(SS注意)遊び人

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:14:30

    「あれ? お兄ちゃん、こんなの持ってたっけ?」

     トレーナー寮の、とある一室。
     ソファーで寛いでいた彼女は、こてんと首を傾げる。。
     外に跳ねた芦毛のセミショート、カチューシャも兼ねた黒い耳カバー、左耳には赤いリボン。
     カレンチャンは、珍しいものを見るような表情で、『それ』に手を伸ばした。
     『それ』自体は希少なもの、というわけではない。
     とあるゲーム会社が販売している、大人気の携帯ゲーム機。
     一般にたくさん流通していて、トレセン学園の生徒でも所持している子はたくさんいる。
     彼女自身も、コラボ企画などで実際に遊んだことがあった。

     ただ────このゲーム機を、彼女のトレーナーの部屋で見かけるのは、初めてだった。

    「ちょっと前にお掃除した時は、なかったよね?」

     カレンチャンは自分の記憶を辿りながら、ゲーム機をくるくると見回す。
     お家デート、と称して自身のトレーナーの家に遊びに行くことは、過去に何度かあった。
     ただその時でもお茶会をしたりホラー映画鑑賞をしたりで、ゲームを一緒に遊んだことはない。
     
    「真新しいし買ったばかりなのかな、充電中ということは、つい最近も使ってる…………」

     ぽそりぽそりと、カレンチャンは分析を呟く。
     新しい趣味に目覚めるということは、良くあること。
     ただ、その切っ掛けは何なのかが、彼女は妙に気になっていた。
     ────それは、ウマ娘の、あるいは乙女の直感というやつなのかもしれない。
     彼女には、どこか女性の影がちらついているように見えていたのである。

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:14:45

    「おっと、これはちょっーと、カワイくないかな☆」

     カレンチャンは何時もか寄っていた眉間の皺を伸ばしながら、愛らしい笑顔を作る。
     その瞳は、全くもって笑ってはいなかったけれど。
     ふと、彼女はぴょこぴょこと耳を動かして、周囲の様子を探る。
     お茶を淹れてくれている彼女のトレーナーが戻って来る気配は、未だない。
     これ以上の情報を得る手段があるとすれば、それはこのゲーム機の中にしかないだろう。

    「ちょっとだけ、だから」

     カレンチャンは小さな声でそう言いながら、ゲーム機の電源を入れる。
     いわゆるスリープモードだったのだろう、次の瞬間、すぐにゲーム画面が表示された。

     ────そこに映っていたのは、美麗なグラフィックと音楽で構成された、西洋風の街並み。

     画面の中央には、四人のキャラクター。
     ツンツンとした黒髪の少年、角つきのヘルメットをかぶった男性、青い貫頭衣を身に纏った女性。
     そして、もう一人を見て、カレンチャンは良く知るとある人物を想起する。

    「…………アヤベさん?」

     頭には大きなうさ耳、ハイレグのレオタードのような服に、網タイツに丸い尻尾。
     いわゆるバニーガールの姿をしたそのキャラは、同室のアドマイヤベガに、どこか似ていた。

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:15:02

    「────お待たせカレン…………って、それは」
    「おっ、お兄ちゃん!? あっ、こっ、これは……!?」

     聞こえて来た声に、カレンチャンは我へと返った。
     ゲームの方に集中しすぎて、周囲の声が耳に入っていなかったのである。
     顔を上げれば、マグカップを二つもった彼女のトレーナーが、きょとんとした表情で見つめていた。
     不意打ちを食らった形になるカレンチャンは、わたわたとしながら視線を彷徨わせて。

    「…………ごめんなさい、気になっちゃって、つい」

     やがて、正直に謝罪の言葉を告げて、しゅんとした様子で頭を下げた。
     トレーナーは優しげに微笑みながら、カレンチャンの隣に腰かけて、マグカップをテーブルに置く。

