- 1二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:12:28
- 2二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:14:38
- 3二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:15:05
- 4二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:15:34
- 5二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:15:42
干からびるんじゃないかと心配になってしまう
- 6二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:16:04
- 7二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:16:30
- 8二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:17:06
砂被っとる…
- 9二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:17:26
砂漠カラーたまちゃん!
- 10二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:17:48
キヴォトスタマザラシでしか得られない尊さがある
- 11二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:18:53
アビドスだと砂ダメがつらそう
- 12二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:19:16
ナックラーがコロコロ転がしてそう
- 13二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:19:39
セリカからホースで水かけられて喜んでる姿が見えるわ
- 14二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:19:51
- 15二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:20:09
タマザラシ (アビドスのすがた)
- 16二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:20:40
コイツ胸にもタマザラシぶら下げてんな
- 17二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:21:49
- 18二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:23:24
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:26:46
柴大将の所にも客寄せタマちゃんがいたりして
- 20二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:27:40
- 21二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:28:30
広がる煙
カイザーpmc なんなんだこの煙は!
??? なんなんだこの煙はー
??? 声を聞き、シャーレがやってきた!
??? 青春の物語の崩壊を防ぐため、
??? 青春の物語の日々を守るため
???愛と友情の青春を導く
??? ラブリーチャーミーな先生達」
シャーレの新人先生 ムサシ!
シャーレの先生 コジロウ
ム キヴォトスを駆ける二人は
コジロウ 青い空のような生徒との明日が待ってるぜ
にゃんーてな!
ソーナンス!
タマ! - 22二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:33:47
チリーン枠とかマネネ枠かタマちゃん
- 23二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:46:18
コジロウ先生inアビドス
コジロウ 暑いー
ニャース しかたないにゃー 我慢するニャー
コジロウ もうだめ
ニャース しっかりするにゃーコジロウ!
??? ん、大丈夫
たま?
アリウス
ムサシ ここどこよ!
ソーナンス!
??? あなたは誰?
ムサシ だれよ?
アツコ 私は秤アツコ、こっちが
タマ! - 24二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:46:50
アビドス砂漠に住むタマザラシは独自の生態系を築いており、昼の暑さに耐えるために体毛が細くなり、夜の寒さに耐えるために体毛の本数が増えている
本来の毛皮よりも薄くすることで昼での活動を可能にしているのだ
そして日陰にすぐ移動できるように本来の転がるの数倍もの速度で転がるため砂煙がよく起きてしまう
これはアビドスタマザラシによる公害に近いのだが本人に悪気は無いし生きるために頑張っているので許してあげよう
というところまで想像した
長文すません - 25二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:51:46
- 26二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 18:58:53
いえいえ、いいと思いますよ
- 27二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:06:30
- 28二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:31:29
- 29二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:39:01
ロケット団の2人と2匹+タマちゃんでラーメン屋の手伝いとか似合うな
ムサシ「コジロウー!チャーシュー固濃いち!」
コジロウ「チャーシュー固濃いち、あいよゥ!」
ニャース「はーい〇〇円のお釣りですニャ、また来てくださいニャ〜」
ソーナンス「ソォーナンス!!」
タマザラシ「たまっ!!」
よく働く臨時バイトに柴の大将もご満悦 - 30二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 19:48:37
砂漠でアザラシだとサーフィンできそうだな
(ゼルダの伝説の砂アザラシ) - 31二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:00:41
シロコはイワンコかルガルガン(まひるのすがた)連れてそう
- 32二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:06:02
- 33二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:27:40
- 34二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:31:36
- 35二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:38:10
- 36二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 20:46:42
えらいねぇ…可愛いねぇ…
- 37二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:13:59
- 38二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:15:14
かわいい
- 39二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:28:12
ぱっと見、水戸黄門の印籠に見えた
- 40二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:29:17
通いつめますわこんなん…可愛い…
- 41二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:30:07
キヴォトスタマザラシ
生息する地によって生態を変える - 42二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:31:28
5月くらい、一飜市の魂天神社にタマザラシも一緒に行ってた気がしてきた
- 43二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:39:50
・カイザータマザラシ
その名の通りカイザーグループに捕獲されたタマザラシ
見た目は普通のアビドスタマザラシだが、顔にサングラスをかけており如何にも悪ぶっている風を装っているのが特徴
トレーナーがカイザーな為かアビドス生・先生に対しても妙に意地悪で、理事やプレジデント・ジェネラルの挑発に合わせて「たまぁん?(アアン?)」「た~ま、たまぁ~?(やんのか、やんのかぁ?)」な態度を取ってきたりもする
…が、所詮タマザラシなのでそこまで嫌悪感はない。むしろ無理に悪ぶってる分、通常個体とのギャップ萌えもあるとかないとか
また、根がポケモンなので懐いた相手にはとても忠実。失脚したPMC理事についていったり、アビドス三章でスオウに裏切られ負傷したプレジデントに寄り添う姿が目撃された話もある - 44二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:40:50
- 45二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:42:10
- 46二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:51:55
- 47二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 22:52:47
- 48二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:00:45
- 49二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:01:54
- 50二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:03:43
- 51二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:04:40
- 52二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:04:50
- 53二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:06:08
みず・じめんタイプかもしれない
- 54二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:11:04
- 55二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:21:36
そうそう、こんな感じこんな感じ
ちなみにPMC駐屯地とかだとPMC戦闘員たちからも可愛がられており、餌付けされて懐いた個体も一定数いるという
PMC戦闘員「ほ~らタマちゃん、今日のご飯だぞ~♪」
カイザータマザラシ「たまっ!」
- 56二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:45:19
理事とかプレジデントがタマちゃんにデレデレだとギャップで風邪ひきそう
- 57二次元好きの匿名さん24/11/25(月) 23:46:53
- 58二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 00:24:15
- 59二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 08:02:29
この世界線ユメ先輩生きるから別個体のルカリオだと思われる
- 60二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 08:27:37
- 61二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 08:40:02
アビドスリゾート復旧対策委員会(+ユメ先輩+タマザラシ)
- 62二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:37:25
カイザー側の手持ちには確実にボスゴドラ・バンギラスがいるはず。アビドス支社なら砂漠を縄張りにするワルビアル・ドラピオン。一般兵ならクロバットやアイアントとか。PMC理事は悪繋がりでバルジーナか鋼繋がりでエアームドを持ってそう。リゾートの時はブロスターが新加入されてる。プレジデントは親玉らしくサザンドラ(どっかの物理サザンドラと違ってそれなりに懐いている)もしくはペルシアンかな。キリキザンでも良いかも。
- 63二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 09:40:21
ロケット団みたいにアーボとかドガースとかも持ってそう
- 64二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 10:14:03
カイザーコーポレーションのエンブレムが確かタコだっけ?ならオクタンやオトスパスもいるかもしれない。
