- 1124/11/20(水) 22:43:39
すまぬ、考え耽っていた。私は新人トレーナー。実は少し難儀しているのだ。あそこでトレーニングをしているウマ娘にスカウトをしたいのだが、どうスカウトすればいいのかどうにも考えが浮かばず、ここで悩んでいたのだ。ここで地団駄を踏んでいても他のトレーナーにスカウトされるだけだろうし…どうしたものか悩ましい…うーむ…うーむ…
スカウトしたいウマ娘dice1d121=71 (71)
元ネタはこの方。
URLの貼り方これで合ってますか…?
カタリナのジークバルトFromSoftwareによるアクションRPG『DARK SOULS 3』のNPCdic.pixiv.net - 2124/11/20(水) 22:52:40
うーむ…うーむ… !お、おお!貴公は、先日の… 貴公のおかげで、私にも天啓が舞い降りてな。見事彼女のスカウトを成功したというわけだ! ガハハハ!
けれどまぁ、不思議なこともあるものだな。シリウスシンボリのスカウトを行ったはずが、彼女に子犬と呼ばれ首輪をつけられている。一体何がおこったものか…
それに、貴公にも見えているだろう? シリウスシンボリを囲んでいるウマ娘たちの姿が。私も、彼女の担当。決して臆病ではないのだが、どうしたものかと思案していてな。貴公も軽々しくあの場所に行くんじゃあないぞ。
話せば分かるだろうか……無理だなあ。シリウスシンボリのいる場所まで遠すぎだ…どうしたものか…うーむ…うーむ… - 3二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 22:56:48
おーいシリウスー!!(教会の屋根から飛び降りる)
- 4124/11/20(水) 23:01:24
貴公!ファンミーティングが終了するまでなぜ待てなかったのだ!だが、こうなっては仕方ない。新人トレーナー、助太刀するぞ!うおおおおおおお!シリウスシンボリー!!トレーニングについての相談があるんだ!!
ハァ…ハァ…貴公、見事だ。まさかあの集団にもみくちゃにされながらもシリウスシンボリがいる場所まで辿り着くとは…だが、無茶するものじゃあないぞ。貴公もトレーナー。担当するウマ娘がいるはずだ。
…だが、まずは祝杯だな。貴公の勇気と、我が剣、そして我らの担当ウマ娘に――――太陽あれ!ガハハハ!!
…さて、私は少し眠っていこう。祝杯の後は、そうと相場が決まっているのだ。――――――グゥ…グゥ… - 5二次元好きの匿名さん24/11/20(水) 23:03:00
この先ハゲのパッチがいるぞ
- 6124/11/20(水) 23:05:12
おーい!おーい!誰か!誰かいないか!私だ!新人トレーナーだよ!
なんとも情けない話だが、私としたことが、謀られてな。何者かに、トレードマークの鎧を盗まれちまったんだ!貴公、どこかで私の鎧を見なかったかね? - 7124/11/20(水) 23:10:05
鎧を投げ入れると――――
お、おお!これは、私の鎧!かたじけない!新人トレーナー、貴公に感謝を!この鎧さえあればシリウスシンボリとのお出かけに向かえる!また会おう、貴公よ!ウハハハー - 8124/11/20(水) 23:21:07
グゥ…グゥ…!お、おお! すまぬ、私としたことが、うとうとしていた。どうにも、温かい所はいかんな…
それにしても貴公、随分と活躍しているじゃないか。知り合いとして私も嬉しいよ。それに、あの時の礼もまだだった。新人トレーナー、改めて、貴公に感謝を。そして再会の祝杯といこうじゃないか。太陽あれ!ガハハハ!
……シリウスシンボリは凄いウマ娘だよ。たくさんの人に慕われて、たくさんのことを知っている。私は彼女に相応しいトレーナーになれているだろうか…彼女にはもっとふさわしいトレーナーがいるのではないだろうか…それこそ、貴公のような…いや、すまん。これでは彼女にも、貴公にも不義理というものだ。…約束とは、まったく悩ましいものだよ。
ああ、すまん。陰気になっちまったな。…さて、私は少し眠っていこう。祝杯の後は、そうと相場が決まっているからな。ガハハハッハハッ
グゥ…グゥ…
シリウスシンボリのトレーナーの悩みを聞いている中、ふとひらめいた。この経験は担当ウマ娘のトレーニングに活かせるかもしれない! - 9二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:55:05
ひょっとしてストームルーラーまでやるのか?
- 10二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 06:42:34
これ目標達成したら死別するやつじゃん
- 11124/11/21(木) 13:59:20
うーむ…うーむ… !お、おお! すまんシリウスシンボリ。考え耽っていた。ここの店で人気の菓子を買おうとしていたのだが、二つあってな。お一人様一種類まで…チョコ菓子詰め合わせか、焼き菓子詰め合わせ…どちらも素晴らしい菓子の詰め合わせゆえに悩ましい。だからこうしてショーケースの前で思案していてな。
何のために悩んでいるのか? ああ、この菓子の詰め合わせの送り手は舌が肥えている。できるだけ、良いものを贈らねばと思ってな。貴公のことだ、貴公を慕う後輩には良いものを食べさせているだろう?フリースタイル・レース場にいる彼女らに話を聞く限り、貴公は善き先輩、良きライバルといった印象を受けた。むぅっ? なぜ蹴るのだシリウスシンボリよ。
私が作ればいい?…あいにく、私が作れるのは酒とスープだけでな…菓子についてはからっきしなのだ。
「わぁ!たくさんあるねー!」
「詰め合わせだって!シェアしようよ!」
…………なるほど。
シリウスシンボリ。私が支払いを持つから、そちらの焼き菓子の詰め合わせを買ってはくれまいか。先程詰め合わせを買っていった彼女らを見て天啓が舞い降りたのだ。………そうか!買ってくれるか!新人トレーナー、貴公に感謝を。感謝の印はあとで渡そう。む?酒はダメだ。貴公はまだ未成年だろう? 酒になる前の、材料を使ったジュースを渡そう。あれと、この菓子で茶会としゃれこむとしようじゃないか。
…寝てしまうから止めろ?それもそうか。なら、トレセン学園に戻ってから祝杯としようじゃないか。ウハハハー