- 1124/11/16(土) 21:45:18
- 2124/11/16(土) 21:48:34
- 3二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:55:02
ksk
1見る限りほのぼの系のスレに見えるけどスレタイの注意書きが不穏過ぎる - 4二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 21:55:16
元ネタ調べてきたけど、可愛い名前に似合わず怖い雰囲気だな!
ホラーゲームなのか - 5二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:19:16
探索
- 6124/11/16(土) 22:27:37
玲王「とりあえず、今居るこの部屋を探索してみるか」
玲王「つっても、マジで普通の部屋だな…ベッドと本棚と…絵まで飾ってるし」
玲王「扉も開けっ放しじゃん。外に出られるか?」
スタスタスタ
LevelUp!!
玲王「!?」
ニョキッ
キノコ『やぁ!』
玲王「は?誰だ!?何処から聞こえてくるんだ、この声?」
キノコ『キミの頭の上だよ』
玲王「あ、頭?」 - 7124/11/16(土) 22:32:09
玲王「…マジじゃん!?なんか生えてる!くっ、取れねぇ!」
キノコ『イタタタタ!やめてっ、いたいよ!』
キノコ「改めまして、こんにちは!ボクはキノコだよ!』
玲王「俺は玲王…じゃなくて!誰だてめぇ」
キノコ『キノコだってば!れおくんかー、よろしく!』
玲王「うわっ、形も手触りもマジでキノコじゃん。どうやって喋ってるんだコイツ」
キノコ『キミは何も分からないだろうし、ボクが状況を説明してあげるね!』 - 8124/11/16(土) 22:38:20
キノコ『まず、ボクはこの屋敷で生えたキノコだよ!だからこの屋敷の事には詳しいんだ。れおくん、キミは誘拐されたんだよ!』
玲王「は!?誘拐!?」
キノコ『うん、背の高い人間がキミをここへ連れてきて、寝かせたのをボクは見たよ!キミはなんだか、眠らされているような感じだった』
玲王「それで、誘拐したヤツってのは…」
キノコ『顔はよく見えなかったなぁ。キミをここへ放置して、どこかへ行っちゃった』
玲王「どこかに…逃げやがったな、クソっ」
キノコ『あれから何時間も経ったけど戻って来てないし、そうかも知れないね!』
キノコ『さてさてれおくん!幸いな事にキミは縛られてないし、満身創痍って訳でもない。これって凄くチャンスじゃない!?』
玲王「…確かに!」
キノコ『じゃあ出口を探して、引き続きこの屋敷を探索してみようよ!』
玲王「ああ、やってやらぁ」
キノコ『わーい!その意気だよ!』
玲王(このキノコ…悪いヤツじゃねえみたいだけど、ずっと俺の頭に生えてんのか?まぁ…面白いしこのままでもいいか) - 9124/11/16(土) 22:39:51
玲王はdice1d2=1 (1)
1 部屋を見て回る
2 部屋の外に出る
- 10124/11/16(土) 22:43:59
玲王「ベッドは二流品だな」
玲王「この絵はセンス良いじゃん。迷惑料として貰ってこうかな」
玲王「金庫もあるな。フツー誘拐してきた人間を金庫のある部屋に閉じ込めるか?」
キノコ『人間の考えることはよく分かんないね』
玲王「所詮お前は菌類だもんな」
キノコ『うぐぅ…!』
玲王「よし、この部屋には何もねぇ事が分かった!外に出るか」
歩数dice1d20=13 (13)
(部屋の中のみなので−20)
次の玲王の行動
dice1d2=2 (2)
1 玄関に直行
2 手当たり次第に部屋へ入る
- 11124/11/16(土) 22:48:36
玲王「部屋の外は廊下か…つーかやっぱデケーなこの屋敷!家ってよりは、なんか別の目的の為に作られたっぽい?」
キノコ『昔はたくさんの人間が居たみたいだよ。今はどうしてか、一人も居なくなっちゃったけど』
玲王「ふーん。ま、俺には関係ねぇか。おっこの部屋とか何かありそー」ガチャッ
玲王「ここは…物置?」
玲王「荷物が沢山あるな…ぐぬぬ…重い!動かしにくい!」
キノコ『がんばれ、れおくん!』
歩数13+dice1d40=10 (10)
- 12124/11/16(土) 22:53:36
玲王「ぜぇ…ぜぇ…一通り見てみたけど、この部屋にゃ犯人の手掛かりは無さそうだ」
キノコ『お疲れ様、れおくん!やっぱりもっと色んな所を見て回った方が良いんじゃない?』
玲王「だな…ん?ちょっと待て、メモがある」
メモ : 今日の実験中、何人かの研究者がおかしくなった。どこからか声が聴こえると訴えてきた。明らかに幻聴だ。
地下の閉鎖的な空間で仕事を続けてきたせいだ。彼らにはしばらく休暇を与えた方が良いかも知れない
玲王「地下…?この屋敷には地下があるのか、それともここはもう地下なのか」
玲王「研究者、って事はここはラボみてぇなモンなのかな?何かを研究してたっぽいけど、労働環境はろくなもんじゃ無かったみたいだな」
キノコ『過去の話だ、れおくんが気にすることじゃないよ。さ、歩いた歩いた!』
歩数23+dice1d40=1 (1)
- 13124/11/16(土) 22:54:17
玲王全然歩かねぇじゃん!!
