- 1二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 17:10:00
- 2二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 17:14:55
うーん嫌いな不良生徒をボコるネタの書き込みで荒れそうなスレ
- 3二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 17:16:14
たぶんホシノVSヒナみたいなアニメでデカグラマトンと戦う
- 4二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 17:18:19
柴崎ラーメンの常連さんになって大将と仲良く話す(一方的)所は見たい
- 5二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 17:24:58
い、一回だけボコれば後は不良生徒達の噂話ネットワークで手出ししない筈だから…
- 6二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 18:54:22
キヴォトスって普通にお爺ちゃんとして接する子とヤバい奴だと警戒する子、どのくらいの割合だろうか
- 7二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 20:47:44
~ゲヘナ学園 敷地内一画のベンチ~
「……………」ブツブツブツ
「あ!たかむらお爺ちゃんだ!こんにちはー!」
「……………」ブツブツブツ
「イブキね、今学校の巡回中なの!お爺ちゃんはお散歩の休憩?」
「……………」ブツブツブツ
「じゃあ、イブキも休憩し~よおっと!」隣に座る
「……………」ブツブツブツ
「そうだ!たかむらお爺ちゃん、お菓子食べる?イブキね、たまごボーロ持ってきたんだ!」
「……………」ブツブツブツ
「はいっ!どーぞ!」
「……………………」
「えへへっ……おいしい?」
「………………」ブツブツブツブツ
「よかったぁ!イブキね、プリンも大好きだけどたまごボーロも好きなの!」
「……………」ブツブツブツ
「もっと食べていいからね、たかむらお爺ちゃん!」 - 8二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:11:35
~イブキとお爺さんから少し離れた建物の陰~
「グギギギギッ……あの老人め、イブキと仲良く…」
「マコト先輩、あんまり敵意をむき出しにするとまたスタンバトンで叩きのめされますよ」
「ぐっ…というかあの老人私を見かける度にバトンで殴りかかってくる様な気がするんだが…」
「毎回バトンで殴られる度に痺れて頭がアフロになってますもんね」
「それにしてもイブキちゃんと篁さんのツーショット、まさに昼下がりの仲の良い祖父と孫娘って感じで完璧ですね!来週の「週刊万魔殿」に載せるネタ早速ゲットです!」
「それにしてもあのお爺さん、近くにいても聞き取れないくらい呟いているけれどイブキちゃんは聞こえているのかしら?」
「イブキ曰くあの老人の呟きは普通に聞こえるそうだ。それとサツキ、あの老人普通に喋れるぞ」
「あらっ?そうなの?」
「正直思い出したくないがな…」ブルッ
「……?」
「気にしなくても大丈夫です。過去にマコト先輩が篁さんに嫉妬してちょっかいかけて怒らせただけなので。その時にあの人が喋ったんです」
「あらあら…所でその時篁さんは何て喋ったのかしら?」
「えーっと確か…」
お前ェ 俺がボケてると思ってんだろ
- 9二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:50:16
- 10二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:52:50
- 11二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:53:57
キヴォトスにはさすがに骸区みたいなドブの腐ったようなドス黒いチンピラはいないから篁さんは無害だよ多分
あそこは心根ならゲマトリアやカイですら善良寄りになるよ - 12二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:20:58
- 13二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:27:50
- 14二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:30:45
ロボ経営者達を残骸にして回るからやっぱこっちに流れ着くには生徒化しないとダメだよ
- 15二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:31:55
- 16二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:43:58
- 17二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:56:28
便利屋漫画の方はわりとどいつもこいつも…ってされてもおかしくないの出てくるな
- 18二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 01:34:04
当然の様にシャーレの部室に上がりソファにすわる篁さんに苦笑いの先生
″た、篁さん…お願いですから来る度にドアを壊さないでくれませんか?″
「…………………」ブツブツブツブツ
ユウカ「あーーっ!!篁さんまたドアを壊しましたね!?何度も言ってるじゃないですか!」 - 19二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 09:06:34
「週刊万魔殿」質問コーナー 回答者:丹花イブキ
Q.篁さんの事どう思っていますか?
A.イブキ、たかむらお爺ちゃんのこと大好きだよ!
みんなお爺ちゃんのこと怖がるけど、一緒にいると落ち着くし、声はちょっと小さいけどお喋りもとっても楽しいよ!
あとね、さんすうのテストで100点とったことを自慢したら頭ナデナデしてくれたの!とってもポカポカですっごく嬉しかったんだ!
それにね、たかむらお爺ちゃん優しいだけじゃなくてカッコいいところもあるんだよ!
前にお爺ちゃんと街へお散歩に行ったときねー、温泉開発部のひとたちが温泉をほろうとして建て物を壊そうとしていたの!
それを見たたかむらお爺ちゃんがビリビリする杖をね、ズバッ!!とすごい速さで振ったの!
そしたら温泉開発部のひとたちと建て物を壊そうとした機械がドカーンッ!って吹き飛んだんだ!
すごかったなー…たかむらお爺ちゃん、銃と爆弾持ってないのに杖を振るだけでイロハ先輩の虎丸みたいなことが出来るんだもん。
でもイブキね、驚いたことよりもたかむらお爺ちゃんのお侍さんみたいな動きがカッコいいなぁって思ったの!
この質問が終わったらたかむらお爺ちゃんにお礼のプリンを半分こしようとおもうんだ!
あっ!ただのプリンじゃないよ!今日発売したお一人様1個までの数量限定の高級プリンだよ!大好きな人と大好きな食べ物を分けあうのはとっても大切でうれしいことだからね!エヘヘ… - 20二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 09:08:03
- 21二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 09:14:03
- 22二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 11:22:29
キヴォトスの生徒や悪い大人は篁さんの事を畏怖しているけど一般市民達はサカデイ世界の一般人みたいなノリで接してくれそう
- 23二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:25:33
- 24二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:50:25
- 25二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:54:59
篁さん!?
