- 1二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 06:23:07
- 2二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 06:38:28
サオリの方がショタみあると思うの
- 3二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 06:52:47
同士よ
- 4二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 06:59:32
サーちゃーん
「どうした」
えへへ、よんでみただけ
「……まったく」
きゃー頭ぐりぐりの刑だー!
パァン!ドンドンドンバタタタタ
サーちゃんだいじょうぶ?
「なんで来た!?隠れていろと言ったはずだ!」
だってサーちゃんのことしんぱいだし
「でも!」
『いたぞ!応援をくれ!座票送信を―あっ!?』
パァン!
『や、やめ』
パァン!
「ショウタ!やめろ、そんなことしなくていい!」
サーちゃんがこまることがあったらね ぼくがぜんぶなくしてあげる
ジャキッ パァン! - 5二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:04:52
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- 6二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:05:41
どうしてサオリがおねなんだ?先生がおねでサオリがショタならスッキリするのに
- 7二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:06:18
サーちゃん学校に行ってないのにべんきょうはするんだね
「うん。勉学は大事なんだぞ」
でも弾のとびかたにしかさんすう使わないのにー
「そんなことはない。戦い以外にも役に立つ」
たとえばー?
「……家を建てたいんだ。ショウタのことも、アリウスのみんなも、全員で住めるような家を」
バクダンひとつでなくなっちゃうのに?
「あはは……まあ、そう、だな……」 - 8二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:06:56
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- 9二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:07:57
- 10二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:08:01
話が通じてねぇらしいな
- 11二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:08:44
- 12二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:09:41
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- 13二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:11:55
- 14二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:13:36
【どうして……どうしてショウタだけ生きとるん!?】
【どうしてマキナだけ助からんの!なんで!!】
まま……まま なかないで
バチン!
あ……
【うるさい!!あんたやのうて……】
【あんたやのうて……まぁちゃんが生きてたらよかってん……!】
【うぅああああ……マキナ……マキナぁ……!】 - 15二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:17:26
「大丈夫かショウタ、うなされていた」
ごめん、サーちゃんのこと起こしちゃった
「私のことはいい……何か持って来よう、すごい汗だ」
いや、やだいかないで
いかないでサーちゃん……ここにいて……
「ショウタ……心配するな、私はどこへも行かない」 - 16二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:20:40
スレ主のssのショタくん可愛い
- 17二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:26:06
ぼくは さいしょから うまれなければよかったのでした。
おんなのこがほしかった パパとママのあいだに
おじゃまむしみたいに うまれたおとこのこがぼくでした。
うまれただけでも パパとママをがっかりさせたぼくは
2さいのとき もしおとなになっても こころがこどものままだろうと びょういんでいわれたそうです
そうして ぼくが3さいのとき いもうとがうまれました
パパとママがほんとうにほしかった おんなのこ - 18二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:31:39
俺はサオリをショタ側に置いた方がスッキリすると言っただけで先生をショタ側に置くなんて話は一切してない
- 19二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:35:57
なまえはマキナ てんしみたいにかわいいいもうとでした
てんしみたいにかわいいから パパとママはぼくよりマキナのことがだいすきでした
ぼくも マキナのことがだいすきでした マキナがぼくのてをにぎってわらうと ふんわりしあわせなきもちになりました
そしてマキナには うまれつき あたまにおおきなほくろがありました
そのほくろはますますおおきくなって マキナがことばをはなせるようになったころ びょういんでそれはわるいびょうきだといわれたそうです - 20二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:43:47
げんきだったマキナは にゅういんすることになりました
ほくろはますますおおきくなって からだのなかにもほくろがたくさんあるのだとわかりました
そのころから パパとママはぼくのからだにほくろをつくるようになりました
マキナがくるしいのを ぼくがはんぶんたすけるために
あつくていたかったし ふくがいつも《うみ》でよごれるからつらかったけれど
いもうとがげんきになるように ぼくはがまんしました - 21二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:52:29
でも マキナはげんきになりませんでした
マキナのおそうしきのあと ままによけいなことをいったぼくはたたかれて それからぼくのごはんはなくなりました
ごはんのかわりに ほくろをやくかずがふえました
マキナをげんきにできなかったから ぼくはごはんをたべてはいけないんです マキナがいきかえるように たくさんほくろをやかないといけません
それでも ぼくはどうしてもおなかがすいて やいたほくろがいたくてーーーーーー
「おい!?どうしただいじょうぶか!?」
サーちゃんが そのときぼくをたすけてくれたのでした - 22二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 07:59:39
サーちゃんはいつもいそがしいよね
「そうか?なんであろうと仕事があるのはいいこと……ああいや」
サーちゃん?
「明日は広場で遊ぼう。みんなも呼ぶよ」
ほんと!?ありがとう!
