【一応閲覧注意?】ここだけPっちが

  • 1二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:07:43

    過去に事故で頭を強く打った後遺症により24時間ごとに記憶がリセットされる世界

    周囲に心配されないようにと、普段持ち歩いている手帳に自身の周囲に関するあらゆる情報を書き留めてあり、自室の至る所に「まずは手帳を見ろ」というメモが貼ってある

    『重要。記憶障害のため24時間以上記憶が維持できない。家族以外には決して話さないこと』
    『俺は初星学園プロデューサー科の生徒。学園についての概要はスマホで調べること』
    『担当アイドルは紫雲清夏。高校一年生。ダンスが得意だが留意事項あるため手帳の〇ページをよく読んでおくこと。葛城さんというスゥエーデン出身の親友がいる。俺の事をPっちと呼ぶ。こちらからは清夏さんと呼ぶこと』
    『〇月×日に清夏さんと出かける予定。待ち合わせ場所は△△。〇ページに写真添付してあるので待ち合わせ場所で見間違えることのないように注意』
    『△月×日の昼過ぎの会話にて、翌日見せたいものがあると清夏さんから伝えられている。見せられるものについては予想出来なかったが、会話があったことを留意すること』

    などなどびっしりと書き込まれており、学P自身がこの手帳をもとに器用な立ち回りをするので記憶については家族以外の誰も知らなかったものとする

    会話の合間とかでも頻繁に手帳を取りだして確認したり書き込んだりしてるのが気になった清夏が「何か恥ずかしい秘密とかあるのー?」とからかいながら手帳を覗き込んだのが家族以外に初めてバレた瞬間である

  • 2二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:10:03

    博士の愛した数式かな?

  • 3二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:13:58

    掟上今日子さんを思い出した

  • 4二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:17:18

    レッスンも全部録画してて、清夏にはプラン変更の時に役に立ちますからね、とか言い訳してるんだけど、実際は記憶のリセット対策なんだよね

  • 5二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:19:26

    Tame_lieしてる清夏より遥かに嘘を飼い慣らすレベルの高いPっち

  • 6二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:19:55

    でも記憶が失われても、何度でも清夏に一目惚れするPは美しくねぇか?

  • 7二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:23:40

    しゅみたんが気付いていないタイミングでリーリヤが気付くというのも趣があると思うんだ

  • 8二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:25:39

    約束とか「明日〇〇しよう」とかの言葉を意図的に避けてるP
    最初は気にしてなかったけど明らかにその類の言葉が出てきておかしくない時に言葉を選んでいたり、仮に出たとしてもその直後に必ずメモを取っている事を不思議に思う清夏

    律儀だなあとか思ってた過去のそんな光景の意味を、真実に気付いた瞬間に理解するんだ

  • 9二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:26:35

    >>8

    約束の時には『今の自分』はいないからね

    Pなりの誠意を見せてるのか

  • 10二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:30:27

    関係ないかもしれないがふと思い出したけどセミブルー清夏さんのアチーブメントに「来年の夏も、一緒に」というものがあるんだ

    関係ないかもしれないが

  • 11二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:30:42

    その日のPっちにお別れをする時にキスをするようになるしゅみたんはアリですか?
    Pっちもキスされたことは自分だけの宝物にして、メモに残さず記憶のリセットを迎え続けるんだ

  • 12二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:35:29

    >>7

    しゅみたんからの話を聞いていて「……あれ?」となるリーリヤ


    実際に会って話すタイミングでその言動を見て察するけどとてもじゃないけど教えられないのである

  • 13二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:41:45

    >>11

    それは非常にアリだ

  • 14二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:51:32

    学Pはメメントかお屋形様かよ

  • 15二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 22:56:14

    一度だけ、こういうことをしてはいけないとわかっていながら魔が差して「今回だけだから」と学Pが目を離した隙に手帳の翌日見るであろう欄に「昨日清夏さんに告白された。付き合うことになった。彼女を愛している」と書き込む清夏ちゃんは居るか?