アビドス側は・・・アヤネはフライゴン持ってるはずだし(赤眼鏡繋がり)、シロコは昼ルガルガン(テラーは夜)、ノノミとセリカはなんじゃろな。セリカはアニメのぶりっ子エモンガみたいな奴がいそうだけどノノミはマジでなんだろ。
おじさんとおっぱいタマザラシは前に画像出てて、カイザーも悪の組織みたいなもんだから大体予想出来る。
一応ビーチ繋がりでワカモを予想するならキュウコンは確実。イーユイも当てはまるけど四災みたいな伝説・幻枠はこういうスレでは自重したい。(フウカは特別)そう考えるとヒスイバクフーンが入れられそう。
計画を潰されて歯ぎしりしながらエアームドに摑まって逃げる元理事。捨て台詞を吐こうと地上のアビドス組を見下ろすため、振り向いた視線の先でワカモのキュウコンとヒスイバクフーンが放っただいもんじ×2が迫り・・・空に咲く真っ赤な「大」の文字・・・ポカーンとするアビドス組と先生・・・無邪気に手を鳴らすタマザラシ達・・・
- 65二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 11:04:15
- 66二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:58:08
これはアビドス2章直後の頃
PMC元理事「クソッ、クソッ!おのれシャーレの先生め!おのれアビドス廃校対策委員会め!」
理事ザラシ「たま~……」
PMC元理事「……おい。いつまで付いてきてる?」
理事ザラシ「たまっ?」
PMC元理事「もう私はPMCの理事でも何でもない。お前を養う金も、余裕もないんだ!とっとと見限って、どこへなりと失せろ!!」
理事ザラシ「!!」
PMC元理事「行け!どこへなりと行ってしまえ!お前の顔など金輪際見たくもない!!」
理事ザラシ「たまっ、たまぁっ!」
PMC元理事「うるさい!何が『たまぁ』だ!とっとと消え失せろこの駄肉アザラシ!」
理事ザラシ「……!(泣きながら転がり去っていく)」
PMC元理事「行ったか。……それでいい。もう私なんぞに付き合う義理も理由もないんだ。好きな場所に行って、新しい飼い主でも見つけて可愛がってもらうんだな」
理事ザラシ「……(遠くからじっと見つめている)」 - 67二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 13:58:37
PMC元理事「……」
理事ザラシ「……っ。……(気づかれないよう距離を置いて追いかけてる)」
PMC元理事「…………」
理事ザラシ「っ!(小石につまづき、顔面をぶつける)」
PMC元理事「……………………」
理事ザラシ「(起き上がり、追いかけようとして――)」
PMC元理事「だから、いつまで付いてくる気だ。馬鹿者」
理事ザラシ「!!」
PMC元理事「お前という奴は……あれだけ罵られて、あんなに傷つけられて何故まだ私についてこようとする?もう、私に仕えた部下たちもとっくに見限られたというのに」
理事ザラシ「たま……」
PMC元理事「――いや。愚かだったのは私の方か。一度人に飼われた獣が、今更他の生き方に戻る事なぞできる筈もないとわかっていただろうに」
理事ザラシ「た、たま?」
PMC元理事「(溜息)もういい、そんなについて来たいのなら好きにしろ。ただし、前のような豪華な飯は当分お預けだ。いいな?」
理事ザラシ「……!(パアァ)たまっ!!」
PMC元理事「よし。ならばついてこい。この近くに廃棄されたうちの事務所があった筈だ。まずはそこで一晩明かして、そこからどうするか考えるぞ」
理事ザラシ「たま、たまぁ!!」
カイザーPMC元理事と理事ザラシの再出発・完
- 68二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 16:30:10
- 69二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 16:42:41
- 70二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 16:44:51
- 71二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 16:54:40
スナザラシ…は別のゲームになっちゃうな…
- 72二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:04:09
- 73二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 17:30:12
みんな可愛くて仲良くて尊くて良いねえ…
- 74二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:20:38
コジロウ(ポケモンがトップか、看板ポケモン的なあれかな)
セリカ ポッチャマあんた!いつのまにそんなものを
あんたはトップじゃないわよ!
コジロウ(そういえば)
少し前
ユウカ 連邦生徒会長はどこ!
連邦生徒会ポッチャマ ポッチャ!
連邦生徒会タマザラし タマ!
ユウカ 名刺?連邦生徒会長ポッチャマ!に副会長タマザラシ!
リン ポッチャマにタマザラシ!また勝手に名乗ってるんですか!
ポッチャ!ポッチャ!
リン 連邦生徒会長がいないから代わりの会長は僕しかいない!そんな認めません!
ユウカ ここでもポッチャマがトップを目指してるなんて
ハスミ キヴォトスあるあるですね
チナツ (ポッチャマトップになるなんてポッチャマンマデンみたい)
今
コジロウ(ポッチャマがトップになりたがるのが常識なのか?)
ポッチャ!
セリカ やる気!
- 75二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:25:23
- 76二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:28:13
- 77二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 18:53:42
- 78二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 19:13:49
じゃあにゃーはなんなにゃー?
- 79二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 19:34:19
コジロウ あのちょっといい、
セリカ 何!あっ説明がまだだったわね
数分後
黒見セリカよ!
私は奥空アヤネです
十六夜ノノミでーす!
ん、砂狼シロコ
コジロウ これで全員?
ノノミ もう一人いますよー後定期的にくるポケモンドクターの方がいます。
コジロウ(だれだろう)
ホシノ いつもありがとね
??? これぐらい当然だよ、ホシノちゃん
君がシャーレの…お前は!!
コジロウ なんでここに!
ジャリボーイ2号!
タケシ ここの生徒のポケモンの検診に来てるんだ!
お前こそなんでこ、まさかシャーレの先生てまさか!
コジロウ そう俺がシャーレの先生だよ
タケシ まさか! コジロウ 先に言っておくが!悪事はしないぞ!ちゃんと教師の責務を果たす!
タケシ 本当か? コジロウ 本当だ
ヘルメット団 覚悟しやがれアビドス !
コジロウ その証拠を見せてやる!
- 80二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 19:54:34
タケシはお姉さんが絡まなければセーフだな
- 81二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:15:07
何やかんや色々あってアビドス砂漠に迷い込み、爆走していたテツノワダチ
同族だと勘違いし、近寄ってきたアビドスタマザラシ
ワダチ「ファ?」
タマザラシ「たまぁ?」
二匹「「…………」」
ワダチ「ウィ・ルドン・ファー!!(タマザラシに対し威嚇)」
タマザラシ「たまぁ~!?(驚いて逃げ出す)」
そんなアビドス砂漠の一幕 - 82二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:51:49
- 83二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 20:52:47
- 84二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:19:24
砂ついてわらびもちみたくなってそう
- 85二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:20:04
〜温泉開発部と再会したり理事を倒したり何やかんやあった後〜
"リンに、カヤ?どうしてここに?"
「私たちの方でも、ここ『ロスト・パラダイス・リゾート』にて所有権を巡り一連の騒動があったことを確認しております。
ですが、ここは本来私たち『連邦生徒会』が所有している土地です。
そこで偽の権利書を使った騒動が起きていたため、こうして足を運んだ次第です。」
「…あら?タマちゃん?どうしたんですか?」
「たまぁ!たんま!
(ネクタイかっこいいね!どこからきたの?)」
「たまあ!たまっ!
(ありがとう!れんぽうせいとかいからきたの!)」
「ふふっ。うちのタマちゃんが気に入ったようですね。そこのタマちゃん、今度連邦生徒会に遊びに行きませんか?防衛長室でコーヒ…いえ、ミルクをご馳走しますね。」
「たまぁ🩷たんま!
(わーい🩷こんどあそびにいくね!)」 - 86二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:20:41
- 87二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:21:06
- 88二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:25:40
- 89二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:44:52
- 90二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:50:58
- 91二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:51:30
- 92二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 21:57:31
砂漠に適応して地面タイプが追加されたリージョンまんまるアザラシ
砂漠の真ん中に行き倒れた緑髪の女の子にみずでっぽうをぶっかける - 93二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:13:52
- 94二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:43:54
- 95二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:46:26
- 96二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:47:51
- 97二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:48:33
- 98二次元好きの匿名さん24/11/26(火) 23:53:22
- 99二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:01:31
- 100二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:05:33
- 101二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:13:55
全部のアンノーンを捕獲してるヤツが一人くらいはいそう
- 102二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 08:57:23
流石にタマザラシでもベアおばと地下生活者には懐かんやろ・・・
アイツらが使っているボールは確実にセレビィの映画に出てきた洗脳ボールだろうし・・・
黒服、マエストロ、デカルコマニーはそれぞれダークボール、オシャボ、ゴージャスボールかな。
- 103二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 10:02:47
保守タマ
- 104二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 12:14:21
各校のタマちゃん達仲良しだし、タマちゃんネットワークから色んな学校が徐々に交流するようになったりして
- 105二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 13:50:55
- 106二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 14:03:57
ワンパチとかビッパとか他の版も見たいような
- 107二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 18:31:38
- 108二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 18:34:55
- 109二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 19:42:12
- 110二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 19:53:26
- 111二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 20:10:27
ヘルメット団 だれだあいつは!
