- 1スレ主24/11/22(金) 21:52:20
あらすじ…
突如ミレニアムの生徒から忘れられたモモイ
ノア先輩の協力の元、学園から脱出したモモイはアビドス方面へと逃げる
アビドス高校のホシノとユメに命を助けられ、行き場を無くしたモモイはホシノの提案によりアビドスへ入学する
これは…ワケあってミレニアムから逃げたモモイが
アビドス高校学校に転校してきたお話 - 2二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 21:54:31
立て乙だぜー
- 3スレ主24/11/22(金) 21:56:45
- 4スレ主24/11/22(金) 22:01:00
軽くコメ返し
前スレ34
『…そういえば写真とかどうなってるんだろ？生徒の在籍表とか…』
A.全て消えています - 5二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:02:03
このレスは削除されています
- 6二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:02:23
全て消える神秘あったな
- 7スレ主24/11/22(金) 22:04:16
前スレ76
『「ここだけモモイの記憶が消えた世界」』
A.二重の意味でタイトルを付けました - 8スレ主24/11/22(金) 22:08:48
前スレ93
『ここのモモイ、なんか各校のことについてめちゃくちゃ知識あるし、結構交流あるな。』
A.少しだけブルアカ原作のシステム的に設定を入れました - 9スレ主24/11/22(金) 22:13:12
前スレ114 118
『アビドス、ワケありの生徒が転がり込む先としてあまりにも便利』
『別のモモイスレでもそうだけど、アビドスは学園としては崩壊してる個人グループゆえに駆け込み寺みたいに機能してるな』
A.正直、その便利な設定に助けられてます - 10二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:15:48
モモイ強くない？ 自分すっげぇ驚いたぞ！
- 11スレ主24/11/22(金) 22:17:58
前スレ167 174
『モモイが臨戦おじさんみたいになってる！？』
『おじさん…何やってるのおじさん…』
A.趣味のゲームが無くなった結果……こうなった
当初は隣接おじさんレベルまで強化する予定は無かった - 12二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:18:44
趣味がゲームではなく鍛錬に置き換わってるのか
- 13二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:20:06
記憶=過去の経験と内容を覚えていること
モモイの記憶が消えた(モモイが過去の経験と内容を忘れた)世界、と
モモイの記憶が消えた世界(世界がモモイの経験を忘れた=モモイの存在を切り抜いた)、かな？ - 14スレ主24/11/22(金) 22:24:36
前スレ176 177
『ホシノ技術吸っていくってやべえな』
『ナニカが空っぽになった分新しい知識や経験の吸収が滅茶苦茶スムーズだった説』
A1.元々の才能があった所が開花した感じです
A2.素敵な概念だった為、採用させてもらいました - 15スレ主24/11/22(金) 22:28:29
前スレ187
『プラナがいるってことは最終編後か』
A.具体的な時系列はアビドス第3章後です
あと最近までユメ先輩は入院とリハビリを繰り返してました - 16二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:30:41
- 17スレ主24/11/22(金) 22:33:58
- 181624/11/22(金) 22:35:10
ん、わかった。楽しみにしてる。返信ありがとう
- 19スレ主24/11/22(金) 22:45:38
- 20二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:46:18
ヘッドホンやミレニアムの服捨ててアビドスの服に身を包んだりゲームが趣味じゃなくなったり
果てはアビドスに帰属意識が芽生えて唯一の居場所と呼んだり…
才羽モモイから才羽モモイであるための要素が一つ一つパージされて別のものに置き換えられ始めてるな…どうなっちまうんだ一体 - 21二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:50:47
ア、アリス！？まさか、自力で脱出を！？
- 22二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:54:34
モモイもしかしてトーチになっちゃった？フレイムヘルズ呼ぶ？
- 23スレ主24/11/23(土) 00:29:28
※大変申し訳ありません
ホスト規制に引っ掛かってしまい、投稿が遅れました
かなり中途半端な所ですが、続きはまた後日… - 24二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:37:18
ん、わかった。明日も楽しみにしてる。おやすみなさい
- 25二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:56:31
このレスは削除されています
- 26二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 01:07:47
目を覚ました時までは覚えてたのに、二ヶ月の間に緑の記憶がオミットされてる……
- 27二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 07:45:13
このモモイってチンピラメイド先輩とどれだけ戦えるんだ……？
- 28二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 08:19:05
最初のシーンでアリスいなかったからどうしたのかと思ってたけど先生のとこにいたんだな
- 29二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:43:56
ユメ先輩が生きてる第三章か、テラーしたんだろうか
- 30スレ主24/11/23(土) 10:48:07
- 31スレ主24/11/23(土) 11:07:57
プラナ「……それにしても、今日はモモイさんは来なかったですね？」
アロナ「そう言えばそうですね…モモイさんの事だから、先生に会えるのを楽しみにしてたでしょうし……」
そんな会話をするアロナとプラナ
そう…本来のスケジュールならあの後モモイも一緒にシャーレの仕事の手伝いをする予定が入ってたのだ
そのモモイ本人がなぜか来なかったために、最後までアリスがお手伝いする結果になった
アロナ「風邪でも引いてしまわれたのでしょうか？心配ですねプラナちゃん」
プラナ「そうですね、先輩。モモイさんの事ですから、何か厄介事に巻き込まれてなければいいのですが…」
"……ねえ。アロナ、プラナ、一つ質問良い？"
アロナ「ハイ！なんですか先生？」
プラナ「答えれる事なら、なんでも言ってください」 - 32スレ主24/11/23(土) 11:08:40
"その『モモイ』って子は、誰の事を言ってるの？"
- 33二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 11:23:44
ファッ！？
- 34スレ主24/11/23(土) 11:28:45
アロナ「…………えっ！？」
プラナ「……っ！？」
あの先生から…あまりにも信じ難い発言が飛んできた
アロナ「……なっ…何言ってるんですか先生！？モモイさんですよ！ミレニアムサイエンススクール所属、ゲーム開発部の『才羽モモイ』さんの事ですよ！？」
プラナ「先生……例え先生でも言って良い事と悪い事がありますよ」
シッテムの箱の少女達がそれぞれ違う反応をする
片や困惑して悲しみ
片や失望して怒る
しかし…当の先生は2人の相棒が何故そんな反応を見せるのか全く心当りが無かった
"ごめんね二人とも……でもね、私には二人のその…言っている才羽…モモイ？って生徒の事は全く知らないんだ"
そうはっきりと答えた先生
2人の少女は大好きな先生が全く嘘を言っていない事に気付いた - 35スレ主24/11/23(土) 11:51:13
プラナ（これは……どういう事でしょうか？先生が大切な生徒の一人を忘れてしまうなんて…絶対にあり得ないのですが…？）
そうプラナは素早く思考する
そして…ある一つの可能性が思い浮かぶ
プラナ（もしや……またあの『地下生活者』が何かしらの現象を起こしたのでしょうか？）
数ヶ月前に起きた嫌な事件の事を思い出す
ゲマトリアの1人、地下生活者がアビドスの小鳥遊ホシノと接触し、ホシノの精神とメンタルを揺さぶってテラー化させ、キヴォトスを滅ぼそうと暗躍してたのだ
幸いにもまだ完全に反転してなかったホシノを対策委員会メンバーとゲヘナ風紀委員長のヒナ、もう一つのキヴォトスからこちらへ来たもう1人のシロコ
そして……ずっと眠っていたアビドス生徒会長『梔子ユメ』がホシノの異変に気付いて目覚め、病院から脱走して暴走するホシノ*テラーの元へ向かい、暴走を止めたのだ - 36スレ主24/11/23(土) 12:19:38
しかし、プラナは即座にその考察を否定する
あれから地下生活者からの干渉はピタリと止まった
それに観測した限りだと、反転したもう1人のシロコ
『シロコ*テラー』が地下生活者に釘を刺していた事を知っている
しかしそんな事よりも重大なファクターに気付いた
プラナ（……！ 待ってください、何故梔子ユメは生きているのですか？それに…この記憶に無いのに知っている記憶はなんですか？）