    その日の夜にメモを整理した時に実はその書き込みに気付いていて、だからといってそれを消すのではなくあえて受け入れる学Pとセットでくれ

    翌日の朝に自分の筆跡じゃないからあれは悪戯なんだろうかとか何なんだろうこれはとか考えつつ清夏ちゃんと合流した時にn回目の一目惚れをして「ああ昨日の俺はこれを消したくなかったんだな」と気付くとなお良い

  • 16二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:01:17

    このレスは削除されています

  • 17二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:03:13

    手帳を見る感じ自分と出会う前からその症状はあったしそれまでの書き込みを見るにプロデューサーになる夢を諦めきれないけど自分の症状を考えると半ば諦めざるを得ないのでは、とか考えてたっぽいのに

    「初めて見た時にどうしてもスカウトしたいという気持ちを抑えられなかった」

    とか初めて会った日付の記憶に書いてあるし、出会う前と後で一日の手帳の記載ボリュームが明らかに違うし自分についての事だらけなのを見て嬉しくも切ない気持ちになるしゅみたんはいいぞ

  • 18二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:08:53

    清夏は記憶喪失に気づいたと悟られないように振る舞うんだろうね……

  • 19二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:21:07

    やめろよ

    Tame-Lie-One-Stepの「明けない夜を終わらせて」になんか重い意味が増えるだろ
    これ以上重くしてどうすんだよブラックホールでも作る気か

  • 20二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:30:54

    一目惚れの学P側は初手から好感度割と高めで、あとはしゅみたんが抱えきれずに気持ちぶつけたりするとかなりの確率でその気持ちを受け入れてくれる

    ただし責任の取れない行為は決してしないし、事情を知っているとわかったしゅみたんに必ず「今回だけということにしてください。明日からは、こういうのはナシです」といって抱きしめるか、しゅみたんから頼まれたとしても軽めのキスまでしか絶対やらない

    加えてそういった行為に及ぶ際「このことは手帳にも書きません。この記憶は明日の俺に渡さない、俺だけのものです」とか耳元で囁く学P

    これは不誠実な行いだとわかっていても、何度繰り返しても同じ独占欲むき出しの言葉を囁いてくれることが心地よくて時折愛の告白をしてしまう
    そんなしゅみたんからしか取れない栄養がきっとある

  • 21二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:32:59

    ある日高熱出してPがぶっ倒れて部屋で寝込んで
    清夏が少しドキドキしながらPの部屋にお邪魔したら部屋の中の至る所に『まずは手帳を見ろ』のメモ
    目が覚めたPは明らかに初対面の相手に対する態度だったのが何かを察してから取り繕いはじめて
    清夏の恋心を込めたおせっかいのせいで優しい嘘が瓦解する展開とかもいいと思うんですよ

  • 22二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:37:43

    >>6

    「なんで自分をスカウトしようと思ったかなんて覚えてないくせに!」って激情から口に出してしまい青褪める清夏

    そんな清夏の手を取って『わかります、何度だって、あなたにあった時から、俺はあなたに一目惚れしているんです』と返すPっち?

  • 23二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:37:45

    >>21

    目覚めて最初の対応が完全に不法侵入してきた見知らぬ他人を警戒する態度なんだよね


    普段の態度とどう考えても違いすぎて困惑する以上にPの不審者を見る目が辛いんだよね

  • 24二次元好きの匿名さん24/11/22(金) 23:43:47

    >>22

    落ち着いてきて、でも「そんなの口ではどうとでも言えるじゃん」と半ば意地になって返す清夏に学Pが「これはこの学園に入学して一冊目の手帳です。今朝時間が無くてまだ読めていませんが、俺の性格からして、ここには清夏さんとあった日の事が細かく書いてあると思います」と少しボロい手帳を渡すんですね


    日記も兼ねてるもんだから初めて清夏に出会ってスカウトした日の手帳に割と長めに書き綴ってある「今日出会った彼女がどんなに素敵な人か」の内容とほとんど変わらない「清夏さんの好きなところ」を学Pがすらすらと挙げていくんだ

  • 25二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:02:47

    嘘が明らかになったあとも2人で色んなトラブルを乗り越えて
    Pの手帳に清夏もノリノリでメモを残すようになる展開もいいと思うのよ
    手帳のスタートが『俺の記憶は24時間でリセットされる、最愛の担当アイドルもそれを知っている』『詳しくは後述するが、困ったことがあった場合は彼女を頼ること』みたいな内容になってるの

  • 26二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:04:03

    観葉リーリヤくんは全てを見ていた…?

  • 27二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:06:11

    >>26

    「清夏ちゃんと清夏ちゃんの好きな人が幸せな24時間を過ごしている時間を邪魔しちゃいけない。でもそれは前提だから、部屋の壁になって2人を眺めない理由にはならない」

  • 28二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:43:08

    >>25

    信頼があるとはいえ、2人で見たり書いたりするメモ帳に『最愛の担当アイドル』って書くの強すぎない?