キノコの天敵だな - 14二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 22:59:59
歩くとどうなるんだ…!?(元ネタ未履修)
- 15二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:00:49
- 16124/11/16(土) 23:04:53
玲王「まぁ待て、ちょっと考えさせろ」
キノコ『むぅ…』
玲王(ここは研究所、そんで、大人数で何かの研究をしてた)
玲王「お前じゃん!」
キノコ『うぇっ!?な、なにが!?』
玲王「絶対に研究対象お前じゃん!喋るキノコじゃん!ありえねぇし、そんな菌類!」
キノコ『菌類って言うのやめてよ!ボクはれおくんと仲良くしたいんだよ!?それに、研究なんてボク分かんないよ』
玲王「ふぅん、じゃあ研究対象だった頃のお前はまだ自我が無かったのかな」
キノコ『もう…へんな事言ってないで、ちゃんと脱出の為にがんばらなきゃ!』
歩数24+dice1d40=25 (25)
- 17124/11/16(土) 23:10:13
玲王「物置はこれくらいにして、次は…」
玲王「お、トイレみっけ。ちょうど行きたいと思ってたんだよなぁ」
玲王「男子用女子用に別れてるのは、やっぱ研究所だったから?」
キノコ『そうなんじゃないかな、性別によって排泄場所を区切るなんて、人間は不思議だね』
玲王「胞子繁殖なキノコのお前には分かんねぇ感覚だろうなぁ」
キノコ『もっと人間を…キミの事を知りたいよ』
玲王「はいはい。なぁ、俺がトイレしてる間もお前って居るの?」
キノコ『ボクはれおくんとは離れられないよ』
玲王「不便〜」
歩数59+dice1d60=17 (17)
まどろっこしいので出目増やしました
- 18二次元好きの匿名さん24/11/16(土) 23:11:44
マジかよ楽しみすぎる
- 19124/11/16(土) 23:14:11
LevelUp!
玲王「う…っ!?」
ニョキッ
キノコ『いぇーい!キノコは進化した!』
玲王「あ!?なんかお前おっきくなってねぇか!?」
キノコ『ボクはれおくんが歩くとちょっとずつ成長するんだ!原理はボクも分からないけどね。教えるのが遅れてごめんね?』
玲王「ふぅん」
キノコ『さ!たくさん歩いてボクを進化させちゃおう!』
玲王「それは構わねぇけど、なんで?」
キノコ『成長していくと、ボクは特殊技能を身につけるんだ!きっとれおくんの役に立つよ!』
歩数76+dice1d60=56 (56)
- 20124/11/16(土) 23:18:18
玲王(なんか…頭が重い)
キノコ『あれっ!あんな所にオモチャがあるよ!』
キノコ『あっ!あそこにラジオがある!』
玲王「はいはい、ちゃんと見に行くから焦んなよ」
LevelUp!
玲王「!??」
キノコ『わーい!またまた進化した!』
玲王「おお、本当に歩くと成長するんだな」
キノコ『そうだよ、早くおっきなキノコになりたいな。そうしたられおくんのお役に立てるキノコになると思うんだよ』
玲王「はは、期待しないでおくわ」
玲王(頭…重い…)
歩数132+dice1d60=51 (51)
- 21124/11/16(土) 23:23:06
玲王「次の部屋は…おっ、立派な部屋じゃん。社長室みたいなもんか?」
玲王「本がいっぱいあるな」
玲王「どれもこれもキノコについての専門書か。やっぱ研究対象お前だって」
キノコ『人間のことは分かんないよ…ねぇれおくん、もうボクを研究対象なんて言わないで…』
玲王「あ…おう。悪かった、ディープな話題だもんな」
LevelUp!
