- 1二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:12:49
- 2エミュとか知らねぇ!24/11/24(日) 15:13:23
イチカ「同じ風評被害仲間として仲良くやっていきましょうね…。」
スズミ「ちょっと待ってくださいいきなり隣に座ったと思ったら何の話ですか。」
イチカ「風評被害に困ってるって話っすね。」
スズミ「いや、まあそれは可哀想だなとは思いますが…私のそれとあなたのは違う気がするんですけど。」
イチカ「え?自警団ってスズミさんに食べられた子達の集まりじゃないんすか?」
スズミ「おい待てなんだその噂初耳ですけど?」 - 3二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:13:54
スズミ「え?は?もっとこう、音楽()にしてくるサイコパスとかじゃないんですか?」
イチカ「そっちはいいんすか?」
スズミ「いやもうプレイガールの噂のインパクト強すぎてどうでもいいです。誰、誰ですかそんなこといったの。自警団のイメージガタ落ちじゃないですか。」
イチカ「まあそれはいいじゃないっすか。」
スズミ「なにも良くないんだよ。」 - 4二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:14:17
イチカ「囲ってる分マシっていうか、こっちなんて日夜女の子をとっかえひっかえしてポイ捨てするやつだって言われてるんすよ?」
スズミ「囲ってはないですけどね?…まあ、でもイチカさんも大変そうですね。なんか噂の出処同じな気がしますが。」
イチカ「本当にそんなことしてないんすけどね。むしろ真に受けた子とかに迫られて困ってるっす。」
スズミ「へぇ…っていうかそんなに広まってるんですね。私は知りませんでしたけど。」
イチカ「まあ、そうでしょうね」フッ
スズミ「なんだァ…?てめぇ…」 - 5二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:14:39
イチカ「『私を女にしてください!』って言われても困るっす。自分は元々女であることを思い出してほしいっす。」
スズミ「…はぁ。」
イチカ「ちょっと優しくしたら勘違いされちゃうし…この前1ヶ月前に話しただけの後輩に『付き合って1ヶ月ですね!』って言われたときはどうしようかと思ったっす。」
スズミ「へ、へぇ…(怖…)」 - 6二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:15:26
イチカ「今日も複数の子に囲まれて『イチカ先輩は私たちの恋人なんですもんね?』って言われてなんとか逃げてきたっすよね。」
スズミ「風紀どうなってるんですか正義実現委員会は。……あれ、逃げてきたって別に対処はしてないんですか?」
イチカ「あれは逃げるしかなかったんで。」
スズミ「もしかしてさっきから視線を感じるのって」
イチカ「はは、一緒に地獄へ行きましょうね。」
スズミ「最初からそれが目的だったんですか?!助けてほしいならそう言えばいいじゃないですか?!」
イチカ「私と居たから結構危ないっすね笑」
スズミ「何笑ってるんですか??うわ殺気が尋常じゃない!とにかく逃げますよ!閃光弾!投擲!」 - 7二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:15:49
スズミ「はぁ、はぁ…なんとか逃げられましたかね。」
イチカ「ハスミ先輩に連絡しといたんで後は何とかなりそうっす。」
スズミ「最初からそうすれば良かったじゃないですか。なんで私を巻き込んだんですか。」
イチカ「同類として?」
スズミ「勝手に肩組まないでもらえます?」
イチカ「同じ夢女子製造機として頑張りましょうね!」
スズミ「だから一緒にしないでもらえます?いやなんかあったら助けますけど。」 - 8二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:16:03
イチカ「あ、そうだ。」
スズミ「…なんですか。」
イチカ「この前スズミさんの彼女名乗ってる自警団の子がいて監禁とか言ってたらしいから気をつけてくださいねー。じゃあ私はこれで。」
スズミ「待て待て待て最後になんて爆弾投下するんですか詳しく聞かせてください必要でしょ?!」 - 9二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:16:37
終わり
こんな感じでだべってるイチスズみたいなぁ - 10二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:18:52
スズミ逃げて超逃げて
- 11二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:21:50
同学年の治安維持組織所属ってとこまで共通点あるし本編でも絡んでみてほしいよね...
良きSSをありがとう - 12二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 15:30:23
なんか最近イチスズをよく見かけるな…
- 13二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 17:25:37
イチスズは流行るべき
- 14二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 17:27:41
うおおおおお!!イチスズ!!!
- 15終わったと言ったな?あれは嘘だ24/11/24(日) 18:01:23
イチカ「恋のおまじないってあるじゃないっすか。」
スズミ「ナチュラルに近いですね。まあ、ありますね。」
イチカ「枕の下に写真を入れると夢で会えるとか、消しゴムに名前を書いてバレずに使い切れば成就するとか…かわいいもんっすよね。」
スズミ「まあ、小学生とか中学生のときとかに流行りますよね。」
イチカ「手作りのお菓子とか渡すのもあるっすよね。」
スズミ「バレンタインはチョコレートを溶かして固めただけのやつが定番でしたね。あれ妙に美味しいんです。」 - 16二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:02:01
うわぁぁぁぁ!続編だ!
- 17二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:02:03
イチカ「ところで呪術において自分の体の一部を用いたものがあるってのはご存知っすよね?」
スズミ「急に話変えてきましたね。何が言いたいんですか?」
イチカ「最近はある雑誌にてお菓子に自分の血液を入れる恋のおまじないが流行ってるそうっすよ。」
スズミ「世紀末すぎませんか?なんですかその雑誌発禁でしょ。」
イチカ「潰しても潰してもどこかから湧いてくるんすよね…。」
スズミ「怖すぎますよほんとに呪術使ってるんですか。」
イチカ「すごく強力みたいで…魅力の力は入れた血の量に比例するとか書いてあるんすよね。」
スズミ「えぇ…。」
イチカ「ところでさっき貰ってたそのカップケーキ食べないんすか?」
スズミ「食べれなくなったんですよついさっき。」 - 18二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:02:33
被害者仲間…
- 19二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:13:27
女を喰ってるイチカスレが多いのと昨日あにまんイチカみたいにされたスズミのスレを見て思いついた
みんなもなんかネタあったら書いてね - 20二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:31:31
イチカ「どうもスズミさん。」
スズミ「………どうも。」
イチカ「こんな所で会うなんて奇遇っすね。」
スズミ「こんな所っていうかなんで木の上にいるんですか。」
イチカ「あっ覗かないでくださいよ?」
スズミ「見ませんよ!」
イチカ「いやーちょっと逃げてたらこんな所まで…愛されるのも辛いっすね。」
スズミ「今度はなんなんですか?」
イチカ「露骨に周囲を警戒するじゃないっすか。」
スズミ「またバーサーカーが来たら困るので…。」
イチカ「今度はそういうのじゃないっすよ。」
スズミ「信じてませんけど。」 - 21二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:32:00
イチカ「…イベントってあるじゃないっすか。」
スズミ「うわまた始まった。」
イチカ「みんなの士気を上げつつ日頃のストレスも発散できる…いいっすよね。」
スズミ「…そうですね。」
イチカ「今日なんか急に委員会の子に言われたんすけど、委員会の一部で集まってイベントをやるみたいで。」
スズミ「はあ(嫌な予感)」
イチカ「12時間かけて鬼ごっこするらしいっす。」
スズミ「ええ?随分ハードですね。」
イチカ「逃げるのは私、追いかけるのはその他っす。」
スズミ「なんですかその鬼ごっこバランス終わってるじゃねぇか。」 - 22二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:38:14
- 23二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:39:00
バイオハザード?
- 24二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:39:31
イチカ「私が捕まったら最初に捕まえた人の言うことをなんでも1つ聞かなきゃいけないんすよね。あはは。」
スズミ「笑ってる場合じゃないでしょう。断れなかったんですか?」
イチカ「勝手に決まってたんで。スズミさんは殺気立った30人以上の正義実現委員を前にやっぱなしでとか言えるんすか?」
スズミ「うわ怖」 - 25二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 18:40:06
イチカ「さて…もう逃げるのも疲れたんで…」ガサッ
スズミ「え、ちょっと出てきていいんですか?」
イチカ「いやーここでスズミさんに会えて良かったっす。」
スズミ「あ、ああ…護衛ですか。いいでしょう、私のそばに…」
イチカ「えいっ」ギュッ
スズミ「は?」
イチカ「あー!捕まっちゃったー!これはスズミさんの言うことを聞くしかないっすねー!」
モブ「ちっ!!」
モブ「トラレタ!」
モブ「いつの間に!!」
モブ「ほう…スズイチですか…」
スズミ「ちょっと何また私を巻き込んでるんですかふざけないでください。」
イチカ「まあまあ人助けだと思って。なんでも言うこと聞くっすから。」
スズミ「………今はとにかく…逃げますよ!!」ヒョイ
イチカ「おっと、わー大胆」キャッキャッ
スズミ「不可抗力ですから!!もう!なんでこんなことに!!」 - 26二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:08:03
イチカ「いい天気っすねー。」
スズミ「結構曇ってますけどね。」
イチカ「こういうのは気分っすよ。」
スズミ「そうですか…。」
イチカ「にしても、本当によかったんすか?なんでも言うこと聞くってのが私と買い物デートで。」
スズミ「デートじゃないです。家の備蓄が切れてきたのでそれの買い出しに付き合ってもらうだけですよ。」
イチカ「なんでも聞くのに?」
スズミ「……それで私が変なこと言ったらあなたが頼ってくれた意味がないでしょう。」
イチカ「ははっ、スズミさんならそう言ってくれると思ってたっす。」
スズミ「はあ…。」 - 27二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:08:48
イチカ「結構買い込むんすねー。」
スズミ「まあいろいろと買い物に行くタイミングを逃しがちなので…。何かあったときも備蓄があると便利ですし。」
イチカ「…というか、食料が…カロリーバーにようかんにカップ麺にレトルト…うーん、もしかしてこれ普段も食べてるんすか?」
スズミ「?美味しいですよ?」
イチカ「…今度ご飯作りに行くっす。」
スズミ「え、いや刺されそうなんで嫌です。」
イチカ「なんなら今日作るっす。ほらスーパー行きましょ。ちなみに拒否したら救護騎士団にスズミさんの食事事情流すっす。」
スズミ「私に拒否権ないじゃないですか。もう…周囲には警戒しないと…。」 - 28二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:12:19
こういう時たま口が悪くなるような話し合いが出来る間柄大好き侍
- 29二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:30:47
イチカ「ー♪」
スズミ「………」
イチカ「そんなに見られると照れちゃうっす。」
スズミ「いや、なんか落ち着かなくて…。」
イチカ「そんなに警戒しなくても何も入れないっすよ?」
スズミ「それはまあそうでないと困るんですが。」
イチカ「あっもしかして新婚みたいだなって」
スズミ「思ってないです。」 - 30二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:31:25
スズミ「ちなみに何作ってるんですか?」
イチカ「……聞きたいっすか?」
スズミ「やっぱいいです。」
イチカ「いやいや諦めないでくださいよ!もっと粘って!」
スズミ「じゃあ早く教えてくださいよ。」
イチカ「手料理の定番、シチューっすね。」
スズミ「なるほど、美味しそうですね。」
イチカ「というか一緒に買い物してたんだから知ってるはずっすよね?」
スズミ「一応の確認です。」 - 31二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:31:59
イチカ「美味しいっすか?」
スズミ「…はい。」
イチカ「もっと美味しそうに食べてくださいよー。」
スズミ「私が手料理に対してこんなに警戒する呪いをかけたのはイチカさんなんですけどね。…まあ、美味しいです。とても。」
イチカ「毎日でも食べたいくらい?」
スズミ「それはちょっと。」
イチカ「そこはノッてくださいよー。」
スズミ「1度ノッたら死ぬほどからかってきそうなので。」
イチカ「そんなことしないっすよ。たぶん。」
スズミ「もう信用できないんですよ。」 - 32二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:48:18
スズミ「………」パクパク
イチカ「スズミさんって意外と食べるんすね。」
スズミ「むぐ…まあ、美味しいものは好きですが…」
イチカ「ふーん…。」
スズミ「な、なんですか。」
イチカ「いや?」
スズミ「…でも、これ普段食べてるシチューとは味が違います。何使ってるんですか?」
イチカ「^^」
スズミ「え、まさか…」
イチカ「いやずっと見てたでしょ。変なものはなにも入れてないっすよ。」
スズミ「手と腕を見せてください傷がないかチェックします。」
イチカ「きゃースズミさんのえっちー」
スズミ「これは検査です。私の安心のための。」 - 33二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:48:39
スズミ「…で、結局何を使ってたんですか?」
イチカ「スズミさんへの愛っすね♡」
スズミ「そういうのいいんで。」
イチカ「ちぇー…良ければレシピ送っときましょうか?」
スズミ「それはありがたいですが…連絡先とか」
イチカ「はい、送ったっす。」
スズミ「いやなんで私のモモトーク知ってるんですか。」
イチカ「ハスミ先輩から聞いたっす。」
スズミ「個人情報って概念をお知りでない?」
イチカ「まあ細かいことはいいじゃないっすか。」
スズミ「……むぅ……あ、味噌使ってたんですか…」 - 34二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:55:32
何故か背を這う寒気が…
- 35二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 20:57:03
スズミを狙ってないかイチカさんよぉ
- 36二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 21:56:27
これ委員会の後輩を食い荒らして女の子ヤリ捨てしてたチャラい女が初めて自分から相手に本気になったやつなのでは
- 37二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 23:10:47
このレスは削除されています
- 38二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 23:11:49
- 39二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 23:39:34
ガチで喰ってるの
- 40二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 23:50:49
過去にそういう時期があったってことにしようかな
少なくとも2年になってからはやってないことにします - 41二次元好きの匿名さん24/11/24(日) 23:52:53
スズミへの風評被害がより信憑性高くなったな...
