- 1◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:17:28
- 2二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:18:11
このレスは削除されています
- 3◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:19:32
- 4◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:20:11
- 5◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:21:29
- 6◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:22:59
- 7◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:23:38
先生
・外見は便利屋先生
・最近クマが深くなってきた。
・今のところ目立った怪我無し。
・最近若干影が薄い - 8◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:25:56
前回までのあらすじ
とうとう閉鎖となったSRT特殊学園
RABBIT小隊は子ウサギ公園に、RATEL小隊はアビドスへと向かう。
バイト生活を始め、順風満帆とは言えなくとも普通の生活はおくれていた。
それを妨害するかのように降る大雨に対処し、アビドス高校の支援、RABBIT小隊の様子見をしていた。
無事であったことに胸をなでおろすも、装備がほぼダメになってしまうRABBIT小隊。
駄目になった装備を売ろうとした矢先、ヴァルキューレの公安局が突然取り締まりを行いに来る。
何とかその場を乗り切るが、ヴァルキューレ公安局の装備が違法リベートによるものではないかと疑問が生じる。
その証拠をつかむため、RABBIT小隊はヴァルキューレに潜入、任務を完了させるのだった。
そして、普通の日常が帰ってきた……はずだった。 - 9二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:31:50
たておつ
- 10二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 19:36:12
たておつです
帰ってきたはず、か
不穏だね - 11◆Uy3fVwZzyBcj24/11/17(日) 19:38:36
揺れる床、振動するガラス。
……爆発だ。いつもの。
「どうやらいつもの騒ぎのようですね。すぐに風紀委員が制圧するでしょう」
「一応見に行きますね……」
まぁ、今私が関与したところで何という事もないだろう。学校はないはぐれ者だから制圧"される側"に近いが。
「では私は死体の回収準備をします」
「負傷者ですよね?流石に死体は出ませんよね?」
セナさん、真顔で言うから本当っぽく聞こえるんだよね……。
とにかく、うるさい方へ向かって走る。
現着したが、うん、いつも通り不良が暴れに暴れてる。これこそゲヘナって感じだ。
とはいえ程度としては軽度、のレベルだ。手を焼くテロリストに比べればチワワみたいなもの。
邪魔にならない程度に加勢しよう。 - 12◆Uy3fVwZzyBcj24/11/18(月) 02:02:44
理由……は確認するまでもないか。まぁ、なんというか、その、暴れられればいいみたいな人ばっかだからなぁ。
「下手に弾丸を消費することもなさそう」
練度は見てわかる。一般的な不良だ。それが複数名。
こっちは今バイト生活で、SRTからの潤沢な支援は受けられない。弾の一発は血の一滴というやつだ。
まだ風紀委員の人たちは来ていないようで、逆に今が好機かも。
見つかる前にぱぱっと解決してしまおう。
「あ?あんだお前。見せもんじゃねーぞ!」
不意に、こっちに気づいた一人が撃ってきた。読みやすい弾道に、甘ったるい補足。
SRTなら一年生でもアレの10倍マシだ。特に苦も無く避けられる。
「どうしたんですか?撃つんじゃなかったんです?」
こういう手合いは、すぐキレてくれて余計に対処が楽になる。
……なんか久しぶりに一人で格闘戦していると変なテンションになっちゃうな。今度シロさんとスパーリングでもしよう。 - 13◆Uy3fVwZzyBcj24/11/18(月) 02:04:33
「ざけんな!」
数発が顔の傍をかすめるが、当たっていない。そのまま勢いで一気に距離を詰める。
「よそ見してたら、こうですよ!」
腹に膝を一発。その勢いを乗せて背負い投げを決める。土の上でも受け身を取れずに背中から落ちれば――。
「がっ!?」
当然、意識を失うレベルの痛みになる。うーん、これ痛いんだよね。
それを見て他の不良が固まっていた。まぁ、知らない制服の奴がいきなり格闘戦仕掛けてきたらそりゃ驚くだろう。
「どうしたんです?来るんじゃないんですか?」
拳を平手に打ち付けて、そう言い放った。
喧嘩を売られて買わない不良はいい不良だ。対処がそれで済む。まぁ、ゲヘナにいる不良は……。
「…………なめてんじゃねぇぞゴラァ!」
そうなるよね……。
というわけでそのまま数名の不良とのスデゴロとなり、90秒ほどで片付いた。
飛び込み回し蹴りやらかかと落としやら連続蹴りやらを叩き込んでおとなしくさせる様はキヴォトスでは異常な光景に映りそうだ。 - 14◆Uy3fVwZzyBcj24/11/18(月) 02:05:19
「……風紀委員の到着を待つまでもなかったようですね」
車両で駆け付けたセナさんがそう呟いていた。というか負傷者をぶん投げて入れていたんですがそれは大丈夫なんですか?