プラナは思い出す、梔子ユメは3年前にアビドス砂漠で死んでいる事を
プラナの世界でも3年前に死んでいる事実は覚えている
しかし、ついさっき気付いた『存在しない記憶』の梔子ユメの生存
地下生活者の世界の干渉が遅れて来たのか…否
いくら世界の干渉が出来るとはいえ、死んだ人間は生き返らない
既に起こった過去は変えれない - 37スレ主24/11/23(土) 12:34:33
アロナ（……プラナちゃんも思い出しましたか…？）
プラナ（アロナ先輩も…？）
そう考察してたのはプラナだけでなく、アロナも同じだった
普段はポンコツな先輩だけどこういう異常事態だと頼りになる先輩だと知っていた
そして…アロナとプラナは互いに頷き合い、先生に一つの質問をする
アロナ「先生……梔子ユメさんの事を覚えてますか？」
"…ユメ？覚えてるよ、つい先日にリハビリが全て終わって退院したんだよね？"
疑惑が確信に変わった瞬間だった
先生はモモイの記憶を失った代わりにユメが生きているという存在しない記憶を覚えていた - 38スレ主24/11/23(土) 12:55:28
アロナ「…………先生、今からお話する事は嘘一つも無い真実のお話です……聞いてくれますか？」
そう真剣なトーンで話すアロナに先生も真面目な表情になり、アロナの話に耳を傾ける
"うん。聞かせてくれないかな？アロナ、プラナも、何か気付いた事があったら遠慮なく言ってね"
プラナ「わかりました先生、私の気付いた事もお話します」
これが……先生がモモイの存在を知る事になった切っ掛けのお話… - 39二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 13:04:37
(厳密には違うが)機械のみが記憶を保持しているっていうのか…もはやキヴォトス全体が不可知戦域と化しているとでもいうのだろうか
「二つの異なる世界認識用の情報処理システムを持っていて、互いにそれをサブシステムとして使うことができる」という複合生命体のような共生関係を結ぶ必要があるな - 40スレ主24/11/23(土) 13:09:25
※思ってたよりも長くなってしまい、難産でした…
続きはまた夜に… - 41二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 13:23:42
アロプラはモモイを覚えているが写真や在籍表の記録は消えている…ではアリスは？
これ、描写されていないだけでミレニアムとアビドス以外にも何か起きているのでは… - 42二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 14:39:58
- 43二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:16:15
コリジョンというかすげ替え？
死人である筈のユメパイの代わり？
何故だろう - 44二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:29:16
ユメパイセンの生存の代わりにモモイの関する情報がなくなってるものなのかな
なんかそれだけじゃなさそう… - 45二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:32:48
機械系が覚えてるならアリスも覚えてることになるし、その場合は間違いなくモモイを追っかけて飛び出すよな勇者
あくまでも記憶が消えただけであって、本来モモイ無しではパヴァーヌどころかゲーム開発部も成り立たないわけで
今のミレニアム、実は相当ガッタガタじゃない？ - 46二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:36:02
ゲーム開発のシナリオどうなるんだこれ
そもそも何故モモイなんだろう
……双子だからとか？ - 47二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:42:23
普通に健忘とかで物事を忘れるなら新しい事、つまりユズやアリスの事から忘れ始めそうだけど何故かずっと一緒にいたミドリの記憶から抜け落ちたのは"才羽"モモイを名乗らなくなったからなのかね
- 48二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:42:55
実は段階的にモモイの存在が消えていったりして灼眼のシャナのトーチみたいなやつ
- 49二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:45:40
モモイ不在だと廃墟に行こうとしないからシャーレにメールも届かないしアリスに出会わない
もし会えてもヴェリタスとの繋がりがあるのはモモイだから不正入学できない
そしてアリスを入れてもモモイ無しでは人数不足なのでユウカも諦めるしかない
これで現状のミレニアムが成り立ってることがおかしいよ - 50二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 16:49:23
トーチは故人の“存在の力”から造られるため、記憶や人格は生前のままである。通常は封絶の中で喰らわれるため、人外の存在と接触した記憶は残らず、本人が既に『喰われた』こと、自分がその『残り滓』であることにも気づかない。
残された力の消耗により、存在感・居場所・役割などを徐々に失ってゆき、誰からも気に留められなくなった頃、ひっそりと消える。
トーチ - 灼眼のシャナ＆A/B用語大辞典【種別】 自在法の生成物 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の徒”がフレイムヘイズからの追撃を逃れるため、フレイムヘイズが『世界の歪み』の衝撃を和らげるため、故人の“存在の力”から作る『人間の代替物』。...w.atwiki.jpほう…
- 51スレ主24/11/23(土) 17:14:59
- 52スレ主24/11/23(土) 17:20:46
※再開します
その後、ミレニアムサイエンススクールに侵入者が現れたとの報告を受け、現場へ向かった先生
たまたま近くにいたエンジニア部に事情聴取をする
"はぁ…はぁ……ウタハ、ミレニアムに侵入者が出たって本当？"
ウタハ「ああ…本当の事だよ先生。つい先程、ミレニアムに侵入者が現れた、そして…私達はその人物と会っている」
ヒビキ「確か…小さい女の子だったよね…突然来て『私の事覚えてない！？』って……言ってた気が」
コトリ「そういえば……ゲーム開発部のミドリちゃんと瓜二つでしたね？ 最初はドッペルゲンガーかと思いました。あっ…説明しましょう！ドッペルゲンガーとは…（省略）」
《…！ 先生、もしやモモイさんじゃ！？》
新たに謎が深まる、ついさっきまでアロナとプラナから聞いていた人物像と相反する事が起こってるのだ - 53スレ主24/11/23(土) 17:24:45
しかし、先程のコトリが言っていた『ゲーム開発部のミドリと瓜二つ』
おそらく……いや間違いなくモモイって生徒だ
そのモモイ本人が何かとんでもない厄介事に巻き込まれてる張本人だと
"それで、その娘がどっちに行ったか分かるかな？"
ウタハ「…すまない、私達はあの娘がどっちに向かったのかは分からない、けど…」
そう言いながらウタハはミレニアムのある方角へ指を指す
ウタハ「ユウカが言うには、向こうにあるダストシュートの出口から逃走したのではと判断している」
"……それで、そのユウカは？"
ヒビキ「今ならちょうどその出口付近に居ると思うよ」
そう聞いた先生はエンジニア部にお礼を告げ、ユウカの元へと進んで行った - 54スレ主24/11/23(土) 17:32:34
"ユウカ"
「……あっ、先生。来てくれたんですね」
向こうで現場検証をしていた生徒の1人が駆け寄ってくる
ミレニアムサイエンススクールの生徒会、セミナー所属の『早瀬ユウカ』だ
"ユウカ、ここでいったい何があったのか教えてくれる？"
ユウカ「わかりました先生、実は…」
その後のユウカの顛末を聞いた
ミレニアムに侵入した生徒はゲーム開発部部室に入り、口論を交わした後セミナーを襲撃
不利だと判断した容疑者はダストシュートからの逃亡を果たしたとノアから聞かされた
それと…この事を聞いたアリスの様子がおかしくなった事も伝えた - 55スレ主24/11/23(土) 17:37:00
"……アリスが？そのアリスは今はどこに？"
ユウカ「…わかりません、けど突然アリスちゃんが『モモイがそんな事するはずがありません！そんな事言うユウカなんか大嫌いですっ！』って言って出て行ってしまいました……」
ショックを隠せないユウカ
しかし先生はユウカの台詞からある事に気付いた
"（私を含め…みんなモモイの事を忘れているのに……アリスだけはモモイを覚えている？）" - 56二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 17:40:35
アロプラとアリスだけか・・・モモイのこと覚えてるのは
- 57スレ主24/11/23(土) 17:43:59
疑問に思ったがそれを一旦置いといて、先生は質問を重ねる
"他に何か気付いた事はないかな？些細な事でもいいんだ"
そう聞いたユウカは少し考え込む
すると頭に引っ掛かってたのか、ある情報を教える
ユウカ「そういえば…何故かよくわからないけど、私やミドリの名前を知っていたわね……それに、ミドリに似て……いえ、そっくりでした」
そう聞いた瞬間……先生は全力で走り出した
ユウカ「ああっ…ちょっと、どこ行くんですか先生！？」
そう声を掛けるも……先生の後ろ姿は遠くへと消えていった - 58スレ主24/11/23(土) 17:47:41
"……はぁ！…はぁ！……アロナ！プラナ！今すぐモモイって娘の携帯の位置を探してっ！"
アロナ《今やってますっ！先生！》