玲王「うわっ」
キノコ『わぁ!やった!また進化した!』
玲王「あ、ああ…やったな」
玲王(ヤバい、なんかどんどん、頭が痛くなってくる…割れそうだ…)
歩数183+dice1d60=18 (18)
- 22124/11/16(土) 23:26:50
玲王「…………」
キノコ『どうしたのれおくん、足が止まってるよ?』
玲王「…悪い、ちょっと」
キノコ『困るよそんなんじゃ。ボク、いつまで経っても立派なキノコになれないよ』
玲王「分かってる…」
玲王(この頭痛、コイツが居るからだよな…?成長し切ったら、コイツは俺から離れるんだよな…?)
玲王(聞くのが…怖い)
歩数201+dice1d60=3 (3)
- 23124/11/16(土) 23:30:27
キノコ『れおくん?どうして歩かないの?』
玲王「少し疲れたみたいだ、椅子で休む」
キノコ『……そっか!無理はいけないね!じゃあしっかり休んでから、また歩こうね!』
玲王「ああ…」
玲王(無理にでも引っこ抜くか、それとも切り落とすか…いや、んな事したらきっとキノコは死ぬ。クソ、とにかく早く脱出するしか…!)
キノコ『あれ?休憩はもういいの?』
玲王「おう、サッサと脱出してやる」
キノコ『うんうん!立派な心掛けだね!さぁ行こう!』
歩数204+30(最低保障)+dice1d60=17 (17)
- 24124/11/17(日) 01:35:52
玲王「ここ、キノコの研究してたって事は、頭にキノコが生えた時用の鎮痛剤とか置いてねぇのかな」
キノコ『あるかも知れないよね。探してみたら良いんじゃないかな?れおくんが痛がってるの、ボクも心が痛いし』
玲王「…なぁキノコ」
キノコ『なーに?』
玲王「お前が成長し切ったら、この痛みは無くなるのか?それとも、もっと酷く…」
キノコ『安心して、れおくん!ボクが最大限大きくなったら、キミは「今の痛み」からは解放されるよ!』
玲王「そう…か」
玲王(歩かなきゃ…)
LevelUp!
玲王「っ!……ぐ、ぅ…!!」
キノコ『やったー!キノコはどんどん進化するー!』
歩数251+dice1d60=6 (6)
- 25124/11/17(日) 01:38:45
玲王「ゔうぅ…ッ!キノコ…!あ、頭が、痛い…!」
キノコ『………』
玲王「…キノコ……?」
キノコ『れおくん、成長っていうのは、痛みを伴うものなんだよ?』
玲王「そう…だけど」
キノコ『大丈夫。次の進化で「終わり」だから』
玲王「終わり…?」
キノコ『さぁ、行こう』
歩数257+dice1d60=41 (41)
- 26124/11/17(日) 01:42:55
玲王(本当に、このまま歩いていても良いのか?)
玲王(キノコは歩いて進化すれば痛くなくなるって言ってたけど、この研究所の事を詳しく知ってるなら、もっと詳細に出口を教えてくれても良いはずだよな)
玲王(もしかして、キノコもキノコのこと良く知らないんじゃないか?だとしたら、このまま歩いても痛みは…)
キノコ『不安になる気持ちも分かるよ』
玲王「!」
キノコ『でも安心して、キミは必ずここから出られるようになる。ボクが出してあげる。だからそれまで我慢して欲しいな』
玲王「…分かった、やってやる」
歩数298+2(確定) - 27124/11/17(日) 01:49:04
LevelUp!
フラフラと2歩、足を踏み出す玲王。
すると、頭が真っ二つに割れたかのような重い痛みが玲王を襲う
「ぎぃっ…!?あ、ああぁあああっ!!!」
脳味噌に直接根が張っていくような嫌悪感と、増していく頭の重み。
立っていられずに、玲王はその場に膝をついて倒れる。痛みに視界は赤く染まっていき、逆流してきた胃液をそのまま思い切り吐き戻す
「うぇ゛…ぐ、ぅう……あ……」
遠のいていく意識の中
きのこの笑い声が遠くに
聴こえた気が
した - 28124/11/17(日) 01:50:29
『アハハハハハハハハハハハハハッ』
『れおくん!ボクは今すっごく気持ちが良いよ!』
『こんなに晴れやかな気分はいつぶりだろう!』
『ねぇれおくん』
『ボクはこんなに成長したよ?』 - 29124/11/17(日) 01:51:10
玲王の精神的ダメージdice1d100=13 (13)
この数値は2周目に影響します