    「大丈夫だよ、ちょっとびっくりしちゃっただけだから、俺も置きっぱなしだったしね」
    「……お兄ちゃんも、ゲームとかするんだね?」
    「いや、殆どやらないんだけど、このゲームだけは小さい頃に遊んだことがあってね」
    「…………?」
    「あー、えっと、これは昔のゲームのリメイクなんだよ、俺が遊んでいた頃でもすでに古かったけどさ」

     少し懐かしむような表情で、トレーナーは昔話を語り始める。
     それは、カレンチャンと運命的な出会いをするよりも前の話。
     親戚の家にあったレトロゲーム機を譲り受けて、一本のRPGをやり込んでいた時期があった。
     他のゲームにはそれほどのめり込まなかったこともあり、彼にとってそのRPGは強く印象に残っていたのである。

  • 4二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:15:17

    「で、そのゲームがフルリメイクで発売されるって聞いてさ、ゲーム機ごと買っちゃったんだよね」

     そう言って、ちょっとだけ恥ずかしそうに笑うトレーナー。
     その表情は、カレンチャンの思い出よりもずっと幼い、少年のように見えた。
     彼女は微笑ましい気持ちになりながら、心の中でほっと安堵のため息をつく。
     
     ────他の女の人の影響とかじゃなくて、本当に良かった。

     直感なんて当てにならないな、と思いながら、カレンチャンはトレーナーに身体を寄せる。
     彼はそのことに気づかないまま、ゲーム画面をみながら話を続けた。

    「たづなさんもこのゲームをやったことがあるらしくてさ、それで話が盛り上がっちゃって」
    「……たづなさんも?」
    「まあ、合わせてくれただけかもしれないけどね、『今は盗賊なんて職業があるんですか』とか言ってたし」
    「…………むう」

     盗賊なんて俺がやってた時からあったのに、と楽しげに話しているトレーナー。
     カレンチャンはその笑顔のまま、たづなさんと話している彼を想像して、不満気に頬を膨らませた。
     やっぱり、直感は正しかったかもしれない。
     心の中にもやもやしたものを感じながら、彼女はそれを誤魔化すように悪戯っぽい笑みを浮かべた。

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:15:33

    「そういえばお兄ちゃん、このアヤベさんに似てるキャラなんだけど」
    「えっ? ああ、遊び人か、言われてみれば……いや、大分、アドマイヤベガだな、コレ」
    「遊び人っていうんだ、ふぅん、お兄ちゃんはさ────こういうの、好きなの?」

     刹那、部屋がゲームのBGMを残して、静寂に包まれる。
     二人の視線は、ゲーム画面に映るアドマイヤベガに似たキャラの後ろ姿に、集中していた。
     大きく晒された白いな肌、網タイツによって強調された太腿、ハリのある丸みを帯びた尻。
     やがてトレーナーは、ふいっと視線を逸らして、小さな言葉を漏らした。

    「…………………………チガウヨ?」
    「へえ」
    「いや、確かに見た目はアレだけど覚える特技も有用だし、何より育てると転職で……!」
    「あっ、性格が『セクシーギャル』だって、そっかそっか、遊び人でバニーでセクシーギャルのアヤベさんかあ」
    「違うし! その性格が強いから使ってるだけだし! ちょっとカレン、スマホで何をしようとしている……!?」

     わざとらしくスマホを取り出したカレンを見て、トレーナーは顔を赤めながら慌てふためく。
     そんな彼を横目で楽しげに眺めつつ────彼女は、このゲームについて調べ始めていた。

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:15:49

     ────カレンチャンは、妥協しない。

     レースであっても、SNSであっても、動画であっても、それが例えゲームであろうとも。
     何より、元ネタに触れることなく計画を進めることを、彼女は良しとしないのである。
     トレーナーの部屋での一件の後、彼女は知り合いにゲーム機を借り、件のゲームをプレイしていた。
     後から知ったことではあるが、あのゲームは彼女も聞いたことがある有名RPGのナンバリングタイトル。
     そのせいか、初心者への導線が充実していて、あまりゲームをしない彼女にも取っつきやすい内容となっていた。
     そしてそれ故に、妥協せず拘る彼女は、空いている時間を使ってのめり込むこととなる。