サーちゃんが行ってしまってから ちょっと悪いことをしたような気がしました。
ぼくがわがままを言わなかったら、サーちゃんはおしごとできてたのかもしれません。
サーちゃんのおじゃまむしをしたいわけじゃないのにな - 23二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:04:11
サーちゃんはテッポウを使ったおしごとをします。
大切なひとをまもったり 悪者をやっつけたりするそうです。
かっこいいなあ。
ぼくもさーちゃんといっしょにいたい
じゃなかった
さーちゃんのおしごとを手伝いたいと思いました。 - 24二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:13:49
「ショウタ、座りなさい」
うん。
「どこからもってきたんだそのリボルバーは」
買ったんだよ。はいひんかいしゅうの鉄と銅でね、業者さんに売っておかねためたの
「前からコソコソためてたのはそれか……返してきなさい」
いや!ぼくこれでサーちゃんのお手伝いする!
「命があぶない仕事なんだ。ショウタにさせるわけにいかないんだよ」
だって、ただ生きてるだけじゃぼくおじゃまむしだもん! - 25二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:20:18
「……ショウタ、よく聞いてくれ」
「生きているだけで邪魔だなんてことはない。この世にいる誰も」
でも、パパとママはぼくのことおじゃま虫って
「いいかショウタ。お前のパパとママも、間違いをすることはある」
……うん
「お前がお邪魔虫というのは、パパとママの間違いだ。どれほどご両親が信じていても、それは間違っている」
……うん。
「だからお願いだ、私にとってショウタが邪魔だなんてことは」
「きっと二度と。思わないでくれ。約束してくれるか」
……うん。 - 26二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:28:36
けっきょく。リボルバーは返しませんでした。お店のひとに、ウチは一度買ったら返すのはだめだ。と言われたからです。
サーちゃんはぼくがテッポウをもつのは反対でした。けれどアリウスのみんなに身を守るため一つ持っておくほうがいいといわれて、しかたなくゆるしてくれました。
はじめてもつぼくだけのテッポウです。
いつか、いつかサーちゃんといっしょにおしごとできるかな。 - 27二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:30:52
おわりじゃないけどいったん離席します。
年端もいかぬ少年をばにばにさせるとなると、相当悲しき過去設定しないといけないのがうーむ - 28二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:45:39
ねえこれそのうち親殺しありえるんじゃ…
親とさっちゃんどっち選ぶかみたいな展開で… - 29二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:03:57
このレスは削除されています
- 30二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:10:53
スレ主がいなくなった途端現れるのセコイわお前、性根の腐り方がそこら辺のあにまん民とは桁違いやなクズカス
- 31二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:20:17
サーちゃんのドレス姿はとてもきれいです。
≪変じゃないか?≫
モモトークでそんな自信なさそうな通知が来たので、ぼくはすぐに返信します。
≪サーちゃんが世界一きれいだよ≫
≪それはそれで恥ずかしい≫
今日はサーちゃんはシャーレの先生といっしょにパーティだそうです。
ほんとうは。ほんとうはぼくもサーちゃんといっしょに行きたかったけれど。
「パーティで護衛を任されてな」
そんなそっけない言葉。でもぼくにはわかりました。
サーちゃんにとってシャーレの先生はたいせつなひとなんです。
きっと、ぼくにとってのサーちゃんよりもずっと。
≪おみやげお願いね!(^O^)≫
たくさん迷ったあと ぼくはサーちゃんとおなじくらいの嘘をつくことにしました。
さみしいです。でも今それをサーちゃんに言ったら、きっと困らせてしまうから。
……にどと、ぼくはサーちゃんのおじゃまむしだなんて思わなくていいように。 - 32二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:36:53
「ショウタ、こないだの仕事の報酬が振り込まれたんだ。きょうはお出かけしないか?」
うん!
サーちゃんとおでかけ!うれしいなあ、廃品回収ついでにこつこつお小遣いをためて買ったいちばんいい服を選んで、それと
――お守り、これは、お守り。
ショルダーバッグに似せたホルスターに、ルガーを差し込む。もしも、悪者がサーちゃんを困らせたら。マグナム弾で追い払ってやる。まあそんなことは多分、ない―― - 33二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:58:36
『ボーナス出たんだろ、え?』
目の前の大きなアンドロイドがこわい声をだします。
後から知りました。悪者はいろんなお金がどこからどこに払われたのかだいたい知っていて、
たくさんのお金が手に入ったときこそ、うばい取ろうとしてよってくるのだと。
「お前たちが欲しがるほどの額じゃない」
サーちゃんは詰め寄ってくるアンドロイド相手にぜんぜんこわがっていないようにみえます。
「ささやかな打ち上げをするところなんだ……何もせず通してくれたらそれでなかったことにしてやる」
『すっとぼけてんじゃねえぞクソアマ!』
アンドロイドはサーちゃんの足を上から乱暴に踏みつけました。サーちゃんは痛いのでしょう。顔をしかめます。
サーちゃん!