  • 29二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:51:53

    >>28

    もしかすると「最愛の」だけ別の筆跡であとからフキダシつけて書き足したみたいになってるかもしれない

  • 30二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 00:53:44

    >>29

    それはそれで可愛いな

  • 31二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 01:18:49

    手帳の記録だけじゃ足りないとばかりにことある事にツーショットで写真を撮りまくるようになる清夏ちゃん……

  • 32二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 08:35:58

    >>31

    ある時期からツーショット増えたのリーリヤに気付かれて普通に付き合ってると勘違いされてほしい

  • 33二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 08:55:28

    でもある日、お前どう考えても初星より極月に行くべきだったろみたいな性格の悪いプロデューサー科生徒が夜に部屋へ入り込んで手帳を盗んでいくんだよね

    本当の秘密を知っていて学Pの生命線とも言える手帳を盗めば邪魔できる、という判断でも
    何も気付いてないけど「あいつのプロデュースの秘訣とか何かしらの有益な情報があの手帳にあるはずだ」という目論見でも

    朝起きて記憶リセットされた学Pはまず手帳を見ろの書き込みだけ見つけるけど肝心の手帳がなくてなにもおもいだせず、パニックになってしまうんだ

    いつもの時間になっても自分を迎えに来てくれないPっちを案じて清夏が部屋まで行くと、手帳探しで荒れた部屋の中、道に迷った子供みたいな顔をしたPを見つけてしまうんだ

  • 34二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 09:52:46

    出会ってから手帳とは別に清夏との思い出を残したアルバムを作り始めるPっち
    アルバムの最初のページには「手帳にスペースなどの都合で残せなかった清夏さんの記録をするためのもの」と書いてある

  • 35二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:37:24

    この概念で小説書きてぇ~
    書いてもいいスか?

  • 36二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:41:27

    >>35

    こういう概念ここに置いといて書くなとか言うわけなかろ


    我儘言わせてもらうならこんな事思いついておきながらスレ主は純愛過激派だ

    そこだけ許しておくれ

  • 37二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 10:50:34

    >>36

    おっけー。俺も純愛以外書きたくないからこれからつらつらと書いていきます

  • 38二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 11:20:57

    このレスは削除されています

  • 39二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 11:27:39

    深い深い眠りから目を覚ます。
    眠っている間に全てを忘れてしまったかのような…いや、本当に忘れたんだろう。昨日までの記憶がまるでない。
    だがこの感覚には覚えがある。いつからだったかはそれこそ記憶にないが、どうやら俺は記憶を脳に記録できないらしい。一日の記憶が次の日に引き継げない。一日の終わりとして床に就くと、その時点で記憶がリセットされてしまう、所謂揮発性メモリだ。
    この呪いのような特性に対抗するべく、俺はある行動を習慣化した。それは─

    「…ん…。俺の名前は〇〇、初星学園でプロデューサー科に所属していて担当アイドルは………」

    目が覚めて一番、そこら中に『読め』と記された付箋の手帳を読み開くようにしているのだ。
    実際、今も一切記憶がない。戸惑うことだってたくさんある。だがこの行動だけは何よりも先に行う、と自分の意識に根を張った。記憶はなくなれど意識は単一、俺が俺であることは違いないはず。

    「……なるほど、俺は『清夏さん』と呼んでいるのか。呼び方には一番気を付けないとな」

    昨日までに”紫雲清夏”という子と会話した内容がびっしりと綴られている。これらを網羅しておけば彼女との会話にまず齟齬は生まれない。プロデュース計画については…この手帳か。
    リビングまで歩き、スマホのそばにある別の手帳を手に取る。そこにも、俺が今まで生きてきた軌跡が残されていた。

    「几帳面すぎるな、俺」
           ・・
    何も分からない自分が読んでも、これでもかと言わんばかりに情報がすんなりと入ってくる。
    …俺の立場的にはこの上なく助かるか。
    そんなことを思いつつ様々な色をした手帳を手元に、昨日までの亡霊を追いかけていくのだった。

    ※まだ続くよん

  • 40二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 14:23:20

    このレスは削除されています

  • 41二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 18:53:39

    「Pっち~。やほやほ~元気してる~?」

    昼休みになり、俺の担当アイドルである紫雲清夏さんが姿を現す。
    先ほど、手帳で確認した通りだ。手帳によると凡そこの時間帯に彼女は事務所へ来るらしい。予想が外れず、内心どこかほっとしながら彼女を改めてまじまじと見つめる。

