忘れた頃にドリウオスレ｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:36:10

やっぱやべーよこの身長差
萌え〜

2二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 08:39:10

自慢の姉だ余

3二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:02:40

いいわよね…

4二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:09:49

ドリジャでダービー勝てないんだけどどうすりゃいいのかなぁ

5二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:11:51

黒いな

6二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:12:02

ウオッカはドリジャにも「カッケー」になるのかな？

>>7 >>53

7二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:13:12

>>6

ドリジャ育成シナリオ内でファンサにうっかり赤面してしまった描写はあるな

>>10

8二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:23:53

どっちが牝馬かって聞かれるとドリジャって答えちゃう

9二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 09:38:08

萌え袖おそろい

10二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 10:33:27

>>7

これほんますき

>>12

11二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 10:53:03

どっかで絡んで欲しいけどなぁ
ウオッカはたぶんあと1回くらいしかイベスト出なそうだからどうなるかな

12二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 20:10:19

>>10

かわいいね

13二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 20:13:15

姉上は誘い受け(断言)

14二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 20:17:33

ウオッカが受けだが？？？？

受けップル？それは……いいものだが……

15二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 20:21:09

そもそも姉上は自分に自信がねえからトレーナーと契約結ぶ時にあれほど回りくどい手を使ったという説があり
この説に則れば吹っ切れたウオッカに正面から好意を伝えられフリーズする姉上がみられるはず
ドリウオ学会追放も覚悟の上です

>>16

16二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 20:23:39

>>15

うーん潔い

17二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 20:28:05

DTウオッカに壁ドンされ、勢い余ってやらかしたものの次の一手をどうするか必死で考えてる相手を見ながら一言「……悪い人だ」ってやさしく微笑む姉上だと！？

>>18

18二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 21:19:17

>>17

そのあと姉上に"本物"の壁ドンされるウオッカってのは…アリかい？

19二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 23:08:57

キスするためにはウオッカがかなりかがまないとダメなんだよね…

>>20

20二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 09:48:29

>>19

キスする時に「跪きなさい」されるということか…

21二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:23:36

「ああ、ウオッカさん。ちょっと聞きたいことが……」
「あっ！！す、すいません！！俺、用事思い出しちゃって……また今度！！」
「……おや」

このところなんかヘンだ。たぶん、あのファン大感謝祭のときからだ。
俺らしくもない。ジャーニー先輩を見ると、あの時のドキドキを思い出しちまって……上手く顔を見ることができなくなっちまった。
幸い、トレーニングやレースに支障が出るってほどじゃないけど、やっぱり日常生活でこうも避けてしまうのは申し訳ないし、俺としてもダサい。
なんなんだこれ、どうしたらいいんだ。
ジャーニー先輩のことを考えると、顔も体も熱くなって、それを逃がしたくてベッドの上で暴れる。

「んもー……1人でバタバタ騒がしいわね」
「え？ああ……わりぃ……」
「………ねえちょっと、顔赤くない？」
「え？」

翌日。俺はしっかり熱を出していた。
トレーナーにも駆けつけてもらって、今日一日は安静にしておくことになった。

「じゃあアタシ、トレーニングあるから行くけど…」
「ん……」
「あんまり無茶しないでよ？その…アンタはまだレースがあるんだし」
「………わかってる。さんきゅ」
「それじゃ。……あ、そうそう」
「？」
「アンタが寝付くまでの看病、先輩に頼んでおいたから。さっさと寝て先輩に迷惑かけんじゃないわよ」

そう言ってスカーレットは行ってしまった。
先輩って誰だろう。ギム先輩かな……。後でアイツにちゃんと礼を言わねーと……。
なんて熱でぽやぽやした頭で思っていると、部屋のドアがノックされた。
できるだけ大きな声で返事をする。てっきりギム先輩だと思っていた俺は、そのドアから入ってきたヒトがずっと小柄でびっくりしてしまった。

22二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:24:45

「こんにちは、ウオッカさん」
「じゃ、ジャーニー先輩……」
「……ふふ、タニノギムレットさんかと思いましたか？いえ、私もスカーレットさんに事情を聞いた時は、何故彼女じゃなくて私にとは思いましたが……」
「………」
「スカーレットさんはそういう事に敏感ですからね……粋な計らいというものでしょう」
「な、なんのことすか……」

ジャーニー先輩は俺のベッドの隣にある椅子に腰掛けると、じっと俺の顔を見つめ出した。あんまりにも見てくるもんだから、耐えきれなくて布団で顔を隠しちまった。
なんだこれ、夢か？なんでジャーニー先輩が俺の看病に……。

