【エ駄死】ナギサ「おはようございます、先生」

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 05:42:25

    "……"

    早朝のシャーレ。

    当番のナギサが先生の元を訪れると、先生はソファで横になっていた。

    (もう、またそのようなところでご就寝だなんて)

    寝息を立てている先生を眺め、ナギサはため息を付く。

    呆れ半分、安心半分といったところか。

    疲労困憊の様子で出迎えられる想定をしていたため、先生が休んでいることはナギサにとって好ましかった。

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 05:51:04

    "……"

    ナギサが先生の頬を軽くつねるも、先生が起きる様子はない。

    (ふふ、よく寝ていますね……それに)

    ズボンが膨らんでいる。

    (健康体で何より)

    すぐさまジッパーを開くナギサ。

    未だ眠りにつく主に反比例して、そのビナーはいきり立っていた。

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 06:02:28

    "……ん、あ"

    ナギサが軽くその頭を刺激してやると、先生はすぐ精を出す。

    (相当貯めておられたようですね)

    顔や髪に白濁が纏わりつくも、ナギサは驚きも嫌がりもしない。

    慣れているからだ。

    ある日彼女は、折角当番になれたということで勇み足になり、早朝のシャーレを訪れた。

    その時からこうしている。

    はしたないと思いつつも興味本位から手を出してしまい、いざ出されると驚きの声を上げるナギサ。

    けれど先生は目覚めない。

    それでナギサは、これ幸いとばかりに先生のモノを扱くのを習慣としていた。

  • 4二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 06:05:41

    これが淑女()か…

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 06:09:51

    "う、んぅ……❤"

    ナギサが雁首を弄る。

    カリカリと音を立てながら、容赦なく。すると先生はまた精を出す。

    「先生、もう少し我慢強くならなくては弄りがいがありませんよ❤」

    "うっ……❤"

    手指で弄る度、剛直が脈動するのを面白がるナギサ。

    普段は努めて落ち着き払った様子でいる彼女が、今は手にしたオモチャではしゃいでいる。

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 06:18:10

    "……お、ふ❤"

    三度、精を出す先生。

    ナギサはそれを掌で受け止め飲み干した。

    (ん……何度味わっても、やはり苦いものは苦いですね)

    そう思いつつも、ナギサは恍惚とした表情だ。

    肚の下に注がれるべきそれを味わう。

    複数の生徒が望むものを無駄遣いする。

    彼女にとって、それは普段味わうことのない「贅沢」という感覚だった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 06:25:32

    "……おはよう、ナギサ"

    「おや、もう起きてしまわれましたか」

    ついに先生が目を覚ます。

    "遠慮なく扱かれたら目覚めもするよ"

    「私が来ると分かっていて、寝ずに出迎えるつもりのない先生がいけないのです」

    "はは、ごめんごめん"

    開き直るナギサに呆れつつも、にわかに頬を膨らませた様子の彼女の様子を可愛らしいと先生は思う。

    立場に似つかわしくない、淑女らしからぬ姿。

    取り繕うことの多い彼女がそういう様子であることを、彼は好ましいものと受け止めている。

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 06:30:52

    「それでは先生」

    "うん"

    不意にナギサがスカートを捲り上げた。

    あるべきものはない。

    顕になるのは、これから行われることに期待して濡れそぼったであろう下の口。

    "ふふ、いやしんぼだね"

    「当番が決まってから、ずっとこうでしたから」

    先生のビナーは未だ屹立したまま。

    ナギサのみとよりもはるかに大きなそれが、しかしすっぽりと差し入れられるのであった───。

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 07:41:18

    あげ

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 08:03:59

    こう互いにもう慣れた感じになってるの良いね
    良きエッチさ

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:58:57

    彼女には、澄まし顔が似合うであろう。

    けれども取り繕わず、色に惚けてしまう姿もそれはそれで様になるに違いない。

    "すんなり入ったね"

    「ふふっ……準備は入念にしておりました、から」

    "それじゃあ、早速動くよ"

    「はいっ……❤」

    2人が事に及ぶ時の体位は、大抵向かい合う形になる。

    ナギサは先生の顔が見えないのを嫌がった。

    相手が見えていなければ、まるで知らない誰かに襲われているかのように感じてしまうらしい。

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 20:26:37

    最初のうちは正常位ですることが多かったが、行為に慣れてからは専ら対面座位での回数が増えている。

    対面座位では抱き合う体勢になりやすいためだ。

    "最初の頃に比べると、随分動きが良くなったね"