コジロウ 誰だあいつは
ヘルメット団 とりあえず、エンニュートかえんほうしゃだ!
エンニュート えんにゅー
コジロウ ぐぎゃー
ヘルメット団 なんなんだあいつは?
コジロウ なんなんだあいつはじゃーない
人様がこれから口上しようするなんて非常識だぞ!
ヘルメット団 なんで口上を コジロウ じゃかましい!こちとら約20年も口上やってきてんだ!邪魔するんじゃなーい
ヘルメット団 わかったよ、やれよ
コジロウ ならばよし!
アビドス の皆とタマザラシ来てくれ!
5分後
ホシノ うへーこれ今からやるか
ノノミ せっかくだしやりましょう、ホシノ先輩
シロコ ん、わかったやる
セリカ なんでこんなことを
アヤネ しかたないですから、やりましょうセリカちゃん
タマー?
タケシ 俺はしなくていいのか?
コジロウ しなくても大丈夫
ヘルメット団 そろそろいいか?
コジロウ 大丈夫だ!それと誰だあいつは!って言ってくれ!
ヘルメット団 わかった、誰だあいつは!
- 112二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 21:33:41
- 113二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:14:08
”アビドスに凶暴なタマザラシが?”
ある日シャーレに持ち込まれた依頼
それは最近になってアビドス砂漠に出没するようになった、とあるアビドスタマザラシの捕獲と調査依頼だった
人もポケモンも、誰彼構わず襲撃する謎のアビドスタマザラシ。現在はヘルメット団や傭兵等のアウトローに留まっているが、いつ一般人に被害が及ぶかも分からない
早速対策委員会の面々と共に砂漠へ向かった先生だったが、そこで目にしたのは…
セリカ「なっ!?何よアレ……本当にタマザラシなの!?」
アヤネ『あんな禍々しいオーラを浮かべたタマちゃんなんて初めて見ました……ですが、間違いありません!目撃情報にあった個体と特徴が一致しています!』
アビドスタマザラシ?「グルルル……! シャァアアアア!!」
シロコ「ッ!?」
ホシノ「シロコちゃん!危ないッ!!」
何故かシロコを執拗に、集中的に狙う謎のタマザラシ
窮地に陥ったシロコを助けたのは――
シロコ「あなたは……!」
シロコ*テラー「ん。無事だね、ちびシロコ」
シロコ*テラー「そして――見つけた」
シロコ*テラー「アビドスタマザラシ、いやダークタマザラシ」
ダークタマザラシ「ガルルル……!!」
シロコ*テラー「あなたは私が捕獲する。……それが、私のケジメで償いだから」
- 114二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:14:32
- 115二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:32:49
みんなの声を聞いて光側に戻ってくるやつ!
- 116二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 22:37:48
ダーク化してるタマちゃんも可愛いけどリライブして助けなきゃ
- 117プロローグ24/11/27(水) 23:52:01
それは、とある並行世界のお話。
一匹のタマザラシがいた。
群れからはぐれ、水も食べ物にもありつけず、とうとう限界を迎えようとしていたアビドスタマザラシ。
もうダメだ――そう思い、目を閉じかけた瞬間
「大丈夫?」
それが、ご主人様との出会い。
全ての始まりで、そして――後々に起こる、悲劇のきっかけとなる邂逅。
- 118二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:52:36
ご主人様との日々は、幸せそのものだった。
あびどすはいこうたいさくいいんかい?という組織に所属していたご主人様は、いつも忙しなく学校の為動いていた。
ある時は悪い事をした人たちを捕まえ、
ある時はそれで得た賞金を学校の借金返済に充てて、
ある時は、所々傷んだ学校の設備を修理して、
またある時は、学校に襲撃してきた人たちを撃退して――
決して楽なばかりではなく、むしろ大変な事の方が多くて。どれだけ頑張っても報われてるのかどうかなんてわからなかったけど。
それでも、ご主人様がみんなと楽しそうにしている姿を見るだけで。自分もまた、自然と笑顔が浮かんだ。浮かんで、いた。
転機が訪れたのは、学校にとある『大人』がやってきてからの事。
『しゃーれのせんせい』を名乗ったその人は、自分から見ても驚いた程熱心にご主人様たちの力になってくれた。
ご主人様も、たいさくいいんかいのみんなも、その人と話してる時は本当に楽しそうで――だから、自分もそれまで以上にたくさん笑顔を浮かべるようになった。
でも。楽しい日々は、いつまでも続かなかった。
- 119二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:53:12
『――連邦捜査部S.C.H.A.L.Eの本部ビルで起きた謎の爆発事故から今日で○○日。巻き込まれたシャーレの先生は未だ意識不明のまま……』
『――連邦生徒会はこの事態を受け、各自治区から更なる医療支援の依頼を……』
『――また、キヴォトス各地で多発・増加傾向にある各テロ事件への対応も……』
ある日を境に、『せんせい』は学校に来なくなった。
ご主人様によると、何でもとても大きな事故に巻き込まれてしまったらしい。怪我が酷く、当分こっちにはやってこれないのだと。
『大丈夫。先生はきっとすぐ戻ってくる。……あの人が、私たちを見捨てるわけない』
ご主人様はそう強がっていたけれど、無理をしているのは自分から見ても明らかだった。
たいさくいいんかいのみんなも以前と比べて笑顔を浮かべる事がなくなって、『せんせい』が来る前よりもずっと険悪になる事が増えて――
それでも、みんなはよく頑張った。借金を返す為、『せんせい』がいなくても大丈夫だって。そう言い聞かせながら、毎日必死で頑張ってた。
だけど――
『アビドス砂漠で原因不明の爆発事故が発生。これにより、アビドス高校所属の三年生・小鳥遊ホシノさんとゲヘナ学園所属・風紀委員会委員長の空崎ヒナさんがお亡くなりに――』
『黒見セリカさんが行方不明になって今日で○○日。お気の毒ですが、最早捜索の方は……』
『残念ですが、ノノミお嬢様はもう……。私共が気が付いた時には、手遅れで……』
『奥空さんの生命維持装置が……!ええ、はい。恐らくは自分で外してしまったものと……!』
- 120二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:53:39
一人、一人、また一人。みんなが少しずつ、いなくなっていく。
あれだけ賑やかだった筈の会議室は、嘘みたいに静まり返って。
その片隅で、ご主人様は膝を抱えて蹲っていた。
「たま……」
「……」
「たまっ、たま。たまぁ……!」
「うるさい!!」
「っ!?」
「たまたまたまたまたま!こんな時くらい放っておいてよ!私に構わないで!」
「たまっ、たまぁ!」
「あっち行って!いいから、一人にさせて……!」
「――ッ!」
初めての事だった。
ご主人様に怒鳴られたのも、ご主人様が泣き喚いていたのも。ご主人様が――あんな、声を出していたのも。
でも、自分には怒り出した理由が分からなくて。分からないから怖くて。
だから――気づいた時には、学校を飛び出して夜の街を彷徨っていた。
「たま……」
どうして、こうなったんだろう?
ホシノがいなくなったから?ノノミが、セリカがどこかに行ってしまったから?アヤネが起きてこなくなったから。
それとも――『せんせい』がいてくれたら。
「!」
その時。頭に雷が落ちたような感覚が奔った。
そうだ、『せんせい』だ。
どんなに困った時も、悩んだ時も、いつだって『しゃーれのせんせい』が解決してくれた。
自分はポケモンで、頭もよくなくて、人間の事は全然理解できないけど。
同じ人間の、『しゃーれのせんせい』ならきっと何とかしてくれる筈!