プラナ《……！信号は途絶えてますが、最終地点を捕捉…これは？》
アロナ《先生！急いでください！》
居場所を特定したアロナとプラナの協力の元、急いで先生は指示された場所へ向かう
たどり着いた場所は…D.U.自治区外
…………アビドス砂漠への入り口だった - 59スレ主24/11/23(土) 17:52:08
"ここは……まさかそんな……"
最終地点へ全力で走った先生が見た光景は、あまりにも広すぎるアビドス砂漠の景色
プラナ《……………………先生、おそらくですが……もう…モモイさんは……》
プラナの声に落胆の色が混ざる
プラナもまた…その事実を信じたくないのだろう
"そんな……嘘だよね…モモイ……"
モモイに何が起こったか分からないが……ここで信号が途絶えたという事は、彼女の身に余りにも悲惨過ぎる最期を迎えたのだろう
アロナ《…………ぐすっ……せんせぇ…》
プラナ《…………………………》
"ううっ…うわあああああああああああああああ！！！！！"
夜のアビドス砂漠に先生の泣き叫ぶ声が響く…
今日……先生は最愛の生徒を一人亡くしたのだ………… - 60スレ主24/11/23(土) 17:57:20
- 61二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:19:27
アリス！？
- 62二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:28:44
面白すぎてまとめ動画から来た
リアタイで読めるの嬉しいぜ - 63二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:34:18
エッグイ展開やなぁ
- 64二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:35:34
同じくまとめ動画から来た。新作を定期的にまとめてくれるので供給先に辿り着きやすい。ss主と動画投稿者に感謝！
- 65二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:46:55
パンパカパーン！アリスはモモイを探す旅に出た！……ってことは言ってられないか…
- 66スレ主24/11/23(土) 18:57:12
- 67二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:08:30
記憶抜けたミドリとユズから見たらこの展開ホラーすぎる
急によく知らないミドリそっくりな奴が来て自分のこと覚えてないのか聞いてきて、追っ払ったかと思えばアリスが知らない記憶を話してきて挙げ句の果てに疾走とか…
部室の空気地獄みたいになってないか…？
こういう時グイグイ引っ張るのがモモイなのに不在だもん - 68二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:35:27
ここのモモイはアリスのこと忘れてなきゃいいな…
- 69二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:47:06
･･･モモイ､お前･･･ ･･･｢｢｢｢緑｣･｢黄色｣｣･｢｢緑｣･｢赤｣｣･｢｢赤｣･｢黄色｣｣｣の｢カード｣｣に見覚えは?
- 70二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:58:54
誰がアリスって呼んだ事になってるのかなあ
- 71スレ主24/11/23(土) 20:33:30
モモイとアリスがいなくなってから約1ヶ月…先生の心の傷が少しづつ癒えてきた頃、シャーレにもアビドスのとある噂が流れていた
なんでも1ヶ月前、アビドス高等学校に期待の大型新人が転校してきたとの噂だ
それと同時に……かなり髪の長いゴツイ武装をしている女の子の目撃情報
武装している女の子は、おそらくアリスだろう
それよりも、噂とはいえ…一筋の希望の光が見えた
才羽モモイは生きているかもしれない
"アロナ、プラナ、アビドスへ向かおう！"
アロナ《…っ……ハイッ！先生》
プラナ《どこまでもお側にいます、先生》
ずっと暗かったシャーレに笑顔が戻ってきた - 72二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:35:53
アリスはアンブロークンアロー足りうるか
- 73二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:42:52
機械系……かぁ
3章後でなきゃカイザーも情報原になったんだがな
アイツらモモイは知らなくてもユメが死亡した事は知ってるだろうからそれを覚えてるかでどの範囲か分かる
………理事でも探すか？ - 74二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:48:51
スレ主は分からないが自分としてはロボ住民たちは人間に機械テスクチャ貼っただけ説の支持者としては人間の認識世界に生きてると考えてるからカイザーらロボ住民たちも認識改変の影響下なんじゃないかと考察
- 75二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:52:08
まとめ動画から来たけどなるほど何かの干渉を受けていてロボットたちには聞いていない的な設定なのね
- 76二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:54:50
アロナプラナ（電脳空間にいる）やアリス（ロボット）のことを考えるに
もしかしてロボット及びキヴォトスの空間上に居ない生物には記憶改竄の効果を及ぼしていない…？ - 77二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:56:07
- 78スレ主24/11/23(土) 21:07:17
※ご視聴かんしゃ〜
モモイ「……はぁ～…今日もツッコミ疲れた」
ユメ「お疲れ様、モモイちゃん」
そうボヤキながらユメ先輩と帰宅する
いつもの事ながら、今日もアビドス定例会議はカオスの極みだった
まず毎回のお約束の如く、セリカ先輩がまた騙されてネックレスを購入させられてた
その次もお約束通り、シロコ先輩が銀行強盗の提案をしてきた
毎回毎回しっかりと計画を練って来ているが、ホシノ先輩が当然却下
次にノノミ先輩が地域密着形のイベントを提案してきた
銀行強盗よりはマシとはいえ、私達はアイドルでもなんでもないので却下
ちなみにユメ先輩の提案は即却下された
あとついでにアヤネ先輩がテーブルをひっくり返した - 79スレ主24/11/23(土) 21:10:29
最後に私の提案なんだけど…小さなチャリティーイベントか何かで物を作ったり作品を用意して外の人達に少しでも興味を持ってもらえないかなと言う案を伝えた
…満場一致で採用された
アビドスのみんなは物を作って販売するという発想が無かったみたい
過去にアリス達とゲーム開発部でゲームを作ってた知識が役に立った
ユメ「モモイちゃんはこの後バイト？」
モモイ「うん、柴関ラーメン屋さんのシフトが入ってるよ」
お金が無かった私に、セリカ先輩と柴関ラーメンの大将さんが『それならこの店で働かない？』って言ってくれた
今では私目当ての常連さんも増えて楽しく働いてるよ！ - 80二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:15:21
機械系というか、オーパーツ関係(箱と王女)って括りの方がしっくりくる
- 81スレ主24/11/23(土) 21:16:46
モモイ「あっ、ユメ先輩……私がいないからって勝手にキッチンに立たないでくださいよ」
ユメ「ひぃん…あれはモモイちゃん1人じゃ大変かなぁ〜…って」
モモイ「そう言って目玉焼きすら焦がしたり包丁で足を切ったのはどこの先輩ですか…？」
ユメ「ひぃん……ご、ごめんなさいモモイちゃん…」
そう、私は今…ユメ先輩のお家に住んでいるの
住む場所も無かった私にユメ先輩が…『それならウチに来ない？けっこう広いから1人増えても大丈夫だよっ！』って言って急遽決定された
それからはユメ先輩と一緒に寝泊まりする事になったんだけど……この人今までよく生活出来てたね？ってレベルで酷かった
余談だけど、ホシノ先輩が羨ましそうに私を見ていた… - 82スレ主24/11/23(土) 21:21:04
モモイ「…というか、なんで包丁で食材を切ってるだけなのに足を切るんですか？？？しかもふともも…」
この人の料理スキルはある意味酷い
初心者でも出来る目玉焼きを焦がす癖にフレンチトーストはプロ級の腕前だったり
前に肉じゃがを作ってた時は何故かビーフシチューが完成した
あとモモイちゃんが家に住んで1ヶ月記念と称して冷凍の丸鶏を丸々揚げようとした時は全力で止めた
その後作った鶏の蜂蜜漬け焼きはめちゃくちゃ美味しかった
そして確信した、この先輩は私抜きじゃ生きていけないと……
いちおう、入院する前までは普通に生活できてたらしい
それでもタンスの角に薬指をぶつけたり、階段から滑り落ちたりは変わってないそうで… - 83スレ主24/11/23(土) 21:38:23
モモイ「それと、私ちゃんと起こしたのになんで遅刻したんですか？」
ユメ「ひぃん……ごめんなさい、お布団が気持ち良くって……」
モモイ「……まぁ、気持ちはわかるけど…」
毎朝ユメ先輩を起こすのも日課のひとつ
あまりにも幸せそうに寝てる姿を見ると心が揺さぶられるけど、もう既に慣れた自分がいるもので…心を鬼にして叩き起こしてるの
あとお察しの通り、私が料理担当なの
前に 達と一緒に柴関ラーメンの味を再現しようと美食研究会の生徒さんみんなと研究した覚えもあるよ
結果は失敗だったけど、ハルナさんが『それでもここまで美味しいラーメンを作れる才能に感服いたしましたわ』って褒めてくれた - 84スレ主24/11/23(土) 21:48:45