少なくともイチカに喰われた人は存在するんだから - 42二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:05:53
ヤリ捨ててねぇっつってんだろ!って言おうとしたらヤリ捨ててることにされてて草
やっぱりイチカはどこでも後輩を食い散らかしてることにされる運命なんやな…… - 43二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:08:55
イチカ「こんにちはー。」
スズミ「こんにちは。今日は別に誰かから逃げてないんですね。」
イチカ「そういつも逃げてたら仕事になんないっすよ。」
スズミ「それはまあその通りなんですけど。」
イチカ「ところでそれはラブレターっすか?モテモテっすねー。」
スズミ「勝手に覗き込まないでください。いつの間にか靴箱に入っていたものなのでまだ決まったものじゃないです。」
イチカ「逆にそれでラブレターじゃないってことあります?」
スズミ「果たし状のときもあります。」
イチカ「えぇ…。」 - 44エタるまで頑張ろうぜ!24/11/25(月) 00:09:32
スズミ「大抵は話し合えばわかってくれますよ。コミュニケーションは得意な方ではありませんから、握手とかハグとかで平和の気持ちを伝えるしかありませんが。」
イチカ「…………」
スズミ「なんですかその目は。」
イチカ「いや…抱かれたってそういう…うん、なんでもないっす。」
スズミ「?」
イチカ「100%善意な分スズミさんの方がたち悪いっすね。自警団のあの湿度の高さも納得っす。」
スズミ「うちの団体をそんな好き勝手言わないでもらえますか?ぶっちゃけ正義実現委員会には言われたくないんですけど。」
イチカ「うーん否定できない。」 - 45二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:11:31
- 46二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:18:15
イチカ「で、それ読まないんすか?」
スズミ「…人がいるときに読むのはちょっと。一応私宛てのものですから。」
イチカ「ふーーん…。」
スズミ「そんな顔しても見せませんよ。私はプライバシーを大切にしているので。」
イチカ「おっけーおっけーじゃあこうしましょう。私は離れてるっすからその間に見てください。反応で察するっす。」
スズミ「なんでそんなことしないといけないんですか。」
イチカ「私とスズミさんの仲じゃないっすか。」
スズミ「別に大して話してもなかったですよね?だとしても親しき仲にも礼儀あり、です。」
イチカ「むーー…まあいいや、今回は諦めます。そこがスズミさんの良いとこっすからね。」
スズミ「わかればいいんですよ。」
イチカ「でもせめて何があったかは教えてくださいっす。」
スズミ「前言撤回本当にわかってますか?」
イチカ「こんなおもしろ…いや、興味深…違うな、友達の一大イベントじゃないっすか!」
スズミ「完全に野次馬精神じゃないですか隠しきれてないんですよ!!」 - 47二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:29:29
イチカ「まあ聞いてください。これはスズミさんのためでもあるんすよ?」
スズミ「…まあ一応聞いておきましょうか。」
イチカ「例えばラブレターだったとしましょう。おそらくスズミさんはスズミさんが好きで好きでたまらない女の子に呼び出されるっす。」
スズミ「好きで好きでたまらないまではいかないんじゃないですか?」
イチカ「まあそれはあれっす。仮定っすから。でもスズミさんは厄介オタ…いえ強火ファンが多いんでそう思っててもいいはずっす。」
スズミ「聞き逃せない言葉があったんですが?」
イチカ「イメージしてください。その女の子は何を持ってるっすか?」
スズミ「えぇ?うーん、別に銃以外は何も持ってないんじゃ」
イチカ「はいアウト。スズミさんは死にました。」
スズミ「勝手に殺さないでもらえますか?」
イチカ「その女の子は包丁または薬物を所持してるっす。スズミさんが断ろうとした瞬間襲われるっすね。」
スズミ「なんで告白に修羅ポイントがあるんですか?うーんでも、それなら」
イチカ「スズミさん、襲われても自分ならある程度は鎮圧できるだろうって思ってないっすか?」
スズミ「被せてきますね…まあ警戒してればある程度は」
イチカ「はいアウト。スズミさんは死にました。」
スズミ「せめて最後まで言わせてくれませんか?」 - 48二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:34:25
イチカ「そういう子は泣き落としをしてくるっす。ちょっと警戒を緩めたとたんズドンっすよ。スズミさんは優しいんでそういうところが狙われるっす。」
スズミ「これ告白の話ですよね?果たし状とそんな変わんなくないですか?」
イチカ「果たし状より厄介っすね。」
スズミ「なんでそこまで断言出来るんですか…。」
イチカ「経験則っす。」
スズミ「妙な説得力あるの腹立つな…。」
イチカ「まあという訳で告白または決闘には私を連れていくといいっすよ。どっちでも加勢するっす。」
スズミ「ええ…うーん…まあ、考えておきます。」
イチカ「いつでも呼んでくださいねー。2秒くらいで返事するんで。」
スズミ「怖いので1分くらいは寝かせておいてください。」 - 49二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:41:38
イチカ「ここがこーであそこがあーで」
スズミ「この通りがあれで倉庫がそれで」
レイサ「あっ!スズミさん!…と、あの、正義実現委員会の……」
スズミ「仲正イチカさんです」
イチカ「よろしくっす〜」
レイサ「よ、よろしくお願いしますっ!えと、やっぱりなんでもないです!また後で!」シュバババ
イチカ「……どのくらい抱いてあげてるんすか?」
スズミ「引っ叩きますよ?」
イチカ「いやーだって、ねえ?」
イチカfilterレイサ『あっ♡スズミさん…♡と、正実の……チッ』
イチカ「こんなん見せられたら」
スズミ「お願いですから目ぇ開けてください」 - 50書いてもいいんですよ?24/11/25(月) 00:51:48
他にも書いてくれる人がいたらいいなの気持ちでとりあえず考えた設定置いとく
別に守らなくてもいいけどスレ主はこの設定で書いていきます
イチカ: 過去に何回か付き合っては別れを繰り返していた時期があった。告白されたから何となく付き合ったけど大体「私に興味ないでしょ!」みたいなこと言われてフラれる。やることやったかは個人に任せるけど相手にねだられたときだけで積極的に手を出してはないって感じ。
誰にも興味がもてなくてでもそんな自分がおかしいんじゃないかって悩んでこの人は好きになれるんじゃないかって期待して付き合う。でもやっぱりダメだった。
噂は付き合っては別れの時期を曲解されたもの。酷いときは数日で別れるから勘違いされちゃったんだね!本当に後輩には手を出してないよ!
スズミへの感情は任せる。
スズミ:マジでただの風評被害。でも強火ファンが多いのは事実。自警団はしっとりしてる。
イチカへの感情は任せる。 - 51二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 00:53:59
常に瞑目してんじゃんじょん
- 52二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 01:11:14
スズミ「…ただいま。」
スズミ「さて…読みますか…」ペリ
スズミ「……えっ8枚もある…ど、どれどれ…」
『守月スズミ様
拝啓
いつも貴方様のご活躍のほどを耳にし、その凛々しい立ち振る舞いは多くの方々を魅了したことと存じます。
さて、この度私が筆をとらせていただきましたのは…
(中略:なんかめっちゃお慕い申し上げてますみたいなことが書いてある。)
長々と書き連ねてはきましたが、未だ私の貴方様に対する想いの3分の1も満たしません。つきましてはこの度は直接この想いを伝えたく存じます。明日の放課後旧校舎の木の下にお越しいただきたく思います。
末筆ながら、ますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
敬具
燃部山モブコ
』
スズミ「………あ、終わった。」
スズミ「まあ、ラブレターでしたね…。途中で小説が始まったときはどうしたのかと思いましたが…。」
スズミ「…旧校舎ですか。あんまり、人がいないんですよね。…告白するなら当然でしょうけど…」
スズミ「………」
スズミ「…まあ、念には念を…実力は確かですし…」スッタプタプ
スズミ「うわマジで返信早い。」
- 53二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 07:01:39
八枚は多いなw
- 54二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 08:10:45
このレスは削除されています
- 55二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 17:56:26
早めの保守
- 56二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:43:32
スズミ「今日も平和ですね…。」
イチカ「そうっすね。」
スズミ「もう平和じゃなくなりましたね。」
イチカ「えっ?何かあったんすか?」
スズミ「鏡でも見たらいいんじゃないですかね?」
イチカ「うーん美少女しか映ってないっすね…。」
スズミ「こいつ…。」 - 57二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:43:56
スズミ「はあー…。」
イチカ「ため息つくと幸せが逃げるっすよ?」ツンツン
スズミ「頬をつつかないでください。あと近いんですよ。」
イチカ「えーいいじゃないっすかー。」
スズミ「こう近いといろいろ面倒なんですよ。変な噂も流れていると聞きましたし…。」
イチカ「噂?」
スズミ「え、知らないんですか?」
イチカ「知らないっすねー。」
スズミ「…知ってますよね?」
イチカ「いやほんと、私とスズミさんがただならぬ仲とかそんな噂知らないっす。」
スズミ「知ってるじゃないですか!!」 - 58二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:44:51
イチカ「おもしろい噂っすよねー。」
スズミ「いやもうほんと、それのせいで大変なんですよ?イチカさんの自称彼女に何度呼び出されたか…。」
イチカ「え、呼んでくれればよかったのに。」
スズミ「あなたがいたら余計ややこしくなるかなと。まあ大体は話せばわかってくれたから良かったですけど…。」
イチカ「…また思わせぶりなボディランゲージでっすか?」
スズミ「なんですかその言い方は。いや…たまたま居た自警団の仲間が仲裁してくれました。」
イチカ「たまたま…へえ。」 - 59二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:45:09
スズミ「え、なんですか。」
イチカ「いや?運が良かったっすね。」
スズミ「そうですね。彼女たちのおかげで助かりました。」
イチカ「彼女たち?…ちなみにどんな感じで助けてくれたんすか?」
スズミ「ええと…目の光が消えた生徒が私に『この泥棒猫!』って走ってきた瞬間横から飛び出してきてボディブローかましてました。助かったとはいえ流石に危ないので注意はしましたが…。」
イチカ「えぇ…」
スズミ「あとは昼寝してたとかで木の上にいた子が捕縛するの手伝ってくれたりとか」
