【閲覧注意】ぐへへ……俺は超エ駄死な触手神超エ駄死な触手……

  • 1エ駄死な触手24/11/18(月) 08:12:50

    目が覚めると病室のベッドの上だった。さっきの苦しみはすっかり収まっていて、明るいやつとクールなやつと男勝りなやつがそばで俺が目覚めたことを喜んでいて、生徒に呼ばれたであろう女性……先生が俺の手を握ってくれていた。

  • 2エ駄死な触手24/11/18(月) 08:14:09
  • 3二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 08:15:43

    たておつだぜぇ...

  • 4エ駄死な触手24/11/18(月) 08:15:44

    【主なキャラクター紹介】

    ・触手
    このスレの主人公。エ駄死な能力に長けた触手で、ミネを襲おうとしたが何度も返り討ちにされていた。最近またサヤから薬を提供されたことで部分的な麻酔が打てるようになったので感覚遮断穴プレイが可能になった。
    もちろん麻酔の免許は取った。

    ・蒼森ミネ
    ブルーアーカイブの登場人物にしてこのスレのヒロイン。救護騎士団の団長で、胸にはいつも救護の精神を宿している。触手を返り討ちにする内に友好的な感情が芽生え、最終的には恋仲になった。触手との感覚遮断穴プレイは屋外であることが必須だがなんとかバレないようにやり過ごしている。後日先生から謎の距離を感じた。

  • 5エ駄死な触手24/11/18(月) 08:18:33

    ・先生
    ブルーアーカイブの主人公であらあらうふふ系の見た目をした大人の女性。このスレでは大人のおの字も無いほどに好き放題やっている……と思いきや触手へのアプローチにシフトしてきてるので比較的マトモになりつつある。
    この前仕事帰りに感覚遮断穴プレイを楽しむミネと触手を見つけてしまい、バレないようにその場を立ち去ったが……

    ・アンドロイド
    雷帝の遺産。自律型のアンドロイドだが媚薬と色彩の光を浴びたことでエ駄死な人格が形成されてしまった。生まれ方が似ているので触手の妹として余生を過ごすことになる。
    なんだかんだで根っこは優しい兄のことを尊敬しており、いつかはお礼が出来ればと考えている。

  • 6エ駄死な触手24/11/18(月) 08:21:01

    ・もう1人の触手
    現在の主視点でパラレルワールドの触手。ミネを○された怒りからシロコ*テラーとプレナパテスに復讐してしまう。元の触手と違って身体の一部が欠損しており、"触手"としての活動が不可能になった。
    余命は一年もない。

    ・アロナ、プラナ
    先生のタブレット端末『シッテムの箱』に常駐するAI少女。プラナの特製プログラムで二人はついにレズックスをした。それからというもののアロナがプラナの気に触れる度、「先輩のお馬鹿さん」と耳元で囁きながらの『お仕置き』が行われている。

  • 7エ駄死な触手24/11/18(月) 08:22:07

    ・狐坂ワカモ
    七囚人の一人でチュートリアルの詰み要素。中ボス的なポジションかと思ったらヒロインレーストップ層の人でした。(スレ主談)
    先生の色気に一目惚れしてから彼女をストーk見守っている。
    この前仕事帰りの先生を見つけたところ、何やら青髪の生徒が喘いでいる様子を目撃してしまった。更にはシャーレにてそれをオカズに先生が致したのでキャパオーバーして爆発した。

    ・音瀬コタマ
    ミレニアム学園……ミレニアムサイエンススクールに所属する生徒。先生を盗聴していて、相手が相手なら犯罪者(先生も別に盗聴を受け入れきっているわけではないが)。先生が致す音を聴いてしまいキャパオーバーして爆発した。

    ・天見ノドカ
    レッドウィンター連邦学園にて227特別クラスに所属する生徒。常に遠くから先生を覗いており、先生がシャーレで突然致したのでキャパオーバーして爆発した。事情を知ったシグレは爆発して燃えカスになった彼女をぐちょぐちょになるまで○した。

  • 8エ駄死な触手24/11/18(月) 08:24:27

    ・ヘルメット団モブ✕3
    もう1人の触手とともに行動することが多い少女たち。触手とは良き友人関係を築いており特にいちばん明るい子は率先して触手と深く関わろうとしている。この世界にやってきたもう1人の触手にとって一番の心の支えになっている。

    ・シロコ*テラー
    触手やもう1人の触手が居た世界とはまた違うパラレルワールドの砂狼シロコ。突然見知らぬ男に復讐として襲われ、困惑している。

    ・小鳥遊ホシノ
    アビドス廃校対策委員会の委員長で、実質的な生徒会長。深夜はアビドス中をパトロールしているため昼寝が多い。この前先生のおπに埋もれたら独特のフェロモンが漂い、ガチで陥落する危ない予感がしたのですぐに離れた。
    やっぱり先生は淫魔。

  • 9エ駄死な触手24/11/18(月) 08:25:27

    前スレ埋まってから始めます

  • 10エ駄死な触手24/11/18(月) 08:26:12
  • 11二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 15:53:17

    ぐへへ…乙でございやす

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:18:09

    建て乙感謝〜

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:45:56

    建て乙

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 21:51:18

    スレ立てありがとうございます

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 07:23:11

  • 16エ駄死な触手24/11/19(火) 09:17:03

    せん、せ……
    "まだ喋っちゃ駄目。セナの診断によるとまだ危ない状態らしいから。"

    セナ……ということはここはゲヘナか。頭が冴えてくると自分の右手に感覚が無いことに気がついた。俺が倒れる前に受けたダメージがまだ効いているんだろう。

    「なぁ先生……コイツのことを知ってたのか?」
    "半分当たりかな?でもここまで酷い状態だったのは初めて知った。"
    "触手くん、本当は長く生きられないんだよね?"
    ……。

    俺は頷いてしまった。ここで嘘をつけばより酷く悲しませると思ったから。
    戦慄した一同のところへ、ピンク髪と銀髪が病室の扉を開けた。

    「事情は聞いたよ。……ごめん、まさかそこまで身体が弱いとは思ってなかった。」

    ピンク髪の少女……砂漠での遭難から救ってくれた恩人、ホシノさんはポニーテールを解いて頭を下げた。銀髪の女……砂狼シロコは俺に近づくと先生が握っていた手を握った。

    「ごめんなさい……今はただこうやって謝ることしかできない。」

    言葉がやけに少ない事に苛立ってくると、先生がすかさずフォローを入れた。

    "シロコ。多分触手くんは勘違いをしているんだよ。"
    「え……?」
    "あ、ちょっと内緒話になるから一回外に出てもらっていい?"

