? もっと凄惨な面してるかと思ったから拍子抜けだわ」
玲王「……」
玲王「まあ確かに、それは救いかもな」
次の探索箇所
dice1d4=3 (3)
①本棚
②書き物机
③鏡
<目星>
玲王(50)dice1d100=66 (66)
士道(50)dice1d100=63 (63)
- 36124/11/16(土) 09:38:51
両方失敗です
失敗です……
玲王「これは姿見か?」
士道「でかっ」
玲王「固定されてるな。動かせねえ。でも部屋全部が映し出せそうだ」
士道「……」
玲王「……」
士道「…………」
玲王「……次行くか」
次の探索箇所
dice1d2=2 (2)
①本棚
②書き物机
- 37124/11/16(土) 09:43:39
玲王「机か……」
士道「散らかってんな」
士道「あの頭の男のもの?」
玲王「……かもな」
<目星>
玲王(50)dice1d100=33 (33)
士道(50)dice1d100=89 (89)
- 38二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 09:45:54
玲王のSAN値が…!
- 39二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 09:48:24
出目が全体的に悪い…玲王大丈夫か
- 40124/11/16(土) 10:01:31
玲王「この本は……」
士道「おいおい、呑気に読む暇ねえだろ」
玲王「……」
本について
とある男の一生が描かれたストーリー。その臨終のシーンが目に留まる。寝台に横たえられ、家族に看取られながら息を引き取る挿絵が描かれている
玲王「……」
玲王「臨終……男の遺体……」
士道「なあなあ、ここに木箱があったんだけど、開かねえわ」
玲王「木箱?」
士道「鍵、どっかにあった?」
玲王「いや……」
玲王「……!」
玲王「机の下に引き出しがある」
玲王「……」ガラッ
玲王「……っ」
士道「どした?」
引き出しには細身だが筋肉質な、1本の足が入っていた。左足らしいそれは、今正に切り落とされたかのようにぱっくりとした傷口を覗かせ、だらだらと血を流していた。玲王はそれを目の当たりにし、息を吞むだろう
〈SAN値〉
玲王(43)dice1d100=12 (12)
失敗時dice1d2=2 (2)
士道(60)dice1d100=52 (52)
失敗時dice1d2=1 (1)
- 41124/11/16(土) 10:35:06
成功なので1ずつ減少
玲王→42(計−8)
士道→59(計−6)
玲王「……」
士道(お、流石に慣れたっぽい?)
玲王「おそらく……」
玲王「この部屋中に散らばっていた身体、それを元通りに戻すことが示唆されてる」
玲王「この腕も、あの遺体に戻せってことだろうな。……そうでなくても戻すけどさ」
士道「あのベッドにあるやつ?」
士道「ちなみに今あんのは、ベッドの身体の他に、頭と、足と腕が1本ずつ」
士道「あ、指もねえな」
士道「どうする?」
玲王「……最後は本棚だ。ここを見てから考える」
士道「りょーかい。ようやく調子出てきたカンジ? おっそ」
玲王「……出るわけないだろ調子なんて。こんな部屋じゃ……」
<図書館>
玲王(90)dice1d100=54 (54)
士道(25)dice1d100=12 (12)
- 42124/11/16(土) 10:42:23
成功です
玲王「待合室に置かれていた本だ」
士道「結局この部屋の詩ってやつ、どういうの?」
玲王「……片づけをしない子供への戒めだったはずだ」
士道「へー」
士道「つまり俺たちは今、死体のお片付け中ってわけ」
士道「……ん?」
士道「こんな文字あったか?」
玲王「……次の料理が来るのは18時ちょうど……」
士道「……」
士道「わざわざ書かれてるってことは」
士道「この悪趣味ゲームの制限時間かなにか?」
玲王「……今、何時だ?」
2人がどれくらいの早さで作業できたかDEX×5で振ります
成功者が一人なら1回、二人なら2回、もう一度探索できることにします
二人とも失敗ならそのままエンディングです
<DEX>
玲王(80)dice1d100=97 (97)
士道(75)dice1d100=83 (83)
- 43二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 10:44:19
なんか全体的に出目高い
- 44二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 10:49:06
二人とも失敗!?
- 45二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 10:50:14
エンディング!?
- 46124/11/16(土) 10:51:01
なんか可哀想やな……
しゃーなしスレ民に慈悲を与えてもらうか
ここだけはもう一度目星振りたいとこがあったら教えてや
より具体的だったら目星自動成功にするで
もうエンディングでいいっていうならエンディング入るで
ちな、”死にはしない”から安心してな
- 47二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 11:18:09
意味ありげな姿見が気になるけど
クローゼットの方がアイテムとかありそう
指見つかってないしクローゼットで - 48124/11/16(土) 12:39:33
玲王「あと5分か……」
士道「どっかにまだ腕か足、転がってる?」
玲王「探してみるか」
士道「あー、クローゼットひっくり返ってる。探しにくっ、だるっ!」
玲王「お前がひっくり返したんだろ……」
士道「さてさて、お片付けの時間でちゅよ~」
<目星>2回目なので補正20
玲王(70)dice1d100=59 (59)
士道(70)dice1d100=82 (82)
- 49124/11/16(土) 12:43:21
玲王「……」
玲王「……!」ゴトッ
玲王「……あった」
士道「何それ?」
士道「おー」
士道「足揃ったじゃん」
玲王「……」
〈SAN値〉
玲王(42)dice1d100=50 (50)
失敗時dice1d2=1 (1)
士道(59)dice1d100=61 (61)
失敗時dice1d2=1 (1)
<目星>2回目なので補正20
玲王(70)dice1d100=58 (58)
士道(70)dice1d100=5 (5)
- 50124/11/16(土) 12:57:52
1ずつ減少
玲王→41(計−9) あと1で不定
士道→58(計−7)
そして目星クリティカルか……
玲王「これ、あの遺体に戻してやればいいのか?」
士道「そーそー。できんの? お前に」
玲王「……時間がない。やってみるわ」
士道(……なんかこいつやばそーじゃね? 気のせい?)
士道「……?」
士道「お、ラッキー。鍵発見~」
士道「こっちの木箱の鍵か?」
士道「……」カチャッ
玲王「どうした?」
士道「んーいや」
士道(指が5本……これは最初に見つけた腕のやつか?)
士道(あのメンタル激ヤバ坊ちゃんに見せて大丈夫か?)
士道(俺でも多少は堪えてんのに、淡々と遺体を組み立て始めたし……)
玲王に指を見せますか?
見せないようにして遺体の腕の元に指を戻しますか?