    「──」
    「ど、どしたの、Pっち。またそんなあたしの顔見つめちゃって。もしかしてぇ…見とれちゃった~?」
                           ・・
    冗談交じりで揶揄ってくる。きっと彼女にとっては毎日行っているやり取りなのだろう。
    だが今日初めて彼女と会う俺には一目惚れも同然な霹靂を受けた気がした。思わず、笑ってしまう。彼女と最初に出会った俺はとんだ果報者だ。こんな魅力的な子を知ってしまっては、今までのことを覚えてなかろうが何しようが、俺のすべてを賭けてプロデュースしたくなるに決まっている。

    「はい、清夏さんは本当に可愛らしいな、と」
    「ふ、ふぅ~ん?よくわかってんj」
    「その透き通る声はいつ聞いても心地のいい声色。偶に見せるアンニュイな表情も捨てがたく…」
    「も、もういいから!ハイ、おしまい!」

    顔を真っ赤にしながら全力で否定する。俺の方はというと、今までも似たような感覚に襲われたのだろう、その時の気持ちを熱く手帳に遺していた。端々に書かれている様子を見るに余程残しておきたかったに違いない。
    正直、今すぐにでも”記録”を綴りたいが、今度はジト目の清夏さんが続ける。

    「Pっちさ~、あたしのことを褒めるのは勿論うれしいよ?けど昨日も似たようなこと言ってたし、あんまし回数重ねると嘘くさく聞こえるからね~?そういうコトバはほら♪大事な時に取っておかないと」

    ……なるほど。昨日の俺もそんなことを言っていたのか。これはかなり致命的なミスだ。このまま思ったことを述べていたら更に怪しまれるところだった。当然だが今までの記憶がないなんて他人は以ての外、担当アイドルには一ミリも悟られてはいけない─そう、きっと一番最初に彼女と出会った俺が決心したのだ。

    「…俺にとっては一分一秒、清夏さんと過ごしている時間が何よりも大事ですよ。優劣なんて付けられない」
    「もぉ~!またそーゆーコト言うんだからぁ!」

  • 42二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:06:39

    <手帳に遺していた
    そうか、毎日いなくなるからPにとっては遺言か……

  • 43二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 19:27:50

    本当の意味で彼女との時間を噛み締めていると、スピーカーから俺宛に職員室に来てほしい旨の放送が入った。
    メモによると俺をよく気にかけてくれるのはあさり先生、という人物らしいので、恐らくその人である可能性が高い。

    「では清夏さん、すみませんが放送にあった通りなので。少し席を外しますね」
    「なんか負けた感じなんですケドぉ~?」

    そう言って既に書き込んでいる手帳と昨日までの出来事を綴った手帳を持って職員室へ向かう。出来事を再確認しつつ、先ほどの会話も別の手帳に書き留めておく。少しの時間さえ無駄にできない、俺に纏わる事はすべて記録しなければならないのだから。


    彼が出て行ってから辺りを見渡す。すると、彼の作業机の上に置かれた古びた手帳が残っていた。表紙には丁度今日から一週間前の日付のみが残されている。一週間前から使ってるにしては随分くたびれてる様子だったが、それゆえにどんな中身なのか気になってしまう。

    「…いっつもあたしに隠し事ばっかしてるしぃ……ちょっとぐらいならいいよねっ」

    そう言ってあたしは手帳の表紙をめくったのだった。


    思ったよりも職員室での話が長引いた。最初はたくさん時間があった昼休みも残すはあと十五分ほどになっていた。
    急いで事務所に戻らなければ。それに手帳を一冊、一週間前のものだが隙間時間が出来たら読もうと思って机に出したものを忘れてきてしまった。多分、昨日の俺ならこんなミスはしなかっただろうに、余計にこの特性を恨めしく思う。

    「すみません、清夏さん。長引いてしまって。これから………」

    そこまで言いかけたところで体から血の気が引いていく感覚に襲われた。

    「清夏さん、それ…」

    彼女が手にして読んでいたのは丁度俺が職員室へ行くときに忘れてた一週間前の手帳だった。

    「………………ねぇ、Pっち…。これ、どういうこと………?」

    凍り付いた笑顔に一筋の涙を零しながら彼女は必死に言葉を紡いでいた。

  • 44二次元好きの匿名さん24/11/23(土) 20:21:24

    「っ清夏さんッ!!」
    「……ぁ…。………PっちはPっち、だよね……?他の誰かじゃない…よね…?」
    「……はい、俺は俺以外の何者でもありませんよ」

    そう言うと彼女は持っていた手帳を離し、俺の胸に寄り掛かってきた。表情は見えない。

    「……少し、落ち着きましょうか」

    声なき首肯で返事する。肩に手を置くと、それを決して離さないかのように彼女からも強く強く握り返された。
    離された手帳を拾い読む。するとそこには、日付の始まりのページに必ず”お前は記憶を失っている。最低でも昨日の出来事だけは何があっても確認しろ”と殴り書きで遺されていた。
    この手帳は言わばメッセンジャー。俺が真っ白な俺に向けて出す手紙だ。状況把握するには先読みで様々な俺の状態を事細かに記載する必要がある。あるのだが…まさかこんな形で仇となるとは思わなかった。