「ショウタ、隠れてろ」
でも!
「すぐ終わらせる!早く!」
サーちゃんが言い終わらないうちにこわいアンドロイドがぼくをつかもうとして、その手をサーちゃんがはたき落とします。銃撃戦が始まった音を背にしながら、ぼくは逃げます。サーちゃんを置いて。 - 34二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 10:10:07
ぼくは うまれなければよかったのでした
ぼくがうまれたせいで パパとママはがっかりしました
ぼくをそだてるのに ふつうのひとよりずっと たいへんなおもいをしました
いもうとがうまれたというのに ぼくのおねしょのあとしまつまでしなければいけませんでした
もしかしたら いもうとがびょうきになったのは そんなぼくのせいだったのかもしれません
ぼくがさいごまでパパとママのいうことをきかなかったせいで、
サーちゃんはただでさえたいへんなアリウスのみんなのほかに ぼくのことまでめんどうをみることになりました
サーちゃんはぼくがいるから、だいすきなシャーレのせんせいとずっといっしょにいられません
サーちゃんはぼくがいるから、せっかくもらったおかねをぼくのためにもつかうことになりました
サーちゃんはぼくがいっしょにいたので、こわいアンドロイドからにげることができませんでした - 35二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 10:45:03
……おまもり……。
ショルダーバッグの中。つめたい鉄がゆびにさわります。
はじめての自分のテッポウ。おこづかいを全部使って買った一番強い弾が、6発。
建物の柱にかくれながら、弾をこめます。こわかったけれど。でもそれよりも
―ーぼくの、役立たず!
ぼくがだれかのしあわせをじゃましていることが、ゆるせませんでした。
柱のかげから、飛びだして。サーちゃんとあのアンドロイドが見えます。アンドロイドはぼくに背中を向けていて―ー
走る。ふりむかれる前に、アンドロイドの背中に銃口を押し当てて。
パァン!
手がふきとぶかと思うくらい、はげしい反動。それに負けないように、体ごと銃を前に突き付けて―ー
また引き金を引く。アンドロイドが僕を引きはがそうと髪をつかむけれど。構わずもう一発。サーちゃんが何か言っている気がするけれど、聞こえない。もう一発。マグナム弾の直撃に耐えられずアンドロイドがよろける。もう一発。もう一発。
ガチ、ガチ
『あ…あーっ、やめて……たすけてくれ……』
弾が出なくなったのに、引き金を引く手がとまらない。アンドロイドの腰から下はピクリとも動かなくなって、彼は手だけでずる、ずる、と体を引きずってにげようとする。
「手さえ出さなければ見逃したものを!」
サーちゃんがアンドロイドを取り押さえる。そうしてまもなくならず者のアンドロイドはヴァルキューレに御用となった。 - 36二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 11:04:49
「ショウタ、ありがとう」
取り調べが終わった後、サーちゃんはきびしい顔のままそう言います。
「お前が私を助けようとしてくれたことはわかっているんだ……でも」
うん。ごめんね。サーちゃんにたくさん心配させちゃった
「お前がケガでもしたらと思うと、ぞっとするんだ」
「お前にケガしてほしくない。……わかってくれるな?」
うん。本当にごめんなさい。もう無茶なことしないよ。でもね
「うん?」
ぼくもサーちゃんにケガしてほしくないの。
サーちゃんが痛いと、ぼくも嫌だから。
「……そうだな、私も、気を付ける。ありがとうショウタ」
そういうサーちゃんの顔はさっきよりずっと優しくなって、微笑む様子はやっぱり、あのドレスを着た夜とおなじ、世界一きれいなサーちゃんです。
「ショウタ、ソフトクリーム食べようか?なんだか幸先悪かったから、一服して仕切り直しだ」
うん!
はぐれないように、サーちゃんの差し伸べる手を握ります。明日幸せかどうかは、決してわからないから。
今日幸せであることを、きっと無駄にしないように。サーちゃんの隣にいられる幸せを大切に覚えていようと決心して、ぼくは歩き出しました。
おわり - 37二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 11:05:54
なんかばにばにと方向性が違う気がしてならないよぉ……スレ主すまん みんな後は頼んだ
- 38二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:11:45
君は良く頑張った!いいss乙です
- 39二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:42:19
1番ならベストじゃね
- 40二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:51:43
あ、人を裏切ったり利用するくせに自分が利用されたら騙されたとか被害者面するクズじゃん
なんで人を騙すのは得意なのに自分は騙されやすいのか