<SAN値>
士道(58)dice1d100=52 (52)
失敗時dice1d2=1 (1)
- 51二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:05:33
クリティカル!クローゼットだけ2回目星するんだよね気になる
- 52二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:06:07
見るなって釘刺して腕の元にに戻そう
- 53124/11/16(土) 13:22:48
成功は1減少ですね
士道→57(計−8)
士道「組み立ておっけー?」
玲王「ああ」
玲王「……」
玲王「片腕はないけどな」
士道「……」
士道「そろそろ、ウエイターが来るんじゃね」
玲王「本当に来るのか……?」
士道「てことで、ちょっとあっち向いててくれる?」
玲王「何が”てことで”なんだよ。おい、何か隠し持ってんな」
士道「あーだめだめ。こっち来んな」
玲王「その人の遺体に何する気だ?」
士道「別に~?」
玲王「何か変なことするなら……」
士道「あーもう、うぜーな! いいからこっち見んなよ」
玲王「……」
士道(人差し指と薬指、どっちがどっちだ? まいっか、こんなもんっしょ)
士道「よし、これで終わり……」
その時だった
ボーンボーンボーン……と、18時を知らせる時計の音が響く
瞬間、二人の耳には突如、「テケリ・リ!テケリ・リ!」と聞いたことのないおぞましい何かの声が届くだろう。その声は身の毛のよだつような言いあらわせぬ恐怖を二人に与えた - 54124/11/16(土) 13:23:28
〈SAN値〉
玲王(41)dice1d100=84 (84)
成功時dice1d2=1 (1)
失敗時dice1d4=3 (3)
士道(57)dice1d100=27 (27)
失敗時dice1d4=4 (4)
成功時dice1d2=2 (2)
- 55124/11/16(土) 13:27:36
玲王→38(計−12)
士道→56(計−9)
玲王は初期SAN値の5分の1以上減少したため、不定の狂気となります
内容はdice1d10=3 (3) 期間はdice1d6=4 (4) カ月
1 健忘症
2 激しい恐怖症
3 幻覚
4 奇妙な性的嗜好
5 フェティッシュ
6 制御不能のチック、震え。会話や文章での人との交流が不可能になる
7 心因性視覚障害、心因性難聴、単数あるいは四肢の機能障害
8 短時間の心因反応。
9 一時的偏執狂
10 強迫観念にとりつかれた行動
- 56二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:28:42
玲王は発狂がノルマなの…?
- 57二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:29:52
ほぼ失敗続きだったくない?
しにはしないんだよな、死には…… - 58124/11/16(土) 13:30:15
玲王が見てしまう幻覚はどんなか下レスにどうぞ
今回の恐怖に絡んだことでもいいですし、全然関係なくても構いません
恐怖でも、あるいは楽しい幻覚でも、好きな発狂をどうぞ - 59二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:31:37
自分の手足が切断される恐怖系で…
- 60二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:32:59
バラバラの人体見てこうなったから
自分や他の人間の体が欠損、例えば肘から先の腕が見えずに断面が見えたり
所々に指とか爪とか足とか眼球とかが落ちてるのが見えたりしそう - 61二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:34:54
視界が全体的に赤色に靄がかかるとか?
- 62124/11/16(土) 13:52:15
じゃあそれらをいいようにしますわ
士道「なんだ……?」
士道が辺りを見渡すと、すぐそばにあったはずの男の死体がきれいさっぱり消えてなくなっていた。血の匂いもその跡も、なにもかもが夢のように、最初に入って来た時の元の部屋に戻っている
士道「は? 何だったんだ?」
玲王「……」
何も発さない玲王に士道が視線をやる前に、鍵がかかっていたはずの扉が開く。そこには料理を手にしたウエイターがいて、立ち尽くしている二人を不思議そうに見た
ウエイター「どうかなさいましたか?」
士道「……」
ウエイター「メインディッシュをお持ちしました。ご着席なさってください」
首を傾げるウエイターに士道がどう文句を言ってやろうか思案していると、玲王が大人しく席に着いた。その行動に士道は驚きつつも、立っているのもなんなので座ることにする
士道「なあ、この部屋」
ウエイター「はい?」
士道「さっき時計が動き出して、でも今また止まったんだけど」
ウエイター「……こちらの時計はずっと止めたままにしておりますので、動き出すことはあり得ないかと……」
士道「……ふーん」
ウエイターは料理を並べると、部屋を出ていく。鍵を閉めた様子はなく、士道が立ち上がって確認して見るが、そもそも扉に鍵らしきものがないので、閉めようがなかった - 63二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 13:54:00
急に黙りこくるの怖
表面上見えない発狂っていいね - 64124/11/16(土) 13:55:55
士道「何だったんださっきの死体」
士道「んー? 俺の頭がおかしくなったカンジか?」
士道「なあ、お前も見ただろ? 黙ってないで何か言えよ」
玲王「……」
士道「……?」
士道は不思議に思いつつ、とりあえず食事に手を付ける。料理は見た目麗しく、味も極上である。あんな出来事の後でなければ、もっと味わうことができただろう
士道「……食わねえの?」
玲王はただ静かに料理を見つめている。先ほどの思いつめて死体を眺める表情とは異なり、最初に出会った時と変わらぬ顔をしている。しかし士道はそれに言いあらわせない違和感を抱いた
玲王「食べれないんだ」
士道「なんで?」
玲王は軽く両腕を上げて見せた
さも当然のように口を開く
玲王「だってほら」
玲王「俺、腕がなくなったから」 - 65124/11/16(土) 14:05:58
レストラン外にて
士道「そんなカンジでおかしくなっちゃったわけ」
ばぁや「……信じがたい話ですが」
士道「ま、ともかくそこのお坊ちゃまは自分に両腕がないと思ってるし、時々地面見て頭が転がってるとか言い出すから、病院連れてけよ~」
玲王「……」
玲王「ばぁや? どうしたんだ、指がないじゃん」
ばぁや「坊ちゃま……」
玲王「どこかにあるかもしれない。俺、探してくるよ」
ばぁや「いえ、必要ありません。帰りましょう」
玲王「でも、それじゃ不便だろ」
玲王「見つけてちゃんと、くっつけないと」
玲王「見つけて……」
玲王「あ、俺、腕ないから探せないじゃん」
士道「あちゃー、完全にイかれちゃってんなこれ」
士道「……」
士道「……?」
士道「なんか身体変な感じするな……」
士道「……」
士道「病院、俺も行っとく?」 - 66124/11/16(土) 14:09:03
ウエイター「お片付けを終わらせられなかった悪い子には」
ウエイター「お仕置きしないといけませんからね」
後遺症
時間内にパーツ(腕)を集めきれなかったので二人とも
STRが−1
シナリオクリアです
おめでとうございます - 67二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:13:04
おめでとうございます…?
- 68二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:15:22
- 69二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:20:26
これ後遺症、見つけられなかったのが腕だけだったからまだマシでしたみたいなのある…?
- 70124/11/16(土) 14:26:34
また夕方来ますので……
次にレストランに来る人は
1+dice1d3=1 (1)
人数分、下にレスおなしゃす
ご質問、スレ主の対応にご不満があったら書いといてください善処しますんで
- 71二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:29:07
前回行けなかった凪で
- 72二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:29:13
雪宮
- 73二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:29:46
同室で関わりある二人だ!
- 74二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:34:07
今のうちに少し質問
これって文と文の間に感想のレスしたら気になる?