- 121二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:54:10
「たま――たまっ!」
どうしてこんな簡単な事にも気づけなかったんだろう?
いや、考えるのは後でいい。
今はとにかく、『しゃーれのせんせい』の所に行かないと!
『しゃーれのせんせい』を連れてきて、ご主人様とまた会って、それから――理由は分からないけど謝って。最後は仲直りして、また一緒にラーメンを食べに行こう。
あの大将さんがまだ屋台やってくれたらいいけど、どうだろう?ここ最近はそれどころじゃなくて、全然行ってなかったから分からない。
けれど、そんな事よりも。まずは『しゃーれのせんせい』の所に行かないと!
そう決めて、自分はアビドスから遥々『しゃーれのせんせい』がいるという建物に向かった。
――それがどれ程の過ちだったのかなんて、思いもせず。
そこからの道程は、過酷そのものだった。
どうやらおかしくなってたのは自分たちの学校だけじゃなかったらしい。
変なロボットやメカがあちこち暴れ回ってて、人間も、ポケモンもお構いなしに傷つけてた。
そのせいか、出会う人たちもみんな気が立っていて――時には、攻撃された事もあった。
「た、ま……たまっ!」
それでも、自分は一匹で進み続けた。
時に残ってた親切な生徒さんに助けられて。時に生き残ってた同族たちに守られながら。
少しずつ、でも着実に『しゃーれのせんせい』がいる場所を目指して――
そして、とうとう辿り着いた。
「たま……」
遠くに見えるのは、前にご主人様と行ったあの建物。
人間が『びょーいん』と呼んでいる、怪我をしたり身体を悪くした人間が集まる場所。
あそこにきっと『しゃーれのせんせい』もいる――そう信じ、向かおうとしたその時。『びょーいん』の方から火柱が上がった。
「たまっ!?」
耳を澄ませば、遠くから悲鳴も聞こえてくる。
何が起こっているのか、どうなっているのかなんて分からない。
ただ、とにかく必死で転がり、『びょーいん』へと駆けつけた。
走って、転がって、ぶつかって、転がって――辿り着いた、そこで目にしたのは。
- 122二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:54:38
“――――”
「これで、全部……終わるはずだから」
「た、ま……?」
信じられない、ものを見た。
ボロボロの身体で横たわる『しゃーれのせんせい』と、その『せんせい』の前で立ち尽くすご主人様。
自分に気づいていないらしく、ご主人様は『じゅう』を向けたまま見下ろすばかり。
姿かたちこそ変わり果てていたけれど、ご主人様の匂いを間違える筈もない。自分の鼻に届くそれは間違いなく大好きなご主人様のもので――同時に、目の前の絶望を決定づけるものだった。
――なんで?どうして?
以前、ご主人様は言ってた。
ご主人様やたいさくいいんかいのみんなが使っている『じゅう』はとても危険なもので、当たればポケモンもただでは済まないかもしれない。
だから、決して戦闘以外で向けたり、まして触っちゃダメだよ――そう、ご主人様は確かに言ってた。
それなのに。どうして、大好きだった筈の『しゃーれのせんせい』に『じゅう』を向けるのか?
「た……ま……たまぁあああっ!!」
「っ!? あなたは――どうしてここに――!」
- 123二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:54:59
わからない、わからない、わからない!!
わからない、けど。これだけはわかる。
今のご主人様に、『じゅう』を使わせちゃいけない。
これ以上、『しゃーれのせんせい』を傷つけさせてはならない!
力を振り絞り、『しゃーれのせんせい』の前に出る。
ご主人様から庇うように。これ以上傷つけさせないように、ボロボロの身体で必死に威嚇しながら制止する。
「たまっ!たまぁっ……!」
「……ッ!」
その姿に、ご主人様が『じゅう』を取り落とし地面に崩れ落ちる。
よかった。なにがどうなってるのかわからないけど、あきらめてくれたみたい――
安心しかけた、その時。頭上に、謎の暗闇が浮かび上がった。
「た、ま?」
「!?そんな、どうしてっ!?」
暗闇がじわじわと迫る。
自分が引き寄せられているのか、それとも暗闇の方から近づいているのか。
はっきりしているのは、『それ』が自分と『しゃーれのせんせい』を狙っているという事だけだった。
「た、ま……たまぁっ……」
「ダメ、やめて!お願い、あなただけでも逃げて――!」
逃げられない。
さっきの全力疾走で、もう力を使い果たしてしまった。走る事も、転がる事もできない。
泣き叫ぶご主人様の声も遠くに、自分はゆっくりと目を閉じた――
- 124二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:55:42
それから気づくと、自分は全く知らない場所にいた。
「た、ま?」
ある時は荒野のど真ん中に。ある時は氷原の片隅に。またある時は、全く知らない街とその建物の屋上に。
どうやら自分はおかしくなってしまったらしい。
念じれば変な黒いオーラを飛ばせるようになって、不気味な色の霧を呼び出せる事に気が付いた。
さらにどうやら、エスパーポケモンのような瞬間移動も使えるようになったらしく。この力を使い、自分はあちこち探し回った。
何を?誰を?当然――あの時、離れ離れになってしまったご主人様と『しゃーれのせんせい』を。
自分の頭では、何が起こったかなんてわからない。
あの時植え付けられた何かが、こうして複雑な考え方を助けてくれるけどそれも気休め程度。どうしてこうなったのか、あの暗闇が何だったのかなんて分からない。
だから、ご主人様と『しゃーれのせんせい』を探す事にした。
あの二人なら、きっとこの姿についても教えてくれるだろうから。
「いたぞ!あの化け物だ!」「油断するな!うちの仲間たちは全滅させられたんだ!」
あの二人なら、どんなに変わり果てた自分でも変わらずに接してくれるだろうから。
「よ、よせ!やめろ、やめてくれえ!」「何なんだ……何なんだよお前ェ!?」
謝らないと、仲直りしないと、さいかい、しないと――
「……たまぁ」
だけど見つからない。どこに行っても、どんなに探しても。
ご主人様――ご主人はどこにもいない。『しゃーれのせんせい』も見当たらない。
どうして、どこにもいないんだろう?どうして、さがしてもみつからないんだろう?
じぶんは、こんなに、ひっしでさがしているのに――
「――たま」
その時、ふと気が付いた。
それは、時々仲間内で聞いた話。一度は人に拾われておきながら、様々な理由でまた野生に戻ってきた仲間たちの話。
彼らは、彼女らは皆口を揃えて言っていた。
- 125二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:56:17
- 126二次元好きの匿名さん24/11/27(水) 23:58:58
以上、ダークタマザラシが本編時空(というかこのスレのキヴォトス)に辿り着くまでの過去編SSでした
急に長々と投稿し始めてしまい申し訳ない…
ちなみに所々平仮名になってるのはダーク化する前の、素のアビドスタマザラシだった頃の名残みたいなものです
色彩の影響でダーク化した事により、通常タマザラシより若干知能が上がりました
最後の文(砂漠の地に~以降)以外はダークタマザラシの回想みたいなものだとお考え下さい
- 127二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 00:17:07
ダークタマちゃんにも幸せになって欲しいな…
- 128126の作者24/11/28(木) 00:46:04
流石に救いがなさ過ぎたのでちょっとした予告を投下
激闘の末どうにかダークタマザラシを捕獲する事ができた先生とアビドス対策委員会(シロコ*テラー含む)。
だがダークタマザラシの心は固く閉ざされたままで…
シロコ*テラー「このままこの子を放置すれば、全員が不幸になる。だから、私に全て任せて」
シロコ「絶対に嫌。そんな事しても誰も幸せにならない」
ホシノ「シロコちゃん…」
先生”どうすればいいんだ…”
ヒマリ「――お困りのようですね、皆さん」
その時、助け舟は思わぬところからやってきた
ヒナ「話は聞かせてもらったわ。微力ながら、私たちゲヘナも協力しましょう」
マコト「ヒナと手を組むのは癪だが、イブキの泣き顔はもっとごめんだからな!キキキッ!」
ナギサ「無論、トリニティも協力します。タマザラシちゃん達を慕う者は少なくありませんからね」
ミカ「タマちゃんにはエデン条約の時に何度も助けられたから……今こそ、恩返ししたいの!」
キサキ「我ら山海経も力を貸そう。タマザラシ達とは長い付き合いである故な?」
チェリノ「当然、我がレッドウィンターもだ!学区は違えど同志の危機、これを救わずしてどうして会長を名乗れよう!」
先生”みんな……ありがとう!”