    ヘルメット団の3人はホシノさんに連れられて病院の外へ出た。

  • 17エ駄死な触手24/11/19(火) 11:42:10

    "シロコはね?触手くんとはまた違う世界から来たシロコなんだよ。だから触手くんやミネのことをよく覚えられなくても当然。"
    "触手くんがいた世界のシロコは、彼の恋人を○してしまって復讐されたんだ。"
    「だから、その世界の私がまだ生きていたと思われて……」

    俺は頷いて、身を起こそうとしたが先生に押さえつけられた。先生に力負けするほど弱ってるのか俺。

    "謝罪はしばらく日を改めてからにしよう。とにかくシロコはこの件について何も悪くないからね。ホシノにもありがとうと伝えて。"
    「ん……ありがとう先生。」


    シロコも病院から去ると、残ったのは俺と先生だけになった。

    "正直、悔しかった。触手くんがこの世界で新しく思い出を作って、立ち直るだろうと勝手に思っていた自分に。"
    ……。
    "ごめん。もっと私が色々支援するべきだった。"
    ……いい、だろ。この世界でもあんたは忙しいんだ。
    "でも……"
    それに俺は生徒じゃない。後回しにしてくれた方が当然だ。
    "そんな言い方しないでよ!世界は違うけど、私の好きな人なんだよ?"
    ……。
    "……今日はここで帰るね。"

    絶対に間違えた。先生の悲しい顔ってのは心にクる。

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 17:33:30

    保っ守っ

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 18:49:50

    しんどいな……

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 23:51:17

    しゅ

  • 21エ駄死な触手24/11/20(水) 10:59:00

    ゲヘヘ……約3時間前に遡るぜぇ……




    私が雑草を喰らうサトゥルヌスの真似をしてた頃、頭抱えてるお兄ちゃんが通りかかった。

    「しよ……どうしよ……」
    どしたん?話聞こか?
    「かくかくしかじかめそめそ……」

    どうやらお兄ちゃんはミネへのプレゼントのために狙っていたウェーブキャットが売り切れていたので途方に暮れていたらしい。

    「『すっげぇプレゼントするからな』なんて意気揚々と言うんじゃなかったよほんとに……」
    アレすればいいんじゃない?女体化した裸の自分にリボンつけて『プレゼントはワ・タ・シ♡』ってやつ。

    本気で服を脱ぎ始めたので流石に止めた。

    なにも、ミネにウェーブキャットを贈るとは言ってないんでしょ?だったらまだいくらでもチャンスはあるって。
    「確かにミネは可愛いもの大体好きだけど……ガッカリはされたくなくて……」

    クソボケが。どの道最後にはイチャイチャしてることは目に見えとるねん。


    なんやかんやあってお兄ちゃんは指輪を贈ることになった。重い。

  • 22エ駄死な触手24/11/20(水) 11:38:23

    回想はまだ終わらない。お兄ちゃんのプレゼントのアドバイスを終えて、めっちゃムズいというキルミーほにゃららとやらのダンスをしようとしたところに今度はミネが通りかかった。

    「しょう……どうしましょう……」
    デジャブ感じるけどどしたん?話聞こか?
    「かくかくしかじかめそめそ……」

    例のごとくお兄ちゃんへのクリスマスプレゼントのために予約していたネクタイが輸送中のトラブルでクリスマスに間に合わないらしく、途方に暮れていたらしい。

    アレすればいいんじゃない?裸の自分にリボンつけて『プレゼントはワ・タ・シ♡』ってやつ。

    本気で服を脱ぎ始めたので流石に止めた。

    なにも、お兄ちゃんはネクタイだけを求めてるわけじゃないんでしょ?だったらまだ巻き返せるって。
    「確かにその通りなんですが……粗末なものを手渡してガッカリさせたくなくて……」

    デジャブしかねぇな。

    なんやかんやあってミネは婚姻届を贈ることになった。思い切りよ。

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 11:49:23

    ほしゆ

  • 24エ駄死な触手24/11/20(水) 11:55:59

    2人のアドバイスを終えて、ゲッダンしようと構えた頃、悲しい顔をした先生が通りかかっった。

    "……。"
    どしたん?話聞こか?
    "ごめん、今は1人にさせて。"

    余計なお世話かもしれないけど、先生を泣かせたまますれ違うことなんて出来ない。そう思って振り返ると、ワンポイントに赤の入った黒い制服を着た生徒が五人ほど現れた。

    「『エ駄死なアンドロイド』ですね?ご同行を願えますか?」
    その呼び方定着するとは思ってなかった。
    「他の呼び名が無いものなので。」
    その制服は万魔殿だよね?もしかしてだけど
    「はい。貴女を解体する準備が完了しました。」

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 13:32:21

    えっ

  • 26エ駄死な触手24/11/20(水) 16:16:13

    "ちょっと待って。解体?"
    「えぇ。秘匿すべき情報なのでこの場では詳しく言えませんが、ゲヘナひいてはキヴォトスから危機を除くために努力しました。」
    "そんな……準備が出来てすぐに決行だなんて。"
    「これでも議会は揉めたのです。危険性は極めて低いようですからね。」
    ……。
    "マコトと……議長と話をさせてくれないかな?"
    「話をしてどうなさるつもりです?まさか『解体をやめろ』とでも申すつもりですか?」
    "それは……"
    「先生、この件については貴女には首を突っ込まないでもらいたい。いいですか?アンドロイドは『生徒ではない』んです。」
    "──ッ!!"

    先生が握り拳を作った。私が生徒ではないことがそんなに悔しいことなんだろうか。でもそれより気になることがある。

    ねぇ、君たちって私の首の裏に書かれた番号を覚えてる?
    「さぁ……我々は下っ端なものですから。」
    ダウト。私の詳細は何から何まで万魔殿全体に知れ渡っているはずだよ。

  • 27エ駄死な触手24/11/20(水) 16:25:55

    本当は君たち何者なのさ。制服は本物らしいから尚更よく分からない。
    「あ、あっはっは。ただ忘れただけですよ。『257683452』ですよね?」
    正解。
    「いやぁ突然疑われたものだから焦りましたよ。」
    因みにそれは外部にわざと漏らすダミーの情報。それこそ下っ端には知りえない情報だよ。
    「……!!」

  • 28二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:32:06

    おっと?