イチカ「……」
スズミ「たまたま通りがかったレイサさんが襲ってきた方の話を聞いてあげたりして落ち着いたとい感じです。本当に彼女たちがいて助かりました。私1人だとどうなっていたか…。」
イチカ「それは良かったっすね。」
イチカ「…自警団…思ったより手強そうっすね…。」
スズミ「ん?何か言いました?」
イチカ「いえ…外堀の深さを実感してるだけっす。」
スズミ「…何の話ですか?」 - 60二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 07:23:16
保守
- 61二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 12:58:08
保守
- 62二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:26:47
レイサ「…あ、あの!イチカさん!」
イチカ「ん?ああレイサちゃんでしたっけ?どうしたんすか?」
レイサ「え、えっと…その…」
イチカ「あはは、そんなに緊張しなくてもいいっすよ。」ナデナデ
レイサ「あう…」
スズミ「動くな」チャキ
イチカ「ッスゥーーーまあ待ってくださいスズミさん落ち着くっす。」
スズミ「とりあえずレイサさんから離れてください。」
イチカ「いや別に何もしてな…あっもしかして嫉妬し」
スズミ「あ?」
イチカ「わかったわかったっすから閃光弾チラつかせるのやめて。」 - 63二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:27:23
レイサ「あっスズミさん!」
スズミ「レイサさんイチカさんになにもされてませんか?」
レイサ「え、あ、はい…その、呼び止めてしまったのは私ですし…」
スズミ「あ…そうだったんですね。」
イチカ「スーズーミーさーん?」
スズミ「うっ…早とちりしてしまってすみませんでした…。」
イチカ「傷ついたなーあー傷ついた」
スズミ「ぐ…今度なにか奢りますから…」
イチカ「しょうがないっすね、スタバの新作で手を打つっす。明日の放課後空けといてくださいね?」
スズミ「…わかりました。」
レイサ「あ、あの…」
スズミ「あ、レイサさんすみません。邪魔をしてしまって。」
レイサ「いえ!スズミさんが私を心配してくださったのは嬉しかったですし…。」テレテレ
イチカ(この子もなかなか強火の気配がするっす…。) - 64二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:27:54
イチカ「それで、なんの用事だったんすか?」
レイサ「ええっと、イチカさん!これ!自警団の先輩方からお手紙です!」
イチカ「手紙?私に?」
スズミ「ん?何かあったんですか?」
レイサ「私も詳しいことは…大事な手紙とはおっしゃっていたのですが『レイサちゃんにはまだ早いよ』と言われてしまって…。」
スズミ「ふーむ…私も見ても?」
レイサ「あ、それはダメみたいです!スズミさんには秘密って…あ、い、言っちゃった…あう…」
スズミ「…そうでしたか、気にしなくても大丈夫ですよ。私は何も見てませんから。」
レイサ「スズミさん…!」
イチカ「やっさしー」ヒュ-ヒュ-
スズミ「うるさいですよ。早く手紙をしまってください。」
イチカ「はいはい」 - 65展開が思いつかないね24/11/26(火) 18:28:42
レイサ「では私はこれで!」
スズミ「はい、また。」
イチカ「いやーかわいい後輩っすね。あんなに慕われてるなんてよっぽど」
スズミ「特に何もしてないです。まあ、慕ってくれるのは嬉しいですが。」
イチカ「そっすかー。」
スズミ「……勘違いしてしまったのは本当にすみません。その、信用してないわけではないのですが…。」
イチカ「別にいいっすよ、慣れてますし。まあお詫びは明日のデートでしてもらうっすから☆」
スズミ「そうですね。付き合います。」
イチカ「……」
スズミ「なんですかその目は。本当に申し訳ないと思ってますよ。」
イチカ「ああいや…スズミさんってチョロ…優しいなって…。」
スズミ「今チョロいって言いました?」
イチカ「いつか弱みにつけ込まれてどうにかされないか心配っすよ…。」
スズミ「割と失礼じゃないですか??」 - 66二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:24:24
イチカ「じゃあ私はこれで、明日楽しみしてるっすー♪」ヒラヒラ
スズミ「はい…また明日。」
イチカ「……」
イチカ「……へへ、やった…。」
イチカ「明日は早く上がらなきゃ…ふふっ。」 - 67この自警団は幻覚です24/11/26(火) 20:25:13
イチカ「…あ…そうだ、手紙見ておこうかな…まあなんとなく想像はつくけど。」
『仲正イチカさん
初めまして。突然のお手紙すみません。
本来ならば直接会ってお話したほうが良いのでしょうが、なにかと面倒ごともございますのでこうしてお手紙でお伝えさせていただきます。
さて、早速本題に入らせていただきますが、お察しの通り我らがスズミちゃんのことです。
近頃よくスズミちゃんに絡むようになりましたね。始めに勘違いしてほしくはないのですが、私たちは近づくなと言いたいわけではございません。確かにあなたが近づいたおかげであなたのファンがスズミちゃんを逆恨みするといったことが起きているということは無視できませんが、そこで近づくなと言えば彼女たちと同じになってしまいます。
では、何故この手紙を出したのか。我々があなたに伝えたいのは、自警団はいつでもスズミちゃんを見守っているということです。つまり、あなたが一緒にいるときも我々は見ています。くれぐれも変なことはしないようお願いいたします。
それではお身体には気をつけて。
自警団スズミちゃんファンクラブ一同』
イチカ「……」
イチカ「…下手な脅迫文より怖いっすね…。」 - 68二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:01:53
イチスズとスズレイが同時接種できるなんて
神の実在を感じる - 69二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 07:30:29
このスレは女神たちによる創世神話だったと……?
- 70二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 18:43:12
ほ
- 71二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:11:25
イチカもスズミも強火ファンなモブ子が多そう
- 72二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:44:42
このレスは削除されています
- 73二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:45:42
このレスは削除されています
- 74ミスっちゃった…24/11/27(水) 22:46:38
スズミ「ええと、待ち合わせはここでいいんでしたよね?」
イチカ「スズミさん!こっちっすよ!」
スズミ「あ、イチカさん。すみません、お待たせしました。」
イチカ「いや全然待ってないっすよ!待ち合わせ時間前ですし、私もちょうど今来たとこっす!」
スズミ「…そうでしたか。」
イチカ「なんか今のデートっぽかったっすね?」
スズミ「ほら行きますよ。」スタスタ
イチカ「ああっちょっ待って置いていかないで!」 - 75二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:48:31
~商店街
ガヤガヤ
スズミ「やけに人が多いですね…。」
イチカ「んーなんかあったんすかねー?」
スズミ「気になりますが…まずは目的を果たしましょう。」
イチカ「えーせっかくの放課後デートなんだからいろいろ回りましょうよー。ストロベリーフラペチーノは逃げないっすよ!」グイグイ
スズミ「だからデートじゃ…わかりましたから引っ張らないでくださいよ!」
イチカ「あっちのほうっすかねー?」
スズミ「何事もないといいですけど…。」 - 76二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:50:18
イチカ「おっ!あのポスターっすかね?なになに…?あ、なんかこの後イルミネーションやるみたいっすよ。」
スズミ「イルミネーション?なにかイベントでもありましたっけ。」
イチカ「うーん…聞いてみるのが早いっすね。」
イチカ「すみません、そこのお嬢さん。今日はやけに混んでるっすけど、何かあるんすか?」
モブ「へっ…あ、えっと、今日は『恋人の街キャンペーン』っていうのをやるみたいで…」
イチカ「へぇー…恋人の街っていうと、なんかカップル割とかがある感じっすか?」
モブ「あっそうですね。2人組でお店に入ると割引があるみたいです。…まあ、恋人なんて私には縁のない話ですけど。」
イチカ「そうっすか?こんなにかわいいのに。」
モブ「へあっ!?」
イチカ「周りの人も見る目ないっすねー。」
モブ「ええええっとその」 - 77二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:51:31
スズミ「イチカさんそこまでですよ。この方が困ってるじゃないですか。」
イチカ「おおっと、スズミさん。」
モブ「あ…。」
モブ(あ、相手がいたんだ…まあそうだよね…)
スズミ「すみません、この人が。親切に教えてくださりありがとうございます。」ニコ
モブ(アッ顔がいい!!!)
モブ「あっっっいや、全然!むしろありがとうございました!!」ダッ
モブ(爽やか系イケメン×真面目系イケメン!!推せる!!!)
スズミ「え、あ…行ってしまいました…。」
イチカ「もースズミさんが口説くからビックリして逃げちゃったじゃないっすか。」
スズミ「口説いてませんが?!むしろ口説いてたのはそっちでしょう!」
イチカ「…スズミさん、放ったらかしにしてすみません。私はスズミさん一筋っすから…!」
スズミ「だから!そういうの!いいですから!」 - 78二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 07:36:17
あら~^^
- 79二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 15:11:26
スズミは本当に真面目にお礼を言っただけなのである!
- 80二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 21:43:16
このモブちゃんの今後の推しカツが気になりますね……
- 81二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:06:04
このレスは削除されています
- 82二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:08:59
イチカ「まあまあ、せっかく『恋人の街キャンペーン』なんてものがあることだしお店にでもはいりましょー!」
スズミ「はあ…え、ちょっと待ってくださいそれ恋人として入るってことですよね?」
イチカ「そうなるっすね。」
スズミ「ぜっったい凄い目で見られるじゃないですか勘弁してくださいよ!!」
イチカ「まあまあ遠慮せず。」
スズミ「遠慮っていうか保身っていうか。」
イチカ「えー?今日は私へのお詫びじゃなかったんすか?」
スズミ「うぐ…それは…というかイチカさんはいいんですか?私とそういう風に見られて。」
イチカ「え?そりゃあ…」
ドーン!!ババババ!!