- 26二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:58:25
- 27二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:03:40
普通の生徒や大人からしたら凄い頼もしい存在になりそう
初回全話無料のマンガアプリ「少年ジャンプ+」で『骸区』を読んでます! #ジャンププラス https://shonenjumpplus.com/app/episode/ew1335
- 28二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:05:56
- 29二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:07:00
できればこれもアニメ化してほしいです…
- 30二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:15:28
- 31二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:35:28
~トリニティ ティーパーティーのテラス~
ナギサ「………」
セイア「………」
ナギサ「…………あの……篁さん?」
「……………」コックリ...コックリ
ナギサ「…どうして此処にいらっしゃるのですか?そもそもどうやって此処に入ったのですか?」
「……………」コックリ...コックリ
ナギサ「………あ…あの…」
セイア「ナギサ、彼は多分寝ていると思うよ」
ナギサ「えっ!?……ほ、本当に寝ていますね」
セイア「…不思議な人だよ、彼は。まるで幽霊の様にゲヘナやミレニアム、そしてトリニティのあらゆる所に出没するんだから。それに彼自身が私の予知夢に影も形も一切出てこないから、正直不気味の一言に尽きるよ」
「………」コックリ...ピタ
セイア「あっ、起きたみたいだ」
「…………」ブツブツブツ ガタッ
ナギサ「篁さん、少々お待ちください。学園の入り口まで案内する生徒をお呼びしますので」
……
………
「それでは篁様、どうぞこちらへ……」ガチャ
「…………」ブツブツブツ
「…それではナギサ様、セイア様失礼します」バタン
ナギサ・セイア「「………………」」
ナギサ「結局……どうして篁さんは此処へ?」
セイア「単純に昼寝の為に来たんじゃないかな?此処って静かだし陽の光も入って暖かいし少し寝るにはもってこいの場所だろ」
ナギサ「そっ…!そのような事の為に態々此処へ??」
セイア「おや?そういえばロールケーキが見当たらないね」
ナギサ「あらっ?さっきまであった筈ですが…」 - 32二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:54:42
~ゲヘナ学園 万魔殿生徒会室~
イブキ「~♪」モグモグ
イロハ「おや?イブキ、そのロールケーキは?」
イブキ「あっ!イロハ先輩!このロールケーキね、たかむらお爺ちゃんがプレゼントしてくれたの!」
イロハ「篁さんが?(一体いつの間に…)」
イブキ「イブキ、こんなに大きくておいしいロールケーキ初めて食べたかも!お爺ちゃんからもらった時、とってもうれしくって思わずギューってしちゃった!えへへっ!」
イロハ「ふふっ…良かったですね、イブキ」ナデナデ
イブキ「えへへ~…あっ!そうだ!イロハ先輩もいっしょに食べようよ~!」
イロハ「良いのですか?」
イブキ「うん、いいよ!はいっ!お皿とフォークをどうぞ!」
イロハ「それでは、お言葉に甘えて…いただきます」
- 33二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 01:40:02
このレスは削除されています
- 34二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 01:50:24
~ゲヘナ学園 敷地内一画のベンチ~
「…………」ブツブツブツ
「こんにちは、篁さーん!」
「…………」ブツブツブツ
「今週の「週刊万魔殿」、読みました?」
「………」ブツブツ
「今回の見出しは篁さんとイブキちゃんについてを取り上げたんですけど、とても大好評で多くの生徒さん達が読んでくれました!」
「あ!後、今回の質問コーナーは篁さんについてなんですけど、そのアンサーをイブキちゃんにしてもらいました!」
「…………」ブツブツブツ
「イブキちゃんとっても嬉しそうに篁さんの事をお話ししていましたよ!私もイブキちゃんの笑みを見れてもう幸せで!」
「…………」ブツブツブツ
「それと特別付録の「イブキちゃんの満面の笑顔ブロマイド」がもうこれ以上ないくらいに最高にかわいくて!!」
「……………」ブツブツブツブツ
「そんなイブキちゃんの魅力がたっぷり詰まった今週の「週刊万魔殿」をどうぞ!」
「…………」
「もし気に入っていただけたならこれからの「週刊万魔殿」を読んでいただけると嬉しいです!それでは、失礼しまーす!」
「………………」パラ...パラ...パラ...
- 35二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 02:57:46
問題はほぼ聞き取れないつぶやきのせいでコミュニケーションが取れないとこなんですよね…
- 36二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 06:56:36
イブキかわええ
- 37二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 09:52:38
その夜…
~紫関ラーメン~
「いらっしゃい!おお、篁さんか!久し振りだな、いつものでいいかい?」
「……………」ブツブツブツブツ
「よし、ちょっと待っててくれよ。直ぐに作るからな」
「…………」ブツブツブツ
セリカ(あ、あの人が…キヴォトスの最強格達と互角に渡り合える実力を持っているっていう「亡霊」?見た感じただのお爺さんにしか見えないけど…)
「はいよ紫崎ラーメンミニと紫崎餃子3個、お待ちどうさん」
「……………………」
「ん?篁さん、今日は随分と機嫌が良いな。何か良いことでもあったのかい?」
「………………」ブツブツブツブツ
「はははっ、そうかい!そりゃあ顔も綻ぶわけだ。良かったな、篁さん」
セリカ(!!??…………全っ然表情変わってないし何喋っているか全く聞き取れないんだけど!大将分かるの?!)
- 38二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 10:11:44
篁さんからこんなに微笑ましいシーンがうまれるとは思わなかった…さすがだぜイブキ
- 39二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 11:15:10
- 40二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:34:20
- 41二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:55:09
キヴォトスでは!!(魔法の言葉)
- 42二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 13:40:49
- 43二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 13:42:26
- 44二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 14:01:15
流石に病院送り程度に収まるやろ
- 45二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 14:02:34
なんやかんや事が終わったらアリウススクワッドを紫崎ラーメンへ連れていってご馳走してくれそう
「いいのか…?私は…貴方を撃ったんだぞ…」
「篁さんが私達に報復せずに此処に連れてきたんだから許してくれたんじゃない?……多分」
「そもそもサオリの銃弾をバトンの柄で防いだから無傷だし」
「うわぁぁぁあああん!!ラーメン美味しいですぅ!」
- 46二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 14:04:50
篁さんの一撃を何回も食らったマコトがアフロで済んでるから…
- 47二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 14:24:28
- 48二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:59:57
- 49二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 19:30:42
やめなよ!フウカはテロリストじゃないんだよ!風評被害もいいとこだよ!
- 50二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 19:57:46
イブキは大天使だからね しょうがないね
- 51二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:48:10
ほしゅ
- 52二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 07:01:58
- 53二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 08:48:07
- 54二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 15:24:27
~先生との初会偶~
先生とユウカ達はシャーレの部室奪還の為スケバン達と戦闘し、もう少しの所で巨大な壁が立ち塞がった
チナツ「気をつけてください、巡航戦車です……!」
ハスミ「クルセイダーⅠ型…!」
先生はそれでも慌てずに指示を出そうとしたその時…!
ドッガアアアァァァン!!!!
全員「!!?!??」
突然、凄まじい破壊音と戦車に乗っていたスケバン達の悲鳴と共に戦車はひしゃげて真横に吹き飛び建物の壁を勢いよく突き抜けていった
″な、何が……?″
建物の壁の破壊によって生じた砂埃の中にうっすらと小柄な人影が見える
そして風が吹き砂埃が掻き消えて人物像が明らかになった瞬間、
ユウカ「…っ!先生!!後ろに下がって!!!」
声を張り上げて先生の腕を掴み後ろに下げた
″ど、どうしたの?″
チナツ「……何故、あの人が…!?」
ハスミ「分かりません…ただ、状況が最悪な事だけは確かです…!」
スズミ「皆さん、敵意は極力出さないように…もし彼に認識されたら最後…!先生を守る人が居なくなります!」
先程の吹き飛んだ戦車と対峙した時よりも緊張が走っており呼吸が荒くなっている
彼女達をそんな状態にした元凶の正体は何なのか
彼女達の頭と頭の隙間から先生は目を細めて確認した
そこには160cm弱の白髪の高齢者が立っていた
右手には2尺くらいの長さのスタンバトンを持っていた
まさか、あのバトンでさっきの戦車をひしゃげて吹き飛ばしたのか…?