シリアスな時とか、雰囲気壊す気もして後につながりそうな間に差し込むのは一息ついてからがいいかなって思ったりした
スレ主さん的にはどうなのか教えて欲しい - 75124/11/16(土) 14:46:30
- 76二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 14:50:34
- 77124/11/16(土) 18:16:10
それでは二組目
凪と雪宮が行きます
凪「……」
雪宮「どうしたの凪君? そんなにスマホを見つめて。ゲーム……じゃないね」
凪「玲王から連絡が来ない、昨日からずっと」
雪宮「ん? それは珍しいね」
凪「ばぁやさんにかけても、レオは今忙しいって」
雪宮「あー、玲王君は忙しそうだもんね」
凪「どうしよ、これ」
雪宮「あ、その招待券……凪君にも来たんだ」
雪宮「俺も持ってるよ。一緒に行く?」
凪「……」
凪(レオと行く予定だったけど、昨日はタイミング合わなかったし、レオはひとりで行ったみたいだし……一回行ったレストラン、もう行きたがらないかもしれない)
凪「……あー、考えるのめんどくさーい行くのもめんどくさい」
雪宮「そう言わず。俺も1人で行くのはちょっとって思ってたんだ」
凪「……」
雪宮「どうせすぐそこだし、コース料理だから注文考えなくてすむよ?」
凪「……じゃあ、行ってみる」
雪宮「よし、じゃあ行こうか」
<図書館>
凪(65)dice1d100=28 (28)
雪宮(60)dice1d100=70 (70)
- 78二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:18:48
やったー!はじまた
- 79124/11/16(土) 18:27:34
凪が成功です
雪宮「凪君、何しらべてるの?」
凪「レストラン」
雪宮「ああ、どんなレストランなの?」
凪「ん」
雪宮「ああ、説明はしてくれないかんじね」
凪のスマホに表示されている情報
マザーグースをコンセプトにしたレストラン。店名はその別称である「ナーサリー・ライム」。店内はいくつもの部屋に分かれていて、それぞれが有名なマザーグースをテーマにした造りになっているという。供される料理も、マザーグースを彷彿とさせるメニューになっているらしい
雪宮「えっと……ここらへんかな」
雪宮「何だか英国の邸宅みたいだね。石畳の道って雰囲気もいいし」
凪「歩きにくくない?」
雪宮「あはは、確かにね」
雪宮「やっぱり話題なだけあって、俺たちの前にも何組かいたね。入れるかな」
凪「もう座りたいんだけど」
レストランの中に入ると、ウエイターらしき妙齢の男性がやって来た
ウエイター「いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました」
雪宮「招待券があるのですが……」
ウエイター「2名様ですね、どうそこちらへ」
凪「……」
凪「俺ら、前の客と違う通路に案内されてる」
雪宮「え? ああそう言えば……なんでだろ」
ウエイター「招待券をお持ちのお客様には、特別のおもてなしをご用意しておりますので」
凪「ふーん」
雪宮「そうなんですね」 - 80124/11/16(土) 18:43:38
通路を抜けるとそこは待合になっていた
ウエイター「お席の用意をしてまいりますので、少々お待ちください」
雪宮「見て凪君、この本、マザーグースについてだよ」
凪「ふーん」
雪宮「ん? それは?」
凪「地図。多分正面の部屋の」
雪宮「ああ、俺らは今ここにいるね。それでこれは……」
<英語>
凪(61)dice1d100=97 (97)
<知識半分>
雪宮(33)dice1d100=16 (16)
- 81二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:44:35
凪のやる気が…
- 82124/11/16(土) 18:49:36
こんなところでファンブられてもなあ
雪宮「ああ、これはマザーグースの詩だね」
凪「ふーん……あっ」
雪宮「え?」
凪「……スマホ落としちゃった」
雪宮「大丈夫? 壊れてない?」
凪「……」
凪「サイアク。電源つかないんだけど」
雪宮「え? 完全に壊れた?」
凪「……」
凪「みたい。あーあ、ついてない」
凪「買いなおすのめんどくさ……」
それではお部屋の選択です
Room1:薔薇の花輪だ 手をつなごうよ
Room2:一人の男が死んだ(玲王・士道)
Room3:リジー・ボーデン
Room4:ロンドン橋落ちた
Room5:誰が駒鳥殺したの?
難易度は2,4が易しく、3が最も高いです
どの部屋に行きますか
- 83二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:51:33
4!
- 84二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 18:51:36
5で
- 85124/11/16(土) 18:59:07
4が命中しましたね
ウエイター「どうなさいましたか」
雪宮「ああいえ、何でもないです」
凪「……」
ウエイター「それでは……ああ、地図を見られたんですね」
ウエイター「よろしければお好きな部屋に案内しますよ」
雪宮「だってよ凪君」
凪「ユッキー選んで」
雪宮「いいの? じゃあロンドン橋にしようかな」
ウエイター「それではこちらへどうぞ」
案内された4つ目の部屋は、コンクリートの扉に「London Bridge is broken down」と書かれた看板がかかげられている
雪宮「え?」
凪「……?」
雪宮「ここ、あの、橋、ですよね。下には川が流れてる」
凪「金かかってるね」
部屋に入ると、入口から部屋の正反対にある奥の扉まで、コンクリート製の桁橋が架かっており、驚くことに橋の下には穏やかな川が流れている
壁紙には英国を思わせる風景が描かれており、誰もが一度は目にしたことがあるだろう、タワーブリッジを臨むことができる
橋を進めば道半ばにテーブルがあり、欄干には「London Bridge」と刻まれている。なるほど、ここはロンドン橋の上なのだ - 86124/11/16(土) 19:01:22
凪「メニューあるじゃん」
雪宮「あと、カードも」
[メニュー]
前菜 :薔薇のサラダ
スープ :ごろごろ野菜のミネストローネ ~焼き立てパンとぶどう酒を添えて~
メイン :手ごねハンバーグステーキ(2つ)
デザート:ラズベリージャムのヴィクトリアン・サンドイッチケーキとロイヤルミルクティー
おみやげ:駒鳥たちのクッキーセット - 87124/11/16(土) 19:02:06
[カード]
ロンドン橋落ちた 落ちた落ちた
ロンドン橋落ちた マイ・フェア・レディ
木と泥で作ろうよ 作ろうよ作ろうよ
木と泥で作ろうよ マイ・フェア・レディ
木と泥じゃ流される 流される長される
木と泥じゃ流される マイ・フェア・レディ
煉瓦と砂で作ろうよ 作ろよ作ろうよ
煉瓦と砂で作ろうよ マイ・フェア・レディ
煉瓦と砂じゃ崩れちゃう 崩れちゃう崩れちゃう
煉瓦と砂じゃ崩れちゃう マイ・フェア・レディ
鉄の棒で作ろうよ 作ろよ作ろうよ
鉄の棒で作ろうよ マイ・フェア・レディ
鉄の棒じゃ曲がる 曲がる曲がる
鉄の棒じゃ曲がる マイ・フェア・レディ
金と銀で作ろうよ 作ろよ作ろうよ
金の銀で作ろうよ マイ・フェア・レディ
金と銀じゃ盗まれる 盗まれる盗まれる
金と銀じゃ盗まれる マイ・フェア・レディ
寝ずの見張りを立てようか 立てようか立てようか
寝ずの見張りを立てようか マイ・フェア・レディ
もしも見張りが眠ったら? 眠ったら?眠ったら?