スズミ「?!な、なんですか?!」
イチカ「あっちゃあ…もう、イベントの度暴れたいヤツは出てくるもんすね…!」
スズミ「行きましょうイチカさん!」
イチカ「はーい。……って足はやっ!スズミさん置いていかないでっす!」 - 83二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:10:13
暴れる不良「うおおおお!!どいつもこいつも幸せそうにしやがって!!相手のいないあたしを笑ってんだろ!!」ババババ
モブA「きゃ…?!」
モブB「てめぇ!この子に何してんだ!!」ガチャ
モブC「いたっ…ちょ、流れ弾あたってるよ!!」
モブD「うおお!私のほうがその子が好きなんだよ!」
モブE「往生際が悪いな!さっさと諦めろ!」
ワーワー
イチカ「うーんこれはいろいろなことが起きてるっすね。」
スズミ「とにかく暴れてる方を止めましょう!彼女は私が引き受けますのでイチカさんは他の方々を避難させてください!」
イチカ「了解っす。…はぁ、せっかく仕事終わらせたのに…。」 - 84告白はどっちからがいい?24/11/28(木) 23:01:04
哀愁漂う不良「うう…すみませんでした…」
スズミ「1人が寂しかったというのはよくわかりました。ですが、だからといって他の人を攻撃するようなことはしてはいけません。こんなことをしても、結果的に苦しむのはあなたです。」
反省した不良「はい…もうしません…。」
スズミ「…わかっていただけて嬉しいです。大丈夫、あなたならきっとそばにいてくれる人が見つかりますよ。私はあなたの味方です。」ギュッ(親愛のハグ)
人の温かさに触れた不良「ひゃ…!」
スズミ「まずは人と交流を持つところから始めましょう。シスターフッド主催のボランティアに参加するのもいいですし、我々自警団の入団も歓迎していますよ。」
心揺らぐ不良「自警団…あ、あの…お名前は…。」
スズミ「私ですか?守月スズミと申します。」
すっかり落ちた元不良「スズミさん…!私自警団に入ります…!」
スズミ「え?あ、ありがとうございます。共に頑張りましょうね。」
イチカ「……うーんこれは…すごいもの見れたっすね。」 - 85みんなの意見を教えてほしい24/11/28(木) 23:02:26
イチカ「お疲れ様っすスズミさん。」
スズミ「あ、イチカさん。避難指示などありがとうございました。大変なことをお任せしてしまってすみません。大丈夫でした?」
イチカ「んー大丈夫っすよ。慣れてますし。むしろスズミさんが素早く鎮圧してくれたおかげでいつもより楽だったっす。」
スズミ「いえ…私はそんな…。」
イチカ「それに実際に自警団が増えた様子を見れて感動したっす。いつもあんな風に口説いてたんすね。もはや抱いてたし。」
スズミ「ハグって言ってください!いや、別に私は思ったことを言っただけというか。」
イチカ「いやー言い逃れはできないっすよー?やっぱり自警団ってスズミさんの」
スズミ「言わせませんよ?いや何言うかわかりませんけど!絶対ろくなことじゃないでしょう!」
イチカ「どうっすかねー?」ニヤニヤ
スズミ「こいつ…」グヌヌ - 86二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 23:21:36
イチカ「さて…うちの委員会も呼んでおいたし後は任せて私たちは…」
正実モブA「あっイチカ先輩!!」
イチカ「…あ、どうしたんすか?」
正実モブA「今日はもう上がられたのにすみません!あっちのほうで痴情のもつれによる喧嘩が起きてしまって…わ、私たちじゃ仲裁が…」
正実モブB「イチカ先輩!ハスミ先輩がまたD作戦失敗によりご乱心です!委員長もちょうどいなくて!」
正実モブC「イチカ先輩!先輩のファンクラブの人がそちらに向かってるそうです!早く逃げた方がいいかと!」
イチカ「…スゥ-…スズミさん。」
スズミ「あはは…行ってあげてください。いつも大変ですね。」
イチカ「すみません…なるべく早く終わらせるんで…この埋め合わせは必ず…はぁ…。」トボトボ
スズミ「私のことは気にしないでください。頑張ってくださいね。」
スズミ「…………苦労してるんですね。ああは言ってましたけどしばらく終わらなさそうですし…。」
スズミ「…そうだ。」 - 87二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:26:18
モブちゃん達の今後の推しカツが気になりますね……
- 88二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:33:14
イチカ「や、やっと終わった…ああ、もう真っ暗っすね…。」
イチカ「スズミさんは帰っちゃったかな…せっかくのデートだったのに…。」
スズミ「あ、お疲れ様です。」
イチカ「ス、スズミさん?どうしたんすか?」
スズミ「大変そうだったので差し入れをと思いまして。どうぞ。」
イチカ「あ、これ…。」
スズミ「ストロベリーフラペチーノとストロベリーミルクのどっちがいいのかわからなかったのでどっちも買ってきました。もともとこれが目的だったでしょう?」
イチカ「…ありがとう、ございます。じゃあ私はこっちもらいますね…。スズミさんはそっちどうぞ。」
スズミ「わかりました…はい、どうぞ。」
イチカ「どうも…あ、美味しい。」
スズミ「ほんとですね。こういったものは初めて飲みますが…人気なのも頷けます。」
イチカ「こっちひと口飲みます?なんて」
スズミ「いいんですか?…わ、こっちもいいですね!」
イチカ「……えっと、スズミさんって結構大胆っすよね。」 - 89二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:33:38
スズミ「え、あ、すみませんもしかしてダメでしたか?」
イチカ「いや、全然いいんすけど…うん。」
スズミ「ええと…では私のもひと口どうぞ。同じストロベリーでも若干違って美味しいですよ。」
イチカ「………」
スズミ「イチカさん?」
イチカ「あ、いや、じゃあ遠慮なくいただくっす。」
スズミ「どうですか?美味しいでしょう!」
イチカ「…甘いっすね。」
スズミ「?それはそうですが…イチカさんのとあまり変わらないと思いますよ?」
イチカ「あはは、確かに。そっちも美味しいっすね。わざわざ買ってきてもらってありがとうございました。」
スズミ「いえ…ささやかですが、いつも頑張ってるイチカさんに何かしてあげたいなと思って。」
イチカ「…急に優しくなるっすね。ツンデレってやつっすか?」
スズミ「違います。もう、少しは素直に受け取ったらどうですか?」
イチカ「…はは、考えておくっす。」 - 90二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:34:17
スズミ「はあ…まあ、いいです。ところで、この後時間ありますか?」
イチカ「それは大丈夫っすけど…どうしたんすか?」
スズミ「せっかくなのでイルミネーションを見に行きましょう。これを買いに行くときに少し見ましたが、とても綺麗でしたよ。」
イチカ「いいんすか?」
スズミ「ん?はい。結局どこも行けませんでしたし、せっかくやってるなら見てみませんか?」
イチカ「…いいっすね!早速行きましょう!」
スズミ「わ、ちょっとそんな引きずらなくても自分で歩けますから!」 - 91二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:35:23
~~~
イチカ「おお…割と遅い時間までやってるもんなんすね。」
スズミ「そうですね。人も結構いますし…なんだか新鮮です。」
イチカ「はぐれないように手でも繋ぎます?」
スズミ「うーん…そうですね。念の為繋いでおきましょう。」ギュ
イチカ「ぅえ」
スズミ「え、どうしたんですか。」
イチカ「な、なんでもないっす。」
スズミ「?そうですか。」
イチカ(狙ってやってるわけじゃないっすよね??) - 92二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:35:39
5
スズミ「きれいですねー。」
イチカ「ほんとっすね。これは恋人と見たくなるのも納得っす。」
スズミ「私とですみませんね。」
イチカ「…そういうところっすよねー。」
スズミ「な、なんなんですかさっきから。」
イチカ「いーや?イルミネーションも綺麗っすけど、スズミさんのほうが綺麗っすよ☆」バチッ
スズミ「はいはいどうも。」
イチカ「つめたっ!!ちょっとは照れてくれてもいいじゃないっすか!」
スズミ「なんかムカつくんですよね…。」
イチカ「えっ酷い。」 - 93二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 07:36:31
スズミ「…まあそれはそうと、イチカさん。今日はありがとうございました。」
イチカ「え?お礼を言うのはこっちの方じゃないっすか?」
スズミ「…私、恥ずかしながらあまりこういうものとは無縁な生活を送ってきたものですから…。今日こうして体験できたのがとても嬉しいんです。」
スズミ「きっかけをつくってくれてありがとうございました。イチカさん。」ニコ
イチカ「……」
イチカ「…なんだ、そんなことならこれからもっと誘いますよ。私がいろいろと教えてあげるっす♡」
スズミ「…流行りのものとかってことですよね?」
イチカ「そうっすよ?スズミさんったらナニを想像したんすかー?」ニヤニヤ
スズミ「なんでもありません!そろそろ帰りますよ!」
イチカ「はいはい」
イチカ「……………………やっぱり好きだなあ…」ボソ
スズミ「…?なにか言いました?」
イチカ「…なんにも言ってないっすよ。」 - 94二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 15:54:54
抱け~っ!!
- 95二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:17:58
スズミ「ふぁ…んー、昨日夜更かししすぎましたかね…。」
イチカ「お!スズミさーん!」
スズミ「あ、イチカさ…うわっ!」
イチカ「おっと!…もー、寝不足っすか?ちゃんと寝ないとだめっすよ?」
スズミ「す、すみません、ありがとうございます…。」
イチカ「あ、もしかして昨日の夜は」
スズミ「少しゲームをしていただけです。」
イチカ「ふーん…スズミさんがハマるなんてなんてゲームなんすか?」
スズミ「数独です。」
イチカ「数独」 - 96二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:18:22
イチカ「あーまあやりだすと止まらないっすよね。」
スズミ「そうですね、ついやってしまって………あの、イチカさん。受け止めていただいたのはありがたいのですが、そろそろ下ろしていただけませんか?」
イチカ「え?」
スズミ「え?じゃないですよなんか普通に話してましたけどはたから見たらこの状況意味わからないでしょう。」
イチカ「うーん…でも私見ちゃったんすよね。」
スズミ「な、何をですか?」
イチカ「スズミさんが思いっきり足首捻ってたとこ♡」
スズミ「………見間違いじゃないですか?」
イチカ「私がスズミさんのこと見間違えるわけないじゃないっすかー。」
スズミ「私は大丈夫ですから!お、下ろしてください!」
イチカ「おおっと、もー暴れちゃダメっすよ?ほら、このまま救護騎士団のとこに行くっすよー。」
スズミ「こ、このままですか?!せめて肩を貸していただければ…!」
イチカ「落としたくないんでしっかり捕まっててくださいねー。」スタスタ
スズミ「うわっ…!うう、なんでこんなことに…。」 - 97二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 20:20:59
- 98二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 04:07:18
- 99二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 10:08:37
甘酸っぱい距離感がよい…
- 100二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 13:40:15
イチカ「そういえばスズミさんって好きな人とかいるんすか?」
スズミ「唐突ですね…なんですか急に。」
イチカ「楽しいガールズトークじゃないっすかー。」
スズミ「…別にいませんよ。つまらない回答で申し訳ありませんが。」
イチカ「そうなんすか?」
スズミ「逆にいると思ってたんですか?」
イチカ「いや?」
スズミ「なんで聞いたんですか??」 - 101二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 13:41:10
イチカ「まあほら、もしかしたら先生のこと好きなんじゃないかなーって。」
スズミ「先生は…とても信頼できる方ですが、そういう対象ではないですね。向こうもそうでしょうし。」
イチカ「まあそれは確かに。」
スズミ「…そういうイチカさんはどうなんですか?」
イチカ「私っすか?どう思います?」
スズミ「ええ…?」
イチカ「いやそんな露骨に「めんどくせぇなこいつ」みたいな顔しないでくださいよ!」
スズミ「めんどくさいですね…。」
