【ネタバレ、妄想注意】ここだけ

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:42:08

    フォーデンのエルダ古仙郷襲撃が未然に防がれた世界線
    本編開始くらいまでのIFエピソードを考えてみたので見て欲しい
    結構想像も入ってるし設定忘れてたりしてツッコミどころ多いかも

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:42:34

    理想に燃える若きユトロダイウス5世は即位後まもなくして魔法学院の開設を始めとする新政策を打ち出し、先王の時代から勢力を伸ばし続け、国政に強い影響力を持つに至った惺教に真っ向から対立する。
    第78代教主フォーデンは初め先王との関係に倣ってユトロダイウス5世の懐柔を図るが、かえって現王の反発を招き、二人の関係はいっそう険悪となっていった。
    そんななか、種族間の融和を目指すユトロダイウス5世は、フォーデンを始めとする周囲の反対を押し切ってエルダ族との婚姻を実行に移し、さらに王妃との間に生まれた嫡子を後継者と定め、第二王妃や側室を持つことも拒否した。

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:43:01

    もはや王の取り込みは不可能と見たフォーデンは、エルダ族が外戚として力を振るうことを恐れ(悪人は誰もが自分と同じ悪人だと思い込むものである)、古仙郷襲撃を決断。
    しかしこの一計は、王の理想に共感していたとあるユージフ族の密告によって情報が漏れ、未然に防がれた。
    妻を危うく殺されかけ怒りに燃えるユトロダイウス5世はこれを好機と惺教の排除を図るが、性急な改革は王に反発するものも数多く生んでおり、陰謀を証明するための調査は難航。決定打を欠いたまま沙汰なしとなった。

  • 4二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:43:42

    罪を問われることこそ免れたとはいえ、フォーデンの立場は極めて危ういものとなっていた。一方、フォーデンの罪を追及しきれなかった王は、もともと嫌っていた惺教に対してほとんど弾圧とさえ言える厳しい政策を取るようになった。
    これには二度と妻に手を出せないようにするため、フォーデンが反撃できないうちに惺教の力を削いでおきたいという意図があったのだが、すでに多くの信.者を得ていた惺教を攻撃する政策はこれまでで最大の反発を生み、公然と王を批判する貴族も少なくなかった。
    反王党派の代表として影響力を取り戻したフォーデンは、エルダ族の王子が被差別種族の支持を集めることを危惧し、刺客を送る。今回は王にその情報を漏らす協力者はすでにおらず、王子は襲撃を受けた。

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:44:17

    刺客に選ばれたのは、代々汚れ仕事を請け負う一族の末裔であるレラだった。義理の妹を人質に襲撃を承知させたフォーデンの意思のもと、暗殺計画は実行に移される。
    この計画は王子に死に至る呪いを植え付けることには成功したが、その場に居合わせた剣術指南役と、最近抜擢された近衛騎士の活躍によってぎりぎりのところで防がれた。王子へのさらなる攻撃を恐れた剣術指南役は、王子の死を偽装し、昏倒した彼を抱え姿を隠した。
    一方、首尾よく王子を暗殺できたと考えたフォーデンは、王子を守った当の近衛騎士を犯人に仕立て上げた。近衛騎士は正直に、子どものような体格の下手人を斬りつけたと主張したが、該当する人物はおらず、その内容は信憑性を欠くものであった。
    唯一、近衛騎士を抜擢したユトロダイウス5世は疑義を呈したが、多勢に無勢で形成を逆転させるには至らず、王自身の立場も危うくすることになった。

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:44:58

    陰謀を察しつつも近衛騎士はそのまま大人しく裁かれるつもりだったが、犯人ではないと信じる王の説得を受け、彼の手引もあって逃走。王子の生存を信じ、当てのない探索のたびに出向いた。
    これ以降、応急では王とフォーデンの苛烈な権力闘争が展開していく。暗殺の首謀者はフォーデンであると察していた王は子の仇を討とうとするあまり、次第に精神の均衡を失っていき、ますます孤立を深めていくのだった。

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:45:41

    王子を連れて秘密裏に王都から脱出した剣術指南役は、はじめ古仙郷に向かおうとしたが、惺教が睨みをきかせるなかでたどり着くのは難しく、一計を案じて惺教の目が届かないビルガ島へ向かった。
    種族の融和を説く王のムツタリ族からの評判はよく、エルダ族であるその子も受け入れられるかもしれないという賭けであったが、これはうまくいき、王子はビルガ島で療養生活を送ることとなった。
    剣術指南役は王子を守るための組織を作り上げていった。真っ先に王子の生存を知らされたのは、彼の実母、つまりエルダの長であった。王にも知らせるつもりであったが、王都周辺は惺教の影響力が強く、この時点では見送られた。

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:45:54

    待ってくれたまえ
    一気に言葉の洪水をワッと浴びせかけるのは

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:46:47

    いちおう本編開始くらいまでは書いてあるからのんびり読んでくれたらいいかなって…

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:47:36

    ど、どうする?休憩する?