見た目は80歳くらいに見えるのに一体全体どんな力を持っているんだ…? - 55二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 15:26:25
″彼は……″
チナツ「彼は先生と同じく外の世界から来た人…しかし何時キヴォトスに来たのか、何処で暮らしていたのか、過去に何をしていたのか、その全てが謎ですが只一つ言えるのは最強である事…」
ハスミ「ヘイローを持つ私達を遥かに凌駕する戦闘力を持ったヘイローを持たない外の世界の人…そんなあり得ない事実を文字通りひっくり返したご老体…」
スズミ「キヴォトスの戦闘力の頂点にいながらも神出鬼没で突然現れて突然姿を消す事から……『亡霊』」
ユウカ「『亡霊』篁…!あんなマップ兵器が現れるなんて想定外もいいところよ!!」
先生の呟きに各々が答えてくれた
彼女達の実力はまだ見て間もないが銃の扱いや機敏さ等は熟練の兵士そのものだった
そんな彼女達を上回る戦闘力をあのお年寄りが兼ね備えているなんて信じられなかった
「……………」ブツブツブツ ツカ...ツカ...ツカ
チナツ「…!篁さんがこちらに来ます」
ユウカ「えっ嘘!?敵認定された!?」
スズミ「いえ、彼に敵として定められているのならばもう既に私達は倒されている筈です」
″て、敵認定?″
ハスミ「篁さんは視力が衰えている代わりに敵意に強く反応します。なので敵意を持たず何もしないのが一番の解決法なのですが…」
「……………」ブツブツブツ ツカ...ツカ...ツカ
ユウカ「ちょっとちょっと!ゆっくり近付いて来てるわよ!?」
スズミ「……銃を下ろしましょう。もしかしたら銃を装備している事自体が彼の敵認定に定められているのかもしれません」
ハスミ「そうですね…」
彼女達は銃を地面に置き両手を上げた
それでも彼は何かを呟きながら彼女達に近付いた
ほんの数十秒が長く感じる
先生は情けないと思いながら彼女達の背中へ位置取る
そして一番前に位置するユウカの目前まで近付いた
「……………」ブツブツブツ
全員「……………(ゴクリ)」
そしてユウカに相対し足を止める
- 56二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 15:27:42
かと思いきやユウカの真横をスルリと通り抜けて彼女達の間を何の気なしに歩いてく
そして結局彼女達や先生を見向きもせず、そのまま向こうへと歩いていった
ユウカ「~~~っはああぁぁ!怖かった~直ぐ近くまで来た時はどうしようかと思ったわ!」
ハスミ「…良かったですね。本当に」
チナツ「先程までの戦闘より疲労が募った気がします……」
スズミ「先生、大丈夫ですか」
″私は大丈夫。皆、ありがとう″
先生は自分を優先して守ってくれた生徒達に感謝を述べてから先程の老人が歩いていった後ろを振り向く
そこにはもう誰もいなかった
~後書き~
まだ篁さんがキヴォトスであんまり生徒達と関わらず自由気ままに徘徊して敵意を向ける人(主にスケバン等の不良生徒)をボコボコにする時期に出会ったっていう設定で考えて書きました
多少の粗とかミスがあると思いますが許してください…
- 57二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:06:52
生身ってなんだっけ?????
- 58二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:48:49
- 59二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:42:43
当然を越えた当然
- 60二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:59:26
キヴォトスの篁さん ゲヘナによく出没しているからトリニティのゲヘナ嫌いから汚い目で見られそう
まぁ露骨に睨むと敵認定されてスタンバトンでビリッ!なんすけどね - 61二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 02:06:42
保守
- 62二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:26:44
- 63二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:37:27
ウタハ「出来たよ篁さん、日本刀型スタンバトンだ」
「………………」
コトリ「その日本刀型スタンバトンすごいですよ!先ずPAN系炭素繊維を使用しているから強度の保証は完璧です!ただスタンガンと同じ内部構造を取り入れるとなると刃の厚さはどうしても刀本来の厚さには出来ませんでしたごめんなさい!まあ仮に可能だったとしても本当にそれで人が斬られた事件が起きてしまえばそれを作った私達エンジニア部は間違いなく解体されて矯正局送りに…いや最悪ミレニアムサイエンススクールが終焉を向かえる事になりますしね!だから安全面を考慮してさっきも言った刃の厚みは5cmにして切先は丸みを帯びさせておきました!放電パネルは刃先全体に配置させて放電させる為のスイッチはグリップの………ペラペラペラ」
「……………」
コトリ「ペラペラペラ………という訳です!ああ!それと一番大事な物を渡すのを忘れていました!はい!そのスタンバトンと同じ材質と碍子を混合して作った鞘です!」
「……………」カチン
ウタハ「もし良かったら1週間後また来てくれないか?使用感と摩耗状況とかを確かめたいからね」
「………………」ブツブツブツブツ
ウタハ「じゃ、またね」
ガチャ...バタン
ウタハ「ふーっ疲れたぁ」
コトリ「お疲れ様です部長!」
ヒビキ「本当は、色んな機能を搭載したかったけど、あの人を怒らせたら、大変な事になりそうだから我慢したよ」
ウタハ「聞いた話によるとゲヘナ学園のテロリストをバトン一振りで重機諸とも吹き飛ばしたらしいからね…」
コトリ「本当に人間なのでしょうか?あのお爺さん…」
ヒビキ「まあそんな事より、一番大事な事あるでしょ?」
ウタハ「…そうだね。彼が武器を作るための資金で支払ったこの……
・・・・・
2000億……どうしようか」ガタガタガタ
コトリ「合法!合法的に得たお金なんですよねぇ!?」
ヒビキ「態々アタッシュケースに入れるなんて…裏社会の報酬の受け渡し、みたいだね」
コトリ「怖くて一切使えませんよ!」 - 64二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:47:06
- 65二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:50:02
篁さん強化イベントです
今まではThe.バトンをぶん回していましたけどエンジニア部のお陰で日本刀に酷似したスタンバトンをゲットしました
夜勤明けで話を作ったんで毎度の事ながらキャラの話し方とか色々変かもしれませんけど寛容な心で許して皆!
後、武器の材質とか設定も色んな漫画とかの情報とGoogleで調べて最終的にこうなりました
他に何かこの材質で良いだろという案がありましたら教えて下さい賢い人!
最後に篁さんが支払った金が何故2000億なのかという理由は同じORDERの豹が12億するMRIを高いと思いながらさらっと購入しているシーンがあったからです
豹が12億以上の金持っているなら篁さんならこれ位の金持っているだろうという安直な考えです
- 66二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:52:52
- 67二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 11:09:24
篁さん 貴方、イブキの祖父になりなさい
- 68二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 11:43:56
- 69二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 12:48:50
~ゲヘナ学園 敷地内~
イブキ「………」シュン
イロハ「イブキ…元気出して下さい」ナデナデ
イブキ「…だって、たかむらおじいちゃん来ないんだもん」
イロハ「篁さんにも自身の都合というのがあるんですよ。きっと」
イブキ「でも、こんなにながく来ないことはなかったもん…イブキのせいなのかな?イブキが、悪い子になったからなのかな?」
イロハ「…!?……ど、どうしてそう思うんですか?」
イブキ「ロールケーキのお礼、まだ返してなかったから…たかむらおじいちゃん怒って来なくなったのかな…って」ウルウル
イロハ「そ、そんなことありませんよ。もしかしたら直ぐ近くに篁さんがいるかも…」
「……………」ブツブツブツブツ ザッ...ザッ...