    「落ち着きましたか?」
    「……うん、すこしだけ」

    落ち着くまで待ち続けること十分、何とか飲み込めてきたらしい。ノートの端切れに”お前は記憶喪失になっている”などと書かれているならば、ただのおふざけだとも思うだろう。だが、彼女が見たのはこれまで送ってきた軌跡の数々。
    そんなものを見せられてしまってはいやでも信ぴょう性が高まってしまう。
    本来なら一生伏せたかったが、こうなっては説明せざるを得ない。

    「…ねぇ、Pっち。………Pっちはさ。これまであたしと過ごしてきた日々とか、なんにも、覚えてないの…?」
    「………正確にはそうですね。清夏さんとの日々は愚か、自分が何者であったかでさえ分かりません」
    「………ッ!!…そんなのって……あんまりじゃんッ!!」

    胸を軽く叩かれる。全くその通りだ。

  • 45二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 01:15:19

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 02:17:56

    このレスは削除されています

  • 47二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 11:43:54

    まさかスレが残っていたとは…嬉しいぜ!何とか今日中には完遂したい

    それもそうだ。どんな思い出を刻もうがその日、眠りに落ちてしまえばきれいさっぱり忘れる。これほど空虚なこともない。加えればいくら手帳に記録を綴っているとは言え、俺の脳内にインプットするにも限りがある。
    日々を送れば送るほど─経験を重ねれば重ねるほど、メモリーは膨れ上がり情報量が増していく。この先を考えれば、拾いきれない記憶が増えていくのは何よりも明白だ。

    「……今まで、ずっとそうだったの…?あたしと出会う前からも、ずっと………?」

    泣き入りながらも途切れてしまいそうなか細い声で問われる。嘘であってほしいのだろう。そういう彼女の肩は小さく震えていた。

    「…ええ、そうです、いつからだったかは覚えていません。今までは家族の助けもあって何とかやってこれましたが……申し訳ありません」
    「ちがうッ!そういうことじゃないの!!どうしてあたしに教えてくれなかったのッ!?…あたしに言ってくれれば……もっと…ッ………!!」

    慟哭が部屋内に響く。こんな事態になるならいっそ……いや、この考え方はだめだ。今までの彼女も否定することになる。俺からは絶対に伝えたくなかったが、決心するしかない。

    「………清夏さん。こんなこと俺の口からは絶対言いたくなかったのですが、状況が状況です。………………知っての通り、俺は明日も明後日もこの先ずっと、清夏さんと初めて出会うことになる。……清夏さんが望むのであれば」

    そこまで言いかけると同時に俺の胸が先ほどよりも強く叩かれる。

    「……次似たようなこと言ったら引っ叩くから」
    「…………すみません。失言が過ぎました。…二度と言いません」

    そう言うと、背中に腕を回され抱きしめられた。続けて俺は口を開く。

    「…清夏さん。俺に…教えてくれませんか?今まであなたと過ごした思い出の全てを。記録としては全て読みましたが、俺視点の話でしかない。出来ることなら清夏さんからの声で、言葉で、過去のあなたと出会いたいんです」

    俺は泣きじゃくる彼女を諭すようにやさしく語りかけたのだった。

  • 48二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 13:41:22

    まあそらこういうの見たくてスレ立てたんだから当たり前に待つわな

    楽しみに読んでるぜ

  • 49二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:05:55

    「…何だかんだ話し込んでしまいましたね」

    軽く数時間は話し込んでしまったのだろう、気が付くと日が傾き始めていた。

    「そだね~。Pっちがあれもこれも聞きたいっていうからさ~?」
    「返す言葉もありません。…ところで清夏さん、俺が言うのもなんですが午後の授業は?」
    「サボりでーす。あーあ、どんどんPっちの影響でワルくなっていっちゃうな~?」