ヒマリ「それでは、始めるとしましょうか」
ヒマリ「ダークタマザラシ救済作戦――オペレーション・RE:LIVEを!」 - 129二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 07:35:50
遂に始まったタマちゃん救出作戦!どうかわっぴ〜えんど…じゃなくてはっぴ〜!エンドになりますように…
心が閉ざされているならホシノの時みたいに心に直接語りかける感じかな?だとするとSVのシンクロでそれぞれパートナーの精神を介して入り込む流れになりそう。精神世界で自分のパートナーの姿で心の闇と戦いながら浄化していく流れかな。 - 130二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 09:00:11
- 131二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 16:45:36
ダークポケモンは浄化してなんぼですからね
- 132二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 16:46:17
- 133二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 16:58:11
- 134二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:39:12
- 135二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 18:44:06
このスレの影響でポケカのタマザラシのAR買っちゃったよ…超可愛い
- 136二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 19:53:51
- 137二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:40:27
- 138二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:43:00
- 139二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 20:44:11
タマザラシの ココロの トビラが ひらいた!
- 140二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 21:45:25
はっぴ〜!エンド!
- 141126の作者24/11/28(木) 22:10:11
続きを書き上げてる間に何か解決してしまった
どうしよ、このSS… - 142二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:12:32
- 143二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:15:01
- 144時系列的には>>128の続き24/11/28(木) 22:16:09
オペレーション・RE:LIVEの発動から早一週間。ダークタマザラシの浄化は着実に進んでいた。
ある時はアビドス自治区をみんなで練り歩き、またある時はポケモンバトルを繰り広げ、はたまたある時は一緒にカレーやサンドイッチを食べたり……
そしてとうとう、作戦の総仕上げとなる作業の日がやってきた!
ヒマリ「それでは本作戦の最終段階――各自治区の代表タマザラシ六匹による、システム・リライブを実行します!」
ヒマリ以外の全員『システム・リライブ?』
コタマ「説明しましょう!システム・リライブとは私たちエンジニア部と特異現象捜査部、そしてかいちょ、もといとある先輩方のご協力を得て完成したポケモン浄化システムの事です!」
先生“今『会長』って言いかけなかった?もしかして……”
ヒマリ「いえいえ、聞き違いでしょう。断じて万全を期す為に日頃の諸々を飲み込んでいけ好かない下水女に頭を下げて協力を申し入れたなど、断じて」
エイミ「部長、『断じて』って二回言った」
ヒマリ「うるさいですよエイミ。それよりコトリ、説明の続きを!」
コトリ「あっ、はい!――ざっくり説明しますとタマザラシちゃん達の想いをこの機械で増幅。しかる後ダークタマザラシちゃんに送り込み、心の中に残された最後の淀みを取り除くというのが主な内容です!」
コトリの説明通り、ダークタマザラシは眠った状態で檻の中に入れられていた。
周りには複数の機械が配置され、今か今かと起動の時を待ち望んでいる。 - 145二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:16:48
ヒマリ「浄化も進み、捕獲時よりはだいぶ大人しくなりましたが念の為です。この子の戦闘力は十分存じてますからね」
イブキ「タマちゃん……かわいそう」
マコト「大丈夫だ、イブキ。すぐに元通りにしてやるからな。おい、それで私たちはこの辺りで待機していればいいのか!?」
ダークタマザラシが入れられた檻、そこからおよそ十数メートル程離れた場所。
そこには檻の周囲に設置されたものと似たような機械が配備され、ケーブルで檻と繋がれている。中央には台座めいた機械が置かれ、その手前で各校の生徒たちが待機していた。
立案者であるミレニアムを筆頭に、トリニティ、ゲヘナ、山海経、レッドウィンター……そして、アビドス。
作戦の最終段階の為集められた彼女たちの傍には、同じく各校で暮らし絆を深めたタマザラシの姿もいる。
ヒマリ「本作戦最終段階の要は、皆さんとタマザラシちゃん達の絆そのものです」
ヒマリ「ダークタマザラシちゃんもかつて紡いでいた、けれど多くの困難と悲劇の末見失ってしまっている繋がり……それを、この機械を通して取り戻させます」
ヒマリ「そして、その為に重要なのが――」
先生“私と、もう一人のシロコというわけだね”
シロコ*テラーを連れ、シャーレの先生が前に出る。
二人が担当する台座は他校生徒たちの台座よりもダークタマザラシに近く――というか、ほぼ目の前と言っていい場所にあった。
セリカ「……ねえ。やっぱりこれ無茶だと思うんだけど。いくら何でも近すぎない?」
アヤネ「でも、ヒマリさんはこれが一番確実な方法だって言ってたし……」
セリカ「それでもよ!あのタマザラシの強さと凶暴さはアヤネちゃんも見たでしょ!?もしまた暴れ出しでもしたら――」
- 146二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:17:12
シロコ「大丈夫」
アヤネ「シロコ、先輩?」
シロコ「もしそうなったら、大きい方の私が全力で守る。そして、その時は私も先生を守る」
ホシノ「……言うようになったね、シロコちゃん。セリカちゃんも、そんなに肩ひじ張らなくて大丈夫だよ~。もしもそんな事態になったら、おじさんも全力を出すからさ」
ホシノ「だから。この場はあの二人に任せよう」
アヤネ「ホシノ先輩……」
セリカ「あーもう!これじゃ私の方が悪いみたいじゃない!?分かった、分かったわよ!でも、何かあったら私だって全力で止めに入るからね!?」
アビドスタマザラシ達「「「「「たまっ!!!」」」」」
ノノミ「ふふふ、タマちゃん達もやる気満々ですね~☆」
マコト「なあ。思ったんだが、あいつらの担当分だけ多すぎじゃないか?うちは選りすぐりの一匹を連れてきただけだぞ」
ヒナ「別に。大勢連れてこい、とも言われてなかったのだし問題ないでしょう」
ナギサ「数を揃える事が常に絶対正義、とは限りませんからね。必要な分を必要なだけきちんとそろえるのもトップの役目でしょう?」
ミカ「それに、こんな暑い自治区にうちのタマザラシちゃん達はそんなに連れてこれないよ。ゲヘナのと違って、うちの子達は繊細なんだから」
キサキ「ふむ、そういうものか。確かに我が山海経のタマザラシも、夏場は水辺に密集して避暑を試みておるが……」
チェリノ「それはそれで逆に暑苦しくないか?まあ、うちは年中常冬だからどれだけ密着しても問題ないけどな!」
ヒマリ「――こほん!皆さん、ご歓談の所失礼します。そろそろ最終作業に移りたいのですが、よろしいでしょうか?」
ヒマリの言葉に、一同は打って変わって配置に着く。
先生とシロコ*テラーもまた顔を見合わせ、頷き合い――全ての準備が整った。
- 147二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:17:32
ヒマリ「では、始めましょう。システム・リライブ、起動!」
ヒマリの手で起動スイッチが押される。
直後、各校生徒前に配置された機械が一斉に動き出し、檻周りの機械もまた駆動し始めた。
ヒマリ「今です皆さん!タマちゃん達に合図を!」
マコト「キキキッ!先陣は頂きだ!やってやれッ、万魔殿タマザラシ!」
万魔タマザラシ「たまぁ~!(目の前の装置に向け、力を込める)」
ヒナ(やれやれ、といった風に肩を竦める)
ナギサ「では、私たちも――お願いしますね、タマザラシちゃん」
茶会タマザラシ「たま~っ!」
ミカ「頑張れ、タマちゃん!」
トドゼルガ「ガァアアッ!」
キサキ「我らも遅れてはおれぬな。頼むぞ、玄龍の」
玄龍門タマザラシ「たまぁ~!」
チェリノ「我らも行くぞ!同志タマザラシよ!」
赤冬タマザラシ「たままぁ~!!」
ヒマリ「皆さん、順調ですね。エイミ、そちらはどうですか?」
エイミ「無問題。うちのタマちゃんもちゃんとやれてる」
セミナータマザラシ「たまぁ~っ!!」
ゲヘナ、トリニティ、山海経、レッドウィンター、ミレニアム。
この場に集った全ての学校が、ただ一匹のタマザラシの為力を合わせ、一丸となる。
それはアビドスも例外ではなく――
- 148二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:17:51
アビドスタマザラシ達「「「「「たままままぁ~!!!」」」」」
セリカ「すっ、すごっ……ていうか、これちょっとやり過ぎてない!?大丈夫!?」
アヤネ「大丈夫!まだ装置には余裕あるから!」
ホシノ「うへ~、タマちゃんも積もれば何とやらだねぇ」
シロコ「ん。うちの子達は圧倒的」
ノノミ「まあ、頭数も段違いですからね~」
各装置からのエネルギー供給は十分。ケーブルを通し、急速にダークタマザラシを囲う機械群に充填されていく。
その様子を見届けたヒマリは頷き、先生へと叫んだ。
ヒマリ「今です先生、装置のボタンを!」
先生“分かった!行くよ、シロコ!”