  • 29二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 21:06:33

    計られたか…

  • 30二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:12:10

    炙り出しか…

  • 31二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:17:14

    雷帝派か?

  • 32二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 08:11:37

    番号を知っているとなるとアンドロイドに関する資料を得ているのか
    どこ所属の相手だろうか

  • 33エ駄死な触手24/11/21(木) 08:23:33

    「……完璧だと思っていたんだがな。」

    生徒の声が突然渋くなった。ボイチェン使ってたのか。
    万魔殿の生徒は制服とマスクを取り外すと、オートマタの姿になった。おそらくこっちが本当の姿だ。

    ……先生、流石に無理あるよねこれ?
    "(連邦生徒会に変装したオートマタに拉致された事あるからなんとも言えない……)"
    「こうなれば強行手段だ。おい、構えろ。」

    私を撃てばどんな危険があるのか分からないはずだ。それでも銃を手に取ったのはもちろん……

    "……!!"
    先生!
    「ここで先生を〇すことは出来る。何より、当社にとって彼女は邪魔な存在だ。〇さない理由を見つける方が難しい。」
    先生の命と引き換えってことだね?
    「話が早くて助かる。」


    『先輩。ここは私たちの出番ですよ。』
    『……できません。』
    『何故ですか先輩!?先生は今人質に……』
    『よく見てください!先生に突きつけられているのは銃だけでは無いんです!!』
    『……っ!!なんて破廉恥な……』

  • 34二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 10:45:33

    >>33

    おい!アロナぁ!!

  • 35エ駄死な触手24/11/21(木) 15:53:25

    ぐへへ……人生の墓場ってやつまであと少しだぜぇ……



    なんやかんやあって俺は婚約指輪を買った。高い買い物だったしよく考えると学生に婚約指輪贈るっておかしい気がするしそもそも顧問なのに生徒と恋仲であっていいのかな俺。
    なんて今更すぎる心配をしていたら先生から電話がかかった。あの淫魔のことだから変なモノをプレゼントするとか予告するつもりだろ。

    もしもし?
    "触手くん……アンドロイドが……"
    おう、あの脳内スクラップがどうした?
    "カイザーPMCに連れていかれた……。"
    は?

    妹を自称するからってそんなところまで似せる必要ねぇだろ。もしかしたら俺とミネみたいにトリニティの誰かとくっついたりしてなガハハ。


    さて、ふざけるのもここまでだ。俺の妹に手を出す奴は亀甲縛りで晒してやる。

  • 36二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:48:55

    >>35

    やっちまえ!"自称"エ駄死な触手くん!!

  • 37二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 20:47:16

    待ってたぜヒーロー

  • 38二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 23:55:13

    保守

  • 39二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 07:23:30

    朝保守

  • 40二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 14:05:48

    昼保守

  • 41二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 14:54:18

    …早く孫がみたい…(違う)

  • 42エ駄死な触手24/11/22(金) 18:12:14

    ぐへへ……潜入はお手の物だぜぇ……



    なんやかんやあって俺は今明らかに怪しい廃工場の警備員に追いかけられている。すると、先生から無線が入った。

    "え?何してるの?"
    いやぁ変に化けるよりも平然とした顔で通った方がいいかなって。
    『触手さん、このような言葉は言いたくありませんが……』
    ごめんなさい真面目にやりますからその使いたくない言葉とやらをやめてくださいお願いします。

    ミネに軽蔑されるのは本気でショックなのでプランBに移る。
    俺は細長く伸ばした触手を隅や天井に張り巡らせて移動する方法を考えた。赤外線レーザーのような懸念はあるがさっきのふざけた作戦より幾分かマシだ。ほんと誰なんだろうね、あんな馬鹿な作戦立てたの。

    俺か。

  • 43エ駄死な触手24/11/22(金) 18:23:12

    げへへ……そろそろ退屈になってきたぜぇ……



    なんやかんやあって私は先生の無事と引き換えにこの身をカイザーの傘下に渡した。それで、私は今四肢を拘束されて大の字で吊るされているところだ。
    『ぐへへ……上等な〇ッチワイフだぜぇ』とか言われると思ったらみんなすごい血眼になって私の解析を急ぐものだから少しガッカリした。輪〇されたい訳ではないけど"そういう"展開に遭遇したい矛盾した気持ちがあるというかさ?なんか楽しそうなことが起きると思ったわけなんですよ。

    やっべぇガチで暇。私の脳内無駄にハイスペックだから先生やミネの剥ぎコラ作るの飽きてきちゃったし、じゃあ別の娘でやろうと思ってゲヘナ生徒コンプリートしたら剥ぎコラ自体飽きるし。
    あっ、今めちゃくちゃ慌ててる構成員見つけた。肌色とピンク塗れの脳内を直接見てしまったせいで……申し訳ないことをした。反省はしない。お前の剥ぎコラ作ってやるぜゲヘヘ。

    なんか意外と楽しくなってきたな。せっかくだし無駄話でもふっかけてみるかな。

  • 44二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 19:54:05

    >>43

    何やってんだアンドロイドォ

  • 45二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 19:56:27

    >>43

    …自力で脱出できないのか…ハッキングしろよ。

  • 46二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 06:22:28

    保守

  • 47エ駄死な触手24/11/23(土) 08:35:24

    ねねっ、君たちは私を解析してどうするつもり?戦闘能力引っこ抜かれたから兵器として運用できなさそうだけど。
    「黙っていろ。解析が遅れる。」
    つまんね。いいんだな?今ここで淫語を大声で叫んでいいんだな?退屈を持て余した反動は恐ろしいゾ♡
    「……好きにしろ。」
    なんか「やれ」と言われたら逆にやる気を失う現象。これなんて名前つくんだろうね?名前と言えばわたし名前が無いんだよ。なんかいいのあったりする?
    「……。」
    沈黙が名前になったら表記どうするのさ。というか名前とかそう言ってる場合じゃないな。
    「そうだ。お前は大人しくそこでじっと……」
    エ駄死なことさせろー!!フラストレーション溜まってんだよぉー!欲求不満なアンドロイド娘とかエ〇くなーい?しかも妹属性ついてんぜ自称だけど。
    「……はぁ。」
    ため息つくなよため息つかれた人の気持ち考えたことあるの?なーなーエ駄死なことしようぜ〜〇辱とかそういうのでいいからさ〜このスレなんのために【閲覧注意】ついてると思ってんだよぉ〜
    「おい誰か……コイツを黙らせる方法を探してくれ……」
    『うるせぇ口だな……』って口付けするタイプ?いやーん結構ロマンチックなことするじゃん。
    「ほんとにいいから黙ってくれ。」