    歯を見せながら笑うさまは完全に最初の調子に戻ってくれたようだった。

    「それは困ります。明日からはちゃんと出席してください」
    「………」
    「……清夏さん?」

    返事がなかったのでもう一度聞く。当の彼女の顔は伏せていてよく見えない。

    「Pっち。あたしと約束して?」
    「なにをです?」
    「あたしにも背負わせてほしいの」

  • 50二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:06:28

    「……」

    なんとなく、予想はしていた。これまで彼女が話してくれたとおり、俺の手帳に残されていた通り、清夏さんは優しく他人の為に尽くすことができる人だ。同じクラスの親友の為に自信が背負ったトラウマとも戦っている。
    そんな彼女が俺の事情を聴いて動き出さない訳がない。結果論だが、こうなり得る可能性が十分にあったため彼女にだけは知られたくなかったのだ。

    「清夏さん、これから話すことは俺からの願いです。いろいろ言いたいでしょうが、取り敢えずは聞いてください。
    あなたには”アイドル”を続けてほしい。そして叶うならば、俺の夢としてあなたのそばでプロデュースを続けていきたい、そう思っています。”アイドル”を続けていくのに俺の事情はノイズです。想像してください、半年先のことを。半年後の俺もまた初めてあなたと出会い、そこで─」
    「半年分の記録を見なきゃいけない、でしょ?」
    「…そうです。ただ、その事実確認は俺だけがやればいい。清夏さんを巻き込む必要はないんです」

    彼女にも背負わせるという事はつまるところ、俺という存在に束縛させてしまうという事だ。彼女の性格を考えれば俺を優先的に考えて動くだろう。アイドル活動にもいずれ支障をきたす。そうなればいよいよ本末転倒だ。

    「だからPっちだけがぜ~んぶ抱え込んで、取りこぼした思い出にも目をつむって、あたしにも見ないふりをし続けろって、そう言うんだ?」
    「…っそう、ですね……」

    瞬間、俯いた俺の両頬を挟み無理やり持ち上げられる。

    「ごめん、言い過ぎた。でもね、Pっちを助けたいって気持ちは本当。Pっちがあたしにしてくれたように、あたしもPっちの役に立ちたい。ずっと考えてたんだ~何か恩返しする方法は無いかなって」
    「そんなの…」
    「今度はあたしの番。こう見えてもあたしって結構情に厚いんだよぉ~?それに、Pっちが手塩にかけて育てたアイドルだよ?これ以上の安心感はないって~!あたしに任しときッ!!」

    そういう彼女の顔は夕日に照らされている所為か今日出会った時よりも一層輝いて見えた。

  • 51二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 17:31:55

    また深い眠りから目が覚める。実際には数時間しか寝ていないが、俺の記憶には穴が開いたようにこれまでの記憶が無くなっていた。習慣に付けていた手帳へと手を伸ばす。
    そこには”お前は昨日までの記憶がない。だが安心しろ。近い将来、最愛になる人に任せておけば万事解決できる”と記されてあった。

    「最愛になる人…?」

    今の俺に好きな人なんていないしなんなら俺の名前すらも分からない。あとこれは余談だが、最愛の部分だけ明らかに他人の字になっている。だが筆跡には不思議と安心感があった。それだけじゃなく、メモを読んでいても困惑はしなかった。誰かが俺を助けてくれる、そんな根拠のない自信が何処かにあったのだ。
    疑問に思いながらも次のページをめくった時、前面が液晶になっている電子機器から音が鳴った。何事かと思い、画面を見つめる。感覚で指をスライドし応答する。ほどなくして

    「あ~!やっと出た~!」

    と電子機器から透き通っていて心が安らぐ声が聞こえてきた。

    「あ、あのどちら様で…?」
    「あー…やっぱ慣れないなーこの感覚。まぁいいや!あたしの言うとおり、この後の行動はちゃんと手帳に従ってね~。じゃないとヒドイ目合わすかんね~?」

    と言われると一方的に切られてしまった。何だったんだ今のは…。
    一応、言われたとおり手帳を見て情報を集めていく。俺の名前は○○…。と読み進めていく前にページの一番上に書いてあるのを見逃していた。
    ”下の情報読む前に家の出入り口の扉開けろ!”
    と可愛らしい字で殴り書きされていた。訳が分からないが従う。頼れるのはこの手帳だけだと第六感が告げている気がする。そうして出入り口であろう扉の鍵を開け、そっと扉を開く。すると

    「やほ~Pっち~!相変わらず開けるまで時間掛かってんねぇ~」

    茶色よりもずっと明るい茶髪を靡かせた美少女が立っていた。

  • 52二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 19:03:31

    「君は…?」
    「んー…自己紹介する前に、上がらせてもらってもいい?」
    「あ、ああ。ど、どうぞ」

    しどろもどろになりながら流されて家へ招く。いきなり招いてもいいものなのか…?