シロコ*テラー「ん、いつでも大丈夫。――やって」
先生が手を振り上げる。
そのまま勢いよく、目の前のボタンに拳を叩きつける。
そして……
マコト「なっ、なんだ!何が起こってる!?」
ミカ「ま、眩しい……何も、見えない……!」
キサキ「これは、あの装置から……!?」
チェリノ「おわぁあああ!?カムラッド~!?」
シロコ「先生――シロコ――」
シロコ「行ってらっしゃい」
- 149二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:18:16
そして、全てが光に包まれた。
先生“ここは……?”
シロコ*テラー「アビドス砂漠?だけど、さっきまで私たちがいた場所とは違う……」
先生たちが目を開けると、そこは先程までの風景とは一変していた。
自分とシロコ*テラー以外の姿はなく、周囲には何もない。ダークタマザラシを入れていた檻も、複数の機械も、完全に消え失せていた。
見上げれば、先程まで明るかった筈の空も暗闇に閉ざされている。
空気はどこまでも冷たく――およそ、あらゆる生気という生気が尽き果てたような、そう思わせるような空間だった。
先生“これが、あの子の心象世界?”
先生“何というか……その”
躊躇いながらも次の言葉を口に仕掛けた先生。
だが、その時。
ダークタマザラシ「ガルルル……!」
二人「“!!”」
二人の前に、ダークタマザラシが現れる。
その姿はアビドス砂漠で初めて対峙した時以上の暗黒で覆われ、赤色に輝く瞳以外ろくに輪郭も見えない程だった。
間違いなく、ダークタマザラシの核と言える存在。
総身で敵意と憎悪を露わにするそれに対し――シロコ*テラーは丸腰のまま、一歩近づいた。
先生“シロコ!?何を”
シロコ*テラー「大丈夫。私を信じて、先生」
ダークタマザラシ「ガルルル――ガァアアアッ!!」
- 150二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:18:41
無防備に近づいたシロコ*テラー目掛け、ダークタマザラシが飛び掛かる。
シロコ*テラーは避ける事も、防ぐ事すらせず――直後、シロコ*テラーの腹部にタマザラシの体当たりが突き刺さった!
シロコ*テラー「うっ、ぐっ……!」
先生“シロコ!”
シロコ*テラー「だい、じょうぶ……そこで、見てて……!」
ダークタマザラシ「ガアアアッ!」
ミシミシと音を立てながら、かろうじて持ちこたえるシロコ*テラー。
そんな彼女に、ダークタマザラシは再び第二撃をお見舞いしようと構える。
だが、それよりも一瞬だけ早く。シロコ*テラーはダークタマザラシに抱き着いた。
困惑するダークタマザラシ。しかしシロコ*テラーはそれ以上何をするでもなく、ただ強く抱きしめるのみ。
ダークタマザラシは振り払おうともがき暴れるが、全く振り解けない。
業を煮やしたダークタマザラシはその大きな口を開け――直後、シロコ*テラーの背中に牙を立てた!
先生“……ッ!”
目の前で傷つくシロコ*テラー。その惨状に、先生は拳を砕かんばかりに強く握り締める。
だが、手は出せない。大丈夫だと、そこで見ててと他ならぬ彼女にそう言われたから。
けれど、このまま見ているだけでいいのか。守るべき生徒を、もう一人の自分に託された彼女をこのまま傷つけられるがままにしていい筈が――
不意に、どこからともなく、風が吹いた。
- 151二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:19:03
先生“今の、は――”
ダークタマザラシ「ガ、ア……?」
一瞬だけ脳をよぎった、懐かしい姿。
仮面をつけた、あの姿は紛れもなく……
シロコ*テラー「…………い」
ダークタマザラシ「?」
その時、ダークタマザラシは気が付いた。
先程から自分を抱きしめて離さない少女/元ご主人。それが、自分に向け何事か呟いていた事を。
わずかながら取り戻した理性で、耳を澄ませる。
そうして、飛び込んできた声は――
シロコ*テラー「ごめん、なさい」
シロコ*テラー「あの時、怒鳴ったりしてごめん。つらく当たって、ごめん。何も悪くなかったのに、酷い事言ってごめんなさい」
シロコ*テラー「謝りたかった。ずっとずっと、あなたに謝りたかったの」
シロコ*テラー「私はあなたの飼い主なのに。あなたを守らなきゃいけないのに、できなくて……傷つけて」
シロコ*テラー「その挙句――こんなになるまでほったらかしてしまって。ごめん、なさい」
ダークタマザラシ「…………!!」
ダークタマザラシの身体に、ひびが入る。
否、入っているのは身体ではない。その身体を覆い隠す、暗黒そのもの――
- 152二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:19:21
シロコ*テラー「今更、許してなんて言えない。そんな資格、私にはない」
シロコ*テラー「それでも……どんなに拒まれても、嫌われていても……これだけは伝えたかった」
シロコ*テラー「あの時、あなたと先生を助けられなくてごめん」
シロコ*テラー「何の役にも立たない、ダメな飼い主でごめんなさい――」
ダークタマザラシ「ガ……あ……た……ま……」
タマザラシの牙が緩み、シロコ*テラーの背中から抜ける。
シロコ*テラーの抱きしめる力は緩まない。
もう二度と、絶対に離さないと。全身で訴えるかのように――否、訴える為に。
――――ドウ、シテ――――
先生“っ!?声が……!”
シロコ*テラー「この、声……もしかして、この子の……?」
――――ドウシテ――――ナンデ――――
――――ドウシテ――――ジブンヲ――――
――――ジブンヲ、ステタノ――――ゴシュジン――――
シロコ*テラー「……!」
虚空から響く声。悲しみと絶望で満たされた嘆き。
けれど、そこに先程までの憎悪や憤怒はなく――ただ「何故」と、どこまでも訴えかける慟哭に溢れていた。
たまらず、先生は叫び返す。
- 153二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:19:42
先生“違う!シロコは、君の事を見捨てたりなんかしてない!!”
