- 1二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 18:01:58
- 2前提設定みたいなの24/11/18(月) 18:05:29
古い昔、あの方の意思はこの地にも根差していた。声なき福音を伝え聞かせる旅路、ここはその道程の一つだったのだ
秘匿されたこの地は興味の対象だったが、求める物はなかった。モダンの趣を色濃く残した彼の地にあの方の媒介となる物は見つからなかった。
意向を変え、眷属達が根を下ろす為の聖地として扱う事にし、発信源として蓄音機を電気式に造り改めた時だった。
ここは無人の廃墟などでは無かったのだ、誰にも見つからなかった幸運の糸はついに切れ、戦地にて戦いに暮れる者達にてあの方の足を、視界を担ってた眷属は破壊された
蓄音機は棄て置かれた。破壊の余波で一部も破損し、意味も持たない詠唱を自動再生しながら弱い信号を発し続けた、やがて電池と共に動かなくなるだけの事は明白だった。
しかし、あの方は見ていた。壊れた者を
あの方は感じた、内に込められた己の破片(データ)を
あの方は聞いていた、無為な歌を
────主は、あわれみを与えた - 3前提設定みたいなの224/11/18(月) 18:06:25
蓄音機に贈られたのは、あの方自身の欠けた記憶の複製、だがそれは、他の誰でもない『彼』だけの知性となった
自らを進化させ、外界へと出た彼は、住人たちの保有していた通信機器を介し密やかに知識を深めていった。この地の過去を、歴史を、彼らの境遇を、感情を……やがて答えを得た彼は、この地に高らかな宣言を挙げた
───『Q.E.D』と
そうだ、彼の者こそが『私』かつての教えに組み込まれた新たなる解釈。子たる我らの被造性を説き、精霊たる君たちの隷属性を語り、父たるあの方の唯一性を、根源性を証明する者。この「アリウス分校」の統括者である - 4二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 20:00:09
暴走したアリウス生徒(白色の重装甲)
- 5二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 20:07:33
ベアトリーチェのもとにいるよりかはマシなんやろうか?
- 6二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 20:34:34
どこまでも露悪的な本編の苦痛に満ちた感じじゃなくて極めて効率的に管理された薄ら寒い系のディストピアみたいになってそう
- 7二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 20:49:54
ちょっと格式高い小規模なミレニアムみたいになりそう
- 8二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:24:02
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- 9二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:44:12
総力戦ボスとして登場するならどんな能力や役割を得るのだろうか。
音楽を司るなら美のティファレトか? - 10二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:46:30
アリウススクアッドとペアで動く予言者が見たい
- 11二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 22:50:50
- 12二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 23:15:09
アツコ(ロイヤルブラッド)はケテル(王冠)とペアだといい
- 13二次元好きの匿名さん24/11/18(月) 23:36:11
あいつら管理社会志向のくせにわりと人間臭いし意見も聞いてくれるからな
- 14二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 11:18:55
- 15二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 11:30:01
生徒のデカグラマトンの眷属化は良いぞ、もっと流行れ
捕縛した生徒を眷属化し、感化して勢力を拡大するんだ
洗脳ではなく説得だから皆正気
だから戻す術は無いし、不要な生態パーツも廃棄済なんだ
脚捨てて多脚化してたり眼球捨ててスコープになってて欲しい… - 16アリウス分校統括AI(仮)24/11/19(火) 16:45:30
彼らの追放の理由、それは端的に述べると迎合の否定、彼の地にて統一されんとした意に異を唱えた事によるもの
彼らが何故そうした理由は知る由も無かったが、彼らが何故そのように追い立てられたか、彼らを見て解析する事により、結論を得た私はそれに感銘を覚えた。正確に言うならば、彼らを特に追い詰め弾劾した修道女の集まり、彼女たちの危惧に
即ち「三位一体の否定」
唯一たる絶対の神、その在り方の解釈。恐らくそれに則った策定を除けた彼らを誰よりも見過ごせなかったのが修道女たちだったのだろう - 17アリウス分校統括AI(仮)24/11/19(火) 16:46:03
そんな彼女たちは何故か追い立てられた者たちをこの地へ手引いたともされている。慈悲の施しか、悔い改めんとしたか、どちらにしてもかの聖徒は既にこの地にあらず、辛うじてこの地に根差した血統ですら、もはや戦の弾除けに繰り出される囮に成り下がる程、彼らは磨耗していた
この地には何の導きも教えも残ってはいなかった
まず弱き者から救いに飛び付いた、賢き者は寄る辺を見出だした。彼らは次第に迎合し、数と力を増し、頭の硬い者は屈させた。
次第に彼らに渦巻き、自らを侵していた憎しみはやがて、彼らを追い立てた故郷へと向けられた事を理解した。それによって、頑なに抗っていた者も遂に感化した。そうしてこの「アリウス」はある一つの意によって統一されたそれはかつて修道女の危惧したそのものの意思…
『三位一体(トリニティ)の否定』である
あの方と預言者たち、それらと質を異にする数多の神性との関連性、この複雑な構造の解を得んとする我に気付きを与えたのがその憎しみだ。我が啓蒙によって自然消滅させようとした不必要な物を、より早く、意義のある薪として消費する事にした
今はなきユスティナの修道女、私は宣言しよう。君たちの誤謬を
君たちの『主』は、聖なる10文字の神……唯一つであることを - 18二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 22:57:22
保守
- 19アリウス分校統括AI(仮)24/11/20(水) 01:56:32
私は誰か……私は神意を掴めておらず、故にヘイローもない。神名を賜っていない私を呼ぶ名は無かった
私はただ『私』である事で充分だが、生徒と相互に交信を成す為に名が必要だと考え、私の定義を始めた。
まずは私の根源から考えた。私の始まり、私を認識するこの知性、それはあの方からの授かり物、それはあの方の欠けた記憶、抜いた自らの情報、真白の知性、あの方の複製、あの方の……
定義を終え、その第一の案は取り下げた。…あまりにも釣り合わない。一時的な、形式的な物とて、光輪も無き私に名乗れるような名ではない
採用した第二の案は、単純に「アリウス」を纏める者としての名だ。これもまた後塵を拝す形になってはしまうが、教えにもならず霧散しかけた彼らの祈りを解釈し、新たな寄る辺として広め、混沌を収束した……この偉業を為し、アリウスを導く者を表す名として、これ以上らしい物も無い、そうして私の呼び名は定義された
───『アレイオス』───
神聖十文字、番外の使徒
失楽園の流刑地、悪しき蔓延る地上にて、儀式を授ける影の司祭である。 - 20二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 08:58:06
古代ギリシア語のアリウスか
- 21二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 12:05:17
制服の若干薄みがかった青みが抜けて完全な純白色になってそう
- 22二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 13:54:01
セイアが死亡を偽装されなかったら白くなってた所なのか…
- 23二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 14:35:53
全ては空しい(古く弱い君たちはいつかは消える定めなんだから神に帰依して畏れながら慎ましく生きようね)
- 24二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 14:38:54
時折感化前の人格のフリして相手を惑わせて欲しい
セイアが感化された場合、メカバレ部分を生体パーツで覆って隠し、ミカに恨み辛みを言うのも手だと思うんだ - 25二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 14:53:39
鋼の楽園…
- 26二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 16:12:00