ーーその日の夜ーー
ユメ先輩が寝静まった頃、私はこっそりと家を抜け出す
モモイ「うへぇ〜…今日は少し冷えるね」
夜間にアビドス市街地をパトロールするのが私の日課になっていた
同じく夜間パトロールしているホシノ先輩とバッタリ会う事も偶にある
何故こんな事をしているかと言うと、いつも私の記憶について考えていたから
モモイ（…アリス……ユズ……今頃なにしてるのかな？）
思い浮かぶのは…かつてのゲーム開発部
4人での楽しかった記憶を思い出そうとする、けれど…… - 85スレ主24/11/23(土) 21:54:12
モモイ（…………駄目だ…やっぱり、最後の1人が思い出せない）
パズルの最後のピースが見つからないもどかしさに悩まされる
そんな考えを一旦振り解き、私はパトロールを続けた
ホシノ先輩も巡回してるとはいえアビドスの治安は悪い
少しでもホシノ先輩の負担を減らそうと徘徊を続ける
モモイ「それにしても…今日は月が綺麗だね、まるで2ヶ月前のあの時みたい………」
"やっと見つけたよ…モモイ" - 86二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 21:56:20
先生が来た！？これで勝てる！
- 87スレ主24/11/23(土) 22:05:55
ーーー
「……………………えっ？」
目の前の少女が驚きに振り返る
アビドス高校の制服に身を包み、姿が大きく変わっているけど間違いない……
この娘が……私がずっと探していた『才羽モモイ』なのだと…
特徴的なネコ耳ヘッドフォンや尻尾は無く、髪も肩より下まで伸びた少し大人びた女の子
それでも、彼女が背負ってるピンク色のイメージカラーの銃と、夜の背景に煌めく綺麗な金色の髪でわかった
"君が……才羽モモイだよね？ずっと探してたんだ"
そう声を掛ける、目の前の少女はとても驚いていた
"少し時間を貰えないかな？モモイとお話がしたいんだ"
そう言って私は右手を差し出した - 88スレ主24/11/23(土) 22:13:52
突然の提案と差し出された右手に戸惑いを隠せない少女
相手からしたら、もしかしたら知らない大人から声を掛けられたと警戒してるのかもしれない
けれどもユメから事前に聞いている、『モモイちゃんも先生に会いたがっていた』と
先生は静かにモモイの返事を待つ
しかし…モモイからは予想外の回答が返ってきた - 89二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:16:49
モモイはどうリアクションするんだ…？
もし私のこと覚えてたの!?
とか言われた時先生はどう反応するんだ
返答次第じゃまたモモイの心に釘が刺さるぞ - 90スレ主24/11/23(土) 22:22:26
「…………あはは！ 惜しいねシャーレの先生、人違いだよ」
"モモイ……？"
「うん、確かに私の名前はモモイ、そこだけは正解」
そう言いながら少女は改めて先生の正面に向き直る
「私の本当の名前は『梔子モモイ』、貴方が言っている才羽モモイとは全くの別人だよ」 - 91二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:23:40
わ…ア…
- 92二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:25:28
これは……どっちだ？
- 93二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:30:38
体格も変わってたりする？
- 94二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:31:45
- 95スレ主24/11/23(土) 22:34:52
"モ……モイ…？"
目の前の生徒はいったい何を言っているのだろうか
私が聞いたモモイ本人ではなかったのか？
私の勘違いだったのか…？
……いや、スーツの内ポケットに仕舞ってあるシッテムの箱が小刻みに震えている
《先生！その生徒さんの嘘を信じないでください！》
《この眼で観測して確信が持てました、目の前の生徒さんは100%…『才羽モモイ』さん本人です》
先生にしか聞こえない2人の頼もしい相棒がそう答えた
どういう理由なのか分からないけど、モモイは嘘をついている - 96二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:45:43
ミレニアムから追われてる身とはいえ思い付きであってほしいな
それでも対応次第でまずいことになりそうで
特にノアとの約束とゲーム開発部の思い出がなくなりそうで怖い・・・ - 97二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 22:52:00
先生とミレニアムの関係を守るための優しい嘘であってくれ…
- 98スレ主24/11/23(土) 22:55:50
「それで、このおじさんに何か用かな？ シャーレの先生」
そんな軽い口調で話しかけてきたモモイ
まるで偽りの仮面を被ってるかのような振る舞いに先生は戸惑う
"えっと…君と話がしたいんだ！君の事を教えてくれないかな？"
そう聞いたモモイは静かに微笑む
「ふふっ…もしかしてナンパ？ ダメだよ先生、もしもおじさんが悪い不良さんだったらどうするの？」
目の前の生徒の最もな言い分に口籠る先生
そんな先生をからかう様に言ったモモイは謝罪の言葉を口にする
「ゴメンね先生、からかい過ぎちゃったね。それじゃ、おじさんはもう行くね」
そう言ってこの場を去ろうとするモモイ
2人の相棒がすぐに『モモイさんを止めて！』と言うがもう遅い
"待って！モモイ！"
そう叫ぶも、モモイの姿は夜の闇に消えていった - 99二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:00:25
ホシノと混ざってる？
今までの流れからしてわからなくもないけど・・・いやこわ - 100二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:03:20
アリスの事を言えよッ先生…！そしたら聞いてくれるってきっと…
それはそうとモモイ自身が元の自分を忘れるという最悪の事態にはなってなさそうで一安心
(94での引用先92と間違えました。すいません) - 101二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:06:40
これが嘘ついてるならいいけど、もしそうでないとしたら思ってる以上に状況は逼迫してるな。
- 102二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:07:40
なんか過去ホシノに段々近付いてる…？戦闘能力と性格が…ええ…こわぁ
- 103スレ主24/11/23(土) 23:08:22
モモイ「……ぐすっ…ごめん……ごめんなさい！……せんせぇ！」
涙を流しながら夜の街を駆けるモモイ
ずっと会いたかった大好きな先生が自分から会いに来てくれた事に嬉しくて泣きそうになったモモイ
本当は今すぐ先生に抱き着きたかった
よしよしって頭を撫でて欲しかった
しかし、先生が夜間に知らない生徒と話していた事を誰かに知られたら、モモイが生きている事がミレニアムにバレてしまう可能性がある
そうなった場合モモイだけではなく、アビドスの先輩やアビドスに住む住人達が巻き込まれる可能性を考えると…モモイは先生に嘘をついて逃げるしかなかった - 104二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:11:02
アリスのことを知ったら腹をくくりそうか？
- 105二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:13:06
まだ出来上がってしまった訳では無かったようで一安心
でも独り言でもうへぇ〜とか言ってるし存在の変質が徐々に始まってるのか…？ - 106二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:14:21
よかった・・・素はきちんとモモイのままで
後はアリスのことつたえなきゃ - 107二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:17:22
「モモイ」が生きていることがバレてもミレニアム勢には名前割れてない訳だし
大丈夫な気がするが、そうでもないのかね
名前割れてないのか…幸運だけど嬉しくないなあ… - 108スレ主24/11/23(土) 23:21:26
モモイ「せっかくせんせぇから会いに来てくれたのに……私も先生に会いたかったのに……ごめん…ごめんなさい……せんせぇっ！」
そうして道端で泣き崩れたモモイ
モモイは自分の気持ちを圧し殺し、アビドスみんなの為の選択肢を取ったのだ
「……うへぇ！？ も…モモイちゃんどうしちゃったの！？」
そこに偶然ホシノが通りかかった
ホシノは泣き崩れてるモモイをそっと抱き寄せる
モモイ「ホシノ…せんぱい……ううっ…うわあああああああん！！！」
ホシノ「うへぇ〜！？だ…大丈夫だよモモイちゃん、さぁ…私の胸でいっぱいお泣き」
うわああああああああああん！！！
夜のアビドス市街地に、世界にひとりぼっちの女の子の泣く声が響き渡った… - 109二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:24:58
これユメ先輩をホシノがトレースしてた様に、ホシノに何かあればモモイ……
…よし予想やめよう！こわい！！ - 110二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:27:08
なんでそこで自己犠牲の選択を完璧に遂行できるかなあ!?