    ぐへへ……なんとか妹の元までたどり着いたぜぇ……

    ……あのまま放置しても良さそうな気がしてきた。

  • 48二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:45:00

    思ったんだがエ駄死触手って割と転生先として優秀だと思うんだ
    ・過酷をするたびに自身のクローン作製&吸収で無限強化
    ・上の増殖は穴のある生物なら大体できる
    ・複数種類の毒&回復薬を扱える+柔らかくて力ずよい上に何百本もある触手でバチクソ強い
    ・たぶん魔法使える
    ・触手を細かく分割してばらければ戦闘時の撤退も容易
    ・上の応用でバチクソ広い範囲を常時監視可能
    ・たぶん寝ない
    ・体の形をだいぶ自由に変えられるから人に擬態できる可能性がある
    さあLet's 転生!

  • 49エ駄死な触手24/11/23(土) 14:04:36

    ぐへへ……カチッ




    なんやかんやあって警報がなった。侵入してるのバレたよどうしよ。

    "触手くん聞こえる?少し進むと天井に換気扇があるはずだから、そこから隠れて!"
    分かった。聞こえた通りだとは思うけど、アンドロイドは今のところ無事だ。むしろ元気ハツラツまである。
    "あっちが下手に破壊できないだろうという確信があるんだ。ちゃんと材料の揃ってるゲヘナでさえ解体の目処が立たないからね。"
    あとミネと先生とゲヘナ生徒の剥ぎコラ作ってた。帰ったら粛清しようと思う。
    "異議あり。まずはその剥ぎコラとやらを見せてもらいたい。"
    『大いに異議あり。2人ともふざけないでください。』

    「いたぞ撃て!!」
    やっべ間に合わなかった。
    "だったら私が指揮を執る。生徒以外にできるか分かんないけどやってみよう。"
    俺実装ってこと?
    "アロナ、どう思う?出来ればメモロビ二種類とか欲しいなー。"

    『先輩、先生と触手さんの視点がおかしくなっています。』
    『触手さんを実装すれば先生からまた青輝石を搾り取れますね!アイドルといい万魔殿といいアニバ間近なのに大漁の予感ですよ。』
    『先輩。』

  • 50二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:06:27

    現金なヤツらめ!!
    そんなに搾り取って楽しいか!!

  • 51二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 17:00:56

    (数多の並行世界は兎も角)初めての男子生徒実装かな?

  • 52二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:39:26

    >>49

    顧問から生徒へ…ジョブチェンジってやつじゃないけどこれはこれで面白そう。

  • 53二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 05:15:03

    早朝保守

  • 54二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 08:10:46

    -

  • 55二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 08:21:22

    何やってんだアロナァ

  • 56エ駄死な触手24/11/24(日) 08:49:18

    ぐへへ……性能ではなくキャラ愛で引くタイプだぜぇ……



    なんやかんやあって先生の指揮の下で戦うが……

    "よっっっっわ。"
    弱い言うな恨むならサポーターと神秘属性とアホほど高いコストに見合わない『攻撃力714%分のダメージと移動速度80%低下』とかいう使い所限定され過ぎなEXスキルといろいろ噛み合ってないスキルを恨め。
    『それはもはや全てでは……』
    うわぁーん!!絶対に単騎ではダメだろこんなの!!一回指揮を外してくれよ先生!!
    "どこからともなくヘリが触手くん回収して振り出しに戻るけどそれでもいいなら。"
    畜生めぇぇぇっ!!!
    "でも移動速度低下は偉いね。たっぷり時間は稼げたよ。触手くん、天井に逃げて。"
    えっ?
    "早う。"

    言われた通り天井に逃げるが、構成員の銃口は全て俺に向く。結局逃げられないじゃねぇか何の意味があるんだよと文句を垂れる前に、めっちゃ聞き覚えのあるマシンガンの連射音が響き、俺を狙っていたオートマタは全て殲滅された。

  • 57エ駄死な触手24/11/24(日) 09:08:55

    ぐへへ……そういやアイツ遺産だったわ。


    なんやかんやあって滅茶苦茶おっかないゲヘナ最強が目の前にいた構成員を蹴散らした。
    "ナイスタイミングだね、ヒナ。"
    「ゲヘナの機密情報を断りもなく持ち出されたからそれを取り戻す……そういう名目がある以上遠慮なく暴れられる。だから安心して突撃して。」
    シロモップ……
    「それはやめて。」
    "と、まあ触手くん。この通りゲヘナに応援を要請したんだ。多分後で万魔殿も来るから、勝利は目の前だよ!"

    シロモップの乱入でvictory判定になった俺は先生の指揮が外れ、本調子に戻った。
    待ってろよ……シロモップにお前が剥ぎコラ作ってたこと目の前でチクってやるからな。

  • 58二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:58:23

    >>57

    ロボッ娘の命に別状があらんことを…

  • 59二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 23:53:14

    ご冥福を…

  • 60二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 05:09:35

    >目の前で剥ぎコラ作成暴露

    うーん残当

  • 61二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 07:36:56

    そういえば過酷絵ってまだ?