    「です、ねっ……❤座っている時間が長いと、どうしても、下半身の筋肉が固まってしまいます、からっ❤」

    "それにしても見違えたよ"

    「確かミレニアムの、乙花スミレさんでしたか。彼女が監修したトレーニングビデオを、参考にいたしまし、てっ❤」

    "ふふ、頑張ったんだね"

    「はいっ……❤」

    よく動いてくれるナギサを褒める一方、先生はトレーニングの反動でナギサがどうにかなっていないか気になった。

    スミレはハードトレーニングを好むため、身体の負担などは二の次にするきらいがある。

    ……太腿のうっすらとした湿布跡に気付くと、先生は終わった後でそれとなく嗜めることを決めた。

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 21:19:10

    「……今、何分経ちましたでしょうか」

    ナギサにそう尋ねられると、先生は利き手で彼女を支えながら腕時計を見る。

    "30分くらいかな"

    「あぅ……❤もう、そんな時間ですかっ……❤」

    "物足りない?"

    「いいえっ……ただ、先生とこうしていられる時間は、長いとも短いとも言えません、が……❤」

    "私も似たようなものかな。慌ただしい日々の中で、ナギサとこうしている時間はただただ穏やかでさ、ホッとするんだよ"

    「嬉しいことを、仰ってくださいますねっ……❤」

    昂ぶる2人が唇を重ねる。

    それまでの緩急ある動作が速やかに、けれど深く互いを感じ合うためのものへと変わる。

    言葉は無くした。

    2人は互いがどうしたいかもどうすべきかも分かっているから、その通りに動くだけだった。

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 21:20:54

    エッチだな…それはそれとして失礼だがビナーで笑った

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 22:00:31

    「……精巧な品を用立ててもらいましたが、ある意味では……それが私のミスでした」

    "はは、そう言わないの"

    先生が身に付けている時計は、ナギサがツテを頼って外の世界から取り寄せた高級品。

    パテック・フィリップのグランド・コンプリケーション。

    芸術品としての性格を持ちつつも、手動調整の必要性を無くす永久カレンダーを採用した高級モデル。

    ゆえに時計としての機能は十二分で、秒針は極めて正確に時を刻む。

    「ふふ、いっそ粗悪なものであれば、私の心を汲んで止まってくれたでしょうに」

    "はは、ひどいなあ。ナギサはそんなものを私にあげちゃうの?"

    「まさか。ただ、少しくらい待ってくれればいいのにと思いまして……時計に求めるべきではありませんね」

    その言葉を肯定するように、秒針は尚も時を刻む。

    「……先生」

    "少しくらい予定を過ぎてもいいんじゃない?"

    間もなく業務の開始時間。

    けれど2人はそれに構うことなく、再びまぐわい始める───。

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 06:08:20

    「……ん」

    ナギサが目を覚ます。

    「先生?」

    辺りを見回すも、部屋のどこにも先生はいない。

    【すっかり寝入っていたから起こしちゃ悪いと思ってさ。ごめん、なるべく早く戻るよ】

    どうやら置いていかれてしまったようだ。

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 06:29:00

    (……折角の当番でしたのに)

    無駄にしたのは自分なのにと自嘲するナギサ。

    ソファから上体を起こし、身の回りを確認するともう後始末はしてもらっていたようだった。

    (行き先は……ああ、ゲヘナでしたね。どの道私が足を運べる場所ではありませんでした)

    当番として常々先生の供をしたいと考えていたナギサだったが、流石にどこでもという訳にはいかない。

    ゲヘナとなれば尚更だ。

    (それでも何かしらの手立てがあれば、先生について行きたかったのですけれど……)

    今の自分はシャーレの当番なのだ。

    トリニティの生徒会長でもティーパーティーの一角でもない、ただの一生徒なのにという気持ちがナギサにはあった。

    (……先生、お一人は寂しくありませんか?私は……ええ、とても寂しいです)

    やがて喪失感に襲われる。

    (だから、先生が身綺麗にしてくださったというのに、私は……)

    そしてナギサは、それを埋めるために自らを慰める。

    部屋の時計は丁度10時を示していた。

    残されていた付箋にはなるべく早く戻るからと書かれていたが、早くなくてもいいとモモトークで伝えようとは……敢えてしなかった。

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:51:22

    ほす

スレッドは11/22 04:51頃に落ちます

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