やっぱモモイって先生と似てる節ない？ - 111二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:31:49
- 112スレ主24/11/23(土) 23:32:30
※どうも、スレ主です
先生とモモイの邂逅部分なのですが、しっかりと2人がお話してしまうと物語の大筋が大幅にズレてしまうのでこのような形（モモイが偽りの仮面を被る部分は94コメの通りその場の思い付き）にさせてもらいました。
私の作品を楽しみにしてる方々に不安な気持ちにさせてしまい、申し訳ありませんでした - 113二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:36:43
要はアレだな！『まだその時ではない……』ってヤツだな！
- 114スレ主24/11/23(土) 23:37:58
なお、今のモモイの境遇ですが…
初代『ワイルドアームズ』を少しだけ意識してます
世界に居場所が無くなったモモイに新しい居場所を与えたのが、今のホシノ達アビドス廃校対策委員会のみんななんです - 115二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:38:49
そうそう、まだアリスの事もあるしフラグが立つのはまだ早いって事でしょう。
- 116スレ主24/11/23(土) 23:43:40
なお、皆様がおそらく一番心配してるであろう
『モモイの人格がホシノやユメに引き寄せられてる』という状況ですが…
あれはただモモイが2人に憧れて真似をしているだけなのです
素はきちんとモモイのままなので安心してください
（本当はどこかで描写したかったけど入れるスペースが無くなったという理由…） - 117二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:46:48
このレスは削除されています
- 118二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 23:47:27
元気っ子の涙からしか得られない栄養はあると思う(外道)。それはそれとしてお労しい…早くアリスと再会して…
- 119二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:08:45
ユメパイの存在で多少の差異はあれどアビドス三章の大枠はズレてないっぽいからパヴァーヌも話自体は大幅には変わらずモモイ無しで上手くやりきった事になってるのかな
- 120二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:22:38
- 121二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 00:23:52
'ミレニアムサイエンススクールの1年生、ゲーム開発部所属のモモイ'
'ゲヘナ学園所属、風紀委員長のヒナ'
'アビドス高等学校2年、アビドス廃校対策委員会所属の十六夜ノノミ'
'ミレニアムサイエンススクール所属、ゲーム開発部の『才羽モモイ』'
'ミレニアムサイエンススクールの生徒会、セミナー所属の『早瀬ユウカ』'
'ミレニアムサイエンススクール所属の
『天童アリス』'
…むむむ？ - 122スレ主24/11/24(日) 09:42:53
…………ﾜｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ…!!!
……遠くの方から声が聞こえました…
まるで小さな子供が泣き叫ぶような声…
……けれども私は……ーーーはこの声を知っています
ーーーに、居場所をくれた……
ーーーに、娯楽を教えてくれた……
ーーーに、大切な仲間をくれた……
「……やっぱり、ここにいたんですね……モモイ」
ーーーは街を見下ろします
この街に……私の大切な人が存在しています
「……待っててくださいねモモイ、今…アリスがモモイを迎えに行きます！」 - 123スレ主24/11/24(日) 09:45:19
「……はい……はい……ええ、なるほど…分かりました、私達にお任せください」
ｶﾞﾁｬﾝ…
「…社長、また新しい依頼？」
「ええ、そうよ。なんでも…アビドス地区に逃げたかもしれないあるターゲットを探してとの事よ」
「くふふ〜、またアビドスか〜私達、何かと縁があるみたいだね〜！」
「いったい…どんな方なのでしょうか……？」
「さぁ？ それを調査するのも私達…『便利屋68』の仕事よ」
「はぁ…また社長は安請け合いして……それで？ 依頼主は誰なの？」
「依頼の相手は……ミレニアムの早瀬ユウカよ」 - 124スレ主24/11/24(日) 09:47:53
「ミレニアムがわざわざ私達に…？」
「詳しくは知らないのだけれど…知り合いのツテで個人的に依頼したいそうよ」
「ん〜…でもユウカちゃんが私達便利屋に依頼するなんて不思議だな〜？」
「また…シロコさん達と戦うのでしょうか？」
「今回は調査が目的よ、可能なら始末してくれても良いとも言っていたけどね」
「…………」
「さあ行くわよムツキ、カヨコ、ハルカ、私達便利屋68の実力を見せてあげるわ！」 - 125二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 10:00:12
記憶無いから主観では完全な被害者だしアリスをおかしくした元凶相手とは言えユウカがモモイに生死問わずで依頼してるの泣く
ミレニアム勢の仲間想いの強さ故なのが余計心にくる - 126スレ主24/11/24(日) 10:31:05
- 127二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 10:31:51
すべては変わりゆく
だが恐れるな、友よ
何も失われていない
(『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』より引用) - 128二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 11:39:04
ちなみに先生には1人の生徒を救うために死体になって尚も動き続けた実績があるからこの時点でクソデカいやらかしが確定なんだよねユウカ(受け継がれるリオのガバ)
臨戦ホルスのEXスキルを喰らうことが半ば確定したアルちゃんに悲しき懐具合…… - 129二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 11:42:19
- 130二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:06:18
- 131二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:17:36
あいつに形而上学的戦闘を行える頭脳あったのか…(戦闘知性体の定義的に)
- 132二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:20:57
モモイも相当鍛えられてるからアルちゃん土壇場で強いとはいえかわいそうなことに
今アリスに会えたとしてもどうするんだろ… - 133二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:21:59
ん、了解。頭痛薬を飲んでしっかり寝て。無理はよくない。
- 134二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 12:25:29
めっちゃすき
- 135スレ主24/11/24(日) 19:33:22
ダメだ〜…頭痛は平気になったけど文章力が無さすぎてツライ……
とりあえず少しだけ作ったのでちょっとだけ更新します - 136スレ主24/11/24(日) 19:34:27
モモイ「……その、昨日はすみませんでした…ホシノ先輩」
ホシノ「あ〜…気にしないでよモモイちゃん。誰だって弱音を吐きたくなる時くらいあるさ」
あの後…泣き疲れて眠ってしまった私をホシノ先輩の家まで運んで寝かせてくれたらしい
また私…ホシノ先輩に迷惑をかけちゃったな……
ホシノ「ところでさ、昨日はどうして泣いてたの？」
モモイ「あ〜…実は……」
私はホシノ先輩に昨日あった出来事を全て包み隠さず話した - 137スレ主24/11/24(日) 19:35:46
ホシノ「………………」
ホシノ先輩は驚愕していた
そりゃそうだよね、ずっと先生に会いたいって言ってたのに自分から逃げ出したなんて…