もしも見張りが眠ったら? マイ・フェア・レディ
夜通しパイプを吸わせよう 吸わせよう吸わせよう
夜通しパイプを吸わせよう マイ・フェア・レディ - 88124/11/16(土) 19:10:03
ウエイター「この部屋のコンセプトになった詩ですよ」
ウエイター「それでは、コース料理を振る舞わせていただきます。料理をお持ちするまでどうぞお寛ぎください」
凪「ほんとに川だ」
雪宮「話題になるだけあるね。作り込みが違うよ」
凪「金かかりすぎじゃない。これ、経営大丈夫なの」
雪宮「単なる一発屋で終わる予感もするよね」
凪「……」
雪宮「凪君、スマホ壊れたのちょっと引きずってる?」
雪宮「俺のでよかったら貸すけど。電子書籍あるよ」
雪宮「おやすみプンプン見て元気出して」
凪「元気出させる気ないでしょそれ」
ほどなくしてウエイターが前菜の薔薇のサラダを運んでくる
雪宮「美味しそうだね」
凪(食べるのめんどくさ)
雪宮の食レポ テキトー←50→すごい
dice1d100=21 (21)
- 89124/11/16(土) 19:21:18
雪宮「こういうのって見た目ばっかのやつがあるけど、これ美味しい方だよね。たぶん」
凪「薔薇、食べにくいんだけど」
雪宮「そうだね」
凪「……」
その後も次々と料理が運ばれてきた
ジャガイモやにんじん、たまねぎが煮込まれたスープ。パンは焼きたてでバターがじゅわりと溶けていく
メインディッシュは100%牛肉の大きなハンバーグ。トマトソースが肉汁とのハーモニーを奏でていた。にんじんのグラッセ、ほくほくのジャガイモも大変に美味だ
デザートはバターと卵を使って焼き上げた優しい生地に、甘酸っぱいジャムが挟まれ、粉砂糖がふりかけられたケーキだ。シンプルながらも濃いミルクティーとマッチしている
雪宮「美味しかったね」
凪「まあ、思ったより」
雪宮「そろそろウエイターが……あ」
ウエイター「カップをお下げします」
ウエイター「お土産を用意してまいりますので、少々お待ちください」
雪宮「……あのウエイター、全然気配ないよね」
凪「足音が静かなんじゃないの」
雪宮「ああ確かに……そういう振る舞いが求められるのかな。こういう仕事だと」 - 90二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 19:24:09
おやすみプンプンは凪が泡吹いちゃう
- 91124/11/16(土) 19:27:13
雪宮「……ん?」
凪「?」
雪宮「あれ? 凪君、気のせいかな」
雪宮「橋ってコンクリートだったよね」
凪「……」
凪「いつの間に木製になったんだろ」
雪宮「……え? そういう演出……いや違うよね」
凪「ユッキー、カード見て」
雪宮「?」
凪「こんなの書かれてたっけ」
テーブルに置かれたカードの余白に、突如ジワリと赤い文字が浮かんでくる
君たちは今、不完全な橋の上
雪宮「……」
凪「……」
雪宮「どういうこと?」
凪「……さあ」
<SAN値>
凪(75)dice1d100=11 (11)
失敗時dice1d2=2 (2)
雪宮(50)dice1d100=10 (10)
失敗時dice1d2=1 (1)
- 92二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 19:29:42
さすがこの2人強い
- 93124/11/16(土) 19:31:15
成功です1減少
凪→74
雪宮→49
雪宮「えっと……どうする凪君」
凪「そっちの入り口行って、ウエイターに言ってきてよ」
雪宮「……」
雪宮「凪君、こっち、開かないよ」
凪「なんで?」
雪宮「わかんないけど」
凪「……」
<聞き耳>
凪(25)dice1d100=21 (21)
雪宮(60)dice1d100=61 (61)
- 94124/11/16(土) 19:37:33
凪成功
凪はゴゴゴゴゴ、という音を聞き取った。音源を辿ってみれば、橋の下を流れていた穏やかな川が、いつの間にか濁流に変わっていて、水位が上がっていることに気づいた
水しぶきが欄干にかかる。つなぎ目に使われた泥が水の流れに浚われ、足元が大きく揺れた
凪「おわ」
雪宮「なっ……」
凪「これやばいな」
雪宮「橋が……」
凪「崩壊するね」
雪宮「凪君、あっちにもう一つ扉がある!」
凪「開けばいいけどね」
<DEX×5>
凪(80)dice1d100=14 (14)
雪宮(80)dice1d100=43 (43)
- 95124/11/16(土) 19:43:06
二人は入り口と反対にある奥の扉に逃げ込む
雪宮「はあ……はあ……」
凪「……橋、崩壊したね」
雪宮「……え?」
凪「あのウエイターが気づけばいいけど」
雪宮「いや、普通崩壊する? 急に木製に変わるし、つなぎ目は泥だし……というか、濁流になった理由もわからない。外の川とつながっているにしても、今日はずっと晴天で雨なんて……」
凪「うーん」
凪「泳いで入り口に行くのは難しそう。川底も見えないし。溺れるかも」
雪宮「……」
雪宮「そもそもここ、何の部屋?」
雪宮「……倉庫みたいだ」
[扉奥のスペース]
中は真っ暗だが、扉の横の壁に明かりのスイッチがある。どうやら倉庫のようで、広さは4m四方ほど
ひんやりと無機質なコンクリートの壁と床。同じ素材の長テーブルと、壁に取り付けられた簡素な棚がある
・長テーブル
コンクリート製のシンプルなテーブル。重量感はあるが大きなものではなく、子供や女性でも動かせそうだ
左から順に、以下のものが並べられている
ブロック煉瓦と砂の入った小瓶
火かき棒とナイフ
金貨と銀貨
人形とパイプ煙草 - 96124/11/16(土) 19:45:23
雪宮「何の道具かな」
凪「工具っぽいのはこれだけ。あとはよくわかんないね」
<目星>
凪(50)dice1d100=4 (4)
雪宮(25)dice1d100=37 (37)
- 97二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 19:46:13
凪の出目が良すぎる
さす凪 - 98124/11/16(土) 19:53:01
こ、ここでクリティカル出されてもな
あとのピンチにとっておきます
ブロック煉瓦と砂の入った小瓶
文字通り煉瓦と小瓶
火かき棒とナイフ
火かき棒は一般的な鉄製のもの、ナイフは刃物鋼(はものこう)を使った本物だと分かる
金貨と銀貨
重量感があり、純金と純銀で作られたものだの分かる。
金貨の表には王冠を被った女性の横顔が、裏には1841と年号が彫られている。銀貨の表には金貨と同じ女性の横顔が、裏には1847と年号が彫られている
人形とパイプ煙草
金髪碧眼で白いワンピースを着た、赤ん坊サイズの少女の人形。襟にはLady Leeと拙い字で書かれている。それと煙草の詰められたクラシカルなデザインのパイプ
人形に触れると、人肌の温かさがあり、ドクン、ドクンと脈を感じる。またよく見ると首の後ろに「Sacrifice」と彫られている
凪「この人形、生贄って書いてある」
雪宮「生贄? どういう意味?」
凪「さあね」
雪宮「……あれ、これ」
雪宮「脈打ってない?」
凪「あ、ほんとだ」
<SAN値>
凪(74)dice1d100=67 (67)
雪宮(49)dice1d100=48 (48)
- 99124/11/16(土) 19:56:48
ふたりとも減少なし
雪宮「こっちの棚には本が……あ、なんかメモ用紙が落ちた」
凪「……」
雪宮「なんか書いてる?」
橋を架けよう、材料捧げて。橋を架けよう、失われた橋を
雪宮「?」
凪「その本、何?」
雪宮「え? ああ、読んでみようか」
<図書館>
凪(65)dice1d100=43 (43)
雪宮(60)dice1d100=66 (66)
- 100124/11/16(土) 20:05:16
『London Bridge is broken down』
凪「あー……この部屋のコンセプトになった詩の内容じゃん
……色々な解釈がある。一歌詞に登場する「見張り」は人柱だって言う説とか
最初にこの部屋に来た時の橋が、一番新しい橋みたい。さっきの木製のやつは相当古かったね」
雪宮「……」
雪宮「俺、少しおかしい事言うかもしれないけど、いい?」
凪「どーぞ」
雪宮「ここのテーブルにあるやつ、橋の材料になると言えば、なるよね?」
凪「……」
雪宮「あのメモの言う通りっていうのは変かもしれないけど、何か仕組みがあるとしたら、そう言うことなのかもしれない。どう? 投げ入れてみる?」
凪「…………」
凪「どれを?」 - 101124/11/16(土) 20:07:07
- 102124/11/16(土) 20:07:27
まちがった
下レスにどうぞ - 103二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:18:48
人形とパイプ煙草!