    「…………カレンさん、少し、ゲームに熱中しすぎじゃないかしら?」

     同室のアドマイヤベガが、思わず、苦言を呈してしまう程度には。
     ふわもこで暖かそうなルームウェアを身に纏った彼女は、ベッドの上でゲームをするカレンチャンに近づく。
     クールに振舞ってはいるものの、根本的に彼女はお人好しでお節介焼きである。
     ましてや年下であるカレンチャンの無理を、放ってはおけなかった。

    「アヤベさん」

     呼びかけとともに、カレンチャンは視線をアドマイヤベガへと向ける。
     その目はうつらうつらと微睡んでいて、眠たげな様子であった。
     睡眠時間を削ってまでゲームの時間を捻出しているのだ、そうもなろう。
     やがて彼女は、心配するアドマイヤベガの姿を瞳に映しながら、困ったように眉を曲げた。

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:16:03

    「……もう、アヤベさんったら、ダメじゃないですか、そんな格好をしていたら」
    「えっ?」
    「これから魔物つかいに転職してビーストモードを取得して今度は遊び人になってもらって魔力かくせいを覚えるまでレベル上げしなきゃいけないんですから他の職業に寄り道している時間なんてないんですよ? ほらほら~早くダーマ神殿にいって転職しないとーあっTMオペラオーさんとナリタトップローさんももうちょっとであれを覚えるから────」
    「一体、何を……? って待ちなさいっ! 何で脱がそうとしてるの!? ひゃっ、ちょっ、こっ、こら、カレンさんっ!!」

     その後、カレンチャンはがっつりとお叱りを受けることとなる。
     なにはともあれ、これにて、彼女の『準備』は完全に整ったのであった。

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:16:21

     ────今日はね、お兄ちゃんに見せたいお洋服があるんだぁ~♪

     そう言われて、再びトレーナー寮に訪れたカレンチャンが洗面所に籠もって数分。
     トレーナーは無言のまま、ソファーに腰かけて時を過ごしていた。
     彼女がおめかしを披露したい、というのは珍しいことではなかった。
     著名なインスタグラマーであり、カワイイの求道者である彼女はもちろんファッションにも造詣が深い。
     故に、新しい服などを見せて来ることは過去にも何度かあった。

    「でも、なんで、わざわざ俺の部屋に着替えてるんだろう?」

     以前の場合は、待ち合わせ場所に着て来たり、LANEで画像を送って来ていた。
     しかし、今回に関しては、嵩張りそうな荷物を持って来てまで、彼の部屋で着替えをしていたのである。
     つまるところは、外では見せられない服、ということではないだろうか。

    「……いやいやいや、何を考えてるんだ」

     一瞬、湧いて来てしまった邪な妄想を、トレーナーは首を振って振り払う。
     変なことを考えてしまうのは、何もすることがないから。
     そう考えた彼は、時間つぶしも兼ねて、おもむろに充電中のゲーム機へと手を伸ばした。
     ────その刹那、目元がふわりと柔らかな温もりに覆われる。

    「えへへ、だーれだ?」

     直後、耳元へと吐息とともに囁かれる小さな言葉。
     トレーナーは背筋をぞくりと走らせるものの、聞き慣れた声にほっと息をつく。
     そして、彼女の手をそっと外しながら、首を後ろへと回した。

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:16:34

    「そりゃあカレン以外にはいない……で…………しょ………………」

     振り向いた瞬間、トレーナーの心臓は固まった。
     そこに立っていたのは、普段から到底考えられない服を身に纏った、自身の担当ウマ娘だったから。
     彼の眼前に見せつけられるは、彼女の童顔に見合わぬ豊かな柔らかそうな谷間。
     その服は肩や胸元、背中などを大きく出して、その白い肌を惜しみなく晒していた。
     均整の取れた無駄のないボディラインは、彫刻のような美しさとともに艶めかしさも感じさせる。
     閃光の走りを支える引き締まった脚は、網タイツに覆われてどこか官能的な雰囲気を併せ持っていた。