モモイ「ごめんなさいホシノ先輩…せっかく先生と会えたのにそのチャンスを捨てちゃって」
ホシノ「……いやそっちも確かにそうなんだけどさ、一ついいかなモモイちゃん」
モモイ「？」
私は先輩の言葉を待つ、すると…
ホシノ「…なんでおじさんの真似なんかしてたのさモモイちゃん？？？」
モモイ「いやそっち！？」 - 138二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:10:00
このレスは削除されています
- 139二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:14:32
娘が増えたよ！やったねおじさん！
- 140二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 21:26:28
このレスは削除されています
- 141二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 21:32:00
位置割ったのにセミナー保安部やC&C動かさないのはアビドスとの外交関係を考えてだろうがヴァルキューレにチクらないのはやはり何か引っかかる物があるからなのかな
冒頭でモモイが落としてった物や行動からして技術泥棒とか他校の工作員ないし鉄砲玉の類と考えるには不可解な点が多すぎるし - 142二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 02:22:52
朝時間なかった時のために保守
- 143二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 07:30:34
保守
- 144二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 07:37:10
ほあっしゅ
- 145二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 08:16:43
たぶん機械系は"記録"を改変されたんだろうね。
だけど、"記憶"を持つ機械がいることは想定外だったんだろうね。 - 146スレ主24/11/25(月) 11:14:32
※保守ありがとね、やっと続きが書けたので少しだけ再開
『次からはちゃんとお話するんだよ？』っと言われ、ホシノ先輩の家を出た
何をするでもなく、ただ街を歩く
思い出すのは昨日出来事…
モモイ（……今思えば昨日の対応は無いなぁ〜…なにやってんの昨日の私ぃ〜！？）
そう自己嫌悪に落ちつつも気晴らしに散歩を続けるモモイ
とりあえずただ歩くだけでもいいから気を紛らわそうと考える
モモイ「…よし！昨日はへたれちゃったけど、次先生に会ったら私の気持ちを伝えるんだ！」
そう一人で決意する
だが、この発言を第三者が聞いていたらまるで次こそは告白するみたいな言い回しにも聞こえる
その事に気付いたモモイは顔を赤くしながら首を横に振りまくった - 147スレ主24/11/25(月) 11:16:55
モモイ「…ってあああ！これじゃあ次会った時に先生に告白するみたいじゃ〜ん！？先生の事は好きだけどさ〜！///」
一人百面相をするモモイ
それを影から見ている第三者がいる事に全く気付かず…
〜〜〜
「……あの娘が今回のターゲットなの？アルちゃん」
アル「今は社長と呼びなさいムツキ室長。……そのはずなんだけど、依頼主から聞いていた印象とは全然違うわね…」
ハルカ「ど…どうしますかアル様？今なら襲撃できますが…？」
アル「待ちなさいハルカ、もう少しだけ様子を見ましょ。あんな見た目してるけど実はとても恐ろしいアウトローかもしれないわ」
ムツキ「んー？でもとてもそんな風に見えないけどな〜？今はカヨコちゃんもいないし」 - 148スレ主24/11/25(月) 11:20:34
※便利屋…特にアル社長は所持してないため理解度が低いです。
違和感あったらゴメンね
ハルカ「カヨコさん、いったい何処に行ったのでしょうか？」
アル「私にも分からないわ、なんでも『ちょっと気になる事があるから別行動するわね』…とは聞いてるけど」
ムツキ「もしかしたら、アルちゃんが受けた依頼に偽物の情報があったりしてねー！」
アル「そ…そんなわけないじゃない！今回の依頼元はあのミレニアムなのよ？間違った情報なんて送るはずがないわ！」
ムツキ「でもさーアルちゃん。そもそもの話、ミレニアムがわざわざ私達便利屋に普通依頼するかな？いくら依頼主がアルちゃんの知り合いとはいえなにかおかしくない？」
ハルカ「わ…私はアル様の事を信じてますから！」
アル「う…うるさいわね！きっと私達には知り得ない深い事情が…」
「…………貴方達、何してるの？」 - 149スレ主24/11/25(月) 11:24:18
…！？
アル「あ、貴方…いつの間に！？」
モモイ「そりゃあれだけ大声で話してたら普通は気付くよ…」
ムツキ「あ～あ、アルちゃんがうるさくするからバレちゃったねー！」
アル「わ、私のせいかしらコレ！？」
ハルカ「すみません！すみません！すみません！五月蝿くてすみません！こうなったら切腹してお詫びを…！」
モモイ「わー！ストップストップ！？わざわざしなくていいからっ！というかどこの武将の人なの！？」 - 150スレ主24/11/25(月) 11:28:14
冗談抜きで切腹しようとする生徒を全力で止めた後…モモイは目の前の3人の正体に気付いた
モモイ「あれ？よく見たら便利屋68のアルさん、ムツキさん、ハルカさんだ。今日はカヨコさんはいないの？」
ムツキ「！」
ハルカ「！？」
アル「ああ貴方…私達の事を知っているの？」
モモイ「うん知ってるよ！（先生から聞いたけど）立派なアウトローを目指してるプロフェッショナルな人達でしょ？」
モモイ（まぁ、あちこちでポンコツな事してやらかしてるってのは…言わない方がいいよね？）
先生から聞かされたエピソードだが、大体妙な事を起こしてるグループとは聞いていた
しかし、やる時は本気で格好良い一面も見せる実力もあるアウトローとも
先生も何度も便利屋68に助けられたと楽しそうに話していたのだ - 151スレ主24/11/25(月) 11:32:59
ムツキ（この娘、私達便利屋の事を知ってる？）
ハルカ（まさか…私達の行動がバレたのでしょうか！？）
ムツキ（その割には無警戒で話しかけてきたけど…？）
ハルカ（それと…カヨコさんの事も知ってますね、ど…どうしますかムツキさん？）
ムツキ（とりあえずアルちゃんの指示に従おっか……アルちゃん？）
アル「あ…あ……」
アル「貴方よくわかってるじゃない！そうよ、我々はプロのアウトロー…誰もが恐れ慄く便利屋68とは私達の事よ！」 - 152スレ主24/11/25(月) 11:43:18
モモイ「すっごいな〜！（総力戦とか）あちこちで活躍してるんでしょ？私には到底マネできないよー！」
アル「ええそうよ。けど貴方のような生徒にまで知られているなんて、私達も有名になったものね！」
モモイ「凄いなぁ〜憧れちゃうな〜！」
アル「フッ…それほどでもないわ」
褒められる事に慣れてないのか…はたまた、アウトローと呼ばれた事に響いたのか…
気分が良くなったアルは彼女が発した違和感に気付く事はなかった - 153スレ主24/11/25(月) 11:54:09
※とりあえずここまで、続きはまた夜に
それと便利屋（特にアル）の理解度低いのゴメンね
グルストやアビドス1章2章読み直しはしてるんだけどね、どうしても限界が…(´・ω・`) - 154二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 14:41:26
保守
- 155スレ主24/11/25(月) 19:20:37
※だいぶ出来たので再開〜
アル「貴方…（アウトローとして）人を見る目があるわね」
モモイ「私は元々人を見る目は多少はある方だけど、一目見た瞬間に（トリニティでも詐欺に引っ掛かってた）有名なチームだと分かったよ！」
アル「フフフ…そうでしょうそうでしょう！なんてったって私達はあの悪名高い、情け無用…金さえ払えばなんでもやる、便利屋68だもの！」
ムツキ「あれ？よく見たらあの娘…アビドスの生徒だ」
ハルカ「そういえばそうですね…ど、どうしますかムツキさん？」
ムツキ「…面白いから放置で♪」
ハルカ「……ですよね」 - 156スレ主24/11/25(月) 19:26:52
ーー柴関ラーメン屋台ーー
アル「フフフ…今日の私は気分が良いわ。だから社長として好きな物奢ってあげるわ、遠慮なく頼みなさい！」
ムツキ「わー！アルちゃんってば太っ腹〜！」