- 104124/11/16(土) 20:28:29
雪宮「人柱をささげてるって本にあったよね」
凪「だからその人形?」
雪宮「ものは試しだからね」
凪「煙草パイプも一緒に投げんの?」
雪宮「そうだね。投げてみよう」
扉を開け、落ちないように2人はそれらを放った
と、不意に濁流の川がうねる。その水面が盛り上がったかと思うと、中から何かが現れる
凪「……は?」
雪宮「え……?」
それは見たこともない、それどころか現実にいるはずのない化け物だ。片翼の巨大なクサリヘビのような何かが、その赤い口をぱっくり開けて人形にかみつく
するとその人形から赤い液体が吹き出し、水面を鮮血に染めた。人形は化け物の口内でごき、ごきっと、人形からするはずのないであろう音を響かせ、やがてごくりと嚥下した
化け物は二人を見ることなく、水面へと再び戻っていく
何事もなかったかのように、濁流の川がただそこにある。しかし、二人は目の前で起きた衝撃的な光景に動くことができなかった
<SAN値>
凪(74)dice1d100=15 (15)
失敗時dice1d10=4 (4)
成功時dice1d3=1 (1)
雪宮(49)dice1d100=46 (46)
失敗時dice1d10=4 (4)
成功時dice1d3=1 (1)
- 105二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:29:33
最小値じゃん強すぎ
- 106124/11/16(土) 20:33:19
こわ……もっと動揺してや……
二人とも1ずつ減少
凪→73
雪宮→48
雪宮「びっくりしたね。何かのアトラクションかな」
凪「あれ、いつの間にか橋戻ってる」
雪宮「ほんとだ。見逃しちゃったな。いつ橋が戻ったんだろ」
凪「やっぱお金かけすぎ。すぐ経営破綻するよこれ」
雪宮「潰れる前に来れてよかったじゃん。結構スリルあって、俺は好きだったよ」
雪宮「じゃ、もどろうか」
そうして二人が橋に足を踏み入れた瞬間、ぐらりと視界が暗転した - 107二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:36:42
凪のSAN値高いな〜
相方は発狂してるのに… - 108二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:38:14
すんごい悪趣味なアトラクションだったね!()
- 109124/11/16(土) 20:41:24
ウエイター「……様、お客様」
雪宮「……ん……はっ!」
凪「んん……あれ?」
ウエイター「どうなさいましたかお客様」
雪宮「……」
雪宮「俺たち、今、寝てました?」
ウエイター「ええ。どこか体調が優れませんか?」
雪宮「い、いえ。少し疲れが……」
ウエイター「ならばよいのですが……紅茶はお召し上がりになられましたか? 出口までお見送りいたします」
ウエイター「こちらはクッキーです。お気を付けてお持ち帰りください」
雪宮「……」
雪宮「あれ、夢だったのかな」
凪「白昼夢、みたいな」
雪宮「でも二人とも覚えてる夢っておかしいよね」
凪「……」
凪「あ」
雪宮「どうしたの?」
凪「スマホ壊れてるんだった。電車乗れない」
雪宮「切符買いなよ」
凪「……めんどくさ」
雪宮「ほらほら、一緒についていってあげるからさ」
雪宮「ほんと、不思議な1日だったなあ」
<幸運>
凪(75)dice1d100=34 (34)
雪宮(50)dice1d100=3 (3)
- 110二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:45:33
出目良すぎでしょ
前半の奴らの気持ちも考えてほしい - 111124/11/16(土) 20:48:51
後日、このようなニュースが流れる
先日二人が訪れたレストランで、二人が訪れた日と同日に、客の一人が忽然と姿を消したというもの
消えたのは幼い少女だったため、誘拐の線でも捜査が進められている
リーちゃんと記されたその行方不明者は、あの時川に投げ入れた人形にそっくりであった
しかし二人はそのニュースを、その少女の存在を、事件のことすら知らずに生きていくだろう。雪宮は幸運にも、一生それに気が付かずに生きていくことができるようだ
少女がどこへ行ってしまったのか、どうして2度と返ってくることがないのか、真相は誰も知らぬまま
雪宮「お土産のクッキーも美味しかったね」
凪「……」
雪宮「凪君?」
凪「なんか玲王、病院にいるらしいから、俺行ってくる」
雪宮「病院? 事故でもあったの?」
凪「さあ。でも、俺たちがレストランに行った前日からいるらしい」
雪宮「そっか。心配だね。早く行ってあげなよ」
雪宮「……」
雪宮「また今度行こうかな、あのレストラン」 - 112124/11/16(土) 20:49:25
シナリオクリアです
おめでとうございます…… - 113二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:51:23
前半組の悲惨さが嘘のようだ
- 114二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 20:59:21
なんでちょっと悲しそうなんですか!
