アリス深夜全裸無人公園徘徊部【微閲注】

1二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 23:00:52

ひたり、ひたり、人口皮膚に包まれ内骨格で形を整えられた素足でアスファルトの上を歩く。

既に人気はその場所からは消失し、唯そこに残るは静寂に包まれた無人の公園と長い髪をダラリと垂らせし一人の神秘的な少女、そしてそれを見下げる充ち満ちる月のみであった。

少女は…天童アリスは一糸纏わず秋を感じさせる尋常の生徒であれば肌寒く感じる風を浴び、どこか薄くながらも恍惚とした表情でひとつのベンチ目指し歩いていく。

木製のそれに座り、大きく開脚して両足をベンチの上に乗せる。品が無くはしたないと言うのは重々承知であったが、尚その行為は続いた。

幾る日か前の夜の事であった。とっ散らかっていたゲーム開発部の中にあった一本のソフト、それをアリス以外誰も居ない中一人でそれを…エロゲーを起動した。
初めはアリスも恋愛ゲームの類いと思っていたが、徐々にそうでは無いと認識し始めた。だがそのコントローラーの操る手は止まらず只管にその絡繰仕掛けの瞳にてディスプレイに映る「それ」を見ていた。
そうしてあるエピソードでアリスの思考回路を焦らし燻らせ狂わせた。長い黒髪、幼さを感じさせる顔、華奢な体躯、その要素を持つ自身とまるで瓜二つの様な存在が、月下無人の公園まで徘徊し自慰を行うというもの。
それぐらいの事でもあったが、しかしそれ程の事でもあったのだ。テキストが、イラストが、音声が、アリスの擬似五感を経由し脳内デバイスを犯していって…。

やってみたい、と。思ってしまったのだ。

2二次元好きの匿名さん24/11/17(日) 23:03:55

やぁ、とりあえずこれはサービスのバーボンだ。飲んでほしい。
…まぁ薄々わかっていると思うが「また」だ。大変申し訳ないとは思っているが、後悔はしていない。

だって君たちは先の文章にある種の"トキメキ"を感じてくれていると確信しているからだ。
だったら、その善行でチャラと考えるのもまた人間の心理じゃないかい？

……とりあえず、ご注文を聞こうか。