イチカ「声に出して言った?!」 - 102二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 13:41:39
スズミ「んー…イチカさんは…やはり先生ですか?」
イチカ「あっそう見えます?」
スズミ「やはり違いますか…。」
イチカ「判断が早い!」
スズミ「というか、イチカさんが誰かに入れ込んでるのが想像つかないんですよね。」
イチカ「へぇ?めちゃくちゃ遊んでるチャラ男みたいって?」
スズミ「そうは言ってません。イチカさんはそういう誰かを傷付けるようなことしないでしょう?」
イチカ「……人の本性なんてわからないっすよ?」
スズミ「まあ、そうかもしれませんが…その人がどうしたいのかというのは行動に現れるものです。イチカさんは人に優しくあろうとしているのはわかりますよ。」
イチカ「なかなか、買ってくれてるじゃないっすか。」
スズミ「…そう照れられるとこちらも恥ずかしくなってくるのですが。」
イチカ「スズミさんに口説かれるなんて…」キャッ
スズミ「口説いてません!」 - 103二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 14:00:49
イチカ「まあじゃああれっすか?経験とかもない感じで?」
スズミ「け、経験は……ないですけど…」
イチカ「うんうん、そうっすか!」
スズミ「なんですかその反応からかってますよね?」
イチカ「いいや?あんなに「来いよ…クレバーに抱いてやる」みたいな雰囲気出してるのに経験がないってのもギャップがあっていいなって。」
スズミ「やっぱりからかってますよね?なんですかそのイメージ。」
イチカ「公正なアンケートの結果っす。」
スズミ「どこのアンケートですか言ってください。」
イチカ「守秘義務があるんで…。」
スズミ「私の名誉とかは守ってくれないんですか?」 - 104二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 14:02:00
スズミ「ぐ…ではそういうイチカさんはあるんですか?」
イチカ「私は…まあ、あるっすよ。」
スズミ「え、そうなんですか。」
イチカ「そんな驚きます?」
スズミ「いや…さっきも言いましたが特定の人に入れ込んでるのが想像つかなかったので…。」
イチカ「まあ大体フラれちゃうんすけどね。あっちから告白してきたのに酷いもんっす。」
スズミ「…苦労してるんですね。」
イチカ「ま、私の話はいいとして…スズミさんの好きなタイプはなんすか?」
スズミ「えぇ…?趣味を共有できる人、でしょうか…。」
イチカ「ふむふむ。」
スズミ「あとは…私はあまり話すのが得意ではないので、向こうから話してもらえると助かりますね。」
イチカ「ほー…なるほど。ところで、私結構スズミさんに話しかけてますよね?」
スズミ「え?まあ、そうですね。イチカさんはいろいろな方とお話していてすごいと思います。」
イチカ「…はぁ。」
スズミ「…?どうしたんですか?」
イチカ「べっつにー?」 - 105二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 20:56:31
マジで暖簾に腕押しで草。善意100パーなのが更に草生える。ライバルは多いし相手は朴念仁だし頑張れイチカ。
- 106二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 23:26:37
- 107二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 09:31:34
スズミはまぁ朴念仁というか明確に告白でもしなきゃ気づいてくれないタイプよね……w
- 108二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:32:44
イチカ「…さて、通報はこの辺かな…。まったく、集団で襲ってくるグループって…穏やかじゃないっすねぇ。」
スズミ「あ、イチカさん。」
イチカ「ん?ああスズミさん!先に来てたん…」
スズミ「ちょうど良かった。先程戦闘がありまして…こちらの方々をお願いします。」フラフラ(傷だらけでボロボロ)
イチカ「」
スズミ「私は少しこの辺りを見回ってから救護室へ行くのっで?!」フワッ
イチカ「救護!!!さっさと手当してもらうっすよ!!!」ダッ
スズミ「え?!いや、ちょ、おろし、自分で歩けますって!」
イチカ「そんなふらふらで何言ってんすか?!馬鹿なんすか?!馬鹿なんすね?!」
スズミ「失礼じゃないですか?!だ、大丈夫ですって。」
イチカ「いいから黙って運ばれといてください!」 - 109二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:33:17
イチカ「……いやーすごいことになったっすねスズミさん?今はハロウィンの季節じゃないっすよ?」
スズミ「いやこれは違うんですよ。」
イチカ「何が違うんすか?」
スズミ「いや…実は見た目ほど酷くなくて。」
イチカ「へーーーーーー」ギュッ
スズミ「い”っ……たくないです。」
イチカ「スズミさん?」
スズミ「……すみませんでした。」
イチカ「わかればいいんすよ。」
スズミ「で、でももう動けますし、今日は町内会のお手伝いの予定が…」
イチカ「前言撤回全然わかってないっすね。」 - 110二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:33:38
イチカ「○○町のならそれはもうキャンセルしといたっすよ。スズミさんは今日ずっとベットの上だと決まってるっす。」
スズミ「え、そんな勝手に。」
イチカ「ミイラに来られても困ると思うっすけどね。むしろゆっくり休んでほしいって言ってたっすよ?」
スズミ「…そ、そうですか…いつの間に連絡を…」
イチカ「私の顔の広さを舐めないでもらいたいっすね。」
スズミ「……あの、イチカさん。」
イチカ「なんすか?さっきも言ったけどスズミさんは超安静厳守っすよ?なんなら添い寝でもしてあげましょうか?」
スズミ「いやそれはいいです。…えっと、そろそろお仕事とか戻らなくていいんですか?」
イチカ「私の今日のお仕事はスズミさんが脱走しないか見張ることっすから。」
スズミ「いやなんですかそれ。私は野生動物ですか。」
イチカ「セリナさんからのちゃんとした依頼っすよ?1回どころじゃない前科があるのも聞いてるっす。」
スズミ「うっ」
イチカ「脱走しようとしたら強制的に添い寝の刑っすからね?お説教ASMRもついてきますよ?」
スズミ「ひえ…。」 - 111二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 16:34:23
イチカ「はあ…正義にまっすぐなところとか、困ってる人を放っておけないところはスズミさんのいいところっすけど、もうちょい自分のことも労わってほしいっす。」
スズミ「べ、別に厳しくしてるつもりは…。」
イチカ「自分に優しい人は頭から血を流してふらっふらな状態でパトロールとか行かないんすよ。満身創痍でどっか行こうとしたスズミさんを見たときの私の気持ちわかります??」
スズミ「ぐ…す、すみませんでした…。」
イチカ「まったく…私がどれだけ…。」
スズミ「……イチカさんってそんなふうに怒るんですね。」
イチカ「え?」
スズミ「あ、すみません。その、いつも笑顔なイメージだったので。」
イチカ「……そりゃあ、怒るっすよ。大切な人が傷だらけなんだから。」
スズミ「…イチカさん。」
イチカ「あ、えっと、大切な人っていうのは」
スズミ「そこまで私なんかを思っていただけるなんて…そうですね、友達を心配させるわけにはいきませんね。」
イチカ「ともだち」
スズミ「そういえばまだお礼を言っていませんでした。ありがとうございます、イチカさん。」
イチカ「………いや、当然っすよ!お友達、ですから。」 - 112二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 17:03:58
古書館イベ見る限りスズミが朴念仁なのは公式設定だからな...
罪な女やでほんと - 113二次元好きの匿名さん24/12/01(日) 21:19:51
ここまでくるとスレタイの「嫌になる」の意味が別の意味に感じる…
- 114二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 07:07:50
ほ...
- 115二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 16:51:35
恐らく装備を整えた50人近い集団だと思われるな……
- 116二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 22:26:06
なんかスレが進むごとにエミュが上手くなってない?
- 117二次元好きの匿名さん24/12/02(月) 22:32:52
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- 118雰囲気でイチスズを書いている…24/12/03(火) 06:04:52
モブ「あ、あの守月先輩…!こ、これ!頑張って書きました!受け取ってください!!」
スズミ「え?あ、ありがとうございます?」
モブ「じゃ、じゃあ!あの!お、お返事はまた後で!さよなら!!」
スズミ「え、ちょっと…うーん。どうしましょう…。」
イチカ「モテモテっすねぇ。」
スズミ「うわびっくりした。いつから居たんですか。」
イチカ「『守月先輩…!』のところからっす。」
スズミ「最初からじゃないですか。」
イチカ「つい見ちゃって…今回は普通のいい子っぽくてよかったっすね。」
スズミ「今回はって…いつも…いや、普通ではないか…うーん、いや、いつもいい人達ですよ。」
イチカ「だいぶ迷ったっすね。」
スズミ「……手放しにいい人と言いきれない何かがあったことは認めます。」
イチカ「大変っすね。」
スズミ「それはお互い様でしょう。」
イチカ「あはは、確かに。」 - 119二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 06:05:24
イチカ「それで?なんてお返事するんすか?」
スズミ「……秘密です。」
イチカ「えー!なんすか!?もしかして受けるんすか?!」
スズミ「こ、声が大きいですよ。別に、そういう意味では…ただ、この手紙は私宛てのもので、私の返事も彼女宛てのものですから。他の人に言うのはちょっと。」
イチカ「…真面目っすよねぇ。ほんと。」
スズミ「真剣な気持ちには同じくらい真剣に返したいんです。ちゃんと真面目に考えますよ。」
イチカ「…かっこいいっすね。スズミさんは。」
スズミ「イチカさんだってそうでしょう?」
イチカ「私は…どうっすかね。同じ熱量なんて返せてないと思いますよ。」
スズミ「そうですか?いつもちゃんと話を聞いてくれると聞きましたが…恋人にも優しく接していたと。」
イチカ「え、待ってください。そんなの、誰からっすか?」
スズミ「うーん、私もたまたま聞いてしまっただけなんですが、昔イチカさんと付き合ってたという方がクラスで話してて。」
イチカ「そ、そうなんすか…ちなみに他に何か言ってました?」 - 120二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 06:06:12
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- 121二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 06:08:08
スズミ「えっと…結構プライベートな話かなと思ってそれ以上は聞かないようにしてたので…すみません、これ以上はわからないです。」
イチカ「…ふぅ、いやー良かったっす!私の恥ずかしい話でも聞かれたんじゃないかってヒヤヒヤしちゃったっすよ!」
スズミ「そんな身構えるほど聞かれたくない話があったんですか?」
イチカ「えー?聞きたいだなんてスズミさんのえっち♡」
スズミ「聞きたいだなんて言ってません!ほんとにどんな話なんですか!」
イチカ「そりゃあ…ねぇ?」
スズミ「……も、もういいです…。」
イチカ「あはは、まあ想像におまかせするっす。」
スズミ「そうですか…。」 - 122二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 06:09:36
イチカ「じゃあ、私はそろそろ仕事に戻るっす。また会いましょうねー。」
スズミ「いやお仕事抜けてたんですか?もう…また明日。」
イチカ「ちょっとだけなんで大丈夫っす!また明日ー。」ヒラヒラ
イチカ「……ふぅ。」
イチカ「……ほんと、フラれた理由とか聞かれなくてよかった。『私に飽きてるでしょ?』なんて…あー思い出したくない。」
イチカ「私は同じように返してたつもりなのに…何がダメだったんすかね。」
イチカ「…『真剣な気持ちには同じくらい真剣に返したい』、か。スズミさんらしいや。」
イチカ「……私だって……。」
イチカ「…はは、ラブレターのあの子の方がよっぽど勇気があるっすね。」 - 123二次元好きの匿名さん24/12/03(火) 17:10:14
スズミ、罪深き女よ...