    「────ばぁ、遊び人カレンだぞー☆」

     カレンチャンは、あのゲームのキャラのような、バニースーツを身に纏っていた。

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:16:51

    「なっ……あっ……へっ……!?」

     あまりに衝撃的な光景に、トレーナーはまともに言葉を発することが出来ない。
     それを尻目にカレンチャンは、わざわざ彼の目の前を通り過ぎて、隣へと腰を落とす。
     尻尾をゆらゆらと妖しく揺らめかせながら、ぎゅうっと、彼の腕へとその身を絡ませる。

    「どお? カワイイでしょ? カレン、お兄ちゃん好みのセクシーギャルになれたかな?」

     そしてカレンチャンは、上目遣いでそう問いかける。
     揶揄っているかのような、小悪魔的な微笑みを、その口元に浮かべながら。
     ふわりと漂う甘ったるい匂いに、色気を感じさせる芳しい香り。
     腕から伝わってくるふわふわとした柔らかさも相まって、トレーナーは頬を熱くさせてしまう。
     ────その様子を見て、彼女は更に愉しげに、口角を吊り上げた。

    「ほらっ、お兄ちゃん、感想は?」
    「…………ん、まあ、その、凄いカワイくて、似合ってると思い、ます」
    「おやおや~、ちょっと元気がないみたい、ねね、カレンがハッスルするダンス見せてあげよっか♪」
    「すごい! 似合ってて! カワイイです!」
    「……ふふっ、それなら応援はいらないみたいだね」
    「あっ、ああ、だから、その、な?」

     トレーナーはカレンチャンから目を逸らし、顔を誰もいない前へと向ける。
     それを見た彼女は、その視線の先に回り込むように────彼の膝の上へと跨った。
     逃さないように太腿を太腿で挟み込んで、瞳に不気味な光を湛えながら、正面から向き合う。

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:17:07

    「だーめ☆」
    「んな……っ!?」
    「カレン、お兄ちゃんのためにたくさん準備したんだもん、たくさん見てもらわないと、それに」
    「……そっ、それに?」
    「そんな曖昧な物言いじゃ、何して良いかわからないよ? ちゃんと『命令させろ』しなきゃ」

     カレンチャンは挑むような表情で、トレーナーに告げる。
     その両耳はぴょこぴょこと動き回り、誘っているようにも見えた。
     彼はしばらく言葉を詰まらせてから、大きく息を吐いて、意を決したように言う。

    「……カレン、とりあえず膝の上から降りて、離れてくれ」

     忙しなく動いていたカレンチャンの耳が、ぴんと立ち上がる。
     そして、息がかかりそうなほどに近づいていた顔を、トレーナーからゆっくりと離した。
     彼はそれを見て、ほっと安堵のため息をつく。
     その瞬間────彼女は、にんまりと小悪魔めいた笑みを浮かべた。

    「やーだ♪」

     間髪入れず、カレンチャンは倒れ込むように、トレーナーの胸元へと顔を埋めた。
     汗混じりの匂いとがっちりとした身体つきを堪能しながら、すりすりと顔を擦りつける。
     目を大きく見開き、固まっている彼に対して、彼女はくぐもった声で言葉を紡いだ。

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:17:22

    「だってカレン、遊び人だもーん、命令なんて無視して遊んじゃうもんねー?」

     遊ぶというよりは、弄ぶ。
     身体を押し付けながら、軽く手を背中に這わせたり、息を吹きかけたり。
     カレンチャンは驚愕の表情を浮かべるトレーナーに対して、好き放題していた。
     しかし、しばらくしてから、彼から反応が返ってこないことに気づく。
     ただの屍のようだ、ということではないだろう。
     
     ────ちょーっと、やり過ぎちゃったかな?