  • 62二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 12:34:48

    >>57

    スッ…

  • 63二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 16:15:30

    >>62

    あかんやっちゃ

  • 64エ駄死な触手24/11/25(月) 20:35:48

    ぐへへ……どんどん奥まで入っていくぜぇ……




    なんやかんやあってアンドロイドのほぼ目の前までたどり着いた。シロモップがいるだけで嘘みたいに前に進める。今度お礼でも考えなきゃな。

    おい剥ぎコラスクラップ!!廃品回収に来てやったぜボケ!!
    「いつにも増して口悪くない?」
    そりゃそうだ。お前がこんなとこに来たせいで先生滅茶苦茶落ち込んでんだよ。はやいとこココから脱出して土下座するぞ。
    「あー……そうしたいのはやまやまなんだけど、上。」
    上?
    「触手!後ろに飛んで!!」

    シロモップのやつ無茶苦茶なことを言うなと思いつつ、俺は仰け反るようにしてジャンプし、勢い余ってシロモップに激突した。ラキスケとかそういうのは無い。むしろ彼女のデッカイ角が俺の顔面を貫いている。痛い。

  • 65二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:42:12

    うへー……トップ勢の動きに着いてこい言われてもキツイとこあるよー

  • 66二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 07:55:50

    朝保守

  • 67エ駄死な触手24/11/26(火) 08:49:56

    それと同時に、天井から大型の戦闘ロボットが俺たちとアンドロイドを分断するように五台降ってきた。右腕にはガトリング砲、左腕にはパイルバンカーと盾が装備されている。

    「見た目の圧がすごいけど大丈夫そう?」
    だってよシロモップ。
    「私に一任させないで。……やれなくはないけれど、面倒臭いことにはなるわね。」

    シロモップは俺からマイクを奪って先生に話しかける。

    「先生、応援はどれくらいで着く?」
    "万魔殿も風紀委員もまだ時間はかかるね。そういえばヒナと一緒にいたホシノは?"
    「『シロコちゃんと一緒にお見舞いに行く』ということで連れてきていないわ。」
    "うーんどうしたものか……"
    『聞こえますか触手さん、先生!!』
    ミ、ミネ!?先生と一緒じゃなかったの!?
    『今我々はそちらの方まで向かっています!それまでになるべく妹さんとロボの距離を離してください!』
    わ、分かった!!聞いたかシロモップ!!

    俺が叫んだ頃にはシロモップは銃を再び構えていて、俺を角から引き抜いた。痛かったなぁ。

    「分かってる。私が標的になっているうちに仕掛けて。」
    了解!

  • 68二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 10:32:02

    頭痛そぉ~…

  • 69二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 10:50:29

    貫通してても平然と進めてるの面白い

  • 70二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:41:43

    夕方保守

  • 71エ駄死な触手24/11/26(火) 18:38:46

    ぐへへ……とんだサプライズだぜぇ……



    なんやかんやあってシロモップはロボの誘導のために自らを囮として視線を誘導した。完全に狙いがこちらに向いていないところで、俺の片腕は太い五本の触手となってそれぞれの機体に巻き付く。

    こっちに……来い!!

    馬力は俺の方が不利だがシロモップも触手を引っ張ると、ロボットは一気にアンドロイドから引き離される。

    ミネ!離したぜぇ!!
    『破ッ!!』

    おおよそ医療従事者からはなかなか聞かない台詞を発しながら、ミネは壁を破壊した。
    そして俺は完全に忘れていた。アンドロイドのゲヘナ生徒剥ぎコラコンプリートは全くの間違いであったことに。

  • 72エ駄死な触手24/11/26(火) 19:01:33

    ぐへへ……先に言えよ。



    なんやかんやあってミネの後ろにいたのは、四人のゲヘナ生徒だった。

    "あっ、ごめん便利屋68も呼んだこと言ってなかったっけ?"
    全くの初耳。
    「かっこいい……」
    アンドロイド?

    「聞いた?アルちゃん。『かっこいい……』だって〜」
    「ふふっ……彼女もアウトローの素質があるようね。」
    「先生、拘束はハルカが解いたから保護をお願い!」
    「ごめーんパワープレイすぎて私黒焦げなんだけど。」
    無駄に耐久性あるからいいだろ別に。
    "それじゃアンドロイドを保護しながらロボットの殲滅に入るよ。戦闘用意!"

    先生の指令と共に、一同は武器を取り出す。俺はロボットの拘束を一度解くとアンドロイドの元まで駆け寄り、彼女をぐるぐる巻きにして縛り付ける。

    「んーっ!!んーっ!!」
    俺が守ってやるんだ感謝しろ。

  • 73二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 00:09:49

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 07:56:28

    朝保守

  • 75二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 17:07:17

    どうなるか

  • 76エ駄死な触手24/11/27(水) 18:55:41

    ぐへへ……いk「い、いきます!!」



    なんやかんやあって先陣を切った便利屋の社員、伊草ハルカによってテンプレを奪われた。
    彼女が一台のメインカメラを破壊すると、課長の鬼方カヨコがガトリング砲の上に飛び乗り首関節の隙間を発砲。一台目破壊。
    続いて室長の浅黄ムツキが足元を爆破。横転したところにカヨコと同じように首関節を攻撃し、二台目破壊。
    社長、陸八魔アル射撃。三台目破壊。はやいよ
    風紀委員長シロモップは終幕:デストロイヤーによる扇状攻撃。四台目破壊。つよいよ
    我らが救護騎士団長、蒼森ミネ。説明不要。可愛いよ。

    「お兄ちゃん。私本気であの子たちに惚れちゃうかも。」
    ミネは俺のだからな?
    「惚れるのは自由じゃん。そもそもミネがいながら先生の好意を断りきれず、キスまでしちゃった人に言われたくないなー。」
    うっ、そ、それは……その……
    「まぁ無駄話は後にしてさっさとここから逃げようよ。私の救出以上の目的は無いでしょ?」

    なんやかんやあって俺たちは即座に脱出した。後日のニュースでは謎の爆発事故として報道されており、カイザーからも言及はほとんど無し。アンドロイドのことは何もかもが隠蔽されていた。

  • 77二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:20:33

    >>76

    脱出お疲れぇい!!からのほし!

  • 78二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 05:13:51

    やっぱ強いよね便利屋も

  • 79エ駄死な触手24/11/28(木) 12:58:58

    ぐへへ……情けねぇぜぇ……



    なんやかんやあって数日後。俺は自室のベッドの上で変身を解除しながら悩んでいた。
    アンドロイドに指摘された言葉が効いたからだ。確かに俺は先生との決着をつけていない。クリスマスの日、俺はミネにプロポーズするつもりだったがこんな中途半端な状態で指輪を渡すなんて考えれば考えるほど愚かだと感じる。

    俺は先生から告白されたあの夜、唇を重ねてしまった。頬にかけられた手を振りほどくことだってできたはずなのに俺はなにも出来なかったんだ。
    先生に電話をかけようとするがどこか恐ろしくなってしょうがない。先生はフラれたからといって俺を嫌いになるような人じゃないのは分かってる。でも……

    "もしもし?こんな時間にどうしたの?"
    あの、さ。明日俺たちでクリスマスパーティやるだろ?それで……その……
    "……もしかして大事な話?"
    そう……だから、えっと……今から会えないか?出来ればあんまり人のいない場所で。