    「じゃ、お邪魔しま~す。うんうん、やっぱ落ち着くわ~Pっちの部屋」
    「あ、あのどういうことか説明を…」
    「んーとね、あたしの口から説明してもいいんだけど、まだ信用ないだろうし、朝ごはんの準備とかいろいろしたいからこの動画見て待ってて~」

    いきなり彼女の持っていた電子機器を渡され驚きながらも画面を見るととある男と目の前の茶髪の子が映っていた。

    「あっちなみにPっちの顔はこんなカンジ♪ほら、立ち話もなんだし座って座って~」

    と手鏡で俺の顔を見せてきた。その顔と動画内の男の顔が一致したので、俺とこの子が撮った動画なんだろう。
    俺は言われるがまま部屋のソファーに座り動画を再生し始めた。


    十分後、動画のおかげで何とか掴めてきた。俺が於かれているこの状況についても大まかだが理解できた。言ってしまえば補助役として彼女─清夏さんが助けに来てくれたのであろう。頭の整理がついてきたところで

    「Pっちお待たせ~。おっ、その顔は記憶取り戻したって顔してんね~」
    「まだすべてではないですが…紫雲清夏さん。ありがとうございます。色々助けていただいて」
    「いいっていいって~あたしが好きでやってることだしさ?さ、想い出を語りながら朝ごはんも食べよっか!」

    まだ会って三十分も経っていないのに、彼女と一緒にいるのはこれ以上ないくらい安心できた。

  • 53二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 19:26:21

    彼女と一緒に朝食を摂り、朝支度を終える。今日は休みらしく、学園には行かなくて済むとのこと。ぼんやりと一休みしているとある疑問が思い浮かぶ。

    「清…夏さんはこれまでもずっと俺の世話を…?」
    「そだよ~。一年ぐらい前かな?Pっちが一日終わるたびに記憶がリセットしてるーなんて初めて聞かされてさ!
    その時からあたしも一緒に背負いたい!って」
    「そんな…一年間も……!?」

    思わず驚愕してしまう。そんな長い間毎日同じようなことを繰り返していたのか…!?

    「あー!だから言ったっしょ~?あたしが好きでやってるんだからザイアク感とか一切感じる必要なし!!」
    「いや、それでも…流石に感じずにはいられませんよ………」

    「んー毎度のことだけど、どうしたらわかってくれるかなー」とぼやいているが、とんでもないことをしているという自覚を持った方がいい。

    「じゃあさ、あたしが本気で好きでもない相手にこーゆーコト、すると思う?」
    「……ぇ…」

    急に真剣な眼差しでこちらを射抜いてきた。金縛りの如く俺の体は動いてくれない。

    「な~んて冗談!会ったばっかしの女の子にこんなこと言われてもどう答えていいかわかんないよね~」
    「…そ、そうですn」
    「ただ!あたしが本気で好きって言うのは本当だよ?あなたのことが好き、それは変わらない事実だから何度でも言うよ。ま、こんなこと言っても明日には忘れられちゃってるんだろうけどね~♪」

    と自嘲気味に笑いながらあしらう。

    「…忘れませんよ」
    「え?」
    「今日に限っては絶対、何がなんでも忘れずに明日を迎えて見せます」

  • 54二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 19:47:16

    なぜか自身を持ってそう言う事が出来た。根拠など何一つないというのに。

    「…だったらあたしもうれしいかなっ」

    控えめに笑う彼女が満開で笑ってくれるようになる─俺にはその確信があった。

    その日、清夏さんは俺の家に泊まりたいと言い出した。確かに泊まってくれた方が色々と有難いのだが、年頃の異性同士で泊まるのは流石にまずい、と何とか捲くし立てるも彼女も引き下がってはくれない。

    「ダイジョウブだって~。それに、なんかあるとしたらとっくに手ぇ出されてると思うよ~あたし?」
    「ゑ」

    爆弾が落とされた。という事は俺は過去に何度か彼女を泊めてるのか…!?流石に恨むぞ…過去の俺。

    (にひひ~。流石のPっちも現役アイドルと一つ屋根の下同じ夜を過ごしたとなったら慌てるみたいだね~。
    実は一回もまだないんだケド。でもま、これぐらいのウソなら許されるっしょ~。そろそろタネばらしといきますか♪)
    「…分かりました。なら一緒に泊まりましょう、清夏さん」
    「……へっ?」