イブキ「あっ!たかむらおじいちゃんだ!!」ダッ
イロハ「えっ?…ほ、本当にいた……」
イブキ「おじいちゃん、おかえりなさい!えへへっ!」ギュー
「…………」ブツブツブツ
イブキ「たかむらおじいちゃん…今までどこにいたの?イブキが悪い子だったからはなれてたの?」
「……………」ブツブツブツブツ
イブキ「えっ?………ビリビリする杖をあたらしくしたの?なんだか…お侍さんがもっているのとそっくりだね~」
イロハ(ビリビリする杖…スタンバトンの新調?…黒い鞘に鍔、柄巻が施されたグリップ部分……日本刀、でしたっけ?その物の外見ですね。これを得る為に2週間程来なかった訳ですか)
イブキ「……そうだ!もう少しでお昼だから、たかむらおじいちゃんもイブキとイロハ先輩といっしょにお昼ごはん食べようよ!良いよね?イロハ先輩!」
イロハ「えっ?…ええ勿論、大丈夫ですよ」
イブキ「わーいっ!じゃあはやく行こう!イブキ達がすわるばしょがなくなっちゃうよ!」
「……………」ブツブツブツブツ
イブキ「えへへっ!」オテテギュー
イロハ「ふふっ…(イブキ…すっかり元気になりましたね。良かった…)」 - 70二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:02:46
- 71二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:11:17
- 72二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:14:55
- 73二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:17:47
むしろ大好物だ
- 74二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:21:07
- 75二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:25:43
大丈夫だ問題ない
- 76二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:10:48
このシーンヤバいよね。
切るもの切らないものの選択を自由にする事が出来るって事だし、完全なる停止状態から既に刃に触れてる対象を切り裂けるって事だから(本来ある程度速度を持ってからでないとものを切れない)
ここまでくるとオモチャの剣を用いてですら鉄板を切り裂いたり相手を輪切りにしたり出来そう
- 77二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:34:43
- 78二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:00:09
何処かの建物の影でマコトが普通の涙と血の涙両方を垂れ流しながらハンカチを噛んでいる…
- 79二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:19:52
- 80二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:07:57
~ゲヘナ学園 食堂~
「お、おい…あれって…」 「た…篁?」 ザワザワ
「あの人、飯食べるんだ…」 「何で万魔殿の人と一緒に…」 ザワザワ
「………………」ズル...ズル...
イブキ「……~♪」モグモグ
イロハ「…………」モグモグ
~食堂のキッチン~
フウカ「うっ…あの人……(눈_눈)」
ジュリ「あの人が…噂の『亡霊さんですか?」
フウカ「ええ……(まぁご飯を食べるだけなら問題は起こしません…よね?)」
イブキ「ごちそうさまでした~!」
イロハ「ごちそうさまでした」
「…………」ブツブツブツ
イブキ「ねっねっ!たかむらおじいちゃん!お片付けが終わったら前に見せたお侍さんのカッコいい動き見せて!」
イロハ「イブキ、食事の後の直ぐの運動は体に悪いですから時間を置いてからですよ」
イブキ「はーい!」
ワー!ワー!キャー!キャー!
イロハ「ん?何でしょうか…」
フウカ「ジュリ!?またパンちゃんを!?」
ジュリ「ごめんなさぁい!…あっ!パンちゃんがイブキちゃん達の方へ!」
イロハ「っ!イブキ逃げますよ!」
イブキ「あっ!イロハ先輩、パンちゃんが空を飛んで来たよ!」
- 81二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:08:32
- 82二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:55:15
- 83二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 07:32:23
ほ
- 84二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:43:41
- 85二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 10:05:15
- 86二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 10:10:13
それは俺だ
- 87二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 10:28:25
なら事案じゃないな、ヨシ!
- 88二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 10:35:13
- 89二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 11:48:42
~風紀委員会の執務室~
ヒナ「ハアァァ……」
アコ「ヒナ委員長…大丈夫、ですか?」
ヒナ「全然大丈夫じゃない。騒ぎを聞き付けて来てみれば食堂は調理場含めて半壊、生徒達は恐怖で縮こまってその場から全く動かないし、給食部の部長は泡を吹いて倒れて部員の方は気が動転していて詳しい事情を聞くのは不可能。そして、今回の騒動の原因は何事も無かったかの様に平然と椅子に座っているし……ハア゛ァァァ…」
アコ「…すいません。心中お察しします」
イオリ「おまけにあの爺さん、急に私に斬りかかって来て…いてて」
チナツ「イオリが無意識に発していた敵意を篁さんが反応して斬りかかったのでしょう。ヒナ委員長が割り込んで彼の攻撃を軽減してくれたから軽い打撲で済んだのですよ」
イオリ「という爺さんの刃から一瞬バチンッ!って音が聞こえたんだけど…あれ、何の音?」
ヒナ「彼の刃の刃先にスタンバトンにも使用される放電パネルが配置されていたのを見た。恐らくイオリに刃を接触させたほんの一瞬、放電スイッチを入れてスパークさせたんだと思う」
アコ「そういえばヒナ委員長……イブキさん経由ですけども篁さんが今回の件の全ての費用を受け持つというのは本当でしょうか」
ヒナ「……本人からそういう申し出が来るのは正直想定外だったけど、彼自身がそう望んでいるのなら別に拒みはしないわ。少し位彼にも痛い目を見て貰わないと」
- 90二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 11:53:24
- 91二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 15:49:10
まぁそんなに気を落とさずに語り合いましょうよ
- 92二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:09:01
~万魔殿 生徒会室~
イブキ「もう~たかむらおじいちゃん!急にイオリ先輩に暴力をふるうなんてだめなんだよ!」ポカポカポカ
「…………」ブツブツブツ
イロハ「篁さんは敵意に対し異常に反応して攻撃する習性がありますからね…」
マコト「キキキッ!そのままヒナを潰してしまえば私としてはこの上なく大満足だったのだがな!」
サツキ「マコト…ヒナ委員長が本当に倒れたら美食研究会や温泉開発部の暴走に歯止めが効かなくなるわよ」
マコト「フッ…安心しろサツキ。このマコト様が何の考えも無しにそんな事を言うと思うか?勿論考えあっての発言だ!」
チアキ「おお……!それは一体…!」
マコト「『万魔殿の剣』である篁にゲヘナを脅かす破壊分子の対処をして貰うのだ!!」
イロハ「…それって篁さんに万魔殿に入って貰うって事ですか?」
チアキ「…!本当に実現出来るなら大大大ニュースですよ!!」
イブキ「! マコト先輩!たかむらおじいちゃん、イブキたちと同じ委員になるの?」
「………………」
イロハ「まだ篁さんが新委員になる事は確定ではないのですが…」
サツキ「ようやく篁さんの事を認めたのね」
マコト「イブキと仲良くする事だけは認めんが…(小声)
ゴホンッ…そうとも!キヴォトスの最強達とも互角に渡り合える実力を持つ彼を我ら万魔殿の新委員になれば例え風紀委員会が居なくともゲヘナの治安維持も充分に可能だ!寧ろ篁の事を恐れ殆ど大人しく身を潜めるに違いない!」
サツキ「…その案には色々と問題あるけれど、一番の問題はゲヘナ学園の生徒ではない、況してや大人が万魔殿に入るのは不可能じゃないのかしら?」
マコト「奴を取り入れる為なら議長としての権限をふんだんに使って入れてやる!」
イブキ「マコト先輩!それよりも前にたかむらおじいちゃんからいいよっておへんじを聞いてからじゃないとだめなんだよ!」
マコト「むっ!そ、そうだったなイブキ……という訳だ篁。我々万魔殿の新委員に就くという私の提案、受け入れてくれるか?」
「……………」スクッ
マコト「…!受け入れてくれるのか?ならば友好の握手をしようではないか!」スッ
チアキ「つ、ついに歴史的瞬間が…!」
- 93二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:48:33
このレスは削除されています
- 94二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:54:42
- 95二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:39:20
篁さんが剣型のデバイス手にしたのマジやばい
半端なナマクラ程度じゃこの人の神業の前ではなんの障害にもなれなさそう - 96二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 07:15:27
ほ
- 97二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 08:22:11
アカン どうしよう
編集している最中に気付いた
篁さんの日本刀型スタンバトンの描写に致命的ミスを見つけてしまった
放電パネルを配置しているのは刃先って書いたけど間違えた
正確には刃部分全体に配置させる筈なのに何で過去の俺は刃先なんて限定的な部位のみに配置させたんだ - 98二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 10:31:03
まぁその程度のミスなら各々の脳内補完で無かった事に出来ますから大丈夫ですよー
- 99二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 13:41:50
ほ
- 100二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 19:14:17
- 101二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 19:17:19
~エンジニア部での回想~
コトリ『ペラペラペラ……それでですね!この放電スイッチには一回押しと長押しの2種類のパターンがあります!一回押しの場合は瞬時に刃部分の放電パネルからスパークが発生します!そして長押しの場合は押し続けてからスイッチを離すとスパークします!離した後に発生するスパークの発生タイミングはスイッチを押し続けた時間と比例しますのでご注意を!それからもう1つ……ペラペラペラ』
~時間は戻り生徒会室~
チアキ「つ、ついに歴史的瞬間が…!」
「……………」
放電スイッチ長押し解除───スパーク発生まで残り2秒
トンッ
マコトの頸動脈部分に刀の鍔元を当て───スパーク発生まで残り1秒
マコト「ん?」
イロハ・チアキ・サツキ「「「あっ」」」
───スパーク発生まで残り0秒
バチンッ
マコト「ギギャ!!?」
カシャ!