  • 80二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 17:52:50

    >>79

    先生攻略編来たか…

  • 81エ駄死な触手24/11/28(木) 21:51:22

    ……これは真面目な話だ。俺は先生と決着を付けなくてはならない。





    「……で、不安になってきたから相談のため俺に電話と。」
    リハビリ中に重い話をしてすまないとは思ってるけど、やっぱりミネ以外にこういう話できるのは俺自身しかいないから……
    「言っておくけど、たとえ先生を振ったからといって俺が面倒見るとかはしないからな。」
    分かってる。そんな甘い考えは思いついた瞬間に捨てた。
    「とにかくお前は先生のことをどう思ってるんだよ。」
    ……。
    「俺は今思い返せば、想像以上にデカイ存在だったと思ってる。胸とケツの話じゃねぇぞ?」
    ……俺、は。
    「……。」
    ミネが好き。
    「はぁ……俺らしい。でも、先生と話す時は『ミネ』というワードは禁止な。ミネ以外の理由で先生とどういう関係になりたいのかを決めろ。」
    すごいなお前。
    「伊達に五年生きてない。もし皆生きていたらってずっと妄想してたよ。」

    電話を切った後、俺は今度アイツにお詫びしないといけないと感じた。
    待ち合わせの時間まであと十五分。

  • 82エ駄死な触手24/11/28(木) 22:03:38

    『大事な話とはなんでしょう。』
    『ぷーらーなーちゃん!そんなの決まってるじゃないですか!』

    "……うん。きっと触手くんは私の気持ちと決着をつけるつもりでいる。"

    『クリスマス前……不穏ですね。』

    "元々振られる覚悟で告白したんだよ?むしろキスできちゃったことが今でも信じられない。"

    『先生。プラナちゃんはそれでも先生のことを応援しているんです。私だってそうなんですよ?実は!』
    『私たちは、先生に幸せになってほしいと思っています。もう当たったから砕けようなんてしないでください。』
    『先生!いっぱい好きって言いましょう!愛してるって、結ばれたいって言いましょう!』
    『今あなたは教師ではなく女として触手さんと会うんです。彼が振るつもりなら……』
    『そんな気持ちをひっくり返しちゃえばいいんです!』

    "……ありがとう2人とも。"
    "やっぱり私、振られても諦めきれないかも!"

  • 83エ駄死な触手24/11/28(木) 22:19:46

    ぐへへ……俺は触手であり男……




    なんやかんやあって俺たちは深夜のシャーレにて待ち合わせた。

    "おまたせ。やっぱり外は寒いからね。"
    おう、こっちこそ……ずっと待たせてごめん。
    "うん、待ってた。"
    あのさ、俺……
    "その前に!!"

    "私から、言わせて。悔いの残らないように。"
    ……わかった。
    "よし……"


    "大好き!愛してる!ぶっちゃけ結婚したい!大きすぎず小さすぎない家で子供を2人くらい産んで笑いあっていたい!!"
    "いっぱいちゅうしたいしハグしたいしエ駄死なことだって沢山したい!"
    "はぁ……はぁ……あと、えっと……甘えたいしご飯作ってあげたいし一緒に仕事したいし……それで、あと……あと……。"
    ゆっくり。ゆっくりでいい。

    すると彼女の目には涙が浮かび、今まで以上に切実そうな声で言った。

    "わた、わたし……やっぱりこのままでいたいよ……触手くんたちと馬鹿やっていたいよ……"

  • 84エ駄死な触手24/11/28(木) 22:31:39

    ……。



    全て出し切ったのか、先生は膝から崩れ落ちて座り込んでしまった。
    でも、全てを受け止めた上で俺の覚悟が変わるつもりは無かった。

    先生。
    "……うん。"
    俺さ、先生が好きだよ。友愛的な意味で。
    "……。"
    でもそれ以上に恋愛的な意味でお前が好きなんだ。
    "!!"
    俺は先生が好きだから、しっかり振ろうと思う。

    俺は先生に近づくと、そのまま両腕で身を寄せて強く抱き締めた。甘くてどこか美しい花の香りを感じていると、彼女も強く抱き返す。

    ……先生、ごめんなさい。あなたとは付き合えません。
    "……はい。"

    俺たちはしばらく抱き合った。振られたにも関わらず、彼女は幸せな顔をしている……そんな気がした。

  • 85二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 01:15:39

    別世界の触手君…その子は…どうなの?…

  • 86二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 05:45:03

    ケリを付けたか……

  • 87エ駄死な触手24/11/29(金) 07:39:16

    ぐへへ……聖なる夜だぜぇ……



    なんやかんやあって俺たちはシャーレでクリスマスパーティを開くことになったが……

    ど、どうしてシロモップが……?
    「あら、私がここにいてはいけないの?」
    いえ滅相もございません……
    "この前のお礼も兼ねて呼んだんだ。それに、こういうこともあるし。"
    「いやぁ面目ない。」
    「ゲヘナはこの子をより徹底的に管理することが決定されたの。」
    「つまり……アンドロイドはゲヘナから出られなくなったと。」
    「そういうこと。今回は特例だから、何かあった時は先生もただでは済まないと思って。」
    "おっかない。"
    「そんなことより、さっさとパーティを始めよう。俺は結構楽しみにして来たんだ。」

    もう1人の俺は、俺が呼んだ。最初こそ断られたがミネのサンタコスを見たくないのかと言うと、コンマ1秒OKを出した。
    ミネはアイドル衣装を発注した会社からコスプレを購入しており、ところどころアイドルの面影がありつつ肩にかかったポンチョや『被る』と言うより『乗せている』に近い帽子がすっっっっっっっっっっっっっっっっっ……


    「触手が倒れた!?」
    「窒息か。」
    「救護ッ!!」

  • 88二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 09:51:32

    好きな女のサンタコスなんて見たら誰でもそーなる 俺もそーなる

  • 89二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 18:25:58

    >>87

    尊い(触手君が)

  • 90二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 01:55:41

    >>87

    尊死してしまったか

  • 91二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 07:41:00

    触手君と団長の過酷絵

  • 92二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 14:43:43

    >>91

    欲しいよね

  • 93エ駄死な触手24/11/30(土) 16:57:40

    ぐへへ……クリスマスには鮭だぜぇ……




    なんやかんやあって宴会用の寿司を開け、乾杯した。生徒の前でも先生はお構い無しにビールを飲んでいる。俺やミネは見慣れたがシロモップが唖然としていた。

    お前は食べないのかよ。味を楽しむだけならできるだろ?
    「……もう味覚も〇んだ。俺は楽しそうにしているところを見られるならそれでいい。」
    どこを踏んでも悲しくなるじゃんお前。
    「お兄ちゃんとお兄ちゃん。陰鬱な雰囲気はこの場に必要無いよ。ほら、私があーんしてあげよう。」