「ああそうだ、聞きたいことがあったんです」
「？」

目だけ出して、様子を伺う。
あー…くそ、ジャーニー先輩の顔を見てたら、またあの時のことを思い出してきちまった。
いつもカッコいいって言ってるような気持ちじゃなくて、心臓がバクバクうるさくなるやつ。顔が一気に熱くなって、どうしようもなくなるやつ。
熱だけじゃない、変な感情に頭がどんどん回らなくなってくる。

「ウオッカさん、最近私を避けているでしょう」
「あ……その……すいません、自分でも、よくわかんなくて……」
「いえ、構いません。大方検討はついてますから」
「え？」

ジャーニー先輩の方から手が伸ばされて、布団から出した俺の頬に触れる。
冷たくて、きもちいい。

23二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:25:23

「自分で言うのも小っ恥ずかしいですが……あなた、私に惚れてるんですよ」
「……え？」
「いつからかはさすがにわかりませんが……自分でもわからない感情に振り回されて、それで挙句に熱を出すなんて……ふふ」
「あ……え、俺……」
「ああいえ、すいません、けっしてバカにしてる訳では。むしろかわいらしいと」
「かわ……えっ！？！？」

なんだよこれ、夢か？
俺がジャーニー先輩を見ると変な感じになるのは、俺がジャーニー先輩に惚れてるからで。ジャーニー先輩はそんな俺を、か、かわいいとかなんとか言って……。
カッコよくいたいのに、熱とこの変な感情ですげーダサい顔になってんだろうなと思うと、また布団を被りたくなる。
でも、この手のひらが心地よくて、抵抗できなかった。

「そうですね……私も、あの日本ダービーであなたと初めて走ってから……ですが、今はお互い現役の身。特にウオッカさんは現役最強ウマ娘ですからね。私とそういうことをするより、まずは熱を治さなくては」
「え……あの、そ、そういうことって、どういうこと……すか……？」
「……ああ、そうでしたか。そういえばあなたはウブでしたね……」
「……うぶ……」
「おや……そろそろ眠たくなってきましたか？……良い夢を…」

24二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:26:15

ジャーニー先輩の言う通りだ。ファンの期待も、アイツとマーチャンたちの期待も背負っている俺が、こんな変な感情に振り回されるなんて……ダメに決まってる。
だから、早く治さなきゃ。治して後は、ジャーニー先輩と……。

「……ふむ。困ったな……袖を破って行くわけにもいかないし……。しかし、こんなにもかわいらしい事をするとは……ふふ、俄然楽しみになってきた……」

目を覚ますと、ちょうど帰ってきたスカーレットと目が合った。
いつから寝てたんだ？スカーレットが帰ってきたってことは…今は夕方か？

「あら、今起きたの？その感じだと、熱は引いてそうだけど……ん？なにそれ」
「え？」

スカーレットが指差す先に、置き手紙があった。慌ててそれを手にとって読んでみる。
「お大事に。」とだけ書かれているそれは、ジャーニー先輩からのものだった。
つまり、あれ、夢じゃなかった……ってことか？
あの心地いい手のひらも、俺がほ、惚れてるってことも、俺のこと、か、かわいい、とか言ったのも、夢かと思ったけど、全部本当のことで……。

25二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:26:51

「ウワーーッ！？？！？」
「ちょっ何！？」

また布団を被る。なんだよこれ、なんだよこれ！
こんなことになっちまったら、今度こそ本当に、恥ずかしくてジャーニー先輩に会えなくなる。でも、看病してくれたお礼は言いたいし……それに、変だけど、レースでも会うはずなのに、また会って、話したいって思っちまう。

「………あっ、へえ……ふうん……」
「………なんだよ」
「もしかして、と思ってギムレットさんじゃなくてジャーニー先輩に頼んだんだけど……その感じだと当たってたみたいね」
「は？何が……」
「とぼけてんじゃないわよ！アンタ好きなんでしょ、あのヒトのこと！」
「はあっ！？ち、ちっげーし！つか、なんでそう思ったんだよ！」
「え？だってアンタ、あのファン大感謝祭でめっちゃジャーニー先輩にドキドキしてたじゃない……アタシでも…その、言うのもあれだけど、何こいつカワイーって思うくらいに……あんなウオッカ初めて見たし……」
「………え？」
「？」
「え……そんな、俺、ばれてたのか……？」
「ああ……まあ、わかる人はすぐわかるんじゃない？ほら、アタシと少女漫画交換とかしてる先輩なら………って、ちょっとウオッカ？どうしたの？」
「…………また熱でそう……」
「えっ」