- 124二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 00:02:51
保守
- 125二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 07:29:00
ほぬ
- 126二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 14:56:28
保
- 127二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 20:49:21
嫌になる(しっとり的な意味で)
- 128二次元好きの匿名さん24/12/04(水) 22:10:51
案外この2人の出会いは
救護騎士団のベットで偶々隣に並んだとかかもしれん - 129二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 00:18:15
- 130二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 07:43:04
待ってるよ
- 131二次元好きの匿名さん24/12/05(木) 19:02:18
保守だよ、続きお待ちしてます
- 132二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 00:32:14
スズミ「今日は絶好のパトロール日和ですね…こんな日は、何事もなく過ぎてほしいものですが。」
モブA「おい!今わざとぶつかっただろ!」
モブB「はあ?言いがかりつけてんじゃないよ!」
スズミ「…まあ、こういうことは起きるんですよね…。」
スズミ「仲裁はあまり得意ではありませんが…このまま見過ごす訳にもいきませんし…やるだけやってみましょう。」
スズミ「あの…」
モブB「もう我慢ならない!ちょっと痛い目でも見なよ!」
モブA「上等だ!!」
スズミ「!?ちょ、ちょっと」
イチカ「はいはいストップストップ。ちょっと落ち着きましょー。」スッ - 133二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 00:32:36
モブA「あ?なんだよお前。」
モブB「うわっその制服…私じゃなくてあっちから絡んできたんだからな!」
モブA「はあ?お前がぶつかってきたんだろ?」
イチカ「まあまあお二人とも落ち着いて。こんな時こそ深呼吸っすよー。言いたいことは私が聞きますから、まずは冷静に…ね?」ニコニコ
モブA「…ふん。」
モブB「しょ、しょうがないなぁ…」
スズミ「………すごい…あんなに怒ってたのに…」
~~~~
イチカ「よし!もう大丈夫そうっすね!」
モブA「はい…すみませんでした…。」
モブB「ありがとうございました!」
イチカ「いいんすよ。ケンカなんて楽しくないっすからね!」
モブA「突っかかっちゃったお詫びになんか奢るよ。ケーキでもどう?」スタスタ
モブB「…ありがとう。じゃあもらおうかな。」スタスタ
イチカ「ごゆっくり〜」ヒラヒラ - 134二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 00:33:22
イチカ「…ふう、なんとか丸く収まってよかったっす。」
スズミ「流石ですね。」スッ
イチカ「うわっスズミさん…!?い、今の見てたんすか?」
スズミ「はい。見事な仲裁でしたね。」キラキラ
イチカ「…それはどうも。もしかして惚れなおしちゃったっすか?」
スズミ「あはは、そうですね。」
イチカ「え」
スズミ「相手に寄り添って話を聞く…わたしには中々出来ないことです。イチカさんが人気者なのも納得ですね。」ウンウン
イチカ「…ほんっとそういうとこありますよね。」
スズミ「え、何がですか?」
イチカ「何でもないっす。」 - 135二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 00:33:59
イチカ「…こほん、それで?スズミさんはパトロール中っすか?」
スズミ「そうですね。今日は比較的平和なので嬉しい限りです。」
イチカ「…まあじゃあ、折角こうして会えたわけなんでこの後どこかお茶でも(プルルル)」
スズミ「電話鳴ってますけど」
イチカ「……これはあれっす、私のスマホって実は鳴き声を出すことがあって。」
スズミ「いや明らかに着信音ですよね?!早く出てあげてくださいよ!」
イチカ「はーい…もしもし?どうしたんすか?え?火薬の量が足りない?それは■■先輩に確認すれば…うわっと、どうしたんすか★★ちゃん。…東の地区で不良グループの闘争が?鎮圧部隊がてんやわんや?……わかった、すぐ行くっす…(ピッ)」
スズミ「…た、大変ですね。なにかお手伝いしましょうか?」
イチカ「いや、大丈夫っす。これはこっちだけで何とかした方がいいやつっすから…というわけでまた…」ゲッソリ
スズミ「私に出来ることがあればなんでも言ってくださいね?」
イチカ「…えー?それって頑張ってるイチカちゃんにスズミさんがご褒美くれるってことっすか?」
スズミ「うーん、まあ、そうですね。」
イチカ「それマジっすか?」ズイッ
スズミ「うわめちゃくちゃ食いついてきた。」 - 136二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 00:35:26
イチカ「え、なんすかデレ期っすか?」
スズミ「へ、変な言い方しないでください!…ただ、イチカさんはいろいろと大変なことも多いでしょうから…私に何か出来たらと。」
イチカ「…なんでもいいんすよね?」
スズミ「じ、実現可能な範囲でお願いしますよ?」
イチカ「大丈夫、そこは心配しなくていいです…。よし、行ってきます。放課後また会いましょうね!」ビュン
スズミ「え、速………流石に変なことは言ってきませんよね?」 - 137二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 07:12:43
イチカ「………」ガリガリ
マシロ「イ、イチカ先輩すごい集中力ですね…。」ヒソヒソ
ハスミ「何故か巡回に行ってからやたらやる気出してるんですよね。」ヒソヒソ
マシロ「何があったんでしょうか…。」ヒソヒソ
イチカ「よし!今日の仕事終わり!お疲れ様っすー!」ガチャ
マシロ「あ、お疲れ様で……もう行っちゃった。」
ハスミ「最近早上がりも増えましたし…どうしたんでしょう。」
ツルギ「……まあ、仕事はしてるんだからいいだろう。」 - 138二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 07:12:57
~~~
イチカ「スズミさーん!!」
スズミ「わっ…イ、イチカさん。お疲れ様です。その、早いですね。あんなに忙しそうだったのに。」
イチカ「スズミさんのあれのために本気出しちゃったっす♡」
スズミ「ええ?…ああ、ご褒美ですか。お手柔らかにお願いしますよ?」
イチカ「……えーと。」
スズミ「はい。」
イチカ「あれっす、あれ。」
スズミ「……はあ。」
イチカ「…考えてなかったっす。」
スズミ「え?」
イチカ「いやなんか、あれ?なんでだろ。楽しみな気持ちは確かにあったんすけどね。」
スズミ「…相当疲れてるんですね。」
イチカ「そんな哀れみの目で見ないでください…!」 - 139二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 07:13:19
スズミ「うーん…そうですね…では、ご褒美は一旦保留ということで…イチカさん。こちらに座ってもらえますか?」ポンポン
イチカ「あ、はい。」ストッ
スズミ「……」ナデナデ
イチカ「えっと、スズミさん?何故頭を?」
スズミ「前に自警団の子にせがまれたことがあって…疲労にいいんだと聞きました。」ナデナデ
イチカ「そう、なんすか…。」
スズミ「あ、すみません勝手に。嫌でしたか?」
イチカ「…嫌じゃ、ないです。もっとしてください。」グリグリ
スズミ「は、はい…。」ナデナデ
イチカ(頭を撫でるのはよくやってるけど、撫でられたのなんて初めてかもな…)
イチカ(……案外、悪くないもんっすね。) - 140二次元好きの匿名さん24/12/06(金) 18:04:09
朝きてたんだ
最高かよ - 141二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 00:37:32
保守
- 142二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 08:50:14
イチカ「……ふぁ」ウトウト
イチカ(まずい、眠くなってきた…。)
スズミ「…イチカさん、眠そうですね。」
イチカ「あー…すみません。はは、ちょっと気が抜けちゃったんすかね。」
スズミ「…いつもお疲れ様です。私で良ければいつでも力になりますから。」
イチカ「それは…ありがとう、ございます…。」
イチカ(やば、急にどっと疲れが…折角スズミさんといるのに)ウトウト
イチカ(まぶたが…あかな……)ポスッ
スズミ「……イチカさん?」
イチカ「…すぅ」
スズミ「寝てしまいましたか……このままだと首を痛めてしまいますね…。」
スズミ「…うーん、そうだ。」 - 143二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 08:53:06
~~~
イチカ「んむ………?」モゾ
スズミ「あ、イチカさん起きましたか?」
イチカ「すずみさん…?…はっ?!え、えっと、な、なんでひざまくらを…」
スズミ「すみません。そのままでは首を痛めてしまうかなと思って…私の膝では寝心地も良くなかったでしょうが、起こすのも忍びなかったので。」
イチカ「い、いや…そんな…むしろ最高っていうか、これ以上の枕はないかなっていうかすみませんどきますね!」ガバッ
スズミ「あ、そんな勢いよく起き上がったら…」
イチカ「うわっ…」フラッ
スズミ「おっと……大丈夫ですか?」ガシッ
イチカ「…ぅあ……あ、だ、大丈夫っす。いやースズミさんったら相変わらずイケメンなんだから♪」
スズミ「ま、またそうやってからかって…もう、しばらく大人しくしててください。」ポスッ
イチカ「うおっと……こんなにスズミさんの膝を堪能出来るなんて私はラッキーっすねー。」ゴロン
スズミ「ちょ、ちょっとお腹に顔向けないでくださいよ!」
イチカ「えー?羽があるからこの体勢が楽なんすよー。ほら、大人しくしてますから。ね?」
スズミ「むぅ……仕方ないですね。」
イチカ(……こんな顔見せられないっすよ…はあ、顔熱…) - 144二次元好きの匿名さん24/12/07(土) 18:27:36
今だ!照れ隠しにお腹を吸って余計見せられない顔になれっ!
- 145二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 02:25:04
そのまま頭を優しく撫でてさらにイチカを顔真っ赤にさせるんだスズミ!
- 146二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 06:53:16
イチカ「……あ、そういえば、ご褒美なんですけど。」
スズミ「ああ、はい。なにか思いつきましたか?」
イチカ「…スズミさんの手料理が食べてみたいなって。」
スズミ「え?私のですか?イチカさんの料理の方が美味しいと思いますけど。」
イチカ「そういうことじゃないんすよ!スズミさんは乙女心がわかってないっす!」
スズミ「そ、そうですか。すみません。」
イチカ「…まあ、難しそうだったらいいんすけど…今のこれもご褒美みたいなものだし…」
スズミ「…いえ、お約束したからには守りますよ。明日お弁当を作ってくるので、それでもいいですか?」
イチカ「いいんすか?!」
スズミ「まあそれくらいは…でも、あまり期待はしないでくださいね?」
イチカ「どんなのが来ても食べるっす!なんなら閃光弾とかでも食べるっす!」
スズミ「それは食べないでください。」 - 147二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 06:54:06
スズミ「では、また明日。」
イチカ「はーい、また明日!お弁当楽しみにしてるっす!」
イチカ「ひひっ、明日は何があっても頑張れそうな気がするっす!」
~~
スズミ「……あんなに喜ぶもんなんですかね。」
スズミ「まあ…悪い気はしませんが。」フフ
スズミ「腕によりをかけて作らなければ…まずは買い物にでも行きますかね。」 - 148二次元好きの匿名さん24/12/08(日) 15:20:30
ご覧くださいよ奥様、このスズミさんの満更でもなさそうなご様子!(ヒソヒソ)
アオハルですわぁ、素敵ですわぁ……(ヒソヒソ) - 149 24/12/08(日) 23:15:52
保守
- 150終わりまであとちょっと!!24/12/08(日) 23:17:51
イチカ「……」ソワソワ
スズミ「あ、イチカさ」
イチカ「スズミさんおはようございます!」シュン
スズミ「速っ!ワープ能力でも習得したんですか?!」
イチカ「へへ、楽しみでつい。」
スズミ「そ、そんなにですか……では、はい。私はお昼に予定があるので、今渡しておきますね。」
イチカ「おお…これが…」
スズミ「……言っておきますが大したものではないですよ?中身も普通のものですし。」
イチカ「私にとっては大したものっすよ。ありがとうございます!大切に食べますね!」ニコニコ
スズミ「…ふふ、はい。大切に食べてくださいね。」
イチカ「スズミさんの手作り弁当…これがあれば何があっても耐えられそうっすよ…。」
スズミ「も、もう、食べる前からハードル上げないでくださいよ!」ポコポコ
イチカ「ひひひっ!(かわいい)」
スズミ「…ふぅ、では私はもう行きますので。お弁当箱は放課後取りに行きますね。」
イチカ「はーい!じゃあまた放課後!!」ヒラヒラ
イチカ「……よーし!今日も張り切っていくっすよー!」 - 151二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 07:45:50
そうか、このいちゃいちゃももうじき終幕なのか……
- 152二次元好きの匿名さん24/12/09(月) 19:19:00
イチスズよ永遠なれ
- 153二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 00:23:32
尊い
- 154二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 06:02:34
~~~~
イチカ「…と、気合を入れたはいいんすけど…」
不良「ひゃっはーー!!!!」ババババ
不良「どけどけー!!」ボ-ン
正実モブ「あわわ…そ、そこの人たち!止まりなさい!!」
モブ生徒「いでぇ!おいこらどこ撃ってんだ!!」
モブ生徒「ここどこ…?」
正実モブ『もしもしイチカ先輩?!ま、また戦車が…!』
イチカ「流石にいろいろ起きすぎじゃないっすか?!先輩たちも皆駆り出されてるし…。」 - 155二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 06:03:10
イチカ「…あーもう!やるしかないっす!」
イチカ「まずモブちゃんは落ち着いて照準を合わせるっす。深呼吸深呼吸!」
イチカ「はいそこの人!撃っちゃったのは本当に申し訳ないっす!ここは私に免じて許してくれませんか?ね?」
イチカ「ここは水路通りっす!トリニティスクエアはあっちの方で…」
イチカ「あーもしもし?待機してる部隊があるはずなんでそっちに救援要請してほしいっす。私の名前使って大丈夫なんで!」
…………
イチカ「はあ…やっと一段落ついた…」グッタリ
イチカ「なんでこう今日に限って…いや、やめやめ!せっかくお弁当があるんだから!」
イチカ「…そろそろお昼っすよね。取りに行かないと…。」
殺気立つチンピラA「おう、誰かと思えば正義実現委員会の糸目さんじゃねぇか。」
不穏なチンピラB「ははは、いつもお勤めごくろーさん!」
チンピラたち(ゾロソロ)
イチカ(…はぁ) - 156二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 06:03:33
イチカ「えーと、私になにか用っすか?申し訳ないんすけど、今ちょっと急いでるんで手短に…」
チンピラA「ったくいつもヘラヘラしやがって、ムカつくんだよな。」
チンピラB「そうやって何人も女引っかけてきたんだろ?」
イチカ「……はぁ、またその噂っすか。私はそんなことしてないっすよー。あはは、まったく参っちゃいますよね!」ニコニコ
チンピラA「あ?すっとぼけやがって…うちの後輩にも手を出したの、あたしが知らないとでも思ってんのか?」
イチカ「…後輩?」
チンピラA「知らねぇとは言わせねえぞ!ほら!この子だよ!」
イチカ(…もしかしてこの前告白してきた子っすかね?でも、あのときちゃんと断ったはず…)
イチカ「う、うーん、確かにその子から告白は受けましたけど…ちゃんと断ったしあの後会ってないっすよ?なにか勘違いでもしてるんじゃあ…」
チンピラB「はっ白々しいんだよ!お前が彼女に「ちょっと味見させてくれるなら考えてあげてもいいっすよ」つってこっぴどく抱いた後ホテル代彼女持ちでさっさと捨てたってのは聞いてんだ!!」
イチカ「本当に何の話っすか?!?!身に覚えがないどころの話じゃないんすけど!!」 - 157二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 06:04:49
チンピラB「あ?あたし達の姫が嘘つきのメンヘラ野郎だっていいたいのか?!」
イチカ「あ、あはは…そ、そこまでは言ってないっすよ…。」
チンピラA「前からお前のことは気に食わないと思ってたんだ…正義正義言う割にはお前らだって同類だろうが!いっつもぶん殴りやがって!」
チンピラB「『正義』の肩書きはそんなに偉いのか?」
イチカ「そんなこと…」イラッ
イチカ(…おっと、いけない。はぁ、私も少し気が立ってるんすかね。)
チンピラC「正義を謳う組織のやつが色欲魔なんてかたなしだよなぁ!ああ、そういえば自警団のあいつもそうなんだっけ?」
イチカ「…自警団?」ピク
チンピラD「あーあの爆音ヘッドホン野郎だっけ?あいつ済ました顔してヤることやってんのかよ!」
チンピラC「ギャハハ!今度捕まったら体でも差し出してみるか?」
イチカ「………」
イチカ「……れよ…」
チンピラA「あ?なんか言ったか?」
チンピラB「もしかして寝ちゃったのか?あはは!」
イチカ(…こいつら…) - 158二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 06:05:36
イチカ(もう、いいかな…)カチャ
【 スズミ『いつもお疲れ様です、イチカさん』 】
イチカ(………はぁ。)
イチカ「言いたいことはそれだけっすか?じゃあもう私は行きますんで。」スタスタ
チンピラA「おい待てよ、行かせると思って…」ガシ
イチカ「…はは、触らないでもらってもいいっすか?」パシッ
チンピラA「ひっ…」
イチカ「あはは、私はこれで。くれぐれも問題を起こさないよう…そのときは、わかってるっすよね?」ギロ
チンピラB「は、はい…」
チンピラC「な、なんだあいつ…急に雰囲気変えやがって…」
チンピラD「お、おい!変な事言うなって!」
イチカ「……はぁーーーー……!」
イチカ(危なかった…もう、ほんと今日はなんなんすかね…で、でも!これでやっとお昼っす!) - 159二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 07:49:37
(なんか嫌な予感……)
- 160二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:24:41
ほ
- 161二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 19:25:10
保守
- 162二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 20:19:29
~~~
イチカ「ふぅ…あったあった。えへへ、スズミさんの……」ゴソゴソ
イチカ「…違う。これじゃ、ない…」ピタ
イチカ(な、なんで?ロッカーには確かに鍵をかけたはず…合鍵?勝手に作られた?いや、マスターキーか?!)