- 115124/11/16(土) 21:06:18
あまりに有能で運もよく、何事もなく終わる……それじゃあクトゥルフの醍醐味を表現できへんよな
発狂要因でユッキーのSAN値低くしたけど、彼はダイスの女神好みだったようやね。今度はもっと発狂するシナリオ見つけとくわ
このシナリオのラストは
2+dice1d2=1 (1) 人でいきましょう
人数分下にレスください
- 116二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:06:21
高難易度行ってみて欲しかったな
- 117二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:06:54
乙夜
- 118二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:07:11
烏
- 119二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:08:21
蟻生
- 120124/11/16(土) 21:09:53
いっつも思うがどういうメンツやこれ……
キャラシ作ってきます - 121二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:14:09
どきどきの待ち時間ですわ
- 122二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:29:13
またメンタルが強そうなメンツ……この3人でぜひ高難易度見てみたいな
- 123124/11/16(土) 21:41:32
乙夜「てなわけで烏、レストランへ、ゴー」
烏「何が、てなわけで、や。何一つ説明しとらんやろ」
乙夜「このちょーイケてるレストランのランチに行こうって話」
烏「そうか、で、その後ろのやつは」
蟻生「”俺”も招待状を手に入れてな」
乙夜「ついでに一緒にどーよってお誘い」
烏「……」
烏「まあええか。ただ飯食えるなら何でも……」
蟻生「昼の時間が迫っている。早くそのオシャなレストランへと出発するぞ」
乙夜「うえーい、オシャレストランまじアがるー」
烏「……飯くらいゆっくり食わせろや。はあ、ほな行こか」 - 124二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:48:32
クトゥルフの醍醐味は邪神に触れて発狂していく様だもんね…
そもそも怪異(?)と接触していた事すら気づいてないよ凪とユッキー - 125124/11/16(土) 21:50:19
烏「マザーグース? なんやそれ」
乙夜「なんか外国のアレで、SNS映えするって女の子たちからの情報だけど」
蟻生「オシャなコンセプトだ」
烏「ま、そういうテーマやから、道がこんな海外風なわけか」
烏「……? 乙夜は?」
蟻生「あそこだ」
烏「は? な、あいつ前の客の女ナンパして……ほんまにすばしっこいな」
蟻生「ん? ウエイターに拒否されているな」
烏「なんやトボトボ戻って来たな。情けない顔して」
乙夜「招待状がある客は一般客とは別部屋だって」
烏「ほお、おもろいやん」
蟻生「なるほど、それは期待が出来る」
乙夜「俺は女の子と一緒がよかったんだけど」
烏「なら招待状なしで入るんやな」
蟻生「ウエイターを待たせている。早く行くぞ」
乙夜「まじサがったー」
乙夜「ま、いっか」 - 126二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:55:32
道中の会話だけでも既に楽しいありがとうスレ主
ここから絶望に染まっていくのが楽しみだ - 127124/11/16(土) 21:56:21
ウエイター「ようこそお越しくださいました。皆様、こちらへどうぞ」
ウエイター「招待券をお持ちのお客様には、特別なおもてなしをご用意しております」
ウエイター「お席の用意をしてまいりますので、こちらでお待ちください」
烏「マザーグースの説明か。ふうん……」
蟻生「教養の基礎……なるほど、昔話のようなものか」
乙夜「うえーい、見てみてー」
乙夜「俺はどこにいるでしょうかー」
烏「またくだらんこと……」
蟻生「この一瞬でどこへ行った?」
烏「ほんま疲れるわ。飯前に面倒なことしたくないわ」
蟻生「そう苛立つな烏。その感情の波はオシャじゃない」
烏「こちとら空腹で限界やねん。乙夜、どこ行った?」
<隠れる>
乙夜(60)dice1d100=81 (81)
- 128二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:57:59
うひょーなかなかに高い出目だ
- 129二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:58:36
一部見切れてるなコレは
- 130124/11/16(土) 22:02:35
烏「……」
蟻生「……」
乙夜「……」
烏「お前は何をしとるんや」
蟻生「マザーグースの何かを表現しているのか?」
乙夜「あちゃ~、失敗失敗」
烏「世の中それを隠れるとは言わんで。凡な表現するが、ただ突っ立ってるってのがお似合いや」
蟻生「ん? ウエイターが来たぞ」
ウエイター「どうなさいましたか?」
ウエイター「ああ、そちらの部屋に興味がお有りでしたか」
ウエイター「ではこちらへ案内しましょう」
烏「変な勘違いされたやん」
乙夜「俺の立ってる後ろの部屋? 英語で書いてある」
蟻生「”俺”が読んでみるか」
ルート分岐です
Room1:薔薇の花輪だ 手をつなごうよ
Room2:一人の男が死んだ(玲王・士道)
Room3:リジー・ボーデン
Room4:ロンドン橋落ちた(凪・雪宮)
Room5:誰が駒鳥殺したの?
難易度は2,4が易しく、3が最も高いです
どの部屋に行きますか
下レス一番早いので - 131二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:03:12
3
- 132二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:05:01
3で!
- 133二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:05:36
きちゃーーー!!!
- 134124/11/16(土) 22:09:27
Room3:Lizzie Borden took an axe
蟻生「リジ―・ボーデンだ」
乙夜「おおー綺麗じゃん」
烏「欧米風やん」
そこには広々とした部屋に温かみのあるテーブルと椅子、白い壁紙、奥には大きなソファとキャビネットがあった。思わず寛いでしまいそうな、欧米のリビングルームといった印象だ
[メニュー]
前菜 :薔薇のサラダ
スープ :ごろごろ野菜のミネストローネ ~焼き立てパンとぶどう酒を添えて~
メイン :手ごねハンバーグステーキ(2つ)
デザート:ラズベリージャムのヴィクトリアン・サンドイッチケーキとロイヤルミルクティー
おみやげ:駒鳥たちのクッキーセット
[カード]
リジー・ボーデン斧を取り 母を40回 滅多打ち
自分のした結果に気がついて 父を41回 滅多打ち
蟻生「このカード、食卓に似合わない内容だ」
ウエイター「ああ、それはこの部屋のコンセプトになった詩です」
烏「この部屋の? まあ、そういう話は多少残酷な方がええんやろうな」
乙夜「女の子たちドン引きしちゃうじゃん」
ウエイター「それでは、料理をお持ちしますのでくつろいでお待ちください」 - 135124/11/16(土) 22:20:40
乙夜「おーこれは映え映え」
蟻生「この薔薇のサラダ、とてつもなくオシャだ。メインにも期待が出来るな」
烏「おーうまそうやん。花って食えるんやな」
乙夜「烏、薔薇似合わなくね」
烏「やかましいわ。似合う奴のが少ないやろ」
蟻生「”俺”なら薔薇と魅力がぶつかり合ってしまうな」
乙夜「そうそう、俺もそんなカンジー」
烏「……飯くらいゆっくり食わせろや。はあ、この調子でデザートまで行くんか……」
そうしてスープ、メインと食べ終わり、メインの皿が下げられた頃
烏「あとはデザートか。見た目も味も非凡やったな」
乙夜「……?」
蟻生「どうかしたか」
3人がくつろいでいると、
突如、布を裂くような悲鳴が聞こえた
同時にドサッと重い何かが倒れる音も
<聞き耳>
乙夜(25)dice1d100=57 (57)
烏(60)dice1d100=100 (100)
蟻生(65)dice1d100=3 (3)
<アイデア>
乙夜(65)dice1d100=22 (22)
烏(70)dice1d100=81 (81)
蟻生(70)dice1d100=93 (93)
- 136二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:25:28
出目が荒ぶりまくってる
- 137二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:26:16
ファンブルとクリティカル?
- 138二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:27:52
100ファンが出たのが序盤で良かった…
- 139124/11/16(土) 22:33:02
えー……
では聞き耳成功した蟻生は、声と音が2階から聞こえたように思えた。この店は一階建てだというのに
そして、ぺたぺた、と何かの足音がこちらに近づいてきていることに気づいた
アイデアに成功した乙夜は、同じく足音が聞こえ、それに対して物凄い嫌な予感がしている
ファンブルの烏は、テーブルに置かれたカードにじわりと赤い文字が浮かぶのが見えた
「怖いパパとママがやってくる」
それを見た烏は動揺で椅子に足をとられ、転びそうになるが、蟻生が咄嗟に支えてくれたおかげで事なきを得ることができた
烏「す、すまん」
蟻生「怪我はないか?」
乙夜「何あのメッセージ」
乙夜「……めっっっっちゃ」
乙夜「やな予感がする」
<SAN値>
乙夜(65)dice1d100=35 (35)
烏(70)dice1d100=84 (84)
蟻生(65)dice1d100=72 (72)
<??>
dice1d2=2 (2) +1
- 140124/11/16(土) 22:39:16
乙夜は1減少→64
烏はdice1d2=2 (2) 減少
蟻生はdice1d2=1 (1) 減少
彼らはこれから3回、技能が振れます
乙夜「やばいやばい」
乙夜「俺の勘がまずいと言ってる」
烏「……入り口は?」
蟻生「開かないな」
烏「……」
烏「何の足音や、これ」
蟻生「近づいてきているな」
乙夜「とにかく身構えるぞー」
乙夜「ここじゃ隠れる場所なんてろくにないし」
乙夜「……というか」
乙夜「まじ、本能的に震えとまんねー、やばすぎっしょ」
<目星>
乙夜(25)dice1d100=84 (84)
烏(80)dice1d100=59 (59)
蟻生(65)dice1d100=51 (51)
- 141二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:40:18
これ乙夜だけなんか気づきやすくなってるとかあんのかな
- 142124/11/16(土) 22:50:14
烏と蟻生が成功です
烏「キャビネット……? ちっ、鍵がかかっとる」
蟻生「ソファの下にある鍵、これで開かないか?」
烏「でかした。よし」かちゃ
烏「開いたで。中には……」
中には大ぶりな斧、ナイフ、火かき棒が入っている。いずれもよく手入れされている。斧は重厚な見た目に反して、非力な女性であっても軽々扱える
烏「……武器?」
蟻生「オシャじゃないな」
乙夜「いーや、全員持っておいた方がいいっしょ」
烏「俺は蹴った方が楽やな」
乙夜「念のためってやつ」
斧
耐久 30、攻撃・受け流し 95%、ダメージ 1d8+2+db
ファイティング・ナイフ
耐久 15、攻撃・受け流し 50%、ダメージ 1d4+2+db
火かき棒
耐久 20、攻撃・受け流し 50%、ダメージ 1d8+db
①誰が何を持ちますか?