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:55:01

    あと半分くらいだし書いちゃうね

    エルダの長は、古仙郷から二人の人物を派遣した。一人は優秀な連絡役である妖精。そしてもうひとりは、若くして古仙郷始まって以来の天才と称される医師、ルイ・カラドリウスであった。
    ビルガ島に到着した妖精は、さっそく剣術指南役と仲間を集め始めた。一方ルイはその知識を用いて王子の解呪を試みたが、彼の実力を持ってしても呪いの進行を遅らせるにとどまった。
    なんとか動ける程度に回復した王子は、島の外の世界と、かつて父から託された本の世界に夢をはせながら、同年代のムツタリの巫女やその兄と育っていった。

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:55:22

    数年の時がたった。王都では、王の劣勢が鮮明になりつつあった。惺教のさらなる影響力の拡大を背景に発言力を増したフォーデンは、教義をもとに王にエルダの長との離縁を要求し、王がこれを拒否すると、引き換えに魔法学院の廃止や惺教の国教化を要求した。
    王は抵抗したが、フォーデンによって妻との連絡を絶たれた彼は長い間孤立無援で、心労が蓄積し、とうとう条件に同意した。この一件を機に、王は厭世的となっていく。内向的で、公務の折にも書斎にこもる悪癖があり、もともとそうした傾向があった。
    王妃との連絡を試みる気力も無くした王は、なかば逃避的に王の魔法による強引な選挙の実現という構想にふけるようになった。この間にも、フォーデンはますます専横を極めていった。

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:55:51

    ☆ここから本編と同じ時期
    ビルガ島では、いよいよ王子の肉体が限界を迎えようとしていた。エルダの長は、王子の生存が露見するリスクを冒してでも解呪に賭けることとし、彼の写し身を作り出した。王都に向けて旅立つ彼に妖精とルイが同行し、巫女やその兄は王子たちを見送った。
    このとき、同行者は記憶を改変されたが、実はルイには術が効いておらず、彼は記憶を維持したままであった。
    王都に向かった一行だったが、組織によって疑われていた王子暗殺の首謀者はフォーデンであり、惺教を探ることは極めてリスクが高い賭けであった。
    一方王都では、もはや次期の王は自分であると確信したフォーデンが王を暗殺。その後継者として盛大な葬儀を執り行う準備をしていた。

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:56:25

    王都に到着した王子たちは、一兵士として王都に潜入していた剣術指南役と合流。ルイの魔法によって、一行は種族や見た目を偽ることになった。
    王子、剣術指南役、ルイの三人は、聖堂内部のフォーデンの私室に潜入することを決め、実行に移すが、潜入中に同様に王子の呪いについて探っていた近衛騎士と鉢合わせてしまい、互いに誤解のうえで戦闘となってしまう。
    剣術指南役の一撃が近衛騎士のフードを切り裂いたことで彼女の正体がわかり、なんとか和解したものの、物音を聞きつけた騎士たちが駆けつけ四人は追われる身に。
    彼らを追った騎士隊長は、実直な貴族の嫡子であり、故郷を襲うニンゲンに対抗するため軍人となった、クレマールの青年であった。

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:56:44

    結局潜入では有力な手がかりは得られなかったものの、新たな仲間は得た。そんななか、ユトロダイウス5世の葬儀が始まろうとしていた。
    葬儀には剣術指南役や王子も到着し、先王を見送ろうとしたが、ここで王の魔法が発動。王国全土を舞台にする選挙が宣言された。
    ルイはこの状況を利用して存在感を増し、フォーデンに取り入って情報を聞き出すことを進言した。他に有効な手もなく、一行は選挙への参加を決め、王子用に開発されていた新型の鎧戦車を技術者ごと取り込むと、旅立つのであった。

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:57:04

    ※以下だいたい本編と同じ。ただしユーファたちとはすでに顔なじみ(というか幼馴染くらいになるかな?)なのでビルガ島のエピソードは若干スムーズに進む。
    あまり/全く書いていないキャラの立ち位置:
    マグナス兄弟:原作どおりレラに救われ、ジュナに心酔している。実力主義を掲げ、バジリオが候補者となるが、実質的に指導しているのはもちろんフィデリオ。
    ハイザメ:古仙郷襲撃を密告したために失職してしまった。子も失ってしまい、原作よりも正義や真実に対する絶望が深く、やさぐれている。
    ジュナ:歌姫として活躍。こちらではフォーデンに取り入り休眠スパイ状態。レラががっちりガードしているので当然体の関係とかはない。
    ストロール:聖堂騎士として出世していくが、惺教のやり方にかなり疑問を持っている。しかし真面目でなかなか組織を裏切る気になれない。後の方で仲間になる。
    ニューラス:ほぼ原作通り。

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 00:59:04

    という感じ
    満足した
    もう思い残すことはない

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 01:09:47

    お、おう

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 01:16:40

    1番最初に問題になりそうなのは競技会でフォーデンにアピールする手段かな

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 01:19:37

    勝手に満足してて草
    何がお前をそうさせるんだよ

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 08:36:12

    >>20

    作品への愛だろ(白目)

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 10:18:08

    ルイが医者なのはご都合すぎないって思ったけどそういや医者の家系だったなカラドリウス

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 16:22:42

    ルイが心臓引っ張り出して演説してるとこみてえ~~~~~~

  • 24二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 21:30:35

    >>23

    分かる

    めっちゃ見たい

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 21:32:04

    クッソ長いから斜め読みだけどルイ様が仲間になるには古仙境が残ってないといけないってのは解釈一致

  • 26二次元好きの匿名さん24/11/21(木) 22:36:57

    このIFだとグライアスは生存する感じかな?
    ちょうど本編だと最後まで同行するローグ族の仲間が居ないし

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 00:47:45

    逆にハイザメの子供はやっぱり死んでしまってるし、謀反人扱いされてるヒュルケンベルグもこれ実家大変なことになってない?

オススメ

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