その後、日常生活とレースを完全に切り離すことに成功した俺は、無事に夢のジャパンカップを勝って海外挑戦に踏み出したのだった。……ジャーニー先輩の手を借りて。

26二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:27:18

みたいな感じで現役引退後に始まるドリウオがあると聞いたのですが…

>>31 >>37

27二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 12:42:57

・

28二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 13:14:27

ウオッカはかわいいからな

29二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 15:23:21

ドリウオの絡み…待ってるよ…

30二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 15:31:58

姉上の太ももで膝枕されるウオッカがあると聞いて

31二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 15:35:42

>>26

突然良ssが貼ってあって熱が出たんだが？

32二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 16:17:30

ドリウオのドロワを見せろって言ってんの
もちろんドリジャがリード役でやれって言ってんの

>>41

33二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 18:14:03

童貞奥手なウオッカと回りくどい姉上で一生和気あいあいといちゃいちゃしててほしい

34二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 19:08:55

いざという時は攻めに回るウオッカってのは…アリかい？

35二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:01:10

そういえばまだ無かった気がするドリウオのハートコラ♡

36二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:07:19

姉上をハグした時にあまりに華奢で本気で抱きしめたら潰れてしまうんじゃないかと力を無意識にセーブするウオッカ…

37二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:09:12

>>26

こんなとこで書くな

(名作だから)単独でスレ建てて貼れ

38二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:59:51

ウオドリ始めてのお泊まり回は！？もこもこの寝巻きを着た姉上と初ハグしようとするも中々踏み出せないウオッカは必要じゃないの！？

>>39

39二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 08:51:58

>>38

ならばお前が書け

40二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 08:52:32

なぜかわからんがスレタイがリオレウスに見えた

>>48

41二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 10:47:28

>>32

フジとセイちゃんみたいな構図になりそう

42二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 11:49:56

珍しくウオッカからの矢印の方がデカそうなカプ
ダスウオもギムウオもどっちかというとあっちの方が矢印がデカいし

43二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 19:18:07

ウム…ウオッカがトレ相手以外で乙女になるのは初なんだなぁ

44二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 20:10:49

大切にしたい気持ちが強すぎて中々手を出せないウオッカ　
スキンシップがあまりないのは自分の身体が貧相だからだと思っている姉上
ファイッ

>>55

45二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 22:44:26

目隠しされて姉上に生ASMRされるウオッカを見せてくれ…

>>46 >>49

46二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 09:36:33

>>45

とろとろになっちゃう

47二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:31:28

初デートで姉上をリードしようとするウオッカか…

>>60

48二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:37:58

>>40

雑な連想だけど二人でPSP突き合わせてモンハンやってるゆるゆる友達デートな二人もアリじゃないかなとふと思った

49二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:46:17

>>45

マーチャンとの勝負で負けてなんらかの罰ゲームで目隠しされた後にお2人共何をなさってるのですか？とやってきた姉上(の声に)にビクッとするウオッカを想像した

50二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 22:31:32

ジャニ上がウオッカの彼シャツするとぶかぶかで背徳感が凄いんだろうなという直感がある

>>52

51二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 22:35:34

ウオッカって意外と背が高いんだよな

52二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:41:51

>>50

太もものあたりに前立てが来るから一見するとシャツ1枚だけ着てるように見えちゃうんだよね…

>>54

53二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 06:03:32

>>6

ファン感謝祭でカッケー！してたね

54二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:16:38

>>52

めちゃくちゃ見たくなった

55二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:35:11