     少し心惜しいけれど、十分に楽しんだから、そろそろ勘弁してあげよう。
     カレンチャンは悪戯っぽい笑みを浮かべたまま、彼の肩に手を置いて、身体を離そうとした。
     しかし、それは出来なかった。
     全身を、太い両腕で、がっちりと締め付けられてしまったから。

    「……えっ?」

     ぽかんと素の表情を晒して、カレンチャンは間の抜けた声を漏らす。
     そしてようやく、彼女はトレーナーからぎゅっと抱き締められていることに、気づいた。
     がっしりとした感触と、安心するような温もり、本能を刺激するような匂いに全身が包まれる。
     ウマ娘のそれには及ばないが、とても力強い、情熱的な抱擁。
     今度は、カレンチャンは慌てふためく番だった。

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:17:51

    「ちょっ、おっ、お兄ちゃん!? 『ガンガン行こうぜ』はまだ早い、というか……!?」

     カレンチャンの体温が急激に上昇する。
     どくんどくんと心臓が大きく動き出し、呼吸が荒々しく乱れ始めた。
     瞳は熱っぽく潤み始めて、頭へと幸福感が流し込まれて、何も考えられなくなっていく。
     困惑はしているけど、彼女は離れて欲しいとは、離れたいとは、欠片も思わなかった。
     気が付けば、両腕をひっそりと、トレーナーの背中へと伸ばそうとして────。

    「……ごめん、こうしないと、目のやり場に困っちゃって」
    「は?」

     そして次の瞬間、液体窒素でも流し込まれたかのように、頭が冷えた。
     どうやら『ガンガン行こうぜ』ではなく、藁でも掴む想いの『色々やろうぜ』だったようである。
     カレンチャンは胸の高まりを吐き出すように大きくため息をつくと、ぽんぽんと背中を軽く叩いた。

    「…………わかったよお兄ちゃん、カレン着替えるから、もう離しても大丈夫だよ」
    「あっ、ああ、せっかく着てくれたのに、本当にごめん」

     申し訳なさそうな表情で、そっと腕を解いてくれるトレーナー。

     ────あんなにやりたい放題しちゃったのに、怒りもせず謝っちゃうなんて。

     カレンチャンは呆れの混ざった苦笑いを浮かべつつ、彼の膝の上から離れる。
     ちらりと視線を自らの身体に向ければ、抱き締められた影響からか、かなり服が乱れていた。
     色々と、見えてしまいそうなほどには。
     『いのちを大事に』────そう自分に言い聞かせて、彼女は乱れた服装を直す。
     そして、微かに頬を赤らめながら、口を開いた。

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:18:08

    「その代わりさ、もう一着、見て欲しいお洋服があるんだ」
    「……危ない水着とかじゃないだろうな?」
    「……見たい?」
    「…………ケッコウデス」
    「あはっ、大丈夫だよ、今度のはそんなに露出してないし、とっても清楚でカワイイ服なんだよ?」
    「ああ、そういうのだったら、いくらでも」
    「────回復とかが得意そうな」
    「……うん?」

     カレンチャンは近くに置いてあった紙袋へと手を伸ばし、中から別の服のセットを取り出す。
     縦に長い大きな青い帽子、皮の手袋にブーツ、そして大きな青い貫頭衣。
     そして、オレンジ色の全身タイツのようなものを自身の前に合わせて、彼女はにやりと笑う。

    「多分お兄ちゃんは、こっちの方が好みなんだよね☆」

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:18:25

    お わ り
    ゲームで遊ぶな

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:18:55

    死「最高」)ゲームは遊ぶものだろぉ!?)

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:19:59

    賢者(ダブルミーニング)

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:20:31

    ゲームは遊んでこそだろ!!

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:39:00

    (トレーナーで)遊ぶもの

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 14:52:06
  • 21二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 15:16:59

    しれっとFC版止まりのたづなさんェ……

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 15:28:49

    >>21

    1988年発売…

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 15:41:09

    最高です

  • 24二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 16:49:05

    諦めてファイトいっぱつを買っておこうお兄ちゃん

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 16:55:57

    FC世代のたづなさんはえっちすぎてちょっとレギュレーション違反では?

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