シロコ*テラー「せん、せい……」
先生“シロコは、この世界に来てからずっと何かを探してた!最初は、前の世界のアビドスにあった何かだと思ってたけど!”
先生“でも、今になって分かった。シロコは、ずっと、ずっと――!”
先生“君の事を探してたんだ!アビドスタマザラシ!!”
――――――――ッ!
虚空が揺らぐ。
そればかりか、世界までも大きく震える。
ダークタマザラシが受けた衝撃の大きさを示すように、その胸中を表すかのように。どこまでも震動は増していく。
シロコ*テラー「……あの日、私があなたに怒鳴って。それで、翌朝目覚めたらあなたがいなくなったのに気づいた時」
シロコ*テラー「私は、罰が当たったんだと思った。こんな私に愛想をつかして、とうとうどこかに去って行っちゃったんだって」
シロコ*テラー「でも、違った。あなたは、あの日――先生が入院してた、病院のすぐ近くまで来てた」
シロコ*テラー「あなたは……私を、助けようとしてくれてたんだね。タマザラシ」
ダークタマザラシ「――ッ!!」
打ち震える。今度は世界ではなく、ダークタマザラシの方が。
気づけば暗黒に入ったヒビは全身に回り、最早破綻する寸前にまで達しかけていた。
シロコ*テラーは一切構わず、ただ強く、どこまでも強く抱きしめる。
- 154二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:20:06
シロコ*テラー「ごめん、ね……どこまでもダメな飼い主で、本当に……」
シロコ*テラー「でも、もう離さない」
シロコ*テラー「ようやく、あなたにまた会えた。あなたと再会して、謝る事ができた」
シロコ*テラー「本当は……あなたと刺し違える事も覚悟していたけれど。それも、この世界の先生やみんなのおかげで、そうならずに済みそう」
シロコ*テラー「今更、こんな事言われても迷惑かもしれない。どうしても、許せないかもしれない」
シロコ*テラー「けれど……もし、もしも。あなたがまだ、私を受け入れてくれるのなら。その余地が、少しでも残っているのなら」
シロコ*テラー「帰ろう、タマザラシ。一緒に、アビドスへ」
シロコ*テラー「もう、私たちがいた世界(アビドス)はなくなっちゃったけど。今のアビドスは私たちが知ってるアビドスじゃないけれど」
シロコ*テラー「それでも――もしも、あなたが頷いてくれるのなら」
シロコ*テラー「どうか、わたしたちと、いっしょにき、て――」
シロコ*テラーが崩れ落ちる。
あれ程強く抱きしめていた力が、信じられない程あっけなく。
先生“シロコ!?シロコッ!!”
- 155二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:20:43
血相を変え、先生がシロコに駆け寄る。
ここはタマザラシの心象世界。だが、それは必ずしも肉体の損傷がノーダメージである事には繋がらない。
噛まれた傷口から流れる赤い液体を前に、先生は必死で止血を施す。
その姿を前にして、ダークタマザラシの中にあった『ナニカ』が砕け散った。
アビドスタマザラシ「た、ま――――たまぁあああああああっ!!!」
暗黒が吹き飛び、内側から傷だらけのアビドスタマザラシが現れる。
赤かった両目は元の黒に戻り、溢れんばかりの涙を湛えていた。
慌ててシロコ*テラーの前に駆け寄るアビドスタマザラシ。先生も最早止めるような真似はせず、黙ってその姿を見守る。
アビドスタマザラシ「たまっ、たまぁ!たまぁっ!!」
シロコ*テラー「タ……マ……?もとに、もどって……?」
アビドスタマザラシ「たまっ!たまぁ、たんまぁっ!!」
シロコ*テラー「……よか、った。これで、またいっしょに――」
泣きじゃくり、子どものようにシロコ*テラーに抱き着くアビドスタマザラシ。
その姿はまるで「ごめんなさい」と、そう言っているように思えた。
先生“シロコ、ダメだ!気をしっかり持って!”
シロコ*テラー「せん、せい」
アビドスタマザラシ「たまぁっ!!」
来ていた上着で懸命に止血を試みる先生と、泣きながら縋りつくアビドスタマザラシ。
そんな一人と一匹を前に、シロコ*テラーは優しく微笑んだ。
- 156二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:21:06
シロコ*テラー「だい、じょうぶ……」
シロコ*テラー「私、これでも頑丈だから……それより、上見て」
先生“上……?”
シロコ*テラーに指差されるがまま、先生は頭上を見やる。
するとそこには、天使の梯子めいていくつもの光が差し込もうとしていた。
シロコ*テラー「ポケモンの事は、よくわからない……けど、あれがきっと、この子の――」
先生“シロコ。もうそれ以上喋らなくていい”
シロコ*テラー「……」
先生“ここまでよく頑張ったね。そして、ごめん。君にまた無理を強いてしまった事、謝るよ”
先生“後は私に任せて。どうすればいいのかは、もう分かっているから”
胸ポケットから、大人のカードを取り出す。
まるで天からの光に呼応するかのように、光り輝くカード。それを先生は、躊躇なく掲げる。
直後、再び強い光が世界を覆い――やがて、二人と一匹の意識は彼方へと消えていった。
???「……せい。先生!」
先生“ん……”
自分を呼ぶ声に、先生はゆっくりを目を開ける。
何度か瞬きし、ぼやけていた視界が明らかになると――そこには、こちらを不安げに覗き込むシロコ達アビドス廃校対策委員会の姿があった。
- 157二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:21:25
先生“やあシロコ、おはよう。今、何時かな?”
シロコ「ん、おはよう……じゃなくて!先生、大丈夫!?」
先生“私は、見ての通り大丈夫だよ。むしろ普段より調子がいいくらいかな?“
シロコ「よかった……」
セリカ「いや、どこが見ての通りなのよ!本当に心配したんだからね!?」
アヤネ「あはは……けど、先生がお目覚めになられてよかったです」
ノノミ「まったくです~。セリカちゃんなんて、この世の終わりみたいな顔で見つめてましたからね~」
セリカ「んなっ!?何を言い出すのよ、ノノミ先輩!」
ホシノ「いやいや、実際その通りだったと思うよ~?さっきまでのセリカちゃん、すごい顔してたもん」
セリカ「ちょおっ!それを言うなら、ホシノ先輩だって死人みたいな顔してたじゃ――」
ホシノ「何かな?」
セリカ「あっ、いえ。ナンデモナイデス(小声)」
アヤネ「セリカちゃん、ダメだよそこに触れたら……」
いつものように、わちゃわちゃし始めた対策委員会の面々に囲まれる先生。
その時、はたと大事な事を思い出した。
先生“っ!そうだ、シロコ!もう一人の方のシロコは!?”
ホシノ「うへ?もう一人のシロコちゃん?それなら――」
シロコ「ん、あそこ」
ホシノがある方向へと振り向き、シロコがそちらを指差す。
そこには――
シロコ*テラー「すう、すう……」
アビドスタマザラシ(元ダークタマザラシ)「zzz……」
- 158二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:21:57
そこには、ダークタマザラシ――アビドスタマザラシが入ってた檻の前で、仲良く眠る一人と一匹の姿があった。
あれ程血を流していたシロコ*テラーの身体には傷一つなく、元に戻ったアビドスタマザラシもまたピンピンしている。
気持ちよさそうに眠る各々の姿は、事態が完全に解決した事をこの上なく表していた。
先生“よかった……あんなに血を流してたのを見た時は、どうなる事かと”
ホシノ「――うへ?血が、何だって?」
先生“あっ”
ノノミ「ほ、ホシノ先輩?ステイ、ステイクールですよ~?(じりじり)」
シロコ「ん。これは、非常に、まずい予感(ずりずり)」
セリカ「言いながら後ずさってるんじゃないわよ!先生も、一体あの後何があった訳!?聞かせてもらえるまで放さないから!」
アヤネ「あはは……先生、こうなったら観念した方がよろしいかと」
先生“いやあの、ホシノ?これはついうっかりというか、ホシノが危惧してるような事は何もないというかだね?”