イチカ「中身は……爆弾とかではない、か。(パカ)…見た目は普通っすね。」
イチカ「…あれ?手紙?」
『親愛なるイチカちゃんへ
やっほ!最近忙しくて会えてなくてごめんね😭
さびしい思いさせちゃったよね…私もさびしかったよ🥺でももう大丈夫!これからはまた一緒に帰ろうね♡お弁当も作ったから食べてほしいな!今度は隠れて捨てないでね?笑
あっ、そうだ!浮気のことは今回は許します😛私がフリーにさせちゃったのも悪いし…イチカちゃんは誘惑されちゃっただけだもんね!お弁当とか彼女気取り?って感じ🤣これは私が処分しとくから安心していいよ!イチカちゃんも困ってたんだもんね!自警団とか知らないけど委員会と対立してるんでしょ?ハニートラップとかかな?
もー気をつけなきゃだよ😮💨やっぱり私がいなきゃだめだね♡
じゃあ、お弁当の感想まってまーす♡♡
イチカちゃんの彼女の■■』
イチカ「…はは……ははは……冗談、きついっすよ。」グシャ - 163二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 20:20:27
イチカ「■■…ああ…今日あいつらが言ってた『姫』だっけ?まあどうでもいいか、はやくあれを取り返さなきゃ…。」
イチカ「……あ、これどうしよ…まあいいや、どうせまたなんか混ぜてあるだろうし。」ガコンッ
正実モブ「あ、イチカせんぱ…ヒッ」
イチカ「ああ、私午後からちょっと用事出来ちゃったんで少し抜けるっす。先輩たちによろしく伝えといて。」
正実モブ「は、はい…。」カタカタ
イチカ(……あれは、私の…私だけのものなのに…ああもう、なんでこう今日は…どこで間違えたんすかね……。) - 164二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 20:24:59
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- 165二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 20:28:00
イチスズか…新しいな
- 166二次元好きの匿名さん24/12/10(火) 22:45:38
「穏便〜? ????〜?」
「」
「」
「オォーン! 穏便に????」
皆んなは?に何入れる? - 167二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 07:40:45
イチカ、キレた……!!
- 168二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 07:47:47
イチカ「……どうも〜。」ガラッ
お姫様気取りのモブ生徒「あっイチカちゃん♡私に会いに来てくれたの?よくここがわかったね!」
イチカ「あはは、あんたのお仲間に聞いたんすよ。こんな埃っぽいところで1人飯っすか?シンデレラにでもなったつもりなんすかね。」
お姫様気取りのモブ生徒「もうイチカちゃんったら!褒め上手なんだから!いつもはナイトたちに守ってもらってるんだけど…今日は遅いのかなぁ?あっ大丈夫!私はイチカちゃん一筋だから!」
イチカ「あはは、そんなことより私のカバンに入ってたお弁当どこやったんすか?あれはあんたが
触っていいものじゃないんすけど。」
お姫様気取りのモブ生徒「あああのゴミ?お手紙にも書いたけどちゃんと捨てといたよ♡ほら!そこ!」
イチカ「…!」ガサッ
お姫様気取りのモブ生徒「あはは!もう、イチカちゃんもちゃんと断らないとだめだってば!それで、私のお弁当どうだった?」
イチカ「…ああ、捨てといたっすよ。私は食べものしか食べないんで。」 - 169二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 07:48:12
お姫様気取りのモブ生徒「え、も、もうイチカちゃん好き嫌いはだめだって…」
イチカ「さっきから馴れ馴れしいんすけど、あんた私のなんでもないでしょ?前にも言ったけど迷惑なんでやめてください。」
お姫様気取りのモブ生徒「な、なによ!あんな何考えてるかわかんない女のほうがいいってわけ?!あんな不気味なやつイチカちゃんには似合わ…」
(ズドン)
お姫様気取りのモブ生徒「がっ…ぁ?」グシャ
イチカ「………あ、やっちゃった。」
お姫様気取りのモブ生徒「え、な、んで」
イチカ「え?んー……はは、まああれっすね。食べものは粗末にしちゃいけないってのと…」スタスタ
イチカ「…あんたごときがあの人のこと語らないでほしいって感じっす。」ガシッグイ
お姫様気取りのモブ生徒「ぁ、ひぃっ!?」
ナイト気取りのチンピラ達「おい!!お前何してる?!」
イチカ「…はは、ちょうど良かった。」パッ
イチカ「悪いことしたらどうなるのか、教えてあげないとっすね!」ガチャ - 170二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 07:48:52
~~~
スズミ「ふぅ、なんだか今日は騒がしいですね。」
スズミ「……イチカさん、大丈夫でしょうか…。それに、お弁当も口にあったかどうか…。」
スズミ「好き嫌いは特にないって言ってたから大丈夫だとは思いますが…や、やはりメッセージで聞いてみましょうか…。」
スズミ「……ん?あれは…」
チンピラ「きゅう……」グッタリ
スズミ「?!だ、大丈夫ですか?一体何が…」
チンピラ「うう…せ、せいぎじつげんいいんかいの…いとめ…うぐ…」
スズミ「糸目…?もしかしてイチカさんのことですか?まさかなにか危険な目に…すみません、彼女はどこに?」
チンピラ「あ、あたしたちのアジトに…旧校舎の奥の方…」
スズミ「ありがとうございます。救護の方を呼んでおいたのでしばらくここで休んでいてください。」
スズミ「さて…イチカさん。無事でいてくださいよ…!」 - 171二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 18:45:53
守
- 172二次元好きの匿名さん24/12/11(水) 23:34:19
イチカは無事だろう、だが周りはどうかな?
- 173貝守リンネ◆OZRgAuTCNOcP24/12/12(木) 03:41:35
仲
- 174二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 11:17:21
~~~
チンピラ「うぐ……!」ドサッ
イチカ「あはは!もう終わりっすか?!」
チンピラ「こ、このぉ…!!」バンバン
イチカ「痛っ…はは、その調子っすよ!」
スズミ「………イチカさん…?」
スズミ(様子が……この負傷者の数、まさか全員イチカさんが?)
チンピラ「ぐあ……」ドサッ
イチカ「はぁ、もう終わりっすか?つまんないの。」カチャ
チンピラ「ひぃ!」
スズミ「っまずい!」
スズミ「そこまでですよ!イチカさん!」バッ
イチカ「は、ぇ、スズミ、さん?」
スズミ「……もう十分です。銃を下ろしてください。」
イチカ「……はい。」 - 175二次元好きの匿名さん24/12/12(木) 20:48:30
イチカ、怒りのスーパーモードはならんと言ったはずだ……!(言ってない)
- 176二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 03:03:47
さあスズミ…どうする?