ハルカ「今日はお腹いっぱい食べていいんですか！？でしたら…このチャーシュー麺をお願いします」
ムツキ「じゃあ私も同じの、大将〜チャーシュー麺4人前で！」
大将「あいよ！しっかしなんだいアルちゃん、今日は景気が良いねぇ！」
ちょうどお昼になった頃
すっかりハイテンションになったアルは依頼の事を忘れ、ターゲットのモモイと共に柴関ラーメンへと足を運んだのだ - 157スレ主24/11/25(月) 19:30:56
モモイ「えっと……私まで奢って貰って良かったの？」
アル「なに言ってるのよモモイちゃん、貴方はまだまだ成長期なんだからたくさん食べないと！」
ムツキ「そうだよモモちゃん。アルちゃんがこう言ってるんだから遠慮しちゃダメだよ？」
ハルカ「あ…アル様はとっても心が広いお方ですから…心配しなくても大丈夫です」
モモイ「う、う〜ん？わ…わかりました…………モモちゃん？？？」
ちなみに、ここに来るまでに互いに挨拶を交わしている
これで本当に良いのかなぁ？と思いつつ、ご相伴に預かるモモイなのであった - 158スレ主24/11/25(月) 19:34:21
ーー20分後ーー
アル「そう……貴方とても大変だったのね…」
モモイ「そうなんだよ〜！ホントに私が何をしたって言うのさ〜！？」
ラーメンを食べながら、モモイは思わず自分の過去に起きた出来事を話していた
すっかり意気投合した2人は互いに共感しながら尚も話し続ける
アル「にしても酷い連中ねミレニアムの生徒達は！みんな貴方の事を忘れてるうえに襲撃者の汚名を着せるなんて！」
モモイ「ホント酷いよ！そのせいでアビドスに逃げて死にかけたんだもん！でもそのおかげもあって今の先輩達に助けられたんだ！」
モモイもテンションが上がってる為か、聞いてもいない情報をペラペラと喋る
なんの疑問も無く真摯に聞いているのはアルただ一人だけ - 159スレ主24/11/25(月) 19:36:32
ムツキ（……どういう事？モモちゃんがミレニアムの襲撃者？）
ハルカ（どうしますか？とりあえずここで撃ちますか！？）
ムツキ（いや待ってハルカちゃん、……アルちゃんから聞いた情報とモモちゃんの話の辻褄が合わない…）
アルが依頼主から聞いた情報はミレニアムを襲撃し、ある物を盗んだ犯人がアビドスへ逃げたかもしれないから便利屋に調査を頼まれた
しかし、モモイの言っている事が本当なら情報が食い違っている
ムツキ（モモちゃんの様子からして…ミレニアムから逃げたのは本当の話。だとするとわざわざ戻って襲撃だなんて自ら捕まりに行く行為をモモちゃんがするはずが無い…どういう事？）
そう一人静かに考察していく中…モモイとアルの話はヒートアップしていく - 160スレ主24/11/25(月) 19:41:08
アル「なな…なんですって！？貴方みたいないい娘が死にかけるだなんて！？…でもその先輩達に助けられて今のモモイちゃんがいるのね」
モモイ「そうなんだよ！すっごく強くて頼もしい先輩達のおかげなんだ！今も住む場所の無い私に帰る家を貰ったんだよ！」
アル「うう…なんて健気な優しい娘なの……！もし私が同じ立場なら絶対に貴方を守ってみせるわ、便利屋68の誇りに賭けて！」
大将「くぅ～感動するねぇお二人さん！そぉら、この餃子はサービスだ！たーんとお食べ！」
モモイ「わ～い！ありがとう大将さん！」
アル「あら…わざわざ悪いわね大将。それじゃあムツキ、ハルカ、ありがたく頂きましょ」
ムツキ「ラッキー！実は餃子も頼むか悩んでたんだ〜！」
ハルカ「あ…ありがとう御座います！」
二人の楽しい昼食はもう少し続いた - 161スレ主24/11/25(月) 19:43:02
※遅い夕飯の仕込みをする為、続きはまた後で…
- 162二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:51:53
……あれ？ モモイが命からがら逃げ出した後にミレニアムへの襲撃者が出たってこと？ なんでだ？？？
- 163二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:53:54
襲撃者って事にして依頼出したんじゃないかな
- 164二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:59:39
1.襲撃と盗みが嘘でモモイ捜索(流石にヴァルキューレに嘘は言えないから便利屋に依頼した？)
2.ターゲットがモモイではなくアリス(が、何かを盗んだという話は出ていない為可能性は低い)
3.襲撃者はどちらでもない
うーん…？ - 165二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:09:36
- 166二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:13:05
ミレニアムのなんらかの情報を盗まれたと思って連絡したのか？
んーでも情報関係はヴェリタスがおるしなあ
襲撃者と侵入者を同じとみるなら - 167二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:17:09
まぁそもそもモモイが侵入者扱いなら接触した時点で「制服盗んだ？」ってなるかもだし有り得るルートは幾らでもある
- 168二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:14:52
それかワンチャンモモイのリュックを持っていった可能性…？
- 169二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 02:11:05
一応ほ
- 170二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 03:03:23
社長はターゲットはアビドスに逃げたかもしれないと聞いてる
ただ、これがモモイの場合なんでミレニアムがその予想を立てたのかとなるしアリスの場合は何故わざわざ便利屋に依頼を？となる
犯人はともかく、盗まれた物が記憶を弄れる何かなら
運悪くモモイの記憶が実験に使われたって事だったり？
……もしくはモモイがやらかしてるがその事を忘れてしまってたり？ - 171二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 05:04:27
- 172二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 08:00:04
- 173スレ主24/11/26(火) 10:34:28
※……大変遅くなりました、ちょっとですが再開します
ーーさらに10分後ーー
楽しい昼食も終わり、いざお会計に進もうとするアル…しかし重大な事に気付く
ムツキ「ごちそうさまアルちゃん！私達だけじゃなくさっき知り合ったばかりのモモちゃんにも奢るなんて、さっすが一企業の社長は懐が……アルちゃん？」
アル「あ……あ……」
アル（や…やっちゃったー！つい勢い任せで奢るとか言っちゃったけど、お金下ろすの忘れてたー！？） - 174二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 10:40:34
- 175スレ主24/11/26(火) 10:44:04
アル（どどど…どうする？どうするの私！？奢ると言った手前、もう後には引けないし…かと言って無銭飲食なんて私の目指すアウトローじゃないわ！）
そう高速思考をする、しかし現実は変わらない
様子のおかしいアルに気付いたムツキはある疑問を投げつける
ムツキ「……もしかして、お金無いの…？」
アル「ギクゥ！？」
モモイ（…ギクゥなんて実際に口にする人初めて見た……）
アル「そそ…そんなワケないわよ！？ただ…ちょっと……思ってたよりは…………足りないな〜って……」
モモイ（ええ……こんなので奢るって言ってたの…？） - 176スレ主24/11/26(火) 11:03:06
ムツキ「あ～あ、やっちゃったねアルちゃん。このままだと無銭飲食だよ？過去にもお店を爆破して怪我させたのに、今度は一文も払わずに食い逃げだなんてさっすがアルちゃん！どんどん罪が増えるね〜！」
アル「うぐっ…」
大将「なんだいアルちゃん、そんな厳しいのかい？…しょうがねーなー、今日の分はツケでいいから今度まとめて払ってくれや」
アル「そ…そんなわけにはいかないわ！ただでさえ私達は大将に頭が上がらないのに、それをツケで良いなんて…そんなのアウトローじゃないわ！」
大将「けどよぉ…実際問題、今は持ち合わせが無いんだろ？わかるわかる、オレもガキの頃は苦労したモンだぜ…」
