竜とそばかすの姫はクソデカ感情百合バトルアニメになるはずだった

1二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:02:35

個人的に物語のかなり早い段階で、竜の正体はこいつにちがいないと勝手に確信していたキャラクターが、すずの回想に登場する、彼女の母親が自らの命と引き換えに救った女の子だ。ワイは十中八九、この少女が竜の正体だと考えていたな。
この子こそがすずの人生を根底からひっくり返し、その運命を決定づけた張本人だからなんで…本編では描写されないが、すずがこの少女を強く憎んでいたとしてもおかしくないからねえ。
さらに「50億人の中から、たった一人を探し出せ」という本作のキャッチコピーから50億人のなかから探すに値する運命の人物、因縁の相手は、あの少女以外にありえない、と確信してた…

　だから、竜の正体が本当に主人公とまったく関係ない赤の他人、遠く離れた東京に住む虐待被害者の少年だと判明したときは、正直拍子抜けも甚だしかったぜ。もちろん、すでに述べたとおり、すずは見ず知らずの他人を救うことで初めて母親の死を受け入れ、自らも〈母＝ヒーロー〉になるわけだから、この後の突っ込みどころの嵐は置いといて、物語構造自体は文句なく正しい。けれども、ワイが勝手に思い描いていたのは、これとはまったく異なる物語だったんで…（以下の通り）

2二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:04:55

後はメモに書いたやつのからのコピペだけど

少女は小さい頃、増水した川の中洲に取り残され、見知らぬ勇敢な女性に助けられた。お礼を言うひまもなかった。女性は幼い少女に自分のライフジャケットを着せると、そのまま流されて見えなくなった。成長してからずっと、少女はそのことで思い悩んでいた。自分が他人の人生を永久に奪ってしまったこと、そしておそらく、その人の家族の運命さえもねじ曲げてしまったこと。少女は自分を責め続けていた。自分には生きる価値がないと思い込んでいた。ままならない現実に絶望し、やがて精神に変調をきたし、醜い竜の姿で自傷行為のように仮想空間で暴れまわるようになった。

3二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:05:27

そんなとき、彗星のごとく現れたひとりの歌姫と出会う。明るく澄んだ彼女の歌声には、しかしどこか深い悲しみと寂しさがにじんでおり、少女はすぐに彼女のファンになる。まるで自分の苦しみを代わりに歌ってくれているような、そんな気がした。2人はしだいに絆を深め、追手をかいくぐりながら束の間の逢瀬を重ねる。ところが、ひょんなことから歌姫の正体が露見し、彼女が自分を救ってくれた＝自分が死なせてしまった女性の娘であること、そしてそのせいでずっと苦しんでいたことを知る。少女は絶望し、歌姫＝すずの前から姿を消す。もはや現実にも、仮想空間にも居場所がないと悟った少女は、ただ愛する彼女に罰してもらうこと、殺し／赦してもらうことだけを望むようになる。

4二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:06:17

がて再び現れた竜は、仮想空間のすべてを敵に回し、すずの友人や家族、その他大勢のアカウントを人質にとる。すずは彼らを救うことで〈母＝ヒーロー〉として覚醒し、さまざまな人々の協力のもと、謎のスーパー歌パワーで邪悪な竜を追い詰める。激突する2人。すずは裏切られた怒りと悲しみに震え、戦いのさなかに理由を問いただそうとするも、竜は何も答えようとしない。仮想空間が崩壊しかねないほどの激しい戦闘の末、50億アカウントによるスーパー歌の元気玉（「サマーウォーズ」のラストみたいな感じ）が炸裂し、ついに竜は打ち倒される。
　いまにも息絶えようとする竜の剥がれたウロコの隙間から、同世代くらいの少女の素顔がのぞいている。思わず駆け寄ったすずは、彼女の口からようやく真意を告げられる。

5二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:07:42

「わたし、すずの歌が、すずのことが大好き」
「でもわたしは、すずからお母さんをとっちゃった、悪者だから」
「だから一緒にいられないし、赦してももらえない」
「だけど、いっぱい考えて、悪者にもできることがあるって、気づいた」
「すずがヒーローになるための、お手伝い」
「本物のヒーローになって、それでわたしをやっつけてほしいって、そう思ったんだ」
「わがままだよね……でもわたし、やっと…」

　泣きそうな笑顔で、淡い光のなかに溶けていく少女。呆然とするすず。ややあって、ベランダから飛び降りる音。

（暗転、スタッフロール）

　病室のカーテンが揺れている。寝台に横たわっていた少女が、ゆっくりと目を開ける。誰かが手を握っている感触。セーラー服を着た、そばかすの、よく知っている顔…。

（終劇）

6二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:09:37

くぅ～疲れましたw これにて完結です！

7二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:14:55

アキバレンジャーレベルの重妄想乙

>>15

8二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:17:04

怪文書は個人ブログに書いた方がいいと思います

9二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:28:35

本編よりは筋が通った話だと思う

10二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:37:36

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11二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 19:57:08

サマーウォーズのクライマックスは確かに勢いすごかったからな

>>19

12二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 20:06:25

細田さん確か昔アテナの演出もやってたんだっけ

>>14

13二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 22:04:41

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14二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 22:40:01

>>12

ウテナの間違い

15二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:14:18

>>7

アキバレンジャーの重妄想ってそんなやばかったりする？

>>26

16二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:16:25

なにこれ？

17二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:54:20

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18二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 07:32:56

そういやああの女の子がすずの母親に助けられたその後どうなったのかって話は無かったよな

19二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 08:12:06

>>11

あれ花札ブーム起こした様なそうでもない様な

20二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 09:20:49

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21二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 10:02:05

細田の思想的に百合展開は有り得んだろうなとは思うけど、
「母の救った子供と竜の正体が同じだったらストーリーは多少マシになってた」という点は同意

何かnote辺りからの引用かな？

>>22 >>30

22二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 10:13:00

>>21

自分が前書いたメモを貼り付けただけなんで

23二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 10:40:41

スレ主はもしかして下記リンクと同じ人？

『竜とそばかすの姫』はクソデカ感情百合バトルアニメになるはずだった - てらまっとのアニメ批評ブログ2021年7月に公開された細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』を見てきた。わたしの観測範囲ではいつもどおり賛否が割れていて、個人的にはけっこう期待していたのだが、見終わったあとの感想は「うーん……？」という感じだった。細田監督が何を描きたかったのかはよくわかる。過酷な現実に耐えられず心を閉ざしてしまった少女が、SNSでの出会いを通じて成長していくというテーマ自体にも、とくに異論はない（その「成長」の方向性にはいろいろ議論があると思うけれど）。にもかかわらず、わたしが物語にうまく入り込めなかったのは、途中から本編とは全然ちがう物語の可能性にとりつかれてしまったからだ。なお、以下では重大なネ…teramat.hatenablog.com