②戦闘時にそれで攻撃しますか?
ちなみに全員芸術(サッカー)80
1d6のダメージ+1d6(乙夜のみ1d4)のダメボが付きます
早いレス順で決めていきますので、好きなキャラに好きな武器持たせてください - 143二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:04:45
乙夜にナイフ
- 144二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:07:51
じゃあ蟻生に火かき棒で!
- 145二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:10:42
てことは烏と斧か
- 146124/11/16(土) 23:18:28
乙夜「俺はナイフ」
蟻生「なら”俺”はこのスティックだ」
烏「……俺が斧か」
烏「こんな重たそうなもん逆に危険やろ……って、かるっ」
烏「何やこれ、プラスティック製か?」
烏「……扱いやすすぎて恐怖や」
※命中率とダメージを見て、乙夜と蟻生は攻撃は芸術(サッカー)、受け流しで武器を使用することにします。攻撃で使ってほしいという時は教えてください
烏は斧使った方が強いので斧使いますが、烏にも芸術(サッカー)使ってほしいという場合には教えてください
乙夜「……ん? これは」
烏「新聞……?」
<図書館>
乙夜(25)dice1d100=12 (12)
烏(25)dice1d100=89 (89)
蟻生(25)dice1d100=38 (38)
- 147二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:21:16
25通したのは熱い
- 148124/11/16(土) 23:25:39
乙夜が成功
新聞記事の内容は、乙夜だけが冷静に読むことができた
日付は1892年某日。アメリカで起きた、とある一家の惨殺事件が掲載されている。それはその家の娘が、実父と養母を斧で滅多打ちにしたというものだった。
娘は結局証拠不十分で釈放されたが、その残忍な手口に当時の人々は恐怖した。犯人とされた娘の名は、リジー・アンドリュー・ボーデン。カードに書かれた詩に登場する人物と、同じ名だ
乙夜「……」
烏「おい、乙夜」
蟻生「もう近いぞ」
乙夜「……」
三人はその足音が、徐々に自分たちの近くに来ていることに気づくだろう
近づくたびに、それが明らかに人間のものと異なることにも
じわりと、嫌な汗がにじむ。逃げ出したいと足が竦むが、逃げ道などどこにもない。ただ、足音の発される壁を睨む
乙夜「くる」
乙夜の声と同時に轟音が部屋に響いた。壁が破壊され、その向こうから何かがやってくる
それはヒトではなく、それどころかあなた達が知っている地球上のどの生物とも合致しない、巨大なヒキガエルのような生き物だった
灰色がかった白く油っぽい体は目のないヒキガエルに似ていて、曖昧な形の鼻づらの先にはピンク色の触手が無数に蠢いている
烏「……なんやこれ」
蟻生「……」
<SAN値>
乙夜(64)dice1d100=41 (41) 失敗時dice1d8=7 (7)
烏(68)dice1d100=66 (66) 失敗時dice1d8=8 (8)
蟻生(64)dice1d100=64 (64) 失敗時dice1d8=1 (1)
- 149二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:27:13
激熱ダイスじゃん
烏と乙夜あぶねー!! - 150二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:28:38
蟻生もよく頑張ったよ
- 151124/11/16(土) 23:30:47
げ、減少はありません……
2体の内、やや大柄な方はスーツを着用し、ステッキを手にしている
小柄な方はワンピースにエプロンを着用し、白いレースのパラソルを手にしている
乙夜「カエルじゃん」
乙夜「死ぬほどさがるわ」
烏「言ってる場合やないで」
蟻生「こんなおぞましい生物が存在するなんて……」
蟻生「ノットオシャだ」
それでは戦闘開始です
順番は
乙夜→dice1d2=2 (2) →化け物母→化け物父
①烏→蟻生
②蟻生→烏
- 152124/11/16(土) 23:33:30
乙夜「隠密出来ない俺はちょっとやばーい」
<芸術(サッカー)>
乙夜(80)dice1d100=96 (96)
ダメージ
dice1d6=5 (5)
dice1d4=4 (4)
対象①母
②父
dice1d2=2 (2)
<回避>
化け物(20)dice1d100=83 (83)
- 153二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:33:46
やっっぱこの中じゃ乙夜がDEX高いよね解釈一致した
- 154二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:35:36
とか言ってたらファンブった!?
- 155124/11/16(土) 23:37:15
乙夜「やば」
乙夜は……うーん……
蹴りを放ったがそれは化け物に当たることなく、その拍子に武器であるナイフを落としてしまった
取りに行くことは不可能だろう
乙夜「やらかしたー」
烏「何やっとんねん」
蟻生「怪我はないか?」
乙夜「へーきへーき」
<芸術(サッカー)>
蟻生(80)dice1d100=6 (6)
ダメージ
dice1d6=3 (3)
dice1d6=6 (6)
対象①母
②父
dice1d2=1 (1)
<回避>
化け物(20)dice1d100=84 (84)
- 156二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:39:01
欲を言うなら妖怪いちたりないだ
- 157124/11/16(土) 23:41:37
蟻生の放った蹴りは確実に化け物の芯を捉えただろう
化け物は怯み、少し後ろに下がって気色の悪い声を上げた
蟻生「暴力は美しくない」
烏「その割に、えっぐいのかましとるけどな」
乙夜「ひゅーひゅー」
化け物母(−9)
烏「ほな、今度はこっちの番やで」
<斧>
烏(95)dice1d100=51 (51)
ダメージ
dice1d8=3 (3)
dice1d6=3 (3)
+2
対象①母
②父
dice1d2=2 (2)
<回避>※母は使用不可
化け物(20)dice1d100=93 (93)
- 158124/11/16(土) 23:45:58
化け物父(−8)
烏「ええの入ったろ?」
烏「そう喜ばんといてや。礼は要らんで」
蟻生「来るぞ烏旅人」
<ステッキで突く>
化け物父(20)dice1d100=51 (51)
ダメージ
dice1d6=5 (5)
dice1d8=5 (5)
対象 dice1d3=3 (3)
①乙夜
②烏
③蟻生
<パラソルで突く>
化け物母(20)dice1d100=44 (44)
ダメージ
dice1d6=2 (2)
dice1d6=5 (5)
対象 dice1d3=2 (2)
①乙夜
②烏
③蟻生
- 159二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:48:06
化け物たちの技能値はそれほど高くないのか
- 160124/11/16(土) 23:48:45
蟻生「ふっ……」
乙夜「おっとっと」
烏「なんや、トロい連中やな」
乙夜「いや、当たったらただじゃ済まない」
乙夜「ぜったい当たらないほうがいいっしょこんなん」
2ターン目
<芸術(サッカー)>
乙夜(80)dice1d100=20 (20)
ダメージ
dice1d6=4 (4)
dice1d4=4 (4)
対象①母
②父
dice1d2=1 (1)
<回避>
化け物(20)dice1d100=21 (21)
- 161124/11/16(土) 23:52:08
乙夜の放った蹴りは的確に化け物を捉えた
化け物の頭部らしき部分は吹き飛び、壁にずるずると寄りかかるようにして倒れ込み、そのまま動かなくなった
乙夜「いえーい」
乙夜「一体目、しゅーりょー」
烏「こいつほんまイカレとる」
蟻生「ナイスだ乙夜」
<芸術(サッカー)>
蟻生(80)dice1d100=75 (75)
ダメージ
dice1d6=4 (4)
dice1d6=1 (1)
<回避>
化け物父(20)dice1d100=100 (100)
- 162124/11/16(土) 23:55:31
どーすっかな……
化け物父(−13)
蟻生の放った蹴りは化け物を吹っ飛ばし、テーブルへとぶつかる。その拍子にテーブルクロスが化け物の視界を塞いだ
烏「でかした」
烏「これなら確実に当たる」
烏「終わりや」
<斧>
烏(ファンブルにより自動成功)
ダメージ
dice1d8=1 (1)
dice1d6=2 (2)
+2
- 163124/11/16(土) 23:57:04
ぐちゃり、生々しい音がする
烏が化け物に斧を振り下ろすと、真っ白なテーブルクロスが赤に染まっていく
化け物はそこから動かなくなった
戦闘終了です - 164二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:57:56
勝ったー!
