（クロス）現役時代ライツトレが

1二次元好きの匿名さん24/11/19(火) 22:09:12

シュガーライツの足が治らないことに絶望していた時に風都の裏組織に目を付けられ、
「このメモリであなたが我々に従い、適合率を示せれば不可能な治療すら叶える」と打診され闇の世界に足を踏み入れる。
1週間行方がしれないトレーナーを探すべく〝訳あり専門〟の探偵鳴海探偵事務所のドアを叩くシュガーライツ。
探偵は直ぐに今都で置きている走り屋が次々と壊滅される事件にトレーナーが関与してると見抜き、シュガーライツはかつてトレーナーと行楽した思い出の運動公園があると探偵に打診し一同は急ぐ。居た。あの日と変わらずに彼は夕日を背に、ウマ娘用のレーストラックをとぼとぼと歩いている
「トレーナー…会いたかった…帰ろう」
シュガーライツはそう彼の手を引く…動かない…行く気がない。などという生ぬるいものではない。彼の手はウマ娘の力をもってしても引けぬほど強力な筋力を有していた。
一瞬、シュガーライツはトレーナーがとても恐ろしい怪物に見えた。
バンッ
その瞬間トレーナーはシュガーライツの車椅子を強く押し出し、自分から遠ざけた。
「ゴメンライツ…全ては君への贖罪のためなんだ」
そう言い放つ彼は首元にガイアメモリを挿し、怪物へと進化する…
火花が散り、地面がえぐれる激しい戦いに日はすでに暮れ、誰も申請のない運動場は暗黒に包まれた。
ただトレーナーの体を除いて
「ライツ…君を愛してた」

燃え盛る彼の体は度重なるメモリの使用でハイドープ化しており、もはやメモリを壊した所で助かりはしなかった
「トレーナー！」
伸ばした手は届かず、彼はそのまま灰に帰る。

探偵たちはしばらく私を心配してくれた、ある時探偵は私にトレーナーの残した遺品の中に自分の体を使って取った『人工筋肉構造』のデータを残していたと教えてくれた。
もう泣いていられない。トレーナーのためにも、私はまた走り出す。

と決意してST-2を作ろうとする博士概念