「乗っていきますか?」
「え、あ、はい」
あっけにとられている間にすべて終わっていたらしく、車に乗せてもらって救急医学部の病室まで届けてもらった。
不良の治療はきっちり病室でセナさんがやっていた……。
dice1d4=4 (4)
1.来客無し
2.不良が起きて暴れる
3.チナツが来る
4.+ヒナも来る
- 15二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 08:16:39
チナツとヒナが来たか
- 16二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 17:38:58
大御所との出会いじゃん
- 17二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 19:19:13
あれ、これスカウトされちゃう流れか?
- 18二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:20:10
そういや3人とも今フリーなんだった
- 19◆Uy3fVwZzyBcj24/11/18(月) 22:51:38
暫く治療の様子を見ていると、来客がやってきた。どうやら負傷者という感じではない。
あれ、たしかあの人は。
「チナツさん?」
「あなたはたしか、SRTの」
シャーレを奪還するときに一緒に戦ったゲヘナの人だ。それでその奥にいるのは……驚いた、風紀委員長さんだ。
「チナツ、どうかしたんですか?救急医学部に戻ってくる気にでもなりました?」
「注射器の補充をしてもらいに来ただけです……」
「私の前で引き抜こうとしないでもらえる?」
まぁ、これ以上ここに居る理由もない。そっと出ていくことにしよう。
「待って」
「はい!?」
……結構うまく気配を消したと思ったんだけど……。
「少し、話す時間はあるかしら。熊野ヤタ」
名前まで知られてるっ……!? - 20◆Uy3fVwZzyBcj24/11/18(月) 23:01:05
というわけで、少し静かな――ゲヘナにしてはだが――救急医学部の誰もいない病室で二人きりとなった。
……何かやった……いや、他校で不良を殴り飛ばしたは殴り飛ばしたが。
「あなたに少し聞きたいことがあるの」
身長差約40㎝とは思えない覇気だ。流石、というべきなのかもしれない。
「梔子ユメ、それに小鳥遊ホシノの事についてよ」
「ユメさんの事……ですか」
「ええ、"死んだはず"のアビドスの生徒会長。それが今生きている事に関与していると」
「少し長くなりますが、それでも良ければ」
隠し事は多分通用しない。一対一で勝てる見込みもない。それにユメさんの名前を知っている時点で、一年の頃からこの事件を知っているという事になる。それならば話しても問題はなさそうだ。
というわけで掻い摘んで短めに話した。カイザーの事や、ホシノさんと再開させた事や、ユメさんを使って何をしようとしていたのかを。
「…………」
黙ってしまった……。
「……ありがとう。あまり話したくない事を話させたわね」 - 21◆Uy3fVwZzyBcj24/11/18(月) 23:19:09
「SRTですから、慣れっこですよ。まぁ元、になっちゃいましたが」
「……今の状態はわかったわ。過去に色々調べていたの。そんなことになっているとは思いもしなかったけれど」
「私たちも乗り込んで驚きましたからね」
アレはまぁ、強烈だった。
「ところで、なんでセナと会っていたの?」
ああそれは――。
dice1d4=3 (3)
1.……なんででしょうね?
2.何となくですかね
3.今度一緒にCDでも探しに行こうかと
4.(……あれ?)