そんな二人のやり取りに心が痛んだのか、モモイが思い切って口にする
モモイ「…あの！ここは私が払うよ！」 - 177スレ主24/11/26(火) 11:19:05
アル「…へ？」
大将「おっ？」
突然の第三者の発言で困惑するアル、驚く大将
そんなモモイをムツキが止めた
ムツキ「いやいや…そこまでしなくてもいいよモモちゃん。これは私達便利屋の問題なんだからさ」
ハルカ「そ…そうです。モモイさんが気にする必要は無いんですよ？なんだったら私が死んで詫びますからっ！」
『いや…それはオレが困るんだが……』と呟く大将
しかしモモイは既に決めていた事なのかはっきりと自分の意識を告げる
モモイ「ううん、もう決めた事だから…大将さん！次のバイト代差し引いて良いから私に支払わさせて！」
そう答えたモモイ、まるで生徒の為に自分を犠牲にする先生の事を思い浮かべる便利屋の3人なのであった… - 178スレ主24/11/26(火) 11:22:32
※本家アビドス編また読み直して解像度上げたいのと、仕事なのでまた続きは夜に…
- 179二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:45:23
アルちゃんの解像度あげるなら絆ダイアローグとかもあるし
新春やドレスイベもみるといいんじゃない？ - 180二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:22:41
奢れると驕っちゃったのか…ドンマイ、アルちゃん
- 181二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:46:56
おう、ラーメン並みにうまいこと言ってんじゃねえぞ
- 182二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 19:42:02
便利屋がモモイの名前とか生い立ちに全く反応してないってことはユウカの依頼のターゲットは別の誰かなのかな？だとしたらやっぱりアリス？
- 183二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:19:29
ユウカがあいまいな詳細で依頼しなさそうでだし、伝えたとしてもムツキがこの反応なら別人あるな
あとはカヨコの別行動が気になる - 184二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:24:31
続きwktk
- 185二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:29:42
- 186二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:34:22
アル社長はブレないね
- 187スレ主24/11/26(火) 21:59:11
※遅くなったけどさいか〜い
ーーー
大将「…しっかしモモイちゃんも顔が広いねぇ！アビドスに住んでまだ2ヶ月なのにもう外のお友達が増えるのんて」
アル「……へ？」
モモイが4人分のお会計を済ませた後、柴大将がふとそんな事を言った
ムツキ「いや～、別に私達とモモちゃんは友達……でいっか！ついさっき出会ったばかりだけどもうアルちゃんと意気投合してるし」
ハルカ「そ…そうですね、アル様がこんなにも楽しそうなの、久しぶりに見ました」
大将「出会ったばっかだって？やっぱりモモイちゃんにゃ人を惹きつける何かがあるのかもしれねーな！」
『大将さんったら褒めすぎだよ〜！』と軽い冗談を言いつつも微笑ましい空気
そんな空気を破壊するかの如く、アルが喋り出す
アル「と……友達なんかじゃないわよぉーーー！」 - 188スレ主24/11/26(火) 22:04:59
アルが放った一言により、一気に場の空気が凍る…
アル「何かおかしいって頭の片隅にあったけどそうよ！この屋台よ！」
ムツキ「アルちゃん！？」
アル「私達は仕事をしにアビドスに来たのよ！ハードボイルドに！アウトローっぽく！！」
ハルカ「アル様！？」
アル「なのになんなのよこの娘は！元々この娘は私達の依頼のターゲットなのよ！？それなのに接触してこんな和気あいあいとした雰囲気になったあげくラーメンを奢られるなんて、そんなの私が目指すアウトローなんかじゃないわ！！」 - 189スレ主24/11/26(火) 22:06:37
モモイ「…っ！ターゲット…！？」
そう聞いた瞬間モモイはすぐに背後に飛び退き臨戦態勢を取る
その眼はさっきまで仲良くしてた穏やかな顔ではなく、モモイの敵を睨見つける戦闘者の顔付きになっていた
ムツキ「…あ～あ、ついにバレちゃったね。私としては、このまま何も知らずにモモちゃんと友達の関係でいたかったんだけどな〜？」
そう言うムツキは心の底から残念そうに言ってる…気がする
モモイは背中に背負った元ゲーム開発部デザインのポジティブ・メモリーズを構えつつ、自身の敵に向かい質問を投げる - 190二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 22:07:16
……ん？ もしかして時間軸も昔に戻ってる？ いやでもプラナいたしなぁ……？
- 191スレ主24/11/26(火) 22:09:00
モモイ「…アンタ達、何が目的？誰に依頼されたっ！？」
ムツキ「依頼主は私達の顧客関係に関わるから言えないけど、目的については答えてあげる」
そう淡々と話すムツキ、さっきまでの無邪気そうな雰囲気はどこへ行ったのか
今のムツキはとても冷たく感じる…
ムツキ「私達便利屋の目的はモモちゃんの調査、可能なら貴方の排除もお願いされてるね」
モモイ「…！どうせ依頼主はミレニアム…『早瀬ユウカ』でしょ！？でないとそんな事頼む理由がないッ！」
モモイはすぐさま依頼主を特定する
あのユウカがわざわざヴァルキューレではなく、便利屋に依頼したとなれば…唯一モモイを覚えているのはユウカただ一人だけと - 192二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 22:11:23
ところでアルちゃんはさっきのモモイとの会話覚えてる？
- 193スレ主24/11/26(火) 22:14:24
※書き溜めがマッハで消化されてく…
ムツキ「アハハッ！大せいか〜い！モモちゃん予想よりも頭良いんだね〜！ムツキちゃんビックリしちゃった！」
モモイ「くっ…！」
モモイはすっかり油断していた
と言っても、何時ミレニアムやヴァルキューレからの追っ手が来てもいい様にある程度の気は張っていたのだ
しかし、アル達が依頼でアビドスに来た事は察していたけど、まさかそのターゲットが自分だとは予想もしてなかったのだ
ムツキ「さてどうするアルちゃん？ターゲットに知られてしまったけど一旦逃げる？」
アル「そんなの駄目に決まってるでしょ！滅茶苦茶でグダグダよ！そもそもこんな屋台があるせいでこうなってるのよ！？私が一人前の悪党になるには貴方も、こんな屋台も要らないのよっ！！」
ハルカ「…………そうですか」
ムツキ「…？ハルカちゃん？」 - 194スレ主24/11/26(火) 22:22:55
今まで黙っていたハルカが急に喋り出す、その姿は異様な雰囲気に包まれていた
アル「……ハルカ？」
アルも頭が冷えたのか、平社員のハルカの名を呼ぶ
……心なしか、なんだかデジャヴを感じる
ハルカ「…それなら、またこんなお店……破壊してもいいですよねッ！」
アル「…！？」
ムツキ「まっ…！ハルカちゃんストッp…！」
モモイ「……ッ！」
カチッ… - 195二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 22:29:14
前と同じようなシチュエーション…、
だが今度はこちらには梔子モモイ（臨戦ホシノと互角の化け物）がいる！！ - 196スレ主24/11/26(火) 22:31:29
ヤッベレス数見てなかった…
次スレ立てるのでまた次もよろしくお願い致します - 197二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 22:44:05
- 198スレ主24/11/26(火) 22:49:40
- 199二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 22:51:05
うめ
- 200二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 22:54:09
うめうめ