ドサッ...
チアキ「あっ、シャッター押しちゃった…」
イロハ「まっ、絶対無いだろうなとは思ってましたよ…」
サツキ「交渉決裂ね」
マコト「……」ビクッ...ビクッ...
「…………」ブツブツブツ
イロハ「篁さん、お帰りになるのですか?」
「…………」ブツブツブツ ガチャ
イブキ「あっ!たかむらおじいちゃん待って~~!」パタパタ
バタン
チアキ「いや~歴史的瞬間をレンズに収める事が出来なくて残念でした~!まあでもこれはこれで…」
イロハ「ハァ…篁さんが1ヶ所に留まり続けるなんてある訳無いじゃないですか。偶々ゲヘナ学園にいる事が多いだけでトリニティやミレニアムにも赴く風来坊みたいな人なんですから」
サツキ「マコト、大丈夫?」
マコト「……た…篁め…!不意打ちとは…卑怯だぞ…!」
イロハ(篁さんの先程の動きと食堂で見せたあの動き…スタンバトンを新調してから動きのキレが増している。まるで今までは本領が発揮出来なかったかの様な…新調前でも充分強かったのにそれよりも強くなれるんですか?あの人は…)
- 102二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:44:31
まあ…いつもよりはマシでしょ
- 103二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 23:44:29
篁さんをなんやと思っとるんや
サンタクロースみたいな概念存在に片足突っ込んだ永久成長期のオバケ怪異やぞ - 104二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 23:56:02
~ゲヘナ学園 敷地内一画のベンチ~
イブキ「………」アシパタパタ
「…………」ブツブツブツ
イブキ「ねぇ、たかむらおじいちゃん…マコト先輩のお願い、いや?イブキと先輩達といっしょになるの、いやなの?」
「…………」ブツブツブツ
イブキ「ううん、ごめんね。たかむらおじいちゃんにも自身の都合があるってイロハ先輩がいってたもん。わがままはだめだよね」
「…………」ブツブツブツ
イブキ「でも…これからもイブキ達に会いに来てほしいな。イブキね、たかむらおじいちゃんのこと大好きだからたくさんお話ししたいし、おやつもいっしょに食べたいし、いっしょにお出かけもしたいの」
「…………」ブツブツブツ
イブキ「たかむらおじいちゃんもイブキと同じだったらうれしいな…」
「…………」ブツブツブツ
イブキ「……あっ、そうだ!忘れちゃうところだった!ねぇねぇちょっと後ろにいってもいい?」
「……………」ブツブツブツブツ ズッ...
イブキ「えへへっ、ありがとう!失礼しま~す!……よいしょっと!それじゃあ今からたかむらおじいちゃんの肩たたきをしま~す!」
「………」 トントントン
イブキ「気持ちいい?もし痛かったらいってね?」トントントン
「…………」ブツブツブツ
イブキ「ちょうどいい?えへへっ!もっともっとしてあげるからね!」トントントン
「…………」ブツブツブツ
イブキ「これはね、前にたかむらおじいちゃんがプレゼントしてくれたロールケーキのお礼なの!ちゃんとお礼しなきゃって思ってたんだけどこんなにおそくなっちゃった…ごめんねたかむらおじいちゃん」トントントン
「…………」ブツブツブツ
イブキ「気にしてない?…でも」
「……………」ブツブツブツブツ
イブキ「えっ?!ふつうにおじいちゃんって呼んでいいの………?うん!おじいちゃん!おじいちゃん!えへへっ!」ウシロカラギュー
「…………」ブツブツブツ
イブキ「あっ!肩たたきだけじゃなくて肩もみもしてあげるね!いーっぱい気持ちよくなってね!おじいちゃん♪」モミモミ
~少し離れた建物の陰~
チアキ「お~!これはこれは尊みに溢れた素晴らしいネタですね~!これで来週の「週刊万魔殿」も大大大好評間違いなしです!」カシャカシャカシャ
- 105二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:02:33
国語力が無さすぎて電子決済の描写が書けなかったのです…だからありきたりな金入りのアタッシュケースになったのです(国語のテスト20点)
- 106二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:52:13
- 107二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 08:14:51
- 108二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 11:28:44
- 109二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 11:41:49
- 110二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 14:38:07
- 111二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 15:04:46
おう、ボケてねぇなら何とか言えよ爺さん
- 112二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 15:28:15
- 113二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 17:40:22
うわぁ!?急に地獄から蘇るな!!