ホシノ「うんうん、わかってるし信じてるよー。……じゃ、そういう事だから聞かせてもらおうか?おじさん達が見守ってた間、タマちゃんの中で二人に何があったのか、を」
先生(あっ、これ逃げられないやつだ)
口元は笑っていても、目が全く笑っていない顔で先生に迫るホシノ。
かくして、今回もいつも通りの展開になった事を確信しつつ、先生はホシノとセリカから詰められるのであった……
- 159二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:23:55
マコト「何をやっているんだ、あいつらは?」
ヒナ「まあ大丈夫でしょう。小鳥遊ホシノも以前の彼女とは違う訳だし。さ、私たちもゲヘナに帰りましょう」
万魔タマザラシ「たまっ!」
ナギサ「私たちも帰りますよ、ミカさん。どうやら万事解決したみたいですし、後はアビドスの皆さんに任せましょう」
ミカ「ちょ、ちょっと待ってナギちゃん!私もあの話、興味が――」
ナギサ「トドゼルガさん、お願いします」
トドゼルガ「ルガッ(カプッ)」
ミカ「ちょっ!トドちゃん、前!前が見えない!分かった、分かったから!自分で歩くからはーなーしーてー!あと口の中生臭いよー!」
ナギサ「さあ、帰りましょうかタマちゃん」
茶会タマザラシ「たまぁ!」
キサキ「一件落着、世は全て事もなし、か。妾たちも帰るとするかの」
玄龍門タマザラシ「たまぁ?」
キサキ「『先生に声をかけないままでいいの?』じゃと?……ふふ、此度くらいは彼女たちに譲るが筋というものよ」
玄龍門タマザラシ「たま!」
チェリノ「何だかよくわからなかったが……まあ、解決したって事でよさそうだな!」
赤冬タマザラシ「たんま!」
チェリノ「では同志タマザラシ、我々も帰るぞ!懐かしの、そして愛しのレッドウィンターへ!」
赤冬タマザラシ「たま~!」
エイミ「装置は全て異常なし、エネルギーも完全消費済み。……ひとまず、一件落着って事でいいのかな部長」
セミナータマザラシ「たまぁ?」
ヒマリ「……」
エイミ「どうしたの、部長?」
ヒマリ「いえ、少々考え事をしていただけです。あのダークタマザラシが、本当に最後のダークポケモンだったのかと――」
エイミ「はいはい、帰るよー。そういう縁起でもない事言うと、本当になりかねないんだから自重して。天才ハッカーなら空気を読むスキルも身に着けようね」
ヒマリ「んなっ!?何ですか、その言い草は!あと天才ハッカーじゃありません、超天才清楚系病弱美少女ハッカーで」
- 160二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:24:49
エイミ「帰ろっか、タマちゃん。コトリ」
コトリ「えっ、でも」
エイミ「ほら、エンジニア部の皆はもう帰り支度整えてるよ。それに部長はあれが日常風景だからほっといても大丈夫。さ、帰ろ帰ろ」
セミナータマザラシ「たまぁ~!」
ヒマリ「ちょっ、置いてかないでくださーい!」
気づけば、他校の生徒たちも一人また一人と去っていく。
後には対策委員会に詰められる先生と――
シロコ*テラー「……騒がしいから起きちゃった」
シロコ*テラー「けど――どういう状況?これ」
アビドスタマザラシ「たまぁ?」
不思議そうに顔を見合わせるシロコ*テラーとアビドスタマザラシだけが残された。
独りぼっちのタマザラシ編・おしまい
- 161二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:26:31
- 162二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:28:13
とても良かったです。ありがとうございます。
- 163二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:35:41
クロコとタマザラシの絆
そして今までのタマザラシたちとの絆
そういった絆が救いとなり光となって見事タマザラシを浄化出来て凄く良かったです!
素晴らしいSSを投稿してくださりありがとうございます! - 164二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:43:17
レッドウインター
山海経
ゲヘナ
トリニティ
ミレニアム
アビドス
これまでの6校のタマザラシたちとの絆の集大成な感じが出てて素晴らしい - 165二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:50:21
想いが通じ合うところとか
温もりや光を感じるところとか
救いがあるところとか
そういうの好き
タマちゃんたちが幸せを取り戻せたなら何より - 166二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 22:56:35
リライブ直後のクロタマちゃんは甘えん坊になってたりして
- 167二次元好きの匿名さん24/11/28(木) 23:25:20
クロコ「タマちゃんがさみがってるから私と挟んで寝るべき」むぎゅむぎゅ
シロコ「ずるい、よわシロコじゃ不足。私が先生と添い寝…じゃなくて、先生と一緒にタマちゃんを癒やすべき」むぎゅむぎゅ
「「ん💢」」むぎゅむぎゅむぎゅむぎゅ
"んぎゅっ、二人とも落ち着いて…君は大丈夫?"
元クロタマ「たまぁ…」スヤスヤ
"良かった…"
"大丈夫、私も…みんなも……居るからね………"
たま〜 - 168二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 00:13:27
- 169二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 09:35:09
形が変わる程に…
- 170二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 10:27:16
元クロタマちゃんが元気になったら他のタマちゃん達と一緒に跳ね飛び転がり回ってて欲しいね
- 171二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 11:00:32
- 172二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 11:00:55
- 173二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 11:16:21
可愛いいい!!ありがとうございます!!!
- 174二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 13:21:57
次はアリウスかぁ…
とりあえずミサキがタマ吸いしてるのは確定 - 175二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 13:29:58
次回候補
①アリウス(ヒヨリのタマザラシ確認済み)
②百鬼夜行(シズコのタマザラシ確認済み)
③ヴァルキューレ(飼い主未確認)
④連邦生徒会(カヤのタマザラシ確認済み) - 176二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 14:17:53
とりあえずラーメンは奢ってもらえそう
- 177二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 14:44:50
②でお願いします
- 178二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 14:47:49
今のところ次は百鬼夜行の予定ですねー
- 179二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 16:38:20
砂漠といえば、サンドも身を丸くするんだよな…
タマちゃんずから仲間認定くるかな? - 180二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 19:13:15
- 181二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 19:32:09
- 182二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 21:44:41
次の行き先は百鬼夜行か
- 183二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 21:44:49
- 184二次元好きの匿名さん24/11/29(金) 21:46:20
- 185二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 05:51:00
ほしゅ
- 186二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 07:58:02
- 187二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 08:16:44
可愛くは無くなるけど、カッコいいかと言われると悩むやつ…
- 188二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 08:37:45
- 189二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 08:55:14
- 190二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 10:48:59
リオ会長が好きそう
- 191二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 12:28:08
- 192二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 12:49:34
- 193二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 12:50:33
チーちゃんのガチグマかな?
- 194二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 17:19:34
そろそろ埋めるべ
- 195二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 17:21:51
うめたま
- 196二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 17:22:18
ウメザラシ
- 197二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 17:22:31
獲物来るの狙ってるヒラメみたい…かわいい
- 198二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 17:38:50
そういえばこのタマちゃんスレ動画化されたみたいですね
タマちゃんの可愛さが更に広まると嬉しいですね
【レッドウインター編】
ここだけタマザラシがレッドウィンターに居る世界【ブルアカまとめ】
【山海経編】
ここだけ今度は山海経にタマザラシが居る世界【ブルアカまとめ】
【ゲヘナ編】
ここだけ今度はゲヘナにタマザラシが居る世界【ブルアカまとめ】
- 199二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 17:39:28
埋め
- 200二次元好きの匿名さん24/11/30(土) 17:58:53
200ならまんまるアザラシと皆で青春