>>44

たぶんそのうち姉上から手出すからセーフ

>>57

56二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:37:36

あのファン大感謝祭見るにドリジャに対して結構乙女ムーブしそうなんだよなウオッカ
ドリジャが攻め様すぎるのもあるか

57二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:40:09

>>55

スパダリ攻めか、それとも襲い受けか…

>>62

58二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:41:38

推定高等部3年と推定中等部2年の同期だけど1番年離れている組。いいよね…。

59二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:03:17

ウラルを駆るウオッカと側車からナビするドリジャのイメージが浮かんだ

60二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 07:32:40

>>47

いざデート当日になるとドキドキしちゃって上手く立ち回れないウオッカ

そんなウオッカを可愛らしいとドリジャは見守りながら要所要所でフォローを入れる。

「リードしようと頑張る姿も素敵ですが、どうかそう固くならずに。私は、ありのままのウオッカさんとデートがしたいのですよ」

とドリジャは手を差し出し、真っ赤に照れながら手を取るウオッカ

そしてナチュラルに手を繋いでほしい…

>>65

61二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:26:49

流石エスコート上手

62二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 01:24:26

>>57

受けだと嬉しい…

63二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:49:34

ウオッカの方がぞっこんのように見えて姉上の方が依存してると良い

>>64

64二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:56:32

>>63

それを見せようとしないからなかなか気づかれないんだな

65二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:04:51

>>60

平常心ならウオッカもリード上手そうだし、そこに内心キュンとくる姉上もいるかもしれない

>>66

66二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:13:25

>>65

そういうのも好き！

67二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:37:24

案外酒によわよわな姉上とそれをやさしく介抱するウオッカがいるかも知れない…

68二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:43:52

「……ジャーニー先輩」
「なんれすか、ウオッカさん…」
現役引退後、俺とジャーニー先輩が交際を初めてからはや数年。二人共とっくに成人は迎えていて、それはつまり飲酒が問題ない年齢という事。同棲を初めてからこっち、何回も二人きりで宅飲みをした。だが、この光景に慣れることは考えられない。
いつも理知的で、冷静で、頼りになる彼女。だが、今の先輩にその面影はない。その綺麗な瞳はアルコールにとろけ、視線は注を彷徨っている。そもそも椅子に腰掛けた身体自体がふらふらとしていて、今にも倒れてしまいそう。ジャーニー先輩が酒に弱いのは1回目に飲んだ時からわかっていて、だから彼女は外ではあまり飲まないらしい。俺としてもそっちのほうが嬉しい…というか安心できる。先輩ほどの美人が酒でこうなったら、邪な気持ちを起こす奴も何人かいるだろう。それと同時に、その姿を見れるのは自分だけだと言うことに底しれない優越感がある。もう少しその、俺以外には見せないであろうかわいさに浸っていたいが、そろそろ潮時だろう。
「ジャーニー先輩」
腰を上げて、向かいの彼女のもとへ。
「そろそろ、寝ましょう？」
しゃがんで、下から覗き込むように目を合わせながらそう言うと、小さな顔がこくん、と上下に振れて。右手を脇の下にくぐらせ、そこから先輩の頭を胸元に近づけると、そこへ本当に少しの圧迫感。左手を両足の膝の裏に回して、華奢な身体を持ち上げる。想像以上の軽さに、俺の服の胸元を掴んでくる両手の弱々しさに、そしてその整った顔や、手入れの行き届いた髪や尻尾に。どうしても、今すぐ滅茶苦茶にしてしまいたいという欲望が膨れ上がる。それを振り払うように足早にリビングから寝室へ行くまで、１０秒もかからない。そもそも酔った相手を押し倒すなんてのはよくないだろう。付き合うということはすなわちそういう事も視野に入れるわけだが、その中で俺が心に誓ったことの一つだ。

69キャラ、口調崩壊あったらごめん24/11/23(土) 22:44:28

「つきましたよ」
できるだけやさしく囁いて。2人用のベッドにジャーニー先輩を横たえて、腕を抜いて、布団をかける。危なくないように眼鏡を外して。あまり散らかってはいないが、2人で飲んだ後始末は今日中にしておきたい。俺が先輩の髪を一無でしたあと引き返そうとすると、後ろから弱々しい声が聞こえて。
「ウオッカさん…」
「どうしたんですか、ジャーニーせんぱ…」
振り返って近寄って。そんな俺の左手を、小さな２つの手が捉えて。そうして口元にゆっくりと、手のひらに、その柔らかな唇が触れた。薄暗い寝室の中、その生々しい感触は、なぜだか口づけよりも扇情的で。
そうして、かろうじてリビングから入ってくるかすかな光。それを反射する空色の瞳が、こちらにどんな視線を送っているか、一瞬で理解して─否、出来てしまった。
まるで、捨てられた子犬のような、何かをただ懇願するような目。それは、俺がジャーニー先輩を壊す時に向けられるモノで。
酔った相手に手を出すなんて、なんて倫理観はどこへやら。気づけば俺は恋人の上にのしかかって、その細い手首をベッドに押しつけ、小さな口に、この上なく暴力的に舌をねじ込んでいた。
「……っ、ジャーニー先輩……いいん、すか？」　
俺が満足して、口を離す頃には、彼女の身体は肩を上下させて必死に酸素を求めていた。どこか無様な姿に、さらに抑えが利かなくなる。その前に、一応確認として、口を開いた。咎めるような視線が俺に向けられた。
「……こんなに荒々しい口づけをしておいて。……わるいひとだ」
ほんとうは、わかっているのでしょう？
言いながら、顔を斜めに傾けて。そうすると、黒いシャツの隙間から真っ白な首筋がはっきりと見えた。そこに歯をつきたて、真っ赤な歯形を刻めば、もう後戻りなど出来なかった。

>>72

70二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:52:36