- 114二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 18:10:29
- 115二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:21:30
う~ん このままイブキちゃんとの交流を続けていくとイブキちゃんが危険な目にあった時、万魔殿と風紀委員会よりも早くに助けに行って「おじいちゃん…助けて……」って泣いているのを見たら
「テメェら そんなに死にてぇのか」
…ってブチ切れながら言いそう
いや100%言う - 116二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:31:59
- 117二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:32:10
- 118二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:46:01
- 119二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 21:32:20
~風紀委員会の執務室~
ヒナ「………アコ、報告を」
アコ「……はい、本当に振り込まれています。それに私達が提示した金額よりもかなり多くを振り込まれています。それにこちら側が請求のメールを送信してから直ぐに支払い完了済みのメールが返信されました」
イオリ「かなりの金額を請求したよね。それをあっさりと払うなんて…あの爺さんって相当金持ちなの?」
チナツ「分かりません…未だにキヴォトスの存在するどの組織も篁さんに関する情報が不明なままなのですから」
ヒナ「判明しているのは外から来た事と名前、見た目からは想像出来ない程の異常なまでの戦闘力、そして…」チラッ
~週刊万魔殿~
万魔殿の議長 羽沼マコト 『ゲヘナの剣聖』篁に万魔殿への勧誘をするも失敗!神業をもって拒絶の感電KO
ヒナ「『剣聖』……この異名に恥じない事」 - 120二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 22:11:52
- 121二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 01:13:16
~トリニティ自治区のとある廃ビル~
最上階のある一室に3人のトリニティ生徒がいた
トリカスA「ようやく大人しくなりましたか」
トリカスB「全く…ギャーギャー喚いて五月蝿かったですよ。おまけにゲヘナの声だから耳が腐り落ちるかと思いました」
トリカスC「フフフ…どうせ数分後にはまた耳障りな鳴き声をあげますよ」
3人の前には縄でふん縛ったゲヘナ学園の少女が蹲っていた
イブキ「うーっ…お姉さん達、どうしてイブキを捕まえたり叩いたりするの…?イブキ…悪い事…した?」
トリカスA「ええ、勿論とんでもなく悪い事をしました……よっ!!」
恐る恐る理由を聞く少女…イブキの髪をトリニティ生徒の一人が乱暴に掴むんで顔をあげさせた
イブキ「っ!うぅ……」
トリカスA「貴女がした悪い事…それは私達の視界に貴女が存在しているからです」
トリカスB「ゲヘナなんて暴れる事しか能のない野蛮な劣等種が生きている事自体が我慢ならないというのに、よりにもよってトリニティに侵入し私達の視界に入ろうなど…罰を受けて当然ですよ」
イブキ「ち、ちがうの…イブキはただ、おじいちゃんの為にプレゼントしたくて…トリニティのお菓子をプレゼントしたかっただけなの…」
トリカスC「おじいちゃん?…フフッ、まさか『ゲヘナの剣聖』とかいう小学生が考えたかの様なだっさい渾名のボケた年寄りの事ですの?」
トリカスA「あぁ、各学園を彷徨く痴呆者ですか。あの老人も正直目障りだったんですよね」
トリカスB「まっ、どんな理由があるにせよ貴女が私達のサンドバッグになる未来に変更ありませんよ」
イブキ「サ…サンドバッグ?」
トリカスA「ええ、さっきも言ったではないですか。貴女が私達の視界に入った。その罰として私達のサンドバッグになって貰うのです」
イブキ「ひっ…!」
トリカスC「大きい耳障りな鳴き声で助けを求めても無駄ですよ。この廃ビル周辺は誰も寄り付かない場所ですもの。ついでに各階には私達が雇った傭兵さん達が沢山控えております。いくらあの老人でも此処まで来れる事は……」
- 122二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 01:14:36
このレスは削除されています
- 123二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 01:30:52
- 124二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 01:45:57
このレスは削除されています
- 125二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 01:50:25
わーこわい(白目)
- 126二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 07:43:36
これにはマコト様も篁さんに圧倒的感謝をする
- 127二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 07:50:04
イブキのおじいちゃん大好きレベルが更にアップしそう
- 128二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 09:33:38
なんてこった。もう助からないぞ♡
- 129二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 09:44:55
お、お爺ちゃん……!
- 130二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 09:51:47
ステージギミックに小細工が通用するわけないんだよなぁ
- 131二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 09:53:50
最高にかっこいいぜお爺ちゃん
- 132二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 18:01:45
- 133二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 19:23:07
- 134二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 19:29:35
キッズではないがベアトリーチェをぶちのめした後、アリウススクワッドのメンバーを連れて紫崎ラーメンをごちそうしていたな
- 135二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 20:35:15
ゲームをプレイしてる開発部の子供たちを後ろで見守ってるんだろ
- 136二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 22:40:41
「……………」ブツブツブツ
バヨネットを扉に刺したまま篁がゆっくりと入室した
トリカスA「…っ!」
何故この老人が此処に?下の階に居る筈の雇った傭兵達は何をしている?まさか全滅か?この老人に?そもそも何故バレた?
他にも様々な疑問が浮かび上がるが今はそんな事を考えている場合じゃない
チラリと同級生の2人に目配せをしてあの老人を撃つ事を伝え、2人がこくりと頷くのを確認してから素早く銃を抜いた
抜いた時には3人は死んだ
1人は腕と足が斬り飛ばされ、更に横っ腹を斬り裂かれて臓物が垂れて死んだ
1人は顔面を何度も何度も刺されて顔の原型が失くなる位に刺されて刺されて死んだ
1人は胸を掻っ捌かれて肋骨が枯れ枝の様にバラバラと落ちて最後は心臓がボチョリと落ちて潰れて死んだ
トリカスA「うあっ!!?」
トリカスB「ひいぃっ!!!」ペタン
トリカスC「…………」ブクブクブク...
3人は一瞬自分の殺された姿を幻視した
その凄惨な死に様に3人は今まで味わった事の無い恐怖を容赦なく脳裏に刻まれた
恐怖を少しでも軽減する為に自身の体を抱き締める、恐怖のあまりその場にへたり込み失禁する、恐怖が限界を達して泡を吹き気絶する、各々が恐怖の有り様を明確に示した
何とかギリギリ意識を保ったまま立っているトリニティ生徒は荒くなった呼吸をどうにか整えながら目の前の老人を恐る恐る見る
老人は先程の位置からそんなに離れていない所で何もせず立っていた
自身の本能が警鐘を鳴らしていた
早く目一杯の謝罪を、命乞いをしろ
そうしないと確実に死ぬと、殺されると
イブキを縛る縄をほどいてからトリニティ生徒はガタガタ震えながら土下座して命乞いをした
トリカスA「す、すすすいませんでしたっ!!ここっこのゲヘナの子供は返しまますのでどどうか…どっどうか命だけは!!命だけはっ!!!!」
- 137二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 22:41:28
解放されたイブキは彼女達が味わった死の恐怖を理解していない為、頭に?が浮かんでいる
そして間も無く篁の元へパタパタと走ってぎゅっと抱き付いた
イブキ「ううぅぅぅ…おじいちゃん…!」
涙ぐんだ声を漏らしながら篁の体に顔を押しつけて力いっぱい抱きしめた
「………………」
篁はイブキの頭へ左手を優しく置くと自身の後ろへ下がる様に促した
イブキ「おじいちゃん…?」
篁はイブキを無視してトリニティ生徒達にゆっくりと近付く
未だに土下座の体勢のままだったり失禁しながら身動きが出来なかったり失神しているままの3人を見ながら日本刀型スタンバトンの柄を右手で握った
「ったくどの世にも……救いようのねぇクズばかり……」
次の瞬間、破壊音が響いた
- 138二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 06:48:20
かっこえー
- 139二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 07:42:20
やはり許されない
- 140二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 07:51:28
- 141二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 10:04:30
死刑宣告キター!
- 142二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 14:27:13
- 143二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:21:17
篁さんのことを純粋にかっこいいと思ってる生徒もいるんじゃなかろうか
たとえばゲーム開発部は画面の中でしか見ないような絶技に心奪われそう - 144二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 17:04:04
そうかモブなら幾らでも殺して良いからトリカスをヘイト役に仕立て上げてボコっても許されるのか
- 145二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 17:18:59
- 146二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 19:19:51
このレスは削除されています
- 147二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 19:20:26
マリーは篁の事をご高齢の方として接してくれそうだな
座りながら寝ていたらブランケットをかけてくれたりとか - 148二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 19:24:10
- 149二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 19:25:52
- 150二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 19:28:40
スレチだけど楽ってゲーム開発部と相性良さそう
楽自身もよくゲームをやっているしモモカ達と対戦ゲームをする事でゲームをより楽しむと思う
ただ1つ欠点があるとすれば『先生』が嫌いだから″先生″に会ったらノータイムでぶっ殺しそう…
- 151二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 19:31:29
- 152二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 19:32:54
先生からしたら悪い大人が生徒にトラウマ植え付けるのも普通にアウトだと思うけど
- 153二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:31:18
でも上だと当の生徒達の方も大分洒落にならない真似やらかしてるからなぁ
悪戯とかのレベルで済む話ならともかく上のヤツはそんなので済まして良いレベルの内容では無いし、それに対する罰則としては多少のトラウマはいい塩梅なんじゃ無いか? - 154二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:36:34
まぁ程々に。こういうクロスで一々細かい倫理なんて詰め出したら埒があかんし
- 155二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:37:47
マリーと篁さんの絡み普通に見てみたいな
- 156二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 20:49:25
- 157二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 00:14:57
流石にその対応がやらかし行いに対して少しでも過剰なものであると判断したら先生は動くと思うし、見捨てるって表現は先生へのヘイトコメントに足を突っ込んでると思うぞ?