- 177二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 07:38:40
保守
- 178二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 18:47:50
書き上げるべし
- 179労働がにくい24/12/13(金) 23:25:41
スズミ「あなた、大丈夫ですか?救護騎士団の方は呼んでおいたので手当を受けてくださいね。」
チンピラ「……はい……」
お姫様気取りのモブ生徒「あ、あんた…!」ワナワナ
スズミ「…?私ですか?どうされました?」
お姫様気取りのモブ生徒「あ、あんたがイチカちゃんを誘惑するから!こ、こんな!!」バッ
スズミ「え、えぇ?」
イチカ「!ちょっと…!」
スズミ「イチカさん、大丈夫ですから。」
イチカ「む……。」
スズミ「…とりあえず話を聞かせてくれますか?」
モブ「あんたが、イチカちゃんに近づくから悪いのよ!イチカちゃんの彼女は私なのに!」
スズミ「え、そうなんですか?」
イチカ「ほぼ他人っす。」
スズミ「えぇ…?」 - 180エミュのバカ!もう知らない!24/12/13(金) 23:26:56
モブ「違う違う違う!私が!イチカちゃんの彼女なの!お弁当だって私が作るんだから!ゴミはゴミ箱に、でしょ?」
イチカ「……はぁ。」
スズミ「お弁当?…ふむ。少しいいですか?」
モブ「は…?な、なに…?捨てたことなんて謝らないけど。」
スズミ「私に謝ってほしいわけではありません。あなたはイチカさんに謝ってください。」
スズミ「部外者の私が言うのも何ですが、あなたはイチカさんの恋人ではありません。あなたのそれはただの勘違いです。」
スズミ「イチカさんのことが好きだから、私のことが気に食わなかったのはわかりました。……それでも、このやり方は違う。そうでしょう?」
スズミ「本当に好きなら、まっすぐぶつかるべきです。」
モブ「…そ、それは…あんたに何がわかるのよ!」
スズミ「そうとり乱すほどイチカさんのことが好きなんでしょう?…私はそこまで人を好きになった経験はありませんから、あなたのその愛の深さが羨ましい。」
スズミ「だからこそ、道を違えてほしくないんです。……謝りましょう、ね?」 - 181二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 23:27:57
モブ「う、うぅ……仲正さん、本当にすみませんでした…。」
イチカ「……はぁ、まあもういいんで。もうこういうことしないでくださいね。」
モブ「はい…。」
救護騎士団員「失礼します!怪我人はどこですか?!」ガラッ
スズミ「あ、お疲れ様です。こちらの方々をお願いします。」
救護騎士団員「救護!!」ゾロゾロ
スズミ「さて……イチカさん、すみませんでした。部外者が口を挟んでしまって。」
イチカ「え?いや、むしろこっちが謝るべきで…変なことに巻き込んですみません。説得してくれてありがとうございました。」
イチカ「…はぁ、なんか、情けないところ見せちゃいましたね。」
スズミ「情けないところですか?」 - 182二次元好きの匿名さん24/12/13(金) 23:28:18
イチカ「あんな…力に物を言わせるようなこと。スズミさんみたいにきちんと話していれば…。はは、やっぱり私は…」
スズミ「…イチカさん。」
イチカ「あ、すみません。こんなこと言われてもっすよね。あはは。」
スズミ「うーん、イチカさん。この後時間ありますか?」
イチカ「へ?あぁ、えっと、まあいろいろ暴れちゃったんで先輩たちに怒られには行かないとっすけど…。」
スズミ「…それは私もご一緒しますよ。首を突っ込みましたし。では、放課後少し付き合っていただけませんか?」
イチカ「わ、わかりました。」
スズミ「では、参りましょうか。」スタスタ
イチカ「あ、待ってください…!」タッタッタッ - 183二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 00:16:00
~~~
イチカ「いやーこってり絞られましたね。」
スズミ「まだ足が痺れてます…。」ハァ
イチカ「ほんとすみません。この埋め合わせは必ず…!」
スズミ「ふふ、気にしなくていいですよ。…そうですね、じゃあ新しいお弁当箱を買うのに付き合ってもらいましょうか。」
イチカ「は、はい!喜んで!」
スズミ「それではイチカさん。少し付き合ってもらってもいいですか?」
イチカ「あ、はい。…結局どこへ行くんすか?」
スズミ「着いてからのお楽しみということで…と言っても大した場所ではありませんが。私のお気に入りの場所です。」
イチカ「はぁ…。」トコトコ - 184二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 00:16:36
~~~
スズミ「よし、着きました。」
イチカ「ここは…遊園地っすか?」
スズミ「はい、いつもここをパトロールの終着点にしているんです。前はスケバンさんたちもいたのですが…いつの間にか別の場所に行ってしまったようですね。」
イチカ「へぇー…それで、どうしてここに?」
スズミ「そうですね…うーん、まずは観覧車にでも乗りませんか?」
イチカ「え?は、はい…。」
イチカ(あれ?観覧車で2人きりって…いやいや!スズミさんは多分何も考えてないっすから!勘違いしない!!)ブンブン
スズミ「きゅ、急に頭を振ってどうしたんですか?」
イチカ「なんでもないっす!さあ乗りましょう!」グイグイ
スズミ「わ、ちょ、引っ張らないでください…!」 - 185ここが書きたかっただけ24/12/14(土) 00:49:06
~~観覧車
イチカ「さて、そろそろ教えてくれてもいいんじゃないっすか?」
スズミ「ふふ、そうですね。…この景色を、イチカさんにも見てほしくて。」
イチカ「景色…?…わ、星が…!」
スズミ「ここ、星が綺麗に見えるんです。まるで掴めてしまうくらいでしょう?」
イチカ「そうっすね…トリニティにこんな場所が…。」
スズミ「…今日のお昼のことですが、私はイチカさんを情けないなんて思っていませんよ。」
イチカ「はは…やっぱりスズミさんは優しいっすね。でも、私は実際我慢できなかったわけで…」
スズミ「イチカさんは十分我慢したのではないですか?あんなに怒っていたのだって、私のためでしょう?」 - 186二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 00:49:45
イチカ「それは…でも、本当は、私は…。」
スズミ「…イチカさんがご自分のことをどう思っているのかはわかりませんが、私はとても優しい人だと思っています。」
イチカ「優しく、なんて…」
スズミ「優しくないところがあったとして、それでも優しく振舞おうとする。…それを『優しさ』と言わずになんと呼ぶのでしょうか。私は、それを偽善だとは決して思わない。」
イチカ「……。」
スズミ「きっと、イチカさんは息抜きが苦手なんですよ。」
イチカ「…息抜きが苦手なんて初めて言われましたよ。いつもほどほどにやってるつもりなんすけどね。」
スズミ「そうですか?いつもたくさん人を助けて、頼られて…そのどれもにちゃんと向き合っているじゃないですか。」
イチカ「なんか随分褒めてくれるじゃないっすか。」
スズミ「事実を言っているだけですよ。」
イチカ「…むぅ。」 - 187二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 01:01:21
スズミ「まあ、何が言いたいかと言うと…私でよければいつでも息抜きに付き合いますよ、ということです。」
イチカ「……いいんすか?そんなこと気軽に言っちゃって。私、遠慮しないっすよ?」
スズミ「望むところですよ。私もイチカさんといるのは何だかんだ楽しいので。」
イチカ「ぐ…ほんと、そういうとこっすよね…。」
スズミ「…?」
イチカ「なんでもないっす…。」
スズミ「そ、そうですか。」
スズミ「…実は、この観覧車に乗ってもらったのはイチカさんで2人目なんです。」
イチカ「え?私は2番目の女って言いたいんすか?」
スズミ「そういうことじゃないです!」
イチカ「あはは、冗談冗談。1人目はやっぱり先生っすか?」
スズミ「こほん…そうですね。なんというか、私のワガママに付き合ってもらった感じです。」フフ
イチカ「へぇ…」ムッ
イチカ(なーんか…やっぱり面白くはないっすね…いや、先生はそういう相手じゃないってのはわかってますけど…)
イチカ(『本当に好きなら、まっすぐぶつかるべき』、か…) - 188二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 02:25:14
このレスは削除されています
- 189二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 02:28:10
- 190二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 06:31:49
イチカ「ねぇ、スズミさん。」
スズミ「はい?」
イチカ「前に言ってたっすよね、『真剣な気持ちには同じくらい真剣に返したい』って。」
スズミ「ああ、ラブレターのときの話ですか?」
イチカ「はい。…あの言葉、嘘じゃないっすよね?」
スズミ「もちろん。ちゃんと受け止めますよ。」
イチカ(…やっぱり、かっこいいなぁ。)
イチカ(私は、そんなスズミさんが…)
イチカ「スズミさん。」
スズミ「はい、なんですか?」
イチカ「好きです。あなたが…好き、なんです。多分、ずっと前から。」 - 191二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 06:32:15
スズミ「……え。」
イチカ「は、初めて好きになったんです。だから、アプローチとなあんまり上手くできなかったけど…。やたらと話しかけていたのも、デートに行くのが楽しみだったのも、ご褒美のために頑張れたのも、全部、全部スズミさんが好きだから…!」
イチカ「…誰にも渡したくないって思ったんです。たとえ、先生にだって。」
スズミ「…イチカ、さん。」
イチカ「すみません。いきなり、気持ち悪かったですよね、あはは。」
スズミ「…っそんなこと!ない、です…。」
イチカ「…あ、そろそろ降りるみたいっすよ。じゃあ、返事はいつでもいいんで…」スッ
スズミ「ま、待って!」ガシッ
イチカ「!?」
バタン
イチカ「…えっと、2週目入っちゃいましたけど。」
スズミ「す、すみません…。」 - 192二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 06:32:43
イチカ「…えーと、フるなら思い切りフッてもらったほうがこちらとしても楽なんすけど…。」
スズミ「……断られること前提なんですか?」
イチカ「え」
スズミ「あ、いや、その…なんか、それは…ちょっと嫌です。」
イチカ「嫌って…あの、そういうこと言われると期待しちゃうんすけど。」
スズミ「そ、そうですよね…。」
イチカ「……」
スズミ「……」
イチカ(き、気まずい……)
イチカ「あ、あの
スズミ「イチカさん」
イチカ「は、はい!」
スズミ「すみません。自分でも、今の気持ちがよくわからなくて…だから、今から言うことは独り言というか、整理をするために吐き出すことです。」
イチカ「…わかりました。」 - 193二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 06:33:11
スズミ「…こうして話すようになったのも最近のことですね。話しかけられたとき正直、何だこの人と思っていました。」
スズミ「でも、お出かけしたり、話しているうちに皆さんがイチカさんのことを好きになる理由がよくわかるようになりました。」
スズミ「周りのことをよく見ていて、困っている人がいれば助けてあげて、頼られたらちゃんと寄り添って…どんな人にもにこやかに接して、いとも簡単に心の壁をなくしてしまう…本当に、すごいなと思いました。」
スズミ「みんなに優しいイチカさんだから、みんなイチカさんの『特別』が欲しくなる…その気持ちも、わかるというか……あ。」
スズミ「私も、イチカさんのことが好きなんですね。」 - 194二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 06:34:07
イチカ「……………え。」
スズミ「な、なんか…うーん、恥ずかしくなってきました…。」
イチカ「い、いやいや!何1人で納得してるんすか?!え?今私しれっと告白OKされました?!」
スズミ「そ、そう、ですね。はい。」
イチカ「え!やった…いや、その、もう少しちゃんと返事が聞きたいっていうか!」
スズミ「う…やっぱりだ、だめですか?」
イチカ「くっ…そ、そんなかわいい顔しても駄目っす!他の人にはちゃんと返事してたのに私は独り言なんて不公平っす!」
スズミ「それは、そうですね…こほん、イチカさん。」
イチカ「は、はい。」
スズミ「…私も、好きです。私でよければ、恋人になってくれませんか?」ニコ
イチカ「…………………ぐはっ…」バタッ
スズミ「…え?ちょ、イチカさん?!え、笑顔で気を失ってる…!」
イチカ(スズミさんの告白……破壊力……抜群、っすね……)ガクッ
スズミ「しっかりしてください!!イチカさん!イチカさーん!!」 - 195エピローグ24/12/14(土) 06:35:18
~~翌朝
イチカ(あのあとスズミさんの家に連れてってもらってそのまま介抱してもらっちゃったっす。しかも手料理まで食べさせてもらえたし…なんか、あの日の悪いこと全部足して引いてもお釣りが来るくらい幸せだったなぁ…)ニヤニヤ
イチカ「スズミさんが…恋人…ま、まずい、ニヤけが…」ピロン
イチカ「ん?モモトーク…スズミさんからだ。」
『今日一緒に帰りませんか?折角なのでお弁当箱も買いに行きましょう』
イチカ「ふへ、へへへへ…」ニヤニヤ
スコンッ
イチカ「どわっ!?や、矢文?!今の時代に?!」
イチカ「ど、どれどれ…」
『仲正イチカさんへ
こんにちは。自警団スズミちゃんファンクラブです。この度はご交際おめでとうございます。スズミちゃんが選んだとなれば我々も文句は言いませんが、くれぐれも泣かせないよう…我々はいつでも見守っておりますので、よろしくお願いします。
P.S.この前持ってきてくれたお菓子またください
自警団スズミちゃんファンクラブ一同』
イチカ「じ、自警団は相変わらずっすね…」 - 196エピローグ24/12/14(土) 06:35:44
~~放課後
イチカ「さて…仕事も終わらせたし…これから楽しい放課後デートっす!」ウキウキ
イチカ「あっ!スズミさ…」
モブA「スズミさん!この前は助けていただきありがとうございました!こ、これ…差し入れです!」
スズミ「おや、ありがとうございます。私は大したことはしていませんよ。あなたが無事で良かった。」ニコ
モブA「ひゃ、ひゃい…。」
モブB「ス、スズミさん!このハンカチ、授業で縫ったんです!よ、良ければ…」
スズミ「あ、ありがとうございます。よく出来ていますね。大切に使わせてもらいます。」
モブB「はわ…スズミ様…」
イチカ「」
イチカ(そりゃ、人たらしなところもスズミさんのいいところっすけど…でも、でも!)
イチカ「あーもう!ほんとやんなっちゃっうっす!」
おわり - 197最後に誤字ってて草24/12/14(土) 06:38:20
終わり!!!
駄文だしめちゃくちゃぐだってたけど付き合ってくれてありがとう!!思いつきでssスレなんてやるんじゃなかったよ!
イチスズに栄光あれ!!本編でも絡め!!! - 198二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 07:58:29
乙!良いイチスズが見れた!
- 199二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 08:05:58
乙でした!
イチスズは、いいぞ。 - 200二次元好きの匿名さん24/12/14(土) 08:06:50
乙でしたー!
いいイチスズでありんした……!!