    なんやかんやあって2人がかりで妹をシバいた。その後ミネがあーんしてくれたので俺と俺は爆発した。先生はゲラゲラ笑い、シロモップは頭を抱えていた。ごめん、爆発するのはこれが初めてだったもので……

  • 94二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 18:43:07
  • 95二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 21:23:50

    夜保守

  • 96二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 08:31:46

    おはよう保守
    クリスマス微笑ましいな

  • 97二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:23:33

    夕方保守

  • 98二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:50:21

    夜保守

  • 99二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 00:46:19

    深夜保守

  • 100二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 05:12:24

    触手のクリスマスは鮭派なのか……

  • 101二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 14:27:59

    クリスマスにシャケは初めて聞いたな

  • 102二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 16:58:04

    特撮界隈のネタですねー

  • 103二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 23:22:28

    深夜保守

  • 104二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 05:44:15

    早朝保守ー

  • 105エ駄死な触手24/12/03(火) 11:10:48

    ぐへへ……そろそろよいこは寝る時間だぜぇ……



    なんやかんやあってもう1人の俺が帰ることになった。ヘルメット団の仲間ともクリスマスパーティをするんだって。ちゃんと自分の思い出作れてるようで良かったよ。

    「さぁさぁ皆さん、クリスマスといえばケーキ!私の手作りだよ〜。」

    そう言うとアンドロイドはクリスマスケーキを箱から出した。製菓とか出来んのお前。

    「私が作りたての頃にママが作ってくれたんだ。あの時はちょっとオイル臭かったけど、これはちゃんと分量測って綺麗な環境で作ったやつだから遠慮せず食べて!」

    ママというのは雷帝のことだが……トリニティのトップ層であるミネは知らないよな?知ら、ない……よな?

    (安心して。アンドロイドにも雷帝のことはぼかすように言ってある。)
    大丈夫かな……

    「そういえば『ママ』というのはゲヘナの雷帝のことでしたね?お母様に会えなくて寂しくはないのですか?」

    「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
    いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

    俺とシロモップは絶叫した。そりゃ救出作戦に協力してたんだしいつかはバレるとは思ってたけどさ……

    "うぃ〜ヒック……"
    ─────────────────
    ホスト規制がキツくなってきたので1回ここで落とそうと思います。

  • 106エ駄死な触手24/12/03(火) 17:58:19

    なんか規制が解除されたので再開します
    あにまん分かんない……
    ─────────────────────

    ぐへへ……政治的問題は避けたいぜぇ……



    なんやかんやあってミネに雷帝の話題を共有することはマズイので別の話題を出すことにした。

    先生!一曲歌ってくれ!!
    "うぇ〜へっへっへっ……"
    ダメだ泥酔してる!
    「触手さん。そこまでやらなくてもゲヘナの機密へ不用意に深く関わるつもりはありません。」

    その言葉に俺はそっと胸を撫で下ろした。あくまで親としての雷帝の話を聞きたかったようだ。
    しかし、それも叶わなかった。

    「残念だけどアンドロイドはそろそろ門限。これ以上は私の権限を使っても解放出来ないの。帰るわよアンドロイド。」
    「そういうことだからミネ、ママの話はまたいつかね。」
    今の状況見るとシロモップがママに見えるけど。
    「ママ〜♡大好きちゅっちゅっ♡」

    なんやかんやあって俺と妹の身体には沢山の弾痕ができた。

  • 107二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 23:52:27

    深夜保守

  • 108二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 06:08:47

    早朝保守

  • 109二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 08:14:19

    すごいな、照れ隠しがすごいな。

  • 110エ駄死な触手24/12/04(水) 12:35:20

    ぐへへ……性の6時間のはずだったぜぇ……



    "うぇ〜……"
    目を覚ませ先生。もうすぐ深夜だし明日は仕事だろ?
    "ん〜……"
    「眠いのに寝たくないと駄々をこねる子供のようですね……。」
    何か酔い覚ましに飲ませるか。
    「しかし水しかありません。お茶としじみ汁の素を買ってきますね。触手さんは先生の面倒をお願いします。」
    うん、いってらっしゃい。

    嫌な予感がする。ミネが帰ってくるまでに何も起こらなければいいが……

  • 111二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 18:21:02

    部屋に二人きり、何も起こらないはずがなく…

  • 112エ駄死な触手24/12/04(水) 22:24:50

    ぐへへ……色んな意味でドキドキが止まらない。



    なんやかんやあってミネが酔い覚ましを買いに行ってしまったため俺と先生は2人きりになった。流石にあの淫魔といえど襲ってくるほど積極的でもないのは知っている。

    "うぇ〜しょくしゅく〜ん〜"
    はいはいお前はもう寝ておけ。
    "やっ!ねない!"
    本格的に幼女化してきたな……とにかく寝ないと明日の仕事出られなくなるし、今ここで救護せねばならなくなる。
    "いやっ!おしごときらい!"
    言い切ったな……確かにあれで仕事大好きだったらミネも黙っちゃいないが。でも生徒や俺たちを助けたり、誰かのために尽くせる先生はすげえよ。よく頑張ってる。
    "わらしがんばってる?"
    うん。頑張ってる。
    "えらい?"
    えらいえらい。
    "へへ〜……"

    幸せそうな顔をして、先生は眠りについた。よかった、誤解を生んで全身ボコボコにされる展開は無かったんだ!!