- 158二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 06:56:18
ほ
- 159二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 07:59:16
ある日シャーレの″先生″に万魔殿から一報が届いた
『イブキが行方不明になった』
その連絡を受けて″先生″は直ぐに彼女達と共に捜査を開始した
イロハからイブキはトリニティへ行ってくると聞いたとの事なので正義実現委員会にも協力を要請し、どうにか合同捜査を行える事になった
手始めに監視カメラの映像を使っての捜索を行ったがイブキの行方は思いの外簡単に見つかった
彼女は後ろからやって来たトリニティの生徒3人に拉致される様に監視カメラ外の路地裏へと連れていかれたのだった
その拉致犯行の映像は双方の組織に緊張が走り、特に万魔殿側からは険悪な雰囲気が漂った
しかし、その10分後の映像を確認した瞬間双方の緊張が瞬く間に消滅した
なんと篁が唐突に現れて導かれる様に彼女達が向かった路地裏へと足を運んだのだった
この映像から分かる事は1つ
早くイブキ達を見つけないと非常に大変な事になる
(万魔殿メンバー曰く)篁はイブキの事を可愛がっている(らしい)との事。もしトリニティ生徒達が危害を加えていたら確実に斬りかかるだろう
″先生″はもしもの為、或いは最悪のケースに備える為に直ぐ様救護騎士団にも応援要請をした
そして直ぐに彼女達と路地裏へ向かい捜索した
路地裏の先は使われていないビルが多い地区の捜索には骨が折れる
漸くして捜索箇所の確認の為一旦集合する事にした
ハスミ「此処から北側は私達が捜索を終えました。後は…」
地図を広げて口早に確認作業を行っていた
ドオォンドオォンドオォンドオォンドオオォン!!!!
- 160二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 08:00:24
一同「!!!?!」
突然、自分達の直ぐ横の五階建ての廃ビルから爆発したかの様な衝撃音が響いた
五階、四階、三階と段々と下へ降りる様に衝撃音が響く
一階へと衝撃音が降りるとビルの出入口から多量の粉塵が吐き出された
そしてその粉塵の中からズザザザと地面を引き摺りながら何かが出てきた
トリカスA「…っ……ぅぅ」
イブキを拉致した3人のトリニティ生徒だ
1人は頭から血を流して呻いており、他の2人は気を失っていた
まさかと思い一斉にビルの出入口を見た
「………………」ブツブツブツブツ
日本刀型スタンバトンを右手に提げて悠々と緩歩する篁がイブキを連れて現れた
※次くらいにはどうにか一段落つけたいと思っています…
こんなに長々と書いてすいません
- 161二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 17:07:43
ほしゅ
- 162二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 22:46:22
まぁ篁さんがなんの罪もない様な生徒やアウトロー程度の相手に手を出す事は無いだろうから…
篁さんが相手をするのは基本的に生かしちゃおけないクズ達や殺し屋連中ばっかだし - 163二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 06:13:43
ほ
- 164二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 07:50:18
ハスミ「救護騎士団!!今すぐ負傷者の手当てを!」
ミネ「既に行っています!」
″3人の容態は!?″
セリナ「ひどい打撲と擦り傷が何ヵ所か…この人の頭からの出血は見た目よりも傷は深くありません!」
ハナエ「3人とも命に別状はないので大丈夫ですー!」
″よ、良かった…″
最悪の事態にはなっていない様でほっと胸を撫で下ろす
そして直ぐに廃ビルの出入口の方へ視線を戻した
イブキ「マコト…先輩?」
篁さんの足の後ろからひょこっとイブキちゃんが顔を出して万魔殿のメンバーを見つけた
…遠目での確認だが少し顔が汚れている程度で怪我をしていなさそうだった
マコト「イブキイィィィ!!」
名前を叫びながら走るマコトに続いて万魔殿メンバーがイブキちゃんへ駆け寄って、怪我は無いか?酷い事されなかった?等と心配している
こちらの方も今の所は大丈夫そうだ…
″篁さん…″
正義実現委員会の面々は複雑な表情で篁さんを注視していた
それもそうだ 篁さんは敵意を向けるとその対象に躊躇なく即攻撃をしてくる戦闘マシンの様な人だ
あのツルギさえも突撃せず冷静に現状を見据えている
このまま睨み合いの状態が続いても状況は先に進まない
誰かが切り出すしかない…
一応何も持っていない事を教える為に両手を上げておきながら篁さんに近付いた
ハスミ「先生!?」 イチカ「危ないっすよ!?」
″大丈夫。安心して″ ザッ...ザッ...
「…………」
″……篁さん、事情はある程度察しています。それでも…説明、してくれますか?″
顔が険しくなっている事が自分でも分かる
もしかしたら、今の険しい表情から滲み出る敵意に反応して、今すぐにでも斬りかかれるかもしれない
それでも、目を背けず真っ直ぐに見据えて問い掛ける
- 165二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 08:01:26
次くらいにはどうにか一段落つけたいと思っています…と言ったな
あれは嘘だ
ちゃんと綺麗に完結させようと思うと文章が凄く長くなってしまう…
多分後2つ位投稿で完結かもしれません
そんな亀更新野郎の為に保守をしてくれる方には感謝しかありません
ありがとうございます - 166二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 11:38:23
がんばれー
- 167二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 21:21:27
ほ
- 168二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 01:52:37
「…………」ブツブツブツ
やはり篁さんは聞き取れない声量でボソボソと呟いている
″篁さん……今回ばかりはちゃんと…″
「おじいちゃんを責めないで!!」
″!……イブキちゃん?″ マコト「イブキ!?」
急にイブキちゃんが自分と篁さんの間に割って入り庇う様に両腕を広げた
ポロポロと涙を流してヒック…ヒック…としゃっくり声をあげている
「イブキが悪いの!イブキがおじいちゃんにトリニティのおかしをプレゼントしたいからトリニティに来たのが悪いの!おじいちゃんはイブキを助けにきただけ!イブキのせいだから、おこるのはイブキだけにして!!」
″イブキちゃん…″
「…………」
予想だにしていなかった状況にどの様な言葉を掛けるか決めあぐねていると後ろから「まだ動いてはいけません!!」と声が聞こえてきた
振り返ると頭に手当ての為の包帯を巻かれたトリニティ生徒が覚束ない足取りで近付いて来た
トリカスA「その子は悪くありません……私が、その人の代わりに説明をします…」
そうして事の経緯を所々言葉を詰まらせながら説明した
何というか…そんな愚にもつかない様な理由でイブキちゃんを誘拐したというのかと頭を抱えたくなった
「その子も、その人も何も悪くありません…今回の件の、全ての責は私達にあります…どうか、罰を与えるのなら私達だけにして下さい…!」
トリカスB「本当に…すみませんでした…」
トリカスC「私達の身勝手な行動のせいで…皆様方に多大なご迷惑をおかけして…申し訳ありません」
全てを話し終えると私の服を掴み縋る様に懇願し始めた
気を失っていた2人の生徒もいつの間にか意識が戻っていた様で同じ様に謝罪を述べた
″…3人とも、今回の事はしっかり胸に刻むように。絶対に、絶対に忘れてはいけないからね″
- 169二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 12:36:49
″……今回の件はティーパーティーにもしっかり伝えておくよ。万魔殿の皆は彼女達の処罰についてはどうするの?″
マコト「ふんっ!!私としては正式な手続きなぞ省いて、そこのトリニティ共に己がどれだけ醜悪で愚かでどうしようもない存在なのかを、そのお飾りの頭に徹底的に叩き込んでからゲヘナで最も重い処罰を直ぐにでも下してやりたい所だがな!!」
だが、と一旦言葉を区切り直ぐ傍にいるイブキの頭を撫でた
マコト「被害を受けたイブキ自身が許してほしいと言っているし、何よりそいつらは既に篁の手により身も心も叩きのめされているからな。そんな疲弊した奴等に更に追い打ちをかける程、このマコト様は狭量では無いからな。今回の処罰はトリニティに一任する」
ハスミ「承知いたしました。ティーパーティーには厳しい罰を与える様に必ずお伝えします」
マコト「うむ。だが、もしまたこの様な事が起きてみろ……今日ほど甘く無いと思えよ、トリニティ…!」
ハスミ「……肝に銘じます」
キヴォトスでは生徒達に対する処罰は反省文や牢屋での禁固が大半な為、ここまで身体的に危害を加える事は殆ど無い。だからだろうか…イブキちゃんの寛容な訴えもあると思うがマコトが引き下がるなんて珍しい事だ
ゲヘナ嫌いのハスミも今回ばかり自分達の学園側の生徒が先に問題を起こしたこともあり、重く受け止めている
「…………」ブツブツブツ ザッ...ザッ...