    素っ頓狂な声が聞こえる。彼女から提案したはずだったが、なぜそんなに動揺しているのだろうか。

    「い、いやっマジで言ってんの!?今日!ここに!あたしが!?」
    「…自分でそう言ったじゃないですか。それに俺自身も思ったんです。今日、眠りに落ちるその時まで清夏さんと一緒に居たい、と」

    そう伝えると「キャーッ」と言いながら顔を手で覆いあちこちをウロチョロしていた。

  • 55二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:14:33

    楽しい時間が過ぎるの早く、あっという間に寝る時間が来てしまった。俺は夜が嫌いだった。あと数時間しか『俺』でいられないのだから。だが、今日はその怖さは無くなっていた。いつもは一人になる時間も清夏さんと一緒にいたからだろうか。

    「さて、それじゃそろそろ寝ますか~」
    「そうですね。俺はこの寝袋を使うんで、清夏さんは俺のベッドを使ってください」
    「ちょ、何言ってんの。家主にそんな寝相の利かないもので寝かせるわけにはいかないって」
    「では、心苦しいですけど清夏さんが寝ますか?一緒のベッドに寝るというわけにもいかないでしょう」

    泊まることにはなったが、一緒に寝るとまでは言っていない。正直、泊ってる時点で五十歩百歩のような気がしなくもないが超えちゃいけないラインというものがある。

    「…いや、それしかないね。一緒に寝ようっPっち!」
    「……本気ですか?なんか変なテンションになってません?」
    「なってない!あたしはあたし!さぁ寝よぉ~う♪」

    …ダメだ、なぜか暴走している。あれこれ考えている隙に一緒のベッドへ引き込まれてしまった。

    「清夏さんっ!本気で寝るんですか!?」
    「もちもち♪さ~あたしと一緒にゆっくり休みましょうね~」

    半ば強制的に寝かしつけられる。どこにこんな力あるんだ、この子…。
    明かりを消してから数分、お互いに静かになったが俺の方は眠れなかったので試しに清夏さんへ話しかけてみる。

    「………清夏さん?起きてますか?」

    数秒答えを待っても何も返事がない。耳を立てると静かな寝息が聞こえてきた。当然だ。あんな朝早くから俺の為に行動して、しかもそれを昨日どころか毎日繰り返してるんだ。日々疲れないわけがない。労いの意を込めて優しく頭を撫でる。暗闇でわからなかったが、少し微笑んだ気がした。

  • 56二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:31:05

    「Pっち~朝だよ~起きて~!」

    変わらず深い眠りから可愛らしく聞き覚えのある掛け声とともに目を覚ます。オレンジ色の長髪の子が手帳を片手にのぞき込んでいた。

    「ふふん、今目の前にいる超絶美人で先日あたしがPっちのこと大好き~!と告白した可愛いアイドルは誰でしょうかっ?」

    得意げな表情で言葉が詰まって口が開かない。思考が追い付かないのだ。あまりのことに理解が追い付いていない。

    「やっぱわかんないよね~Pっちは。あたしのn」
    「おはようございます、清夏さん」

    瞬間、長い髪を目いっぱいに靡かせ彼女─清夏さんがこちらを振り向く。その時見た笑顔は決して忘れないだろう。

    ようやく俺の明けない夜が明けた。


    ちょっと後半雑になりましたが完結です!書きたい事書けて満足しましたぁ!

  • 57二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:35:51

    ありがとう
    いいもん読ませてもらった

    そうよな、24時間しか記憶が保持できないってネタ前々から思うけど夜眠る直前まで思ってたことは翌朝きっと覚えてると思うんだよな
    そんなん関係ねーや奇跡でいいんだよ奇跡で、というのもかなりの割合で本音

    最高だったぜ

  • 58二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:41:42

    素晴らしい

  • 59二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:47:23

  • 60二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 21:31:46

    清夏ちゃんって悪い子ではないけどだからといって品行方正優等生かっていうとむしろイタズラくらいは全然やるタイプだし、そこに重めの感情混ざったら良くないことだと思いながらも記憶が無いのを逆手にとったアプローチとか1回はやりそうなんだよな
    やったあと絶対罪悪感引きずる所までセットだけど

  • 61二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 01:04:12

    なんかスレ終わりの雰囲気になっちゃってるけど、入学前からこの状態だったとしたらそもそもこの学Pは何を思って初星受験したんだろう。

  • 62二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 01:04:34

    いい概念がいい文章で出力されてる
    読んでみるとこれがほしかったって脳が喜んでる

  • 63二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 01:20:22

    >>「キャーッ」と言いながら顔を手で覆いあちこちをウロチョロしていた。


    かわいすぎる…

    キャーッ

オススメ

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