  • 113エ駄死な触手24/12/04(水) 22:40:08

    深夜のエンジェル24にて、しじみ汁の素とペットボトルの烏龍茶を購入した私がシャーレへ上ろうと階段を上がっていた時のことだった。

    「あら……ミネさん?」
    「サクラコさん?なぜこのような場所に?」
    「私は……先生に大事な用がございまして。」
    「残念ですが今の先生は書類等を受け取れるような状態ではありません。その……出来上がってしまったようで。」
    「なるほど、そういう事でしたらちょうど良かったです。」

    『ちょうど良かった』?先生に用があるはずなのに彼女が泥酔している方が好都合ということでしょうか。

    「サクラコさん。私はシャーレでクリスマスパーティに参加しておりまして、今は先生の酔い覚ましのために買い物をしていたところなんです。用件は私から伝言しておきますよ。」
    「い、いえ……これはちゃんと先生にお渡し出来れば……」
    「しかしさっき貴女は先生が酔っていることに対して『ちょうど良かった』と言っています。なにかやましい目的があるんじゃないですか?!」
    「ち、違います!」
    「ではなんですか渡したいものというのは!」
    「それはその……えっと、言えません……」
    「言えない!?やはり先生によからぬものを渡そうと!!」


    なんやかんやあって先生へのクリスマスプレゼントをサプライズで贈る予定であったことを説明されたのは一時間後のことだった。

  • 114二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 09:58:27

    微笑ましい

  • 115エ駄死な触手24/12/05(木) 11:22:51

    ぐへへ……ちょっと寂しいぜぇ……



    なんやかんやあって先生が眠ってしまったのでシャーレがやけに静かに感じた。

    "Zzzzz…"

    ヨダレを垂らしていたのでティッシュで拭いてやると、口をむぐむぐさせながら寝返った。おもしろ。

    "にゃあ〜"
    猫になってる。誰かに飼われてる夢でも見てるのか?
    "ゴロゴロ……"
    "ゴロゴロ……!!"
    "ピシャーン!!"
    雷!?鳴き声だと思ってたら突然の悪天候。
    "くっ……このままでは奥羽山脈が滅ぼされてしまう……"
    セトの憤怒ってそういう意味じゃないと思うけど。
    "ヴァルキューレ!ラッシュシュートだ!!"
    多分戦闘指揮だな。口調がホビーアニメっぽいが。
    "あっ……やめて……"
    唐突に艶のある声になったな。場面転換が激しい。
    "分かった……私の身体でいいのなら……"

    先生がシャツのボタンを緩め始める。
    やめてフラグが帰ってきちゃうから待って待って待って待って待

  • 116エ駄死な触手24/12/05(木) 11:32:38

    ぐへへ……禁じ手を使うぜぇ……


    なんやかんやあって先生が寝たまま脱衣を始めたので俺は触手を伸ばした。極限まで細く縮小させた触手を耳の中に入れて、先生の夢を操作する方法だ。
    しかしそれはシッテムの箱が許さなかった。

    『触手さん何やってるんですか!?洗脳なんかしなくてもスケベな展開一直線じゃないですか!』
    『先輩、触手さんはそれを阻止したいのだと推測できます。それはそうと先生の洗脳を容認はできません。倫理観に反しない方法を考えてください。』

    ぐぬぬ……でもこのままだと俺、帰ってきたミネに救護のきの字もない純粋な恨みでボコボコにされる……

    『ならばシャツのボタンを直してあげればいいんですよ。先生だってずっと寝ながら脱ぐわけでもないですし。』
    それもそうか……よし。

    俺は先生のシャツのボタンに手をかけ、彼女が脱ぐ度につけ直すことを繰り返した。


    「ただいま戻りまし……」

    ミネの瞳に映るのは必死な顔で先生のシャツに手を出している俺と、はだけている先生がソファの上にいるところだった。

  • 117二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 20:48:19

    夜保守

  • 118エ駄死な触手24/12/05(木) 23:13:34

    ぐへへ……終わりだ。



    なんやかんやあって先生が起きた。ソファの上で眠っていた自分のシャツのボタンに、俺が手をかけている状態だ。

    "あ、あれ?へぇ?"

    今の自分の状況を理解出来ていないのか、辺りをキョロキョロと見回す彼女だったがはだけた胸元を見るなり顔を真っ赤にして飛び起きた。

    「……ハッ!!触手さん避けて!!」

    先生は極度の石頭らしい。まさか俺の頭が消し飛んだなんて。

  • 119エ駄死な触手24/12/05(木) 23:19:49

    >>118

    名前また忘れた……

  • 120エ駄死な触手24/12/05(木) 23:34:33

    >>119

    よく見たら忘れてない!

  • 121二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 06:07:00

    まさか先生からダメージ貰うとは………

  • 122二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 16:41:37

    もうお前ら3Pしちまえ!!
    今宵は性夜だぞ!!

  • 123エ駄死な触手24/12/06(金) 17:49:46

    ぐへへ……再生に少し時間かかったぜぇ……



    なんやかんやあったことを必死に説明した。2人とも納得してくれたが、それはそうともっと丸いやり方があっただろうとミネに怒られた。毛布かけるだけとかやりようは沢山あったよね。うん。

    "うーん……なんか酔いが覚めたし、頭痛い。"
    「あっ、先生にしじみ汁を買ってきていたんです。お湯を沸かすポットはありますか?」
    "えぇっと、あそこ一番右にある小さな棚の上に……"

    5分後、美味しいしじみ汁ができた。先生がなんとも言えぬ顔をしているのでしじみが染みているんだろう。

    ゴミとかは片付けておいたから、俺たちはこれで帰るよ。
    "んー……また明日ね。"
    「二日酔いには気をつけてください先生。」




    ぐへへ……俺のクリスマスはここからが本番だぜぇ……

  • 124二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:37:47

    >>123

    …(微笑ましいと思っている顔。)

  • 125エ駄死な触手24/12/06(金) 19:52:00

    俺たち2人は深夜の薄暗い道を歩いていた。壊れかけの街灯がチカチカと点滅していて、雪は既に降り積もっている。
    ミネはやっぱり綺麗だ。寒さで赤くなった耳と鼻も愛おしい。

    ……ミネ、ちょっといい?
    「はい?」

    不安になることなんて無いとしても、緊張はしてしまう。これが一世一代の勝負なのだから。

    俺さ、最初にレイ〇しようとした相手がミネでよかったと思ってる。多分ミネほど強くて慈愛に溢れた人は俺見たことないよ。
    「触手さん……」
    とりあえず聞いてくれ。緊張しすぎてアドリブ効かないから。

    深呼吸。俺は人型への変身を解き、触手の姿になった。そして懐(?)から小箱を取り出す。

    だから……初めは最悪だったけど今思い返せば、お前がいない世界がありえないと感じたんだ。

    小箱を開く。覚悟を決めた俺は、降りしきる雪にかき消されないよう声を張った。

    蒼森ミネさん!俺と……家族になってください!!

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