でもここからが大変な予感がする - 165二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:58:34
あんまり化け物強くなかったしね
- 166124/11/17(日) 00:03:01
乙夜「ふうー」
乙夜「案外余裕ってカンジ?」
蟻生「髪にこのおぞましい生命体の体液が付いてしまった……」
烏「はあ、はあ……お前ら、随分元気そうやな」
そうして三人がほっと息をついた瞬間
どこからともなく、拍手が聞こえてくる
「ほお……見事でしたね」
乙夜「?」
蟻生「何だ、どこから……」
「では」
「あとは仕上げですね、リジ―」
後半の言葉を聞いたのは、斧を手にした烏のみだった
嘲笑を含んだ囁きが烏の耳を擽る
瞬間、烏の脳内には経験したことのない恐怖と、この化け物への理解と、名状しがたい苦痛が押し寄せた
烏は発狂状態に陥ってしまうだろう
烏「あ……」
乙夜「烏?」
蟻生「何だ?」 - 167124/11/17(日) 00:09:28
烏は足元に転がる化け物の死体に向かって、再度斧を振り下ろした
ドスッ、ドスッ、ドスッ、と
何度も何度も
もう動かない肉塊に向かって、振り下ろし続ける
乙夜「お、い……」
乙夜「どうしたんだよ」
乙夜「なあ烏……?」
蟻生「近づくな乙夜」
蟻生「どうみても正気には見えない」
烏は何かを口ずさんでいる
流暢な英語で、どこか愉し気に、リズムよく斧を振り下ろして
Lizzie Borden took an axe,
Hit her father forty whacks.
When she saw what she had done,
She hit her mother forty-one.
乙夜「……」
蟻生「……」
二人はそんな烏を呆然と立ち尽くして見ることしかできないだろう
肉塊を滅多打ちにし、辺りは血飛沫で汚れ、白い壁が赤く変化する
烏自身も、真っ赤に染まり、鉄錆の匂いが強くこびり付いた頃
彼はようやく正気に戻った - 168二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 00:09:55
ここで題名が効いてくるのねどうなるどうなる
- 169124/11/17(日) 00:12:25
烏「は?」
烏「……」
烏「俺がやったんか?」
乙夜「……」
蟻生「戻ったか烏」
烏「……何が……」
<SAN値>烏減少値多めです
乙夜(64)dice1d100=69 (69) 失敗時dice1d4=1 (1)
烏(68)dice1d100=3 (3) 失敗時dice1d5=1 (1) +1 成功時dice1d3=3 (3)
蟻生(64)dice1d100=91 (91) 失敗時dice1d4=3 (3)
- 170124/11/17(日) 00:21:59
ええ……
ええ…………
乙夜→63 失敗
烏→65 成功
蟻生→61 失敗
烏「……なんかわからんが」
烏「とりあえず、化け物ぶったおしたんやな」
烏「ほんならええか」
乙夜「よくないだろ……」
蟻生「……」
冷静に状況を受け止めた烏の手から、血で滑ってカランと斧が床に落ちた
そうして辺りを見渡すと、化け物の死体も、血も何もかもがなくなっている
最初に食事をしていた時と全く変わらない、先ほどのことが夢だったかのように、消えてなくなっていた
蟻生「一体何だったんだ?」
乙夜「……夢?」
烏「お、服綺麗になっとるやん。安心したわ」
ウエイター「おや、皆さん立たれてどうなさいましたか」
ウエイター「デザートをお持ちしましたのでどうぞ」
烏「うまそうやな。さっさと食べて帰ろか」
乙夜「……」
蟻生「……」
烏「何やその反応は」
乙夜「べつに」
蟻生「……いただこう」 - 171124/11/17(日) 00:32:26
レストラン入り口にて
乙夜「何これ、お土産?」
ウエイター「ええ、クッキーです。気をつけてお持ち帰りください」
蟻生「なるほど。オシャだ」
烏「……?」
烏「この銀色のカケラみたいなのは何や?」
乙夜「何それ」
蟻生「お前にしかついていないぞ」
烏「?」
烏がその銀色のカケラを見ていると、背後かた酷く楽し気な声が届く
「マザーグースの世界は楽しんでいただけましたか」
振り返れば、開いた扉側の内側に、ウエイターがとても美しい笑みを携えて小首をかしげていた。今までの態度と正反対で、人を見下し笑うかのような、人間離れした非凡な笑みで
烏が何か言葉を発する前に、彼はひらりと優雅に腰を折り一礼する。同時にパタンと扉が閉められた
烏「……なんやったんや」
乙夜「きつねにつままれた気分」
蟻生「帰って身を綺麗にしたい気分だ」
烏「……お前らこれから」
乙夜「あっお姉さん俺と遊ばない? 今から暇してるー?」
蟻生「ガラスに映る”俺”、オシャだ」
烏「…………帰ろ」 - 172124/11/17(日) 00:33:33
烏がもらったもの
リジ―のカケラ
POM−1と引き換えにSTRを+1できる
以上でシナリオクリアです
お付き合いいただきありがとうございました - 173二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 00:36:33
お疲れさまでしたー面白かった
- 174二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 00:38:11
このパターンだと烏発狂みたかったな
ダイスの女神はその展開お気に召さなかったか - 175二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 00:38:51
烏が発狂して乙夜と蟻生に襲い掛かったりするのかと思って焦ったわ
- 176124/11/17(日) 00:41:10
化け物みて発狂してくれたら、烏が味方と化け物全部殺すマンになったんですけどねぇ……
- 177二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 00:45:45
- 178二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 00:52:30
ダイスの隙間を埋める描写とかキャラ同士の会話が面白くてすらすら読めた
お疲れさまでした