″篁さん、待ってください″ ガシッ
話は終わったかという様にその場から去ろうとする篁さんの肩を掴んで引き留めた
″篁さん。今回の貴方の行動はやり過ぎです。いつもの貴方なら生徒相手にはスタンバトンの電気ショックで直ぐに事を収められた筈です。勿論、貴方の心境を理解出来ないという訳ではありません。だとしても彼女達をあそこまで傷つけた事に関しては許容できません″
「…………」
″しかし、今回は彼女達も十分に反省して貴方への責任追及を求めていないので不問にしておきます。ですがまた今回の様な事が起きるのであれば、私は生徒達を守る先生として全力で貴方を止めます″
「………………
俺を止めるなんざ100年早ぇよ 小僧 」
「「「「………?!!!??」」」」
篁さんがしっかりと喋った事にマコトとイロハ、イブキ以外の皆が驚いた事に目もくれずに彼は立ち去って行った
- 170二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 12:41:09
- 171二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 13:08:42
いいですよ~楽しめたので
- 172二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 19:11:28
~ゲヘナ学園 敷地内一画のベンチ~
「……………」ブツブツブツブツ
タッタッタッタッ...
イブキ「えへへっ!おじいちゃ~ん!!」ギュー
「…………」ブツブツブツ
マコト「キキキ!あんな事をやらかしておいて相変わらずだな、篁」
イロハ「おはようございます、篁さん」
チアキ「篁さん、おはようございま~す!」
サツキ「うふふ…イブキちゃんも相変わらず篁さんが大好きね」
「…………」ブツブツブツ
マコト「イブキに同行したのがイロハだけならともかく私達まで来たのがそんなに珍しいか?今日はお前に用事があって来たのだ」
マコト・イロハ・チアキ・サツキ「………」ペコッ
「…………」
マコト「あの時はお前に礼を言いそびれてしまって申し訳ない。今ここで、万魔殿の議長として、ゲヘナ学園の生徒会長として…いや、羽沼マコトとしてイブキを救ってくれた感謝を伝えさせてくれ…
篁、本当に有り難う。これからもイブキと仲良くしてやってくれ」
「……………」ブツブツブツブツ
- 173二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 19:11:47
イロハ「イブキ、篁さんに渡す物があるんじゃないんですか?」
イブキ「あっそうだった!はい!プレゼントのクッキーをどうぞ!」
「…………」ブツブツブツ
イブキ「えへへっ!このクッキーはね、先輩達といっしょにつくった手作りのクッキーなの!手作りの方がもらった人がよろこぶってイロハ先輩が教えてくれたの!」
「…………」ポリ...ポリ...
イブキ「……おいしい?」
「…………」ブツブツブツ
イブキ「…!!わーい!イロハ先輩!おじいちゃん、とってもおいしいって!」
イロハ「ふふふっ…良かったですね、イブキ」ナデナデ
イブキ「えへへっ!おじいちゃん、もっともーっと食べていいからね!」
チアキ「いや~、最近の「週刊万魔殿」はイブキちゃんと篁さんの尊い日常風景を載せるのが主流になってきましたよ~」カシャカシャカシャ
サツキ「本当にイブキちゃんと篁さんが何時も通り楽しそうで良かったわねマコト……あらっ?マコト?」
マコト「本当にイブキは良い子で可愛いなぁ~!!」ナデナデ
「…………」チャキ...
バチンッ!
マコト「ギギャーー!!?」
イロハ「はぁ…」
- 174二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 19:33:35
安定のマコト議長 お疲れ様でーす
- 175二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 20:41:41
イブキちゃん!篁さんにチョコをプレゼントするんだ!
普段はチョコを食べて生きているらしいから大好きな筈だ! - 176二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 21:49:27
そりゃあ孫娘とほのぼのしている所に横槍を入れたら怒られるよね
- 177二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 21:59:37
- 178二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 22:16:36
わかるわ
- 179二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 22:23:53
- 180二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 23:28:34
- 181二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 01:23:07
公園のベンチとか?
- 182二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 06:46:42
- 183二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 08:00:59
- 184二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 12:21:58
- 185二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 13:01:11
- 186二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 14:06:38
でも篁さんが寝そべって寝る姿が全く思い浮かばんのだよな…百歩譲って寝る時の椅子がデカめの人をダメにするソファーかリラックスチェア、安楽椅子になるぐらいじゃ無いか?
あとどれだけ絆されようが寝てる間もずっと刀(こっちだと刀型警棒?)をしっかりと手に握ってそうだし、殺意なくても僅かでも周囲で動きがあれば起きそうだから、跨られるより前に起床しそう。
強いて言うなら、
布団をかけてない篁さんが風邪ひかないようにと、なるべく起こさないように気をつけながら布団をかけてあげるイブキと、気配を感知してとっくに起きてはいるけどイブキに気を使ってまだ眠ってるふりをしてくれてる篁さんのシュチュエーション
なんかが1番それっぽいと思う。 - 187二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 17:30:45
たまにシスターフッドの教会に入り込んで寝ていたりしてそう
- 188二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 05:30:09
保守
- 189二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 10:14:54
- 190二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 10:15:15
キヴォトスで篁さんと戦えるレベルの戦力ってどれぐらいいるだろ?
個人的にはどんなに強いヤツ相手でも篁さんが篁さん以外に負ける展開は想像出来ないが - 191二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:19:59
さらっと言っているけどサクラコ様、篁さんの喋っている事分かんのかよ!
自分の記憶が正しければ、今の所篁さんの言葉をちゃんと理解出来ているのってイブキちゃんと柴崎ラーメンの大将位じゃなかったっけ?
そう考えるとサクラコ様ってやっぱスゲーや!
- 192二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 00:56:34
次スレいるかね?
- 193二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 06:57:15
個人的には欲しい
- 194二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 07:32:35
立てるからちょっと待ってくださいな
- 195二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 07:56:19
- 196二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 17:30:29
おつ
- 197二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 22:56:53
埋め
- 198二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:12:08
埋めようか
- 199二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:20:42
ume
- 200二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 23:32:26
200だったらイブキはもっと篁さんにベタ惚れでよく抱きついて頬擦りしてる